JP2005142284A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 半導体装置を薄型化し、また信頼性を向上させる。
【解決手段】 半導体装置1は、封止樹脂部2と、封止樹脂部2によって封止された半導体チップ3と、複数のリード4と、封止樹脂部2によって封止されかつ複数のリード4と半導体チップ3の表面の複数の電極3aとを電気的に接続する複数のボンディングワイヤ6とを備えている。半導体チップ3は、リード4のインナリード部4gの下面に絶縁性の接合材7を介して接合されている。封止樹脂部2の裏面2bでは、半導体チップ3の裏面3cと各リード4の下部露出面4eとが露出し、封止樹脂部2の表面2aでは、各リード4の上部露出面4dが露出している。
【選択図】 図4
【解決手段】 半導体装置1は、封止樹脂部2と、封止樹脂部2によって封止された半導体チップ3と、複数のリード4と、封止樹脂部2によって封止されかつ複数のリード4と半導体チップ3の表面の複数の電極3aとを電気的に接続する複数のボンディングワイヤ6とを備えている。半導体チップ3は、リード4のインナリード部4gの下面に絶縁性の接合材7を介して接合されている。封止樹脂部2の裏面2bでは、半導体チップ3の裏面3cと各リード4の下部露出面4eとが露出し、封止樹脂部2の表面2aでは、各リード4の上部露出面4dが露出している。
【選択図】 図4
Description
本発明は、半導体装置に関し、特に、半導体パッケージ形態の半導体装置に適用して有効な技術に関する。
リードフレームのダイパッド部(タブ)上に半導体チップを搭載し、リードフレームのリード部と半導体チップの表面の電極とをワイヤボンディングした後、樹脂封止を行い、各個片に切断してQFN(Quad Flat Non leaded package)形態の半導体装置が製造される。QFN形態の半導体装置の実装面では、リードフレームのリード部の一部が、外部端子として封止樹脂から露出している。
特開平10−270628号公報には、半導体チップが搭載されるリードフレームのアウタリード部を他の部分よりも厚く形成し、そのアウタリード部の外側面をモールド樹脂の側面より露出させた半導体装置に関する技術が記載されている(特許文献1参照)。
特開平9−92775号公報には、リードフレームを半導体チップと略同一サイズとし、リードフレームのインナリードの表面にコイニングを施して厚みを減らしたコイニング部を形成し、両面接着テープを介してリードフレームと半導体チップとを端面を合わせて貼り付け、インナリードのコイニング部と半導体チップのボンディングパッドとをボンディングワイヤで接続し、半導体チップの表面にモールド樹脂を封止し、封止樹脂表面にアウタリードの表面のみを露出させた半導体装置に関する技術が記載されている(特許文献2参照)。
特開平10−270628号公報
特開平9−92775号公報
本発明者の検討によれば、次のことが分かった。
QFN形態の半導体装置の封止樹脂の表面および裏面の両面でリード部を露出させて表面および裏面の両面に外部端子を設けることで、複数の半導体装置を積層して使用することが可能になる。そのような積層型の半導体装置では、個々の半導体装置の厚みが厚いと複数の半導体装置を積層したときの積層構造全体の厚みがかなり厚くなり、そのような積層構造を有した電子機器の小型化や薄型化を困難にしてしまう。このため、積層型の半導体装置では、個々の半導体装置をできるだけ薄くすることが望まれる。また、複数の半導体装置を積層した場合には、積層した半導体装置内に熱がこもりやすく、半導体装置の信頼性が低下しやすくなる。例えば、封止樹脂と半導体チップの界面に水分がたまると、封止樹脂が剥離しやすくなる。
本発明の目的は、半導体装置の薄型化を可能とする技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、半導体装置の信頼性を向上できる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、複数のリード部と、複数のリード部に接合された半導体チップと、複数のリード部と半導体チップの複数の電極とを電気的に接続する複数のワイヤと、それらを封止する封止樹脂部とを有し、封止樹脂部の第1面で各リード部が露出し、封止樹脂部の第1面とは逆側の第2面で各リード部と半導体チップとが露出しているものである。
また、本発明は、複数のリード部と、複数のリード部に接合された半導体チップと、複数のリード部と半導体チップの複数の電極とを電気的に接続する複数のワイヤと、それらを封止する封止樹脂部とを有し、封止樹脂部の第1面で各リード部が露出し、封止樹脂部の第1面とは逆側の第2面で各リード部と半導体チップとが露出している半導体パッケージを複数具備し、これらの複数の半導体パッケージが積み重ねられ、上側の半導体パッケージの各リードの露出面と下側の半導体パッケージの各リードの露出面とが電気的に接続されたものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
複数のリード部と、複数のリード部に接合された半導体チップと、複数のリード部と半導体チップの複数の電極とを電気的に接続する複数のワイヤと、それらを封止する封止樹脂部とを有し、封止樹脂部の第1面で各リード部が露出し、封止樹脂部の第1面とは逆側の第2面で各リード部と半導体チップとが露出していることにより、半導体装置を薄型化することができる。また、半導体装置の信頼性を向上することができる。
