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JP2005285869A - エピタキシャル基板及びそれを用いた半導体装置 - Google Patents

エピタキシャル基板及びそれを用いた半導体装置 Download PDF

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道信 津田
Motoaki Iwatani
素顕 岩谷
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智 上山
Hiroshi Amano
浩 天野
Isamu Akasaki
勇 赤崎
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Abstract

【課題】窒化物系半導体を用いた電界効果トランジスタにおいて、半導体の積層構造部が基板上でC軸配向すると、ピエゾ電界により生じる高密度な2次元電子ガスのためデプレッション型となるので、エンハンスメント型の電界効果トランジスタを得るのが困難であった。
【解決手段】(01−12)面、または、(01−12)面からのオフアングルαが5°未満となる面を主面とするサファイア基板上に、積層構造部のC軸が半導体成長用基板の主面と平行になるように成長させることにより、ピエゾ電界の影響を低減してエンハンスメント型の電界効果トランジスタを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、窒化物系半導体を成長させたエピタキシャル基板及びそれを用いた半導体装置に関するものである。
窒化アルミニウム(以下、AlNという。)、窒化ガリウム(以下、GaNという。)、窒化インジウム(以下、InNという。)、あるいは、それらの混晶である窒化アルミニウムガリウムインジウム(以下、AlGa1−x−yInN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)という。)などの窒化物系半導体は受発光素子や電子走行素子に用いることができるため、近年、その結晶成長や半導体装置への応用について、幅広く研究がなされている。
窒化物系半導体は大型のバルク単結晶が成長できないため、一般的にはサファイアなどの異種基板を半導体成長用基板に用いてヘテロエピタキシャル成長させている。
エピタキシャル成長の方法としては、有機金属気相成長(MOVPE) 法、分子線エピタキシー(MBE)法、ハライド気相成長(HVPE)法などがあるが、実用化の面で最も一般的なのはMOVPE法である。
また、上記のような半導体素子を用いた半導体装置は、窒化物系半導体層を積層してなる構造をサファイア基板の全面にエピタキシャル成長させ、所望のデバイス形状に加工した後、電極を形成している。
禁制帯幅の広い窒化物系半導体材料は、絶縁破壊電圧が高いという特性を有し、高電界下でも破壊することなく動作できることから、高出力通信用の半導体装置への応用が期待されている。
例えば、特許文献1では、図4のような積層構造部42を用い、高密度の2次元電子ガスを誘起するヘテロ接合によって、電界効果トランジスタ(以下、FETという)を提供している。
まず、(0001)面を主面とするサファイア基板41(以下、C面サファイア基板という。)上に、厚みが30nmのバッファ層421を介して厚みが2μmのアンドープGaN層422を成長させ、その後、30nmのアンドープAl0.3Ga0.7N層423、10nmのアンドープGaN層424、10nmのアンドープAl0.3Ga0.7Nのスペーサ層425、10nmのn型Al0.3Ga0.7Nの電子供給層426、15nmの傾斜組成アンドープAlxGa1-xNの障壁層427、6nmのn型Al0.06Ga0.94Nのコンタクト層428を順次積層して積層構造部42を形成し、エピタキシャル基板4を得ている。
そして、エピタキシャル基板4上にソース電極431、ドレイン電極432、ゲート電極433をそれぞれ形成して、FETが得られている。
このように、サファイア基板の(0001)面、または、(0001)面からのオフアングルαが微少である面(以下、これらを合わせて、C面と呼ぶ。)を用いることが一般的である。
ここで、C面サファイア基板41を用いた窒化物系半導体からなるエピタキシャル基板4を製造した場合、C面を主面とする窒化物系半導体が成長し、その材料に特有なピエゾ電界の影響を受けて、ヘテロ接合の界面付近に反転層が形成されるので、それを用いて製造したFETは、ゲートバイアスがゼロの状態で既にドレイン電流が流れ得る、所謂デプレッション型のFETが製造される。
しかしながら、実際には、上記のデプレッション型FETだけでなく、ゲートバイアスがゼロの状態ではドレイン電流が流れ得ず、ゲートバイアスを印加することでドレイン電流が流れる所謂、エンハンスメント型FETも必要である。
