JP2006517723A - 質量分析器におけるイオン集団の制御 - Google Patents
質量分析器におけるイオン集団の制御 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006517723A JP2006517723A JP2006502949A JP2006502949A JP2006517723A JP 2006517723 A JP2006517723 A JP 2006517723A JP 2006502949 A JP2006502949 A JP 2006502949A JP 2006502949 A JP2006502949 A JP 2006502949A JP 2006517723 A JP2006517723 A JP 2006517723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion
- ions
- accumulated
- accumulator
- source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/26—Mass spectrometers or separator tubes
- H01J49/34—Dynamic spectrometers
- H01J49/42—Stability-of-path spectrometers, e.g. monopole, quadrupole, multipole, farvitrons
- H01J49/426—Methods for controlling ions
- H01J49/4265—Controlling the number of trapped ions; preventing space charge effects
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
- Electron Tubes For Measurement (AREA)
Abstract
Description
本願は、2003年1月24日提出の米国仮出願No.60/442,368および2003年6月5日提出の米国仮出願60/476,473に利益を請求し、その両方を参照により本願に組み込む。
本発明は、質量分析計におけるイオン集団の制御に関する。
ω=qB/m
(式中、ω=角周波数、q=イオン電荷、B=磁場強度、およびm=イオン質量)この単純化した等式は、イオンの周波数に対する電場の影響を無視している。参照により本願に組み込む、Franclら“Experimental Determination of the Effects of Space Charge on Ion Cyclotron Resonance Frequencies”Int.J.Mass Spectrom.Ion Processes,54,1983,p.189−199に記載されるように、ICRセルにおけるイオンのサイクロトロン周波数は、以下のように近似することができる:
ω=qB/m−2αV/a2B−qρGi/ε0B
(式中、αはセル幾何定数であり、Vは捕獲電圧であり、aはセル径であり、ρはイオン密度であり、Giはイオン雲幾何定数であり、ε0は、自由空間の許容度である。)
したがって、FTICR内のイオン集団が変化してもよい場合には、イオンが、セルおよび磁石の場に加えて別のイオンの静電場との相互作用によって移動し、結果として測定ピーク位置が移動する。これによる質量移動はわずか10数ppmであるので、比較的小さな問題とされてきた。しかしながら、分析への要求が進むにつれて、1ppmの範囲の質量精度を得ることが望まれるようになってきた。
本発明は、所定のイオン集団を蓄積させ、蓄積したイオン集団を質量分析計の分析セルまたは一部に移送することにより、質量分析計内でイオン集団を制御する方法および装置を提供する。
図1に示すように、本発明の1つの態様に従う質量分析計130において、イオン集団を制御するために用いることのできる装置/システム100は、イオンアキュムレータ120(イオンアキュムレータ電子部150を付属)と連絡するイオン源115と、検出器125(検出器電子部155を付属)と、質量分析計130とを含む。システム100のいくつかまたはすべての部品は、様々な部品からのデータを受け取って処理し、受け取ったデータに対する分析を実施するように構成してもよい、適切にプログラムされたデジタルコンピュータ145などのシステム制御部に連結してもよい。
T注入−最適=Q検出−最適×T注入−前実験
Q検出AGC−前実験
(式中、Tは時間を表し、Qは検出されたイオン電荷(検出イオン電流の積分)を表す)
イオンアキュムレータ120および質量分析計130によって課される限定または制限は、最適イオン集団(すなわち、注入時間間隔全体にわたって蓄積されるイオン集団)が、イオンアキュムレータ120内の最適イオン集団か、質量分析計130の分析セル135内の最適イオン集団かのいずれに対応するかを指示するものであってもよい。イオンアキュムレータ120内および/または質量分析計130の分析セル135内のイオン集団を調節することにより、システム100を最適容量で動作するように調整することができる。すなわち、所定の注入時間間隔だけイオンを蓄積させることにより、イオンアキュムレータ120または質量分析計130の分析セル135を、該素子を飽和させないその最大容量まで充填するイオン集団が得られる(すなわち、望ましくない空間電荷効果をもたらすことはない)。
Claims (79)
- 質量分析器を作動させるための方法であって、該方法は、以下:
a)イオン源から質量分析器に延びるイオン路に沿ってイオンサンプルを導入する工程;
b)サンプリング時間間隔の間に該イオンサンプル由来のイオンを蓄積する工程;
c)該イオンサンプル由来のイオンを検出する工程;
d)該検出する工程および該サンプリング時間間隔に基づいて注入時間間隔を決定する工程であって、該注入時間間隔は、所定のイオン集団を得るための時間間隔を表す、工程;
e)該注入時間間隔に対応する時間の間イオンを蓄積する工程;および
f)該蓄積イオンに由来するイオンを該質量分析器に導入する工程
を包含する、方法。 - 請求項1に記載の方法であって、前記工程(a)〜(f)は、列挙された順序で実施される、方法。
- 請求項1に記載の方法であって、前記イオンサンプルおよび前記イオンは、工程(b)および(e)においてイオンアキュムレータ内に蓄積される、方法。
- 請求項3に記載の方法であって、さらに以下:
g)工程(f)を実施する前に、前記蓄積されたイオンをイオンアキュムレータからストレージデバイスへ移送する工程
を包含する、方法。 - 請求項4に記載の方法であって、
前記注入時間間隔に対応する時間の間イオンを蓄積する工程は、2つ以上の期間にわたってイオンを蓄積することを包含し、そして
前記蓄積されたイオンをイオンアキュムレータからストレージデバイスへ移送する工程は、工程(f)を実施する前に、2つ以上の期間の各々の後に該蓄積されたイオンをイオンアキュムレータからストレージデバイスへ移送することを包含する、方法。 - 請求項5に記載の方法であって、さらに以下:
工程(e)においてイオンが蓄積される期間の数を決定する工程
を包含し、そして
工程(e)および(g)は、工程(f)を実施する前に、該決定された回数実施される、方法。 - 請求項6に記載の方法であって、工程(d)において決定された前記注入時間間隔は、前記イオン蓄積内に所定の最適前駆イオン集団を得るための時間間隔を表す、方法。
- 前記イオンアキュムレータは、多重極イオンガイドを備える、請求項3に記載の方法。
- 前記多重極イオンガイドは、RF多重極リニアイオントラップである、請求項8に記載の方法。
- 請求項9に記載の方法であって、前記イオンサンプルに由来するイオンを検出する工程は、該イオンサンプルに由来するイオンの少なくとも一部を、前記イオンアキュムレータから前記質量分析器へのイオン路を横切る方向に、イオンアキュムレータから検出器に排出することを包含する、方法。
- 前記多重極イオンガイドは、RF四重極イオントラップである、請求項8に記載の方法。
- 請求項3に記載の方法であって、さらに以下:
工程(b)および(e)において前記イオンを蓄積する前に、前記イオンサンプルおよび該イオンを質量フィルタでフィルタリングする工程
を包含する、方法。 - 前記イオンサンプルおよび前記イオンをフィルタリングする工程は、該イオンサンプルおよび該イオンを、1つ以上の質量フィルタを備える多重極素子を通過させることを包含する、請求項12に記載の方法。
- 前記質量フィルタは、四重極素子を備える、請求項12に記載の方法。
- 工程(c)は、工程(b)の後に実施される、請求項3に記載の方法。