また、複数のリード部と、複数のリード部に接合された半導体チップと、複数のリード部と半導体チップの複数の電極とを電気的に接続する複数のワイヤと、それらを封止する封止樹脂部とを有し、封止樹脂部の第1面で各リード部が露出し、封止樹脂部の第1面とは逆側の第2面で各リード部と半導体チップとが露出している半導体パッケージを複数具備し、これらの複数の半導体パッケージが積み重ねられ、上側の半導体パッケージの各リードの露出面と下側の半導体パッケージの各リードの露出面とが電気的に接続されていることにより、半導体装置を薄型化することができる。また、半導体装置の信頼性を向上することができる。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションに分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態では、特に必要なとき以外は同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
また、実施の形態で用いる図面においては、断面図であっても図面を見易くするためにハッチングを省略する場合もある。また、平面図であっても図面を見易くするためにハッチングを付す場合もある。
本実施の形態の半導体装置を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である半導体装置1の平面図(上面図)であり、図2はその底面図(裏面図)、図3はその平面(上面)透視図、図4はその断面図である。図3は、封止樹脂部2を透視したときの平面(上面)図に対応する。また、図1〜図3のA−A線の断面が図4にほぼ対応する。
本実施の形態の半導体装置(半導体パッケージ)1は、樹脂封止形で、面実装形の半導体パッケージであり、例えばQFN(Quad Flat Non leaded package)形態の半導体装置である。
図1〜図4示される本実施の形態の半導体装置1は、封止樹脂部(封止部)2と、封止樹脂部2によって封止された半導体チップ(半導体素子)3と、導電体によって形成された複数のリード(リード部)4と、封止樹脂部2によって封止されかつ複数のリード4と半導体チップ3の表面の複数の電極(ボンディングパッド、パッド電極)3aとを電気的に接続する複数のボンディングワイヤ6とを備えている。
封止樹脂部2は、例えば熱硬化性樹脂材料などの樹脂材料などからなり、フィラーなどを含むこともできる。例えば、フィラーを含むエポキシ樹脂などを用いて封止樹脂部2を形成することができる。封止樹脂部2により、半導体チップ3、リード4およびボンディングワイヤ6が封止され、保護される。
半導体チップ3は、例えば、単結晶シリコンなどからなる半導体基板(半導体ウエハ)に種々の半導体素子または半導体集積回路を形成した後、必要に応じて半導体基板の裏面研削を行ってから、ダイシングなどにより半導体基板を各半導体チップ3に分離したものである。例えばSRAM(Static Random Access Memory)回路を形成した半導体チップ(SRAMチップ)などを半導体チップ3として用いることができる。
半導体チップ3の表面(半導体素子形成側の主面)3bには、複数の電極3aが形成されている。電極3aは、半導体チップ3に形成された半導体素子または半導体集積回路に電気的に接続されている。半導体チップ3の表面3bの各電極3aには、例えば金(Au)線などの金属細線などからなるボンディングワイヤ6の一端が接続され、ボンディングワイヤ6の他端はリード4に接続されている。従って、半導体チップ3の表面3bの各電極3aは、各リード4に、ボンディングワイヤ6を介して電気的に接続されている。
複数のリード4は半導体チップ3の周囲に配置され、その一部(先端部分)が半導体チップ3の表面3b上に位置(延在)している。リード4は、封止樹脂部2に埋め込まれたインナリードと、封止樹脂部2の表面2aまたは裏面2bに露出するアウタリードとの両者の機能を兼ねている。すなわち、封止樹脂部2によって封止され、リード4のボンディング部として機能し得るリード4の半導体チップ3上に位置(延在)する側の端部(先端部)4a近傍領域の上面4b(すなわちインナリード部4gの上面4b)に、ボンディングワイヤ6が接続(接合)され、封止樹脂部2の表面2aに、外部接続用端子部として機能し得るリード4の上面の露出部である上部露出面(上部接続面)4dが露出し、封止樹脂部2の裏面2bに、外部接続用端子部として機能し得るリード4の下面の露出部である下部露出面(下部接続面)4eが露出している。リード4のボンディングワイヤ6を接続する領域には、ボンディングワイヤ6の接続を容易にするためにめっき層(例えば銀めっき層)を形成することもできる。リード4の上部露出面4dおよび下部露出面4eは、略長方形状または略正方形状を有している。
上記のように、リード4は半導体チップ3上まで延在しており、各リード4は、一部が半導体チップ3上に位置している。このため、半導体チップ3とリード4とが平面的にオーバーラップした構造となっている。リード4の半導体チップ3上に延在する側の端部4a近傍領域の下面4cに(すなわちリード4のインナリード部4gの先端部の下面4cに)、半導体チップ3の表面3bが接合材7を介して接合または接着されている。従って、半導体チップ3は、半導体チップ3の表面3bが上方を向くように、リード4の端部4a近傍領域の下面4c(すなわちリード4のインナリード部4gの先端部の下面4c)に吊り下げられた構造になっており、半導体チップ3を搭載するチップ搭載部としてのタブ(ダイパッド)は形成されていない。半導体チップ3の裏面(半導体素子形成側の主面である表面3bとは逆側の主面)3cは、封止樹脂部2から露出している。すなわち、封止樹脂部2の裏面2bで半導体チップ3の裏面3cが露出している。また、接合材7としては、例えばポリイミドなどからなる絶縁性テープまたは絶縁ペーストなどの絶縁性の接合材を用いることができる。接合材7として絶縁性の接合材を用いることで、半導体チップ3とリード4との間の短絡などを防止し、半導体装置の信頼性をより向上することができる。また、隣り合うリード4間は封止樹脂部2を構成する材料により満たされており、互いに接触しないようになっている。
