JPH0661863A - 直流ディザ入力型δς変調型ad変換器 - Google Patents
直流ディザ入力型δς変調型ad変換器Info
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- JPH0661863A JPH0661863A JP20832292A JP20832292A JPH0661863A JP H0661863 A JPH0661863 A JP H0661863A JP 20832292 A JP20832292 A JP 20832292A JP 20832292 A JP20832292 A JP 20832292A JP H0661863 A JPH0661863 A JP H0661863A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は量子化雑音を低減させるための直流
ディザ入力値を容易に設定調整することが可能な直流デ
ィザ入力型ΔΣ変調型AD変換器を提供する。 【構成】 加算器10と差動増幅器20とコンパレータ
40と1ビットD−Aコンバータ50と積分器30とロ
ーパスフィルタ60と、ローパスフィルタ60の出力デ
ィジタル信号をパワー演算して信号レベルを検出するパ
ワー演算手段とその結果に基づいて直流ディザ電圧値を
決定する直流ディザ決定手段を有するディジタル信号処
理部70と、本処理部70からの直流ディザ値を決定す
るディジタル制御信号を受けて、加算器に、対応する直
流ディザ値を供給する直流ディザ供給手段80とで構成
し、1ビットD−Aコンバータ50の出力するダイナミ
ックレンジの電圧レベルに誤差が発生した時、ディジタ
ル信号処理部70で、誤差分の信号レベルを検出し、直
流ディザ入力値を設定するように構成する。
ディザ入力値を容易に設定調整することが可能な直流デ
ィザ入力型ΔΣ変調型AD変換器を提供する。 【構成】 加算器10と差動増幅器20とコンパレータ
40と1ビットD−Aコンバータ50と積分器30とロ
ーパスフィルタ60と、ローパスフィルタ60の出力デ
ィジタル信号をパワー演算して信号レベルを検出するパ
ワー演算手段とその結果に基づいて直流ディザ電圧値を
決定する直流ディザ決定手段を有するディジタル信号処
理部70と、本処理部70からの直流ディザ値を決定す
るディジタル制御信号を受けて、加算器に、対応する直
流ディザ値を供給する直流ディザ供給手段80とで構成
し、1ビットD−Aコンバータ50の出力するダイナミ
ックレンジの電圧レベルに誤差が発生した時、ディジタ
ル信号処理部70で、誤差分の信号レベルを検出し、直
流ディザ入力値を設定するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流ディザを入力して
アナログ信号をディジタル信号に変換するΔΣ変調型A
D変換器に関する。
アナログ信号をディジタル信号に変換するΔΣ変調型A
D変換器に関する。
【0002】近年、アナログ信号をディジタル信号に変
換するΔΣ変調型AD変換器に直流ディザを入力して量
子化雑音を低減する方法が検討されているが、早い実用
化が強く要求されている。
換するΔΣ変調型AD変換器に直流ディザを入力して量
子化雑音を低減する方法が検討されているが、早い実用
化が強く要求されている。
【0003】
【従来の技術】図7〜図9により、従来例について説明
する。図7は第1の従来例で、ΔΣ変調型AD変換器の
例を示す図で、図8は図7を改良した第2の従来例で、
直流ディザ入力型ΔΣ変調型AD変換器の例を示す図
で、図9は積分器の出力電圧レベルの変化について示す
図である。
する。図7は第1の従来例で、ΔΣ変調型AD変換器の
例を示す図で、図8は図7を改良した第2の従来例で、
直流ディザ入力型ΔΣ変調型AD変換器の例を示す図
で、図9は積分器の出力電圧レベルの変化について示す
図である。
【0004】従来より、アナログ信号をディジタル信号
に変換するのに、ディジタル部分の分解能を増加してお
けば、量子化雑音を軽減することができるが、ΔΣ変調
型AD変換器は1ビットずつ出力するために量子化ビッ
ト数が少ないので、量子化雑音が多くなる。そこで、通
常はアナログ入力信号に較べて入力する主クロックの周
波数を数百倍と高くすることにより、雑音成分を広帯域
に分散させて量子化雑音を軽減する方法が用いられてい
る。
に変換するのに、ディジタル部分の分解能を増加してお
けば、量子化雑音を軽減することができるが、ΔΣ変調
型AD変換器は1ビットずつ出力するために量子化ビッ
ト数が少ないので、量子化雑音が多くなる。そこで、通
常はアナログ入力信号に較べて入力する主クロックの周
波数を数百倍と高くすることにより、雑音成分を広帯域
に分散させて量子化雑音を軽減する方法が用いられてい
る。
【0005】図7の第1の従来例において、説明を単純
化するため、コンパレータ40には閾値Vcとして+
0.5Vを入力し、また、1ビットD−Aコンバータ5
0のダイナミックレンジは+1Vと−1Vとし、アナロ
グ入力信号Ainが差動増幅器20の+端子に入力する
が、アナログ信号Ainは0Vを入力した状態として説
明する。
化するため、コンパレータ40には閾値Vcとして+
0.5Vを入力し、また、1ビットD−Aコンバータ5
0のダイナミックレンジは+1Vと−1Vとし、アナロ
グ入力信号Ainが差動増幅器20の+端子に入力する
が、アナログ信号Ainは0Vを入力した状態として説
明する。
【0006】まず、回路が動作する初期のクロックが入
力されていないとき、差動増幅器20の出力V1は不定
となり、積分器30の出力V2は0Vとなる。次のコン
パレータ40においては、閾値+0.5Vと積分器30
の出力V2とを比較することになるが、−側の方が大き
くなるので、コンパレータ40の出力は”L”となる。
力されていないとき、差動増幅器20の出力V1は不定
となり、積分器30の出力V2は0Vとなる。次のコン
パレータ40においては、閾値+0.5Vと積分器30
の出力V2とを比較することになるが、−側の方が大き
くなるので、コンパレータ40の出力は”L”となる。
【0007】コンパレータ40の出力に”L”が出力さ
れると、1ビットD−Aコンバータ(以下、D−Aコン
バータと称する)50では、−1V側がオンとなり、D
−Aコンバータ50の出力V3は−1Vとなる。
れると、1ビットD−Aコンバータ(以下、D−Aコン
バータと称する)50では、−1V側がオンとなり、D
−Aコンバータ50の出力V3は−1Vとなる。
【0008】次に、1つの目のクロック(1回目のクロ
ック)が積分器30、コンパレータ40、D−Aコンバ
ータ50等に入力すると、D−Aコンバータ50の出力
の−1Vは差動増幅器20の−端子に入力するので、差
動増幅器20の出力V1には+1Vが出力する。
ック)が積分器30、コンパレータ40、D−Aコンバ
ータ50等に入力すると、D−Aコンバータ50の出力
の−1Vは差動増幅器20の−端子に入力するので、差
動増幅器20の出力V1には+1Vが出力する。
【0009】この+1Vを入力する積分器30の出力V
2には、1つ前のクロックのときの値が0Vであったの
で、0Vに+1Vを加算することになり、+1Vが出力
することになる。
2には、1つ前のクロックのときの値が0Vであったの
で、0Vに+1Vを加算することになり、+1Vが出力
することになる。
【0010】次に、コンパレータ40では、この入力さ
れた+1Vと閾値0.5Vとを比較することになり、閾
値0.5Vと比較して高いので、コンパレータ40の出
力には”H”が出力される。
れた+1Vと閾値0.5Vとを比較することになり、閾
値0.5Vと比較して高いので、コンパレータ40の出
力には”H”が出力される。
【0011】”H”が出力されると、D−Aコンバータ
50では、+1V側がオンとなり、D−Aコンバータ5
0の出力V3は+1Vとなる。次の2つ目のクロックが
積分器30、コンパレータ40、D−Aコンバータ50
等に入力すると、D−Aコンバータ50の出力V3の+
1Vは差動増幅器20の−端子に入力するので、差動増
幅器20の出力V1には−1Vが出力する。
50では、+1V側がオンとなり、D−Aコンバータ5
0の出力V3は+1Vとなる。次の2つ目のクロックが
積分器30、コンパレータ40、D−Aコンバータ50
等に入力すると、D−Aコンバータ50の出力V3の+
1Vは差動増幅器20の−端子に入力するので、差動増
幅器20の出力V1には−1Vが出力する。
【0012】この−1Vを入力する積分器30の出力V
2には、1つ前のクロックのときの値が+1Vであった
ので、+1Vに−1Vを加算することになり、0Vが出
力する。
2には、1つ前のクロックのときの値が+1Vであった
ので、+1Vに−1Vを加算することになり、0Vが出
力する。
【0013】以下、同様にして、積分器30の出力V2
は、+1Vと0Vとを交互に出力し、また、コンパレー
タ40の出力V3はディジタル信号”L”と”H”を交
互に出力することになるので、このディジタル信号レベ
ルを平均化するフィルタ60を通すことにより、フィル
タ60の出力にディジタル信号出力Doutを得ること
ができる。
は、+1Vと0Vとを交互に出力し、また、コンパレー
タ40の出力V3はディジタル信号”L”と”H”を交
互に出力することになるので、このディジタル信号レベ
ルを平均化するフィルタ60を通すことにより、フィル
タ60の出力にディジタル信号出力Doutを得ること
ができる。
【0014】なお、S/N値は、ディジタル信号出力を
FFT(Fast fouriertransfor
m:高速フーリエ変換)解析して求める。FFT解析を
行うと、直流成分と、クロック周波数f=1/T〔H
z〕と等しいスペクトル成分を得ることができる。(図
9(1)参照) このようにして得られた積分器30の出力V2の電圧レ
ベルを示すものが図9(1)であり、クロックが1つ入
力する毎に0Vと+1Vの積分器出力電圧レベルを交互
に出力することを理想的に表現したものである。
FFT(Fast fouriertransfor
m:高速フーリエ変換)解析して求める。FFT解析を
行うと、直流成分と、クロック周波数f=1/T〔H
z〕と等しいスペクトル成分を得ることができる。(図
9(1)参照) このようにして得られた積分器30の出力V2の電圧レ
ベルを示すものが図9(1)であり、クロックが1つ入
力する毎に0Vと+1Vの積分器出力電圧レベルを交互
に出力することを理想的に表現したものである。
【0015】ところが、実際には、D−Aコンバータ5
0の出力電圧V3の+1Vと−1Vに誤差が生じると、
図9(1)に示すようなきれいな電圧レベル変化でなく
なり、例えば、図9(2)に示すようにT1を周期とす
る電圧レベルの変化になって来る。
0の出力電圧V3の+1Vと−1Vに誤差が生じると、
図9(1)に示すようなきれいな電圧レベル変化でなく
なり、例えば、図9(2)に示すようにT1を周期とす
る電圧レベルの変化になって来る。
【0016】図9(2)は、図7のD−Aコンバータ5
0の+−両側のダイナミックレンジのうち、+側に0.
2Vの誤差(通常はLSI化した際には数十mV程度の
誤差を生じるが、説明の便宜上、誤差を拡大して0.2
V低下し、+0.8Vが差動増幅器20へ送られるもの
としている)があるものとしたときの積分器30の出力
電圧レベルの変化を示した図である。
0の+−両側のダイナミックレンジのうち、+側に0.
2Vの誤差(通常はLSI化した際には数十mV程度の
誤差を生じるが、説明の便宜上、誤差を拡大して0.2
V低下し、+0.8Vが差動増幅器20へ送られるもの
としている)があるものとしたときの積分器30の出力
電圧レベルの変化を示した図である。
【0017】図9(1)の理想的動作時と異なり、D−
Aコンバータ50の出力誤差0.2Vが積分器30にお
ける入力信号の加算(積分)に影響し続けるため、積分
器20の出力電圧レベル値は、図9(2)に示すように
新たにT1(周波数=f1 )を周期とする周波数成分が
現れる(図3参照)。
Aコンバータ50の出力誤差0.2Vが積分器30にお
ける入力信号の加算(積分)に影響し続けるため、積分
器20の出力電圧レベル値は、図9(2)に示すように
新たにT1(周波数=f1 )を周期とする周波数成分が
現れる(図3参照)。
【0018】この周波数f1 のスペクトルが入力信号帯
域内に存在する場合は、積分器30の出力電圧レベルV
2がコンパレータ40、フィルタ60を通過してもディ
ジタル信号出力Doutには含まれてしまうことにな
る。
域内に存在する場合は、積分器30の出力電圧レベルV
2がコンパレータ40、フィルタ60を通過してもディ
ジタル信号出力Doutには含まれてしまうことにな
る。
【0019】この問題を解決するため、図8に示すよう
に入力信号Ainに直流ディザと呼ばれる微小オフセッ
ト電位を加算し、D−Aコンバータ50から出力するダ
イナミックレンジの+側、及び−側電圧値の差分を吸収
する方法がとられている。
に入力信号Ainに直流ディザと呼ばれる微小オフセッ
ト電位を加算し、D−Aコンバータ50から出力するダ
イナミックレンジの+側、及び−側電圧値の差分を吸収
する方法がとられている。
【0020】直流ディザ入力は通常、入力信号に影響し
ない範囲で、約10mV程度の値を設定するが、説明の
便宜上、80mVに設定したものとして説明する。先
ず、クロック入力がないときは、クロック入力のない動
作前のため、積分器30出力V2は0Vとなり、コンパ
レータ40の出力は”L”となり、従ってD−Aコンバ
ータ50の出力V3は−1Vとなる。
ない範囲で、約10mV程度の値を設定するが、説明の
便宜上、80mVに設定したものとして説明する。先
ず、クロック入力がないときは、クロック入力のない動
作前のため、積分器30出力V2は0Vとなり、コンパ
レータ40の出力は”L”となり、従ってD−Aコンバ
ータ50の出力V3は−1Vとなる。
【0021】次に、1つ目のクロックが入力すると、ア
ナログ信号入力Ainはないものとし(0V)、アナロ
グ信号入力に直流ディザVDを80mVを加算器10で
加算した結果を差動増幅器20の+入力へ、また、D−
Aコンバータ50の出力V3”−1V”を差動増幅器2
0の−入力へそれぞれ入力すると、差動増幅器20の出
力V1は+1.08V、コンパレータ30の出力は”
H”、D−Aコンバータ50の出力V3は0.8Vとな
る。
ナログ信号入力Ainはないものとし(0V)、アナロ
グ信号入力に直流ディザVDを80mVを加算器10で
加算した結果を差動増幅器20の+入力へ、また、D−
Aコンバータ50の出力V3”−1V”を差動増幅器2
0の−入力へそれぞれ入力すると、差動増幅器20の出
力V1は+1.08V、コンパレータ30の出力は”
H”、D−Aコンバータ50の出力V3は0.8Vとな
る。
【0022】次に、2つの目のクロック入力において、
差動増幅器20の+入力に0.08V、−入力に0.8
Vが入力され、差動増幅器20の出力V1は−0.72
Vとなる。また、積分器30では、1クロック前の値V
2である1.08Vに、−0.72Vが加算され、積分
器30の出力V2は0.36Vとなり、コンパレータ4
0の出力は”L”となる。
差動増幅器20の+入力に0.08V、−入力に0.8
Vが入力され、差動増幅器20の出力V1は−0.72
Vとなる。また、積分器30では、1クロック前の値V
2である1.08Vに、−0.72Vが加算され、積分
器30の出力V2は0.36Vとなり、コンパレータ4
0の出力は”L”となる。
【0023】このように、3つ目のクロック以降も同様
に動作する。この動作を積分器30の出力電圧レベルに
ついて表したのが、図9(3)である。図7の回路にお
ける通常動作において、図9(2)に示すように発生し
た周期T1の周波数成分は、直流ディザを入力すること
により、図9(3)に示すように周期T2を持つ周波数
成分に変化することが分かる。
に動作する。この動作を積分器30の出力電圧レベルに
ついて表したのが、図9(3)である。図7の回路にお
ける通常動作において、図9(2)に示すように発生し
た周期T1の周波数成分は、直流ディザを入力すること
により、図9(3)に示すように周期T2を持つ周波数
成分に変化することが分かる。
【0024】これらの信号成分をスペクトル表示した図
が図3である。ここで、1/T2〔Hz〕=f2 が入力
信号帯域(DC〜f’)に比較して高周波であればf2
は帯域外に出てしまうので、入力信号帯域内におけるS
/N特性は改善されることになる。
が図3である。ここで、1/T2〔Hz〕=f2 が入力
信号帯域(DC〜f’)に比較して高周波であればf2
は帯域外に出てしまうので、入力信号帯域内におけるS
/N特性は改善されることになる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法は既存技術ではあるが、現状ではシミュレーション等
でその都度、任意にディザ入力値を設定する程度の試み
がなされている状況であり、実用化には乏しい。
法は既存技術ではあるが、現状ではシミュレーション等
でその都度、任意にディザ入力値を設定する程度の試み
がなされている状況であり、実用化には乏しい。
【0026】本発明は、係る問題を解決するもので、直
流ディザ入力値を容易に設定調整することが可能な直流
ディザ入力型ΔΣ変調型AD変換器を提供することを目
的とする。
流ディザ入力値を容易に設定調整することが可能な直流
ディザ入力型ΔΣ変調型AD変換器を提供することを目
的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明に係わる
直流ディザ入力型ΔΣ変調型AD変換器の原理構成図で
ある。図中、図8と同じ符号は同じものを示し、70は
ディジタル信号処理部、80は直流ディザ供給部であ
る。
直流ディザ入力型ΔΣ変調型AD変換器の原理構成図で
ある。図中、図8と同じ符号は同じものを示し、70は
ディジタル信号処理部、80は直流ディザ供給部であ
る。
【0028】本発明は、直流ディザを加算器10で入力
するアナログ信号に加算して得たアナログ信号入力と、
1ビットD−Aコンバータ50により1クロック前のデ
ィジタル化データを再度アナログ入力信号側に戻したも
のとの差を、差動増幅器20で増幅し、更に積分器30
で積分した値をコンパレータ40で閾値と比較して”
H”レベルか、”L”レベルかのいずれかのディジタル
値に変換し、該ディジタル値を平均化するフィルタ60
を介してディジタル信号を取り出す直流ディザ入力型Δ
Σ変調型AD変換器において、該ローパスフィルタ60
から出力するディジタル信号のパワーを演算して信号レ
ベルを検出するパワー演算手段と、その結果に基づいて
直流ディザ電圧値を決定する直流ディザ設定手段を有す
るディジタル信号処理部70と、該ディジタル信号処理
部70からの直流ディザ値を決定するディジタル制御信
号を受けて、前記加算器10に、対応する該直流ディザ
値を供給する直流ディザ供給手段80を設けることによ
り、目的を達成することができる。
するアナログ信号に加算して得たアナログ信号入力と、
1ビットD−Aコンバータ50により1クロック前のデ
ィジタル化データを再度アナログ入力信号側に戻したも
のとの差を、差動増幅器20で増幅し、更に積分器30
で積分した値をコンパレータ40で閾値と比較して”
H”レベルか、”L”レベルかのいずれかのディジタル
値に変換し、該ディジタル値を平均化するフィルタ60
を介してディジタル信号を取り出す直流ディザ入力型Δ
Σ変調型AD変換器において、該ローパスフィルタ60
から出力するディジタル信号のパワーを演算して信号レ
ベルを検出するパワー演算手段と、その結果に基づいて
直流ディザ電圧値を決定する直流ディザ設定手段を有す
るディジタル信号処理部70と、該ディジタル信号処理
部70からの直流ディザ値を決定するディジタル制御信
号を受けて、前記加算器10に、対応する該直流ディザ
値を供給する直流ディザ供給手段80を設けることによ
り、目的を達成することができる。
【0029】ここで、直流ディザ供給部80について
は、アナログスイッチ、抵抗、シリアル・パラレル変換
器を用いて構成することができる。また、この直流ディ
ザ供給部80の出力部にローパスフィルタ82を付加す
ることもできる。
は、アナログスイッチ、抵抗、シリアル・パラレル変換
器を用いて構成することができる。また、この直流ディ
ザ供給部80の出力部にローパスフィルタ82を付加す
ることもできる。
【0030】
【作用】本発明は、ローパスフィルタ60から出力する
ディジタル信号のパワーを演算して信号レベルを検出す
るパワー演算手段と、その結果に基づいて直流ディザ電
圧値を決定する直流ディザ決定手段を有するディジタル
信号処理部70と、ディジタル信号処理部70からの直
流ディザ値を決定するディジタル制御信号を受けて、加
算器10に、対応する直流ディザ値を供給する直流ディ
ザ供給手段80を設けるので、D−Aコンバータ50の
出力の+側電圧レベルと−側電圧レベルに違いが発生し
ても、ディジタル信号処理部70のパワー演算手段によ
り、D−Aコンバータ50の出力の+側電圧レベルと−
側電圧レベルの違いに相当する信号レベルを検出し、そ
の検出した信号レベルにより直流ディザ値を決定する。
ディジタル信号のパワーを演算して信号レベルを検出す
るパワー演算手段と、その結果に基づいて直流ディザ電
圧値を決定する直流ディザ決定手段を有するディジタル
信号処理部70と、ディジタル信号処理部70からの直
流ディザ値を決定するディジタル制御信号を受けて、加
算器10に、対応する直流ディザ値を供給する直流ディ
ザ供給手段80を設けるので、D−Aコンバータ50の
出力の+側電圧レベルと−側電圧レベルに違いが発生し
ても、ディジタル信号処理部70のパワー演算手段によ
り、D−Aコンバータ50の出力の+側電圧レベルと−
側電圧レベルの違いに相当する信号レベルを検出し、そ
の検出した信号レベルにより直流ディザ値を決定する。
【0031】そして、その直流ディザ値を決定するディ
ジタル制御信号を受信した直流ディザ供給部80におい
て、このディジタル制御信号に対応した直流ディザ電圧
値を加算器10に供給するので、差動増幅器20で、D
−Aコンバータ50の出力の+側電圧レベルと−側電圧
レベルの違いを吸収するように作用させることができ
る。
ジタル制御信号を受信した直流ディザ供給部80におい
て、このディジタル制御信号に対応した直流ディザ電圧
値を加算器10に供給するので、差動増幅器20で、D
−Aコンバータ50の出力の+側電圧レベルと−側電圧
レベルの違いを吸収するように作用させることができ
る。
【0032】このようにすることにより、D−Aコンバ
ータ50の出力の+側電圧レベルと+側電圧レベルの違
いにより発生した雑音を更に低減することができる。こ
こで、直流ディザ供給部80については、アナログスイ
ッチ、抵抗、シリアル・パラレル変換器を用いて容易に
構成することができる。
ータ50の出力の+側電圧レベルと+側電圧レベルの違
いにより発生した雑音を更に低減することができる。こ
こで、直流ディザ供給部80については、アナログスイ
ッチ、抵抗、シリアル・パラレル変換器を用いて容易に
構成することができる。
【0033】また、この直流ディザ供給部80の出力部
にローパスフィルタ82を付加することにより、アナロ
グスイッチS1〜S5の動作に伴う雑音を遮断すること
ができる。
にローパスフィルタ82を付加することにより、アナロ
グスイッチS1〜S5の動作に伴う雑音を遮断すること
ができる。
【0034】
【実施例】次に、実施例について、図2〜図6を用いて
説明する。図2は本発明に係わる直流ディザ入力型ΔΣ
変調型AD変換器の実施例で、図3は出力信号スペクト
ル関係図で、図4は本発明における直流ディザ設定フロ
ーチャート例である。また、図5は図2におけるセレク
タ回路の具体例で、図6は図2における直流ディザ供給
部の具体例である。
説明する。図2は本発明に係わる直流ディザ入力型ΔΣ
変調型AD変換器の実施例で、図3は出力信号スペクト
ル関係図で、図4は本発明における直流ディザ設定フロ
ーチャート例である。また、図5は図2におけるセレク
タ回路の具体例で、図6は図2における直流ディザ供給
部の具体例である。
【0035】図中、図1,図8と同じ符号は同じものを
示し、11はセレクタ、12はINV回路、71はパワ
ー演算部、72は直流ディザ入力値設定部、73はトレ
ーニング動作切替部、81はシリアル・パラレル変換
器、13,82はローパスフィルタ、Cはコンデンサ、
R,R0〜R5は抵抗、S1〜S5はアナログスイッチ
である。
示し、11はセレクタ、12はINV回路、71はパワ
ー演算部、72は直流ディザ入力値設定部、73はトレ
ーニング動作切替部、81はシリアル・パラレル変換
器、13,82はローパスフィルタ、Cはコンデンサ、
R,R0〜R5は抵抗、S1〜S5はアナログスイッチ
である。
【0036】本実施例には、アナログ信号をディジタル
信号に変換する前に、回路動作を確認するためのトレー
ニング機能を設けている。トレーニングするために必要
なセレクタ回路の具体例を図5に示すが、アナログ信号
をディジタル信号に変換する前の時点において、ディジ
タル処理部70のトレーニング動作切替部73から制御
信号をセレクタ11に送り、S1を開き、S2を閉じ
て、アナログ入力信号の代わりに、地気を上げること
を、アナログ信号入力の状態とするものである。
信号に変換する前に、回路動作を確認するためのトレー
ニング機能を設けている。トレーニングするために必要
なセレクタ回路の具体例を図5に示すが、アナログ信号
をディジタル信号に変換する前の時点において、ディジ
タル処理部70のトレーニング動作切替部73から制御
信号をセレクタ11に送り、S1を開き、S2を閉じ
て、アナログ入力信号の代わりに、地気を上げること
を、アナログ信号入力の状態とするものである。
【0037】なお、ローパスフィルタ13はアナログス
イッチS1,S2の動作に伴い、発生する雑音を遮断す
るために設けている。本発明の実施例は、ディジタル信
号処理(Digital signal proces
sor)による手法を用いたもので、ディジタル化され
た出力信号Dout(i)を、
イッチS1,S2の動作に伴い、発生する雑音を遮断す
るために設けている。本発明の実施例は、ディジタル信
号処理(Digital signal proces
sor)による手法を用いたもので、ディジタル化され
た出力信号Dout(i)を、
【0038】
【数1】 なる式に基づいて、パワー演算を行い、その結果として
のパワー演算値Pと、予め予想されるアナログ入力信号
Ainを事前にパワー演算した結果であるパワー演算予
想値Pcとを比較する。
のパワー演算値Pと、予め予想されるアナログ入力信号
Ainを事前にパワー演算した結果であるパワー演算予
想値Pcとを比較する。
【0039】その結果、PとPcの間に大幅な差が生ず
れば、D−Aコンバータ50の出力電圧に誤差があり、
図9(2)に示すf1 =1/T1〔Hz〕なるスペクト
ルが現れ、雑音成分が増加したものと見なす。
れば、D−Aコンバータ50の出力電圧に誤差があり、
図9(2)に示すf1 =1/T1〔Hz〕なるスペクト
ルが現れ、雑音成分が増加したものと見なす。
【0040】次に、PとPcの差に応じて、加算器10
に入力する直流ディザを抵抗分割したR2により設定す
る。直流ディザが大き過ぎると、アナログ信号入力Ai
nがディジタル信号出力Doutと等しくなくなり得る
ので、直流ディザはその都度、必要最小限に留めるべき
であり、固定化することは避けるべきである。
に入力する直流ディザを抵抗分割したR2により設定す
る。直流ディザが大き過ぎると、アナログ信号入力Ai
nがディジタル信号出力Doutと等しくなくなり得る
ので、直流ディザはその都度、必要最小限に留めるべき
であり、固定化することは避けるべきである。
【0041】では、図4について、図2、図3を参照し
ながら、説明する。なお、下記の○数字は図4に示す○
数字と一致する。 ディジタル処理部70のトレーニング動作切替部7
1において、セレクタ11をトレーニングモードに切替
える。 初期設定として、直流ディザDVをディザ入力なし
の状態の0Vにする。 パワー演算結果をクリアにする(P=0)。 図2の実施例の回路を、先の第2の従来例の動作説
明において述べたと同じように動作させ、ディジタル出
力Doutをサンプリング演算回数N回以上ディジタル
信号処理部70に取り組む。
ながら、説明する。なお、下記の○数字は図4に示す○
数字と一致する。 ディジタル処理部70のトレーニング動作切替部7
1において、セレクタ11をトレーニングモードに切替
える。 初期設定として、直流ディザDVをディザ入力なし
の状態の0Vにする。 パワー演算結果をクリアにする(P=0)。 図2の実施例の回路を、先の第2の従来例の動作説
明において述べたと同じように動作させ、ディジタル出
力Doutをサンプリング演算回数N回以上ディジタル
信号処理部70に取り組む。
【0042】
【数2】 式により、ディジタル信号出力Doutによるパワー演
算を行う。アナログ入力信号によっては、出力するディ
ジタル信号の平均値を求めると、0となり得るので、本
発明においては、2乗和の平均値を求めるものである。 予め予想されるアナログ入力信号のバワー演算結果
Pcを求め、上限値Povと下限値Punで定まる目標
範囲を定めておき、項において求めた結果と比較す
る。 項で求めた結果が項で求めた目標範囲内にあれ
ば、直流ディザVDを決定し、項で求めた結果が項
で求めた目標範囲外にあれば、直流ディザVDを設定し
直す。 〜項の動作を繰り返し、項で求めた結果が
項で求めた目標範囲内になったとき、そのときの直流デ
ィザVDを直流ディザ値として最終決定する。 ディジタル処理部70のトレーニング動作切替部7
3により、セレクタ11を通常動作モードに切替える。
算を行う。アナログ入力信号によっては、出力するディ
ジタル信号の平均値を求めると、0となり得るので、本
発明においては、2乗和の平均値を求めるものである。 予め予想されるアナログ入力信号のバワー演算結果
Pcを求め、上限値Povと下限値Punで定まる目標
範囲を定めておき、項において求めた結果と比較す
る。 項で求めた結果が項で求めた目標範囲内にあれ
ば、直流ディザVDを決定し、項で求めた結果が項
で求めた目標範囲外にあれば、直流ディザVDを設定し
直す。 〜項の動作を繰り返し、項で求めた結果が
項で求めた目標範囲内になったとき、そのときの直流デ
ィザVDを直流ディザ値として最終決定する。 ディジタル処理部70のトレーニング動作切替部7
3により、セレクタ11を通常動作モードに切替える。
【0043】以上のようにして、直流ディザ値を決定す
る。また、図6は、直流ディザ供給部80の具体例を示
す図であるが、ディジタル信号処理部70の直流ディザ
入力値設定部72より送られて来る直流ディザ値を決め
るためのディジタル制御信号、即ち、アナログスイッチ
数に対応したビット数のシリアルデータであるディジタ
ル制御信号をシリアル・パラレル変換器81に入力し、
パラレル信号に変換された対応するビットのアナログス
イッチS1〜S5が閉じ、直流ディザ値を生成する。
る。また、図6は、直流ディザ供給部80の具体例を示
す図であるが、ディジタル信号処理部70の直流ディザ
入力値設定部72より送られて来る直流ディザ値を決め
るためのディジタル制御信号、即ち、アナログスイッチ
数に対応したビット数のシリアルデータであるディジタ
ル制御信号をシリアル・パラレル変換器81に入力し、
パラレル信号に変換された対応するビットのアナログス
イッチS1〜S5が閉じ、直流ディザ値を生成する。
【0044】また、ローパスフィルタ82はアナログス
イッチS1〜S5の動作時に発生する雑音を防止するた
めのものである。また、通過帯域は直流成分とする。な
お、シリアル・パラレル変換器81のビット数を増加す
ることにより、生成する直流ディザ値を増加することが
できる。
イッチS1〜S5の動作時に発生する雑音を防止するた
めのものである。また、通過帯域は直流成分とする。な
お、シリアル・パラレル変換器81のビット数を増加す
ることにより、生成する直流ディザ値を増加することが
できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディジタル信号処理機能と直流ディザ供給機能を設ける
ことにより、実用化をはかることができ、ΔΣ変調型A
D変換器で発生し易い主な雑音を高周波帯域へ容易に移
動させることができるので、S/N特性の改善が可能と
なる。
ディジタル信号処理機能と直流ディザ供給機能を設ける
ことにより、実用化をはかることができ、ΔΣ変調型A
D変換器で発生し易い主な雑音を高周波帯域へ容易に移
動させることができるので、S/N特性の改善が可能と
なる。
【図1】本発明に係わる直流ディザ入力型ΔΣ変調型A
D変換器の原理構成図である。
D変換器の原理構成図である。
【図2】本発明に係わる直流ディザ入力型ΔΣ変調型A
D変換器の実施例である。
D変換器の実施例である。
【図3】本発明に係わる出力信号スペクトル関係図であ
る。
る。
【図4】本発明における直流ディザ設定フローチャート
例である。
例である。
【図5】図2におけるセレクタ回路の具体例を示す図で
ある。
ある。
【図6】図2における直流ディザ供給部の具体例を示す
図である。
図である。
【図7】第1の従来例でΔΣ変調型AD変換器例を示す
図である。
図である。
【図8】第2の従来例で直流ディザ入力型ΔΣ変調型A
D変換器例を示す図である。
D変換器例を示す図である。
【図9】積分器の出力電圧レベルの変化について示す図
である。
である。
10 加算器 11 セレクタ 12 INV回路 20 差動増幅器 30 積分器 40 コンパレータ 50 1ビットD−Aコンバータ 13,60,82 ローパスフィルタ 70 ディジタル信号処理部 71 パワー演算部 72 直流ディザ入力値設定部 73 トレーニング動作切替部 80 直流ディザ供給部 81 シリアル・パラレル変換器 C コンデンサ R,R0〜R5 抵抗 S1〜S5 アナログスイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 直流ディザを加算器(10)で入力する
アナログ信号に加算して得たアナログ信号入力と、1ビ
ットD−Aコンバータ(50)により、1クロック前の
ディジタル化データを再度アナログ入力信号側に戻した
ものとの差を、差動増幅器(20)で増幅し、更に積分
器(30)で積分した値を、コンパレータ(40)で閾
値と比較してディジタル値に変換し、該ディジタル値を
平均化するフィルタ(60)を介してディジタル信号を
取り出す直流ディザ入力型ΔΣ変調型AD変換器におい
て、 該フィルタ(60)から出力するディジタル信号のパワ
ーを演算して信号レベルを検出するパワー演算手段と、
その結果に基づいて直流ディザ電圧値を決定する直流デ
ィザ設定手段を有するディジタル信号処理部(70)
と、 該ディジタル信号処理部(70)からの直流ディザ値を
決定するディジタル制御信号を受けて、前記加算器(1
0)に、対応する該直流ディザ値を供給する直流ディザ
供給手段(80)を設けたことを特徴とする直流ディザ
入力型ΔΣ変調型AD変換器。 - 【請求項2】 請求項1において、前記直流ディザ供給
部(80)を、アナログスイッチ、抵抗、シリアル・パ
ラレル変換器で構成したことを特徴とする直流ディザ入
力型ΔΣ変調型AD変換器。 - 【請求項3】 請求項2において、上記直流ディザ供給
部(80)の出力部にローパスフィルタ(82)を付加
したことを特徴とする直流ディザ入力型ΔΣ変調型AD
変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20832292A JPH0661863A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 直流ディザ入力型δς変調型ad変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20832292A JPH0661863A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 直流ディザ入力型δς変調型ad変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661863A true JPH0661863A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16554347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20832292A Withdrawn JPH0661863A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 直流ディザ入力型δς変調型ad変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661863A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002507850A (ja) * | 1998-03-13 | 2002-03-12 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) | 位相検出器 |
US7847714B2 (en) * | 2008-04-24 | 2010-12-07 | Renesas Electronics Corporation | ΔΣ-type A/D converter |
JP2011529668A (ja) * | 2008-07-30 | 2011-12-08 | マイクロ・モーション・インコーポレーテッド | アイドルトーンを除去するディザリング機能を含むδς変調器およびディザリング方法 |
JP2013162198A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-19 | Hioki Ee Corp | 信号測定装置 |
CN112299118A (zh) * | 2019-07-30 | 2021-02-02 | 日本Tmt机械株式会社 | 梭芯、卷装更换装置以及纱线加工系统 |
JP2023525629A (ja) * | 2020-09-22 | 2023-06-19 | 無錫華潤上華科技有限公司 | アナログ・デジタル変換器及びサーモパイルアレイ |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP20832292A patent/JPH0661863A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002507850A (ja) * | 1998-03-13 | 2002-03-12 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) | 位相検出器 |
US7847714B2 (en) * | 2008-04-24 | 2010-12-07 | Renesas Electronics Corporation | ΔΣ-type A/D converter |
US7952506B2 (en) | 2008-04-24 | 2011-05-31 | Renesas Electronics Corporation | ΔΣ-type A/D converter |
JP2011529668A (ja) * | 2008-07-30 | 2011-12-08 | マイクロ・モーション・インコーポレーテッド | アイドルトーンを除去するディザリング機能を含むδς変調器およびディザリング方法 |
US8339297B2 (en) | 2008-07-30 | 2012-12-25 | Micro Motion, Inc. | Delta-sigma modulator and dithering method including a dithering capability for eliminating idle tones |
JP2013162198A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-19 | Hioki Ee Corp | 信号測定装置 |
CN112299118A (zh) * | 2019-07-30 | 2021-02-02 | 日本Tmt机械株式会社 | 梭芯、卷装更换装置以及纱线加工系统 |
JP2023525629A (ja) * | 2020-09-22 | 2023-06-19 | 無錫華潤上華科技有限公司 | アナログ・デジタル変換器及びサーモパイルアレイ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |