JP2006344644A - 固体撮像装置およびカメラならびに固体撮像装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】素子分離用領域の電気的な分離特性を確保しつつ、画素サイズの微細化及び受光領域面積の増大を実現すると共に、ランダムノイズ及び白キズの少ない固体撮像装置およびカメラならびに固体撮像装置の製造方法を提供する。
【解決手段】シリコン基板1の上部に配置するフォトダイオード2と、フォトダイオード2と素子分離領域3によって分離されたMOSFETの活性領域とを有する固体撮像装置において、素子分離領域3の上部の幅を、下部の幅よりも広くする。
【選択図】図1
【解決手段】シリコン基板1の上部に配置するフォトダイオード2と、フォトダイオード2と素子分離領域3によって分離されたMOSFETの活性領域とを有する固体撮像装置において、素子分離領域3の上部の幅を、下部の幅よりも広くする。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体基板上に複数の画素を有する撮像領域が設けられた固体撮像装置およびカメラならびに固体撮像装置の製造方法に関する。
MOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の固体撮像装置は、各画素を構成するフォトダイオードに蓄積された信号を、MOSトランジスタを含む増幅回路によって読み出すイメージセンサである。このMOS型固体撮像装置は低電圧で動作すると共に、高速電荷読み出しが可能であり、さらに周辺回路とワンチップ化することができるという長所を有している。
このため、MOS型固体撮像装置はパーソナルコンピュータ用小型カメラ及び携帯電話等の携帯機器に用いる撮像素子として注目されている。近年、MOS型固体撮像装置では特に、セルサイズの縮小化および高感度化が求められている。
図8は一般的なMOS型固体撮像装置の回路構成の一例を示す回路図である。なお、図8に示す回路構成は、従来の固体撮像装置だけでなく、本発明の固体撮像装置にも採用することができる。図8に示すように、一般的なMOS型固体撮像装置は、複数の画素26がマトリックス状に配列された撮像領域27と、画素を選択するための垂直シフトレジスタ28及び水平シフトレジスタ29と、垂直シフトレジスタ28及び水平シフトレジスタ29に必要なパルスを供給するタイミング発生回路30とが1つの基板の上に設けられている。
撮像領域27に配置された各画素26は、光電変換を行うフォトダイオード部21とこれに付随するMOS型トランジスタとからなり、フォトダイオード部21で蓄積された電荷は転送用トランジスタ22によって、フローティングディフュージョン部36に転送される。フローティングディフュージョン部36のドレインは、電源33に接続されたリセット用トランジスタ23のソースと共有されている。ドレインが電源33に接続された増幅用トランジスタ24のゲートは、フローティングディフュージョン部36と接続されている。また、増幅用トランジスタ24のソースは、選択用トランジスタ25のドレインと接続されて、選択用トランジスタ25のソースは、出力パルス線35と接続されている。
転送用トランジスタ22のゲート、リセット用トランジスタ23のゲート及び選択用トランジスタ25のゲートは、それぞれ垂直シフトレジスタ28からの出力パルス線31、出力パルス線32及び出力パルス線34に接続されている。
撮像領域27において、半導体基板の上に形成された光電変換部21及び各MOS型トランジスタをそれぞれ分離する素子分離用領域には、一般的に熱酸化膜であるLOCOS(Local Oxidation of Silicon)が形成されている。しかし、LOCOSを用いた場合には、所望の素子分離特性を得るためには素子分離領域の幅を広くする必要がある。さらに、LOCOSを形成する場合にはバーズビークが発生するため、活性領域幅を十分に確保する必要がある。このため、一画素あたりの素子分離領域の占有面積及び活性領域の占有面積を大きくしなければならないので、セルサイズを縮小することは困難である。
このような問題を解決する方法として、以下のような従来技術がある(特許文献1参照)。図9は、従来の固体撮像装置におけるフォトダイオード部分の構成を示す断面図である。
図9に示すように、シリコン基板53の最表面部には、表面からの電荷の漏洩を防止する、厚さが薄いP+型シリコン層56が設けられており、P+型シリコン層56の下には、上から順に信号電荷蓄積領域であるN型シリコン層54とP-型シリコン層55とを有するフォトダイオード62が形成されている。
シリコン基板53の表面におけるフォトダイオード62の周囲には、シリコン基板53の最表面からN型シリコン層54と同程度の深さにまで達する素子分離領域52が設けられており、素子分離領域52は、ウェルの内表面を覆うシリコン酸化(SiO2)膜61と、シリコン酸化膜61の上からウェルを埋めるSiO2等の絶縁膜とを有するSTI(Shallow Trench Isolation)構造である。これにより、基板表面においてフォトダイオード62は、周辺の他の素子から電気的に分離されている。
また、シリコン基板53のうちフォトダイオード62の底部に接する部分にはP型ディープウエル59が設けられており、P+型シリコン層56とP型ディープウエル59とは、シリコン基板53のうち素子分離領域52の側面及び底面を取り囲む部分に設けられたP+型チャネルストッパ層57と、P+型チャネルストッパ層57の下側に順に設けられたP型表面ウエル58及びP型プラグウエル60とによって電気的に接続されている。これにより、N型の信号電荷蓄積領域(N型シリコン層54)は基板内においても周辺素子から電気的に分離されている。このため、この構造では信号電荷の漏洩が少ない。
フォトダイオード62の受光領域51(シリコン基板のうち素子分離領域52に囲まれる部分)に入射した光は、N型シリコン層54とP+型シリコン層56又はP-型シリコン層55とのPN接合部に達すると正孔と電子に変換され、入射光の光量に応じた信号電荷(電子)が信号電荷蓄積部であるN型シリコン層54に主に蓄積される。
本従来例においては、素子分離領域52がSTI構造であるため、バーズビークは発生せず、素子分離領域が受光領域51にはみ出すことはない。従って、MOS型トランジスタの活性領域の幅を十分に確保する必要がないため、受光領域51の面積の減少を防ぎ、受光領域51の面積を大きく確保することができる。また、STI構造の素子分離領域52では、素子分離に必要な絶縁材料の幅がLOCOS構造等と比べて狭い。そのため、素子分離としてSTI構造を採用した場合には、素子分離構造自体の面積を縮小できる。よって、フォトダイオードの感度を向上させることができ、一画素あたりのサイズを小さくすることができる。
特開2004−39832号公報
しかしながら、前記従来例においては、シリコン基板53のうち素子分離領域52の側面及び底面を取り囲む部分には、P+ 型チャネルストッパ層57がイオン注入により形成されている。よって、MOS型固体撮像装置を製造する熱処理工程で、P+ 型チャネルストッパ層57が広がり、光電変換された電荷を蓄積するN型シリコン層54が減少してくる。特に、セルサイズ3μm以下の固体撮像装置においては、上記原因により、ダイナミックレンジの減少が顕著になる。
さらに、STI構造の素子分離領域を形成する場合に、STI構造の底のエッジ部には、局所的にシリコン基板に引っ張り応力が生じている。一方、STI構造の底の周囲に位置する領域には電荷が蓄積するN型シリコン層54が配置しており、光電変換された電荷以外に、応力により発生した欠陥に起因した電荷がN型シリコン層54(フォトダイオードの信号電荷蓄積部)に蓄積される。つまり、光が入射した際に発生する電荷以外に、光が受光領域に入射していない場合にも不要な電荷が発生し、発生した不要な電荷がN型シリコン層54に蓄積されるため、この電荷が、画素間の特性ばらつき及び入射光がない場合に発生する白点である白キズの原因となり、フォトダイオードの感度が低下するという問題が生じてしまう。
本発明は、電荷蓄積領域としてのN型シリコン層を確保してダイナミックレンジの減少を防止することができると共に、応力に起因して発生する電荷に由来するランダムノイズ及び白キズの発生を防止することができる固体撮像装置およびカメラならびに固体撮像装置の製造方法を実現することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の一形態の固体撮像装置は、シリコン基板の上部に形成された、光電変換部を含む撮像領域と、前記シリコン基板のうち前記光電変換部を囲む部分の少なくとも一部に形成され、下部の幅が上部の幅よりも狭い素子分離と、前記撮像領域のうち、前記素子分離によって前記光電変換部と電気的に分離される領域に形成されたMOS型トランジスタとを備える。