半導体チップ3の電極3aは、表面3bのうちの内部領域または比較的中央に近い領域に配置されている。リード4はその端部4aが半導体チップ3の表面3b上に延在しており、例えば電極3aの比較的近くにリード4の端部4aを配置することができるので、ボンディングワイヤ6の長さを比較的短くすることができ、ボンディングワイヤ6のインダクタンス成分によるノイズを低減することができる。
リード4の半導体チップ3上に延在する側の端部4aとは逆側の端部として、リード4の切断面(側面、端面)4fが封止樹脂部2の切断面(側面)2cで露出している。リード4の切断面4fおよび封止樹脂部2の切断面2cは、半導体装置を製造する際の切断工程により生じた側面(端面)である。
また、図4などからも分かるように、リード4は、半導体チップ3上に位置して半導体チップ3に接着されている側とは逆側の端部近傍領域(上部露出面4dおよび下部露出面4eに対応する領域)においてその厚みが相対的に厚くなり、それ以外の領域ではリード4の上面側と下面側とをハーフエッチングすることなどにより厚みが相対的に薄くなるように形成されている。このため、封止樹脂部2を形成した際には、封止樹脂部2の表面2aでは、厚みが相対的に厚いリード4の上部露出面4dが露出し、封止樹脂部2の裏面2bでは、厚みが相対的に厚いリード4の下部露出面4eが露出し、上部露出面4dおよび下部露出面4e以外の、厚みが相対的に薄くなっている領域であるインナリード部4gは封止樹脂部2内に封止される。このような加工は、金型(プレス、コイニングなど)により行うことも可能である。また、リード4の上部露出面4dを封止樹脂部2の表面2aと略同一平面とし、リード4の下部露出面4eを封止樹脂部2の裏面2bと略同一平面とすることができるが、リード4の下部露出面4eを封止樹脂部2の裏面2bから若干突出させることもできる。
また、リード4のうち、Vcc端子(電源電位に電位固定される電源電位端子)として機能し得るリード14aは、その先端部(切断面4fとは逆側の端部)でVcc用のバスバー(バスバーリード)15aに連結または一体化されており、Vss端子(基準電位に電位固定される基準電位端子)として機能し得るリード14bは、その先端部(切断面4fとは逆側の端部)でVss用のバスバー(バスバーリード)15bに連結または一体化されている。Vcc用のバスバー15aは、半導体チップ3の表面3b上を電極3aの配列方向に沿って延在し、リード14a側の他のリード4の端部4aと半導体チップ3の電極3aとの間に配置されている。Vss用のバスバー15bは、半導体チップ3の表面3b上を電極3aの配列方向に沿って延在し、リード14b側の他のリード4の端部4aと半導体チップ3の電極3aとの間に配置されている。バスバー15a,15bは、ボンディングワイヤ6を介して、半導体チップ3の電極3aに電気的に接続されている。また、バスバー15a,15bに連結されていないリード4(すなわちリード14a,14b以外のリード4)に接続されたボンディングワイヤ6は、バスバー15a,15bを越えるようにして半導体チップ3の電極3aに接続することができる。半導体チップ3の表面3bは、リード4の半導体チップ3上に延在する側の端部4a近傍領域の下面4c(すなわちリード4のインナリード部4gの先端部の下面4c)と、バスバー15a,15bの下面とに、接合材7を介して接合または接着されている。従って、半導体チップ3は、半導体チップ3の表面3bが上方を向くように、リード4の端部4a近傍領域(インナリード部4gの先端部)と、バスバー15a,15bとに吊り下げられた構造になっている。
上記のように、封止樹脂部2の表面2aおよび裏面2bで各リード4の上部露出面4dおよび下部露出面4eが露出して半導体装置1の外部端子(外部接続用端子)を構成するので、封止樹脂部2の表面2aまたは裏面2a(すなわち半導体装置1の表面または裏面)が、半導体装置1の実装面となる。また、封止樹脂部2の表面2aおよび裏面2aで露出するリード4の上部露出面4dおよび下部露出面4e上にはめっき(半田めっき)層が形成されているが、理解を簡単にするために、めっき層の図示を省略している。リード4の上部露出面4dおよび下部露出面4e上にめっき層が形成されていることで、半導体装置1を基板(外部基板、マザーボード)などに実装する際に、基板上の端子または導体パターンと半導体装置1の端子(リード4の上部露出面4dまたは下部露出面4e)との間の電気的接続の信頼性を向上することができる。
図5は、上記のような半導体装置1を基板21上に実装した状態を示す断面図である。なお、図5は、図4に対応する断面図である。
図5に示されるように、半導体装置1を基板(外部基板、マザーボード)21に実装する際には、基板21上に形成された導体パターン(端子、導体部)22に、半導体装置1の外部端子であるリード4の下部露出面4eが、半田などからなる導電性の接合材23を介して接合され、電気的に接続される。図5においては、リード4の下部露出面4eが半導体装置1の外部端子として機能している。
本実施の形態の半導体装置1は、リード4の上部露出面4dが封止樹脂部2の表面2a(すなわち半導体装置1の表面)で露出しており、このリード4の上部露出面4dも半導体装置1の外部端子として機能することができる。従って、半導体装置1上に他の半導体装置を搭載(積層)し、その外部端子を半導体装置1のリード4の上部露出面4dに電気的に接続することもできる。
図6は、上記のような半導体装置(半導体パッケージ)1を複数用意し、それらを積層または積み重ねて基板21上に実装した状態を示す断面図である。なお、図6は、図5に対応する断面図である。
図6では、基板(外部基板、マザーボード)21上に、複数の半導体装置1(図6では半導体装置1a,1b,1c)が積層されて(積み重ねられて)実装されている。各半導体装置1a,1b,1cは、図1〜図4の半導体装置1とほぼ同様の構成を有している。
図6に示されるように、半導体装置1aのリード4の下部露出面4eが、基板21上に形成された導体パターン(端子、導体部)22に、半田などからなる導電性の接合材23を介して接合され、電気的に接続されている。半導体装置1a上に半導体装置1bが搭載され、上側(上段側)の半導体装置1bのリード4の下部露出面4eが、下側(下段側)の半導体装置1aの上面で露出する半導体装置1aのリード4の上部露出面4dに、半田などからなる導電性の接合材(図示省略)を介して接合され、電気的に接続されている。半導体装置1b上に半導体装置1cが搭載され、上側(上段側)の半導体装置1cのリード4の下部露出面4eが、下側(下段側)の半導体装置1bの上面で露出する半導体装置1bのリード4の上部露出面4dに、半田などからなる導電性の接合材(図示省略)を介して接合され、電気的に接続されている。すなわち、複数の半導体装置1を積層し(積み重ね)、上側(上段側)の半導体装置1のリード4の下部露出面4eを下側(下段側)の半導体装置1のリード4の上部露出面4dに、半田などからなる導電性の接合材を介して接続(接合)している。半導体装置1aと半導体装置1b間、および半導体装置1bと半導体装置1c間は、リード4の上部露出面4dおよび下部露出面4e上に設けられた半田めっき層(図示せず)をリフローすることで、接続(接合)することができる。このようにして、半導体装置1aのリード4と、半導体装置1bのリード4と、半導体装置1cのリード4とが電気的に接続される。なお、図6では、3つの半導体装置1、すなわち半導体装置1a,1b,1cが積層されているが、積層される半導体装置1の数は3つに限定されるものではなく、適宜変更可能であり、2つ以上の任意の数の半導体装置1を積層することができる。また、図5に示されるように、半導体装置1を単独で使用し、積層することなく基板21に実装して使用することもできる。
本実施の形態の半導体装置1は、上面および下面の両面に外部端子(外部接続用端子)、ここでは上部露出面4dおよび下部露出面4eを有しているので、図6に示されるように、複数の半導体装置1を積層することが容易に可能となる。
また、リード4の上部露出面4dを封止樹脂部2の表面2aと略同一平面とし、リード4の下部露出面4eを封止樹脂部2の裏面2bと略同一平面とすることができるが、リード4の下部露出面4eを封止樹脂部2の裏面2bから若干突出させることもできる。リード4の下部露出面4eを封止樹脂部2の裏面2bから若干突出させることで、図6に示されるように複数の半導体装置1を積層した場合に、上側の半導体装置1のリード4の下部露出面4eを下側の半導体装置1のリード4の上部露出面4dに、より確実に接続することが可能になる。これにより、半導体装置を実装した際の電気的接続の信頼性をより向上することができる。
本実施の形態の半導体装置1では、上記のように、半導体チップ3は、半導体チップ3の表面3bが上方を向くように、リード4の端部4a近傍領域(インナリード部4gの先端部およびバスバー15a,15b)に吊り下げられた構造になっており、半導体チップ3を搭載するチップ搭載部としてのタブ(ダイパッド)は形成されていない。そして、半導体チップ3の裏面3cは、封止樹脂部2から露出している。すなわち、封止樹脂部2の裏面2bで半導体チップ3の裏面3cが露出している。半導体チップ3を搭載するためのタブを設けず、更に半導体チップ3の裏面3c上に封止樹脂部2の材料が存在しないので、封止樹脂部2の厚みを薄くすることができ、半導体装置1の厚みを薄くすることができる。このため、半導体装置1の薄型化を実現できる。
特に、図6に示されるように、基板21上に複数の半導体装置(半導体パッケージ)1を積層する(積み重ねる)場合、各半導体装置1の厚みが厚いと、全体の厚みがかなり厚くなってしまい、そのような積層した半導体装置(半導体パッケージ)を有する電子機器(半導体装置)の小型化や薄型化には不利となる。このため、積層して使用され得る(積層型の)半導体装置(半導体パッケージ)1においては、各半導体装置1の厚みをできるだけ薄くすることが望まれる。本実施の形態では、封止樹脂部2の裏面2bで半導体チップ3の裏面3cが露出しており、半導体チップ3の裏面3c上にタブおよび封止樹脂部2の材料が存在しないので、各半導体装置1の厚みを薄くすることができる。このため、図6に示されるように、複数の半導体装置(半導体パッケージ)1を積層した場合に、全体の厚みを薄くすることが可能になる。従って、複数の半導体装置(半導体パッケージ)1を積層したものを含む電子機器(半導体装置)の小型化または薄型化が可能になる。
また、本発明者の検討によれば、本実施の形態とは異なり半導体チップ3の裏面3cが露出することなく封止樹脂部2内に完全に封止されている場合(すなわち、半導体チップ3の裏面3c上が封止樹脂部2の材料で覆われている場合)、封止樹脂部2と半導体チップ3の界面に水分がたまりやすいことが分かった。封止樹脂部2と半導体チップ3の界面に水分がたまると、封止樹脂部2の剥離が生じやすくなり、半導体装置の信頼性を低下させる可能性がある。このような不具合は、半導体装置(半導体パッケージ)を基板などに実装して使用する際に生じる熱により、発生しやすくなる。特に、図6に示されるように複数の半導体装置(半導体パッケージ)を積層した場合には、積層した半導体装置(半導体パッケージ)内に熱がこもりやすく、封止樹脂部2と半導体チップ3の界面に水分がたまることによる悪影響が大きくなりやすい。
