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JP2008153566A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置及びその製造方法 Download PDF

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JP2008153566A
JP2008153566A JP2006342233A JP2006342233A JP2008153566A JP 2008153566 A JP2008153566 A JP 2008153566A JP 2006342233 A JP2006342233 A JP 2006342233A JP 2006342233 A JP2006342233 A JP 2006342233A JP 2008153566 A JP2008153566 A JP 2008153566A
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Mitsuyoshi Mori
三佳 森
Mikiya Uchida
幹也 内田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】素子分離領域としてSTIを用いた固体撮像装置であって、暗電流及び白キズの発生を低減すると共に、蓄積電荷数の増加を実現する固体撮像装置提供する。
【解決手段】固体撮像装置は、シリコンからなる基板の上部に形成され、光電変換部を含む撮像領域と、基板のうち光電変換部を囲む部分の少なくとも一部に形成されたトレンチ素子分離と、撮像領域のうち、トレンチ素子分離によって光電変換部と電気的に分離される領域に形成されたMOS型トランジスタとを備え、トレンチ素子分離の側部及び底部の周囲を囲む部分は、光電変換部の電荷蓄積領域の導電型と異なる導電型の不純物であるインジウムを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体基板上に複数の画素を有する撮像領域が設けられた固体撮像装置及びその製造方法、並びにカメラに関する。
MOS(Metal Oxide Semiconductor)型の固体撮像装置は、各画素を構成するフォトダイオードに蓄積された信号を、MOSトランジスタを含む増幅回路によって読み出すイメージセンサである。このMOS型固体撮像装置は、低電圧で動作すると共に、高速で電荷読み出しが可能であり、さらに、周辺回路とワンチップ化することができるという長所を有している。
さらに、近年、MOS型固体撮像装置は、セルサイズの縮小化及び広ダイナミックレンジ等の撮像素子の基本性能を向上させる技術開発により、市場拡大の可能性を有している。
一般的なMOS型固体撮像装置における撮像領域は、シリコン基板の上に形成されたフォトダイオード、フローティングディフュージョン、MOS型トランジスタ、及びこれらの素子を電気的に分離する素子分離領域によって構成されており、素子分離領域として、一般的に、STI(shallow trench isolation)が形成されている。
STIよりなる素子分離領域の形成は、素子分離特性を満たすために、エッチングによってシリコン基板に凹部を形成し、該凹部に酸化膜を埋め込むことによって行われる。このエッチングの際には、エッチングダメージにより、光が照射されない暗時においても発生する不要電荷が増加して、ノイズが増加する。また、セルサイズの縮小化に際して、STIの側壁部に注入されたB(ボロン)注入領域が熱拡散によって広がることにより、フォトダイオードの横方向の領域が狭くなるため、蓄積電子数が減少する。さらに、STI界面で発生する不要電荷がフォトダイオードに入ることにより、ノイズ特性、つまり白キズ及び暗電流特性が悪化する。
以上のようなSTIよりなる素子分離領域を形成した場合の問題点を解決する方法として、以下で説明する第1〜第3の従来例に係る固体撮像装置が提案されている。
図7は、第1の従来例に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード部を含む断面構成を示している(例えば特許文献1参照)。
