JP2006316797A - 過給圧制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電動機と共にこの電動機以外の過給圧変更手段も有するターボチャージャにおいて、電動機と他の過給圧変更手段との各制御を干渉させることなく過給圧を制御することによって、出力特性改善や燃費改善に寄与することのできる過給圧制御装置を提供する。
【解決手段】 本発明の過給圧制御装置は、ターボチャージャ11のタービン/コンプレッサ11aを回転させて過給圧を変更し得る電動機11bと、この電動機11b付コンプレッサ11a以外の過給圧変更手段と、電動機11bの駆動による過給圧制御よりも過給圧変更手段による過給圧制御を優先して実行する過給圧制御手段16とを備えたことを特徴としている。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明の過給圧制御装置は、ターボチャージャ11のタービン/コンプレッサ11aを回転させて過給圧を変更し得る電動機11bと、この電動機11b付コンプレッサ11a以外の過給圧変更手段と、電動機11bの駆動による過給圧制御よりも過給圧変更手段による過給圧制御を優先して実行する過給圧制御手段16とを備えたことを特徴としている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ターボチャージャのタービンを電動機で駆動することができるようにした電動機付ターボチャージャを用いて過給圧を制御する過給圧制御装置に関する。
エンジン(内燃機関)の吸入空気量をターボチャージャで過給して、高出力(あるいは、低燃費)を得ようとする試みは以前から常用されている。ターボチャージャの改善が要望されている点の一つとして、低回転域の過給圧の立ち上がりが悪く、低回転域でのエンジン出力特性が良好でないというものがある。これは、排気エネルギーを利用して吸入空気を過給するというターボチャージャの原理上、排気エネルギーの少ない低回転域で発生する現象であった。これを改善するために、ツインターボ化などが一般に行われているが、タービンに電動機(モータ)を組み込んで強制的にタービンを駆動して所望の過給圧を得ようとする試みもなされている。このような場合は、排気エネルギーを利用して電動機に回生発電を行わせることも可能である。このような電動機付ターボチャージャとしては、特開平8‐182382号公報に記載のようなものがある。
特開8‐182382号公報
上述した公報に記載されている電動機付ターボチャージャでは、目標過給圧と実過給圧とを比較して、電動機によって過給圧をどの程度変更させるかを決定している。しかし、過給圧を変更する手段が複数あるような場合には、モータによる過給圧変更制御と他の過給圧変更制御とが干渉してしまうおそれがあり、上述した公報に記載のターボチャージャはこの点に関する改善が必要であった。なお、他の過給圧変更制御としては、吸気側エアバイパスバルブ制御、ウェイストゲートバルブ制御、バリアブルノズルターボにおけるバリアブルノズル制御、A/R可変機構のA/R可変制御などがある。
従って、本発明の目的は、ターボチャージャのコンプレッサを回転駆動させる電動機と共にこの電動機以外の過給圧変更手段も有する過給圧制御装置において、電動機と他の過給圧変更手段との各制御を干渉させることなく過給圧を制御することによって、出力特性改善や燃費改善に寄与することのできる過給圧制御装置を提供することにある。
請求項1に記載の過給圧制御装置は、ターボチャージャのコンプレッサを回転させて過給圧を変更し得る電動機と、電動機付コンプレッサ以外の過給圧変更手段と、エンジン運転領域に応じて電動機及び過給圧変更手段による過給圧制御を行う過給圧制御手段とを備え、過給圧制御手段は、ベース目標過給圧に基づいて過給圧変更手段を制御し、ベース目標過給圧にかさ上げ分の過給圧を加えた目標過給圧に基づいて電動機を制御するように構成されており、エンジン運転領域が過給圧要求領域であって、かつ、特定運転領域内である場合には、過給圧変更手段による過給圧制御に加えて電動機の駆動による過給圧制御を行い、エンジン運転領域が過給圧要求領域であって、かつ、特定運転領域外である場合には、電動機の駆動を禁止して過給圧変更手段による過給圧制御を行うことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の過給圧制御装置において、過給圧制御手段が特定運転領域を含むエンジン運転領域を判定することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の過給圧制御装置において、過給圧制御手段は、急加速状態を特定運転領域と判定することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の過給圧制御装置において、過給圧制御手段は、特定運転領域の判定をエンジン回転数及びアクセル開度に基づいて行うことを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の過給圧制御装置において、過給圧制御手段は、エンジン回転数が所定回転数以下で、かつ、アクセル開度が所定開度以上である状態を特定運転領域と判定することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の過給圧制御装置において、過給圧制御手段は、目標過給圧と実過給圧との差が所定値以上である場合に電動機を駆動し、所定値より小さい場合には電動機の駆動を禁止するように構成されており、エンジン運転領域が特定運転領域外にある場合には、目標過給圧と実過給圧との差が所定値より小さくなるようにかさ上げ分の過給圧を負の値として設定することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の過給圧制御装置において、過給圧変更手段がタービンノズル部の流量可変機構であることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の過給圧制御装置において、過給圧制御手段は、サージ回避処理が必要と判定されたときに、スロットルバルブの閉じ動作を遅らせると共に電動機を回生発電させることによってサージ回避を行うことを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の過給圧制御装置において、過給圧制御手段は、吸気管内圧力、スロットル開度及びアクセル開度が減少する場合に、サージ回避処理が必要と判定することを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の過給圧制御装置において、過給圧制御手段は、サージ回避処理が必要と判定されたときに急減速操作が伴う場合には、ターボチャージャのコンプレッサ下流側の圧力を開放することによるサージ回避処理を行うことを特徴としている。
本発明に係る過給圧制御装置によれば、電動機による過給圧制御と電動機以外の過給圧変更手段による過給圧制御の干渉を防止し、より安定した過給圧制御を実現することができる。
エンジンの低回転域における過給要求時には、過給圧の不足を補って過給圧の立ち上がり向上させることができ、エンジンへの過給の高応答化を達成できる。
エンジンの低回転域を除く運転領域での過給要求時には、電動機を駆動するための電力消費を抑制してエネルギ効率を向上できる。
本発明の過給圧制御装置の一実施形態について以下に説明する。本実施形態の過給圧制御装置を有するエンジン1を図1に示す。本実施形態で説明するエンジン1は筒内噴射型のガソリンエンジンであるが、吸気通路上に燃料を噴射するタイプのガソリンエンジンや、ディーゼルエンジンに対して適用することも可能である。
なお、「過給圧」の語は大気圧に対しての差圧を示すものを指す語として用いられる場合がある。一方で、「過給圧」の語は吸気管内の絶対圧力を指す語として用いられる場合もある。以下、両者を明確に分けて説明する必要がある場合は、その指すところが明確となるような説明を行う。例えば、吸気管内圧力を検出する圧力センサの出力に基づいて過給圧制御を行う場合、この圧力センサが大気圧に対する差圧を検出するセンサであれば過給圧制御は大気圧に対する差としての過給圧に基づいて制御されることが容易であるし、圧力センサが絶対圧力を検出するセンサであれば過給圧制御は絶対圧力としての吸気圧に基づいて制御されるのが容易である。
