JP2003284878A - ミシン - Google Patents
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Classifications
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- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B65/00—Devices for severing the needle or lower thread
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
- D05B19/12—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
供すること。 【解決手段】糸捕捉体92は、略鉤状を成す第1の糸捕
捉部100及び第2の糸捕捉部102を有し、往復方向
としての左右方向において第1の糸捕捉部100が第2
の糸捕捉部102よりも往動側(右側)に位置すると共
に、前後方向において第1の糸捕捉部100が第2の糸
捕捉部102よりも針穴寄り(後方)に間隔をあけて位
置する。この糸捕捉体92は、第1の糸捕捉部100と
第2の糸捕捉部102との間に設置された切断刃に対し
てステッピングモータで往復動される。
Description
捉して、その糸を切断刃で切断するミシンに関する。
体が糸輪の中に往動されて、糸輪が糸捕捉体によって分
けられ、更に、その糸捕捉体が復動の途中で糸を捕捉
し、その糸が糸捕捉体によって切断刃にまで移動され、
糸が切断刃によって切断される(例えば、本出願人によ
る特許2871201号)。このようなミシンでは、図
42に示すように、移動刃510(糸捕捉体に相当)及
び固定刃520は、いずれも水平方向に伸展した板状の
部材であった。そして、糸は固定刃520を境に分けら
れ、ベッド部内における布側の糸端の糸量や針側(或い
はボビン側)の糸端の糸量は、針穴、固定刃520の固
定位置、下糸のボビンの位置、水平釜の剣先の回転軌跡
等によって決まっていた。
部内における布側の糸端の糸量が長い場合には、ベッド
部内でその布側の糸端部が絡むおそれがあり、それを防
止するために、切断後の布側の糸端の糸量を短くなるよ
うに、固定刃が往動方向に前進した位置に固定される
と、針側(或いはボビン側)の糸端の糸量も短くなり、
糸切り後の次の縫製開始時の糸量が不足してしまう。従
って、布側及び針側(或いはボビン側)の両方の糸端の
糸量を適切にすることはできないという問題点があっ
た。
になされたものであり、糸切り後の糸端の糸量を適切に
したミシンを提供することである。
に、請求項1記載のミシンは、縫い針の通過を許容する
針穴を形成された針板と、前記針板の下方で往復動さ
れ、その往復方向に伸長して、略鉤状を成す第1の糸捕
捉部及び第2の糸捕捉部を有する糸捕捉体と、前記糸捕
捉体の第1の糸捕捉部及び前記第2の糸捕捉部の間に少
なくとも復動時に位置して、前記第1の糸捕捉部及び前
記第2の糸捕捉部に捕捉された糸を切断する切断刃とを
備えている。
糸捕捉部が前記第2の糸捕捉部よりも往動側に位置する
と共に、前記往復方向に直交する方向において前記第1
の糸捕捉部が前記第2の糸捕捉部よりも針穴寄りに間隔
をあけて位置している。前記糸捕捉体が復動するときに
は、前記第1の糸捕捉部と前記第2の糸捕捉部とがその
間で捕捉された糸を前記切断刃に交差するように移動し
て、前記第1の糸捕捉部が前記第2の糸捕捉部よりも後
に前記切断刃による切断位置を通過する。
捉部と前記第2の糸捕捉部とを連続して形成され、前記
第1の糸捕捉部と前記第2の糸捕捉部とに対して直交し
て伸展する中間部を有する糸捕捉体を有し、前記第1の
糸捕捉部と第2の糸捕捉部が前記中間部で連続して形成
されている。
捕捉部の往動方向の先端部に、下がった段部が形成され
ている糸捕捉体を有し、前記糸捕捉体の往動方向の先端
部が低くなっている。
も往動側の端部の少なくとも一部の下辺は、前記第1の
糸捕捉部の鉤状に形成された部分よりも往動側に位置す
る部分における最下位置である糸捕捉体を有し、前記段
部よりも往動側にその最下部がある。
て図面を参照して説明する。尚、図1における作業者側
を前とし、ミシン10に向き合う作業者に基づき左右を
決めて以下説明する。
を有するベッド部12と、ベッド部12の右部から上方
へ伸長する脚柱部14と、脚柱部14からベッド部12
と対向するように左方(水平方向)へ伸長するアーム部
16とを有する。これらベッド部12、脚柱部14、ア
ーム部16は樹脂製のフレーム18(前面側のフロント
フレーム20、後方側のリアフレーム22)によって構
成される。このフレーム18の内部には、補強用のリブ
20a,22aが多数設けられている。このような樹脂
製のフレーム18については、本出願人の特願2001
―295564号がある。
する金属製の下軸24が樹脂製のリアフレーム22に支
持され、その下軸24の左端部には、金属製部品を少な
くとも一部に有する送り歯25を前後方向に移動する送
り歯機構26a、水平釜の剣先27を垂直線を中心とし
て水平面でボビンBの周囲で回転する糸輪捕捉機構(水
平釜機構)26b、上糸TU及び下糸TDを切断するた
めの糸切り機構26c等の下部機構26が樹脂製のリア
フレーム22に支持され、糸輪捕捉機構26bの上方に
あたる樹脂製のフレーム18(或いは下部機構26)に
は針板28が支持されている。この針板28には、上下
動する針Nの通過を許容する針穴29が形成されてい
る。ベッド部12と脚柱部14との連続部分には、下軸
24、送り歯機構26a、糸輪捕捉機構26b、後述の
アーム部16に備えられた機構の駆動源としてミシンモ
ータ30が備えられている。
方形の開口を有する貫通部を形成され、その貫通部の周
囲には、上方に突出する歯部25aが形成されている。
更に、送り歯25の貫通部の前側にあたる下面の前端に
は、左右方向に伸展する垂直面で断面を形成すると、前
から見てその断面が略三角形である断面切り欠け部25
bが上方に凹んで形成され、その上方への凹みは後方へ
行くほど徐々に多くなっている。その切り欠け部25b
では、斜めの2つの斜面があり、その切り欠け部25b
の左側にあたる部分には、下方に突出する歯柱25cが
形成されている。
は、LCD付き透明タッチパネル32が備えられ、縫製
する模様を選択する操作、縫製開始時や縫製完了時に糸
切りを自動的に行わせる設定をする操作を作業者ができ
るようにミシン10は構成されている。このLCD付き
透明タッチパネル32の左側のアーム部16の前面に
は、ミシンモータ30の回転速度を設定するためのスラ
イド操作部材34が設けられ、波線で示すように右側に
位置させると、高速にミシンモータ30が回転する。
する金属製の主軸36が樹脂製のリアフレーム22に支
持されている。この主軸36の角度や回転速度を検出可
能なように、主軸36に固定されたシャッターやスリッ
ト円盤によって適宜遮られるフォトカプラや信号発生器
等からなる状態検出器37が設けられている。
部が金属製である針棒駆動機構、押え足昇降機構、針棒
NBに対して所望の位相で天秤Pを上下する天秤駆動機
構、糸通し機構等の上部機構38が樹脂製のリアフレー
ム22に支持されている。この針棒駆動機構38aは針
Nを上下動させる機構に加えて、左右方向に揺動させる
機構も含み、ミシンモータ30とは別の独立した動力源
としてのステッピングモータ39を有し、そのステッピ
ングモータ39は上糸TUの糸調子器Hを所定の糸切り
のためにタイミングで開放する場合にも用いられる。
源としての糸カセット40を装着するための上下方向に
伸長する後方へへこんだ装着部Sが設けられている。こ
のように糸カセット40を着脱可能にしたミシン10と
しては、本出願人の特願2000―398266号があ
る。
のアーム部16の前面には、ミシンモータ30をスター
ト・ストップするためのSS操作ボタン42、布送り方
向を反転させる返し縫い操作ボタン44(或いは、止め
縫いを行うための止め縫い操作ボタン)、針Nの停止位
置を上下で切り替える針位置切替操作ボタン46、作業
者の所望の任意の時期に上糸TU及び下糸TDを切断す
るための糸切り操作ボタン48が設けられている。
Uを挿通させるための糸通し操作レバー50が設けら
れ、アーム部16の下方には、押え足52を上下するた
めの押え足操作レバー54が設けられている。更に、ア
ーム部16の下面において左右に別れた2つの位置に
は、それぞれ開口部が形成されており、その開口部に
は、照明装置56,58がそれぞれ配置されている。
7に示すように構成されており、その各部品は、図8〜
図17に示すようなものであり、以下に説明する。
部品を取り付けるための金属製の板である糸切りベース
上部板60及び糸切りベース下部板62があり、それら
には多数の取付のための貫通穴や雌ねじが形成されてい
る。それら糸切りベース上部板60及び糸切りベース下
部板62の間には、図6に示すように、2本の金属製の
円柱形状の間隔維持部材63が上下両方向からネジで取
り付けられ、糸切りベース上部板60及び糸切りベース
下部板62が上下方向に離れて平行に位置している。即
ち、図2等に示すように、糸切りベース上部板60及び
糸切りベース下部板62との間に、後述のように種々の
部品を取り付けるため空間が確保されている。
する原点検出用ピン64が固定され、この原点検出用ピ
ン64の側面を覆うように、図6に示すように、弾性体
としての硬質ゴム65が取り付けられる。糸切りベース
下部板62からは上方に突出する他の部品を支持するた
めの円柱形状の金属製の2本の支持ピン66,68が固
定されている。
に突出する回転軸ピン74及び当接ピン76が糸切りベ
ース下部板62に対して固定されており、その回転軸ピ
ン74及び当接ピン76は同一形状の金属製の円柱であ
る。尚、回転軸ピン74や当接ピン76は別部材のピン
ではなく、糸切りベース下部板62を下方へ押し出した
エンボス部でも良い。この回転軸ピン74の突出する下
方が糸輪捕捉機構26bの水平な金属製のベース板(図
略)の左前部に形成された円形の開口を有する凹みに挿
入されると、糸切り機構26cがその回転軸ピン74を
回転中心として回動可能になる。
bのベース板の左側の後方の端部に当たるまで、糸切り
機構26cがその回転軸ピン74を回転中心として回動
されると、糸切りベース下部板62に形成されたネジ穴
78(雌ネジ)の開口部が、下方から見ると、糸輪捕捉
機構26bのベース板に形成されたネジ通過穴と重るた
め、糸切りベース下部板62と糸輪捕捉機構26bのベ
ース板とのネジ締めが可能となって、糸切り機構26c
と糸輪捕捉機構26bとがネジで下方から締結される。
坦部が形成されており、その平坦部の下端部は、リアフ
レーム22のネジ穴の開口部に沿うように形成されてい
る。従って、その平坦部をリアフレーム22のネジ穴の
近傍に位置させ、そのネジ穴にネジを締め付ければ、そ
のネジ頭とリアフレーム22との間で平坦部が挟まれ
る。このように、糸切り機構26cは糸輪捕捉機構26
bに取り付けられ、この糸輪捕捉機構26bを介してリ
アフレーム22に取り付けられる。即ち、これら糸輪捕
捉機構26b、糸切り機構26cは、予めモジュール
(特定の機能を果たすための複数の部品の集合体)とし
てモジュール単位に別々に完成され、別々の機能のモジ
ュールどうしが組み付けられている。
伸長した貫通長穴80が形成され、この貫通長穴80が
形成された部分の上方には、図10に示すような略板形
状の樹脂製のガイド部材82が、図5に示すように、糸
切りベース上部板60に対して移動不可能にはめられて
いる。このガイド部材82にも、上下方向に貫通してい
る左右方向に伸長するガイド長穴84が形成されて、こ
のガイド長穴84が上方から見て先の貫通長穴80の内
側に重なっている。即ち、左右方向に伸長する上下方向
に貫通した部分が形成されている。
右端の前方には、略平行四辺形状板の切断刃86を左右
方向に伸長して垂直に挿入するための刃取付溝88が下
方に凹んで形成されており、その刃取付溝88を形成す
るように下方に突出する刃カバー90が設けられ、切断
刃86の下部の前後面及び右側を覆っている。この切断
刃86の刃部は右側端部である。
方に長く形成されており、刃取付溝88に取り付けられ
た切断刃86の左下の角が刃カバー90の設けられてい
ない刃取付溝88の下方において、どの程度深く切断刃
86が下方へ押し込まれたかを切断刃86の取付の作業
者が視認できるように、その刃取付溝88の左端の下方
付近のガイド部材82は形成されている。また、この切
断刃86の鋭角な角部はガイド部材82に接しておら
ず、下方の鈍角の角部では、下辺が刃取付溝88の底に
接している。切断刃86の角の先端はどこも接していな
い。従って、この切断刃86の取付部分は、安定性が向
上している。
ように、左右方向に伸長する金属製の糸捕捉体92が配
置され、その糸捕捉体92の左側の後方の部分には、下
方に突出する2本の円柱形状の金属製の被ガイド部9
4,96が設けられ、その被ガイド部94,96は2本
ともにガイド長穴84の前後方向の幅よりわずかに短い
直径をなし、ガイド長穴84に挿入されて、ガイド長穴
84の内周面に摺動可能に接している。このように、針
板28の下方で糸捕捉体92が左右方向において摺動可
能にガイド部材82に支持されている(図3参照)。
尚、左側の被ガイド部94は、ガイド部材82よりも下
方に突出して、糸切りベース上部板60及び糸切りベー
ス下部板62の間の空間にまで達している。
捉部100及び第2の糸捕捉部102を有し、往復方向
としての左右方向において第1の糸捕捉部100が第2
の糸捕捉部102よりも往動側(右側)に位置すると共
に、左右方向に直交する前後方向において第1の糸捕捉
部100が第2の糸捕捉部102よりも針穴29寄り
(後方)に間隔をあけて位置する。更に、その第1の糸
捕捉部100及び第2の糸捕捉部102は垂直面であ
り、互いに平行に位置している。
は、上記切断刃86からわずかに離れた後方で左右伸長
し、第2の糸捕捉部102の往復経路は上記切断刃86
からわずかに離れた前方で左右方向に伸長し、図24に
示す待機位置にある第1の糸捕捉部100及び第2の糸
捕捉部102は、図2及び図7に示すように切断刃86
の刃部よりも左側に位置している。その第1の糸捕捉部
100及び第2の糸捕捉部102が切断刃86と平行に
なるように、糸捕捉体92はガイド部材82に支持され
ている。
00と第2の糸捕捉部102とが、連続して一体に形成
されて、それらが一体に往復動するように、第1の糸捕
捉部100と第2の糸捕捉部102に対して直交して伸
展する中間部104がそれらと一体に板材を折り曲げて
形成されている。
先端部には、下がった段部106が形成されており、そ
の部分の上下方向の幅が四分の一になっている。その段
部106よりも更に往動側となる右端部108の少なく
とも一部の下辺は、第1の糸捕捉部100の鉤状に形成
された部分の下辺を往動側としての右側に延長して形成
され、第1の糸捕捉部100の鉤状に形成された部分よ
りも往動方向側としての右側に位置する部分における最
下位置である。尚、第1の糸捕捉部100及び第2の糸
捕捉部102の往動側の最右端部108は右上がりの傾
斜が設けられており、下糸TDを往動時に乗り越えやす
いように、糸捕捉体92は構成されている。
前側には、図3等に示すように、後方に伸長した羽毛1
10を有する図3に示す切断糸保持部材112が配置さ
れて、更に、この切断糸保持部材112の左側に位置す
るガイド部材82の上方には、図13に示す金属製の薄
板114が配置されており、これら切断糸保持体112
及び薄板114がガイド長穴84の手前にネジによって
共に固定されている。薄板114の後方には、右下がり
に傾斜するように屈曲された屈曲部116が形成され、
図3に示すように、その屈曲部116の金属の弾性力に
より下方に上記糸捕捉体92を押すように、薄板114
の屈曲部116は糸捕捉体92の上方に配置されてい
る。
としての糸切り用の図14に示すようなステッピングモ
ータ118が、糸切りベース下部板62に下面に、図4
に示すように、ネジで着脱可能に固定されている。図5
に示すように、そのステッピングモータ118の上方に
伸長するモータ軸120及びそのモータ軸120に固定
された金属製の固定ギヤ122は、糸切りベース上部板
60及び糸切りベース下部板62との間に位置する。
下部板62との間で、その固定ギヤ122には、図15
及び図16に示すような樹脂製の上部伝達ギヤ124の
下部ギヤ部126、樹脂製の下部伝達ギヤ128のギヤ
部130が図5に示すように噛み合っている。図6に示
すように、これら上部伝達ギヤ124及び下部伝達ギヤ
128は糸切りベース下部板62に設けられた上方に突
出する後側の支持ピン68によって回転可能に支持され
ている。
貫通した連結穴131がその上部伝達ギヤ124の円の
中心から半径方向にずれた位置に形成されている。そし
て、上部伝達ギヤ124の中央部分と下部伝達ギヤ12
8の中央部分の間には水平方向に伸展したわずかな空間
があり、そこには、上方から見て略「C」の文字状の連
結部材(図略)が配置される。その連結部材の成す
「C」の文字の一端には、上方に伸長するピンが設けら
れ、先の連結穴131に差し込まれ、「C」の文字の他
端には、下方に伸長するピンが設けられている。そし
て、下部伝達ギヤ128の上面に、同様に、その中心か
ら半径方向にずれた位置に形成された貫通した連結穴1
32が形成されており、そこに連結部材の他端のピンが
差し込まれている。従って、糸切り用のステッピングモ
ータ118の回転に基づいて上部伝達ギヤ124と下部
伝達ギヤ128とが一体に回転する。尚、この連結部材
は、半径方向に撓むことができる弾性体で構成されてお
り、バックラッシュを防止する。
下部板62との間で、この上部伝達ギヤ124の上部伝
達ギヤ部134は、図17に示す樹脂製の糸切りレバー
136の扇部材138の後側の扇ギヤ部140に図6に
示すように噛み合っている。そして、この扇部材138
の上方には、前後方向に伸長する押圧部材142がネジ
で固着され、図6に示すように、扇部材138の前側の
円筒部144には、糸切りベース下部板62から上方に
突出する前側の支持ピン66が挿入されている。
き扇部材138と押圧部材142とが一体に揺動する。
この押圧部材142の後端部には、糸捕捉体92の左側
の被ガイド部94の直径よりもわずかに広い左右方向の
幅を有し、上下方向に貫通した水平方向に伸長した押圧
長穴146が形成されており、図7に示すように、その
押圧長穴146には、糸捕捉体92の左側の被ガイド部
94の下方部が挿通されている。
に示すように構成されており、ステッピングモータ11
8が上方から見て時計回り回転すると、この押圧長穴1
46の左側部147の垂直な内壁面がその糸捕捉体92
の左側の被ガイド部94の下方部を右方へ押し(往
動)、一方、ステッピングモータ118が上方から見て
反時計回り回転すると、この押圧長穴146の右側部1
48の垂直な内壁面がその糸捕捉体92の左側の被ガイ
ド部94の下方部を左向へ押すように(復動)、糸切り
レバー136等は構成されている。
構成を有しており、CPU150がROMに記憶された
図19に示すようなフローチャートの制御プログラムや
制御データに従って、制御中にRAM154を用いてミ
シンモータ30や糸切り用のステッピングモータ118
等を制御する。その制御プログラムによれば、糸切り時
には、主軸36の各角度では、図20や図21に示すよ
うに、天秤P、針棒NB、送り歯25、糸切り機構26
cが動作し、糸捕捉体92、上糸TU、下糸TD、剣先
27は、図24〜図33に示すような位置関係にある。
動作制御について説明する。
に、糸捕捉体92の往復開始のタイミングになったこと
を、主軸36の角度(位相)が125度であることを示
す専用シャッター部分(状態検出器37の一部)に基づ
き検出すると(S10)、左方の待機位置から糸捕捉体
92を距離L1だけ往動させる行程と(S20)、その
往動の完了に引き続き、復動の一部のために糸切り用の
ステッピングモータ118を往動時とは逆回転方向の距
離L2だけ駆動制御する行程と(S30:糸捕捉体92
は復動経路の途中まで往動するが、そこで一旦停止す
る。)、糸捕捉体92が一旦停止している間もミシンモ
ータ30を回転制御すると共に、水平釜の剣先27が上
糸TUを糸捕捉体92に至るまでに右方に移動したタイ
ミング(主軸が次の40度になって止まる直前に、糸切
りを完了するよう)になったことを主軸36のスピード
シャッター(1周80スリット:状態検出器37の一
部)のスリット信号数の累積(主軸5度から6スリット
分の信号:主軸回転27度分)に基づき検出すると(S
40)、糸捕捉体92の復動を再開し、糸切り位置を通
過させ糸捕捉体92を元の待機位置まで戻すために距離
L3だけ復動する行程(S50)を含んでいる。
切り用のステッピングモータ118についての制御を抜
粋したものであり、その他の機構例えば、ミシンモータ
30などは公知の割り込み処理によって、これとは別の
プログラムで制御される。
間、期間T3〜T5(上記S40相当)についても、糸
切り用パスルモータ118は停止のための励磁をCPU
150によって行われる。
ては、糸切り用のステッピングモータ118のモータ軸
120の回転位置や糸捕捉体92の位置を何らかのセン
サーで実際に検出しなくとも、ステッピングモータ11
8の一般的な特性として、モータ軸120の回数に基づ
く糸捕捉体92の位置(移動距離)に必要な駆動パルス
数は逆算できるので、糸切り用のステッピングモータ1
18はいわゆるオープン制御される。例えば、往動開始
時から途中停止時までの間、糸捕捉体92の位置は実際
に何らかの検出器によって検出されることなく、その往
動距離及び途中までの復動距離に基づく予めデータによ
って決められている数の駆動パルスが糸切りパスルモー
タ118に一連に供給される。
の回転開始時には、徐々に駆動パルスを増加して行くス
ローアップ制御が、その回転停止時には、徐々に駆動パ
ルスを減少していくスルーダウン制御が行われる。従っ
て、単位時間あたりの駆動速度を縦軸に、時間経過を横
軸にしてその関係をグラフで示すと、図22のようにな
る。そのグラフは移動距離に正比例した高さの台形とし
て表され、往復動で距離等しいので、それぞれの台形の
面積a1,a2,a3は、a1=a2+a3という関係
になる。
源投入直後に、扇ギヤ部140の左端面の平坦な垂直面
が原点検出用ピン64の側面の硬質ゴム65に十分に押
しつけられように、糸切り用のステッピングモータ11
8は制御されて、その原点が自動的に合わせられる。図
23に示すように、この原点検出処理(S100)の後
に、模様選択等の通常の縫製作業の処理(S200)が
可能となる。
ステッピングモータ118を往動制御の開始時期T0と
一旦停止後の復動制御の開始時期T5(速度に関わるパ
ルスの累積開始時期)とが、主軸36からの信号に起因
して決められている。そして、ミシンモータ30が外部
負荷によって全く少しも回転振れを起こさないようなも
のであれば、そのモータは大変高価であったり、大きな
ものであったり、複雑な制御や構造であるのでる家庭用
ミシンには不向きなものと考えられる。
往動開始後T0から一旦停止後の復動開始T5の間に、
ミシンモータ30が外部負荷によって多少回転振れを起
こし(制御通りに全く正確な回転速度でなくても)、上
記2つの時期T0,T5で主軸36の角度に基づくよう
に糸切り用のステッピングモータ118とミシンモータ
30とが同期をとるように制御されるので、その2つの
時期では少なくとも、針N、水平釜の剣先27、送り歯
25、糸捕捉体92が常に糸切りにとって良好な所定の
位置関係になる。
タは、一定の負荷を想定して、糸捕捉体92が水平釜の
剣先27の回転運動に対して糸を捕捉することができる
所定の一定の関係になるように決められたものである。
また、主軸を40度で停止させる理由は、天秤Pを糸掛
け容易な位置に停止させるためであり、この40度は目
標値であって、実際には、多少ずれた位置で停止する。
具体的には、ミシンの状況によってブレーキが効き始め
て停止するまでに主軸回転で5〜10度分が通常のミシ
ンモータ30には必要であり、極めて応答性能が高い高
性能なモータを使用しない限りは、水平釜の剣先27が
回転しているうちに、糸切りが完了することになる。
からミシンモータ30を始動させて糸を切ることを想定
したものであるが、縫製中状態からミシンモータ30を
止めることなく、縫製状態から引き続く期間中(縫製終
了時)に糸を切ることも可能である。この縫製状態から
引き続く期間中に糸を切る場合では、ミシンモータ30
が設定された縫製速度(例えば、縫製速度が200rp
mに設定)から所定の低速度(88rpm)まで減速さ
れ、更に減速(70prm)するように制御され、主軸
36が125度になったら、ミシンモータ30が回転し
たままの状態で、上述と全く同様に、糸切り用のステッ
ピングモータ118が上記2つの主軸36の角度(12
5度、次の40度)に基づき制御され、糸切りが行われ
る。
ンモータ30は外的負荷によって制御通りの回転速度
(70rpm)に必ずしもならず、数rpm程度速度は
振れており、制御通りの全く正確な回転速度になってい
なくても、糸切りができる。即ち、糸切り時のミシンモ
ータ30(水平釜の剣先27)の回転速度が変速中で
も、糸捕捉体92が上糸TUを捕捉できる位置に達して
いるように、水平釜の剣先27の回転軌跡等を考慮し
て、ステッピングモータ118の駆動データは作成され
ている。
に糸を切るためには、作業者は予めLCD付き透明タッ
チパネル32の糸切り自動設定ボタンと機能している部
分を操作して、自動糸切り有りに設定する。そのように
自動糸切り有りに設定しておいて、縫製中にSS操作ボ
タンを終了のために作業者が押すだけで、縫製終了時の
そのときに、作業者が糸切り操作ボタンを押さなくて
も、自動的に上述の糸切りが行われる。従って、作業者
は縫製に集中できるのである。
場合、糸切り開始前の水平釜の剣先27は、図34に示
すような位置にあるが、ミシン10が針下停止状態にあ
る時に、作業者が糸切り操作ボタン48を手で押して、
糸切り指令が発生すると、その針下停止状態から糸捕捉
体92の往動及び復動の一部が開始されるように、ステ
ッピングモータ118が制御される。このとき、停止し
ていたミシンモータ30が70rpmで回転するように
制御されるが、針下停止状態から糸切り完了までの間
(主軸36の回転角度は275度)も、同様にミシンモ
ータ30が外部負荷によって多少回転振れが生じる。
りプログラムやデータは、縫製状態から引き続く期間中
に糸を切るものとは別のものである。即ち、ミシンの状
態に応じた複数のプログラムやデータが内部の記憶装置
に記憶されている。
も、減速中に糸切りをする場合も、針下停止状態から糸
切りをする場合も、糸切りのための一定速度域をミシン
モータ30が形成することなく、糸切りは行われる。
て距離L2だけ復動させる理由は、下糸TDが糸捕捉体
92の予定外なところ(例えば、最右先端部)に引っ掛
かることを防止するためである。また、糸捕捉体92の
復動の途中で糸捕捉体92を一旦停止させることで(T
3〜T5)、主軸36(水平釜の剣先27等)との回転
が再び同期される。もし、糸捕捉体92の復動開始をあ
まりにも早くして糸を切断すると、天秤Pによる糸の引
き上げのため、針Nから上糸が抜けてしまうのおそれが
あるからである。
を説明する。
ていて(図24)、上述の往動開始タイミングになると
右方に往動して(T0)、下糸TDを乗り越え(図2
5)、距離L1だけ移動して、更に右方の折り返し位置
まで下糸TDの上方を横切る(図26:T1)。このと
き、針Nは下糸TDの右側において針板28の下方にま
で達しているが、上糸TUは水平釜の剣先27に捕捉さ
れていない。往動に引き続き、糸捕捉体92は、往動と
は反対方向の左方に距離L2だけ復動し、下糸TDが第
2の糸捕捉部102に捕捉された後に(T2)、糸捕捉
体92は水平釜の中央付近の上方で停止する(図27、
図35:T3)。この距離L2の復動の途中で、上糸T
Uは水平釜の剣先27に捕捉されるが、この距離L2の
復動が完了しても、第2の糸捕捉部102にまではまだ
達していない。そして、水平釜の剣先27が上方から見
て半時計回りに更に回転すると、上糸TUの水平釜の上
方に位置する部分が水平釜の剣先27によって右方に移
動されて、上糸TUも第2の糸捕捉部102に捕捉され
る(図28,図36:T4)。
ータ30の停止直前に、糸捕捉体92が左方へ再び復動
しはじめると、第2の糸捕捉部102によってのみ上糸
TU及び下糸TDを左方に移動する(T5)。このと
き、右端部108は糸捕捉体92の右側の最下辺である
ので、針側の上糸が第2の糸捕捉体92の下方に入り込
み予期していない状態に上糸TUがなることが防止され
ている。
と、上糸TUが第2の糸捕捉部102の前面に巻き付く
ように位置し、その巻き付いた部分よりも針側の上糸T
Uは第1の糸捕捉部の段部106のすぐ右側で、且つ、
右端部108の上方に位置している(図29,図3
7)。潜り込み防止の部分(右端部108)を第2の糸
保持部102に設けても、その上部となる段部106が
低く形成されているので、第1の糸捕捉体92の前面に
巻き付いた針側の上糸TUの針穴29への向かう上方に
至る経路が確保されている。
分と針穴29との間に位置する中間の上糸TU及び下糸
TDは、送り歯25の貫通部を後方から前方にかけて前
下がりに斜めに通過している。更に、糸捕捉体92によ
って捕捉される部分と針穴29との間に位置する中間
で、その糸補足体92よりも布側の上糸TU及び下糸T
Dが、送り歯25の下面の前端の切り欠け部25bに沿
って当初より位置している。糸切り当初は、その切り欠
け部25bの左側の歯柱25cの前面(送り歯25の前
面)には、糸補足体92よりも布側の上糸TU及び下糸
TD、並びに、針側の上糸TDは巻き付いていない(図
41参照)。
移動に伴って、その捕捉された部分と針穴29との間の
中間の上糸TU及び下糸TDが歯柱25cの左側面から
前側面にわたって接触し、捕捉された部分と針穴29と
の間の上糸TU及び下糸TDによる上から見た状態の線
がその接触部分で屈曲される。
する部分との間の上糸TU及び下糸TDによる上方から
見た状態の線が、歯柱25cに接触する部分と針穴29
との間の上糸TU及び下糸TDによる上方から見た状態
の線よりも、左右方向に近づき、第1の糸捕捉部100
の鉤部の開放部からその奥側(右側)に至り、第2の糸
捕捉部102にも上糸TU及び下糸TDが捕捉される
(図30、図38:T6)。
の糸捕捉部102がその間の上糸TU及び下糸TDを左
方から見て水平に張った状態で左方へ移動し、続いて、
第1の糸捕捉部100及び第2の糸捕捉部102の間の
水平な上糸TU及び下糸TDが垂直な切断刃86に交差
するように接触して、第1の糸捕捉部100及び第2の
糸捕捉部102の間で、上方から見ると「V」の文字を
90度反時計回りに回したように上糸TU及び下糸TD
が屈曲され、その糸捕捉体92の近傍では、上方から見
ると「W」の文字を90度時計回りに回したような状態
に上糸TU及び下糸TDがなり(図31、図39、図4
0)、上糸TU及び下糸TDが緊張して切断刃86によ
って切断される(図32:T7)。
いては、第1の糸捕捉部100及び第2の糸捕捉部10
2の間に切断刃86は位置し、第1の糸捕捉部100が
第2の糸捕捉部102よりも後に切断刃86による切断
位置を左方へ通過して、糸捕捉体92は再び待機位置に
戻る(T8)。
(ボビン側)は、弾性のある羽毛110によって保持さ
れる。また、図40に示すように、第1の糸捕捉部10
0が第2の糸捕捉部102よりも右方に位置した状態で
切断が行われるので、第1の糸保持部100と第2の糸
保持部102とが前後に離れた隙間における切断された
糸端の長さについては、布側の長さd2が針側の長さd
1よりも長くなる。従って、切断された糸端の一方の針
側の糸を長く、他方の布側の糸を短くという、両方の糸
端の長さを同時に良好なものとすることができる。
寄っている左基線での状態を示すものであるが、上記制
御プログラムによれば、針Nが左右方向の振り範囲のど
こにあっても、上糸TU及び下糸TDを確実に切断する
ことができる。即ち、針Nの左右方向の位置に応じた複
数の制御プログラムは必要ないのである。しかしなが
ら、制御プログラムを交換する変更するには、ROM1
52を別の制御プログラムを記憶したものと物理的に交
換することが必要である。
の糸捕捉部100,102を設けたが、適宜、傾斜して
いるが互いに平行である2枚の糸捕捉部を設けるように
したり、垂直方向から互いに逆に傾斜した2枚の糸捕捉
部を設けるようにしても良い。上述の実施の形態におい
ては、垂直な2枚の糸捕捉部100,102と平行な切
断刃86を設けたが、糸補足体92の往復動に支障がな
いのであれば、傾斜させても良い。
捉部100,102を中間部104で連続させているの
で十分な剛性がある糸捕捉体92を簡単にでき、その位
置あわせもする必要がない。別々の部材の糸捕捉部を溶
接やネジ等によって接合しても良い。
00,102には刃部が設けられていないが、必要に応
じて刃部を鉤状に形成された部分の左端部に設けても良
い。
請求項1記載のミシンでは、第1の糸捕捉部が第2の糸
捕捉部よりも後に切断刃による切断位置を通過して、第
1の糸捕捉部と第2の糸捕捉部とによって捕捉された糸
がその間に位置する切断刃に交差するように移動して切
断されるので、切断された糸の一方を長く、他方を短く
という良好なものとすることができる。
部と第2の糸捕捉部が中間部で連続して形成されている
ので、剛性のある糸捕捉体を簡単に作成できる。
往動方向の先端部が低くなっているので、糸の針穴寄り
の位置での糸の経路が確保され、良好に糸切りを行え
る。
動側にその最下部があるので、糸捕捉体の下方への不用
意な潜り込みが防止され、良好に糸切り行える。
(a)はミシンの上面図であり、(b)は作業者側から
見た前面図である。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
ある。
ある。
る。
モータの図である。
る。
る。
る。
ートである。
示すブロック図である。
ートである。
の位置と時間経過との関係を示す概略図である。
度と時間経過との関係を示す概略図である。
制御のフローチャートである。
る糸切り機構を上方から見た図である。
えるときの糸切り機構を上方から見た図である。
返し位置にある糸切り機構を上方から見た図である。
停止している糸切り機構を上方から見た図である。
たときの糸切り機構を上方から見た図である。
巻き付いたときの糸切り機構を上方から見た図である。
部が糸を捕捉したときの糸切り機構を上方から見た図で
ある。
り機構を上方から見た図である。
機位置に戻った糸切り機構を上方から見た図である。
る。
あるときの水平釜の剣先を示す図である。
拡大図である。
拡大図である。
拡大図である。
拡大図である。
拡大図である。
上方からの拡大図である。
(a)は左斜め前方からの斜視図であり、(b)は
(a)のA−A断面でについて、糸が通っている状態を
示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 縫い針の通過を許容する針穴を形成され
た針板と、前記針板の下方で往復動され、その往復方向
に伸長して、略鉤状を成す第1の糸捕捉部及び第2の糸
捕捉部を有する糸捕捉体と、前記糸捕捉体の第1の糸捕
捉部及び前記第2の糸捕捉部の間に少なくとも復動時に
位置して、前記第1の糸捕捉部及び前記第2の糸捕捉部
に捕捉された糸を切断する切断刃とを備えるミシンであ
って、 前記往復方向において前記第1の糸捕捉部が前記第2の
糸捕捉部よりも往動側に位置すると共に、前記往復方向
に直交する方向において前記第1の糸捕捉部が前記第2
の糸捕捉部よりも針穴寄りに間隔をあけて位置し、前記
糸捕捉体が復動するときには、前記第1の糸捕捉部と前
記第2の糸捕捉部とがその間で捕捉された糸を前記切断
刃に交差するように移動して、前記第1の糸捕捉部が前
記第2の糸捕捉部よりも後に前記切断刃による切断位置
を通過することを特徴とするミシン。 - 【請求項2】 前記糸捕捉体は、前記第1の糸捕捉部と
前記第2の糸捕捉部とを連続して形成され、前記第1の
糸捕捉部と前記第2の糸捕捉部とに対して直交して伸展
する中間部を有していることを特徴とする請求項1記載
のミシン。 - 【請求項3】 前記第1の糸捕捉部の往動方向の先端部
に、下がった段部が形成されていることを特徴とする請
求項1又は2記載のミシン。 - 【請求項4】 前記段部よりも往動側の端部の少なくと
も一部の下辺は、前記第1の糸捕捉部の鉤状に形成され
た部分よりも往動側に位置する部分における最下位置で
あることを特徴とする請求項3記載のミシン。
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