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JP2003069776A - インターネットファクシミリ装置 - Google Patents

インターネットファクシミリ装置

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JP2003069776A
JP2003069776A JP2001252297A JP2001252297A JP2003069776A JP 2003069776 A JP2003069776 A JP 2003069776A JP 2001252297 A JP2001252297 A JP 2001252297A JP 2001252297 A JP2001252297 A JP 2001252297A JP 2003069776 A JP2003069776 A JP 2003069776A
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Japan
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JP2001252297A
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Yoshifumi Tanimoto
好史 谷本
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 能力交換機能、及び宛先情報に関連付けて宛
先装置の受信能力情報を記憶する機能を備えたインター
ネットファクシミリ装置において、宛先装置の受信能力
が宛先装置の代替等により変更された場合などにおいて
生じる受信能力情報の削除及び修正作業を削減すること
により装置の管理負担の軽減を図ることを可能とするイ
ンターネットファクシミリ装置を提供すること。 【解決手段】 宛先装置の受信能力情報を記憶する手段
と、受信能力情報に基づき画データを生成して送信する
手段と、画データの送信先となった受信側インターネッ
トファクシミリ装置からその画データのフォーマットが
受信処理できないものである旨を通知するエラーメール
を受信した場合に、該エラーメールの記載に基づき記憶
されている当該受信能力情報を削除又は更新する手段を
備えたインターネットファクシミリ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールにて画
データの送受信を行うインターネットファクシミリ装置
に関し、特に、受信側装置の受信能力情報に適したフォ
ーマットの画データをその受信側装置へ送信するための
機能を備えたインターネットファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的なインターネットファクシミリ通
信では、インターネットファクシミリ装置同士が相互に
送受信する画データのフォーマットは標準化(例えば、
記録紙サイズがA4番、符号化方式がMH(モディファ
イドハフマン)方式、解像度が200dpiである画デ
ータに標準化)されているため、受信側インターネット
ファクシミリ装置の受信能力情報を送信側インターネッ
トファクシミリ装置が把握していなくても問題なく送信
又は受信をすることができる。
【0003】近年、標準化されたフォーマット(以下
「標準フォーマット」という。)の画データよりもさら
に高品質の画データを送受信するために、受信側インタ
ーネットファクシミリ装置の受信能力に関する情報(以
下「受信能力情報」という。)として、印字可能な記録
紙サイズ、受信可能な解像度、復号可能な符号化方式な
どの情報を所定の方法により取得した後、受信側インタ
ーネットファクシミリ装置の受信能力に最適なフォーマ
ットの画データを送信するインターネットファクシミリ
通信が提案されている。
【0004】かかるインターネットファクシミリ通信の
通信手順によれば、まず、送信側インターネットファク
シミリ装置において、読取部から読み込んだ原稿等から
直接的に解像度の高いオリジナル画データを生成して保
持する。つぎに、生成したオリジナル画データに関する
情報と受信能力を通知すべきメッセージを記載した電子
メールを生成し、これに前記オリジナル画データをフォ
ーマット変換して生成した標準フォーマットの画データ
