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JP2006036013A - 自動二輪車 - Google Patents

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JP2006036013A
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Hirofumi Hasegawa
弘文 長谷川
Toshihiko Konno
敏彦 金野
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

【課題】 インナーラックに十分な容量を確保するとともに、インナーラックによる外観の悪化および運転者への干渉を防止すること。
【解決手段】 斜面部6bの上部の面と斜面部6bの下部および斜面部7bからなる面との間に、面の傾斜が変化する屈曲部20が形成されており、この屈曲部20と略同一の高さにインナーラックPの開口部7dが形成されている。屈曲部20は、車両前方に突出しているため、屈曲部20と略同一の高さにインナーラックPの開口部7dを形成することにより、インナーラックPが相対的に車両前方に形成されることになる。このため、開口部7dを広くしてインナーラックPの容量を大きくしても、開口部7dの後端の車両後方への突出を最小限にすることができ、結果として、インナーラックPが運転者の膝に接触したり、乗降の際の障害になったりすることがない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動二輪車に関し、特に、シートに着座した運転者の脚の前面を覆うレッグシールドを車両前部に備える自動二輪車に関する。
従来、このような自動二輪車においては、例えば小物などを収納可能なインナーラックがレッグシールドに形成されることがある。
例えば特許文献1には、レッグシールドを形成する上部インナー部材と下部インナー部材とを接合ラインが直接目視されない位置で接合して、インナーラックを形成することが開示されている。
特許第2794485号公報
しかしながら、レッグシールドにインナーラックを形成すると、インナーラックがシートに着座した運転者側に突出し、車両を側方から見た場合の外観が悪化するという問題がある。また、インナーラックが大きく突出していると、シートに着座した運転者の膝に接触したり、運転者が乗降する際の障害となったりする。これらを防止するために、インナーラックを小さくして、インナーラックの突出を最小限に抑制することが考えられるが、この場合は、インナーラックの容量が小さくなるとともに、インナーラックの開口部が小さくなって収納をスムーズに行うことが困難になる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、インナーラックに十分な容量を確保するとともに、インナーラックによる外観の悪化および運転者への干渉を防止することができる自動二輪車を提供することを目的とする。
本発明に係る自動二輪車は、車両側面視で車両前方に突出して屈曲する屈曲部を備え、運転者の脚を覆うレッグシールドと、前記レッグシールドの車両後方側に形成され、上方に向かって開口するインナーラックと、を有し、前記インナーラックは、前記レッグシールドの屈曲部近傍の高さにおいて開口する構成を採る。
この構成によれば、車両側面視で車両前方に突出して屈曲する屈曲部近傍の高さにインナーラックが開口しているため、インナーラックが相対的に車両前方に形成され、インナーラック開口部の車両後方への突出を最小限にすることができる。結果として、インナーラックに十分な容量を確保するとともに、インナーラックによる外観の悪化および運転者への干渉を防止することができる。
本発明によれば、インナーラックに十分な容量を確保するとともに、インナーラックによる外観の悪化および運転者への干渉を防止することができる。
本発明の骨子は、レッグシールドの屈曲部近傍の高さにインナーラックの開口部を設けることである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る自動二輪車の側面図である。同図においては、紙面向かって左が前方であり、右が後方である。図1において、フロントカバー1の上部に設けられた孔からはライト2が膨出形成されている。ハンドル3は、図示しないステアリング軸を介してフロントフォーク4に接続されており、フロントフォーク4の下端には、前輪5が軸支されている。
上部インナーパネル6は、フロントカバー1をボルト止め固定しており、上部インナーパネル6の下方には下部インナーパネル7が取り付けられる。下部インナーパネル7は、フロントカバー1をボルト止め固定しており、下部インナーパネル7の後方には中央カバー8が取り付けられ、さらに、中央カバー8の下方には下部カバー9が取り付けられ、中央カバー8の後方にはサイドカバー11が取り付けられている。中央カバー8およびサイドカバー11の上方にはシート10が配設されている。フロントカバー1、上部インナーパネル6、および下部インナーパネル7は、シート10に着座する運転者の脚の前面を覆うレッグシールドLを形成している。そして、後に詳述するように、レッグシールドLの車両後方側にはインナーラックPが形成されている。
また、サイドカバー11に囲まれるシート10の真下の空間には、ヘルメットなどを収納可能なボックスが設けられている。そして、下部カバー9の下方には、フートレスト12が車幅方向(図中奥−手前方向)に突出するように形成され、フートレスト12の下方を底部カバー13が覆っている。
フロントカバー1、上部インナーパネル6、およびサイドカバー11などは、車両の外観を良くするために、例えば塗装可能なABS(Acrylonitorile-Butadiene-Styrene:アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂などを材料としている。また、下部インナーパネル7および中央カバー8などは、一定の強度を得るために、例えばPP(PolyPropylene:ポリプロピレン)樹脂などを材料としている。
また、車体左側面の下部カバー9の内側から後方には、図示しないスイングアームが延びており、このスイングアームに後輪15が軸支されている。また、図示しないスイングアームにはエンジンユニット14が取り付けられている。つまり、図1に示す自動二輪車のエンジンはユニットスイング式となっており、車両の走行中は、エンジンユニット14と後輪15が一体的に上下に揺動する。
図2は、本実施の形態に係るレッグシールドLをシート10の左上方から見た斜視図である。上述したように、本実施の形態に係るレッグシールドLは、フロントカバー1、上部インナーパネル6、および下部インナーパネル7から形成されているが、図2においては、フロントカバー1の図示を省略している。
同図に示すように、上部インナーパネル6の上端には切込部6aが形成されており、切込部6aの車幅方向両側には、上端から下方にかけて車両の後方から前方へ向かい、傾斜が変化する屈曲部20より下方では車両の前方から後方へ向かう斜面部6bが延伸されている。切込部6aには、図示しないステアリング軸が挿通され、このステアリング軸を図示しないメインフレームが回転可能に支持している。また、上述したように、図示しないステアリング軸は、フロントフォーク4に接続されている。
下部インナーパネル7の車幅方向両側の上端には、斜面部6bの屈曲部20より下方の面に対して起立する囲壁部7aが形成され、この囲壁部7aと斜面部6bとに囲まれる空間にインナーラックPが形成されている。具体的には、斜面部6bの屈曲部20より下方の面がインナーラックPの底面を形成し、底面を囲む斜面部6bおよび囲壁部7aがインナーラックPの側壁を形成している。このように囲壁部7aが斜面部6bの屈曲部20より下方の面に対して起立するため、囲壁部7aの先端は、斜面部6bの屈曲部20より下方の面から最も遠く離れることになり、インナーラックPの水平方向の断面積が開口部7d付近で最も大きくなって物の出し入れを容易に行うことができる。そして、囲壁部7aは、斜面部6bの車幅方向両側端から後方へ延伸されているため、インナーラックPの車幅方向の幅が最大限に広くなっており、サイズの大きな物を収納することができる。
また、囲壁部7aは、下部インナーパネル7の上端に起立しているため、囲壁部7aの根元から上方には、斜面部6bの屈曲部20より下方の面が延伸されている一方、囲壁部7aの根元から下方には、斜面部6bの屈曲部20より下方の面と同様に上方から下方にかけて車両の前方から後方へ向かう斜面部7bが延伸されている。さらに、車幅方向両端の囲壁部7aおよび斜面部7bの間には周囲よりも盛り上がった隆起部7cが上方から下方へ延びている。換言すれば、隆起部7cは、車幅方向両端の斜面部6bおよび斜面部7bの車幅方向中央において斜面部6bおよび斜面部7bよりも車両後方側へ隆起している。