本実施形態で説明するエンジン1は、多気筒エンジンであるが、ここではそのうちの一気筒のみが断面図として図1に示されている。エンジン1は、インジェクタ2によってシリンダ3内のピストン4の上面に燃料を噴射するタイプのエンジンである。このエンジン1は、成層燃焼が可能であり、いわゆるリーンバーンエンジンである。後述するターボチャージャによってより多くの吸入空気を過給してリーンバーンを行うことによって、高出力化だけでなく低燃費化をも実現し得るものである。
エンジン1は、吸気通路5を介してシリンダ3内に吸入した空気をピストン4によって圧縮し、ピストン4の上面に形成された窪みの内部に燃料を噴射して濃い混合気を点火プラグ7近傍に集め、これに点火プラグ7で着火させて燃焼させる。シリンダ3の内部と吸気通路5との間は、吸気バルブ8によって開閉される。燃焼後の排気ガスは排気通路6に排気される。シリンダ3の内部と排気通路6との間は、排気バルブ9によって開閉される。吸気通路5上には、上流側からエアクリーナ10、ターボユニット11、インタークーラー12、スロットルバルブ13などが配置されている。
エアクリーナ10は、吸入空気中のゴミや塵などを取り除くフィルタである。ターボユニット11は、吸気通路5と排気通路6との間に配され、過給を行うものである。本実施形態のターボユニット11においては、タービン側インペラーとコンプレッサ側インペラーとが回転軸で連結されている(以下、この部分を単にタービン/コンプレッサ11aと言うこととする)。また、本実施形態のターボチャージャは、タービン/コンプレッサ11aの回転軸が出力軸となるように電動機11bが組み込まれている電動機付ターボチャージャである。電動機11bは、交流モータであり、発電機としても機能し得る。ターボユニット11は、排気エネルギーによってのみ過給を行う通常の過給機としても機能し得るが、電動機11bによってタービン/コンプレッサ11aを強制的に駆動することでさらなる過給を行うこともできる。
また、排気エネルギーを利用して、タービン/コンプレッサ11aを介して電動機11bを回転させることで回生発電させ、発電された電力を回収することもできる。図示されていないが、電動機11bは、タービン/コンプレッサ11aの回転軸に固定されたロータと、その周囲に配置されたステータとを主たる構成部分として有している。吸気通路5上のターボユニット11の下流側には、ターボユニット11による過給で圧力上昇に伴って温度が上昇した吸入空気の温度を下げる空冷式インタークーラ12が配されている。インタークーラー12によって吸入空気の温度を下げ、充填効率を向上させる。
インタークーラー12の下流側には、吸入空気量を調節するスロットルバルブ13が配されている。本実施形態のスロットルバルブ13は、いわゆる電子制御式スロットルバルブであり、アクセルペダル14の操作量をアクセルポジショニングセンサ15で検出し、この検出結果と他の情報量とに基づいてECU16がスロットルバルブ13の開度を決定するものである。スロットルバルブ13は、これに付随して配設されたスロットルモータ17によって開閉される。また、スロットルバルブ13に付随して、その開度を検出するスロットルポジショニングセンサ18も配設されている。
スロットルバルブ13の下流側には、吸気通路5内の圧力(吸気圧)を検出する圧力センサ19が配設されている。これらのセンサ15,18,19はECU16に接続されており、その検出結果をECU16に送出している。ECU16は、CPU,ROM,RAM等からなる電子制御ユニットである。ECU16には、上述したインジェクタ2、点火プラグ7や、電動機11b、等が接続されており、これらはECU16からの信号によって制御されている。ECU16には、このほかにも、吸気バルブ8の開閉タイミングを制御する可変バルブタイミング機構20の油圧や、電動機11bと接続されたコントローラ21、バッテリ22なども接続されている。
