[go: up one dir, main page]

JP2003110631A - 送受信装置及び送受信方法 - Google Patents

送受信装置及び送受信方法

Info

Publication number
JP2003110631A
JP2003110631A JP2001294882A JP2001294882A JP2003110631A JP 2003110631 A JP2003110631 A JP 2003110631A JP 2001294882 A JP2001294882 A JP 2001294882A JP 2001294882 A JP2001294882 A JP 2001294882A JP 2003110631 A JP2003110631 A JP 2003110631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock signal
voltage
signal
frequency
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001294882A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Oguro
隆之 小黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001294882A priority Critical patent/JP2003110631A/ja
Publication of JP2003110631A publication Critical patent/JP2003110631A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路を介して送受信される信号の電圧
変化に応じて送受信条件を自動的に適正化する。 【解決手段】 A/Dコンバータ102は、伝送路を介
して入力されたクロック信号を、ディジタル信号に変換
し、クロック信号の振幅情報とともに出力する。クロッ
ク信号整形器103は、ディジタル信号からクロック信
号を再生する。判定電圧可変バッファ105は、伝送路
を介して受信されたデータ信号のレベル判定をクロック
信号の振幅情報から決定した判定電圧によって行う。出
力波形可変バッファ107は、ロジック回路106が判
定結果と再生クロック信号から生成したロジック信号
を、周波数/電圧コンバータ108が再生クロック信号
の周波数から生成した電圧と電源電圧供給器109から
供給される電源電圧とから決定した条件で波形変換し、
伝送路を介して送信するデータ信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、二つ以上の電子機
器を結ぶ伝送路を経由して信号の送受信を行う送受信装
置及び送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二つ以上の電子機器を結ぶ伝送路
を経由して信号の送受信を行う送受信装置としては、例
えば実開平6−5242号公報(波形整形装置)に記載
されるものが知られている。
【0003】図15は、従来の送受信装置の構成を示す
ブロック図である。図15において、1501及び15
02は単方向伝送路、1503は制御手段、1504は
波形整形手段、1505はバスライン、1506及び1
507は電子機器、1510及び1520はORゲー
ト、1511及び1521はバッファ、1530はD型
フリップフロップ(以下、D−FFという)、1531は
NANDゲート、1532はANDゲート、1533は
インバータである。
【0004】従来の送受信装置は、二つの単方向伝送路
1501及び1502を介して、複数の電子機器150
6及び1507間でデータ信号の送受信を行う。制御手
段1503は、D−FF1530、NANDゲート15
31、ANDゲート1532、インバータ1533で構
成されている。
【0005】制御手段1503は、電子機器1506又
は1507のどちらか一方の入力端が低レベルであるこ
とを検出して通信の開始を判断し、前記単方向伝送路1
501又は1502のどちらか一方にデータ信号を透過
させ、もう一方の伝送路の出力を高レベルに固定してデ
ータ信号を不通過にする。
【0006】波形整形手段1504は、ORゲート15
10及び1520とバッファ1511及び1521で構
成され、データ信号を通過させる時に波形整形を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
送受信装置では、データ信号を伝送路の途中で波形整形
するだけであるので、データ信号の電圧変化に対応でき
ない。したがって、伝送路を介して送受信するデータ信
号のレベル毎に異なる送受信装置が必要になるという問
題があった。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、伝送路を介して入力された信号の電圧変化に応
じて送受信条件を自動的に適正化することのできる送受
信装置及び送受信方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の送受信装置は、
伝送路を介して入力されたクロック信号を利得1で増幅
する受信アンプと、前記受信アンプが出力するクロック
信号をディジタル信号に変換し、前記ディジタル信号を
前記クロック信号の振幅情報とともに出力するA/Dコ
ンバータと、前記クロック信号の振幅情報から前記受信
アンプに供給する電源電圧を決定する第1電源電圧供給
器と、前記ディジタル信号からクロック信号を再生する
クロック信号整形器と、伝送路を介して受信したデータ
信号の高レベル・低レベルの判定を前記クロック信号の
振幅情報に基づき決定した判定電圧で行い、判定結果と
前記再生したクロック信号とに基づきロジック信号を生
成するロジック信号生成器と、前記再生したクロック信
号の周波数を電圧に変換する周波数/電圧コンバータ
と、前記ロジック信号を、電源電圧と前記周波数/電圧
コンバータの出力電圧とに基づき決定した条件で波形変
換し、伝送路を介して送信するデータ信号を生成する出
力波形変換器と、前記クロック信号の振幅情報から前記
出力波形変換器に供給する前記電源電圧を決定する第2
電源電圧供給器と、を具備する構成を採る。
【0010】この構成によれば、伝送路を介して入力さ
れたクロック信号の振幅情報及び周波数を基準に、受信
データの高レベル・低レベルの判定に用いる判定電圧の
電圧条件と、判定結果に基づき生成したロジック信号か
ら出力データを生成するためにロジック信号の波形を操
作する波形条件とに制御を加えることにより、受信信号
の電圧変化に応じて自動的に送受信条件を適正化するこ
とができる。
【0011】本発明の送受信装置は、前記ロジック信号
生成器で決定される前記判定電圧は、ヒステリシス特性
を有する構成を採る。
【0012】この構成によれば、判定電圧にヒステリシ
ス特性を持たせることができるので、伝送路を介して受
信したデータ信号の雑音の影響が低減される。
【0013】本発明の送受信装置は、前記出力波形変換
器は、送信する前記データ信号の電圧を前記クロック信
号の電圧とほぼ同等にする構成を採る。
【0014】この構成によれば、前記出力波形可変バッ
ファが送信するデータ信号の電圧をクロック信号の電圧
とほぼ同等にすることができるので、システム全体のデ
ータ信号の電圧を均一にすることができる。
【0015】本発明の送受信装置は、前記出力波形変換
器は、送信する前記データ信号の波形を前記再生クロッ
ク信号の周波数に応じて可変にする構成を採る。
【0016】この構成によれば、送信するデータ信号の
波形をクロック周波数に応じて可変にすることができる
ので、電流の節約と信号の高周波成分の低減とが図れ
る。
【0017】本発明の送受信装置は、前記出力波形変換
器は、送信する前記データ信号の立上り/立下りの遷移
時間を前記再生クロック信号の周波数が低い時には長く
する構成を採る。
【0018】この構成によれば、送信するデータ信号の
波形をクロック周波数に応じて可変にすることができる
ので、電流の節約と信号の高周波成分の低減とが図れ
る。
【0019】本発明の送受信方法は、伝送路からのクロ
ック信号の振幅情報に基づき第1電源電圧供給器の電圧
条件を設定し、周波数条件を周波数/電圧コンバータに
設定する工程と、伝送路からのクロック信号を利得1で
増幅する受信アンプの電源電圧を前記第1電源電圧供給
器に設定する工程と、前記受信アンプが出力するクロッ
ク信号をディジタル変換し、変換したディジタル信号を
前記クロック信号の振幅情報とともに出力する工程と、
前記ディジタル信号からクロック信号を再生する工程
と、前記クロック信号の振幅情報に基づきその電圧が前
記電圧条件の範囲内か否か判定する工程と、前記再生ク
ロック信号の周波数が前記周波数条件の範囲内か否かを
判定する工程と、前記クロック信号が電圧条件内及び周
波数条件内の場合に、伝送路を介して受信したデータ信
号の高レベル・低レベルの判定を、前記クロック信号の
振幅情報から決定した判定電圧によって行い、判定結果
と前記再生クロック信号とからロジック信号を生成する
工程と、電源電圧と前記周波数/電圧コンバータにおい
て再生クロック信号の周波数から変換された電圧とに基
づき決定した条件で前記ロジック信号の波形を変換し、
伝送路を介して送信するデータ信号を生成する工程と、
前記クロック信号の振幅情報に基づき決定した前記電源
電圧を第2電源電圧供給器に設定する工程と、を具備す
るようにした。
【0020】この方法によれば、伝送路を介して入力さ
れたクロック信号の振幅情報及び周波数を基準に、受信
データの高レベル・低レベルの判定に用いる判定電圧の
電圧条件と、判定結果に基づき生成したロジック信号か
ら出力データを生成するためにロジック信号の波形を操
作する波形条件とに制御を加えることにより、受信信号
の電圧変化に応じて自動的に送受信条件を適正化するこ
とができる。
【0021】本発明の送受信方法は、前記クロック信号
が前記電圧条件及び周波数条件の範囲外の場合に、電圧
条件及び周波数条件と受信アンプの電源電圧を前記第1
電源電圧供給器に再設定する工程を具備するようにし
た。
【0022】この方法によれば、伝送路を介して入力さ
れたクロック信号の振幅情報及び周波数を基準に、電圧
条件及び周波数条件と、受信アンプの電源電圧を再設定
でき、受信アンプの消費電力を低減できる。
【0023】本発明の送受信方法は、前記クロック信号
の電圧がハード的制御範囲外になった場合に、前記第1
電源電圧供給器が制御範囲外を報知するようにした。
【0024】この方法によれば、伝送路を介して入力さ
れたクロック信号の電圧が、送受信装置のハード的制限
を超えたことを知ることができる。
【0025】本発明の送受信方法は、前記再生クロック
信号の周波数がハード的制御範囲外になった場合に、前
記周波数/電圧コンバータが制御範囲外を報知するよう
にした。
【0026】この方法によれば、伝送路を介して入力さ
れたクロック信号の周波数が、送受信装置のハード的制
限を超えたことを知ることができる。
【0027】本発明の情報処理装置は、複数の機能ユニ
ット及びクロック信号発生器が機能ユニット間バスライ
ンを介して接続され、各機能ユニットの入出力部が前記
機能ユニット間バスラインを介してデータの送受信を行
う情報処理装置において、前記複数の機能ユニットは、
前記入出力部として、上記本発明の送受信装置を具備す
る構成を採る。
【0028】この構成によれば、入出力部として動作す
る本発明の送受信装置により、伝送路を介して入力され
たクロック信号の振幅情報及び周波数を基準に、受信デ
ータの高レベル・低レベルの判定に用いる判定電圧の電
圧条件と、判定結果に基づき生成したロジック信号から
出力データを生成するためにロジック信号の波形を操作
する波形条件とに制御を加えることができるので、受信
信号の電圧変化に応じて送受信条件を自動的に適正化す
ることができる情報処理装置が得られる。
【0029】本発明の情報通信システムは、複数の情報
処理装置及びクロック信号発生器が装置間伝送路を介し
て接続され、各情報処理装置の外部インタフェース部が
前記装置間伝送路を介してデータの送受信を行う情報通
信システムにおいて、前記複数の情報処理装置は、前記
外部インタフェース部として、上記本発明の送受信装置
を具備する構成を採る。
【0030】この構成によれば、外部インタフェース部
として動作する本発明の送受信装置により、伝送路を介
して入力されたクロック信号の振幅情報及び周波数を基
準に、受信データの高レベル・低レベルの判定に用いる
判定電圧の電圧条件と、判定結果に基づき生成したロジ
ック信号から出力データを生成するためにロジック信号
の波形を操作する波形条件とに制御を加えることができ
るので、受信信号の電圧変化に応じて送受信条件を自動
的に適正化することができる情報通信システムが得られ
る。さらに、データ信号の波形が適正化できない場合に
おいては、システム構成が不適切であると判断できる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、伝送路を介して
入力されたクロック信号の振幅及び周波数を基準に、受
信データのレベルを判定する判定電圧の電圧条件と、判
定結果によって生成する出力データの波形条件とに制御
を加えることにより、受信信号の電圧変化に応じて送受
信条件を自動的に適正化することにある。
【0032】以下に、本発明の実施の形態について、図
面を参照して詳細に説明する。
【0033】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る送受信装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、この送受信装置は、クロック信号受
信アンプ101とA/Dコンバータ102とクロック信
号整形器103と電源電圧供給器104と判定電圧可変
バッファ105とロジック回路106と出力波形可変バ
ッファ107と周波数/電圧コンバータ108と電源電
圧供給器109とを備えている。
【0034】クロック信号受信アンプ101は、ハイイ
ンピーダンス入力、ローインピーダンス出力、利得1の
アナログバッファであり、図2に示すように、高電位電
源と低電位電源の2つの動作電源によって動作を行う。
伝送路から入力される受信クロック信号は、例えば図1
1(a)に示すようにVa1〜Va8の間の振幅(電
位)を取るアナログ信号である。クロック信号受信アン
プ101は、この受信クロック信号をそのままA/Dコ
ンバータ102に出力する。ここで、高電位電源は、受
信クロック信号の最高電位以上の電源であり、低電位電
源は、受信クロックの最低電位以下の電源である。これ
らは、受信クロック信号の電位に応じて電源電圧供給器
104から供給される。
【0035】A/Dコンバータ102は、電源電圧供給
器104から動作電源の供給を受けて動作を行い、クロ
ック信号受信アンプ101から入力するアナログ信号で
ある受信クロック信号のレベルに応じたディジタル信号
を、クロック信号の振幅とともに出力する。A/Dコン
バータ102は、例えば図3に示すように構成される。
図3は、8ビットA/Dコンバータの構成例である。
【0036】図3において、A/Dコンバータ102
は、ダイオードD1,D2と平滑コンデンサC1,C2
と、分圧回路を構成する抵抗器R1〜R7と、コンパレ
ータ301〜308とを備えている。
【0037】このA/Dコンバータ102では、クロッ
ク信号受信アンプ101から入力されたクロック信号V
clockは、コンパレータ301〜308の+入力端に印
加される。また、クロック信号Vclockは、ダイオード
D1,D2と平滑コンデンサC1,C2によって整流さ
れ、分圧回路にて抵抗分圧されて電圧Va1からVa8とな
り、コンパレータ301〜308の−入力端に印加され
る。コンパレータ301〜308では、クロック信号V
clockと、分圧電圧(Va1〜Va8)が比較され、図11
(b)に示すように、8ビットのディジタル信号Vd1〜
Vd8が出力される。なお、8ビット以外のビット数のA
/Dコンバータも同様に構成することができ、同様に用
いることができる。
【0038】クロック信号整形器103は、例えば図4
に示すように構成され、A/Dコンバータ102から入
力されるディジタル信号の立上り/立下りを検出してク
ロック信号を再生する。図4において、クロック信号整
形器103は、D−FF401とインバータ402とを
備えている。D−FF401は、D入力が高レベルHi
に固定されている。A/Dコンバータ102から入力さ
れたディジタル信号の第1ビットVd1がクロック入力端
CKに印加され、第8ビットのVd8がインバータ402
で反転されてクリア入力端CLRに印加されている。こ
の構成により、A/Dコンバータ102から出力された
ディジタル信号に同期して、クロック信号が再生される
(図11(c))。
【0039】電源電圧供給器104は、例えば図5に示
すように構成され、A/Dコンバータ102の出力(ク
ロック信号の振幅)に基づきクロック信号受信アンプ1
01及びA/Dコンバータ102に必要な電源を生成し
供給する。図5において、電源電圧供給器104は、出
力電圧可変DC/DCコンバータ501、503と、電
圧制御器502、504とを備えている。
【0040】電圧制御器502は、A/Dコンバータ1
02から入力する受信クロックの最高電位Va1に基づき
所定の制御電圧を出力電圧可変DC/DCコンバータ5
01に出力する。出力電圧可変DC/DCコンバータ5
01は、電圧制御器502からの制御電圧に基づき給電
源1から高電位電源を生成し出力する。
【0041】電圧制御器504は、A/Dコンバータ1
02から入力する受信クロックの最低電位Va8に基づき
所定の制御電圧を出力電圧可変DC/DCコンバータ5
03に出力する。出力電圧可変DC/DCコンバータ5
03は、電圧制御器504からの制御電圧に基づき給電
源2から低電位電源を生成し出力する。
【0042】ここで、クロック信号受信アンプ101と
A/Dコンバータ102が飽和しないように、高電位電
源は、受信クロックの最高電位Va1よりも高めに制御さ
れ、低電位電源は、受信クロックの最低電位Va8よりも
低めに制御される。もちろん、電源電位を常に設定可能
な最高値/最低値に固定することも可能であるが、極力
Va1/Va8に近い値に制御した方が消費電力の低減がで
きる。なお、設定範囲外となった場合には、その旨を報
知するようになっている。
【0043】次に、判定電圧可変バッファ105は、例
えば図6または図7に示すように構成され、伝送路を介
して受信したデータ信号と判定電圧との大小関係を判定
し、第1のロジック信号を生成し、ロジック回路106
に出力する。図6において、判定電圧可変バッファ10
5は、アンプ601とコンパレータ602とを備えてい
る。
【0044】アンプ601には、A/Dコンバータ10
2から、受信クロックの最高電位Va1と受信クロックの
最低電位Va8とが入力される。コンパレータ602の−
入力端には、アンプ701から(Va1+Va8)/2の信
号が判定電圧として供給され、+入力端には、伝送路を
介して受信したデータ信号(図11(d))が供給され
る。コンパレータ602から判定結果である第1のロジ
ック信号が出力される。
【0045】また、図7において、判定電圧可変バッフ
ァ105は、抵抗器R1,R2,R3の直列回路からな
る分圧回路とコンパレータ701、702とD−FF7
03とを備えている。
【0046】分圧回路は、両端に、A/Dコンバータ1
02から、受信クロックの電位Va2と、受信クロックの
電位Va7とが印加され、判定電圧Vh、Vlを生成す
る。
【0047】コンパレータ701は、+入力端に受信デ
ータ信号(図11(d))が供給され、−入力端に判定
電圧Vhが供給され、出力(図11(e1))がD−F
F703のクロック入力端CKに入力されている。
【0048】コンパレータ702は、+入力端に受信デ
ータ信号(図11(d))が供給され、−入力端に判定
電圧Vlが供給され、出力(図11(e2))がD−F
F703のクリア入力端CLRに入力されている。
【0049】D−FF703はデータ入力端Dが高レベ
ルHiに固定されている。したがって、D−FF703
はCK入力の立上り時にD入力信号(Hi)を取り込み
出力端Qを高レベルにする。また、CLR入力が高レベ
ルになると出力端Qを低レベルにする。
【0050】この構成により、D−FF703は出力端
Qに伝送路を介して受信されるデータ信号(図11
(d))に同期した第1のロジック信号(図11(e
3))を出力する。図7に示す判定電圧可変バッファ1
05を採用することにより、判定電圧にヒステリシス特
性を持たせることができ、前記データ信号の雑音の影響
を低減できる。なお、図7では、判定電圧Vh、Vlの
生成に受信クロックの振幅Va2、Va7を用いているが、
出力波形可変バッファ107の電源電圧等を用いること
も可能である。
【0051】次に、ロジック回路106は、クロック信
号整形器103で再生されたクロック信号と前記第1の
ロジック信号とを受けて必要な処理を行ない、第2のロ
ジック信号(図11(f))を出力波形可変バッファ1
07に出力する。
【0052】次に、周波数/電圧コンバータ108は、
例えば図9に示すように構成され、クロック信号整形器
103で再生されたクロック信号の周波数に応じて変化
する電圧を出力する。周波数/電圧コンバータ108の
出力は、出力波形可変バッファ107に制御信号として
入力される。図9において、周波数/電圧コンバータ1
08は、検波ダイオードDと、抵抗器R1,R2,R3
と、コンデンサC1,C2、C3とを備え、低域通過フ
ィルタと高周波信号レベル検出器として機能する。この
構成により、再生クロックの周波数が高くなると、出力
電圧が小さくなるようにすることができる。なお、出力
電圧が再生クロック周波数の許容範囲外に相当するとき
はその旨を報知する装置を付加しても良い。
【0053】次に、出力波形可変バッファ107は、例
えば図8に示すように構成され、周波数/電圧コンバー
タ108及び電源電圧供給器109の出力を受けて、前
記第2のロジック信号を波形変換して得られたデータ信
号を伝送路を介して送信する。図8において、出力波形
可変バッファ107は、可変抵抗器801と抵抗値制御
信号発生器802とアンプ(演算増幅器)803とを備
えている。
【0054】抵抗値制御信号発生器802は、周波数/
電圧コンバータ108の出力電圧に応じて可変抵抗器8
01の抵抗値を制御する。つまり、ロジック回路106
から入力される第2のロジック信号(図11(f))
は、可変抵抗器801において周波数/電圧コンバータ
108の出力電圧に応じた制限を受けてアンプ803の
+入力端に入力される。アンプ803の−入力端には、
ロジック回路106の出力信号の中間電圧が入力されて
いる。アンプ803の電源(高電位電源、低電位電源)
は、電源電圧供給器109から供給される。
【0055】アンプ803の出力信号は、図11(g)
に示すような波形となり、立上り/立下りの遷移時間は
可変抵抗器801の抵抗値に反比例する。この出力波形
可変バッファ107を採用することにより、伝送路を介
して送信するデータ信号の波形をクロック周波数に応じ
て可変にすることができる。前記データ信号の立上り/
立下りの遷移時間をクロック周波数が低い時には長くす
るように制御することにより、出力電流の節約と前記デ
ータ信号の高周波成分の低減とが行える。
【0056】次に、電源電圧供給器109は、例えば図
10に示すように構成され、A/Dコンバータ102の
出力(ディジタル値とクロックの振幅値)に基づき出力
波形可変バッファ107に必要な電源を生成し供給す
る。
【0057】図10において、スイッチ1001〜10
04、スイッチ1013〜1016、スイッチ1021
〜1024、スイッチ1033〜1036は、制御信号
が高レベルである時にのみ閉路する動作を行う。
【0058】バッファ1005〜1008は、シュミッ
ト・トリガ・バッファである。インバータ1025〜1
028は、シュミット・トリガ・インバータである。ア
ンプ1010〜1012、アンプ1017、アンプ10
30〜1032、アンプ1037は、利得1のアナログ
バッファである。
【0059】動作を説明する。スイッチ1001〜スイ
ッチ1004、抵抗器、コンデンサ、バッファ1005
〜1008で構成される整流回路では、入力ディジタル
信号(Vd1、Vd2、Vd3、Vd4)がクロック信号の高レ
ベル時にその高レベルである割合を判定する。バッファ
1005〜1008は、高レベル率が判定電圧以上のと
き、それぞれスイッチ1013〜1016を閉路させ
る。その結果、アンプ1017から高電位電源が出力さ
れる。
【0060】同様に、スイッチ1021〜1024、抵
抗器、コンデンサ、インバータ1025〜1028で構
成される整流回路では、入力ディジタル信号(Vd8、V
d7、Vd6、Vd5)がクロック信号の低レベル時にその低
レベルである割合を判定する。インバータ1025〜1
028は、低レベル率が判定電圧以上のとき、それぞれ
スイッチ1033〜1036を閉路させる。その結果、
アンプ1037から低電位電源が出力される。
【0061】この電源電圧供給器109を採用すること
により、伝送路を介して送信するデータ信号の電圧をク
ロック信号の電圧とほぼ同等にすることができる。前記
データ信号の電圧をクロック信号の電圧と同等にするこ
とにより、システム全体のデータ信号の電圧を均一化す
ることができる。
【0062】以下、図1、図12を参照して、以上のよ
うに構成される送受信装置の動作について説明する。な
お、図12は、送受信装置の制御手順を示すフロー図で
ある。
【0063】まず、図1において、クロック信号受信ア
ンプ101は、伝送路を介して入力されたクロック信号
の波形を変化させずにA/Dコンバータ102に出力す
る。A/Dコンバータ102は、入力するクロック信号
の電圧に応じたディジタル信号を、クロック信号の振幅
値とともに、クロック信号整形器103と電源電圧供給
器104と判定電圧可変バッファ105と電源電圧供給
器109とに出力する。
【0064】クロック信号整形器103は、クロック信
号の立上り/立下り検出信号に相当するロジック信号に
基づきクロック信号を再生し、ロジック回路106と周
波数/電圧コンバータ108とに出力する。電源電圧供
給器104は、クロック信号の振幅に基づき、クロック
信号受信アンプ101とA/Dコンバータ102とに必
要な電源を供給する。
【0065】判定電圧可変バッファ105は、伝送路を
介して受信したデータ信号をクロック信号の振幅に基づ
き決定した判定電圧によって大小関係を判定し、第1の
ロジック信号を生成し、ロジック回路106に出力す
る。ロジック回路106は、再生されたクロック信号と
第1のロジック信号とを受けて、必要な処理を行い、第
2のロジック信号を生成し、出力波形可変バッファ10
7に出力する。
【0066】周波数/電圧コンバータ108は、再生さ
れたクロック信号の周波数に応じて変化する電圧を出力
波形可変バッファ107に出力する。電源電圧供給器1
09は、クロック信号の振幅情報に基づき出力波形可変
バッファ107に必要な電源を供給する。出力波形可変
バッファ107は、周波数/電圧コンバータ108から
の入力電圧と電源電圧供給器109から供給される電源
電圧とに基づき決定した条件で、第2のロジック信号を
波形変換して得られたデータ信号を、伝送路を介して送
信する。
【0067】次に、送受信装置の制御手順について、説
明する。図12において、ステップST1201では、
伝送路を介して入力されたクロック信号の条件として、
最高/最低電圧を電源電圧供給器104に設定し、最高
/最低周波数を周波数/電圧コンバータ108に設定す
る。
【0068】ステップST1202では、クロック信号
受信アンプに高位/低位電源電圧の初期値を設定する。
【0069】ステップST1203では、クロック信号
の入力を開始する。
【0070】ステップST1204では、A/Dコンバ
ータ102でクロック信号の電圧に応じたディジタル信
号とクロック信号の振幅とを、クロック信号整形器10
3と電源電圧供給器104と判定電圧可変バッファ10
5と電源電圧供給器109とに出力する。
【0071】ステップST1205では、電源電圧供給
器104に入力されるクロック信号の振幅Va1、Va8が
最高/最低電圧の範囲内か否かを判定する。又、ステッ
プST1205では、周波数/電圧コンバータ108に
入力される再生クロック信号の周波数が最低/最高周波
数の範囲内か否か判定する。範囲内のときはステップS
T1206に進み、範囲外のときはステップST120
8に進む。
【0072】ステップST1206では、判定電圧可変
バッファ105が、伝送路を介して受信したデータ信号
と、クロック信号の振幅Va1、Va8を基準に決定した判
定電圧との大小関係を判定し、第1のロジック信号を生
成する。
【0073】ステップST1207では、出力波形可変
バッファ107が、周波数/電圧コンバータ108から
入力された電圧と電源電圧供給器109から供給された
電源電圧とに基づき決定した条件で、ロジック回路10
6から入力された第2のロジック信号を波形変換し、得
られたデータ信号を伝送路を介して送信する。
【0074】ステップST1208では、クロック信号
の電圧条件及び周波数条件と、クロック信号受信アンプ
101の高位/低位電源電圧の初期値とを変更するか否
かを判定する。変更する場合は、ステップST1201
に戻り、変更しない場合は、ステップST1209に進
む。
【0075】ステップST1209では、伝送路を介し
て入力されたクロック信号の常時監視の必要性が判定さ
れる。クロック信号を常時監視したい時はステップST
1204に戻り、常時監視が必要ない場合は制御を終了
する。
【0076】以上のように、本実施の形態によれば、伝
送路を介して入力されたクロック信号の振幅及び周波数
を基準に、受信データのレベルを判定する判定電圧の電
圧条件と、判定結果によって生成する出力データの波形
条件とに制御を加えることができるので、受信信号の電
圧変化に応じて自動的に送受信条件を適正化することが
できる。
【0077】また、伝送路を介して入力されるクロック
信号を基準に、電圧条件及び周波数条件と、クロック信
号受信アンプの電源電圧を再設定でき、クロック信号受
信アンプの消費電力を低減できる。
【0078】また、判定電圧にヒステリシス特性を持た
せることができ、伝送路を介して受信したデータ信号の
雑音の影響が低減される。
【0079】また、出力波形可変バッファ107が送信
するデータ信号の電圧をクロック信号の電圧とほぼ同等
にすることができ、システム全体のデータ信号の電圧を
均一にすることができる。
【0080】また、出力波形可変バッファが送信するデ
ータ信号の波形をクロック周波数に応じて可変にするこ
とができるので、電流の節約と信号の高周波成分の低減
とが図れる。
【0081】(実施の形態2)図13は、本発明の実施
の形態2に係る情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0082】図13において、この情報処理装置は、複
数の機能ユニット1300−1〜300−Nとクロック
信号発生器1302と機能ユニット間バスライン130
3とを備える。複数の機能ユニット1300−1〜13
00−Nは、それぞれ同様の構成であって、各機能ユニ
ット内のデータ信号を処理する機能ブロック1304と
実施の形態1で説明した送受信装置に相当する入出力部
1305とで構成される。
【0083】複数の機能ユニット1300−1〜130
0−Nは、それぞれの入出力部1305が機能ユニット
間バスライン1303を介してデータの送受信を行うよ
うになっている。また、クロック信号発生器1302が
発生するクロック信号は、機能ユニット間バスライン1
303を介して複数の機能ユニット1300−1〜13
00−Nそれぞれの入出力部1305に供給されるよう
になっている。この情報処理装置では、複数の機能ユニ
ット1300−1〜300−Nのそれぞれにおいて、機
能ブロック1304が、自機能ユニット内のデータ信号
を処理し、他の機能ユニットに渡すデータ信号を入出力
部1305から機能ユニット間バスライン1303に出
力させ、また入出力部1305が機能ユニット間バスラ
イン1303を介して他の機能ユニットから取得したデ
ータ信号を受け取り処理する。この時、入出力部130
5は、実施の形態1で説明したように、クロック信号発
生器1302から出力されるクロック信号の振幅及び周
波数を基準に、判定電圧可変バッファ105、出力波形
可変バッファ107の電圧、波形に制御を加える。
【0084】以上のように、本実施の形態によれば、実
施の形態1による送受信装置に相当する入出力部を具備
しているため、入出力部として動作する実施の形態1に
よる送受信装置によって、伝送路を介して入力されたク
ロック信号の振幅及び周波数を基準に、受信データのレ
ベルを判定する判定電圧の電圧条件と、判定結果によっ
て生成する出力データの波形条件とに制御を加えること
ができるので、受信信号の電圧変化に応じて送受信条件
を自動的に適正化することができる情報処理装置が得ら
れる。
【0085】また、入力されたクロック信号を基準に自
動的に送受信条件を適正化することができるので、機能
ユニットの追加、削除等にも柔軟に対応することができ
る。
【0086】(実施の形態3)図14は、本発明の実施
の形態3に係る情報通信システムの構成を示すブロック
図である。
【0087】図14において、この情報通信システム
は、複数の情報処理装置1400−1〜1400−Nと
クロック信号発生器1402と装置間伝送路1403と
を備える。複数の情報処理装置1400−1〜1400
−Nは、それぞれ同様の構成であって、各情報処理装置
内のデータ信号を処理する情報処理部1404と実施の
形態1で説明した送受信装置に相当する外部インタフェ
ース1405とで構成される。
【0088】複数の情報処理装置1400−1〜140
0−Nは、それぞれの外部インタフェース1405が装
置間伝送路1403を介してデータの送受信を行うよう
になっている。また、クロック信号発生器1402が発
生するクロック信号は、装置間伝送路1403を介して
複数の情報処理装置1400−1〜1400−Nそれぞ
れの外部インタフェース1405に供給されるようにな
っている、この情報処理システムでは、複数の情報処理
装置1400−1〜1400−Nのそれぞれにおいて、
情報処理部1404が、自情報処理装置内のデータ信号
を処理し、他の情報処理装置に渡すデータ信号を外部イ
ンタフェース1405から装置間伝送路1403に出力
させ、また外部インタフェース1405が装置間伝送路
1403を介して他の情報処理装置から取得したデータ
信号を受け取り処理する。この時、外部インタフェース
1405は、実施の形態1で説明したように、クロック
信号発生器1402から出力されるクロック信号の振幅
及び周波数を基準に、判定電圧可変バッファ105、出
力波形可変バッファ107の電圧、波形に制御を加え
る。
【0089】以上のように、本実施の形態によれば、実
施の形態1による送受信装置に相当する外部インタフェ
ースを具備しているため、外部インタフェースとして動
作する実施の形態1による送受信装置によって、伝送路
を介して入力されたクロック信号の振幅及び周波数を基
準に、受信データのレベルを判定する判定電圧の電圧条
件と、判定結果によって生成する出力データの波形条件
とに制御を加えることができるので、受信信号の電圧変
化に応じて自動的に送受信条件を適正化することができ
る情報通信システムが得られる。
【0090】また、入力されたクロック信号を基準に自
動的に送受信条件を適正化することができるので、情報
処理装置の追加、削除、装置間伝送路の延長、短縮等に
も柔軟に対応することができる。
【0091】さらに、データ信号の波形が適正化できな
い場合においては、システム構成が不適切であると判断
できる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送路を介して入力されたクロック信号の振幅及び周波
数を基準に、受信データのレベルを判定する判定電圧の
電圧条件と、判定結果によって生成する出力データの波
形条件とに制御を加えることができるので、受信信号の
電圧変化に応じて送受信条件を自動的に適正化する送受
信方法及び送受信装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る送受信装置の構成
を示すブロック図
【図2】図1に示すクロック信号受信アンプの一例を示
す構成図
【図3】図1に示すA/Dコンバータの一例を示す構成
【図4】図1に示すクロック信号整形器の一例を示す構
成図
【図5】図1に示す電源電圧供給器の一例を示す構成図
【図6】図1に示す判定電圧可変バッファの一例を示す
構成図
【図7】図1に示す判定電圧可変バッファの一例を示す
構成図
【図8】図1に示す出力波形可変バッファの一例を示す
構成図
【図9】図1に示す周波数/電圧コンバータの一例を示
す構成図
【図10】図1に示す電源電圧供給器の一例を示す構成
【図11】図1に示す送受信装置の各部動作を説明する
ためのタイミング図
【図12】図1に示す送受信装置の制御手順を説明する
ためのフロー図
【図13】本発明の実施の形態2に係る情報処理装置の
構成を示すブロック図
【図14】本発明の実施の形態3に係る情報通信システ
ムの構成を示すブロック図
【図15】従来の送受信装置のブロック図
【符号の説明】
101 クロック信号受信アンプ 102 A/Dコンバータ 103 クロック信号整形器 104,109 電源電圧供給器 105 判定電圧可変バッファ 106 ロジック回路 107 出力波形可変バッファ 108 周波数/電圧コンバータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を介して入力されたクロック信号
    を利得1で増幅する受信アンプと、前記受信アンプが出
    力するクロック信号をディジタル信号に変換し、前記デ
    ィジタル信号を前記クロック信号の振幅情報とともに出
    力するA/Dコンバータと、前記クロック信号の振幅情
    報から前記受信アンプに供給する電源電圧を決定する第
    1電源電圧供給器と、前記ディジタル信号からクロック
    信号を再生するクロック信号整形器と、伝送路を介して
    受信したデータ信号の高レベル・低レベルの判定を前記
    クロック信号の振幅情報に基づき決定した判定電圧で行
    い、判定結果と前記再生したクロック信号とに基づきロ
    ジック信号を生成するロジック信号生成器と、前記再生
    したクロック信号の周波数を電圧に変換する周波数/電
    圧コンバータと、前記ロジック信号を、電源電圧と前記
    周波数/電圧コンバータの出力電圧とに基づき決定した
    条件で波形変換し、伝送路を介して送信するデータ信号
    を生成する出力波形変換器と、前記クロック信号の振幅
    情報から前記出力波形変換器に供給する前記電源電圧を
    決定する第2電源電圧供給器と、を具備することを特徴
    とする送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記ロジック信号生成器で決定される前
    記判定電圧は、ヒステリシス特性を有することを特徴と
    する請求項1記載の送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記出力波形変換器は、送信する前記デ
    ータ信号の電圧を前記クロック信号の電圧とほぼ同等に
    することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の送
    受信装置。
  4. 【請求項4】 前記出力波形変換器は、送信する前記デ
    ータ信号の波形を前記再生クロック信号の周波数に応じ
    て可変にすることを特徴とする請求項1から請求項3の
    いずれかに記載の送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記出力波形変換器は、送信する前記デ
    ータ信号の立上り/立下りの遷移時間を前記再生クロッ
    ク信号の周波数が低い時には長くすることを特徴とする
    請求項1から請求項4いずれかに記載の送受信装置。
  6. 【請求項6】 伝送路からのクロック信号の振幅情報に
    基づき第1電源電圧供給器の電圧条件を設定し、周波数
    条件を周波数/電圧コンバータに設定する工程と、伝送
    路からのクロック信号を利得1で増幅する受信アンプの
    電源電圧を前記第1電源電圧供給器に設定する工程と、
    前記受信アンプが出力するクロック信号をディジタル変
    換し、変換したディジタル信号を前記クロック信号の振
    幅情報とともに出力する工程と、前記ディジタル信号か
    らクロック信号を再生する工程と、前記クロック信号の
    振幅情報に基づきその電圧が前記電圧条件の範囲内か否
    か判定する工程と、前記再生クロック信号の周波数が前
    記周波数条件の範囲内か否かを判定する工程と、前記ク
    ロック信号が電圧条件内及び周波数条件内の場合に、伝
    送路を介して受信したデータ信号の高レベル・低レベル
    の判定を、前記クロック信号の振幅情報から決定した判
    定電圧によって行い、判定結果と前記再生クロック信号
    とからロジック信号を生成する工程と、電源電圧と前記
    周波数/電圧コンバータにおいて再生クロック信号の周
    波数から変換された電圧とに基づき決定した条件で前記
    ロジック信号の波形を変換し、伝送路を介して送信する
    データ信号を生成する工程と、前記クロック信号の振幅
    情報に基づき決定した前記電源電圧を第2電源電圧供給
    器に設定する工程と、 を具備することを特徴とする送受信方法。
  7. 【請求項7】 前記クロック信号が前記電圧条件及び周
    波数条件の範囲外の場合に、電圧条件及び周波数条件と
    受信アンプの電源電圧を前記第1電源電圧供給器に再設
    定する工程を具備することを特徴とする請求項6記載の
    送受信方法。
  8. 【請求項8】 前記クロック信号の電圧がハード的制御
    範囲外になった場合に、前記第1電源電圧供給器が制御
    範囲外を報知することを特徴とする請求項7に記載の送
    受信方法。
  9. 【請求項9】 前記再生クロック信号の周波数がハード
    的制御範囲外になった場合に、前記周波数/電圧コンバ
    ータが制御範囲外を報知することを特徴とする請求項7
    に記載の送受信方法。
  10. 【請求項10】 複数の機能ユニット及びクロック信号
    発生器が機能ユニット間バスラインを介して接続され、
    各機能ユニットの入出力部が前記機能ユニット間バスラ
    インを介してデータの送受信を行う情報処理装置におい
    て、 前記複数の機能ユニットは、前記入出力部として、請求
    項1から請求項5のいずれかに記載の送受信装置を具備
    することを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の情報処理装置及びクロック信号
    発生器が装置間伝送路を介して接続され、各情報処理装
    置の外部インタフェース部が前記装置間伝送路を介して
    データの送受信を行う情報通信システムにおいて、 前記複数の情報処理装置は、前記外部インタフェース部
    として、請求項1から請求項5のいずれかに記載の送受
    信装置を具備することを特徴とする情報通信システム。
JP2001294882A 2001-09-26 2001-09-26 送受信装置及び送受信方法 Pending JP2003110631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001294882A JP2003110631A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 送受信装置及び送受信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001294882A JP2003110631A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 送受信装置及び送受信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003110631A true JP2003110631A (ja) 2003-04-11

Family

ID=19116400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001294882A Pending JP2003110631A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 送受信装置及び送受信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003110631A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7088927B2 (en) * 1999-05-25 2006-08-08 Kddi Corporation Optical receiving apparatus and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7088927B2 (en) * 1999-05-25 2006-08-08 Kddi Corporation Optical receiving apparatus and method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5321841B2 (ja) 半導体集積回路
EP0895704B1 (en) Hearing aid device
US10979010B2 (en) Audio signal processing
JP2003110631A (ja) 送受信装置及び送受信方法
US7936296B2 (en) AD converter, data receiver and data reception method
US7801211B2 (en) Communication system, receiver unit, and adaptive equalizer
US5546082A (en) Measurement probe with improved analog-to-digital conversion
EP0921635B1 (en) Power amplifier device
US20040240567A1 (en) Data reception method, apparatus using same, and data transmission system
CN116800248A (zh) 发送接收电路、方法
EP0347031A2 (en) Adjusting apparatus for adjusting sound volume or sound quality
JP7173800B2 (ja) 半導体装置および音出力装置
JPH0661863A (ja) 直流ディザ入力型δς変調型ad変換器
US6812875B2 (en) Analog/digital converter and method for controlling the same
JP3202390B2 (ja) 波形観測装置
JP3568938B2 (ja) ディジタル・アナログ変換回路
JP3115881B2 (ja) ディジタル電圧信号の雑音を減少する方法
JP5402496B2 (ja) 受信回路、信号伝送回路、集積回路、及び信号伝送方法
KR960008220B1 (ko) 오디오 장치의 음량 자동조절장치
CN112911488A (zh) 一种麦克风收音监控装置
WO2020133850A1 (zh) 信号发生电路及音频处理装置
JPH066227A (ja) アナログ−デジタルコンバータ
WO1998020654A1 (en) System for adaptive transmission line equalization and mlt-3 to nrz data conversion
JP2013236221A (ja) オーディオ信号処理回路
JPH05235728A (ja) 分岐装置