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JP2005011280A - 電源回路 - Google Patents

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JP2005011280A
JP2005011280A JP2003177473A JP2003177473A JP2005011280A JP 2005011280 A JP2005011280 A JP 2005011280A JP 2003177473 A JP2003177473 A JP 2003177473A JP 2003177473 A JP2003177473 A JP 2003177473A JP 2005011280 A JP2005011280 A JP 2005011280A
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voltage
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fet
current
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JP2003177473A
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Takuya Okubo
卓也 大久保
Ko Takemura
興 竹村
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Publication date
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Priority to CNA200410061626XA priority patent/CN1573637A/zh
Priority to KR1020040046836A priority patent/KR20050000343A/ko
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    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/14Modifications for compensating variations of physical values, e.g. of temperature
    • H03K17/145Modifications for compensating variations of physical values, e.g. of temperature in field-effect transistor switches
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
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Abstract

【課題】過度応答を向上させ、負荷変動による出力電圧の変動を極力抑えることができる電源回路を提供する。
【解決手段】帰還ラインL2と接地間に接続され常時シンク電流を発生させ前記シンク電流によってFET3へのゲート電圧を所定値まで持ち上げる定電流源6と、帰還ラインL2と接地間に接続されFET3をオフさせる信号と同期してオンするFET7とを備えた。負荷が無負荷あるいは軽負荷から重負荷に移行した時、その前にFET3のゲート電圧が所定値まで持ち上げられているので、FET3が素早く応答でき、また、負荷5が重負荷から無負荷あるいは軽負荷に移行した時、出力電圧の跳ね上がりがあっても、出力電圧を抑え、所定の電圧に極力速く戻すことができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷に所定の電圧を供給する電源回路に関し、特に、負荷変動による出力電圧の変動を抑える機能を有する電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバの回路図である。このnチャンネルFETドライバにおいて、差動増幅器1の非反転入力端子(+端子)にはラインL3を介して基準電圧源2の正極側が接続され、差動増幅器1の反転入力端子(−端子)には帰還ラインL2が接続されている。基準電圧源2の負極側は接地されている。また、差動増幅器1の出力端子にはラインL4を介して出力用のnチャンネルFET3(以下単にFET3という)のゲートが接続されている。
【0003】
FET3のドレインはラインL6を介して第1の電源E1に接続され、FET3のソースは出力ラインL1に接続されている。また、差動増幅器1の反転入力端子(−端子)に接続された帰還ラインL2は、出力ラインL1と接続され、この出力ラインL1には、コンデンサ4の一端および負荷5の一端が接続されている。また、コンデンサ4の他端および負荷5の他端は接地されている。