- 請求項3に記載の方法であって、さらに以下:
工程(e)においてイオンを蓄積する前に、前記イオンアキュムレータから実質的にすべてのイオンを除去する工程
をさらに包含する、方法。 - 前記イオンを蓄積する工程は、単一の時間間隔の間に、実質的に連続的に前記イオンアキュムレータにイオンを受容することを包含する、請求項3に記載の方法。
- 前記イオンアキュムレータは、質量分析計備える、請求項3に記載の方法。
- 前記イオンサンプル由来のイオンを検出する工程は、該イオンサンプル由来のイオンの電荷密度を検出することを包含する、請求項1に記載の方法。
- 前記イオンサンプル由来のイオンを検出する工程は、該イオンサンプル由来のイオンのイオン密度を検出することを包含する、請求項1に記載の方法。
- 前記イオンサンプル由来のイオンを検出する工程は、該イオンサンプル中のイオンを検出することを包含する、請求項1に記載の方法。
- 前記蓄積されたイオン由来のイオンを前記質量分析器に導入する工程は、該蓄積されたイオンの少なくとも一部を該質量分析器に導入することを包含する、請求項21に記載の方法。
- 請求項21に記載の方法であって、さらに以下:
工程(d)において蓄積されたイオンから生成イオンを発生させる工程
を包含し、ここで
該蓄積されたイオン由来のイオンを導入する工程は、該生成イオンの少なくとも一部を前記質量分析器に導入することを包含する、方法。 - 請求項1に記載の方法であって、さらに以下:
前記イオンサンプル中のイオンから生成イオンを発生させる工程;および
工程(d)において蓄積されたイオンから生成イオンを発生させる工程
を包含し、ここで
該イオンサンプル由来のイオンを検出する工程は、該イオンサンプル中のイオンから発生した該生成イオンの少なくとも一部を検出すること包含し、そして
該蓄積されたイオン由来のイオンを前記質量分析器へ導入する工程は、工程(e)において蓄積されたイオンから発生される生成イオンの少なくとも一部を該質量分析器に導入することを包含する、方法。 - 前記質量分析器は、RF四重極イオントラップ質量分析計、イオンサイクロトロン共鳴質量分析計、またはorbitrap質量分析計である、請求項1に記載の方法。
- 前記イオン源は、実質的に連続したイオン流を生成する、請求項1に記載の方法。
- 前記イオン源は、大気圧化学イオン化(APCI)源、大気圧光イオン化(APPI)源、大気圧光化学イオン化(APPCI)源、マトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)源、大気圧MALDI(AP−MALDI)源、電子衝撃イオン化(EI)源、エレクトロスプレーイオン化(ESI)源、電子捕獲イオン化源、高速原子衝撃源または二次イオン(SIMS)源である、請求項1に記載の方法。
- 前記蓄積されたイオン由来のイオンの質量スペクトルを決定する工程をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
- 質量スペクトルを決定する工程は、前記注入時間間隔に応じて該質量スペクトルにおけるピークの強度をスケーリングすることを包含する、請求項28に記載の方法。
- 質量分析器において分析されるイオン集団を制御する方法であって、該方法は、以下:
所定のイオン集団を蓄積するのに必要な時間を表す蓄積期間を決定する工程;
該蓄積期間に対応する注入時間間隔の間イオンを蓄積する工程;および
該蓄積されたイオンに由来するイオンを該質量分析器に導入する工程
を包含する、方法。 - 質量分析器の作動方法であって、該方法は、以下:
イオンを蓄積し、該蓄積されたイオンに由来するイオンを該質量分析器に導入することによって、該質量分析器に導入されるイオン集団を制御する工程を包含し、該イオンは、イオン蓄積速度と所定のイオン集団との関数として決定される期間の間蓄積され、該蓄積速度は、イオン源からイオンアキュムレータへのイオンの流速を表す、方法。 - 前記蓄積速度は、イオンが蓄積されている間に測定される、請求項31に記載の方法。
- 前記蓄積速度は、イオンが蓄積されている間にイオンビームの一部を検出器に転向させることによって測定される、請求項32に記載の方法。
- イオンビームの一部を転向させることは、イオンが蓄積されている間に、イオンビームの一部をイオンアキュムレータに移送し、イオンビームの残りの部分を表すシグナルを検出することを包含する、請求項33に記載の方法。
- 質量分析計の作動方法であって、該方法は、以下:
a)イオン源からの第1のイオンサンプルを複数の多重極素子に導入する工程;
b)サンプリング時間間隔の間、第1のイオンサンプル由来のイオンをイオンアキュムレータに蓄積する工程;
c)該第1のイオンサンプル由来のイオンを検出する工程;
d)検出する工程およびサンプリング時間間隔に基づいて、注入時間間隔を決定する工程であって、該注入時間間隔は、所定のイオン集団を得るための時間間隔を表す、工程;
e)該イオン源からの第2のイオンサンプルを複数の多重極素子に導入する工程;
f)該注入時間間隔に対応する時間の間、第2のイオンサンプル由来のイオンをイオンアキュムレータに蓄積する工程;ならびに
g)該蓄積されたイオン由来のイオンを該質量分析計に導入する工程
を包含する、方法。 - 請求項35に記載の方法であって、さらに以下:
前記複数の多重極素子中の前記第2のイオンサンプルのイオンをフラグメント化することによって生成イオンを発生させる工程
を包含し、ここで
該第2のイオンサンプル由来のイオンを蓄積する工程は、前記イオンアキュムレータ内の該生成イオンの少なくとも一部を蓄積することを包含する、方法。 - 前記イオンアキュムレータは、前記複数の多重極素子に含まれる、請求項35に記載の方法。
- 質量分析装置であって、以下:
イオン源と、
イオン路に沿って該イオン源の下流に位置する質量分析器;
該イオン路に沿って該イオン源と該質量分析器の間に位置するイオンアキュムレータ;
該イオン源からのイオンを受容するように位置し、該受容されたイオンを検出していることを示すシグナルを発生するように構成された検出器;ならびに
該検出器および該イオンアキュムレータと連絡するプログラム可能なプロセッサであって、該プロセッサは、以下:
該検出器シグナルを用いて、該イオンアキュムレータに特定のイオン集団を蓄積させるのに必要な時間を表す蓄積期間を決定し、
該イオンアキュムレータに、該蓄積期間に対応する注入時間間隔の間イオンを蓄積させ、
該蓄積されたイオン由来のイオンを該質量分析器に導入するように作動可能である、プロセッサ
を備える、質量分析装置。 - 前記イオンアキュムレータは、第2の質量分析計に含まれる、請求項38に記載の装置。
- 前記イオン路に沿って前記イオン源と前記イオンアキュムレータとの間に位置する質量フィルタをさらに備える、請求項38に記載の装置。
- 前記質量フィルタは、前記イオン路に沿って前記イオン源の下流に配置される複数の多重極素子に含まれる、請求項40に記載の装置。
- 前記複数の多重極素子は、質量フィルタとコリジョンセルを備える、請求項41に記載の装置。
- 請求項38に記載の装置であって、
前記検出器は前記イオン路の外側に位置し、そして
前記イオンアキュムレータは、該イオン路に沿って分析用質量分析計に向けてか、または該イオン路を横切る方向で検出器に向けて直線的にイオンを排出するように構成可能である、装置。 - 前記イオン路に沿って前記複数の多重極素子の下流に位置する転向部をさらに備え、該転向部は、イオンを該イオン路から前記検出器の方に転向させるように構成可能である、請求項41に記載の装置。
- 前記検出器はイオン路に、前記沿って位置する、請求項38に記載の装置。
- 前記検出器は、前記イオン路に沿って前記複数の多重極素子の下流に配置される変換ダイノードを備える、請求項45に記載の装置。
- 前記イオン路に沿ってイオンアキュムレータの下流に位置するストレージデバイスをさらに備え、該ストレージデバイスは、該イオンアキュムレータからイオンサンプルを繰り返して受容し、蓄積し、そして該蓄積したイオンサンプルを前記質量分析器に向けて排出するように構成可能である、請求項38に記載の装置。
- 前記質量分析計は、RF四重極イオントラップ質量分析計、イオンサイクロトロン共鳴質量分析計、またはorbitrap質量分析計である、請求項38に記載の装置。
- 前記イオン源は、大気圧化学イオン化(APCI)源、大気圧光イオン化(APPI)源、大気圧光化学イオン化(APPCI)源、マトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)源、大気圧MALDI(AP−MALDI)源、電子衝撃イオン化(EI)源、エレクトロスプレーイオン化(ESI)源、電子捕獲イオン化源、高速原子衝撃源または二次イオン(SIMS)源である、請求項38に記載の装置。
