JP2006089675A - 熱伝導性シリコーンエラストマーおよび熱伝導性シリコーンエラストマー組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヒドロシリル化反応硬化性オルガノポリシロキサン組成物の硬化物であるシリコーンエラストマー、該エラストマー中に分散した補強性シリカ微粉末、熱伝導性無機粉末および常温で液状の非反応性オルガノポリシロキサンからなる熱伝導性シリコーンエラストマー。ヒドロシリル化反応硬化性オルガノポリシロキサン組成物、補強性シリカ微粉末、熱伝導性無機粉末および常温で液状の非反応性オルガノポリシロキサンからなるヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物。
【選択図】図2
Description
従来、こうした発熱性素子と放熱フィン等の金属シャーシの間には、アルミナ粉末のような熱伝導性無機粉末を多量に含有する熱伝導性シリコーンゴム成形品がよく使用されてきた。例えば、特開昭56−2349号公報には、このような放熱用シリコーンゴム成形品が記載されている。
[2] 成分(A)が、式:R1 3SiO(R2SiO)mSiR2 3
(式中、R、R1、R2はメチル基またはビニル基であり、1分子中に少なくとも2個のビニル基が存在し、1分子中のすべてのRがメチル基のときはR1の少なくとも1個とR2の少なくとも1個はビニル基であり、1分子中のRの1個がメチル基のときはR1とR2の少なくとも1個はビニル基であり、1分子中のメチル基とビニル基の合計数の0.1〜2%がビニル基であり、mは50〜1000である)で示されるメチルビニルポリシロキサンであり、アルキルハイドロジェンポリシロキサンがメチルハイドロジェンポリシロキサンであり、成分(D)がヒュームドシリカであり、成分(E)がアルミナ粉末または結晶性シリカ粉末であり、非反応性オルガノポリシロキサンがメチルアルキルポリシロキサンまたはメチル(パーフルオロアルキル)ポリシロキサンである[1]記載の熱伝導性シリコーンエラストマー。
[3] 熱伝導性シリコーンエラストマーが発熱性部材と放熱用部材間でその前駆体組成物が硬化して生成したものであることを特徴とする[1]または[2]記載の熱伝導性シリコーンエラストマー。
[4](A)1分子中にアルケニル基を少なくとも2個有するオルガノポリシロキサン、(B)1分子中にケイ素原子結合水素原子を2個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンおよび(C)白金属金属系触媒からなるヒドロシリル化反応硬化性オルガノポリシロキサン組成物90〜10重量%、(D)補強性シリカ微粉末0.2〜5.0重量%、(E)熱伝導性無機粉末10〜90重量%および(F)常温で液状の非反応性オルガノポリシロキサン0〜10重量%(ただし、成分(A)が1分子中にアルケニル基を少なくとも2個有するアルキルアルケニルポリシロキサンであり、成分(B)が1分子中にケイ素原子結合水素原子を2個以上有するアルキルハイドロジェンポリシロキサンであり、成分(F)が常温で液状のアルキルフェニルポリシロキサンである場合は成分(F)は0〜0.1重量%未満である)(合計100重量%)からなり、硬化してSRIS 0101-1968に規定されるスプリング式硬さ試験機による硬さが5〜70であり、JIS K 6250に規定される引張強さが0.2MPa以上であり、伸びが300%以上であり、発熱性部材と放熱用部材に粘着し、発熱性部材と放熱用部材間から延伸剥離可能な熱伝導性シリコーンエラストマーとなることを特徴とするヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物。
[5] 成分(A)が、式:R1 3SiO(R2SiO)mSiR2 3
(式中、R、R1、R2はメチル基またはビニル基であり、1分子中に少なくとも2個のビニル基が存在し、1分子中のすべてのRがメチル基のときはR1の少なくとも1個とR2の少なくとも1個はビニル基であり、1分子中のRの1個がメチル基のときはR1とR2の少なくとも1個はビニル基であり、1分子中のメチル基とビニル基の合計数の0.1〜2%がビニル基であり、mは50〜1000である)で示されるメチルビニルポリシロキサンであり、アルキルハイドロジェンポリシロキサンがメチルハイドロジェンポリシロキサンであり、成分(D)がヒュームドシリカであり、成分(E)がアルミナ粉末または結晶性シリカ粉末であり、非反応性オルガノポリシロキサンがメチルアルキルポリシロキサンまたはメチル(パーフルオロアルキル)ポリシロキサンである[4]記載のヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物。
[6]熱伝導性シリコーンエラストマーが発熱性部材と放熱用部材間でその前駆体組成物が硬化して生成したものであることを特徴とする[4]または[5]記載の熱伝導性シリコーンエラストマー組成物。」によって達成される。
(式中、R、R1、R2はメチル基またはビニル基であり、1分子中に少なくとも2個のビニル基が存在し、1分子中のすべてのRがメチル基のときはR1の少なくとも1個とR2の少なくとも1個はビニル基であり、1分子中のRの1個がメチル基のときはR1とR2の少なくとも1個はビニル基であり、1分子中のメチル基とビニル基の合計数の0.1〜2%がビニル基であり、mは50〜1000である)で示されるメチルビニルポリシロキサンが好ましい。
成分(A)の25℃における粘度は、常温で液状であれば特に制限されないが、組成物の硬化作業性と硬化物の物性の点から50〜1,000,000mPa・sの範囲内であることが好ましく、200〜500,000mPa・sの範囲内であることがより好ましく、1,000〜100,000mPa・sの範囲であることがより好ましい。
成分(A)中のアルケニル基に対する成分(B)中のケイ素原子結合水素原子のモル比は、シリコーンエラストマーの粘着性と発熱性部材や放熱用部材からの剥離性の点で、3.0〜0.5となる量が好ましく、2.0〜0.6となる量がより好ましく、1.5〜0.7となる量がより好ましい。
本成分の配合量は、いわゆる触媒量であり、成分(A)と成分(B)を架橋させるに十分な量であればよく、具体的には、成分(A)と成分(B)の合計量100万重量部に対して本成分中の白金族金属が0.01〜500重量部の範囲内となる量であることが好ましく、0.1〜100重量部の範囲内となる量であることがより好ましい。
成分(D)は、分散状態で熱伝導性シリコーンエラストマー中に0.2〜5.0重量%含有され、分散状態でヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物中に0.2〜5.0重量%、好ましくは0.5〜3重量%含有される。
アルミナ粉末は、無定形アルミナ粉末と球状アルミナが代表的であり、結晶性シリカ粉末は無定形結晶性シリカ粉末と球状結晶性シリカ粉末が代表的である。
無定形アルミナ粉末は、主として破砕法により得られるα−アルミナ粉末である。
球状アルミナ粉末は、この平均粒径が1〜50μmである。このアルミナ粉末は主として高温溶射法あるいはアルミナ水和物の水熱処理により得られるα−アルミナ粉末である。ここでいう球状とは、真球状のみならず、真球状に近似した形状、すなわち、全体の90%以上の粒子が形状因子1.0〜1.4の範囲にあるものをいう。また、ここでいう形状因子とは、JIS R 6002の顕微鏡拡大法に定める200個の粒子の長径とこれに直交する短径の比の平均値より算出される。したがって、完全な球形粒子のみであれば形状因子は1.0であり、この形状因子が1.0からはなれるほど非球形となる。成分(E)は、分散状態で熱伝導性シリコーンエラストマー中およびヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物中に含有される。ヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物中の成分(E)の配合量が多すぎると、組成物の粘度が大きくなり、これが少なすぎると硬化物の熱伝導率が大きくならないので、成分(E)の配合量は該組成物、ひいては、熱伝導性シリコーンエラストマー全体の10〜90重量%であり、好ましくは30〜80重量%である。
成分(E)は、メチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジシラザンのようなシラン系表面処理剤や、オルガノシロキサン系表面処理剤により表面処理されていてもよい。
成分(F)は、ヒドロシリル化反応硬化熱伝導性シリコーンエラストマー中に分散状態で0.1〜10重量%、好ましくは1〜6重量%含有され、ヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物中に0.1〜10重量%、好ましくは1〜6重量%含有される。
具体例として、両末端トリメチルシロキシ基封鎖のメチルフェニルポリシロキサンやジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体;両末端ジメチルフェニルシロキシ基封鎖のジメチルポリシロキサンや、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体;フェニルトリ(トリメチルシロキシ)シラン、フェニルトリ(ジメチルフェニルシロキシ)シラン、メチルトリ(ジメチルフェニルシロキシ)シランがある。
熱伝導性シリコーンエラストマーの粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸び、および熱伝導率は次のようにして評価した。
粘着力は、フロート板ガラスとアルミニウム(A1050P)板の間にヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を厚さが1mmとなるように挟み込んだ状態で、100℃で30分間保持して、該組成物を硬化させた。硬化してできた熱伝導性シリコーンエラストマーの粘着力を、JIS K 6850に従って株式会社オリエンテック製のテンシロン万能試験機RTC−1325Aにより測定した。
剥離性は、粘着力測定に供したフロート板ガラスの表面とアルミニウム(A1050P)板の表面に熱伝導性シリコーンエラストマーが固着しているか、剥離しているかを目視により定性的に評価した。
幅100mm、長さ200mm、厚さ3mmのアルミニウム(A1050P)板上に、自動式デイスペンサーを使用してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を長さが180mmの紐状になるように塗布した(図1参照)。塗布したヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物の間に幅2mm、長さ200mm、厚さ1mmのアルミニウム製スペーサを並べ、これらの上に幅100mm、長さ200mm、厚さ3mmのフロート板ガラスを被せ、熱伝導性シリコーンエラストマー組成物の幅が10mm、厚さが1mmとなるようにした。ただし、フロート板ガラスは、その手前端部がアルミニウム(A1050P)板の手前端部から10mm奥にずれるように被せた。その状態で100℃で30分間加熱してからアルミニウム製スペーサを取り除き、図2に示す試験体を得た。熱伝導性シリコーンエラストマー(幅10mm、長さ180mm、厚さ1mm)のフロート板ガラスにより覆われていない手前端部を掴んで、引張り角度0°、引張速度500mm/分で手前方向に引張り、熱伝導性シリコーンエラストマーが破断することなく引き抜くことができるか否かを定性的に評価した。熱伝導性シリコーンエラストマーが破断することなく引き抜けたときは、延伸剥離性ありとし、引き抜ける前に熱伝導性シリコーンエラストマーが破断したときは、延伸剥離性なしとした。
ヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を平たい金型に注入して100℃で30分間プレス加硫した。得られた厚さ6mmの熱伝導性シリコーンエラストマーシートを2枚重ね、膨張ゴムの物理試験方法に関するSRIS 0101-1968に規定されるスプリング式硬さ試験機である、高分子計器株式会社製のアスカーC型硬度計により1kgの荷重をかけて硬さを測定した。
ヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を平たい金型に注入して100℃で15分間プレス加硫した。得られた厚さ2mmの熱伝導性シリコーンエラストマーシートの引張強さ、伸びを、JIS K 6251に従って、ダンベル4号形で株式会社上島製作所製の引張試験機ST102−1により測定した。
ヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を平たい金型に注入して100℃で30分間プレス加硫した。得られた厚さ15mmの熱伝導性シリコーンエラストマーシートの熱伝導率を京都電子工業株式会社製の迅速熱伝導率計QTM−500(非定常熱線法)により測定した。
撹拌羽付きミキサーに粘度が40000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.09重量%)30.00重量%、粘度が25mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(主鎖は平均27個のジメチルシロキサン単位と平均3個のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=0.13重量%)0.92重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、ヘキサメチルジシラザンで表面処理した比表面積200m2/gのヒュームドシリカ1.4重量%、平均粒子径が11μmである不定形アルミナ粉末67.5重量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表1に示した。
撹拌羽付きミキサーに粘度が40000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.09重量%)42.17重量%、粘度が25mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(主鎖は平均27個のジメチルシロキサン単位と平均3個のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=0.13重量%)1.25重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、ヘキサメチルジシラザンで表面処理した比表面積200m2/gのヒュームドシリカ1.4重量%、平均粒子径が5μmである不定形結晶性シリカ粉末55.0重量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表1に示した。
撹拌羽付きミキサーに粘度が40000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.09重量%)42.48重量%、粘度が25mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(主鎖は平均27個のジメチルシロキサン単位と平均3個のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=0.13重量%)0.94重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、ヘキサメチルジシラザンで表面処理した比表面積200m2/gのヒュームドシリカ1.4重量%、平均粒子径が5μmである不定形結晶性シリカ粉末55.0重量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表1に示した。
撹拌羽付きミキサーに粘度が40000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.09重量%)27.29重量%、粘度が25mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(主鎖は平均27個のジメチルシロキサン単位と平均3個のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=0.13重量%)0.63重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、ヘキサメチルジシラザンで表面処理した比表面積200m2/gのヒュームドシリカ1.4重量%、平均粒子径が11μmである不定形アルミナ粉末67.5重量%、粘度が900mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルドデシルシロキサン・メチルテトラデカンシロキサン共重合体(ドデシル基の含有量=33.9重量%、テトラデカン基の含有量=39.5重量%、ドデシル基数:メチル基とドデシル基とテトラデカン基の合計数の25%、テトラデカン基数:メチル基とドデシル基とテトラデカン基の合計数の25%)3.0重量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表1に示した。
