JP2004336200A - バースト信号開始時検出回路、光受信装置、並びに光伝送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】バースト信号が正確に識別・再生できるデューティー比になる段階を検知しその結果を制御信号として識別再生部に送出し正確な識別・再生を実現する。
【解決手段】光受信装置12は、光送信装置10からの光信号は光伝送路11を介して受信し、光電気変換部13で光−電気変換して増幅部14に送出する。増幅部では入力された電気信号を増幅する。バースト信号開始時検出回路16では増幅部の出力信号を基に増幅部の出力信号のデューティー比がある規定値に達した場合に制御信号を生成し識別再生部15に送出する。CLK生成部17では増幅部から送出された信号を基にCLKを生成した後、識別再生部にCLK信号を送出する。識別再生部は、バースト信号開始時検出回路からの制御信号を受信している間、CLK生成部から送出されたCLKを基に増幅部から送出された信号を識別・再生する。
【選択図】 図1
【解決手段】光受信装置12は、光送信装置10からの光信号は光伝送路11を介して受信し、光電気変換部13で光−電気変換して増幅部14に送出する。増幅部では入力された電気信号を増幅する。バースト信号開始時検出回路16では増幅部の出力信号を基に増幅部の出力信号のデューティー比がある規定値に達した場合に制御信号を生成し識別再生部15に送出する。CLK生成部17では増幅部から送出された信号を基にCLKを生成した後、識別再生部にCLK信号を送出する。識別再生部は、バースト信号開始時検出回路からの制御信号を受信している間、CLK生成部から送出されたCLKを基に増幅部から送出された信号を識別・再生する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バースト信号開始時検出回路と、そのバースト信号開始時検出回路を備えた光受信装置、並びに光伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の光受信装置の構成を示すブロック図である。図4に示す光受信装置は、バースト信号を光−電気変換する光電気変換部30と、光電気変換部30から出力される電気信号を増幅する増幅部31と、増幅部31から出力される信号のピーク値を検出するピーク検出部32と、ピーク検出部32からの出力信号と基準電圧Vrefとを比較しその比較結果を制御信号として識別再生部35に送出する比較部33と、増幅部31から出力される電気信号からクロック信号(以下、クロックをCLKと記す)を生成するCLK生成部34と、CLK生成部34からのCLK信号と比較部33からの制御信号に基づいて増幅部31からの電気信号を識別・再生する識別再生部35とで構成される。この例では、比較部33から識別再生部35に送出される制御信号により、識別再生部35において増幅部31から出力された電気信号の識別・再生開始を指示することができる。
【0003】
しかしながら、上述した従来の光受信装置では、増幅部31から出力される電気信号のデューティー(Duty)比が50%から大きくずれて、識別再生部35で正確に識別・再生することができるデューティー比でなくなる場合に、正確な識別・再生開始を指示する信号を送出することができないという問題点がある。
【0004】
また、バースト信号を識別・再生する従来技術としては、受信データの振幅が前置増幅器の線型の範囲にあるか否かを判定する第一のレベル判定回路と、両端の入力端子に受信データのハイレベルの電圧とローレベルの電圧が供給される、可変抵抗を備える第一の分圧回路とを設け、前記第一のレベル判定回路が、前記受信データの振幅が前記前置増幅器の線型の範囲にあると判定したときには、前記第一の分圧回路の出力電圧を前記受信データの振幅の中心に制御し、前記第一のレベル判定回路が、前記受信データの振幅が前記前置増幅器の非線型の範囲にあると判定したときには、前記第一の分圧回路の出力電圧を前記受信データの振幅の中心より高く制御し、前記第一の分圧回路の出力電圧を主増幅器にしきい値電圧として供給するものが開示されている(例えば、下記の特許文献1参照)。
【0005】
上記の構成では、雑音による誤動作防止のためのオフセット電圧が印加されても、しきい値を受信データのハイレベルとローレベルの平均値に等しく制御し、また、前置増幅器の非直線特性によって受信データのデューティー比が劣化していても、それを補正する自動しきい値制御回路が実現され、これによって、ローカル系の光通信システムにおける光受信装置の性能も改善することが可能になる。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−270755号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成では、伝送速度が高速なバースト信号のデューティー比がずれている場合において、最適なしきい値電圧に高速に制御することができず、その結果、正確な識別・再生ができない可能性が大きいという問題がある。
【0008】