を添付して送信する。一方、これを受信した受信側イン
ターネットファクシミリ装置は、前記メッセージに従っ
て自装置の受信能力情報及びより高品質の画データを送
信すべきメッセージを記載した電子メールを生成して送
信側インターネットファクシミリ装置に返信する。最後
に、この電子メールを受信した送信側インターネットフ
ァクシミリ装置は、受信能力情報に基づき受信側インタ
ーネットファクシミリ装置の受信能力に最適なフォーマ
ットの画データを生成して受信側インターネットファク
シミリ装置へ送信する。
【0005】上記インターネットファクシミリ通信は、
前述した内容から明らかなように、一般的なインターネ
ットファクシミリ送信と比較して、原稿の送信前に受信
側インターネットファクシミリ装置の受信能力を取得す
る通信段階が追加され、電子メールの送信と受信を最低
各1回ずつ余分に行うため、通信時間が長くなるという
デメリットが生じる。そこで、かかるデメリットを解消
するために、送信側インターネットファクシミリ装置
に、予め取得した受信側インターネットファクシミリ装
置の受信能力情報をその宛先情報に関連付けて記憶さ
せ、送信に際して前記受信能力情報に基づき画データを
生成して送信することにより、上記した受信能力を取得
する段階を省略することが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記送信側
インターネットファクシミリ装置が前記受信側インター
ネットファクシミリ装置の受信能力情報を記憶した後、
前記受信側インターネットファクシミリ装置が、買い換
え等により他機種のインターネットファクシミリ装置に
代替されたときは、装置の電子メールアドレスは同じで
あっても、装置の受信能力が異なることとなる場合があ
る。そして、このようなことによって、新しく設置され
た受信側インターネットファクシミリ装置が、前記送信
側インターネットファクシミリ装置から送信された画デ
ータを正常に受信処理することができない場合は、送信
側インターネットファクシミリ装置のオペレータ等は、
記憶された前記受信能力情報を削除し又は修正しなけれ
ばならず、これが装置の管理負担を増やす要因になり得
る。
【0007】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、前記インターネットファクシミリ通信に対処
する機能及び宛先情報に関連付けて宛先装置の受信能力
情報を記憶する機能を備えたインターネットファクシミ
リ装置において、宛先装置の受信能力が宛先装置の代替
等により変更された場合などにおいて生じる受信能力情
報の削除及び修正作業を削減することにより装置の管理
負担の軽減を図ることを可能とするインターネットファ
クシミリ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のインターネットファクシミリ装置
は、標準フォーマットの画データとオリジナル画データ
のフォーマット情報を含む第1の電子メールを生成して
受信側インターネットファクシミリ装置へ送信し、第1
の電子メールを受信した受信側インターネットファクシ
ミリ装置から該装置の受信能力情報が記載された第2の
電子メールを受信した後、オリジナル画データから前記
受信能力情報に基づき生成した画データを前記受信側イ
ンターネットファクシミリ装置へ第3の電子メールにて
送信する能力交換機能を備えたインターネットファクシ
ミリ装置において、内部に記憶する宛先情報に関連付け
てその宛先情報に係る宛先装置の受信能力情報を記憶す
る受信能力記憶手段と、該手段により記憶された受信能
力情報に基づき画データを生成して電子メールにて送信
する手段と、該手段による画データの送信先となった受
信側インターネットファクシミリ装置からその画データ
のフォーマットが受信処理できないものである旨を通知
するエラーメールを受信した場合に、該エラーメールに
受信側インターネットファクシミリ装置の受信能力情報
が記載されていないとき、前記受信能力記憶手段により
記憶されている当該宛先情報についての受信能力情報を
削除する手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】請求項2記載のインターネットファクシミ
リ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ
装置において、前記エラーメールに前記受信側インター
ネットファクシミリ装置の受信能力情報が記載されてい
るとき、前記受信能力記憶手段により記憶されている当
該宛先情報についての受信能力情報を前記エラーメール
に記載された受信能力情報に基づき更新する手段をさら
に備えたことを特徴としている。
【0010】請求項3記載のインターネットファクシミ
リ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ
装置において、前記エラーメールに前記受信側インター
ネットファクシミリ装置の受信能力情報が記載されてい
ないとき、第1の電子メールを前記受信側インターネッ
トファクシミリ装置に送信し、前記受信能力記憶手段に
より記憶されている当該宛先情報についての受信能力情
報を、前記第1の電子メールの応答として受信する第2
の電子メールに記載された受信能力情報に基づき更新す
る手段をさらに備えたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
インターネットファクシミリ装置について、図面に基づ
き説明する。以下、画データを送信する側となるインタ
ーネットファクシミリ装置を「送信側インターネットフ
ァクシミリ装置」、画データを受信する側となるインタ
ーネットファクシミリ装置を「受信側インターネットフ
ァクシミリ装置」という。
【0012】前記送信側インターネットファクシミリ装
置と前記受信側インターネットファクシミリ装置は、同
様の構成からなり、その具体的な構成例を図1に示す。
すなわち、前記インターネットファクシミリ装置1A、
1Bは、CPU(中央処理装置)2、RAM(ランダム
アクセスメモリー)3、ROM(リードオンリーメモリ
ー)4、コーデック5、モデム6、NCU(ネットワー
クコントロールユニット)7、読取部8、記録部9、操
作部10及びLANI/F(ローカルエリアネットワー
ク・インターフェース)11を備えており、各部2乃至
11は、通信可能にバス12によって接続されている。
【0013】前記CPU2は、所定のプログラムに従っ
て、前記インターネットファクシミリ装置1A、1Bを
構成する各装置を制御する。
【0014】前記RAM3は、画データ、FAX番号、
メールアドレス、後述するデータテーブル等を予め記憶
するための記憶部として、或いは一時的に蓄積される諸
データ等の記憶部として機能する。
【0015】前記ROM4は、前記CPU2によりこの
インターネットファクシミリ装置1A、1Bの各部の動
作が制御されるための各種プログラム、画データのフォ
ーマットを変換するプログラム等を記憶している。
【0016】前記コーデック5は、複数のプロトコルに
対応して符号化(エンコード)・復号(デコード)する
ものである。すなわち、前記読取部8にて読み取られた
画データ等を送信のためにMH、MR、MMR方式等に
より符号化し、受信した画データを復号する。また、コ
ンピュータで使用される一般的に使われている画像フォ
ーマットであるTIFF(Tagged Image File Forma
t)形式にも対応して符号化、復号することもできる。
なお、TIFFの仕様は、米国Adobe System社によっ
て公開されている。
【0017】前記モデム6は、例えばITU−T(国際
電気通信連合)の勧告V.34規格又はこれと同様のも
のに従った送受信データの変調及び復調を行う。
【0018】前記NCU7は、電話回線を制御して電話
をかけたり、電話を切ったりする回線網制御装置であ
り、PSTN(公衆交換電話網)13に接続されてい
る。
【0019】前記読取部8は、原稿の画像データを読み
取って、白黒2値に変換した画データを出力する。
【0020】前記記録部9は、例えば電子写真方式のも
のからなり、受信した画データを記録紙上に画像形成
し、該記録紙を排出(プリントアウト)する。例えば、
前記読取部8で読み取られた原稿の画データ、ファクシ
ミリ受信した画データ、インターネットファクシミリ受
信した添付ファイルの画データや本文のテキストデータ
等を前記CPU2の指示により、プリントアウトする。
【0021】前記操作部10は、このインターネットフ
ァクシミリ装置1A、1Bの状態に関する情報及び各種
操作指示画面を表示するディスプレイ10a、FAX番
号等を入力するためのテンキー10b、短縮番号から発
信するための短縮キー10c、原稿の読取り動作の開始
