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JP2005214780A - 圧力センサ - Google Patents

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JP2005214780A
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Masatoshi Onoda
真稔 小野田
Masahiro Makita
真宏 巻田
Hiroichi Kubo
博一 久保
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Abstract

【課題】 ハウジングとメタルダイアフラムとが異種金属で構成される場合において、これらの間の腐食を防止できる構造の圧力センサを提供する。
【解決手段】 メタルダイアフラム34をハウジング30側に接合し、その接合場所がOリング43よりも内側に配置されるようする。これにより、かしめ部36から例え水が浸入してきたとしても、その水はOリング43によってシールされ、メタルダイアフラム34とハウジング30との接合部分まで到達しないような構成とすることできる。したがって、ハウジング30とメタルダイアフラム34とが異種金属で構成されていても、接触電位差により、これらの間が腐食してしまうことを防止することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、第1のケースと第2のケースとをかしめ固定によって一体に組み付け、その内部に圧力検出用のセンシング部を設けてなる圧力センサに関する。
従来より、第1のケースと第2のケースとをかしめ固定によって一体に組み付け、その内部に圧力検出用のセンシング部を設けてなる圧力センサが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
この圧力センサの断面図を図3に示す。図3に示される圧力センサは、第1のケースとしてのコネクタケースJ1と測定媒体を導入するための第2のケースとしてのハウジングJ2とを備えて構成されるダイアフラムシールタイプの圧力センサである。すなわち、両ケースJ1、J2の間にメタルダイアフラムJ3を介在させた状態でハウジングJ2の収容凹部J4内にコネクタケースJ1が挿入されたのち、ハウジングJ2の収容凹部J4の入り口側をかしめて圧力センサの組み付けが成されることで、内部に圧力検出室J5が区画形成され、この圧力検出室J5内にセンシング部としてのセンサ素子J6などが設けられた構造となっている。
そして、圧力検出室J5は、コネクタケースJ1とハウジングJ2との間に介在するOリングJ7によってシールされており、圧力検出室J5の内部には、たとえばオイルなどの圧力伝達部材J8が封入されている。また、メタルダイアフラムJ3における圧力検出室J5とは反対側の面に、ハウジングJ2に導入された測定媒体による圧力が印加され、この測定圧力がメタルダイアフラムJ3から圧力伝達部材J8を介してセンサ素子J6へ印加されることで、検出が行われるようになっている。
ここで、このような構造の圧力センサでは、測定媒体がハウジングJ2とリングウェルドJ9との間から漏れ出すことを防止するために、これらの間のシールを確保しなければならない。このため、上記特許文献1に示される圧力センサでは、メタルダイアフラムJ3の外周部分にハウジングJ2と同種の金属で構成されたリングウェルドJ9を接続し、このリングウェルドJ9とハウジングJ2との接触部分J10の一部を溶接した構造としている。
特開平7−243926号公報
上述したハウジングJ2は、例えばステンレス(SUS)によって構成されるが、これらの材質によると、例えば組付け相手がアルミニウム(Al)などで構成されたエアコンの配管であった場合、組付け相手側との材質の違いにより、異種金属接触による接触電位差が発生し、腐食が生じることが確認された。この場合、ハウジングJ2の材質を例えば相手側と同質のアルミニウム(Al)とすることで、上記腐食を防止することが考えられる。
しかしながら、ハウジングJ2の材質をアルミニウムにした場合には、かしめ部からイオン濃度の高い水分が浸入し、メタルダイアフラムJ3とハウジングJ2との接合部に腐食が生じるという問題が発生することになる。