ところが、窒化物系半導体を用いたFETにはエンハンスメント型がなく、回路設計に制約が多く、その応用が限られていたため、窒化物系半導体を用いたエンハンスメント型のFETが強く望まれていた。
エンハンスメント型のFETを製造するには、半導体積層構造における反転層形成の制御が必要である。
例えば、砒化ガリウム系半導体を用いたFETでは、砒化アルミニウムガリウムからなる障壁層の膜厚を数10nm程度の範囲で調節することで反転層の形成を制御することが可能で、デプレッション型とエンハンスメント型を区別して製造することができる。
回路設計上、デプレッション型FETでなければならないこともあるが、その反面、動作させるためにはプラスとマイナスの2種類の電源が必要であり、消費電力が多いことや、それを用いる電子回路の部品点数が多くなる問題があった。
一方、C面の窒化物系半導体の場合はピエゾ電界が強いため、ヘテロ接合の界面に反転層を生じやすいという性質がある。
このため、ピエゾ電界の影響が出ないC面以外の面方位を主面とし、表面の平滑な窒化物系半導体の成長が必要であったにも関わらず、平滑な成長を行うことはできなかった。
また、従来用いられているような低温バッファ層技術では、膜厚を数nmから数10nm程度の低温バッファ層を形成するが、半導体成長用基板11としてサファイアの代表的な面方位であるC面、あるいは、(11−20)面を用いた場合、その上に積層する下地層121はC軸配向し、積層構造部のC軸とサファイア基板表面の垂線は一致することとなり、ヘテロ構造を積層した場合にピエゾ電界を生じてしまうという問題があった。
また、(01−12)面のサファイア基板上に、従来の低温バッファ層技術を用いて窒化物系半導体層を積層する場合、その膜厚が薄いことから、平滑な下地層を形成できないので、半導体装置を製造するには不向きであるという問題があった。
上記の問題を解決すべく、例えば特許文献2などには、(01−12)面のサファイア基板を用いて積層構造部のC軸が半導体成長用基板と平行となるような結晶成長方法が既に提起されているが、いずれにおいても積層構造部表面の平滑性については全く述べられていない。
また、その結晶成長方法を用いた場合のFETの動作についても議論されていない。
特開平10-335637号公報 特開2002−374003号公報
表面の平滑性はFETを製造する際に非常に重要な要素である。
しかしながら、実際に(01−12)面サのファイア基板を用いて積層構造部を形成しても、表面の平滑になることは希であり、それを用いてFETを得るのは困難であった。
そこで、サファイア基板の主面のオフアングルと半導体積層構造部の成長条件の組み合わせを最適化することにより、平滑性の優れたFET製造用のエピタキシャル基板を提供する必要があった。
上記に鑑みて、本発明は、サファイア基板の主面上に窒化物系半導体からなる積層構造部が積層され、該積層構造部が少なくとも窒化ガリウムまたは窒化ガリウムインジウムからなる電子走行層、及び窒化アルミニウムガリウムからなる障壁層を順次積層してなるヘテロ構造を有する電界効果トランジスタ製造用のエピタキシャル基板において、上記サファイア基板の主面が、(01−12)面から(0001)面方向へのオフアングルαが0°<x≦5°を満たす面であることを特徴とする。
また、上記サファイア基板上に窒化アルミニウムのモル分率xが0.5≦x≦1.0を満たす窒化アルミニウムガリウムAlGa1−xNからなる下地層を直接成長させたことを特徴とする。
また、上記下地層の膜厚が、0.05〜2.0μmの範囲であることを特徴とする。
また、上記エピタキシャル基板を用いたことを特徴とする。
窒化物系半導体によるエピタキシャル基板を提供することにより、エンハンスメント型FETの製造を可能にする。
以下に、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のエピタキシャル基板1を示す模式図である。
サファイア基板からなる半導体成長用基板11の一方の主面上に、AlNのモル分率xが、0.5≦x≦1.0である窒化アルミニウムガリウムAlGa1−xNからなる下地層121、GaNまたはGaInNからなる電子走行層122、AlGaNからなる障壁層123を順次積層してなる。
そして、窒化物系半導体の積層構造部12の[0001]軸(図中d。以下、C軸という。)が、上記半導体成長用基板11の主面と平行となるようにする。
図2のように、半導体成長用基板11の一主面とサファイア(01−12)面(図中b)のなす角が、半導体成長用基板11の主面のオフアングルαであり、半導体成長用基板11のc軸(図中c)は、主面に対して斜めになっている。特に、0<α≦5°となるような面を主面とするサファイア基板(以下、(01−12)サファイア基板という。)の場合、(01−12)サファイア基板上に成長させる下地層121、電子走行層122、障壁層123からなる積層構造部12のC軸(図中d)が主面と平行になるように成長しやすく好ましい。