等を行うためのスタートキー10d、前記ディスプレイ
10a内の反転表示を移動させるためのカーソルキー1
0e等を備えており、各種操作はこの操作部10により
行われる。
【0022】前記LANI/F11は、LAN(ローカ
ルエリアネットワーク)14とのインターフェイスを備
えており、このLAN14とインターネットファクシミ
リ装置1A、1Bとを通信可能に接続している。
【0023】前記インターネットファクシミリ装置1
A、1Bは、G3方式等によって原稿等の画データをフ
ァクシミリ送受信する機能を備えると共に、インターネ
ット標準プロトコルであるTCP/IP(Transmission
Control Protocol/Internet Protocol)を実装し、電
子メールにて原稿等の画データを送受信するインターネ
ットファクシミリ機能を備える。なお、画データが電子
メールにて送受信されるために、その画データとして、
TIFF形式によるものが生成され、これがMIME(M
ultipurpose Internet Mail Extensions)のBase64等に
基づきテキスト化されて電子メールに添付される。
【0024】また、前記送信側インターネットファクシ
ミリ装置1AのRAM3の所定の記憶領域には、図2に
示すデータテーブルTが記憶されている。このデータテ
ーブルTは、オペレータ等によって各短縮番号に割り当
てて登録されたメールアドレス(宛先情報)と、そのメ
ールアドレスに関連付けて記憶された宛先装置に関する
情報が格納されたものである。具体的内容について説明
すると、データテーブルTは、「短縮番号」欄、「相手
先名」欄、「宛先」欄、「送達確認メールの応答」欄及
び「受信能力」欄からなり、「短縮番号」欄に登録され
た各短縮番号ごとに夫々の欄に各種情報が格納されてお
り、各欄に格納される情報は、「送達確認メールの応
答」欄を除き、オペレータによる操作部10又は後述す
るクライアントPCからの操作によりディスプレイ10
a又はクライアントPCの表示装置等に表示させて、自
由に編集できるようになっている。また、このデータテ
ーブルの内容は、操作部10の所定の操作によって、記
録部9において印字させることもできるようになってお
り、オペレータは、いつでも宛先装置の受信能力等を確
認することができる。
【0025】データテーブルTの「相手先名」欄には、
宛先の氏名、会社名等の相手先名情報が格納されてお
り、短縮番号にて送信する場合に参照されてディスプレ
イ10a等に相手先名が表示される。「宛先」欄には、
宛先情報としてのメールアドレスが格納されており、送
信に際して短縮番号が指定されると、この「宛先」欄に
格納されたメールアドレスが送信すべき宛先として指定
される。
【0026】「受信能力」欄には、例えば、宛先装置の
受信処理可能な解像度についての情報が「dpi=」の
後に、宛先装置の符号化方式についての情報が「ima
ge−coding=」の後に、宛先装置の印字可能な
記録紙サイズについての情報が「paper−size
=」の後に記載されている。また、「送達確認メールの
応答」欄には、前回の送信時に送達確認メールの返信を
要求したにも拘わらず、送達確認メールの返信が所定期
間内に受信されなかった場合にその旨を示す情報として
「なし」が格納されるようになっている。
【0027】つぎに、前記送信側インターネットファク
シミリ装置1Aが対応する通信モードについて説明す
る。前記インターネットファクシミリ装置1Aは、図3
に示すように、「通信モード1」乃至「通信モード5」
の5種類の通信モードに対応している。
【0028】すなわち、図3(a)に示すように、「通
信モード1」によれば、送信側インターネットファクシ
ミリ装置1Aは、通常のインターネットファクシミリ送
信を行う(T1)。つまり、オリジナル画データをフォ
ーマット変換して標準フォーマット(記録紙サイズがA
4番、符号化方式がMH方式、解像度が200dpi
等)の画データを生成し、例えば図4(a)に示すよう
に、標準フォーマットの画データ15を添付した電子メ
ールを生成して送信する。このとき、オリジナル画デー
タは標準フォーマットの画データを送信した後に削除さ
れる。一方、この電子メールを受信する受信側インター
ネットファクシミリ装置1Bは、受信した標準フォーマ
ットの画データの印刷をするなど通常の受信処理を行
う。