【0004】
差動増幅器1は、基準電圧源2から非反転入力端子(+端子)に供給される基準電圧Vref と、反転入力端子(−端子)に供給される帰還ラインL2からの帰還電圧Vbとの差分を相互コンダクタンス(またはゲイン)Gmで定まる電圧/電流変換効率で電流に変換し、この電流をラインL4を介してFET3のゲートに供給するものである。この差動増幅器1は、電源供給ラインL7を介して第2の電源E2に接続され、接地ラインL8を介して接地されている。
【0005】
次に上記のように構成されたnチャンネルFETドライバの動作について説明する。
【0006】
差動増幅器1は、基準電圧源2からラインL3を介して非反転入力端子(+端子)に供給される基準電圧Vrefと、帰還ラインL2を介して反転入力端子(−端子)に供給される帰還電圧Vbとの差分電圧を相互コンダクタンスGmに応じた変換効率で電圧/電流変換を行い、出力電流をラインL4を介してFET3のゲートに供給する。これにより、FET3はゲート電流に応じたソース電流を出力ラインL1に流し、このソース電流による電圧が負荷5に供給されると共に帰還電圧Vbとして帰還ラインL2に生じる。
【0007】
ここで、例えば負荷5が重負荷から無負荷へ移行したとすると、図5(a)に示すように、無負荷の期間T1では出力電流(負荷電流)Io は零になり、期間T1の経過後に再び負荷5が重負荷に戻ると、出力電流Io は重負荷時のレベルになる。このような出力電流Io の変化に応じて出力電圧(負荷電圧)Vo は、図5(b)に示すように変化し、FET3へのゲート電圧Vg は、図5(c)に示すように変化する。
【0008】
出力ラインL1の出力電流Io(負荷5の電流Io)が図5(a)に示すように変化し、これに応じて、 出力電圧Vo が例えば、図5(b)に示すように変化し、ゲート電圧Vg が図5(c)に示すように変化するのは、次のような動作によるものである。
【0009】
負荷5が重負荷から無負荷になり、出力電流Ioが零となった後、出力電圧Voは過度現象により時点t1から上昇していき、時点t12で出力電圧Vo が電圧V2だけ高くなり、時点t8で所定の電圧に戻る。差動増幅器1からFET3のゲートに与えられるゲート電圧Vg は、時点t10から時点t3までLレベルに張り付き、FET3はオフのままとなる。
【0010】
即ち、負荷5が重負荷から無負荷になり、図5に示すように、出力電流Io が時点t1で零になるが、時点t1以降、出力電圧Vo は過度現象により電圧V2だけ持ち上げられる。その電圧V2は比較的高く、また時点t1から時点t12までの期間、および時点t1から時点t8の期間も長くなっている。
【0011】
次に時点t3で、負荷5が無負荷から重負荷になったとすると、負荷5に出力電流Io が流れ、出力電圧Vo は、過度現象により、時点t3から降下していき時点t13で電圧がV2’下がり、この後、上昇していき時点t9で所定の電圧に戻る。その電圧V2’は、幅が大きく、時点t3から時点t13までの期間および時点t3から時点t9までの期間は比較的長いものになっている。
【0012】
【特許文献1】
特開平8−190437号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の従来の電源回路においては、重負荷から無負荷あるいは軽負荷へ移行した時、出力電圧が持ち上がってしまった状態から元の出力電圧の設定値まで戻るまで、負荷5に並列接続されたコンデンサ4の容量値が大きい程時間が多くかかってしまい、そのため、出力電圧の変動値が大きくなって出力電圧を速く安定化させるための過度応答が低下する。
【0014】
また、その過度応答のタイミングで無負荷あるいは軽負荷から重負荷へ移行すれば、FET3のゲート電圧は低い電圧からの反応になってしまうため、ゲート電圧に応じたFET3の動作が遅れ、負荷5の立ち上がりに対しても過度応答は低下してしまう。このように過度応答が低下した結果、このような構成の従来の電源回路では、負荷変動周波数が低い場合には問題ないが、負荷変動周波数が高い場合にはFET3の動作が追従できないので、出力電圧を速く安定させることができない。
【0015】
また、その他の従来の電源回路では、負荷変動による出力電圧の変動を抑えるために出力帰還抵抗のインピーダンス成分などを低くして無負荷状態においても例えば数mA程度の電流を差動増幅器に引いて対策をしているものがあるが、前記出力帰還抵抗を用いているため、この場合も、重負荷から軽負荷(無負荷)へ移行した際、出力電圧が持ち上がってしまった状態から元の出力電圧の設定値まで戻るまで、負荷に並列接続されたコンデンサの容量値が大きい程時間が多くかかっていまい、そのため、出力電圧の変動値が大きくなって出力電圧を速く安定化させるための過度応答が低下することになる。
【0016】
なお、特許文献1に記載の半導体装置および電源電圧発生回路では、出力電流制御素子としてはpチャンネルFETが用いられており、pチャンネルFETへの入力電圧を高い目に設定しなければならないので、出力効率が劣り、また比較回路の出力信号の振幅を抑制するための2つの抵抗素子により、無駄な消費電力が生じるという欠点がある。
【0017】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、過度応答を向上させて、負荷変動による出力電圧の変動を極力抑えることができ、また、無駄な消費電力の削減も図れる電源回路を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、帰還電圧と基準電圧との差分に応じた電圧を出力する差動増幅器と、この差動増幅器の出力電圧を制御電圧として入力し前記制御電圧に応じた電流を出力する出力電流制御素子と、この出力電流制御素子からの出力電流を負荷に供給するための出力ラインと、この出力ラインに接続され前記出力ラインの電圧を前記帰還電圧として前記差動増幅器に帰還させる帰還ラインと、前記出力ラインと接地間に接続されたコンデンサとを備えた電源回路であって、前記帰還ラインと接地間に接続され常時シンク電流を発生させ前記シンク電流によって前記出力電流制御素子への前記制御電圧を所定値まで持ち上げるシンク電流発生手段を設けたことを特徴とする電源回路を提供する。
【0019】
この構成の電源回路においては、前記シンク電流発生手段から常時シンク電流を発生させることにより、前記出力電流制御素子の制御電圧が所定値まで持ち上げられ、負荷が無負荷あるいは軽負荷から重負荷に移行した時に前記出力電流制御素子が素早く応答できるようにしている。即ち、負荷が無負荷あるいは軽負荷から重負荷に移行した時、出力電圧は過度現象により瞬間的に下がるが、前記シンク電流発生手段からのシンク電流によって前記出力電流制御素子の制御電圧が所定値まで持ち上げられているので、前記出力電流制御素子が素早く応答でき、これにより、負荷変動による出力電圧の変動を極力抑え、過度応答の特性の向上を図っている。
【0020】
また、負荷が重負荷から無負荷あるいは軽負荷に移行した時、出力電圧の持ち上がりがあっても、前記シンク電流により、出力電圧を所定の電圧に極力速く戻すことができ、これにより、負荷変動による出力電圧の変動を極力抑え、過度応答の特性の向上を図っている。
【0021】
また、本発明では、前記シンク電流発生手段としては定電流源を用いるので、一定のシンク電流が得られ、前記出力電流制御素子の制御電圧を所定値に精度良く持ち上げることが可能になる。
【0022】
また、本発明では、前記帰還ラインと接地間に接続され前記出力電流制御素子をオフさせる信号と同期してオンするスイッチング素子を設けたので、負荷が重負荷から無負荷あるいは軽負荷に移行した時、過度現象により出力電圧が持ち上がった時に、前記スイッチング手段は前記出力ラインと接地間の容量成分から素早く電荷を抜き取るので、負荷変動による出力電圧の変動を更に抑え、更に過度応答の特性の向上を図っている。
【0023】
また、本発明では、前記出力ラインと接地間にコンデンサが接続されている構成の場合、前記スイッチング素子がオンした時に少なくとも前記コンデンサの電荷を抜き取るので、負荷が重負荷から無負荷あるいは軽負荷に移行した時、過度現象により出力電圧が持ち上がった時に、前記出力ラインと接地間の少なくとも前記コンデンサから素早く電荷が抜き取られ、これにより、負荷変動による出力電圧の変動が更に抑えられ、更に過度応答の特性が向上する。
【0024】
また、本発明では、前記スイッチング素子としてはnチャンネルFETを用いるので、入力電圧が低い場合でも前記FETは動作可能であり、消費電力も少なく、動作効率が高くなる。
【0025】
また、本発明では、前記出力電流制御素子としてはnチャンネルFETを用いるので、入力電圧が低い場合でも前記FETは動作可能であり、出力電圧を効率良く負荷に供給することができ、消費電力の削減を図ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバの回路図である。このnチャンネルFETドライバにおいて、差動増幅器1の非反転入力端子(+端子)にはラインL3を介して基準電圧源2の正極側が接続され、差動増幅器1の反転入力端子(−端子)には帰還ラインL2が接続されている。基準電圧源2の負極側は接地されている。また、差動増幅器1の出力端子にはラインL4を介して出力用のnチャンネルFET3(以下単にFET3という)のゲートが接続されている。
【0027】
FET3のドレインは、ラインL6を介して第1の電源E1に接続され、FET3のソースは、出力ラインL1に接続されている。差動増幅器1の反転入力端子(−端子)に接続された帰還ラインL2には、定電流源6の一端およびスイッチング用のnチャンネルFET7(以下単にFET7という)のドレインが接続されている。帰還ラインL2は出力ラインL1と接続され、この出力ラインL1には、コンデンサ4の一端および負荷5の一端が接続されている。FET7のソース、定電流源6の他端、コンデンサ4の他端、および負荷5の他端は接地されている。
【0028】
