JP2006344957A - 厚いエッジゲート絶縁膜パターンを有するmos電界効果トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】GIDLを防止して耐圧特性が向上したMOS電界効果トランジスタを提供する。
【解決手段】半導体基板の所定領域に配置されて活性領域を限定する素子分離領域を含み、活性領域内でチャンネル領域を介在してソース領域及びドレイン領域が互いに離隔されて形成されており、ソース領域とドレイン領域間の活性領域上にゲート電極が形成されており、活性領域とゲート電極との間にゲート絶縁膜が形成されているトランジスタ。ゲート絶縁膜は、ゲート電極の中央下部に位置する中央ゲート絶縁膜とゲート電極のエッジ下部に位置して底が中央ゲート絶縁膜の底と同じレベルであるが、上部面が中央ゲート絶縁膜の上部面より高く突出されたエッジゲート絶縁膜を含む。
【選択図】図10
【解決手段】半導体基板の所定領域に配置されて活性領域を限定する素子分離領域を含み、活性領域内でチャンネル領域を介在してソース領域及びドレイン領域が互いに離隔されて形成されており、ソース領域とドレイン領域間の活性領域上にゲート電極が形成されており、活性領域とゲート電極との間にゲート絶縁膜が形成されているトランジスタ。ゲート絶縁膜は、ゲート電極の中央下部に位置する中央ゲート絶縁膜とゲート電極のエッジ下部に位置して底が中央ゲート絶縁膜の底と同じレベルであるが、上部面が中央ゲート絶縁膜の上部面より高く突出されたエッジゲート絶縁膜を含む。
【選択図】図10
Description
本発明は、半導体素子及びその製造方法に係り、さらに具体的には、トランジスタの漏れ電流を減少させるために厚いエッジゲート絶縁膜パターンを有するMOSトランジスタ及びその製造方法に関する。
半導体集積回路素子でLDI(LCD Driver IC)のような電力素子を製造する工程は、低電圧で動作するロジック用の低電圧トランジスタと高電圧動作するLCD駆動用トランジスタとを半導体基板に同時に具現せねばならないために、通常、デュアルゲート酸化膜を採択する。また、半導体集積回路の集積度が増加するほど線間幅が小さくなって、素子分離領域もトレンチ素子分離技術を採択せざるを得なくなった。トレンチ技術で形成されたSTI(Shallow Trench Isolation)構造でギャップフィル(gap fill)として使われる膜質は、熱酸化膜でないUSG膜またはHDP(High Density Plasma)化学気相蒸着(CVD)酸化膜のようなCVD酸化膜が用いられている。
そして、ゲート酸化膜は、主に熱酸化膜を使用するが、STI構造でゲート酸化膜のための熱酸化工程時にシリコン基板の表面とSTI構造の側壁で酸化が進行しつつ、シリコン基板に誘発される圧縮ストレス、STI構造のギャップフィル用膜のストレス及びSTI構造内に形成されるライナーによる酸化反応ガスの流れの妨害などによってトレンチエッチングされたSTI構造の上部エッジの酸化膜が薄くなるシーニング(thinning)現象が発生する。
このようなシーニング現象は、工程の耐圧が高い工程、すなわち、高電圧トランジスタを具現するために厚いゲート酸化膜を形成する場合にさらに激しく発生し、このようなシーニング現象により発生するダブルハンプ(double hump)と、薄くなった酸化膜部分への電界の集中によってゲートから誘導されたドレイン漏れ電流(GIDL current;Gate Induced Drain Leakage current)が増加して、トランジスタの動作電圧を特定値(通常、20ないし30V)以上にするのに大きな制限が課される。
このような問題点によって、従来は高電圧(HV)用のトランジスタを製造するためにゲート電極下部から発生する電界の集中を緩和させるために、LOCOS法を使用してゲート電極の下部に厚いフィールド酸化膜を形成して、約45V程度の耐圧を有するトランジスタを具現したが、集積度の向上によってSTI工程を使用する場合にはゲート電極下部にSTI構造を形成されると、トランジスタ自体が具現されないために、この方法は使用できなくなる。
したがって、図1及び図2に概略的に示したように、STI構造の素子分離工程を採択して高電圧用のトランジスタを製造するに当って、素子分離領域はSTI構造を取りつつ、ゲート電極の下部にはLOCOS法によるフィールド酸化を採用する方法が提案された。図1は、従来の高電圧用のトランジスタの概略的なレイアウト図であり、図2は、図1のA−A’線の概略的な断面図である。
図1及び図2を参照すると、半導体基板100内の特定領域に素子分離領域107により画定される活性領域108が形成される。素子分離領域107は、通常のトレンチ技術を用いて形成されたSTI構造を有する。活性領域108内には、所定距離に離隔されて形成されたソース/ドレイン領域104が形成され、ソース/ドレイン領域104間には、チャンネル領域が形成され、チャンネル領域上にゲート電極101が形成される。ゲート電極101と半導体基板100のチャンネル領域間には、ゲート絶縁膜が介在される。ゲート絶縁膜は、ゲート電極の中央下部に形成される薄いゲート絶縁膜105とゲート電極のエッジ下部に形成されるフィールド酸化膜103である厚いゲート絶縁膜からなり、厚いゲート絶縁膜はLOCOS法により形成されたフィールド酸化膜103からなる。ソース/ドレイン領域104内には、後続工程によりソース/ドレインコンタクト109が形成される部分にソース/ドレイン領域104より高濃度の不純物イオンが注入された高濃度領域102が形成される。
これは高電圧トランジスタの一般的な構造のうち、FLDD(Field Lightly Doped Drain)構造であって、フィールド酸化膜103が形成される位置にあらかじめ低濃度でイオン注入した後、フィールド酸化膜形成工程前にアニーリング工程を進行させて傾斜接合を作った後、厚いフィールド酸化膜を形成する。したがって、厚いフィールド酸化膜103によってゲート電極101にかかる強い電界が緩和されて、主に20ないし50V内外の高電圧が必要な製品に適用される。
しかし、前記のような従来の技術では、フィールド酸化膜103の下部での接合ブレイクダウン電圧を強化するために、フィールド酸化膜103を形成する前にあらかじめ低濃度で不純物イオンを注入せねばならないという工程負担があり、湿式工程が適用されるLOCOS法を利用するという点で工程が非常に複雑であり、ゲート絶縁膜として役割を果たすフィールド酸化膜103の厚さ及び長さに対する制御が非常に困難であるという問題点がある。
本発明が解決しようとする技術的課題は、GIDLを防止して耐圧特性が向上したMOS電界効果トランジスタを提供するところにある。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、GIDLを防止して耐圧特性が向上したMOS電界効果トランジスタを容易に製造しうる方法を提供するところにある。
本発明が解決しようとするさらに他の技術的課題は、耐圧特性が向上した高圧用トランジスタ及び低圧用トランジスタを容易に製造しうる製造方法を提供するところにある。
前記技術的課題を達成するための本発明の第1形態によるMOS電界効果トランジスタは、半導体基板の所定領域に配置されて活性領域を限定する素子分離領域を含み、前記活性領域内でチャンネル領域を介在してソース領域及びドレイン領域が互いに離隔されて形成されており、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間の前記活性領域上にゲート電極が形成されており、前記活性領域と前記ゲート電極との間にゲート絶縁膜が形成されている。前記ゲート絶縁膜は、前記ゲート電極の中央下部に位置する中央ゲート絶縁膜と前記ゲート電極のエッジ下部に位置し、底は前記中央ゲート絶縁膜の底と同じレベルであるが、上部面は、前記中央ゲート絶縁膜の上部面より高く突出されたエッジゲート絶縁膜を含む。
望ましくは、前記エッジゲート絶縁膜は、複層で形成され、前記エッジゲート絶縁膜の最上層と前記中央ゲート絶縁膜は、同じ物質で形成されうる。また、前記エッジゲート絶縁膜は、前記ソース領域及びドレイン領域の全面に延び、前記素子分離領域はSTI構造で形成される。
前記技術的課題を達成するための本発明の第2形態によるMOS電界効果トランジスタの製造方法は、まず半導体基板の所定領域に素子分離領域を形成して活性領域を画定し、前記活性領域内に互いに離隔されたソース領域及びドレイン領域を形成する。次いで、前記ソース領域とドレイン領域との間に形成されるチャンネル領域を露出させる第1絶縁膜パターンを形成した後、前記第1絶縁膜パターンが形成された前記半導体基板の全面に第2絶縁膜を形成する。次いで、前記第2絶縁膜が形成された前記チャンネル領域を含んで前記第1絶縁膜パターン及び前記第2絶縁膜が積層された前記ソース領域及び前記ドレイン領域の少なくとも一部とオーバーラップされるゲート電極を形成する。
一方、前記ゲート電極を形成する段階以前に、前記第1絶縁膜パターン及び前記第2絶縁膜の一部を除去して、前記ソース領域及びドレイン領域内にそれぞれソースコンタクト及びドレインコンタクトが形成される部分の前記半導体基板の表面を露出させる段階、及び前記露出された半導体基板の表面上に第3絶縁膜を形成する段階をさらに含むことができる。前記ゲート電極を形成する段階以後には、前記ソースコンタクト及びドレインコンタクトが形成される部分の前記半導体基板内に前記ソース領域及びドレイン領域のイオン濃度より高い高濃度領域を形成する段階をさらに含みうる。
前記技術的課題を達成するための本発明の第3形態によるMOS電界効果トランジスタの製造方法は、まず、半導体基板の所定領域に高電圧トランジスタが形成される第1活性領域と低電圧トランジスタが形成される第2活性領域とを画定する素子分離領域を形成し、前記第1活性領域内に互いに離隔された第1ソース領域及び第1ドレイン領域を形成する。次いで、前記半導体基板の全面に第1絶縁膜を形成してからエッチングし、前記第1ソース領域と第2ドレイン領域との間に形成されるチャンネル領域を露出させる第1絶縁膜パターンを形成した後、前記第1絶縁膜パターンが形成された前記半導体基板の全面に第2絶縁膜を形成する。次いで、前記第2活性領域上に形成された前記第1絶縁膜パターン及び前記第2絶縁膜を除去し、前記半導体基板の全面にゲート電極物質を形成してからエッチングし、前記第2絶縁膜が形成された前記チャンネル領域を含んで前記第1絶縁膜パターン及び前記第2絶縁膜が積層された前記第1ソース領域及び前記第1ドレイン領域の少なくとも一部とオーバーラップされる第1ゲート電極を形成する。
一方、前記第2活性領域上に形成された前記第1絶縁膜パターン及び前記第2絶縁膜を除去する段階で、前記第1活性領域内の前記第1絶縁膜パターン及び前記第2絶縁膜の一部を除去して、前記第1ソース領域及び第1ドレイン領域内にそれぞれソースコンタクト及びドレインコンタクトが形成される部分の前記半導体基板の表面を露出させる段階を同時に行い、前記第1ゲート電極形成以前に、前記露出された半導体基板の表面に第3絶縁膜を形成する段階をさらに含みうる。
前記第1ゲート電極を形成する段階で、前記第2活性領域上に形成された前記第3絶縁膜上に第2ゲート電極を同時に形成し、前記第2ゲート電極を形成した後、前記第2ゲート電極の両側壁下部の前記半導体基板内に第2ソース領域及び第2ドレイン領域を形成する段階をさらに含みうる。
本発明によれば、STI工程を適用しつつも、ゲート電極のエッジ下部に位置するエッジゲート絶縁膜パターンをゲート電極の中央下部に位置する中央ゲート絶縁膜パターンの厚さより厚く形成して、ゲート電極のエッジ下部に集中する電界を緩和させて漏れ電流を抑制するエッジゲート絶縁膜パターン及び中央ゲート絶縁膜を通常の半導体素子製造工程で使われる蒸着及びエッチング工程を用いて容易に製造しうる。
本発明によれば、ゲート電極のエッジ下部に厚いゲート絶縁膜を形成することによって、この部分での電界の集中により発生するゲート誘導されたドレイン漏れ電流(GIDL)を防止しうる。本発明は、STI構造下でも相異なる厚さのゲート絶縁膜を、多層の絶縁膜のパターニングを通じて容易に形成できるために多様な材質、厚さ及び長さなどを調節して多様な電圧条件で適切な半導体素子を具現しうる。特に、ゲート電極のエッジ下部でゲート絶縁膜を厚く保持して耐圧特性を強化すると同時に、実際チャンネル領域が形成されるゲート電極の中央下部では、従来よりも中央ゲート絶縁膜の厚さを薄くしうるために、オン抵抗を減らし、素子の性能を向上させてスレショルド電圧の散布を減らしてチップの大きさを減らして競争力のある半導体素子を具現しうる。また、エッジゲート絶縁膜の厚さを適切に制御して20ないし50V程度の高圧トランジスタを容易に形成でき、高圧トランジスタを形成すると同時に、周辺部に形成されるロジック用の低圧トランジスタをも容易に形成しうる。
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。しかし、本発明は、ここで説明される実施形態に限定されず、他の形態にも具体化されうる。図面において、層及び領域の厚さは明確性のために誇張されたものである。また、層が他の層または基板上にあると言及される場合、それは他の層または基板上に直接形成されるか、またはそれらの間に第3の層が介在されうる。
図10は、本発明の一実施形態によるMOS電界効果トランジスタの構造を説明するための図面であって、図面の左側には、高電圧トランジスタが形成されるHV領域を示し、右側は低電圧トランジスタが形成されるLV領域をそれぞれ示す。例えば、LDI製品では、HV領域にLCD(Liquid Crystal Display)素子の駆動のための高電圧トランジスタが形成され、LV領域にはロジック用の低電圧トランジスタが形成されうる。本発明は、このようなLDI構造に限定されず、少なくともHV領域に高電圧トランジスタが形成される限り、多様な形態の半導体素子に適用されうる。
図10を参照すれば、HV領域では、例えば、単結晶シリコンからなる半導体基板301の所定領域にトレンチ形態の素子分離領域303が配置される。前記トレンチ素子分離領域303は、トランジスタの動作が起こる活性領域302を限定する。前記活性領域302の上部にゲート電極317が配置される。前記ゲート電極317の両側下部の活性領域302内には、第1ソース/ドレイン領域305が存在する。
前記第1ソース/ドレイン領域305の各々と前記ゲート電極317との間には、第1ゲート絶縁膜307/第2ゲート絶縁膜309/第3ゲート絶縁膜311の積層形態からなるエッジゲート絶縁膜パターン323が介在される。前記エッジゲート絶縁膜パターン323は、ゲート電極317のエッジ下部で前記第1ソース領域/ドレイン領域305を横切って活性領域302を限定する前記素子分離領域303まで延びて形成されうる。前記ゲート電極317の下部の活性領域302の上面近辺にはチャンネル領域308が形成される。
前記チャンネル領域308と前記ゲート電極317との間には、第3ゲート絶縁膜311が延びる断層形態からなる中央ゲート絶縁膜が介在される。前記ゲート電極317の下側エッジ部分に形成された前記エッジゲート絶縁膜パターン323は、前記ゲート電極317の下側中央に形成された中央ゲート絶縁膜である第3ゲート絶縁膜311より厚い。また、前記エッジゲート絶縁膜パターン323と中央ゲート絶縁膜である第3ゲート絶縁膜311の底は、同じレベルの前記半導体基板301の表面であり、前記エッジゲート絶縁膜パターン323の上面が前記中央ゲート電極である第3ゲート絶縁膜311の上面より突出された形の厚い厚さを有する。
一方、前記第1ソース/ドレイン領域305は、相対的に低濃度領域をなし、前記第1ソース/ドレイン領域305より高濃度で不純物イオンが注入された高濃度領域319が部分的に形成されたDDD(Double Diffused Drain)構造からなり、前記高濃度領域319は、後続工程により形成された層間絶縁膜320を形成した後、コンタクトホールを形成してソース/ドレインコンタクト321が形成される位置に形成され、オームコンタクトを確保しうる。
一方、LV領域には、半導体基板301の上側に所定の活性領域を限定する素子分離領域303がHV領域と同一に形成され、活性領域302内に互いに離隔された第2ソース/ドレイン領域318が形成され、前記第2ソース/ドレイン領域318間に位置するチャンネル領域上に第4ゲート絶縁膜312を介在してゲート電極317が形成される。HV領域と異なってLV領域では、低電圧トランジスタが形成されるためにゲート絶縁膜の役割を果たす第4ゲート絶縁膜312の厚さが、ゲート電極317のエッジ下部や中央下部で何れも同一であっても、ゲート電極317のエッジ下部での電界集中が別に問題とはならない。
次いで、図3ないし図10を参照して本発明の一実施形態によるMOS電界効果トランジスタの製造方法を説明する。図3は、その概略的なレイアウト図であり、図4ないし図10で左側に示したHV(High Voltage)領域は、図3のB−B’線を切断した工程断面図である。図4ないし図10では、HV領域だけでなく、工程段階を比較するために便宜上LV(Low Voltage)領域を近接して対応すべく示した。HV領域は、高電圧トランジスタが形成される第1活性領域を、LV領域は、低電圧トランジスタが形成される第2活性領域を示す。
図3及び図4を参照すれば、例えば、単結晶シリコンからなる半導体基板301の所定領域にSTI(Shallow Trench Isolation)構造の素子分離領域303が形成される。前記トレンチ型の素子分離領域303は、活性領域302を限定する。前記素子分離領域303を形成する浅いトレンチ素子分離技術は、まず半導体基板301の全面にバッファ酸化膜及び酸化防止膜(図示せず)を形成するが、前記バッファ酸化膜は、熱酸化膜で形成することが望ましく、前記酸化防止膜は、シリコン窒化膜で形成することが望ましい。次いで、前記酸化防止膜上にフォトレジストパターン(図示せず)を形成する。前記フォトレジストパターンは、前記活性領域302の上部を覆い、前記素子分離領域303となる領域は露出させる。
次いで、前記フォトレジストパターンまたは酸化防止膜をエッチングマスクとして使用して少なくとも前記酸化防止膜及びバッファ酸化膜をエッチングして順次に積層されたバッファ酸化膜パターン(図示せず)及び酸化防止膜パターン(図示せず)を形成する。前記積層されたバッファ酸化膜パターン及び前記酸化防止膜パターンは、前記活性領域302を覆い、前記素子分離領域が形成される部分を露出させる。次いで、素子分離領域が形成される部分で露出された半導体基板301をエッチングした後、トレンチを形成して内部を絶縁層で充填してトレンチ型素子分離領域303を形成する。前記素子分離領域303は、高電圧トランジスタが形成される第1活性領域であるHV領域や低電圧トランジスタが形成される第2活性領域であるLV領域で活性領域を画定するために両側にいずれも形成されうる。
図5を参照すれば、フォトリソグラフィ技術を利用して前記半導体基板301の全面にイオン注入マスク304、例えば、フォトレジストマスクまたはシリコン酸化膜、シリコン窒化膜マスクなどを形成した後、低濃度でイオン注入工程を実施して前記HV領域内の前記活性領域302にソース/ドレイン領域305を形成する。前記ソース/ドレイン領域は、低濃度の拡散層として通常燐を利用して2.0E12〜5.0E13の濃度を有する不純物を150KeV〜300KeVのエネルギーでイオン注入する工程で形成する。この際、LV領域にはイオン注入されないようにイオン注入マスク304で覆う。
図6を参照すれば、前記イオン注入マスク304を除去した後、半導体基板301の全面に第1絶縁膜307及び第2絶縁膜309を順次に積層する。前記第1絶縁膜307は、例えば、酸化膜を用いる。酸化膜積層工程は、化学気相蒸着(CVD)工程を利用して50Å〜500Åの厚さで積層し、望ましくは、100Å〜200Åの厚さで形成する。次いで、第2絶縁膜309を形成する。前記第2絶縁膜309の積層工程は、化学気相蒸着工程を用いて50Å〜500Åの厚さで積層し、望ましくは100Å〜200Åの厚さで形成する。前記第2絶縁膜309は、多様な材質の絶縁膜で製造し、例えば、シリコン窒化膜のような窒化膜類、アルミナまたはタンタルのような金属酸化膜類などで製造しうる。次いで、前記第1絶縁膜307及び第2絶縁膜309を通常のフォトリソグラフィを用いて除去し、ソース/ドレイン領域305間に存在するチャンネル領域308となる部分の半導体基板301を露出させる。
図7を参照すれば、前記結果物の全面に第3絶縁膜311を積層する。前記第3絶縁膜311は、例えば、酸化膜で構成される。前記酸化膜積層工程は、化学気相蒸着工程を用いて200Å〜2000Åの厚さで積層し、望ましくは500Å〜700Åの厚さで形成する。前記第3絶縁膜311は、チャンネル領域308となる部分では後続工程により形成されるゲート電極(図9の317)の中央下部で中央ゲート絶縁膜の役割を果たし、チャンネル領域308の両側に積層される。ソース/ドレイン領域305とオーバーラップされる第1絶縁膜307/第2絶縁膜309/第3絶縁膜311の3重絶縁膜部分はゲート電極317のエッジ下部でフィールドトランジスタとして機能する、ゲート誘導漏れ電流を防止する絶縁膜としての役割を果たす。
図面に示されていないが、前記酸化膜/窒化膜/酸化膜の3重膜構造は半導体素子のうちキャパシタ形成工程中に形成される上部及び下部の導電体の膜間に形成される誘電膜としての役割を行う膜とも同じ構造を有するので、特にキャパシタを必要とする半導体トランジスタ製造工程のうち、別のフィールドトランジスタ製造工程をさらに進行せずとも、効果的に利用できる膜になりうる。通常、LCDパネル駆動用のチップには、高電圧用トランジスタ及びキャパシタが同時に使われ、このような工程でキャパシタの誘電膜として前記のような酸化膜/窒化膜/酸化膜の3重構造を有する誘電膜が適用される場合、工程の単純化という面で有用に使用しうる。このようなキャパシタは、HV領域またはLV領域いずれにも形成しうる。
一方、本実施形態では、ゲート電極317のエッジ下部に存在するエッジゲート絶縁膜は第1絶縁膜307/第2絶縁膜309/第3絶縁膜311の3重膜構造を取っているが、絶縁膜間のエッチング選択比を考慮して二重膜構造で形成することもできる。例えば、酸化膜/酸化膜構造を有することもできる。
図8を参照すれば、前記第1絶縁膜307/第2絶縁膜309/第3絶縁膜311の3重膜構造は、半導体基板301の周辺部に形成されるLV領域で相対的に薄いゲート絶縁膜の形成のためにエッチングされる。この際、前記HV領域内のソース/ドレイン領域305上の前記3重膜の一部も共にエッチングされる。前記3重膜が除去されたソース/ドレイン領域305上の部分は、後続工程によりソース/ドレインコンタクトが形成される部分であって、相対的に低濃度のソース/ドレイン領域305に比べて相対的に高濃度の不純物イオンが注入される高濃度領域となり、このような不純物イオンを注入するために別途にパターンを製作して、さらにエッチングする必要なく、前記LV領域内で低電圧用トランジスタのゲート絶縁膜を形成するために3重膜をエッチングする時に同時にエッチングしうる。
次いで、前記3重膜がエッチングされて露出された半導体基板301の表面上に第4絶縁膜312を形成する。第4絶縁膜312は、LV領域で低電圧用トランジスタのゲート絶縁膜として必要な厚さになるように熱酸化工程または化学気相蒸着工程を利用して形成する。この際、同時に前記HV領域内の高濃度領域が形成される半導体基板301の表面上にも第4ゲート絶縁膜312が形成され、これは後続進行するゲート電極317のための導電膜エッチング工程時に半導体基板301の損傷を防止しうるバッファ膜としての役割を十分にできる。
図9を参照すれば、前記結果物上に導電層を積層した後、パターニングしてゲート電極317を形成する。前記ゲート電極317用の導電層は、例えば、ポリシリコン膜を利用する。HV領域でゲート電極317を形成すると同時にLV領域や低電圧用トランジスタのゲート電極317を形成する。前述したように、HV領域内の高濃度領域になる部分に形成された第4絶縁膜312は、ゲート電極317のためのエッチング工程中に半導体基板301の表面を保護する役割をする。
ゲート電極317を形成した後、LV領域ではイオン注入工程を行ってゲート電極317の両側壁下部の半導体基板301内に第2のソース/ドレイン領域318を形成する。
図10を再び参照すれば、HV領域内の第1ソース/ドレイン領域305内に高濃度の不純物イオンを注入して高濃度領域319を形成する。前記高濃度領域319は、必要によってまたは工程条件によって、前述したLV領域内の第2ソース/ドレイン領域318の形成時に共に形成されうる。前記高濃度領域319の形成工程は、例えば、5.0E14〜5.0E16の濃度を有する砒素を利用して40KeV〜60KeVのエネルギーでイオン注入して形成しうる。