コントローラ21は、電動機11bの駆動を制御するだけでなく、電動機11bが回生発電した電力の電圧変換を行うインバータとしての機能も有している。回生発電による電力は、コントローラ21によって電圧変換された後にバッテリ22に充電される。さらに、吸気通路5上には、ターボユニット11(コンプレッサ)の上流側と下流側とをバイパスするバイパス路27が設けられている。このバイパス路27上には、その開閉を制御するエアバイパスバルブ28が配設されている。本実施形態のエアバイパスバルブ28は、ECU16からの信号によって電気的にその開閉が制御されるものであるが、コンプレッサ下流側圧力がコンプレッサ上流側圧力よりも所定圧力以上高くなった場合に開弁される機械的な一方向弁でもよい。
一方、排気通路6上には、排気ガスを浄化する排気浄化触媒23がターボユニット11の下流側に取り付けられている。そして、排気通路6(ターボユニット11の上流部)から吸気通路5(圧力センサ19の下流側に形成されたサージタンク部)にかけて排気ガスを還流させるためのEGR(Exhaust Gas Recirculation)通路24が配設されている。EGR通路24上には、排気ガス還流量を調節するEGRバルブ25が取り付けられている。EGRバルブ25の開度制御も上述したECU16によって行われる。
また、エンジン1のクランクシャフト近傍には、エンジン回転数を検出する回転数センサ26が取り付けられている。さらに、図示されていないが、本実施形態のターボユニット11は、いわゆるバリアブルノズルターボでもある。バリアブルノズルターボとは、排気側のタービン/コンプレッサ11aの外方に位置するノズル部分に複数の可動ベーンを配置し、タービンノズルからタービン/コンプレッサ11aに向けて流れる排気流量を可変制御するものである。バリアブルノズルを制御することによって過給圧を変更できる。
バリアブルノズルを駆動するアクチュエータは、ECU16に接続されており、ECU16によって制御されている。このバリアブルノズル機構は電動機11b以外の過給圧変更手段として機能しており、ECU16が過給圧制御手段として機能している。電動機11b以外の過給圧制御手段となり得るものとしては、ここで説明したバリアブルノズル機構の他、タービン容量を可変制御する機構(A/R可変機構)等が挙げられる。
さらに、図示されていないが、排気通路6上には、ターボユニット11をバイパスする流路も設けられており、この流路上にウェイストゲートバルブが配されている。ウェイストゲートバルブは、過給圧が所定圧力以上となると開かれ、タービン/コンプレッサ11aへの排気流量を減じることによって過給圧を制御するものである。本実施形態のウェイストゲートバルブは吸気圧を利用して開閉する受動的なものであるが、ソレノイドバルブなどにしてECU16によって積極的にその開閉を制御しても良い。このような場合は、過給圧を積極的に制御する手段(過給圧制御手段)の一つとなり得る。
上述した電動機11bを用いた過給圧制御の基本部分を説明する。図2に、制御の基本部分のフローチャートを示す。図2に示されるフローチャートの制御は、所定時間毎(例えば、32ms毎)に繰り返し実行されている。
まず、エンジン回転数が回転数センサ26によって検出されると共に、エンジン負荷が吸入空気量(圧力センサ19から推定)やスロットル開度(スロットルポジショニングセンサ18によって検出)から推定される(ステップ200)。次に、エンジン回転数とエンジン負荷とから、ベース目標過給圧Bが算出される(ステップ205)。ベース目標過給圧Bとは、定常運転時における所定エンジン回転数・所定エンジン負荷のときに予想される過給圧であり、予め実験などによって取得されてECU16内のROM内にマップとして格納されている。上述した電動機11b以外の過給圧変更手段であるバリアブルノズルの制御は、このベース目標過給圧Bに基づいて行われる。