本発明の一形態の固体撮像装置によると、素子分離の下部に隣接する領域では、従来よりも光電変換部を広く確保することができる。これにより、光電変換部の電荷蓄積層を広く確保することができるため、セルサイズが小さい場合であっても電荷蓄積量を増加させることができる。さらに、素子分離の底部のエッジ部を光電変換部から遠ざけることができる。このエッジ部では、局所的に引っ張り応力が強く発生しており、ノイズを引き起こす不要電荷が発生しやすい。しかし、光電変換部から電気的障壁を設けて空間的に遠くすることで、ノイズを低減することができる。
本発明の一形態の固体撮像装置の製造方法は、シリコン基板の上に窒化シリコン膜を形成してパターニングを行うことにより、前記窒化シリコン膜に開口を形成する工程(a)と、前記窒化シリコン膜の開口の側面のうち少なくとも一方の上にサイドウォールを形成する工程(b)と、前記工程(b)の後に、前記窒化シリコン膜および前記サイドウォールをマスクとしてエッチングを行うことにより、前記シリコン基板に素子分離溝を形成する工程(c)と、前記工程(c)の後に、前記サイドウォールを除去する工程(d)と、前記工程(d)の後に、前記窒化シリコン膜をマスクとしてエッチングを行うことにより、前記素子分離溝のうちの下部の幅を上部の幅よりも狭くする工程(e)とを備える。
本発明の一形態の固体撮像装置の製造方法は、シリコン基板の上に窒化シリコン膜を形成してパターニングすることにより、前記窒化シリコン膜に開口を形成する工程(a)と、前記窒化シリコン膜をマスクとして、臭化水素を含むガスを用いてエッチングを行うことにより、前記シリコン基板に、下部の幅が上部の幅よりも狭い素子分離溝を形成する工程(b)とを備える。
本発明において、上述のそれぞれの製造方法により得られる固体撮像装置では、素子分離のうちの下部の幅を上部の幅よりも広くすることができる。
これにより、素子分離の下部に隣接する領域では、従来よりも光電変換部を広く確保することができる。これにより、光電変換部の電荷蓄積層を広く確保することができるため、セルサイズが小さい場合であっても電荷蓄積量を増加させることができる。さらに、素子分離の底部のエッジ部を光電変換部から遠ざけることができる。このエッジ部では、局所的に引っ張り応力が強く発生しており、ノイズを引き起こす不要電荷が発生しやすい。しかし、光電変換部から電気的障壁を設けて空間的に遠くすることで、ノイズを低減することができる。
本発明の固体撮像装置およびカメラならびにその製造方法によれば、素子分離用領域の電気的な分離特性を確保しつつ、画素サイズの微細化及び受光領域面積の増大を実現すると共に、ランダムノイズ及び白キズの低減が可能となる。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
以下に、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の構造を示す断面図である。なお、シリコン基板1に形成される配線及び層間膜は省略する。図1に示すように、本実施形態において、光電変換部であるフォトダイオード2は、シリコン基板1の上部に設けられたP+NP-型の構造を有する。このP+NP-型の構造とは、具体的には、N型のシリコン基板1の最上部に設けられた薄いP+型表面層5と、P+型表面層5の下に設けられた、電荷蓄積領域となるN型シリコン層4と、N型シリコン層4の下に設けられたP-型シリコン層6とからなる。
フォトダイオード2に入射した光は、N型シリコン層4とP+型表面層5又はP―型シリコン層6とのPN接合界面に到達すると、光電変換されて正孔と電子とを発生させる。このため、入射光量に応じた信号電荷(電子)が、N型シリコン層4とP+型表面層5との間に生じる空乏層領域及びN型シリコン層4とP-型シリコン層6との間に生じる空乏層領域に蓄積される。なお、最上面に設けられたP+型表面層5により、フォトダイオード2の表面においてランダムノイズに起因して発生する電荷を低減することができる。
