JP5157797B2 - 圧力センサ - Google Patents
圧力センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5157797B2 JP5157797B2 JP2008256231A JP2008256231A JP5157797B2 JP 5157797 B2 JP5157797 B2 JP 5157797B2 JP 2008256231 A JP2008256231 A JP 2008256231A JP 2008256231 A JP2008256231 A JP 2008256231A JP 5157797 B2 JP5157797 B2 JP 5157797B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- pressure sensor
- pressure
- caulking
- air chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
本発明の一実施形態が適用された圧力センサについて説明する。図1に、本実施形態にかかる圧力センサS1の断面図を示し、この図に基づいて説明する。なお、この圧力センサS1は、例えば、自動車に搭載され自動車のエアコンの冷媒配管内の冷媒圧力やディーゼル車の排気洗浄フィルタであるDPFの差圧計測等の検出に用いられる。
まず、ターミナル12がインサート成形されたコネクタケース10を用意し、先端面10a側が上を向くように配置する。そして、シリコン系樹脂等よりなる接着剤を用いて、コネクタケース10の凹部11の中心位置に台座21を介してセンサ素子20を接着固定する。
続いて、メタルダイアフラム34とリングウェルド35をハウジング30の一面30bの上に設置したのち、リングウェルド35の上方から溶接を行うことで、リングウェルド35およびメタルダイアフラム34とハウジング30とを接合する。
最後に、ハウジング30の端部をコネクタケース10の一端側にかしめることにより、かしめ部36を形成する。図3は、このかしめ前後の様子を示した圧力センサS1の側面図である。図3(a)に示されるように、かしめ前には、ハウジング30におけるかしめ部36となる位置に形成された貫通穴37が長円形状もしくは楕円形状となっている。具体的には、複数の貫通穴37は、コネクタケース10をハウジング30の収容凹部30aに収容する際の挿入方向が長手方向とされる長円形状もしくは楕円形状とされている。そして、図3(b)に示されるように、かしめ後には、貫通穴37の位置でかしめ部36が折り曲げられる。このとき、貫通穴37を単なる円形状にすることもできるが、折り曲げによって貫通穴37の内径が縮小され、水を排出するための開口面積が不十分になる可能性がある。このため、貫通穴37を長円形状もしくは楕円形状にすることで、折り曲げ後にも開口面積を十分に取ることが可能となる。
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサS1は、第1実施形態に対して連通路となる貫通穴37の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサS1は、第1実施形態に対して連通路として貫通穴37とは異なるものを形成したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサS1は、第3実施形態に対して連通路となるスリット10cの構造を変更したものであり、その他に関しては第3実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサS1は、第3実施形態に対して連通路としてスリット10cの代わりとなるものを形成したものであり、その他に関しては第3実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサS1も、第3実施形態に対してスリット10cの代わりとなるものを形成したものであり、その他に関しては第3実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
上記実施形態では、第1のケースとなるコネクタケース10や第2のケースとなるハウジング30の材質などの一例を挙げたが、それぞれ樹脂や金属というように限定されるものではなく、適宜変更可能である。
10a 先端面
10b 固定面
10c スリット
10d 凸部
10e 貫通孔
10f 溝部
10g 環状溝部
10h 径方向溝部
11 凹部
20 センサ素子
30 ハウジング
31 圧力導入孔
34 メタルダイアフラム
35 リングウェルド
36 かしめ部
37 貫通穴
38 貫通穴
40 圧力検出室
43 Oリング
S1 圧力センサ
Claims (9)
- 第1のケース(10)と測定媒体が導入される圧力導入孔(31)が形成された第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)と、
該ケーシング(100)内に備えられた圧力検出用のセンサ素子(20)と、
前記第1のケース(10)の先端面(10a)と前記第2のケース(30)の一面(30b)との間に配置されたメタルダイアフラム(34)と、
前記ダイアフラム(34)と前記第1のケース(10)の間に形成される圧力検出室(40)内に充填された流体からなる圧力伝達媒体(41)と、
前記センサ素子(20)に電気的に接続されるターミナル(12)と、
前記センサ素子(20)と前記ターミナル(12)との電気的接続を行うワイヤ(13)と、を有し、
前記第2のケース(30)の前記圧力導入孔(31)を通じて前記測定媒体が導入されることで、前記測定媒体の圧力を前記メタルダイアフラム(34)および前記圧力伝達媒体(41)を介して前記センサ素子(20)に伝え、圧力検出を行うように構成された圧力センサであって、
前記第1のケース(10)には、前記先端面(10a)と対向する面であって、前記第2のケース(30)との固定を行うための固定面(10b)が備えられ、
前記第2のケース(30)には前記第1のケース(10)を前記先端面(10a)側から収容し、底面が前記一面(30b)とされた収容凹部(30a)が備えられ、該収容凹部(30a)の端部が前記固定面(10b)側にかしめられたかしめ部(36)により、前記第2のケース(30)と前記第1のケース(10)とが一体的に固定され、
前記第1のケース(10)のうち前記収容凹部(30a)に収容される部分と前記第2のケース(30)のうち前記収容凹部(30a)を構成する部分の内壁面との間の隙間により空気室(50)が形成されていると共に、前記第1のケース(10)と前記第2のケース(20)の少なくともいずれか一方には、前記空気室(50)と前記第1のケース(10)および前記第2のケース(20)の外部とを連通させる連通路が形成されており、
前記第2のケース(30)における収容凹部(30a)を構成する部分の側壁に、前記連通路となる複数の貫通穴(37)が形成され、
前記複数の貫通穴(37)は、前記かしめ部(36)に形成されていると共に、前記第1のケース(10)を前記第2のケース(30)の前記収容凹部(30a)に収容する際の挿入方向が長手方向とされる長円形状もしくは楕円形状とされていることを特徴とする圧力センサ。 - 前記複数の貫通穴(37)は、前記第2のケース(30)の中心に対して周方向に等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
- 前記第1のケース(10)のうち前記収容凹部(30a)に収容される部分には、前記空気室(50)に接続されると共に、前記先端面(10a)から前記固定面(10b)に至り、かつ、前記かしめ部(36)から少なくとも一部が露出させられるように、前記連通路となるスリット(10c)が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
- 前記第1のケース(10)のうちの前記固定面(10b)には、前記かしめ部(36)から少なくとも一部が露出させられ、かつ、前記空気室(50)に至るように、前記連通路となるスリット(10c)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の圧力センサ。
- 前記かしめ部(36)は、前記第1のケース(10)における前記固定面(10b)の外縁部のうち前記スリット(10c)と対応する位置が凹部(36a)とされていると共に、前記固定面(10b)の外縁部のうち前記スリット(10c)と対応していない位置が凸部(36b)とされていることを特徴とする請求項3または4に記載の圧力センサ。
- 前記固定面(10b)のうち前記かしめ部(36)の凸部(36b)と対応する場所には凸部(10d)が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の圧力センサ。
- 前記第1のケース(10)のうち前記収容凹部(30a)に収容される部分には、前記連通路として前記先端面(10a)から前記固定面(10b)に至る貫通孔(10e)が形成され、該貫通孔(10e)の少なくとも一部が前記かしめ部(36)から露出させられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の圧力センサ。
- 前記第1のケース(10)のうち前記固定面(10b)に形成され、前記空気室(50)に接続される溝部(10f)と、
前記かしめ部(36)に形成され、前記溝部(10f)に連通する貫通孔(38)と、が備えられ、
前記溝部(10f)および前記貫通穴(38)により前記連通路が構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の圧力センサ。 - 前記溝部(10f)は、前記かしめ部(36)に沿って形成された環状溝部(10g)および前記環状溝部(10g)から前記空気室(50)に至るように径方向外方に向けて延設された径方向溝部(10h)とを有して構成されていることを特徴とする請求項8に記載の圧力センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008256231A JP5157797B2 (ja) | 2008-10-01 | 2008-10-01 | 圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008256231A JP5157797B2 (ja) | 2008-10-01 | 2008-10-01 | 圧力センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010085307A JP2010085307A (ja) | 2010-04-15 |
JP5157797B2 true JP5157797B2 (ja) | 2013-03-06 |
Family
ID=42249398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008256231A Expired - Fee Related JP5157797B2 (ja) | 2008-10-01 | 2008-10-01 | 圧力センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5157797B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013029376A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Denso Corp | 圧力センサ |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5287813B2 (ja) * | 2010-09-15 | 2013-09-11 | 株式会社デンソー | 圧力センサ、及び、その製造方法 |
JP6213527B2 (ja) | 2015-06-30 | 2017-10-18 | 株式会社デンソー | 圧力センサ |
JP7087375B2 (ja) * | 2017-12-21 | 2022-06-21 | 日本電産トーソク株式会社 | 圧力センサー |
KR102437031B1 (ko) * | 2021-02-05 | 2022-08-26 | 대양전기공업 주식회사 | 압력 센서 유닛 |
CN113483943B (zh) * | 2021-07-30 | 2024-02-02 | 中字传感科技(台州)有限公司 | 一种压力传感器防水结构 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2520963Y2 (ja) * | 1990-10-31 | 1996-12-18 | 矢崎総業株式会社 | 圧力スイッチ |
JPH0559273U (ja) * | 1992-01-24 | 1993-08-06 | 横河電機株式会社 | 差圧測定装置 |
JP3498665B2 (ja) * | 1999-03-12 | 2004-02-16 | 株式会社デンソー | 圧力検出装置およびその製造方法 |
JP2004037388A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-05 | Toyoda Mach Works Ltd | 圧力センサ |
JP2005188958A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Denso Corp | 圧力センサ |
JP2005214780A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Denso Corp | 圧力センサ |
-
2008
- 2008-10-01 JP JP2008256231A patent/JP5157797B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013029376A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Denso Corp | 圧力センサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010085307A (ja) | 2010-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4052263B2 (ja) | 圧力センサ | |
JP5157797B2 (ja) | 圧力センサ | |
JP4301048B2 (ja) | 圧力センサおよびその製造方法 | |
US20130192361A1 (en) | Sensor system and method for manufacturing a sensor system | |
JP3976015B2 (ja) | 圧力センサ | |
JP2007121196A (ja) | 圧力センサ | |
US20050229708A1 (en) | Pressure sensor device with temperature detecting element and attachment method thereof | |
JP4699418B2 (ja) | 圧力センサ | |
JP5050392B2 (ja) | 圧力センサ | |
JP3603772B2 (ja) | 圧力センサ | |
JP2009139210A (ja) | 圧力センサ | |
JP4848909B2 (ja) | 圧力センサ | |
JP4952271B2 (ja) | 圧力センサ | |
JP2013064664A (ja) | 圧力センサ | |
JP2014081271A (ja) | 圧力センサ | |
JP2005188958A (ja) | 圧力センサ | |
JP4905383B2 (ja) | 圧力センサ | |
JP2009192362A (ja) | 圧力センサ | |
JP3835317B2 (ja) | 圧力センサ | |
JP3976014B2 (ja) | 圧力センサ | |
JP4155204B2 (ja) | 圧力センサ | |
JP4442399B2 (ja) | 圧力センサおよびその組み付け構造 | |
JP2005214780A (ja) | 圧力センサ | |
JP4622666B2 (ja) | 電子装置 | |
JP2005207875A (ja) | 圧力センサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100603 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120509 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120626 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121126 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |