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JP2005100016A - 移動体通信端末 - Google Patents

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JP2005100016A
JP2005100016A JP2003331586A JP2003331586A JP2005100016A JP 2005100016 A JP2005100016 A JP 2005100016A JP 2003331586 A JP2003331586 A JP 2003331586A JP 2003331586 A JP2003331586 A JP 2003331586A JP 2005100016 A JP2005100016 A JP 2005100016A
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Abstract

【課題】 操作入力により実行可能な任意の機能を電子メールを利用した遠隔操作により実行する移動体通信端末を提供することを目的とする。
【解決手段】 ユーザが操作入力を行うためのキー操作部32と、ユーザにより指定されたキー操作部に対する一連の操作手順を操作プログラム61として記憶するフラッシュメモリ23と、無線通信回線を介して電子メールを受信するメール受信部54と、受信した電子メールに基づいて、フラッシュメモリ23に保持されている操作プログラム61を実行し、操作入力を自動的に行う操作プログラム実行部53とを備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、移動体通信端末に係り、さらに詳しくは、電子メールを用いて遠隔操作を行う移動体通信端末、例えば、携帯電話機、無線通信機能を有するPDA(Personal Digital Assistant)などに関する。
携帯電話機、PHS、PDAなどの携帯端末を紛失した場合や盗まれた場合、第三者によって当該端末が無断で使用され、あるいは、当該端末内の個人情報や機密情報が第三者に漏洩してしまうおそれがある。しかしながら、上記端末が電子メールの送受信機能を有していれば、メール受信機能を利用して、当該端末の紛失及び盗難の際におけるセキュリティ性を向上させることができる。このような提案が従来からなされている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
特許文献1には、ユーザによって予め選択されたセキュリティ処理をメール受信時に実行する情報端末が開示されている。この情報端末では「画面ロック」、「ユーザの表示」、「データ消去」からなるセキュリティ項目が予め定められている。ユーザは、セキュリティ設定画面上で、これらのセキュリティ項目の中から所望の項目を予め選択し、また、任意のパスワードを予め入力しておく。そして、電子メールを受信した際、当該電子メールに付加されたパスワードを上記パスワードと照合し、両者が一致すれば、ユーザが予め選択したセキュリティ項目に対応するセキュリティ処理が実行される。
また、特許文献2には、ユーザによって予め選択された機能をメール受信時に停止させる携帯端末が開示されている。この携帯端末では「電源供給機能」、「電話メール送受信機能」、「電話メール発呼送信機能」、「電話帳アクセス機能」、「表示機能」からなる停止対象機能が予め定められている。ユーザはこれらの停止対象機能に対し、任意の文字列を予め設定しておく。そして、電子メールを受信した際、当該電子メールに上記文字列が存在すれば、その文字列に対応する機能を停止させる。
これらの従来技術を利用すれば、携帯端末のセキュリティ性を向上させることはできるが、携帯端末自体を発見することができなければ、ユーザは、当該端末内に記憶されていたデータを取り戻すことができない。例えば、携帯電話機を紛失した場合、携帯電話機内に記憶させていたメモリダイヤル情報を取り戻すことができない。このため、メール送信機能を利用して、端末紛失時にメモリダイヤル情報などを送信させるという提案が従来からなされている(例えば、特許文献3)。
特許文献3に記載された携帯電話機は、置き忘れ対策用のキーワード「置き忘れ」と暗証番号「1234」が含まれた電子メールを受信すると、キーロックを行ってキー入力を不能にするとともに、メモリダイアルリストを含む電子メールを返信する。このため、紛失した携帯電話機のメモリダイヤル情報を取得することができる。また、上記返信メールにはGPSで得られた現在位置情報も含められ、紛失した携帯電話機自体の発見も容易にすることができる。
特開平10−111727号公報 特開2002−209260号公報 特開2002−111858号公報
上述した通り、電子メールの送受信機能を有する従来の移動体通信端末では、端末を紛失した場合や盗まれた場合に、電子メールを利用して、所定の処理を遠隔操作により実行させることができる。しかしながら、いずれの場合にも、多様な処理を実行可能な端末において、ごく限られた処理を遠隔操作により実行可能にするものに過ぎなかった。
すなわち、最近の携帯電話機やPDAは多様な機能を有しているにもかかわらず、従来技術によれば、ユーザは、端末供給者によって予め想定された特定の機能しか実行させることができないという問題があった。しかも、端末を紛失し、あるいは、盗難にあったユーザが遠隔操作によって実行を希望する処理は、ユーザごとに、また、紛失時の状況等によって大きく異なると考えられる。このため、端末供給者が、端末紛失時などに求められる機能の全てを予め想定しておくことは困難であるという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、操作入力により実行可能な任意の機能を電子メールを利用した遠隔操作により実行する移動体通信端末を提供することを目的とする。また、真正ユーザ以外の第三者による遠隔操作を防止し、セキュリティ性を向上させた移動体通信端末を提供することを目的とする。
