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JP2003105382A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

Info

Publication number
JP2003105382A
JP2003105382A JP2001298103A JP2001298103A JP2003105382A JP 2003105382 A JP2003105382 A JP 2003105382A JP 2001298103 A JP2001298103 A JP 2001298103A JP 2001298103 A JP2001298103 A JP 2001298103A JP 2003105382 A JP2003105382 A JP 2003105382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
acid
cleaning composition
group
acetate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001298103A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Onuma
克典 大沼
Yasuo Nagahara
恭生 永原
Yuki Shitaya
由紀 下谷
Tomoyoshi Furusawa
智良 古澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP2001298103A priority Critical patent/JP2003105382A/ja
Publication of JP2003105382A publication Critical patent/JP2003105382A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 泡立ちがよく、すすぎ感触が良好でかつ乾燥
後の毛髪に良好な柔軟性、滑沢性を付与すると共に、静
電気防止効果、しっとり感の持続性に優れる洗浄剤組成
物を提供する。 【解決手段】 下記(A)成分〜(C)成分が含有され
ていることを特徴とする洗浄剤組成物。 (A)カチオン性界面活性剤 (B)常温で固体の油分 (C)ノニオン性モノマーとカチオン性モノマーと水溶
液中でアニオンの形成が可能な化合物とから形成される
両性ポリマー 前記(C)成分としては、アクリル酸とアクリルアミド
とジアルキルジアリルアンモニウム塩との共重合体が挙
げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高品質な洗浄剤組
成物に関し、更に詳しくは、毛髪等の洗浄後に風合いを
改善するためのリンス、トリートメント剤等を用いなく
ても良好な柔軟性、滑沢性を付与すると共に、静電気を
防止し、まとまりの良い仕上がり感を毛髪に付与するコ
ンディショニングシャンプー組成物等に好適な洗浄剤組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗髪後の仕上がり感を向上さ
せる目的で、シャンプー後にリンスやトリートメントを
使用するのが一般的であった。また、近年、シャンプー
しただけで乾燥後の髪の風合いを改善する効果を有する
洗浄剤組成物の技術が数多く開発され、リンスインシャ
ンプー(コンディショニングシャンプー)として市販さ
れている。
【0003】これらの技術としてこれまでに、感触付与
剤としてカチオン化ポリマーや各種シリコーン、油分、
カチオン性界面活性剤等を洗浄剤に配合した例などが知
られている。更に、リンス成分として一般的である、カ
チオン性界面活性剤と高級アルコールの組み合わせを洗
浄剤中に配合した技術が提案されている(特表平11−
513687号公報)。しかしながら、これらの公報等
に開示される感触付与剤を配合しても、洗髪中に多くが
洗い流されてしまったり、ポリマーによるゴワツキ感が
発現したりして、十分満足を得る仕上がり感を得るに至
らないものである。また、多量の油分を添加することに
より、泡立ちが低下するという不具合点も生じるもので
ある。
【0004】更に、泡立ちが良く、乾燥後の仕上がりが
良好な組成物として、特定の両性ポリマーとカチオン性
界面活性剤と特定のアミンオキシドを配合した洗浄剤組
成物(特開平8−283127号公報)や、特定の両性
ポリマーと固形油分を配合した洗浄剤組成物(特開平2
001−10935号公報)などが知られているが、こ
れらの各公報に記載される組成物であっても、髪のしっ
とり感の持続性に劣ったり、低湿度化で静電気が発生し
やすくなったりして、リンスやトリートメントした場合
と比べて仕上がり性能が劣る点等に課題があるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
洗浄剤組成物に見られる諸問題を解決し、泡立ちがよ
く、すすぎ感触が良好でかつ乾燥後の毛髪に良好な柔軟
性、滑沢性を付与すると共に、静電気防止効果、しっと
り感の持続性に優れる洗浄剤組成物を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
の課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、(A)カ
チオン性界面活性剤と、(B)常温で固体の油分と、
(C)特定の両性ポリマーとを含有した組成物が、上記
課題を解決することを見い出し、この知見に基づいて本
発明を完成するに至ったのである。すなわち、本発明
は、次の(1)〜(4)に存する。 (1) 下記(A)成分〜(C)成分が含有されているこ
とを特徴とする洗浄剤組成物。 (A)カチオン性界面活性剤 (B)常温で固体の油分 (C)ノニオン性モノマーとカチオン性モノマーと水溶
液中でアニオンの形成が可能な化合物とから形成される
両性ポリマー (2) 上記(1)記載の(C)成分がアクリル酸とアクリル
アミドとジアルキルジアリルアンモニウム塩との共重合
体であることを特徴とする上記(1)記載の洗浄剤組成
物。 (3) 更に、両性界面活性剤が含有されていることを特
徴とする上記(1)又は(2)記載の洗浄剤組成物。 (4) アミンオキシドとシリコーン類を含有することを
特徴とする上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の洗浄剤組
成物。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳しく説明する。本発明の洗浄剤組成物は、下記
(A)成分〜(C)成分が含有されていることを特徴と
する。 (A)カチオン性界面活性剤 (B)常温で固体の油分 (C)ノニオン性モノマーとカチオン性モノマーと水溶
液中でアニオンの形成が可能な化合物とから形成される
両性ポリマー
【0008】本発明に用いる(A)成分のカチオン性界
面活性剤としては、例えば、下記一般式(I)で表され
る化合物を挙げることができる。
【化1】 上記一般式(I)中のR1,R2,R3及びR4は、いづれ
もアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基、
ポリアルキレンオキシド基又はベンジル基を表し、その
うち1つ又は2つは炭素数10〜24の直鎖アルキル
基、ヒドロキシアルキル基又はアルケニル基であり、残
りはメチル基、エチル基、ベンジル基、又は−(C24
O)q−H、−(C36O)r−H(但し、q及びrはそ
れぞれ1〜5の整数)で表されるポリアルキレンオキサ
イド基であるが、これは互いに同一であっても異なって
いてもよい。また、Z-は陰イオンを表す。
【0009】本発明における(A)成分の具体例として
は、例えば、ステアリルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘ
ニルトリメチルアンモニウムクロライド、セトステアリ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジ
メチルアンモニウムクロライド、ジベヘニルジメチルア
ンモニウムクロライドなどが挙げられ、これらは単独で
又は2種以上混合して用いることができる。これらの中
でも、すすぎ感触、しっとり感の持続性の点で、ステア
リルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリ
メチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチル
アンモニウムクロライドが好ましい。
【0010】また、下記一般式(II)で表されるグアニ
ジン誘導体も、本発明の(A)成分のカチオン性界面活
性剤として挙げることができる。
【化2】 (但し、式中、R5は炭素数1〜21の直鎖状若しくは
分岐鎖状のアルキル基、Aは炭素数1〜10の直鎖状若
しくは分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であ
り、tは1〜5の整数であって、tが2以上の場合、各
ブロック中のAは互いに異なってもよい。)
【0011】上記一般式(II)中のR5は、炭素数1〜
21、好ましくは11〜19の直鎖状若しくは分岐鎖状
のアルキル基又はアルケニル基であり、例えば、C11
23−、C1225、C1327−、C1429、C1531−、
1633、C1735−、(C 8172CH−、4−C2
51530−等の基が好適である。置換基Aは、炭素
数1〜10、好ましくは2〜6の直鎖状若しくは分岐鎖
状のアルキレン基又はアルケニレン基であり、例えばメ
チレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペ
ンチレン基、ヘキシレン基、イソプロピレン基、2−ペ
ンテニル基、2−エチルブチレン基等が挙げられる。上
記一般式(II)のグアニジン誘導体は、通常、塩の形で
配合され、具体的には塩酸塩等の無機塩類、グリコール
酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩等の有機酸
塩等として用いることができる。
【0012】本発明では、上記一般式(I)のアルキル
4級アンモニウム塩、及び/又は上記一般式(II)のグ
アニジン誘導体又はその塩の含有量は、特に限定されな
いが、組成物全量に対して、0.05〜6質量%(以
下、「%」と略する)の範囲が好ましく、より好ましく
は0.5〜4%が望ましい。上記一般式(I)のアルキ
ル4級アンモニウム塩、及び/又は上記一般式(II)の
グアニジン誘導体又はその塩の含有量が0.05%未満
では、仕上がり効果が不十分であり、また、6%を越え
ると、ベタつきが発生することとなる。
【0013】また、本発明では、(A)成分として、ア
ミノ酸系カチオン界面活性剤を含有することができる。
このアミノ酸系カチオン界面活性剤としては、例えば、
モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエス
テル塩を挙げることができる。この化合物を構成する塩
基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リシン及
びアルギニン等の天然アミノ酸を挙げることができる。
また、α,γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸を用
いることも可能である。これらは光学活性体でもラセミ
体でもよい。また、そのアシル基は、炭素数が8〜22
の飽和又は不飽和の高級脂肪酸残基である。これらは天
然のものでも合成されたものでもよい。例えば、ラウロ
イル基、ミリストイル基、パルミトイル基及びステアロ
イル基等の単一高級脂肪酸残基、並びにヤシ油脂肪酸残
基及び牛脂高級脂肪酸残基等の天然の混合高級脂肪酸残
基を採用することができる。低級アルキルエステル成分
としては、メチルエステル、エチルエステル、プロピル
エステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、ヘキシ
ルエステル、ヘプチルエステル及びオクチルエステルが
好適である。塩としては、塩酸塩若しくは硫酸塩のよう
な無機酸塩、又は酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、p−
トルエンスルホン酸塩、高級脂肪酸塩、酸性アミノ酸
塩、若しくはピログルタミン酸塩のような有機酸塩を採
用することができる。これらのうち、塩酸塩、L−又は
DL−ピロリドンカルボン酸塩及び酸性アミノ酸塩の形
が好ましい。本発明において、上記アミノ酸系カチオン
界面活性剤の含有量は、特に限定されないが、組成物全
量に対して、0.1〜5%含まれることが好ましく、特
に、0.3〜3重量%含まれることが好ましい。以上の
ように、本発明の(A)成分としては、上述の如く、上
記一般式(I)のアルキル4級アンモニウム塩、上記一
般式(II)のグアニジン誘導体又はその塩、アミノ酸系
カチオン界面活性剤を挙げることができ、これらは、1
種のみを単独で用いても、2種以上を併用しても良いも
のであり、これらの含有量は上記各含有量範囲で用いる
ことが望ましい。
【0014】本発明に用いる(B)成分の常温(25
℃、以下同様)で固体の油分としては、例えば、セトス
テアリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、
カルナービルアルコール、セリルアルコールなどの高級
アルコール類、モノステアリン酸ヘキサグリセリン、ト
リステアリン酸デカグリセリン、モノステアリン酸ジグ
リセリン、モノ・ジステアリン酸ジグリセリン、ヘキサ
ステアリン酸ヘキサグリセリン、オクタステアリン酸ヘ
キサグリセリン、トリステアリン酸ヘキサグリセリン、
ペンタステアリン酸ヘキサグリセリン、ペンタステアリ
ン酸デカグリセリン、デカステアリン酸デカグリセリ
ン、ペンタベヘニン酸デカグリセリン、トリオレイン酸
ペンタグリセリン、トリステアリン酸ペンタグリセリ
ン、トリベヘニン酸ペンタグリセリン、テトラベヘニン
酸ペンタグリセリン、ペンタベヘニン酸ペンタグリセリ
ン、ジベヘニン酸トリグリセリン、トリべヘニン酸トリ
グリセリン、テトラベヘニン酸トリグリセリン、ヘキサ
ステアリン酸ペンタグリセリン、トリステアリン酸テト
ラグリセリン、ペンタステアリン酸テトラグリセリン等
のポリグリセリン脂肪酸エステル類、パラフィンワック
ス、マイクロクリスタリンワックス等の石油系ワック
ス、カルナウバワックス、キャンデリラワックス等の植
物系ワックスやミツロウやセレシン等が挙げられる。こ
れらの中でも、すすぎ感触、しっとり感の持続性の点
で、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコー
ル、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、前に列
記したポリグリセリン脂肪酸エステルの中では、HLB
7以下のものが好ましく、更に好ましくは、HLBが5
付近のものがより好ましい。更に、これらの(B)成分
は、1種のみを用いてもよいし2種以上を組み合わせて
用いてもよい。
【0015】これらの(B)成分の合計含有量は、組成
物全量に対し、0.5〜10%の範囲が好ましく、更に
好ましくは、2〜8%とすることが望ましい。この
(B)の含有量が、0.5%未満では、使用感が不十分
であり、10%を越えると、経時安定性が悪くなること
となる。更に、本発明では、上記(B)成分の合計含有
量は、上記(A)成分の1〜15倍とすることが好まし
い。1倍未満では、毛髪に対して十分な仕上がり感触や
使用感を発揮できず、また、15倍を超えると、固形油
分が析出し易くなり安定に製剤化することが困難にな
る。より好ましくは、1〜10倍である。
【0016】本発明に用いる(C)成分の両性ポリマー
は、ノニオン性モノマーとカチオン性モノマーと水溶液
中でアニオンの形成が可能な化合物とから形成されるも
のである。この(C)成分の両性ポリマーに用いるノニ
オン性モノマーとしては、アクリルアミドやメタクリル
アミド等が好適であり、特に前者のアクリルアミドが好
ましい。また、上記(C)成分の両性ポリマーに用いる
カチオン性モノマーとしては、下記一般式(III)で表
される化合物が好ましい。
【化3】 上記一般式(III)中、置換基R6及びR7は同じであっ
ても異なっていても良いが、これらはメチル基や、エチ
ル基等の低級アルキル基を表している。また、式中のX
-は塩素イオン、臭素イオン、硫酸イオン、硝酸イオ
ン、亜硫酸イオン、メチル硫酸イオン、酢酸イオン、乳
酸イオン等の陰イオンを表している。更に、水溶液中で
アニオンの形成が可能な化合物としては、アクリル酸や
メタクリル酸等のアルカリ金属や、アルカノールアミド
塩が好ましいが、特にアクリル酸塩を使った両性ポリマ
ーは性能が良いものとなる。
【0017】以上の説明から明らかなように、本発明に
用いる(C)成分の両性ポリマーとしては、アクリル酸
塩とアクリルアミドとジメチルジアリルアンモニウム塩
との共重合体が仕上がり後の毛髪の柔軟性の点で好適で
ある。このような両性ポリマーとしては、下記一般式
(IV)で表される繰り返し単位を持ったポリマーが例示
されるが、x:y:zは1:0.01〜100:0〜5
0.好ましくは、1:0.05〜50:0〜20とする
ことが望ましい。なお、この両性ポリマーの重量平均分
子量は、1万〜1000万、好ましくは10万〜100
0万となるものが望ましい。
【化4】
【0018】本発明に用いる(C)成分の両性ポリマー
を具体的に例示すると、市販品としてカルゴン社製のマ
ーコートプラス3330やマーコートプラス3331等
が挙げられる。また、この両性ポリマーは、単一品でも
混合物であってもよい。これらの(C)成分の合計含有
量は、組成物全量に対し、0.05〜5%の範囲が好ま
しく、更に好ましくは、0.1〜1%とすることが望ま
しい。この(B)の含有量が、0.05%未満では、仕
上がりの風合いの改善効果が不十分な場合があり、ま
た、5%を越えると、仕上がり後の柔軟性が損なわれる
ことがある。
【0019】本発明の洗浄剤組成物には、上記(A)成
分〜(C)成分のほかに、両性界面活性剤を含有すると
さらに好ましく、この含有によって泡立ちが良好となる
と共に、仕上がり後の毛髪のしっとり感が向上し、静電
気防止効果も向上することとなる。本発明に用いる両性
界面活性剤としては、例えば、アルキルベタイン系活性
剤、アミドベタイン系活性剤、スルホベタイン系活性
剤、ヒドロキシスルホベタイン系活性剤、アミドスルホ
ベタイン系活性剤、ホスホベタイン系活性剤、イミダゾ
リニウムベタイン系活性剤、アミノプロピオン酸系活性
剤、アミノ酸系活性剤等が挙げられる。これらの中で
も、泡立ち性の点から、ラウリン酸アミドプロピルベタ
イン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリル
ヒドロキシスルホベタイン、2−アルキル−N−カルボ
キシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベ
タイン、ラウリルイミノジプロピオン酸、N−〔3−ア
ルキル(12, 14)オキシ−2−ヒドロキシプロピ
ル〕−L−アルギニン塩酸が好ましい。これらの両性界
面活性剤の合計含有量は、泡立ち性の向上、仕上がり後
の毛髪のしっとり感の更なる向上、静電気防止効果の更
なる向上の点から、組成物全量に対し、1〜20%の範
囲とすることが好ましく、更に好ましくは、3〜15%
とすることが望ましい。
【0020】本発明の洗浄剤組成物には、前記成分の他
に、アミンオキシドを含有することが更に好ましく、こ
の含有によって泡立ちがクリーミーになる上に仕上がり
後の毛髪のしっとり感がさらに向上し、長時間しっとり
感が持続することとなる。本発明に用いるアミンオキシ
ドとしては、下記一般式(V)で示されるアミノキシド
が挙げられる。
【化5】 上記一般式(V)中、置換基R8は炭素数8〜24、好
ましくは8〜18の炭化水素基であり、特に炭素数8〜
18の直鎖状アルキル基であることが好ましい。また、
置換基R9とR10は同じであっても異なっていても良
く、好ましくは、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロ
キシアルキル基、または下記式(V−1)で示される一
価置換基であり、両者ともメチル基やヒドロキシエチル
基の化合物が好適である。また、nは0及び1〜5の中
から選ばれる整数であるが、n=0の化合物が好まし
い。
【化6】 従って、本発明に用いるアミンオキシドとしては、ラウ
リルジメチルアミンオキシド、ステアリルジメチルアミ
ンオキシド、ラウリルジヒドロキシエチルアミンオキシ
ド、ポリオキシエチレンラウリルジメチルアミンオキシ
ド(酸化エチレンの平均付加数:3モル)等が好適であ
る。本発明の組成物には、上記構造のアミンオキシドが
1種又は2種以上含有されることが好ましい。これらの
アミンオキシドを商品名で示すと、東邦化学工業社製の
ソフタミンL、共栄化学工業社製のオキザミン−AL
S、ライオンアクゾ社製のアロモックスC/12,アロ
モックスC/12W,アロモックスDMC,アロモック
スDMC−W,アロモックスCM12D−W(C)など
が挙げられる。これらのアミンオキシドの合計含有量
は、クリーミーな泡立ちを発現し、仕上がり後の毛髪の
しっとり感を更に向上し、長時間しっとり感を持続する
ために、組成物全量に対し、0.1〜25%の範囲とす
ることが好ましく、更に好ましくは、0.3〜10%と
することが望ましい。
【0021】本発明の洗浄剤組成物には、更にシリコー
ン化合物を含有することが更に好ましく、この含有によ
って、乾燥後の毛髪の滑沢性が更に向上することとな
る。本発明に用いるシリコ−ン化合物としては、その種
類が特に限定されるものではなく、通常洗浄剤組成物に
使用されているものを用いることが可能である。例え
ば、ジメチルポリシロキサン(高重合ジメチルポリシロ
キサン、シリコーンゴムを含む)、メチルフェニルポリ
シロキサン、ポリエーテル変性シリコーン油、ポリアミ
ノ変性シリコーン油などを挙げることができ、これらは
1種単独でまたは2種以上を適宜組み合わせて使用する
ことができる。これらの中でも、特にジメチルポリシロ
キサンが好適である。上記シリコーン化合物としては、
25℃における粘度1〜1,000,000mm2/s、
特に、1〜100,000mm2/sのものがより好適に
用いられる。
【0022】また、上記シリコーン化合物としては、上
記シリコーン誘導体を界面活性剤により乳化し、エマル
ション化したものも使用することができる。なお、この
ようなエマルションは、乳化剤や乳化方法に特に制限は
なく種々使用することができる。本発明では、更に好ま
しくは、シリコーン油で、かつ高分子量のものがより好
適である。このシリコーン化合物の組成物中への含有
は、組成物全量に対して、0.1〜5%とすることが好
ましく、より好ましくは0.5〜4%とすることが望ま
しい。この含有量が0.1%未満であると、更なる乾燥
後の良好な感触が発現せず、また、5%を越えて含有さ
せると、べたついたり、安定な乳化分散ができない場合
がある。
【0023】本発明の洗浄剤組成物には、本発明の目的
が損なわれない範囲で使用目的などにより必要に応じ、
前記成分以外に一般に用いられている各種添加成分(任
意成分)を含有することが可能である。例えば、陰イオ
ン界面活性剤、非イオン活性剤等各種活性剤、アニオン
性ポリマー、カチオン性ポリマー、ノニオン性ポリマ
ー、ポリオール類、無機塩類、有機塩類、可溶化剤、B
HTやα−トコフェロールなどの酸化防止剤、トリクロ
サン、トリクロロカルバン等の殺菌剤、粘度調整剤、紫
外線吸収剤、動植物抽出液、ピロクトンオラミン、ジン
クピリチオンなどのフケ防止剤、グリチルリチン酸ジカ
リウムなどの抗炎症剤、安息香酸およびその塩、パラベ
ン類、ケーソンCGなどの防腐剤、クエン酸、トリエタ
ノールアミンなどのpH調整剤、エチレングリコールジ
脂肪酸エステルなどのパール化剤、乳濁剤、色素、香料
などを任意に添加することができる。これらの添加成分
は単独でも2種以上を混合して配合しても良いが、本発
明の毛髪用などの洗浄剤組成物の利点を損なわない範囲
で配合するのが望ましい。なお、本発明の洗浄剤組成物
の原液pHは、特に限定されないが、使用性、安定性の
点から、pH調整剤などにより、4〜8とすることが望
ましい。
【0024】陰イオン性界面活性剤として具体的には、
アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アシル化アミ
ノ酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシル−N−メチ
ルタウリン塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪
酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、脂肪酸石ケ
ン、アルキルリン酸エステル塩等が挙げられる。中でも
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、N−ラウ
ロイル−N−メチル−β−アラニン塩、ポリオキシエチ
レンラウリルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンラウ
リルアミド酢酸塩、モノアルキルリン酸塩が好ましい。
ここで用いられる塩としては、ナトリウム、カリウム、
マグネシウム等の金属塩;アンモニウム塩;モノエタノ
ールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエ
タノールアンモニウム塩等の有機アンモニウム塩等が好
ましい。
【0025】非イオン性活性剤としては、具体的には、
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレングリコール等が挙げられる。中でもポリ
エチレングリコールモノステアレート、モノラウリン酸
デカグリセリル、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレ
ン(30)グリコール等が好ましい。その他に、ヤシ油
脂肪酸アルカノールアミド、ショ糖脂肪酸エステル、ア
ルキルグリコシド、アルキルグリセリルグリコシド、メ
チルグルコシド脂肪酸エステル等が挙げられる。
【0026】アニオン性、ノニオン性の水溶性高分子の
具体例としては、ペクチン、カラギーナン、グアーガ
ム、ローカストビーンガム、ゼラチン、キサンタンガ
ム、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸
塩、デンプン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸
塩、ポリメタクリル酸塩、ポリメチルアクリル酸塩、ポ
リエチレングリコール、ポリエチレンオキサイド、トラ
ガラントゴム等が挙げられる。また、カチオン性ポリマ
ーとしては、官能基がジメチルジアリルアンモニウムハ
ライドである塩化ジメチルジアリルアンモニウムホモポ
リマー、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル
アミド共重合体、カチオン化セルロース、カチオン化グ
アーガム、カチオン化デキストラン、カチオン化プルラ
ンなどの他、カチオン化加水分解ケラチン、カチオン化
加水分解シルク、カチオン化コラーゲン等のタンパク加
水分解にカチオン基を導入したものなどが挙げられる。
なお、上記高分子物質は、その1種を単独で用いてもよ
く、2種以上を併用してもよい。
【0027】前記香料として、具体的には、例えば、脂
肪族炭化水素、テルペン炭化水素、芳香族炭化水素等の
炭化水素類、脂肪族アルコール、テルペンアルコール、
芳香族アルコール等のアルコール類、脂肪族エーテル、
芳香族エーテル等のエーテル類、脂肪族オキサイド、テ
ルペン類のオキサイド等のオキサイド類、脂肪族アルデ
ヒド、テルペン系アルデヒド、脂肪族環状アルデヒド、
チオアルデヒド、芳香族アルデヒド等のアルデヒド類、
脂肪族ケトン、テルペンケトン、脂肪族環状ケトン、非
ベンゼン系芳香族ケトン、芳香族ケトン等のケトン類、
アセタール類、ケタール類、フェノール類、フェノール
エーテル類、脂肪酸、テルペン系カルボン酸、脂肪族環
状カルボン酸、芳香族カルボン酸等の酸類、酸アマイド
類、脂肪族ラクトン、大環状ラクトン、テルペン系ラク
トン、脂肪族環状ラクトン、芳香族ラクトン等のラクト
ン類、脂肪族エステル、フラン系カルボン酸エステル、
脂肪族環状カルボン酸エステル、シクロヘキシルカルボ
ン酸エステル、テルペン系カルボン酸エステル、芳香族
カルボン酸エステル等のエステル類、ニトロムスク類、
ニトリル、アミン、ピリジン類、キノリン類、ピロー
ル、インドール等の含窒素化合物等々の合成香料及び動
物、植物からの天然香料、天然香料及び/又は合成香料
を含む調合香料の1種又は、2種以上を混合し使用する
ことができる。例えば、合成香料としては、1996年
化学工業日報社刊印藤元一著「合成香料 化学と商品知
識」、1969年MONTCLAIR,N.J.刊ステ
ファン・アークタンダー(STEFFEN ARCTA
NDER)著「パヒューム アンド フレーバー ケミ
カルズ(Perfume and Flavor Ch
emicals)」等に記載の香料が使用できる。天然
香料としては、「香りの百科」日本香料協会編に記載の
香料が使用できる。
【0028】主な香料名を具体的に挙げると、アルデヒ
ドC6〜C12、アニスアルデヒド、アセタールR、アセ
トフェノン、アセチルセドレン、アドキサール、アリル
アミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネ
ート、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマスコ
ン、アンブロキサン、アミルシンナミックアルデヒド、
アミルシンナミックアルデヒドジメチルアセタール、ア
ミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソアミル
アセテート、イソアミルサリシレート、オウランチオー
ル、アセチルオイゲノール、バクダノール、ベンジルア
セテート、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレー
ト、ベルガミールアセテート、ボルニルアセテート、ブ
チルブチレート、p−t−ブチルシクロヘキサノール、
p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート、o−t−ブ
チルシクロヘキサノール、o−t−ブチルシクロヘキシ
ルアセテート、ベンズアルデヒド、ベンジルフォーメー
ト、カリオフィレン、カシュメラン、カルボン、セドロ
アンバー、セドリルアセテート、セドロール、セレスト
リッド、シンナミックアルコール、シンナミックアルデ
ヒド、シスジャスモン、シトラール、シトラールジメチ
ルアセタール、シトラサール、シトロネラール、シトロ
ネロール、シトロネリルアセテート、シトロネリルフォ
ーメート、シトロネリルニトリル、シクラセット、シク
ラメンアルデヒド、シクラプロップ、キャロン、クマリ
ン、シンナミルアセテート、δ−C6〜C13ラクトン、
ジメチルベンジルカービノール、ジヒドロジャスモン、
ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、ジメトー
ル、ジミルセトール、ジフェニルオキサイド、エチルワ
ニリン、オイゲノール、フルイテート、フェンチルアル
コール、フェニルエチルフェニルアセテート、ガラクソ
リド、γ−C6〜C13ラクトン、α−ピネン、β−ピネ
ン、リモネン、ミルセン、β−カリオフィレン、ゲラニ
オール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフォーメート、
ゲラニルニトリル、ヘディオン、ヘリオナール、ヘリオ
トロピン、cis−3−ヘキセノール、cis−3−ヘ
キセニールアセテート、cis−3−ヘキセニールサリ
シレート、ヘキシルシンナミックアルデヒド、ヘキシル
サリシレート、ヒヤシンスジメチルアセタール、ハイド
ロトロピックアルコール、ヒドロキシシトロネラール、
インドール、イオノン、イソボルニルアセテート、イソ
シクロシトラール、イソEスーパー、イソオイゲノー
ル、イソノニルアセテート、イソブチルキノリン、ジャ
スマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィラン、コア
ボン、リグストラール、リリアール、ライムオキサイ
ド、リナロール、リナロールオキサイド、リナリルアセ
テート、リラール、マンザネート、マイヨール、メンサ
ニールアセテート、メンソネート、メチルアンスラニレ
ート、メチルオイゲノール、メントール、α−メチルイ
オノン、β−メチルイオノン、γ−メチルイオノン、メ
チルイソオイゲノール、メチルラベンダーケトン、メチ
ルサリシレート、ミューゲアルデヒド、ムゴール、ムス
クTM−II、ムスク781、ムスクC14、ムスコン、シ
ベトン、シクロペンタデカノン、シクロヘキサデセノ
ン、シクロペンタデカノリド、アンブレッドリド、シク
ロヘキサデカノリド、10−オキサヘキサデカノリド、
11−オキサヘキサデカノリド、12−オキサヘキサデ
カノリド、エチレンブラシレート、エチレンドデカンジ
オエート、オキサヘキサデセン−2−オン、14−メチ
ル−ヘキサデセノリド、14−メチル−ヘキサデカノリ
ド、ムスクケトン、ムスクチベチン、ノピルアルコー
ル、ノピルアセテート、ネリルアセテート、ネロール、
メチルフェニルアセテート、ミラックアルデヒド、ネオ
ベルガメート、オークモスNo.1、オリボン、オキシ
フェニロン、p−クレジールメチルエーテル、ペンタリ
ッド、フェニルエチルアルコール、フェニルエチルアセ
テート、ルバフラン、ダマセノン、ラズベリーケトン、
ジメチルベンジルカルビニルアセテート、ジャスマサイ
クレン、メチルナフチルケトン、ローズフェノン、ロー
ズオキサイド、サンダロア、サンデラ、サンタレック
ス、スチラリールアセテート、スチラリールプロピオネ
ート、ターピネオール、ターピニルアセテート、テトラ
ヒドロリナロール、テトラヒドロリナリルアセテート、
テトラヒドロゲラニオール、テトラヒドロゲラニルアセ
テート、トナリッド、トラセオライド、トリプラール、
チモール、ワニリン、ベルドックス、ヤラヤラ、アニス
油、ベイ油、ボアドローズ油、カナンガ油、カルダモン
油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ油、マンダリ
ン油、タンジェリン油、バジル油、ナツメグ油、シトロ
ネラ油、クローブ油、コリアンダー油、エレミ油、ユー
カリ油、フェンネル油、ガルバナム油、ゼラニウム油、
ヒバ油、桧油、ジャスミン油、ラバンジン油、ラベンダ
ー油、レモン油、レモングラス油、ライム油、ネロリ
油、オークモス油、オコチア油、パチュリ油、ペパーミ
ント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン油、ローズ
油、ローズマリー油、樟脳油、芳油、クラリーセージ
油、サンダルウッド油、スペアミント油、スパイクラベ
ンダー油、スターアニス油、タイム油、トンカ豆チン
キ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、ベチバー油、イラン
イラン油、グレープフルーツ油、ゆず油、ベンゾイン、
ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベローズ油、ム
スクチンキ、カストリウムチンキ、シベットチンキ、ア
ンバーグリスチンキ等である。
【0029】また、香料の溶剤又は保留剤としては、例
えば、ジエチルフタレート、ジプロピレングリコール、
ベンジルベンゾエート、イソプロピルミリステート、ハ
ーコリン、イソペンタン、オレンジテルペン等を使用す
ることができる。
【0030】このように構成される本発明の液体洗浄剤
組成物では、(A)成分のカチオン性界面活性剤、
(B)成分の常温で固体の油分、(C)成分のノニオン
性モノマーとカチオン性モノマーと水溶液中でアニオン
の形成が可能な化合物とから形成される両性ポリマー、
好ましくは、この(C)成分としてアクリル酸とアクリ
ルアミドとジアルキルジアリルアンモニウム塩との共重
合体を含有することにより、泡立ちがよく、すすぎ感触
が良好でかつ乾燥後の毛髪に良好な柔軟性、滑沢性を付
与すると共に、静電気防止効果、しっとり感の持続性に
優れたものとなる。また、本発明では、上記(A)成分
〜(C)成分のほかに、両性界面活性剤を含有すること
により、泡立ちが更に良好となると共に、仕上がり後の
毛髪のしっとり感が更に向上し、静電気防止効果も更に
向上することとなる。更に、本発明でアミンオキシドと
シリコーン化合物とを含有することにより、泡立ちが更
にクリーミーになる上に仕上がり後の毛髪のしっとり感
がさらに向上し、長時間しっとり感が更に持続し、しか
も、乾燥後の毛髪の滑沢性が更に向上することとなる。
【0031】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例によって更
に具体的かつ詳細に説明するが、本発明は下記実施例に
よって何等限定されるものではない。なお、以下に示す
「%」は、いずれも質量基準であり、全量100%であ
る。
【0032】〔実施例1〜10及び比較例1〜4〕下記
表1に示す組成の実施例及び比較例の各洗浄剤組成物を
それぞれ調製した。得られた各組成物について、使用時
の泡立ち性、すすぎ時のなめらかさ、乾燥後のしっとり
感の持続性、低湿度下での静電気発生防止効果を下記方
法にて評価した。これらの結果を下記表1に示す。 〔評価方法〕 (1)泡立ち性、すすぎ時のなめらかさ、乾燥後の髪の
しっとり感持続効果女性パネラー20名の、使用後の評
価結果から、以下の評価基準により判定した。なお、
「しっとり感の持続効果」は1月の乾燥した日(平均湿
度42%)に洗髪、乾燥後10時間後に評価した。 (評価基準) 20名全員が良いと評価 ◎ 16名以上が良いと評価 ○ 10名以上が良いと評価 △ 良いと評価した人が9名以下 × (2)低湿度下での静電気発生防止効果 調製サンプルを用いて10g、30cm毛束を洗浄処理
した。この毛束を25℃、湿度40%の恒温恒湿室で、
18時間放置した(調湿)後、10回クシ通しした後の
毛束の広がり具合を評価した。 (評価基準) 全く広がらない ◎ やや広がる ○ 大きく広がるが元に戻りやすい △ 大きく広がり元に戻らない ×
【0033】下記表1では、各実施例及び比較例の各組
成物に配合される各種成分を下記記号で%表示した。な
お、各成分の配合量は、活性成分(A.I)の全組成中
における濃度で表示した。また、各組成物における残部
は、精製水よりなる。 〔実施例及び比較例の組成物に配合される成分〕 (A)カチオン性界面活性剤、(B)常温で固体の油
分、(C)高分子物質、(D),(E)その他の成分 A-1:塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム A-2:塩化ステアリルトリメチルアンモニウム B-1:ステアリルアルコール B-2:ベヘニルアルコール B-3:トリベヘニン酸ペンタグリセリン C-1:塩化ジメチルジアリルアンモニウム塩/アクリル
酸/アクリルアミド共重合体(商品名:マーコート33
30) C-2:塩化ジメチルジアリルアンモニウム塩/アクリル
アミド共重合体 D-1:ラウリン酸アミドプロピルベタイン D-2:ラウリルジメチルアミンオキシド D-3:高重合ジメチルポリシロキサン(100,000cst) E-1:α−オレフィンスルホン酸ナトリウム E-2:ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド E-3:安息香酸ナトリウム E-4:クエン酸 E-5:香料A
【0034】なお、実施例中の香料Aの組成は、以下の
通りである。 レモン油 5% スイートオレンジ油 10% ゼラニウム油 3% ラベンダー油 6% サンダルウッド油 1% リリアール 5% ノピルアセテート 1% リナロール 2% ベンジルベンゾエート 2% ベンジルサリシレート 3% β−イオノン 2% メチルイオノン 3% ヘリオナール 2% ヘディオン 8% イソEスーパー 3% cis−3−へキセノール 0.3% リガンドラール 0.3% トリプラール 0.4% シクラメンアルデヒド 1.5% ヘキシルシンナミックアルデヒド 6% ベルトフィックス 3% ガラクソリド 5% トナリッド 6% ペンダリッド 1% バクダノール 0.5% カシュメラン 2% ムスクT 1% フルーツベース 3% ローズベース 3% ジャスミンベース 1% ミューゲベース 3% アンバーベース 1% ノナナール 10%ジプロピレングリコール溶液 2% デカナール 10%ジプロピレングリコール溶液 1% メチルノニルアルデヒド 10%ジプロピレングリコール溶液 2% ジプロピレングリコール 残部 合 計 100%
【0035】
【表1】
【0036】上記表1から明らかなように、本発明の必
須成分を含有する組成物(実施例1〜10)は、いずれ
も泡立ち、すすぎ時のなめらかさ、乾燥後の髪のしっと
り感持続性、静電気防止効果が良好である。さらに、両
性界面活性剤とアミンオキシドを配合した方が、泡立ち
の良さ、しっとり感の持続性がさらに優れていることが
判明した(実施例3、5、7、9、10)。これに対
し、本発明の必須成分の(A)、(B)、(C)成分の
いずれかを含有しない組成物(比較例1〜3)は、前記
評価項目全てを満足させることはできないことが判っ
た。また(C)成分の高分子物質が両性ポリマーでない
比較例4では、良好なすすぎ感、仕上がり感を得ること
ができないことが判った。
【0037】以下に、実施例11〜15に示す組成の洗
浄剤組成物(コンデショニングシャンプー)を製造し
た。なお、配合単位は、質量%基準で、全量100質量
%、残部は精製水で調製した。また、これらの洗浄剤組
成物のpH(原液)は、6.0であった。この洗浄剤組
成物(実施例11〜15)は、上記評価方法で評価した
ところ、いずれも泡立ち(◎)、すすぎ時のなめらかさ
(◎)、乾燥後の髪のしっとり感持続性(◎)、静電気
防止効果(◎)が良好であった。
【0038】 (実施例11) A−1 1.0 A―2 1.0 ベへニン酸ジメチルアミノプロピルアミド 0.7 B−1 3.0 B−2 3.0 C−1 0.3 ラウリン酸アミドプロピルベタイン 10.0 ラウリルヒドロキシスルホベタイン 3.0 ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0 D−3 3.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 POEジオレイン酸メチルグルコシド 1.0 POE(15)アルキルエーテル 0.5 カチオン化セルロース 0.3 コレウス抽出物 0.3 無水硫酸ナトリウム 1.0 安息香酸ナトリウム 1.0 ジステアリン酸エチレングリコール 2.0 グリシン 0.5 1,3−ブチレングリコール 1.0 ジブチルヒドロキシトルエン 0.01 オキシベンソン 0.1 黄色203号 0.001 黄色5号 0.002 香料A 0.5 クエン酸 0.5
【0039】 (実施例12) A−1 1.5 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム塩 1.5 B−1 2.0 B−2 2.0 アラキルアルコール 2.0 C−1 0.3 塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリル酸/アクリルアミド (マーコートプラス3331) 0.3 D−1 8.0 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 4.0 D−2 1.0 ラウリルシ゛ヒト゛ロキシエチルアミンオキシド 1.0 D―3 3.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.0 POEジオレイン酸メチルグルコシド 1.0 塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体 0.1 カチオン化セルロース 0.1 スメクタイト 0.1 ピリチオン亜鉛 0.5 ピロクトンオラミン 0.3 無水硫酸ナトリウム 1.0 安息香酸ナトリウム 0.7 イソチアゾリン液(ケーソンCG ローム&ハース社製) 0.03 ジステアリン酸エチレングリコール 2.0 トリメチルグリシン 0.5 グリセリン 1.0 ジブチルヒドロキシトルエン 0.01 オキシベンソン 0.1 黄色203号 0.001 黄色5号 0.002 香料A 0.5 クエン酸 0.5
【0040】 (実施例13) A−1 1.5 ラウリン酸アミドブチルグアニンジン酢酸塩 1.0 B−1 3.0 B−2 2.0 アラキルアルコール 1.0 C−1 0.4 D−1 10.0 D−2 2.0 D−3 2.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.0 POE(3)アルキル硫酸ナトリウム 2.0 ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 3.0 POEラウロイルスルホコハク酸ナトリウム 1.0 カチオン化セルロース 0.1 カロフィリス抽出液 0.5 エデト酸2ナトリウム 0.5 安息香酸ナトリウム 0.7 イソチアゾリン液(ケーソンCG ローム&ハース社製) 0.03 ジステアリン酸エチレングリコール 2.0 メトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 0.5 グリセリン 1.0 ジブチルヒドロキシトルエン 0.01 オキシベンソン 0.1 グリコール酸 2.0 クエン酸 0.5 香料A 0.5
【0041】 (実施例14) A―1 2.5 B―3 2.0 ジベヘニン酸トリグリセリル 2.0 トリベヘニン酸トリグリセリル 1.0 C−1(マーコートプラス3330) 0.3 塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリル酸/アクリルアミド (マーコートプラス3331) 0.2 D−1 7.0 D−2 1.0 D−3 2.0 アミノ変性シリコーン(SM8704C) 0.2 ポリオキシエチレン(2)アルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム 2.0 塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体 0.1 カチオン化セルロース 0.1 安息香酸ナトリウム 0.7 イソチアゾリン液(ケーソンCG ローム&ハース社製) 0.03 ジステアリン酸エチレングリコール 2.0 グリセリン 1.0 グリチルレチン酸ジカリウム 0.5 ゼニアオイエキス 0.5 酢酸トコフェロール 0.5 イソプロピレングリコール 1.0 ジブチルヒドロキシトルエン 0.01 クエン酸 0.5 香料A 0.5
【0042】 (実施例15) A―1 2.5 B−1 2.0 B−2 2.0 アラキルアルコール 2.0 C−1 0.4 D−1 10.0 D−2 1.0 D−3 2.5 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0 POE(3)アルキル硫酸ナトリウム 1.5 アシルメチルーβ―アラニントリエタノールアミン 0.5 アシルグルタミン酸トリエタノールアミン 0.5 エーテルカルボン酸ナトリウム 0.5 塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体 0.1 カチオン化セルロース 0.2 ベンクレー 0.3 安息香酸ナトリウム 0.7 イソチアゾリン液(ケーソンCG ローム&ハース社製) 0.03 ジステアリン酸エチレングリコール 2.0 硫酸ナトリウム 1.0 グリセリン 1.0 加水分解タンパク 0.5 流動パラフィン 0.2 エタノール 0.5 プロピレングリコール 1.0 ジブチルヒドロキシトルエン 0.01 クエン酸 0.5 香料A 0.5
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、泡立ちがよく、すすぎ
感触が良好で、かつ乾燥後の毛髪に良好な柔軟性、滑沢
性を付与すると共に、静電気防止効果、しっとり感の持
続性に優れる毛髪用等に好適な洗浄剤組成物が提供され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下谷 由紀 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 古澤 智良 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AB352 AB442 AC072 AC082 AC102 AC112 AC122 AC182 AC212 AC232 AC302 AC312 AC342 AC392 AC422 AC432 AC472 AC532 AC561 AC562 AC582 AC642 AC662 AC692 AC712 AC782 AC792 AC852 AC862 AC932 AD012 AD042 AD131 AD132 AD151 AD152 AD162 AD202 AD412 AD532 AD662 BB06 BB07 BB12 BB35 CC38 EE06 EE07 4H003 AB15 AC15 AD03 AD04 AE05 DA02 EB04 EB07 EB08 EB09 EB28 EB37 FA18 FA21 FA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)成分〜(C)成分が含有され
    ていることを特徴とする洗浄剤組成物。 (A)カチオン性界面活性剤 (B)常温で固体の油分 (C)ノニオン性モノマーとカチオン性モノマーと水溶
    液中でアニオンの形成が可能な化合物とから形成される
    両性ポリマー
  2. 【請求項2】 前記(C)成分がアクリル酸とアクリル
    アミドとジアルキルジアリルアンモニウム塩との共重合
    体であることを特徴とする請求項1記載の洗浄剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 更に、両性界面活性剤が含有されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 アミンオキシドとシリコーン類を含有す
    ることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の
    洗浄剤組成物。
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