JP2005331289A - 車両用指針計器 - Google Patents
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Abstract
【課題】見映えのある斬新な視認性を有する車両用指針計器を提供する。
【解決手段】車両用指針計器1は、開口部2cを有する文字盤2と、指針軸8aを延出する回動内機8と、指針軸8aの先端側で支持される指針9と、文字盤2の裏面側に設けられた光源10a、10bと、光源10a、10bからの光を文字盤2の表面に導入する第1と第2の導光部21,22とを備える。指針9は、文字盤2の表面に沿い回動するように指針軸8aに支持される。光源10a、10bからの光は、第1の導光部21によって、文字盤2の開口部2cから文字盤2の表面に導入され、第2の導光部22によって、文字盤の外周側から文字盤2の表面に導入される。従って、文字盤2の表面を、グラデーション照明できるため、見映えのある斬新な視認性を得ることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】車両用指針計器1は、開口部2cを有する文字盤2と、指針軸8aを延出する回動内機8と、指針軸8aの先端側で支持される指針9と、文字盤2の裏面側に設けられた光源10a、10bと、光源10a、10bからの光を文字盤2の表面に導入する第1と第2の導光部21,22とを備える。指針9は、文字盤2の表面に沿い回動するように指針軸8aに支持される。光源10a、10bからの光は、第1の導光部21によって、文字盤2の開口部2cから文字盤2の表面に導入され、第2の導光部22によって、文字盤の外周側から文字盤2の表面に導入される。従って、文字盤2の表面を、グラデーション照明できるため、見映えのある斬新な視認性を得ることができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、文字盤上に指針を有し、文字盤表面を照明する車両用指針計器に関するものである。
近年、自動車に装備される車両用指針計器において、見映えのある斬新な視認性を確保するため、様々な方法が採られている。例えば、特許文献1では、文字盤の外周部にリング状の導光部を設けるものが提案されている。文字盤の裏側(視認側と反対側)に配置された光源(例えば、白色発光ダイオード)の光を、このリング状の導光部によって、文字盤の表面(視認側)を照明するもので、文字盤の照明意匠に立体感を与えるものである。
特開2002−257601号公報
しかしながら、この指示計器においては、文字盤の外周側から文字盤の表面(視認側)を照明する単純なものであり、見映えのある斬新な視認性を確保するという点では、限界があった。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、見映えのある斬新な視認性を有する車両用指針計器を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の車両用指針計器は、第1の開口部を有する文字盤と、文字盤の裏面側に配設され、文字盤の裏面側から表面側に第1の開口部を通して指針軸を延出する回動内機と、文字盤の表面に沿い回動するように指針軸の先端側で支持される指針と、文字盤の裏面側に設けられた光源と、
光源からの光を、第1の開口部側から文字盤の表面に導入する第1の導光部と文字盤の外周側から文字盤の表面に導入する第2の導光部とを備えることを特徴とする。
光源からの光を、第1の開口部側から文字盤の表面に導入する第1の導光部と文字盤の外周側から文字盤の表面に導入する第2の導光部とを備えることを特徴とする。
この発明では、指針の下側(文字盤側)から文字盤の表面を、文字盤の第1の開口部側からと文字盤の外周側からの両側から照明する。それにより、文字盤の表面のグラデーション照明が実現できるため、見映えのある斬新な視認性を得ることができる。
請求項2に記載の車両用指針計器は、請求項1に記載の車両用指針計器において、文字盤は、第2の開口部を、文字盤の外周側に有し、
第1の導光部は、第1の開口部近傍に配置された第1の光反射板であり、第2の導光部は、第2の開口部近傍に配置される第2の光反射板であることを特徴とする。
この発明では、第1の導光部と第2の導光部とを、それぞれ、簡易構造の光反射板で構成するため、上述の効果を低コストで得ることができる。
第1の導光部は、第1の開口部近傍に配置された第1の光反射板であり、第2の導光部は、第2の開口部近傍に配置される第2の光反射板であることを特徴とする。
この発明では、第1の導光部と第2の導光部とを、それぞれ、簡易構造の光反射板で構成するため、上述の効果を低コストで得ることができる。
請求項3に記載の車両用指針計器は、請求項1に記載の車両用指針計器において、文字盤は、第2の開口部を、文字盤の外周側に有し、
第1の導光部は、光源近傍から第1の開口部近傍まで延出し、第1の導光部に導入した光源の光を第1の開口部から文字盤の表面を照明する第1の導光出射面を、第1の開口部近傍に有し、
第2の導光部は、光源近傍から第2の開口部近傍まで延出し、第2の導光部に導入した光源の光を第2の開口部から文字盤の表面を照明する第2の導光出射面を、第2の開口部近傍に有することを特徴とする。
第1の導光部は、光源近傍から第1の開口部近傍まで延出し、第1の導光部に導入した光源の光を第1の開口部から文字盤の表面を照明する第1の導光出射面を、第1の開口部近傍に有し、