本発明による移動体通信端末は、ユーザが操作入力を行うための操作入力部と、ユーザにより指定された操作入力部に対する一連の操作手順を操作プログラムとして記憶する操作プログラム記憶部と、無線通信回線を介して電子メールを受信するメール受信部と、受信した電子メールに基づいて、操作プログラム記憶部に保持されている操作プログラムを実行し、操作入力を自動的に行う操作プログラム実行部とを備えて構成される。
この様な構成によれば、操作入力部に対する一連の操作手順を操作プログラムとして予め指定し、移動体通信端末へ電子メールを送信することによって、一連の操作入力を自動的に行うことができる。従って、操作入力によって実行可能な任意の機能について遠隔操作を実現することが可能となる。また、操作プログラムを予め登録しておくことにより、パスワード漏洩の際、第三者による任意の遠隔操作が実行可能になるのを防止することができる。さらに、操作プログラムとして操作手順を登録すればよいため、プログラム作業が容易である。
また、本発明による移動体通信端末は、操作入力を行うユーザを第1のパスワードを用いて認証するユーザ認証部と、認証されたユーザにより指定された操作プログラム及び第2のパスワードを操作プログラム記憶部に格納する操作プログラム登録部と、受信した電子メールを第2のパスワードを用いて認証するメール認証部とを備え、上記操作プログラム実行部が、認証された電子メールに基づいて、操作プログラムを実行するように構成される。
この様な構成によれば、第1のパスワードを用いて認証されたユーザのみが操作プログラム及び第2のパスワードを登録することができ、操作プログラムを実行するための電子メールに対し第2のパスワードを用いて認証が行われる。このため、真正ユーザ以外の第三者が操作プログラムを登録し、あるいは、実行するのを防止することができる。また、電子メールの認証には、第1のパスワードとは異なる第2のパスワードを用い、第1のパスワードが漏洩するのを防止することができる。
また、本発明による移動体通信端末は、認証されたユーザのみに対し、操作プログラム記憶部に保持されている操作プログラム及び第2のパスワードの閲覧を可能にする操作プログラム閲覧部を備えて構成される。この様な構成によれば、真正ユーザ以外の第三者に操作プログラム及び第2のパスワードが閲覧されるのを防止することができる。
また、本発明による移動体通信端末は、受信した電子メールが操作プログラムを実行するための遠隔操作メールであることを判別する遠隔操作メール判別部を備え、上記メール認証部が、遠隔操作メールからパスワードを抽出し、操作プログラム記憶部に保持されている第2のパスワードと照合するように構成される。
また、本発明による移動体通信端末は、上記操作プログラム記憶部が、2以上の操作プログラムを記憶可能であり、上記操作プログラム実行部が、受信した電子メールに基づいて操作プログラムを選択し、実行するように構成される。この様な構成により、2以上の操作プログラムを予め登録しておき、必要に応じて選択して実行することができる。
また、本発明による移動体通信端末は、上記操作プログラム記憶部が、操作プログラムごとに第2のパスワードを記憶するように構成される。このような構成によれば、第2のパスワードが漏洩した際、その影響を最小限に止めることができる。
また、本発明による移動体通信端末は、上記操作プログラム登録部が、認証されたユーザにより指定された送信元情報を操作プログラム記憶部に格納し、上記メール認証部が、第2のパスワード及び送信元情報を用いて遠隔操作メールを認証するように構成される。この様な構成によれば、第2のパスワード及び送信元情報を用いて遠隔操作メールを認証することができるので、真正ユーザ以外の第三者による操作プログラムの実行をより効果的に防止することができる。
また、本発明による移動体通信端末は、上記送信元情報が電子メールの送信元アドレスからなり、上記メール認証部が、遠隔操作メールのヘッダ情報から送信元アドレスを抽出し、操作プログラム記憶部に保持されている送信元アドレスと照合するように構成される。このような構成によれば、その送信元アドレスを用いて、遠隔操作メールを認証することができるので、真正ユーザ以外の第三者による操作プログラムの実行をより効果的に防止することができる。
また、本発明による移動体通信端末は、受信した電子メールが格納される不揮発性メモリからなるメール記憶部と、受信した電子メールが操作プログラムを実行するための遠隔操作メールであることを判別する遠隔操作メール判別部とを備え、受信した電子メールが遠隔操作メールである場合、上記メール記憶部に格納されないように構成される。このような構成によれば、受信済メールとして遠隔操作メールが閲覧され、真正ユーザ以外の第三者に第2のパスワードが漏洩するのを防止することができる。
また、本発明による移動体通信端末は、上記メール受信部が、認証に失敗した遠隔操作メールを上記メール記憶部に格納するように構成される。この様な構成によれば、悪戯メールなどの認証に失敗した遠隔操作メールに関する情報を記録しておくことができる。
また、本発明による移動体通信端末は、受信した電子メールが格納される不揮発性メモリからなるメール記憶部と、受信した電子メールが操作プログラムを実行するための遠隔操作メールであることを判別する遠隔操作メール判別部と、遠隔操作メールを暗号化するメール暗号化部とを備え、上記メール受信部は、暗号化された遠隔操作メールをメール記憶部に格納するように構成される。このような構成によれば、遠隔操作の履歴を記録しておくことができるとともに、受信済メールの閲覧操作によって、第三者に認証情報が容易に漏洩するのを防止することができる。
本発明によれば、操作入力により実行可能な任意の機能を電子メールを利用した遠隔操作によって実行する移動体通信端末を提供することができる。また、真正ユーザ以外の第三者による遠隔操作を防止し、セキュリティ性を向上させた移動体通信端末を提供することを目的とする。
実施の形態1.
