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JP2003241512A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JP2003241512A
JP2003241512A JP2002039031A JP2002039031A JP2003241512A JP 2003241512 A JP2003241512 A JP 2003241512A JP 2002039031 A JP2002039031 A JP 2002039031A JP 2002039031 A JP2002039031 A JP 2002039031A JP 2003241512 A JP2003241512 A JP 2003241512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
waste toner
waste
toner
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002039031A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Kasahara
伸夫 笠原
Nobuo Iwata
信夫 岩田
Satoshi Muramatsu
智 村松
Junichi Matsumoto
純一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002039031A priority Critical patent/JP2003241512A/ja
Priority to US10/367,949 priority patent/US6882812B2/en
Publication of JP2003241512A publication Critical patent/JP2003241512A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/163Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts for the developer unit
    • GPHYSICS
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    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/18Cartridge systems

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤収容部の交換操作によって、余剰現像
剤と廃トナーとを装置本体から廃棄できるようにし、余
剰現像剤と廃トナーとを廃棄するためのダウンタイム
を、これらの廃棄操作のみのために必要としない画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 現像剤カートリッジ125を、廃棄現像
剤収容部126aと、補給現像剤102を収納するため
の補給現像剤収納部126bとの2つの収納部の一体構
成とする。廃棄現像剤収容部は、余剰現像剤や廃トナー
を収容するためのものである。補給現像剤収納部内の補
給現像剤がなくなったとき、補給現像剤収納部の交換に
よって新たな現像剤の補充を行う。現像剤補給容器12
4から、現像剤カートリッジを現像装置100手前側に
引き出し、新たな現像剤カートリッジを挿入する。新た
な現像剤カートリッジは、補給用現像剤が収容された補
給現像剤収納部と内部が空の状態である廃棄現像剤収容
部とからなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーとキャリア
を混合してなる、通称、プリミックス現像剤(2成分現
像剤)を現像装置に補給して使用する、複写機、ファク
シミリ、プリンター等の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、2成分現像剤を用いて現像を行う
画像形成装置としては、トナーの補給方法に次の2種類
のものがある。1つは、現像によって消費されたトナー
のみを補給する方法である。もう1つは、現像によって
トナーのみが消費されてもトナーとキャリアとを補給す
る方法である。このうち、トナーのみを補給するもの
は、現像装置内でトナーと共に攪拌されるキャリアは攪
拌頻度が多くなるにつれてキャリア同士が摩擦し合い劣
化する。これによって、キャリアの破砕やキャリアの表
面に施されているコート被膜の破損などが生じたり、キ
ャリア間の摩擦によってトナー帯電量が上昇し、画像部
に付着しにくくなったりする。その結果、現像能力が大
幅に低下する。一方、トナーとキャリアとを補給するも
のは、補給により過剰になった現像部内の余剰現像剤を
排出し、この補給と排出とを繰り返すことで現像部内の
劣化現像剤を新たな現像剤に置換することができる。こ
のため、キャリアの劣化を抑えることができる。
【0003】従来、このような現像剤中のキャリア劣化
を抑えるための発明として、次の2つが知られている。
第一に、特開昭51−13249号公報記載の「電子写
真現像装置」がある。この装置は、現像部における現像
剤のキャリアとトナーとの比率を検知する検知手段と、
現像部に所定現像時間あるいは所定複写量に応じて定量
のキャリアを供給する手段と、トナーを現像部に供給す
る手段とを有している。そして、上記検知手段による検
知結果に基づいてトナーを現像部に供給し、現像部から
所定量以上の現像剤を排出するように構成したものであ
る。第二に、特開平4−353881号公報記載の「現
像装置」がある。この装置は、現像剤担持体へ供給する
ための2成分現像剤を収容するハウジングと、プリミッ
クス現像剤(2成分現像剤)からなる追加現像剤をハウ
ジング内へ放出する放出手段と、ハウジング内の現像剤
の量を検出する検出手段とを有している。そして、ハウ
ジングには、現像剤を排出する出口ポートを設け、上記
検出手段による検出結果が所定量以上である場合にハウ
ジング内の現像剤を出口ポートから排出して現像剤量を
減少させるようにしたものである。
【0004】上記2つの発明によれば、現像装置内の余
剰現像剤を適宜除去することができ、キャリア劣化によ
る現像能力の低下などを防止することができる。
【0005】上記2つの公報の発明はいずれも現像部内
にトナーとキャリアの両方を適宜供給するよう構成され
たものである。ただし、上記特開平4−353881号
公報記載の「現像装置」ではトナーとキャリアとを予め
混合してなるプリミックス現像剤をハウジングに供給す
るよう構成されている。一方、上記特開昭51−132
49号公報記載の「電子写真現像装置」では、トナーと
キャリアとを混合せずにそれぞれ独立して現像器へ供給
するよう構成されている。従って、上記特開平4−35
3881号公報記載の構成と、上記特開昭51−132
49号公報記載の構成では、ハウジング又は現像部への
現像剤供給手段の構成が異なる。具体的には、上記特開
平4−353881号公報記載の構成ではハウジング内
への現像剤の供給手段を1つ設ければ済む。一方、上記
特開昭51−13249号公報記載の構成では、キャリ
ア供給手段とトナー供給手段との2つの供給手段を設け
る必要がある。よって、後者の構成では、プリミックス
現像剤を供給するものに比して装置構成が複雑となり装
置が大型化したりコスト高となったりしてしまう。従っ
て、プリミックス現像剤を補給して現像を行う画像形成
装置の方が実用性が高い。
【0006】ここで、画像形成装置全般に言えることで
あるが、潜像担持体上に付着し転写材に転写されずに潜
像担持体表面に残留した転写残トナーを次の画像形成に
先立って廃トナーとして潜像担持体表面から除去する必
要がある。そして、この廃トナーは画像形成装置本体か
ら廃棄する必要がある。
【0007】上記転写残トナーの除去に関しては以下の
発明が知られている。特開昭63−298370号公報
記載の「トナーカートリッジ」において、トナー供給後
に、トナー収納部の体積に対してトナー回収部の体積が
大きくなるように両者の体積比を変更する体積比変更手
段を設けている。また、このトナー回収部は、上記廃ト
ナーを収容するためのものである。この構成によって、
トナー収納部内のトナーが現像装置内へ供給されること
で増加した収納部内の余剰空間を、廃トナー回収部に転
用することができるものである。よって、トナー収納部
とトナー回収部とを予め所定の容積ずつ確保しておくも
のに比して、全体の容積を大きくせずに済み、廃トナー
と新品トナーとの混ざりあいを確実に防止できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリミック
ス現像剤を補給して現像を行う画像形成装置において
は、転写残トナーだけでなく現像器内の余剰現像剤も廃
棄する必要がある。このため、新たな課題が生じること
が分かった。それは、余剰現像剤と転写残トナーの両方
を装置本体から廃棄する作業が必要となるため、廃棄作
業のための装置停止が頻繁に発生し、これが画像形成動
作不可時間であるダウンタイムとなってしまうことであ
る。そして、装置のダウンタイムが多くなると、装置の
信頼性が低下してしまう。
【0009】尚、上記特開平4−353881号公報記
載の「現像装置」の場合、現像剤を排出する排出手段や
排出された余剰現像剤を収容する余剰現像剤収容容器を
新たに設ける必要がある。更に、この現像装置を用いた
画像形成装置には、潜像担持体表面から除去した廃トナ
ーを収容する廃トナー収容容器も設ける必要がある。こ
れら余剰現像剤収容容器と廃トナー収容容器との2つの
容器から内部の余剰現像剤や廃トナーを廃棄する際に
は、それぞれの廃棄作業を単独で行う必要がある。この
ため、余剰現像剤や廃トナーの装置本体からの廃棄を行
う作業時間が必要となり、それが装置の駆動停止時間で
あるダウンタイムとなってしまう。
【0010】追加現像剤(プリミックス現像剤)を現像
装置内の現像剤に供給する現像装置において余剰現像剤
の装置本体からの廃棄作業を効率よく行うことができる
ようにした発明として次のようなものも知られている。
それは、特開平8−95362号公報、特開平9−21
8575号公報、及び特開平9−244376号公報に
記載された発明である。これら3つの公報の発明では、
追加現像剤と現像装置内の余剰現像剤とをそれぞれの収
容領域を有する同一のカートリッジ(容器)内に収容可
能に構成している。この構成によれば、カートリッジ内
部の追加現像剤が消費されて新たな現像剤を補充すると
きには、カートリッジを交換することで余剰現像剤の廃
棄も同時に行うことが可能となる。新たな現像剤の補充
作業は、画像形成を繰り返し実行していくうちに必ず必
要となるものである。この補充作業としてのカートリッ
ジ交換によって、余剰現像剤の廃棄も行うことは、余剰
現像剤の廃棄作業を単独で行う必要がなくなり、余剰現
像剤の廃棄作業のみのために要する作業時間の必要がな
くなる。よって、余剰現像剤の廃棄作業を単独で行うの
に要するダウンタイムを必要ないものとすることができ
る。
【0011】しかしながら、上記3つの公報の発明を採
用した画像形成装置の場合でも、廃トナーを収容する廃
トナー収容容器は別途必要である。そして、廃トナー収
容容器内部の廃トナーを廃棄する作業を単独で行う必要
がある。このため、廃トナーの廃棄のみのために要する
作業時間が必要となり、それが装置の駆動停止時間であ
るダウンタイムとなってしまう。
【0012】また、プリミックス現像剤を現像装置内へ
供給する現像装置を用いた画像形成装置について、特開
平11−212361号公報では、次のような発明も提
案されている。即ち、現像装置内の余剰現像剤と感光体
クリーニングにより回収された廃トナーとを同一の回収
室に回収し、回収室を画像形成装置本体から脱着できる
ようにしたものである。この発明によれば、専用容器を
装置本体から取り出して収容されている余剰現像剤と廃
トナーとを同時に廃棄することが可能となる。
【0013】しかしながら、上記特開平11−2123
61号公報の構成においても、回収室を装置本体から離
脱させ、内部の余剰現像剤と廃トナーとを廃棄して再び
回収室を装置本体に装着するという一連の作業が必要で
ある。これは、新たな現像剤の補充操作とは独立して行
われるものである。よって、この一連の作業時間がダウ
ンタイムとなってしまう。
【0014】以上のことから、プリミックス現像剤(2
成分現像剤)を補給して使用する現像装置を用いた画像
形成装置で、次のことを可能にすることが求められると
ころである。即ち、余剰現像剤と廃トナーとを装置本体
から廃棄するための画像形成動作停止時間、所謂ダウン
タイムを、これらの廃棄操作のみのために必要とするこ
とのないようにすることが求められる。
【0015】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、余剰現像剤と廃トナ
ーとを廃棄するためのダウンタイムを、これらの廃棄操
作のみのために必要としない画像形成装置を提供するこ
とである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像形成装置は、表面に潜像を担持する
像担持体と、トナーとキャリアとからなる現像剤によっ
て該像担持体上の潜像を可視像化する現像装置と、該現
像装置の現像部に該現像剤を補給する現像剤補給手段
と、該現像剤補給手段によって補給するための現像剤を
収容する補給現像剤収容部と、該現像部の余剰現像剤を
現像部外に排出する現像剤排出手段と、該現像剤排出手
段によって該現像部から排出された余剰現像剤を収容す
る余剰現像剤収容部と、該可視像を転写材に転写した後
の該像担持体上に残留している廃トナーを該像担持体上
から除去してクリーニングする像担持体クリーニング手
段と、該像担持体クリーニング手段によって該像担持体
から除去された廃トナーを収容する廃トナー収容部とを
有する画像形成装置において、上記補給現像剤収容部の
交換操作によって、上記余剰現像剤を収容した余剰現像
剤収容部と、上記廃トナーを収容した廃トナー収容部と
の画像形成装置本体からの取り外しが行われるように構
成されているものである。ここで、余剰現像剤収容部や
廃トナー収容部を画像形成装置本体に設けた場合、その
ためのスペースが必要となり、装置本体が大型化する原
因となってしまう。余剰現像剤収容部と廃トナー収容部
をそれぞれ独立して設けた場合、両者の収容部内にそれ
ぞれ余剰現像剤又は廃トナーの最大収容可能量に対して
ゆとりスペースを設ける必要がある。例えば通常、廃ト
ナーの装置外への排出作業は、サービスマンによって所
定のタイミングで行われており、このため、排出作業を
頻繁に行うことが難しく、廃トナー容器もある程度余裕
のある大きさに設計せざるを得ない。また、余剰現像剤
の装置外への排出作業をサービスマンが行っている場合
にも、余剰現像剤収容部をある程度余裕のある大きさに
設計せざるを得ない。このため、装置が大型化してしま
う。実開昭64−30562号公報記載の「複写装置」
において、感光体ドラムの内部に配設したトナー貯蔵部
とトナー貯蔵部内のトナーを現像器へ搬送させる手段と
でトナー補給部を構成したものがある。この装置は、プ
リミックス現像剤を補給する方式ではないが、本体内部
のトナー貯蔵部のための配置スペースを省略して装置の
小型化を図ることができる。しかしながら、この構成を
プリミックス現像剤を補給する方式の装置に採用して
も、余剰現像剤収容部と廃トナー収容部を設ける必要が
あり、装置が大型化してしまうことに変わりは無い。そ
こで、請求項2の画像形成装置は、請求項1の画像形成
装置において、上記余剰現像剤収容部と上記廃トナー収
容部とを同一の廃棄現像剤収容部で構成し、かつ、上記
補給現像剤収容部と該廃棄現像剤収容部とを一体的に該
画像形成装置に対して着脱可能なカートリッジで構成し
たものである。また、請求項3の画像形成装置は、請求
項2の画像形成装置において、上記余剰現像剤を上記廃
棄現像剤収容部へ搬送する余剰現像剤搬送手段と、上記
廃トナーを該廃棄現像剤収容部へ搬送する廃トナー搬送
手段とを設け、該余剰現像剤搬送手段による該余剰現像
剤の搬送経路と、該廃トナー搬送手段による該廃トナー
の搬送経路とを、該廃棄現像剤収容部に至る手前で合流
させたことを特徴とするものである。請求項1乃至3の
画像形成装置においては、補給現像剤収容部の交換操作
を行うことによって、余剰現像剤を収容した余剰現像剤
収容部と、廃トナーを収容した廃トナー収容部の装置本
体からの取り出しも行うことができる。これによって、
余剰現像剤と廃トナーとを装置本体から廃棄することに
なる。現像剤補給手段によって補給するための現像剤が
補給現像剤収容部から無くなった場合、補給現像剤収容
部への現像剤の補充は必要な操作である。この必要な現
像剤の補充のための補給現像剤収容部の交換操作を行う
ことによって、余剰現像剤や廃トナーを廃棄することも
できるため、これらの廃棄のための操作を現像剤の補充
作業以外で単独に行う必要がなくなる。従って、これら
を廃棄するためのダウンタイムが、これらの廃棄操作の
みのためには必要なくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕以下、本発明の実
施形態1を図に基づいて詳細に説明する。図1に、本実
施形態1にかかる画像形成装置の説明図を示す。この現
像装置が搭載された画像形成装置は、周知の電子写真プ
ロセスにより画像形成される。
【0018】すなわち、図1において、潜像坦持体(感
光体ドラム)1の表面には、帯電器3により均一に帯電
され、露光像2が照射されることによって静電潜像が形
成される。この静電潜像は、現像装置100によりトナ
ー像化(顕像化)された後、転写装置5によって転写紙
P上に転写される。トナー像の転写された転写された転
写紙Pは、図示しない定着装置に送られ、コピーまたは
プリント物として機外のトレイ上に排出される。一方、
トナー像を転写した後の潜像坦持体1は、クリーニング
装置200によって表面に付着した残留トナーや紙粉等
の異物が廃トナーとして除去された後、図示しない除電
器によって残留電荷が除電される。
【0019】実施例における現像装置100は、2成分
磁気ブラシ現像方式を用いた例を示している。ここで、
現像剤101は、トナーとキャリアとからなる2成分現
像剤からなり、そのトナーとキャリアとの混合比率は、
通常、1.5〜5.0トナー重量%のものが用いられて
いる。また、補給現像剤(プリミックス現像剤)102
は、現像剤101と同様にトナーとキャリアとからな
り、そのトナーとキャリアとの混合比率は、通常、70
〜90トナー重量%のものが用いられている。
【0020】現像ローラ103は、内部に磁石を有する
周知の現像ローラが使用されている。この現像ローラ1
03の表面に供給される現像剤101は、現像剤規制部
材104によって、常に適正量となるように規制されて
いる。
【0021】現像剤101は、現像容器105内で、撹
拌部材106,107、剤ガイド部材108、及び、剤
移送スクリュー109によって、撹拌されながら現像ロ
ーラ103へ移送・循環される。また、この現像剤10
1の濃度(トナーとキャリアの混合比率)は、現像剤濃
度検知器120によって検知される。この現像剤濃度検
知器120としては、従来公知の、現像剤101の透磁
率を検知する検知器が最も知られている。
【0022】図1において、画像形成動作(コピー,プ
リント)が複数回進行し、現像容器105内の現像剤濃
度が低下すると、補給現像剤102が現像容器105に
補給される。補給現像剤102は、図3に示すように現
像剤補給容器124内のカートリッジ125の一部に形
成された補給現像剤収容部126bに収容している。こ
れは、図示しない駆動モータ等により現像剤補給部材1
10を回転させて、現像容器105内に補給するもので
ある。この現像剤補給部材110の回転によって、その
周囲の一部に設けられた溝部によって、一定量の補給現
像剤102を現像容器105内に補給し、現像容器10
5内の現像剤101の濃度を、所定の規定濃度に保つ。
ここで、貯蔵された補給現像剤102の現像剤補給部材
110への移送は、移送・撹拌部材111により行われ
る。
【0023】ところで、この種のプリミックス現像剤を
用いた画像形成装置では、前述したように、その画像形
成動作を繰り返し実行していくにつれて、その現像容器
105内の現像剤中のキャリアの容量が次第に増大して
いく。これは、現像容器105内に収容されている現像
剤101中のトナーが逐次消費されていくためである。
このキャリアが増大したままの状態で、その画像形成動
作が引き続き実行されると、この現像容器105内のキ
ャリアが次第に疲労してくる。この結果、例えば、トナ
ーフィルミング,破砕,キャリアの表面に施されている
コート被膜の破損などを生じる。また、現像装置内のト
ナーとキャリアの混合比が変化(キャリアの混合比率が
大きくなる剤濃度が低下する)するので、現像剤101
の現像能力が大幅に損なわれる。
【0024】この増量したキャリアを現像容器105外
に適時排出し、常に新しい現像剤(補給現像剤102)
を補給すれば、現像装置100内の現像剤101の現像
能力を、常に所定のレベルに維持することが可能とな
る。そこで、本実施形態1においては、現像容器105
内の余剰、且つ、現像能力を損ないつつある現像剤10
1を、現像容器105外に確実に排出させることができ
るようにしている。
【0025】本実施形態1の現像装置100では、図1
に示すように、現像容器105の一部に堰部(現像剤1
01の剤位規制部)105aを設けている。これによ
り、現像容器105内に補給された現像剤101の量が
増大すると、その余剰(疲労)現像剤101’が、この
堰部105aを乗り越え(オーバーフローして)現像容
器から現像剤回収部121に導かれる。
【0026】ここで、現像容器から排出された余剰現像
剤や感光体ドラム表面から回収した廃トナーを画像形成
装置本体から廃棄するためには、その作業時間が必要と
なり、装置の駆動停止時間であるダウンタイムとなって
しまう。そこで、本実施形態1においては、余剰現像剤
や廃トナーを装置本体から廃棄するためのダウンタイム
を必要としない構成を有し、これが特徴部となってい
る。以下に本実施形態1の特徴部について説明する。
【0027】図1に示すように、この堰部105aを乗
り越えた余剰(疲労)現像剤101’は、現像剤カート
リッジ125の一部に形成された余剰現像剤および廃ト
ナーを収容するための廃棄現像剤収容部126a内に収
納される。従って、廃棄現像剤収容部126aが余剰現
像剤収容部としての役割をもっている。これは、図3に
示すように、現像剤回収部121に付設された排出スク
リュー122、及び、余剰現像剤搬送経路123からな
る余剰現像剤搬送手段によって行われる。また、余剰現
像剤は、現像剤補給容器124の一部に設けられた導入
孔部124aを経て現像剤カートリッジ125に進入す
る。
【0028】また、感光体クリーニング装置200は、
現像器によってトナー像が転写紙P上に転写された後感
光体ドラム上に残留している転写残トナーや紙粉等の廃
トナーをクリーニングするためのものである。この感光
体クリーニング装置200は、感光体ドラム表面に先端
が当接するクリーニングブレード201と保持部202
とからなっている。そして、クリーニングブレード20
1で感光体ドラム表面から上記廃トナーを掻き落とし、
受け皿である保持部202へ落下させる。このクリーニ
ング装置200によって感光体ドラムから除去した廃ト
ナーは、現像剤カートリッジ125の一部に形成された
廃棄現像剤収容部126a内に収納される。従って、廃
棄現像剤収容部126aが廃トナー収容部としての役割
ももっている。これは、図3に示すように、クリーニン
グ装置200内に付設された廃トナー排出スクリュー2
10、および廃トナー搬送経路220からなる廃トナー
搬送手段によって行われる。また、廃トナーは、現像剤
補給容器124の一部に設けられた導入孔部124aを
経て現像剤カートリッジ125に進入する。
【0029】以上より、余剰現像剤収容部と廃トナー収
容部とは同一の廃棄現像剤収容部126aで構成されて
いるのである。
【0030】現像装置100の現像部は、図2に示すよ
うに、現像容器105と、前後の現像容器側板127,
128によって支持されている。この前後の現像容器側
板127,128の間には、現像ローラ103、撹拌部
材106,107、剤移送スクリュー109が、それぞ
れ回転自在に横架支持されている。また、これらの現像
ローラ103、撹拌部材106,107、剤移送スクリ
ュー109は、それぞれ歯車にて連動回転するように連
結されており、現像駆動モータ130によりそれぞれ回
転駆動される。
【0031】一方、現像剤補給部材110、及び、移送
・撹拌部材111(図1参照)は、補給モータ131に
より、移送・撹拌駆動歯車132及びこれに噛み合う他
の歯車を介して、それぞれ駆動される。移送・撹拌部材
111は、図1及び図3に示すように、現像剤カートリ
ッジ125内の補給現像剤収容部126b内部に配設さ
れている。図2において、補給モータ131により移送
・撹拌駆動歯車132が回転されると、図3に示すよう
に、移送・撹拌駆動歯車132と同軸に付設された駆動
継手133が駆動される。これにより、この駆動継手1
33と噛み合う、移送・撹拌部材111の端部に付設さ
れた従動継手134が駆動され、移送・撹拌部材111
が補給現像剤102を補給する向きに回転される。
【0032】上記排出スクリュー122の駆動は、撹拌
部材106の一方の端面(前現像容器側板127の外
面)に配設されたギヤ列122aを介して行われる。こ
の排出スクリュー122の駆動は、専用モータによって
行うようにしてもよい。この排出スクリュー122は、
余剰現像剤余剰現像剤搬送経路123の内部に回転自在
に挿通されており、その回転により余剰現像剤余剰現像
剤搬送経路123の内部を通して余剰(疲労)現像剤1
01’の回収移送を行う。上記廃トナー排出スクリュー
210の駆動は、クリーニング装置200の一方の端面
に配設されたギヤ215が不図示の感光体端部に付設さ
れたギヤと連結し駆動を受ける。この廃トナー排出スク
リュー210の駆動は、専用モータによって行うように
してもよい。この廃トナー排出スクリュー210は、廃
トナー搬送経路220の内部に回転自在に挿通されてお
り、その回転により廃トナー搬送経路220の内部を通
して廃トナーの回収移送を行う。
【0033】現像剤カートリッジ125は、図5に示す
ように、廃棄現像剤収容部126aと、補給現像剤10
2を収納するための補給現像剤収容部126bとの2つ
の収納部が一体構成となって形成されている。また、上
述の移送・撹拌部材111は、その補給現像剤収容部1
26b内に配設されている。また、この現像剤カートリ
ッジ125の外周部の一部には、図4に示すように、2
つの切欠き孔がそれぞれ設けられている。1つは、廃棄
現像剤収容部126aに連通した導入孔部135、もう
1つは補給現像剤収容部126bに連通した補給孔部1
36である。
【0034】以上の構成によって、現像剤カートリッジ
125の廃棄現像剤収容部126aには、前述のよう
に、堰部105aを乗り越えた余剰(疲労)現像剤10
1’が、搬送されて収容される。余剰現像剤の搬送は、
排出スクリュー122、及び、余剰現像剤搬送経路12
3によって行われる。そして、現像剤補給容器124の
一部に設けられた導入孔部124a、及び、この廃棄現
像剤収容部126aに連通した導入孔部135を経て移
送収容される。更に、廃棄現像剤収容部126aには、
前述のように、感光体ドラムから除去された廃トナーも
搬送されて収容される。具体的には、廃トナー排出スク
リュー210、及び廃トナー搬送経路220により、導
入孔部124a、及び、導入孔部135を経て移送収容
される。
【0035】一方、この現像剤カートリッジ125の補
給現像剤収容部126bに収納された補給現像剤102
は、移送・撹拌部材111の回転により、現像剤補給部
材110へ移送される。補給現像剤の移送は、補給現像
剤収容部126bに連通した補給孔部136を通して行
われる。そして、現像剤補給部材110の回転によっ
て、所定複写(プリント)量に応じて所定量だけ現像容
器105内に補給される。これにより、現像容器105
内の現像剤101の濃度が、所定の規定濃度に保たれ
る。
【0036】そして、画像形成が繰り返し行われ、現像
容器に補給するための補給用現像剤が補給現像剤収容部
126bからなくなったとき、新たな現像剤の補充操作
を行う必要が生じる。本実施形態1においては、現像剤
カートリッジ125を現像剤補給容器124から着脱可
能なに構成しており、かつ、廃棄現像剤収容部126a
と補給現像剤収容部126bとを一体化して構成してい
る。そして、新たな現像剤の補充操作は、現像剤補給容
器124から、この現像剤カートリッジ125を現像装
置100の手前側に引き出し、新たな現像剤カートリッ
ジ125と交換する交換操作によって行う。交換後の新
たな現像剤カートリッジ125は、補給用現像剤が収容
された補給現像剤収容部126bと内部が空の状態であ
る廃棄現像剤収容部126aとからなっている。このよ
うな現像剤カートリッジ125の交換によって、新たな
現像剤の補充だけでなく廃棄現像剤収容部126aの装
置本体からの取り出しが行われる。これにより、余剰現
像剤101’と廃トナーとの装置本体から機外への廃棄
を、廃棄のための単独の操作によらずに行うことができ
る。
【0037】〔実施形態2〕次に、実施形態2について
説明する。図6は実施形態2にかかる画像形成装置の概
略断面図、図7は図6の画像形成装置の概略斜視図であ
る。この実施形態2においては、以下に説明するクリー
ニング装置200によって感光体ドラム表面から除去し
た廃トナーを廃棄現像剤収納部126aに搬送する経路
以外の構成については、実施形態1と同様なので説明を
省略する。上記実施形態1においては、廃トナー搬送経
路220を直接、廃棄現像剤収納部126aへ搬送して
いた。しかし、本実施形態2では、図6に示すように、
一旦余剰現像剤の搬送経路を形成している余剰現像剤余
剰現像剤搬送経路123に合流させた後に搬送する。図
7は、廃トナー搬送経路220と余剰現像剤余剰現像剤
搬送経路123との合流部を更に詳しく示した図であ
る。この図に示すように、廃トナー搬送経路220は、
搬送経路の途中の合流位置Uにその上部から合流する。
この合流部まで廃トナー搬送経路220内部を通過して
きた廃トナーは、ここから余剰現像剤搬送経路123内
部に落下し、余剰現像剤搬送経路123内部を通過して
廃棄現像剤収納部126aに搬送される。また、余剰現
像剤は、上記実施形態1と同様に、余剰現像剤搬送経路
123内部を通過して廃棄現像剤収納部126aに搬送
される。
【0038】本実施形態2によれば、廃棄現像剤収納部
126aへの余剰現像剤と廃トナーとの搬送経路の接続
部が1箇所で済む。これは、廃棄現像剤収納部126a
を含む現像剤カートリッジ125への接続部が1箇所で
済むことになる。従って、現像剤カートリッジ125を
現像剤補給容器124から着脱可能としたために、搬送
経路との接続部で発生しやすかった飛散トナーが、接続
部が2箇所である場合に比して発生しにくくなる。ま
た、現像剤カートリッジ125に対して着脱可能に接続
させておく搬送経路が1つで済むため、搬送経路を2つ
接続させるのに比して構成が容易となる。更に、搬送路
の述べ長さが短くて済むため、その分装置の小型化を図
ることができる。
【0039】以上、実施形態2においては、廃トナー搬
送経路220を一旦余剰現像剤搬送経路123に合流さ
せた後に廃棄現像剤収納部126aへ搬送するようにし
ているが、この構成に限るものではない。この逆に、余
剰現像剤搬送経路123を一旦廃トナー搬送経路220
に合流させた後に廃棄現像剤収納部126aへ搬送する
よう構成してもよい。
【0040】また、現像剤カートリッジ125に接続さ
せている搬送経路は、合流した下流側でその内部の断面
積を余剰現像剤の搬送経路の断面積より広くしなくても
構わない。なぜなら、廃トナーは、感光体ドラム表面か
ら掻き落とされる度に、廃棄現像剤収納部126aへ搬
送させ続ければ、一度に多量の廃トナーが搬送経路内部
を通過することはないからである。よって、余剰現像剤
が通過可能な断面積があればよく、広くするとしても加
える面積は上記実施形態1の廃トナーのための搬送経路
内部断面積より狭くてよい。従って、廃棄現像剤収納部
126aを含む現像剤カートリッジ125への接続部を
1箇所にしたために、接続部が大きくなることも回避で
き、確実にトナー飛散を防止することができる。
【0041】上記本実施形態1及び実施形態2によれ
ば、新たな現像剤の補充のために現像剤カートリッジ1
25を新たな現像剤カートリッジ125に交換すること
で、余剰現像剤や廃トナーを廃棄することにもなる。こ
れは、補給用現像剤がなくなった現像剤カートリッジ
に、廃棄現像剤収容部126aを設けて余剰現像剤や廃
トナーを収容しているためである。よって、新たな現像
剤の補充動作即ち現像剤カートリッジ125の交換を行
うことによって、余剰現像剤や廃トナーを廃棄すること
もでき、これらの廃棄を上記補充動作とは独立して行う
必要がなくなる。よって、従来は補充動作のための操作
時間とは別に必要であった余剰現像剤や廃トナーを廃棄
する操作時間が必要なくなり、その操作時間に起因する
ダウンタイムが必要なくなる。また、新たな現像剤の補
充と、余剰現像剤101’と廃トナーとの装置本体から
の廃棄とを、カートリッジ125の交換という容易な操
作によって行うことができる。これによって、従来サー
ビスマンが行っていた廃トナーの廃棄作業を、ユーザー
自身で行うことも可能となる。特に、上記実施形態2に
よれば、現像剤カートリッジ125を現像剤補給容器1
24から着脱可能としたために発生しやすかった飛散ト
ナーを実施形態1に比して発生しにくくすることができ
る。この飛散トナーの発生場所としては、上記保持部2
02内の廃トナーを廃棄現像剤収容部126aへ搬送す
るための搬送経路220と現像剤カートリッジ125と
の接続部がある。また、現像剤回収部121内の余剰現
像剤を廃棄現像剤収容部126aへ搬送するための、余
剰現像剤搬送経路123と現像剤カートリッジ125と
の接続部もある。これらの接続部では、現像現像剤補給
容器124に対して現像剤カートリッジ125を着脱可
能にするために、現像剤カートリッジ125と搬送経路
とが着脱可能となっている。このため、接続部に予期せ
ぬ隙間が生じやすく、現像剤カートリッジ内の補給用現
像剤や余剰現像剤、そして廃トナー等が隙間を介して現
像剤カートリッジ外部に飛散しやすくなっている。実施
形態1においては、廃棄現像剤収容部126aに搬送経
路の接続部を2箇所形成する必要があった。これに対し
て、実施形態2においては、この接続部を余剰現像剤搬
送経路123と廃棄現像剤収納部126aとの接続部1
箇所にしたため、飛散トナーが発生しにくいのである。
また、上記廃トナーの搬送経路220と上記余剰現像剤
搬送経路123とを途中から合流させ、廃トナーと余剰
現像剤とが合流部から同一の経路内を通過するよう構成
している。従って、それぞれの搬送路を全て独立して形
成している実施形態1に比して実施形態2の方が搬送路
ののべ長さが短くて済むため、その分装置の小型化を図
ることができる。
【0042】更に、上述した実施形態1及び2において
は、モノクロ画像のみを形成する画像形成装置の構成を
説明したが、カラー画像形成装置でも適用できるもので
ある。カラー画像形成装置では、通常の白黒画像のみを
形成する装置と比較して、トナーの消費量が非常に多
い。それは、カラー画像形成装置は一般に、複数の現像
装置を必要とし、且つ、その複写(またはプリント)す
べき原稿の画像占有面積(絵柄の面積)が大きいからで
ある。従って、この種のカラー画像形成装置では、その
排出すべき余剰(疲労)現像剤の種類及び排出量、廃ト
ナー量も多くなる。よって、本発明をカラー画像形成装
置に適用すれば、その構造上より効果的、且つ、有効と
なる。
【0043】
【発明の効果】請求項1乃至3の画像形成装置によれ
ば、余剰現像剤と廃トナーとを廃棄するためのダウンタ
イムを、これらの廃棄操作のみのために必要としない画
像形成装置を提供することができるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る画像形成装置の説明図。
【図2】実施形態1に係る画像形成装置の部分斜視図。
【図3】実施形態1に係る現像剤カートリッジの内部斜
視図。
【図4】現像剤カートリッジの斜視図。
【図5】現像剤カートリッジの内部平面図。
【図6】実施形態2にかかる画像形成装置の概略断面
図。
【図7】実施形態2にかかる、廃トナー搬送経路と余剰
現像剤搬送経路との合流部に関する説明図。
【符号の説明】
1 潜像坦持体(感光体ドラム) 2 露光像 3 帯電器 5 転写装置 100 現像装置 101 現像剤 101’ 余剰(疲労)現像剤 102 補給現像剤 103 現像ローラ 104 現像剤規制部材 105 現像容器 105a 堰部 106,107 撹拌部材 108 剤ガイド部材 109 剤移送スクリュー 110 現像剤供給部材 111 移送・撹拌部材 120 現像剤濃度検知器 121 現像剤回収部 122 排出スクリュー 123 余剰現像剤搬送経路 124 現像剤補給容器 125 現像剤カートリッジ 126a 廃棄現像剤収容部 126b 補給現像剤収容部 127 前現像容器側板 128 後現像容器側板 130 現像駆動モータ 131 補給モータ 132 移送・撹拌駆動歯車 133 駆動継手 134 従動継手 135 導入孔部 136 補給孔部 200 クリーニング装置 210 廃トナー排出スクリュー 220 廃トナー搬送経路 P 転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村松 智 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 松本 純一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H077 AA02 AA15 AA35 AA39 AB03 AB12 AB13 AB14 AB15 AB18 AC02 AC03 AC16 AD06 AD13 AD23 CA02 CA19 DA10 DA12 DA44 DA52 EA03 GA04 2H134 GA01 HD01 JA02 JB02 KG03 KH12 KH16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に潜像を担持する像担持体と、トナー
    とキャリアとからなる現像剤によって該像担持体上の潜
    像を可視像化する現像装置と、該現像装置の現像部に該
    現像剤を補給する現像剤補給手段と、該現像剤補給手段
    によって補給するための現像剤を収容する補給現像剤収
    容部と、該現像部の余剰現像剤を現像部外に排出する現
    像剤排出手段と、該現像剤排出手段によって該現像部か
    ら排出された余剰現像剤を収容する余剰現像剤収容部
    と、該可視像を転写材に転写した後の該像担持体上に残
    留している廃トナーを該像担持体上から除去してクリー
    ニングする像担持体クリーニング手段と、該像担持体ク
    リーニング手段によって該像担持体から除去された廃ト
    ナーを収容する廃トナー収容部とを有する画像形成装置
    において、 上記補給現像剤収容部の交換操作によって、上記余剰現
    像剤を収容した余剰現像剤収容部と、上記廃トナーを収
    容した廃トナー収容部との画像形成装置本体からの取り
    外しが行われるように構成されていることを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記余剰現像剤収容部と上記廃トナー収容部とを同一の
    廃棄現像剤収容部で構成し、かつ、上記補給現像剤収容
    部と該廃棄現像剤収容部とを一体的に該画像形成装置に
    対して着脱可能なカートリッジで構成したことを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 上記余剰現像剤を上記廃棄現像剤収容部へ搬送する余剰
    現像剤搬送手段と、上記廃トナーを該廃棄現像剤収容部
    へ搬送する廃トナー搬送手段とを設け、該余剰現像剤搬
    送手段による該余剰現像剤の搬送経路と、該廃トナー搬
    送手段による該廃トナーの搬送経路とを、該廃棄現像剤
    収容部に至る手前で合流させたことを特徴とする画像形
    成装置。
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