[go: up one dir, main page]

JP2009095503A - ミシン用の布押え具及びミシン - Google Patents

ミシン用の布押え具及びミシン Download PDF

Info

Publication number
JP2009095503A
JP2009095503A JP2007270727A JP2007270727A JP2009095503A JP 2009095503 A JP2009095503 A JP 2009095503A JP 2007270727 A JP2007270727 A JP 2007270727A JP 2007270727 A JP2007270727 A JP 2007270727A JP 2009095503 A JP2009095503 A JP 2009095503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
presser
needle
sewing
sewing machine
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007270727A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Anezaki
友昭 姉崎
Taichi Fukushima
太一 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd
Original Assignee
Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd filed Critical Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP2007270727A priority Critical patent/JP2009095503A/ja
Priority to KR1020080101683A priority patent/KR101085302B1/ko
Priority to DE200810051945 priority patent/DE102008051945B4/de
Priority to CNA2008101697578A priority patent/CN101413185A/zh
Publication of JP2009095503A publication Critical patent/JP2009095503A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B29/00Pressers; Presser feet
    • D05B29/06Presser feet
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B55/00Needle holders; Needle bars
    • D05B55/06Needle guides; Needle protectors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造で部品点数増やコストアップにつながらず、かつ刺繍効率を低下させることなく、縫針の針先が上糸に接触することを効果的に防止できるミシンの提供。
【解決手段】縫針(7)の動作に連動して被縫製物(A)を押えるために、該縫針(7)を駆動するための針棒駆動機構(5,8,9)に取り付けられるようになっている、ミシン用の布押え具(11,50)において、該布押え具(11,50)の下面に形成された少なくとも1つの傾斜面(30,53)を具備している。この傾斜面(30,53)は、縫針(7)の糸通し穴(7a)から出て被縫製物(A)に渡されている上糸(T)が該被縫製物(A)の動きに伴って動く間に該傾斜面(30,53)に当接したとき、該上糸(T)が該傾斜面(30,53)に沿って動かされることにより、該上糸(T)が該縫針(7)の針先に当たらない位置に逃がされるように、配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ミシン用の布押え具(布押え金具)及び該布押え具を備えるミシンに関し、詳細には、縫針の移動経路にかかる上糸を該移動経路から退避させることができるミシン用の布押え具及び該布押え具を備えるミシンに関する。
図9には、従来の工業用の刺繍ミシンが備えるミシンヘッドが示してあり、100は上下駆動される針棒、101は針棒100の下端に固定された縫針、Tは縫針101の糸通し穴101a(図10参照)に通された上糸、Aは水平移動する縫製枠に保持された被縫製物、102は針板である。このミシンでは、針棒100とともに上下動する縫針101と針板102の下方に設けられた図示しない釜との共働によって周知の縫いが行われ、1ステッチ毎に被縫製物Aを水平移動させて任意の刺繍柄が縫製される。また、図9に示すように、典型的な従来の布押え具(布押え金具)103においては、布押え用の下面103aは平坦であり、平坦な下面103a全体で布に対する押し付けを行うようになっていた。
このようなミシンにおいては、図9に示すように、あるステッチの縫いが行われた後、次のステッチのために被縫製物Aが刺繍ミシンの手前側(図において左側)に移動すると、縫針101の糸通し穴101aから被縫製物Aに渡っている上糸Tが二点鎖線T'で示すように前後に傾いた状態となる。図10乃至図12には、このときの縫針101の先端及びその近傍が拡大して示してある。このとき、図10に示すように、上糸Tが縫針101の針先の真下に位置する場合がある。この状態で縫針101が下降すると、図11に示すように縫針101の針先が上糸Tに接触することとなる。さらに縫針101が下降すると、図12に示すように縫針101の針先が上糸Tに強く押し当てられた状態になり、場合によっては縫針101が上糸Tに突き刺さることがある。これにより、上糸Tが傷付いたり切れたりすることがある。
なお、被縫製物Aの移動は、縫針101が被縫製物Aから抜針した直後に開始される場合もある。その場合、縫針101が上昇する際にも、図11及び図12に示すように縫針101の針先が上糸Tに接触した状態となり、上糸Tが傷付いたり切れたりすることがある。
このような不具合を回避するために、特許文献1に記載されている刺繍ミシンは、上糸を縫針の移動経路外に払う糸払い装置を備えている。また、特許文献2に記載されている刺繍ミシンでは、縫製枠を一の針落位置から次の針落位置へ移動させるときに、一旦、縫製枠を側方へ移動させることで、上糸を縫針の移動経路から退避させるように構成されている。
実公平2−2295号公報 特開2001−62174号公報
特許文献1に記載のミシンのような糸払い装置を備えると、ミシンの部品点数が増えて構造が複雑になり、コストアップにつながる。また、特許文献2に記載のミシンのように縫製枠を一時的に側方へ移動させるミシンでは、縫製枠を側方へ移動させるための時間が必要となる。そのため、ミシンの回転数を下げるか、あるいは周知のジャンプ機構にて針棒を1針ジャンプ(針棒の上下動を1針分だけ停止)させなければならず、その分、刺繍効率が悪くなる。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、簡単な構造で部品点数増やコストアップにつながらず、かつ刺繍効率を低下させることなく、縫針の針先が上糸に接触することを効果的に防止できるミシン用の布押え具及び該布押え具を備えるミシンを提供することにある。
上記課題を解決するため本発明にかかるミシン用の布押え具は、縫針の動作に連動して被縫製物を押えるために上下に往復動する、ミシン用の布押え具であって、該布押え具の下面に形成された少なくとも1つの傾斜面を具備し、前記縫針の糸通し穴から出て前記被縫製物に渡されている上糸が該被縫製物の動きに伴って動く間に前記傾斜面に当接したとき、該上糸が該傾斜面に沿って動かされることにより、該上糸が該縫針の針先に当たらない位置に逃がされるように、前記傾斜面を配置したことを特徴とする。
この構成によれば、布押え具の下面が従来のような平坦なものではなく、少なくとも1つの傾斜面が形成されていることを特徴としている。そして、この傾斜面は、前記縫針の糸通し穴から出て前記被縫製物に渡されている上糸が該被縫製物の動きに伴って動く間に前記傾斜面に当接したとき、該上糸が該傾斜面に沿って動かされることにより、該上糸が該縫針の針先に当たらない位置に逃がされるように、配置されているので、上糸が縫針の針先の移動経路にかかるような場合でも、該上糸を縫針の針先移動経路から自動的に退避させることができる。したがって、縫針の針先が上糸に接触することがなく、上糸が傷付いたり切れたりすることを効果的に防止できる。また、布押え具の下面に少なくとも1つの傾斜面を形成するだけの簡易な構成で、縫針の針先が上糸に接触することを自動的に防止できるようになる。したがって、ミシンの構造が複雑にならず、部品点数の増加やコストアップにつながらずに済む。さらに、通常の縫い動作における被縫製物や布押え具の駆動制御に伴って上糸を縫針の針先移動経路から自動的に退避させることができるので、ミシンの縫い動作制御の内容は従来と同様でよい。したがって、ミシンの刺繍効率が低下するおそれがない。
第1の実施形態において、前記布押え具の下面には、前記縫針の糸通し穴の入口側に位置するように第1の押え突起が設けられており、1対の前記傾斜面が、前記第1の押え突起の両側において該第1の押え突起から離れるにつれて上昇するような傾斜でそれぞれ設けられており、前記布押え具の下面には、前記第1の押え突起と略同じ高さで第2の押え突起が更に設けられており、前記被縫製物に前記第1及び第2の押え突起が当たることにより押し付けがなされるようになっている。この構成によれば、1対の傾斜面のどちらか一方に沿って上糸が移動することで、該上糸が縫針の針先に当たらない位置に逃がされる。
第2の実施形態において、前記布押え具の下面には、前記縫針の糸通し穴の入口側に対応する第1位置からずれた第2位置に第1の押え突起が設けられており、1つの前記傾斜面が、前記第1の押え突起から離れるにつれて上昇するような傾斜で前記第1位置を通って設けられており、前記布押え具の下面には、前記第1の押え突起と略同じ高さで第2の押え突起が更に設けられており、前記被縫製物に前記第1及び第2の押え突起が当たることにより押し付けがなされるようになっている。この構成によれば、1つの傾斜面に沿って上糸が移動することで、該上糸が縫針の針先に当たらない位置に逃がされる。
一例として、前記第1及び第2の押え突起と前記傾斜面は、針通し孔を有する糸逃がし片において該針通し孔の周囲に形成されており、該糸逃がし片が、前記布押え具の構造体の下部に取り付けられている。
この構成によれば、従来の平坦な下面を有する布押え具の下部に糸逃がし片を取り付けるだけで、本発明の布押え具を簡便に構成することができ、もって、上糸を縫針の針先移動経路から自動的に退避させることができるようになる。したがって、従来のミシンの構造に若干の変更を加えるだけで、上糸が傷付いたり切れたりすることを効果的に防止できるようになる。
別の例として、前記第1及び第2の押え突起と前記傾斜面は、針通し孔を有する前記布押え具の構造体の下部において該構造体と一体に形成されている。
また、本発明にかかるミシンは、上述の構成からなるミシン用の布押え具と、前記縫針を下端に保持した針棒と、前記被縫製物を保持し、前記縫針の針落位置に対して移動可能な縫製枠と
を具備する。
この構成のミシンによれば、上糸が縫針の針先の移動経路にかかっても、布押え具の下面に形成された傾斜面に沿って該上糸を縫針の針先の移動経路から自動的に退避させることができる。したがって、縫針の針先が上糸に接触することを効果的に防止でき、上糸が傷付いたり切れたりすることがなくなる。また、ミシンの構造が複雑にならず、部品点数の増加やコストアップにつながらずに済む。さらに、ミシンの縫い動作制御内容は従来と同様でよく、ミシンの刺繍効率を低下させるおそれがない。
本発明にかかるミシン用の布押え具及び該布押え具を備えるミシンによれば、簡単な構造で部品点数増やコストアップにつながらず、かつ刺繍効率を低下させることなく、縫針の針先に上糸が接触することを効果的に防止できる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明で右側あるいは左側というときは、後述するミシンの正面から見た右側あるいは左側を示すものとする。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態にかかる刺繍ミシンが備えるミシンヘッドHの正面図、図2は、ミシンヘッドHの側面図(一部断面図)である。本実施形態のミシンヘッドHは、工業用の刺繍ミシンなどに用いられる多針型のミシンヘッドである。このミシンヘッドHは、ミシンフレームMに固定されたアーム1と、アーム1に対して横方向のスライド移動が可能な状態で支持された針棒ケース2とを備えて構成されている。アーム1の内部にはミシン主軸4が横方向に貫通して設けてある。ミシン主軸4は、図示しないミシン駆動モータによって回転駆動されるようになっている。ミシンヘッドHの下方には、針板3が設けてあり、針板3の下側には、回転駆動される図示しない周知の釜が設けてある。針板3の上部に位置する被縫製物Aは、図示しない縫製枠に保持されている。この縫製枠は、縫針7の針落位置に対して水平面内における前後及び左右方向(X−Y方向)に駆動されるようになっている。
針棒ケース2には、複数本(図では9本)の針棒5が上下動可能に設けてあり、各針棒5の下端には、針抱き6を介して縫針7がそれぞれ固定してある。針棒5の略中間部には針棒抱き8が固定してあり、針棒抱き8の背面側には係合ピン8aが形成されている。一方、アーム1にはミシン主軸4の回転によって上下動する針棒駆動部材9が設けてある。針棒駆動部材9には、選択された針棒5の係合ピン8aと係合する係合凹部9aが形成してある。任意の針棒5を選択する位置に針棒ケース2をスライド移動させることで、該針棒5の係合ピン8aが針棒駆動部材9の係合凹部9aと係合する。これにより、選択された針棒5が針棒駆動部材9によって上下動するようになる。
針棒5の外周には、布押え抱き10が針棒5に対して相対的に上下動可能に設けてあり、布押え抱き10の背面側には係合ピン10aが形成されている。布押え抱き10の前面には、本発明に係る布押え具の一実施例である布押え部材11が固定してある。布押え部材11は、布押え抱き10から下方に延びる細長い板状に形成されており、上下方向の略中間部が折り曲げられて水平面状の当接部11aになっている。布押え部材11の詳細については後述する。
針棒5の外周における針棒抱き8と布押え抱き10との間には、布押え部材11を下方へ付勢するコイルバネ12が設けてある。コイルバネ12の付勢力によって、布押え部材11の当接部11aが針抱き6にクッション13を介して押し当てられた状態に規制されている。このように当接部11aが針抱き6に押し当てられた状態で、布押え部材11と針棒5が一体に上下に駆動されるようになっている。
アーム1には、ミシン主軸4の回転によって上下動する支承部材14が設けてある。支承部材14は、後述するように針棒5とともに上下動する布押え抱き10の係合ピン10aを支承するようになっている。
針棒5の上死点は、針棒抱き8の上方に固定したストッパ16がクッション17を介して横フレーム2aの下面で受け止められる位置である。針棒5の外周における針棒5の上端と横フレーム2aの上面との間には、針棒5を上方に付勢する針棒保持バネ15が設けてある。針棒5は、針棒駆動部材9にて駆動されていない状態で、針棒保持バネ15の付勢力によって上死点位置に保持されるようになっている。
針棒ケース2に支持された天秤軸18には、各針棒5に対応する各天秤19がそれぞれ揺動可能に支持してある。アーム1には、ミシン主軸4の回転によって揺動される天秤駆動レバー20が設けてあり、天秤駆動レバー20は、選択された針棒5に対応する天秤19と係合するようになっている。これにより、天秤駆動レバー20の揺動によって選択された針棒5に対応する天秤19が揺動することとなる。
布押え部材(布押え具)11について詳細に説明する。図3は、布押え部材11を示す斜視図である。布押え部材11は、布押え抱き10に固定されるベース部材(上部構造体)21と、ベース部材21の下端に連結された布押え体(下部構造体)22とで構成されている。ベース部材21は、上下に延びる細長い薄板状に形成されており、その上端部には、該ベース部材21を布押え抱き10に固定するためのネジを挿通する貫通孔からなる固定部21aが形成されている。固定部21aは、上下に延びる細長い長穴として形成されている。これにより、布押え抱き10に対する布押え部材11の固定位置を上下に調節できるようになっている。また、ベース部材21の上下の中間部に設けた当接部11aには、針棒5を挿通させる貫通孔からなる挿通部11bが形成されている。ベース部材21の下端部近傍には、突起状のピン24が形成され、ピン24の下側には、ネジ23を固定するための図示しないネジ穴が設けられている。
布押え体22は、上下方向に延びる細長い薄板状に形成されており、上端部には、貫通孔からなる係合孔25が形成してある。係合孔25は、ベース部材21のピン24が略緊密状態で嵌合するようにその幅寸法が設定されている。また、係合孔25の下側には、ネジ23の頭部が嵌まり込む段付き孔26が形成してある。係合孔25及び段付き孔26は、上下に長い長孔に形成してある。これにより、ネジ23によるベース部材21に対する布押え体22の固定位置を上下に調整できるようになっている。
一方、布押え体22の下端部は略直角に屈曲しており、水平面状に形成されている。本実施例に係る布押え部材11にあっては、この布押え体(下部構造体)22の下端部の下面に糸逃がし片28が取り付けられており、この糸逃がし片28の形状・構造に特徴を有している。糸逃がし片28は、その上端が布押え体22の下端部に設けた貫通穴に嵌め込まれて取り付けられている(図4参照)。図3〜図6に示すように、糸逃がし片28は、中央に縫針7を通すための長円状の針通し孔27(図6(b)参照)を有する略円筒形状からなり、正面中央(針通し孔27の長径方向に沿う前方中央)の下面には、下方に略V字状に突出する前押え突起(第1の押え突起)29が形成されており、同じく長径方向に沿う後方中央(前押え突起29の反対側)の下面には、前押え突起29と同じ高さで下方に突出する後押え突起(第2の押え突起)31が形成されている。前押え突起29と後押え突起31にて被縫製物Aを針板3に押え付けるようになっている。糸逃がし片28の円筒下端部には、前押え突起29の両側において、該前押え突起29から左右側方及び後方へ離れるにつれて上方へ傾斜する互いに対称な一対の傾斜面(糸退避部)30が形成されている。つまり、前押え突起29は、押え用突起であると共に、各傾斜面30の始端となっている。この傾斜面(糸退避部)30によって糸逃がし作用を奏する。すなわち、縫針7の糸通し穴7aから出て被縫製物Aに渡されている上糸Tが該被縫製物Aの動きに伴って動く間に前押え突起29(つまり傾斜面30の始端)に当接したとき、該上糸Tが該傾斜面30に沿って動かされることにより、該上糸Tが該縫針7の針先に当たらない位置に逃がされるように、該傾斜面30が配置されている。
糸逃がし片28における前押え突起(第1の押え突起)29の配置は、縫針7の糸通し穴7aの配置を考慮して決めるのがよい。上糸Tが縫針7の針先に丁度当たる(それによって上糸Tが損傷する可能性がある)のは、縫針7の糸通し穴7aの軸心に沿って(少し斜めになるぐらいも含む)、糸通し穴7aの出口側から入口側の方に被縫製物が動かされる場合である。すなわち、そのような場合、糸通し穴7aの出口側から出た上糸Tが入口側の方に動かされるので、縫針7の針先に当たることになり、損傷するおそれが生じる。従って、そのような場合に、上糸Tが糸逃がし片28の傾斜面30に沿って逃がされるように傾斜面30を設けるものとする。そこで、この第1の実施形態においては、糸逃がし片28における前押え突起(第1の押え突起)29を、縫針7の糸通し穴7aの入口側に位置するように設け、その両側に傾斜面30を設けるようにしている。これにより、糸通し穴7aの出口側から出た上糸Tが入口側の方に動かされようとするとき、前押え突起(第1の押え突起)29の箇所で左右いずれかの傾斜面30に沿って逃がされることになる。なお、通常、縫針7は糸通しを行い易いように糸通し穴7aの入口がミシン正面に向くように固定してあるため、縫針7の糸通し穴7aの入口側に位置するように設けられた前押え突起(第1の押え突起)29は、ミシン手前側に位置することになる。
上記構成のミシンヘッドHにおける縫い動作について説明する。まず、針棒ケース2をアーム1に対してスライド移動させることで、任意の針棒5を選択する。これにより、選択された針棒5に対応する針棒抱き8の係合ピン8aが針棒駆動部材9の係合凹部9aに係合するとともに、該針棒5に対応する天秤19が天秤駆動レバー20に係合する。その状態でミシン主軸4を回転させると、選択された針棒5が上下に往復動するとともに、該針棒5に対応する天秤19が上下に揺動する。
このとき、針棒5が上死点から下降を始めると、布押え部材11も針棒5と一緒に下降を始める。また、針棒5の下降開始と同時に支承部材14が下降を開始する。ここでは、針棒5の下降速度よりも支承部材14の下降速度の方が若干遅く設定されている。これにより、ある時点で係合ピン10aが支承部材14に追い付き、支承部材14によって受け止められる。それ以降、係合ピン10aが支承部材14に支承された状態で、布押え部材11が支承部材14の下降速度で下降して下死点に至る。この間、布押え部材11の下降速度よりも針棒5の下降速度の方が速いことから、針棒抱き8が布押え抱き10に近付いてコイルバネ12が圧縮された状態になる。布押え部材11が下死点にあるとき、その下端に設けられた糸逃がし片28の前押え突起29と後押え突起31にて被縫製物Aが針板3に押え付けられた状態になる。
布押え部材11が下死点に達した後、針棒抱き8の下降によってコイルバネ12が圧縮されながら針棒5はさらに下降を続ける。これにより、縫針7が被縫製物Aに挿針されて下死点に達し、その後、上昇に転じて抜針される。この間、布押え部材11は下死点にとどまる。針棒5が被縫製物Aから抜針された後、支承部材14とともに布押え部材11が下死点から上昇を始め、ある時点で針抱き6がクッション13を介して当接部11aに当接する。以降、針抱き6によって当接部11aが押し上げられて、布押え部材11が針棒5とともに上昇し、縫針7及び布押え部材11が図2に示す状態に戻る。
ここで、糸逃がし片28による上糸Tの退避動作について説明する。図4乃至図6は、布押え部材11の構造を説明すると共に、縫針7と布押え部材11の動作を説明するための図である。図4は、縫針7及び布押え部材11の側面図(一部断面図)であり、図5(a)は、布押え部材11の下端及び縫針7の針先の側面図(一部断面図)、図5(b)は、その正面図であり、図6(a)は、布押え部材11の下端及び縫針7の針先の正面図、(b)は、その平面図である。図4に示すように、あるステッチの縫いが行われた後、次のステッチのために縫製枠の移動により被縫製物Aがミシンの手前側(図において左側)に移動したとする。これにより、縫針7の糸通し穴7aから被縫製物Aに渡っている上糸Tが、二点鎖線T'で示すようにピンと張られた状態で前後方向に傾く。この状態で、上糸Tが縫針7の針先の真下に位置する場合がある。図5には、その場合の縫針7の針先部分が拡大して示してある。このとき、同図(b)に示すように、上糸Tが前押え突起29に対向する位置に位置する。その状態で被縫製物Aがミシンの手前側にさらに移動すると、上糸Tは前押え突起29に当接する。その後、前押え突起29に当接している上糸Tが左右どちらかの傾斜面30に移行する。傾斜面30に移行した上糸Tは、図6に示すように、傾斜面30に沿って上昇しながら縫針7の側方へ逃がされる。これにより、縫針7の針先の真下に位置していた上糸Tが縫針7の針先の移動経路から退避する。こうして、縫針7の針先が上糸Tに接触することが回避される。
なお、縫針7が被縫製物Aから抜針された直後には、布押え部材11は下死点に近い位置にある。したがって、縫針7が被縫製物Aから抜針された直後に縫製枠による被縫製物Aの移動が開始される場合でも、縫針7の糸通し穴7aから被縫製物Aに渡っている上糸Tが被縫製物Aの移動に伴って糸逃がし片28の前押え突起29に当接する。これにより、先の場合と同様、上糸Tが左右どちらかの傾斜面30に移行し、傾斜面30に沿って上昇することで縫針7の側方へ逃がされる。このように縫針7が被縫製物Aから抜針した直後に被縫製物Aの移動が開始される場合においても、傾斜面30によって上糸Tが縫針7の針先の移動経路から外れるので、縫針7が上昇する際にも該縫針7の針先が上糸Tに接触することを防止できる。
なお、図6では、上糸Tが前押え突起29から右側の傾斜面30に移行する場合を示しているが、上糸Tが前押え突起29から左右どちらの傾斜面30に移行するかは、ステッチ時の被縫製物Aの移動方向など各種状況に応じて決まるものであり、状況によっては左側の傾斜面30に移行することもある。
以上説明したように本実施形態のミシンが備える布押え部材11によれば、被縫製物Aの移動に伴い上糸Tが縫針7の針先の移動経路にかかっても、傾斜面30によって上糸Tを縫針7の針先の移動経路から退避させることができる。したがって、縫針7の針先が上糸Tに接触することを効果的に防止でき、上糸Tが傷付いたり切れたりすることがなくなる。また、本実施形態のミシンによれば、布押え部材11に傾斜面30を設ける(布押え部材11に傾斜面30を有する糸逃がし片28を取り付ける)だけで、縫針7の針先と上糸Tとの接触を効果的に防止できるようになる。したがって、ミシンの構造が複雑にならず、部品点数の増加やコストアップにつながらずに済む。さらに、本実施形態のミシンによれば、布押え部材11に設けた傾斜面30によって、通常の縫い動作における被縫製物Aの移動に伴って上糸Tを縫針7の針先の移動経路から退避させることができるので、ミシンの縫い動作は従来と同様でよい。したがって、ミシンの回転数を下げたり、針棒を1針ジャンプさせたりする必要がなく、ミシンの刺繍効率が低下するおそれがない。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態にかかる布押え具を使用した刺繍ミシンについて説明する。なお、第2実施形態にかかる図面及びその説明においては、第1実施形態と共通する部分には同一の符号を付し、その部分の詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項については、第1実施形態と同じである。図7には、第2実施形態の刺繍ミシンが備えるミシンヘッドHHの側面図(一部断面図)が示してある。本実施形態のミシンヘッドHHは、第1実施形態のミシンヘッドHと比較して、構成部品及び動作機構が若干異なっている。すなわち、ミシンヘッドHHが備える布押え部材50は、ミシンヘッドHが備える布押え部材11がベース部材21と布押え体22との2部品で構成されているのとは異なり、一部品で一体に形成されている。また、ミシンヘッドHHには布押え抱き10が設けられておらず、布押え部材50の上端は針棒5の外周に直接取り付けられている。またそれに伴い、布押え抱き10に設けていた係合ピン10a及び係合ピン10aを支承する支承部材14も省略されている。
本発明の第2の実施形態に係る布押え具である布押え部材50は、全体が上下に延びる細長い平板状に形成されており、上端部に設けた水平面状の上側当接部50aと中間部に設けた水平面状の中間当接部50bを有している。上側当接部50aと中間当接部50bには、針棒5が貫通する貫通穴からなる挿通部(図示せず)が形成されている。針棒抱き8と上側当接部50aとの間には、布押え部材50を下方に付勢するコイルバネ12が設けられている。布押え部材50は、針棒抱き8の下降に伴いコイルバネ12の付勢によって針棒5とともに下降する。布押え部材50は、上側当接部50aの下面が針棒ケース2の下部に設けた横フレーム2b上のクッション51に当接する位置でその下降が停止する。その位置が布押え部材50の下死点になっている。
布押え部材50が下死点に達した後、針棒抱き8の下降によってコイルバネ12が圧縮されながら針棒5はさらに下降を続ける。これにより、縫針7が被縫製物Aに挿針されて下死点に達し、その後、上昇に転じて抜針される。この間、布押え部材50は下死点にとどまる。針棒5が被縫製物Aから抜針された後、針抱き6がクッション13を介して中間当接部50bに当接する。以降、針抱き6によって中間当接部50bが押し上げられて、布押え部材50が針棒5とともに上昇する。
本実施形態の布押え部材50は、第1実施形態の布押え部材11が備える糸逃がし片28とは異なる形状の糸逃がし片52を備えている。すなわち、布押え部材50の構造体の下部に糸逃がし片52が取り付けられている。図8は、縫針7及び布押え部材50の拡大正面図である。糸逃がし片52の前押え突起(第1の押え突起)54は、正面から見て(針通し孔27の長径方向に沿う前方中央の位置(第1位置)に対して)右側に偏った位置(第2位置)に形成されている。つまり、この第2の実施形態において、糸逃がし片52の前押え突起(第1の押え突起)54は、縫針7の糸通し穴7aの入口側に対応する第1位置からずれた第2位置に設けられている。そして、前押え突起54から連続する傾斜面(糸退避部)53は、前押え突起54の左側にのみ設けられており、前押え突起54から左側方向(時計方向)に回っていくにつれて上方へ傾斜するように形成されている。つまり、傾斜面53は、前押え突起(第1の押え突起)54から離れるにつれて上昇するような傾斜で第1位置(前方中央)を通って設けられている。一方、前押え突起54の右側にはそのような傾斜面(糸退避部)を設けていない。このように、第2実施形態の糸逃がし片52には1つの傾斜面(糸退避部)53が形成されている。
本第2実施形態の糸逃がし片52によれば、前押え突起54が正面から見て右側に偏った位置に形成されていることにより、上糸Tが縫針7の針先の移動経路にかかるときには、上糸Tは、最初に、前押え突起54(つまり傾斜面53の始端)ではなく、傾斜面53の途中に当接し、その後、該上糸Tが被縫製物Aの移動に伴って傾斜面53に沿って縫針7の左側に逃がされ(張力が増すので上糸Tの張力を逃すように傾斜面に沿って上行する)、縫針7の針先の移動経路から外れる。したがって、本実施形態においても、縫針7が上昇あるいは下降する際に縫針7の針先が上糸Tに接触することを防止できる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記第1実施形態では、布押え部材11を互いに別部品であるベース部材21と布押え体22とにより構成した場合を示したが、布押え部材11のベース部材21と布押え体22は、一部品で一体に形成することも可能である。
また、糸逃がし片(糸退避部)は、上糸Tを縫針7の針先の移動経路から退避させることができる形状のものであれば、上記実施形態で示した傾斜面30,53のように直線形状の傾斜面には限られず、球面形状または円弧面形状などの曲面形状からなる傾斜面であってもよい。また、糸逃がし片28,52は、上記のような傾斜面30,53と押え突起(前押え突起29,54)を有していれば、他の部分の具体的な形状は上記実施形態に示すものには限定されない。
また、上記実施形態では、傾斜面30,53を有する糸逃がし片28,52を布押え部材11,50に取り付けた場合を示したが、糸逃がし片を布押え部材の構造体と一体に形成したものであってもよい。
また、上記実施形態では、本発明を2種類の異なるミシンヘッドH,HHに適用した例を示したが、本発明を適用するミシンヘッドの具体的な構成は、上記実施形態に示すものには限定されない。また、上記実施形態では、本発明を多針刺繍ミシンに適用した例を示したが、本発明は多針刺繍ミシン以外の他のミシンにも適用可能であることは言うまでもない。
本発明の第1実施形態に係る布押え具を使用する刺繍ミシンのミシンヘッドの正面図である。 ミシンヘッドの側面図(一部断面図)である。 本発明の第1実施形態に係る布押え具を示す斜視図である。 布押え具の構成及びその動作を説明するための図である。 布押え具の下端及び縫針の針先の部分拡大図であり、(a)は、側面(一部断面)図、(b)は、正面図である。 布押え具の下端及び縫針の針先の部分拡大図であり、(a)は、正面図、(b)は、平面図である。 本発明の第2実施形態に係る布押え具を使用する刺繍ミシンのミシンヘッドの側面(一部断面)図である。 本発明の第2実施形態に係る布押え具とそれに関連する縫針の拡大正面図である。 従来の刺繍ミシンにおける布押え具及び縫針の部分拡大図である。 従来の刺繍ミシンにおける縫針及び上糸の動きを説明するための図である。 従来の刺繍ミシンにおける縫針及び上糸の動きを説明するための図である。 従来の刺繍ミシンにおける縫針及び上糸の動きを説明するための図である。
符号の説明
1 アーム
2 針棒ケース
3 針板
4 ミシン主軸
5 針棒
6 針抱き
7 縫針
8 針棒抱き
9 針棒駆動部材
10 布押え抱き
11 布押え部材(布押え具)
12 コイルバネ
14 支承部材
15 針棒保持バネ
18 天秤軸
19 天秤
20 天秤駆動レバー
21 ベース部材
22 布押え体(下部構造体)
27 針通し孔
28 糸逃がし片
29 前押え突起(第1の押え突起)
30 傾斜面(糸退避部)
31 後押え突起(第2の押え突起)
50 布押え部材(布押え具)
52 糸逃がし片
53 傾斜面(糸退避部)
54 前押え突起(第1の押え突起)
55 後押え突起(第2の押え突起)
A 被縫製物
H ミシンヘッド
HH ミシンヘッド
T 上糸

Claims (8)

  1. 縫針の動作に連動して被縫製物を押えるために上下に往復動する、ミシン用の布押え具であって、
    該布押え具の下面に形成された少なくとも1つの傾斜面を具備し、
    前記縫針の糸通し穴から出て前記被縫製物に渡されている上糸が該被縫製物の動きに伴って動く間に前記傾斜面に当接したとき、該上糸が該傾斜面に沿って動かされることにより、該上糸が該縫針の針先に当たらない位置に逃がされるように、前記傾斜面を配置したことを特徴とするミシン用の布押え具。
  2. 前記布押え具の下面には、前記縫針の糸通し穴の入口側に位置するように第1の押え突起が設けられており、
    1対の前記傾斜面が、前記第1の押え突起の両側において該第1の押え突起から離れるにつれて上昇するような傾斜でそれぞれ設けられており、
    前記布押え具の下面には、前記第1の押え突起と略同じ高さで第2の押え突起が更に設けられており、
    前記被縫製物に前記第1及び第2の押え突起が当たることにより押し付けがなされるようになっている、
    請求項1に記載のミシン用の布押え具。
  3. 前記第1及び第2の押え突起と前記1対の前記傾斜面は、針通し孔を有する糸逃がし片において該針通し孔の周囲に形成されており、
    該糸逃がし片が、前記布押え具の構造体の下部に取り付けられている、
    請求項2に記載のミシン用の布押え具。
  4. 前記第1及び第2の押え突起と前記1対の前記傾斜面は、針通し孔を有する前記布押え具の構造体の下部において該構造体と一体に形成されている、
    請求項2に記載のミシン用の布押え具。
  5. 前記布押え具の下面には、前記縫針の糸通し穴の入口側に対応する第1位置からずれた第2位置に第1の押え突起が設けられており、
    1つの前記傾斜面が、前記第1の押え突起から離れるにつれて上昇するような傾斜で前記第1位置を通って設けられており、
    前記布押え具の下面には、前記第1の押え突起と略同じ高さで第2の押え突起が更に設けられており、
    前記被縫製物に前記第1及び第2の押え突起が当たることにより押し付けがなされるようになっている、
    請求項1に記載のミシン用の布押え具。
  6. 前記第1及び第2の押え突起と前記傾斜面は、針通し孔を有する糸逃がし片において該針通し孔の周囲に形成されており、
    該糸逃がし片が、前記布押え具の構造体の下部に取り付けられている、
    請求項5に記載のミシン用の布押え具。
  7. 前記第1及び第2の押え突起と前記傾斜面は、針通し孔を有する前記布押え具の構造体の下部において該構造体と一体に形成されている、
    請求項5に記載のミシン用の布押え具。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のミシン用の布押え具と、
    前記縫針を下端に保持した針棒と、
    前記被縫製物を保持し、前記縫針の針落位置に対して移動可能な縫製枠と
    を具備するミシン。
JP2007270727A 2007-10-17 2007-10-17 ミシン用の布押え具及びミシン Withdrawn JP2009095503A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007270727A JP2009095503A (ja) 2007-10-17 2007-10-17 ミシン用の布押え具及びミシン
KR1020080101683A KR101085302B1 (ko) 2007-10-17 2008-10-16 미싱용 옷감누름도구 및 미싱
DE200810051945 DE102008051945B4 (de) 2007-10-17 2008-10-16 Nähmaschinendruckfuß und Nähmaschine, die diesen verwendet
CNA2008101697578A CN101413185A (zh) 2007-10-17 2008-10-17 缝纫机用的压布脚及缝纫机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007270727A JP2009095503A (ja) 2007-10-17 2007-10-17 ミシン用の布押え具及びミシン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009095503A true JP2009095503A (ja) 2009-05-07

Family

ID=40514617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007270727A Withdrawn JP2009095503A (ja) 2007-10-17 2007-10-17 ミシン用の布押え具及びミシン

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2009095503A (ja)
KR (1) KR101085302B1 (ja)
CN (1) CN101413185A (ja)
DE (1) DE102008051945B4 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014147555A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Janome Sewing Mach Co Ltd 刺繍用布押さえ
WO2019190195A1 (ko) * 2018-03-30 2019-10-03 박정현 재봉기
KR20200034558A (ko) * 2018-09-21 2020-03-31 박정현 재봉기
CN115976757A (zh) * 2017-03-06 2023-04-18 浙江镨美科智能刺绣设备有限公司 一种绣花机机头

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101701398B (zh) * 2009-11-28 2013-10-02 新杰克缝纫机股份有限公司 一种电子花样缝纫机的压脚结构
DE202015104412U1 (de) * 2015-08-20 2016-11-22 Dürkopp Adler AG Nähmaschine sowie Nähmaschinen-Baugruppe
CN106048910B (zh) * 2016-07-19 2019-01-01 苏州美山子制衣有限公司 一种单针缝纫机的压脚
CN108221193B (zh) * 2018-03-22 2024-04-19 长沙学院 一种转动式多点张紧定位装置
US12281422B2 (en) * 2021-09-30 2025-04-22 Tism Co., Ltd. Sewing machine and presser foot device
US12259450B2 (en) 2023-05-05 2025-03-25 GE Precision Healthcare LLC Systems, assemblies, and methods of fabrication of radio-frequency coil assemblies of a magnetic resonance system
US12276712B2 (en) * 2023-05-05 2025-04-15 GE Precision Healthcare LLC Systems, assemblies, and methods of fabrication of liquid metal radio-frequency coil assemblies of a magnetic resonance system

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3614935A (en) * 1968-04-18 1971-10-26 Cesare L Conti Device for driving the thread out of the way from under the presser foot of a sewing machine
JPH022295Y2 (ja) * 1986-02-28 1990-01-19
JPH022295A (ja) 1988-06-10 1990-01-08 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 一次元イメージセンサ
JPH10110374A (ja) * 1996-09-30 1998-04-28 Tokai Ind Sewing Mach Co Ltd ミシン
JP2001062174A (ja) * 1999-08-25 2001-03-13 Barudan Co Ltd ミシン及びその枠駆動方法
KR100358930B1 (ko) 2000-07-31 2002-10-31 썬스타 특수정밀 주식회사 자수기용 노루발 스토퍼

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014147555A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Janome Sewing Mach Co Ltd 刺繍用布押さえ
CN115976757A (zh) * 2017-03-06 2023-04-18 浙江镨美科智能刺绣设备有限公司 一种绣花机机头
WO2019190195A1 (ko) * 2018-03-30 2019-10-03 박정현 재봉기
KR20200034558A (ko) * 2018-09-21 2020-03-31 박정현 재봉기
KR102195122B1 (ko) * 2018-09-21 2020-12-30 박정현 재봉기

Also Published As

Publication number Publication date
CN101413185A (zh) 2009-04-22
KR101085302B1 (ko) 2011-11-22
DE102008051945B4 (de) 2012-10-31
DE102008051945A1 (de) 2009-05-07
KR20090039637A (ko) 2009-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009095503A (ja) ミシン用の布押え具及びミシン
US8522703B2 (en) Multi-needle embroidery sewing machine
US8893631B2 (en) Multi-needle sewing machine
JP2017221644A (ja) 扁平縫いミシン
JP3796963B2 (ja) ミシンの糸通し装置
JP2003038879A (ja) 多本針二重環縫いミシンの針糸制御装置
JP4139843B2 (ja) ミシンの糸通し装置
JP2008245731A (ja) ミシン
US7267063B2 (en) Embroidery presser for embroidery machine
JP2006102400A (ja) ミシン
JP5057303B2 (ja) 上飾り機構付きミシン
JP2003326059A (ja) 針送りミシン
CN101845725B (zh) 缝纫机
JP3004860B2 (ja) オーバーロックミシンの針糸さばき装置
JP2006068380A (ja) 間歇ステッチ縫いミシン
CN118076773A (zh) 缝纫机的旋梭构造以及缝纫机
CN101525822B (zh) 缝纫机的面线保持装置
JP2006169696A (ja) コード縫い方法及び装置
JP4195903B2 (ja) ミシンの糸通し装置
JP2005058700A (ja) ミシンの針受け装置
JP2000024353A (ja) ミシン
JPH07231991A (ja) ミシンの布押え装置
JP6099378B2 (ja) ボタン付けミシン
JP2008237491A (ja) ミシンの押え装置及びミシン
KR101974869B1 (ko) 윗실 제어를 위한 재봉기

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110104