- 質量分析器であって、以下:
イオン源;
イオン路に沿って該イオン源の下流に位置するイオンサイクロトロン共鳴(ICR)質量分析計;
該イオン路から外れて位置する検出器と、
該イオン路に沿って、該イオン源と該ICR質量分析計の間に位置するRFリニア四重極イオントラップであって、該RFリニア四重極イオントラップは、該イオン路に沿って該イオン源からイオンを受容するように構成され、かつ該イオン路に沿って該ICR質量分析計に向けてか、または該イオン路を横切る方向で検出器に向けて、イオンを直線的に排出するように構成可能である、RFリニア四重極イオントラップ;
該検出器および該リニアイオントラップと連絡するプログラム可能なプロセッサであって、該プロセッサは、以下:
該RFリニア四重極イオントラップ内に指定したイオン集団を蓄積させるのに必要な時間を表す蓄積期間を決定し、
該RFリニア四重極イオントラップに、蓄積期間に対応する注入時間間隔の間イオンを蓄積させ、そして
該蓄積されたイオンの少なくとも一部を該ICR質量分析計に導入するように作動可能である、プロセッサ
を備える、質量分析装置。 - 前記イオン路に沿って前記イオン源と前記リニアイオントラップとの間に位置する多重極質量フィルタおよび多重極コリジョンセルをさらに備える、請求項50に記載の装置。
- 請求項51に記載の装置であって、さらに以下:
前記イオン路に沿って前記リニアイオントラップの下流に位置するストレージデバイスを備え、該ストレージデバイスは、該リニアイオントラップからイオンサンプルを繰り返し受容し、蓄積し、そして該蓄積されたイオンサンプルを前記ICR質量分析計に向けて排出するように構成可能である、装置。 - 質量分析器を作動させるために情報担体上で明白に具現されるコンピュータプログラム製品であって、該製品は、プログラム可能なプロセッサに作動可能に連結された質量分析計を含む装置に、以下:
a)イオン源から質量分析計に延びるイオン路に沿ってイオンサンプルを導入させ、
b)該イオンサンプル由来のイオンをサンプリング時間間隔の間蓄積させ、
c)該イオンサンプル由来のイオンを検出させ、
d)該検出する工程および該サンプリング時間間隔に基づいて、所定のイオン集団を得るための時間間隔である注入時間間隔を決定させ、
e)該注入時間間隔に対応する時間の間イオンを蓄積させ、そして
f)該蓄積されたイオンに由来するイオンを質量分析計に導入させる働きをする命令
を含む、コンピュータプログラム製品。 - 前記装置にイオンを蓄積させる働きをする命令は、該装置にイオンをイオンアキュムレータに蓄積させる働きをする命令を含む、請求項53に記載のコンピュータプログラム製品。
- 請求項54に記載のコンピュータプログラム製品であって、プログラム可能なプロセッサに連結された質量分析器を備える装置に、以下:
g)工程(f)を実行する前に、前記イオンアキュムレータからストレージデバイスに前記蓄積されたイオンを移送させる
働きをする命令をさらに含む、コンピュータプログラム製品。 - 前記装置に注入時間間隔に対応する時間のあいだイオンを蓄積させる働きをする命令は、装置に2つ以上の期間にわたってイオンを蓄積させる働きをする命令を含み、
該装置に該蓄積されたイオンを前記イオンアキュムレータからストレージデバイスへ移送させる働きをする命令は、該装置に工程(f)を実施する前に、2つ以上の期間の各々の後に該蓄積されたイオンを該イオンアキュムレータからストレージデバイスへ移送させる働きをする命令を含む、請求項54に記載のコンピュータプログラム製品。 - 請求項56に記載のコンピュータプログラム製品であって、プログラム可能なプロセッサに作動可能に連結された質量分析器を備える装置に、以下:
工程(e)においてイオンが蓄積される期間の数を決定させる
働きをする命令をさらに含み、ここで
工程(e)および(g)は工程(f)を実施する前に該決定された回数実行される、コンピュータプログラム製品。 - 工程(d)において決定された前記注入時間間隔は、前記イオンアキュムレータに所定の最適前駆イオン集団を得るための時間間隔を表す、請求項57に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記イオンアキュムレータは、多重極イオンガイドである、請求項54に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記装置にイオンサンプルに由来するイオンを検出させる働きをする命令は、該装置にイオンサンプルに由来するイオンを、前記イオン路を横切る方向に、前記イオンアキュムレータから検出器に排出させる働きをする命令を含む、請求項59に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記装置に、工程(b)および(e)においてイオンを蓄積する前に、前記イオンサンプルおよび該イオンを質量フィルタでフィルタリングさせる
働きをする命令をさらに含む、請求項53に記載のコンピュータプログラム製品。 - 工程(c)が工程(b)の後に実行される、請求項53に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記装置に、以下:
工程(e)においてイオンを蓄積する前に前記イオンアキュムレータから実質的にすべてのイオンを除去させる
働きをする命令を含む、請求項54に記載のコンピュータプログラム製品。 - 前記装置に前記イオンサンプル由来のイオンを検出させる働きをする命令は、該装置に、該イオンサンプル中のイオンを検出させる働きをする命令を含む、請求項53に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記装置に前記蓄積されたイオン由来のイオンを導入させる働きをする命令は、該装置に、該蓄積イオンの少なくとも一部を質量分析器に導入させる働きをする命令を含む、請求項64に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記装置に、工程(e)において蓄積された前記イオンから生成イオンを発生させる働きをする命令をさらに含み、ここで
該装置に該蓄積されたイオン由来のイオンを導入させる働きをする命令は、該装置に該生成イオンの少なくとも一部を質量分析器に導入させる働きをする命令を含む、請求項64に記載のコンピュータプログラム製品。 - 前記装置に、以下:
前記イオンサンプル中のイオンから生成イオンを発生させる働き;および
該装置に工程(e)において蓄積された前記イオンから生成イオンを発生させる働き
をする命令とをさらに含み、
該装置に該イオンサンプル由来のイオンを検出させる働きをする命令は、該装置に該イオンサンプル中のイオンから発生した生成イオンの少なくとも一部を検出させる働きをする命令を含み、
該装置に該蓄積イオン由来のイオンを質量分析器に導入させる働きをする命令は、該装置に、工程(e)において蓄積された該イオンから発生される該生成イオンの少なくとも一部を導入させる働きをする命令を含む、請求項54に記載のコンピュータプログラム製品。 - 前記装置に、以下:
前記蓄積イオン由来のイオンの質量スペクトルを決定させる
働きをする命令をさらに含む、請求項53に記載のコンピュータプログラム製品。 - 前記装置に、質量スペクトルを決定させる働きをする命令は、該装置に、前記注入時間間隔に応じて質量スペクトル内のピークの強度をスケーリングさせる働きをする命令を含む、請求項68に記載のコンピュータプログラム製品。
- 質量分析器において分析されるイオン集団を制御するために情報担体上で明白に具現されるコンピュータプログラム製品であって、該製品は、プログラム可能なプロセッサに作動可能に連結された質量分析器を含む装置に、以下:
所定のイオン集団を蓄積するのに必要な時間を表す蓄積期間を決定させ;
該蓄積期間に対応する注入時間間隔の間イオンを蓄積させ;そして
該蓄積されたイオンに由来するイオンを該質量分析器に導入させる
働きをする命令を含む、コンピュータプログラム製品。 - 質量分析器を作動させるために情報担体上で明白に具現されるコンピュータプログラム製品であって、該製品は、プログラム可能なプロセッサに作動可能に連結された質量分析計器に、
イオンを蓄積し、該蓄積されたイオンに由来するイオンを該質量分析器に導入することによって、該質量分析器に導入されるイオン集団を制御させる働きをする命令を含み、該イオンは、イオン蓄積速度と所定のイオン集団との関数として決定される期間の間蓄積され、該蓄積速度は、イオン源からイオンアキュムレータへのイオンの流速を表す、コンピュータプログラム製品。 - 前記蓄積速度は、イオンが蓄積されている間に測定される、請求項71に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記蓄積速度は、イオンが蓄積されている間にイオンビームの一部を検出器に転向させることによって測定される、請求項72に記載のコンピュータプログラム製品。
