JP2003161089A - スクリーン装置 - Google Patents
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Abstract
を達成することができるばかりでなく、既存の竪框の使
用して、スクリーンの開閉範囲を低コストで広く設定す
ることが可能なスクリーン装置を提供することにある。 【解決手段】 プリーツ状スクリーン3の左右両端に、
中空に形成された第1及び第2の竪框4A,4Bをそれ
ぞれ装着し、少なくとも一方の竪框の横引き可能とした
スクリーン装置1に、一端部がそれぞれ上記第1の竪框
4B、第2の竪框4Aの上端部に固定され、上記スクリ
ーン3の伸縮に伴って、それぞれ上記第2の竪框4A、
第1の竪框4Bの上端部からその内部に屈曲して出入り
し、張設状態にある上記スクリーン3の上端、下端に沿
って導出されたときに、上記スクリーン3の上端、下端
をそれぞれガイドする可撓性を有する第1のガイド体5
A、第2のガイド体5Bを設けた。
Description
り返した伸縮可能なスクリーンを横引きにより開閉自在
とした、防虫、遮光、目隠しあるいは断熱等のためのス
クリーン装置に関するものであり、詳しくは、両端に竪
框が装着されたスクリーンの伸張すなわち閉動作に伴
い、ガイド体が竪框内からスクリーンの上下端に沿って
導出されるスクリーン装置に関するものである。
は、プリーツ状スクリーンの左右両端に、横方向に移動
可能な中空の竪框がそれぞれ装着されているスクリーン
装置において、一端部が一方の竪框の上下端部にそれぞ
れ固定され、スクリーンの伸縮に伴って、他方の竪框の
上下端からその内部にそれぞれ出入りする一対のガイド
体を備えたものが、例えば特開平9−88456号公報
等において知られている。そうすることにより、歩行等
の障害となる建物開口部の下枠を排除することができる
と同時に、上枠をも排除することで、建物開口部の外観
を向上させることができるという利点がある。
一端部が一方の竪框の上下端部にそれぞれ固定された一
対のガイド体が、スクリーンの収縮時において、他方の
竪框内にその上下端から同時に収容されていく構成にな
っていることから、スクリーンの開閉範囲をできる限り
広げるためには、スクリーンの収縮時に両ガイド体の他
端部同士が竪框内で衝突しないように、該竪框内におい
て両ガイド体の軌道をずらす工夫が必要となるが、その
ためには、竪框の内面に、両ガイド体の軌道を分けるた
めの隔壁等を形成する必要があり、コスト高になってし
まうという問題点がある。
は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、スクリーンの上下端部をガイドする一対のガイド体
が、該スクリーンの伸縮に伴って、該スクリーンに装着
された竪框の内部に出入りするように構成されたスクリ
ーン装置において、既存の竪框の利用することにより低
コストにて、開閉範囲を広くとることが可能なスクリー
ン装置を提供することにある。
の本発明に係るスクリーン装置は、交互に逆方向に折り
返して伸縮可能としたプリーツ状スクリーンの左右両端
に、中空に形成された第1及び第2の竪框をそれぞれ装
着し、それら竪框のうち少なくとも一方の竪框の横引き
により、建物開口部を開閉自在とするためのスクリーン
装置において、一端部が上記第1の竪框の上端部に固定
されていると共に、上記スクリーンの伸縮に伴って、上
記第2の竪框の上端部からその内部に屈曲して出入り
し、張設状態にある上記スクリーンの上端に沿って導出
されたときに、上記スクリーンの上端をガイドする可撓
性を有する第1のガイド体と、端部が上記第2の竪框の
下端部に固定されていると共に、上記スクリーンの伸縮
に伴って、上記第1の竪框の下端部からその内部に屈曲
して出入りし、張設状態にある上記スクリーンの下端に
沿って導出されたときに、上記スクリーンの下端をガイ
ドする可撓性を有する第2のガイド体と、を備えたこと
を特徴とするものである。
は、第1のガイド体が第2の竪框の上端からその内部に
出入りし、第2のガイド体が第1の竪框の下端からその
内部に出入りするように構成としたことにより、歩行等
の障害となるような建物開口部の下枠を排除することが
でき、建物開口部の外観を向上させることができるばか
りでなく、第1および第2のガイド体が、左右の両竪框
に個別に収容されるため、既存の竪框を用いることによ
り低コストにて、スクリーン装置の開閉範囲を広く設定
することが可能となる。
の竪框の上端近傍に、上記第1のガイド体の他端部が該
第2の竪框から抜脱するのを阻止する第1のストッパー
を設け、上記第1の竪框の下端近傍に、上記第2のガイ
ド体の他端部が該第1の竪框から抜脱するのを阻止する
第2のストッパーを設けるのが好ましい。
イド体の他端部にそれぞれ一端を連結した第1及び第2
の張紐が、上記スクリーン及び各竪框内に架け回され、
上記スクリーンの伸張状態において、該スクリーンの開
閉方向にそれぞれ張設されることにより、該スクリーン
を支持するワイヤーテンション機構が装着することも可
能である。
合には、少なくとも一方の竪框に、該竪框を必要数の張
紐により拘束することにより、上記スクリーンを安定し
た姿勢で開閉させる開閉補助機構を付設するのが好まし
い。そうすることにより、竪框が上記必要数の張紐の張
力によって安定的に保持されるため、何れの竪框を操作
してもスクリーンを安定した姿勢で開閉させることがで
きる。
部における一方の側枠に一端が固定され、上記スクリー
ンの上端を通して、他方の側枠側に位置する竪框内を上
端から下端に向けて挿通され、他端が他方の側枠に固定
される第3の張紐と、上記建物開口部における上記他方
の側枠に一端が固定され、該他方の側枠側に位置する竪
框内を上端から下端に向けて挿通され、上記スクリーン
の下端を通して、他端が上記一方の側枠に固定される第
4の張紐と、から構成することができる。
ーン装置の第1実施例を示すもので、ここでは、一方の
竪框が建物開口部の一方の側枠に固定され、他方の竪框
を横引き操作することにより開閉するスクリーン装置の
うち、特に防虫網戸1を例示している。なお、上記スク
リーン装置を、防虫のみならず、遮光、目隠しあるいは
断熱等の用途に用いることも勿論可能である。
してアコーディオン式に伸縮するプリーツ状のネット3
と、このネット3の一端側に装着された開閉操作用の可
動竪框4Aと、他端側に装着された固定竪框4Bとから
構成されており、図4に示すように、建物開口部の左右
に設置した側枠2A,2B間に、上記固定竪框4Bを側
枠2Bに固定して設置され、可動竪框4Aを操作するこ
とにより横方向に開閉自在となっている。
を有するが、防虫網戸1の上下端を支持してガイドする
上下枠を設ける必要はなく、これに代えて、可動竪框4
Aの移動に伴って、可動竪框4Aの上端および固定竪框
4Bの下端から、ガイド体5A,5Bが、それぞれ出没
するようになっている。
可動竪框4Aはその上端近傍に、固定竪框4Bはその下
端近傍に、それぞれ上記ガイド体5A,5Bを出入りさ
せるための開口を備えている。また、上記ガイド体5A
は,一端部が固定竪框4Bの上端近傍に固定され、可動
竪框4Aの操作に伴うネット3の伸縮に応じて、可動竪
框4Aの上端近傍の開口からその内部に屈曲して出入り
するようになっており、ネット3が張設状態にあるとき
には、ネット3の上端に沿って導出され、ネット3の上
端を両面側から保持した状態でガイドし、ネット3が収
縮状態にあるときには、可動竪框4Aの内部に収容され
るようになっている。
竪框4Aの下端近傍に固定され、可動竪框4Aの操作に
伴うネット3の伸縮に応じて、固定竪框4Bの下端近傍
の開口からその内部に屈曲して出入りするようになって
おり、ネット3が張設状態にあるときには、ネット3の
下端に沿って導出され、ネット3の下端を両面側から保
持した状態でガイドし、ネット3が収縮状態にあるとき
には、固定竪框4Bの内部に収容されるようになってい
る。
戸1を開いた状態において、建物開口部を通過する歩行
者等の障害となるような下枠を無くすことができ、老人
や障害者に対するバリアフリーが実現されると共に、上
枠を無くすことも可能であるため、建物開口部の外観を
も向上させることができる。また、既存の竪框4A,4
Bを使用して、その内部に該竪框4A,4Bの長さとほ
ぼ同じ長さのガイド体5A,5Bを収容することで、上
記防虫網戸1の開閉範囲を、該竪框4A,4Bの長さと
ほぼ同じに設定することができるため、低コストにて、
広い開閉範囲を確保することが可能となる。
Bが、張設状態のネット3の上下端をその両面側から保
持した状態でガイドするように構成されていることか
ら、ネット3の伸縮動作がスムーズであるばかりでな
く、風等によりネット3の面方向から力が加わっても、
その揺れが抑止され、安定した張設状態を維持すること
が可能である。
3の両端に適宜の係止手段により着脱自在に装着された
可動竪框4A及び固定竪框4Bは、長さ方向に中空とな
っており、通常、ワイヤーテンション機構の張紐等が挿
通されているが、本願では上記ガイド体5A,5Bを収
容するための内部空間としても利用している。上記可動
竪框4Aにおける上記ネット3に装着された面の上端部
には、上記ガイド体5Aを内部に出入りさせるための開
口が、下端部には、上記ガイド体5Bの一端部を内部に
固定するための開口が設けられており、上記固定竪框4
Bにおける上記ネット3に装着された面の上端部には、
上記ガイド体5Aの一端部を内部に固定するための開口
が、下端部には、上記ガイド体5Bを内部に出入りさせ
るための開口が設けられている。
固定竪框4Bの下部開口には、上記ガイド体5A,5B
を、これらの開口から滑らかに屈曲させて各竪框4A,
4Bの内部へと案内する屈曲ガイド部6A,6Bが設け
られており、上記ガイド体5A,5Bの可動竪框4Aお
よび固定竪框4Bに対する出入りを容易にしている。更
に、上記可動竪框4Aの上下端には戸車7が設けられて
おり、該戸車7を建物開口部の上下部に設けた図示しな
いレール等に沿って走行させることで、上記可動竪框4
Aの移動が容易となり、よりスムーズに上記防虫網戸1
を開閉操作を行うことが可能となる。
形された長尺材であって、図5に示すように、ネット3
の上下端に添わせるための底部51と、底部51の撓み
を可能にするため一定間隔の多数の凹欠部52を切設し
た、ネット3を両面側から保持してその揺れを防止する
ための、一対の側壁部53とを含む断面略コ字状に形成
され、上記底部51の裏面の両側には内側に屈曲した突
条54が設けられ、この突条54における上記凹欠部5
2に対応する位置には、底部51の撓みを容易にする切
欠き55が切設されている。
固定竪框4Bの上端近傍の内部に、上記ガイド体5Bの
一端部が上記可動竪框4Aの上端近傍の内部に、それぞ
れネジ等の固定手段によって固定され、上記可動竪框4
Aの移動による防虫網戸1の開閉操作に伴って、上記ガ
イド体5Aは上記可動竪框4Aの上部開口から、上記屈
曲ガイド部6Aに案内されてその内部に屈曲しながら出
入りし、上記ガイド体5Bは上記固定竪框4Bの下部開
口から、上記屈曲ガイド部6Bに案内されてその内部に
屈曲しながら出入りする。また、上記ガイド体5A,5
Bが上記ネット3の上下端にそれぞれ導出された状態に
おいては、該ガイド体5A,5Bの長手方向両側に設け
られた上記側壁部53によって、ネット3の上下端が両
面側からそれぞれ支持される。
部との間、及び、ガイド体5Bの他端部と固定竪框4B
の下部との間には、ガイド体5A,5Bの他端が、竪框
4A,4Bから抜脱するのを防止するためのストッパー
機構が設けられている。
トッパー片11が設けられ、ガイド体5Aの他端部には
係止片12が設けられており、該ガイド体5Aが上記竪
框4Aから導出されてその他端部が上記可動竪框4A内
を上部まで移動したとき、上記係止片12がストッパー
片11に当接して係止され、ガイド体5Aの他端が可動
竪框4Aの上部から抜脱するのを防止している。一方、
固定竪框4Bの下部にもストッパー片11が設けられ、
ガイド体5Bの他端部にも係止片12が設けられてお
り、該ガイド体5Bが竪框4B内から導出されてその他
端部が上記固定竪框4B内を下部まで移動したときに、
上記係止片12がストッパー片11に当接し係止され、
ガイド体5Bの他端部が固定竪框4Bの下部から抜脱す
るのを防止している。
ド体5A,5Bの上記竪框4A,4Bからの最大導出長
さを制限することで、上記可動竪框4Aの移動範囲すな
わち上記ネット3の最大伸張幅を制限している。
テンション機構が装着されている。具体的には、上記ガ
イド体5Aの他端部には張紐7Aの一端が連結されてお
り、上記可動竪框4A内上部のストッパー片11とほぼ
同じ位置に設けられた転向子8で下方へ折り返され、下
部に設けられた転向子8で水平方向に屈折され、ネット
3の下部に水平に挿通されて、更に固定竪框4B内下部
の転向子8によって屈折されて、固定竪框4B内に他端
が固定されている。一方、上記ガイド体5Bの他端部に
は張紐7Bの一端が連結されており、上記固定竪框4B
内下部のストッパー片11とほぼ同じ位置に設けられた
転向子8で上方へ折り返され、上部に設けられた転向子
8で水平方向に屈折され、ネット3の上部に水平に挿通
されて、更に可動竪框4A内上部の転向子8によって屈
折されて、可動竪框4A内に他端が固定されている。
て、ネット3の弛みが防止されるため、ネット3の張設
状態を安定化させることができると同時に、可動竪框4
Aが開閉操作時に移動方向に傾斜するのが防止されるた
め、可動竪框4Aのスムーズな操作が可能となる。
上記防虫網戸1の使用態様を例示的に示すものである。
図4(a)は、上記防虫網戸1を建物開口部に装着した
2枚の引き違いの障子30に沿わせて設置して、固定竪
框4Bを一方の側枠2Bに固定し、可動竪框4Aを1枚
の障子幅に対応する範囲内において開閉操作できるよう
にして使用する場合を示している。また、上記側枠2B
に装着された防虫網戸1に加えて、図4(b)に示すよ
うに、他方の側枠2Aにも同様の防虫網戸1の固定竪框
4Bを固定し、2枚の障子30が装着された建物開口部
の左右方向の中央にて、上記2枚の防虫網戸1の可動竪
框4A,4Aを召し合わせるようにすることも可能であ
る。
うな態様で使用する場合、可動竪框4Aの障子30と対
向する面に、その高さ方向に延びる帯状パッキン9を配
設すると、防虫網戸1と障子30との間隙が遮断され、
虫等の侵入をより確実に阻止することができる。
の第2実施例を示すものである。なお、ここでは、記述
の重複を避けるために、第1実施例と同じ構成について
は同一符号を付し、それらに関する説明は省略する。本
発明に係る第2実施例においては、上記第1実施例の固
定竪框4Bに代えて、可動竪框4Cを設けるた所謂吊元
自在タイプのスクリーン装置のうち、特に防虫網戸10
を例示している。なお、上記スクリーン装置を、防虫の
みならず、遮光、目隠しあるいは断熱等の用途に用いる
ことも勿論可能である。
に装着した竪框を共に左右方向に移動可能な可動竪框4
A,4Cとし、そのうち一方の可動竪框4Cが、開閉操
作等による移動時及び停止時において、建物開口部の両
側に配置された側枠2A,2Bに対して平行状態を維持
できるように、開閉補助機構によって保持されている。
一方、開閉補助機構によって保持されていない可動竪框
4Aについては、上記ワイヤーテンション機構によって
開閉補助機構が装着された上記可動竪框4Cに対して平
行状態が維持されるようになっている。
本の張紐41、42とから構成されており、張紐41の
一端は、建物開口部における一方の側枠2Aの上部等に
固定され、可動竪框4Aの上端からネット3の上端であ
って、上記ガイド体5Aの上記底部51の裏面とその両
側に凸設された突条54とによって形成された凹溝内を
経て、可動竪框4Cの上端に至り、下方に屈曲されたう
えで可動竪框4Cの内部に沿ってその下端に順次導か
れ、張紐41の他端が、他方の側枠2Bの下部等に固定
される。
ける上記他方の側枠2Bの上部等に固定され、可動竪框
4Cの上端で下方に屈曲れたうえで、可動竪框4Cの内
部に沿ってその下端に導かれ、ネット3の下端であっ
て,上記ガイド体5Bの上記凹溝内を通って、更に上記
可動竪框4Aの下端を順次経て、張紐42の他端が、上
記一方の側枠2Aの下部等に固定される。
張紐41の張力と張紐42の張力とが相反する方向に作
用し、これらの張力が釣り合いを保つことで可動竪框4
Cが常に垂直姿勢に拘束され、しかも、上記ワイヤーテ
ンション機構によって、可動竪框4Aについても上記可
動竪框4Cに対して平行状態が維持されることから、防
虫網戸10の開閉操作等のために可動竪框4A,4Cを
移動させるときにも、これらが傾動することなく常に垂
直姿勢が維持され、安定した操作が可能となる。
防虫網戸10の使用態様を例示的に示すもので、防虫網
戸10を建物開口部に装着した2枚の引き違いの障子3
0に沿って設置し、1枚の障子幅に対応する範囲内にお
いて、開閉操作できるようにして使用する場合を示して
いる。本実施例に係る防虫網戸10は、両側枠2A,2
B間で自在に移動させることが可能であるため、建物開
口部に1枚装着すれば、左右2枚の障子の何れの障子に
対しても適用することができる。
と同様、その上下端に戸車7を、また、上記障子30と
対向する面に、その高さ方向に延びる帯状パッキン9を
備えている。
に示すガイド体5A,5Bに代えて、図6に示すような
ガイド体60A,60Bを用いてもよい。このガイド体
60A,60Bは、弾性を有し屈曲可能な長尺帯状に形
成された、ネット3の上端または下端に添わせるための
シート材61と、断面略コ字状の複数のガイド駒62と
から構成されており、これらガイド駒62は、その底部
63の表面の両端に上記シート材を挿通するための一対
の溝64を有し、複数のガイド駒62が、シート材61
の長手方向に一列状に整列配置されて連結されている。
なお、シート材61の長手方向の両端に位置するガイド
駒体62は、シート材61に固定され、中間位置にある
ガイド駒62がシート材61から離脱しないようになっ
ている。
ネット3を両面側から保持してその揺れを防止するため
の一対の側壁部65が立ち上げられて形成され、この側
壁部65の内面および外面には、凹部66が互い違いに
形成され、ガイド体60A,60Bの屈曲時に、隣接す
る側壁部65の内外面の凹部66同士が重なり合い、ガ
イド体60A,60Bの屈曲を可能にしている。そし
て、上記底部63の裏面の両端には、内側に屈曲した突
条67が凸設され、上記底部63と両突条67,67と
によって形成される凹溝内に、上記各張紐等を挿通でき
るようになっている。
たが、本発明は、上記各実施例に記載のスクリーン装置
に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲に
記載されている発明の精神を逸脱しない範囲で、設計に
おいて種々の変更ができるものである。例えば、ワイヤ
ーテンション機構は上記各実施例の形態のものに限られ
ず、その他の形態のものを採用しても良い。また、上記
第2実施例の開閉補助機構についても、上記の形態に限
られるものではなく、他方の可動竪框4Aに対して設け
ることも可能であり、その張紐も、2本に限らず、可動
竪框4A,4Cの形状や大きさ、張紐の剛性に鑑み必要
数使用すればよい。
装置によれば、第1のガイド体が第2の竪框の上端から
その内部に出入りし、第2のガイド体が第1の竪框の下
端からその内部に出入りするように構成としたことによ
り、歩行等の障害となるような建物開口部の下枠を排除
することができ、建物開口部の外観を向上させることが
できるばかりでなく、第1および第2のガイド体が、左
右の両竪框に個別に収容されるため、既存の竪框を用い
ることにより低コストにて、スクリーン装置の開閉範囲
を広く設定することが可能となる。
分断面図である。
スクリーン装置の設置状態を示す断面図である。
分断面図である。
置状態を示す断面図である。
他の設置状態を示す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】交互に逆方向に折り返して伸縮可能とした
プリーツ状スクリーンの左右両端に、中空に形成された
第1及び第2の竪框をそれぞれ装着し、それら竪框のう
ち少なくとも一方の竪框の横引きにより、建物開口部を
開閉自在とするためのスクリーン装置において、一端部
が上記第1の竪框の上端部に固定されていると共に、上
記スクリーンの伸縮に伴って、上記第2の竪框の上端部
からその内部に屈曲して出入りし、張設状態にある上記
スクリーンの上端に沿って導出されたときに、上記スク
リーンの上端をガイドする可撓性を有する第1のガイド
体と、一端部が上記第2の竪框の下端部に固定されてい
ると共に、上記スクリーンの伸縮に伴って、上記第1の
竪框の下端部からその内部に屈曲して出入りし、張設状
態にある上記スクリーンの下端に沿って導出されたとき
に、上記スクリーンの下端をガイドする可撓性を有する
第2のガイド体と、を備えたことを特徴とするスクリー
ン装置。 - 【請求項2】上記第2の竪框の上端近傍には、上記第1
のガイド体の他端部が該第2の竪框から抜脱するのを阻
止する第1のストッパーが設けられ、上記第1の竪框の
下端近傍には、上記第2のガイド体の他端部が該第1の
竪框から抜脱するのを阻止する第2のストッパーが設け
られていることを特徴とする請求項1に記載のスクリー
ン装置。 - 【請求項3】上記各ガイド体の他端部にそれぞれ一端を
連結した第1及び第2の張紐が、上記スクリーン及び各
竪框内に架け回され、上記スクリーンの伸張状態におい
て、該スクリーンの開閉方向にそれぞれ張設されること
により、該スクリーンを支持するワイヤーテンション機
構が装着されていること特徴とする請求項1又は2に記
載のスクリーン装置。 - 【請求項4】少なくとも一方の竪框に、該竪框を必要数
の張紐により拘束することにより、上記スクリーンを安
定した姿勢で開閉させる開閉補助機構を付設した、こと
を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスクリ
ーン装置。 - 【請求項5】上記開閉補助機構は、上記建物開口部にお
ける一方の側枠に一端が固定され、上記スクリーンの上
端を通して、他方の側枠側に位置する竪框内を上端から
下端に向けて挿通され、他端が他方の側枠に固定される
第3の張紐と、上記建物開口部における上記他方の側枠
に一端が固定され、該他方の側枠側に位置する竪框内を
上端から下端に向けて挿通され、上記スクリーンの下端
を通して、他端が上記一方の側枠に固定される第4の張
紐と、からなることを特徴とする請求項4に記載のスク
リーン装置。
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