これを行うには、下地層121を構成するAlGaNのAlNモル分率は0.5〜1.0、その膜厚は0.05〜2.0μmとするのが好ましい。
オフアングルαが0°の場合、または、5°より大きい場合では、主面に対して積層構造部12のC軸が平行にならなかったり、平滑な表面となるような成長が不可能であると言う問題があった。
また、主面を(11−20)面の方向へオフアングルさせた場合も同様の問題があった。
また、下地層121層の膜厚を2μmより大きくした場合にはクラックが生じてしまい、
また、0.05μm未満では平滑な表面となる成長を満足しなかった。
ここで、エピタキシャル成長させた窒化物系半導体層12の算術平均表面粗さは、原子間力顕微鏡(AFM)で測定すれば良く、二乗根平均の表面粗さRrmsでは、10nm以下である必要がある。
しかし、本発明によれば、(01−12)サファイア基板上に表面の平滑な成長が可能となり、かつ、積層構造部12のC軸を積層構造部12の面内に含まれるように配向し、積層構造部12の垂線の方向にピエゾ電界を生じないことにより、FET3をエンハンスメント型とすることができる。
表面の平滑な成長が可能となった場合でも、本発明のように下地層121の膜厚と組成を制御して成長させないと、積層構造部12にクラックを生じてしまう。
ここでGaN、または、GaInNからなる電子走行層122は、電子の移動度を保つため不純物ドーピングを行ってはならないが、膜厚は10〜200nmの範囲であれば良い。
また、GaInNを電子走行層122に用いた場合、InNモル分率が高いと、積層構造部12の2次元電子ガス密度を増加させることができるが、合金散乱による移動度低下が起こるので、必要に応じて、0.1以下とするのが好ましい。
その後、AlGaNからなる障壁層123を形成する。障壁層123の膜厚は5〜50nmとし、電子走行層122と障壁層123の界面に2次元電子ガスを形成する(反転層形成時)ようにする。
また、障壁層123には変調ドーピングを施して、FETの電子移動度向上を目的にアンドープのスペーサ層(図示せず)、及び、電子供給を目的に、例えば、シリコンをドープする電子供給層(図示せず)で構成しても良い。
また、下地層121上に成長させる電子走行層122や障壁層123は、下地層121の主面に対して結晶がコヒーレントになるようにしなければならない。
また、必要に応じ、ソース電極31、ドレイン電極32のオーミック接触を容易に形成することを目的に、障壁層123の上にさらにシリコン密度の高いコンタクト層428を、3〜20nmの膜厚で成長させても良い(図示せず)。
また、各層の成長温度は、それぞれの組成、結晶性、表面粗さや電気的特性など、エピタキシャル基板1の特性を損なわないようにして設定すればよい。
ここで、(01−12)サファイア基板11は価格が安いので、他の代表的な面方位であるC面や(11−20)面を主面とするサファイアを半導体成長用基板11として用いる場合に比べて、安価にエピタキシャル基板1を製造できると言う効果もある。
次に、上記のエピタキシャル基板1を用いて製造するFETについて説明する。
図3のように、FET3は、上記エピタキシャル基板1、及び、ソース電極31、ドレイン電極32、ゲート電極33から構成される。
FET3の製造方法は、既存のフォトリソグラフィー技術、蒸着技術、エッチング技術を用いれば良い。
素子分離は、例えば、ウエットエッチング、ドライエッチングなどを用いて、図3のようにメサ加工を行うことができるし、また、選択熱酸化や、イオン打ち込みによって、部分的に高抵抗化させても良い。
ソース電極31、及び、ドレイン電極32は、例えば、Ti/Al/Tiで構成し、その後、600〜1000℃の温度で熱処理すると良好なオーミック接合が形成できる。
ゲート電極33は、例えば、Ni/Auを積層し、ショットキー接合を形成する。
最後に、パッド電極として、Ti/Auをソース、ドレイン、ゲートの各電極に対して形成するとFET3を製造することができる。
以上のようにして製造したFET3は、ゲートバイアス印加時にドレイン電流が流れ得る、所謂エンハンスメント型となる。
第1の実施例として、図1を用いて、本発明の実施例について説明する。
成長方法にはMOVPE法を用い、半導体成長用基板11として(01−12)サファイア基板を使用した。このときの(0001)面方向へのオフアングルαは、1.0°とした。
次に、1100℃でAlNからなる下地層121を200nm成長させ、1100℃でGaNからなる電子走行層122を50nm成長した。
次に、1000℃においてAlNモル分率が0.25のAlGaNからなる障壁層123を27nm成長した。
障壁層123は変調ドーピングを施し、膜厚7nmのアンドープのスペーサ層425、及び、20nmのシリコンドープの電子供給層426から構成し(図示せず)、エピタキシャル基板1を得た。X線回折測定により、積層構造部12のC軸が積層構造部12の面内にあり、(01−12)サファイア基板11の主面と平行であることが確認された。
