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JP2006296119A - 半導体スイッチング素子の駆動回路 - Google Patents

半導体スイッチング素子の駆動回路 Download PDF

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JP2006296119A
JP2006296119A JP2005115529A JP2005115529A JP2006296119A JP 2006296119 A JP2006296119 A JP 2006296119A JP 2005115529 A JP2005115529 A JP 2005115529A JP 2005115529 A JP2005115529 A JP 2005115529A JP 2006296119 A JP2006296119 A JP 2006296119A
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Raita Nakanishi
雷太 中西
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Nichicon Corp
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Abstract

【課題】半導体スイッチング素子の駆動回路において、アーム短絡防止回路の駆動ばらつきを抑制するとともに、外部ノイズによる誤動作を防止する。
【解決手段】直流電源の出力端子間に直列接続した第1および第2の半導体スイッチング素子のゲートとエミッタ間にスイッチを接続し、
上記素子に制御信号を入力することにより、オン/オフ駆動する駆動回路が、上記の制御信号とゲート入力信号がともにオフ状態にあることを検出して、上記素子のゲートとエミッタ間を、スイッチを用いて短絡させる検出器を有することを特徴とし、
上記の検出器が論理回路で構成され、制御信号とゲート入力信号がともにオフ状態から、ゲート入力信号のみがオン状態に移行する遷移モードを検出しないものとし、上記遷移モードでは、上記素子のゲートとエミッタ間の短絡が継続して行われることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体スイッチング素子をオンまたはオフする駆動回路に関するものである。
直流電力を交流電力に変換して負荷に供給する電力変換回路として、インバータ回路が知られている。インバータ回路においては、2個の半導体スイッチング素子を直列接続した回路を、単相インバータの場合は2組、3相インバータの場合は3組を並列接続して、これらの並列回路を直流電源に接続している。
上記の2個の半導体スイッチング素子を直列接続した回路を、以下の説明においてアームと呼ぶ。例えば、単相インバータにおいては、U相、V相の2組のアームが直流電源に接続されており、3相インバータにおいては、U相、V相、W相の3組のアームが直流電源に接続されている。
さらに、各相アームの2個の半導体スイッチング素子のうち、直流電源の(+)側に接続されるスイッチング素子を「P側」の素子とよび、直流電源の(−)側に接続されるスイッチング素子を「N側」の素子と呼んで区別する。
上記インバータ回路においては、各相アームの2個の半導体スイッチング素子が同時に導通すると電源短絡を引き起こすので、各相アームを同時にオンしないように制御する必要がある。
従って、各相のP側およびN側スイッチング素子を交互にスイッチングしてオンする際には、デッドタイムを設定して、両スイッチング素子がともにオフとなる期間を設けることで、同時にオンしないように制御されている。
図1に一般的な単相インバータ回路を示す。
図1の半導体スイッチング素子には、MOS入力型のパワートランジスタ3〜6(例えば、IGBT、FET)が用いられ、直流電源1の直流電力を交流電力に変換して負荷2に供給している。
この単相インバータ回路では、パワートランジスタ3、4がU相アーム、パワートランジスタ5、6がV相アームを構成し、パワートランジスタ3、5のP側素子が直流電源1の(+)端子、パワートランジスタ4、6のN側素子が直流電源1の(−)端子に接続されている。
パワートランジスタ3〜6のゲートとエミッタとの間には、それぞれゲート駆動回路7〜10が接続され、これらのゲート駆動回路により各パワートランジスタ3〜6のオン/オフを制御している。
図2に従来のパワートランジスタのゲート駆動回路を示す。一例として、図1のゲート駆動回路7を示すが、ゲート駆動回路8〜10も同様の回路構成である。
ゲート駆動回路7は、パワートランジスタ3をオンするためのNPNトランジスタ11とオフするためのPNPトランジスタ12が直列接続され、この直列回路がパワートランジスタ3の駆動用電源13の両端に接続されている。
また、NPNトランジスタ11のコレクタは駆動用電源13の(+)極側、PNPトランジスタ12のエミッタは駆動用電源13の(−)極側に接続されている。
さらに、各トランジスタ11、12のベース端子には、制御端子14を介してパワートランジスタ3をオンまたはオフするための制御信号が供給される。
上記のとおり、インバータの各相における上下アームを同時に導通させることは許されないため、どちらか一方のパワートランジスタはオンしないようにゲートとエミッタ間の電圧VGEを0にした状態で、他方のパワートランジスタをオン/オフしなければならない。
ところが、図1に示す単相インバータにおいて、U相アームのP側パワートランジスタ3がオフしている状態で、N側パワートランジスタ4がオン/オフすると、N側パワートランジスタ4のターンオン時にP側パワートランジスタ3のゲート電圧が過渡的に上昇し、これによってP側パワートランジスタ3もターンオンし、P側パワートランジスタ3とN側パワートランジスタ4が同時に導通してU相アーム短絡を引き起こす問題がある。
このような原因に起因したアーム短絡が発生する原因は以下のように説明できる。
図1に示すように、P側パワートランジスタ3とN側パワートランジスタ4の直列接続回路は直流電源1に接続されており、N側パワートランジスタ4のターンオン時にコレクタとエミッタ間の電圧が急激に減少するのにともない、P側パワートランジスタ3のコレクタとエミッタ間の電圧が急激に上昇する。
この際、P側パワートランジスタ3のゲートとエミッタ間の抵抗が充分に小さくないと、P側パワートランジスタ3のコレクタの急激な電位上昇が、P側パワートランジスタ3のコレクタとゲート間の寄生容量を通じてゲートに伝わり、ゲートの電位を急激に上昇させて、P側パワートランジスタ3を瞬間的に導通させてしまい、アーム短絡を引き起こす原因となってしまう。
このような現象に起因したアーム短絡を防止するために、ゲート駆動回路7には、図2に示すようにパワートランジスタ3がオフしている間、ゲートとエミッタ間を短絡するためのスイッチとして、NMOS入力型のFET16を備えたアーム短絡防止回路17が設けられている。
このようなアーム短絡防止回路17の例として、制御端子14に供給される制御信号の立下りを所定時間遅延させるための信号遅延回路18を設け、パワートランジスタ3のゲートとエミッタ間を短絡するFET16をオン/オフする回路が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−059189号公報
上記のアーム短絡防止回路について説明する。
図2の信号遅延回路18は、抵抗器19、コンデンサ20、およびNOR型ロジック素子21から構成され、NOR型ロジック素子21の一方の入力端子IN1に制御信号が供給され、他方の入力端子IN2には、抵抗器19とコンデンサ20によるCR時定数回路により遅延された制御信号が供給される。
図3は図2に示すゲート駆動回路7の各動作を示すタイムチャートである。時刻t1において、ハイレベルの制御信号が制御端子14に供給されると、NPNトランジスタ11がオンし、駆動用電源13からNPNトランジスタ11と抵抗器15を介してパワートランジスタ3のゲートへ電圧が印加され、ゲート電圧VGEの上昇により、パワートランジスタ3がターンオンする。