撹拌羽付きミキサーに粘度が40000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.09重量%)27.29重量%、粘度が25mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(主鎖は平均27個のジメチルシロキサン単位と平均3個のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=0.13重量%)0.63重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、ヘキサメチルジシラザンで表面処理した比表面積200m2/gのヒュームドシリカ1.4重量%、平均粒子径が11μmである不定形アルミナ粉末67.5重量%、粘度が20mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルオクチルシロキサン共重合体(オクチル基の含有量=28.3重量%、オクチル基数:メチル基とオクチル基の合計数の15%)3.0重量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表1に示した。
撹拌羽付きミキサーに粘度が40000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.09重量%)27.29重量%、粘度が25mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(主鎖は平均27個のジメチルシロキサン単位と平均3個のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=0.13重量%)0.63重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、ヘキサメチルジシラザンで表面処理した比表面積200m2/gのヒュームドシリカ1.4重量%、平均粒子径が11μmである不定形アルミナ粉末67.5重量%、粘度が300mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチル3,3,3−トリフルオロプロピルシロキサン(3,3,3−トリフルオロプロピル基の含有量=59.1重量%、3,3,3−トリフルオロプロピル基数:メチル基と3,3,3−トリフルオロプロピル基の合計数の50%)3.0重量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表1に示した。
撹拌羽付きミキサーに粘度が2000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.23重量%)28.73重量%、粘度が25mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(主鎖は平均27個のジメチルシロキサン単位と平均3個のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=0.13重量%)2.29重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、ヘキサメチルジシラザンで表面処理した比表面積200m2/gのヒュームドシリカ1.3重量%、平均粒子径が11μmである不定形アルミナ粉末67.5重量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表2に示した。
撹拌羽付きミキサーに粘度が40000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.09重量%)32.24重量%、粘度が20mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン(主鎖は平均23個のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=1.55重量%)0.08重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、平均粒子径が11μmである不定形アルミナ粉末67.5重量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表2に示した。
撹拌羽付きミキサーに粘度が2000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.23重量%)31.89重量%、粘度が5mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(主鎖は平均3個のジメチルシロキサン単位と平均5個のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=0.76重量%)0.43重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、平均粒子径が11μmである不定形アルミナ粉末67.5重量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表2に示した。
撹拌羽付きミキサーに粘度が2000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.23重量%)42.94重量%、粘度が5mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(主鎖は平均3個のジメチルシロキサン単位と平均5個のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=0.76重量%)0.58重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、ヘキサメチルジシラザンで表面処理した比表面積200m2/gのヒュームドシリカ1.3重量%、平均粒子径が5μmである不定形結晶性シリカ粉末55.0重量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表2に示した。
撹拌羽付きミキサーに粘度が40000mPa・sである分子鎖両末端トリメチルビニルシロキシ基封鎖メチルビニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(ビニル基の含有量=0.13重量%)28.40重量%、10000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.13重量%)18.91重量%、粘度が20mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン(主鎖は平均23のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=1.55重量%)1.94重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、ヘキサメチルジシラザンで表面処理した比表面積200m2/gのヒュームドシリカ11.80重量%、平均粒子径が5μmである不定形結晶性シリカ粉末35.50重量%、平均粒子径が11μmである不定形アルミナ粉末2.30重量%、粘度が900mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルドデシルシロキサン・メチルテトラデカンシロキサン共重合体(ドデシル基の含有量=33.9重量%、テトラデカン基の含有量=39.5重量%、ドデシル基数:メチル基とドデシル基とテトラデカン基の合計数の25%、テトラデカン基数:メチル基とドデシル基とテトラデカン基の合計数の25%)0.97量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表2に示した。なお、本比較例は特開昭56−2349の実施例2に準拠したものである。
撹拌羽付きミキサーに粘度が3000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.16重量%)43.75重量%、粘度が20mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン(主鎖は平均23個のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=1.55重量%)1.96重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、平均粒子径が5μmである不定形結晶性シリカ粉末52.33重量%、平均粒子径が1μmである酸化チタン粉末1.00重量%、粘度が500mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルフェニルシロキサン(フェニル基の含有量=55.7重量%、メチル基とフェニル基の合計数の50%)0.78重量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表2に示した。なお、本比較例は特開昭56−2349の実施例3に準拠したものである。
撹拌羽付きミキサーに粘度が3000mPa・sである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.16重量%)43.75重量%、粘度が20mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン(主鎖は平均23個のメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる。ケイ素原子結合水素原子基の含有量=1.55重量%)1.96重量%、白金含有量が0.5重量%である白金・1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15重量%、付加反応抑制剤としての2−フェニル−3−ブチン−2−オール0.03重量%、平均粒子径が5μmである不定形結晶性シリカ粉末52.33重量%、平均粒子径が1μmである酸化チタン粉末1.00重量%、粘度が20mPa・sである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルオクチルシロキサン共重合体(オクチル基の含有量=28.3重量%、オクチル基数:メチル基とオクチル基の合計数の15%)0.97量%を投入し、均一に混合してヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物を調製した。この組成物を硬化させて、粘着力、剥離性、延伸剥離性、硬さ、引張強さ、伸びおよび熱伝導率を測定して表2に示した。なお、本比較例は特開昭56−2349の実施例3に準拠したものである。
2 熱伝導性シリコーンエラストマー組成物
3 熱伝導性シリコーンエラストマー
4 フロート板ガラス
Claims (6)
- (A)1分子中にアルケニル基を少なくとも2個有するオルガノポリシロキサン、(B)1分子中にケイ素原子結合水素原子を2個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンおよび(C)白金属金属系触媒からなるヒドロシリル化反応硬化シリコーンエラストマー90〜10重量%、該エラストマー中に分散した(D)補強性シリカ微粉末0.2〜5.0重量%、(E)熱伝導性無機粉末10〜90重量%および(F)常温で液状の非反応性オルガノポリシロキサン0〜10重量%(ただし、成分(A)が1分子中にアルケニル基を少なくとも2個有するアルキルアルケニルポリシロキサンであり、成分(B)が1分子中にケイ素原子結合水素原子を2個以上有するアルキルハイドロジェンポリシロキサンであり、成分(F)が常温で液状のアルキルフェニルポリシロキサンである場合は成分(F)は0〜0.1重量%未満である)(合計100重量%)からなり、SRIS 0101-1968に規定されるスプリング式硬さ試験機による硬さが5〜70であり、JIS K 6250に規定される引張強さが0.2MPa以上であり、伸びが300%以上であり、発熱性部材と放熱用部材に粘着し、発熱性部材と放熱用部材間から延伸剥離可能であることを特徴とする熱伝導性シリコーンエラストマー。
- 成分(A)が、式:R1 3SiO(R2SiO)mSiR2 3
(式中、R、R1、R2はメチル基またはビニル基であり、1分子中に少なくとも2個のビニル基が存在し、1分子中のすべてのRがメチル基のときはR1の少なくとも1個とR2の少なくとも1個はビニル基であり、1分子中のRの1個がメチル基のときはR1とR2の少なくとも1個はビニル基であり、1分子中のメチル基とビニル基の合計数の0.1〜2%がビニル基であり、mは50〜1000である)で示されるメチルビニルポリシロキサンであり、アルキルハイドロジェンポリシロキサンがメチルハイドロジェンポリシロキサンであり、成分(D)がヒュームドシリカであり、成分(E)がアルミナ粉末または結晶性シリカ粉末であり、非反応性オルガノポリシロキサンがメチルアルキルポリシロキサンまたはメチル(パーフルオロアルキル)ポリシロキサンである請求項1記載の熱伝導性シリコーンエラストマー。 - 熱伝導性シリコーンエラストマーが発熱性部材と放熱用部材間でその前駆体組成物が硬化して生成したものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の熱伝導性シリコーンエラストマー。
- (A)1分子中にアルケニル基を少なくとも2個有するオルガノポリシロキサン、(B)1分子中にケイ素原子結合水素原子を2個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンおよび(C)白金属金属系触媒からなるヒドロシリル化反応硬化性オルガノポリシロキサン組成物90〜10重量%、(D)補強性シリカ微粉末0.2〜5.0重量%、(E)熱伝導性無機粉末10〜90重量%および(F)常温で液状の非反応性オルガノポリシロキサン0〜10重量%(ただし、成分(A)が1分子中にアルケニル基を少なくとも2個有するアルキルアルケニルポリシロキサンであり、成分(B)が1分子中にケイ素原子結合水素原子を2個以上有するアルキルハイドロジェンポリシロキサンであり、成分(F)が常温で液状のアルキルフェニルポリシロキサンである場合は成分(F)は0〜0.1重量%未満である)(合計100重量%)からなり、硬化してSRIS 0101-1968に規定されるスプリング式硬さ試験機による硬さが5〜70であり、JIS K 6250に規定される引張強さが0.2MPa以上であり、伸びが300%以上であり、発熱性部材と放熱用部材に粘着し、発熱性部材と放熱用部材間から延伸剥離可能な熱伝導性シリコーンエラストマーとなることを特徴とするヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物。
- 成分(A)が、式:R1 3SiO(R2SiO)mSiR2 3
(式中、R、R1、R2はメチル基またはビニル基であり、1分子中に少なくとも2個のビニル基が存在し、1分子中のすべてのRがメチル基のときはR1の少なくとも1個とR2の少なくとも1個はビニル基であり、1分子中のRの1個がメチル基のときはR1とR2の少なくとも1個はビニル基であり、1分子中のメチル基とビニル基の合計数の0.1〜2%がビニル基であり、mは50〜1000である)で示されるメチルビニルポリシロキサンであり、アルキルハイドロジェンポリシロキサンがメチルハイドロジェンポリシロキサンであり、成分(D)がヒュームドシリカであり、成分(E)がアルミナ粉末または結晶性シリカ粉末であり、非反応性オルガノポリシロキサンがメチルアルキルポリシロキサンまたはメチル(パーフルオロアルキル)ポリシロキサンである請求項4記載のヒドロシリル化反応硬化性熱伝導性シリコーンエラストマー組成物。 - 熱伝導性シリコーンエラストマーが発熱性部材と放熱用部材間でその前駆体組成物が硬化して生成したものであることを特徴とする請求項4または請求項5記載の熱伝導性シリコーンエラストマー組成物。
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