【0029】図3(b)に示すように、「通信モード
2」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置
1Aは、オリジナル画データをフォーマット変換して標
準フォーマットの画データを生成し、例えば図4(b)
に示すように、送達確認を通知する電子メール(以下
「送達確認メール」という。)の返信を要求するメッセ
ージ16を記載すると共に、生成した標準フォーマット
の画データ15を添付した電子メールを生成して送信す
る(T2)。つぎに、この電子メールを受信側インター
ネットファクシミリ装置1Bが受信すると、印刷など通
常の受信処理を行うほか、前記メッセージ16に従っ
て、送達確認メールを生成してこれを送信側インターネ
ットファクシミリ装置1Aに返信する(T3)。
【0030】図3(c)に示すように、「通信モード
3」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置
1Aは、オリジナル画データをフォーマット変換して標
準フォーマットの画データを生成し、例えば図5に示す
ような、宛先装置に送達確認メールの返信を要求するメ
ッセージ16と、所定の要求があれば添付した標準フォ
ーマットの画データより高品質の画データを送信する旨
を通知する能力交換通知情報17と、オリジナル画デー
タのフォーマットに関する情報(以下「オリジナル画デ
ータのフォーマット情報」という。)18とが記載され
た電子メールM1を生成してこれに標準フォーマットの
画データ15を添付して送信する(T4)。
【0031】一方、この電子メールM1を受信側インタ
ーネットファクシミリ装置1Bが受信すると、受信した
電子メールM1から前記能力交換通知情報17と前記オ
リジナル画データのフォーマット情報18を取得して、
例えば図6に示すような、自装置1Bの受信能力に関す
る情報(以下「受信能力情報」という。)19を記載し
た電子メールM2を生成して送信側インターネットファ
クシミリ装置1Aへ返信する(T5)。そして、この電
子メールM2を送信側インターネットファクシミリ装置
1Aが受信すると、前記受信能力情報19に基づき、受
信側インターネットファクシミリ装置1Bの受信能力に
応じたフォーマットの画データ(以下「高品質画デー
タ」という。)をオリジナル画データからフォーマット
変換して生成し、例えば図7に示すような、宛先装置に
送達確認メールの返信を要求するメッセージ16を記載
した電子メールに高品質画データ15Aを添付した電子
メールM3を生成して受信側インターネットファクシミ
リ装置1Bに送信する(T6)。最後に、この電子メー
ルM3を受信側インターネットファクシミリ装置1Bが
受信すると、例えば図8に示すような、送達確認メッセ
ージ20及び受信した電子メールM3のメッセージID
欄21に指定されたメッセージIDをオリジナルメッセ
ージID欄22に記載した電子メールM4を生成して前
記送信側インターネットファクシミリ装置1Aに返信す
る(T7)。なお、本明細書中において、この送信側イ
ンターネットファクシミリ装置1Aと受信側インターネ
ットファクシミリ装置1Bの間でなされる前記T4乃至
T7の一連の通信手順に対処する機能を「能力交換機
能」という。
【0032】図3(d)に示すように、「通信モード
4」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置
1Aは、標準フォーマットの画データより高品質の画デ
ータを生成し、例えば図4(b)に示すように、送達確
認メールの返信を要求するメッセージ16を記載した電
子メールに生成した高品質画データ15Aを添付して送
信する(T8)。つぎに、この電子メールを受信側イン
ターネットファクシミリ装置が受信すると、受信した高
品質画データ15Aの印刷など通常の受信処理を行うほ
か、前記メッセージ16に従って、送達確認メールを生
成してこれを送信側インターネットファクシミリ装置に
返信する(T9)。
【0033】図3(e)に示すように、「通信モード
5」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置
1Aは、標準フォーマットの画データより高品質の画デ
ータを生成し、例えば図4(a)に示すように、これに
送達確認メールの返信を要求するメッセージ16を含ま
ない電子メールを生成し、これに生成した高品質の画デ