本発明は、上述した従来例に係る問題点を解決するためになされたもので、バースト信号のデューティー比が正確に識別・再生できるデューティー比になる段階を検知し、その検知に基づいて正確な識別・再生を実現することができるバースト信号開始時検出回路と、そのバースト信号開始時検出回路を備えた光受信装置、並びに光伝送システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係るバースト信号開始時検出回路は、バースト信号を光−電気変換して増幅した後、入力される入力信号を一定時間遅延させる遅延部と、前記入力信号と前記遅延部の出力信号との排他的論理和を得るEX−OR部と、前記EX−OR部の出力信号の平均電圧を生成する平均電圧生成部と、前記入力信号のピークを検出するピーク検出部と、前記ピーク検出部の検出信号に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成部と、前記平均電圧生成部の出力信号と前記基準電圧生成部から出力される基準電圧とを比較する比較部とを備えたものである。この構成により、伝送速度が高速なバースト信号のデューティー比がずれている場合において、最適なしきい値電圧に高速に制御することができ、バースト信号のデューティー比が正確に識別・再生できるデューティー比になる段階を検知し、その検知に基づいて正確な識別・再生を実現することができる。
【0010】
また、前記遅延部は、前記入力信号を任意の時間だけ遅延させるよう構成されているものである。この構成により、前記EX−OR部は、増幅部出力信号の正確なデューティー比を信号として平均電圧生成部に知らせることができる。
【0011】
また、前記基準電圧生成部は、前記ピーク検出部の検出信号のレベルが、ある規定値に達した場合に、基準電圧を生成し、前記比較部に基準電圧を送出するよう構成されている。この構成により、増幅部出力信号が正確に識別・再生できるデューティー比に達する時間を比較部に知らせることがきる。
【0012】
また、前記比較部は、前記平均電圧生成部の出力信号と前記基準電圧生成部から出力される基準電圧とを比較し、前記入力信号のデューティー比が、ある規定値になる場合に、後段の装置に制御信号を送出するよう構成されている。この構成により、増幅部出力信号が正確に識別・再生できるデューティー比に達した段階から、後段の装置において識別・再生を開始するための制御をすることができる。
【0013】
また、本発明に係る光受信装置は、入力される光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、前記光電気変換部の出力信号を増幅する増幅部と、前記増幅部の出力信号のデューティー比がある規定値になる場合に制御信号を生成する、前述したバースト信号開始時検出回路と、前記増幅部の出力信号に基づいてクロックを生成するクロック生成部と、前記バースト信号開始時検出回路の検出信号と前記クロック生成部の出力信号に基づいて前記増幅部の出力信号を識別・再生する識別再生部とを備えたものである。この構成により、伝送速度が高速なバースト信号のデューティー比がずれている場合において、最適なしきい値電圧に高速に制御し、かつ、増幅部出力信号が正確に識別・再生できるデューティー比に達した段階から、識別再生部において識別・再生を開始する光受信装置を実現することができる。
【0014】
また、前記増幅部、前記遅延部、前記EX−OR部、前記平均電圧生成部及び前記比較部は、1つのICに集積化されるよう構成されている。この構成により、バースト信号開始時検出回路、光受信装置、及び光伝送システムの小型化、低コスト化を実現することができる。
【0015】
さらに、本発明に係る光伝送システムは、光信号を送信する光送信装置と、前記光送信装置からの光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を伝搬してきた光信号を受信する、前述した光受信装置とを備えたものである。この構成により、光送信装置から送出され、光伝送路を伝搬してきた高速な光バースト信号のデューティー比がずれている場合に、光受信装置において、前記光バースト信号を電気バースト信号に変換し、かつ、最適なしきい値電圧に高速に制御し、かつ、増幅部出力信号が正確に識別・再生できるデューティー比に達した段階から識別・再生を開始するという光伝送システムを実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係る光伝送システムの構成を示すブロック図である。図1に示す光伝送システムは、光信号を生成して送信する光送信装置10と、光送信装置10からの光信号を伝送する光伝送路11と、光伝送路11を介して伝搬されてきた光信号を受信する光受信装置12とを備え、光受信装置12は、光電気変換部13、増幅部14、識別再生部15、バースト信号開始時検出回路16及びCLK生成部17で構成される。
【0017】
ここで、光受信装置12では、光電気変換部13において入力された光信号を電気信号に変換して増幅部14に送出する。増幅部14は、入力された電気信号を増幅し、識別再生部15とバースト信号開始時検出回路16及びCLK生成部17にそれぞれ送出する。バースト信号開始時検出回路16は、増幅部14の出力信号を基に、増幅部14の出力信号のデューティー比がある規定値に達した場合に制御信号を生成し識別再生部15に送出する。CLK生成部17は、増幅部14から送出された信号を基にCLKを生成した後、識別再生部15にCLK信号を送出する。識別再生部15は、バースト信号開始時検出回路16からの制御信号を受信している間、CLK生成部17から送出されたCLK信号を基に、増幅部14から送出された信号を識別・再生する。
【0018】
以下、バースト信号開始時検出回路16の構成について説明する。図2は、光受信装置12内のバースト信号開始時検出回路16と、その周辺の構成を示すブロック図である。図2に示すように、バースト信号開始時検出回路16は、バースト信号を光−電気変換して増幅した後、入力される入力信号を一定時間遅延させる遅延部16aと、入力信号と遅延部16aの出力信号との排他的論理和(以下、排他的論理和をEX−ORと記す)を得るEX−OR部16bと、EX−OR部16bの出力信号の平均電圧を生成する平均電圧生成部16cと、入力信号のピークを検出するピーク検出部16dと、ピーク検出部16dの検出信号に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成部16eと、平均電圧生成部16cの出力信号と基準電圧生成部16eから出力される基準電圧とを比較する比較部16fとを備えている。
【0019】
次に、図2に示す構成に係る動作について説明する。光電気変換部13は、入力された光信号を電気信号に変換して増幅部14に送出する。増幅部14は入力された電気信号を増幅し、増幅された電気信号は、バースト信号開始時検出回路16とCLK生成部17と識別再生部15にそれぞれ送出される。バースト信号開始時検出回路16に入力された電気信号は、分岐され、遅延部16a、EX−OR部16b、ピーク検出部16dにそれぞれ送出される。
【0020】
以下、図2に示すバースト信号開始時検出回路16内の各部波形A−Gを対応して示す図3(図3の(a)と(b)を総称して図3と言う)を参照しつつその動作について説明する。遅延部16aは、入力された電気信号(図3の波形A)を任意の一定時間だけ遅延させた後、EX−OR部16bに送出する。図3では遅延量を1ビットとしている(図3の波形B)。EX−OR部16bでは、増幅部14から送出された電気信号(図3の波形A)と遅延部16aから送出された電気信号(図3の波形B)とのEX−ORをとった後、その出力信号(図3の波形C)を平均電圧生成部16cに送出する。
【0021】
平均電圧生成部16cでは、入力された電気信号の平均値を求め、平均した信号(図3の波形D、以降Vaveと称す)を比較部16fに送出する。例えば、図3(a)に示すバースト信号1の場合、信号開始時は電気信号の「1」「0」交番の中間値から「1」の値に近づく。
【0022】
一方、ピーク検出部16dでは、増幅部14から送出された電気信号のピーク値を検出した後、その結果(図3の波形E)を基準電圧生成部16eに送出する。基準電圧生成部16eは、ピーク検出部16dから送出された信号を基に基準電圧を生成する(図3の波形F、以降Vrと称す)。ここで、基準電圧生成部16eは、ピーク検出部16dから送出された信号と比較する基準電圧の規定値(以降、Vr1と称す)を備えており、ピーク検出部16dの出力信号があるVr1(図3の波形E中の点線)を超えるときにVrを生成し、比較部16fにVrを送出する。
【0023】
比較部16fでは、平均電圧生成部16cから送出された信号(以降、Vave)とVrを基に、制御信号(図3の波形G、以降Vstat)を生成し識別再生部15に送出する。ここで、比較部16fは、Vaveと比較するための電圧(以降、Vr2)、及びVrと比較するための電圧(以降、Vr3)を備えており、VaveがVr2以上になり(Vave≧Vr2)、かつ、VrがVr3以上になった(Vr≧Vr3)段階で制御信号を生成し、識別再生部15に送出する。このVave≧Vr2という状態は、増幅部14の出力信号のデューティー比が、識別再生部15で正確に識別・再生することができる値になっていることである。また、Vr≧Vr3という状態は、バースト信号の振幅が識別再生部15で正確に識別・再生することができるレベルになっているということである。
【0024】
CLK生成部17は、増幅部14から送出された電気信号を基にCLKを生成した後、識別再生部15にCLK信号を送出する。識別再生部15は、Vstatが「0」から「1」に変化した段階で、CLK生成部17から送出されたCLK信号を基に増幅部14から送出された電気信号の識別・再生を開始する。
【0025】
これにより、バースト信号開始時のデューティー比が50%よりも大きい値から50%に達する場合において、増幅部出力の電気信号を2分岐し、一方を任意時間だけ遅延させ、その両方のEX−ORをとり、平均化した後に基準電圧と比較し制御信号を生成し、その制御信号を識別再生部15に送出することにより、識別再生部15で増幅部出力信号を正確に識別・再生することができる。また、増幅部14、遅延部16a、EX−OR部16b、平均電圧生成部16cを1つのICに集積化することにより、装置及びシステムの小型化、低コスト化を実現することができる。
【0026】
以上は、バースト信号開始時のデューティー比が50%よりも大きい値から50%に達する場合について述べてきたが、バースト信号開始時のデューティー比が50%よりも小さい値から50%に達する場合についても同様な動作をする。図3(b)に示すバースト信号2の場合についても、図3の波形Cは、信号開始時は電気信号の「1」「0」交番の中間値であるが、徐々に「1」の値に近づく。その他のブロックの動作については、図3(a)に示す「バースト信号開始時のデューティー比が50%よりも大きい値から50%に達する場合」と同じであるため割愛する。
【0027】
これにより、バースト信号開始時のデューティー比が50%よりも小さい値から50%に達する場合において、増幅部出力の電気信号を2分岐し、一方を任意時間だけ遅延させ、その両方のEX−ORをとり、平均化した後に基準電圧と比較し制御信号を生成し、その制御信号を識別再生部15に送出することにより、識別再生部15で増幅部出力信号を正確に識別・再生することができる。
【0028】
このように、本実施の形態では、バースト信号開始時検出回路において、電気信号のEX−OR、EX−OR出力の平均化、平均化電圧と基準電圧との比較による制御信号の生成、その制御信号を識別再生部15に送出することにより、バースト信号開始時における増幅部の出力信号のデューティー比が、増幅部後段の識別再生部15で正確に識別・再生できる値に達していない場合においても、識別再生部15において正確に識別・再生できるデューティー比に達しない間は識別再生部15での識別を実行させないようにし、識別再生部15において正確に識別・再生できるデューティー比に達した場合には識別再生部15での識別を実行させる制御信号を送出することができる。これにより、識別再生部15で増幅部信号を正確に識別・再生することができる。また、増幅部14、遅延部16a、EX−OR部16b、平均電圧生成部16cを1つのICに集積化することにより、装置及びシステムの小型化、低コスト化を実現することができる。
【0029】
なお、図1及び図2は、この実施の形態が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、したがって、本発明は、図1及び図2の構成及び動作に限定するものではない。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、バースト信号のデューティー比が正確に識別・再生できるようになる段階を検知し、その検知に基づいて正確な識別・再生を実現することができるバースト信号開始時検出回路と、そのバースト信号開始時検出回路を備えた光受信装置、並びに光伝送システムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における光伝送システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態における光受信装置及び受信装置内のバースト信号開始時検出回路と、その周辺の構成を示すブロック図
【図3】図2に示すバースト信号開始時検出回路16内の各部波形A−Gを対応して示す波形図
(a)バースト信号1の場合の波形図
(b)バースト信号2の場合の波形図
【図4】従来の光受信装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
10 光送信装置
11 光伝送路
12 光受信装置
13 光電気変換部
14 増幅部
15 識別再生部
16 バースト信号開始時検出回路
16a 遅延部
16b EX−OR部
16c 平均電圧生成部
16d ピーク検出部
16e 基準電圧生成部
16f 比較部
17 CLK生成部
【発明の属する技術分野】
本発明は、バースト信号開始時検出回路と、そのバースト信号開始時検出回路を備えた光受信装置、並びに光伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の光受信装置の構成を示すブロック図である。図4に示す光受信装置は、バースト信号を光−電気変換する光電気変換部30と、光電気変換部30から出力される電気信号を増幅する増幅部31と、増幅部31から出力される信号のピーク値を検出するピーク検出部32と、ピーク検出部32からの出力信号と基準電圧Vrefとを比較しその比較結果を制御信号として識別再生部35に送出する比較部33と、増幅部31から出力される電気信号からクロック信号(以下、クロックをCLKと記す)を生成するCLK生成部34と、CLK生成部34からのCLK信号と比較部33からの制御信号に基づいて増幅部31からの電気信号を識別・再生する識別再生部35とで構成される。この例では、比較部33から識別再生部35に送出される制御信号により、識別再生部35において増幅部31から出力された電気信号の識別・再生開始を指示することができる。
【0003】
しかしながら、上述した従来の光受信装置では、増幅部31から出力される電気信号のデューティー(Duty)比が50%から大きくずれて、識別再生部35で正確に識別・再生することができるデューティー比でなくなる場合に、正確な識別・再生開始を指示する信号を送出することができないという問題点がある。
【0004】
また、バースト信号を識別・再生する従来技術としては、受信データの振幅が前置増幅器の線型の範囲にあるか否かを判定する第一のレベル判定回路と、両端の入力端子に受信データのハイレベルの電圧とローレベルの電圧が供給される、可変抵抗を備える第一の分圧回路とを設け、前記第一のレベル判定回路が、前記受信データの振幅が前記前置増幅器の線型の範囲にあると判定したときには、前記第一の分圧回路の出力電圧を前記受信データの振幅の中心に制御し、前記第一のレベル判定回路が、前記受信データの振幅が前記前置増幅器の非線型の範囲にあると判定したときには、前記第一の分圧回路の出力電圧を前記受信データの振幅の中心より高く制御し、前記第一の分圧回路の出力電圧を主増幅器にしきい値電圧として供給するものが開示されている(例えば、下記の特許文献1参照)。
【0005】
上記の構成では、雑音による誤動作防止のためのオフセット電圧が印加されても、しきい値を受信データのハイレベルとローレベルの平均値に等しく制御し、また、前置増幅器の非直線特性によって受信データのデューティー比が劣化していても、それを補正する自動しきい値制御回路が実現され、これによって、ローカル系の光通信システムにおける光受信装置の性能も改善することが可能になる。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−270755号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成では、伝送速度が高速なバースト信号のデューティー比がずれている場合において、最適なしきい値電圧に高速に制御することができず、その結果、正確な識別・再生ができない可能性が大きいという問題がある。
【0008】
本発明は、上述した従来例に係る問題点を解決するためになされたもので、バースト信号のデューティー比が正確に識別・再生できるデューティー比になる段階を検知し、その検知に基づいて正確な識別・再生を実現することができるバースト信号開始時検出回路と、そのバースト信号開始時検出回路を備えた光受信装置、並びに光伝送システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係るバースト信号開始時検出回路は、バースト信号を光−電気変換して増幅した後、入力される入力信号を一定時間遅延させる遅延部と、前記入力信号と前記遅延部の出力信号との排他的論理和を得るEX−OR部と、前記EX−OR部の出力信号の平均電圧を生成する平均電圧生成部と、前記入力信号のピークを検出するピーク検出部と、前記ピーク検出部の検出信号に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成部と、前記平均電圧生成部の出力信号と前記基準電圧生成部から出力される基準電圧とを比較する比較部とを備えたものである。この構成により、伝送速度が高速なバースト信号のデューティー比がずれている場合において、最適なしきい値電圧に高速に制御することができ、バースト信号のデューティー比が正確に識別・再生できるデューティー比になる段階を検知し、その検知に基づいて正確な識別・再生を実現することができる。
【0010】
また、前記遅延部は、前記入力信号を任意の時間だけ遅延させるよう構成されているものである。この構成により、前記EX−OR部は、増幅部出力信号の正確なデューティー比を信号として平均電圧生成部に知らせることができる。
【0011】
また、前記基準電圧生成部は、前記ピーク検出部の検出信号のレベルが、ある規定値に達した場合に、基準電圧を生成し、前記比較部に基準電圧を送出するよう構成されている。この構成により、増幅部出力信号が正確に識別・再生できるデューティー比に達する時間を比較部に知らせることがきる。
【0012】
また、前記比較部は、前記平均電圧生成部の出力信号と前記基準電圧生成部から出力される基準電圧とを比較し、前記入力信号のデューティー比が、ある規定値になる場合に、後段の装置に制御信号を送出するよう構成されている。この構成により、増幅部出力信号が正確に識別・再生できるデューティー比に達した段階から、後段の装置において識別・再生を開始するための制御をすることができる。
【0013】
また、本発明に係る光受信装置は、入力される光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、前記光電気変換部の出力信号を増幅する増幅部と、前記増幅部の出力信号のデューティー比がある規定値になる場合に制御信号を生成する、前述したバースト信号開始時検出回路と、前記増幅部の出力信号に基づいてクロックを生成するクロック生成部と、前記バースト信号開始時検出回路の検出信号と前記クロック生成部の出力信号に基づいて前記増幅部の出力信号を識別・再生する識別再生部とを備えたものである。この構成により、伝送速度が高速なバースト信号のデューティー比がずれている場合において、最適なしきい値電圧に高速に制御し、かつ、増幅部出力信号が正確に識別・再生できるデューティー比に達した段階から、識別再生部において識別・再生を開始する光受信装置を実現することができる。
【0014】
また、前記増幅部、前記遅延部、前記EX−OR部、前記平均電圧生成部及び前記比較部は、1つのICに集積化されるよう構成されている。この構成により、バースト信号開始時検出回路、光受信装置、及び光伝送システムの小型化、低コスト化を実現することができる。
【0015】
さらに、本発明に係る光伝送システムは、光信号を送信する光送信装置と、前記光送信装置からの光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を伝搬してきた光信号を受信する、前述した光受信装置とを備えたものである。この構成により、光送信装置から送出され、光伝送路を伝搬してきた高速な光バースト信号のデューティー比がずれている場合に、光受信装置において、前記光バースト信号を電気バースト信号に変換し、かつ、最適なしきい値電圧に高速に制御し、かつ、増幅部出力信号が正確に識別・再生できるデューティー比に達した段階から識別・再生を開始するという光伝送システムを実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係る光伝送システムの構成を示すブロック図である。図1に示す光伝送システムは、光信号を生成して送信する光送信装置10と、光送信装置10からの光信号を伝送する光伝送路11と、光伝送路11を介して伝搬されてきた光信号を受信する光受信装置12とを備え、光受信装置12は、光電気変換部13、増幅部14、識別再生部15、バースト信号開始時検出回路16及びCLK生成部17で構成される。
【0017】
ここで、光受信装置12では、光電気変換部13において入力された光信号を電気信号に変換して増幅部14に送出する。増幅部14は、入力された電気信号を増幅し、識別再生部15とバースト信号開始時検出回路16及びCLK生成部17にそれぞれ送出する。バースト信号開始時検出回路16は、増幅部14の出力信号を基に、増幅部14の出力信号のデューティー比がある規定値に達した場合に制御信号を生成し識別再生部15に送出する。CLK生成部17は、増幅部14から送出された信号を基にCLKを生成した後、識別再生部15にCLK信号を送出する。識別再生部15は、バースト信号開始時検出回路16からの制御信号を受信している間、CLK生成部17から送出されたCLK信号を基に、増幅部14から送出された信号を識別・再生する。
【0018】
以下、バースト信号開始時検出回路16の構成について説明する。図2は、光受信装置12内のバースト信号開始時検出回路16と、その周辺の構成を示すブロック図である。図2に示すように、バースト信号開始時検出回路16は、バースト信号を光−電気変換して増幅した後、入力される入力信号を一定時間遅延させる遅延部16aと、入力信号と遅延部16aの出力信号との排他的論理和(以下、排他的論理和をEX−ORと記す)を得るEX−OR部16bと、EX−OR部16bの出力信号の平均電圧を生成する平均電圧生成部16cと、入力信号のピークを検出するピーク検出部16dと、ピーク検出部16dの検出信号に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成部16eと、平均電圧生成部16cの出力信号と基準電圧生成部16eから出力される基準電圧とを比較する比較部16fとを備えている。
【0019】
次に、図2に示す構成に係る動作について説明する。光電気変換部13は、入力された光信号を電気信号に変換して増幅部14に送出する。増幅部14は入力された電気信号を増幅し、増幅された電気信号は、バースト信号開始時検出回路16とCLK生成部17と識別再生部15にそれぞれ送出される。バースト信号開始時検出回路16に入力された電気信号は、分岐され、遅延部16a、EX−OR部16b、ピーク検出部16dにそれぞれ送出される。
【0020】
以下、図2に示すバースト信号開始時検出回路16内の各部波形A−Gを対応して示す図3(図3の(a)と(b)を総称して図3と言う)を参照しつつその動作について説明する。遅延部16aは、入力された電気信号(図3の波形A)を任意の一定時間だけ遅延させた後、EX−OR部16bに送出する。図3では遅延量を1ビットとしている(図3の波形B)。EX−OR部16bでは、増幅部14から送出された電気信号(図3の波形A)と遅延部16aから送出された電気信号(図3の波形B)とのEX−ORをとった後、その出力信号(図3の波形C)を平均電圧生成部16cに送出する。
【0021】
平均電圧生成部16cでは、入力された電気信号の平均値を求め、平均した信号(図3の波形D、以降Vaveと称す)を比較部16fに送出する。例えば、図3(a)に示すバースト信号1の場合、信号開始時は電気信号の「1」「0」交番の中間値から「1」の値に近づく。
【0022】
一方、ピーク検出部16dでは、増幅部14から送出された電気信号のピーク値を検出した後、その結果(図3の波形E)を基準電圧生成部16eに送出する。基準電圧生成部16eは、ピーク検出部16dから送出された信号を基に基準電圧を生成する(図3の波形F、以降Vrと称す)。ここで、基準電圧生成部16eは、ピーク検出部16dから送出された信号と比較する基準電圧の規定値(以降、Vr1と称す)を備えており、ピーク検出部16dの出力信号があるVr1(図3の波形E中の点線)を超えるときにVrを生成し、比較部16fにVrを送出する。
【0023】
比較部16fでは、平均電圧生成部16cから送出された信号(以降、Vave)とVrを基に、制御信号(図3の波形G、以降Vstat)を生成し識別再生部15に送出する。ここで、比較部16fは、Vaveと比較するための電圧(以降、Vr2)、及びVrと比較するための電圧(以降、Vr3)を備えており、VaveがVr2以上になり(Vave≧Vr2)、かつ、VrがVr3以上になった(Vr≧Vr3)段階で制御信号を生成し、識別再生部15に送出する。このVave≧Vr2という状態は、増幅部14の出力信号のデューティー比が、識別再生部15で正確に識別・再生することができる値になっていることである。また、Vr≧Vr3という状態は、バースト信号の振幅が識別再生部15で正確に識別・再生することができるレベルになっているということである。
【0024】
CLK生成部17は、増幅部14から送出された電気信号を基にCLKを生成した後、識別再生部15にCLK信号を送出する。識別再生部15は、Vstatが「0」から「1」に変化した段階で、CLK生成部17から送出されたCLK信号を基に増幅部14から送出された電気信号の識別・再生を開始する。
【0025】
これにより、バースト信号開始時のデューティー比が50%よりも大きい値から50%に達する場合において、増幅部出力の電気信号を2分岐し、一方を任意時間だけ遅延させ、その両方のEX−ORをとり、平均化した後に基準電圧と比較し制御信号を生成し、その制御信号を識別再生部15に送出することにより、識別再生部15で増幅部出力信号を正確に識別・再生することができる。また、増幅部14、遅延部16a、EX−OR部16b、平均電圧生成部16cを1つのICに集積化することにより、装置及びシステムの小型化、低コスト化を実現することができる。
【0026】
以上は、バースト信号開始時のデューティー比が50%よりも大きい値から50%に達する場合について述べてきたが、バースト信号開始時のデューティー比が50%よりも小さい値から50%に達する場合についても同様な動作をする。図3(b)に示すバースト信号2の場合についても、図3の波形Cは、信号開始時は電気信号の「1」「0」交番の中間値であるが、徐々に「1」の値に近づく。その他のブロックの動作については、図3(a)に示す「バースト信号開始時のデューティー比が50%よりも大きい値から50%に達する場合」と同じであるため割愛する。
【0027】
これにより、バースト信号開始時のデューティー比が50%よりも小さい値から50%に達する場合において、増幅部出力の電気信号を2分岐し、一方を任意時間だけ遅延させ、その両方のEX−ORをとり、平均化した後に基準電圧と比較し制御信号を生成し、その制御信号を識別再生部15に送出することにより、識別再生部15で増幅部出力信号を正確に識別・再生することができる。
【0028】
このように、本実施の形態では、バースト信号開始時検出回路において、電気信号のEX−OR、EX−OR出力の平均化、平均化電圧と基準電圧との比較による制御信号の生成、その制御信号を識別再生部15に送出することにより、バースト信号開始時における増幅部の出力信号のデューティー比が、増幅部後段の識別再生部15で正確に識別・再生できる値に達していない場合においても、識別再生部15において正確に識別・再生できるデューティー比に達しない間は識別再生部15での識別を実行させないようにし、識別再生部15において正確に識別・再生できるデューティー比に達した場合には識別再生部15での識別を実行させる制御信号を送出することができる。これにより、識別再生部15で増幅部信号を正確に識別・再生することができる。また、増幅部14、遅延部16a、EX−OR部16b、平均電圧生成部16cを1つのICに集積化することにより、装置及びシステムの小型化、低コスト化を実現することができる。
【0029】
なお、図1及び図2は、この実施の形態が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、したがって、本発明は、図1及び図2の構成及び動作に限定するものではない。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、バースト信号のデューティー比が正確に識別・再生できるようになる段階を検知し、その検知に基づいて正確な識別・再生を実現することができるバースト信号開始時検出回路と、そのバースト信号開始時検出回路を備えた光受信装置、並びに光伝送システムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における光伝送システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態における光受信装置及び受信装置内のバースト信号開始時検出回路と、その周辺の構成を示すブロック図
【図3】図2に示すバースト信号開始時検出回路16内の各部波形A−Gを対応して示す波形図
(a)バースト信号1の場合の波形図
(b)バースト信号2の場合の波形図
【図4】従来の光受信装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
10 光送信装置
11 光伝送路
12 光受信装置
13 光電気変換部
14 増幅部
15 識別再生部
16 バースト信号開始時検出回路
16a 遅延部
16b EX−OR部
16c 平均電圧生成部
16d ピーク検出部
16e 基準電圧生成部
16f 比較部
17 CLK生成部
Claims (7)
- バースト信号を光−電気変換して増幅した後、入力される入力信号を一定時間遅延させる遅延部と、
前記入力信号と前記遅延部の出力信号との排他的論理和を得るEX−OR部と、
前記EX−OR部の出力信号の平均電圧を生成する平均電圧生成部と、
前記入力信号のピークを検出するピーク検出部と、
前記ピーク検出部の検出信号に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成部と、
前記平均電圧生成部の出力信号と前記基準電圧生成部から出力される基準電圧とを比較する比較部とを、
備えたバースト信号開始時検出回路。 - 前記遅延部は、前記入力信号を任意の時間だけ遅延させるよう構成されている請求項1に記載のバースト信号開始時検出回路。
- 前記基準電圧生成部は、前記ピーク検出部の検出信号のレベルが、ある規定値に達した場合に、基準電圧を生成し、前記比較部に基準電圧を送出するよう構成されている請求項1又は2に記載のバースト信号開始時検出回路。
- 前記比較部は、前記平均電圧生成部の出力信号と前記基準電圧生成部から出力される基準電圧とを比較し、前記入力信号のデューティー比が、ある規定値になる場合に、後段の装置に制御信号を送出するよう構成されている請求項1から3のいずれか1つに記載のバースト信号開始時検出回路。
- 入力される光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
前記光電気変換部の出力信号を増幅する増幅部と、
前記増幅部の出力信号のデューティー比がある規定値になる場合に制御信号を生成する、請求項1から4のいずれか1つに記載のバースト信号開始時検出回路と、
前記増幅部の出力信号に基づいてクロックを生成するクロック生成部と、
前記バースト信号開始時検出回路の検出信号と前記クロック生成部の出力信号に基づいて前記増幅部の出力信号を識別・再生する識別再生部とを、
備えた光受信装置。 - 前記増幅部、前記遅延部、前記EX−OR部、前記平均電圧生成部及び前記比較部が、1つのICに集積化されている請求項5に記載の光受信装置。
- 光信号を送信する光送信装置と、
前記光送信装置からの光信号を伝送する光伝送路と、
前記光伝送路を伝搬してきた光信号を受信する、請求項5又は6に記載の光受信装置とを、
備えた光伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003126514A JP2004336200A (ja) | 2003-05-01 | 2003-05-01 | バースト信号開始時検出回路、光受信装置、並びに光伝送システム |
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JP2004336200A true JP2004336200A (ja) | 2004-11-25 |
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JP2003126514A Withdrawn JP2004336200A (ja) | 2003-05-01 | 2003-05-01 | バースト信号開始時検出回路、光受信装置、並びに光伝送システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004336200A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008271014A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Fujikura Ltd | 光バースト信号受信装置および方法 |
KR101338480B1 (ko) * | 2009-11-30 | 2013-12-10 | 한국전자통신연구원 | 버스트 모드 패킷 신호에 대한 감지 신호 생성 장치 및 수신 장치 |
CN103595486A (zh) * | 2013-11-14 | 2014-02-19 | 中国电子科技集团公司第三十四研究所 | 突发式低抖动光模块及其运行方法 |
-
2003
- 2003-05-01 JP JP2003126514A patent/JP2004336200A/ja not_active Withdrawn
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