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JP2004015587A - 識別閾値設定回路及び直流レベルシフト回路 - Google Patents

識別閾値設定回路及び直流レベルシフト回路 Download PDF

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JP2004015587A
JP2004015587A JP2002168156A JP2002168156A JP2004015587A JP 2004015587 A JP2004015587 A JP 2004015587A JP 2002168156 A JP2002168156 A JP 2002168156A JP 2002168156 A JP2002168156 A JP 2002168156A JP 2004015587 A JP2004015587 A JP 2004015587A
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Abstract

【課題】識別閾値を相対的に自動設定し得る識別閾値設定装置を、低速の回路や簡易な回路で実現する。
【解決手段】本発明は、受信したベースバンド信号をシリアルデータに変換するために用いられる識別閾値と、ベースバンド信号との相対的な直流レベル関係を制御する識別閾値設定装置に関する。そして、(1)ベースバンド信号のダイナミックレンジの中心と、ベースバンド信号をアイパターン化させたとした場合の立上り曲線と立下り曲線との交点であるクロスポイントとの関係情報を、ベースバンド信号から推測する信号波形歪み推測手段と、(2)この信号波形歪み推測手段が得た関係情報に基づいて、識別閾値又はベースバンド信号の直流レベルを変化させる閾値可変設定手段とを有することを特徴とする。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信ベースバンド信号からシリアルデータを識別、再生する際の識別閾値又は上記受信ベースバンド信号の直流レベルを自動設定する識別閾値設定装置に関し、例えば、強度変調されている光信号を受信する光信号受信装置に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、送信データの論理レベルに応じて強度変調された光信号(光パルス信号)を受信する光信号受信装置においては、受信した光信号を電気信号に変化した後、識別閾値との大小比較により、受信データ(送信データ)の論理レベルを確定する。
【0003】
このような光信号受信装置における識別閾値として、従来、受信信号(電気信号)のピークレベルとボトムレベルの中心に設定する方法があり、この方法は、簡便かつ汎用性が高いために、広く適用されていた。
【0004】
しかしながら、送信装置側で、EA(Electro−Absorption)変調器を用いた場合などでは、受信信号のクロスポイント(立上りエッジ曲線と立下りエッジ曲線とが同一タイミングであったとした場合の交差点)が中心にならないことがあり、この場合は、光信号受信装置における最適な識別閾値も中心からずれたところになる。また、波長分散、偏波モード分散などの影響でも、識別閾値の最適点はずれる可能性がある。
【0005】
そこで、受信信号に合わせて識別閾値を自動的に調整する方法が既に提案されている。
【0006】
例えば、特開平08−265273号公報には、識別、再生したシリアルデータにおける誤りの程度を誤り数検出回路で検出し、その検出結果を、識別閾値にフィードバックする方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平08−265273号公報に開示されている識別閾値設定方式においては、誤りを検出するために高速かつ複雑なロジック集積回路が必要となり、識別閾値設定装置を簡易かつ低価格で実現するのが難しいという課題があった。
【0008】
そのため、受信信号に応じて、識別閾値を相対的に自動設定し得る識別閾値設定装置を、低速の回路や簡易な回路で実現することが望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本発明においては、受信処理により得られたベースバンド信号をシリアルデータに変換するために用いられる識別閾値と、上記ベースバンド信号との相対的な直流レベル関係を制御する識別閾値設定装置において、(1)上記ベースバンド信号のダイナミックレンジの中心と、上記ベースバンド信号をアイパターン化させたとした場合の立上り曲線と立下り曲線との交点であるクロスポイントとの関係情報を、上記ベースバンド信号から推測する信号波形歪み推測手段と、(2)この信号波形歪み推測手段が得た関係情報に基づいて、上記識別閾値又は上記ベースバンド信号の直流レベルを変化させる閾値可変設定手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態