フォトダイオード2の側方は、少なくとも一部が素子分離領域3によって囲まれている。素子分離領域3は、基板の下方に向かって幅が狭くなる階段状に形成されている。言い換えると、素子分離領域3では、幅が上部から下部に向かって非連続的に変化している。また、素子分離領域3は、階段溝16の表面を熱酸化することにより形成された側壁酸化膜10aと、側壁酸化膜10aの上から階段溝16を埋める絶縁膜10bとを有している。素子分離領域3によって、フォトダイオード2は、蓄積された電荷を読み出すためのMOSトランジスタの活性領域(ソース・ドレイン領域)9と電気的に分離されている。なお、このMOSトランジスタとしては、図8におけるMOSトランジスタ22、23、24、25がある。
そして、シリコン基板1のうち素子分離領域3の側面及び底面を取り囲む領域には、MOSトランジスタの活性領域と反対導電型のP+型側壁層7が設けられている。P+型側壁層7は、電荷蓄積領域であるN型シリコン層4の側面に接して設けられている。このP+型側壁層7によって、P+型表面層5とP型シリコン層8とが電気的に接続される。さらに、P+型側壁層7は、素子分離領域3の界面付近で発生するノイズを引き起こす不要電荷がN型シリコン層4へ流入することを防ぐ。
次に、本実施形態に係る固体撮像装置の製造方法について図面を参照しながら説明する。図2(a)〜図3(c)は、第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を示す断面図である。
本実施形態の製造方法では、まず、図2(a)に示す工程で、シリコン基板1の上に厚さ1nm〜50nm程度のシリコン酸化膜からなるパッド絶縁膜11を形成する。パッド絶縁膜11の上には、厚さ50nm〜400nmのシリコン窒化膜等からなる耐酸化性膜12を形成する。そして、耐酸化性膜12の上に、所定の領域に開口を有するレジスト(図示せず)を形成する。
続いて、図2(b)に示す工程で、レジストをマスクとしてエッチングを行うことにより、パッド絶縁膜11と耐酸化性膜12とを選択的に除去して、シリコン基板1の上面を露出する開口13を形成する。その後レジストを除去する。なお、開口13の幅は、0.13μm〜30.0μm程度に設定する。
続いて、図2(c)に示す工程で、開口13内に、厚さ10〜300nmほどの酸化膜(図示せず)を形成して、エッチングを行うことにより、開口13の側面にサイドウォール14を形成する。このときのサイドウォール14の幅によって、後に形成する素子分離領域3(図3(c)等に示す)の下部の幅が決まる。そのため、サイドウォール14の幅を、素子分離領域3(図1等に示す)の下部の幅が電気的特性及び低ノイズ特性及び広ダイナミックレンジ特性を満たすように調節する。
続いて、図2(d)に示す工程で、耐酸化性膜12及びサイドウォール14をマスクとしてシリコン基板1を選択的にエッチングする溝部形成工程により、溝部15を形成する。なお、溝部15の深さは、10nm〜400nmとする。
続いて、図3(a)に示す工程で、サイドウォール14をウエットエッチングで除去する。エッチング時間をサイドウォール14の幅に合わせて調整することにより、サイドウォール14を完全に除去する。
続いて、図3(b)に示す工程で、耐酸化性膜12をマスクとしてシリコン基板1に対して選択的なエッチングを行う。これにより、階段溝16を形成する。なお、階段溝16を形成した後に、図2(c)〜図3(b)までの工程を繰り返して行った場合には、段数が増加した階段溝16を形成することができる。この場合には、各段のコーナー部分の局所応力をさらに削減することができる。なお、階段溝16の上面の幅に対する下面の幅は0.7以下であることが好ましい。
続いて、図3(c)に示すような構造を実現するために、階段溝16の側面及び底面に熱酸化により側壁酸化膜10aを形成した後に、階段溝16の内壁に対し、P型不純物であるボロンを、注入エネルギーが2.0KeV〜50KeVで、ドーズ量が1×1011/cm2 〜1×1015/cm2 の条件で注入する。これにより、シリコン基板1のうち階段溝16の側面及び底面に位置する領域に、P+型シリコン層7が形成される。さらに、CVD法を行うことにより、階段溝16内に酸化膜からなる絶縁膜10bを埋め込む。その後、CMP研磨又はドライエッチングにより耐酸化性膜12及びパッド絶縁膜11の一部を除去した後、さらにウエットエッチングを行って残存する部分を除去する。その後、所望の領域に、N型シリコン層4、P+型表面層5、P-型シリコン層6、P+型側壁層7、P型シリコン層8、活性領域9をイオン注入により形成する。
続いて、周知の方法により、図に示してないが、ゲート絶縁膜、ゲート配線、層間絶縁膜、信号線及びパルス伝達線等を形成する。以上の工程により、本実施形態の半導体装置を製造することができる。
本実施形態では、素子分離領域3の側壁を階段状とすることにより、主に二つの効果を得ることができる。第一に、素子分離領域3の幅が下に向かって狭くなっているため、素子分離領域3の下部に隣接する領域では、従来よりもP+型側壁層7がN型シリコン層4の領域の方に入り込まなくなる。これにより、従来よりもN型シリコン層4を広く確保することができる。つまり、通常では、セルサイズが小さくなるにつれて、P+型側壁層7を形成する際のP+型の不純物の熱拡散によってN型シリコン層4が顕著に小さくなるが、本実施形態では、素子分離領域3の下部の幅を狭くすることにより、十分にN型シリコン層4の幅を確保することができる。N型シリコン層は電荷蓄積層として機能するため、本実施形態の構造では、セルサイズが小さい場合であっても電荷蓄積量を増加させることができる。
第二に、素子分離領域3の底部のエッジ部をN型シリコン層4から遠ざけることができる。このエッジ部では、局所的に引っ張り応力がシリコン基板1に強く発生しており、ノイズを引き起こす不要電荷が発生しやすい。しかし、N型シリコン層4から電気的障壁を設けて空間的に遠くすることで、ノイズを低減することができる。
なお、階段溝16の上面の幅に対する下面の幅は0.7以下であることが好ましい。この場合には、ダイナミックレンジ特性と相関関係があるフォトダイオード2に蓄積される飽和電子数を、従来よりも増加させることができる。
また、本実施形態では、階段溝16の側壁を熱酸化して側壁酸化膜10aを形成するときに、階段溝16の上部エッジ部にバーズビークを形成する。これにより、この領域にリーク電流が発生することを抑制することができ、ハンプ特性を低減することができる。
STIを素子分離として用いた従来の固体撮像装置においては、100万画素あたり約10000個の白キズが観測された。それに対し、本実施形態の固体撮像装置においては、白キズ数は300個以下であった。なお、白キズは入射光がない場合に10mV以上の出力を示す画素において測定した。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
以下に、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の構造を示す断面図である。なお、シリコン基板1に形成される配線及び層間膜は省略する。図1に示すように、本実施形態において、光電変換部であるフォトダイオード2は、シリコン基板1の上部に設けられたP+NP-型の構造を有する。このP+NP-型の構造とは、具体的には、N型のシリコン基板1の最上部に設けられた薄いP+型表面層5と、P+型表面層5の下に設けられた、電荷蓄積領域となるN型シリコン層4と、N型シリコン層4の下に設けられたP-型シリコン層6とからなる。
フォトダイオード2に入射した光は、N型シリコン層4とP+型表面層5又はP―型シリコン層6とのPN接合界面に到達すると、光電変換されて正孔と電子とを発生させる。このため、入射光量に応じた信号電荷(電子)が、N型シリコン層4とP+型表面層5との間に生じる空乏層領域及びN型シリコン層4とP-型シリコン層6との間に生じる空乏層領域に蓄積される。なお、最上面に設けられたP+型表面層5により、フォトダイオード2の表面においてランダムノイズに起因して発生する電荷を低減することができる。
フォトダイオード2の側方は、少なくとも一部が素子分離領域3によって囲まれている。素子分離領域3の側面のうちフォトダイオード2が設けられている側の側面は、階段状に形成されている。これにより、素子分離領域3の幅が、上部から下部に向かって非連続的に変化する。この側面が階段状に形成されていることにより、素子分離領域3の幅は下方に向かって狭くなっている。素子分離領域3は、溝18の表面を熱酸化することにより形成された側壁酸化膜10aと、側壁酸化膜10aの上から溝18を埋める絶縁膜10bとを有している。素子分離領域3によって、フォトダイオード2は、蓄積された電荷を読み出すためのMOSトランジスタの活性領域(ソース・ドレイン領域)9と電気的に分離されている。なお、このMOSトランジスタとは、図8におけるMOSトランジスタ22、23、24、25がある。
