JP2006280037A - 自動車用電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ケース内部に収容される内部回路にワイヤハーネスW/Hの端末が接続され、該ワイヤハーネスW/Hが前記ケースに結合されるロアカバー20の引出口21から外方に引き出されると共に該ロアカバー21の下方を経路として配索される自動車用電気接続箱10において、前記ロアカバー20の底面に前記引出口21からワイヤハーネスの配索方向に沿った凹部22を設け、該凹部22内にワイヤハーネスW/Hを通して経路規制をする構成としている。
【選択図】 図1
Description
前記ロアカバーの底面に前記引出口からワイヤハーネスの配索方向に沿った凹部を設け、該凹部内にワイヤハーネスを通して経路規制をする構成としている自動車用電気接続箱を提供している。
また、ロアカバー内から引き出したワイヤハーネスを外部で経路規制しているため、ロアカバー内のワイヤハーネスも経路規制されることとなり、ロアカバー内のスペースを有効に活用することができる。
さらに、ロアカバーに設けた凹部のみでワイヤハーネスの経路規制ができる場合には、後述するクランプ等の経路規制部品や凹部に被せる蓋が不要となり、部品点数を低減することができる。
前記構成によれば、ワイヤハーネスをロアカバーに設けた凹部内に通して経路規制をすると共に、クランプを介してワイヤハーネスを凹部内に取り付け、あるいは/および、テープ巻き舌片にワイヤハーネスをテープ巻き固定しているため、ワイヤハーネスが凹部から脱落するのを防止して確実に経路規制することができる。また、ワイヤハーネスを凹部によって経路規制しているため、ワイヤハーネスが直進状態に戻ろうとする力が生じることなく、クランプが係止孔から脱落したり破損したりするのを防止することができる。
前記構成によれば、ロアカバーに設けた凹部の開口に蓋を被せることにより、凹部内に通したワイヤハーネスの外周全体を囲むことができ、ワイヤハーネスが凹部から脱落するのを確実に防止することができる。また、ロアカバーの凹部からワイヤハーネスがはみ出すおそれがある部位を蓋により凹部内に押し込んで、ワイヤハーネスの凹部からのはみ出しも防止することができる。
なお、前記のクランプとテープ巻きによりワイヤハーネスを凹部内に固定する構成と、凹部に蓋を被せる構成を併用してもよい。該構成によれば、より確実にワイヤハーネスを凹部内に通して経路規制できると共に、蓋のロアカバーへのロック結合もワイヤハーネスが邪魔にならず容易にすることができる。
前記構成によれば、ワイヤハーネスを凹部に通す前にワイヤハーネスを蓋に取り付けているため、クランプの係止孔への挿入やテープ巻きを容易にすることができる。
図1乃至図4は、本発明の第1実施形態を示し、自動車に搭載する電気接続箱10は、複数のリレーを搭載したリレーブロックからなり、内部回路を収容したケース本体11の上面に複数のリレー13を搭載すると共に、下面のコネクタ収容部14にワイヤハーネスW/Hをコネクタ接続している。また、ケース本体11の上面側にアッパーカバー12をロック結合すると共に、下面側にロアカバー20をロック結合している。
図2に示すように、ワイヤハーネスW/Hをロアカバー20に設けた凹部22に通して、凹部22の係止孔22dにクランプ30の係止用軸部30dと係止用羽根部30eを挿入し、係止羽根部30eを係止孔22dの周縁に係止して、ワイヤハーネスW/Hを凹部22内に固定している。また、図1に示すように、ワイヤハーネスW/Hの幹線W/H−1をテープ巻き舌片25にテープT巻き固定すると共に、幹線W/H−1から分岐した分岐線W/H−2を分岐線固定用のテープ巻き舌片26にテープT巻き固定している。
なお、図1ではワイヤハーネスW/Hを接続したケース本体11の図示を省略している。
また、ワイヤハーネスW/Hに取り付けたクランプ30を介してワイヤハーネスW/Hを凹部22内に固定すると共に、ワイヤハーネスW/Hの幹線W/H−1及び分岐線W/H−2をロアカバー20に一体的に設けたテープ巻き舌片25、26にテープ巻き固定しているため、ワイヤハーネスW/Hが凹部22から脱落するのを防止することができる。
なお、本実施形態ではワイヤハーネスW/Hをバンドクランプを介して凹部内に固定しているが、ワイヤハーネスW/Hにテープ巻き固定する基板から係止部を突設した基板型のクランプを用いてワイヤハーネスW/Hを凹部内に固定する構成としてもよい。
また、本実施形態では、ワイヤハーネスをロアカバーの凹部に固定するのに、クランプ止めとテープ巻き固定を併用しているが、いずれか一方により固定する構成としてもよい。
本実施形態では、ロアカバー20に設けた凹部22に別体の蓋40を被せて凹部22の下面開口を閉鎖する構成としている。
なお、本実施形態では、凹部22の端部にワイヤハーネスW/Hの幹線W/H−1を固定するためのテープ巻き舌片を設けていない。また、凹部22の側壁22bにはクランプ固定用の係止孔も設けていない。
なお、図5ではワイヤハーネスW/Hを接続したケース本体11の図示を省略している。
なお、図6では、ワイヤハーネスW/Hと蓋40とは当接していないが、ワイヤハーネスW/Hを引出口21から引き出して大きく屈曲させた部位等では、ワイヤハーネスW/Hが凹部22からはみ出した状態となり得るため、そのような場合には蓋40によりワイヤハーネスW/Hを凹部22内へ押し込んだ状態となっている。
また、凹部22に蓋40を被せているため、ワイヤハーネスW/Hをクランプ止めやテープ巻きすることなく凹部22内にワイヤハーネスW/Hを収容しておくことができ、ワイヤハーネスW/Hの配索作業を容易にすることができる。
なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、ワイヤハーネスをクランプ止めやテープ巻きにより凹部内に固定してもよい。
本実施形態では、第2実施形態と同様、ロアカバー20に設けた凹部22に別体の蓋40を被せて凹部22の下面開口を閉鎖する構成としているが、蓋40に予めワイヤハーネスW/Hを固定している点で第2実施形態と相違する。
図8(A)に示すように、クランプ30を蓋40の係止孔47に挿入係止すると共に、蓋40からワイヤハーネスの配索方向に突出したガイド片(テープ巻き舌片)43、44にワイヤハーネスW/Hをテープ巻き固定している。このようにしてワイヤハーネスW/Hを固定した蓋40を、図8(B)に示すように、ロアカバー20にロック結合してワイヤハーネスW/Hを凹部22内に挿通させている。
なお、他の構成及び作用効果は第2実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
また、本実施形態では、ワイヤハーネスを蓋に固定するのに、クランプ止めとテープ巻き固定を併用しているが、いずれか一方により固定する構成としてもよい。
11 ケース本体
13 リレー
14 コネクタ収容部
20 ロアカバー
21 引出口
22 凹部
22d 係止孔
25 幹線固定用のテープ巻き舌片
26 分岐線固定用のテープ巻き舌片
30 クランプ
40 蓋
43 幹線用のガイド片
44 分岐線用のガイド片
45 水抜き孔
W/H ワイヤハーネス
W/H−1 幹線
W/H−2 分岐線
Claims (4)
- ケース内部に収容される内部回路にワイヤハーネスの端末が接続され、該ワイヤハーネスが前記ケースに結合されるロアカバーの引出口から外方に引き出されると共に該ロアカバーの下方を経路として配索される自動車用電気接続箱において、
前記ロアカバーの底面に前記引出口からワイヤハーネスの配索方向に沿った凹部を設け、該凹部内にワイヤハーネスを通して経路規制をする構成としている自動車用電気接続箱。 - 前記凹部に係止孔が設けられる一方、前記ワイヤハーネスにクランプが取り付けられ、該クランプを前記係止孔に係止し、あるいは/および、前記凹部にワイヤハーネスの配索方向に突出するテープ巻き舌片が設けられ、該テープ巻き舌片にワイヤハーネスをテープ巻き固定している請求項1に記載の自動車用電気接続箱。
- 前記ロアカバーの凹部に被せる蓋を設け、前記ワイヤハーネスを凹部に挿通させた状態で前記蓋をロアカバーにロック結合させる構成としている請求項1または請求項2に記載の自動車用電気接続箱。
- 前記ロアカバーの凹部に被せる蓋を設け、該蓋に係止孔が設けられる一方、前記ワイヤハーネスにクランプが取り付けられ、該クランプを前記係止孔に係止し、あるいは/および、前記蓋にワイヤハーネスの配索方向に突出するテープ巻き舌片が設けられ、該テープ巻き舌片にワイヤハーネスをテープ巻き固定し、前記蓋にワイヤハーネスを固定した状態で該蓋をロアカバーにロック結合させて前記ワイヤハーネスを前記凹部に挿通させる構成としている請求項1に記載の自動車用電気接続箱。
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