JP2003198563A - 無線通信装置および方法と無線通信プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents
無線通信装置および方法と無線通信プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体Info
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- Small-Scale Networks (AREA)
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の経路の通信時間から各経路の最適度合
いを表わす指標値を算出し、該指標値に基づき最適な経
路を選択しながら無線通信を行う。 【解決手段】 通信相手先との間の複数の無線通信経路
のそれぞれを経由して通信相手先にテストフレームを送
信し、通信相手先から応答テストフレームを受信し、テ
ストフレームの送信から応答テストフレームの受信まで
の通信時間を複数の経路のそれぞれ毎に算出し、この各
経路の通信時間に基づき相手通信先に対する各経路の無
線通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出し、この
指標値に基づき通信相手先との最適な経路を決定し、こ
の最適な経路を選択して通信相手先と無線通信を行うと
ともに、無線通信中においても通信相手先との最適な経
路を決定し、この最適な経路を逐次選択しながら通信相
手先と無線通信を行う。
いを表わす指標値を算出し、該指標値に基づき最適な経
路を選択しながら無線通信を行う。 【解決手段】 通信相手先との間の複数の無線通信経路
のそれぞれを経由して通信相手先にテストフレームを送
信し、通信相手先から応答テストフレームを受信し、テ
ストフレームの送信から応答テストフレームの受信まで
の通信時間を複数の経路のそれぞれ毎に算出し、この各
経路の通信時間に基づき相手通信先に対する各経路の無
線通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出し、この
指標値に基づき通信相手先との最適な経路を決定し、こ
の最適な経路を選択して通信相手先と無線通信を行うと
ともに、無線通信中においても通信相手先との最適な経
路を決定し、この最適な経路を逐次選択しながら通信相
手先と無線通信を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最適な経路を選択
しながら通信を行う無線通信装置および方法と無線通信
プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ
読取り可能な記録媒体に関する。
しながら通信を行う無線通信装置および方法と無線通信
プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ
読取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】無線ネットワークを介した無線通信は、
気象条件や障害物などの影響を受け易く、その無線通信
品質は有線ネットワークによる有線通信と異なり、時々
刻々変化する。そのため、一度無線通信回線を決定して
も、無線通信中において気象条件や障害物などの影響を
受けたり、異常が発生して、無線通信が途絶えることが
多々ある。
気象条件や障害物などの影響を受け易く、その無線通信
品質は有線ネットワークによる有線通信と異なり、時々
刻々変化する。そのため、一度無線通信回線を決定して
も、無線通信中において気象条件や障害物などの影響を
受けたり、異常が発生して、無線通信が途絶えることが
多々ある。
【0003】従って、無線通信を行うには、最適な無線
通信経路を選択することが重要であり、このような経路
選択を行う従来の経路制御プロトコルとしては、例えば
RIP(Routing Information protocol)やOSPF
(Open Shortest Path First)がある。RIPでは、で
きるだけ少ない数のルータを通過するように経路制御を
行うようになっている。また、OSPFでは、各リンク
にスループットや信頼性などを考慮した重みを付けるこ
とができ、この重みが小さくなるように経路が選択され
るようになっている。
通信経路を選択することが重要であり、このような経路
選択を行う従来の経路制御プロトコルとしては、例えば
RIP(Routing Information protocol)やOSPF
(Open Shortest Path First)がある。RIPでは、で
きるだけ少ない数のルータを通過するように経路制御を
行うようになっている。また、OSPFでは、各リンク
にスループットや信頼性などを考慮した重みを付けるこ
とができ、この重みが小さくなるように経路が選択され
るようになっている。
【0004】更に、例えば特開2001−136178
号は、回線品質が不安定な無線ネットワークに特化した
経路制御方法として、データ送信前に送信側無線通信シ
ステムから複数の経路に経路調査フレームを送信し、受
信側または送信側で最初に受信した経路を最良の経路と
判断する方法を開示している。
号は、回線品質が不安定な無線ネットワークに特化した
経路制御方法として、データ送信前に送信側無線通信シ
ステムから複数の経路に経路調査フレームを送信し、受
信側または送信側で最初に受信した経路を最良の経路と
判断する方法を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法の
うち、RIPでは、経由するルータの数にのみ着目し、
回線速度や信頼性を考慮していないため、選択した経路
が必ずしもデータ転送速度や信頼性を考慮した場合の最
適な経路であるとは限らないという問題がある。
うち、RIPでは、経由するルータの数にのみ着目し、
回線速度や信頼性を考慮していないため、選択した経路
が必ずしもデータ転送速度や信頼性を考慮した場合の最
適な経路であるとは限らないという問題がある。
【0006】また、OSPFでは、スループットや信頼
性を考慮するが、実際に通信を行った場合のデータ転送
速度や信頼性を考慮しないため、選択した経路が必ずし
も実際に通信を行った場合に最適な経路であるとは限ら
ないという問題がある。
性を考慮するが、実際に通信を行った場合のデータ転送
速度や信頼性を考慮しないため、選択した経路が必ずし
も実際に通信を行った場合に最適な経路であるとは限ら
ないという問題がある。
【0007】更に、特開2001−136178号に開
示している従来の方法では、各経路に対する調査をデー
タ送信前に1度しか行わないため、一旦経路を決定する
と、データ通信中において回線の異常を検出しない限り
は、経路は固定であるので、選択した経路がデータ通信
中もずっと最適な経路であるとは限らず、データ通信中
に気象条件や障害物などの影響を受けて通信が途絶える
ということもあるという問題がある。
示している従来の方法では、各経路に対する調査をデー
タ送信前に1度しか行わないため、一旦経路を決定する
と、データ通信中において回線の異常を検出しない限り
は、経路は固定であるので、選択した経路がデータ通信
中もずっと最適な経路であるとは限らず、データ通信中
に気象条件や障害物などの影響を受けて通信が途絶える
ということもあるという問題がある。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、通信相手先との間の複数の経
路の通信時間から各経路の無線通信品質の最適度合いを
表わす指標値を算出し、該指標値に基づき最適な経路を
選択しながら無線通信を行う無線通信装置および方法と
無線通信プログラムと該プログラムを記録したコンピュ
ータ読取り可能な記録媒体を提供することにある。
その目的とするところは、通信相手先との間の複数の経
路の通信時間から各経路の無線通信品質の最適度合いを
表わす指標値を算出し、該指標値に基づき最適な経路を
選択しながら無線通信を行う無線通信装置および方法と
無線通信プログラムと該プログラムを記録したコンピュ
ータ読取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、最適な経路を選択しなが
ら通信を行う無線通信装置であって、該無線通信装置か
ら通信相手先に対して該無線通信装置と通信相手先との
間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して試験信号
を送信する試験信号送信手段と、通信相手先から前記複
数の無線通信経路のそれぞれを経由して返信されてくる
前記試験信号に対する応答信号を受信する応答信号受信
手段と、前記試験信号の送信から応答信号の受信までの
通信時間を通信相手先に対する前記複数の無線通信経路
のそれぞれ毎に算出する通信時間算出手段と、この算出
した相手通信先に対する各無線通信経路の通信時間に基
づき相手通信先に対する各無線通信経路の無線通信品質
の最適度合いを表わす指標値を算出する指標値算出手段
とを有することを要旨とする。
め、請求項1記載の本発明は、最適な経路を選択しなが
ら通信を行う無線通信装置であって、該無線通信装置か
ら通信相手先に対して該無線通信装置と通信相手先との
間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して試験信号
を送信する試験信号送信手段と、通信相手先から前記複
数の無線通信経路のそれぞれを経由して返信されてくる
前記試験信号に対する応答信号を受信する応答信号受信
手段と、前記試験信号の送信から応答信号の受信までの
通信時間を通信相手先に対する前記複数の無線通信経路
のそれぞれ毎に算出する通信時間算出手段と、この算出
した相手通信先に対する各無線通信経路の通信時間に基
づき相手通信先に対する各無線通信経路の無線通信品質
の最適度合いを表わす指標値を算出する指標値算出手段
とを有することを要旨とする。
【0010】請求項1記載の本発明にあっては、通信相
手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して
通信相手先に試験信号を送信し、通信相手先から応答信
号を受信し、試験信号の送信から応答信号の受信までの
通信時間を複数の経路のそれぞれ毎に算出し、この各経
路の通信時間に基づき相手通信先に対する各経路の無線
通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出するため、
この指標値に基づき経路を選択することにより無線通信
品質が最適な経路を使用してデータ通信を高い信頼性で
行うことができる。
手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して
通信相手先に試験信号を送信し、通信相手先から応答信
号を受信し、試験信号の送信から応答信号の受信までの
通信時間を複数の経路のそれぞれ毎に算出し、この各経
路の通信時間に基づき相手通信先に対する各経路の無線
通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出するため、
この指標値に基づき経路を選択することにより無線通信
品質が最適な経路を使用してデータ通信を高い信頼性で
行うことができる。
【0011】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、通信しようとする通信相手先との
間の複数の無線通信経路のそれぞれについて前記指標値
算出手段で算出した前記指標値に基づき該通信相手先と
の最適な無線通信経路を決定する最適経路決定手段と、
この決定した最適な無線通信経路を選択して通信相手先
と無線通信を行うとともに、該無線通信中において通信
相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれについて
前記指標値算出手段で前記指標値を逐次算出するように
制御し、この算出した指標値に基づき通信相手先との最
適な無線通信経路を無線通信中において逐次決定する通
信中最適経路逐次決定手段と、この逐次決定される最適
な無線通信経路を無線通信中において逐次選択しながら
前記通信相手先と無線通信を行う最適経路逐次選択手段
とを有することを要旨とする。
記載の発明において、通信しようとする通信相手先との
間の複数の無線通信経路のそれぞれについて前記指標値
算出手段で算出した前記指標値に基づき該通信相手先と
の最適な無線通信経路を決定する最適経路決定手段と、
この決定した最適な無線通信経路を選択して通信相手先
と無線通信を行うとともに、該無線通信中において通信
相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれについて
前記指標値算出手段で前記指標値を逐次算出するように
制御し、この算出した指標値に基づき通信相手先との最
適な無線通信経路を無線通信中において逐次決定する通
信中最適経路逐次決定手段と、この逐次決定される最適
な無線通信経路を無線通信中において逐次選択しながら
前記通信相手先と無線通信を行う最適経路逐次選択手段
とを有することを要旨とする。
【0012】請求項2記載の本発明にあっては、通信相
手先との間の複数の経路のそれぞれについて算出した指
標値に基づき通信相手先との最適な経路を決定し、この
決定した最適な経路を選択して通信相手先と無線通信を
行うとともに、無線通信中において通信相手先との間の
複数の無線通信経路のそれぞれについて指標値を逐次算
出し、この指標値に基づき通信相手先との最適な経路を
決定し、この最適な経路を無線通信中において逐次選択
しながら通信相手先と無線通信を行うため、無線通信中
においても常に最適な経路を選択しながら、この選択し
た最適な経路で高い信頼性をもってデータ通信を行うこ
とができる。
手先との間の複数の経路のそれぞれについて算出した指
標値に基づき通信相手先との最適な経路を決定し、この
決定した最適な経路を選択して通信相手先と無線通信を
行うとともに、無線通信中において通信相手先との間の
複数の無線通信経路のそれぞれについて指標値を逐次算
出し、この指標値に基づき通信相手先との最適な経路を
決定し、この最適な経路を無線通信中において逐次選択
しながら通信相手先と無線通信を行うため、無線通信中
においても常に最適な経路を選択しながら、この選択し
た最適な経路で高い信頼性をもってデータ通信を行うこ
とができる。
【0013】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
または2記載の発明において、前記指標値算出手段が、
前記算出した相手通信先に対する各無線通信経路の通信
時間の時系列データに基づき前記指標値を算出する時系
列データ準拠手段を有することを要旨とする。
または2記載の発明において、前記指標値算出手段が、
前記算出した相手通信先に対する各無線通信経路の通信
時間の時系列データに基づき前記指標値を算出する時系
列データ準拠手段を有することを要旨とする。
【0014】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
発明において、前記時系列データ準拠手段が、前記時系
列データのうち最新の通信時間、または最新の複数の通
信時間または最新の複数の通信時間のうち通信時間が所
定の値以下の複数の通信時間を選択し、この選択した通
信時間に基づき指標値を算出するデータ選択手段を有す
ることを要旨とする。
発明において、前記時系列データ準拠手段が、前記時系
列データのうち最新の通信時間、または最新の複数の通
信時間または最新の複数の通信時間のうち通信時間が所
定の値以下の複数の通信時間を選択し、この選択した通
信時間に基づき指標値を算出するデータ選択手段を有す
ることを要旨とする。
【0015】また、請求項5記載の本発明は、最適な経
路を選択しながら通信を行う無線通信方法であって、通
信元から通信相手先に対して該通信元と通信相手先との
間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して試験信号
を送信し、通信相手先から前記複数の無線通信経路のそ
れぞれを経由して返信されてくる前記試験信号に対する
応答信号を受信し、前記試験信号の送信から応答信号の
受信までの通信時間を通信相手先に対する前記複数の無
線通信経路のそれぞれ毎に算出し、この算出した相手通
信先に対する各無線通信経路の通信時間に基づき相手通
信先に対する各無線通信経路の無線通信品質の最適度合
いを表わす指標値を算出することを要旨とする。
路を選択しながら通信を行う無線通信方法であって、通
信元から通信相手先に対して該通信元と通信相手先との
間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して試験信号
を送信し、通信相手先から前記複数の無線通信経路のそ
れぞれを経由して返信されてくる前記試験信号に対する
応答信号を受信し、前記試験信号の送信から応答信号の
受信までの通信時間を通信相手先に対する前記複数の無
線通信経路のそれぞれ毎に算出し、この算出した相手通
信先に対する各無線通信経路の通信時間に基づき相手通
信先に対する各無線通信経路の無線通信品質の最適度合
いを表わす指標値を算出することを要旨とする。
【0016】請求項5記載の本発明にあっては、通信相
手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して
通信相手先に試験信号を送信し、通信相手先から応答信
号を受信し、試験信号の送信から応答信号の受信までの
通信時間を複数の経路のそれぞれ毎に算出し、この各経
路の通信時間に基づき相手通信先に対する各経路の無線
通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出するため、
この指標値に基づき経路を選択することにより無線通信
品質が最適な経路を使用してデータ通信を高い信頼性で
行うことができる。
手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して
通信相手先に試験信号を送信し、通信相手先から応答信
号を受信し、試験信号の送信から応答信号の受信までの
通信時間を複数の経路のそれぞれ毎に算出し、この各経
路の通信時間に基づき相手通信先に対する各経路の無線
通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出するため、
この指標値に基づき経路を選択することにより無線通信
品質が最適な経路を使用してデータ通信を高い信頼性で
行うことができる。
【0017】更に、請求項6記載の本発明は、請求項5
記載の発明において、通信しようとする通信相手先との
間の複数の無線通信経路のそれぞれについて算出した前
記指標値に基づき該通信相手先との最適な無線通信経路
を決定し、この決定した最適な無線通信経路を選択して
通信相手先と無線通信を行うとともに、該無線通信中に
おいて通信相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞ
れについて前記指標値を逐次算出し、この算出した指標
値に基づき通信相手先との最適な無線通信経路を無線通
信中において逐次決定し、この逐次決定される最適な無
線通信経路を無線通信中において逐次選択しながら前記
通信相手先と無線通信を行うこと要旨とする。
記載の発明において、通信しようとする通信相手先との
間の複数の無線通信経路のそれぞれについて算出した前
記指標値に基づき該通信相手先との最適な無線通信経路
を決定し、この決定した最適な無線通信経路を選択して
通信相手先と無線通信を行うとともに、該無線通信中に
おいて通信相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞ
れについて前記指標値を逐次算出し、この算出した指標
値に基づき通信相手先との最適な無線通信経路を無線通
信中において逐次決定し、この逐次決定される最適な無
線通信経路を無線通信中において逐次選択しながら前記
通信相手先と無線通信を行うこと要旨とする。
【0018】請求項6記載の本発明にあっては、通信相
手先との間の複数の経路のそれぞれについて算出した指
標値に基づき通信相手先との最適な経路を決定し、この
決定した最適な経路を選択して通信相手先と無線通信を
行うとともに、無線通信中において通信相手先との間の
複数の無線通信経路のそれぞれについて指標値を逐次算
出し、この指標値に基づき通信相手先との最適な経路を
決定し、この最適な経路を無線通信中において逐次選択
しながら通信相手先と無線通信を行うため、無線通信中
においても常に最適な経路を選択しながら、この選択し
た最適な経路で高い信頼性をもってデータ通信を行うこ
とができる。
手先との間の複数の経路のそれぞれについて算出した指
標値に基づき通信相手先との最適な経路を決定し、この
決定した最適な経路を選択して通信相手先と無線通信を
行うとともに、無線通信中において通信相手先との間の
複数の無線通信経路のそれぞれについて指標値を逐次算
出し、この指標値に基づき通信相手先との最適な経路を
決定し、この最適な経路を無線通信中において逐次選択
しながら通信相手先と無線通信を行うため、無線通信中
においても常に最適な経路を選択しながら、この選択し
た最適な経路で高い信頼性をもってデータ通信を行うこ
とができる。
【0019】請求項7記載の本発明は、請求項5または
6記載の発明において、前記指標値を算出する処理が、
前記算出した相手通信先に対する各無線通信経路の通信
時間の時系列データに基づき前記指標値を算出すること
を要旨とする。
6記載の発明において、前記指標値を算出する処理が、
前記算出した相手通信先に対する各無線通信経路の通信
時間の時系列データに基づき前記指標値を算出すること
を要旨とする。
【0020】また、請求項8記載の本発明は、請求項7
記載の発明において、前記時系列データに基づき指標値
を算出する処理が、前記時系列データのうち最新の通信
時間、または最新の複数の通信時間または最新の複数の
通信時間のうち通信時間が所定の値以下の複数の通信時
間を選択し、この選択した通信時間に基づき指標値を算
出することを要旨とする。
記載の発明において、前記時系列データに基づき指標値
を算出する処理が、前記時系列データのうち最新の通信
時間、または最新の複数の通信時間または最新の複数の
通信時間のうち通信時間が所定の値以下の複数の通信時
間を選択し、この選択した通信時間に基づき指標値を算
出することを要旨とする。
【0021】更に、請求項9記載の本発明は、最適な経
路を選択しながら通信を行う無線通信プログラムであっ
て、通信元から通信相手先に対して該通信元と通信相手
先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して試
験信号を送信し、通信相手先から前記複数の無線通信経
路のそれぞれを経由して返信されてくる前記試験信号に
対する応答信号を受信し、前記試験信号の送信から応答
信号の受信までの通信時間を通信相手先に対する前記複
数の無線通信経路のそれぞれ毎に算出し、この算出した
相手通信先に対する各無線通信経路の通信時間に基づき
相手通信先に対する各無線通信経路の無線通信品質の最
適度合いを表わす指標値を算出することを要旨とする。
路を選択しながら通信を行う無線通信プログラムであっ
て、通信元から通信相手先に対して該通信元と通信相手
先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して試
験信号を送信し、通信相手先から前記複数の無線通信経
路のそれぞれを経由して返信されてくる前記試験信号に
対する応答信号を受信し、前記試験信号の送信から応答
信号の受信までの通信時間を通信相手先に対する前記複
数の無線通信経路のそれぞれ毎に算出し、この算出した
相手通信先に対する各無線通信経路の通信時間に基づき
相手通信先に対する各無線通信経路の無線通信品質の最
適度合いを表わす指標値を算出することを要旨とする。
【0022】請求項9記載の本発明にあっては、通信相
手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して
通信相手先に試験信号を送信し、通信相手先から応答信
号を受信し、試験信号の送信から応答信号の受信までの
通信時間を複数の経路のそれぞれ毎に算出し、この各経
路の通信時間に基づき相手通信先に対する各経路の無線
通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出するため、
この指標値に基づき経路を選択することにより無線通信
品質が最適な経路を使用してデータ通信を高い信頼性で
行うことができる。
手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して
通信相手先に試験信号を送信し、通信相手先から応答信
号を受信し、試験信号の送信から応答信号の受信までの
通信時間を複数の経路のそれぞれ毎に算出し、この各経
路の通信時間に基づき相手通信先に対する各経路の無線
通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出するため、
この指標値に基づき経路を選択することにより無線通信
品質が最適な経路を使用してデータ通信を高い信頼性で
行うことができる。
【0023】請求項10記載の本発明は、請求項9記載
の発明において、通信しようとする通信相手先との間の
複数の無線通信経路のそれぞれについて算出した前記指
標値に基づき該通信相手先との最適な無線通信経路を決
定し、この決定した最適な無線通信経路を選択して通信
相手先と無線通信を行うとともに、該無線通信中におい
て通信相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれに
ついて前記指標値を逐次算出し、この算出した指標値に
基づき通信相手先との最適な無線通信経路を無線通信中
において逐次決定し、この逐次決定される最適な無線通
信経路を無線通信中において逐次選択しながら前記通信
相手先と無線通信を行うことを要旨とする。
の発明において、通信しようとする通信相手先との間の
複数の無線通信経路のそれぞれについて算出した前記指
標値に基づき該通信相手先との最適な無線通信経路を決
定し、この決定した最適な無線通信経路を選択して通信
相手先と無線通信を行うとともに、該無線通信中におい
て通信相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれに
ついて前記指標値を逐次算出し、この算出した指標値に
基づき通信相手先との最適な無線通信経路を無線通信中
において逐次決定し、この逐次決定される最適な無線通
信経路を無線通信中において逐次選択しながら前記通信
相手先と無線通信を行うことを要旨とする。
【0024】請求項10記載の本発明にあっては、通信
相手先との間の複数の経路のそれぞれについて算出した
指標値に基づき通信相手先との最適な経路を決定し、こ
の決定した最適な経路を選択して通信相手先と無線通信
を行うとともに、無線通信中において通信相手先との間
の複数の無線通信経路のそれぞれについて指標値を逐次
算出し、この指標値に基づき通信相手先との最適な経路
を決定し、この最適な経路を無線通信中において逐次選
択しながら通信相手先と無線通信を行うため、無線通信
中においても常に最適な経路を選択しながら、この選択
した最適な経路で高い信頼性をもってデータ通信を行う
ことができる。
相手先との間の複数の経路のそれぞれについて算出した
指標値に基づき通信相手先との最適な経路を決定し、こ
の決定した最適な経路を選択して通信相手先と無線通信
を行うとともに、無線通信中において通信相手先との間
の複数の無線通信経路のそれぞれについて指標値を逐次
算出し、この指標値に基づき通信相手先との最適な経路
を決定し、この最適な経路を無線通信中において逐次選
択しながら通信相手先と無線通信を行うため、無線通信
中においても常に最適な経路を選択しながら、この選択
した最適な経路で高い信頼性をもってデータ通信を行う
ことができる。
【0025】また、請求項11記載の本発明は、請求項
9または10記載の発明において、前記指標値を算出す
る処理が、前記算出した相手通信先に対する各無線通信
経路の通信時間の時系列データに基づき前記指標値を算
出することを要旨とする。
9または10記載の発明において、前記指標値を算出す
る処理が、前記算出した相手通信先に対する各無線通信
経路の通信時間の時系列データに基づき前記指標値を算
出することを要旨とする。
【0026】更に、請求項12記載の本発明は、請求項
11記載の発明において、前記時系列データに基づき指
標値を算出する処理が、前記時系列データのうち最新の
通信時間、または最新の複数の通信時間または最新の複
数の通信時間のうち通信時間が所定の値以下の複数の通
信時間を選択し、この選択した通信時間に基づき指標値
を算出することを要旨とする。
11記載の発明において、前記時系列データに基づき指
標値を算出する処理が、前記時系列データのうち最新の
通信時間、または最新の複数の通信時間または最新の複
数の通信時間のうち通信時間が所定の値以下の複数の通
信時間を選択し、この選択した通信時間に基づき指標値
を算出することを要旨とする。
【0027】請求項13記載の本発明は、最適な経路を
選択しながら通信を行う無線通信プログラムを記録した
コンピュータ読取り可能な記録媒体であって、通信元か
ら通信相手先に対して該通信元と通信相手先との間の複
数の無線通信経路のそれぞれを経由して試験信号を送信
し、通信相手先から前記複数の無線通信経路のそれぞれ
を経由して返信されてくる前記試験信号に対する応答信
号を受信し、前記試験信号の送信から応答信号の受信ま
での通信時間を通信相手先に対する前記複数の無線通信
経路のそれぞれ毎に算出し、この算出した相手通信先に
対する各無線通信経路の通信時間に基づき相手通信先に
対する各無線通信経路の無線通信品質の最適度合いを表
わす指標値を算出する無線通信プログラムをコンピュー
タ読取り可能な記録媒体に記録することを要旨とする。
選択しながら通信を行う無線通信プログラムを記録した
コンピュータ読取り可能な記録媒体であって、通信元か
ら通信相手先に対して該通信元と通信相手先との間の複
数の無線通信経路のそれぞれを経由して試験信号を送信
し、通信相手先から前記複数の無線通信経路のそれぞれ
を経由して返信されてくる前記試験信号に対する応答信
号を受信し、前記試験信号の送信から応答信号の受信ま
での通信時間を通信相手先に対する前記複数の無線通信
経路のそれぞれ毎に算出し、この算出した相手通信先に
対する各無線通信経路の通信時間に基づき相手通信先に
対する各無線通信経路の無線通信品質の最適度合いを表
わす指標値を算出する無線通信プログラムをコンピュー
タ読取り可能な記録媒体に記録することを要旨とする。
【0028】請求項13記載の本発明にあっては、通信
相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由し
て通信相手先に試験信号を送信し、通信相手先から応答
信号を受信し、試験信号の送信から応答信号の受信まで
の通信時間を複数の経路のそれぞれ毎に算出し、この各
経路の通信時間に基づき相手通信先に対する各経路の無
線通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出する無線
通信プログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に
記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性を
高めることができる。
相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由し
て通信相手先に試験信号を送信し、通信相手先から応答
信号を受信し、試験信号の送信から応答信号の受信まで
の通信時間を複数の経路のそれぞれ毎に算出し、この各
経路の通信時間に基づき相手通信先に対する各経路の無
線通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出する無線
通信プログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に
記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性を
高めることができる。
【0029】また、請求項14記載の本発明は、請求項
13記載の発明において、通信しようとする通信相手先
との間の複数の無線通信経路のそれぞれについて算出し
た前記指標値に基づき該通信相手先との最適な無線通信
経路を決定し、この決定した最適な無線通信経路を選択
して通信相手先と無線通信を行うとともに、該無線通信
中において通信相手先との間の複数の無線通信経路のそ
れぞれについて前記指標値を逐次算出し、この算出した
指標値に基づき通信相手先との最適な無線通信経路を無
線通信中において逐次決定し、この逐次決定される最適
な無線通信経路を無線通信中において逐次選択しながら
前記通信相手先と無線通信を行う無線通信プログラムを
コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録することを要
旨とする。
13記載の発明において、通信しようとする通信相手先
との間の複数の無線通信経路のそれぞれについて算出し
た前記指標値に基づき該通信相手先との最適な無線通信
経路を決定し、この決定した最適な無線通信経路を選択
して通信相手先と無線通信を行うとともに、該無線通信
中において通信相手先との間の複数の無線通信経路のそ
れぞれについて前記指標値を逐次算出し、この算出した
指標値に基づき通信相手先との最適な無線通信経路を無
線通信中において逐次決定し、この逐次決定される最適
な無線通信経路を無線通信中において逐次選択しながら
前記通信相手先と無線通信を行う無線通信プログラムを
コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録することを要
旨とする。
【0030】請求項14記載の本発明にあっては、通信
相手先との間の複数の経路のそれぞれについて算出した
指標値に基づき通信相手先との最適な経路を決定し、こ
の決定した最適な経路を選択して通信相手先と無線通信
を行うとともに、無線通信中において通信相手先との間
の複数の無線通信経路のそれぞれについて指標値を逐次
算出し、この指標値に基づき通信相手先との最適な経路
を決定し、この最適な経路を無線通信中において逐次選
択しながら通信相手先と無線通信を行う無線通信プログ
ラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録してい
るため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めること
ができる。
相手先との間の複数の経路のそれぞれについて算出した
指標値に基づき通信相手先との最適な経路を決定し、こ
の決定した最適な経路を選択して通信相手先と無線通信
を行うとともに、無線通信中において通信相手先との間
の複数の無線通信経路のそれぞれについて指標値を逐次
算出し、この指標値に基づき通信相手先との最適な経路
を決定し、この最適な経路を無線通信中において逐次選
択しながら通信相手先と無線通信を行う無線通信プログ
ラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録してい
るため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めること
ができる。
【0031】更に、請求項15記載の本発明は、請求項
13または14記載の発明において、前記指標値を算出
する処理が、前記算出した相手通信先に対する各無線通
信経路の通信時間の時系列データに基づき前記指標値を
算出する無線通信プログラムをコンピュータ読取り可能
な記録媒体に記録することを要旨とする。
13または14記載の発明において、前記指標値を算出
する処理が、前記算出した相手通信先に対する各無線通
信経路の通信時間の時系列データに基づき前記指標値を
算出する無線通信プログラムをコンピュータ読取り可能
な記録媒体に記録することを要旨とする。
【0032】請求項16記載の本発明は、請求項15記
載の発明において、前記時系列データに基づき指標値を
算出する処理が、前記時系列データのうち最新の通信時
間、または最新の複数の通信時間または最新の複数の通
信時間のうち通信時間が所定の値以下の複数の通信時間
を選択し、この選択した通信時間に基づき指標値を算出
する無線通信プログラムをコンピュータ読取り可能な記
録媒体に記録することを要旨とする。
載の発明において、前記時系列データに基づき指標値を
算出する処理が、前記時系列データのうち最新の通信時
間、または最新の複数の通信時間または最新の複数の通
信時間のうち通信時間が所定の値以下の複数の通信時間
を選択し、この選択した通信時間に基づき指標値を算出
する無線通信プログラムをコンピュータ読取り可能な記
録媒体に記録することを要旨とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
無線通信装置の構成を示すブロック図である。同図に示
す無線通信装置100は、通信相手先との間の複数の無
線通信経路を経由して該通信相手先に試験信号であるテ
ストフレームを送信し、これに対して通信相手先から返
送されてくるテストフレームに対する応答テストフレー
ムを受信し、該テストフレームの送信から応答テストフ
レームの受信までの通信時間または該通信時間の時系列
データに基づき相手通信先に対する各経路の無線通信品
質の最適度合いを表わす指標値を算出し、この指標値に
基づき通信相手先との最適な経路を選択し、この最適経
路で通信相手先と無線通信を行うとともに、また無線通
信中においても該通信相手先との間で最適な経路を逐次
選択しながら無線通信を行うものであり、全体の動作を
制御するとともに、前記テストフレームの生成、通信時
間および指標値の算出、最適経路の選択などを行う制御
部1を有する。なお、最適な経路を選択するために通信
相手先に対する各経路にテストフレームを送信するため
に、無線通信装置は通信相手先に対する複数の経路のす
べての情報を保存しているものであることは勿論のこと
である。
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
無線通信装置の構成を示すブロック図である。同図に示
す無線通信装置100は、通信相手先との間の複数の無
線通信経路を経由して該通信相手先に試験信号であるテ
ストフレームを送信し、これに対して通信相手先から返
送されてくるテストフレームに対する応答テストフレー
ムを受信し、該テストフレームの送信から応答テストフ
レームの受信までの通信時間または該通信時間の時系列
データに基づき相手通信先に対する各経路の無線通信品
質の最適度合いを表わす指標値を算出し、この指標値に
基づき通信相手先との最適な経路を選択し、この最適経
路で通信相手先と無線通信を行うとともに、また無線通
信中においても該通信相手先との間で最適な経路を逐次
選択しながら無線通信を行うものであり、全体の動作を
制御するとともに、前記テストフレームの生成、通信時
間および指標値の算出、最適経路の選択などを行う制御
部1を有する。なお、最適な経路を選択するために通信
相手先に対する各経路にテストフレームを送信するため
に、無線通信装置は通信相手先に対する複数の経路のす
べての情報を保存しているものであることは勿論のこと
である。
【0034】また、無線通信装置100は、通信相手先
の無線通信装置に対するデータを電波として送信した
り、通信相手先からのデータを電波として受信するアン
テナ7、このアンテナ7に対するデータの送受信を切り
替えるスイッチ5、制御部1で生成されたテストフレー
ムを含むデータフレームをスイッチ5、アンテナ7を介
して通信相手先に送信する送信部3、通信相手先からの
テストフレームに対する応答テストフレームを含むデー
タフレームをアンテナ7、スイッチ5を介して受信する
受信部9を有する。
の無線通信装置に対するデータを電波として送信した
り、通信相手先からのデータを電波として受信するアン
テナ7、このアンテナ7に対するデータの送受信を切り
替えるスイッチ5、制御部1で生成されたテストフレー
ムを含むデータフレームをスイッチ5、アンテナ7を介
して通信相手先に送信する送信部3、通信相手先からの
テストフレームに対する応答テストフレームを含むデー
タフレームをアンテナ7、スイッチ5を介して受信する
受信部9を有する。
【0035】更に、無線通信装置100は、制御部1で
作成したテストフレーム、通信相手先から受信したテス
トフレームに対する応答テストフレームなどのデータフ
レームを一時的に蓄積する送受信バッファ11、通信相
手先との間のテストフレームと応答テストフレームの送
受信にかかった通信時間の時系列データや該通信時間に
基づき制御部1で算出された通信相手先との間の各経路
の無線通信品質の最適度合いを表わす指標値などを格納
する経路評価指標値データベース13、および例えばパ
ソコンなどの端末19とデータの送受信を行うための例
えばUSB端子、PCカードインタフェース、イーサネ
ット端子などからなる外部インタフェース15を有す
る。なお、端末19との通信機能が不要な場合には、外
部インタフェース15は不要である。
作成したテストフレーム、通信相手先から受信したテス
トフレームに対する応答テストフレームなどのデータフ
レームを一時的に蓄積する送受信バッファ11、通信相
手先との間のテストフレームと応答テストフレームの送
受信にかかった通信時間の時系列データや該通信時間に
基づき制御部1で算出された通信相手先との間の各経路
の無線通信品質の最適度合いを表わす指標値などを格納
する経路評価指標値データベース13、および例えばパ
ソコンなどの端末19とデータの送受信を行うための例
えばUSB端子、PCカードインタフェース、イーサネ
ット端子などからなる外部インタフェース15を有す
る。なお、端末19との通信機能が不要な場合には、外
部インタフェース15は不要である。
【0036】制御部1は、詳細には図2に示すように、
図1に示した受信部9から前記テストフレームに対する
応答テストフレームを含むデータフレームを受信するよ
うに制御するデータ受信制御部21、このデータ受信制
御部21で受信したデータフレームを巡回冗長検査し
て、データフレームが正常に受信できたか否かを判定す
るCRC(Cyclic Redundancy Check)チェック部2
3、この検査された受信デ ータフレームを解析する受
信データ解析部25、この解析されたデータフレームか
ら各無線通信経路毎の通信時間および各経路の無線通信
品質の最適度合いを表わす指標値などを算出して前記経
路評価指標値データベース13に格納する通信時間・経
路指標値算出部27、この通信時間・経路指標値算出部
27で算出した各経路の指標値に基づきデータ送信開始
しようとする通信相手先との経路の評価および通信相手
先に対してデータ送信中においても所定時間経過毎に各
経路の指標値に基づき経路の評価を行って、最適な経路
を決定選択する最適経路評価・選択部29、この選択さ
れた最適の経路を経由して通信相手先に対して送信する
データフレームおよび通信相手先に対する各経路から最
適な経路を選択評価するために通信相手先に対して各経
路を経由して送信する試験信号であるテストフレームな
どを含む送信データを作成する送信データ作成部31、
この送信データ作成部31において作成され送信しよう
とするテストフレームに対しては書き込むべき送信時刻
を通知するとともに、また前記データ受信制御部21で
受信したテストフレームに対する応答テストフレームに
対して書き込むべき受信時刻を通知するタイマ33と、
前記送信データ作成部31で作成したデータフレームを
前記送信部3、スイッチ5、アンテナ7を介して通信相
手先に送信するように制御するデータ送信制御部35を
有する。
図1に示した受信部9から前記テストフレームに対する
応答テストフレームを含むデータフレームを受信するよ
うに制御するデータ受信制御部21、このデータ受信制
御部21で受信したデータフレームを巡回冗長検査し
て、データフレームが正常に受信できたか否かを判定す
るCRC(Cyclic Redundancy Check)チェック部2
3、この検査された受信デ ータフレームを解析する受
信データ解析部25、この解析されたデータフレームか
ら各無線通信経路毎の通信時間および各経路の無線通信
品質の最適度合いを表わす指標値などを算出して前記経
路評価指標値データベース13に格納する通信時間・経
路指標値算出部27、この通信時間・経路指標値算出部
27で算出した各経路の指標値に基づきデータ送信開始
しようとする通信相手先との経路の評価および通信相手
先に対してデータ送信中においても所定時間経過毎に各
経路の指標値に基づき経路の評価を行って、最適な経路
を決定選択する最適経路評価・選択部29、この選択さ
れた最適の経路を経由して通信相手先に対して送信する
データフレームおよび通信相手先に対する各経路から最
適な経路を選択評価するために通信相手先に対して各経
路を経由して送信する試験信号であるテストフレームな
どを含む送信データを作成する送信データ作成部31、
この送信データ作成部31において作成され送信しよう
とするテストフレームに対しては書き込むべき送信時刻
を通知するとともに、また前記データ受信制御部21で
受信したテストフレームに対する応答テストフレームに
対して書き込むべき受信時刻を通知するタイマ33と、
前記送信データ作成部31で作成したデータフレームを
前記送信部3、スイッチ5、アンテナ7を介して通信相
手先に送信するように制御するデータ送信制御部35を
有する。
【0037】また、データ受信制御部21は、受信部9
から受信したデータフレームが自分宛てのものであるか
どうかを調べて、自分宛てでない場合には、経路を調査
して次のノードである無線通信装置に送信する機能も有
する。受信データ解析部25は、更に受信データフレー
ムがテストフレームに対する応答テストフレームである
かまたは通常のデータフレームであるかを識別する機能
を有する。
から受信したデータフレームが自分宛てのものであるか
どうかを調べて、自分宛てでない場合には、経路を調査
して次のノードである無線通信装置に送信する機能も有
する。受信データ解析部25は、更に受信データフレー
ムがテストフレームに対する応答テストフレームである
かまたは通常のデータフレームであるかを識別する機能
を有する。
【0038】通信時間・経路指標値算出部27は、更に
テストフレームをデータ送信制御部35から送信しよう
とする場合には該テストフレームにタイマ33からの送
信時刻を書き込むように送信データ作成部31を制御し
たり、データ受信制御部21で受信したテストフレーム
に対する応答テストフレームにタイマ33からの受信時
刻を書き込むように制御したり、テストフレームの送信
時刻と応答テストフレームの受信時刻に基づきテストフ
レームの送信から応答テストフレームの受信までの通信
時間を通信相手先に対する複数の経路のそれぞれ毎に算
出し、各経路毎の通信時間を時系列データとして経路評
価指標値データベース13に格納するとともに、更にこ
のように算出した通信相手先の各経路の通信時間および
経路評価指標値データベース13に格納した通信時間の
時系列データに基づき相手通信先に対する各経路の無線
通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出し、経路評
価指標値データベース13に格納する機能を有する。な
お、本実施形態では、通信時間は、テストフレームの送
信から応答テストフレームの受信までの時間としている
が、これに限定されるものでなく、テストフレームを送
信して通信相手先に到着するまでの片道の通信時間また
は通信相手先からの返信から到着までの片道の通信時間
でもよいものである。
テストフレームをデータ送信制御部35から送信しよう
とする場合には該テストフレームにタイマ33からの送
信時刻を書き込むように送信データ作成部31を制御し
たり、データ受信制御部21で受信したテストフレーム
に対する応答テストフレームにタイマ33からの受信時
刻を書き込むように制御したり、テストフレームの送信
時刻と応答テストフレームの受信時刻に基づきテストフ
レームの送信から応答テストフレームの受信までの通信
時間を通信相手先に対する複数の経路のそれぞれ毎に算
出し、各経路毎の通信時間を時系列データとして経路評
価指標値データベース13に格納するとともに、更にこ
のように算出した通信相手先の各経路の通信時間および
経路評価指標値データベース13に格納した通信時間の
時系列データに基づき相手通信先に対する各経路の無線
通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出し、経路評
価指標値データベース13に格納する機能を有する。な
お、本実施形態では、通信時間は、テストフレームの送
信から応答テストフレームの受信までの時間としている
が、これに限定されるものでなく、テストフレームを送
信して通信相手先に到着するまでの片道の通信時間また
は通信相手先からの返信から到着までの片道の通信時間
でもよいものである。
【0039】また、最適経路評価・選択部29は、通信
時間・経路指標値算出部27で算出した指標値および経
路評価指標値データベース13に格納された指標値に基
づき通信相手先に対する最適な経路を選択する最適経路
選択処理を通信相手先へのデータフレーム送信開始時に
行うとともに、データフレームの送信中においても通信
相手先との間の各経路について通信時間および指標値を
逐次算出し、この算出した指標値に基づき通信相手先と
の最適な経路を逐次選択する機能を有する。
時間・経路指標値算出部27で算出した指標値および経
路評価指標値データベース13に格納された指標値に基
づき通信相手先に対する最適な経路を選択する最適経路
選択処理を通信相手先へのデータフレーム送信開始時に
行うとともに、データフレームの送信中においても通信
相手先との間の各経路について通信時間および指標値を
逐次算出し、この算出した指標値に基づき通信相手先と
の最適な経路を逐次選択する機能を有する。
【0040】タイマ33は、上述したように送信テスト
フレームに書き込む送信時刻およびテストフレームに対
して受信した応答テストフレームに書き込む受信時刻を
提供する時計機能に加えて、テストフレームを所定の時
間毎に送信するための所定時間経過情報を発生する機能
を有する。
フレームに書き込む送信時刻およびテストフレームに対
して受信した応答テストフレームに書き込む受信時刻を
提供する時計機能に加えて、テストフレームを所定の時
間毎に送信するための所定時間経過情報を発生する機能
を有する。
【0041】なお、送信部3、データ送信制御部35は
試験信号送信手段を構成し、受信部9、データ受信制御
部21は応答信号受信手段を構成する。また、通信時間
・経路指標値算出部27は通信時間算出手段および指標
値算出手段を構成する。通信時間・経路指標値算出部2
7は、上述したように、経路評価指標値データベース1
3に格納した通信時間の時系列データに基づき相手通信
先に対する各経路の無線通信品質の最適度合いを表わす
指標値を算出する機能も有するが、この通信時間・経路
指標値算出部27の機能は時系列データ準拠手段を構成
しているものである。最適経路評価・選択部29は最適
経路決定手段、通信中最適経路逐次設定手段、最適経路
逐次選択手段を構成する。
試験信号送信手段を構成し、受信部9、データ受信制御
部21は応答信号受信手段を構成する。また、通信時間
・経路指標値算出部27は通信時間算出手段および指標
値算出手段を構成する。通信時間・経路指標値算出部2
7は、上述したように、経路評価指標値データベース1
3に格納した通信時間の時系列データに基づき相手通信
先に対する各経路の無線通信品質の最適度合いを表わす
指標値を算出する機能も有するが、この通信時間・経路
指標値算出部27の機能は時系列データ準拠手段を構成
しているものである。最適経路評価・選択部29は最適
経路決定手段、通信中最適経路逐次設定手段、最適経路
逐次選択手段を構成する。
【0042】次に、制御部1の送信データ作成部31が
作成し、通信相手先に対して各経路を経由して送信し、
通信相手先から返信されてくる試験信号であるテストフ
レームおよび該テストフレームに対する応答テストフレ
ームの構成について図3を参照して説明する。
作成し、通信相手先に対して各経路を経由して送信し、
通信相手先から返信されてくる試験信号であるテストフ
レームおよび該テストフレームに対する応答テストフレ
ームの構成について図3を参照して説明する。
【0043】テストフレームおよび応答テストフレーム
は、図3に示すように、フレームタイプ、フレーム長、
送信元アドレス、宛先アドレス、経路、往復識別子、往
路フレーム送信時刻、復路フレーム受信時刻、データ部
およびCRCから構成される。
は、図3に示すように、フレームタイプ、フレーム長、
送信元アドレス、宛先アドレス、経路、往復識別子、往
路フレーム送信時刻、復路フレーム受信時刻、データ部
およびCRCから構成される。
【0044】フレームタイプは、通常のデータフレーム
と異なるテストフレームであることを示している。フレ
ーム長は、当該テストフレームのデータ部の長さを示し
ている。送信元アドレスおよび宛先アドレスはそれぞれ
送信側のアドレスおよび受信側のアドレスである。経路
は、通信相手先に対する複数の無線通信経路の1つが書
き込まれるが、このためテストフレームは複数の経路の
数だけ作成されることになる。
と異なるテストフレームであることを示している。フレ
ーム長は、当該テストフレームのデータ部の長さを示し
ている。送信元アドレスおよび宛先アドレスはそれぞれ
送信側のアドレスおよび受信側のアドレスである。経路
は、通信相手先に対する複数の無線通信経路の1つが書
き込まれるが、このためテストフレームは複数の経路の
数だけ作成されることになる。
【0045】往復識別子は、テストフレームが往路であ
るか復路であるかを示す情報が書き込まれる。すなわ
ち、通信相手先から返信されてくるテストフレームに対
する応答テストフレームには往復識別子に復路であるこ
とが書き込まれていることになる。往路フレーム送信時
刻は、往路テストフレームの送信時刻が書き込まれ、復
路フレーム受信時刻は、復路テストフレームの受信時刻
が書き込まれる。データ部は固定長のデータが書き込ま
れ、CRCは巡回冗長検査用ビットが書き込まれる。
るか復路であるかを示す情報が書き込まれる。すなわ
ち、通信相手先から返信されてくるテストフレームに対
する応答テストフレームには往復識別子に復路であるこ
とが書き込まれていることになる。往路フレーム送信時
刻は、往路テストフレームの送信時刻が書き込まれ、復
路フレーム受信時刻は、復路テストフレームの受信時刻
が書き込まれる。データ部は固定長のデータが書き込ま
れ、CRCは巡回冗長検査用ビットが書き込まれる。
【0046】また、通常のデータフレームは、図4に示
すように、図3に示したテストフレームのうち、往復識
別子、往路フレーム送信時刻、復路フレーム受信時刻が
ないものである。
すように、図3に示したテストフレームのうち、往復識
別子、往路フレーム送信時刻、復路フレーム受信時刻が
ないものである。
【0047】次に、図8を参照して、本実施形態の無線
通信装置で最適な経路を選択しながら通信を行う動作に
ついて説明する。
通信装置で最適な経路を選択しながら通信を行う動作に
ついて説明する。
【0048】図8に示すように、送信側無線通信装置1
10と受信側無線通信装置130との間の無線ネットワ
ークには複数の経路、図8では一例として無線通信装置
120のみを経由する経路100と無線通信装置140
と150を経由する経路200とが存在する。そこで、
送信側無線通信装置110から受信側無線通信装置13
0にデータフレームを送信するに当たり、複数の経路の
うち最適な経路を選択するために、送信側無線通信装置
110は、受信側無線通信装置130に対する複数の経
路100,200のそれぞれを経由して受信側無線通信
装置130に対して試験信号であるテストフレームをタ
イマ33から所定時間毎に出力される所定時間経過情報
に基づき所定時間毎に繰り返し送信する。
10と受信側無線通信装置130との間の無線ネットワ
ークには複数の経路、図8では一例として無線通信装置
120のみを経由する経路100と無線通信装置140
と150を経由する経路200とが存在する。そこで、
送信側無線通信装置110から受信側無線通信装置13
0にデータフレームを送信するに当たり、複数の経路の
うち最適な経路を選択するために、送信側無線通信装置
110は、受信側無線通信装置130に対する複数の経
路100,200のそれぞれを経由して受信側無線通信
装置130に対して試験信号であるテストフレームをタ
イマ33から所定時間毎に出力される所定時間経過情報
に基づき所定時間毎に繰り返し送信する。
【0049】受信側無線通信装置130は、送信側無線
通信装置110からのテストフレームを受信すると、こ
の受信したテストフレームに対する応答テストフレーム
を同じルートを介して返信する。すなわち、受信側無線
通信装置130は、テストフレームを経路100を経由
して受信した場合には応答テストフレームを同じ経路1
00を経由して送信側無線通信装置110に返信し、ま
た受信側無線通信装置130がテストフレームを経路2
00を経由して受信した場合には応答テストフレームを
経路200を経由して送信側無線通信装置110に返信
する。
通信装置110からのテストフレームを受信すると、こ
の受信したテストフレームに対する応答テストフレーム
を同じルートを介して返信する。すなわち、受信側無線
通信装置130は、テストフレームを経路100を経由
して受信した場合には応答テストフレームを同じ経路1
00を経由して送信側無線通信装置110に返信し、ま
た受信側無線通信装置130がテストフレームを経路2
00を経由して受信した場合には応答テストフレームを
経路200を経由して送信側無線通信装置110に返信
する。
【0050】送信側無線通信装置110は、受信側無線
通信装置130から返信されてくる応答テストフレーム
を受信すると、前記テストフレームの送信から応答テス
トフレームの受信までの通信時間を計算する。
通信装置130から返信されてくる応答テストフレーム
を受信すると、前記テストフレームの送信から応答テス
トフレームの受信までの通信時間を計算する。
【0051】そして、無線通信装置100は、上述した
テストフレームの送信から応答テストフレームの受信ま
での動作を送信側無線通信装置110から受信側無線通
信装置130までの間の複数の経路のそれぞれについて
繰り返し行うとともに、この繰り返し処理をタイマ33
から所定時間毎に出力される所定時間経過情報に基づき
所定時間毎に繰り返し行い、このように所定時間毎に繰
り返し行って算出したテストフレームの送信から応答テ
ストフレームの受信までの通信時間を時系列データとし
て送信側無線通信装置110から受信側無線通信装置1
30までの各経路毎に経路評価指標値データベース13
に格納する。
テストフレームの送信から応答テストフレームの受信ま
での動作を送信側無線通信装置110から受信側無線通
信装置130までの間の複数の経路のそれぞれについて
繰り返し行うとともに、この繰り返し処理をタイマ33
から所定時間毎に出力される所定時間経過情報に基づき
所定時間毎に繰り返し行い、このように所定時間毎に繰
り返し行って算出したテストフレームの送信から応答テ
ストフレームの受信までの通信時間を時系列データとし
て送信側無線通信装置110から受信側無線通信装置1
30までの各経路毎に経路評価指標値データベース13
に格納する。
【0052】また、制御部1の通信時間・経路指標値算
出部27は、上述したように算出した各経路毎の通信時
間および経路評価指標値データベース13に格納した各
経路毎の通信時間の時系列データに基づき送信側無線通
信装置110から受信側無線通信装置130に対する各
経路の無線通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出
し、この算出した指標値を各経路毎に経路評価指標値デ
ータベース13に格納する。従って、このように経路評
価指標値データベース13に各経路毎に格納された指標
値を参照することにより、送信側無線通信装置110か
ら受信側無線通信装置130までの最適な経路を決定す
ることができる。
出部27は、上述したように算出した各経路毎の通信時
間および経路評価指標値データベース13に格納した各
経路毎の通信時間の時系列データに基づき送信側無線通
信装置110から受信側無線通信装置130に対する各
経路の無線通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出
し、この算出した指標値を各経路毎に経路評価指標値デ
ータベース13に格納する。従って、このように経路評
価指標値データベース13に各経路毎に格納された指標
値を参照することにより、送信側無線通信装置110か
ら受信側無線通信装置130までの最適な経路を決定す
ることができる。
【0053】そこで、実際のデータ通信を行う場合に
は、送信側無線通信装置110は、経路評価指標値デー
タベース13に格納された通信時間の時系列データに基
づき受信側無線通信装置130に対する最適な無線通信
経路を決定し、この最適な経路を選択しながら受信側無
線通信装置130にデータを送信することになる。
は、送信側無線通信装置110は、経路評価指標値デー
タベース13に格納された通信時間の時系列データに基
づき受信側無線通信装置130に対する最適な無線通信
経路を決定し、この最適な経路を選択しながら受信側無
線通信装置130にデータを送信することになる。
【0054】なお、送信側無線通信装置110は、この
ようなデータ送信中になっても上述したように所定時間
毎に行われるテストフレームの送信、受信側無線通信装
置130からの応答テストフレームの受信、通信時間お
よび指標値の算出を所定時間毎に繰り返し継続して行っ
て、常時最適の経路を探索し続け、現在使用している経
路よりも最適な経路が検出された場合には、その最適な
経路を経由してデータ通信を継続するようになってい
る。
ようなデータ送信中になっても上述したように所定時間
毎に行われるテストフレームの送信、受信側無線通信装
置130からの応答テストフレームの受信、通信時間お
よび指標値の算出を所定時間毎に繰り返し継続して行っ
て、常時最適の経路を探索し続け、現在使用している経
路よりも最適な経路が検出された場合には、その最適な
経路を経由してデータ通信を継続するようになってい
る。
【0055】次に、図5および図6に示すフローチャー
トを参照して、本実施形態の無線通信装置の作用につい
て簡単に説明する。
トを参照して、本実施形態の無線通信装置の作用につい
て簡単に説明する。
【0056】まず、図5を参照して、テストフレームの
送信から応答テストフレームの受信および通信時間と指
標値の算出処理について説明する。
送信から応答テストフレームの受信および通信時間と指
標値の算出処理について説明する。
【0057】図5において、送信側無線通信装置は、受
信側無線通信装置に対する複数の経路のそれぞれに対し
てテストフレームを送信する(ステップS11)。受信
側無線通信装置は、送信側無線通信装置から送信されて
くるテストフレームを受信すると、同じルートで該テス
トフレームに対する応答テストフレームを返信する(ス
テップS13)。
信側無線通信装置に対する複数の経路のそれぞれに対し
てテストフレームを送信する(ステップS11)。受信
側無線通信装置は、送信側無線通信装置から送信されて
くるテストフレームを受信すると、同じルートで該テス
トフレームに対する応答テストフレームを返信する(ス
テップS13)。
【0058】送信側無線通信装置は、受信側無線通信装
置から応答テストフレームを受信すると、テストフレー
ムの送信から応答テストフレームの受信までの通信時間
を通信時間・経路指標値算出部27で計算するととも
に、この計算した通信時間を各経路毎の時系列データと
して経路評価指標値データベース13に格納する(ステ
ップS15)。
置から応答テストフレームを受信すると、テストフレー
ムの送信から応答テストフレームの受信までの通信時間
を通信時間・経路指標値算出部27で計算するととも
に、この計算した通信時間を各経路毎の時系列データと
して経路評価指標値データベース13に格納する(ステ
ップS15)。
【0059】送信側無線通信装置は、上述したように経
路評価指標値データベース13に格納した各経路の通信
時間の時系列データに基づき最適な経路を評価するため
の指標値、すなわち各経路の無線通信品質の最適度合い
を表わす指標値を通信時間・経路指標値算出部27で算
出し、この算出した指標値を各経路毎に経路評価指標値
データベース13に格納する(ステップS17)。以上
の処理をタイマ33から所定時間毎に出力される所定時
間経路情報に基づき所定時間である一定時間経過毎に繰
り返し行い(ステップS19)、これにより各経路毎の
通信時間および指標値の時系列データが経路評価指標値
データベース13に格納されることになる。
路評価指標値データベース13に格納した各経路の通信
時間の時系列データに基づき最適な経路を評価するため
の指標値、すなわち各経路の無線通信品質の最適度合い
を表わす指標値を通信時間・経路指標値算出部27で算
出し、この算出した指標値を各経路毎に経路評価指標値
データベース13に格納する(ステップS17)。以上
の処理をタイマ33から所定時間毎に出力される所定時
間経路情報に基づき所定時間である一定時間経過毎に繰
り返し行い(ステップS19)、これにより各経路毎の
通信時間および指標値の時系列データが経路評価指標値
データベース13に格納されることになる。
【0060】次に、図6を参照して、上述したように経
路評価指標値データベース13に格納された各経路毎の
通信時間および指標値の時系列データに基づいて最適な
経路を選択しながら実際に送信側無線通信装置から受信
側無線通信装置にデータを送信する場合の動作について
説明する。
路評価指標値データベース13に格納された各経路毎の
通信時間および指標値の時系列データに基づいて最適な
経路を選択しながら実際に送信側無線通信装置から受信
側無線通信装置にデータを送信する場合の動作について
説明する。
【0061】図6において、送信側無線通信装置は、受
信側無線通信装置に対して実際にデータを送信するに当
たっては、経路評価指標値データベース13に格納され
ている受信側無線通信装置に対する各経路毎の指標値を
参照し(ステップS21)、各経路の指標値を比較して
最適な経路を選択する(ステップS23)。
信側無線通信装置に対して実際にデータを送信するに当
たっては、経路評価指標値データベース13に格納され
ている受信側無線通信装置に対する各経路毎の指標値を
参照し(ステップS21)、各経路の指標値を比較して
最適な経路を選択する(ステップS23)。
【0062】送信側無線通信装置は、受信側無線通信装
置に対する最適な経路を選択すると、この最適な経路を
経由して受信側無線通信装置にデータを送信する(ステ
ップS25)。それから、データの送信中であるか否か
をチェックし、データの送信中でない場合、すなわちデ
ータ送信が終了している場合には、本処理を終了する
が、送信中である場合には、一定時間が経過したか否か
をチェックし(ステップS29)、経過していない場合
には、ステップS25に戻って、該データの送信を継続
するが、一定時間が経過した場合には、ステップS21
に戻り、受信側無線通信装置に対する最適な経路を選択
するための同じ処理を繰り返し行い、これによりデータ
送信中でも更に最適な経路を探索し、常に最適な経路で
データ送信を行うようになっている。
置に対する最適な経路を選択すると、この最適な経路を
経由して受信側無線通信装置にデータを送信する(ステ
ップS25)。それから、データの送信中であるか否か
をチェックし、データの送信中でない場合、すなわちデ
ータ送信が終了している場合には、本処理を終了する
が、送信中である場合には、一定時間が経過したか否か
をチェックし(ステップS29)、経過していない場合
には、ステップS25に戻って、該データの送信を継続
するが、一定時間が経過した場合には、ステップS21
に戻り、受信側無線通信装置に対する最適な経路を選択
するための同じ処理を繰り返し行い、これによりデータ
送信中でも更に最適な経路を探索し、常に最適な経路で
データ送信を行うようになっている。
【0063】なお、上述したテストフレームの送信など
を実施する時間間隔である一定時間は、あまり短いと無
線ネットワークに対するトラヒックの増加となって、ネ
ットワークに負担をかけるのに対して、長すぎると最新
の経路状態を反映しなくなるので、両者を考慮して決定
されることが望ましいものであり、送受信するテストフ
レームの長さによって最適値は異なるが、例えば1秒〜
10秒程度が考えられる。
を実施する時間間隔である一定時間は、あまり短いと無
線ネットワークに対するトラヒックの増加となって、ネ
ットワークに負担をかけるのに対して、長すぎると最新
の経路状態を反映しなくなるので、両者を考慮して決定
されることが望ましいものであり、送受信するテストフ
レームの長さによって最適値は異なるが、例えば1秒〜
10秒程度が考えられる。
【0064】また、上述した最適な経路を評価するため
の指標値の算出方法としては、最新の通信時間を使用し
て指標値を算出する第1の方法、時系列データのうち最
新の複数の通信時間を使用して指標値を算出する第2の
方法、または時系列データのうちの最新の複数の通信時
間において所定の通信時間以下の複数の通信時間を選択
し、この選択した複数の送信時間に基づき指標値を算出
する第3の方法などがある。
の指標値の算出方法としては、最新の通信時間を使用し
て指標値を算出する第1の方法、時系列データのうち最
新の複数の通信時間を使用して指標値を算出する第2の
方法、または時系列データのうちの最新の複数の通信時
間において所定の通信時間以下の複数の通信時間を選択
し、この選択した複数の送信時間に基づき指標値を算出
する第3の方法などがある。
【0065】第1の方法により算出される指標値は、直
前のデータ通信速度のみが反映され、第2の方法により
算出される指標値は、直近のデータ送信速度と通信回線
の信頼性が反映され、第3の方法により算出される指標
値は、直近の通信回線の信頼性が反映されることにな
る。
前のデータ通信速度のみが反映され、第2の方法により
算出される指標値は、直近のデータ送信速度と通信回線
の信頼性が反映され、第3の方法により算出される指標
値は、直近の通信回線の信頼性が反映されることにな
る。
【0066】次に、図7を参照して、本実施形態の無線
通信装置100の制御部1の詳細な作用について説明す
る。
通信装置100の制御部1の詳細な作用について説明す
る。
【0067】まず、制御部1は、送信データの作成に当
たり、送信データ作成部31においてフレームフォーマ
ットに基づき送信元アドレス、宛先アドレス、送信デー
タを含むフレームを作成する。そして、この時、テスト
フレームを作成する場合には、予めノードである無線通
信装置に設定されている経路情報データベース(DB)
51を参照して経路データを作成してテストフレームの
経路として書き込むとともに、またタイマ33からの時
刻情報を取得し、この時刻情報をテストフレームの往路
フレーム送信時刻に書き込み、更に往復識別子を往路に
設定してテストフレームを作成する。
たり、送信データ作成部31においてフレームフォーマ
ットに基づき送信元アドレス、宛先アドレス、送信デー
タを含むフレームを作成する。そして、この時、テスト
フレームを作成する場合には、予めノードである無線通
信装置に設定されている経路情報データベース(DB)
51を参照して経路データを作成してテストフレームの
経路として書き込むとともに、またタイマ33からの時
刻情報を取得し、この時刻情報をテストフレームの往路
フレーム送信時刻に書き込み、更に往復識別子を往路に
設定してテストフレームを作成する。
【0068】そして、このように作成されたテストフレ
ームを一旦送受信バッファ11に書き込み(ステップS
71)、タイマ33から一定時間経過通知を受け取る
と、このテストフレームを送受信バッファ11から読み
出し、データ送信制御部35から送信部3、スイッチ
5、アンテナ7を介してテストフレームに書き込まれて
いる経路に従って受信側無線通信装置に送信する。
ームを一旦送受信バッファ11に書き込み(ステップS
71)、タイマ33から一定時間経過通知を受け取る
と、このテストフレームを送受信バッファ11から読み
出し、データ送信制御部35から送信部3、スイッチ
5、アンテナ7を介してテストフレームに書き込まれて
いる経路に従って受信側無線通信装置に送信する。
【0069】制御部1のデータ受信制御部21がフレー
ムを受信すると、このフレームを一旦送受信バッファ1
1に格納し(ステップS81)、CRCチェック部23
でCRCチェックを行い(ステップS83)、CRCチ
ェックが良好である場合には、自分宛てのフレームであ
るか否かを判定する(ステップS85)。自分宛てのフ
レームでない場合には、ステップS73に進んで、次ノ
ードである無線通信装置へ送信・中継するための経路の
解析を行い、該経路を介して次ノードにデータ送信制御
部35から送信する。
ムを受信すると、このフレームを一旦送受信バッファ1
1に格納し(ステップS81)、CRCチェック部23
でCRCチェックを行い(ステップS83)、CRCチ
ェックが良好である場合には、自分宛てのフレームであ
るか否かを判定する(ステップS85)。自分宛てのフ
レームでない場合には、ステップS73に進んで、次ノ
ードである無線通信装置へ送信・中継するための経路の
解析を行い、該経路を介して次ノードにデータ送信制御
部35から送信する。
【0070】一方、自分宛てのフレームの場合には、フ
レームタイプを識別してテストフレームであるか否かを
判定する(ステップS87)。テストフレームでない場
合には、移動端末に該フレームを送信するが、テストフ
レームである場合には、テストフレームの往復識別子か
ら復路であるか否かを識別する(ステップS89)。
レームタイプを識別してテストフレームであるか否かを
判定する(ステップS87)。テストフレームでない場
合には、移動端末に該フレームを送信するが、テストフ
レームである場合には、テストフレームの往復識別子か
ら復路であるか否かを識別する(ステップS89)。
【0071】テストフレームの往復識別子が往路である
場合には、送信データ作成部31で応答テストフレーム
を作成し、該応答テストフレームの往復識別子を復路と
して送信側無線通信装置に返信するが、往復識別子が復
路である場合には、受信時刻を応答テストフレームに書
き込み(ステップS91)、該応答テストフレームに書
き込まれている往路フレーム送信時刻と復路フレーム受
信時刻に基づき送信から受信までの通信時間を通信時間
・経路指標値算出部27で計算する(ステップS9
3)。
場合には、送信データ作成部31で応答テストフレーム
を作成し、該応答テストフレームの往復識別子を復路と
して送信側無線通信装置に返信するが、往復識別子が復
路である場合には、受信時刻を応答テストフレームに書
き込み(ステップS91)、該応答テストフレームに書
き込まれている往路フレーム送信時刻と復路フレーム受
信時刻に基づき送信から受信までの通信時間を通信時間
・経路指標値算出部27で計算する(ステップS9
3)。
【0072】そして、この計算した通信時間を経路情報
とともに経路評価指標値データベース13に格納する
(ステップS95)。また、通信時間・経路指標値算出
部27は、このように経路評価指標値データベース13
に格納された各経路毎の通信時間の時系列データに基づ
き経路指標値を算出し(ステップS97)、この算出し
た経路指標値を各経路毎に経路評価指標値データベース
13に保存する(ステップS99)。
とともに経路評価指標値データベース13に格納する
(ステップS95)。また、通信時間・経路指標値算出
部27は、このように経路評価指標値データベース13
に格納された各経路毎の通信時間の時系列データに基づ
き経路指標値を算出し(ステップS97)、この算出し
た経路指標値を各経路毎に経路評価指標値データベース
13に保存する(ステップS99)。
【0073】一方、送信側無線通信装置は、テストフレ
ームでない普通のデータフレームを送信する場合には、
上述したように制御部1の制御の元に送信データ作成部
31でフレームフォーマットに基づき送信先アドレス、
宛先アドレス、送信データを含むフレームを作成する。
そして、このデータフレームを送信する前に、最適経路
評価・選択部29において一度経路評価指標値データベ
ース13に蓄積されている各経路の指標値を参照し、最
適経路を選択し、最適経路データ保持部53に書き込
む。
ームでない普通のデータフレームを送信する場合には、
上述したように制御部1の制御の元に送信データ作成部
31でフレームフォーマットに基づき送信先アドレス、
宛先アドレス、送信データを含むフレームを作成する。
そして、このデータフレームを送信する前に、最適経路
評価・選択部29において一度経路評価指標値データベ
ース13に蓄積されている各経路の指標値を参照し、最
適経路を選択し、最適経路データ保持部53に書き込
む。
【0074】また、送信データ作成部31は、一定時間
が経過するまでの間、該データを参照しながら経路デー
タの作成を続け、一定時間が経過したら再び最適経路の
選択をやり直し、経路データの作成を続行する。
が経過するまでの間、該データを参照しながら経路デー
タの作成を続け、一定時間が経過したら再び最適経路の
選択をやり直し、経路データの作成を続行する。
【0075】送信データフレームの作成が終了すると、
このデータフレームを送受信バッファ11に一旦書き込
み、次ノードである無線通信装置へ送信するための経路
解析を行って、データ送信制御部35にデータフレーム
を供給する。このデータフレームは、データ送信制御部
35から送信部3、スイッチ5、アンテナ7を介して前
記最適経路を経由して通信相手先に送信される。
このデータフレームを送受信バッファ11に一旦書き込
み、次ノードである無線通信装置へ送信するための経路
解析を行って、データ送信制御部35にデータフレーム
を供給する。このデータフレームは、データ送信制御部
35から送信部3、スイッチ5、アンテナ7を介して前
記最適経路を経由して通信相手先に送信される。
【0076】このようにデータフレームを通信相手先に
送信して、通信相手先とデータ通信中においても、本実
施形態の無線通信装置は上述したようにテストフレーム
を各経路を介して送信し続け、該テストフレームの送信
から受信までの通信時間に基づき指標値を算出し、この
指標値に基づき最適な経路を常時検出し続けるようにな
っている。そして、現在データ通信中の経路よりも更に
最適な経路が検出された場合には、この最適な経路に現
在の経路を変更してデータ通信を継続し、これによりデ
ータ通信中でも最適の経路を常時選択しながらデータ通
信し得るようになっている。
送信して、通信相手先とデータ通信中においても、本実
施形態の無線通信装置は上述したようにテストフレーム
を各経路を介して送信し続け、該テストフレームの送信
から受信までの通信時間に基づき指標値を算出し、この
指標値に基づき最適な経路を常時検出し続けるようにな
っている。そして、現在データ通信中の経路よりも更に
最適な経路が検出された場合には、この最適な経路に現
在の経路を変更してデータ通信を継続し、これによりデ
ータ通信中でも最適の経路を常時選択しながらデータ通
信し得るようになっている。
【0077】なお、上記実施形態の無線通信方法の処理
手順をプログラムとして例えばCDやFDなどの記録媒
体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを
通信回線を介してコンピュータシステムにダウンロード
したり、または記録媒体からインストールし、該プログ
ラムでコンピュータシステムを作動させることにより、
無線通信方法を実施する無線通信装置として機能させる
ことができることは勿論であり、このような記録媒体を
用いることにより、その流通性を高めることができるも
のである。
手順をプログラムとして例えばCDやFDなどの記録媒
体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを
通信回線を介してコンピュータシステムにダウンロード
したり、または記録媒体からインストールし、該プログ
ラムでコンピュータシステムを作動させることにより、
無線通信方法を実施する無線通信装置として機能させる
ことができることは勿論であり、このような記録媒体を
用いることにより、その流通性を高めることができるも
のである。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを経
由して通信相手先に試験信号を送信し、通信相手先から
応答信号を受信し、試験信号の送信から応答信号の受信
までの通信時間を複数の経路のそれぞれ毎に算出し、こ
の各経路の通信時間に基づき相手通信先に対する各経路
の無線通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出する
ので、この指標値に基づき経路を選択することにより無
線通信品質が最適な経路を使用してデータ通信を高い信
頼性で行うことができる。
通信相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを経
由して通信相手先に試験信号を送信し、通信相手先から
応答信号を受信し、試験信号の送信から応答信号の受信
までの通信時間を複数の経路のそれぞれ毎に算出し、こ
の各経路の通信時間に基づき相手通信先に対する各経路
の無線通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出する
ので、この指標値に基づき経路を選択することにより無
線通信品質が最適な経路を使用してデータ通信を高い信
頼性で行うことができる。
【0079】また、本発明によれば、通信相手先との間
の複数の経路のそれぞれについて算出した指標値に基づ
き通信相手先との最適な経路を決定し、この決定した最
適な経路を選択して通信相手先と無線通信を行うととも
に、無線通信中においても通信相手先との間の複数の無
線通信経路のそれぞれについて指標値を逐次算出し、こ
の指標値に基づき通信相手先との最適な経路を決定し、
この最適な経路を無線通信中において逐次選択しながら
通信相手先と無線通信を行うので、無線通信中において
も常に最適な経路を選択しながら、この最適な経路で高
い信頼性をもってデータ通信を行うことができる。
の複数の経路のそれぞれについて算出した指標値に基づ
き通信相手先との最適な経路を決定し、この決定した最
適な経路を選択して通信相手先と無線通信を行うととも
に、無線通信中においても通信相手先との間の複数の無
線通信経路のそれぞれについて指標値を逐次算出し、こ
の指標値に基づき通信相手先との最適な経路を決定し、
この最適な経路を無線通信中において逐次選択しながら
通信相手先と無線通信を行うので、無線通信中において
も常に最適な経路を選択しながら、この最適な経路で高
い信頼性をもってデータ通信を行うことができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る無線通信装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施形態の無線通信装置に使用され
ている制御部の構成を示すブロック図である。
ている制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す実施形態の無線通信装置に使用され
るテストフレームの構成を示す図である。
るテストフレームの構成を示す図である。
【図4】図1に示す実施形態の無線通信装置に使用され
る通常のデータフレームの構成を示す図である。
る通常のデータフレームの構成を示す図である。
【図5】図1に示す実施形態の無線通信装置においてテ
ストフレームの送信から応答テストフレームの受信およ
び通信時間と指標値の算出処理を示すフローチャートで
ある。
ストフレームの送信から応答テストフレームの受信およ
び通信時間と指標値の算出処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】図1に示す実施形態の無線通信装置において各
経路毎の通信時間および指標値の時系列データに基づい
て最適な経路を選択しながら実際に送信側無線通信装置
から受信側無線通信装置にデータを送信する場合の動作
を示すフローチャートである。
経路毎の通信時間および指標値の時系列データに基づい
て最適な経路を選択しながら実際に送信側無線通信装置
から受信側無線通信装置にデータを送信する場合の動作
を示すフローチャートである。
【図7】図1に示す実施形態の無線通信装置の制御部の
詳細な作用を示す説明図である。
詳細な作用を示す説明図である。
【図8】図1に示す実施形態の無線通信装置で最適な経
路を選択しながら通信を行う動作を示す説明図である。
路を選択しながら通信を行う動作を示す説明図である。
1 制御部
3 送信部
9 受信部
11 送受信バッファ
13 経路評価指標値データベース
21 データ受信制御部
27 通信時間・経路指標値算出部
29 最適経路評価・選択部
31 送信データ作成部
33 タイマ
35 データ送信制御部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5K030 GA01 GA11 JL01 LB05 MC01
5K033 AA01 AA05 AA07 CB01 DA17
EA02
5K042 CA02 DA15 EA09 JA01
5K067 AA14 AA33 BB21 CC12 DD17
EE13 FF16 KK15
Claims (16)
- 【請求項1】 最適な経路を選択しながら通信を行う無
線通信装置であって、 該無線通信装置から通信相手先に対して該無線通信装置
と通信相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれを
経由して試験信号を送信する試験信号送信手段と、 通信相手先から前記複数の無線通信経路のそれぞれを経
由して返信されてくる前記試験信号に対する応答信号を
受信する応答信号受信手段と、 前記試験信号の送信から応答信号の受信までの通信時間
を通信相手先に対する前記複数の無線通信経路のそれぞ
れ毎に算出する通信時間算出手段と、 この算出した相手通信先に対する各無線通信経路の通信
時間に基づき相手通信先に対する各無線通信経路の無線
通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出する指標値
算出手段とを有することを特徴とする無線通信装置。 - 【請求項2】 通信しようとする通信相手先との間の複
数の無線通信経路のそれぞれについて前記指標値算出手
段で算出した前記指標値に基づき該通信相手先との最適
な無線通信経路を決定する最適経路決定手段と、 この決定した最適な無線通信経路を選択して通信相手先
と無線通信を行うとともに、該無線通信中において通信
相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれについて
前記指標値算出手段で前記指標値を逐次算出するように
制御し、この算出した指標値に基づき通信相手先との最
適な無線通信経路を無線通信中において逐次決定する通
信中最適経路逐次決定手段と、 この逐次決定される最適な無線通信経路を無線通信中に
おいて逐次選択しながら前記通信相手先と無線通信を行
う最適経路逐次選択手段とを有することを特徴とする請
求項1記載の無線通信装置。 - 【請求項3】 前記指標値算出手段は、前記算出した相
手通信先に対する各無線通信経路の通信時間の時系列デ
ータに基づき前記指標値を算出する時系列データ準拠手
段を有することを特徴とする請求項1または2記載の無
線通信装置。 - 【請求項4】 前記時系列データ準拠手段は、前記時系
列データのうち最新の通信時間、または最新の複数の通
信時間または最新の複数の通信時間のうち通信時間が所
定の値以下の複数の通信時間を選択し、この選択した通
信時間に基づき指標値を算出するデータ選択手段を有す
ることを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。 - 【請求項5】 最適な経路を選択しながら通信を行う無
線通信方法であって、 通信元から通信相手先に対して該通信元と通信相手先と
の間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して試験信
号を送信し、 通信相手先から前記複数の無線通信経路のそれぞれを経
由して返信されてくる前記試験信号に対する応答信号を
受信し、 前記試験信号の送信から応答信号の受信までの通信時間
を通信相手先に対する前記複数の無線通信経路のそれぞ
れ毎に算出し、 この算出した相手通信先に対する各無線通信経路の通信
時間に基づき相手通信先に対する各無線通信経路の無線
通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出することを
特徴とする無線通信方法。 - 【請求項6】 通信しようとする通信相手先との間の複
数の無線通信経路のそれぞれについて算出した前記指標
値に基づき該通信相手先との最適な無線通信経路を決定
し、 この決定した最適な無線通信経路を選択して通信相手先
と無線通信を行うとともに、該無線通信中において通信
相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれについて
前記指標値を逐次算出し、この算出した指標値に基づき
通信相手先との最適な無線通信経路を無線通信中におい
て逐次決定し、 この逐次決定される最適な無線通信経路を無線通信中に
おいて逐次選択しながら前記通信相手先と無線通信を行
うことを特徴とする請求項5記載の無線通信方法。 - 【請求項7】 前記指標値を算出する処理は、前記算出
した相手通信先に対する各無線通信経路の通信時間の時
系列データに基づき前記指標値を算出することを特徴と
する請求項5または6記載の無線通信方法。 - 【請求項8】 前記時系列データに基づき指標値を算出
する処理は、前記時系列データのうち最新の通信時間、
または最新の複数の通信時間または最新の複数の通信時
間のうち通信時間が所定の値以下の複数の通信時間を選
択し、この選択した通信時間に基づき指標値を算出する
ことを特徴とする請求項7記載の無線通信方法。 - 【請求項9】 最適な経路を選択しながら通信を行う無
線通信プログラムであって、 通信元から通信相手先に対して該通信元と通信相手先と
の間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して試験信
号を送信し、 通信相手先から前記複数の無線通信経路のそれぞれを経
由して返信されてくる前記試験信号に対する応答信号を
受信し、 前記試験信号の送信から応答信号の受信までの通信時間
を通信相手先に対する前記複数の無線通信経路のそれぞ
れ毎に算出し、 この算出した相手通信先に対する各無線通信経路の通信
時間に基づき相手通信先に対する各無線通信経路の無線
通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出することを
特徴とする無線通信プログラム。 - 【請求項10】 通信しようとする通信相手先との間の
複数の無線通信経路のそれぞれについて算出した前記指
標値に基づき該通信相手先との最適な無線通信経路を決
定し、 この決定した最適な無線通信経路を選択して通信相手先
と無線通信を行うとともに、該無線通信中において通信
相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれについて
前記指標値を逐次算出し、この算出した指標値に基づき
通信相手先との最適な無線通信経路を無線通信中におい
て逐次決定し、 この逐次決定される最適な無線通信経路を無線通信中に
おいて逐次選択しながら前記通信相手先と無線通信を行
うことを特徴とする請求項9記載の無線通信プログラ
ム。 - 【請求項11】 前記指標値を算出する処理は、前記算
出した相手通信先に対する各無線通信経路の通信時間の
時系列データに基づき前記指標値を算出することを特徴
とする請求項9または10記載の無線通信プログラム。 - 【請求項12】 前記時系列データに基づき指標値を算
出する処理は、前記時系列データのうち最新の通信時
間、または最新の複数の通信時間または最新の複数の通
信時間のうち通信時間が所定の値以下の複数の通信時間
を選択し、この選択した通信時間に基づき指標値を算出
することを特徴とする請求項11記載の無線通信プログ
ラム。 - 【請求項13】 最適な経路を選択しながら通信を行う
無線通信プログラムを記録したコンピュータ読取り可能
な記録媒体であって、 通信元から通信相手先に対して該通信元と通信相手先と
の間の複数の無線通信経路のそれぞれを経由して試験信
号を送信し、 通信相手先から前記複数の無線通信経路のそれぞれを経
由して返信されてくる前記試験信号に対する応答信号を
受信し、 前記試験信号の送信から応答信号の受信までの通信時間
を通信相手先に対する前記複数の無線通信経路のそれぞ
れ毎に算出し、 この算出した相手通信先に対する各無線通信経路の通信
時間に基づき相手通信先に対する各無線通信経路の無線
通信品質の最適度合いを表わす指標値を算出することを
特徴とする無線通信プログラムを記録したコンピュータ
読取り可能な記録媒体。 - 【請求項14】 通信しようとする通信相手先との間の
複数の無線通信経路のそれぞれについて算出した前記指
標値に基づき該通信相手先との最適な無線通信経路を決
定し、 この決定した最適な無線通信経路を選択して通信相手先
と無線通信を行うとともに、該無線通信中において通信
相手先との間の複数の無線通信経路のそれぞれについて
前記指標値を逐次算出し、この算出した指標値に基づき
通信相手先との最適な無線通信経路を無線通信中におい
て逐次決定し、 この逐次決定される最適な無線通信経路を無線通信中に
おいて逐次選択しながら前記通信相手先と無線通信を行
うことを特徴とする請求項13記載の無線通信プログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項15】 前記指標値を算出する処理は、前記算
出した相手通信先に対する各無線通信経路の通信時間の
時系列データに基づき前記指標値を算出することを特徴
とする請求項13または14記載の無線通信プログラム
を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項16】 前記時系列データに基づき指標値を算
出する処理は、前記時系列データのうち最新の通信時
間、または最新の複数の通信時間または最新の複数の通
信時間のうち通信時間が所定の値以下の複数の通信時間
を選択し、この選択した通信時間に基づき指標値を算出
することを特徴とする請求項15記載の無線通信プログ
ラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001397642A JP2003198563A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 無線通信装置および方法と無線通信プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001397642A JP2003198563A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 無線通信装置および方法と無線通信プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003198563A true JP2003198563A (ja) | 2003-07-11 |
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ID=27603372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001397642A Pending JP2003198563A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 無線通信装置および方法と無線通信プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
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