この時、同時にNOR型ロジック素子21の入力端子IN1にもハイレベルの制御信号が供給されるために、NOR型ロジック素子21はローレベルを出力し、その結果、FET16がオフしてパワートランジスタ3のゲートをエミッタから解放する。
次に、時刻t2で制御端子14へ供給される制御信号がローレベルになると、NPNトランジスタ11がオフし、代わってPNPトランジスタ12がオンする。これにより、パワートランジスタ3のゲートが抵抗器15とPNPトランジスタ12を介して、パワートランジスタ3のエミッタへ接続され、ゲート電圧VGEが下降してパワートランジスタ3がターンオフする。
この時、同時にNOR型ロジック素子21の入力端子IN1に供給されていた制御信号もローレベルになるが、他の入力端子IN2には、信号遅延回路の残留電圧が印加されたままとなり、NOR型ロジック素子21はローレベル信号を出力し続ける。
この結果、FET16は依然としてオフ状態を維持することとなる。
時刻t3において、信号遅延回路18のコンデンサ20の放電にともなって、その端子電圧がNOR型ロジック素子21の入力しきい値Vthよりも低くなると、NOR型ロジック素子21がハイレベルの制御信号を出力して、FET16をオンし、パワートランジスタ3のゲートとエミッタ間を短絡する。
なお、時刻t2で制御信号がローレベルに変化してからコンデンサ20の端子電圧がしきい値Vth以下に低下するまでの時間は、信号遅延回路18の抵抗器19とコンデンサ20により決まる時定数を調整して、P側パワートランジスタ3のターンオフ動作終了から、N側パワートランジスタ4のターンオン動作開始までの時間とされる。
次に、U相アームのN側パワートランジスタ4のターンオン動作が開始されると、N側パワートランジスタ4のコレクタとエミッタ間の電圧が急激に減少し、これにより時刻t4でP側パワートランジスタ3のコレクタとエミッタ間の電圧が急激に上昇する。
この電圧VCEの急激な上昇はP側パワートランジスタ3のコレクタとゲート間の浮遊容量を介してゲートに伝わり、ゲートとエミッタ間の電圧を急激に上昇させようとする。
ところが、N相パワートランジスタ4のターンオン動作を開始する前に、FET16をオンしてP側パワートランジスタ3のゲートとエミッタ間を短絡させているため、P側パワートランジスタ3のゲート電圧VGEは上昇せず、P側パワートランジスタ3はターンオンしない。これにより、U相アームのP側とN側のパワートランジスタ3、4の同時ターンオンによるアーム短絡は防止される。
上記の半導体スイッチング素子の駆動回路7において、N相パワートランジスタ4のターンオン動作開始時、P側パワートランジスタ3のコレクタとエミッタ間の電圧VCE の急上昇(時刻t4)は、駆動回路を実装したプリント基板などを介してアーム短絡防止回路にノイズとして伝達される場合がある。
この際、コンデンサ20両端の電圧が上昇してしまい、NOR型ロジック素子21を誤動作させて、FET16をオフしてしまう。このため、N側パワートランジスタ4のゲートとエミッタ間の短絡が中断されることになり、ゲート電圧VGEが上昇してP側パワートランジスタ3もターンオンし、U相アームのP側とN側のパワートランジスタ3、4が同時にオンしてU相アームの短絡が発生する。このような現象に起因したアーム短絡を防止するための回路が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2000−059189号公報
上記のアーム短絡防止回路を用いた半導体スイッチング素子の駆動回路を図4に示す。図4のアーム短絡防止回路17において、コンデンサ20と並列にNMOS入力型FET22を接続し、NOR型ロジック素子21の出力端子とFET22のゲートとを接続することにより、N側パワートランジスタ4がターンオン動作に入る際、コンデンサ20の両端をFET22で短絡しておく。これにより、P側パワートランジスタ3のコレクタとエミッタ間の電圧VCEの急上昇によるノイズによって、コンデンサ20両端の電圧が上昇することなくアーム短絡を防止している。
しかしながら、上述した従来の半導体スイッチング素子の駆動回路では次のような課題がある。
図4のアーム短絡防止回路17における信号遅延回路18では、遅延時間を決める抵抗器19とコンデンサ20は、おのおの公差ばらつきを有している。