本実施の形態では、半導体チップ3の裏面3cは、封止樹脂部2から露出している。このため、封止樹脂部2と半導体チップ3の界面に水分がたまりにくい。従って、封止樹脂部2の剥離が生じるのを抑制または防止することができる。このため、半導体装置1を基板などに実装して使用する際に熱が生じても、封止樹脂部2と半導体チップ3の界面に水分がたまることに起因した不具合を防止できる。特に、図6に示されるように複数の半導体装置1を積層した場合には、積層した半導体装置1内に熱がこもりやすく、封止樹脂部2と半導体チップ3の界面に水分がたまった場合にはその悪影響(封止樹脂部2の剥離など)が大きくなりやすいが、各半導体装置1(図6では半導体装置1a,1b,1c)は封止樹脂部2の裏面2bで半導体チップ3の裏面3cを露出させているので、封止樹脂部2と半導体チップ3の界面に水分がたまらず、封止樹脂部2の剥離のような不具合を生じるのを抑制または防止することができる。従って、複数の半導体装置1を積層しても(積み重ねても)問題は生じず、積層型の半導体装置の信頼性を向上することができる。
また、複数の半導体装置1を積層する場合には、ボンディングオプションにより各半導体装置1におけるボンディングワイヤ6の結線(接続関係)を変更することもできる。
図7および図8は、2つの半導体装置1を積層する場合の、ボンディングワイヤ6の接続関係を説明するための概念的な平面図(平面透視図)である。図7および図8では、封止樹脂部2を透視した状態が示されている。図7は、2つの半導体装置1d,1eを積層する場合の下段(下側)用の半導体装置1dのボンディングワイヤ6の接続関係を示し、図8は上段(上側)用の半導体装置1eの接続関係を示している。なお、図7および図8では、半導体チップ3として、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)回路を形成した半導体チップ(DRAMチップ)を用いている。また、半導体装置1d,1eは、リード4と半導体チップ3の電極3aとの接続関係(ボンディングワイヤ6の接続関係)以外については、半導体装置1とほぼ同様の構成とすることができるので、ここではその説明は省略する。
図7および図8に示されるように、半導体装置1d,1eのリード4として、Vcc端子に用いられるリード31、Vss端子に用いられるリード32、アドレスピン(アドレス入力端子)などに用いられるリード33、I/Oピン(データ入出力端子)などに用いられるリード34を設けるとともに、更に、下段用の半導体装置1dおよび上段用の半導体装置1eの両方に、下段PKG(package:パッケージ)用のRAS用リード35a、下段PKG用のCAS用リード36a、上段PKG用のRAS用リード35bおよび上段PKG用のCAS用リード36bを設けている。
下段用の半導体装置1dにおいては、図7に示されるように、半導体チップ3の電極3aのうち、RAS,CAS用の電極37を、リード4のうちの下段PKG用のRAS,CAS用リード35a,36aに、ボンディングワイヤ6aを介して電気的に接続する。上段用の半導体装置1においては、図8に示されるように、半導体チップ3の電極3aのうち、RAS,CAS用の電極37を、リード4のうちの上段PKG用のRAS,CAS用リード35b,36bに、ボンディングワイヤ6aを介して電気的に接続する。
半導体装置1d上に半導体装置1eを積層(搭載)して、半導体装置1dの各リード4と半導体装置1eの各リード4を電気的に接続した際には、下段PKG用のRAS,CAS用リード35a,36aにより下段側の半導体装置1dの半導体チップ3を選択することができ、上段PKG用のRAS,CAS用リード35b,36bにより上段側の半導体装置1eの半導体チップ3を選択することができる。
DRAMチップでは、通常RAS,CASの信号ピンで選択チップを制御する。DRAMチップを半導体パッケージ化した半導体装置1d,1eを積層する場合、半導体装置(半導体パッケージ)1d,1eでのRAS,CASの信号用ピン(RAS,CAS用リード)を各1本増やし、ボンディングオプションで図7および図8に示されるように下段用の半導体装置1dと上段用の半導体装置1eを分けてワイヤボンディング(ボンディングワイヤ6の形成工程)を実施し、単体ベースでのテスト良品を重ね合わせる(積層する)ことにより、複数の半導体装置1(ここでは2つの半導体装置1d,1e)を積層する場合の歩留りロスを減らすことが可能になる。
また、3つの半導体装置1を積層する3段積層や、4つの半導体装置1を積層する4段積層の場合などは、RAS,SASなどの選択チップを制御するピン(RAS,SAS用リード)をその分(積層する半導体装置の数が増えた分だけ)増やし、ワイヤボンディングオプションとすることで、信号の適切な切換えが可能となる。
次に、本実施の形態の半導体装置の製造工程について説明する。図9〜図15は、本実施の形態の半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。図9〜図15は、図4に対応する断面図が示されている。
まず、本実施の形態の半導体装置1の製造に用いられるリードフレーム41を準備する。リードフレーム41は、例えば、銅または銅合金、あるいは42−アロイなどの導電体材料からなる。リードフレーム41の製造または加工は、次のようにして行われる。
図9に示されるように、リードフレーム41形成用の板状の金属部材(導電体部材)42を準備する。金属部材42は、例えば、銅または銅合金、あるいは42−アロイなどの導電体材料からなる。