本発明は、上記点に鑑み、ハウジングとメタルダイアフラムとが異種金属で構成される場合において、これらの間の腐食を防止できる構造の圧力センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、第2のケース(30)のうち第1のケース(10)に組み付けられる側にメタルダイアフラム(34)が接合されると共に、そのメタルダイアフラム(34)と第1のケース(10)および第2のケース(30)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内にセンシング部(20)が配置された構成とされており、第1のケース(10)のうち第2のケース(20)が組み付けられる一面(10a)には、圧力検出室(40)を囲むように環状の溝(42)が備えられていると共に、この溝(42)内に収容された弾性材からなるシール部材(43)が備えられ、メタルダイアフラム(34)と第2のケース(30)との接合部分がシール部材(43)よりも内側に位置した構成となっていることを特徴としている。
このように、メタルダイアフラム(34)を第2のケース(30)側に接合し、その接合場所がシール部材(43)よりも内側に配置されるようにしている。このため、第1、第2のケース(10、30)の界面から例え水が浸入してきたとしても、その水はシール部材(43)によってシールされ、メタルダイアフラム(34)と第2のケース(30)との接合部分まで到達しないような構成とすることできる。したがって、第2のケース(30)とメタルダイアフラム(34)とが異種金属で構成されていても、接触電位差により、これらの間が腐食してしまうことを防止することが可能となる。
請求項2に記載の発明では、第2のケース(30)のうち第1のケース(10)が組み付けられる一面(30b)には、圧力検出室(40)を囲むように環状の溝が備えられていると共に、この溝内に収容された弾性材からなるシール部材が備えられ、メタルダイアフラム(34)と第2のケース(30)との接合部分がシール部材よりも内側に位置した構成となっていることを特徴としている。このように、シール部材は、第2のケース(30)側に配置される構成としても良い。
請求項3に記載の発明では、メタルダイアフラム(34)が第1のケース(10)と第2のケース(30)との間に挟み込まれた構成となっていることを特徴としている。
このような構成によれば、第1のケース(10)と第2のケース(30)による挟持力により、メタルダイアフラム(34)と第2のケース(30)との接合力を補強することが可能となる。このため、メタルダイアフラム(34)と第2のケース(30)との接合部に応力が加えられても、メタルダイアフラム(34)と第2のケース(30)との接合が剥がれることをより効果的に抑制することができる。
請求項4に記載の発明では、第2のケース(30)におけるメタルダイアフラム(34)と接合される箇所には突起部(30c)が備えられ、メタルダイアフラム(34)が突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで第2ケース(30)に接合されていることを特徴としている。
このように、例えば、第2のケース(30)に突起部(30c)を設けておき、この突起部(30c)の箇所で抵抗接合によって第2ケース(30)と接合することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の一実施形態が適用された圧力センサについて説明する。図1に、本実施形態における圧力センサS1の断面図を示し、この図に基づいて説明する。なお、この圧力センサS1は、例えば、自動車に搭載され自動車のエアコンの冷媒配管内の冷媒圧力を検出するものに適用される。
図1に示されるように、第1のケースとしてのコネクタケース10は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を型成形することにより作られ、本実施形態では略円柱状をなしている。この樹脂ケースとしてのコネクタケース10の一端部(図1中、下方側の端部)には、凹部11が形成されている。
この凹部11の底面には、圧力検出用のセンシング部としてのセンサ素子20が配設されている。
センサ素子20は、その表面に受圧面としてのダイアフラムを有し、このダイアフラムの表面に形成されたゲージ抵抗により、ダイアフラムが受けた圧力を電気信号に変換し、この電気信号をセンサ信号として出力する半導体ダイアフラム式のものである。
そして、センサ素子20は、ガラス等よりなる台座21に陽極接合等により一体化されており、この台座21を凹部11の底面に接着することで、センサ素子20はコネクタケース10に搭載されている。
また、コネクタケース10には、センサ素子20と外部の回路等とを電気的に接続するための複数個の金属製棒状のターミナル12が貫通している。
本実施形態では、ターミナル12は黄銅(真鍮)にメッキ処理(例えばNiメッキ)を施した材料よりなり、インサートモールドによりコネクタケース10と一体に成形されることによってコネクタケース10内にて保持されている。