- イオンビームの一部を転向させることは、前記イオンが蓄積されている間に、該イオンビームの一部を前記イオンアキュムレータに移送し、該イオンビームの残りの部分を表すシグナルを検出することを含む、請求項73に記載のコンピュータプログラム製品。
- 分析用質量分析器を作動させるために情報担体上で明白に具現されるコンピュータプログラム製品であって、該製品は、質量分析器とプログラム可能なプロセッサとを含む装置に、以下:
a)イオン源からの第1のイオンサンプルを複数の多重極素子に導入させ、
b)サンプリング時間間隔の間、該第1のイオンサンプル由来のイオンをイオンアキュムレータに蓄積させ、
c)該第1のイオンサンプル由来のイオンを検出させ、
d)該検出する工程および該サンプリング時間間隔に基づいて、所定のイオン集団を得るための時間間隔を表す注入時間間隔を決定させ、
e)該イオン源からの第2のイオンサンプルを該複数の多重極素子に導入させ、
f)該注入時間間隔に対応する時間の間、該第2のイオンサンプル由来のイオンをイオンアキュムレータに蓄積させ、そして
g)該蓄積されたイオン由来のイオンを該質量分析計に導入させる
働きをする命令を含む、コンピュータプログラム製品。 - 質量分析装置であって、該装置は、以下:
イオン源;
イオン路に沿って該イオン源の下流に位置する質量分析器;
該イオン路に沿って該イオン源と該質量分析器との間に位置するイオンアキュムレータ;
該イオン源からイオンを受容するように位置し、該受容されたイオンを検出していることを示すシグナルを発生するように構成される検出器と、
該検出器および該イオンアキュムレータと連絡するプログラム可能なプロセッサ
を備え、該プロセッサは、イオンを蓄積し、該蓄積されたイオンに由来するイオンを該質量分析計に導入することによって、該質量分析計に導入すべきイオン集団を制御するように作動可能であり、該イオンはイオン蓄積速度と所定の最適イオン集団との関数として決定される期間の間蓄積され、該蓄積速度は、イオン源からイオンアキュムレータへのイオンの流速を表す、質量分析装置。 - 前記プロセッサは、前記イオンが蓄積されている間に前記蓄積速度を測定するように作動可能である、請求項76に記載の装置。
- 前記プロセッサは、前記イオンが蓄積されている間にイオンビームの一部を検出器に転向させることによって前記蓄積速度を測定するように作動可能である、請求項77に記載の装置。
- イオンビームの一部を転向させることは、前記イオンが蓄積されている間に、該イオンビームの一部をイオンアキュムレータに移送し、該イオンビームの残りの部分を表すシグナルを検出することを包含する、請求項77に記載の装置。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US44236803P | 2003-01-24 | 2003-01-24 | |
US60/442,368 | 2003-01-24 | ||
US47647303P | 2003-06-05 | 2003-06-05 | |
US60/476,473 | 2003-06-05 | ||
PCT/US2004/001810 WO2004068523A2 (en) | 2003-01-24 | 2004-01-23 | Controlling ion populations in a mass analyzer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006517723A true JP2006517723A (ja) | 2006-07-27 |
JP5322385B2 JP5322385B2 (ja) | 2013-10-23 |
Family
ID=32829787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006502949A Expired - Lifetime JP5322385B2 (ja) | 2003-01-24 | 2004-01-23 | 質量分析器におけるイオン集団の制御 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6987261B2 (ja) |
EP (2) | EP1586104A2 (ja) |
JP (1) | JP5322385B2 (ja) |
CN (2) | CN101685755B (ja) |
CA (1) | CA2514343C (ja) |
WO (1) | WO2004068523A2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008536263A (ja) * | 2005-03-29 | 2008-09-04 | サーモ フィニガン リミテッド ライアビリティ カンパニー | 質量分析計に関する改良 |
JP2011508381A (ja) * | 2007-12-19 | 2011-03-10 | バリアン・インコーポレイテッド | イオン電荷蓄積装置の電荷制御 |
JP2011523186A (ja) * | 2008-06-10 | 2011-08-04 | マイクロマス ユーケー リミテッド | イオントラップにおける空間電荷飽和作用を回避する方法 |
JP2012504751A (ja) * | 2008-10-01 | 2012-02-23 | ディーエイチ テクノロジーズ デベロップメント プライベート リミテッド | MSn質量分析においてイオンを多重化するための方法、システムおよび装置 |
JP2014519603A (ja) * | 2011-05-20 | 2014-08-14 | サーモ フィッシャー サイエンティフィック (ブレーメン) ゲーエムベーハー | 質量分析の方法及び装置 |
JP2014165053A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Shimadzu Corp | タンデム型質量分析装置 |
JP2020024890A (ja) * | 2018-08-08 | 2020-02-13 | 株式会社島津製作所 | 飛行時間型質量分析装置およびプログラム |
JP2021144937A (ja) * | 2020-03-10 | 2021-09-24 | サーモ フィッシャー サイエンティフィック (ブレーメン) ゲーエムベーハー | イオントラップ質量分析器を用いてサンプルイオンの質量分析を実施するためのパラメータを判定するための方法 |
Families Citing this family (72)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620474Y2 (ja) | 1988-07-23 | 1994-06-01 | 株式会社イナックス | 便 座 |
US6982415B2 (en) * | 2003-01-24 | 2006-01-03 | Thermo Finnigan Llc | Controlling ion populations in a mass analyzer having a pulsed ion source |
GB2399450A (en) * | 2003-03-10 | 2004-09-15 | Thermo Finnigan Llc | Mass spectrometer |
GB2406434A (en) | 2003-09-25 | 2005-03-30 | Thermo Finnigan Llc | Mass spectrometry |
DE102004028638B4 (de) * | 2004-06-15 | 2010-02-04 | Bruker Daltonik Gmbh | Speicher für molekularen Detektor |
US7312441B2 (en) * | 2004-07-02 | 2007-12-25 | Thermo Finnigan Llc | Method and apparatus for controlling the ion population in a mass spectrometer |
DE102004061821B4 (de) * | 2004-12-22 | 2010-04-08 | Bruker Daltonik Gmbh | Messverfahren für Ionenzyklotronresonanz-Massenspektrometer |
JP4806214B2 (ja) * | 2005-01-28 | 2011-11-02 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 電子捕獲解離反応装置 |
US20060208187A1 (en) * | 2005-03-18 | 2006-09-21 | Alex Mordehai | Apparatus and method for improved sensitivity and duty cycle |
GB0506288D0 (en) * | 2005-03-29 | 2005-05-04 | Thermo Finnigan Llc | Improvements relating to mass spectrometry |
JP4843250B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2011-12-21 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 質量分析を用いた物質の同定方法 |
GB0511083D0 (en) | 2005-05-31 | 2005-07-06 | Thermo Finnigan Llc | Multiple ion injection in mass spectrometry |
DE102005025498B4 (de) | 2005-06-03 | 2008-12-24 | Bruker Daltonik Gmbh | Füllstandsregelung in Ionenzyklotronresonanz- Massenspetrometern |
US7351955B2 (en) * | 2005-09-09 | 2008-04-01 | Thermo Finnigan Llc | Reduction of chemical noise in a MALDI mass spectrometer by in-trap photodissociation of matrix cluster ions |
US7420161B2 (en) * | 2006-03-09 | 2008-09-02 | Thermo Finnigan Llc | Branched radio frequency multipole |
GB0607542D0 (en) * | 2006-04-13 | 2006-05-24 | Thermo Finnigan Llc | Mass spectrometer |
DE112007000931B4 (de) | 2006-04-13 | 2014-05-22 | Thermo Fisher Scientific (Bremen) Gmbh | Ionenenergiestreuungsreduzierung für ein Massenspektrometer |
GB0608470D0 (en) * | 2006-04-28 | 2006-06-07 | Micromass Ltd | Mass spectrometer |
US7456389B2 (en) * | 2006-07-11 | 2008-11-25 | Thermo Finnigan Llc | High throughput quadrupolar ion trap |
US7633059B2 (en) | 2006-10-13 | 2009-12-15 | Agilent Technologies, Inc. | Mass spectrometry system having ion deflector |
GB0624679D0 (en) * | 2006-12-11 | 2007-01-17 | Shimadzu Corp | A time-of-flight mass spectrometer and a method of analysing ions in a time-of-flight mass spectrometer |
GB2445169B (en) | 2006-12-29 | 2012-03-14 | Thermo Fisher Scient Bremen | Parallel mass analysis |
JP5302899B2 (ja) * | 2007-02-23 | 2013-10-02 | ブリガム・ヤング・ユニバーシティ | 同軸ハイブリッド高周波イオントラップ質量分析計 |
US7638763B2 (en) * | 2007-05-04 | 2009-12-29 | Thermo Finnigan Llc | Method and apparatus for scaling intensity data in a mass spectrometer |
US20090090853A1 (en) * | 2007-10-05 | 2009-04-09 | Schoen Alan E | Hybrid mass spectrometer with branched ion path and switch |
US8920236B2 (en) | 2007-11-02 | 2014-12-30 | Bally Gaming, Inc. | Game related systems, methods, and articles that combine virtual and physical elements |
US8334506B2 (en) * | 2007-12-10 | 2012-12-18 | 1St Detect Corporation | End cap voltage control of ion traps |
US7973277B2 (en) * | 2008-05-27 | 2011-07-05 | 1St Detect Corporation | Driving a mass spectrometer ion trap or mass filter |
DK2128791T3 (en) | 2008-05-30 | 2018-08-27 | Thermo Fisher Scient Bremen Gmbh | Process for processing spectrometric data |
US8389932B2 (en) | 2008-07-01 | 2013-03-05 | Waters Technologies Corporation | Stacked-electrode peptide-fragmentation device |
US7960690B2 (en) * | 2008-07-24 | 2011-06-14 | Thermo Finnigan Llc | Automatic gain control (AGC) method for an ion trap and a temporally non-uniform ion beam |
CN101769901B (zh) * | 2008-12-31 | 2012-07-04 | 北京联合大学生物化学工程学院 | 基于fpga的液相色谱数据处理系统 |
GB0900917D0 (en) | 2009-01-20 | 2009-03-04 | Micromass Ltd | Mass spectrometer |
WO2010095586A1 (ja) * | 2009-02-19 | 2010-08-26 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 質量分析システム |
US8552365B2 (en) * | 2009-05-11 | 2013-10-08 | Thermo Finnigan Llc | Ion population control in a mass spectrometer having mass-selective transfer optics |
US20110260048A1 (en) * | 2010-04-22 | 2011-10-27 | Wouters Eloy R | Ion Transfer Tube for a Mass Spectrometer Having a Resistive Tube Member and a Conductive Tube Member |
DE102010032823B4 (de) * | 2010-07-30 | 2013-02-07 | Ion-Tof Technologies Gmbh | Verfahren sowie ein Massenspektrometer zum Nachweis von Ionen oder nachionisierten Neutralteilchen aus Proben |
US8809770B2 (en) * | 2010-09-15 | 2014-08-19 | Dh Technologies Development Pte. Ltd. | Data independent acquisition of product ion spectra and reference spectra library matching |
US10088460B2 (en) | 2010-10-29 | 2018-10-02 | Thermo Fisher Scientific Oy | Automated system for sample preparation and analysis |
GB201104220D0 (en) * | 2011-03-14 | 2011-04-27 | Micromass Ltd | Ion guide with orthogonal sampling |
CN103650101B (zh) * | 2011-06-28 | 2016-06-29 | 株式会社岛津制作所 | 三重四极型质量分析装置 |
CN107066789B (zh) | 2011-12-29 | 2020-08-04 | Dh科技发展私人贸易有限公司 | 针对滞留时间确定或确认的视窗化质谱分析数据的使用 |
US8759752B2 (en) | 2012-03-12 | 2014-06-24 | Thermo Finnigan Llc | Corrected mass analyte values in a mass spectrum |
JP2015511704A (ja) * | 2012-03-16 | 2015-04-20 | アナリティク イエナ アーゲーAnalytik Jena Ag | 質量分析計装置のための改良されたインタフェース |
JP5821767B2 (ja) * | 2012-04-20 | 2015-11-24 | 株式会社島津製作所 | クロマトグラフタンデム四重極型質量分析装置 |
US8653446B1 (en) * | 2012-12-31 | 2014-02-18 | Agilent Technologies, Inc. | Method and system for increasing useful dynamic range of spectrometry device |
WO2014140622A1 (en) | 2013-03-14 | 2014-09-18 | Micromass Uk Limited | Improved method of data dependent control |
WO2014150040A2 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Thermo Finnigan Llc | Hybrid mass spectrometer and methods of operating a mass spectrometer |
US9202681B2 (en) | 2013-04-12 | 2015-12-01 | Thermo Finnigan Llc | Methods for predictive automatic gain control for hybrid mass spectrometers |
CA2909125C (en) * | 2013-04-24 | 2021-05-04 | Micromass Uk Limited | Improved ion mobility spectrometer |
US10088451B2 (en) | 2013-04-24 | 2018-10-02 | Micromass Uk Limited | Ion mobility spectrometer |
GB201307404D0 (en) * | 2013-04-24 | 2013-06-05 | Micromass Ltd | Improved ion mobility spectrometer |
US9165755B2 (en) | 2013-06-07 | 2015-10-20 | Thermo Finnigan Llc | Methods for predictive automatic gain control for hybrid mass spectrometers |
GB201316164D0 (en) | 2013-09-11 | 2013-10-23 | Thermo Fisher Scient Bremen | Targeted mass analysis |
EP3069371B1 (en) * | 2013-11-12 | 2023-01-04 | Micromass UK Limited | Ion trap mass spectrometers |
DE112015002725B4 (de) | 2014-06-11 | 2025-03-20 | Micromass Uk Limited | Verbesserte Quadrupolwiderstandsfähigkeit |
US9455128B2 (en) * | 2014-06-16 | 2016-09-27 | Thermo Finnigan Llc | Methods of operating a fourier transform mass analyzer |
GB2531336B (en) * | 2014-10-17 | 2019-04-10 | Thermo Fisher Scient Bremen Gmbh | Method and apparatus for the analysis of molecules using mass spectrometry and optical spectroscopy |
GB2535754A (en) * | 2015-02-26 | 2016-08-31 | Nu Instr Ltd | Mass spectrometers |
EP3086353A1 (en) | 2015-04-24 | 2016-10-26 | Thermo Fisher Scientific (Bremen) GmbH | A method of producing a mass spectrum |
WO2018109895A1 (ja) * | 2016-12-15 | 2018-06-21 | 株式会社島津製作所 | 質量分析装置 |
WO2018134346A1 (en) | 2017-01-19 | 2018-07-26 | MAX-PLANCK-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e.V. | Mass spectrometry with improved dynamic range |
US10128099B1 (en) * | 2017-07-20 | 2018-11-13 | Thermo Finnigan Llc | Systems and methods for regulating the ion population in an ion trap for MSn scans |
CN108254619B (zh) * | 2017-12-06 | 2020-07-17 | 北京无线电计量测试研究所 | 一种微波频标离子数量的检测方法及装置 |
GB2580091B (en) | 2018-12-21 | 2021-04-14 | Thermo Fisher Scient Bremen Gmbh | A mass spectrometer compensating ion beam fluctuations |
EP3918628A1 (en) * | 2019-02-01 | 2021-12-08 | DH Technologies Development Pte. Ltd. | Fourier transform mass spectrometers and methods of analysis using the same |
GB201906546D0 (en) | 2019-05-09 | 2019-06-26 | Thermo Fisher Scient Bremen Gmbh | Charge detection for ion current control |
CN112014456B (zh) * | 2020-08-28 | 2021-04-09 | 中检集团南方测试股份有限公司 | 一种药物高精度检测分析系统 |
CN112820622B (zh) * | 2021-02-07 | 2024-10-22 | 宁波盘福生物科技有限公司 | 一种亚大气压下质谱装置及控制方法 |
US11594404B1 (en) | 2021-08-27 | 2023-02-28 | Thermo Finnigan Llc | Systems and methods of ion population regulation in mass spectrometry |