隆起部7cの上端は、インナーラックPの開口部7dと同じ高さで上部インナーパネル6に接している一方、隆起部7cの下端は、中央カバー8に接している。隆起部7cの下端からは図示しない取付板が延伸されており、この取付板に中央カバー8の前端部が重ねられ、ボルト孔8aにおいて、下部インナーパネル7と中央カバー8とが図示しないメインフレームに共締めされている。さらに、下部インナーパネル7は、隆起部7cの車幅方向両端であって中央カバー8との境界付近に設けられているボルト孔7eにおいて、図示しないメインフレームにボルト締め固定されている。
本実施の形態のレッグシールドLは、主に車幅方向両端の斜面部6bおよび斜面部7bによって、シート10に着座した運転者の脚の前面を覆っており、車両走行中に前方からの風雨や泥が運転者の脚に直撃することを防止している。また、隆起部7cは、図示しないメインフレームを覆っており、メインフレームの露出を防いで外観を向上させている。
次に、図3を参照して本実施の形態に係るレッグシールドLとレッグシールドLに設けられるインナーラックPとの構成について説明する。図3は、上部インナーパネル6、下部インナーパネル7、および中央カバー8の左側面図である。
同図に示すように、インナーラックPの開口部7dは、屈曲部20とほぼ同じ高さに位置している。すなわち、本実施の形態に係るレッグシールドLにおいては、斜面部6bの上部の面と斜面部6bの下部および斜面部7bからなる面との間に、面の傾斜が変化する屈曲部20が形成されており、この屈曲部20と略同一の高さにまで囲壁部7aが延伸され、インナーラックPの開口部7dを形成している。
ここで、屈曲部20より上方では、斜面部6bの上部が上端から下方へかけて車両後方から前方へ向かう傾斜を有し、屈曲部20より下方では、斜面部6bの下部および斜面部7bが上方から下方へかけて車両前方から後方へ向かう傾斜を有しているため、屈曲部20は、車両前方に突出していることになる。したがって、屈曲部20と略同一の高さにインナーラックPの開口部7dを形成することにより、インナーラックPが相対的に車両前方に形成されることになる。このため、開口部7dを広くしてインナーラックPの容量を大きくしても、開口部7dの後端の車両後方への突出を最小限にすることができる。結果として、インナーラックPが運転者の膝に接触したり、乗降の際の障害になったりすることがない。
また、車両を側方から見ても囲壁部7aの一部が隆起部7cの稜線から突出しておらず、外観を損ねることがない。つまり、本実施の形態においては、インナーラックPを車幅方向両端に分割して形成し、図4に示す図3中のI−I線断面図のように、最も後方に突出しているのが隆起部7cの車幅方向中心である。このため、車両を側方から見た場合には、隆起部7cの車幅方向中心によって形成される連続した稜線が目視されることになり、外観が一様な形状となる。
なお、図5に示すように、車幅方向両端の囲壁部7aを一体にしてインナーラックPを1つに統合した場合、すなわち、囲壁部7aを隆起部7cの後端よりも車両後方側まで延伸した場合は、囲壁部7aが隆起部7cの稜線から突出することになる。しかし、本発明においては、開口部7dが屈曲部20と略同一の高さに位置するため、囲壁部7aの車両後方への突出を最小限に抑制することができるとともに、インナーラックPの幅が広がり、サイズの大きな物を収納することができる。
そして、インナーラックPの開口部7dを屈曲部20と略同一の高さに形成することにより、図6中矢印で示すように、斜面部6bの屈曲部20より上方の面によってインナーラックPの開口部7dにおける物の出し入れが案内され、スムーズな収納が可能となる。
次いで、上部インナーパネル6と下部インナーパネル7との接合について説明する。なお、上述したように、上部インナーパネル6は、塗装可能なABS樹脂を材料としており、下部インナーパネル7は、一定の強度が得られるPP樹脂を材料としているものとする。
図7(a)は、図4中のII−II線断面図であり、図7(b)は、図4中のIII−III線断面図である。図7(a)に示すように、車幅方向中心においては、下部インナーパネル7の上端に設けられた係止爪7fが上部インナーパネル6の下端6cに係止されるとともに、係止爪7fの下方に設けられた突起7gの先端が上部インナーパネル6のボス6dに溶着される。