ータ15Aを添付して送信する(T10)。一方、この
電子メールを受信する受信側インターネットファクシミ
リ装置1Bは、受信した高品質画データ15Aの印刷を
するなど通常の受信処理を行う。
【0034】以上説明した構成、各種機能を備えた前記
送信側インターネットファクシミリ装置1A及び前記受
信側インターネットファクシミリ装置1Bは、例えば、
図9に示すようなネットワーク環境Aに設置されて使用
される。すなわち、前記送信側インターネットファクシ
ミリ装置1Aは、LAN14を通じて、メールサーバ2
3、送信側インターネットファクシミリ装置1Aの配下
のクライアントPC24、ルータ25等と、相互に通信
可能に接続されており、インターネットを通じて能力交
換機能を有する受信側インターネットファクシミリ装置
1B、能力交換機能を有しないインターネットファクシ
ミリ装置1C等と通信することが可能である。また、P
STN13を通じて他のG3FAX端末26とG3形式
の画データを送受信することも可能である。
【0035】以下、前記ネットワーク環境Aに設置され
た前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aにお
いて、読取部8から原稿が読み込まれて生成された画デ
ータ又はクライアントPC24からインターネットファ
クシミリ送信するために受信した画データを送信する場
合の送信側インターネットファクシミリ装置1Aの動作
について図10及び図11に示すフローチャートに基づ
き説明する。なお、このフローチャートに基づき説明す
る動作は、前記送信側インターネットファクシミリ装置
1AのROM4に記憶されている制御プログラム等に基
づいてCPU2の発行する命令に従って行われる。
【0036】まず、オペレータによる操作部10又はク
ライアントPC24からの操作により、画データの送信
宛先及び送信開始の指示がなされると、送信側インター
ネットファクシミリ装置1Aはこの指示を受付け(S
1)、当該宛先装置の受信能力情報が前記データテーブ
ルTの「受信能力」欄に格納されているか否かを判断し
(S2)、格納されているときは、図12(a)に示す
ように、その受信能力を表示すると共に、通信モードを
カーソルキー10e等を用いて選択するための通信モー
ド選択画面27aをディスプレイ10aに表示し、又は
その画面情報をクライアントPC24に送出する(S
3)。一方、前記S2において、当該宛先装置の受信能
力情報が格納されていないと判断したときは、前記デー
タテーブルTの「送達確認メールの応答」欄に前回の送
信で送達確認メールの応答がなかった旨を示す情報「な
し」が格納されているか否かを判断し(S4)、格納さ
れているときは、図12(b)に示すように、その旨及
び再び宛先装置の受信能力情報を取得するために通信モ
ード3にて送信を行う旨の表示を行い(S5)、格納さ
れていなかったときは、図12(c)に示すように、指
定された宛先装置の受信能力情報が登録されていない旨
の表示をすると共に、通信モードを選択する通信モード
選択画面27bをディスプレイ10aに表示し、又はそ
の画面情報をクライアントPC24に送出する(S
6)。
【0037】前記S3又は前記S6において表示した通
信モード選択画面27a、27bから選択されたものが
「通信モード1」であるとき(S7)、オリジナル画デ
ータから標準フォーマットの画データを生成し(S
8)、この標準フォーマットの画データを電子メールに
添付して(S9)、指定された宛先へ送信し(S1
0)、その後保持しているオリジナル画データを削除す
る(S11)。
【0038】通信モード選択画面27a、27bから選
択されたものが「通信モード2」であるとき(S1
2)、オリジナル画データから標準フォーマットの画デ
ータを生成し(S13)、図4(b)に示したように、
送達確認メールの返信を要求するメッセージ16が記載
された電子メールに前記S11において生成した標準フ
ォーマットの画データを添付した電子メールを生成して
(S14)、指定された宛先へ送信し(S10)、保持
しているオリジナル画データを削除する(S11)。
【0039】通信モード選択画面27a、27bから選
択されたものが「通信モード3」であるとき及び前記S
5の表示が行われた場合(S15)、オリジナル画デー
タから標準フォーマットの画データを生成し(S1
6)、図5に示したように、前記送達確認メールの返信
を要求するメッセージ16、前記能力交換通知情報17
及びオリジナル画データフォーマット情報18が記載さ
れた電子メールに前記S16において生成した標準フォ
ーマットの画データ15を添付した電子メールM1を生
成して(S17)、指定された宛先へ送信する(S1
8)。
【0040】通信モード選択画面27a、27bから選
択されたものが「通信モード4」であるとき(S1
9)、宛先装置の受信能力情報に従ったフォーマットの
画データ(高品質画データ)をオリジナル画データから
生成して(S20)、図4(b)に示したように、送達
確認メールの返信を要求するメッセージ16が記載され
た電子メールに前記S20において生成した高品質画デ
ータ15Aを添付した電子メールを生成して(S2
1)、指定された宛先へ送信し(S22)、最後にオリ
ジナル画データを削除する(S23)。そして、所定時
間が経過した後、送達確認メールの返信を受信した場合
は、一連の送信動作を終了し、送達確認メールの返信を
受信していない場合は、データテーブルTにおいて当該
宛先装置の「受信能力」欄から受信能力情報を削除する
と共に、「送達確認メールの応答」欄に送達確認メール
の応答がなかったことを示す情報として「なし」を格納
する(S24乃至S26)。
【0041】通信モード選択画面27a、27bから選
択されたものが「通信モードが1乃至4」ではないと
き、つまり、「通信モード5」であるとき(S19)、
宛先装置の受信能力情報に従ったフォーマットの画デー
タ(高品質画データ)をオリジナル画データから生成し
て(S27)、図4(a)に示したように、送達確認メ
ールの返信を要求するメッセージ16を含まない電子メ
ールに前記S27において生成した高品質画データ15
Aを添付した電子メールを生成して(S28)、指定さ
れた宛先へ送信し(S29)、最後にオリジナル画デー
タを削除する(S30)。
【0042】つぎに、「通信モード1乃至5」の何れに
も対処可能な能力交換機能を備えた受信側インターネッ
トファクシミリ装置1Bが電子メールを受信するときの
動作を図13に示すフローチャートに基づき説明する。
なお、このフローチャート基づき説明する動作は、前記
受信側インターネットファクシミリ装置1BのROM4
に記憶されている制御プログラム等に基づいてCPU2
の発行する命令に従って行われる。
【0043】前記受信側インターネットファクシミリ装
置1Bが電子メールを受信し、その内容を解析した結
果、該電子メールがインターネットファクシミリである
場合に(S51)、受信した電子メールに、図5の電子
メールM1に示したような、送達確認メールの返信を要
求するメッセージ16が含まれているか否かを判断し
(S52)、メッセージ16が含まれないと判断したと
きは、当該通信は、「通信モード1」又は「通信モード
5」であるとして、受信した画データの印刷、配信等の
通常の処理を行う(S53)。
【0044】前記S52において、メッセージ16が含
まれると判断した場合は、つぎにその受信した電子メー
ルに、図5の電子メールM1に示したような、前記能力
交換通知情報17及びオリジナル画データのフォーマッ
ト情報18が含まれているか否かを判断する(S5
4)。能力交換通知情報17及びオリジナル画データの
フォーマット情報18が含まれていると判断したとき
は、当該通信は、「通信モード3」であると判断して、
つぎに、図6に示したような、標準フォーマットより高
品質の画データを要求する電子メールM2を生成して
(S55)、これを送信する(S56)。
【0045】この電子メールM2の内容を詳細に説明す
ると、宛先としてメールヘッダの宛先指定欄29に前記
送信側インターネットファクシミリ装置1Aのメールア
ドレスが記載され、本文欄には人が読解可能な情報30
が記載され、さらに前記送信側インターネットファクシ
ミリ装置1Aに対する装置読み込み情報31が記載され
ている。前記装置読み込み情報31の中には、さらに、
先に受信した電子メールM1等のメッセージID欄21
に指定されたメッセージIDが記載されたオリジナルメ
ッセージID欄22と、受信側インターネットファクシ
ミリ装置1Bの受信能力情報19が記載されている。こ
のため、前記送信側インターネットファクシミリ装置1
Aは、この電子メールM2を受信すると、前記オリジナ
ルメッセージID欄22に記載されたオリジナルメッセ