さらに、コンデンサ20は温度によって静電容量が変化するため、温度範囲まで考慮した信号遅延時間ばらつきは、±30〜40%に及ぶことがあり、実使用上好ましくない。
また、各相のP側およびN側パワートランジスタを交互にスイッチングしてオンする際には、デッドタイムを設定して上下アームがともにオフとなる期間を設けているが、信号遅延時間のばらつきを考慮するために、デッドタイムを長く設定する必要が生じるなど、制御プロセスにおける制約条件が発生する問題がある。
また、パワートランジスタ3のゲートとエミッタ間を短絡するためのFET16があらゆる外部ノイズによって誤動作することがないよう、フェールセーフに基づいた短絡防止回路であることが望ましい。
以上のような問題があったため、直列接続された2つの半導体スイッチング素子によるインバータ回路のアーム短絡防止において、短絡防止回路の駆動タイミングばらつきを抑制するとともに、フェールセーフ機能を備えた半導体スイッチング素子の駆動回路が要求されていた。
本発明は、上記課題を解決するものであって、直流電源の出力端子間に直列接続した第1および第2の半導体スイッチング素子と、制御信号を入力することにより、上記素子をオン/オフ駆動する駆動回路とを有する半導体スイッチング素子の駆動回路において、
第1および第2の半導体スイッチング素子のゲートとエミッタ間にスイッチを接続し、
上記の制御信号と半導体スイッチング素子のゲート入力信号がともにオフ状態にあることを検出して、第1および第2の半導体スイッチング素子のゲートとエミッタ間を、上記スイッチをオンして短絡させる検出器を有することを特徴とする半導体スイッチング素子の駆動回路である。
また、上記の検出器が論理回路で構成され、上記の制御信号とゲート入力信号がともにオフ状態から、ゲート入力信号のみがオン状態に移行する遷移モードを検出しないものとし、上記遷移モードでは半導体スイッチング素子のゲートとエミッタ間の短絡が継続して行われることを特徴とする半導体スイッチング素子の駆動回路である。
さらに、上記の検出器に、上記の制御信号および/またはゲート入力信号のオン/オフ信号を検出する判定器が接続され、該判定器がヒステリシス機能を有し、上記2つの入力信号を判定するとともに、2つの入力信号のオフ信号判定基準をゼロ以上に設定したことを特徴とする半導体スイッチング素子の駆動回路である。
直列接続された2つの半導体スイッチング素子によるインバータ回路のアーム短絡防止において、制御信号とゲート入力信号のいずれもがオフ信号であることを検出して、半導体スイッチング素子のゲート・エミッタ間を短絡する方式をとるため、ゲート・エミッタ間を短絡する際の信号遅延時間を設定する必要がなく、駆動タイミングばらつきを生じることがない。
また、同相アームの他のスイッチング素子がターンオン動作を開始する際のノイズによって、半導体スイッチング素子のゲート入力信号がターンオンしても、アーム短絡防止回路内の検出器がこれを検出せず、継続して半導体スイッチング素子のゲートとエミッタ間を短絡し続けるため、アーム短絡を防止することができる。
さらに、制御信号および/またはゲート入力信号のオン/オフ信号を検出する判定器を有し、該判定器がヒステリシス機能を有し、上記2つの入力信号を判定するとともに、オフ信号判定基準をゼロ以上の値に設定することで、半導体のスイッチング時に信号ラインに重畳するノイズに対して誤動作を発生しにくくすることが可能となった。
以下、本発明による実施例について、図面を参照して説明する。
[実施例1]
図5に、本発明の実施例によるパワートランジスタのゲート駆動回路を示す。これは、図1のゲート駆動回路7の記載例であるが、ゲート駆動回路8〜10も同様の回路構成である。
ゲート駆動回路7では、パワートランジスタ3をオンするためのNPNトランジスタ11とオフするためのPNPトランジスタ12が直列接続され、この直列回路がパワートランジスタ3の駆動用電源13の出力間に接続されている。
また、NPNトランジスタ11のコレクタは駆動用電源13の(+)極出力端子、PNPトランジスタ12のコレクタは駆動用電源13の(−)極出力端子に接続されている。
さらに、各トランジスタ11、12のベース端子には、制御端子14を介してパワートランジスタ3をオンまたはオフするための制御信号が供給される。
ゲート駆動回路7には、図5に示すようにパワートランジスタ3をオフしている間にゲートとエミッタ間を短絡するためのスイッチとして、NMOS入力型のFET16を備えたアーム短絡防止回路17が設けられている。
上記アーム短絡防止回路17について説明する。図5のアーム短絡防止回路17はNOR型ロジック素子21から構成され、NOR型ロジック素子21の一方の入力端子IN2に制御信号が供給され、他方の入力端子IN1には、パワートランジスタ3のゲート入力信号が供給される。
NOR型ロジック素子21の出力は、FET16のゲートに接続され、NOR型ロジック素子21で制御信号とゲート入力信号がともにローレベル(オフ状態)である期間を検出して、FET16により、パワートランジスタ3のゲート・エミッタ間を短絡して低インピーダンスとすることで、N側パワートランジスタのターンオン動作時にP側パワートランジスタのゲート・エミッタ間のVGE電圧が上昇してターンオンすることを防止している。
図6は、図5に示すゲート駆動回路7の各動作を示すタイムチャートであり、時刻t1において、ハイレベル(オン状態)の制御信号が制御端子14に供給されるとNPNトランジスタ11がオンし、駆動用電源13からNPNトランジスタ11と抵抗器15を介してパワートランジスタ3のゲートへ電圧が印加され、ゲート電圧VGEの上昇により、パワートランジスタ3がターンオンする。
このとき、同時にNOR型ロジック素子21の入力端子IN2にもハイレベルの制御信号が供給されるために、NOR型ロジック素子21はローレベル信号を出力し、その結果、FET16がオフしてパワートランジスタ3のゲートをエミッタから解放する。
次に、時刻t2で制御端子14へ供給される制御信号がローレベルになると、NPNトランジスタ11がオフし、PNPトランジスタ12がオンする。これにより、パワートランジスタ3のゲートが抵抗器15とPNPトランジスタ12を介して、パワートランジスタ3のエミッタへ導通し、ゲート電圧VGEが下降してパワートランジスタ3がターンオフする。
このとき、同時にNOR型ロジック素子21の入力端子IN2に供給されていた制御信号もローレベルになるが、他の入力端子IN1には、パワートランジスタ3のゲート入力信号の残留電圧が印加されたままとなり、NOR型ロジック素子21はローレベル信号を出力し続ける。
この結果、FET16は依然としてオフ状態を維持することとなる。
時刻t3において、パワートランジスタ3のゲート信号がNOR型ロジック素子21の入力しきい値Vthよりも低くなると、NOR型ロジック素子21がハイレベル信号を出力して、FET16をオンし、パワートランジスタ3のゲートとエミッタ間を短絡する。
次に、U相のN側のパワートランジスタ4のターンオン動作が開始されると、N側パワートランジスタ4のコレクタとエミッタ間の電圧が急激に減少し、これにより時刻t4でP側スイッチング素子3のコレクタとエミッタ間の電圧が急激に上昇する。
この電圧VCEの急激な上昇はP側パワートランジスタ3のコレクタとゲート間の浮遊容量を介してゲートに伝わり、ゲートとエミッタ間の電圧を急激に上昇させようとするが、N側パワートランジスタ4のターンオン動作を開始する前にFET16がオンしてP側パワートランジスタ3のゲートとエミッタ間を短絡させるため、P側パワートランジスタ3のゲート電圧VGEは上昇せず、P側パワートランジスタ3はターンオンしない。
これにより、U相アームのP側とN側のパワートランジスタ3、4の同時ターンオンによるアーム短絡は防止される。
図7は、アーム短絡防止回路17における状態遷移表である。FET16のゲート信号を決定するのは、NOR型ロジック素子21の出力信号である。
NOR型ロジック素子21の一方の入力端子IN1には、パワートランジスタ3のゲート入力信号が供給され、他方の入力端子IN2には、制御信号が供給されているため、NOR型ロジック素子21の出力がハイレベル信号になる(すなわち、パワートランジスタ3のゲートとエミッタ間が短絡状態になる)のは、制御信号とパワートランジスタ3のゲート入力信号がともにローレベル信号の間だけである。