次に、図10に示されるように、金属部材42に対して、後で搭載する半導体チップ3の外形が収まる範囲に、すなわちリードフレームのインナリード部に対応する部分に、厚みを薄くする加工を施す。この加工は、金属部材42を上面および下面側からハーフエッチングすることにより行うことができる。他の形態として、この加工をプレスまたはコイニングにより行うこともできる。
次に、図11に示されるように、金属部材42をパターニングして、個々のリード4(厚みが相対的に薄くなっている領域であるインナリード部4gを含む)およびバスバー15a,15bを形成する。このパターニングは、金属部材42をエッチングすることにより行うことができる。このようにして、リードフレーム41を形成することができる。他の形態として、金属部材42のパターニングをプレスまたはコイニングにより行うこともできる。
次に、図12に示されるように、リードフレーム41のリード4のインナリード部4gの先端部とバスバー15a,15bとに、半導体チップ3を接合(接着)するための接合材7を配置(接着、貼り付け、塗布)する。接合材7としては、例えばポリイミドなどからなる絶縁性テープまたは絶縁ペーストなどの絶縁性の接合材を用いることができる。接合材7の配置は、リードフレーム41の半導体チップ3を搭載する側の面に対して行う。リードフレーム41の接合材7を配置した側とは逆側の面に対しては、後でボンディングワイヤ6を接続するので、そのワイヤボンディングを容易にするために、接合材7の配置前に、めっき処理(例えば銀めっき処理)を施しておけばより好ましい。
次に、図13に示されるように、リードフレーム41の半導体チップ3搭載側の面(ここではリード4のインナリード部4gの下面4c側)から、半導体チップ3を接合材7を介してリード4のインナリード部4gの先端部およびバスバー15a,15bに接合(接着)し、固定する。この際、半導体チップ3の表面3bがリード4のインナリード部4gおよびバスバー15a,15bの下面に接合材7を介して接合されるようにする。半導体チップ3は、半導体基板(半導体ウエハ)に半導体素子(半導体集積回路)を形成した後、半導体基板の裏面研削(バックグラインド)を行って薄くしてから、ダイシングなどにより半導体基板を各半導体チップ3に分離したものを用いれば、半導体チップ3の厚みを薄くでき、製造される半導体装置1の厚みも薄くすることができるのでより好ましい。また、半導体チップ3を接合材7を介してリード4のインナリード部4gおよびバスバー15a,15bに接合した際には、半導体チップ3の表面3bに設けられた電極(ボンディングパッド)3aが、2本のバスバー15a,15bの間に位置するようにする。
次に、図14に示されるように、ワイヤボンディング工程を行って、半導体チップ3の複数の電極3aとリードフレーム41の複数のリード4のインナリード部4gの上面4bとを複数のボンディングワイヤ6を介してそれぞれ電気的に接続する。このワイヤボンディングの際には、半導体チップ3の電極3aのうち、複数のデコード信号ピン(デコード信号ピン用ボンディングパッド)や複数の入出力ピン(入出力ピン用ボンディングパッド)にその一端を接続した複数のボンディングワイヤ6は、それぞれ個々に独立したリード4のインナリード部4gにバスバー15a,15bを越えるようにその他端を接続する。また、半導体チップ3の電極3aのうち、複数のVccパッド(Vcc用ボンディングパッド)にその一端を接続した複数のボンディングワイヤ6は、Vcc用に設定した共通のバスバー15aにその他端を接続する。また、半導体チップ3の電極3aのうち、複数のVssパッド(Vss用ボンディングパッド)にその一端を接続した複数のボンディングワイヤ6は、Vss用に設定した共通のバスバー15bにその他端を接続する。
次に、図15に示されるように、樹脂封止(モールド)工程を行って、半導体チップ3、リード4、バスバー15a,15bおよびボンディングワイヤ6を封止樹脂部2によって封止する。この樹脂封止(モールド)工程は、例えばトランスファモールド法などにより行うことができる。封止樹脂部2は、例えば熱硬化性樹脂材料などの樹脂材料などからなり、フィラーなどを含むこともできる。例えば、フィラーを含むエポキシ樹脂などを用いて封止樹脂部2を形成することができる。また、封止樹脂工程では、封止樹脂部2の表面2aからリード4のアウタリード部の上面である上部露出面4dが露出し、封止樹脂部2の裏面2bからリード4のアウタリード部の下面である下部露出面4eが露出し、インナリード部4gが封止されるように、封止樹脂部2を形成する。また、封止樹脂部2を形成する際には、リード4の下部露出面4eが封止樹脂部2の裏面2bと略同一平面になるようにするか、あるいはリード4の下部露出面4eが封止樹脂部2の裏面2bから若干突出するようにする。
図16および図17は、本実施の形態における樹脂封止工程(モールド工程)の説明図(要部平面図)である。図16および図17は樹脂封止工程直後の様子を示す平面図に対応するが、理解を簡単にするために、モールド領域(封止樹脂が形成される領域)51にハッチングを付し、そのモールド領域51の下の構造を透視している。
上記のように、図9〜図14のようにして、リードフレーム41の各半導体パッケージ領域(そこから一つの半導体装置1が製造される領域)において、リード4のインナリード部4gおよびバスバー15a,15bに半導体チップ3を接合材7を介して接合し、半導体チップ3の電極3aとリード4のインナリード部4gおよびバスバー15a,15bとをボンディングワイヤ6を介して電気的に接続した後、図15に示されるように、封止樹脂工程(モールド工程)が行われて封止樹脂部2が形成される。この封止樹脂工程では、図16に示されるように、リードフレーム41の各半導体パッケージ領域(そこから一つの半導体装置1が形成される領域)に個別にモールド領域51を形成して封止樹脂部2を形成することができ、あるいは、図17に示されるように、リードフレーム41の複数の半導体パッケージ領域(そこから一つの半導体装置1が形成される領域)に一括してモールド領域51を形成して後で個片に切断して封止樹脂部2を形成することもできる。なお、図16および図17では、4つの半導体パッケージ領域が示されている。
図16に示されるように、各半導体パッケージ領域を個別にモールドした場合には、各モールド領域51は、モールドゲート部分(モールド金型のゲートに注入された樹脂に対応する部分)52により連結されている。各半導体パッケージ領域は個別にモールドされ、モールド領域51内の樹脂材料が封止樹脂部2となる。後で行われるリードフレームの切断工程では、モールド領域51外部のリードフレーム41の部分が切断されて除去され、各半導体パッケージ領域が個片化されて半導体装置1になる。例えば図16に示される領域からは4つの半導体装置1が得られる。
図17に示されるように、複数の半導体パッケージ領域を一括してモールドした場合(図17では4つの半導体パッケージ領域が一括してモールドされている)には、モールド領域51は複数の半導体パッケージ領域を含んでおり、モールド領域51内の樹脂材料が、後で行われるリードフレーム41の切断工程で切断されて封止樹脂部2になる。リードフレーム41の切断工程ではダイシングライン53に沿って切断され、各半導体パッケージ領域が個片化されて半導体装置1になる。例えば図17に示される領域からは4つの半導体装置1が得られる。
なお、図16および図17において、モールド領域51に封止樹脂を形成したとき、リード4の厚みが相対的に厚い部分の上面および下面は封止樹脂から露出しており、リード4の上部露出面4dおよび下部露出面4eを形成することができる。
上記のようにして樹脂封止工程を行った(封止樹脂部2を形成した)後、必要に応じてリードフレーム41の封止樹脂部2から露出する部分(導電体からなる部分)上にめっき層(図示せず)を形成してから、すなわちリード4の上部露出面4dおよび下部露出面4e上にめっき層(例えば半田めっき層、図示せず)を形成してから、リードフレーム41を所定の位置で切断して、図1〜図4に示されるような個片に分割された半導体装置1が得られる(製造される)。リードフレーム41の切断工程は、パンチング(打ち抜き)またはダイシングにより行うことができる。ダイシングによりリードフレーム41を切断した場合、リード4の切断面4fおよび封止樹脂部2の切断面2cを封止樹脂2の表面2aおよび裏面2b(すなわち半導体装置1の表面および裏面)に対して略垂直にすることができるので、複数の半導体装置1を積層した場合に複数の半導体装置1の側面を略同一面にそろえることが可能になる。また、リードフレーム41を切断して個片に分割された半導体装置1を得た後に、半導体装置1の封止樹脂部2から露出するリード4の上部露出面4dおよび下部露出面4e上にめっき層(例えば半田めっき層、図示せず)を形成することもできる。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、例えば半導体パッケージ形態の半導体装置に適用して有効である。
1 半導体装置
1a 半導体装置
1b 半導体装置
1c 半導体装置
1d 半導体装置
1e 半導体装置
2 封止樹脂部
2a 表面
2b 裏面
2c 切断面
3 半導体チップ
3a 電極
3b 表面
3c 裏面
4 リード
4a 端部
4b 上面
4c 下面
4d 上部露出面
4e 下部露出面
4f 切断面
4g インナリード部
6 ボンディングワイヤ
6a ボンディングワイヤ
7 接合材
14a リード
14b リード
15a バスバー
15b バスバー
21 基板
22 導体パターン
23 接合材
31 リード
32 リード
33 リード
34 リード
35a RAS用リード
35b RAS用リード
36a CAS用リード
36b CAS用リード
37 RAS,CAS用電極
41 リードフレーム
42 金属部材
51 モールド領域
52 モールドゲート部分
53 ダイシングライン
1a 半導体装置
1b 半導体装置
1c 半導体装置
1d 半導体装置
1e 半導体装置
2 封止樹脂部
2a 表面
2b 裏面
2c 切断面
3 半導体チップ
3a 電極
3b 表面
3c 裏面
4 リード
4a 端部
4b 上面
4c 下面
4d 上部露出面
4e 下部露出面
4f 切断面
4g インナリード部
6 ボンディングワイヤ
6a ボンディングワイヤ
7 接合材
14a リード
14b リード
15a バスバー
15b バスバー
21 基板
22 導体パターン
23 接合材
31 リード
32 リード
33 リード
34 リード
35a RAS用リード
35b RAS用リード
36a CAS用リード
36b CAS用リード
37 RAS,CAS用電極
41 リードフレーム
42 金属部材
51 モールド領域
52 モールドゲート部分
53 ダイシングライン
Claims (10)
- 複数の電極を第1主面に有する半導体チップと、
導電体により形成され、その一部が前記半導体チップの前記第1主面上に位置して前記半導体チップの前記第1主面に接合された複数のリード部と、
前記複数のリード部と前記半導体チップの前記複数の電極とを電気的に接続する複数のワイヤと、
前記半導体チップ、前記複数のワイヤおよび前記複数のリード部を封止する封止樹脂部と、
を具備し、
前記各リード部は、その上面が前記封止樹脂部から露出した第1露出面と、その下面が前記封止樹脂部から露出した第2露出面とを有し、
前記半導体チップは、前記第1主面とは逆側の第2主面が前記封止樹脂部から露出していることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1記載の半導体装置において、
