JP2005253075A - フォトフィニッシングシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 デジタルカメラからのプリントサービスやメディア出力サービスを、より多くのサービス拠点において安価に顧客に提供できるようにする。
【解決手段】1台のフォトフィニッシングシステムに、フィルムから画像を読み取るスキャナ10と、デジタルカメラから画像を取り込むデジタルカメラ画像取込手段(27、28、29)と、画像処理手段と、プリント出力手段(15、16、2)とメディア出力手段(17、18、19、7a)を設ける。画像処理手段は、取り込んだ画像データについて、何れかの画像処理工程に該当する処理が処理済である場合にはその画像処理を省略し、それ以外の画像処理を実行する。
【選択図】 図2
【解決手段】1台のフォトフィニッシングシステムに、フィルムから画像を読み取るスキャナ10と、デジタルカメラから画像を取り込むデジタルカメラ画像取込手段(27、28、29)と、画像処理手段と、プリント出力手段(15、16、2)とメディア出力手段(17、18、19、7a)を設ける。画像処理手段は、取り込んだ画像データについて、何れかの画像処理工程に該当する処理が処理済である場合にはその画像処理を省略し、それ以外の画像処理を実行する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、写真プリントを作成するフォトフィニッシングシステムに関し、詳しくは現像済フィルムに記録された写真のみならず、デジタルカメラで撮影された写真のプリントも行う多機能フォトフィニッシングシステムに関する。
従来、写真サービス店において最も頻繁に利用されているサービスは、同時プリントあるいは焼き増しプリントなどのプリントサービスである。したがって、従来のフォトフィニッシングシステムは、このプリントサービスを効率よく行うことを主たる目的として設計されている。すなわち、従来のフォトフィニッシングシステムは、フィルムを自動送りしながら効率よく読み取るフィルムスキャナと、フィルムスキャナにより取得したデジタル画像に対して色階調変換などの画像処理を施す画像処理装置と、処理されたデジタル画像を写真プリントとしてプリント出力する写真プリンタとにより構成されているのが一般的であった。
しかし、近年パソコンの普及に伴い、フィルムスキャナによりデジタル化された写真をパソコン上で利用することが頻繁に行われるようになってきた。これに伴い、例えばCD−Rなどのメディアにデジタル化した画像を記録するデジタル出力サービスへのニーズが高まってきているが、このニーズに応えるものとして、上記フォトフィニッシングシステムにデジタル出力機能を備えたものも出現しはじめている。
例えば本出願人は特願平8−309322号で、1回のフィルム読み取りにより写真プリントの作成とメディアへの出力の両方を行うフォトフィニッシングシステムを提案している。このフォトフィニッシングシステムは、フィルムスキャナと画像処理手段とプリンタとメディアドライブとを備えたシステムである。このシステムは、現像済みの写真フィルムをフィルムスキャナで自動送りしながら読み取り、これにより得た画像データに対して画像処理手段によりプリント出力に適した画像処理、あるいはメディア出力に適した画像処理をそれぞれ施し、画像処理された画像データをプリンタおよびメディアドライブにより同時に、または交互に出力することを特徴とするものである。
このシステムによれば、1台のシステムでプリント出力とメディア出力を同時に行えるため、設置スペース、時間、設備コストを節約することができる。さらに、メディアからのプリントを、フィルムからのプリントとは別のシステムで行うと、デジタル画像に施す画像処理などがシステムごとに多少異なるため、仕上がり具合に微妙な差が生じることがあるが、このシステムではこのような問題も起こらない。
さらに、本出願人は、特願平8−309323号において、このシステムを構成するフィルムスキャナと、プリンタと、メディアドライブの台数を、処理速度が遅い装置は台数を多く、処理速度が速い装置は台数を少なくすることにより各装置の稼動効率が高くなるようにしたシステムも提案しており、デジタル入出力サービスの利用者の増加に対応できるフォトフィニッシングシステムを目指している。
一方、近年、撮影した写真を簡単にパソコンに取り込めるという利点から、デジタルカメラが急激に普及してきている。これに伴い、デジタルカメラで撮影した写真を写真プリントとして出力するサービスも行われるようになってきた。
しかし、このようなサービスは、フィルムやメディアからのプリントに比べれば、利用者の数は少ない。また、フィルムに記録された写真をデジタル化した場合と異なりデジタルカメラにより取得されたデジタル画像の画素数、あるいはデジタルカメラがそのデジタル画像に対して施す画像処理は、カメラの機種によって異なるため、このデジタル画像をプリント出力する場合には、より複雑な変換処理を施さなければならず設備コストもかかる。このため、現状は、一部のサービス店が従来のフォトフィニッシングシステムとは別に、デジタルカメラからのプリント専用の画像処理装置あるいは写真プリンタなどを設置してサービスを提供するに止まっている。
しかしながら、今後の技術進歩に伴いデジタルカメラの価格がフィルムを使用するカメラと同程度に手頃なものとなれば、デジタルカメラがフィルムを使用するカメラと同じように頻繁に利用されるようになることが予想される。
したがって、今後は一部のサービス店のみならず、フィルムからのプリントと同様に何処のサービス店でもデジタルカメラからのプリントを行えるようになることが望まれる。
本発明は、上記課題に鑑みて、デジタルカメラからのプリント作成機能を有し、一般のサービス店が設置スペースやコストの問題に悩まされることなく手軽に導入することができるフォトフィニッシングシステムを提供し、デジタルカメラからのプリントサービスを、より多くのサービス拠点において安価に顧客に提供できるようにすることを目的とするものである。
本発明のフォトフィニッシングシステムは、フィルムから読取ったデジタル画像または、デジタルカメラから取り込んだデジタル画像の少なくとも何れかを含む、複数の記録媒体に記録されたデジタル画像を読取って、複数工程からなる画像処理を施したのちプリントまたはメディアに記録画像を出力することが出来るフォトフィニッシングシステムであって、何れかの画像処理工程に該当する処理が処理済である場合には当該画像処理を省略し、それ以外の画像処理を実行してプリント又はメディアに出力する出力手段を備えることを特徴とする。
画像処理工程は、少なくとも階調処理と色処理を含む複数工程からなる画像処理を施し、階調処理工程が処理済である場合には、階調処理工程を省略してもよい。
本発明によれば、1台のシステムで複数の機能を実現することにより、画像処理手段をフィルムの場合とデジタルカメラの場合で共用でき、また一度画像処理されたものに対して同じ画像処理が重複して施されることがないので、コストを低減することができ、設置スペースも少なくてすむ。これにより、小規模なサービス店でもシステムを手軽に導入することができ、デジタルカメラからのプリントサービスを、より多くのサービス拠点において安価に顧客に提供できるようになる。
以下、本発明のフォトフィニッシングシステムの一実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は本発明のフォトフィニッシングシステムの概要を示す図である。図に示されるように、このシステムは画像取扱装置1と、この画像取扱装置1に接続される写真プリンタ2とにより構成される。
本実施の形態においては、画像取扱装置1は専用プログラムが組み込まれた汎用パソコンであり、周辺機器あるいは外部インタフェースとして、現像済フィルム3を読み取るためのフィルムスキャナ、デジタルカメラ4のメモリカードを読み取るためのカードリーダあるいはカメラに直接接続するためのケーブルインタフェースなどを備えている。さらにこの画像取扱装置1は、CD−R、Zipなどのメディアドライブを内蔵、あるいは外付けで備えている。
写真プリンタ2は、公知のデジタル写真プリンタであり、画像取扱装置1から画像データや出力指示情報(例えばプリント枚数、サイズなど)を受け取って、これらに基づいてプリント出力を行うものである。
上記システムにおいて、画像取扱装置1は、現像済フィルム3から取り込んだ画像データに対し所定の画像処理を施した後に、これを写真プリンタ2に転送するとともに、CD−Rなどのメディア6に記録する。また、画像取扱装置1は、プリント対象としてスキャナ入力された写真画像の他に、メディア入力された写真画像も受け付けることができる。このメディアはこのシステムにより画像データが記録されたメディア6であってもよいし、その他のメディアであってもよい。
メディアから読み取られた写真画像あるいはデジタルカメラから取り込まれた写真画像は、例えばフィルムの現像待ちなどで一時的に処理すべきフィルムが途切れた場合などに、画像取扱装置1に割込入力され、写真プリンタ2によりプリント出力される。
次に、このシステムの構成について図2を参照して詳細に説明する。但し、図2に示される各構成要素のうち、画像処理に関する機能は、上記画像取扱装置1の機能として実現されてもよいし、写真プリンタ2、あるいはフィルムスキャナの機能として組み込まれていてもよいものであるため、以下、図2については、図1との対応づけを特に行わずに説明するものとする。
図2に示されるように、スキャナ10により取り込まれた写真画像は、各種画像処理手段11〜16により処理された後にプリンタ2によって写真プリントとして出力される。
セットアップ階調・色処理手段11は、露出のアンダーあるいはオーバーを自動的に判別して、適切な値に補正する手段である。拡大縮小手段12は、プリントの幅(ロールペーパーの幅)に合わせて画素密度変換をする手段である。また覆い焼き処理手段13は特開平9−18704号公報に記載されているような覆い焼き処理を行う手段であり、粒状抑制型シャープネス強調処理手段14は特開平9−22460号公報に記載されているような粒状抑制型のシャープネス強調処理を行う手段である。
さらに、上記一連の画像処理に加え、プリント出力用の画像データに対しては、3D変換処理手段15、16により、プリンタの特性に合わせた色変換が施される。3D変換処理は読み取ったフィルムがネガフィルムかリバーサルフィルムかによって異なる。以下、本明細書においては、ネガフィルムの場合の変換処理を[N]変換、リバーサルフィルムの場合の変換処理を[R]変換という。
一方、メディア出力用の画像データは、上記粒状抑制型シャープネス処理手段14により処理された後、NIF−RGB化手段17、18により、イーストマンコダック社が提唱するFlashPix規格で定義されているNIF−RGB空間に色変換される。ここで、NIF−RGBはCRT表示された画像データの色の基準であり、NIF−RGB化とは、メディア出力される画像データがCRTに表示された際に最も見映えがよくなるように色変換する処理である。
さらに、画像データはFPX変換手段19によって上記FlashPix規格によって定められたフォーマットになるように階層化され、圧縮された後に、メディアドライブ7aによってCD−Rなどのメディア6aに記録され、顧客に提供される。
以上、フィルムから読み取った写真画像のプリント出力、およびメディア出力処理について説明した。次に、上述のように、あるいは他の手段によりメディアに記録された写真画像の再プリント処理について説明する。
メディアに記録された写真画像をプリント出力するためには、そのメディアを読み取るドライブ装置と、そのメディアに記録されている画像データのフォーマットを解釈し、高画質のプリントを作成できるように最適な画像処理を施すための手段が必要であるが、これらはメディアの種類ごと、また画像フォーマットの種類ごとに設けなければならない。本実施の形態では5種類のデジタル入力を受け付けられるようになっているが、メディアの種類や画像フォーマットの種類はこれらに限定されるものではない。
1つは、サービス店において顧客に提供されたメディア6aが、再プリントのためにそのままサービス店に持ち込まれた場合に対応するものである。この場合、図2に示されるように、メディア6aから取り込まれた画像データに対して、フラット化手段20によるフラット化(伸長処理を含む)が施される。この処理により、メディアへの出力時にFPX変換で階層化されたデータ構造はラスタ(フラット)データに戻され、圧縮されていたデータは伸長されて元のサイズに戻される。
本実施の形態では、上記フラット化の後、写真画像のサイズがパノラマであれば、画素密度変換とシャープネス処理21が施される。但し、この処理は必ずしもこの段階で行う必要はなく、プリント出力する直前に行われるようにしてもよい。
また1つは、顧客が上記メディア6aの画像データを一旦パソコンに取り込んで、別のメディア6b(Zip、FD、MOなど)に記録しなおした場合である。これは例えば年賀ポストカードの作成など、加工された写真画像のプリント出力を依頼する場合によく行われることである。この場合は、画像データのフォーマットはメディア6aと同じであるため、メディア6aの場合と同様にフラット化処理手段22によりフラット化が施される。
この他、FlashPix規格以外の規格として既に広く普及しているものとしてPhotoCDがある。PhotoCD6cに記録された画像データの色は、photo−YCCと呼ばれる色空間で定義されているが、本実施の形態のシステムでは、これは上記NIF−RGB化手段23によりNIF−RGB空間に色変換される。
上述のようにメディア6a、6b、6cから取り込まれた画像データは、いずれも出力時にCRT表示に合わせて色変換されたものであるため、これらのデータに対しては次にスキャナ−RGB化手段24により、画像データがプリンタに適した階調および色となるような変換処理が施される。図中に[M-1]と示されるように、この変換処理は、NIF−RGB化手段17により施された変換を[G]=[R]・[M]、NIF−RGB化手段18により施された変換を[F]=[N]・[M]と表した場合の[M]変換の逆変換に相当するものであり、この変換処理が施されることにより、[G]変換された画像データは[R]変換のみが施された状態となり、同様に[F]変換された画像データは[N]変換のみが施された状態となる。当然のことながら、[M-1]の代わりに[G-1]変換あるいは[F-1]変換を施して、プリントする直前に再度[N]変換あるいは[R]変換が施されるようにしてもよいが、本実施の形態では変換処理の回数を減らし処理を効率化するために、[M-1]変換のみが施されるようにしている。
また、PhotoCD6cと同様、既に普及しているメディアおよび画像データの規格として、本出願人が提唱しているIS規格がある。本実施の形態では、この規格にしたがって作成されたメディア6dからも画像データを取り込んで再プリントすることができる。
さらに、このシステムはデジタルカメラ用のメモリカード30を読みとって、撮影された写真画像を取り込むためのカードリーダ29を備えている。取り込まれた画像データは画素密度変換およびシャープネス処理手段28により変換される。一般に廉価版のデジタルカメラで撮影して得た画像データの画素数は35万画素から50万画素程度であるが、これはフィルムから読み取って得た画像データの1/4から1/3程度でしかないため、このままでは、ぼやけた写真プリントしか作成することができない。本実施の形態では、画素密度変換を行うことにより、画像データの画素数が1430×1074画素(約15万画素)となるようにしている。また、この際必要に応じてシャープネス処理も施される。さらに、このデジタル画像に対して、スキャナ−RGB化手段により色階調変換が施される。
なお、デジタルカメラ用のインタフェースとしては、上記メモリカードの他、ケーブル接続インタフェースその他様々なインタフェースが考えられる。
以上のようにして取り込まれ、それぞれ適切な変換処理が施された画像データは、割込み手段26により、スキャナからの入力が途切れたときなどに割込入力される。割込みはオペレータの指示により行ってもよいし、デジタル入力の方が優先される場合などは、カードリーダやメディアドライブへのメディアのセットを検出して自動的に割込みをかけるようにしてもよい。
割込入力された画像データのうち、メディアから取り込まれたものは、フィルムから読み取られてメディアに記録された時点で既に1度処理されたものであるため、各種画像処理手段11〜16による処理は必ずしも行う必要はない。但し、例えば拡大プリントを作成する場合には拡大縮小処理手段12により拡大処理を行う必要があり、さらに拡大処理を施したことによりその写真画像がボケてしまった場合などには粒状抑制型シャープネス処理手段14によりシャープネス処理を施してもよい。また、上述のように本実施の形態では画像データに対してスキャナ−RGB化手段により[M-1]が施されているため、3D変換を施す必要はない。このようにして処理された画像データはプリンタ2により写真プリントとして出力される。
一方、割込入力された画像データのうち、デジタルカメラから取り込まれたものは、セットアップ階調・色処理手段11により処理されるようになっている。これは、デジタルカメラはフィルムを使用するカメラに比べてコストが高いため、廉価版のデジタルカメラではカメラ本体に組み込まれる画像処理機能が限られているからである。すなわち、プリントした際に十分な画質を得るためには、フォトフィニッシングシステムにおいて各種セットアップ処理を施すことが望ましい。なお、メディアから取り込んだ場合と同様、必要に応じて拡大縮小などの処理を施してもよい。
なお、上記実施の形態には、フォトフィニッシングシステムに、現像済フィルムを読み取ることによりデジタル画像を取り込むフィルム画像取込手段と、該フィルム画像取込手段により取り込まれたデジタル画像を写真プリントとして出力するプリント出力手段と、デジタルカメラにより撮影されたデジタル画像を取り込むデジタルカメラ画像取込手段と、デジタルカメラ画像取込手段により取り込まれたデジタル画像を前記プリント出力手段に対し割込入力する割込手段とを備え、プリント出力手段により、前記割込手段による割込入力が発生した際に、割込入力されたデジタル画像を写真プリントとして出力するという技術的思想も開示されている。
デジタルカメラ画像取込手段とは、例えばデジタルカメラで使用されるSSFDC、コンパクトフラッシュ(登録商標)、PCMCIAなどのメモリカードを読み取るためのカードリーダや、メモリ内蔵型のデジタルカメラと直接接続してデータを転送するためのケーブル接続インタフェース、およびカードリーダやケーブル接続により取り込んだデジタル画像にプリント出力するために必要な各種変換処理を施すソフトウェアなどのことである。
各種変換処理とは、デジタルカメラにより撮影されたデジタル画像をフォトフィニッシングシステムで取り扱える形のデータに変換するための処理であり、デジタルカメラから取り込んだデジタル画像に対してのみ施される処理である。例えば、デジタルカメラにより取得されるデジタル画像のサイズやアスペクト比は機種によって異なるため、プリントするロールペーパーのサイズに合わせて画素密度変換を行わなければならない。あるいは、廉価版デジタルカメラにより取得されたデジタル画像は、フィルムから読み取られたデジタル画像よりも画素数が少なく、そのままプリントすると画像がぼやけてしまうため、シャープネス処理なども必要となる。但し、高価なデジタルカメラの中には、画素数の多いデジタル画像を取得することができるものもあるため、このような変換処理は必須ではない。
また、フィルムから読み取ったデジタル画像およびデジタルカメラから取り込んだデジタル画像に対しては、必要に応じて色階調処理、プリントサイズに合わせた拡大縮小、覆い焼き処理などの画像処理を施すことが望ましい。
なお、前記フォトフィニッシングシステムは、前記フィルム画像取込手段または前記デジタルカメラ画像取込手段により取り込まれたデジタル画像を所定の記録メディアに記録するメディア出力手段をさらに備えていてもよい。これは、上記特願平8−309322号に記載されているシステムに、デジタルカメラからのデジタル画像取込機能を追加するということであり、これによりあらゆるデジタル入出力サービスを1台のシステムにより実施することができる。
この技術的思想によれば、フィルムから写真画像を読み取ってプリント出力する従来のシステムに、デジタルカメラから写真画像を取り込むデジタルカメラ画像取込手段を設けることによって、1台のシステムで、フィルムとデジタルカメラの両方を画像ソースとして取り扱うことができるようにしたものである。1台のシステムで複数の機能を実現することにより、例えば画像処理手段などはフィルムの場合とデジタルカメラの場合で共用できるため、コストを低減することができ、また設置スペースも少なくてすむ。これにより、小規模なサービス店でもシステムを手軽に導入することができ、デジタルカメラからのプリントサービスを、より多くのサービス拠点において安価に顧客に提供できるようになる。
さらに、CD−R、Zipなどのメディアに取り込んだデジタル画像を記録するメディア出力手段を設けて、フィルムやデジタルカメラから取り込んだデジタル画像をメディアに記録できるようにすれば、低コストで、より充実したデジタル入出力サービスを安価に顧客に提供することができる。特にデジタルカメラにより撮影した写真を、一旦本発明のシステムに取り込んで画像処理してからメディアに記録し、デジタル画像をそのメディアからパソコンに取り込めば、デジタル画像をデジタルカメラから直接パソコンに取り込む場合に比べ、遙かに高い画質を得ることができる。
また、デジタルカメラ画像取込手段で画素密度変換を行うことによって、デジタルカメラから取り込んだデジタル画像とフィルムから読み取ったデジタル画像との画素密度の差がなくなるようにすれば、以降の画像処理については、フィルムの場合の画像処理機能をそのまま利用することができ、処理効率上望ましい。
1 画像取扱装置
2 写真プリンタ
3 現像済フィルム
4 デジタルカメラ
5 写真プリント
6 画像記録メディア
26 割込手段
30 メモリカード
2 写真プリンタ
3 現像済フィルム
4 デジタルカメラ
5 写真プリント
6 画像記録メディア
26 割込手段
30 メモリカード
Claims (2)
- フィルムから読取ったデジタル画像または、デジタルカメラから取り込んだデジタル画像の少なくとも何れかを含む、複数の記録媒体に記録されたデジタル画像を読取って、
複数工程からなる画像処理を施したのちプリントまたはメディアに記録画像を出力することが出来るフォトフィニッシングシステムであって、
何れかの画像処理工程に該当する処理が処理済である場合には当該画像処理を省略し、それ以外の画像処理を実行してプリント又はメディアに出力する出力手段を備えたフォトフィニッシングシステム。 - 少なくとも階調処理と色処理を含む複数工程からなる画像処理を施し、
階調処理工程が処理済である場合には、階調処理工程を省略することを特徴とする請求項1記載のフォトフィニッシングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005050314A JP2005253075A (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | フォトフィニッシングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005050314A JP2005253075A (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | フォトフィニッシングシステム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16166197A Division JP3970385B2 (ja) | 1996-11-20 | 1997-06-18 | フォトフィニッシングシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005253075A true JP2005253075A (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=35033062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005050314A Pending JP2005253075A (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | フォトフィニッシングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005253075A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014053036A (ja) * | 2013-11-13 | 2014-03-20 | Canon Inc | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム |
-
2005
- 2005-02-25 JP JP2005050314A patent/JP2005253075A/ja active Pending
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JP2014053036A (ja) * | 2013-11-13 | 2014-03-20 | Canon Inc | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム |
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A02 | Decision of refusal |
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