差動増幅器1において、電源E2の電圧を供給する電源供給ラインL7と接地ラインL8間にはpチャンネルFET11(以下単にFET11という)とnチャンネルFET12(以下単にFET12という)とが直列接続されている。FET11のソースは電源供給ラインL7に接続され、FET11のドレインはFET12のドレインに接続されている。FET12のソースは接地ラインL8を介して接地されている。FET11のゲートとFET12のゲートは接続され、ラインL5を介してFET7のゲートに接続されている。
【0029】
差動増幅器1は、基準電圧源2から非反転入力端子(+端子)に供給される基準電圧源2からの基準電圧Vref と、反転入力端子(−端子)に供給される帰還ラインL2からの帰還電圧Vbとの差分を相互コンダクタンス(またはゲイン)Gmで定まる電圧/電流変換効率で電流に変換し、この電流をラインL4を介してFET3のゲートに供給するものである。
【0030】
次に上記のように構成されたnチャンネルFETドライバの動作について説明する。
【0031】
差動増幅器1は、基準電圧源2からラインL3を介して非反転入力端子(+端子)に供給される基準電圧Vref と、帰還ラインL2を介して反転入力端子(−端子)に供給される帰還電圧Vbとの差分電圧を相互コンダクタンスGmに応じた変換効率で電圧/電流変換を行い、出力電流をラインL4を介してFET3のゲートに供給する。これにより、FET3はゲート電流に応じたソース電流を出力ラインL1に流し、このソース電流による電圧が負荷5に供給されると共に帰還電圧Vbとして帰還ラインL2に生じる。
【0032】
ここで、例えば負荷5が重負荷から無負荷へ移行したとすると、図2(a)に示すように、無負荷の期間T1では出力電流(負荷電流)Io は零になり、期間T1の経過後に再び負荷5が重負荷に戻ると、出力電流Io は重負荷時のレベルになる。このような出力電流Io の変化に応じて出力電圧(負荷電圧)Vo は、図2(b)に示すように変化し、FET3へのゲート電圧Vg は、図2(c)に示すように変化する。
【0033】
出力ラインL1の出力電流Io(負荷5の電流Io)が図2(a)に示すように変化し、これに応じて 出力電圧Voが例えば図2(b)に示すように変化し、ゲート電圧Vg が図2(c)に示すように変化するのは、次のような動作によるものである。
【0034】
負荷5が重負荷から無負荷になり、出力電流Ioが零となった後、出力電圧Voが過度現象により上昇していき、差動増幅器1は、図2(b)に示すように時点t1から時点t2との間(期間T2)で出力電圧Vo が電圧V1だけ高くなった時点t7でLレベル信号を出力する。これにより、FET3のゲートには前記Lレベル信号が入力され、FET3はオフする。また、この時、前記Lレベル信号に同期したHレベル信号がラインL5からFET7のゲートに入力され、これによりFET7はオンし、負荷変動に対する応答を改善している。
【0035】
負荷5が重負荷から無負荷に移行すると、電源E1からFET3を介して定電流源6に流れるシンク電流により、出力電圧Vo を所定の電圧に速く戻すことができると共に、FET3をオフさせる信号(前記Lレベル信号)と同期してFET7をオンし、これによりコンデンサ4から素早く電荷を抜き、出力電圧Vo の持ち上がりを抑え、負荷変動に対する出力電圧Vo の変動を更に抑え、更に過度応答の特性を向上させている。
【0036】
即ち、負荷5が重負荷から無負荷になり、図2に示すように、出力電流Io が時点t1で零になるが、出力電圧Vo は過度現象により時点t1から時点t2の期間T2内の時点t7で電圧V1だけ持ち上げられる。その電圧V1は従来に比べ低く、また、時点t1から時点t7までの期間、および時点t1から時点t2までの期間T2は短くなっており、出力電圧Vo の過度応答が改善されたものになっている。また、FET3へのゲート電圧Vg は、定電流源6から発生するシンク電流により、時点t5から時点t3で示すように持ち上げられ、次の負荷5の変動(無負荷から重負荷への移行)への応答速度を速くしている。
【0037】
次に時点t3で、負荷5が無負荷から重負荷になったとすると、負荷5に出力電流Io が流れ、出力電圧Vo は、過度現象により、時点t3から降下していき時点t4で電圧がV1’下がり、この後、上昇していき時点t6で所定の電圧に戻る。その電圧V1’は、低く、時点t3から時点t4までの期間、および時点t3から時点t6までの期間T3は従来に比べ短くなっており、出力電圧Vo の過度応答が改善されたものになっている。
【0038】
即ち、時点t3で、負荷5が無負荷から重負荷になったとすると、その前の段階でLレベルに落ちきったFET3のゲート電圧Vg を定電流源6によるシンク電流によってある程度持ち上げ、このゲート電圧Vg をある程度持ち上げた状態から急に負荷5が重負荷になった時に差動増幅器1を応答させてゲート電圧Vg をHレベルにする時に、時点t3から時点t4までの移動距離が従来に比べ短くなり、出力電圧Vo が電圧V1’だけ落ち込んだ時点t4で、FET3は電源E1の電圧を確保し、時点t6以降において負荷5間に所定の電圧を供給する。
