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JP2003084230A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

Info

Publication number
JP2003084230A
JP2003084230A JP2001272556A JP2001272556A JP2003084230A JP 2003084230 A JP2003084230 A JP 2003084230A JP 2001272556 A JP2001272556 A JP 2001272556A JP 2001272556 A JP2001272556 A JP 2001272556A JP 2003084230 A JP2003084230 A JP 2003084230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
lenticular lens
display device
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001272556A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tajika
博司 田鹿
Kenji Kawazoe
憲嗣 河添
Yuji Konno
裕司 今野
Norihiro Kawatoko
徳宏 川床
Tetsuya Edamura
哲也 枝村
Michihiko Masuyama
充彦 増山
Takayuki Ogasawara
隆行 小笠原
Tetsuhiro Maeda
哲宏 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001272556A priority Critical patent/JP2003084230A/ja
Priority to US10/230,112 priority patent/US6992693B2/en
Priority to CN02131842A priority patent/CN1405600A/zh
Priority to KR1020020053679A priority patent/KR20030022055A/ko
Publication of JP2003084230A publication Critical patent/JP2003084230A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B35/00Stereoscopic photography
    • G03B35/18Stereoscopic photography by simultaneous viewing
    • G03B35/24Stereoscopic photography by simultaneous viewing using apertured or refractive resolving means on screens or between screen and eye
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B30/00Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
    • G02B30/20Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
    • G02B30/26Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type
    • G02B30/27Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type involving lenticular arrays
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S345/00Computer graphics processing and selective visual display systems
    • Y10S345/905Display device with housing structure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】立体画像又は可動画像が形成された被表示物を
レンチキュラレンズを介して表示する際に、レンチキュ
ラレンズの母線方向と画像との位置関係において、立体
画像と可動画像のいずれにも対応可能とし、レンズと被
表示物の密着性の確保と画像の位置合わせの両立が容易
で、レンズの表裏を間違えることがないように挿入でき
る表示装置を提供する。 【解決手段】表示装置10は、フレーム1に対してレン
チキュラレンズ2が着脱自在に別体又は一体に設けられ
ており、フレーム1とレンチキュラレンズ2との間には
被表示物を横方向から挿入する挿抜部3が形成され、フ
レーム1裏面には、表示装置を上下左右に立てた状態で
置くアーム部4と、このアーム部4を取り付ける取り付
け溝5が形成されている。表示装置10は、被表示物を
挿入する方向に対して鉛直に設置した場合に、上下左右
のいずれの方向にも置くことができるように、アーム部
4とその取り付け溝5が上下左右に対称に構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体画像や可動画
像の表示装置に関し、特に、レンチキュラ方式やパララ
ックス・バリア方式等のメガネを使用せずに立体画像又
は可動画像がプリント・記録された被表示物がレンチキ
ュラレンズを介して表示可能な表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メガネを使用せずに立体画像
の形成・表示を行う方式としては、レンチキュラレンズ
シートを使用して立体画像を表示するレンチキュラ方式
やパララックス・バリアと称されるスリットを使用して
立体画像を表示するパララックス・バリア方式が広く知
られており、これらの方式を使用した立体画像が形成さ
れた被表示物やその表示装置などが知られている。
【0003】上記レンチキュラ方式については、197
0年頃から盛んに研究され、例えば、Oplus E誌199
3年11月号100頁から104頁にその効果が記述さ
れている。
【0004】また、パララックス・バリア方式について
は、例えば、S.H.Kaplan "Theoryof Parallax Barri
ers"、J.SMPTE,Vol.59、No7、pp11〜21(1952)に開
示されている。
【0005】この立体画像に関しては、人間の左右の眼
の存在が重要であり、一般的にはレンチキュラレンズの
母線方向(レンズの形成状況)は、縦方向で視差画像を
認識するのが普通である(横方向では立体的に認識しず
らいからである)。
【0006】また、同様にして動画像を得ることが可能
であるので簡単に説明する。
【0007】従来、玩具や宣伝広告用にレンチキュラレ
ンズを応用した動画像表示パネルが利用されている。こ
れは複数の画像を同一面に表示するためのもので、観察
者の見る方向によって第1画像が見えたり第2画像が見
えたりするものである。その構造は、表面に多数のシリ
ンドリカルレンズ(断面蒲鉾型(;半円筒型)の2次曲
面レンズ)を形成した板状のレンズ(レンチキュラレン
ズ)の裏面に特殊な方法で原画を配置したものから構成
されている。そして、レンチキュラレンズのピッチ、す
なわち個々のシリンドリカルレンズの幅内に第1と第2
の画像を短冊状(ストライプ状)に切断したものを交互
に配置し、観察者がレンチキュラレンズを見る角度によ
って、第1または第2のいずれかの画像が眼に入射し
て、あたかも第1から第2へと画像が動いた(変化し
た)かのように見せるようになっている。これらの画像
は記号や文字のように形状的な連続性のないものを使用
してもよいし、ゴルフのスイングのように連続する動画
的なものを使用してもよい。また、画像も2種類だけで
なく3種類以上の(最大8種類程度)画像を合成して順
次表現することも可能である。
【0008】この動画像に関しては、人間の左右眼の存
在が邪魔であり、一般的にはレンチキュラレンズの母線
方向(レンズの形成状況)は、横方向で認識するのが普
通である(縦方向では動画像が混ざって見えてしまい変
化があいまいになるからである)。
【0009】更に、上記立体画像形成装置では簡易に作
成可能なように色々な工夫がなされている。
【0010】例えば、簡易な画像形成方法として、特開
平10−293266号公報には、画像の作成装置が提
案されている。また、レンチキュラレンズと画像のピッ
チ・位置合わせに関しては、特開平6−340099号
公報に光センサを利用した方式が提案されており、特開
平9−15766号公報にはインクジェットの吐出タイ
ミングを制御する提案がなされている。さらに、レンチ
キュラレンズをシート状にしたものの裏面に直接記録を
行う方式について、特開平6−209400号公報に、
また、2値プリンタとの関係に関する提案が特開平9−
102968号公報になされている。
【0011】また、これらの立体画像を飾るための表示
装置の提案も多数ある。
【0012】例えば、表示装置の一例としては、特開平
8−320659号公報や特開平8−320660号公
報に、複数の絵柄をレンチキュラレンズを有した収納ケ
ース位置あわせ、密着性を高める構成が提案されてい
る。また、特開平11−259614号公報には、カー
ドケース及びカードが提案されている。また、CDケー
スやカセットケースなどへの応用も多数提案されてい
る。例えば、特開平9−30581号公報、特開平9−
309583号公報がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−320659号公報や特開平8−320660号公
報に記載されているレンチキュラレンズと複数の絵柄を
位置合わせする方法に関しては、表側の位置合わせによ
って、一箇所で予め調整しろとして多段階の位置に合わ
せる構成が記載されているのみであり、傾き補正や微妙
な位置合わせには一箇所に位置合わせでは難しく、ま
た、密着性に関しても裏面から弾性体などのばね部材に
よる押し圧部材で複数箇所を線上に押して密着性を高め
る構成のみしか開示されておらず、紙など剛性のない薄
い面状のものに均一に圧力をかけて全面を密着させる構
成には向いていない。更に、特開平11−259614
号公報に代表される上記従来の表示装置では構成の概略
のみの記載であって、最近の高精細な立体画像(複数層
の立体画像)や可動画像(2,3層以上の可動画像)の
表示方法とその位置合わせに関する記述はなく、レンズ
とケースが独立に移動可能な状況では、特に可動画像の
場合は、位置合わせが不十分だと、画像のクロストーク
(見えてほしくない面が見えて、不快に感ずる状態)が
発生し好ましくない。また、高精細な立体画像及び可動
画像を高画質で表示するにはレンチキュラレンズと記録
画像(被表示物)との密着性が重要であり、画像の一部
に浮きが発生すると画像がボケたり、立体感が損なわれ
るなど画質を低下させるなど、我々が検討した結果、特
に高精細な立体画像・可動画像(具体的には400dp
i以上、好ましくは600dpi以上の出力解像度を有
する記録装置で出力した物)を高画質で表示することが
非常に困難であるという問題点がある。また、インクジ
ェットプリンタに代表される最近のフォトプリンタとの
相性に関してはその記述が全くない。更に、記録サイズ
に関してはカードや精々カセットケース程度の大きさで
の対応が記載されている程度で大きな出力物(葉書サイ
ズ以上)での対応など大きくなると上記傾向が増すこと
が判っている。更に、上記のような高解像度の出力に対
応したレンチキュラレンズは、レンズのピッチが非常に
細かく、一般のユーザーはレンズの表と裏面の判別がで
きない。レンズの表裏を間違えると、立体画像・可動画
像の効果は全く得られず、簡単に表裏を判別する方法が
望まれている。
【0014】本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その
目的は、立体画像(視差)又は可動画像(時差)が形成
された被表示物をレンチキュラレンズを介して表示する
際に、レンチキュラレンズの母線方向と画像との位置関
係において、立体画像と可動画像のいずれにも対応可能
とし、レンズと被表示物の密着性の確保と画像の位置合
わせの両立が容易で、レンズの表裏を間違えることがな
いように挿入できる表示装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、目的
を達成するために、本発明の表示装置は、被表示物を収
容する表示部の表示面にレンチキュラレンズを設け、当
該表示部が鉛直に立設されるように裏面にアームを設け
た表示装置であって、前記表示部の上下左右を反転させ
て立設可能に前記アームを対称に構成し、前記表示部の
裏面に対する当該アームの取り付け態様を変更可能に構
成した。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施の形態
の一例について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0017】まず、レンチキュラレンズに対して記録を
行う記録装置の構成、及び、記録動作について、図面を
参照して説明する。
【0018】図1乃至図3は本発明の一実施形態に係る
インクジェット記録装置の概略的構成を説明するための
もので、図1は制御構成を示すブロック図、図2は図1
のインクジェット記録装置の主要部を示す外観斜視図、
そして図3は図2の矢印A方向より観たキャリッジの外
観図である。
【0019】図1において、参照符号1はインクジェッ
ト記録装置全体を示す。本発明に係る実施形態のインク
ジェット記録装置101は、記録手段(インクジェット
ヘッド109)及びインクタンクと搭載するキャリッジ
121と、被記録媒体(レンチキュラプリント媒体)と
してのレンチキュラシート120を搬送する搬送手段
(レンチキュラシートを搬送する際の駆動力を発生する
シート送りモータ103及び該モータの駆動制御を行う
モータ駆動回路104)と、これらを含む装置全体を制
御するための制御手段(CPU形態のコントローラ)1
02とを具備する。そして、複数の吐出口からインク滴
を吐出させるインクジェットヘッド109をレンチキュ
ラシート120の搬送方向(副走査方向)と直交する方
向(主走査方向)にシリアルスキャンさせ、一方で非記
録時にレンチキュラシート120を記録幅に等しい量で
間欠搬送するものである。
【0020】この実施形態では、図に示すように、キャ
リッジモータ105の駆動力によって走査されるキャリ
ッジの位置がリニアセンサ107によって検出される。
また、シートピッチセンサ108によって、レンチキュ
ラシート120のシリンドリカルレンズのピッチを上記
キャリッジの走査に伴なって検出する。このシートピッ
チセンサ108の検出出力に基づいて後述のようなプリ
ント位置(吐出位置)の決定を行うことができる。
【0021】インクジェットヘッド109は、ホストコ
ンピュータ111からインターフェース112を介して
入力される画像データに基づいて、ヘッド駆動部110
によって駆動される。すなわち、入力画像データに基づ
いたキャリッジの走査に伴なってレンチキュラシート上
にインクジェットヘッド109からインクを吐出し、所
定のディジタル画像をプリントする。本実施形態のイン
クジェットヘッドは、電気熱変換素子をエネルギー発生
手段として用いる。従って、駆動電気パルス信号により
一対一の対応で液路のインク内に気泡を発生させること
ができ、また即時かつ適切に気泡の成長・収縮を行わせ
ることができるので、特に応答性のすぐれたインク滴吐
出が達成できる。また、インクジェットヘッドのコンパ
クト化も容易であり、かつ最近の半導体分野における技
術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加
工技術の長所を十二分に活用でき、高密度実装化が容易
で、製造コストも安価なことから有利である。
【0022】本例のインクジェット記録装置101で用
いられる画像データは、ホスト装置としてのホストコン
ピュータ111上で合成されたデータであり、このデー
タはインタフェース112を介してコントローラ102
に送られる。このコントローラ102に送られたデータ
は後述のように相互に視差を有した画像を合成したもの
であり、コントローラ2にこれに所定の画像処理を施し
て吐出用データを生成し、所定のメモリ(不図示)に一
旦格納する。
【0023】図2に示すように、上述のキャリッジ12
1は、2本のガイド軸126,127と摺動可能に係合
する。キャリッジ121の一部は、上記ガイド軸126
及び127と平行でほぼ同一の範囲にプーリ115a,
115cによって張られたベルト115bと接続し、こ
れによりキャリッジモータ105の駆動力が伝達されて
ガイド軸126,127に沿った移動(主走査)が可能
となる。
【0024】本実施形態のインクジェット記録装置10
1は、カラー記録対応のもので、複数色のインクジェッ
トヘッドにより吐出されるインク液滴の重ね合わせるこ
とによりカラー画像を形成する。従って、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の3原色また
はこれら3原色にブラック(B)を含めた4色に対応す
る4種類のインクジェットヘッド及びインクカートリッ
ジを搭載する。すなわち、本実施形態では、キャリッジ
121上に、インクジェットヘッドとインクタンクとが
一体となったインクジェットカートリッジ122〜12
5が装着されている。これらカートリッジはそれぞれブ
ラック,シアン,マゼンタ及びイエローの各インクに対
応して設けられるものであり、キャリッジ121に対し
て着脱自在に装着される。
【0025】キャリッジ121の一部に設けられるリニ
アセンサ107は、ガイド軸126,127と平行に延
在するリニアスケール107aと摺動可能に係合する。
これにより、キャリッジ121の走査位置を検出するこ
とができる。なお、この検出のための構成は公知のもの
を用いることができ、例えば磁気的あるいは光学的な検
出とすることができる。一方、シートピッチセンサ10
8は、キャリッジ121のインクジェットヘッドの走査
領域に対向するように設けられる。これにより、後述の
ようにレンチキュラシートと各シリンドリカルレンズの
ピッチを検出することができる。
【0026】図3において、109B,109C,10
9M及び109Yはインクジェットヘッドであり、それ
ぞれ一体に設けられるインクタンクからブラックイン
ク,シアンインク,マゼンタインク及びイエローインク
の供給を受け、レンチキュラシート120(図2参照)
に対してインクを吐出し、そのシート上にインクドット
を形成する。
【0027】以上示した本実施形態のインクジェット記
録装置101において、キャリッジ121はレンチキュ
ラシート120の各レンチキュラレンズ(シリンドリカ
ルレンズ)の長手方向、すなわちレンチキュラレンズの
母線方向(図2の矢印B方向)に対して直交する方向に
走査し、各インクジェットヘッド109Y,109M,
109C,109Bによりプリントを行う。これによ
り、後述されるようにレンチキュラレンズの母線方向に
走査してプリントする方法に対して、レンチキュラレン
ズのピッチを検出する手段としてのセンサ108を有効
に用いることができ、プリント位置の精度を容易に向上
させることができる。
【0028】図4は上述のようにプリントされたレンチ
キュラシート上の画像の立体視について説明するための
説明図である。
【0029】人間が物体あるいは映像を奥行きのある立
体像として認識するには右眼と左眼に視差を与える必要
がある。図4において、50Rは観察者の右眼、50L
は観察者の左眼、51はレンチキュラシート、52a,
52b,52c及び52dはレンチキュラシート51に
記録された像(ドット)である。レンチキュラ方式で
は、図4に示す如く右眼50Rと左眼50Lに入る像は
レンチキュラシート51で分離された像のそれぞれ像5
2c及び52bであり、この2像に所定の視差を設けれ
ば立体視できることになる。立体視は右眼用と左眼用の
それぞれ1像づつの計2像あれば実現できるが、2像で
は立体視領域が狭く、ほぼ同じ大きさの逆立体視領域が
隣接して存在することになる。このような欠点を解消す
るために2像以上の多像化(本実施形態では4像)が行
われ、一般にその像数が多い程、立体視領域が広がりか
つ逆立体視領域が狭くなることが知られている。
【0030】次に、本実施形態の原画像合成及びプリン
ト動作の手順について説明する。 <ホストコンピュータによる画像処理>レンチキュラ
立体視になるように短冊・合成等画像処理を行う。 <ホストコンピュータからインクジェット記録装置へ
のデータの供給>ホストコンピュータ111で生成され
た合成画像は、圧縮または非圧縮データの状態で送られ
る。これに対してインクジェット記録装置側で所定の画
像処理を行うが、階調表現として面積階調法を用いる。
この際、面積階調の階調マトリックスをレンチキュラレ
ンズの母線方向を長手方向とする長方形にとることでレ
ンチキュラの多像化を図ることができる。また、レンチ
キュラレンズのn本単位でストライプ状の階調マトリッ
クスを構成することでも多像化を図ることができる。 <レンチキュラシートの供給>手差しあるいはオート
シートフィーダによって本実施形態のインクジェット記
録装置へのレンチキュラシート120が供給される。 <プリント>図2に示したように、本実施形態のイン
クジェット記録装置はいわゆるシリアルプリンタの形態
を有するものである。すなわち、図2において上記供給
されたレンチキュラシート120はインクジェットヘッ
ド109と対向する位置にシート搬送手段(不図示)に
よって搬送され、キャリッジ121の1走査毎にインク
ジェットヘッド109からインクを吐出して1ライン分
(1走査分)のプリントがなされるとともにこの1ライ
ン幅分のシート搬送が行われる。
【0031】この間に、上述したように、シートピッチ
センサ108によってレンチキュラシート120のレン
チキュラレンズのピッチ(シートピッチ)が検出される
とともにリニアセンサ107によってキャリッジ位置す
なわちインクジェットヘッド109の位置も検出され
る。このシートピッチとインクジェットヘッドの位置情
報に基づきコントローラ102によってインクジェット
ヘッド109のインク吐出タイミングが制御される。な
お、これまでの説明から明らかなようにこのシートピッ
チセンサはインクジェットヘッドの走査において先行方
向に設ける。
【0032】キャリッジの走査毎に以上の動作を繰り返
すことにより、レンチキュラシート120のプリントを
行う。 <レンチキュラシートの排出>レンチキュラシート1
20を搬送手段(不図示)を用いて装置外へ排出する。
【0033】なお、上記実施形態ではシリアルタイプの
インクジェット記録装置を用いてレンチキュラシート1
20にプリントを行う例を示したが、いわゆるフルライ
ンタイプ、すなわち、搬送されるシートの幅に対応した
範囲にわたってインク吐出口を供えたインクジェットヘ
ッドを用いたインクジェット記録装置によっても上述と
同様のプリントは可能である。この場合、レンチキュラ
シート120はそのレンズの母線方向と直交する方向に
搬送され、この搬送の際にシートピッチを検出する構成
とすることができる。
【0034】また、上記実施形態としてはレンチキュラ
プリント媒体としてシート状のものを用いたが、これが
連続紙如きものであってもよいことは勿論である。
【0035】図5は本実施形態で作成されるレンチキュ
ラ立体像を形成するための画像処理工程を示すフローチ
ャートである。ステップS1:N枚の原画像の取り込み(N≧2) ホストコンピュータ111上で視差画像として取り扱う
ため、そのホストコンピュータ111で処理できる画像
フォーマットであれば、何でもよく、TIFF,PIC
T,JPEG等のいずれでも可能である。しかし、画像
フォーマットのヘッダ部分にN枚の原画像の右から(あ
るいは左から)n番目(n≦N)のレンチキュラ画像と
しての視差画像の情報や、基線長や撮影カメラの焦点距
離等の撮影条件も同時に書き込むことも後の処理に有効
である。視差画像の形成手段としては所定の基線長で撮