以下、本発明による識別閾値設定装置を、光信号受信装置に適用した第1の実施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0011】
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態に係る光信号受信装置10Aの構成を示すブロック図である。
【0012】
図1において、第1の実施形態に係る光信号受信装置10Aは、O/E(光/電気)変換部11、増幅器12、クロック抽出部13、識別・再生器14、ピーク検出部15、DC(直流レベル)検出部16、ボトム検出部17及び閾値演算部18を有する。
【0013】
ここで、ピーク検出部15、DC(直流レベル)検出部16、ボトム検出部17及び閾値演算部18が、識別閾値設定装置を構成している。
【0014】
O/E変換部11は、到来した光信号(例えば強度変調されている光信号)を電気信号(受信ベースバンド信号)に変換するものである。なお、送信側においては、送信しようとするシリアルデータ(パルス信号)に応じて光強度が大、小に変化する光信号を送出している。シリアルデータは、例えば、NRZ(Non−Return−to−Zero)信号又は変形NRZ信号である。なお、O/E変換部11の前段や、O/E変換部11内部の入力段には、適宜、波長フィルタが設けられていても良い。
【0015】
増幅器12は、O/E変換部11から出力された電気信号を増幅するものである。増幅器12は、AGC機能などを有するものであっても良い。なお、増幅器12から出力された増幅後の電気信号は、受信処理用の信号(受信用信号)と、識別閾値の制御で利用する信号(制御用信号)とに2分岐される。また、O/E変換部11からの出力レベルによっては、増幅器12を省略することもできる。
【0016】
クロック抽出部13は、増幅器12から出力された受信用信号に基づき、送信側が送信しようとしたシリアルデータに対するタイミングクロックを抽出して識別・再生器14に与えるものである。
【0017】
識別・再生器14は、クロック抽出部13からのタイミングクロックが規定するタイミングで、受信用信号のレベルと識別閾値(閾値信号)との大小比較を行い、受信用信号の符号(論理レベル)を確定する(送信側が送信しようとしたシリアルデータを再生する)ものである。
【0018】
上述したように、ピーク検出部15、DC(直流レベル)検出部16、ボトム検出部17及び閾値演算部18が、識別閾値設定装置を構成しており、識別・再生器14に与える識別閾値(閾値信号)を自動設定する。
【0019】
ピーク検出部15は、増幅器12から出力された制御用信号のピークレベル(論理「1」レベル)を検出、保持して閾値演算部18に与えるものである。ピーク検出部15としては、例えば、一般的な構成のピークホールド回路を適用できる。
【0020】
DC検出部16は、増幅器12から出力された制御用信号の直流レベルを検出、保持して閾値演算部18に与えるものである。DC検出部16としては、例えば、LCフィルタなどの低域濾波器(LPF)を適用することができる。低域濾波器のカットオフ周波数を信号(受信用信号)の最低周波数よりも十分に低く設定することにより、直流レベルを検出することができる。
【0021】
ボトム検出部17は、増幅器12から出力された制御用信号のボトムレベル(論理「0」レベル)を検出、保持して閾値演算部18に与えるものである。ボトム検出部17としては、例えば、一般的な構成のボトムホールド回路を適用できる。
【0022】
なお、ピーク検出部15としてのピークホールド回路や、ボトム検出部17としてのボトムホールド回路が、検出タイミングの信号を必要とするものであれば、クロック抽出部13のタイミングクロックを利用することができる。
【0023】
閾値演算部18は、ピーク検出部15からのピークレベル、DC検出部16からの直流レベル及びボトム検出部17からのボトムレベルから、識別・再生器14に与える識別閾値(閾値信号)を形成するものである。閾値演算部18による識別閾値の形成方法については、後述する動作説明で明らかにする。
【0024】
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態に係る光信号受信装置10Aの動作を説明する。
【0025】
到来した光信号は、O/E変換部11によって電気信号に変換された後、増幅器12によって所望の振幅まで増幅される。
【0026】
このような増幅後の電気信号は2分岐され、一方の分岐電気信号は、受信用信号としてクロック抽出部13及び識別・再生器14に入力されると共に、他方の分岐電気信号は、制御用信号としてピーク検出部15、DC検出部16及びボトム検出部17に入力される。
【0027】
クロック抽出部13においては、上記受信用信号からタイミングクロックが抽出され、識別・再生器14に与えられる。
【0028】
識別・再生器14においては、抽出されたタイミングクロックのタイミングで、上記受信用信号に対する識別、再生が実行され、符号(論理レベル)が確定された受信信号が外部に出力される。この識別、再生時に適用される識別閾値は、閾値演算部18から出力されて識別・再生器14に与えられたものである。
【0029】
次に、識別、再生時に適用される識別閾値の形成(設定)動作について説明する。
【0030】
増幅器12から出力された他方の分岐電気信号である制御用信号は、上述のように、ピーク検出部15、DC検出部16及びボトム検出部17に入される。
【0031】
ピーク検出部15においては、制御用信号のピークレベル(絶対的な最大レベル)が検出されて保持され、そのピークレベル情報が閾値演算部18へ出力される。DC検出部16においては、制御用信号の直流レベル(絶対的なDCレベル)が検出されて保持され、その直流レベル情報が閾値演算部18へ出力される。ボトム検出部17においては、制御用信号のボトムレベル(絶対的な最小レベル)が検出されて保持され、そのボトムレベル情報が閾値演算部18へ出力される。
【0032】
以上のように、閾値演算部18には、制御用信号のピークレベル、直流レベル、ボトムレベルの3種類の情報が入力される。閾値演算部18によって、最適な識別閾値が、これらの3種類の情報を元に求められ、閾値信号として、識別・再生器14に与えられる。
【0033】
理解を容易にするために、図2に、ピークレベル、直流レベル(DCレベル)、ボトムレベルの検出の様子を示す。
【0034】
図2(a)は、到来した光信号が理想的なNRZ信号のアイパターン、すなわち、クロスポイントがダイナミックレンジの中心にある上下対称のアイパターンの場合を示している。このとき、DCレベルは、ピークレベルとボトムレベルのちょうど中心になる。O/E変換部11に至る前に、光アンプを使わないものとすると、この場合、最適な識別閾値は中心(すなわち、DCレベル)になる。
【0035】
図2(b)は、クロスポイントが下方シフトした場合のアイパターンである。例えば、送信装置側で、EA変調器を用いた場合にこのようなアイパターン(波形)になりやすい。また、波長分散、偏波モード分散、受信系の非線形性が原因でこのような波形になる場合もある。このとき、DCレベルは中心から下になり、最適な識別閾値も中心から下になる。
【0036】
図2(c)は、クロスポイントが上方シフトした場合のアイパターンである。波長分散、偏波モード分散、受信系の非線形性が原因でこのようなアイパターン(波形)になる場合がある。このとき、DCレベルは中心から上になり、最適な識別閾値も中心から上になる。
【0037】
以上のように、最適な識別閾値は受信波形によって変化するが、ピークレベル、DCレベル、ボトムレベルの3つのパラメータで決定することができる。閾値演算部18は、上述のように、これら3つのパラメータ情報を用いて最適な識別閾値を演算し、結果(閾値信号)を識別・再生器14へ出力する。
【0038】
最適な識別閾値の演算は、例えば、上記3つのパラメータを変数とした3元方程式で行う。例えば、ピークレベルをx、DCレベルをy、ボトムレベルをzとした場合に、(1)式に示す決定式を適用して、最適な識別閾値(最適閾値)を求める。
【0039】
最適閾値=a(y−(x+z)/2)+(x+z)/2    …(1)
(1)式における(x+z)/2は、ダイナミックレベルの中心を意味している。従って、(1)式は、ダイナミックレベルの中心とDCレベルとの差分を、調整係数a(aは1前後の値)が示す割合で反映させた調整分だけ、ダイナミックレベルの中心からずらしたレベルを、最適な識別閾値(最適閾値)とすることを表している。
【0040】
ここで、調整係数aは(1)式の演算を実行する際には定数として扱われるが、光信号送信装置、伝送路、光信号受信装置10Aのシステム構成によっては、調整係数aの最適値が変化するので、閾値演算部18は、調整係数aを可変設定できるようにしていることが望ましい。
【0041】
例えば、調整係数aを1とした場合には、(1)式から明らかなように、最適な識別閾値(最適閾値)=yとなる。すなわち、識別閾値は、DCレベルに合致する。言い換えると、識別閾値を、DCレベルに合致させることを所望する場合には、調整係数aを1とすれば良い。
【0042】
上述した(1)式を実行する閾値演算部18は、例えば、具体的には、以下のようにして実現する。
【0043】
(i)OPアンプなどを利用したアナログ回路構成で閾値演算部18を実現する。(ii)ピーク検出部15、DC検出部16及びボトム検出部17側からの入力段にそれぞれ、A/D(アナログ/デジタル)変換部を設け、閾値演算部18における(1)式の実行部をデジタル回路構成又はソフトウェア処理構成で実現する。(iii)ピーク検出部15、DC検出部16及びボトム検出部17側への入力段にそれぞれ、A/D(アナログ/デジタル)変換部を設け、ピーク検出部15、DC検出部16及びボトム検出部17をデジタル回路構成又はソフトウェア処理構成で実現すると共に、閾値演算部18もデジタル回路構成又はソフトウェア処理構成で実現する。
【0044】
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態の識別閾値設定装置によれば、ピークレベル、直流レベル、ボトムレベルという3つの情報を検出し、それらを元に受信信号の波形の歪を推定し、識別、再生に適用する識別閾値を適切に自動設定することができる。
【0045】
また、ピークレベル、直流レベル、ボトムレベルの検出系を低速、若しくはアナログ系の回路で実現でき、識別閾値設定装置を簡易な構成かつ低価格で実現できるという利点が期待できる。因みに、第1の実施形態とは異なり、識別閾値の設定にフィードバック制御を適用した場合には、識別閾値の最適化の観点からは良好になるかもしれないが、構成が複雑、高価になってしまう。
【0046】
(B)第2の実施形態
次に、本発明による識別閾値設定装置を、光信号受信装置に適用した第2の実施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0047】
(B−1)第2の実施形態の構成
図3は、第2の実施形態に係る光信号受信装置10Bの構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一符号を付して示している。
【0048】
図3において、第2の実施形態に係る光信号受信装置10Bは、O/E変換部11、増幅器12、クロック抽出部13、識別・再生器14、BPF(バンドパスフィルタ)21、移相器22、位相比較器23及び閾値演算部24を有する。
【0049】
O/E変換部11、増幅器12、クロック抽出部13及び識別・再生器14は、第1の実施形態のものと同様なものである。
【0050】
BPF21は、増幅器12から出力された制御用信号から、信号のビットレートと同じ周波数の高周波成分(高周波信号)を抽出し、移相器22へ出力するものである。例えば、信号のビットレートが10Gbit/sの場合は、BPF21は、10GHzの高周波成分を抽出することになる(以下、10Gbit/sの信号を扱うものとして説明する)。
【0051】
BPF21としては 、例えば、10GHzの高周波成分を正相及び逆相の双方で取り出し、それらを重畳して出力する形式のものを適用できる。
【0052】
移相器22は、BPF21からの高周波信号を所定位相分だけ移相するものであり、例えば、移相は所定時間の遅延により行う。この移相器22による移相量(遅延時間)は、理想的な波形の電気信号が増幅器12から出力されていると仮定した場合において、位相比較器23に入力される、クロック抽出部13からのタイミングクロックと移相器22からの高周波信号との位相差が所定位相差(例えば0)となるように選定されている。
【0053】
なお、移相器22は、位相比較器23へ入力される2個の信号の位相合わせ機能を担っているので、図3に示した位置に代え、クロック抽出部13と位相比較器23との間に設けるようにしても良い。また、クロック抽出部13からのタイミングクロックの経路長や、BPF21からの高周波信号の経路長を適宜選定することにより、移相器22を省略することもできる。
【0054】
位相比較器23は、クロック抽出部13からのタイミングクロックと、移相器22からの高周波信号との位相差、及び、高周波信号の振幅を検出し、その位相差と振幅との検出信号を閾値演算部24へ出力するものである。
【0055】
閾値演算部24では、上述した位相差と振幅との検出信号を元に、最適な識別閾値を演算して求め、閾値信号として識別・再生器14へ出力するものである。
【0056】
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第2の実施形態に係る光信号受信装置10Bの識別閾値の形成動作(設定動作)を説明する。
【0057】
なお、O/E変換部11、増幅器12、クロック抽出部13及び識別・再生器14によって、受信信号を得る動作は、第1の実施形態と同様である。
【0058】
増幅器12によって増幅された電気信号は2分岐され、その一方の分岐電気信号は制御用信号としてBPF21に入力される。
【0059】
そして、BPF21によって、制御用信号における、信号のビットレートと同じ周波数成分(高周波信号)が抽出され、移相器22を介して、所定位相分だけ移相されて位相比較器23に与えられる。位相比較器23には、クロック抽出部13が得たタイミングクロックも与えられる。
【0060】
タイミングクロックと上述した高周波信号との位相差が位相比較器23によって検出されると共に、上述した高周波信号の振幅が位相比較器23によって検出され、これら検出信号が閾値演算部24に与えられる。
【0061】
閾値演算部24において、上述した位相差や振幅の検出信号に基づいて、最適な識別閾値が求められ、閾値信号として識別・再生器14に与えられる。
【0062】
理解を容易にするために、図4に、制御用信号の波形(アイパターン)と、抽出された高周波信号との関係を示す。
【0063】
図4(a)は、理想的な制御用信号(NRZ信号)における波形(アイパターン)と、抽出された高周波信号とを示している。理想的な制御用信号では、上下対称のアイパターンであり、クロスポイントはダイナミックレンジの中心となっている。このとき、10GHzの高周波成分(高周波信号)は存在しない。
【0064】
図4(b)は、クロスポイントが下がった場合である。このとき、10GHzの高周波成分(高周波信号)は、図4(b)のような位相で表れる。また、クロスポイントのズレが大きくなればなるほど、10GHzの高周波成分(高周波信号)の振幅は大きくなる。
【0065】
図4(c)は、クロスポイントが上がった場合である。このとき、10GHzの高周波成分(高周波信号)は、図4(c)のような位相で表れる。この位相は、クロスポイントが下がった場合に係る上述した図4(b)の場合の位相に比較して180度(π)だけずれている。クロスポイントが上がった場合も、クロスポイントのズレが大きくなればなるほど、10GHzの高周波成分(高周波信号)の振幅は大きくなる。
【0066】
すなわち、高周波信号の位相と振幅を検出すれば、クロスポイントのずれ方向(シフト方向)及びずれ量を定量的に捉えることができる。ここで、高周波信号の位相は、クロック抽出部13から出力されたタイミングクロックとの位相関係から、図4(b)の場合か図4(c)の場合かを区別するようにした。
【0067】
閾値演算部24は、検出された高周波信号の位相や振幅に基づいて、識別閾値(閾値信号)を形成する。
【0068】
なお、閾値演算部24は、高周波信号の位相や振幅の信号に対する、アナログ回路構成での演算によって識別閾値(閾値信号)を形成するものであっても良く、また、高周波信号の位相や振幅の信号に対する、デジタル回路構成での演算によって識別閾値(閾値信号)を形成するものであっても良く(高周波信号の位相や振幅の信号をデジタル信号に変換する構成も必要)、さらには、高周波信号の位相や振幅の信号に対するソフトウェア演算によって識別閾値(閾値信号)を形成するものであっても良い(高周波信号の位相や振幅の信号をデジタル信号に変換する構成も必要)。
【0069】
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態の識別閾値設定装置によれば、信号のビットレートと同じ周波数の高周波信号を抽出し、その高周波信号を元に受信信号の波形の歪を推定し、識別、再生に適用する識別閾値を適切に自動設定することができる。
【0070】
また、高周波信号の検出系をアナログ系の回路で実現でき、識別閾値設定装置を簡易な構成かつ低価格で実現できるという利点が期待できる。
【0071】
(C)第3の実施形態
次に、本発明による識別閾値設定装置を、光信号受信装置に適用した第3の実施形態を図面を参照しながら簡単に説明する。
【0072】
上述した第1の実施形態は、識別・再生器で大小比較される受信用信号及び識別閾値のうち、識別閾値のレベルを可変し、信号の波形歪みを補償して受信信号の精度を高めようとしたものであるが、この第3の実施形態は、識別・再生器で大小比較される受信用信号及び識別閾値のうち、受信用信号の直流レベルを可変し、信号の波形歪みを補償して受信信号の精度を高めようとしたものである。
【0073】
図5は、第3の実施形態に係る光信号受信装置10Cの構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一、対応符号を付して示している。
【0074】
第3の実施形態に係る光信号受信装置10Cの場合、増幅器12から出力された受信用信号は、クロック抽出部13及び直流シフタ19に与えられる。
【0075】
クロック抽出部13は、第1の実施形態と同様にして、受信用信号からタイミングクロックを抽出して識別・再生器14Cに与えるものである。
【0076】
直流シフタ19は、受信用信号の直流レベルを、後述するシフト量演算部18Cが指示する分だけ、シフトさせて識別・再生器14Cに与えるものである。このシフト動作によっては、受信用信号の波形全体がシフトする。
【0077】
第3の実施形態の識別・再生器14Cは、クロック抽出部13からのタイミングクロックが規定するタイミングにおいて、直流シフタ19からの受信用信号と固定の識別閾値との大小比較により、送信装置側が送信しようとしたシリアルデータの符号(論理レベル)を確定(識別、再生)するものである。
【0078】
シフト量演算部18Cは、第1の実施形態の閾値演算部18に対応するものである。シフト量演算部18Cは、第1の実施形態の閾値演算部18が演算で求めた識別閾値((1)式参照)と、この実施形態の識別・再生器14Cへの固定閾値との差分に対し、その正負符号を反転したものを、直流シフタ19に対するシフト量とする。
【0079】
以上のように、第1の実施形態は、識別・再生器14で大小比較される受信用信号及び識別閾値のうち、識別閾値のレベルを可変したものであり、第3の実施形態は、識別・再生器14Cで大小比較される受信用信号及び識別閾値のうち、受信用信号の直流レベルを可変したものであるが、受信用信号及び識別閾値の大小比較の相対的結果は、第1の実施形態と第3の実施形態とでは同様になる。
【0080】
すなわち、この第3の実施形態の識別閾値設定装置によっても、第1の実施形態の識別閾値設定装置と同様な効果を得ることができる。
【0081】
(D)他の実施形態
上記各実施形態の説明でも、種々変形実施形態に言及したが、以下に例示するような他の変形実施形態を挙げることができる。
【0082】
上記第3の実施形態は、第1の実施形態と同様な技術思想に基づいて、信号の波形歪みを推測し、識別閾値ではなく、受信用信号の直流レベルを可変させるものである。同様に、第2の実施形態と同様な技術思想に基づいて、信号の波形歪みを推測し、識別閾値ではなく、受信用信号の直流レベルを可変させるようなものを他の実施形態として挙げることができる。
【0083】
第1の実施形態に係る最適閾値の演算式である(1)式における調整係数aを、(1)式の演算を実行する際には定数として扱われるように説明したが、識別・再生器14からの出力データに対するビットエラレートなどに応じて、可変させるようにしても良い。
【0084】
上記各実施形態は、光信号受信装置に対し、本発明の識別閾値設定装置を適用したものを示したが、電気信号や電波信号の受信装置に対し、本発明の識別閾値設定装置を適用することもできる。例えば、2値FSK信号などのデジタル変調信号を復調して得たベースバンド信号の符号確定時に用いる識別閾値の設定に、本発明の識別閾値設定装置を適用することができる。
【0085】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、識別閾値を相対的に自動設定し得る識別閾値設定装置を、低速の回路や簡易な回路で実現することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る光信号受信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態での信号波形と識別閾値との関係の説明図である。
【図3】第2の実施形態に係る光信号受信装置の構成を示すブロック図である。
【図4】第2の実施形態での信号波形と高周波信号成分との関係の説明図である。
【図5】第3の実施形態に係る光信号受信装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10A、10B、10C…光信号受信装置、14、14C…識別・再生器、15…ピーク検出部、16…DC(直流レベル)検出部、17…ボトム検出部、18、24…閾値演算部、18C…シフト量演算部、19…直流シフタ、21…BPF、23…位相比較器。

Claims (4)

  1. 受信処理により得られたベースバンド信号をシリアルデータに変換するために用いられる識別閾値と、上記ベースバンド信号との相対的な直流レベル関係を制御する識別閾値設定装置において、
    上記ベースバンド信号のダイナミックレンジの中心と、上記ベースバンド信号をアイパターン化させたとした場合の立上り曲線と立下り曲線との交点であるクロスポイントとの関係情報を、上記ベースバンド信号から推測する信号波形歪み推測手段と、
    この信号波形歪み推測手段が得た関係情報に基づいて、上記識別閾値又は上記ベースバンド信号の直流レベルを変化させる閾値可変設定手段と
    を有することを特徴とする識別閾値設定装置。
  2. 上記信号波形歪み推測手段が、上記ベースバンド信号の最大レベルを検出するピーク検出部と、上記ベースバンド信号の平均レベルを検出する直流レベル検出部と、上記ベースバンド信号の最小レベルを検出するボトム検出部とを有し、
    上記閾値可変設定手段が、3つの検出信号に基づいて、上記識別閾値又は上記ベースバンド信号の直流レベルを変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の識別閾値設定装置。
  3. 上記信号波形歪み推測手段が、上記ベースバンド信号のビットレートと同じ周波数の高周波信号を抽出する高周波抽出部と、上記ベースバンド信号を識別、再生するタイミングを規定するタイミングクロック及び上記高周波信号の位相差並びに上記高周波信号の振幅を検出する位相差・振幅検出部とを少なくとも有し、
    上記閾値可変設定手段が、上記位相差情報及び振幅情報の組合せ関係に基づいて、上記識別閾値又は上記ベースバンド信号の直流レベルを変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の識別閾値設定装置。
  4. 上記ベースバンド信号が、強度変調されている光信号を光電変換して得られたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の識別閾値設定装置。
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