【0039】
図3は本発明の一実施形態に係る電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバにおいてシンク電流が有る場合と無い場合との違いを説明するための出力電流と出力電圧とゲート電圧との関係を示す信号波形図である。
【0040】
図3において、図2に示す構成要素に対応するものには同一の符号を付している。図3(b)において、時点t1から時点t2までの期間にあり変動電圧がV1である出力電圧Vo は、シンク電流が有る場合の電圧波形を示す。時点t1から時点t8までの期間にあり変動電圧がV2である出力電圧Vo は、シンク電流が無い場合の電圧波形を示す。これらの電圧波形で示すように、V1<V2であり、ここでは重負荷から軽負荷に変化した時の過度応答が改善されていることが分かる。また、時点t3から時点t6までの期間にあり変動電圧がV1’である出力電圧Vo は、シンク電流が有る場合の電圧波形を示す。時点t3から時点t9までの期間にあり変動電圧がV2’である出力電圧Vo は、シンク電流が無い場合の電圧波形を示す。これらの電圧波形で示すように、V1’<V2’であり、ここでは無負荷から重負荷に変化した時の過度応答が改善されていることが分かる。
【0041】
図3(c)において、m1はシンク電流が有る場合の時点t3からのゲート電圧Vg の立ち上がりを示すラインであり、m2はシンク電流が無い場合の時点t3からのゲート電圧Vg の立ち上がりを示すラインである。即ち、シンク電流が有る場合には、ゲート電圧Vg が時点t5以降シンク電流により持ち上がり、時点t3でラインm1で示すように立ち上がり、時点t6でゲート電圧Vg が所定値に達する。一方、シンク電流が無い場合には、ゲート電圧Vg は時点t10から時点t3までの間はLレベルのままで、時点t3でラインm2で示すように立ち上がり、時点t11でゲート電圧Vg が所定値に達する。
【0042】
この図3(c)から分かるように、シンク電流が有る場合はゲート電圧Vg が所定値に達するまでの時間は、シンク電流が無い場合に比べ、早く達することができ、これにより、FET3の応答が速くなり、出力電圧Vo を速く所定の電圧に戻すことができる。
【0043】
以上説明した実施形態によれば、負荷5が無負荷から重負荷に移行した時は、その前の無負荷時において、定電流源6によるシンク電流によって出力用nチャンネルFET3のゲート電圧がある程度持ち上げられているので、そのFET3は素早く応答することができ、これにより、負荷変動による出力電圧の変動を極力抑え、過度応答の特性の向上を図ることができる。
【0044】
また、負荷5が重負荷から無負荷に移行した時は、スイッチング用nチャンネルFET7のオン動作によりコンデンサ4の電荷が抜き取られるので、出力電圧の持ち上がりを抑えることができ、また、前記シンク電流により出力電圧を所定の電圧に速く戻すことができ、これにより、負荷変動による出力電圧の変動を更に抑え、更に過度応答の特性の向上を図ることができる。
【0045】
したがって、この実施形態では、定電流源6およびスイッチング用nチャンネルFET7を備えているので、負荷5が無負荷から重負荷に移行した時、および重負荷から無負荷に移行した時に発生する出力電圧の変動を極力抑え、過度応答の特性の向上を更に図ることができることになる。また、出力電流制御素子およびスイッチング素子はnチャンネルFETを用いているので、消費電力の削減を図ることができる。
【0046】
なお、上記実施形態では、負荷5が無負荷から重負荷、重負荷から無負荷に移行した場合について説明したが、負荷5が軽負荷から重負荷、重負荷から軽負荷に移行した場合も、差動増幅器1およびFET3のリニア動作により、同様な動作を行い、同様な効果が得られる。また、上記実施形態では、FET7はコンデンサ4の電荷を抜き取ると説明したが、このコンデンサ4の他に出力ラインL1に容量成分があれば、この容量成分の電荷も抜き取ることができ、負荷変動に対する応答速度を速めることが可能になる。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、帰還電圧と基準電圧との差分に応じた電圧を出力する差動増幅器と、この差動増幅器の出力電圧を制御電圧として入力し前記制御電圧に応じた電流を出力する出力電流制御素子と、この出力電流制御素子からの出力電流を負荷に供給するための出力ラインと、この出力ラインに接続され前記出力ラインの電圧を前記帰還電圧として前記差動増幅器に帰還させる帰還ラインと、前記出力ラインと接地間に接続されたコンデンサとを備えた電源回路であって、前記帰還ラインと接地間に接続され常時シンク電流を発生させ前記シンク電流によって前記出力電流制御素子への前記制御電圧を所定値まで持ち上げるシンク電流発生手段を設けたので、負荷が無負荷あるいは軽負荷から重負荷に移行した時に前記出力電流制御素子が素早く応答でき、これにより、負荷変動による出力電圧の変動が極力抑えられ、過度応答の特性が向上する。また、負荷が重負荷から無負荷あるいは軽負荷に移行した時は、前記シンク電流により出力電圧を所定の電圧に速く戻すことができ、これにより、負荷変動による出力電圧の変動を極力抑え、過度応答の特性の向上を図ることができる。
【0048】
また、本発明によれば、前記シンク電流発生手段としては定電流源を用いるので、一定のシンク電流が得られ、前記出力電流制御素子の制御電圧を所定値に精度良く持ち上げることが可能になる。
【0049】
また、本発明によれば、前記帰還ラインと接地間に接続され前記出力電流制御素子をオフさせる信号と同期してオンするスイッチング素子を設けたので、負荷が重負荷から無負荷あるいは軽負荷に移行した時、過度現象により出力電圧が持ち上がった時に、前記出力ラインと接地間の容量成分から素早く電荷が抜き取られ、これにより、負荷変動による出力電圧の変動を更に抑えられ、更に過度応答の特性が向上する。
【0050】
また、本発明によれば、前記出力ラインと接地間にコンデンサが接続されている構成の場合、前記スイッチング素子がオンした時に少なくとも前記コンデンサの電荷を抜き取るので、負荷が重負荷から無負荷あるいは軽負荷に移行した時、過度現象により出力電圧が持ち上がった時に、少なくとも前記コンデンサから素早く電荷が抜き取られ、これにより、負荷変動による出力電圧の変動が更に抑えられ、更に過度応答の特性が向上する。
【0051】
また、本発明では、前記スイッチング素子としてはnチャンネルFETを用いるので、入力電圧が低い場合でも前記FETは動作可能であり、消費電力も少なく、動作効率が高くなる。
【0052】
また、本発明では、前記出力電流制御素子としてはnチャンネルFETを用いるので、入力電圧が低い場合でも前記FETは動作可能であり、出力電圧を効率良く負荷に供給することができ、消費電力の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバの回路図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバにおける出力電流と出力電圧とゲート電圧との関係を示す信号波形図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバにおいてシンク電流が有る場合と無い場合との違いを説明するための出力電流と出力電圧とゲート電圧との関係を示す信号波形図である。
【図4】従来の電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバの回路図である。
【図5】前記従来の電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバにおける出力電流と出力電圧とゲート電圧との関係を示す信号波形図である。
【符号の説明】
1 差動増幅器
3 出力用nチャンネルFET(出力電流制御素子)
4 コンデンサ
5 負荷
6 定電流源(シンク電流発生手段)
7 スイッチング用nチャンネルFET(スイッチング素子)
L1 出力ライン
L2 帰還ライン

Claims (6)

  1. 帰還電圧と基準電圧との差分に応じた電圧を出力する差動増幅器と、この差動増幅器の出力電圧を制御電圧として入力し前記制御電圧に応じた電流を出力する出力電流制御素子と、この出力電流制御素子からの出力電流を負荷に供給するための出力ラインと、この出力ラインに接続され前記出力ラインの電圧を前記帰還電圧として前記差動増幅器に帰還させる帰還ラインとを備えた電源回路であって、前記帰還ラインと接地間に接続され常時シンク電流を発生させ前記シンク電流によって前記出力電流制御素子への前記制御電圧を所定値まで持ち上げるシンク電流発生手段を設けたことを特徴とする電源回路。
  2. 前記シンク電流発生手段としては定電流源を用いることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記帰還ラインと接地間に接続され前記出力電流制御素子をオフさせる信号と同期してオンするスイッチング素子を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  4. 前記出力ラインと接地間にコンデンサが接続されている構成の場合、前記スイッチング素子がオンした時に少なくとも前記コンデンサの電荷を抜き取ることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記スイッチング素子としてはnチャンネルFETを用いることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記出力電流制御素子としてはnチャンネルFETを用いることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
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