影するステレオカメラや複数の光学系を有する多眼カメ
ラ、カメラを機械的平行移動手段で移動させるスライド
方式カメラ等であり、その撮像方式は銀塩、CCD等の
光電変換等によるもので、スキャナや所定のインターフ
ェースを開始、ホストコンピュータ上で処理できるもの
であればよい。また、視差画像を得る手段としては上述
の実際の物体を撮影する手段以外に、コンピュータグラ
フィックス等で所定の視差画像をN枚形成する方法も有
効な手段である。ステップS2:個別原画像の横方向の圧縮 上記ステップS1で得られた原画像は、最終的なレンチ
キュラ画像のレンチキュラレンズの母線と直交方向(横
方向)に1/Nで圧縮される。これはレンチキュラレン
ズ毎にN枚の画像を記録するためであり、レンチキュラ
レンズの横方向にN倍の解像度を有するインクジェット
プリンタであれば圧縮する必要はなく、また縦横のプリ
ンタ解像度の比がNP =(横解像度)/(縦解像度)で
あれば、レンチキュラ立体視に用いられる原画像はNP
/Nで横方向に圧縮されれば良い。ホストコンピュータ
で処理する上で、このように処理の初期で画像を圧縮す
ることは、メモリの節約となり処理時間も高速になる。
この時、N枚の視差画像は非常に高い相関性があるた
め、差分信号や動きベクトルを付加することにより画像
の圧縮ができ、信号の扱う量を少なくすることができ
る。ステップS3,4:短冊処理とレンチキュラ画像への並
べ替え レンチキュラ立体画像を形成する原理上視差画像をレン
チキュラレンズの1ピッチに、図4で説明したように、
1つの画像を短冊状にし、並べ替えることによりレンチ
キュラ立体画像を得る。この時、レンチキュラレンズに
より像が反転するため、並べる順序もそれに応じて反転
させる。また、ホストコンピュータ111のメモリを節
約するために、前述した圧縮画像を用いて、その圧縮画
像を伸長しながら並べ替えることもできる。ステップS5:面積階調表現 インクジェットプリント方式ではインクを吐出するか吐
出しないかで画像を表現する。従って、画像は構成単位
である画素が2次元的に多数集まったディジタル画像で
あり、一つの画素に対応する1つのドットのみでは階調
を表現できないため、ある面積を有するマトリックスパ
ターンで階調表現する。
【0036】図6は本発明に係る実施形態に適用される
面積階調法を説明する図である。レンチキュラレンズ1
ピッチ分に相当する画像のマトリックスパターンは、X
方向(レンチキュラレンズの径方向)が8画素、Y方向
(レンチキュラレンズの母線方向)が8画素からなる。
すなわち、図中、XL はレンチキュラレンズ1ピッチ分
の幅で、YL はレンチキュラレンズの母線方向の1つの
マトリックスパターンの寸法であり、この例では4像の
ため、幅XL の間に4像が2x8ドットずつ記録され
る。
【0037】図7は、図6の画像のマトリックスパター
ンに占める一つの像のマトリックスパターンを示す。レ
ンチキュラレンズの母線方向が8ドットで、その直交方
向が2ドットである。従って、16階調を表現すること
ができる。
【0038】面積階調表現法を実施する際、原画像の階
調値と記録される画像の階調値との誤差を補正する必要
がある。そのため、この実施形態では誤差分散法を用い
る。
【0039】図8は誤差分散法について本実施形態の誤
差伝播の様子を示し、図中のLDはレンチキュラレンズ
の母線方向を示している。原画像中のある画素P(x,
y)における誤差Exyの分散はY方向(レンチキュラ
レンズの母線方向)のみ行われる。この実施形態では、
Y方向に沿って配列された画素PA、PB、PC、及び
PDの画素に対して行われる。また、距離による重み付
け(すなわち、誤差の分散比)がなされ、距離が遠くな
る程重み付けが小さくなる。ステップS6:プリント 以上のように、画像あるいは信号処理が行われ、インク
ジェットヘッドの吐出の制御が行われ、プリントされ
る。これまで、インクの有無で記録する2値記録につい
て説明してきたが、インクの量を制御できる多値記録を
用いても、ほぼ同様となる。 [第1実施形態]ここでは、本発明に係る第1実施形態
の立体画像(可動画像)の表示装置について説明する。
【0040】図9乃至図12に示すように、本実施形態
の表示装置10は、フレーム1に対してレンチキュラレ
ンズ2が着脱自在に別体又は一体に設けられており、フ
レーム1とレンチキュラレンズ2との間には被表示物を
横方向から挿入する挿抜部3が形成され、フレーム1裏
面には、表示装置を上下左右に立てた状態で置くアーム
部4と、このアーム部4を取り付ける取り付け溝5が形
成されている。
【0041】取り付け溝5は、フレーム1裏面にクロス
して形成され、アーム部4の一端部4aを上下左右に形
成された取り付け溝5のいずれかに嵌め入れつつ、他端
4bをフレーム1裏面から離間させた状態にすることに
より表示装置を上下又は左右に立てた状態で置くことが
できる。
【0042】表示装置10は、縦横自在に設置すること
が可能に構成され、画像が記録された紙などの被表示物
を挿入する方向に対して鉛直に設置した場合に、上下左
右のいずれの方向にも置くことができるように、アーム
部4とその取り付け溝5が上下左右に対称に構成され、
アーム部4に対する取り付け溝5を任意に選択できるよ
うになっている。
【0043】本実施形態では、フレーム1の長手方向
(横方向)の挿抜部3から被表示物を挿入する場合につ
いて説明したが、これは、右利き・左利きの両者に対応
するために工夫したもので、図9(a)に示すように右
利きのユーザは被表示物を挿入する時に、右手に被表示
物を持ち、左手にフレームを持って出し入れでき、さら
にフレーム裏面のアーム部4を右手で装着することを想
定している。
【0044】また、図9(b)に示すように左利きのユ
ーザは、これと逆の方法で被表示物を挿入した場合、フ
レーム裏面のアーム部4を上下対称な取り付け溝5に取
り付けられる構成とし、どちらの場合でもフレーム1を
持ち変えることなく、自然な動作で簡単に設置可能な構
成としている。
【0045】図12はアーム部をフレーム裏面に収納し
た状態を示し、表示装置10を使用しない場合、或いは
アーム部4を用いないで壁掛け状態で使用する場合等に
は、アーム部4の中央部に形成された溝部4cをフレー
ム1裏面に突出する取り付け部6に着脱自在に嵌め入れ
てアーム部4をフレーム1裏面に収納でき、壁掛け部1
1を使用すればよい。これによりアーム部4を使用しな
い場合に、アーム部4を紛失してしまうというトラブル
を防ぐことが可能となる。
【0046】更に、本実施形態の表示装置10は、レン
チキュラレンズ2の裏面に被表示物を密着した状態にす
る押え板(不図示)を備える。
【0047】レンチキュラレンズ2には、レンズの透明
性、凸面の形状精度とレンズピッチ精度、温度変化係数
の少ない材料、環境適合性の高い材料を選択する必要が
あり、従来、使用されていた塩化ビニル系材料に代え
て、スチレン系やアクリル樹脂など安全性の高い材料が
用いられる(コストも考えると、スチレン系が好まし
い)。また、フレームも同様に、レンズ材料と同様な素
材を用いて構成している(特に、同じ材質を用いる必要
はないが温度変化係数など寸法変化に対しては、差が少
ないものを選択したほうが好ましい)。
【0048】被表示物(と必要に応じて押え板)は、フ
レーム1の挿抜部3から被表示物の画像面が凸状表面を
持つレンチキュラレンズ2の裏面に密着するように挿入
し、一番奥まで押し込む。そして、被表示物の挿入後は
レンチキュラレンズ2の凸面側から画像を見ながら、フ
レーム1裏面に形成された少なくとも2つの調整穴9
(アーム部4の収納状態で2つ、最大4つ)に裏面から
指を当て、レンズの母線方向(立体画像;縦方向/可動
画像;横方向)と被表示物の短冊状の画像が平行になる
ように位置合わせを行いながら、立体感の一番高い位置
(可動画像;クロストーク(複数の画像が見えない)の
一番少ない位置)で止めることで最高の立体画像(可動
画像)が得られる。
【0049】上記位置合わせの状態で、少なくとも2つ
の調整穴9を設けたことにより、従来、1つの穴で調整
していた時と比較して、被表示物を簡単に2次元的に瞬
時に移動することで細かな立体状態の確認や位置調整が
可能となり、また、位置合わせを容易にできるようにレ
ンチキュラレンズ2を上記立体画像(可動画像)が記録
された被表示物と合わせてフレームに固定される際に、
予め表示装置のフレームの内寸の大きさ(幅Dwと長さD
l)と被表示物の外寸の大きさ(幅Pwと長さPl)とレ
ンチキュラレンズ2の外寸の大きさ(幅Rwと長さRl)
との関係(図10参照)を、D(w、l)>P(w、l)
≧R(w、l) 但し、D(w、l)=D(w、l)−α(w、l)=P
(w、l)=D(w、l)−α(w、l)−β(w、
l)=R(w、l) α(w、l)=1.0〜2.0mm,β(w、l)=0
〜2.0mm として、レンチキュラレンズ2と画像の位置合わせが被
表示物の移動、又は被表示物とレンズの両者で相対的に
移動可能にすることで、高精細な立体画像、可動画像に
必要な位置合わせ精度(約数十(μm))が得られる。
【0050】尚、レンチキュラレンズ2やフレームは型
や射出成形等により形成可能である。
【0051】これらのレンズを介して立体画像・可動画
像が見える原理に関しては、従来と同様であるので説明
を省略する。
【0052】以上説明したように、第1実施形態によれ
ば、立体画像(視差)又は可動画像(時差)が形成され
た被表示物をレンチキュラレンズを介して表示する際
に、レンチキュラレンズの母線方向と画像との位置関係
において、立体画像と可動画像のいずれにも対応可能と
し、レンズと被表示物の密着性の確保と画像の位置合わ
せの両立が容易で、レンズの表裏を間違えることがない
ように挿入できる。
【0053】また、表示部の上下左右を反転させて立設
可能にアームを対称に構成し、表示部の裏面に対するア
ームの取り付け態様を変更可能に構成したことにより、
右利き・左利きのどちらのユーザでも被表示物を表示部
に挿入して画像位置合わせした状態で簡単に設置するこ
とが可能となる。
【0054】更に、画像が形成された被表示物の交換が
随時可能となって、従来は、レンズと張り合わせた態様
でしか存在しなかった高精度な位置合わせが要求される
高画質な(400dpi以上)立体画像・可動画像が必
要に応じていつでも交換できる。
【0055】また、デジタルカメラなどで入力した画像
を簡単な画像処理装置やソフトで2次元から3次元視差
画像などに変換可能となり、その出力装置であるインク
ジェット記録装置などからの記録物を画像として表示で
き、誰もが簡単で安価に手に入れることができる。 [第2実施形態]次に、本発明に係る第2実施形態の表
示装置について説明する。
【0056】図13及び図14に示すように、第2実施
形態の表示装置は、フレーム1とレンチキュラレンズ2
が着脱自在に別体に構成されている。
【0057】また、本実施形態では、被表示物を挿入す
る際に間違えやすいレンチキュラレンズ2の表裏を容易
に判別できるように、図15(a)に示すようにレンチ
キュラレンズ2の少なくとも一編(角)を切り欠いても
よい。このように、レンズの表面に対して左上の一角を
切り欠けば、左上が上になるように挿入してレンズの凸
面が表になって立体画像・可動画像が間違いなく挿入・
表示可能となる。
【0058】この方式を採用することで、図15(b)
に示した被表示物8の画像面8aにレンチキュラレンズ
2の凸面2aの裏面が密着した状態で立体画像が見える
態様に対して、図15(c)に示した被表示物8の画像
面8aに対して、レンチキュラレンズ2の凸面2aが密
着して単なる短冊上のぼやけた画像が見えることを未然
に防ぐことが可能となる。
【0059】特に、高解像度、微細ピッチのレンチキュ
ラレンズ2の場合は、表裏の判別が付きにくく、ユーザ
ガイドに挿入の取り扱い説明を施すことで試験でもその
効果(ミスの軽減)が確かめられた。
【0060】本実施形態では、図13から図14に示し
たようにフレームを着脱自在な支持部材を追加したこと
でスタンド形式として直接、設置可能な構成とした。
【0061】本実施形態により、縦置き状態と横置き状
態の2種類の設置方法が可能となり、縦置き状態では、
レンチキュラレンズ2が縦方向となり、従来例の原理で
説明したように立体画像を形成可能となる。また、横置
き状態では、レンチキュラレンズ2が横方向となり、同