図1は、本発明による移動体通信端末が適用される通信システムの一例を示した概略図である。図中の1,2は移動体通信端末としての携帯電話機であり、電子メールの送受信を行うことができる。また、図中の3はパーソナルコンピュータ(PC)であり、インターネット網Niに接続され、電子メールを送受信することができる。
無線基地局(BS)10,11は、それぞれ移動体通信制御局(MSC)12,13を介して、移動体通信網Nmに接続されている。移動体通信網Nmは、パケット通信ネットワーク、例えばPDC−P(Personal Digital Cellular-Packet)であり、ロケーションレジスタ(LR)14及びメールサーバ15が接続され、また、ゲートウェイ(GW)16を介してインターネット網Niに接続されている。
ロケーションレジスタ14は、各携帯電話機1,2の位置登録情報を保持している。つまり、携帯電話機1,2が、いずれかの無線基地局10,11との間で無線通信可能な状態にあれば、その現在位置を記憶している。メールサーバ15は、携帯電話機1,2が送受信する電子メールを中継するサーバである。
ここでは、携帯電話機1が、無線基地局(BS)10の無線エリア内に位置し、無線基地局10と無線通信可能であるものとする。同様にして、携帯電話機2が無線基地局(BS)11と無線通信可能であるものとする。従って、ユーザが携帯電話機1を紛失した場合、携帯電話機1を遠隔操作するための電子メール(遠隔操作メール)は、携帯電話機2及びPC3のいずれからでも送信することができる。
PC3から携帯電話機1へ電子メールを送信する場合には、まず、インターネット網Niを介して、PC3からゲートウェイ16へIPパケットが送信される。メールデータを含むこのパケットは、ゲートウェイ16でプロトコル変換された後、移動体通信網Nmを介して、メールサーバ15へ送信される。メールサーバ15は、携帯電話機1の現在位置をロケーションレジスタ14へ照会し、上記パケットデータを移動体通信制御局12へ送信する。このパケットデータは、更に無線基地局10へ送信され、無線基地局10から携帯電話機1へ無線送信される。
携帯電話機2から携帯電話機1へ電子メールを送信する場合には、携帯電話機2から無線基地局11へメールデータを含むパケットが無線送信され、更に、移動体通信制御局13及び移動体通信網Nmを介して、メールサーバ15へ送信される。その後は、PC3から送信した場合と同様である。
図2は、本発明の実施の形態1による携帯電話機の一構成例を示したブロック図であり、図1の携帯電話機1の詳細な構成例が示されている。
マイクロプロセッサ(MPU)20は、携帯電話機1の主要な動作制御を行っている演算処理装置である。このMPU20は、読出専用記憶部(ROM:Read Only Memory)21に格納されているプログラムを読み出して実行することにより様々な制御を実現している。その際、必要に応じてRAM(RAM:Random Access Memory)22及びフラッシュメモリ23へのデータ書き込み及びデータ読み出しが行われる。
RAM22及びフラッシュメモリ23は、ともに電気的にデータ書き換えが可能な記憶装置であるが、RAM22が電源供給の停止によってデータが失われる揮発性記憶装置であるのに対し、フラッシュメモリ23は、電源供給の停止後もデータを保持することができる不揮発性記憶装置である点で異なる。このため、受信した電子メール、カメラ撮影された画像データ、パスワード、後述する操作プログラム等はフラッシュメモリ23に格納される。
無線部30は、アンテナを介して無線基地局10と無線通信を行うための無線通信回路であり、電子メールの送受信は、MPU20の指示に基づいて無線部30が行っている。カメラ部31は、CCD(Charge Coupled Device)などの光電変換手段を有する撮像装置であり、MPU20からの撮影指示に基づいて被写体を撮影し、画像データをMPU20へ出力する。
キー操作部32は、ユーザが操作入力を行うための複数の操作キーからなる操作入力部であり、ユーザがキー操作を行えば、その検出信号がMPU20へ出力される。マイクロフォン33は、送話器などの音声入力装置であり、音声データをMPU20へ出力している。
表示部34はLCD(Liquid Crystal Device)などからなるデータ表示部であり、MPU20の指示に基づいて、画像や文字の表示を行っている。また、スピーカ35は、通話用の受話器や、着信音及びメール受信音の出力手段などの音声出力装置であり、MPU20の指示に基づいて、音声出力を行っている。
図3は、図2の携帯電話機1の要部について、より詳細な構成例を示したブロック図である。図中の50〜56は、図2のMPU20において実行される処理を示した機能ブロックであり、60〜63は、フラッシュメモリ23に保持されているデータを示している。
主制御部50は、MPU20による処理であって、図3に明示されていない様々な処理を行っている。ユーザ認証部51は、キー操作部32を使用しているユーザが、真正ユーザ(例えば端末所有者)であることを確認するためのユーザ認証を行っている。このユーザ認証は、ユーザに端末固有のパスワード(端末パスワード)を入力させ、入力されたパスワードをフラッシュメモリ23に予め記憶された端末パスワード60と照合することにより行われる。
操作プログラム登録編集部52は、操作プログラム61の登録処理及び編集処理を行っている。操作プログラム61は、ユーザが操作入力を行う際、キー操作部32に対して行う一連の操作手順である。例えば、電話番号01−2345−6780に対する発信操作であれば、順に「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「0」「オフフックボタン」の各データからなり、この様な一連の操作手順が、操作プログラム61としてフラッシュメモリ23に登録される。なお、フラッシュメモリ23には、複数の操作プログラム61を同時に格納することができる。
上記操作プログラム61は、操作されるキーの種類と、操作順序に関する情報からなり、キー操作部32における任意の手順を規定することができる。なお、PCなどに比べて操作キー数の制限が厳しい携帯電話機1の場合、同じ操作キーに対する操作であっても、操作時間(押下時間)により操作内容を異ならせている場合がある。例えば、オンフックボタンは、通常、短押しすれば待ち受け画面に戻る操作となるが、長押しすれば電源オフの操作となる。従って、操作プログラム61は、少なくともこの種のキーについては、さらに操作時間の情報(短押し及び長押しの情報など)も含めることが望ましい。
また、操作プログラム登録編集部52は、操作プログラム61ごとにメール認証情報62をフラッシュメモリ23に登録し、また、登録されたメール認証情報62を編集(閲覧を含む)することができる。このメール認証情報62は、パスワード(実行パスワード)62A及びメール送信元情報62Bからなり、操作プログラムの実行を指示する遠隔操作メールを受信した場合、その電子メールを認証するために使用される。送信元情報62Bはユーザ名などであってもよいが、本実施の形態では、遠隔操作メールの送信元アドレスであるものとする。
なお、上述した操作プログラム61及びメール認証情報62をフラッシュメモリ23に登録し、また、登録された操作プログラム61及びメール認証情報62を編集することができるのは、ユーザ認証部51により認証されたユーザのみであり、これらの操作はキー操作部32から行われる。
操作プログラム実行部53は、メール受信部54からの指示に基づいて、フラッシュメモリ23に格納された操作プログラム61の選択及び読み出しを行い、ユーザに代わって自動的に操作入力を行う。すなわち、主制御部50に対し、キー操作部32からではなく、操作プログラム実行部53から一連の操作手順が順次に入力される。このとき、主制御部50は、上記操作手順がキー操作部32からユーザによって入力された場合と同じ処理を実行する。このため、キー操作部32における操作入力によって実行可能な任意の処理を自動的に実行させることができる。
メール受信部54は、電子メールの受信処理を行っている。無線部30が無線基地局10から電子メールを受信した場合、その電子メールは、主制御部50を介してメール受信部54へ送られ、メール受信部54によって受信メール63としてフラッシュメモリ23に格納される。
遠隔操作メール判別部55は、受信した電子メールが操作プログラム61を実行するための遠隔操作メールであるか否かを判別する処理部である。メール受信部54は、受信した電子メールを遠隔操作メール判別部55へ出力し、当該電子メールが遠隔操作メールであるか否かの判別を指示する。遠隔操作メールの判別は、電子メールのヘッダ情報、サブジェクト(件名)又は本文に含まれる遠隔操作用識別子、例えば、予め定められた文字列の有無に基づいて行われ、この判別結果はメール受信部54へ出力される。
メール認証部56は、遠隔操作メールが、真正ユーザにより送信されたメールであることを確認するためのメール認証を行っている。メール受信部54は、遠隔操作メールと判別された電子メールをメール認証部56へ出力し、当該電子メールの認証を指示する。このユーザ認証は、遠隔操作メールからメール認証情報を抽出し、フラッシュメモリ23に予め記憶されたメール認証情報62と照合することにより行われる。
この認証結果はメール受信部54へ出力される。この様にして、受信メールが遠隔操作メールと判別され、かつ、メール認証にも成功した場合、メール受信部54は、操作プログラム実行部53へ操作プログラムの実行を指示する。
図4のステップS101〜S106は、図3の携帯電話機1における動作の一例を示したフローチャートであり、操作プログラム61を登録する際の動作が示されている。まず、ユーザにより操作プログラム61の登録アプリケーション・プログラムが起動される(ステップS101)。以下では、アプリケーション・プログラムはアプリケーションと略す。例えば、ユーザのキー操作により、表示部34にアプリケーション・メニューを表示させ、当該メニューから登録アプリケーションを選択することにより、登録アプリケーションが起動される。
登録アプリケーションは、端末パスワード60を用いてユーザ認証を行う(ステップS102)。例えば、表示部34にパスワード入力欄を表示し、ユーザにパスワード入力を促す。このパスワード入力欄にユーザがパスワードを入力すれば、フラッシュメモリ23に保持されている端末パスワード60と照合してユーザ認証が行われる。
間違ったパスワードが入力され、ユーザ認証に失敗した場合には、操作プログラム61の登録処理を終了する(ステップS103)。一方、ユーザ認証に成功した場合には、操作プログラム61の登録が開始される(ステップS104)。操作プログラム61の登録は、キー操作部32に対しユーザが行った一連の操作入力をフラッシュメモリ23に書き込むことによって行われる。
つまり、ユーザ認証が終了してから、予め定められたプログラム登録の終了操作が行われるまでの間、キー操作部32から順次に出力される一連のキー操作検出信号がフラッシュメモリ23に書き込まれる。このとき、ユーザは、遠隔操作によって実行したい機能について、その機能を実行する際の通常の操作入力を順次に行うだけでよい。このため、遠隔操作のための専門的な知識を必要とせず、容易に操作プログラムを登録することができる。
なお、操作プログラム61は、電子メールを用いた遠隔操作によって実行される。このため、操作プログラム61の実行を指示するユーザは、その実行時における携帯電話機1の動作状態を把握していないと考えられる。また、操作プログラム61を登録する際、将来の実行時における携帯電話機1の動作状態を予測することは容易ではないと考えられる。
例えば、待ち受け画面の表示状態であることを前提として作成され、予め登録された操作プログラム61を実行したところ、この実行時の携帯電話機は電話帳などのアプリケーションが起動中であったというな場合も考えられる。この様な場合、操作プログラム61を実行したとしても、意図していたような機能を実行させることはできない。このため、操作プログラムの最初の操作は、携帯電話機を待ち受け画面の表示状態に戻すためのリセット操作であることが望ましい。通常、オンフックボタン操作がこの操作に相当する。従って、操作プログラムの先頭には、この様なリセット操作を自動挿入しておくことがより望ましい。
操作プログラム61の登録完了後に、実行パスワード62Aの登録が行われる(ステップS105)。例えば、表示部34にパスワード入力欄が表示され、所定数以上の文字又は数字からなる任意の文字列がユーザにより入力されると、この文字列が、上記操作プログラム61に関連付けられた実行パスワード62Aとして、フラッシュメモリ23に書き込まれる。
実行パスワード62Aの登録完了後に、メール送信元情報62Bの登録が行われる(ステップS106)。例えば、表示部34に遠隔操作メールの送信元アドレス入力欄が表示され、ユーザがメールアドレスを入力すれば、このメールアドレスが、上記操作プログラム61に関連付けられたメール送信元情報62Bとして、フラッシュメモリ23に書き込まれる。
真正ユーザ以外の第三者が、操作プログラム61を登録することができるとすれば、当該第三者の遠隔操作によって、真正ユーザが所持している携帯電話機1を動作させるような悪戯も可能になってしまう。このため、操作プログラム61を登録する際には、最初に端末パスワードを用いたユーザ認証が行われ、その後に、操作プログラム61、実行パスワード62A及びメール送信元情報62Bの登録が行われる。従って、これらの登録順序は任意であり、ステップS104〜S106は順序を入れ替えてもよい。
図5のステップS201〜S206は、図3の携帯電話機1における動作の一例を示したフローチャートであり、操作プログラムを編集する際の動作が示されている。図4の場合(登録時の動作)と比較すれば、ステップS204〜S206が編集処理である点を除き同一である。これらの編集処理S204〜S206では、操作プログラム61及びメール認証情報(実行パスワード62A及び送信元アドレス62B)を閲覧し、編集することができる。つまり、登録時と同様にして、編集時にも最初にユーザ認証を行っており、真正ユーザ以外の第三者は、操作プログラム61及びメール認証情報62を閲覧することができず、変更することもできない。
図6のステップS301〜S306は、図3の携帯電話機1における動作の一例を示したフローチャートであり、操作プログラム61を遠隔操作によって実行する際の動作が示されている。
操作プログラム61は、遠隔操作メールの受信時に実行される。図1の携帯電話機2又はPC3が、送信先として携帯電話機1のメールアドレスを指定した電子メールを送信すると、携帯電話機1は、無線基地局10から当該電子メールを受信する(ステップS301)。
電子メールを受信した携帯電話装置1では、遠隔操作メールの判別処理が行われる(ステップS302)。すなわち、電子メールを受信したメール受信部54は、遠隔操作メール判別部55へ当該メールを出力し、遠隔操作メール判別部55が遠隔操作メールであるか否かを判定し、この判定結果をメール受信部54へ通知する。
上記受信メールが遠隔操作メールでない場合には、通常の電子メールを受信したときと同じ受信処理が行われる(ステップS303)。すなわち、受信処理部54は、当該受信メールをフラッシュメモリ23内の受信トレイ(受信メール用フォルダ)に格納する。また、表示部34にメール受信があった旨を表示し、スピーカ35からメール受信音を出力して、メール受信をユーザに報知する。
上記受信メールが遠隔操作メールであった場合、フラッシュメモリ23へ格納されることなく、ステップS304〜S306の処理が実行される。上述した通り、メール認証情報62の登録及び編集を行う際は、端末パスワード60によるユーザ認証が行われている(図4及び図5)。しかしながら、遠隔操作メールが、通常の受信メールと同様、フラッシュメモリ23内の受信トレイに格納されれば、受信メールの閲覧操作によって、第三者がメール認証情報62を簡単に閲覧可能となってしまう。このため、遠隔操作メールであると判別された場合には、フラッシュメモリ23へ格納されない。なお、メール認証情報62を削除した上で(少なくとも実行パスワード62Aを削除した上で)格納するようにしてもよい。
遠隔操作メールは、メール受信部54によりメール認証部56へ出力され、メール認証部56が当該メールの認証を行う(ステップS304)。メール認証部56は、遠隔操作メールのサブジェクト又は本文からパスワードとしての文字列を抽出するとともに、遠隔操作メールのヘッダ情報から送信元アドレスを抽出する。そして、抽出されたパスワードをフラッシュメモリ23の実行パスワード62Aと照合し、抽出された送信元アドレスをフラッシュメモリ23の送信元アドレス62Bと照合する。実行パスワード62A及び送信元アドレス62Bがともに一致した場合に認証は成功とされ、いずれか一方が不一致であった場合、認証は失敗とされる。
メール認証に失敗した場合には、操作プログラム61の実行処理を終了する(ステップS305)。一方、メール認証に成功した場合には、メール受信部54が操作プログラム実行部53に対し、フラッシュメモリ23内の操作プログラム61を指定し、その実行を指示する。操作プログラム実行部53は、この指示に基づいて、フラッシュメモリ23から操作プログラム61を読み出し、操作プログラム61において規定された操作入力を自動的に行う。
次に、操作プログラム61の一例について説明する。携帯電話機1は、待ち受け画面の表示状態においてFキーの短押しを行った後、マナーキーの短押しを行えば、マナーモードのオン状態及びオフ状態をトグル切り替えできるものとする。この場合、操作プログラム(1)として「オンフックボタン短押し」、「Fキーの短押し」、「マナーキーの短押し」からなる操作手順を予め登録しておけば、遠隔操作によりマナーモードの設定及び解除を交互に行なうことができる。従って、マナーモードのオン状態で紛失した携帯電話機1の発見が容易になる。
例えば、紛失中の携帯電話機1がユーザの近く(例えば室内)に有ることが判っている場合、他の電話機から携帯電話機1へ発信を行って着信音を鳴動させれば、携帯電話機1を容易に発見することができる。ところが、紛失中の携帯電話機1がマナーモードに設定されていた場合には、この方法を利用することができない。このような場合に、携帯電話機1へ遠隔操作メールを送信し、上記操作プログラム(1)を実行させることにより、マナーモードを解除して携帯電話機1の発見を容易にすることができる。
また、操作プログラム61の他の例について説明する。携帯電話機1が着信音を鳴動させない設定になっている場合、マナーモードを解除したとしても、着信音の鳴動によって携帯電話機1を発見することができない。この携帯電話機1が、待ち受け画面の表示状態において、Fキー、1キー、0キー、1キー、1キー、1キー、Jキーの各短押しを順に操作すれば、メニューの表示及び選択を繰り返して、着信音を鳴動させる設定を行うことができるものとする。この様な場合であれば、操作プログラム(2)として「オンフックボタン短押し」、「Fキーの短押し」、「1キーの短押し」、「0キーの短押し」、「1キーの短押し」、「1キーの短押し」、「1キーの短押し」、「Jキーの短押し」を操作プログラム(2)として予め登録しておけば、操作プログラム(2)の実行させることにより、着信音を鳴動させない状態で紛失した携帯電話機1の発見を容易にすることができる。
また、1つの操作プログラムよって実現される機能は、単一の機能に限定されない。このため、例えば、上記操作プログラム(1)の実行後に、上記操作プログラム(2)を実行する操作手順全体を1つの操作プログラムとして登録しておくこともできる。この場合、1つの遠隔操作メールを送信することにより、上記の2つの機能を実行させることができる。
更に、操作プログラム61の他の例について説明する。ダイヤル禁止モードを設定するキー操作手順を操作プログラムとして予め登録しておき、遠隔操作メールを送信して、この操作プログラムを実行すれば、従来技術の場合と同様、携帯電話機1の操作入力を不能にすることもできる。
その他の応用例としては、カメラ部31により画像データを1枚撮影した後、その画像データを電子メールに添付し、予め定められたメールアドレスに対して送信する操作プログラムを予め登録しておくこともできる。この場合、遠隔操作メールを送信し、この操作プログラムを実行すれば、遠隔地からカメラ撮影を指示することができ、また、撮影された画像データを遠隔地で受け取ることができる。
また、他の応用例としては、マイクロフォン33の出力信号を録音するためのボイスレコーダを起動し、所定時間の録音を行った後、その録音データを電子メールに添付して、予め定められたメールアドレスに対して送信する操作プログラムを予め登録しておくこともできる。この場合、遠隔操作メールを送信し、この操作プログラムを実行すれば、遠隔地から録音を指示することができ、また、録音された音声データを遠隔地で受け取ることができる。
本実施の形態によれば、メール受信機能を有する携帯電話機1において、キー操作部32に対する一連の操作手順を操作プログラム61としてフラッシュメモリ23に予め記憶しておき、遠隔操作メールを受信した場合に、操作プログラム61に従って、一連の操作手順を自動的に入力させることができる。また、フラッシュメモリ23には、複数の操作プログラム61を格納することができ、遠隔操作メールによって、実行する操作プログラム61を選択指定することができる。
従って、ユーザによる操作入力により実行可能な様々な機能(携帯電話機1のほとんどの機能)について遠隔操作を実現することが可能となる。また、複雑な一連の処理を遠隔操作によって実行させることが可能となる。更に、ユーザに応じて、あるいは、使用状況に応じて、遠隔操作の対象とされる機能をユーザが任意に決定することができる。
また、本実施の形態によれば、端末パスワード60によって認証されたユーザのみが、操作プログラム61及び実行パスワード62Aの登録及び編集を行うことができる。また、操作プログラム61を実行するための遠隔操作メールには、実行パスワード62Aが含まれ、この実行パスワード62Aに基づいて遠隔操作メールの認証を行っている。
従って、第三者が勝手に操作プログラム61を登録するのを防止することができる。また、第三者が勝手に操作プログラムを実行するのを防止することができる。さらに、電子メールには、端末パスワード60とは異なる実行パスワード62Aを記載し、メール認証を行っているため、伝送中の電子メールを盗み見られた場合でも被害を最小限に止めることができる。