そして、シリコン基板1のうち素子分離領域3の側面及び底面を取り囲む領域には、P+型側壁層7が設けられている。P+型側壁層7は、電荷蓄積領域であるN型シリコン層4の側面に接して設けられている。このP+型側壁層7によって、P+型表面層5とP型シリコン層8とが電気的に接続される。さらに、P+型側壁層7は、素子分離領域3の界面付近で発生するノイズを引き起こす不要電荷がN型シリコン層4へ流入することを防ぐ。
次に、本実施形態に係る固体撮像装置の製造方法について図面を参照しながら説明する。図5(a)〜図6(c)は、第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を示す断面図である。
本実施形態の製造方法では、まず、第1の実施形態と同様の方法で、図5(a)〜(c)に示す工程を行う。
次に、図5(d)に示す工程で、リソグラフィー法により、開口13の両側方に設けられたサイドウォール14のうち、フォトダイオード2に近い側のサイドウォール14のみをレジスト17で覆い、遠い側のサイドウォール14を露出させる。
続いて、図6(a)に示す工程で、フッ酸溶液を用いてエッチングを行うことにより、活性領域9に近い側のサイドウォール14を除去する。その後、エッチングを行うことにより、シリコン基板1を選択的に除去して、溝部15を形成する。なお、溝部15の深さは、10nm〜400nmとする。
続いて、図6(b)に示す工程で、フォトダイオード2側のサイドウォール14を除去して、シリコン基板1を選択的にエッチングすることにより、溝18を形成する。
続いて、図6(c)に示すような構造を実現するために、溝18の側面及び底面に熱酸化により側壁酸化膜10aを形成した後に、溝18の内壁に対し、P型不純物であるボロンを、注入エネルギーが2.0KeV〜50KeVで、ドーズ量が1×1011/cm2 〜1×1015/cm2 の条件で注入する。これにより、シリコン基板1のうち溝18の側面及び底面に位置する領域にP+型シリコン層7が形成される。さらに、CVD法を行うことにより、溝18内に酸化膜を埋め込む。その後、CMP研磨又はドライエッチングにより耐酸化性膜12及びパッド絶縁膜11の一部を除去した後、さらにウエットエッチングを行って残存する部分を除去する。その後、所望の領域に、N型シリコン層4、P+型表面層5、P-型シリコン層6、P+型側壁層7、P型シリコン層8、活性領域9をイオン注入により形成する。
続いて、周知の方法により、図に示してないが、ゲート絶縁膜、ゲート配線、層間絶縁膜、信号線及びパルス伝達線等を形成する。以上の工程により、本実施形態の半導体装置を製造することができる。
なお、上記第1および第2の実施形態では、サイドウォール14を用いて素子分離領域3の上部の幅に対する下部の幅を0.7以下にした。しかしながら、本発明では、エッチングの条件を調整することにより、素子分離領域3の下部の幅を上部の幅よりも狭くすることができる。図7は、エッチングガス中における臭化水素ガスと酸素ガスとの比を変更した場合において、分離溝の上部の幅と下部の幅との比が変化する様子を示すグラフ図である。図7に示すように、臭化水素ガス中における酸素ガスの比が0.2%以上7.3%以下の範囲内であれば、溝の上部の幅に対する下部の幅が0.7以下になる。したがって、このようなガス比率のエッチングガスを用いてエッチングを行えば、サイドウォールを用いずに本発明の素子分離を形成することができる。なお、この場合の素子分離溝の形状は、階段状ではなく、シリコン基板1の下部へ向かうにしたがって連続的に幅の狭くなるテーパー形状となる。この方法によれば、低コストプロセスで本発明の固体撮像装置を製造することができる。