各ターミナル12の一端側(図1中、下方端側)の端部は、センサ素子20の搭載領域の周囲において凹部11の底面から突出して配置されている。一方、各ターミナル12の他端側(図1中、上方端側)の端部は、コネクタケース10の他端側の開口部15内に露出している。
この凹部11内に突出する各ターミナル12の一端部とセンサ素子20とは、金やアルミニウム等のボンディングワイヤ13により結線され電気的に接続されている。
また、凹部11内にはシリコン系樹脂等からなるシール剤14が設けられており、このシール剤14によって、凹部11に突出するターミナル12の根元部とコネクタケース10との隙間が封止されている。
一方、図1において、コネクタケース10の他端部(図1中、上方側の端部)側は開口部15となっており、この開口部15は、ターミナル12の他端側を例えばワイヤハーネス等の外部配線部材(図示せず)を介して上記外部回路(車両のECU等)に電気的に接続するためのコネクタ部となっている。
つまり、開口部15内に露出する各ターミナル12の他端側は、このコネクタ部によって外部と電気的に接続が可能となっている。こうして、センサ素子20と外部との間の信号の伝達は、ボンディングワイヤ13およびターミナル12を介して行われるようになっている。
また、図1に示されるように、コネクタケース10の一端部には、第2のケースとしてのハウジング30が組み付けられている。具体的には、ハウジング30には収容凹部30aが形成されており、この収容凹部30a内にコネクタケース10の一端側が挿入されることで、コネクタケース10にハウジング30が組みつけられた構成となっている。
これにより、第1のケースとしてのコネクタケース10と第2のケースとしてのハウジング30とが一体に組み付けられてなるケーシング100が構成されており、このケーシング100内にセンサ素子20が設けられた形となっている。
このハウジング30は、例えばアルミニウム(Al)を主成分とする金属材料よりなるものであり、測定対象物からの測定圧力が導入される圧力導入孔31と、圧力センサS1を測定対象物に固定するためのネジ部32とを有する。上述したように、測定対象物としては、たとえば自動車エアコンの冷媒配管などであり、測定圧力は、その冷媒配管内の冷媒圧力などである。
さらに、ハウジング30における収容凹部30aには、コネクタケース10の先端面10aと対向する一面30bよりもコネクタケース10から離れた位置に、突起部30cが形成されている。この突起部30cは、圧力導入孔31の中心軸の周りを1周囲むように構成されている。そして、この突起部30cの表面に、薄い金属(たとえばSUS等)製のメタルダイアフラム34が溶接されている。
また、コネクタケース10の先端面10aには、圧力検出室40の外周を囲むように、環状の溝(Oリング溝)42が形成され、この溝42内には、圧力検出室40を気密封止するためのOリング43が配設されている。このOリング43の径は、突起部30cの径よりも大きくなっており、突起部30cがOリング43よりも内側に配置された状態とされている。
そして、図1に示されるように、ハウジング30のうち収容凹部30a側の端部がコネクタケース10の一端部にかしめられることで、かしめ部36が形成され、それによって、ハウジング30とコネクタケース10とが固定され一体化されている。
こうして組み合わせられたコネクタケース10とハウジング30とにおいて、コネクタケース10の凹部11とハウジング30およびダイアフラム34との間で、Oリング43によって閉塞された圧力検出室40が構成されている。
この圧力検出室40には圧力伝達媒体であり封入液であるオイル(フッ素オイル等)41が充填され封入されている。すなわち、凹部11にはセンサ素子20及びワイヤ13等の電気接続部分を覆うようにオイル41が充填され、ダイアフラム34、コネクタケース10およびハウジング30により覆われて封止された形となる。
このような圧力検出室40を構成することにより、圧力導入孔31を通じて測定対象となる流体が導入されると、その流体の圧力は、メタルダイアフラム34、オイル41を介して、圧力検出室40内のセンサ素子20、ボンディングワイヤ13、ターミナル12に印加されることになる。
次に、上記圧力センサS1の製造方法について図1を参照して説明する。
まず、ターミナル12がインサート成形されたコネクタケース10を用意する。シリコン系樹脂等よりなる接着剤を用いて、コネクタケース10の凹部11内へセンサ素子20を台座21を介し接着固定する。
そして、凹部11内へシール剤14を注入し、シール剤14を、凹部11の底面まで行き渡らせる。ここで、シール剤14がセンサ素子20の表面に付着しないように、注入量を調整する。
続いて、注入したシール剤14を硬化させる。そして、ワイヤボンディングを行って、各ターミナル12の一端部とセンサ素子20とをボンディングワイヤ13で結線し、電気的に接続する。
そして、センサ素子20側を上にしてコネクタケース10を配置し、コネクタケース10の上方から、ディスペンサ等によりフッ素オイル等よりなるオイル41を、凹部11へ一定量注入する。
続いて、メタルダイアフラム34をハウジング30における突起部30cに載せた後、メタルダイアフラム34とハウジング30との間に所定の電圧を印加する。これにより、突起部30cの先端部においてメタルダイアフラム34が容易に抵抗溶接され、メタルダイアフラム34が全周溶接されたハウジング30が形成される。
この後、コネクタケース10のうち凹部10a側を上に向けてオイル41がこぼれ落ちないようにしつつ、メタルダイアフラム34と共にハウジング30を上から水平を保ったまま、コネクタケース10に嵌合するように降ろす。この状態のものを真空室に入れて真空引きを行い圧力検出室40内の余分な空気を除去する。
そして、コネクタケース10とハウジング30側の押さえ部材35とが十分接するまで押さえることによって、ダイアフラム34とOリング43によってシールされた圧力検出室40を形成する。
次に、ハウジング30の端部をコネクタケース10の一端側にかしめることにより、かしめ部36を形成する。こうして、ハウジング30とコネクタケース10とを一体化することにより、かしめ部36によるコネクタケース10とハウジング30との組み付け固定がなされる。また、かしめ部36により、コネクタケース10をハウジング30の収容凹部30a内に挿入する方向への押圧力が加えられ、上記圧力検出室40の閉塞とメタルダイアフラム34およびハウジング30との間のシール構造が維持される。このようにして、図1に示される圧力センサS1が完成する。
かかる圧力センサS1の基本的な圧力検出動作について述べる。
圧力センサS1は、たとえば、ハウジング30のネジ部32を介して、車両におけるエアコンの冷媒配管系の適所に取り付けられる。そして、該配管内の圧力がハウジング30の圧力導入孔31より圧力センサS1内に導入される。
すると、導入された圧力がメタルダイアフラム34から圧力検出室40内のオイル41を介して、センサ素子20の表面すなわち受圧面に印加される。そして、印加された圧力に応じた電気信号がセンサ信号として、センサ素子20から出力される。
このセンサ信号は、センサ素子20からワイヤ13、ターミナル12を介して、上記外部回路へ伝達され、冷媒配管の冷媒圧力が検出される。このようにして、圧力センサS1における圧力検出が行われる。
以上説明したように、本実施形態の圧力センサでは、メタルダイアフラム34をハウジング30側に接合し、その接合場所がOリング43よりも内側に配置されるようにしている。このため、かしめ部36から例え水が浸入してきたとしても、その水はOリング43によってシールされ、メタルダイアフラム34とハウジング30との接合部分まで到達しないような構成とすることできる。
したがって、ハウジング30とメタルダイアフラム34とが異種金属で構成されていても、接触電位差により、これらの間が腐食してしまうことを防止することが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図2は、本実施形態の圧力センサの断面構成を示したものである。この圧力センサは、上記第1実施形態とはハウジング30における突起部30cの形成位置を変更したものであり、その他の部分に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図2に示されるように、本実施形態では、突起部30cの先端位置が第1実施形態と比べてコネクタケース10寄りに形成されたものとなっている。そして、メタルダイアフラム34がコネクタケース10における一面10aと突起部30cとの間に挟み込まれた状態となっている。
このような構成によれば、コネクタケース10における一面10aと突起部30cとによる挟持力により、メタルダイアフラム34とハウジング30の突起部30cとの接合力を補強することが可能となる。このため、圧力導入孔31を通じて流体の圧力によってメタルダイアフラム34が歪んだ際に、メタルダイアフラム34とハウジング30の突起部30cとの接合部に応力が加えられても、メタルダイアフラム34とハウジング30の突起部30cとの接合が剥がれることをより効果的に抑制することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、第1のケースとなるコネクタケース10側に溝42を設け、その中にOリング43を配置している。しかしながら、これは単なる一例であり、第2のケースとなるハウジング30側に溝を形成し、この中にOリングを配置しても良い。また、弾性材からなるシール材としてはOリングに限るものではなく、Xリングなどであっても良い。
また、上記実施形態では、メタルダイアフラム34を抵抗溶接することによってハウジング30に接合した例を示したが、接着、ろう付け、超音波溶接、摩擦溶接、レーザ溶接、電子ビーム溶接など、どのような溶接であってもかまわない。
また、上記実施形態では、薄いメタルダイアフラム34のみの構成としているが、リング状の押さえ部材(リングウェルド)等と共にハウジング30に接合しても良い。この場合、押さえ部材を備えた構成がメタルダイアフラム34と考えられる。
上記各実施形態において、圧力検出室40には、オイル41が封入されていなくてもよい。つまり、メタルダイアフラム34を介して圧力検出室40内のセンサ素子20に測定圧力が印加されればよく、圧力検出室40内の圧力伝達媒体としては気体等であっても構わない。
また、第1のケースとなるコネクタケース10や第2のケースとなるハウジング30の材質などについても、それぞれ樹脂や金属というように限定されるものではなく、適宜変更可能である。
また、センサ素子20は、上記したダイアフラムが受けた圧力を電気信号に変換し、この電気信号をセンサ信号として出力する半導体ダイヤフラム式のものに限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る圧力センサの断面図である。 本発明の第2実施形態に係る圧力センサの断面図である。 従来の圧力センサの断面図である。
符号の説明
10…第1のケースとしてのコネクタケース、10a…一面、20…センシング部としてのセンサ素子、30…第2のケースとしてのハウジング、30c…突起部、34…メタルダイアフラム、36…かしめ部、42…溝、43…Oリング。

Claims (4)

  1. 第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
    前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
    前記第2のケース(30)のうち前記第1のケース(10)に組み付けられる側にメタルダイアフラム(34)が接合されると共に、そのメタルダイアフラム(34)と第1のケース(10)および前記第2のケース(30)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
    前記第1のケース(10)のうち前記第2のケース(20)が組み付けられる一面(10a)には、前記圧力検出室(40)を囲むように環状の溝(42)が備えられていると共に、この溝(42)内に収容された弾性材からなるシール部材(43)が備えられ、
    前記メタルダイアフラム(34)と前記第2のケース(30)との接合部分が前記シール部材(43)よりも内側に位置した構成となっていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
    前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
    前記第2のケース(10)のうち前記第1のケース(10)に組み付けられる側にメタルダイアフラム(34)が接合されると共に、そのメタルダイアフラム(34)と第1のケース(10)および前記第2のケース(30)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
    前記第2のケース(30)のうち前記第1のケース(10)が組み付けられる一面(30b)には、前記圧力検出室(40)を囲むように環状の溝が備えられていると共に、この溝内に収容された弾性材からなるシール部材が備えられ、
    前記メタルダイアフラム(34)と前記第2のケース(30)との接合部分が前記シール部材よりも内側に位置した構成となっていることを特徴とする圧力センサ。
  3. 前記メタルダイアフラム(34)が前記第1のケース(10)と第2のケース(30)との間に挟み込まれた構成となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
  4. 前記第2のケース(30)における前記メタルダイアフラム(34)と接合される箇所には突起部(30c)が備えられ、前記メタルダイアフラム(34)が前記突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで前記第2ケース(30)に接合されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の圧力センサ。
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