さらに、状態1〜4において、制御信号がL→L→H→Hと遷移するのに対し、パワートランジスタ3のゲート入力信号がL→H→H→Lと一状態ずつ遅れて遷移するのは、制御信号に対してゲート駆動回路のスイッチングが若干遅れるためである。
[実施例2]
図8に、本発明の他の実施例によるパワートランジスタのゲート駆動回路を示す。
図8のゲート駆動回路7は、図5に対してさらに耐ノイズ性を向上させた回路構成としている。図8のアーム短絡防止回路17において、AND型ロジック素子22とINV型ロジック素子23を追加している。
AND型ロジック素子22の入力端子IN3には、パワートランジスタ3のゲート入力信号が接続され、もう一方の入力端子IN4には、NOR型ロジック素子21の出力信号をINV型ロジック素子23を介して接続している。
また、AND型ロジック素子22の出力信号は、NOR型ロジック素子21の入力端子IN1に接続している。
図8におけるゲート駆動回路7の各動作を示すタイムチャートを図9に示す。
時刻t1において、ハイレベル(オン状態)の制御信号が制御端子14に供給されるとNPNトランジスタ11がオンし、駆動用電源13からNPNトランジスタ11と抵抗器15を介してパワートランジスタ3のゲートへ電圧が印加され、ゲート電圧VGEの上昇により、パワートランジスタ3がターンオンする。
このとき、同時にNOR型ロジック素子21の入力端子IN2にもハイレベルの制御信号が供給されるために、NOR型ロジック素子21はローレベル信号(オフ状態)を出力し、その結果、FET16がオフしてパワートランジスタ3のゲートをエミッタから解放する。
次に、時刻t2で制御端子14へ供給される制御信号がローレベルになると、NPNトランジスタ11がオフし、代わってPNPトランジスタ12がオンする。
これにより、パワートランジスタ3のゲートが抵抗器15とPNPトランジスタ12を介して、パワートランジスタ3のエミッタへ導通し、ゲート電圧VGEが下降してパワートランジスタ3がターンオフする。
このとき、NOR型ロジック素子21の入力端子IN2に供給されていた制御信号はローレベルになるが、他の入力端子IN1にはAND型ロジック素子22の出力信号がハイレベル信号で印加された状態であるため、NOR型ロジック素子21はローレベル信号を出力し続ける。
この結果、FET16は依然としてオフ状態を維持することとなる。
時刻t3において、パワートランジスタ3のゲート入力信号が、AND型ロジック素子21の入力しきい値Vthよりも低くなると、AND型ロジック素子22がローレベル信号を出力して、NOR型ロジック素子21の入力端子IN1に入力されるため、NOR型ロジック素子21の出力がハイレベル信号に反転してFET16をオンし、パワートランジスタ3のゲートとエミッタ間を短絡する。
次に、U相のN側のパワートランジスタ4のターンオン動作が開始されると、N側パワートランジスタ4のコレクタとエミッタ間の電圧が急激に減少し、これにより時刻t4でP側スイッチング素子3のコレクタとエミッタ間の電圧が急激に上昇する。
この電圧VCEの急激な上昇は、駆動回路を実装したプリント基板などを介してアーム短絡防止回路にノイズとして伝達される場合がある。特に、パワートランジスタに直接接続されているゲート入力端子からノイズが伝達されるケースに対して考慮しておかなければならない。
そこで、図8に示すように、AND型ロジック素子22とINV型ロジック素子23を追加することにより、制御信号とパワートランジスタ3のゲート入力信号がともにローレベル信号の間は、パワートランジスタ3のゲート入力信号が先にハイレベル信号に変化してもこれを検出しない回路構成としている。
すなわち、制御信号とパワートランジスタ3のゲート入力信号がともにローレベル信号の間は、NOR型ロジック素子21の出力はハイレベルであり、これをINV型ロジック素子23でローレベルに反転して、AND型ロジック素子22のIN4に入力する。
