JP2004189040A - ステアリングメンバの連結構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】重量を殆ど増加させることなく運転席側と助手席側の各メンバを強靱に連結することができるステアリングメンバ構造を提供すること。
【解決手段】このステアリングメンバの連結構造は、車幅方向に延在する運転席側筒状部2aがステアリングコラムを支持するとともに運転席側フランジ部2bが運転席側サイドパネル4に固定される運転席側メンバ2と、車幅方向に延在する助手席側筒状部3aが運転席側メンバ2の運転席側筒状部2aに連結されるとともに助手席側フランジ部3bが助手席側サイドパネル6に固定される助手席側メンバ3とを有して構成されるステアリングメンバ1の連結構造であって、運転席側メンバ2の運転席側筒状部2aと助手席側メンバ3の助手席側筒状部3aとを車幅方向に延在する連結ピン7によって連結している。
【選択図】 図2
【解決手段】このステアリングメンバの連結構造は、車幅方向に延在する運転席側筒状部2aがステアリングコラムを支持するとともに運転席側フランジ部2bが運転席側サイドパネル4に固定される運転席側メンバ2と、車幅方向に延在する助手席側筒状部3aが運転席側メンバ2の運転席側筒状部2aに連結されるとともに助手席側フランジ部3bが助手席側サイドパネル6に固定される助手席側メンバ3とを有して構成されるステアリングメンバ1の連結構造であって、運転席側メンバ2の運転席側筒状部2aと助手席側メンバ3の助手席側筒状部3aとを車幅方向に延在する連結ピン7によって連結している。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転席側メンバと助手席側メンバとが連結されて構成されるステアリングメンバの連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ステアリングメンバの連結構造として、アルミニウム合金の押出形材からなり、互いに断面形状が大小異なる左右一対のビームと、これらの間に介在し且つビームとボルト止め等の機械的手段で固定されるアルミニウム合金からなる円筒形の連結具とを含むものがある(例えば特許文献1)。この特許文献1に記載のものによれば、運転席側・助手席側に必要な強度に応じて決定された断面形状にて運転席側ビーム・助手席側ビームをそれぞれ形成し、中間部材としての連結具を用いて各ビームをボルト等にて締結し、ビーム結合部を補強している。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−253368号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載の構造によれば、中間部材としての連結具を用いて各ビームをボルト等にて締結する構造であるため、特に連結具による重量増加によりステアリングメンバ全体として重量が大きいものとなってしまっているという問題がある。
【0005】
本発明は上記の事情に鑑みて為されたもので、重量を殆ど増加させることなく運転席側と助手席側の各メンバを強靱に連結することができるステアリングメンバ構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本願の請求項に記載のステアリングメンバの連結構造は、車幅方向に延在する運転席側筒状部がステアリングコラムを支持するとともに運転席側フランジ部が運転席側サイドパネルに固定されてなる運転席側メンバと、車幅方向に延在する助手席側筒状部が運転席側メンバの運転席側筒状部に連結されるとともに助手席側フランジ部が助手席側サイドパネルに固定されてなる助手席側メンバとを有して構成されるステアリングメンバの連結構造であって、運転席側メンバの筒状部と助手席側メンバの筒状部とを車幅方向に延在する連結ピンによって連結したことを特徴とする。
【0007】
本願の請求項に係る発明によれば、運転席側メンバの運転席側筒状部と助手席側メンバの助手席側筒状部とを車幅方向に延在する連結ピンによって連結しているので、重量を殆ど増加させることなく両メンバを強靱に連結してステアリングメンバとすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係るステアリングメンバの連結構造を、図面を参照しつつ説明する。図1は、このステアリングメンバ1の外観斜視図である。このステアリングメンバ1は自動車のステアリングコラム(図示省略)を支持するためのものであり、運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とで大略構成されている。
【0009】
この運転席側メンバ2は、断面略四角形の中空柱状部材であって自動車の車幅方向に延在する運転席側筒状部2a(図2参照)と、その運転席側筒状部2aの一端部を運転席側サイドパネル4に取り付けるために略平板状とされた運転席側フランジ部2bとを有している。
【0010】
運転席側筒状部2aには、ステアリングコラム取付ブラケット5が設けられており、図示しないステアリングコラムが、このステアリングコラム取付ブラケット5に取り付けられて支持されるようになっている。すなわち、運転席側筒状部2aがステアリングコラム取付ブラケット5を介してステアリングコラムを支持している。
【0011】
そのためこの運転席側筒状部2aには高い強度が必要となり、後述する助手席側メンバ3の助手席側筒状部3aよりも厚肉とされている。運転席側フランジ部2bには、この運転席側メンバ2を運転席側サイドパネル4に固定するボルトを通すためのボルト孔2cが形成されている。
【0012】
助手席側メンバ3は、断面略四角形の中空柱状部材であって自動車の車幅方向に延在する助手席側筒状部3aと、その助手席側筒状部3aの一端部を助手席側サイドパネル6に取り付けるために略平板状とされた助手席側フランジ部3bとを有している。助手席側メンバ3の助手席側筒状部3aは、ステアリングメンバ1全体としての軽量化を図るために運転席側メンバ2の運転席側筒状部2aよりも薄肉とされている。助手席側フランジ部3bには、この助手席側メンバ3を助手席側サイドパネル6に固定するボルトを通すためのボルト孔3cが形成されている。
【0013】
運転席側メンバ2の運転席側フランジ部2bが運転席側サイドパネル4にボルト等で固定され、助手席側メンバ3の助手席側フランジ部3bが助手席側サイドパネル6にボルト等で固定されて、このステアリングメンバ1は運転席側サイドパネル4から助手席側サイドパネル6に掛け渡すように取り付けられる。
【0014】
助手席側メンバ3の助手席側筒状部3aの外寸は運転席側メンバ2の運転席側筒状部2aの内寸よりも小さくされており、助手席側筒状部3aの他端部3dが運転席側筒状部2aの他端部2dよりその内側2eに挿入されて、図2に示すように自動車の車幅方向に延在する連結ピン7によって運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とが連結されている。
【0015】
図3に示すように、運転席側筒状部2aの内側2eの4つの隅部2fには、4本の連結ピン7をそれぞれ保持するための連結ピン保持部8が、運転席側筒状部2aの内壁から部分的に突出して形成されている。この連結ピン保持部8は、連結ピン7の直径と略同寸の孔の一部が切り欠かれて湾形状とされたピン嵌合部8aを有し、圧入または接着によりそのピン嵌合部8aに連結ピン7の一端が固定される。
【0016】
図4に示すように、助手席側筒状部3aの4つの角部3fであって他端部3dの近傍には、連結ピン保持部8と対になるようにそれぞれ逃げ部9とピン受け10とが形成されている。この逃げ部9は、運転席側筒状部2aの他端部2dに助手席側筒状部3aの他端部3dを挿入した際に、助手席側筒状部3aと連結ピン保持部8との干渉を避けるためのものである。ピン受け10は連結ピン7の他端を保持するためのものであり、例えば連結ピン保持部8と同様に連結ピン7の直径と略同寸の孔の一部が切り欠かれて湾形状とされている。4本の連結ピン7の他端は圧入または接着により4つのピン受け10にそれぞれ固定される。
【0017】
図5にその部分断面を示すように、連結ピン7の一端を圧入または接着によりピン嵌合部8aに固定し、運転席側筒状部2aの他端部2dよりその内側2eに助手席側筒状部3aの他端部3dを挿入しつつ連結ピン7の他端を圧入または接着によりピン受け10に固定して、運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とが連結されてステアリングメンバ1とされる。
【0018】
この実施の形態によれば、運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とを連結ピン7によって連結しているので、重量を殆ど増加させることなく運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とを強靱に連結してステアリングメンバ1とすることができる。連結ピン7をピン嵌合部8a及びピン受け10に圧入または接着することにより運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とを連結するので、運転席側筒状部2aの内寸及び助手席側筒状部3aの外寸の各寸法精度が低い場合であっても確実に両メンバを連結することができる。
【0019】
ピン嵌合部8aが運転席側筒状部2aの隅部2fに形成されるとともにピン受け10が助手席側筒状部3aの角部3fに形成されて、それぞれの筒状部の角部分で連結ピン7によって連結されているので、両メンバの連結作業が容易なものとなる。
【0020】
[変形例1]
上記の実施の形態においては、ピン嵌合部8aが、連結ピン7の直径と略同寸の孔の一部が切り欠かれて湾形状とされたものとなっているが、図6(a)に示すように、連結ピン7の直径と略同寸の丸孔であってもよく、また、図6(b)に示すように、連結ピン7の直径と略同寸の一辺を有する角孔であってもよい。
【0021】
また、図7に示すように、連結ピン保持部8が運転席側筒状部2aの外壁から部分的に突出して形成されていてもよい。いずれにしても連結ピン7を圧入または接着することができて、運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とを連結ピン7により確実に連結することができればよい。
【0022】
また、図8に示すように、助手席側メンバ3の助手席側筒状部3aの下側周面に空調用ユニット11を取り付け、このステアリングメンバ1を空調用ダクトとして使用してもよい。その際、図に示すように、空調用ユニット11の取付け位置に対応する助手席側筒状部3aの下側周面に、空調用の空気を助手席側筒状部3aの内側に取り入れるべく助手席側筒状部3aの内側と連通する吸気開口(開口)12が形成される。さらに、運転席側フランジ部2b近傍の運転席側筒状部2a周面及び助手席側フランジ部3b近傍の助手席側筒状部3a周面にそれぞれ各筒状部の内側に取り入れられた空気を排出すべくその内側と連通する排気開口(開口)13,14が形成され、それらの排気開口13,14には自動車の車室内へと空気を導く空気流路(図示せず)が接続される。
【0023】
それにより、空調用ユニット11からの空気が、運転席側筒状部2aの内側2e(図2も参照)を通って排気開口13から車室内へとスムーズに導かれる。同様に、空調用ユニット11からの空気が、助手席側筒状部3aの内側を通って排気開口14からも車室内へとスムーズに導かれる。
【0024】
助手席側筒状部3aの他端部3dが運転席側筒状部2aの内側2eに挿入されているので、空調用ユニット11から運転席側筒状部2aへと至る空気は運転席側メンバ2と助手席側メンバ3との連結部15から殆ど漏れることもなく、スムーズに排気開口13へと導かれる。さらにこの連結部15において、運転席側筒状部2aと助手席側筒状部3aとをそれらの周囲にわたって溶接することにより、より一層空気の漏れを確実に防止することができるとともに殆ど重量増加することなく両メンバを強靱に連結することができる。
【0025】
[変形例2]
上記変形例1のように、助手席側筒状部3aの下側周面に吸気開口12を設けた場合は、図9及び図10に示すように、吸気開口12の周囲を補強するための補強部材16が助手席側筒状部3aの下側周面に取り付けられていてもよい。この補強部材16は、運転席側筒状部2aと助手席側筒状部3aとの連結部15まで延びており、図11に平面Aで切断した部分断面図を示すように断面略コの字形状とされて運転席側筒状部2a及び助手席側筒状部3aの下側周面を覆っている。
【0026】
これにより、1つの補強部材16によって吸気開口12の周囲も連結部15もともに補強されることとなり、吸気開口12用の補強部材と連結部15用の補強部材との2つの補強部材を用意する必要がなく、部品点数の削減を図ることができるとともに最小限の重量増加でさらに効果的にステリングメンバ1の補強を行うことができる。
【0027】
このステアリングメンバ1を自動車の車体フロアに連結して支持するためのインストステー17(図12参照)は、補強部材16を介してステアリングメンバ1に取り付けられている。インストステー17の取付部17aは、補強部材16を挟み込むように略コの字形状に形成されている。その取付部17aには取付ボルト18(図13参照)を通すための取付孔17bが形成されている。
【0028】
図13に部分断面図を示すように、補強部材16,運転席側筒状部2a,助手席側筒状部3aにもその取付ボルト18を通すための取付孔16a,2g,3gがそれぞれ形成されている。取付ボルト18を取付孔17b,16a,2g,3gに通してインストステー17と補強部材16と運転席側筒状部2aと助手席側筒状部3aとを共締めすることにより、少ないボルト本数で取付強度を充分確保することができるので、部品点数の削減、重量増加の防止を図ることができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本願の請求項に係る発明によれば、運転席側メンバの運転席側筒状部と助手席側メンバの助手席側筒状部とを車幅方向に延在する連結ピンによって連結しているので、重量を殆ど増加させることなく両メンバを強靱に連結してステアリングメンバとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る連結構造を有するステリングメンバの外観斜視図である。
【図2】図1に示すステアリングメンバの運転席側メンバと助手席側メンバとを連結する様子を説明する図である。
【図3】運転席側メンバの筒状部の内側を示す図である。
【図4】助手席側メンバの筒状部の他端部近傍を示す斜視図である。
【図5】運転席側メンバと助手席側メンバとが連結した様子を示す部分断面図である。
【図6】本発明の変形例1に係る連結構造を有するステアリングメンバのピン嵌合部を示す図であって、(a)は、ピン嵌合部の孔が連結ピンの直径と略同寸の丸孔である場合を示し、(b)は、ピン嵌合部の孔が連結ピンの直径と略同寸の一辺を有する角孔である場合を示す。
【図7】連結ピン保持部が運転席側メンバの筒状部の外壁から部分的に突出して形成されている様子を示す図である。
【図8】助手席側メンバの筒状部に空調用ユニットを取り付けて、このステアリングメンバを空調用ダクトとして使用した様子を示す図である。
【図9】本発明の変形例2に係る連結構造を有するステアリングメンバの外観斜視図である。
【図10】図9に示すステアリングメンバの補強部材の近傍を示す図である。
【図11】図10に示すステアリングメンバを平面Aで切断した部分断面図である。
【図12】図9に示すステアリングメンバに用いられるインストステーの外観斜視図である。
【図13】ステアリングメンバに補強部材とインストステーを取付ボルトにより共締めした様子を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1:ステアリングメンバ
2:運転席側メンバ
2a:運転席側筒状部
2b:運転席側フランジ部
2e:内側
2f:隅部
3a:助手席側筒状部
3b:助手席側フランジ部
3f:角部
3:助手席側メンバ
4:運転席側サイドパネル
6:助手席側サイドパネル
7:連結ピン
12:吸気開口(開口)
13,14:排気開口(開口)
15:連結部
16:補強部材
17:インストステー
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転席側メンバと助手席側メンバとが連結されて構成されるステアリングメンバの連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ステアリングメンバの連結構造として、アルミニウム合金の押出形材からなり、互いに断面形状が大小異なる左右一対のビームと、これらの間に介在し且つビームとボルト止め等の機械的手段で固定されるアルミニウム合金からなる円筒形の連結具とを含むものがある(例えば特許文献1)。この特許文献1に記載のものによれば、運転席側・助手席側に必要な強度に応じて決定された断面形状にて運転席側ビーム・助手席側ビームをそれぞれ形成し、中間部材としての連結具を用いて各ビームをボルト等にて締結し、ビーム結合部を補強している。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−253368号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載の構造によれば、中間部材としての連結具を用いて各ビームをボルト等にて締結する構造であるため、特に連結具による重量増加によりステアリングメンバ全体として重量が大きいものとなってしまっているという問題がある。
【0005】
本発明は上記の事情に鑑みて為されたもので、重量を殆ど増加させることなく運転席側と助手席側の各メンバを強靱に連結することができるステアリングメンバ構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本願の請求項に記載のステアリングメンバの連結構造は、車幅方向に延在する運転席側筒状部がステアリングコラムを支持するとともに運転席側フランジ部が運転席側サイドパネルに固定されてなる運転席側メンバと、車幅方向に延在する助手席側筒状部が運転席側メンバの運転席側筒状部に連結されるとともに助手席側フランジ部が助手席側サイドパネルに固定されてなる助手席側メンバとを有して構成されるステアリングメンバの連結構造であって、運転席側メンバの筒状部と助手席側メンバの筒状部とを車幅方向に延在する連結ピンによって連結したことを特徴とする。
【0007】
本願の請求項に係る発明によれば、運転席側メンバの運転席側筒状部と助手席側メンバの助手席側筒状部とを車幅方向に延在する連結ピンによって連結しているので、重量を殆ど増加させることなく両メンバを強靱に連結してステアリングメンバとすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係るステアリングメンバの連結構造を、図面を参照しつつ説明する。図1は、このステアリングメンバ1の外観斜視図である。このステアリングメンバ1は自動車のステアリングコラム(図示省略)を支持するためのものであり、運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とで大略構成されている。
【0009】
この運転席側メンバ2は、断面略四角形の中空柱状部材であって自動車の車幅方向に延在する運転席側筒状部2a(図2参照)と、その運転席側筒状部2aの一端部を運転席側サイドパネル4に取り付けるために略平板状とされた運転席側フランジ部2bとを有している。
【0010】
運転席側筒状部2aには、ステアリングコラム取付ブラケット5が設けられており、図示しないステアリングコラムが、このステアリングコラム取付ブラケット5に取り付けられて支持されるようになっている。すなわち、運転席側筒状部2aがステアリングコラム取付ブラケット5を介してステアリングコラムを支持している。
【0011】
そのためこの運転席側筒状部2aには高い強度が必要となり、後述する助手席側メンバ3の助手席側筒状部3aよりも厚肉とされている。運転席側フランジ部2bには、この運転席側メンバ2を運転席側サイドパネル4に固定するボルトを通すためのボルト孔2cが形成されている。
【0012】
助手席側メンバ3は、断面略四角形の中空柱状部材であって自動車の車幅方向に延在する助手席側筒状部3aと、その助手席側筒状部3aの一端部を助手席側サイドパネル6に取り付けるために略平板状とされた助手席側フランジ部3bとを有している。助手席側メンバ3の助手席側筒状部3aは、ステアリングメンバ1全体としての軽量化を図るために運転席側メンバ2の運転席側筒状部2aよりも薄肉とされている。助手席側フランジ部3bには、この助手席側メンバ3を助手席側サイドパネル6に固定するボルトを通すためのボルト孔3cが形成されている。
【0013】
運転席側メンバ2の運転席側フランジ部2bが運転席側サイドパネル4にボルト等で固定され、助手席側メンバ3の助手席側フランジ部3bが助手席側サイドパネル6にボルト等で固定されて、このステアリングメンバ1は運転席側サイドパネル4から助手席側サイドパネル6に掛け渡すように取り付けられる。
【0014】
助手席側メンバ3の助手席側筒状部3aの外寸は運転席側メンバ2の運転席側筒状部2aの内寸よりも小さくされており、助手席側筒状部3aの他端部3dが運転席側筒状部2aの他端部2dよりその内側2eに挿入されて、図2に示すように自動車の車幅方向に延在する連結ピン7によって運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とが連結されている。
【0015】
図3に示すように、運転席側筒状部2aの内側2eの4つの隅部2fには、4本の連結ピン7をそれぞれ保持するための連結ピン保持部8が、運転席側筒状部2aの内壁から部分的に突出して形成されている。この連結ピン保持部8は、連結ピン7の直径と略同寸の孔の一部が切り欠かれて湾形状とされたピン嵌合部8aを有し、圧入または接着によりそのピン嵌合部8aに連結ピン7の一端が固定される。
【0016】
図4に示すように、助手席側筒状部3aの4つの角部3fであって他端部3dの近傍には、連結ピン保持部8と対になるようにそれぞれ逃げ部9とピン受け10とが形成されている。この逃げ部9は、運転席側筒状部2aの他端部2dに助手席側筒状部3aの他端部3dを挿入した際に、助手席側筒状部3aと連結ピン保持部8との干渉を避けるためのものである。ピン受け10は連結ピン7の他端を保持するためのものであり、例えば連結ピン保持部8と同様に連結ピン7の直径と略同寸の孔の一部が切り欠かれて湾形状とされている。4本の連結ピン7の他端は圧入または接着により4つのピン受け10にそれぞれ固定される。
【0017】
図5にその部分断面を示すように、連結ピン7の一端を圧入または接着によりピン嵌合部8aに固定し、運転席側筒状部2aの他端部2dよりその内側2eに助手席側筒状部3aの他端部3dを挿入しつつ連結ピン7の他端を圧入または接着によりピン受け10に固定して、運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とが連結されてステアリングメンバ1とされる。
【0018】
この実施の形態によれば、運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とを連結ピン7によって連結しているので、重量を殆ど増加させることなく運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とを強靱に連結してステアリングメンバ1とすることができる。連結ピン7をピン嵌合部8a及びピン受け10に圧入または接着することにより運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とを連結するので、運転席側筒状部2aの内寸及び助手席側筒状部3aの外寸の各寸法精度が低い場合であっても確実に両メンバを連結することができる。
【0019】
ピン嵌合部8aが運転席側筒状部2aの隅部2fに形成されるとともにピン受け10が助手席側筒状部3aの角部3fに形成されて、それぞれの筒状部の角部分で連結ピン7によって連結されているので、両メンバの連結作業が容易なものとなる。
【0020】
[変形例1]
上記の実施の形態においては、ピン嵌合部8aが、連結ピン7の直径と略同寸の孔の一部が切り欠かれて湾形状とされたものとなっているが、図6(a)に示すように、連結ピン7の直径と略同寸の丸孔であってもよく、また、図6(b)に示すように、連結ピン7の直径と略同寸の一辺を有する角孔であってもよい。
【0021】
また、図7に示すように、連結ピン保持部8が運転席側筒状部2aの外壁から部分的に突出して形成されていてもよい。いずれにしても連結ピン7を圧入または接着することができて、運転席側メンバ2と助手席側メンバ3とを連結ピン7により確実に連結することができればよい。
【0022】
また、図8に示すように、助手席側メンバ3の助手席側筒状部3aの下側周面に空調用ユニット11を取り付け、このステアリングメンバ1を空調用ダクトとして使用してもよい。その際、図に示すように、空調用ユニット11の取付け位置に対応する助手席側筒状部3aの下側周面に、空調用の空気を助手席側筒状部3aの内側に取り入れるべく助手席側筒状部3aの内側と連通する吸気開口(開口)12が形成される。さらに、運転席側フランジ部2b近傍の運転席側筒状部2a周面及び助手席側フランジ部3b近傍の助手席側筒状部3a周面にそれぞれ各筒状部の内側に取り入れられた空気を排出すべくその内側と連通する排気開口(開口)13,14が形成され、それらの排気開口13,14には自動車の車室内へと空気を導く空気流路(図示せず)が接続される。
【0023】
それにより、空調用ユニット11からの空気が、運転席側筒状部2aの内側2e(図2も参照)を通って排気開口13から車室内へとスムーズに導かれる。同様に、空調用ユニット11からの空気が、助手席側筒状部3aの内側を通って排気開口14からも車室内へとスムーズに導かれる。
【0024】
助手席側筒状部3aの他端部3dが運転席側筒状部2aの内側2eに挿入されているので、空調用ユニット11から運転席側筒状部2aへと至る空気は運転席側メンバ2と助手席側メンバ3との連結部15から殆ど漏れることもなく、スムーズに排気開口13へと導かれる。さらにこの連結部15において、運転席側筒状部2aと助手席側筒状部3aとをそれらの周囲にわたって溶接することにより、より一層空気の漏れを確実に防止することができるとともに殆ど重量増加することなく両メンバを強靱に連結することができる。
【0025】
[変形例2]
上記変形例1のように、助手席側筒状部3aの下側周面に吸気開口12を設けた場合は、図9及び図10に示すように、吸気開口12の周囲を補強するための補強部材16が助手席側筒状部3aの下側周面に取り付けられていてもよい。この補強部材16は、運転席側筒状部2aと助手席側筒状部3aとの連結部15まで延びており、図11に平面Aで切断した部分断面図を示すように断面略コの字形状とされて運転席側筒状部2a及び助手席側筒状部3aの下側周面を覆っている。
【0026】
これにより、1つの補強部材16によって吸気開口12の周囲も連結部15もともに補強されることとなり、吸気開口12用の補強部材と連結部15用の補強部材との2つの補強部材を用意する必要がなく、部品点数の削減を図ることができるとともに最小限の重量増加でさらに効果的にステリングメンバ1の補強を行うことができる。
【0027】
このステアリングメンバ1を自動車の車体フロアに連結して支持するためのインストステー17(図12参照)は、補強部材16を介してステアリングメンバ1に取り付けられている。インストステー17の取付部17aは、補強部材16を挟み込むように略コの字形状に形成されている。その取付部17aには取付ボルト18(図13参照)を通すための取付孔17bが形成されている。
【0028】
図13に部分断面図を示すように、補強部材16,運転席側筒状部2a,助手席側筒状部3aにもその取付ボルト18を通すための取付孔16a,2g,3gがそれぞれ形成されている。取付ボルト18を取付孔17b,16a,2g,3gに通してインストステー17と補強部材16と運転席側筒状部2aと助手席側筒状部3aとを共締めすることにより、少ないボルト本数で取付強度を充分確保することができるので、部品点数の削減、重量増加の防止を図ることができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本願の請求項に係る発明によれば、運転席側メンバの運転席側筒状部と助手席側メンバの助手席側筒状部とを車幅方向に延在する連結ピンによって連結しているので、重量を殆ど増加させることなく両メンバを強靱に連結してステアリングメンバとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る連結構造を有するステリングメンバの外観斜視図である。
【図2】図1に示すステアリングメンバの運転席側メンバと助手席側メンバとを連結する様子を説明する図である。
【図3】運転席側メンバの筒状部の内側を示す図である。
【図4】助手席側メンバの筒状部の他端部近傍を示す斜視図である。
【図5】運転席側メンバと助手席側メンバとが連結した様子を示す部分断面図である。
【図6】本発明の変形例1に係る連結構造を有するステアリングメンバのピン嵌合部を示す図であって、(a)は、ピン嵌合部の孔が連結ピンの直径と略同寸の丸孔である場合を示し、(b)は、ピン嵌合部の孔が連結ピンの直径と略同寸の一辺を有する角孔である場合を示す。
【図7】連結ピン保持部が運転席側メンバの筒状部の外壁から部分的に突出して形成されている様子を示す図である。
【図8】助手席側メンバの筒状部に空調用ユニットを取り付けて、このステアリングメンバを空調用ダクトとして使用した様子を示す図である。
【図9】本発明の変形例2に係る連結構造を有するステアリングメンバの外観斜視図である。
【図10】図9に示すステアリングメンバの補強部材の近傍を示す図である。
【図11】図10に示すステアリングメンバを平面Aで切断した部分断面図である。
【図12】図9に示すステアリングメンバに用いられるインストステーの外観斜視図である。
【図13】ステアリングメンバに補強部材とインストステーを取付ボルトにより共締めした様子を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1:ステアリングメンバ
2:運転席側メンバ
2a:運転席側筒状部
2b:運転席側フランジ部
2e:内側
2f:隅部
3a:助手席側筒状部
3b:助手席側フランジ部
3f:角部
3:助手席側メンバ
4:運転席側サイドパネル
6:助手席側サイドパネル
7:連結ピン
12:吸気開口(開口)
13,14:排気開口(開口)
15:連結部
16:補強部材
17:インストステー
Claims (9)
- 車幅方向に延在する運転席側筒状部がステアリングコラムを支持するとともに運転席側フランジ部が運転席側サイドパネルに固定されてなる運転席側メンバと、車幅方向に延在する助手席側筒状部が該運転席側メンバの運転席側筒状部に連結されるとともに助手席側フランジ部が助手席側サイドパネルに固定されてなる助手席側メンバとを有して構成されるステアリングメンバの連結構造であって、
前記運転席側メンバの筒状部と前記助手席側メンバの筒状部とを車幅方向に延在する連結ピンによって連結したことを特徴とするステアリングメンバの連結構造。 - 前記運転席側メンバの運転席側筒状部及び前記助手席側メンバの助手席側筒状部がそれぞれ多角形断面を呈するとともに該多角形の角部において前記運転席側メンバの運転席側筒状部と前記助手席側メンバの助手席側筒状部とを前記連結ピンによって連結したことを特徴とする請求項1に記載のステアリングメンバの連結構造。
- 前記運転席側メンバの運転席側筒状部と前記助手席側メンバの助手席側筒状部との連結部を溶接したことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のステアリングメンバの連結構造。
- 前記運転席側メンバの運転席側筒状部と前記助手席側メンバの助手席側筒状部とのいずれか一方のメンバの筒状部に空調用の空気を筒状部の内側に取り入れるための吸気開口を形成するとともに、他方のメンバの筒状部に筒状部の内側に取り入れられた空調用の空気を排出するための排気開口を形成し、前記他方のメンバの筒状部の内側に前記一方のメンバの筒状部を挿入したことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のステアリングメンバ構造。
- 前記運転席側メンバの運転席側筒状部と前記助手席側メンバの助手席側筒状部との少なくとも一方の筒状部に空調用の空気を筒状部の内側に取り入れ又は筒状部の外側に排出するための開口が形成され、かつ、該開口の周囲を補強するための補強部材が前記運転席側メンバの運転席側筒状部と前記助手席側メンバの助手席側筒状部との連結部まで延びて該連結部も補強することを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のステアリングメンバの連結構造。
- 前記ステアリングメンバを車体フロアに連結して支持するためのインストステーが前記補強部材を介して該ステリングメンバに取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載のステアリングメンバの連結構造。
- 前記運転席側メンバの運転席側筒状部又は前記助手席側メンバの助手席側筒状部のうちいずれか一方と前記補強部材と前記インストステーとが、取付けボルトによって共締めされていることを特徴とする請求項6に記載のステアリングメンバの連結構造。
- 前記運転席側メンバの運転席側筒状部と前記助手席側メンバの助手席側筒状部と前記補強部材と前記インストステーとが、取付けボルトによって共締めされていることを特徴とする請求項6に記載のステアリングメンバの連結構造。
- 前記運転席側メンバの運転席側筒状部及び前記助手席側メンバの助手席側筒状部がそれぞれ四角形断面を呈するとともに前記補強部材が該運転席側メンバの運転席側筒状部及び前記助手席側メンバの助手席側筒状部のそれぞれの下側周面を覆うように断面略コの字形状とされていることを特徴とする請求項5から請求項8のうちいずれか1項に記載のステアリングメンバの連結構造。
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- 2002-12-09 JP JP2002357196A patent/JP2004189040A/ja active Pending
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