本実施形態では、主に二つの効果を得ることができる。第一に、素子分離領域3の幅が下に向かって狭くなっているため、素子分離領域3の下部に隣接する領域では、従来よりもP+型側壁層7がN型シリコン層4の領域の方に入り込まなくなる。これにより、従来よりもN型シリコン層4を広く確保することができる。つまり、通常では、セルサイズが小さくなるにつれて、P+型側壁層7を形成する際のP+型の不純物の熱拡散によってN型シリコン層4が顕著に小さくなるが、本実施形態では、素子分離領域3の下部の幅を狭くすることにより、十分にN型シリコン層4の幅を確保することができる。N型シリコン層は電荷蓄積層として機能するため、本実施形態の構造では、セルサイズが小さい場合であっても電荷蓄積量を増加させることができる。
第二に、素子分離領域3の底部のエッジ部をN型シリコン層4から遠ざけることができる。このエッジ部では、局所的に引っ張り応力がシリコン基板1に強く発生しており、ノイズを引き起こす不要電荷が発生しやすい。しかし、N型シリコン層4から電気的障壁を設けて空間的に遠くすることで、ノイズを低減することができる。
なお、溝18の上面の幅に対する下面の幅は0.7以下であることが好ましい。この場合には、ダイナミックレンジ特性と相関関係があるフォトダイオード2に蓄積される飽和電子数を、従来よりも増加させることができる。
また、本実施形態では、溝18の側壁を熱酸化して側壁酸化膜10aを形成するときに、溝18の上部エッジ部にバーズビークを形成する。これにより、この領域にリーク電流が発生することを抑制することができ、ハンプ特性を低減することができる。
また、本実施形態において、素子分離領域3の側面のうち活性領域9と接する側の側面は、基板の下方に向かって連続的に幅を狭くすることが好ましい。この場合には、素子分離領域3のうち活性領域9と接する部分に段差がないため、活性領域9とP型シリコン層8とで形成される空乏領域に、エッジ部分が含まれない。そのため、活性領域におけるリーク電流の増加を防ぐことができる。
STIを素子分離として用いた従来の固体撮像装置においては、100万画素あたり約10000個の白キズが観測された。それに対し、本実施形態の固体撮像装置においては、白キズ数は300個以下であった。なお、白キズは入射光がない場合に10mV以上の出力を示す画素において測定した。
なお、上記実施形態の固体撮像装置は、カメラに用いると有用である。
本発明の固体撮像装置およびカメラならびに固体撮像装置の製造方法では、素子分離領域のエッジ部の応力に起因して発生する電荷に由来するランダムノイズ及び白キズの発生を防止して、感度の低下を防止することができる。また、セルサイズが縮小化してもダイナミックレンジを確保できる。以上の点で、産業上の利用可能性は高い。
1 シリコン基板
2 フォトダイオード
3 素子分離領域
4 N型シリコン層
5 型表面層
6 P-型シリコン層
7 P+型シリコン層
8 P型シリコン層
9 活性領域
10a 側壁酸化膜
10b 絶縁膜
11 パッド絶縁膜
12 耐酸化性膜
13 開口
14 サイドウォール
15 溝部
16 階段溝
17 レジスト
18 溝
21 フォトダイオード部
21 光電変換部
22 転送用トランジスタ
23 リセット用トランジスタ
24 増幅用トランジスタ
25 選択用トランジスタ
26 画素
27 撮像領域
28 垂直シフトレジスタ
29 水平シフトレジスタ
30 タイミング発生回路
31 出力パルス線
32 出力パルス線
33 電源
34 出力パルス線
35 出力パルス線
36 フローティングディフュージョン部
2 フォトダイオード
3 素子分離領域
4 N型シリコン層
5 型表面層
6 P-型シリコン層
7 P+型シリコン層
8 P型シリコン層
9 活性領域
10a 側壁酸化膜
10b 絶縁膜
11 パッド絶縁膜
12 耐酸化性膜
13 開口
14 サイドウォール
15 溝部
16 階段溝
17 レジスト
18 溝
21 フォトダイオード部
21 光電変換部
22 転送用トランジスタ
23 リセット用トランジスタ
24 増幅用トランジスタ
25 選択用トランジスタ
26 画素
27 撮像領域
28 垂直シフトレジスタ
29 水平シフトレジスタ
30 タイミング発生回路
31 出力パルス線
32 出力パルス線
33 電源
34 出力パルス線
35 出力パルス線
36 フローティングディフュージョン部
Claims (16)
- シリコン基板の上部に形成された、光電変換部を含む撮像領域と、
前記シリコン基板のうち前記光電変換部を囲む部分の少なくとも一部に形成され、下部の幅が上部の幅よりも狭い素子分離と、
前記撮像領域のうち、前記素子分離によって前記光電変換部と電気的に分離される領域に形成されたMOS型トランジスタとを備える固体撮像装置。 - 前記素子分離では、幅が上部から下部に向かって非連続的に変化する、請求項1記載の固体撮像装置。
- 前記素子分離の側面のうち前記光電変換部に近い側の側面に段差が形成されていることにより、前記幅が非連続的に変化する、請求項2記載の固体撮像装置。
- 前記素子分離の側面のうち前記MOS型トランジスタに近い側の側面には段差が形成されていない、請求項3記載の固体撮像装置。
- 前記素子分離では、幅が上部から下部に向かって連続的に変化する、請求項1記載の固体撮像装置。
- 前記素子分離において、最上部の幅に対する最下部の幅の比は0より大きく0.7以下である、請求項1記載の固体撮像装置。
- 前記素子分離は、前記シリコン基板に形成された溝に絶縁膜が埋め込まれた構造を有しており、前記シリコン基板のうち前記素子分離の周囲を囲む部分は、前記MOS型トランジスタのソース及びドレイン領域と反対導電型の不純物を含む、請求項1記載の固体撮像装置。
- 前記溝と前記絶縁膜との間には、熱酸化により形成された酸化シリコン膜が配置している、請求項7記載の固体撮像装置。
- 請求項1〜8のうちいずれか1項に記載の固体撮像装置を備えるカメラ。
- シリコン基板の上に窒化シリコン膜を形成してパターニングを行うことにより、前記窒化シリコン膜に開口を形成する工程(a)と、
前記窒化シリコン膜の開口の側面のうち少なくとも一方の上にサイドウォールを形成する工程(b)と、
前記工程(b)の後に、前記窒化シリコン膜および前記サイドウォールをマスクとしてエッチングを行うことにより、前記シリコン基板に素子分離溝を形成する工程(c)と、
前記工程(c)の後に、前記サイドウォールを除去する工程(d)と、
前記工程(d)の後に、前記窒化シリコン膜をマスクとしてエッチングを行うことにより、前記素子分離溝のうちの下部の幅を上部の幅よりも狭くする工程(e)と
を備える固体撮像装置の製造方法。 - 前記工程(e)の後に、前記シリコン基板のうち前記素子分離溝の表面に露出する部分を熱酸化することにより、酸化シリコン膜を形成する工程(f)と、
前記工程(f)の後に、前記シリコン基板のうち前記素子分離溝の表面に位置する部分に不純物を注入する工程と、
前記工程(f)の後に、前記酸化シリコン膜を挟んで前記素子分離溝を絶縁膜で埋めることにより、素子分離を形成する工程とを備える、請求項10記載の固体撮像装置の製造方法。 - 前記シリコン基板の一部に光電変換部を形成する工程と、
前記シリコン基板のうち、前記素子分離によって前記光電変換部と電気的に分離される領域に、MOS型トランジスタを形成する工程とを備える、請求項11記載の固体撮像装置の製造方法。 - 前記工程(b)では、前記開口の両側面の上に前記サイドウォールを形成した後に、前記MOS型トランジスタを形成する領域に近い側の前記サイドウォールのみを除去する、請求項12記載の固体撮像装置。
- シリコン基板の上に窒化シリコン膜を形成してパターニングすることにより、前記窒化シリコン膜に開口を形成する工程(a)と、
前記窒化シリコン膜をマスクとして、臭化水素を含むガスを用いてエッチングを行うことにより、前記シリコン基板に、下部の幅が上部の幅よりも狭い素子分離溝を形成する工程(b)とを備える、固体撮像装置の製造方法。 - 前記工程(b)の後に、前記シリコン基板のうち前記素子分離溝の表面に露出する部分を熱酸化することにより、酸化シリコン膜を形成する工程(c)と、
前記工程(c)の後に、前記シリコン基板のうち前記素子分離溝の表面に位置する部分に不純物を注入する工程と、
前記工程(c)の後に、前記酸化シリコン膜を挟んで前記素子分離溝を絶縁膜で埋めることにより、素子分離を形成する工程とを備える、請求項14記載の固体撮像装置の製造方法。 - 前記工程(b)では、前記ガスとして酸素も含むガスを用い、前記臭化水素の流量に対する前記酸素の流量の比が0.2%以上7.3%以下である、請求項14記載の固体撮像装置の製造方法。
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