図7に示すように、半導体基板101上のP型半導体ウエル領域102内に形成されたN型の電荷蓄積領域103の表面には、P型の埋め込み領域104が形成されており、半導体基板101に形成された溝内には、絶縁層から成る素子分離層111がフォトダイオードに隣接して形成されている。素子分離層111は、幅の広い上部109と幅の狭い下部110とによって構成されており、幅の狭い下部110の周囲にはP型領域112が形成されている。なお、同図には、さらに、フローティングディフュージョン105、ゲート絶縁膜106、読み出しゲート電極107、リセットゲート電極108、ゲート電極113、ビア配線114、及び金属配線115を示している。
図7に示した固体撮像装置によると、半導体基板101表面において、フォトダイオードは、周辺の他の素子から電気的に分離されると共に、素子分離領域の幅を狭小化できる。したがって、画素サイズが縮小化された場合においても、蓄積電荷量を十分に確保することが可能となる。
また、図8は、第2の従来例に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード部を含む断面構成を示している(例えば特許文献2参照)。
図8に示すように、半導体基板201上のP型ウエル領域202内には、表面反転層としての第1の不純物領域206とその下部の第2の不純物領域204とからなる埋め込みフォトダイオードである光電変換部215が形成されている。光電変換部215の周囲には、素子分離として機能するP型領域205、N型領域203、及びP型領域207が形成されている。なお、同図には、絶縁膜208、転送ゲート電極209、遮光膜210、層間絶縁膜211、反射防止膜212、及び表面保護膜213を示している。
図8に示した固体撮像装置によると、埋め込みフォトダイオードを構成する第1の不純物領域206は、光電変換部215の表面近傍の結晶欠陥に起因する暗電流や白キズの影響を低減することができる表面反転層であって、該表面反転層に従来のボロンに比べて拡散係数が小さいインジウムを導入することで、イオン注入後の熱処理工程後においても、急峻な不純物分布を保つことができる。このため、フォトダイオード表面から浅く且つ濃く分布した表面反転層を持った埋め込みフォトダイオードが形成されるため、フォトダイオードの飽和電荷量の向上と、暗電流や白キズ発生の抑制とが実現される。
また、図9は、第3の従来例に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード部を含む断面構成を示している(例えば特許文献3参照)。
図9に示すように、半導体基板301上のP型ディープウエル308の上には、P型化したシリコン層310、P型プラグウエル310、及びP型表面側ウエル311が形成されている。P型化したシリコン層310の上にはN型シリコン層318が形成されており、該N型シリコン層を覆うようにP型チャネルストップ層306及びN型シリコン層319が形成されている。P型チャネルストップ層306の上には酸化シリコン膜305及び素子分離構造(STI)307が形成されている。
図9に示した固体撮像装置によると、N型シリコン層318及びP型シリコン層319からなる光電変換部320は、素子分離構造307によって電気的に分離されており、素子分離界面近傍にはBFが注入されたP型領域が形成されていることにより、素子分離界面の結晶欠陥に起因する白キズ数を低減できる。
特開2005−191262号公報 特開2006−186262号公報 特開2004−39832号公報
しかしながら、上記第1〜第3の従来例に係る固体撮像装置では、以下で説明する問題がある。
まず、図7に示した第1の従来例に係る固体撮像装置では、素子分離層111を構成する下部110の周囲にはP型領域112が形成されているが、P型の埋め込み領域104とは接続されていない。このため、素子分離層111を構成する上部109の底面、つまり、P型埋め込み領域104とP型領域112との境界領域では、素子分離層111の界面からの暗電流が発生して、特性の悪化が起こる。また、素子分離層111を構成する上部109のエッジは、応力が集中しており、P型領域で覆われていないために、更なる暗電流が発生する。そして、素子分離層111を製造する方法として、リソグラフィ法及びドライエッチング法を用いて素子分離層111の上部109を形成し、再びリソグラフィ法及びドライエッチング法を用いて素子分離層111を構成する下部110を形成するため、リソグラフィ法でのレジストパターン寸法のばらつき及びマスク合わせずれによる下部110の形成位置のずれが発生し、素子分離層111を構成する下部110の寸法及び位置が画素間及びウエハ間で異なる。その結果、蓄積電子数及び感度の性能ばらつきが発生して、高性能な固体撮像装置が実現されない。さらに、リソグラフィ工程を2度行う必要があるため、TATが長くなって高コストになる。
また、図8に示した第2の従来例に係る固体撮像装置では、MOS型固体撮像装置のセルサイズの微細化に伴い、隣接する画素との素子分離領域を狭小化するためには、STI構造が必要となるため、表面反転層にInを導入するだけでは、STI界面で発生する暗電流及び白キズ特性の改善は見込めない。さらに、表面で発生する結晶欠陥に起因する白キズ数の増加を低減するための十分な量のインジウムが、熱処理条件では、シリコンに固溶しない。
さらに、図9に示した第3の従来例に係る固体撮像装置では、P型を形成する際にB原子を用いているため、質量が軽いB原子は熱による拡散距離が長く、ナローチャネル効果によりって蓄積電荷数が減少する。
前記に鑑み、本発明の目的は、素子分離領域としてSTIを用いた固体撮像装置であって、暗電流及び白キズの発生を低減すると共に、蓄積電荷数の増加を実現する固体撮像装置及びその製造方法を提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明の第1の形態に係る固体撮像装置は、シリコンからなる基板の上部に形成され、光電変換部を含む撮像領域と、基板のうち光電変換部を囲む部分の少なくとも一部に形成されたトレンチ素子分離と、撮像領域のうち、トレンチ素子分離によって光電変換部と電気的に分離される領域に形成されたMOS型トランジスタとを備え、トレンチ素子分離の側部及び底部の周囲を囲む部分は、光電変換部の電荷蓄積領域の導電型と異なる導電型の不純物であるインジウムを含む。
本発明の第1の形態に係る固体撮像装置によると、MOS型固体撮像装置のセルサイズの微細化のためにSTI構造のトレンチ素子分離を用いた場合に、トレンチ素子分離界面付近の結晶欠陥に起因する白キズ数の増加を抑えることができ、インジウムの拡散係数が低いことにより、ナローチャネル効果での光電変換部への蓄積電荷数の低減を改善することができる。
本発明の第1の形態に係る固体撮像装置において、光電変換部の電荷蓄積領域の導電型の不純物であるリン又は砒素のピーク値が、インジウムのピーク値とトレンチ素子分離界面との間に形成されていない構造を有する。
この構造によると、トレンチ素子分離界面付近の結晶欠陥に起因する白キズ数の増加を抑えることができると共に、トレンチ素子分離界面に沿った領域にP型のインジウムとN型のリン又は砒素とで空乏層容量が形成され、光電変換される蓄積電荷量の増加及び感度向上が実現される。
本発明の第1の形態に係る固体撮像装置において、光電変換部の電荷蓄積領域の導電型の不純物であるリン又は砒素のピーク値が、インジウムのピーク値とトレンチ素子分離界面との間に形成されている構造を有する。
この構造によると、リン又は砒素が、インジウムに比べて質量数が軽く注入時の分散が広く、また、約900度以下の熱処理では、リン及び砒素の拡散係数はインジウムより大きいため、インジウムによるP型領域に隣接してリン又は砒素によるN型領域との空乏層が形成される。さらに、PN接合の逆バイアス特性での電界強度を減少でき、再結合電流を低減して、白キズ及び暗電流特性を減少できる。
本発明の第1の形態に係る固体撮像装置において、トレンチ素子分離における底部に位置する部分に含まれるインジウムの濃度は、トレンチ素子分離における側部に位置する部分に含まれるインジウムの濃度よりも高い。
この構成により、PN接合により形成される空乏層の広がりがトレンチ素子分離界面まで到達しないため、結晶欠陥に起因する白キズの低減ができる。
本発明の第2の形態に係る固体撮像装置は、シリコンからなる基板の上部に形成され、光電変換部を含む撮像領域と、基板のうち光電変換部を囲む部分の少なくとも一部に形成されたトレンチ素子分離と、撮像領域のうち、トレンチ素子分離によって光電変換部と電気的に分離される領域に形成されたMOS型トランジスタと、光電変換部に蓄積された電荷が転送される浮遊拡散層とを備え、光電変換部と浮遊拡散層との間には、インジウムを含む電気的分離領域をさらに備える。
本発明の第2の形態に係る固体撮像装置によると、光電変換部と浮遊拡散層とを分離するP型領域の熱拡散による広がりを低減できるため、蓄積電荷量が増加する。また、インジウムの注入プロファィルの広がりは小さいため、空乏層容量を大きくでき、変換ゲインを改善できる。
本発明の第1又は第2の形態に係る固体撮像装置において、光電変換部の電荷蓄積領域における上部は、電荷蓄積領域の導電型と異なる導電型の不純物であるインジウムを含む。
この構成により、光電変換部の電荷蓄積領域のN型領域はインジウムの拡散距離が短いため、電荷蓄積領域の上部のP型領域及びトレンチ素子分離界面層が熱によって広がっても、電荷蓄積領域が十分確保される。つまり、蓄積電荷量は熱処理によって低減しにくい構造が実現される。
本発明の一形態に係る固体撮像装置の製造方法は、シリコンからなる基板の上にハードマスク膜又はレジスト膜を形成してパターニングを行うことにより、ハードマスク膜又はレジスト膜に開口部を形成する工程(a)と、ハードマスク膜又はレジスト膜をマスクとしてエッチングを行うことにより、基板にトレンチ溝を形成する工程(b)と、工程(b)よりも後に、基板におけるトレンチ溝の側部及び底部に、インジウムのイオン注入を行うと共に、砒素又はリンのイオン注入を行う工程(c)と、工程(c)よりも後に、トレンチ溝にトレンチ素子分離を形成する工程(d)とを備える。
これにより、トレンチ素子分離近傍に形成されるPN接合は、リソグラフィ工程を必要とすることなくセルフアラインで形成されるため、光電変換部毎のマスクずれによる蓄積電荷量のバラツキを低減することができる。
本発明の一形態に係る固体撮像装置の製造方法において、工程(c)において、インジウムのイオン注入エネルギーは、リン又は砒素のイオン注入エネルギーよりも小さい。
これにより、トレンチ素子分離界面近傍まで空乏層が広がることを防止して、トレンチ素子分離界面の結晶欠陥に起因する白キズ数を低減できる。
本発明の固体撮像装置及び製造方法によると、STI構造の素子分離領域を用いても、素子分離領域界面付近の結晶欠陥に起因する白キズ数を低減できると共に、蓄積電荷数が増加する構造を有する固体撮像装置及びその製造方法を実現することができる。
まず、本発明の各実施形態に係るMOS型固体撮像装置に共通する基本的な回路構成について説明する。
図1は、MOS型固体撮像装置の基本的な回路構成を示している。
図1に示すように、複数の画素16がマトリックス状に配列された撮像領域17と、画素を選択するための垂直シフトレジスタ18及び信号を出力する水平シフトレジスタ19と、垂直シフトレジスタ18及び水平シフトレジスタ20に必要なパルスを供給するタイミング発生回路20とが1つの基板(図示せず)の上に設けられている。
撮像領域17に配置された各画素16は、光電変換を行うフォトダイオード(光電変換部)11とこれに付随するMOS型トランジスタとからなり、フォトダイオード11で光電変換された電荷は転送トランジスタ12によって、浮遊拡散層であるフローティングディフュージョン部(図示せず)に転送される。フローティングディフュージョンは、ドレインが電源23に接続されたリセットトランジスタ13のソースと共有されている。ドレインが電源23に接続された増幅用トランジスタ14のゲートは、フローティングディフュージョンと接続されている。また、増幅トランジスタ14のソースは、選択トランジスタ15のドレインと接続されて、選択トランジスタ15のソースは、出力信号線25と接続されている。
転送トランジスタ12のゲート、リセットトランジスタ13のゲート及び選択用トランジスタ15の各ゲートは、それぞれ垂直シフトレジスタ18からの出力パルス線21、出力パルス線22及び出力パルス線24に接続されている。
以下に、本発明に係るMOS型固体撮像装置の具体的な特徴について、各実施形態に分けて説明する。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード及び活性領域を含む部分の断面構造を示している。なお、半導体基板上に形成される配線及び層間膜は省略している。
図1に示すように、光電変換部であるフォトダイオード30は、シリコン基板31の表面からPNP型の構造を有しており、該PNP型の構造は、N型からなるシリコン基板31の最上面に設けられたP型表面層36と(表面暗電流抑制領域)、P型表面層36の下に順に設けられた電荷蓄積領域である、N型シリコン層33及びP型シリコン層34とからなる。
フォトダイオード30に入射した光は、PN接合界面に到達すると光電変換されて正孔と電子とを発生させる。そして、入射光量に応じた信号電荷(電子)が、N型シリコン層33とP型表面層36との間に生じる空乏領域、N型シリコン層33とP型シリコン層32との間に生じる空乏層領域、P型側壁層38(側壁暗電流抑制領域)とN型シリコン層33との間に生じる空乏層領域に主に蓄積される。なお、最上面に設けられたP型表面層36は、フォトダイオード30の表面において結晶欠陥に起因する熱エネルギー等でランダムに発生する電荷が光電変換された蓄積電荷と混合するのを電気的障壁で妨げている。
フォトダイオード30で蓄積された電荷は、各フォトダイオード30と隣接する位置に存在するMOSトランジスタ(例えば図1参照)を用いて読み出される。そして、フォトダイオード30とMOSトランジスタの活性領域37とを電気的に分離するために、STI(shallow trench isolation)からなる素子分離領域(トレンチ素子分離)39が形成されている。素子分離領域39の側部及び底部には、P型側壁層38が設けられており、P型表面層36と同様の効果で、素子分離領域39と接するシリコン基板31の界面からランダムに発生する電荷が光電変換された蓄積電荷と混合するのを電気的障壁で妨げている。したがって、P型側壁層38は、固体撮像装置のノイズ特性を低減するために必要である。また、このP型側壁層38によって、P型表面層36とP型シリコン層34とが電気的に接続されている。
さらに、P型側壁層38にはインジウムが導入されている。インジウムは、従来導入されていたB(ボロン元素)に比べて、質量数が大きく、拡散係数が小さい。例えば、900℃での拡散係数は、ボロンが約2×10−15(cm/s)であり、インジウムが約3×10−16(cm/s)であり、インジウムの方が熱拡散距離が短い。このため、素子分離領域39の側壁にP型側壁層38を形成した後に、熱処理を追加した場合、インジウムが導入されたP領域の広がりは、ボロンを導入した場合に比べて狭くなる。したがって、フォトダイオード30のナローチャネル効果が低減されるため、蓄積電荷量を確保することができる。また、素子分離領域39の界面に隣接した領域にP型ドーパントのインジウムを導入していることにより、界面表面に形成された酸化膜のパイロアップ減少がボロンに比べて低減できるため、必要以上に注入量を増加させることなく、急峻な注入プロファィル設計ができる。このため、原子が酸化膜界面近傍の結晶欠陥に起因するフォトダイオード30の白キズ及び暗電流特性を低減している。また、P型表面反転層36にインジウムを導入すれば、上記と同様の理由により、フォトダイオード30の蓄積電荷量をさらに確保できる。
以下に、図2に示した本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置における特徴部分である素子分離領域39及びP型側壁層38を製造する方法について説明する。
図3(a)〜(d)は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置における素子分離領域39及びP型側壁層38を製造する工程を主として説明するための工程断面図を示している。
まず、図3(a)に示すように、シリコン基板31の上に、例えば厚さ1nm〜50nm程度のシリコン酸化膜からなるパッド絶縁膜41を形成する。続いて、パッド絶縁膜41の上に、例えば厚さ50nm〜400nmのシリコン窒化膜等からなる耐酸化性膜42を形成する。
次に、図3(b)に示すように、耐酸化性膜42の上に、所定の領域に開口を有するレジストパターン(図示せず)を形成した後に、該レジストパターンをマスクに用いてエッチングすることにより、パッド絶縁膜41と耐酸化性膜42とを選択的に除去して、シリコン基板31上の所定の領域を露出する開口部43を形成する。その後、レジストパターンを除去する。なお、開口部43の幅は、0.10μm〜10.0μm程度で、開発する画素サイズ及びCMOSプロセスルールに依存する。続いて、ドライエッチング法により、シリコン基板31に開口部43に連通するトレンチ溝44を形成する。トレンチ溝44の深さは、隣接する活性領域39(後述)とフォトダイオード30とを電気的に分離するために、150〜500nm程度としている。なお、ここでは、レジストパターンを除去した後に、耐酸化性膜42をハードマスク膜としてトレンチ溝44を形成する場合について説明したが、レジストパターンを除去することなくトレンチ溝44を形成してもよい。また、ハードマスク膜として、ここではシリコン窒化膜を用いたが、シリコン酸化膜を用いてもよい。
次に、図3(c)に示すように、イオン注入法を用いて、インジウムのイオン注入を行うことにより、トレンチ溝44の底部及び側部にP型側壁層38を形成する。つまり、P型側壁層38は、素子分離領域39(後述)の底部及び側部に位置することになる。この工程では、耐酸化性膜42をマスクとしてリソグラフィ工程を行う必要がないため、マスク合わせずれによる各画素間のバラツキなく、素子分離領域39(後述)の底部及び側部に位置する領域にインジウムを導入することができる。本実施形態では、インジウムの注入は、30keV〜500keV程度の注入エネルギーで、1×1012〜1×1013(個/cm)程度の注入量で行っている。なお、P型側壁層38について、素子分離領域39(後述)の側部に位置する領域に含まれるインジウムの注入量は、同底部に位置する領域に含まれるインジウムの注入量よりも多い、すなわち、注入濃度が高い。これにより、パンチスルーを防止して、隣接する活性領域(図2参照)37との電気的分離特性を確保している。
次に、図3(d)に示すように、開口部43及びトレンチ溝44にシリコン酸化膜を埋め込んだ後に、CMP(chemical mechanical polishing)法を用いて表面を平坦化する。その後、耐酸化性膜42を除去することにより、底部及び側部にP型側壁層38が位置する素子分離領域39が形成される。以後の工程は、MOS型トランジスタ形成を形成するための各種注入工程、フォトダイオード30を形成するための各種注入工程、ゲート形成工程、及び配線形成工程を公知の方法で行うことにより、固体撮像装置が形成される。
以上で説明した本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置及びその製造方法によると、蓄積電荷量が従来比で1.1倍以上の値が実現され、白キズ数及び平均暗電流も従来比で半減以下の値が実現された。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置について図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード及び活性領域を含む部分の断面構造を示している。なお、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置は、上述した本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置と比較して、N型追加不純物領域51をさらに備えている点で異なり、その他の構成は同様であるため、以下ではその異なる点を中心に説明することとする。
図4に示すように、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置は、インジウムが導入されたP型側壁層38とフォトダイオード30を構成するN型シリコン層33との双方に隣接するように、N型追加不純物領域51が形成されている。これにより、素子分離領域39の界面に発生する結晶欠陥に起因する白キズを低減するP型側壁層38とN型追加不純物領域51とにより、空乏層による大容量が形成される。したがって、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置は、第1の実施形態に係る固体撮像装置と比較して、光電変換された電荷蓄積量が増加すると共に感度が増加する。
以下に、図4に示した本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置における特徴部分である素子分離領域39、P型側壁層38、及びN型追加不純物領域51を製造する方法について説明する。
図5(a)及び(b)は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置における素子分離領域39、P型側壁層38、及びN型追加不純物領域51を製造する工程を主として説明するための工程断面図を示している。
まず、上述した本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法における図3(a)及び(b)を用いた説明と同様の工程を行う。
次に、図5(a)に示すように、イオン注入法を用いて、インジウムのイオン注入と、砒素又はリンのイオン注入とを行うことにより、トレンチ溝44の底部及び側部に、P型側壁層38と、N型追加不純物領域51とを順に形成する。この工程では、耐酸化性膜42をマスクとしてリソグラフィ工程を行う必要がないため、マスク合わせずれによる各画素間のバラツキなく、素子分離領域39(後述)の底部及び側部に位置する領域にインジウムを導入すると共に砒素又はリンを導入することができる。本実施形態では、インジウムの注入は、30〜300keV程度の注入エネルギーで、1×1012〜1×1013(個/cm)程度の注入量で行っている。また、N型追加不純物領域51を形成する際に砒素を用いる場合は、30〜260keV程度の注入エネルギーで、1×1011〜1×1013(個/cm)程度の注入量で行っている。また、N型追加不純物領域51を形成する際にリンを用いる場合は、20〜120keV程度の注入エネルギーで、1×1011〜1×1013(個/cm)程度の注入量で行っている。
次に、図5(b)に示すように、開口部43及びトレンチ溝44にシリコン酸化膜を埋め込んだ後に、CMP法を用いて表面を平坦化する。その後、耐酸化性膜42を除去することにより、素子分離領域39を形成する。以後の工程は、MOS型トランジスタ形成を形成するための各種注入工程、フォトダイオード30を形成するための各種注入工程、ゲート形成工程、及び配線形成工程を公知の方法で行うことにより、固体撮像装置が形成される。
以上で説明した本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置及びその製造方法によると、蓄積電荷量が従来比で1.2倍以上の値が実現され、白キズ数及び平均暗電流も従来比で半減以下の値が実現された。
なお、本実施形態では、素子分離領域39の界面となる領域にP型側壁層38及びN型追加不純物領域51を設ける際、素子分離領域39からインジウム注入のピーク位置までの距離が、リン又は砒素注入のピーク位置までの距離に比べて短い場合には、空乏層容量の大容量化が可能となり、蓄積電荷量が従来比で1.3倍以上の値が実現される。また、素子分離領域39からインジウム注入のピーク位置までの距離が、リン又は砒素注入のピーク位置までの距離に比べて長い場合には、インジウム注入でリソグラフィ工程を必要とせずに素子分離領域3の界面から深くまで注入できて、N型追加不純物領域51とのPN接合容量を形成できて蓄積電荷量が従来比で1.2倍以上となる。そして、白キズ数が従来比で3分の1以下となる。つまり、インジウムの質量数がリン又は砒素に比べて大きいため、インジウム注入時の広がりを狭くできる。このため、耐酸化性膜42を用いて、P型側壁層38を形成する際に注入ピーク位置を素子分離領域39の界面から離すことができる。したがって、白キズ数を従来比に比べて低減できると共に、蓄積電荷量を確保することができる。
−変形例−
図6は、上述した本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置を、フォトダイオード30で光電変換された電荷を、ゲート酸化膜63上に形成された転送ゲート64を介して、浮遊拡散層61へ転送するFDA(Floating Diffusion Amplifier)型の固体撮像装置に適用した場合の構造を示している。なお、ここでは、第2の実施形態に係る固体撮像装置に対しても同様に適用可能である。
図6に示すように、FDA型の固体撮像装置に適用すると、N型シリコン層33と浮遊拡散層61とを電気的に分離する分離注入層62を設ける必要がある。そこで、従来はP型ドーパントになるボロンを用いていたが、インジウムを導入した分離注入層62を用いることで、P型ドーパントの注入プロファィルを急峻にできるため、浮遊拡散層61の空乏層容量を増加して、出力電圧を従来比で1.1倍以上に高くできる。また、N型シリコン層33の方向への分離注入層62の熱拡散の広がりを低減できるため、蓄積電荷量を従来比で1.1倍以上にできる。
以上説明したように、本発明に係る固体撮像装置及びその製造方法によると、素子分離領域の界面にインジウムのP型ドーパントを用いることにより、素子分離領域のエッジ部及び界面に起因して発生する電荷に由来するランダムノイズ及び白キズの発生を防止して、感度低下の無い高感度な固体撮像装置、及びセルサイズが縮小化しても蓄積電荷数を増加できる固体撮像装置を実現できる。また、フォトダイオードの電荷蓄積領域のN型シリコン層と浮遊拡散層とを電気的に分離する分離注入層にインジウムのP型ドーパントを用いることにより、浮遊拡散層の容量を大きくして出力電圧を高くすることができる。さらに、蓄積電荷数を増加させることができる。このように、本発明は、半導体基板上に複数の画素を有する撮像領域が設けられた固体撮像装置及びその製造方法にとって有用である。
本発明の各実施形態に共通する固体撮像装置の基本的な回路構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード部分を含む構造断面図である。 (a)〜(d)は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード部分を含む構造の製造方法を順に示す工程断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード部分を含む構造断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード部分を含む構造の製造方法を順に示す工程断面図である。 本発明の各実施形態の変形例に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード部分及び浮遊拡散層を含む構造断面図である。 第1の従来例に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード部分を含む構造断面図である。 第2の従来例に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード部分を含む構造断面図である。 第3の従来例に係る固体撮像装置におけるフォトダイオード部分を含む構造断面図である。