前記複数のリード部と前記半導体チップとが絶縁性の接合材を介して接合されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1記載の半導体装置において、
前記各リード部の前記第1露出面は前記封止樹脂部の第1面から露出し、前記各リード部の前記第2露出面と前記半導体チップの前記第2主面とは前記封止樹脂部の前記第1面とは逆側の第2面から露出し、前記各リード部の前記第2露出面と前記封止樹脂部の前記第2面とは略同一平面であることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1記載の半導体装置において、
前記各リード部の前記第1露出面は前記封止樹脂部の第1面から露出し、前記各リード部の前記第2露出面と前記半導体チップの前記第2主面とは前記封止樹脂部の前記第1面とは逆側の第2面から露出し、前記各リード部の前記第2露出面は前記封止樹脂部の前記第2面から突出していることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1記載の半導体装置において、
前記各リード部の前記第1露出面は前記封止樹脂部の第1面から露出し、前記各リード部の前記第2露出面と前記半導体チップの前記第2主面とは前記封止樹脂部の前記第1面とは逆側の第2面から露出し、前記各リード部の前記第1露出面と前記封止樹脂部の前記第1面とは略同一平面であることを特徴とする半導体装置。 - 複数の第1電極を第1主面に有する第1半導体チップと、導電体により形成されてその一部が前記第1半導体チップの前記第1主面上に位置して前記第1半導体チップの前記第1主面に接合された複数の第1リード部と、前記複数の第1リード部と前記第1半導体チップの前記複数の第1電極とを電気的に接続する複数の第1ワイヤと、前記第1半導体チップ、前記複数の第1ワイヤおよび前記複数の第1リード部を封止する第1封止樹脂部とを有する第1半導体パッケージと、
複数の第2電極を第3主面に有する第2半導体チップと、導電体により形成されてその一部が前記第2半導体チップの前記第3主面上に位置して前記第2半導体チップの前記第3主面に接合された複数の第2リード部と、前記複数の第2リード部と前記第2半導体チップの前記複数の第2電極とを電気的に接続する複数の第2ワイヤと、前記第2半導体チップ、前記複数の第2ワイヤおよび前記複数の第2リード部を封止する第2封止樹脂部とを有する第2半導体パッケージと、
を具備し、
前記第1半導体パッケージでは、前記各第1リード部は、その上面が前記第1封止樹脂部から露出した第1露出面と、その下面が前記第1封止樹脂部から露出した第2露出面とを有し、前記第1半導体チップは、前記第1主面とは逆側の第2主面が前記第1封止樹脂部から露出し、
前記第2半導体パッケージでは、前記各第2リード部は、その上面が前記第2封止樹脂部から露出した第3露出面と、その下面が前記第2封止樹脂部から露出した第4露出面とを有し、前記第2半導体チップは、前記第3主面とは逆側の第4主面が前記第2封止樹脂部から露出し、
前記第2半導体パッケージは前記第1半導体パッケージ上に搭載され、前記第2半導体パッケージの前記各第2リード部の前記第4露出面が前記第1半導体パッケージの前記各第1リード部の前記第1露出面に電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項6記載の半導体装置において、
前記第2半導体パッケージの前記各第2リード部の前記第4露出面が前記第1半導体パッケージの前記各第1リード部の前記第1露出面に導電性の接合材を介して接合されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項6記載の半導体装置において、
前記第2半導体パッケージでは、前記各第2リード部の前記第3露出面は前記第2封止樹脂部の第1面から露出し、前記各第2リード部の前記第4露出面と前記第2半導体チップの前記第4主面とは前記第2封止樹脂部の前記第1面とは逆側の第2面から露出し、前記各第2リード部の前記第4露出面は前記第2封止樹脂部の前記第2面から突出していることを特徴とする半導体装置。 - 複数の電極を第1主面に有する半導体チップと、導電体により形成されてその一部が前記半導体チップの前記第1主面上に位置して前記半導体チップの前記第1主面に接合された複数のリード部と、前記複数のリード部と前記半導体チップの前記複数の電極とを電気的に接続する複数のワイヤと、前記半導体チップ、前記複数のワイヤおよび前記複数のリード部を封止する封止樹脂部とを有し、前記各リード部は、その上面が前記封止樹脂部から露出した第1露出面と、その下面が前記封止樹脂部から露出した第2露出面とを有し、前記半導体チップは、前記第1主面とは逆側の第2主面が前記封止樹脂部から露出している半導体パッケージを複数具備し、
前記複数の半導体パッケージは積み重ねられており、積み重ねられた前記複数の半導体パッケージのうち、上側の半導体パッケージの前記各リード部の前記第2露出面が下側の半導体パッケージの前記各リード部の前記第1露出面に電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項9記載の半導体装置において、
積層された前記複数の半導体パッケージのうち、上側の半導体パッケージの前記各リード部の前記第2露出面が下側の半導体パッケージの前記各リード部の前記第1露出面に導電性の接合材を介して接合されていることを特徴とする半導体装置。
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