特に、PC3から遠隔操作メールを送信した場合、この電子メールは、インターネット網Niを介して伝送されることになり、伝送中に盗み見られる可能性がある。また、無線基地局10との間での無線通信回線は、本来的に盗み見られる危険性を有している。このため、端末パスワード60と、実行パスワード62Aを別のパスワードとすれば、セキュリティ性を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、ユーザが遠隔操作メールの送信元アドレス62Bを予め登録しておき、遠隔操作メールの認証をその送信元アドレスに基づいて行っている。このため、実行パスワード62Aを盗み見た第三者が、携帯電話機1を遠隔操作するような悪戯を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、遠隔操作メールを判別し、受信メールが遠隔操作メールでないと判別された場合には、フラッシュメモリ23に格納する一方、受信メールが遠隔操作メールであると判別された場合には、当該メールをフラッシュメモリ23に格納しない。このため、受信済みの電子メールを閲覧することにより、実行パスワード62Aや送信元アドレス62Bが第三者に漏洩するのを防止することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、遠隔操作メールと判別された場合、当該メールをフラッシュメモリ23内の受信トレイに格納しない場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、メール認証に失敗した遠隔操作メールをフラッシュメモリ23に格納する場合について説明する。併せて、メール認証に成功した遠隔操作メールを暗号化してフラッシュメモリ23に格納する場合についても説明する。
図7は、本発明の実施の形態2による携帯電話機1の一構成例を示したブロック図であり、図2の携帯電話機1の要部についてより詳細な構成が示されている。図3(実施の形態1)の場合と比較すれば、メール暗号化部57を備え、フラッシュメモリ23内に遠隔操作メール64及び65が格納されている点で異なる。
メール暗号化部57は、フラッシュメモリ23に格納される電子メールについて暗号化処理を行っている。メール受信部54は、メール認証をパスした遠隔操作メールをメール暗号化部57へ出力する。メール暗号化部57は、この電子メールを暗号化し、遠隔操作メール64としてフラッシュメモリ23に格納する。この暗号化処理には、様々な暗号化方式を採用することができる。例えば、端末パスワード60を復号キーとする暗号化処理とすることができる。
メール受信部54は、メール認証に失敗した遠隔操作メールをフラッシュメモリ23に格納する。悪戯で遠隔操作メールが送信された場合、遠隔操作メールと判別されても、メール認証いおいて失敗することになる。この場合、メール受信部54は、メール認証で失敗した遠隔操作メールを認証エラーメール65としてフラッシュメモリ23に格納し、悪戯モールに関する情報、例えば、送信元情報、送信経路、送信時刻などを記録しておく。
図8のステップS401〜S409は、図7の携帯電話機1における動作の一例を示したフローチャートであり、操作プログラム61を遠隔操作により実行する際の動作が示されている。図6(実施の形態1)の場合と比較すれば、ステップS406〜S408のみが異なる。
ステップS405において、遠隔操作メールの認証に失敗した場合、当該メールがフラッシュメモリ23に保存され、操作プログラム61を実行することなく処理を終了する(ステップS406)。一方、遠隔操作メールの認証に成功した場合には、メール暗号化部57において当該メールの暗号化処理が行われ、暗合化された遠隔操作メールがフラッシュメモリ23に保存される(ステップS405〜S408)。このメール保存後に操作プログラム61が、操作プログラム実行部53により実行される。
本実施の形態によれば、遠隔操作メールと判別され、メール認証に失敗した受信メールをフラッシュメモリ23に格納している。このため、悪戯メールに関する情報を記録しておくことができる。また、本発明によれば、メール認証に成功した遠隔操作メールを暗号化してフラッシュメモリ23に格納している。このため、遠隔操作の履歴を記録しておくことができるとともに、受信済メールの閲覧操作によって、第三者に認証情報が容易に漏洩するのを防止することができる。
なお、上記の各実施の形態では、遠隔操作用識別子、実行パスワード62A及び送信元アドレス62Bが、遠隔操作メールに含まれている場合について説明したが、この遠隔操作メールに文字列を追加することもできる。携帯電話機1において操作入力すれば煩雑である文字列をPC等において操作入力し、遠隔操作メールの本文に含めて、携帯電話機1へ送信し、ユーザ辞書への登録アプリケーションを起動させれば、上記文字列をユーザ辞書に登録させることもできる。
また、実施の形態2では、セキュリティ性の観点から、操作プログラム61を携帯電話機1内に予め登録しておく場合について説明したが、遠隔操作メール中に操作プログラム61を格納させることもできる。すなわち、メール認証情報62のみを携帯電話機1内に予め登録しておき、メール本文に操作プログラム61を記載した遠隔操作メール携帯電話機1に送信してもよい。電子メールを受信した携帯電話機1は、当該メールが遠隔操作メールと判別され、メール認証に成功すれば、メール本文から操作プログラム61を抽出し実行する。この場合、予め登録していない操作入力であっても実行することができる。
本発明による移動体通信端末が適用される通信システムの一例を示した概略図である。 本発明の実施の形態1による携帯電話機の一構成例を示したブロック図であり、図1の携帯電話機1の詳細な構成例が示されている。 図2の携帯電話機1の要部について、より詳細な構成例を示した機能ブロック図である。 図3の携帯電話機1における動作の一例を示したフローチャートであり、操作プログラムを登録する際の動作が示されている。 図3の携帯電話機1における動作の一例を示したフローチャートであり、操作プログラムを編集する際の動作が示されている。 図3の携帯電話機1における動作の一例を示したフローチャートであり、操作プログラムを遠隔操作により実行する際の動作が示されている。 本発明の実施の形態2による携帯電話機1の一構成例を示したブロック図であり、図2の携帯電話機1の要部についてより詳細な構成が示されている。 図7の携帯電話機1における動作の一例を示したフローチャートであり、操作プログラムを遠隔操作により実行する際の動作が示されている。
符号の説明
1,2 携帯電話機
10,11 無線基地局
15 メールサーバ
20 マイクロプロセッサ
21 ROM
22 RAM
23 フラッシュメモリ
30 無線部
32 キー操作部
50 主制御部
51 ユーザ認証部
52 操作プログラム登録編集部
53 操作プログラム実行部
54 メール受信部
55 遠隔操作メール判別部
56 メール認証部
57 メール暗号化部
60 端末パスワード
61 操作プログラム
62 メール認証情報
62A 実行パスワード
62B メール送信元情報(送信元アドレス)
63 受信メール
64 遠隔操作メール
65 認証エラーメール
Ni インターネット網
Nm 移動体通信網

Claims (11)

  1. ユーザが操作入力を行うための操作入力部と、
    ユーザにより指定された操作入力部に対する一連の操作手順を操作プログラムとして記憶する操作プログラム記憶部と、
    無線通信回線を介して電子メールを受信するメール受信部と、
    受信した電子メールに基づいて、操作プログラム記憶部に保持されている操作プログラムを実行し、操作入力を自動的に行う操作プログラム実行部とを備えたことを特徴とする移動体通信端末。
  2. 操作入力を行うユーザを第1のパスワードを用いて認証するユーザ認証部と、
    認証されたユーザにより指定された操作プログラム及び第2のパスワードを操作プログラム記憶部に格納する操作プログラム登録部と、
    受信した電子メールを第2のパスワードを用いて認証するメール認証部とを備え、
    上記操作プログラム実行部が、認証された電子メールに基づいて、操作プログラムを実行することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信端末。
  3. 認証されたユーザのみに対し、操作プログラム記憶部に保持されている操作プログラム及び第2のパスワードの閲覧を可能にする操作プログラム編集部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の移動体通信端末。
  4. 受信した電子メールが操作プログラムを実行するための遠隔操作メールであることを判別する遠隔操作メール判別部を備え、
    上記メール認証部が、遠隔操作メールからパスワードを抽出し、操作プログラム記憶部に保持されている第2のパスワードと照合することを特徴とする請求項2に記載の移動体通信端末。
  5. 上記操作プログラム記憶部が、2以上の操作プログラムを記憶可能であり、
    上記操作プログラム実行部が、受信した電子メールに基づいて操作プログラムを選択し、実行することを特徴とする請求項2に記載の移動体通信端末。
  6. 上記操作プログラム記憶部が、操作プログラムごとに第2のパスワードを記憶することを特徴とする請求項5に記載の移動体通信端末。
  7. 上記操作プログラム登録部が、認証されたユーザにより指定された送信元情報を操作プログラム記憶部に格納し、
    上記メール認証部が、第2のパスワード及び送信元情報を用いて遠隔操作メールを認証することを特徴とする請求項4に記載の移動体通信端末。
  8. 上記送信元情報が電子メールの送信元アドレスからなり、
    上記メール認証部が、遠隔操作メールのヘッダ情報から送信元アドレスを抽出し、操作プログラム記憶部に保持されている送信元アドレスと照合することを特徴とする請求項7に記載の移動体通信端末。
  9. 受信した電子メールが格納される不揮発性メモリからなるメール記憶部と、
    受信した電子メールが操作プログラムを実行するための遠隔操作メールであることを判別する遠隔操作メール判別部とを備え、
    受信した電子メールが遠隔操作メールである場合、上記メール記憶部に格納されないことを特徴とする請求項2に記載の移動体通信端末。
  10. 上記メール受信部は、認証に失敗した遠隔操作メールを上記メール記憶部に格納することを特徴とする請求項9に記載の移動体通信端末。
  11. 受信した電子メールが格納される不揮発性メモリからなるメール記憶部と、
    受信した電子メールが操作プログラムを実行するための遠隔操作メールであることを判別する遠隔操作メール判別部と、
    遠隔操作メールを暗号化するメール暗号化部とを備え、
    上記メール受信部は、暗号化された遠隔操作メールをメール記憶部に格納することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信端末。
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