第2の導光部は、光源近傍から第2の開口部近傍まで延出し、第2の導光部に導入した光源の光を第2の開口部から文字盤の表面を照明する第2の導光出射面を、第2の開口部近傍に有することを特徴とする。
この発明では、第1の導光部と第2の導光部とを、それぞれ、光源近傍から第1の開口部と第2の開口部近傍まで延出して構成しているため、光源の光を高効率で文字盤の表面まで導くことができる。その結果、より見映えの良い文字盤のグラデーション照明が可能となる。
請求項4に記載の車両用指針計器は、請求項1に記載の車両用指針計器において、文字盤は、透光性を有し、
第1の導光部は、光源近傍から第1の開口部に向かって文字盤の裏面上まで延出し、文字盤の裏面上で、第1の開口部近傍から前記文字盤の外周側に向かって延出し、
第2の導光部は、光源近傍から文字盤の外周側に向かって文字盤の裏面上まで延出し、文字盤の裏面上で、文字盤の外周側近傍から第1の開口部に向かって延出し、
第1の導光部と第2の導光部は、文字盤の裏面上で、光学的に結合し、文字盤の裏面上に設置される部位であって、文字盤の裏面と反対側の面に、第1の導光部と第2の導光部に導入した光源の光を反射して文字盤を透過照明する拡散反射層を有することを特徴とする。
第1の導光部は、光源近傍から第1の開口部に向かって文字盤の裏面上まで延出し、文字盤の裏面上で、第1の開口部近傍から前記文字盤の外周側に向かって延出し、
第2の導光部は、光源近傍から文字盤の外周側に向かって文字盤の裏面上まで延出し、文字盤の裏面上で、文字盤の外周側近傍から第1の開口部に向かって延出し、
第1の導光部と第2の導光部は、文字盤の裏面上で、光学的に結合し、文字盤の裏面上に設置される部位であって、文字盤の裏面と反対側の面に、第1の導光部と第2の導光部に導入した光源の光を反射して文字盤を透過照明する拡散反射層を有することを特徴とする。
この発明では、請求項2と請求項3に記載の発明と異なり、第2の開口部が不要なため、構成や組み付け工程を簡略化でき、その結果、上述の効果を低コストで得ることができる。
請求項5に記載の車両用指針計器は、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の車両用指針計器において、第1の導光部から導出した光の色と、第2の導光部から導出した光の色が異なることを特徴とする。
この発明では、異なる色の光による混色のグラデーションが得られるため、さらに見映えのある斬新な視認性を得ることができる。
請求項6に記載の車両用指針計器は、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の車両用指針計器において、指針は、光源の光を導入する指針入射面と、光源の光を指針入射面から導入して発光する指標部とを有することを特徴とする。この発明では、光源の光を指針に導いて指針の指標部を発光表示させるため、より車両用指針計器の見映えを向上できる。
請求項7に記載の車両用指針計器は、請求項6に記載の車両用指針計器において、第1の導光部は、導入した光源の光を指針入射面に導出する指針出射面を指針入射面に対向する位置に有することを特徴とする。この発明では、第1の導光部によって、光源の光を指針に導いて指針の指標部を発光表示させるため、請求項6に記載の効果を低コストで実現できる。
請求項8に記載の車両用指針計器は、請求項7に記載の車両用指針計器において、指針の指標部の文字盤と対向する面と、この対向する面の反対側の面と、指針光入射面と、第1の導光出射面と、指針出射面と第2の導光出射面との内、少なくとも一箇所に着色層を設けたことを特徴とする。
この発明では、簡易に混色のグラデーションが得られると共に、色目のコントラストもつけられ、より見映えのよい照明が低コストで可能となる。
請求項9に記載の車両用指針計器は、請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の車両用指針計器において、第1の導光部から導出した光の輝度と第2の導光部から導出した光の輝度との相対的強度を変える制御装置を備えることを特徴とする。
この発明では、この相対的強度を変えることにより、グラデーションを変えることができるため、より見映えのよい照明を、多種多様に実現することができる。
請求項10に記載の車両用指針計器では、請求項9に記載の車両用指針計器において、制御装置は、指針の回転角度に応じて、相対的強度を変えることを特徴とする。
この発明では、指針が表示する物理量は、たとえば、速度、エンジン回転数、水温、残燃料である。この物理量が、危険域の物理量を指示しているときは、危険色の光を強くし、安全域の物理量を指示しているときは、安全色の光を強くするなどによって、ドライバーに見映えのある斬新な視認性を与えつつ、指針が表示する物理量の情報を与えることができる。その結果、斬新な表示を、多種多様に実現することができる。
請求項11に記載の車両用指針計器では、請求項9に記載の車両用指針計器において、制御装置は、指針の回転角度に関連した車両情報に応じて、相対的強度を変えることを特徴とする。
この発明では、指針が表示する物理量に関連する車両情報、たとえば、指針が表示する物理量が速度の場合は、関連する車両情報は燃費などである。この関連する車両情報が、危険域にあるときは、危険色の光を強くし、安全域にあるときは、安全色の光を強くする。従って、ドライバーに見映えのある斬新な視認性を与えつつ、指針が表示する物理量に関連する車両情報を与えることができる。その結果、斬新な表示を、さらに多種多様に実現することができる。