次に、回転数センサ26によって検出されたエンジン回転数とアクセルポジショニングセンサ15によって検出されるアクセル開度とに基づいて、電動機11bによってかさ上げする分の過給圧Pを決定する(ステップ210)。エンジン回転数とアクセル開度とかさ上げ分の過給圧Pとの関係は、予め実験などを通じて決定されており、マップとしてECU16内のROMに格納されている。このマップを図3に示す。図3に示されるように、ここでは、エンジン回転数が所定回転数以下で、かつ、アクセル開度が所定開度以上である領域が特定運転領域として設定されており、エンジン1の状態がこの特定運転領域内で運転されているときにのみ、上述したかさ上げ過給圧Pが正の値として設定され、電動機11bによるアシストが行われる。特定運転領域内でも、より低回転、より大きなアクセル開度となるほどかさ上げ過給圧Pが大きくなるようになされている。
エンジン1の状態が特定運転領域外の状態である場合には、上述したかさ上げ過給圧Pが0ではなく負の値として設定されることによって電動機11bによるアシストが実質的に禁止されている。かさ上げ過給圧Pを負の値として設定することの意味は追って説明する。ステップ210の後、ベース目標過給圧Bに電動機11bによるかさ上げ分の過給圧Pを加えたものを目標過給圧Tとして算出する(ステップ210)。次に、圧力センサ19によって吸気管内圧力を実過給圧Cとして検出し(ステップ220)、上述した目標過給圧Tと検出した実過給圧Cとの差ΔPを算出する(ステップ225)。
算出された差ΔPが0より大きいか否かを判定し(ステップ230)、差ΔPが0以下であれば、電動機11bによるアシストの有無を示すアシストフラグFassistを0にして電動機11bによる過給アシストを行わずに図2のフローチャートを一旦抜ける。ここで、上述したかさ上げ過給分Pが正の値であっても、差ΔPが0以下であれば、電動機11bによる過給は行われない。一方、ステップ230が肯定される場合、即ち、差ΔPが0より大きい場合は、電動機11bによる過給アシストを行うための指示値を差ΔPに基づいて決定し、この指令値をコントローラ21に対して出力する(ステップ235)。
差ΔPとコントローラ21に与える指令値との関係を図4に示す。図4に示されるように、コントローラ21への指令値は電圧値によって行われる。差ΔPが大きいほど、大きな電圧値がコントローラ21に対して送出される。その電圧値の範囲は、ここでは0〜4.3Vの範囲である。4.3Vの電圧がコントローラ21に送出されると、コントローラ21は電動機11bをフル駆動させて過給をフルアシストする。コントローラ21への指示値の送出後、アシストフラグFassistが1にされ(ステップ240)、コントローラ21が受け取った指示値に基づいて電動機11bを制御される(ステップ245)。
本実施形態では、コントローラ21は、与えられた指示値に基づいて決定される電流を電動機11bに対して送出している。電動機11bは、与えられる電流によって出力トルクを変化させるものであり、送出する電流をを介して制御されている。なお、本実施形態では指示値に基づく電流を電動機11bに与えるだけで電動機11bのフィードバック制御は行われていない。その後は図2のフローチャートの制御が繰り返し行われることで電動機11bに与えられる電流値が変化していくこととなる。ただし、電動機11bのフィードバック制御を行っても良く、例えば、タービン/コンプレッサ11aに回転数センサを設け、タービン回転数に基づいて電動機11bに与える電流のフィードバック制御を行うなどしても良い。
このようにして電動機11bで過給することによって、低回転域での過給圧の不足を補って過給圧の立ち上がりを向上させ、ターボユニットによる高出力あるいは高効率化を低回転域から高回転域まで得ることができるようになる。そして、ここでは、電動機11b以外の過給圧変更手段であるバリアブルノズル機構による過給圧制御が、電動機11bによる過給圧制御よりも優先して行われることとなる。このため、二つの過給圧制御に優先順位が設定されているので、両方の過給圧制御が干渉してしまうことがなく、安定した過給圧制御を行うことができる。
さらに、ここでは、電動機11b以外の過給圧変更手段であるバリアブルノズル機構は、ベース目標過給圧Bに基づいて制御され、一方、電動機11bはベース目標過給圧Bではなく、これにかさ上げ分の過給圧Pを加えた目標過給圧Tに基づいて制御される。このようにそれぞれの制御が異なる目標(制御マップ)を有している。このため、電動機11bによるアシストが過剰になってしまっても、これとは独立しているもう一つの過給圧制御が働かなくなるようなことはなく、この点からも、両者の過給圧制御が干渉しにくくなっている。なお、本実施形態におけるバリアブルノズル機構による過給圧制御は、実過給圧Cとの関係からPIDフィードバック制御等の公知の過給圧制御が行われている。
またさらに、ここでは、上述した特定運転領域外のときは電動機11bによる過給圧制御が実質的に禁止されるので、不必要な電力消費を抑止し、エネルギー効率の良い運転を行うことができる。さらに、ここでは急加速状態を特定運転領域としており、具体的には、エンジン回転数が所定回転数以下で、かつ、アクセル開度が所定開度以上のときを急加速状態としている。
また、上述したように、ここでは、特定運転領域外のときはかさ上げ過給分Pを負の値として設定している。このようにすることで、算出される目標過給圧Tがより少なく算出されることとなり、その結果、差ΔPもより小さく算出されることになる。電動機11bによる過給圧制御を行うか否かは、差ΔPの大きさに基づいて判定するので、差ΔPがより小さく算出されるということは、電動機11bによる過給圧制御が行われにくくなるということになる。差ΔPは、小さめに算出される目標過給圧Tと実過給圧Cとの差であるので、電動機11bによる過給圧制御の要否を判定する上で、実過給圧Cに対してある程度の変動幅を確保することになる。
このようにすると、外乱などに起因して実過給圧Cが変動しただけのような、電動機11bによるアシストを始めたくないような場合に電動機11bによる過給圧が行われにくくなり、過給圧制御を安定して行うことができる。例えば、外乱などで実過給圧Cが微小な増減を繰り返して変動するような場合に電動機11bによる過給の開始停止が頻繁に繰り返されてしまうと過給圧制御がかえって荒れてしまう。即ち、電動機11bによる不要な過給圧制御が行われてしまう。そこで、電動機11bによる過給が必要ないと思われるとき(特定運転領域外)のときは、電動機11bによる過給が開始されにくいようにしておくことによって過給圧制御の安定化を図っている。
さらに、電動機11bを発電機として使用すれば、電気エネルギーを回収することも可能となる。電動機11bから電力を回収している間は、電動機11bがタービン/コンプレッサ11aの回転を抑止するものとなる。即ち、電動機11bは、それ自身が電気エネルギーを消費してタービン/コンプレッサ11aの回転を高回転化させるだけでなく、回生発電を行ってタービン/コンプレッサ11aの回転を抑止することもでき、電動機11bによるタービン/コンプレッサ11aの回転制御(過給圧制御)の制御幅は広い。なお、電動機11bが回転駆動されておらず、かつ、回生発電も行っていない(バッテリ22と接続されていない)状態では、タービン/コンプレッサ11aは排気エネルギーのみによって回転されることとなるが、この場合に電動機11bがタービン/コンプレッサ11aの回転を抑止することはない(コギングトルクは無視できるほどに小さい)。
次に、上述した基本的な過給圧制御が行われている間に急減速操作が行われた際に実行される、回生発電を伴う過給圧制御について説明する。
従来のターボチャージャでは、減速時などにスロットルバルブが閉じられると、いわゆるサージが発生する場合があるが、従来は、上述したエアバイパスバルブ28を開くことによってサージを回避していた。本実施形態では、電動機11bに回生発電を行わせることでタービン/コンプレッサ11aの回転を抑止することによってサージを回避する。回生発電も行うので、サージ回避と共に電気エネルギーを回収することもできる。ここで説明する制御のフローチャートを図5に示す。
まず、圧力センサ19によって検出される吸気管内圧力が高い側から低い側に変化したか否かを判定する(ステップ500)。ステップ500が肯定される場合は、次いで、スロットルポジショニングセンサ18によって検出されるスロットル開度が大きい側から小さい側に変化したか否かを判定する(ステップ505)。ステップ505が肯定される場合は、次いで、アクセルポジショニングセンサ15によって検出されるアクセル開度が大きい側から小さい側に変化したか否かを判定する(ステップ510)。ステップ510が肯定される場合、即ち、ステップ500,ステップ505,ステップ510の条件が全て満たされる場合は、減速状態でサージが発生する可能性があり、サージ回避処理が必要であるとされる。