様に可動画像が形成可能となる。
【0062】これらのレンズを介して立体画像・可動画
像が見える原理に関しては、従来と同様であるので説明
を省略する。 [第3実施形態]次に、本発明に係る第3実施形態の表
示装置について説明する。
【0063】図16及び図17は、高精彩立体画像(可
動画像)対応の着脱自在のレンチキュラレンズ付き表示
装置を示し、第3実施形態では、フレーム1及びレンチ
キュラレンズ2と押さえ板に表示方向に対して凸状の曲
率を付して構成されている。
【0064】レンチキュラレンズ方式によると、一般的
に、立体感を出す場合は、レンチキュラレンズ2の厚み
を増して、奥行き感を出すために、レンズのピッチが広
くなり、そのため、奥行き感はあるが、髪の毛や細かな
模様などの解像感が失われる。従って、立体感と解像感
の両者を両立するためには、レンズの厚みを増しなが
ら、レンズのピッチを細かくする必要がある。しかし、
レンズのピッチを細かくすると、低解像度の記録装置
(例えば、400dpi未満)ではレンズピッチの中に
入れる短冊状の画像の数が限定され、立体感を出すため
の複数の短冊状の画像が少なくなり、立体感が失われる
傾向にある。また、高解像度の記録装置(400dpi
以上)では、逆に、レンズピッチの中に入れる短冊状の
画像の数が多くできるメリットがあり、立体感を出すた
めの複数の短冊状の画像が多く、立体感が増す傾向にあ
る。しかし、レンチキュラレンズ2のピッチの中に正確
に短冊状の画像が位置合わせされて入っていることと、
レンズに密着していることが必要となる。
【0065】そこで、第3実施形態のようにフレーム1
全体に凸状に曲率を付与することで、立体画像(可動画
像)が記録された被表示物をレンチキュラレンズ2と押
さえ板の両者で挟み込む場合に、若干の曲率を持たせて
被表示物自身の剛性で被表示物がレンチキュラレンズ2
の裏面に均一に密着する。従って、高精細(高解像度:
400dpi以上、好ましくは600dpi以上の解像
度を持った出力画像)な立体画像(可動画像)をより立
体感を出せるように処理した場合でも密着度が高いので
その効果が絶大に発揮できる。
【0066】ここで、図17に示すようにレンチキュラ
レンズ2及びフレーム1は幅Lを有しており、中央部が
両端部に対してlだけ前面側に湾曲するような曲率を持
っている。
【0067】本実施形態では、L=105mm、l=
1.5mmに設定してある。この場合曲率半径Rは約5
00mmとなる。
【0068】このような曲率は一概にいくつがよいとは
規定できないが、突出量lを幅Lに対して0.5%から
20%の長さの範囲内に設定するのが望ましい。また一
律なRを持った曲率である必要はなく、2次関数・3次
関数・三角関数等の関数を用いてもよい。
【0069】第2実施形態と同様に、本構成により、縦
置き状態と横置き状態の2種類の設置方法が可能とな
る。縦置き状態では、レンチキュラレンズ2が縦方向と
なり、従来例の原理で説明したように立体画像を形成可
能となる。また、横置き状態では、レンチキュラレンズ
2が横方向となり、同様に可動画像が形成可能となるこ
とは言うまでもない。
【0070】また、若干の曲率を持つことでより立体感
が増すことも実験の結果判明している。
【0071】本実施形態では、全てが曲率を持った場合
を説明したがフレームのみに若干の曲率を付与し、レン
ズや必要に応じて押さえ板が変形可能な状態であれば、
同様に適用可能であることは言うまでもない。 [他の実施形態]以上説明した各実施形態では、裏面の
穴を4隅に空けて、上下左右対称な構成としたが、対角
の2箇所、下部・上部のみの2箇所などの構成でも良く
複数の調整穴を持っている事が重要である。
【0072】例えば、1箇所だと斜めの位置あわせを平
衡にする場合に容易ではなく、そのため往復移動させて
位置あわせを行う場合は最低2箇所を左右の指で調整す
ると数十ミクロン単位の調整も画像を確認しながら行う
場合に非常に調整し易い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
立体画像(視差)又は可動画像(時差)が形成された被
表示物をレンチキュラレンズを介して表示する際に、レ
ンチキュラレンズの母線方向と画像との位置関係におい
て、立体画像と可動画像のいずれにも対応可能とし、レ
ンズと被表示物の密着性の確保と画像の位置合わせの両
立が容易で、レンズの表裏を間違えることがないように
挿入できる。
【0074】また、表示部の上下左右を反転させて立設
可能にアームを対称に構成し、表示部の裏面に対するア
ームの取り付け態様を変更可能に構成したことにより、
右利き・左利きのどちらのユーザでも被表示物を表示部
に挿入して画像位置合わせした状態で簡単に設置するこ
とが可能となる。
【0075】更に、画像が形成された被表示物の交換が
随時可能となって、従来は、レンズと張り合わせた態様
でしか存在しなかった高精度な位置合わせが要求される
高画質な(400dpi以上)立体画像・可動画像が必
要に応じていつでも交換できる。
【0076】また、デジタルカメラなどで入力した画像
を簡単な画像処理装置やソフトで2次元から3次元視差
画像などに変換可能となり、その出力装置であるインク
ジェット記録装置などからの記録物を画像として表示で
き、誰もが簡単で安価に手に入れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクジェット記録
装置の制御構成を示すブロック図である。
【図2】図1のインクジェット記録装置の主要部を示す
外観斜視図である。
【図3】図2に示したキャリッジ及びキャリッジに搭載
されるインクジェットヘッドの外観立面図である。
【図4】本発明に係る実施形態に適用されるレンチキュ
ラシートを用いた場合の立体視を説明する図である。
【図5】本発明に係る実施形態のインクジェット記録装
置によるレンチキュラ立体像を形成するための画像処理
工程を説明するフローチャートである。
【図6】本発明に係る実施形態に適用される面積階調法
を説明するための図である。
【図7】本発明に係る実施形態に適用される面積階調法
を説明するための図である。
【図8】本発明に係る実施形態に適用される誤差分散法
を説明するための図である。
【図9】本発明係る第1実施形態の表示装置の外観斜視
図である。
【図10】本発明に係る第1実施形態の表示装置、レン
チキュラレンズ、被表示物の正面図である。
【図11】図9の背面図である。
【図12】本発明に係る第1実施形態の表示装置のフレ
ーム足部を収納した状態の背面図である。
【図13】本発明に係る第2実施形態の表示装置の外観
斜視図である。
【図14】本発明に係る第2実施形態の表示装置の
(a)正面図、(b)背面図である。
【図15】本発明に係る第2実施形態のレンチキュラレ
ンズの構成を説明する図である。
【図16】本発明に係る第3実施形態の表示装置の外観
斜視図である。
【図17】図16の上面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今野 裕司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 川床 徳宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 枝村 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 増山 充彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小笠原 隆行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 前田 哲宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H059 AB04 AB11

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被表示物を収容する表示部の表示面にレ
    ンチキュラレンズを設け、当該表示部が鉛直に立設され
    るように裏面にアームを設けた表示装置であって、 前記表示部の上下左右を反転させて立設可能に前記アー
    ムを対称に構成し、前記表示部の裏面に対する当該アー
    ムの取り付け態様を変更可能に構成したことを特徴とす
    る表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部と一体的に形成されたレンチ
    キュラレンズの背面に密接した状態で当該被表示物が挿
    入され、当該被表示物を挿入した後、前記表示部の裏面
    に設けられた少なくとも2つの調整手段により前記被表
    示物を2次元的に移動することで当該被表示物に形成さ
    れた画像の位置を調整可能としたことを特徴とする請求
    項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示部と別体で当該表示部に対して
    着脱自在に形成されたレンチキュラレンズの背面に密接
    した状態で当該被表示物が挿入され、当該被表示物を挿
    入した後、前記表示部の裏面に設けられた少なくとも2
    つの調整手段により前記被表示物と前記レンチキュラレ
    ンズとを独立に2次元的に移動することで当該被表示物
    に形成された画像の位置を調整可能としたことを特徴と
    する請求項1に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記被表示物には、2次元画像から複数
    の視差画像を短冊状に形成した立体画像又は複数の時差
    画像を短冊状に形成した可動画像が形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表
    示装置。
  5. 【請求項5】 前記被表示物には、3次元画像から複数
    の視差画像を短冊状に形成した立体画像が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記立体画像又は可動画像は、インクジ
    ェット記録方式により形成されていることを特徴とする
    請求項4又は5に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記立体画像又は可動画像は、400d
    pi以上又は600dpi以上の解像度で記録されてい
    ることを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記レンチキュラレンズの外縁部の少な
    くとも一部を他の部位と異なる形状としたことを特徴と
    する請求項1に記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記レンチキュラレンズの外縁部の少な
    くとも一部が切り欠かれていることを特徴とする請求項
    8に記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記レンチキュラレンズは、鉛直方向
    に配置すると前記被表示物が立体画像に見え、水平方向
    に配置すると可動画像に見えるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記被表示物は、前記調整手段が設け
    られた押え板で挟み込むことで前記レンチキュラレンズ
    の背面に密接した状態とされることを特徴とする請求項
    2又は3に記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記レンチキュラレンズを凸状とし、
    前記被表示物と前記調整手段が設けられた押え板とを当
    該レンチキュラレンズに対応して凸状としたことを特徴
    とする請求項11に記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 少なくとも前記レンチキュラレンズが
    スチレン系材料から構成されていることを特徴とする請
    求項1乃至12のいずれか1項に記載の表示装置。
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