符号の説明
11 フォトダイオード
12 転送トランジスタ
13 リセットトランジスタ
14 増幅用トランジスタ
15 選択トランジスタ
16 画素
17 撮像領域
18 垂直シフトレジスタ
19 水平シフトレジスタ
20 タイミング発生回路
21 出力パルス線
22 出力パルス線
23 電源
24 出力パルス線
25 出力信号線
31 シリコン基板
30 フォトダイオード
32 P型シリコン層
33 N型シリコン層
34 P型シリコン層
36 P型表面層
37 活性領域
38 P型側壁層
39 素子分離領域
41 パッド絶縁膜
42 耐酸化性膜
43 開口部
44 トレンチ溝
51 N型追加不純物領域
61 浮遊拡散層
62 分離注入層
63 ゲート酸化膜
64 転送ゲート

Claims (8)

  1. シリコンからなる基板の上部に形成され、光電変換部を含む撮像領域と、
    前記基板のうち前記光電変換部を囲む部分の少なくとも一部に形成されたトレンチ素子分離と、
    前記撮像領域のうち、前記トレンチ素子分離によって前記光電変換部と電気的に分離される領域に形成されたMOS型トランジスタとを備え、
    前記トレンチ素子分離の側部及び底部の周囲を囲む部分は、前記光電変換部の電荷蓄積領域の導電型と異なる導電型の不純物であるインジウムを含む、固体撮像装置。
  2. 前記光電変換部の電荷蓄積領域の導電型の不純物であるリン又は砒素のピーク値が、前記インジウムのピーク値と前記トレンチ素子分離界面との間に形成されていない構造を有する、請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記光電変換部の電荷蓄積領域の導電型の不純物であるリン又は砒素のピーク値が、前記インジウムのピーク値と前記トレンチ素子分離界面との間に形成されている構造を有する、請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記トレンチ素子分離における底部に位置する部分に含まれる前記インジウムの濃度は、前記トレンチ素子分離における側部に位置する部分に含まれる前記インジウムの濃度よりも高い、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. シリコンからなる基板の上部に形成され、光電変換部を含む撮像領域と、
    前記基板のうち前記光電変換部を囲む部分の少なくとも一部に形成されたトレンチ素子分離と、
    前記撮像領域のうち、前記トレンチ素子分離によって前記光電変換部と電気的に分離される領域に形成されたMOS型トランジスタと、
    前記光電変換部に蓄積された電荷が転送される浮遊拡散層とを備え、
    前記光電変換部と前記浮遊拡散層との間には、インジウムを含む電気的分離領域をさらに備える、固体撮像装置。
  6. 前記光電変換部の電荷蓄積領域における上部は、前記電荷蓄積領域の導電型と異なる導電型の不純物であるインジウムを含む、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  7. シリコンからなる基板の上にハードマスク膜又はレジスト膜を形成してパターニングを行うことにより、前記ハードマスク膜又はレジスト膜に開口部を形成する工程(a)と、
    前記ハードマスク膜又はレジスト膜をマスクとしてエッチングを行うことにより、前記基板にトレンチ溝を形成する工程(b)と、
    前記工程(b)よりも後に、前記基板における前記トレンチ溝の側部及び底部に、インジウムのイオン注入を行うと共に、砒素又はリンのイオン注入を行う工程(c)と、
    前記工程(c)よりも後に、前記トレンチ溝にトレンチ素子分離を形成する工程(d)とを備える、固体撮像装置の製造方法。
  8. 前記工程(c)において、インジウムのイオン注入エネルギーは、リン又は砒素のイオン注入エネルギーよりも小さい、請求項7に記載の固体撮像装置の製造方法。
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