次に、このエピタキシャル基板1を用いて、FET3を製造した。
まず、フォトリソグラフィー技術によりマスクを形成した後、塩素系ガスを用いたドライエッチングにより素子分離を行い、エッチング深さは60nmとした。
次に、電子線蒸着法により、Ti/Al/Tiをそれぞれ膜厚30/100/20nm堆積しソース電極31、及び、ドレイン電極32を形成し、その後、窒素雰囲気中で90秒間850°で熱処理した。
次に、Ni/Auをそれぞれ膜厚20/80nm堆積してゲート電極33を形成した。
このようにして図3のFET3を得て、ゲートバイアスを印加したときにドレイン電流が流れるエンハンスメント型であった。
また、上記と同様にして、エピタキシャル基板を製造した。
この場合は、下地層121にはAlNモル分率が0.5で、膜厚が1μmのAlGaNを用い、成長温度は、1000°とした。
その後、1100℃でGaNからなる電子走行層122を50nm成長した。
次に、1000℃においてAlNモル分率が0.25のAlGaNからなる障壁層123を27nm成長した。
障壁層123は変調ドーピングを施し、7nmのアンドープのスペーサ層と20nmのシリコンドープの電子供給層426から構成し、エピタキシャル基板1を得た。X線回折測定により、積層構造部12のC軸dが半導体成長用基板11の主面に対して平行であることが確認された。
このエピタキシャル基板1を用い、上記と同様の方法により得られたFET3は図3のようになり、ゲートバイアスを印加したときにドレイン電流が流れるエンハンスメント型であった。
以下、上記と同様な評価を、条件を変化させて比較するために、表1に示すような条件で実施例1〜11、及び、比較例1を作成して評価した。
Figure 2005285869
まず、比較例1,2にあるように、オフアングルαが0°、及び、6°の(01−12)サファイア基板11を用いたところ、表面粗さが大きくなった。
一方、実施例1〜4より、(01−12)サファイア基板11のオフアングルαが0°<α≦5°以下において、表面粗さを小さくできた。
次に、実施例6、7のように下地層121の膜厚を0.05〜2μmとすれば、表面粗さは小さく保つことが出来たが、実施例5のように0.05μmより小さいと表面粗さが大きくなる傾向があった。
一方、実施例8のように、下地層121の膜厚が2μmより厚くなると、クラックが生じるという問題が生じ歩留まりを低下させた。
さらに、下地層中における最適なAlNモル分率を調べるため、実施例2、9、10、11を比較したところ、AlNモル分率が0.5より小さい場合には、実施例9のように表面粗さが悪化する傾向があった。
本発明のエピタキシャル基板を説明する断面図である。 本発明のエピタキシャル基板の、基板と積層構造部の結晶方位関係を説明する断面図である。 本発明の半導体装置を説明する断面図である。 従来の半導体装置を説明する断面図である。
符号の説明
1 エピタキシャル基板
3 FET
4 エピタキシャル基板
11 半導体成長用基板((01−12)サファイア基板)
41 半導体成長用基板
12、42 積層構造部(窒化物系半導体層)
31、431 ソース電極
32、432 ドレイン電極
33、433 ゲート電極
121 下地層
122 電子走行層
123 障壁層
421 バッファ層
425 スペーサ層
426 電子供給層
427 障壁層
428 コンタクト層
α オフアングル
a 半導体成長用基板11の主面の法線
b 半導体成長用基板11の(01−12)面
c 半導体成長用基板11のC軸
d 積層構造部12のC軸

Claims (4)

  1. サファイア基板の主面上に窒化物系半導体からなる積層構造部が積層され、該積層構造部が少なくとも窒化ガリウムまたは窒化ガリウムインジウムからなる電子走行層、及び窒化アルミニウムガリウムからなる障壁層を順次積層してなるヘテロ構造を有する電界効果トランジスタ製造用のエピタキシャル基板において、上記サファイア基板の主面が、(01−12)面からの(0001)面方向へのオフアングルαが0°<x≦5°を満たす面であることを特徴とするエピタキシャル基板。
  2. 上記サファイア基板上に窒化アルミニウムのモル分率xが0.5≦x≦1.0を満たす窒化アルミニウムガリウムAlGa1−xNからなる下地層を直接成長させたことを特徴とする請求項1に記載のエピタキシャル基板。
  3. 上記下地層の膜厚が、0.05〜2.0μmの範囲であることを特徴とする請求項2に記載のエピタキシャル基板。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のエピタキシャル基板を用いたことを特徴とする半導体装置。
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