JP2003104852A - 毛髪用洗浄剤組成物 - Google Patents
毛髪用洗浄剤組成物Info
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- JP2003104852A JP2003104852A JP2001302371A JP2001302371A JP2003104852A JP 2003104852 A JP2003104852 A JP 2003104852A JP 2001302371 A JP2001302371 A JP 2001302371A JP 2001302371 A JP2001302371 A JP 2001302371A JP 2003104852 A JP2003104852 A JP 2003104852A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 泡立ち性と洗髪時のコンディショニング性お
よび高温保存での安定性が同時に優れた毛髪用洗浄剤組
成物を提供すること。 【解決手段】 少なくとも下記(A)(B)成分を含有
することを特徴とする毛髪用洗浄剤組成物。 (A)陰イオン型界面活性剤、非イオン型、両性および
陽イオン型界面活性剤から選択される1種または2種以
上。 (B)重合度4〜10のポリグリセリンと炭素数16〜
26の脂肪酸よりなる常温で固体状のポリグリセリン脂
肪酸エステル。
よび高温保存での安定性が同時に優れた毛髪用洗浄剤組
成物を提供すること。 【解決手段】 少なくとも下記(A)(B)成分を含有
することを特徴とする毛髪用洗浄剤組成物。 (A)陰イオン型界面活性剤、非イオン型、両性および
陽イオン型界面活性剤から選択される1種または2種以
上。 (B)重合度4〜10のポリグリセリンと炭素数16〜
26の脂肪酸よりなる常温で固体状のポリグリセリン脂
肪酸エステル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪用洗浄剤組成
物に関し、泡立ち性と洗髪時のコンディショニング性、
特に乾燥後の仕上り性能、の両方を満足するとともに、
安定性にも優れた毛髪用洗浄剤組成物に関する。
物に関し、泡立ち性と洗髪時のコンディショニング性、
特に乾燥後の仕上り性能、の両方を満足するとともに、
安定性にも優れた毛髪用洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、毛髪用洗浄剤組成物には、毛髪の
感触を良好にし、コンディショニング効果を付与するた
めに種々の提案がなされており、例えばシリコーン化合
物や流動パラフィン等の油脂類、各種の高分子物質、固
形のワックス類、カチオン活性剤などが配合され、要求
品質を満たすよう検討が行なわれてきた。しかしなが
ら、洗髪時の充分なコンディショニング効果を得るため
には、油脂類を多量に配合する必要があり、そうした場
合、泡立ちが低下する、髪のゴワつきやベタつきを
伴い、またパサつき防止効果においても充分ではない、
高温保存で外観変化(白度変化, 層分離)を生じる等
の諸問題点があり、これらを改善した毛髪用洗浄剤組成
物が望まれていた。
感触を良好にし、コンディショニング効果を付与するた
めに種々の提案がなされており、例えばシリコーン化合
物や流動パラフィン等の油脂類、各種の高分子物質、固
形のワックス類、カチオン活性剤などが配合され、要求
品質を満たすよう検討が行なわれてきた。しかしなが
ら、洗髪時の充分なコンディショニング効果を得るため
には、油脂類を多量に配合する必要があり、そうした場
合、泡立ちが低下する、髪のゴワつきやベタつきを
伴い、またパサつき防止効果においても充分ではない、
高温保存で外観変化(白度変化, 層分離)を生じる等
の諸問題点があり、これらを改善した毛髪用洗浄剤組成
物が望まれていた。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術
における上記事情に鑑みてなされたもので、泡立ち性と
洗髪時のコンディショニング性および高温保存での安定
性が同時に優れた毛髪用洗浄剤組成物を提供することを
目的とする。
における上記事情に鑑みてなされたもので、泡立ち性と
洗髪時のコンディショニング性および高温保存での安定
性が同時に優れた毛髪用洗浄剤組成物を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に対して鋭意研究を重ねた結果、常温で固体状の特定の
ポリグリセリン脂肪酸エステルを含有させる本発明を完
成した。即ち、本発明は少なくとも下記(A)(B)成
分を含有することを特徴とする毛髪用洗浄剤組成物であ
る。 (A)陰イオン型界面活性剤、非イオン型、両性および
陽イオン型界面活性剤から選択される1種または2種以
上。 (B)重合度4〜10のポリグリセリンと炭素数16〜
26の脂肪酸よりなる常温で固体状のポリグリセリン脂
肪酸エステル。 上記の毛髪用洗浄剤組成物には、更にシリコーン化合物
および/または水溶性高分子を配合することが望まし
い。
に対して鋭意研究を重ねた結果、常温で固体状の特定の
ポリグリセリン脂肪酸エステルを含有させる本発明を完
成した。即ち、本発明は少なくとも下記(A)(B)成
分を含有することを特徴とする毛髪用洗浄剤組成物であ
る。 (A)陰イオン型界面活性剤、非イオン型、両性および
陽イオン型界面活性剤から選択される1種または2種以
上。 (B)重合度4〜10のポリグリセリンと炭素数16〜
26の脂肪酸よりなる常温で固体状のポリグリセリン脂
肪酸エステル。 上記の毛髪用洗浄剤組成物には、更にシリコーン化合物
および/または水溶性高分子を配合することが望まし
い。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をより
詳細に説明する。本発明の(A)成分の洗浄基剤として
は、陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両
性界面活性剤および陽イオン性(カチオン性)界面活性
剤から選ばれる1種または2種以上を使用する。陰イオ
ン性界面活性剤としては、例えば、アルキルスルホン酸
塩、アルキル硫酸塩、アシル化アミノ酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、α−
オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン
酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル酢酸塩、脂肪酸石ケン、アルキルリン酸
エステル塩等が挙げられる。
詳細に説明する。本発明の(A)成分の洗浄基剤として
は、陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両
性界面活性剤および陽イオン性(カチオン性)界面活性
剤から選ばれる1種または2種以上を使用する。陰イオ