GB2612574B (en) | 2021-10-26 | 2025-04-16 | Thermo Fisher Scient Bremen Gmbh | Method for correcting mass spectral data |
GB2614594B (en) * | 2022-01-10 | 2024-07-31 | Thermo Fisher Scient Bremen Gmbh | Ion accumulation control for analytical instrument |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01105453A (ja) * | 1987-10-17 | 1989-04-21 | Shimadzu Corp | 質量分析装置 |
US5179278A (en) * | 1991-08-23 | 1993-01-12 | Mds Health Group Limited | Multipole inlet system for ion traps |
US5572022A (en) * | 1995-03-03 | 1996-11-05 | Finnigan Corporation | Method and apparatus of increasing dynamic range and sensitivity of a mass spectrometer |
US5739530A (en) * | 1995-06-02 | 1998-04-14 | Bruker-Franzen Analytik Gmbh | Method and device for the introduction of ions into quadrupole ion traps |
JPH10125278A (ja) * | 1996-10-16 | 1998-05-15 | Hitachi Ltd | イオントラップ型質量分析計 |
JPH10142196A (ja) * | 1996-11-13 | 1998-05-29 | Hitachi Ltd | 質量分析方法および装置 |
GB2353632A (en) * | 1999-07-05 | 2001-02-28 | Bruker Daltonik Gmbh | Method and device for controlling the filling of ions into an icr mass spectrometer |
JP2002517070A (ja) * | 1998-05-29 | 2002-06-11 | アナリティカ オブ ブランフォード インコーポレーテッド | 多極イオン案内を有する質量分析法 |
JP2003346704A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-05 | Hitachi High-Technologies Corp | 質量分析装置 |
JP2005500662A (ja) * | 2001-08-30 | 2005-01-06 | エムディーエス インコーポレイテッド ドゥーイング ビジネス アズ エムディーエス サイエックス | リニアイオントラップ型質量分析計における空間電荷低減方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6331702B1 (en) | 1999-01-25 | 2001-12-18 | University Of Manitoba | Spectrometer provided with pulsed ion source and transmission device to damp ion motion and method of use |
AU2334199A (en) * | 1998-01-23 | 1999-08-09 | Analytica Of Branford, Inc. | Mass spectrometry with multipole ion guide |
EP1212778A2 (en) * | 1999-08-26 | 2002-06-12 | University Of New Hampshire | Multiple stage mass spectrometer |
GB2404784B (en) * | 2001-03-23 | 2005-06-22 | Thermo Finnigan Llc | Mass spectrometry method and apparatus |
WO2004086441A2 (en) * | 2003-03-21 | 2004-10-07 | Dana-Farber Cancer Institute, Inc | Mass spectroscopy system |
-
2004
- 2004-01-23 CN CN200910206363XA patent/CN101685755B/zh not_active Expired - Lifetime
- 2004-01-23 CN CNB2004800071251A patent/CN100550275C/zh not_active Expired - Lifetime
- 2004-01-23 WO PCT/US2004/001810 patent/WO2004068523A2/en active Application Filing
- 2004-01-23 JP JP2006502949A patent/JP5322385B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2004-01-23 EP EP04704854A patent/EP1586104A2/en not_active Ceased
- 2004-01-23 CA CA2514343A patent/CA2514343C/en not_active Expired - Lifetime
- 2004-01-23 EP EP11157227.7A patent/EP2385543B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2004-01-23 US US10/763,401 patent/US6987261B2/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01105453A (ja) * | 1987-10-17 | 1989-04-21 | Shimadzu Corp | 質量分析装置 |
US5179278A (en) * | 1991-08-23 | 1993-01-12 | Mds Health Group Limited | Multipole inlet system for ion traps |
US5572022A (en) * | 1995-03-03 | 1996-11-05 | Finnigan Corporation | Method and apparatus of increasing dynamic range and sensitivity of a mass spectrometer |
US5739530A (en) * | 1995-06-02 | 1998-04-14 | Bruker-Franzen Analytik Gmbh | Method and device for the introduction of ions into quadrupole ion traps |
JPH10125278A (ja) * | 1996-10-16 | 1998-05-15 | Hitachi Ltd | イオントラップ型質量分析計 |
JPH10142196A (ja) * | 1996-11-13 | 1998-05-29 | Hitachi Ltd | 質量分析方法および装置 |
JP2002517070A (ja) * | 1998-05-29 | 2002-06-11 | アナリティカ オブ ブランフォード インコーポレーテッド | 多極イオン案内を有する質量分析法 |
GB2353632A (en) * | 1999-07-05 | 2001-02-28 | Bruker Daltonik Gmbh | Method and device for controlling the filling of ions into an icr mass spectrometer |
JP2005500662A (ja) * | 2001-08-30 | 2005-01-06 | エムディーエス インコーポレイテッド ドゥーイング ビジネス アズ エムディーエス サイエックス | リニアイオントラップ型質量分析計における空間電荷低減方法 |
JP2003346704A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-05 | Hitachi High-Technologies Corp | 質量分析装置 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008536263A (ja) * | 2005-03-29 | 2008-09-04 | サーモ フィニガン リミテッド ライアビリティ カンパニー | 質量分析計に関する改良 |
JP2011508381A (ja) * | 2007-12-19 | 2011-03-10 | バリアン・インコーポレイテッド | イオン電荷蓄積装置の電荷制御 |
JP2011523186A (ja) * | 2008-06-10 | 2011-08-04 | マイクロマス ユーケー リミテッド | イオントラップにおける空間電荷飽和作用を回避する方法 |
JP2012504751A (ja) * | 2008-10-01 | 2012-02-23 | ディーエイチ テクノロジーズ デベロップメント プライベート リミテッド | MSn質量分析においてイオンを多重化するための方法、システムおよび装置 |
JP2014519603A (ja) * | 2011-05-20 | 2014-08-14 | サーモ フィッシャー サイエンティフィック (ブレーメン) ゲーエムベーハー | 質量分析の方法及び装置 |
JP2014165053A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Shimadzu Corp | タンデム型質量分析装置 |
JP2020024890A (ja) * | 2018-08-08 | 2020-02-13 | 株式会社島津製作所 | 飛行時間型質量分析装置およびプログラム |
JP7115129B2 (ja) | 2018-08-08 | 2022-08-09 | 株式会社島津製作所 | 飛行時間型質量分析装置およびプログラム |
JP2021144937A (ja) * | 2020-03-10 | 2021-09-24 | サーモ フィッシャー サイエンティフィック (ブレーメン) ゲーエムベーハー | イオントラップ質量分析器を用いてサンプルイオンの質量分析を実施するためのパラメータを判定するための方法 |
JP7125522B2 (ja) | 2020-03-10 | 2022-08-24 | サーモ フィッシャー サイエンティフィック (ブレーメン) ゲーエムベーハー | イオントラップ質量分析器を用いてサンプルイオンの質量分析を実施するためのパラメータを判定するための方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2385543A1 (en) | 2011-11-09 |
US20040217272A1 (en) | 2004-11-04 |
CN1777975A (zh) | 2006-05-24 |
CN101685755B (zh) | 2011-12-14 |
EP1586104A2 (en) | 2005-10-19 |
US6987261B2 (en) | 2006-01-17 |
CA2514343A1 (en) | 2004-08-12 |
WO2004068523A2 (en) | 2004-08-12 |
EP2385543B1 (en) | 2013-05-08 |
JP5322385B2 (ja) | 2013-10-23 |
CN101685755A (zh) | 2010-03-31 |
CN100550275C (zh) | 2009-10-14 |
WO2004068523A3 (en) | 2005-10-27 |
CA2514343C (en) | 2010-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5322385B2 (ja) | 質量分析器におけるイオン集団の制御 | |
US9698002B2 (en) | Method and apparatus for mass analysis utilizing ion charge feedback | |
EP1971998B1 (en) | Fragmenting ions in mass spectrometry | |
JP5624558B2 (ja) | 質量分析計及び質量分析方法 | |
US6852972B2 (en) | Mass spectrometer | |
JP4463978B2 (ja) | 四重極イオンガイド中でイオンを選択的に衝突誘発解離する方法および装置 | |
US8927928B2 (en) | Method for operating a time-of-flight mass spectrometer with orthogonal ion pulsing | |
US20110204221A1 (en) | Mass spectrometer and method of mass spectrometry | |
CN111916333A (zh) | 用于离子电流控制的电荷检测 | |
US6982415B2 (en) | Controlling ion populations in a mass analyzer having a pulsed ion source | |
JP4653972B2 (ja) | イオントラップ/飛行時間型質量分析装置および質量分析方法 | |
JP7374994B2 (ja) | Rfイオントラップイオン装填方法 | |
CN117038425A (zh) | 用于离子累积控制的电荷检测 | |
CN111696846B (zh) | 质量范围改进的离子俘获方案 | |
CN117642838A (zh) | 用于将离子注入到静电线性离子阱中的方法和系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070319 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090501 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20090501 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090526 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090907 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20091201 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20091208 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100208 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100216 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110822 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20111111 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20111118 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121022 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130403 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20130408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130617 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130716 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5322385 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |