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JP2003137024A - 車両用警告表示装置 - Google Patents

車両用警告表示装置

Info

Publication number
JP2003137024A
JP2003137024A JP2001336539A JP2001336539A JP2003137024A JP 2003137024 A JP2003137024 A JP 2003137024A JP 2001336539 A JP2001336539 A JP 2001336539A JP 2001336539 A JP2001336539 A JP 2001336539A JP 2003137024 A JP2003137024 A JP 2003137024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
warning light
power supply
warning
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001336539A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Goto
静雄 後藤
Takeshi Hasegawa
毅 長谷川
Yoshiteru Takahashi
義輝 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEITOO KK
Original Assignee
SEITOO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEITOO KK filed Critical SEITOO KK
Priority to JP2001336539A priority Critical patent/JP2003137024A/ja
Publication of JP2003137024A publication Critical patent/JP2003137024A/ja
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Audible And Visible Signals (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力が極めて少なくて使用時に車両のア
イドリングを必要とせず、経済的であるとともに大気汚
染の縮減に寄与することができ、また一台の警告表示装
置を複数の車両に汎用的に使用でき、特に道路作業時に
駐車する車両に使用するのには最適な車両用警告表示装
置を提供する。 【解決手段】 車両Cの上面部に設けられて発光素子を
LEDとする警光灯2と、車両Cの適宜個所に設けられ
て発光素子をLEDとする警告灯3と、これらを点滅さ
せるリレー回路を具える制御装置4と、車両Cのシガー
ライタソケットから給電を行う電源ケーブル6とを具備
して成り、且つ前記警光灯2及び警告灯3は、前記制御
装置4に対し接続自在であり、どちらか一方のみまたは
双方同時に使用できるとともに、これら警光灯2及び警
告灯3は車両Cに対して着脱自在であることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路作業車や種々の
緊急自動車等の車両外部に取り付け、他の車両や歩行者
に、自車や、更にその前方等の危険個所の存在を知らせ
るための信号用照明装置に関するもので、特に省エネル
ギー及び低公害性を考慮した車両用警告表示装置に係る
ものである。
【0002】
【発明の背景】道路工事等においては、道路作業車はも
ちろん、道路上に駐車する工事関係車両のすべてに、車
両のルーフ上に設けられている回転灯等の警光灯及びハ
ザードライトを点滅させることを、事故防止の理由から
要望されている。
【0003】通常、前記警光灯及びハザードライトは、
車両外部に固定され、また電源は車両用のバッテリーか
ら取っている。従って車両用バッテリーの充電量がほぼ
空となる、いわゆるバッテリー上がりを防ぐため、警光
灯装置の使用中は、車両のエンジンをアイドリング状態
として使用している。このことは、車両の燃料が多く消
費され、不経済であるとともに、CO2 等の有害ガスを
排出するため、大気汚染の観点からも好ましくない。
【0004】そこで警光灯及びハザードライトを電球か
ら消費電力の少ないLEDに変更する工夫や更に車両の
エンジンを停止しておくことができるように車両用バッ
テリとは別の電源装置を用いる考案もなされている。
【0005】しかしながら、これらは道路作業車両に用
いる警告表示装置としては、いずれも単体としては不備
・不満が残るものであった。具体的には車両のルーフに
設置される警光灯と、車両の周側面に設けられるハザー
ドライトの代わりとしての警告灯との両方を具え、且つ
これらが総合的にコントロールされるものがなかった。
また警光灯や警告灯を車両へ取り付けるための工事が必
要であって一度設置されるとユーザー側では脱着ができ
なかったり、また道路作業は連続して8時間程度に及ぶ
ことも一般的であるため、道路作業途中で電源切れとな
ってしまうことがあった。
【0006】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、消費電力の極めて少ない警告
表示装置を開発することにより、警光灯及び警告灯使用
時における車両のアイドリングを必要とせず、経済的で
大気汚染の縮減に寄与することができることはもちろん
のこと、一つの装置により充分な周囲に対する警告を行
え、また複数の車両に対して一台の警告表示装置を使用
できるなどの汎用性に優れ、更に作業途中で電源切れと
なる虞れが少なく、特に道路作業時に駐車する車両に使
用するのには最適な車両用警告表示装置の開発を試みた
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
車両用警告表示装置は、車両が駐車していることを照明
により周囲に知らせる車両用の警告表示装置において、
この装置は車両の上面部に設けられてLEDが周側面に
配設された警光灯と、車両の適宜個所に設けられてLE
Dが前部面または後部面に配設された警告灯と、これら
警光灯及び警告灯と接続され、これらを点滅させるリレ
ー回路を具える制御装置と、車両のシガーライタソケッ
トから給電を行うシガーライタプラグを具えた電源ケー
ブルとを具備して成り、且つ前記警光灯及び警告灯は、
前記制御装置に対し接続自在であり、どちらか一方のみ
または双方同時に使用できるとともに、これら警光灯及
び警告灯は車両に対して着脱自在であることを特徴とし
て成るものである。この発明によれば、警光灯及び警告
灯の両方が具備されているため、周囲に対して充分な注
意を促すことができる。また警光灯及び警告灯のうちい
ずれかを使用しない場合には、制御装置から接続ケーブ
ル等を抜いて取り外しておくことができ無駄がない。ま
た警光灯及び警告灯はLEDを複数配列して構成される
ものであるため、消費電力を飛躍的に低く抑えることが
できる。従って警告灯使用時における車両のアイドリン
グを必要とせず、経済的であるとともに、CO2 の排出
削減及び大気汚染の縮減にも寄与し得る。またシガーラ
イタプラグを具えた電源ケーブルを具備しているため煩
わしい配線等を行うことなく車両用バッテリからの給電
が行える。また警光灯及び警告灯が車両に対して着脱自
在であるため、汎用性があり、複数の車両に付け替えて
使用することができる。以上のことから特に道路作業時
に長時間駐車する車両に使用するのには最適な装置であ
る。
【0008】また請求項2記載の車両用警告表示装置
は、前記請求項1記載の要件に加え、前記制御装置に接
続されて電気を供給することのできる補助電源装置を具
えるもので、前記車両のシガーライタソケットからの給
電と、この補助電源装置からの給電とのどちらか一方か
ら選択的に給電を行うことができるものであり、前記補
助電源装置は、複数の乾電池が収容された電池パックま
たは充電式バッテリが用いられることを特徴として成る
ものである。この発明によれば、車両用バッテリの充電
量が少なくなっても補助電源装置から給電できるため、
例えば道路作業中に車両用バッテリの充電量が少なくな
り車両用警告表示装置が使用できなくなることが防がれ
る。
【0009】更に請求項3記載の車両用警告表示装置
は、前記請求項2記載の要件に加え、前記車両のシガー
ライタソケットから給電を行っている最中において、供
給される電圧が所定電圧まで下がった場合に、シガーラ
イタソケットからの給電を自動的に遮断し、前記補助電
源装置からの給電に切り換える電源自動切換回路が前記
制御装置に具えられていることを特徴として成るもので
ある。この発明によれば、車両用警告表示装置が知らな
い間に電源切れで停止した状態となってしまうことが防
がれる。
【0010】更にまた請求項4記載の車両用警告表示装
置は、前記請求項1、2または3記載の要件に加え、前
記警告灯は、前記車両に取り付けられた状態で上下左右
に偏向自在であることを特徴として成るものである。こ
の発明によれば、駐車している車両の向きなどに関わら
ず、接近する車両等に対向して最適な位置に警告灯を位
置させることが可能であって、極めて視認性に優れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づき説明する。図中符号1に示すものが、本発明の車
両用警告表示装置であり、このものは、車両Cの上面部
に設けられてLED21が周側面に配設された警光灯2
と、車両Cの適宜個所に設けられてLED31が前部面
または後部面に配設された警告灯3と、これら警光灯2
及び警告灯3と接続され、これらを点滅させるリレー回
路を具える制御装置4と、車両Cのシガーライタソケッ
トから給電を行うシガーライタプラグ5を具えた電源ケ
ーブル6と、補助電源装置7とを具備して成る。
【0012】前記警光灯2について詳しく説明すると、
警光灯2は例えば図3に示されるように偏平四角形状の
ケース20内に、プリント基板が設けられ、このプリン
ト基板に対し黄色のLED21(発光ダイオード)が複
数個配設されている。LED21は前記ケース20の周
側面に穿孔された複数の設置孔20a内に配置されてお
り、設置孔20aの内壁面には反射鏡22が張設されて
いる。もちろんこの反射鏡22を張設しないで実施する
ことも可能である。またケース20の表面には設置孔2
0aを覆うように黄透明色のカバー23で覆われてい
る。なお一部のLED21を赤色としたり、カバー23
の一部に赤透明色を配色することなどにより警告性の高
い赤色の発光を混入させるようにしてもよい。またケー
ス20の底面には、マグネット24が設けられるもので
あり、車両Cのルーフの適宜個所に着脱自在に構成され
る。因みに警光灯2の視認性としては、日中300m以
上の視認性を有していることが好ましい。また前記プリ
ント基板からは、点灯信号を受ける信号線や電源供給線
等が束ねられた警光灯ケーブル25が延出しており、前
記制御装置4に対し接続自在とされている。従って警光
灯2が不要の場合には、制御装置4から警光灯ケーブル
25を抜いて使用しないようにすることも可能である。
【0013】警光灯2の点灯パターンは、本実施の形態
ではいわゆるフリッカーパターンを採用するもので、一
例としてすべてのLED21をまず0.43秒の間に三
回点滅させ、その後0.42秒の消灯を行う点滅パター
ンを繰り返す。なおその他、同一時間間隔で点灯を繰り
返すようにしてもよいし、LED21の縦列を一組とし
て順次時間差で点灯、消灯を行い、光がケース20の周
面を回転しているよう視認されるように点灯及び消灯を
させるようにしてもよい。また更に所定回数このような
疑似回転点灯を行った後、数回全体を点滅させ、再度疑
似回転点灯に戻すような種々のパターンの点灯を行うよ
うに変更して実施することも可能である。
【0014】次に前記警告灯3について詳しく説明する
と、警告灯3は、例えば細長の略角柱形状の警告灯本体
3Aと、車両Cに対して着脱自在に設置を行う設置体3
Bと、これら警告灯本体3Aと設置体3Bとを接続する
接続手段3Cとから成る。本実施の形態では一例として
このような警告灯3を二基具えるものである。
【0015】前記警告灯本体3Aについて説明すると、
例えば図4に示されるように細長の略四角柱形状のケー
ス30内に、プリント基板が設けられ、このプリント基
板に対し橙色のLED31が複数個配設されて成る。L
ED31は前記ケース30の正面に穿孔された複数の設
置孔30a内に配置されており、設置孔30aの内壁面
には一例として反射鏡32が張設されている。また本実
施の形態ではこのようにLED31が前部面にのみ配設
されるものであるが、その他前部面と後部面の両面にL
ED31を配設して実施することも可能である。なお前
部面及び後部面とは、前面や後面の他に側面に周り込ん
でLED31が配設される実施例も含むものである。な
お前記反射鏡32はもちろん省略して実施することも可
能である。またケース30の表面には設置孔30aを覆
うように橙透明色のカバー33で覆われている。前記プ
リント基板からは、点灯信号を受ける信号線や電源供給
線等が束ねられた警告灯ケーブル35が延出しており、
前記制御装置4に対し接続自在とされている。従って例
えば警告灯3が不要の場合には、制御装置4から警告灯
ケーブル35を抜いて使用しないようにすることも可能
である。なお警告灯ケーブル35は、二基の警告灯3を
連結した末端ケーブル35Aと制御装置4に連結される
基幹ケーブル35Bとから成り、これら末端ケーブル3
5Aと基幹ケーブル35Bとは接離自在に構成される。
【0016】また前記設置体3Bについて説明すると、
略偏平四角形状の本体部の底部にマグネット34が張設
され、上面に接続手段3Cの基部36を回動自在に支持
する。接続手段3Cは、基部36内に回転自在な回転子
37を具え、この回転子37に対し、前記警告灯本体3
Aが固定されている。以上のような接続手段3Cによっ
て、警告灯3は、車両Cに対し設置された状態で、警告
灯本体3Aが上下左右に偏向自在に位置調整可能とされ
ている。また警告灯3の視認性は、日中100m以上の
視認性を有していることが好ましく、設置位置は、車両
Cの後方の左右位置であって上限2.3m,下限0.3
5mの位置であり、最外縁より400mm以内の個所に
設置することが好ましい。
【0017】なお警告灯3の点灯パターンとしては、本
実施の形態では例えば一分間に60〜120回程度の一
定時間間隔の点灯を繰り返す。もちろん前記警光灯2の
点灯パターンのようにフリッカーパターンやその他の点
灯パターンに改変して実施することも可能である。
【0018】また制御装置4は、前記警光灯2及び警告
灯3の点灯及び消灯をコントロールするものであり、内
部にリレー回路が具えられるとともに、車両Cのシガー
ライタソケット(すなわち車両用バッテリ)から給電を
行っている最中において、供給される電圧が下がった場
合に、シガーライタソケットからの給電を自動的に遮断
し、補助電源装置7からの給電に切り換える電源自動切
換回路が具えられる。また制御装置4内には主電源装置
が設けられ、先端にシガーライタプラグ5を具えた電源
ケーブル6がケースの外部に延出している。なおこの電
源ケーブル6の途中には一例としてコードリール8が設
けられて巻き取り自在とされる。また制御装置4の前面
には警光灯2及び警告灯3の点灯、消灯状態を確認する
パイロットランプ4aやシガーライタソケットから給電
される電圧の低下を知らせるパイロットランプ4b等が
設けられるとともに、補助電源装置7のケーブル7aを
接続するソケットも設けられている。なお例えば点灯パ
ターンを複数パターン設けることも可能であり、その場
合には点灯パターン切換スイッチ等が設けられる。この
ような複数パターンの使用態様としては、例えば昼間や
夜間、更に雨天時と晴天時等の天候状況などによって、
点灯パターンを切り換えることが可能である。
【0019】次に補助電源装置5について説明する。補
助電源装置5としては、種々の物を用いることが可能で
あるが、本実施の形態では複数の乾電池が収容された電
池パックを用いるものであり、この補助電源装置5は、
前記制御装置4に対しケーブルにて接離自在に接続され
る。なおその他の補助電源装置5としては、例えば車両
Cのシガーライタソケットや家庭用コンセントからの充
電が可能な充電式バッテリやソーラーバッテリ等の種々
の充電式バッテリが適用でき、更に一種類のみではなく
複数種類の補助電源装置5を用いることも可能である。
因みに車両Cのシガーライタソケットや家庭用コンセン
トからの充電が可能な充電式バッテリとしては、30分
以内の充電により10時間程度の連続使用ができるもの
が好ましく、具体的には高性能リチウムイオンバッテリ
などを適用することが好ましい。なお車両用警告表示装
置1の主電源の入切は、電源ケーブル6のシガーライタ
ソケットへの抜き差しにより行うものであるが、もちろ
ん制御装置4にメインスイッチを設けるようにしても構
わない。
【0020】本発明の車両用警告表示装置1の一例は以
上のような具体的形態を有するものであって、以下この
作動態様について説明する。 (1)設置 車両Cを工事現場に到着した後、車両Cのエンジンは停
止し、且つ車両Cによっては適宜車両キーをアクセサリ
ー位置にすることなどによりシガーライタソケットから
の給電は行える状態で駐車する。そして警光灯2の警光
灯ケーブル25と、警告灯3の警告灯ケーブル35を制
御装置4に接続するものであり、警光灯2は車両Cのル
ーフ部分の後方位置に設置する。一方警告灯3を例えば
車両Cの後方の左右位置であって上限2.3m,下限
0.35mの位置であり、最外縁より400mm以内の
個所に設置する。なお警告灯3の設置場所としてはその
他、車両Cのルーフ部分など適宜見やすい所望の位置に
設けるようにしてもよい。警光灯2及び警告灯3は、共
にマグネット24、34による設置であるため、簡単に
取り付けられ、位置変更も容易であり、取り外した後に
も車両Cに跡が残らない。なお警告灯3については、設
置した後、警告灯本体3Aの向きを変更することが可能
であるため、図5に示されるように駐車している車両C
の向きに関わらず、後方から近づく車両Cに対向して警
告灯3を照射することが可能であって、極めて視認性に
優れる。
【0021】(2)点灯 電源ケーブル6の先端のシガーライタプラグ5を、車両
CのシガーライタソケットCに差し込むことにより制御
装置4の主電源をONとし、警光灯2及び警告灯3を点
滅させる。警光灯2は一例としていわゆるフリッカーパ
ターンを採用し、すべてのLED31をまず0.43秒
の間に三回点滅させ、その後0.42秒の消灯を行う点
滅パターンを繰り返す。一方警告灯3は、一例として一
分間に60〜120回程度の一定時間間隔の点灯を繰り
返す。
【0022】以上のように車両用警告表示装置1は、L
ED31を用いるものであるため、従来と同じ発光量で
10分の1程度の消費電力で済み、充電バッテリーによ
る長時間の使用が可能である。そして車両Cのエンジン
を停止したまま用いるものであるため、アイドリングに
より燃料が無駄に消費されることによる不経済もない
し、排気ガスによる大気汚染の心配もない。
【0023】(3)電源の切り換え そして万一車両Cのシガーライタソケットから給電を行
っている最中において、供給される電圧が下がった場合
には、制御装置4の電源自動切換回路により、シガーラ
イタソケットからの給電を自動的に遮断し、補助電源装
置5からの給電に切り換えられる。なお電源が切り換え
られる電圧は例えば11.2Vであり、車両Cのエンジ
ンを始動させることなどにより11.6V以上等に戻っ
た際には、制御装置4において自動復旧して再度シガー
ライタソケットからの給電に自動切り換えされる。
【0024】
【他の実施の形態】本発明の基本的な実施の形態は以上
のようであるが、その他種々の改変が行い得る。まず警
光灯2は、前記基本的な実施の形態では、略偏平四角形
状のものを用いたが、種々の形状のものを用いることが
可能である。例えば図6、7に示すような円柱形状(図
6(a)参照)、多角柱形状(図6(b)参照)、ドー
ム形(図6(c)参照)、球形(図6(d)参照)、截
頭台形(図6(e)参照)、角錐または円錐形(図6
(f)参照)、または基本的実施の形態のものよりも若
干高さの高いタイプのもの(図7参照)で実施すること
が可能である。なお警光灯2は一基のみ設置するのでは
なく、周囲の者に自車の存在を知られるように、複数基
設けることも可能である。
【0025】また警告灯3も、前記基本的な実施の形態
では、細長の略角柱形状のものを用いたが、図8に示す
ような略偏平三角形状や、図9(a)に示すような平板
タイプ、更に図9(b)に示すような柔軟なシートタイ
プで実施してもよい。更に図9(c)に示すような側部
フェンダー取付用の例えば偏平略三角形状のものを用い
るようにしてもよい。なお警光灯2は二基のみ設置する
のではなく、周囲の者に自車の存在を知られるように、
複数基必要な数だけ設けるように構成することが可能で
ある。
【0026】また警光灯2と警告灯3が一体的なものを
用いることも可能である。図10に示すものは、偏平円
柱形の警光灯2内に巻取自在なロールシート26を設
け、このロールシート26の下方両端部に一つずつ警告
灯3を設けた実施の形態である。
【0027】また警光灯2及び警告灯3を、車両Cに対
して着脱自在に構成するにあたっては、前記基本的実施
の形態のようにマグネット24、34を用いる他、その
他吸盤を適用するようにしても構わない。
【0028】また車両用警告表示装置1にソーラーバッ
テリーを具えて、例えばこのソーラーバッテリを車輛の
ルーフに警光灯2とともに載置し、使用しながら充電が
できるような構成としてもよい。また更に前述したよう
な長時間使用可能な充電式バッテリを主電源装置として
用い、これから給電される電圧が低くなった際に、例え
ば前記基本的な実施の形態で示したような複数の乾電池
が収容された電池パックから成る補助電源装置7に自動
切り換えするような実施の形態も採り得る。そしてこの
場合にも補助電源装置7の電圧が低くなった際には、シ
ガーライタソケットから電源ケーブル6を用いて給電を
行うことができるように構成することが好ましい。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の車両用警告表示装置によ
れば、警光灯2及び警告灯3の両方が具備されているた
め、周囲に対して充分な注意を促すことができる。また
警光灯2及び警告灯3のうちいずれかを使用しない場合
には、制御装置4から接続ケーブル等を抜いて取り外し
ておくことができ無駄がない。また警光灯2及び警告灯
3はLED31を複数配列して構成されるものであるた
め、消費電力を飛躍的に低く抑えることができる。従っ
て警告灯3使用時における車両Cのアイドリングを必要
とせず、経済的で大気汚染の縮減にも寄与し得る。また
シガーライタプラグ5を具えた電源ケーブル6を具備し
ているため煩わしい配線等を行うことなく車両用バッテ
リからの給電が行える。また警光灯2及び警告灯3が車
両Cに対して着脱自在であるため、汎用性があり、複数
の車両Cに付け替えて使用することができる。以上のこ
とから特に道路作業時に長時間駐車する車両Cに使用す
るのには最適な装置である。
【0030】また請求項2記載の車両用警告表示装置に
よれば、補助電源装置7が具えられているため、車両用
バッテリの充電量が少なくなっても補助電源装置7から
給電が行え、例えば道路作業中にバッテリの充電量が空
となり車両用警告表示装置1が使用できなくなることが
防がれる。
【0031】更に請求項3記載の車両用警告表示装置に
よれば、車両Cのシガーライタソケットから給電を行っ
ている最中において、供給される電圧が所定電圧まで下
がった場合に、シガーライタソケットからの給電を自動
的に遮断し、補助電源装置からの給電に切り換える電源
自動切換回路が制御装置4に具えられているため、車両
用警告表示装置1が知らない間に電源切れで停止した状
態となってしまうことが防がれる。
【0032】更にまた請求項4記載の車両用警告表示装
置によれば、警告灯3は、車両Cに取り付けられた状態
で上下左右に偏向自在であるため、駐車している車両C
の向きなどに関わらず、接近する車両C等に対向して最
適な位置に警告灯3を位置させることが可能であって、
極めて視認性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用警告表示装置を車両に装着
した実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る車両用警告表示装置の全体構成を
示す説明図である。
【図3】警光灯の実施の形態を示す斜視図、正面図、平
面図及び側面図である。
【図4】警告灯の実施の形態を示す斜視図、正面図及び
底面図である。
【図5】車両を道路に斜めに駐車した際の警告灯の姿勢
調整態様を示す平面図である。
【図6】警光灯の形状を異ならせたその他の種々の実施
の形態を示す斜視図である。
【図7】警光灯の形状を異ならせたその他の実施の形態
を示す斜視図である。
【図8】警告灯の形状を異ならせたその他の実施の形態
を示す斜視図である。
【図9】警告灯の形状を異ならせたその他の種々の実施
の形態を示す斜視図である。
【図10】警光灯と警告灯とを一体的に構成した他の実
施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車両用警告表示装置 2 警光灯 3 警告灯 3A 警告灯本体 3B 設置体 3C 接続手段 4 制御装置 4a パイロットランプ(点滅状態表示) 4b パイロットランプ(電圧状態表示) 5 シガーライタプラグ 6 電源ケーブル 7 補助電源装置 7a ケーブル 8 コードリール 20 ケース 20a 設置孔 21 LED 22 反射鏡 23 カバー 24 マグネット 25 警光灯ケーブル 26 ロールシート 30 ケース 30a 設置孔 31 LED 32 反射鏡 33 カバー 34 マグネット 35 警告灯ケーブル 35A 末端ケーブル 35B 基幹ケーブル 36 基部 37 回転子 C 車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 5/00 G08B 5/00 T 5/22 5/22 B 5/36 5/36 J G09F 13/20 G09F 13/20 Z 21/04 21/04 C Fターム(参考) 3K039 LB05 LC05 LC06 LC07 LD06 LF04 LF07 LF17 MD06 NB16 5C083 AA01 BB26 DD06 DD19 FF02 JJ30 5C096 AA01 AA24 AA25 BA04 CA06 FA03 FA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が駐車していることを照明により周
    囲に知らせる車両用の警告表示装置において、この装置
    は車両の上面部に設けられてLEDが周側面に配設され
    た警光灯と、車両の適宜個所に設けられてLEDが前部
    面または後部面に配設された警告灯と、これら警光灯及
    び警告灯と接続され、これらを点滅させるリレー回路を
    具える制御装置と、車両のシガーライタソケットから給
    電を行うシガーライタプラグを具えた電源ケーブルとを
    具備して成り、且つ前記警光灯及び警告灯は、前記制御
    装置に対し接続自在であり、どちらか一方のみまたは双
    方同時に使用できるとともに、これら警光灯及び警告灯
    は車両に対して着脱自在であることを特徴とする車両用
    警告表示装置。
  2. 【請求項2】 前記制御装置に接続されて電気を供給す
    ることのできる補助電源装置を具えるもので、前記車両
    のシガーライタソケットからの給電と、この補助電源装
    置からの給電とのどちらか一方から選択的に給電を行う
    ことができるものであり、前記補助電源装置は、複数の
    乾電池が収容された電池パックまたは充電式バッテリが
    用いられることを特徴とする請求項1記載の車両用警告
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記車両のシガーライタソケットから給
    電を行っている最中において、供給される電圧が所定電
    圧まで下がった場合に、シガーライタソケットからの給
    電を自動的に遮断し、前記補助電源装置からの給電に切
    り換える電源自動切換回路が前記制御装置に具えられて
    いることを特徴とする請求項2記載の車両用警告表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記警告灯は、前記車両に取り付けられ
    た状態で上下左右に偏向自在であることを特徴とする請
    求項1、2または3記載の車両用警告表示装置。
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