上部インナーパネル6の材料であるABS樹脂は、塗装可能である反面強度が小さく、上部インナーパネル6と下部インナーパネル7との接合部分に、例えば係止爪を嵌合させる構造のように接合の際に強い力がかかる構造を採用すると、上部インナーパネル6が破損する虞がある。そこで、本実施の形態においては、係止爪7fを上部インナーパネル6の下端6cに係止させるだけに留めておき、突起7gをボス6dに形成された貫通孔に貫通させた後、突起7gの先端を溶かしてボス6dに固定する溶着によって上部インナーパネル6に下部インナーパネル7を接合している。
同様に、図7(b)に示すように、インナーラックPが形成される車幅方向両端においては、囲壁部7aと斜面部7bとの境界付近に設けられた突起7hの先端が上部インナーパネル6のボス6eに溶着される。
これにより、強度が弱いABS樹脂を材料とした上部インナーパネル6を形成することができ、上部インナーパネル6を塗装して、さらに自動二輪車の外観を向上することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、インナーラックの開口部をレッグシールドの屈曲部と略同一の高さに形成したため、インナーラックが相対的に車両前方に位置することになり、開口部を広くしてインナーラックの容量を大きくしても、インナーラックの車両後方への突出を最小限にすることができる。この結果、インナーラックが運転者の膝に接触したり、乗降の際の障害になったりすることがない。また、メインフレームを覆うレッグシールドの隆起部よりもインナーラックを車両後方へ突出させないことにより、車両側面視の外観を一様な形状とすることができる。換言すれば、インナーラックに十分な容量を確保するとともに、インナーラックによる外観の悪化および運転者への干渉を防止することができる。
本発明の第1の態様に係る自動二輪車は、車両側面視で車両前方に突出して屈曲する屈曲部を備え、運転者の脚を覆うレッグシールドと、前記レッグシールドの車両後方側に形成され、上方に向かって開口するインナーラックと、を有し、前記インナーラックは、前記レッグシールドの屈曲部近傍の高さにおいて開口する構成を採る。
この構成によれば、車両側面視で車両前方に突出して屈曲する屈曲部近傍の高さにインナーラックが開口しているため、インナーラックが相対的に車両前方に形成され、インナーラック開口部の車両後方への突出を最小限にすることができる。結果として、インナーラックに十分な容量を確保するとともに、インナーラックによる外観の悪化および運転者への干渉を防止することができる。
本発明の第2の態様に係る自動二輪車は、上記第1の態様において、前記レッグシールドは、上端から下方にかけて車両前方へ向かう傾斜を有する第1の斜面部と、前記第1の斜面部の下方に前記屈曲部を介して連続し、下方にかけて車両後方へ向かう傾斜を有する第2の斜面部と、を含み、前記インナーラックは、前記第2の斜面部に対して車両後方側へ起立する囲壁部、を含み、前記囲壁部および前記第2の斜面部によって囲まれる領域に形成される構成を採る。
この構成によれば、第1の斜面部に屈曲部を介して連続する第2の斜面部と、第2の斜面部に対して車両後方側へ起立する囲壁部とによって囲まれる領域にインナーラックが形成されるため、第2の斜面部と囲壁部の先端とが最も遠く離れることにより、インナーラックの開口部付近が最も広くなって、物の出し入れを容易に行うことができる。
本発明の第3の態様に係る自動二輪車は、上記第2の態様において、前記レッグシールドは、前記第1の斜面部および前記第2の斜面部の車幅方向略中央において前記第1の斜面部および前記第2の斜面部に対して車両後方側へ隆起する隆起部、をさらに含む構成を採る。
この構成によれば、車幅方向中央においてレッグシールドが隆起しているため、車幅方向中央に配設されるメインフレームをレッグシールドで覆うことができ、外観を向上することができる。
本発明の第4の態様に係る自動二輪車は、上記第3の態様において、前記囲壁部は、前記隆起部によって車幅方向略中央において分割される構成を採る。
この構成によれば、車幅方向中央において囲壁部が分割されるため、インナーラックが車幅方向両端に分割形成されるとともに、車両側面視でインナーラックの一部が隆起部の稜線を超えて突出せず、外観を一様な形状とすることができる。
本発明の第5の態様に係る自動二輪車は、上記第3の態様において、前記囲壁部は、前記隆起部の後端より車両後方側まで延伸される構成を採る。
この構成によれば、囲壁部が隆起部より車両後方側まで延伸されるため、車幅方向両端に渡る1つのインナーラックが形成され、インナーラックの幅が広がり、サイズの大きな物を収納することができる。
本発明の第6の態様に係る自動二輪車は、上記第2の態様において、前記囲壁部は、前記第1の斜面部または前記第2の斜面部の車幅方向両側端から車両後方側へ延伸される構成を採る。
この構成によれば、囲壁部が車幅方向両側端から延伸されるため、インナーラックの車幅方向の幅が最大限に広がり、サイズの大きな物を収納することができる。
本発明の第7の態様に係る自動二輪車は、上記第1の態様において、前記レッグシールドは、少なくとも2つの部材を接合して形成され、一方の部材が他方の部材に溶着によって固定される構成を採る。
この構成によれば、1つの部材が他の部材に溶着によって固定されるため、レッグシールドの材料として、例えばABS樹脂などの塗装可能であるが強度が小さい材料を使用することができ、自動二輪車の外観をさらに向上することができる。
本発明の自動二輪車は、インナーラックに十分な容量を確保するとともに、インナーラックによる外観の悪化および運転者への干渉を防止することができ、シートに着座した運転者の脚の前面を覆うレッグシールドを車両前部に備える自動二輪車に有用である。
本発明の一実施の形態に係る自動二輪車の側面図 一実施の形態に係るレッグシールドの構成を示す斜視図 一実施の形態に係るレッグシールドの構成を示す側面図 一実施の形態に係るレッグシールドのI−I線断面図 一実施の形態に係るレッグシールドの他の構成を示す斜視図 一実施の形態に係るレッグシールドの効果を説明する図 (a)一実施の形態に係るレッグシールドのII−II線断面図(b)一実施の形態に係るレッグシールドのIII−III線断面図
符号の説明
L レッグシールド
P インナーラック
1 フロントカバー
6 上部インナーパネル
6a 切込部
6b 斜面部
6c 下端
6d、6e ボス
7 下部インナーパネル
7a 囲壁部
7b 斜面部
7c 隆起部
7d 開口部
7e ボルト孔
7f 係止爪
7g、7h 突起
8 中央カバー
8a ボルト孔
20 屈曲部

Claims (7)

  1. 車両側面視で車両前方に突出して屈曲する屈曲部を備え、運転者の脚を覆うレッグシールドと、
    前記レッグシールドの車両後方側に形成され、上方に向かって開口するインナーラックと、を有し、
    前記インナーラックは、
    前記レッグシールドの屈曲部近傍の高さにおいて開口することを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記レッグシールドは、
    上端から下方にかけて車両前方へ向かう傾斜を有する第1の斜面部と、
    前記第1の斜面部の下方に前記屈曲部を介して連続し、下方にかけて車両後方へ向かう傾斜を有する第2の斜面部と、を含み、
    前記インナーラックは、
    前記第2の斜面部に対して車両後方側へ起立する囲壁部、を含み、前記囲壁部および前記第2の斜面部によって囲まれる領域に形成されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記レッグシールドは、
    前記第1の斜面部および前記第2の斜面部の車幅方向略中央において前記第1の斜面部および前記第2の斜面部に対して車両後方側へ隆起する隆起部、をさらに含むことを特徴とする請求項2記載の自動二輪車。
  4. 前記囲壁部は、
    前記隆起部によって車幅方向略中央において分割されることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車。
  5. 前記囲壁部は、
    前記隆起部の後端より車両後方側まで延伸されることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車。
  6. 前記囲壁部は、
    前記第1の斜面部または前記第2の斜面部の車幅方向両側端から車両後方側へ延伸されることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車。
  7. 前記レッグシールドは、
    少なくとも2つの部材を接合して形成され、一方の部材が他方の部材に溶着によって固定されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
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