次いで、前記高濃度領域319上に残留する第4絶縁膜312を除去した後、半導体基板301の全面に厚い層間絶縁膜320を、例えば、酸化膜で形成し、ソース/ドレインコンタクト用のコンタクトホールを形成した後、導電物質を充填してソース/ドレインコンタクト321を形成する。LV領域では、示されていないが、ソース/ドレインコンタクトが同時に形成されうる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、説明した本発明は、前述した実施形態及び添付された図面により限定されるものではなく、本発明の技術的思想を外れない範囲内で色々な置換、変形及び変更が可能であるということは、当業者には明白なものである。例えば、本発明では、ゲート電極のエッジに形成される厚い絶縁膜パターンの材質、高さ及び長さなどを自由に選択して使用でき、HV領域とLV領域での工程を多様に調整して所望の半導体素子を容易に製造しうる。
本発明は、半導体素子関連の技術分野に好適に適用されうる。
301 半導体基板
302 活性領域
303 素子分離領域
305 第1ソース/ドレイン領域
307 第1ゲート絶縁膜
308 チャンネル領域
309 第2ゲート絶縁膜
311 第3ゲート絶縁膜
312 第4絶縁膜
317 ゲート電極
318 第2ソース/ドレイン領域
319 高濃度領域
320 層間絶縁膜
321 ソース/ドレインコンタクト
323 エッジゲート絶縁膜パターン
302 活性領域
303 素子分離領域
305 第1ソース/ドレイン領域
307 第1ゲート絶縁膜
308 チャンネル領域
309 第2ゲート絶縁膜
311 第3ゲート絶縁膜
312 第4絶縁膜
317 ゲート電極
318 第2ソース/ドレイン領域
319 高濃度領域
320 層間絶縁膜
321 ソース/ドレインコンタクト
323 エッジゲート絶縁膜パターン
Claims (22)
- 半導体基板と、
前記半導体基板の所定領域に配置されて活性領域を限定する素子分離領域と、
前記活性領域内でチャンネル領域を介在して互いに離隔されているソース領域及びドレイン領域と、
前記ソース領域と前記ドレイン領域との間の前記活性領域上に形成されるゲート電極と、
前記活性領域と前記ゲート電極との間に形成され、前記ゲート電極の中央下部に位置する中央ゲート絶縁膜と、前記ゲート電極のエッジ下部に位置して底が前記中央ゲート絶縁膜の底と同じレベルであるが、上面が前記中央ゲート絶縁膜の上面より高く突出されたエッジゲート絶縁膜を有するゲート絶縁膜と、を備えるMOS電界効果トランジスタ。 - 前記エッジゲート絶縁膜は複層で形成されたことを特徴とする請求項1に記載のMOS電界効果トランジスタ。
- 前記エッジゲート絶縁膜の最上層と前記中央ゲート絶縁膜は、同じ物質で形成されたことを特徴とする請求項2に記載のMOS電界効果トランジスタ。
- 前記エッジゲート絶縁膜は、下部酸化膜/中間絶縁膜/上部酸化膜で形成されたことを特徴とする請求項2に記載のMOS電界効果トランジスタ。
- 前記中間絶縁膜は、窒化膜、アルミニウム酸化膜、タンタル酸化膜からなるグループから選択された1つ以上の膜で形成されたことを特徴とする請求項4に記載のMOS電界効果トランジスタ。
- 前記エッジゲート絶縁膜は、前記ソース領域及びドレイン領域の全面に延びたことを特徴とする請求項1に記載のMOS電界効果トランジスタ。
- 前記素子分離領域は、STI(Shallow Trench Isolation)構造であることを特徴とする請求項1に記載のMOS電界効果トランジスタ。
- 前記ソース領域及びドレイン領域内には、それぞれソースコンタクト及びドレインコンタクトが形成される部分に前記ソース領域及びドレイン領域よりも高濃度の不純物が注入された高濃度領域を含むことを特徴とする請求項1に記載のMOS電界効果トランジスタ。
- 半導体基板の所定領域に素子分離領域を形成して活性領域を画定する段階と、
前記活性領域内に互いに離隔されたソース領域及びドレイン領域を形成する段階と、
前記ソース領域とドレイン領域との間に形成されるチャンネル領域を露出させる第1絶縁膜パターンを形成する段階と、
前記第1絶縁膜パターンが形成された前記半導体基板の全面に第2絶縁膜を形成する段階と、
前記第2絶縁膜が形成された前記チャンネル領域を含んで、前記第1絶縁膜パターン及び前記第2絶縁膜が積層された前記ソース領域及び前記ドレイン領域の少なくとも一部とオーザラップされるゲート電極を形成する段階と、を含むMOS電界効果トランジスタの製造方法。 - 前記素子分離領域は、トレンチ構造であることを特徴とする請求項9に記載のMOS電界効果トランジスタの製造方法。
- 前記第1絶縁膜パターンは、複層で形成することを特徴とする請求項9に記載のMOS電界効果トランジスタの製造方法。
- 前記第1絶縁膜パターンの最上層と前記第2絶縁膜は、同一物質で形成することを特徴とする請求項11に記載のMOS電界効果トランジスタの製造方法。
- 前記第1絶縁膜パターンは、下部酸化膜/中間絶縁膜で形成されたことを特徴とする請求項12に記載のMOS電界効果トランジスタの製造方法。
- 前記中間絶縁膜は、窒化膜、アルミニウム酸化膜、タンタル酸化膜からなるグループから選択された1つ以上の膜で形成されたことを特徴とする請求項13に記載のMOS電界効果トランジスタの製造方法。
- 前記ゲート電極を形成する段階前に、
前記第1絶縁膜パターン及び前記第2絶縁膜の一部を除去して、前記ソース領域及びドレイン領域内にそれぞれソースコンタクト及びドレインコンタクトが形成される部分の前記半導体基板の表面を露出させる段階と、
前記露出された半導体基板の表面上に第3絶縁膜を形成する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のMOS電界効果トランジスタ。 - 前記ゲート電極を形成する段階以後に、
前記ソースコンタクト及びドレインコンタクトが形成される部分の前記半導体基板内に前記ソース領域及びドレイン領域のイオン濃度より高い高濃度領域を形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のMOS電界効果トランジスタ。 - 半導体基板の所定領域に高電圧トランジスタが形成される第1活性領域と低電圧トランジスタが形成される第2活性領域を画定する素子分離領域を形成する段階と、
前記第1活性領域内に互いに離隔された第1ソース領域及び第1ドレイン領域を形成する段階と、
前記半導体基板の全面に第1絶縁膜を形成してからエッチングして、前記第1ソース領域と第2ドレイン領域との間に形成されるチャンネル領域を露出させる第1絶縁膜パターンを形成する段階と、
前記第1絶縁膜パターンが形成された前記半導体基板の全面に第2絶縁膜を形成する段階と、
前記第2活性領域上に形成された前記第1絶縁膜パターン及び前記第2絶縁膜を除去する段階と、
前記半導体基板の全面にゲート電極物質を形成してからエッチングして、前記第2絶縁膜が形成された前記チャンネル領域を含んで、前記第1絶縁膜パターン及び前記第2絶縁膜が積層された前記第1ソース領域及び前記第1ドレイン領域の少なくとも一部とオーバーラップされる第1ゲート電極を形成する段階と、を含むMOS電界効果トランジスタの製造方法。 - 前記第1絶縁膜パターンは複層で形成することを特徴とする請求項17に記載のMOS電界効果トランジスタの製造方法。
- 前記第1絶縁膜パターンの最上層と前記第2絶縁膜は、同一物質で形成することを特徴とする請求項18に記載のMOS電界効果トランジスタの製造方法。
- 前記第2活性領域上に形成された前記第1絶縁膜パターン及び前記第2絶縁膜を除去する段階で、前記第1活性領域内の前記第1絶縁膜パターン及び前記第2絶縁膜の一部を除去して前記第1ソース領域及び第1ドレイン領域内にそれぞれソースコンタクト及びドレインコンタクトが形成される部分の前記半導体基板の表面を露出させる段階を同時に行い、
前記第1ゲート電極形成前に、前記露出された半導体基板の表面に第3絶縁膜を形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載のMOS電界効果トランジスタの製造方法。 - 前記第1ゲート電極を形成する段階で、前記第2活性領域上に形成された前記第3絶縁膜上に第2ゲート電極を同時に形成することを特徴とする請求項20に記載のMOS電界効果トランジスタの製造方法。
- 前記第2ゲート電極を形成した後、前記第2ゲート電極の両側壁下部の前記半導体基板内に第2ソース領域及び第2ドレイン領域を形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載のMOS電界効果トランジスタの製造方法。
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