ン性界面活性剤としては、例えば、アルキルスルホン酸
塩、アルキル硫酸塩、アシル化アミノ酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、α−
オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン
酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル酢酸塩、脂肪酸石ケン、アルキルリン酸
エステル塩等が挙げられる。
【0006】中でもポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル硫酸塩、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニン
塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸塩、ポリ
オキシエチレンラウリルアミド酢酸塩、モノアルキルリ
ン酸塩が好ましい。ここで用いられる塩としてはナトリ
ウム、カリウム、マグネシウム等の金属塩;アンモニウ
ム塩;モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアン
モニウム、トリエタノールアンモニウム塩等の有機アン
モニウム塩等が好ましい。
ル硫酸塩、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニン
塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸塩、ポリ
オキシエチレンラウリルアミド酢酸塩、モノアルキルリ
ン酸塩が好ましい。ここで用いられる塩としてはナトリ
ウム、カリウム、マグネシウム等の金属塩;アンモニウ
ム塩;モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアン
モニウム、トリエタノールアンモニウム塩等の有機アン
モニウム塩等が好ましい。
【0007】両性界面活性剤としては、アルキルベタイ
ン系界面活性剤、アミドベタイン系界面活性剤、スルホ
ベタイン系界面活性剤、ヒドロキシスルホベタイン系界
面活性剤、アミドスルホベタイン系界面活性剤、ホスホ
ベタイン系界面活性剤、イミダゾリニウムベタイン系界
面活性剤、アミノプロピオン酸系界面活性剤、アミノ酸
系界面活性剤等が挙げられる。中でも、アルキルベタイ
ン、アミドプロピルベタイン、ラウリルヒドロキシスル
ホベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N
−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリ
ルイミノジプロピオン酸、N−[3−アルキル(12,
14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギ
ニン塩酸が好ましい。さらに、アミンオキサイド系界面
活性剤も好適であり、中でもラウリルジメチルアミンオ
キサイドが好ましい。
ン系界面活性剤、アミドベタイン系界面活性剤、スルホ
ベタイン系界面活性剤、ヒドロキシスルホベタイン系界
面活性剤、アミドスルホベタイン系界面活性剤、ホスホ
ベタイン系界面活性剤、イミダゾリニウムベタイン系界
面活性剤、アミノプロピオン酸系界面活性剤、アミノ酸
系界面活性剤等が挙げられる。中でも、アルキルベタイ
ン、アミドプロピルベタイン、ラウリルヒドロキシスル
ホベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N
−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリ
ルイミノジプロピオン酸、N−[3−アルキル(12,
14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギ
ニン塩酸が好ましい。さらに、アミンオキサイド系界面
活性剤も好適であり、中でもラウリルジメチルアミンオ
キサイドが好ましい。
【0008】非イオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレングリコール等が挙げられる。中でもポリエチレ
ングリコールモノステアレート、モノラウリン酸デカグ
リセリル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリ
オキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(3
0)グリコール等が好ましい。
シエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレングリコール等が挙げられる。中でもポリエチレ
ングリコールモノステアレート、モノラウリン酸デカグ
リセリル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリ
オキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(3
0)グリコール等が好ましい。
【0009】その他に、ヤシ油脂肪酸アルカノールアミ
ド、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグリコシド、アル
キルグリセリルグリコシド、メチルグルコシド脂肪酸エ
ステル等が挙げられる。陰イオン性、両性および非イオ
ン性界面活性剤の配合量は、洗浄剤組成物の5〜60質
量%(配合量は、以下単に%と表示する)が好ましく、
特に10〜50%が好ましい。中でも、両性界面活性剤
を組成物中に1%以上添加した場合には、組成物の経時
安定性が改善されるので好ましい。これらの界面活性剤
は単独で用いてもよいが、陰イオン性、両性および非イ
オン性界面活性剤を混合して用いるのが好ましい。
ド、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグリコシド、アル
キルグリセリルグリコシド、メチルグルコシド脂肪酸エ
ステル等が挙げられる。陰イオン性、両性および非イオ
ン性界面活性剤の配合量は、洗浄剤組成物の5〜60質
量%(配合量は、以下単に%と表示する)が好ましく、
特に10〜50%が好ましい。中でも、両性界面活性剤
を組成物中に1%以上添加した場合には、組成物の経時
安定性が改善されるので好ましい。これらの界面活性剤
は単独で用いてもよいが、陰イオン性、両性および非イ
オン性界面活性剤を混合して用いるのが好ましい。
【0010】カチオン性界面活性剤としては、下記一般
式(1)で表される化合物を挙げることができる。
式(1)で表される化合物を挙げることができる。
【化1】
上記一般式(1)中のR6、R7、R8、及びR9、は、い
づれもアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル
基、ポリアルキレンオキシド基又はベンジル基を表し、
そのうち1つ又は2つは炭素数10〜24の直鎖アルキ
ル基、ヒドロキシアルキル基又はアルケニル基であり、
残りはメチル基、エチル基、ベンジル基、又は−(C2
H4O)q−H、−(C3H6O)r−H(但し、q及びr
はそれぞれ1〜5の整数)で表されるポリアルキレンオ
キサイド基であるが、これは互いに同一であっても異な
っていてもよい。また、Z-は陰イオンを表す。
づれもアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル
基、ポリアルキレンオキシド基又はベンジル基を表し、
そのうち1つ又は2つは炭素数10〜24の直鎖アルキ
ル基、ヒドロキシアルキル基又はアルケニル基であり、
残りはメチル基、エチル基、ベンジル基、又は−(C2
H4O)q−H、−(C3H6O)r−H(但し、q及びr
はそれぞれ1〜5の整数)で表されるポリアルキレンオ
キサイド基であるが、これは互いに同一であっても異な
っていてもよい。また、Z-は陰イオンを表す。
【0011】この場合、具体例としては、例えば、ステ
アリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリ
メチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルア
ンモニウムクロライド、セトステアリルトリメチルアン
モニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウ
ムクロライド、ジベヘニルジメチルアンモニウムクロラ
イドなどがある。
アリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリ
メチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルア
ンモニウムクロライド、セトステアリルトリメチルアン
モニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウ
ムクロライド、ジベヘニルジメチルアンモニウムクロラ
イドなどがある。
【0012】また、下記一般式(2)で表されるグアニ
ジン誘導体も、カチオン性界面活性剤として挙げること
ができる。
ジン誘導体も、カチオン性界面活性剤として挙げること
ができる。
【化2】
(但し、式中、R10は炭素数1〜21の直鎖状若しくは
分岐鎖状のアルキル基、Aは炭素数1〜10の直鎖状若
しくは分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であ
り、tは1〜5の整数であって、tが2以上の場合、各
ブロック中のAは互いに異なってもよい。)
分岐鎖状のアルキル基、Aは炭素数1〜10の直鎖状若
しくは分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であ
り、tは1〜5の整数であって、tが2以上の場合、各
ブロック中のAは互いに異なってもよい。)
【0013】一般式(2)中のR10は、炭素数1〜2
1、好ましくは11〜19の直鎖状若しくは分岐鎖状の
アルキル基又はアルケニル基であり、例えば、C11H23
−、C 12H25−、C13H27−、C14H29−、C15H
31−、C16H33−、C17H35−、(C8H17)2CH−、
4−C2H5C15H30−等の基が好適である。置換基A
は、炭素数1〜10、好ましくは2〜6の直鎖状若しく
は分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であり、
例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレ
ン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、イソプロピレン
基、2−ペンテニル基、2−エチルブチレン基等が挙げ
られる。
1、好ましくは11〜19の直鎖状若しくは分岐鎖状の
アルキル基又はアルケニル基であり、例えば、C11H23
−、C 12H25−、C13H27−、C14H29−、C15H
31−、C16H33−、C17H35−、(C8H17)2CH−、
4−C2H5C15H30−等の基が好適である。置換基A
は、炭素数1〜10、好ましくは2〜6の直鎖状若しく
は分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であり、
例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレ
ン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、イソプロピレン
基、2−ペンテニル基、2−エチルブチレン基等が挙げ
られる。
【0014】一般式(2)のグアニジン誘導体は、通
常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩等の無機塩
類、グリコール酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ
酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。しか
し、水への溶解性などの点から無機酸塩がよく、有機酸
塩とする場合はグリコール酸塩が望ましい。
常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩等の無機塩
類、グリコール酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ
酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。しか
し、水への溶解性などの点から無機酸塩がよく、有機酸
塩とする場合はグリコール酸塩が望ましい。
【0015】一般式(1)のアルキル4級アンモニウム
塩および一般式(2)のグアニジン誘導体またはその塩
の配合量は制限されないが、通常、組成物全体に基づ
き、0.05〜5%の範囲が好ましく、より好ましくは
0.5〜3%がよい。グアニジン誘導体又はその塩の配
合量が0.05%未満では、仕上がり効果が不十分であ
り、5%を越えると、ベタつきが発生する。
塩および一般式(2)のグアニジン誘導体またはその塩
の配合量は制限されないが、通常、組成物全体に基づ
き、0.05〜5%の範囲が好ましく、より好ましくは
0.5〜3%がよい。グアニジン誘導体又はその塩の配
合量が0.05%未満では、仕上がり効果が不十分であ
り、5%を越えると、ベタつきが発生する。
【0016】また、アミノ酸系カチオン界面活性剤とし
て、モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキル
エステル塩を挙げることができる。この化合物を構成す
る塩基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リシ
ン及びアルギニン等の天然アミノ酸を挙げることができ
る。また、α,γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸
を用いることも可能である。これらは光学活性体でもラ
セミ体でもよい。また、そのアシル基は、炭素数が8〜
22の飽和又は不飽和の高級脂肪酸残基である。これら
は天然のものでも合成されたものでもよい。例えば、ラ
ウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基及びステ
アロイル基等の単一高級脂肪酸残基、並びにヤシ油脂肪
酸残基及び牛脂高級脂肪酸残基等の天然の混合高級脂肪
酸残基を採用することができる。
て、モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキル
エステル塩を挙げることができる。この化合物を構成す
る塩基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リシ
ン及びアルギニン等の天然アミノ酸を挙げることができ
る。また、α,γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸
を用いることも可能である。これらは光学活性体でもラ
セミ体でもよい。また、そのアシル基は、炭素数が8〜
22の飽和又は不飽和の高級脂肪酸残基である。これら
は天然のものでも合成されたものでもよい。例えば、ラ
ウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基及びステ
アロイル基等の単一高級脂肪酸残基、並びにヤシ油脂肪
酸残基及び牛脂高級脂肪酸残基等の天然の混合高級脂肪
酸残基を採用することができる。
【0017】上記化合物を構成する低級アルキルエステ
ル成分としては、メチルエステル、エチルエステル、プ
ロピルエステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、
ヘキシルエステル、ヘプチルエステル及びオクチルエス
テルが好適である。上記化合物を構成する塩としては、
塩酸塩若しくは硫酸塩のような無機酸塩、又は酢酸塩、
酒石酸塩、クエン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、高
級脂肪酸塩、酸性アミノ酸塩、若しくはピログルタミン
酸塩のような有機酸塩を採用することができる。これら
のうち、塩酸塩、L−又はDL−ピロリドンカルボン酸
塩及び酸性アミノ酸塩の形が好ましい。
ル成分としては、メチルエステル、エチルエステル、プ
ロピルエステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、
ヘキシルエステル、ヘプチルエステル及びオクチルエス
テルが好適である。上記化合物を構成する塩としては、
塩酸塩若しくは硫酸塩のような無機酸塩、又は酢酸塩、
酒石酸塩、クエン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、高
級脂肪酸塩、酸性アミノ酸塩、若しくはピログルタミン
酸塩のような有機酸塩を採用することができる。これら
のうち、塩酸塩、L−又はDL−ピロリドンカルボン酸
塩及び酸性アミノ酸塩の形が好ましい。
【0018】モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級
アルキルエステル塩の配合量は、特に限定されないが組
成物全体に基づき、0.1〜5%含まれることが好まし
く、特に0.3〜3%含まれることが好ましい。以上説
明した(A)成分は、通常、1種のみを単独で配合して
も2種以上を併用しても良い。
アルキルエステル塩の配合量は、特に限定されないが組
成物全体に基づき、0.1〜5%含まれることが好まし
く、特に0.3〜3%含まれることが好ましい。以上説
明した(A)成分は、通常、1種のみを単独で配合して
も2種以上を併用しても良い。
【0019】本発明の(B)成分としての、常温で固体
状のポリグリセリン脂肪酸エステルについては、重合度
4〜10のポリグリセリンと炭素数16〜26の脂肪酸
よりなる常温で固体状のポリグリセリン脂肪酸エステル
が挙げられる。さらには、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ルの融点が50℃以上であることが好ましい。また重合
度4〜10のポリグリセリンが70%以上で、且つ重合
度5のポリグリセリンを50%以上含むポリグリセリン
と炭素数16〜26を50%以上含む脂肪酸とから成る
ポリグリセリン脂肪酸エステルがより好ましい。更に
は、炭素数22を50%以上含む脂肪酸とからなるポリ
グリセリン脂肪酸エステルが好ましい。加えて、これら
ポリグリセリン脂肪酸エステルにおいては、エステル部
位の脂肪酸結合数についてもその効果が及ぶ。
状のポリグリセリン脂肪酸エステルについては、重合度
4〜10のポリグリセリンと炭素数16〜26の脂肪酸
よりなる常温で固体状のポリグリセリン脂肪酸エステル
が挙げられる。さらには、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ルの融点が50℃以上であることが好ましい。また重合
度4〜10のポリグリセリンが70%以上で、且つ重合
度5のポリグリセリンを50%以上含むポリグリセリン
と炭素数16〜26を50%以上含む脂肪酸とから成る
ポリグリセリン脂肪酸エステルがより好ましい。更に
は、炭素数22を50%以上含む脂肪酸とからなるポリ
グリセリン脂肪酸エステルが好ましい。加えて、これら
ポリグリセリン脂肪酸エステルにおいては、エステル部
位の脂肪酸結合数についてもその効果が及ぶ。
【0020】ここで重合度4〜10のポリグリセリンを
70%以上含むポリグリセリンとは、残りが重合度3以
下のポリグリセリンを0〜30%含有することを意味す
る。なお本発明では重合度3以下のポリグリセリンは、
出来れば存在させない方が泡立ちの点から好ましい。
70%以上含むポリグリセリンとは、残りが重合度3以
下のポリグリセリンを0〜30%含有することを意味す
る。なお本発明では重合度3以下のポリグリセリンは、
出来れば存在させない方が泡立ちの点から好ましい。
【0021】また、炭素数16〜26を50%以上含む
脂肪酸とは、炭素数16未満の脂肪酸が50%未満含ま
れていてもよいことを意味する。さらに炭素数18以上
を50%以上含む脂肪酸とは、炭素数18未満の脂肪酸
を50%以下含むことを意味する。
脂肪酸とは、炭素数16未満の脂肪酸が50%未満含ま
れていてもよいことを意味する。さらに炭素数18以上
を50%以上含む脂肪酸とは、炭素数18未満の脂肪酸
を50%以下含むことを意味する。
【0022】本発明のポリグリセリン脂肪酸エステルの
具体例としては、例えば、 (1)ポリグリセリン(重合度4〜10を70%以上含
む)と、一般的なステアリン酸(炭素数16が約40
%、炭素数18が約50%)、又は高純度ステアリン酸
(炭素数18が約90%)、或いは又ベヘニン酸(炭素
数22が約80%)、またはこれらの混合鎖長の脂肪酸
とのエステル化物。 (2)ポリグリセリン(重合度4〜10が70%以上で
且つ重合度5を50%以上含む)と、一般的なステアリ
ン酸(炭素数16が約40%, 炭素数18が約50
%)、または高純度ステアリン酸(炭素数18が約90
%)、さらにはベヘニン酸(炭素数22が約80%)、
或いはこれらの混合鎖長の脂肪酸とのエステル化物等が
挙げられる。
具体例としては、例えば、 (1)ポリグリセリン(重合度4〜10を70%以上含
む)と、一般的なステアリン酸(炭素数16が約40
%、炭素数18が約50%)、又は高純度ステアリン酸
(炭素数18が約90%)、或いは又ベヘニン酸(炭素
数22が約80%)、またはこれらの混合鎖長の脂肪酸
とのエステル化物。 (2)ポリグリセリン(重合度4〜10が70%以上で
且つ重合度5を50%以上含む)と、一般的なステアリ
ン酸(炭素数16が約40%, 炭素数18が約50
%)、または高純度ステアリン酸(炭素数18が約90
%)、さらにはベヘニン酸(炭素数22が約80%)、
或いはこれらの混合鎖長の脂肪酸とのエステル化物等が
挙げられる。
【0023】かかるポリグリセリン脂肪酸エステルとし
ては例えば、ポリグリセリンステアリン酸エステル、ポ
リグリセリンステアリン酸/ベヘニン酸エステル、ポリ
グリセリン高純度ステアリン酸エステル、ポリグリセリ
ン高純度ステアリン酸/ベヘニン酸エステル、ポリグリ
セリンベヘニン酸エステルのそれぞれジエステル、トリ
エステル、テトラエステル、ペンタエステル、ヘキサエ
ステルタイプなどが含まれる。本発明で使用される
(B)成分としてのポリグリセリン脂肪酸エステルのエ
ステル部位の脂肪酸結合数としては、2〜6、好ましく
は2〜4である。脂肪酸結合数1以下では安定性(高温
保存時)の点で好ましくなく、脂肪酸結合数が7以上で
は、乾燥後の仕上がりの点で好ましくない。
ては例えば、ポリグリセリンステアリン酸エステル、ポ
リグリセリンステアリン酸/ベヘニン酸エステル、ポリ
グリセリン高純度ステアリン酸エステル、ポリグリセリ
ン高純度ステアリン酸/ベヘニン酸エステル、ポリグリ
セリンベヘニン酸エステルのそれぞれジエステル、トリ
エステル、テトラエステル、ペンタエステル、ヘキサエ
ステルタイプなどが含まれる。本発明で使用される
(B)成分としてのポリグリセリン脂肪酸エステルのエ
ステル部位の脂肪酸結合数としては、2〜6、好ましく
は2〜4である。脂肪酸結合数1以下では安定性(高温
保存時)の点で好ましくなく、脂肪酸結合数が7以上で
は、乾燥後の仕上がりの点で好ましくない。
【0024】また、(B)成分は、1種のみを用いても
よいし2種以上を組み合わせて用いてもよい。その配合
量は、通常、組成物全体に対し、0.5〜10重量%の
範囲が好ましく、より好ましくは1〜5重量%がよい。
配合量が0.5重量%未満では使用感が不十分であり、
10重量%を越えると経時安定性が悪くなる。
よいし2種以上を組み合わせて用いてもよい。その配合
量は、通常、組成物全体に対し、0.5〜10重量%の
範囲が好ましく、より好ましくは1〜5重量%がよい。
配合量が0.5重量%未満では使用感が不十分であり、
10重量%を越えると経時安定性が悪くなる。
【0025】本発明の毛髪用洗浄剤としては、より高い
洗髪時のコンディショニング性の発現のためにシリコ−
ン化合物及び/または水溶性高分子を配合することが好
ましい。ここでシリコ−ン化合物としては、その種類が
特に制限されるものではなく通常洗浄剤組成物に使用さ
れているものを用いることが可能である。例えば、ジメ
チルポリシロキサン(高重合ジメチルポリシロキサン、
シリコーンゴムを含む)、メチルフェニルポリシロキサ
ン、ポリエーテル変性シリコーン油、ポリアミノ変性シ
リコーン油などを挙げることができ、これらは1種単独
でまたは2種以上を適宜組み合わせて使用することがで
きる。
洗髪時のコンディショニング性の発現のためにシリコ−
ン化合物及び/または水溶性高分子を配合することが好
ましい。ここでシリコ−ン化合物としては、その種類が
特に制限されるものではなく通常洗浄剤組成物に使用さ
れているものを用いることが可能である。例えば、ジメ
チルポリシロキサン(高重合ジメチルポリシロキサン、
シリコーンゴムを含む)、メチルフェニルポリシロキサ
ン、ポリエーテル変性シリコーン油、ポリアミノ変性シ
リコーン油などを挙げることができ、これらは1種単独
でまたは2種以上を適宜組み合わせて使用することがで
きる。
【0026】これらの中でも、特にジメチルポリシロキ
サンが好適である。上記シリコーン化合物としては、25
℃における粘度0.05〜100, 000mm2/s、
特に、1〜10,000mm2/sのものがより好適に用
いられる。また、上記シリコーン化合物としては、上記
シリコーン誘導体を界面活性剤により乳化し、エマルシ
ョン化したものも使用することができる。なお、このよ
うなエマルションは、乳化剤や乳化方法に特に制限はな
く種々使用することができる。しかし、本発明において
は、シリコーン油でかつ高分子量のものがより好適であ
る。組成物中への配合量は、特に0.1〜5重量%が好まし
く、より好ましくは0.5〜3重量%である。配合量が少な
すぎると乾燥後の良好な感触が発現せず、多すぎると安
定な乳化分散ができない場合がある。
サンが好適である。上記シリコーン化合物としては、25
℃における粘度0.05〜100, 000mm2/s、
特に、1〜10,000mm2/sのものがより好適に用
いられる。また、上記シリコーン化合物としては、上記
シリコーン誘導体を界面活性剤により乳化し、エマルシ
ョン化したものも使用することができる。なお、このよ
うなエマルションは、乳化剤や乳化方法に特に制限はな
く種々使用することができる。しかし、本発明において
は、シリコーン油でかつ高分子量のものがより好適であ
る。組成物中への配合量は、特に0.1〜5重量%が好まし
く、より好ましくは0.5〜3重量%である。配合量が少な
すぎると乾燥後の良好な感触が発現せず、多すぎると安
定な乳化分散ができない場合がある。
【0027】水溶性高分子としては、その種類において
アニオン性、ノニオン性、両性、カチオン性等、特に制
限されるものではなく、通常洗浄剤組成物に使用される
ものを用いることが可能である。アニオン性またはノニ
オン性の水溶性高分子としては、天然、合成のいずれの
ものでもよく、例えばペクチン、カラギーナン、グアー
ガム、ローカストビーンガム、ゼラチン、キサンタンガ
ム、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸
塩、デンプン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸
塩、ポリメタクリル酸塩、ポリメチルアクリル酸塩、ポ
リエチレングリコール、ポリエチレンオキサイド、トラ
ガラントゴム等が挙げられる。
アニオン性、ノニオン性、両性、カチオン性等、特に制
限されるものではなく、通常洗浄剤組成物に使用される
ものを用いることが可能である。アニオン性またはノニ
オン性の水溶性高分子としては、天然、合成のいずれの
ものでもよく、例えばペクチン、カラギーナン、グアー
ガム、ローカストビーンガム、ゼラチン、キサンタンガ
ム、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸
塩、デンプン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸
塩、ポリメタクリル酸塩、ポリメチルアクリル酸塩、ポ
リエチレングリコール、ポリエチレンオキサイド、トラ
ガラントゴム等が挙げられる。
【0028】カチオン性残基を有する両性またはカチオ
ン性の水溶性高分子としては、官能基がジメチルジアリ
ルアンモニウムハライドである塩化ジメチルジアリルア
ンモニウムホモポリマー、塩化ジメチルジアリルアンモ
ニウム・アクリルアミド共重合体、塩化ジメチルジアリ
ルアンモニウム・アクリル酸共重合体、塩化ジメチルジ
アリルアンモニウム・アクリルアミド・アクリル酸3元
共重合体などが挙げられ、米国カルゴン社から商品名マ
ーコートシリーズで販売されているものを使用すること
ができる。
ン性の水溶性高分子としては、官能基がジメチルジアリ
ルアンモニウムハライドである塩化ジメチルジアリルア
ンモニウムホモポリマー、塩化ジメチルジアリルアンモ
ニウム・アクリルアミド共重合体、塩化ジメチルジアリ
ルアンモニウム・アクリル酸共重合体、塩化ジメチルジ
アリルアンモニウム・アクリルアミド・アクリル酸3元
共重合体などが挙げられ、米国カルゴン社から商品名マ
ーコートシリーズで販売されているものを使用すること
ができる。
【0029】また、別のカチオン性残基を有する高分子
物質として、メタクリロイルエチルベタイン・メタクリ
ル酸エステル共重合体などが挙げられ、三菱化学株式会
社より商品名ユカフォーマーシリーズで販売されている
ものを使用することができる。さらに、カチオン化セル
ロース、カチオン化グアーガム、カチオン化デキストラ
ン、カチオン化プルランなどの他、カチオン化加水分解
ケラチン、カチオン化加水分解シルク、カチオン化コラ
ーゲン等のタンパク加水分解にカチオン基を導入したも
のなどを用いることができる。なお、上記高分子物質
は、その1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用し
てもよい。組成物中への配合量は、0.01〜5%が好
ましく、さらに0.1〜2%配合すると特に泡立ちに優
れ、きめ細かい泡質ですすぎ性も向上する。
物質として、メタクリロイルエチルベタイン・メタクリ
ル酸エステル共重合体などが挙げられ、三菱化学株式会
社より商品名ユカフォーマーシリーズで販売されている
ものを使用することができる。さらに、カチオン化セル
ロース、カチオン化グアーガム、カチオン化デキストラ
ン、カチオン化プルランなどの他、カチオン化加水分解
ケラチン、カチオン化加水分解シルク、カチオン化コラ
ーゲン等のタンパク加水分解にカチオン基を導入したも
のなどを用いることができる。なお、上記高分子物質
は、その1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用し
てもよい。組成物中への配合量は、0.01〜5%が好
ましく、さらに0.1〜2%配合すると特に泡立ちに優
れ、きめ細かい泡質ですすぎ性も向上する。
【0030】本発明の毛髪用洗浄剤組成物には、本発明
の効果が損なわれない範囲で使用目的などにより、必要
に応じて前記成分以外に一般に用いられている各種添加
成分を配合することが可能である。このような添加成分
としては、例えば、アニオン界面活性剤、両性界面活性
剤、半極性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、ポリオ
ール類、可溶化剤、無機塩類、有機塩類、ジブチルヒド
ロキシトルエン(BHT)などの酸化防止剤、トリクロ
ロカルバン等の殺菌剤、
の効果が損なわれない範囲で使用目的などにより、必要
に応じて前記成分以外に一般に用いられている各種添加
成分を配合することが可能である。このような添加成分
としては、例えば、アニオン界面活性剤、両性界面活性
剤、半極性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、ポリオ
ール類、可溶化剤、無機塩類、有機塩類、ジブチルヒド
ロキシトルエン(BHT)などの酸化防止剤、トリクロ
ロカルバン等の殺菌剤、
【0031】粘度調整剤、紫外線吸収剤、動植物抽出
液、ジンクピリチオンなどのフケ防止剤、グリチルリチ
ン酸ジカリウムなどの抗炎症剤、安息香酸およびその
塩、パラベン類、ケーソンCGなどの防腐剤、クエン
酸、トリエタノールアミンなどのpH調整剤、エチレン
グリコールジ脂肪酸エステルなどのパール化剤、乳濁
剤、色素、香料などを任意に添加することができ、これ
らの添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で常用量と
することができる。
液、ジンクピリチオンなどのフケ防止剤、グリチルリチ
ン酸ジカリウムなどの抗炎症剤、安息香酸およびその
塩、パラベン類、ケーソンCGなどの防腐剤、クエン
酸、トリエタノールアミンなどのpH調整剤、エチレン
グリコールジ脂肪酸エステルなどのパール化剤、乳濁
剤、色素、香料などを任意に添加することができ、これ
らの添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で常用量と
することができる。
【0032】本発明の毛髪用洗浄剤組成物の具体的な調
製方法は、特に限定されないが、(B)成分を約75℃
で融解したものと、(A)成分を一部の水と約75℃で
混合融解したものとを混合し、徐冷後に、約40℃で残
りの成分を配合し調製することが望ましい。本発明の毛
髪用洗浄剤組成物は特に、シャンプー例えば、リンスイ
ンシャンプーやトリートメントシャンプーなどのような
コンディショニング性の高いシャンプー等に好適に使用
される。
製方法は、特に限定されないが、(B)成分を約75℃
で融解したものと、(A)成分を一部の水と約75℃で
混合融解したものとを混合し、徐冷後に、約40℃で残
りの成分を配合し調製することが望ましい。本発明の毛
髪用洗浄剤組成物は特に、シャンプー例えば、リンスイ
ンシャンプーやトリートメントシャンプーなどのような
コンディショニング性の高いシャンプー等に好適に使用
される。
【0033】
【実施例】次に、本発明を実施例および比較例によって
更に具体的かつ詳細に説明するが、本発明はこれらの実
施例によって限定されるものではない。
更に具体的かつ詳細に説明するが、本発明はこれらの実
施例によって限定されるものではない。
【0034】実施例1〜10、比較例1〜5
以下の表1に示すA成分とB成分組成の実施例、比較例
の洗浄剤組成物(配合量の%はいずれも質量基準であ
る。)をそれぞれ調製し、これら組成物について泡立ち
性を下記方法にて評価した。その結果を表1に示す。
の洗浄剤組成物(配合量の%はいずれも質量基準であ
る。)をそれぞれ調製し、これら組成物について泡立ち
性を下記方法にて評価した。その結果を表1に示す。
【0035】(1)組成物の泡立ち性の評価
<評価方法>
調製した組成物の泡立ち性をエプトン管法※ により評
価した。 ※エプトン管法…エプトン管内に試料、人工汚垢を採
り、20回/10秒振った時の泡高(ml)を測定する方
法 下記の基準組成物(洗浄剤ベース)に各種添加剤(油
剤、ポリグリセリン脂肪酸エステル)を配合し、泡高へ
の影響を評価した。 基準組成物(洗浄剤ベース:A成分のみ) ・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム :10(%) (ポリオキシエチレン平均付加モル数:3モル) ・ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン :3(%) (評価基準)基準組成物に対する相対評価 同等 ○ 悪い ×
価した。 ※エプトン管法…エプトン管内に試料、人工汚垢を採
り、20回/10秒振った時の泡高(ml)を測定する方
法 下記の基準組成物(洗浄剤ベース)に各種添加剤(油
剤、ポリグリセリン脂肪酸エステル)を配合し、泡高へ
の影響を評価した。 基準組成物(洗浄剤ベース:A成分のみ) ・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム :10(%) (ポリオキシエチレン平均付加モル数:3モル) ・ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン :3(%) (評価基準)基準組成物に対する相対評価 同等 ○ 悪い ×
【0036】
【表1】
【0037】実施例11〜28、比較例6〜18
以下の表2と表3に示すA成分とB成分組成の実施例、
比較例の洗浄剤組成物(配合量の%はいずれも質量基準
である。)をそれぞれ調製し、これら組成物について経
時の安定性を下記方法にて評価した。その結果を表2と
表3に示す。
比較例の洗浄剤組成物(配合量の%はいずれも質量基準
である。)をそれぞれ調製し、これら組成物について経
時の安定性を下記方法にて評価した。その結果を表2と
表3に示す。
【0038】(2)経時の安定性評価
<評価方法>
調製した組成物を、40℃と50℃の各々に1ヶ月保存
し、その耐融解性を下記評価基準で評価した。
し、その耐融解性を下記評価基準で評価した。
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】実施例29〜41、比較例19〜23
以下の表4に示すA成分とB成分に、カチオン化セルロ
ースとシリコーンエマルジョンを添加した組成の実施
例、比較例の洗浄剤組成物(配合量の%はいずれも質量
基準である。)をそれぞれ調製し、これら組成物につい
て使用感(乾燥後の風合い)を下記方法にて評価した。
その結果を表4に示す。 (3)使用感(乾燥後の風合い)の評価 頭髪を左右に二分し、一方に下記に示す標準シャンプー
を、他方には実施例および比較例に示す組成物をそれぞ
れ塗布し、充分泡立てた後、温水にて毛髪をすすぐ。さ
らに、標準シャンプーで処理した側には下記に示す標準
コンディショナーを塗布し温水にて毛髪をすすぎ流す。
その後乾燥させ、使用感について、すすぎ後〜乾燥後ま
でを通しての風合いの評価を、パネル10名の申告によ
り下記基準にて評価を行った。
ースとシリコーンエマルジョンを添加した組成の実施
例、比較例の洗浄剤組成物(配合量の%はいずれも質量
基準である。)をそれぞれ調製し、これら組成物につい
て使用感(乾燥後の風合い)を下記方法にて評価した。
その結果を表4に示す。 (3)使用感(乾燥後の風合い)の評価 頭髪を左右に二分し、一方に下記に示す標準シャンプー
を、他方には実施例および比較例に示す組成物をそれぞ
れ塗布し、充分泡立てた後、温水にて毛髪をすすぐ。さ
らに、標準シャンプーで処理した側には下記に示す標準
コンディショナーを塗布し温水にて毛髪をすすぎ流す。
その後乾燥させ、使用感について、すすぎ後〜乾燥後ま
でを通しての風合いの評価を、パネル10名の申告によ
り下記基準にて評価を行った。
【0042】
標準シャンプー
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム:15(%)
(ポリオキシエチレン平均付加モル数:3モル)
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン :3(%)
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド :1.5(%)
カチオン化セルロース :0.2(%)
香料 :0.4(%)
クエン酸 :pH6.0調整量
精製水 :残部
【0043】
標準コンディショナー
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム :1(%)
セトステアリルアルコール :3(%)
トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン :2(%)
(100mm2/s)
ヤシ油脂肪酸ソルビタン :0.5(%)
ワセリン :0.5(%)
香料 :0.5(%)
精製水 :残部
【0044】評点
+3点:標準試料と比較し、明らかに良好である。
+2点:標準試料と比較し、良好である。
+1点:標準試料と比較し、やや良好である。
0点:標準試料と同等である。
−1点:標準試料と比較し、やや悪い。
−2点:標準試料と比較し、悪い。
−3点:標準試料と比較し、明らかに悪い。
【0045】次いで、パネル10名による評点の合計を
算出し、以下のように判定した。 ◎: 20〜 30点 ○: 10〜 19点 △:−10〜 9点 ×:−30〜−11点
算出し、以下のように判定した。 ◎: 20〜 30点 ○: 10〜 19点 △:−10〜 9点 ×:−30〜−11点
【0046】
【表4】
【0047】実施例42〜44
以下の表5に示す多数のA成分とB成分及び本発明の組
成物を商品化する際に配合することが望ましい成分であ
る保存安定剤等を添加して、同様にそれぞれ調製し、こ
れら組成物について、前記した泡立ち性、経時安定性、
使用感等の評価方法で評価した。いずれの組み合わせで
も良好な結果が得られたが、それらの内の3例だけをそ
の結果として表5に示す。但し、保存安定剤等として
は、酸化防止剤、防腐剤(安息香酸ナトリウム)、色
素、香料、クエン酸等である。
成物を商品化する際に配合することが望ましい成分であ
る保存安定剤等を添加して、同様にそれぞれ調製し、こ
れら組成物について、前記した泡立ち性、経時安定性、
使用感等の評価方法で評価した。いずれの組み合わせで
も良好な結果が得られたが、それらの内の3例だけをそ
の結果として表5に示す。但し、保存安定剤等として
は、酸化防止剤、防腐剤(安息香酸ナトリウム)、色
素、香料、クエン酸等である。
【0048】
【表5】
【0049】表1〜5の結果より、本発明である実施例
の毛髪用洗浄剤組成物は、泡立ち性と経時の安定性およ
び使用感(乾燥後の風合い)が比較例のそれよりも格段
に優れており、本発明を構成する特に(B)成分を欠く
組成物では充分な効果が発揮されないことが分かる。ま
た、表5に示した実施例では、本発明の組成物を商品化
する際に配合することが望ましい成分である保存安定剤
等が含まれているが、表5の通り、それらによる本発明
の効果への悪影響はないことが分かる。
の毛髪用洗浄剤組成物は、泡立ち性と経時の安定性およ
び使用感(乾燥後の風合い)が比較例のそれよりも格段
に優れており、本発明を構成する特に(B)成分を欠く
組成物では充分な効果が発揮されないことが分かる。ま
た、表5に示した実施例では、本発明の組成物を商品化
する際に配合することが望ましい成分である保存安定剤
等が含まれているが、表5の通り、それらによる本発明
の効果への悪影響はないことが分かる。
【0050】
【発明の効果】本発明中の(B)成分のポリグリセリン
脂肪酸エステルにおいて a.重合度4〜10により洗浄剤へ溶解しにくく良好な
泡立ち性を発現する。 b.脂肪酸組成を規定することにより高温での耐融解性
が確保される。 c.さらに脂肪酸結合数を規定することにより乾燥後の
仕上り性能が飛躍的に向上する。 以上の特徴を有する基剤を各種界面活性剤から構成され
る洗浄剤組成物に添加することにより、従来困難であっ
た泡立ち性と洗髪時のコンディショニング性および安定
性が同時に優れた毛髪用洗浄剤組成物の提供が可能とな
る。
脂肪酸エステルにおいて a.重合度4〜10により洗浄剤へ溶解しにくく良好な
泡立ち性を発現する。 b.脂肪酸組成を規定することにより高温での耐融解性
が確保される。 c.さらに脂肪酸結合数を規定することにより乾燥後の
仕上り性能が飛躍的に向上する。 以上の特徴を有する基剤を各種界面活性剤から構成され
る洗浄剤組成物に添加することにより、従来困難であっ
た泡立ち性と洗髪時のコンディショニング性および安定
性が同時に優れた毛髪用洗浄剤組成物の提供が可能とな
る。
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フロントページの続き
Fターム(参考) 4C083 AC012 AC072 AC302 AC421
AC422 AC442 AC642 AC692
AC712 AC782 AD132 AD151
AD152 AD202 BB04 BB05
BB06 BB07 BB36 CC38 EE01
EE06 EE07
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも下記(A)(B)成分を含有
することを特徴とする毛髪用洗浄剤組成物。 (A)陰イオン型界面活性剤、非イオン型、両性および
陽イオン型界面活性剤から選択される1種または2種以
上。 (B)重合度4〜10のポリグリセリンと炭素数16〜
26の脂肪酸よりなる常温で固体状のポリグリセリン脂
肪酸エステル。 - 【請求項2】 シリコーン化合物および/または水溶性
高分子を配合することを特徴とする請求項1記載の毛髪
用洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001302371A JP2003104852A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 毛髪用洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001302371A JP2003104852A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 毛髪用洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003104852A true JP2003104852A (ja) | 2003-04-09 |
Family
ID=19122625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001302371A Pending JP2003104852A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 毛髪用洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003104852A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005115328A1 (de) * | 2004-05-19 | 2005-12-08 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Haut- und haarbehandlungsmittel mit verbessertem leistungsprofil |
JP2010070491A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Pola Chem Ind Inc | 洗浄料 |
JP2013519633A (ja) * | 2010-02-12 | 2013-05-30 | エヴォニク ゴールドシュミット ゲーエムベーハー | ポリグリセロール部分エステルを含有する化粧料組成物 |
DE102012215707A1 (de) | 2012-09-05 | 2014-03-06 | Evonik Industries Ag | Polyglycerinester mit besonderer Oligomerenverteilung des Polyglycerins |
JP2015030705A (ja) * | 2013-08-02 | 2015-02-16 | 富士フイルム株式会社 | セラミド分散組成物 |
DE102014203868A1 (de) | 2014-03-04 | 2015-09-10 | Evonik Degussa Gmbh | Polyglycerinester mit besonderer Oligomerenverteilung des Polyglycerins |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001302371A patent/JP2003104852A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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