請求項12に記載の車両用指針計器は、請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の車両用指針計器において、光源は、第1の光源と第2の光源を有し、
第1の光源の光は、第1の導光部へ導入され、第2の光源の光は、第2の導光部へ導入されることを特徴とする。この発明では、第1の導光部と第2の導光部へ光を導入する光源を別光源としたので、斬新な表示を、より多種多様に実現することができる。
第1の光源の光は、第1の導光部へ導入され、第2の光源の光は、第2の導光部へ導入されることを特徴とする。この発明では、第1の導光部と第2の導光部へ光を導入する光源を別光源としたので、斬新な表示を、より多種多様に実現することができる。
以下、本発明による車両用指針計器を、自動車に搭載されるコンビネーションメータ1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
(構成)
図1は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の部分正面図である。図1において、紙面の上下方向方が自動車の上下方向と同じである。図2は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の部分断面図であり、図1中のX−X線断面図である。図3は、図2で示すコンビネーションメータ1よりの遮光キャップ6、指針9および見返し板13を取り除いたY矢視図である。図4は、本実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する説明図である。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の部分正面図である。図1において、紙面の上下方向方が自動車の上下方向と同じである。図2は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の部分断面図であり、図1中のX−X線断面図である。図3は、図2で示すコンビネーションメータ1よりの遮光キャップ6、指針9および見返し板13を取り除いたY矢視図である。図4は、本実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する説明図である。
車両用指針計器であるコンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方に配置されて当該自動車に関する各種車両情報を表示している。本実施形態によるコンビネーションメータ1は、図1に示すように、自動車の走行速度を指示する速度計を形成している。コンビネーションメータ1は、情報を表示して運転者に視認させるための文字盤2を備えており、図2において、左側から運転者により視認される。
文字盤2は、非透光性材料、たとえば非透光性のポリカーボネート樹脂等の板材から形成され、速度計としての文字部(数字を含む)2a、目盛部2bが形成されている。すなわち、文字盤2の運転者側の表面(図2において左側の面)には、これらの文字部2aと目盛部2bが黒色に、他の背景部分を白色になるように、印刷等を施して形成されている。ここで文字盤2は透光性材料を用いても良い。
図2に示すように、文字盤2の略中央部には、後述するムーブメント8のシャフト8aを挿通させるための貫通孔2cが設けられ、文字盤2の裏側(図2の右側)には、発光ダイオード10a、10bが配置されている。第1の文字盤導光部21は、発光ダイオード10aの発する光を貫通孔2cを通して導き、第1の導光出射面21aによって、文字盤2の表側の面(図2の左側の面)を照明する。
第1の文字盤導光部21は、発光ダイオード10aに対応して設けられ、透明なアクリル樹脂等から形成される。第1の導光出射面21aは、貫通孔2cの全周に形成されているため、文字盤2の表面をその円周方向に対して均一に照明する。
また、発光ダイオード10aの発する光を導いて指針9へ入射させるための指針導光部23が、発光ダイオード10aに対応して設けられている。
第1の文字盤導光部21と指針導光部23とは、透明なアクリル樹脂等で、導光部20として、一体形成されている。導光部20の形状、発光ダイオード10aの個数およびその位置は、第1の文字盤導光部21と指針導光部23とで照明されるものの明るさがそれぞれ均一になるように設定されている。
また、第2の文字盤導光部22が、図2に示すように、文字盤2の裏面(図2の右側の面)から表面(図2の左側の面)に向かって、文字盤2の外周側を貫通するように形成されている。第2の文字盤導光部22は、発光ダイオード10bの発する光を文字盤2の外周側から導き、第2の導光出射面22aによって、文字盤2の表側の面(図2の左側の面)を照明する。第2の文字盤導光部22は、発光ダイオード10bに対応して設けられ、透明なアクリル樹脂等から形成される。
図3に示すように、第2の導光出射面22aは、文字盤2の全周に形成されているので、第2の文字盤導光部22に突出部22bを設け、文字盤2を突出部22b上に配置して熱圧着や接着剤、爪係合、見返し板13での押さえ等で固定する。
第2の文字盤導光部22の形状、発光ダイオード10bの個数およびその位置は、第2の文字盤導光部22で照明される文字盤2の明るさが均一になるように設定されている。第2の導光出射面22aは、文字盤2の全周に形成されているため、文字盤2の表面をその円周方向に対して均一に照明する。
文字盤2の裏側(図2の右側)には、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成するプリント基板7が配置されている。図2に示すように、プリント基板7上には、導光部20に導入させるための発光ダイオード10aと第2の文字盤導光部22に導入させるための発光ダイオード10bとが実装されている。
また、プリント基板7上に、図2に示すように、外部からの電気信号(本実施形態によるコンビネーションメータ1おいては車速信号)に対応した角度だけ指針軸であるシャフト8aを回動させる回動内機であるムーブメント8が実装固定されている。さらに、プリント基板7には、ムーブメント8を駆動し、且つ自動車の作動状態に対応して発光ダイオード10a、10bの点灯・消灯を制御する制御回路11(図4)が実装されている。制御回路11は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
回動内機であるムーブメント8は、たとえば交差コイル式ムーブメント、あるいはステッピングモータ等から構成され、外部からの電気信号(本実施形態においては車速信号)に対応した角度だけ指針軸であるシャフト8aを回動させる。ムーブメント8のシャフト8aは、文字盤2の貫通孔2cを通して文字盤2の表側(図2の左側)へ延出し、その先端には指針9が固定されている。
指針9は、透光性材料、たとえばアクリル樹脂等により形成され、その下面、つまり運転者とは反対側の表面には、拡散反射層(図示せず)として、たとえばシボ面あるいは塗装面等が形成されている。これにより、発光ダイオード10aが発する光が、指針導光部23により指針9内に導入され、上述の拡散反射層で反射される。その結果、指針9は、発光表示される。
指針導光部23の指針出射面23aは、文字盤2の開口部2cの内側であって、開口部2cの全周、またはほぼ全周に形成され、指針9の導光入射面9bは、指針突起部9a上に形成されている。指針導光部23の指針出射面23aが開口部2cの全周、またはほぼ全周に形成されているので、指針9がどの角度位置にあっても、指針導光部23の指針出射面23aと指針9が指示すべき範囲の導光入射面9bは対向する。その結果、指針9は、発光ダイオード10aが発する光で発光表示される。
指針9には、遮光キャップ6が装着される。遮光キャップ6は、たとえば遮光性を有する樹脂あるいは金属板等から形成され、発光ダイオード10aからの光が導光部20を介して運転者の目に直接入射することを防止する。
図1,2において、遮光部13aは、遮光性を有する樹脂で形成された見返し板13の遮光キャップ6側の端部を、文字盤2側へ折り曲げた形状で形成されている。遮光部13aは、発光ダイオード10bからの光が第2の文字盤導光部22を介して運転者の目に直接入射することを防止する。
以上説明した、文字盤2、プリント基板7、ムーブメント8等は、ケース(図示せず)内に収容固定されている。また、文字盤2の表面には、略枠状の見返し板13(図1,2で一部のみ示す)を介し透明カバー(図示せず)が装着されている。
次に、以上説明した、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成について、図4に基づいて説明する。
図4に示すように、制御回路11には、バッテリ4から電力が常時供給されている。制御回路11には、イグニッションスイッチ3が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続され、当該自動車の走行速度(V)を検出する速度センサ5が検出信号を入力可能に接続されている。また、制御回路11には、発光ダイオード10a、10bおよびムーブメント8、電子式燃料噴射装置をなす制御装置12も接続されている。
制御装置12は、図示しないエンジンECU(電子制御装置)からの燃料噴射装置を開弁している時間の信号等を取り込んで、燃料消費量(F)の信号を制御回路11に出力する。
(作動)
次に、このように構成した本実施形態によるコンビネーションメータ1の作動について視認状態を中心に説明する。
次に、このように構成した本実施形態によるコンビネーションメータ1の作動について視認状態を中心に説明する。
運転者によりイグニッションスイッチ3がONされ自動車が作動状態になると、制御回路11はイグニッションスイッチ3がON状態であることを検知して、発光ダイオード10a、10bを点灯させる。
これにより、図2において、矢印P10の光は、発光ダイオード10aから導光部20へ導入される。矢印P10の光は、矢印P11の光と矢印P30の光に分かれ、それぞれ、第1の文字盤導光部21と指針導光部23へ導入される。第1の文字盤導光部21へ導入された矢印P11の光は、第1の導光出射面21aで反射して、貫通孔2c側から、文字盤2の表面を照明する。
一方、指針導光部23へ導入された矢印P30の光は、指針導光部23の指針出射面23aから指針9の導光入射面9bを通して、指針9へ導入され、指針9を発光表示する。
又、矢印P20の光は、発光ダイオード10bから第2の文字盤導光部22へ導入される。第2の文字盤導光部22へ導入された矢印P20の光は、第2の導光出射面22aで反射して、文字盤2の外周側から文字盤2の表面を照明する。
例えば、発光ダイオード10a、10bを白色発光ダイオードとし、第1の文字盤導光部21の第1の導光出射面21aに透光性を有しない赤色の着色層を設け、第2の文字盤導光部22の第2の導光出射面22aに透光性を有しない緑色の着色層を設ける。そして、指針9の下面、つまり運転者とは反対側の表面に、拡散反射層として黄色(蛍光顔料入り)着色層をホットスタンプ等により施す。
これにより、発光ダイオード10aの白色光が、第1の文字盤導光部21を介して、第1の導光出射面21aで反射し、貫通孔2c側から、赤色で文字盤2の表面を照明する。一方、文字盤2の外周側からは、発光ダイオード10bの白色光が、第2の文字盤導光部22を介して、第2の導光出射面22aで反射し、緑色で文字盤2の表面を照明する。さらに、発光ダイオード10aの白色光が、指針導光部23を介して、指針9の拡散反射層で反射して黄色で発光表示される。
その結果、色目のコントラストがつけられだけでなく、見映えのある斬新な視認性を得ることができる。具体的には、図3に示すように、文字盤2の全外周側から貫通孔2cに向かって、矢印Aで示す方向に、第2の導光出射面22aから、緑色の光が導出される。一方、貫通孔2cの全周から貫通孔2cの反対側の全外周側に向かって、矢印Bで示す方向に、第1の導光出射面21aから、赤色の光が導出される。
そのため、文字盤2上では、緑色と赤色の混色のグラデーションが、破線で示す同心円状に発生し、斬新な表示を実現できる。図3において、第2の導光出射面22aから第1の導光出射面21aに向かって、緑色の光の輝度は減少し、赤色の光の輝度は増加する(図5の実線で示す)。このため、緑色から混色の黄色を介して赤色に徐々に色が変化する。本発明では、色が徐々に変化することを混色のグラデーションと称する。図5において、混色のグラデーションを、2点鎖線で概念的に示す。
コンビネーション(本実施形態では車速計)1が示す車速(V)に応じて、発光ダイオード10a、10bの発光強度を変えれば、さらに斬新な表示を実現できる。例えば、図5において、実線で示す通常走行を破線で示す高速走行に変える場合は、緑色の光の輝度を低下させて、赤色の光の輝度を増加させる。即ち、発光ダイオード10aの発光強度を増加するため、発光ダイオード10aに流す電流Iaを増加し、発光ダイオード10bの発光強度を低下するため、発光ダイオード10bに流す電流Ibを低下する。
これにより、混色のグラデーションの赤色がより強調され、ドライバーに見映えのある斬新な視認性を与えつつ、警告を与えることができる。
反対に、図5において、実線で示す通常走行を一点鎖線で示す低速走行に変える場合は、緑色の光の輝度を増加させて、赤色の光の輝度を低下させる。即ち、発光ダイオード10aの発光強度を低下するため、発光ダイオード10aに流す電流Iaを低下し、発光ダイオード10bの発光強度を増加するため、発光ダイオード10bに流す電流Ibを増加する。これにより、混色のグラデーションの緑色がより強調され、ドライバーに見映えのある斬新な視認性を与えつつ、安息感を与えることができる。
図2では、発光ダイオード10aで指針9を発光表示させているが、発光ダイオード10a、10bの発光強度を変える場合は、図示しない他の発光ダイオードで指針9を発光表示させる必要がある。また、この場合、指針導光部23も、形状変更が必要であるが、説明を省略する。
または、コンビネーション(本実施形態では車速計)1が直接示さない関連車両情報に応じて、発光ダイオード10a、10bの発光強度を変えれば、他の斬新な表示を実現できる。例えば、図6にグラデーションプログラムの作動フローチャートを示すが、イグニッションスイッチ(IG)3がオン(ON)された時、グラデーションプログラムをスタートさせる(S1)。
速度センサ5から走行速度(V)の信号と、制御装置12から燃料消費量(F)の信号を、制御回路11に入力し(S2)、走行速度(V)が零かどうかを制御回路11が判定する(S3)。ステップS3がYESの場合、即ち、エンジンの始動前またはアイドリング時の場合、発光ダイオード10a、10bにそれぞれ流す電流Ia、Ibを、IMAX/2に設定する(S4)。
ここで、発光ダイオード10a、10bにそれぞれ流す電流Ia、Ibを、最小のIMINをから最大のIMAXで制御するものとする。ステップS4からステップS2に戻り、これを繰り返す。
ステップS3がNOの場合、即ち、車両が動き出した場合、制御回路11が、燃費(V/F)を演算し(S5)、燃費(V/F)から燃費規準1(VF1)を差し引いて燃費差分(ΔVF)を演算し(S6)、燃費(V/F)が燃費規準2(VF2)以上かどうかを判定する(S7)。ここで、燃費規準2(VF2)は、燃費規準1(VF1)より高い値とする。
ステップS7がYESの場合、即ち、燃費(V/F)が高い(良い)場合、発光ダイオード10aに流す電流IaをIMAXに設定し、発光ダイオード10bに流す電流IbをIMINに設定する(S8)。これにより、混色のグラデーションの緑色が最大限に強調され、ドライバーに見映えのある斬新な視認性を与えつつ、最大限の安息感を与えることができる。
ステップS9で、燃費差分(ΔVF)が零以上かどうかを制御回路11が判定し、NOの場合、即ち、燃費(V/F)が燃費規準1(VF1)より低い方向(悪くなる方向に)に変化している場合、(Ia+αΔVF)をIaとして設定し、(Ib−αΔVF)をIbとして設定する(S13)。
具体的には、発光ダイオード10aに流す電流Iaを小さくし、発光ダイオード10bに流す電流Ibを大きくする。αは、所定の正の定数で、燃費差分(ΔVF)がマイナス側で大きくなるほど、電流Ia、Ib共により急速に変化することを意味する。
ステップS9がYESの場合、イグニッションスイッチ(IG)3がオフ(OFF)かどうかを判定し(S14)、ステップS14がNOの場合、ステップS2に戻り、ステップS14がYESの場合、グラデーションプログラムを終了させる(S15)。
ステップS7がNOの場合、即ち、燃費(V/F)が高くない(良くない)場合、発光ダイオード10aに流す電流IaがIMINかどうかを判定し(S10)、ステップS10がYESの場合、発光ダイオード10bに流す電流IbをIMAXに設定する(S11)。これにより、混色のグラデーションの赤色が最大限に強調され、ドライバーに見映えのある斬新な視認性を与えつつ、最大限の警告を与えることができる。
ステップS12で、燃費差分(ΔVF)が零以上かどうかを制御回路11が判定し、YESの場合、即ち、燃費(V/F)が燃費規準1(VF1)より高い方向(良くなる方向に)に変化している場合、ステップS13に進み、NOの場合は、ステップS14に進む。
このグラデーションプログラムによる制御結果を、図7にタイムチャートで示す。図7において、イグニッションスイッチ(IG)3がオン(ON)された時に、発光ダイオード10a、10bにそれぞれ流す電流Ia、Ibを、IMAX/2に設定する。即ち、混色のグラデーション緑色と赤色がバランスされた状態で、何も情報を与えていない状態となる。
そして、車両が動き出すと、走行速度(V)が増加するとともに、燃料消費量(F)が急速に増加するため、燃費(V/F)は、最初は、低く(悪く)、あまり増加しない。そして、この時、電流Iaが急速に低下して、電流Ibが急速に増加するため、混色のグラデーションの赤色が急速に強調され、ドライバーに見映えのある斬新な視認性を与えつつ、急速に燃費が悪化していることを警告することができる。
車両走行が、安定して、燃費(V/F)が燃費規準1(VF1)以上に達すると、電流Iaが徐々に増加し始め、電流Ibが徐々に減少し始めるため、混色のグラデーションの緑色が徐々に強調され始め、ドライバーに見映えのある斬新な視認性を与えつつ、燃費が徐々に良くなり始めていることを知らせることができる。
そして、車両走行が、さらに安定して、燃費(V/F)が燃費規準2(VF2)以上に達すると、電流IaをIMAXに設定し、電流IbをIMINに設定するため、混色のグラデーションの緑色が最大限に強調され、ドライバーに見映えのある斬新な視認性を与えつつ、最大限の安息感を与えることができる。
減速する場合については、同様に制御されるため、説明を省略する。
以上、本実施形態によれば、斬新な表示を、多種多様に実現することができる。
さらに、本実施形態では、指針9の下側(文字盤2側)から文字盤2の表面を照明するため、指針9の影が出ないという効果も得られる。
尚、図3において、第2の導光出射面23aは、文字盤2の全周に形成されているが、第2の導光出射面23aを、矢印Cの領域に形成しない構成としても良い。この場合は、図3において、矢印Cの領域において混色のグラデーション照明がなくなるという欠点はあるが、矢印Cの領域以外では、上述の効果が得られる。
(第2実施形態)
図2に示すように、上述の実施形態では、第1の文字盤導光部21と指針導光部23とは、導光部20として、一体形成されているが、第2の文字盤導光部22は、導光部20とは、別部材として形成されている。
図2に示すように、上述の実施形態では、第1の文字盤導光部21と指針導光部23とは、導光部20として、一体形成されているが、第2の文字盤導光部22は、導光部20とは、別部材として形成されている。
第2実施形態では、図8に示すように、第2の文字盤導光部22は、導光部20と一体形成されていて、発光ダイオード10aを共通使用するものである。他の点は、第1実施形態と同一であるため、説明を省略する。
本実施形態では、発光ダイオード10bを省くことができ、部品点数も減少するので、低コストで、混色グラデーション照明が得られる点で効果があるが、発光ダイオード10aを共通使用するため、混色のグラデーションのバランス制御(緑色を強調したり、赤色を強調するなど)は、できない。
(第3実施形態)
本実施形態では、図9に示すように、上述の第1の文字盤導光部21の代わりに、光反射板21を設けている。図9では、図の簡略化のため、指針導光部23を省略しているが、これは,設けても設けなくてもどちらでもよい。他の点は、上述の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
本実施形態では、図9に示すように、上述の第1の文字盤導光部21の代わりに、光反射板21を設けている。図9では、図の簡略化のため、指針導光部23を省略しているが、これは,設けても設けなくてもどちらでもよい。他の点は、上述の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
本実施形態では、円錐状の光反射板21をムーブメント8のシャフト8a上に固定する。図9において、発光ダイオード10aからの光は、矢印P10の光として、光反射板21の導光反射面21aで反射して、文字盤2の表面に向かって導出し、文字盤2の表面を照明する。従って、本実施形態では、第1の文字盤導光部21が簡素化されるため、上述の効果が低コストで得られる。
(第4実施形態)
上述の実施形態では、第1の文字盤導光部21の第1の導光出射面21aと、第2の文字盤導光部22第2の導光出射面22aとを、文字盤2の表側(図2の左側)に形成している、即ち、第1の導光出射面21aと第2の導光出射面22aは共に、文字盤2の表側の面(図2の左側の面)を直接に照明している。
上述の実施形態では、第1の文字盤導光部21の第1の導光出射面21aと、第2の文字盤導光部22第2の導光出射面22aとを、文字盤2の表側(図2の左側)に形成している、即ち、第1の導光出射面21aと第2の導光出射面22aは共に、文字盤2の表側の面(図2の左側の面)を直接に照明している。
一方、第4実施形態では、図10に示すように、文字盤2の表側の面(図10の左側の面)を直接に照明しない。第1の文字盤導光部21は、発光ダイオード10aから、文字盤2の貫通孔2cに向かって文字盤2の裏面上(図10の右側)まで延出し、さらに、文字盤2の裏面上で、貫通孔2c近傍から文字盤2の全外周側に向かって延出する。
一方、第2の文字盤導光部22は、発光ダイオード10bから、文字盤2の全外周側に向かって文字盤2の裏面上(図10の右側)まで延出し、さらに、文字盤2の裏面上で、文字盤2の全外周側から貫通孔2cに向かって延出する。
そして、第1の文字盤導光部21と第2の文字盤導光部22は、文字盤2の裏面上で、光学的に結合するよう、一体に形成されている。ここで、文字盤2の裏面上で形成される導光部をグラデーション導光部24と称する。他の点は、上述の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
次に、このように構成した本実施形態によるコンビネーションメータ1の作動について視認状態を中心に説明する。
図10において、矢印P11の光は、発光ダイオード10aから第1の文字盤導光部21へ導入され、第1の導光出射面21aで反射して、矢印P12の光として、グラデーション導光部24へ導入される。
一方、矢印P21の光は、発光ダイオード10bから第2の文字盤導光部22へ導入され、第2の導光出射面22aで反射して、グラデーション導光部24へ導入する。
発光ダイオード10a、10bを白色発光ダイオードとし、第1の文字盤導光部21の第1の導光出射面21aに透光性を有しない赤色の着色層を設け、第2の文字盤導光部22の第2の導光出射面22aに透光性を有しない緑色の着色層を設ける。そして、グラデーション導光部24の下面24aに、拡散反射層(無色)を形成する。
これにより、発光ダイオード10aの白色光が、第1の文字盤導光部21を介して、第1の導光出射面21aで反射し、赤色の光で、矢印P12の光として、グラデーション導光部24へ導入される。一方、発光ダイオード10bの白色光が、第1の文字盤導光部21を介して、第2の導光出射面22aで反射し、緑色の光で、矢印P22の光として、グラデーション導光部24へ導入される。
そして、混色のグラデーションが、グラデーション導光部24内で生じる。この混色のグラデーションが、グラデーション導光部24の下面24aに形成された拡散反射層で反射して、矢印P40の光として文字盤2を透過照明する。この場合は、上述の実施形態と異なり、文字盤2は、透光性を有する材料、たとえば透明なポリカーボネート樹脂等の板材から形成される必要がある。
本実施形態によれば、第1の導光出射面21aと第2の導光出射面22aとを、文字盤2の表側(図2の左側)に形成するための開口部(貫通孔2c、開口部2e)を形成する必要がないため、構成や組み付け工程を簡略化できる。従って、上述の効果が低コストで得られる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、白色発光ダイオードと着色層の組み合わせで、混色のグラデーション照明を構成したが、有色発光ダイオードを用いて、混色のグラデーション照明を構成しても良い。
又、本実施形態では着色層は光不透過な反射層にて形成したが、光通過中に透過で着色しても、着色された透過性材料を通過することで着色しても良い。
上述の実施形態では、白色発光ダイオードと着色層の組み合わせで、混色のグラデーション照明を構成したが、有色発光ダイオードを用いて、混色のグラデーション照明を構成しても良い。
又、本実施形態では着色層は光不透過な反射層にて形成したが、光通過中に透過で着色しても、着色された透過性材料を通過することで着色しても良い。
混色のグラデーション照明は、赤色と緑色の組み合わせに限らず、同一の色であっても良い。同一の色による場合は、混色のグラデーション照明に比較して、見映えのある斬新な視認性という点では劣るが、同一の色による濃淡によるグラデーション照明で、一定の見映えのある斬新な視認性を得ることができる。
尚、上述の実施形態では、指針計器として速度計を形成しているが、速度計に限る必要は無く、他の指針計器、たとえばエンジン回転数を指示するタコメータ、水温計、燃料残量計、電圧計等と置き換える、あるいは追加してもよい。
1 コンビネーションメータ(車両用指針計器)
2 文字盤
2c 貫通孔(第1の開口部)
2e 開口部(第2の開口部)
8 ムーブメント(回動内機)
8a シャフト(指針軸)
9 指針
9b 指針入射面
10a 発光ダイオード(光源、第1の光源)
10b 発光ダイオード(光源、第2の光源)
11 制御回路(制御装置)
20 導光部
21 第1の文字盤導光部(第1の導光部、第1の光反射板)
21a 第1の導光出射面
22 第2の文字盤導光部(第2の導光部、第2の光反射板)
22a 第2の導光出射面
23 指針導光部(第1の導光部)
23a 指針出射面
2 文字盤
2c 貫通孔(第1の開口部)
2e 開口部(第2の開口部)
8 ムーブメント(回動内機)
8a シャフト(指針軸)
9 指針
9b 指針入射面
10a 発光ダイオード(光源、第1の光源)
10b 発光ダイオード(光源、第2の光源)
11 制御回路(制御装置)
20 導光部
21 第1の文字盤導光部(第1の導光部、第1の光反射板)
21a 第1の導光出射面
22 第2の文字盤導光部(第2の導光部、第2の光反射板)
22a 第2の導光出射面
23 指針導光部(第1の導光部)
23a 指針出射面
Claims (12)
- 第1の開口部を有する文字盤と、
前記文字盤の裏面側に配設され、前記文字盤の裏面側から表面側に前記文字盤の第1の開口部を通して指針軸を延出する回動内機と、
前記文字盤の表面に沿い回動するように前記指針軸の先端側で支持される指針と、
前記文字盤の裏面側に設けられた光源と、
前記光源からの光を、前記第1の開口部側から前記文字盤の表面に導入する第1の導光部と前記文字盤の外周側から前記文字盤の表面に導入する第2の導光部とを備えることを特徴とする車両用指針計器。 - 前記文字盤は、第2の開口部を、当該文字盤の外周側に有し、
前記第1の導光部は、前記第1の開口部近傍に配置された第1の光反射板であり、
前記第2の導光部は、前記第2の開口部近傍に配置される第2の光反射板であることを特徴とする請求項1に記載の車両用指針計器。 - 前記文字盤は、第2の開口部を、当該文字盤の外周側に有し、
前記第1の導光部は、前記光源近傍から前記文字盤の第1の開口部近傍まで延出し、当該第1の導光部に導入した前記光源の光を前記第1の開口部から前記文字盤の表面を照明する第1の導光出射面を、前記第1の開口部近傍に有し、
前記第2の導光部は、前記光源近傍から前記第2の開口部近傍まで延出し、当該第2の導光部に導入した前記光源の光を前記第2の開口部から前記文字盤の表面を照明する第2の導光出射面を、前記第2の開口部近傍に有することを特徴とする請求項1に記載の車両用指針計器。 - 前記文字盤は、透光性を有し、
前記第1の導光部は、前記光源近傍から前記第1の開口部に向かって前記文字盤の裏面上まで延出し、当該文字盤の裏面上で、前記第1の開口部近傍から前記文字盤の外周側に向かって延出し、
前記第2の導光部は、前記光源近傍から前記文字盤の外周側に向かって前記文字盤の裏面上まで延出し、前記文字盤の裏面上で、前記外周側近傍から前記第1の開口部に向かって延出し、
前記第1の導光部と前記第2の導光部は前記文字盤の裏面上で、光学的に結合し、
前記第1の導光部と前記第2の導光部は、前記文字盤の裏面上に設置される部位であって、前記文字盤の裏面と反対側の面に、前記第1の導光部と前記第2の導光部に導入した前記光源の光を反射して前記文字盤を透過照明する拡散反射層を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用指針計器。 - 前記第1の導光部から導出した光の色は、前記第2の導光部から導出した光の色と異なることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の車両用指針計器。
- 前記指針は、前記光源の光を導入する指針入射面と、前記光源の光を前記指針入射面から導入して発光する指標部とを有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の車両用指針計器。
- 前記第1の導光部は、導入した前記光源の光を前記指針の指針入射面に導出する指針出射面を前記指針入射面に対向する位置に有することを特徴とする請求項6に記載の車両用指針計器。
- 前記指針の前記指標部の前記文字盤と対向する面と、前記対向する面の反対側の面と、前記指針光入射面と、前記第1の導光出射面と、前記指針出射面と前記第2の導光出射面との内、少なくとも一箇所に着色層を設けたことを特徴とする請求項7に記載の車両用指針計器。
- 前記第1の導光部から導出した光の輝度と前記第2の導光部から導出した光の輝度との相対的強度を変える制御装置を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の車両用指針計器。
- 前記制御装置は、前記指針の回転角度に応じて、前記相対的強度を変えることを特徴とする請求項9に記載の車両用指針計器。
- 前記制御装置は、前記指針の回転角度に関連した車両情報に応じて、前記相対的強度を変えることを特徴とする請求項9に記載の車両用指針計器。
- 前記光源は、第1の光源と第2の光源を有し、
前記第1の光源の光は、前記第1の導光部へ導入され、
前記第2の光源の光は、前記第2の導光部へ導入されることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の車両用指針計器。
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