したがって、AND型ロジック素子22のIN4入力信号がローレベルの間は、AND型ロジック素子22のIN3入力信号にノイズが入力して、しきい値Vthを越えたとしても、AND論理演算で受け付けられないため、AND型ロジック素子22の出力はローレベルから変化せず、NOR型ロジック素子21の出力が反転して誤動作することはない。
そして、正規のルールに従って、NOR型ロジック素子21のIN2入力がハイレベルに変化すると、NOR型ロジック素子21の出力がローレベルに反転し、FET16をオフしてパワートランジスタ3のゲートとエミッタ間を短絡から開放する。
すなわち、図7の状態遷移表において、制御信号とパワートランジスタ3のゲート入力信号がともにローレベルの間は、パワートランジスタ3のゲート入力信号が先にハイレベルに変化することはないという特性を利用して、耐ノイズ性を向上させたものである。
[実施例3]
図10に、本発明の他の実施例によるパワートランジスタのゲート駆動回路を示す。図10のゲート駆動回路は、図8の回路構成に対して、さらに制御信号および/または半導体スイッチング素子のゲート入力信号を、ヒステリシス機能を有してオン/オフ信号を検出する判定器24を通してアーム短絡防止回路17に入力することで、耐ノイズ性能を向上させた回路構成としている。図11(a)、(b)に判定器24の内部構成図を示す。
図12(a)、(b)は各々、図11(a)、(b)の入出力動作を示すタイムチャートである。
図11(a)に示す回路構成では、ヒステリシス機能を有する反転増幅器25とINV型ロジック素子26を直列接続して構成され、反転増幅器25の(+)入力端子と出力端子間に抵抗器27、(+)入力端子とGND間に抵抗器28を接続している。
反転増幅器25の最大出力電圧をVomとし、抵抗器27、28を同じ抵抗値とした場合、図12(a)のタイムチャートに示すように、反転増幅器25の(−)入力端子の入力信号が上昇してVom/2を越えた場合(時刻t1)にはローレベル信号(オフ状態)からハイレベル信号(オン状態)に出力が反転し、逆に(−)入力端子の入力信号が低下してゼロに達した時点(時刻t2)で、ハイレベル信号からローレベル信号に出力が反転することになる。
すなわち、反転増幅器25の(−)入力端子にノイズが重畳しても、Vom/2を越えない範囲で、誤動作することはない。
図11(b)の判定器24は、反転増幅器25の(+)入力端子と出力端子間に抵抗器27、(+)入力端子とVref電圧間に抵抗器28が接続されている。
上記と同様、図12(b)のタイムチャートで確認すると、反転増幅器25の(−)入力端子の入力信号が上昇してVom/2を越えた場合(時刻t1)にはローレベル信号からハイレベル信号に出力が反転し、逆に(−)入力端子の入力信号がVrefよりも低下した時点(時刻t2)で、制御信号あるいは半導体スイッチング素子のゲート入力信号をローレベルと判定するしきい値を設定することが可能である。
例えば、(+)入力端子とGND間に抵抗器28を接続した図11(a)の場合、反転増幅器25の(−)入力端子が完全にゼロまで低下しないと反転増幅器25の出力信号はハイレベルに変化しない。
従って、図11(b)の回路構成をとり、ゼロよりも若干高い値(例えば0.5〜1V)にVrefを設定することで、反転増幅器25の(−)入力端子がローレベルに変化したことを確実に検出することが可能となる。
さらに、抵抗器28の抵抗値(R2)を抵抗器27(R1)の抵抗値よりも高く設定することで、反転増幅器25の出力がローレベルからハイレベル信号に反転するしきい値(=Vom×R2/(R1+R2))をVom/2よりも高く設定することができ、反転増幅器25の(−)入力端子にノイズが重畳した場合に誤動作を防止できる電圧範囲を高く設定することも可能である。
[実施例4]
図13に、本発明の他の実施例によるパワートランジスタのゲート駆動回路を示す。
図13のゲート駆動回路は、パワートランジスタを駆動するための駆動用電源13を15V電源とし、制御信号およびアーム短絡防止回路17などのロジック素子の駆動用電源を5V電源としたものである。
制御信号は、駆動用電源13側の判定器24を介してFET31で15V信号レベルに変換してNPNトランジスタ11、およびPNPトランジスタ12を駆動する。
また、パワートランジスタ3のゲート入力信号はレベルシフト回路32を用い、抵抗器33、34で分圧して5V信号レベルに変換したのち、判定器24に入力されている。このように信号レベルを変換することにより、パワートランジスタの駆動回路と信号処理回路の電圧信号レベルを分けて制御することが可能となる。
上記実施例においては、MOS入力型のパワートランジスタとしてIGBTを例にあげたが、FETに置き換えることもできる。この場合は、パワートランジスタのエミッタ端子をソース端子に置き換えればよい。
上記実施例におけるアーム短絡防止回路17の回路構成は他のロジック回路素子を用いて構成しても、トランジスタやFETによる回路構成としても実現できる。
例えば、上記実施例においては、制御信号とゲート入力信号をNOR型ロジック素子21に入力しているが、これを図14のように負論理回路35に置き換えることも可能である。
単相インバータの電力変換回路を示す図である。 従来例による半導体スイッチング素子の駆動回路を示す図である。 図2の駆動回路の各動作を示すタイムチャートである。 他の従来例による半導体スイッチング素子の駆動回路を示す図である。 本発明の実施例による半導体スイッチング素子の駆動回路を示す図である。 図5の駆動回路の各動作を示すタイムチャートである。 図5のアーム短絡防止回路の状態遷移表である。 本発明の他の実施例による半導体スイッチング素子の駆動回路を示す図である。 図8の駆動回路の各動作を示すタイムチャートである。 本発明の他の実施例による半導体スイッチング素子の駆動回路を示す図である。 図10の半導体スイッチング素子の駆動回路に内蔵される判定器を示す図である。 図11の判定器におけるタイムチャートである。 本発明の他の実施例による半導体スイッチング素子の駆動回路を示す図である。 NORロジック回路素子の他のロジック回路を示す図である。
符号の説明
1 直流電源
2 負荷
3 パワートランジスタ
4 パワートランジスタ
5 パワートランジスタ
6 パワートランジスタ
7 ゲート駆動回路
8 ゲート駆動回路
9 ゲート駆動回路
10 ゲート駆動回路
11 NPNトランジスタ
12 PNPトランジスタ
13 駆動用電源
14 制御端子
15 抵抗器
16 FET
17 アーム短絡防止回路
18 信号遅延回路
19 抵抗器
20 コンデンサ
21 NOR型ロジック素子
22 AND型ロジック素子
23 INV型ロジック素子
24 判定器
25 反転増幅器
26 INV型ロジック素子
27 抵抗器
28 抵抗器
29 入力端子
30 出力端子
31 FET
32 レベルシフト回路
33 抵抗器
34 抵抗器
35 NOR型ロジック回路素子の他の適用例
36 検出器

Claims (3)

  1. 直流電源の出力端子間に直列接続した第1および第2の半導体スイッチング素子と、制御信号を入力することにより、上記素子をオン/オフ駆動する駆動回路とを有する半導体スイッチング素子の駆動回路において、
    第1および第2の半導体スイッチング素子のゲートとエミッタ間にスイッチを接続し、
    上記の制御信号と半導体スイッチング素子のゲート入力信号がともにオフ状態にあることを検出して、第1および第2の半導体スイッチング素子のゲートとエミッタ間を、上記スイッチをオンして短絡させる検出器を有することを特徴とする半導体スイッチング素子の駆動回路。
  2. 請求項1記載の検出器が論理回路で構成され、上記の制御信号とゲート入力信号がともにオフ状態から、ゲート入力信号のみがオン状態に移行する遷移モードを検出しないものとし、
    上記遷移モードでは、半導体スイッチング素子のゲートとエミッタ間の短絡が継続して行われることを特徴とする半導体スイッチング素子の駆動回路。
  3. 請求項1記載の検出器に、上記の制御信号および/またはゲート入力信号のオン/オフ信号を検出する判定器が接続され、該判定器がヒステリシス機能を有し、上記2つの入力信号レベルを判定するとともに、2つの入力信号のオフ信号判定基準をゼロ以上に設定したことを特徴とする半導体スイッチング素子の駆動回路。
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