JP2006016159A - エアー吸着方式給紙装置 - Google Patents
エアー吸着方式給紙装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006016159A JP2006016159A JP2004196634A JP2004196634A JP2006016159A JP 2006016159 A JP2006016159 A JP 2006016159A JP 2004196634 A JP2004196634 A JP 2004196634A JP 2004196634 A JP2004196634 A JP 2004196634A JP 2006016159 A JP2006016159 A JP 2006016159A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- air suction
- air
- feeding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims 1
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 9
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 5
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
【課題】
微妙な調整をすることなく、薄紙から厚紙まで安定して給紙できるエアー吸着方式給紙装置を提供すること。
【解決手段】
搬送ベルトの側面近傍で搬送ベルトの吸着面より下方に突出した用紙分離用突起部材を配置し、前記用紙分離用突起部材は前記搬送ベルト面上を水平方向に移動可能な構成とした。
【選択図】 図2
微妙な調整をすることなく、薄紙から厚紙まで安定して給紙できるエアー吸着方式給紙装置を提供すること。
【解決手段】
搬送ベルトの側面近傍で搬送ベルトの吸着面より下方に突出した用紙分離用突起部材を配置し、前記用紙分離用突起部材は前記搬送ベルト面上を水平方向に移動可能な構成とした。
【選択図】 図2
Description
本発明はエアー吸着方式給紙装置に関するものである。
従来のエアー吸着方式給紙装置では、最上位の用紙と最上位から2枚目の用紙を分離し最上位の用紙のみ確実に搬送するために、搬送ベルト近傍でベルト吸着面より突出した用紙分離用突起部材を設けていた(例えば、特許文献1参照)。この用紙分離用突起部材は、吸着面に吸着した用紙を部分的に撓ませて最上位用紙と2枚目の間に隙間を作り分離エアーが入り易くなるようにしたものである。しかしながら、この用紙分離用突起部材は用紙の厚さが厚くなり剛性が増すにつれて最上位の用紙が搬送ベルトに吸着しにくくなり、給紙不良による用紙ジャムを引き起こす要因となっていた。
そこで、用紙の厚さに応じて前記用紙分離用突起部材の突出量を可変するという方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、用紙分離用突起部材の突出量の適正範囲は0〜3mm程度と非常に小さく、用紙厚に対して精度良く突起量をコントロールすることは比較的困難であり、用紙分離用突起部材による効果を十分発揮できない場合がある。
本発明の目的は、微妙な調整をすることなく、薄紙から厚紙まで安定して給紙できるエアー吸着方式給紙装置を提供することである。
上記課題を解決するため、下記手段を発明した。
(1)用紙積載トレイと、前記用紙積載トレイに積載された用紙の上部を浮上させるための第1のエアー噴出し手段と、浮上した用紙を分離するための第2のエアー噴出し手段と、前記用紙積載トレイ上の最上位の用紙を吸着して搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトの側面近傍で搬送ベルトの吸着面より下方に突出した用紙分離用突起部材とを有するエアー吸着方式給紙装置において、前記用紙分離用突起部材は前記搬送ベルト面上を水平方向に移動可能な構成としたことを特徴とするエアー吸着方式給紙装置。
(2)前記用紙分離用突起部材の配置は、用紙の厚さの情報により変更され、厚く剛性の高い用紙ほど搬送ベルトからの距離を遠ざけるよう制御することを特徴とする請求項1記載のエアー吸着方式給紙装置。
(1)用紙積載トレイと、前記用紙積載トレイに積載された用紙の上部を浮上させるための第1のエアー噴出し手段と、浮上した用紙を分離するための第2のエアー噴出し手段と、前記用紙積載トレイ上の最上位の用紙を吸着して搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトの側面近傍で搬送ベルトの吸着面より下方に突出した用紙分離用突起部材とを有するエアー吸着方式給紙装置において、前記用紙分離用突起部材は前記搬送ベルト面上を水平方向に移動可能な構成としたことを特徴とするエアー吸着方式給紙装置。
(2)前記用紙分離用突起部材の配置は、用紙の厚さの情報により変更され、厚く剛性の高い用紙ほど搬送ベルトからの距離を遠ざけるよう制御することを特徴とする請求項1記載のエアー吸着方式給紙装置。
本発明によれば、用紙を撓める量をより精度良く設定できることが可能となり、微妙な調整をすることなく、薄紙から厚紙まで安定して給紙することができる。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
図1は本発明の実施例の側面図を示す。図2は本発明の実施例の正面図を示す。用紙ホッパ(図示せず)内の用紙積載トレイ1上に積載された用紙2は、用紙ホッパの内壁と2つの用紙ガイド3、4によって位置決めされている。用紙積載トレイ1上に積載された用紙2の最上位の用紙5は用紙ガイド4に設けられた用紙高さ検出センサ6により検知され、所定の高さになるように制御される。ブロア(図示せず)から供給された空気流はエアノズル7、サイドノズル8より噴出される。エアノズル7およびサイドノズル8から噴出された空気流により用紙2の上から数枚が浮上する。分離エアノズル12から噴出された空気流により浮上した用紙の最上部用紙5と2枚目が分離される。用紙2の先端上方に設置された多数の吸着孔を持つ搬送ベルト9は、内部の空気室10がブロア(図示せず)により吸引され負圧となることにより、最上位の用紙5を吸引して搬送する。搬送ベルト9に吸引された用紙5は搬送ベルト9の両側に設けられた用紙分離用突起部材11により撓み、最上位の用紙5とその直下の用紙の間に間隙が生じる。分離エアノズル12より噴出した空気流がその用紙間の間隙に入り、用紙の重送を防止する。
厚い用紙は剛性が強いため用紙分離用突起部材11により最上部用紙5が薄紙の時のように撓まず搬送ベルトに吸着され難くなる。よって、用紙分離用突起部材11を図2の矢印の方向に示すように搬送ベルト9面上に対して水平方向に移動させることにより、用紙の撓み量を少なくし厚い用紙でも搬送ベルトに吸着され易くする。
これにより、従来の用紙厚に応じて用紙分離用突起部材11の突出量を可変する方式では突出量の設定範囲が0〜3mmであるのに対して、本発明では用紙厚に応じて用紙分離用突起部材11の位置の設定範囲を搬送ベルト9側端からの距離で0〜100mm程度の範囲で設定することが可能になる。
用紙分離用突起部材11を移動させる手段は特に限定はしないが、モータ等の駆動装置とメカ的なリンク機構等を用いることで容易に実施できる。
1は用紙積載トレイ、2は用紙、3は用紙ガイド、4は用紙ガイド、5は最上部用紙、6は用紙高さ検出センサ、7はエアノズル、8はサイドノズル、9は搬送ベルト、10は空気室、11は用紙分離用突起部材、12は分離エアノズルである。
Claims (2)
- 用紙積載トレイと、
前記用紙積載トレイに積載された用紙の上部を浮上させるための第1のエアー噴出し手段と、
浮上した用紙を分離するための第2のエアー噴出し手段と、
前記用紙積載トレイ上の最上位の用紙を吸着して搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの側面近傍で搬送ベルトの吸着面より下方に突出した用紙分離用突起部材と、を有するエアー吸着方式給紙装置において、
前記用紙分離用突起部材は前記搬送ベルト面上を水平方向に移動可能な構成としたことを特徴とするエアー吸着方式給紙装置。 - 前記用紙分離用突起部材の配置は、用紙の厚さの情報により変更され、厚く剛性の高い用紙ほど搬送ベルトからの距離を遠ざけるよう制御することを特徴とする請求項1記載のエアー吸着方式給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004196634A JP2006016159A (ja) | 2004-07-02 | 2004-07-02 | エアー吸着方式給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004196634A JP2006016159A (ja) | 2004-07-02 | 2004-07-02 | エアー吸着方式給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006016159A true JP2006016159A (ja) | 2006-01-19 |
Family
ID=35790751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004196634A Pending JP2006016159A (ja) | 2004-07-02 | 2004-07-02 | エアー吸着方式給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006016159A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8141865B2 (en) | 2010-02-03 | 2012-03-27 | Ricoh Company, Limited | Sheet feeding device and image forming apparatus with different separating and suctioning operational timings |
US8177218B2 (en) | 2009-12-22 | 2012-05-15 | Ricoh Company, Limited | Sheet feeding device and image forming apparatus |
US8465014B2 (en) | 2010-02-04 | 2013-06-18 | Ricoh Company, Limited | Feeding device and image forming apparatus |
US8814159B2 (en) | 2010-02-10 | 2014-08-26 | Ricoh Company, Limited | Feeding device and image forming apparatus |
-
2004
- 2004-07-02 JP JP2004196634A patent/JP2006016159A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8177218B2 (en) | 2009-12-22 | 2012-05-15 | Ricoh Company, Limited | Sheet feeding device and image forming apparatus |
US8141865B2 (en) | 2010-02-03 | 2012-03-27 | Ricoh Company, Limited | Sheet feeding device and image forming apparatus with different separating and suctioning operational timings |
US8465014B2 (en) | 2010-02-04 | 2013-06-18 | Ricoh Company, Limited | Feeding device and image forming apparatus |
US8814159B2 (en) | 2010-02-10 | 2014-08-26 | Ricoh Company, Limited | Feeding device and image forming apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9022379B2 (en) | Paper feeding device and image forming apparatus | |
JP5495024B2 (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 | |
JP2008308303A (ja) | 給紙装置 | |
US7850162B2 (en) | Sheet feeding device and image forming apparatus | |
JP5751821B2 (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
JP2016050107A (ja) | 紙葉類供給装置および紙葉類処理装置 | |
JP2012166864A (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
JP7204284B2 (ja) | 媒体供給装置 | |
JP2012236665A (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
JP4495637B2 (ja) | 給紙装置及びこれを備えた電子写真装置 | |
JP6160300B2 (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 | |
JP2008068937A (ja) | シート給紙装置および画像形成システム | |
JP2006016159A (ja) | エアー吸着方式給紙装置 | |
JP7134769B2 (ja) | シート供給装置 | |
CN111204601B (zh) | 介质供给装置 | |
CN103964229B (zh) | 供纸装置 | |
JP2007276912A (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
JP5440301B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7345028B2 (ja) | シート供給装置 | |
JP7184550B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP5369995B2 (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 | |
JP2007062961A (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
JP2004352396A (ja) | シート給送装置 | |
JP2023163622A (ja) | 物品支持台、供給装置及び画像形成装置 | |
JP2021031244A (ja) | シート供給装置 |