JP2003172053A - 錠前における施錠片のロック解除機構 - Google Patents
錠前における施錠片のロック解除機構Info
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Abstract
ロックを自動的に解除することができること。 【解決手段】 錠前における施錠片のロック解除機構に
於いて、このロック解除機構は、駆動モータと、この駆
動モータの駆動歯車に噛合するように基準軸に軸支され
た従動歯車部材と、係合先端部が前記施錠片の被係合部
に係合するように軸支され、一方、係合先端部に連設す
る係合後端部は従動歯車部材に設けられた弧状案内部に
常時係合する前記ロック片とから成り、従動歯車部材
は、前記駆動モータの駆動力により回転すると、ロック
片の係合後端部を、弧状案内部を介して基準軸へ近づけ
るように引き込み、これによりロック片は付勢バネのバ
ネ力に抗して施錠片の被係合部から離れることを特徴と
する錠前における施錠片のロック解除機構。
Description
片のロック解除機構に関する。本発明は、一般に「電気
錠」と称される錠前に適合する。
を施・解錠操作する錠のことをいう。電気錠の錠箱に
は、駆動源として駆動モータが組み込まれるタイプと、
ソレノイドが組み込まれるタイプがある。本発明は前者
のタイプである。
雑な構成となっている。例えば、錠箱内に駆動モータを
縦に配列し、その出力軸の先端部に傘歯車を固定し、こ
の傘歯車に噛合する減速用伝動歯車を適宜に軸支し、こ
の伝動歯車に複数個の歯車列を介してデットボルトをロ
ックするための係合部材(例えばサムターンに操作によ
って回転するデッドカム)が回転する。
は、部品点数が多く、かつ組み合わせも複雑なので、極
力部品点数を少なくし、簡単な機構と合理的手段によっ
て、錠前における施錠片のロックを解除し、又は施錠す
る機構の出現が期待されている。
な従来の実施例が有する問題点に鑑み、第1の目的は、
簡単な機構と合理的手段によって、施錠片のロックを自
動的に解除することができる錠前における施錠片のロッ
ク解除機構を提供することである。第2の目的は、錠箱
に内装された駆動源により自動的に施錠片用のロック片
が回転しても、錠箱内の施・解錠状態は、いわゆるブラ
ックボックスの状況であるにも拘わらず、室内側から、
施錠状態なのか、それとも解錠状態なのかを一目瞭然に
知ることができることである。
錠片のロック解除機構は、扉の閉戸時に戸枠側のストラ
イクに係合する施錠片と該施錠片をロックしているロッ
ク片を解除するロック解除機構とを錠箱に備えた錠前に
おける施錠片のロック解除機構に於いて、このロック解
除機構は、駆動モータと、この駆動モータの駆動歯車に
噛合するように基準軸に軸支された従動歯車部材と、係
合先端部が前記施錠片の被係合部に係合するように軸支
され、一方、係合先端部に連設する係合後端部は従動歯
車部材に設けられた弧状案内部に常時係合する前記ロッ
ク片とから成り、従動歯車部材は、前記駆動モータの駆
動力により回転すると、ロック片の係合後端部を、弧状
案内部を介して基準軸へ近づけるように引き込み、これ
によりロック片は付勢バネのバネ力に抗して施錠片の被
係合部から離れることを特徴とする。
から離れた場所に設置された操作盤の制御回路3からの
電気的信号により起動し、また駆動モータ5の駆動歯車
は、ウオームギャーであることを特徴とする。また、従
動歯車部材には、サムターンの操作によって回動する第
2駆動歯車が噛合していることを特徴とする。
解除機構は、扉の閉戸時に戸枠側のストライクに係合す
る施錠片と該施錠片をロックしているロック片を解除す
るロック解除機構とを錠箱に備えた錠前における施錠片
のロック解除機構に於いて、このロック解除機構は、駆
動モータと、この駆動モータの駆動歯車に噛合するよう
に基準軸に軸支された従動歯車部材と、この従動歯車部
材と噛合し、かつサムターンの操作によって回動する第
2駆動歯車と、係合先端部が前記施錠片の被係合部に係
合するように軸支され、一方、係合先端部に連設する係
合後端部は従動歯車部材に設けられた弧状案内部に常時
係合する前記ロック片とから成り、従動歯車部材は、前
記駆動モータの駆動力により回転すると、ロック片の係
合後端部を、弧状案内部を介して基準軸へ近づけるよう
に引き込み、これによりロック片は付勢バネのバネ力に
抗して施錠片の被係合部から離れることを特徴とする。
ク片15が施錠片を係止しているのか、それとも係止し
ていないのか、錠箱内部の施・解錠状態を示すための識
別標識が施されていることを特徴とする。
を説明する。1は扉2の自由側端部に取り付けられた電
気錠としての錠前である。本実施例では、説明の便宜
上、施錠片の一例としてデッドボルトだけを用いた錠前
を示している。前述したように普通一般に「電気錠」と
は、電気的に施錠片を施・解錠操作する錠のことをい
う。したがって、本実施例のように離れた場所から制御
回路3により電気的に錠箱4に内装された駆動モータ5
を起動させ、該駆動モータ5の駆動力によって錠箱内の
各部材(歯車、ロック片など)を作動させてデッドボル
ト、ラッチボルトなどの施錠片6を施・解錠するタイプ
も電気錠の一種といえる。以下、本発明の特定事項を中
心に説明し、付随的な構成要件については図示や説明を
割愛する。また、錠箱4、デッドボルト6なども設計上
の形状や寸法に基づくものではなく、技術的思想を説明
するために簡略化してある。
成り、図1で示すようにケース身に各部材が組み込まれ
る。錠箱4は扉2の自由側端部に形成された錠箱用空洞
に収納され、かつ、フロント板7の裏面に固定的に接合
する図示しない裏板、固着具などを介して扉2に固定さ
れる。
に出没自在に進退動する。デッドボルト6は、公知のよ
うに戸枠側のストライク8と係脱する。デッドボルト6
は水平状態で進退動する時、錠箱4に形成された水平切
欠部、水平溝などの水平案内部に案内される。デッドボ
ルト6はフロント板7の窓9から出没する先端部側6a
と、この先端部側6aに段差状に連設する後端部側6b
に区別される。そして、先端部側6aと後端部側6bの
境目には、段差状の被係合部10が形成されている。デ
ッドボルト6は、錠箱4に内装されたデッドバネ11の
バネ力に抗して後退する。前記デッドバネ11は、デッ
ドボルト6の後端部側6bに設けたバネ端支持片12と
駆動モータ5の近傍に配設したバネ端支持片13の間に
設けられている。
明する。ロック解除機構Xは、ロック片15、制御回路
3、駆動モータ5、駆動歯車25、一つの従動歯車部材
30から構成されている。そこで、これらの部材を順番
に説明する。
横設軸架された固定支軸16に軸支されたシーソ型或い
は摺動型の長板部材である。ロック片15の形態は特に
問わないが、デッドボルト6の被係合部10と係脱する
指先状の係合先端部17には、付勢バネ18の一端部を
受けるバネ端受部19が設けられている。一方、係合先
端部17に連設する係合後端部20には、後述する従動
歯車部材30の弧状案内部36と常時係合する小突起2
1が設けられている。前記付勢バネ18は、その中央部
は固定支軸16に巻装されていると共に、他端部は錠箱
4に設けたバネ端支持ピン22に支持されている。した
がって、ロック片15は、段差状被係合部10に係合す
る方向へ常時付勢されている。
タ)は、錠箱4の後壁4aに沿うように縦方向に配設さ
れている。駆動モータ5は、錠箱から離れた場所に設置
された操作盤の制御回路3からの電気的信号(例えばロ
ック解除信号)により起動する。25は駆動モータ5の
出力軸26に固定的に設けられた駆動歯車(例えばウオ
ームギャー)である。
噛合するように、かつ、ロック片15の小突起21と係
合するように錠箱4に横設軸架した基準軸31に軸支さ
れている。従動歯車部材30は、本実施例では複数個の
部材からなるので、図2を参照にして主要な部材から説
明する。
車本体32の外周縁の一部には周方向に従動歯33が形
成されている。したがって、従動歯車本体32の外周縁
は、従動歯33がある部分と、それがない部分に区分け
できる。従動歯車本体32の中心部には基準軸31が貫
通する中心孔34が形成されている。
4では手前から見える正面)32aに固定された案内部
材である。この案内部材35は内部にロック片15の小
突起21を案内する弧状案内部(切欠、溝など)36が
形成されている。しかして、この案内部材35は、弧状
案内部36の始端部36aが、前述した基準軸31に対
して接線方向へと近づくように、一方、終端部36bは
逆に基準軸31に対して螺旋方向へと離れるように従動
歯車本体32の一側面(正面)32aに固定されてい
る。
側に相当する背面)32bに固定されたスイッチ手段用
タイミグ円盤である。このタイミング円盤37の中心に
は基準軸31用の軸孔38が形成されている。また、外
周縁には対角線方向に合計4個の弧状溝39が形成され
ている。さらに、内部には軸孔38と同心円状に複数個
の第1永久磁石(発電機の回転子ようにN極・S極が交
互に配列さている。以下、同様。)40が設けられてい
る。
対応して吸着・反発する第2永久磁石42を有すると共
に、外周縁に駆動モータ3側の駆動歯車25と噛合する
従動歯43を有するクラッチ円盤である。このクラッチ
円盤41も中心部に基準軸31用の軸孔44が形成され
ている。
容易化を図るために、図2で示すように一芯軸としての
基準軸31に従動歯車本体32、これと一体のタイミン
グ円盤37、タイミング円盤37に吸着可能でかつ駆動
モータの駆動力を伝達するクラッチ円盤41がそれぞれ
軸支されている。
11の間に設けられたスイッチ手段である。このスイッ
チ手段45は、駆動モータ5の正逆切り換え用の信号を
得るためのものであり、望ましくは従動歯車部材30の
タイミング円盤37の近傍に固定的に配設されている。
ロスイッチ)45は、弾性の圧接片46を備え、該圧接
片46の先端部は、タイミング円盤37の弧状溝39に
交互に圧接可能である。次に47は錠箱4内の下部に設
けられ、図示しない内外の操作部材(ノブ,レバーハン
ドル)の操作によって回転するカム、48はカム47に
よって回転する連動部材(リトラクター)である。連動
部材48は、横軸49に適宜軸支されている。
つ、シリンダー錠やサムターンに連係された第2駆動歯
車である。この第2駆動歯車50は、外周縁の一部に従
動歯車本体32の従動歯33と噛合する駆動歯52を有
する。したがって、第2駆動歯車50といっても、該第
2駆動歯車50は従動歯車本体32の回転によっても回
転する。
動しても、外部からは錠箱内の施・解錠状態を知ること
ができない。そこで、第2駆動歯車と連係するサムター
ン53の摘み部54には、図8で示すようにロック片1
5がデッドボルト6を係止(施錠状態)しているのか、
それとも係止していないのか(解錠状態)を示す識別標
識55が線状或いは帯状に施されている。この識別標識
55は文字、色彩、図形の他、蓄光部材であっても良
い。
デッドボルト6を係止している施錠状態の説明図であ
る。この時、ロック片15の係合先端部17は、ストラ
イク8へと入り込んでいるデッドボルト6の段差状被係
合部10に係合している。一方、ロック片15の後端部
20の小突起21は、「10時の方向」に位置し、基準
軸31から遠ざかっている。
の作用について説明する。前述したように駆動モータ5
は、操作盤(例えばテンキーボード)の制御回路3から
の電気的信号(例えばロック解除信号)により起動す
る。駆動モータ5が起動すると、駆動歯車25の駆動力
がクラッチ円盤41に伝達される。クラッチ円盤41は
従動歯車本体32と磁力を介して一体的に吸着結合する
ことから、クラッチ円盤41が回転すると従動歯車本体
32も同期的に回転する。そして、この従動歯車本体3
2が回転し始めると、タイミング円盤37も回転するこ
とから、その弧状溝39が周方向へと移行し始める。そ
の結果、スイッチ手段45の圧接片46の先端部が一つ
の弧状溝39から押し出される。
と、図9で示すようにロック片15の小突起21は弧状
案内部36の終端部36bから始端部36aへと移行す
るので、基準軸31側へ引き込まれたような格好とな
り、該基準軸31に接近する。その結果、ロック片15
は付勢バネ18のバネ力に抗して支軸16を支点に時計
方向へと所定量回転し、その係合先端部17がデッドボ
ルト6の段差状被係合部10から外れる。
ことができる。この時、前述した圧接片46の先端部は
他の弧状溝39に入り込む。スイッチ手段45はそれを
検知するので、制御回路3は駆動モータ5を停止させ
る。なお、この時駆動モータ5の慣性エネルギーはクラ
ッチ円盤41に吸収される。また、第2駆動歯車50も
駆動モータ5の駆動力により従動歯車本体32等を介し
て所定量回転するので、サムターン53の識別標識55
は縦の状態となる(解錠を示す)。
と、カム47が回転するから、連動部材48を介してデ
ッドボルト6を後退させることができる。
0はクラッチ円盤41を備え、また、前述したようにサ
ムターン53の摘み部54には、ロック片15がデッド
ボルト6を係止(施錠状態)しているのか、それとも係
止していないのか(解錠状態)を示す識別標識55を備
えている。この点に関し、本発明の主たる目的(簡単な
構造による施錠片のロック解除機構を提供すること)と
の関係では、クラッチ円盤41や識別標識55は、必ず
しも発明の特定要件ではない。
は、指でサムターン53の摘み部54を操作して第2駆
動歯車50を回転させると、該第2駆動歯車50を介し
て回転する。すなわち、図1の施錠状態に於いて、室内
側からサムターン53を操作すると、第2駆動歯車50
は反時計方向に回る。その結果、サムターン53の識別
標識55は水平状態から垂直状態となる。これに対して
従動歯車本体32は時計方向に回るので、ロック片15
は付勢バネ18のバネ力に抗して支軸16を支点に時計
方向へと所定量回転し、その係合先端部17がデッドボ
ルト6の段差状被係合部10から外れる。
本体32が回転しても、駆動モータ26の駆動軸25が
回転しない場合には、前述したように、従動歯車本体3
2側の第1永久磁石40とクラッチ円盤41の第2永久
磁石42とは極性に対応して反発又は吸着する相対関係
にあるから、つまり、クラッチ円盤41と従動歯車本体
32とは互いに滑動関係にあるから、従動歯車本体32
はクラッチ円盤41に対して滑りながら回転し、ロック
片15の係止状態を解除させることができる。
の駆動力又はサムターン53操作による手動のいずれで
あっても、従動歯車本体32が正逆へと回転すると、ロ
ック片15の小突起21を基準軸31へ近づけ、又は逆
に遠ざけることができる。また、本発明では、駆動モー
タの駆動力を利用して従動歯車本体32を回転させ、こ
れによりロック片の係合を解除することができると共
に、サムターン側の第2駆動歯車50を回転させること
ができる。
32と別体に製作されているが、予め従動歯車本体32
の一側面32aに弧状案内部(切欠、溝など)36を形
成しても良い。また、弧状案内部の部分も任意に設計変
更可能である。要は、従動歯車本体32が正逆へと回転
した際に、ロック片15の小突起21を基準軸31へ近
づけるように引き込む機能、逆に遠ざける機能を有する
案内部分或いは案内部材を備えていれば良い。
としての基準軸31に軸支された従動歯車本体32と、
この従動歯車本体32と一体のタイミング円盤37と、
タイミング円盤37に吸着可能でかつ駆動モータの駆動
力を伝達するクラッチ円盤41とから成る。
合わせが容易である。しかし、この点を発明の目的しな
いのであれば、前記タイミング円盤37を必ずしも従動
歯車本体32と一体に設ける必要はなく、例えば従動歯
車本体32とは別体に製作された図示しない歯車の一側
面に設け、該タイミング円盤37を有する歯車を従動歯
車本体32に噛合させても良い。
にあっては、次に列挙するような効果がある。 (1)従動歯車部材は、前記駆動モータの駆動力により
回転すると、ロック片の係合後端部を、弧状案内部を介
して基準軸へ近づけるように引き込むので、簡単な機構
と合理的手段によって、施錠片のロックを自動的に解除
することができる。 (2)駆動モータの駆動力を利用して従動歯車本体32
を回転させ、これによりロック片の係合を解除すること
ができると共に、サムターン側の第2駆動歯車50を回
転させることができるので、室内側から、当該錠前が施
錠状態なのか、それとも解錠状態なのかを一目瞭然に判
る。
とする)。
係を示す概略説明図(従動歯車本体は正面である)。
示す概略説明図。
との関係を示す概略説明図(従動歯車本体は背面であ
る)。
との関係を示す概略説明図(従動歯車本体の後にクラッ
チ円盤が位置している)。
を示す概略説明図。
路、4…錠箱、5…駆動モータ、6…施錠片、10…段
差状被係合部、15…ロック片、17…係合先端部、1
8…付勢バネ、20…係合後端部、21…小突起、25
…駆動歯車、30…従動歯車部材、31…基準軸、32
…従動歯車本体、32a…正面、32b…背面、33…
従動歯、34…中心孔、35…案内部材、36…弧状案
内部、36a…始端部、36b…終端部、37…タイミ
グ円盤、39…弧状溝、40…第1永久磁石、41…ク
ラッチ円盤、42…第2永久磁石、43…従動歯、45
…スイッチ手段、47…カム、48…連動部材、50…
第2駆動歯車、52…駆動歯、53…サムターン、54
…摘み部、55…識別標識。
Claims (6)
- 【請求項1】 扉の閉戸時に戸枠側のストライクに係合
する施錠片と該施錠片をロックしているロック片を解除
するロック解除機構とを錠箱に備えた錠前における施錠
片のロック解除機構に於いて、このロック解除機構は、
駆動モータと、この駆動モータの駆動歯車に噛合するよ
うに基準軸に軸支された従動歯車部材と、係合先端部が
前記施錠片の被係合部に係合するように軸支され、一
方、係合先端部に連設する係合後端部は従動歯車部材に
設けられた弧状案内部に常時係合する前記ロック片とか
ら成り、従動歯車部材は、前記駆動モータの駆動力によ
り回転すると、ロック片の係合後端部を、弧状案内部を
介して基準軸へ近づけるように引き込み、これによりロ
ック片は付勢バネのバネ力に抗して施錠片の被係合部か
ら離れることを特徴とする錠前における施錠片のロック
解除機構。 - 【請求項2】 請求項1に於いて、駆動モータ5は、錠
箱から離れた場所に設置された操作盤の制御回路3から
の電気的信号により起動し、また駆動モータ5の駆動歯
車は、ウオームギャーであることを特徴とする錠前にお
ける施錠片のロック解除機構。 - 【請求項3】 請求項1に於いて、従動歯車部材には、
サムターンの操作によって回動する第2駆動歯車が噛合
していることを特徴とする錠前における施錠片のロック
解除機構。 - 【請求項4】 請求項1に於いて、従動歯車部材は、一
芯軸としての基準軸31に軸支された従動歯車本体32
と、この従動歯車本体32に一体に設けられタイミング
円盤37と、タイミング円盤37に吸着可能でかつ駆動
モータの駆動力を伝達するクラッチ円盤41とから成る
ことを特徴とする錠前における施錠片のロック解除機
構。 - 【請求項5】 扉の閉戸時に戸枠側のストライクに係合
する施錠片と該施錠片をロックしているロック片を解除
するロック解除機構とを錠箱に備えた錠前における施錠
片のロック解除機構に於いて、このロック解除機構は、
駆動モータと、この駆動モータの駆動歯車に噛合するよ
うに基準軸に軸支された従動歯車部材と、この従動歯車
部材と噛合し、かつサムターンの操作によって回動する
第2駆動歯車と、係合先端部が前記施錠片の被係合部に
係合するように軸支され、一方、係合先端部に連設する
係合後端部は従動歯車部材に設けられた弧状案内部に常
時係合する前記ロック片とから成り、従動歯車部材は、
前記駆動モータの駆動力により回転すると、ロック片の
係合後端部を、弧状案内部を介して基準軸へ近づけるよ
うに引き込み、これによりロック片は付勢バネのバネ力
に抗して施錠片の被係合部から離れることを特徴とする
錠前における施錠片のロック解除機構。 - 【請求項6】 請求項5に於いて、サムターンには、ロ
ック片15が施錠片を係止しているのか、それとも係止
していないのか、錠箱内部の施・解錠状態を示すための
識別標識が施されていることを特徴とする錠前における
施錠片のロック解除機構。
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