なお、ステップ500〜510の何れかが否定される場合は、図5に示されるフローチャートを一旦抜ける。ステップ500〜510の全てが肯定される場合にのみサージ回避処理が必要であると判定される。この場合は、そのときの減速状態が、通常の減速状態であるか急減速状態であるかを判定する(ステップ515)。ステップ515では、具体的には、閉じ側へのアクセル開度変化量が大きいか?あるいは、ブレーキペダルの踏み込み側への変化量が大きいか?等で判定される。ステップ515が否定される場合は、急減速状態ではないので、電動機11bを回生発電させることによってタービン/コンプレッサ11aの回転を抑止してサージ回避を行う(ステップ520)。
なお、ステップ520では、電動機11bの回生発電によるタービン/コンプレッサ11aの回転抑止と共に、スロットルバルブ13の開度制御も行われている。本実施形態のスロットルバルブ13は電子制御型なので、ECU16によってその開度を制御できる。ここでは、回生発電によってタービン/コンプレッサ11aの回転を急激に低回転化させると共に、スロットルバルブ13を急閉させずに徐々に閉じるようにしている(ステップ505で閉じ側に移動しているスロットルバルブ13を、急減速時にはさらに徐々に閉じる)。このようにすることによって、回生発電によって回収する電力をより多くすることができる。
なお、状況によっては、スロットルバルブ13を閉じずに、回生発電によるタービン/コンプレッサ11aの回転抑止のみでサージ回避できる場合もあり得る。このような場合は、この減速状態から再加速するときに、電動機11bを回生発電モードから回転駆動モードに移行するだけで良く、レスポンス良く直ぐに高出力を得ることができる。一方、ステップ515が肯定される場合は、急減速状態にあるので、電動機11bの回生発電によるサージ回避では間に合わない可能性がある。この場合は、スロットルバルブ13を運転者の意思通りの速さで閉じると共に、排気流をターボユニットをバイパスさせるサージ回避処理を行う。
ここでは、エアバイパスバルブ28を開いたり(コンプレッサ下流の圧力が開放される)、EGRバルブ25を開く(排気流を吸気側に還流)などして、サージ回避を行う。これらのサージ回避処理は、通常のターボチャージャシステムで行われるサージ回避処理である。このようにすることによって、急減速時以外は電動機11bの回生発電の実行頻度がより多くなるようにし、より多くの電気エネルギーを回収することができるようにしている。
なお、コンプレッサ下流の圧力開放は、上述したエアバイパス路27及びエアバイパスバルブ28を用いて下流側圧力を上流側に戻すことで実現しても良いが、インテークリリーフバルブなどを用いて単純に大気開放させてもよい。ただし、大気開放させると異音を生じる可能性があるため、エアバイパス路27やエアバイパスバルブ28を用いる方が好ましい。また、EGRバルブ25を開放してサージ回避を行う場合は、スロットルバルブ13が開いている必要がある。また、このような急減速判定後のサージ回避処理時に、(エアバイパスバルブ28の開放と同時に)電動機11bによって回生発電させても良い。この場合、電動機11bによる回生発電のサージ回避へ寄与度は低いが、省エネルギーには寄与する。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態における電動機以外の過給圧変更手段はバリアブルノズルであったが、バリアブルノズル以外の手段、例えば、A/Rを可変制御する機構などであっても良い。また、過給圧制御手段は、単一の部品で構成されなければならないというものではなく、複数の部品(例えば、ECU、アクチュエータ、センサ等)によって構成されて構わない。
また、上述した実施形態においては、タービン側インペラとコンプレッサ側インペラとが回転軸で一体化され、両者は必ず一体的に回転するものであった。しかし、例えば、回転軸の途中にクラッチが配されているような形態のタービン/コンプレッサを有するターボチャージャに対しても本発明は適用し得る。この場合、電動機による過給が行われる場合はコンプレッサ側の回転軸が電動機によって回転駆動される状態となっており、電動機による回生発電が行われる場合はタービン側の回転軸と電動機とが連結されている。あるいは、タービン回転駆動用の電動機とコンプレッサ回転駆動用の電動機とが併設される形態なども考えられる。
1…エンジン、2…インジェクタ、3…シリンダ、4…ピストン、5…吸気通路、6…排気通路、7…点火プラグ、8…吸気バルブ、9…排気バルブ、10…エアクリーナ、11…ターボユニット、11a…タービン、11b…電動機、12…インタークーラー、13…エアクリーナ、13…スロットルバルブ、14…アクセルペダル、15…アクセルポジショニングセンサ、16…ECU、17…スロットルモータ、18…スロットルポジショニングセンサ、19…圧力センサ、20…可変バルブタイミング機構、21…コントローラ、22…バッテリ、23…排気浄化触媒、24…EGR通路、25…EGRバルブ、26…回転数センサ。
Claims (10)
- ターボチャージャのコンプレッサを回転させて過給圧を変更し得る電動機と、前記電動機付コンプレッサ以外の過給圧変更手段と、エンジン運転領域に応じて前記電動機及び前記過給圧変更手段による過給圧制御を行う過給圧制御手段とを備え、
前記過給圧制御手段は、ベース目標過給圧に基づいて前記過給圧変更手段を制御し、前記ベース目標過給圧にかさ上げ分の過給圧を加えた目標過給圧に基づいて前記電動機を制御するように構成されており、
エンジン運転領域が過給圧要求領域であって、かつ、特定運転領域内である場合には、前記過給圧変更手段による過給圧制御に加えて前記電動機の駆動による過給圧制御を行い、
エンジン運転領域が過給圧要求領域であって、かつ、特定運転領域外である場合には、前記電動機の駆動を禁止して前記過給圧変更手段による過給圧制御を行うことを特徴とする過給圧制御装置。 - 前記過給圧制御手段が前記特定運転領域を含むエンジン運転領域を判定することを特徴とする請求項1に記載の過給圧制御装置。
- 前記過給圧制御手段は、急加速状態を前記特定運転領域と判定することを特徴とする請求項2に記載の過給圧制御装置。
- 前記過給圧制御手段は、前記特定運転領域の判定をエンジン回転数及びアクセル開度に基づいて行うことを特徴とする請求項2または3に記載の過給圧制御装置。
- 前記過給圧制御手段は、エンジン回転数が所定回転数以下で、かつ、アクセル開度が所定開度以上である状態を前記特定運転領域と判定することを特徴とする請求項4に記載の過給圧制御装置。
- 前記過給圧制御手段は、前記目標過給圧と実過給圧との差が所定値以上である場合に前記電動機を駆動し、所定値より小さい場合には前記電動機の駆動を禁止するように構成されており、エンジン運転領域が特定運転領域外にある場合には、前記目標過給圧と実過給圧との差が所定値より小さくなるように前記かさ上げ分の過給圧を負の値として設定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の過給圧制御装置。
- 前記過給圧変更手段がタービンノズル部の流量可変機構であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の過給圧制御装置。
- 前記過給圧制御手段は、サージ回避処理が必要と判定されたときに、スロットルバルブの閉じ動作を遅らせると共に前記電動機を回生発電させることによってサージ回避を行うことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の過給圧制御装置。
- 前記過給圧制御手段は、吸気管内圧力、スロットル開度及びアクセル開度が減少する場合に、サージ回避処理が必要と判定することを特徴とする請求項8に記載の過給圧制御装置。
- 前記過給圧制御手段は、サージ回避処理が必要と判定されたときに急減速操作が伴う場合には、ターボチャージャのコンプレッサ下流側の圧力を開放することによるサージ回避処理を行うことを特徴とする請求項8又は9に記載の過給圧制御装置。
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