ージIDに基づき、先に送信した電子メールM1に対す
る応答であると判断して、「通信モード3」に従った通
信を行う。
【0046】前記S54において、受信側インターネッ
トファクシミリ装置1Bが、能力交換通知情報17が含
まれないと判断したときは、つぎに、受信した画データ
のフォーマットが解析可能なものであるか否かを判断し
(S57)、解析可能なフォーマットであるときは、画
データの印刷、配信等の通常の処理を行い(S58)、
さらに、送達確認メールを生成して前記送信側インター
ネットファクシミリ装置1Aにこれを返信する(S5
9)。
【0047】一方、前記S57において、画データのフ
ォーマットが解析できないものであると判断したとき
は、例えば図15に示すような、前記S51において受
信した電子メールのメッセージIDを記載したオリジナ
ルメッセージID欄22と、受信した画データが解析で
きないフォーマットのものであることを示すエラーメッ
セージ32と、受信側インターネットファクシミリ装置
1Bの受信能力情報19を記載した電子メールM5を生
成し(S60)、これをを前記送信側インターネットフ
ァクシミリ装置1Aに返信する(S61)。なお、図1
5に示した電子メールM5の内容を更に詳細に説明する
と、前記電子メールM5には、メールヘッダの宛先指定
欄29に前記送信側インターネットファクシミリ装置1
Aのメールアドレスが記載され、本文欄には人が読解可
能な情報30として、正常に受信されなかった旨を示す
文が記載され、前記オリジナルメッセージID欄22、
前記エラーメッセージ32及び前記受信能力情報19な
どを含む送信側インターネットファクシミリ装置1Aに
対する装置読み込み情報31が記載されている。
【0048】つぎに、前記S56、S59、S61にお
いて受信側インターネットファクシミリ装置1Bにより
送信された電子メールを前記送信側インターネットファ
クシミリ装置1Aが受信したときの動作について図14
に示すフローチャートに基づき以下に説明する。なお、
このフローチャートに基づき説明する動作も、前記送信
側インターネットファクシミリ装置1AのROM4に記
憶されている制御プログラム等に基づいてCPU2の発
行する命令に従って行われる。
【0049】前記送信側インターネットファクシミリ装
置1Aが電子メールを受信し、その内容を解析した結
果、該電子メールがインターネットファクシミリである
場合に(S101)、その電子メールが先に送信した電
子メールに対するエラーを通知するもの(以下「エラー
メール」という。)であるか否かを、例えば図15に示
した電子メールM5のように、オリジナルメッセージI
D欄22に当該先に送信した電子メールのメッセージI
Dが記載され、且つ、前記したエラーメッセージ32が
記載されているか否かにより判断する(S102)。な
お、本実施の形態においては、エラーメールであるか否
かの判断は、前記電子メールM5を受信した場合につい
て説明しているが、前記オリジナルメッセージID欄2
2の如く先に送信した電子メールを特定できる情報及び
前記エラーメッセージ32の如く送信先に正常に受信処
理されなかったことを通知する情報が記載されたものを
受信した場合に、同様の判断を実行するようにしてもよ
い。
【0050】前記S102において、エラーメールであ
ると判断したときは、そのエラーメールに、前記電子メ
ールM5のように、受信能力情報19が含まれるか否か
を判断し(S103)、受信能力情報19が含まれる場
合は、その受信能力情報19に従ったフォーマットの高
品質画データを生成し(S104)、これを「通信モー
ド4」により送信し(S105)、最後にデータテーブ
ルTの当該宛先情報についての受信能力情報を前記エラ
ーメールM5に記載された受信能力情報19に基づき更
新する(S106)。
【0051】前記S103において、受信したエラーメ
ールに宛先装置の受信能力情報が記載されていないと判
断したときは、データテーブルTの当該宛先情報につい
ての受信能力情報を削除し(S107)、標準フォーマ
ットの画データをオリジナル画データから生成して(S
108)、送信エラーとなった宛先装置の受信能力情報
を取得し直すために、能力交換通知情報17等を記載す
ると共に標準フォーマットの画データを添付した電子メ
ールを生成して前記宛先装置へ送信する(S109)。
このため、エラーメールに宛先装置の受信能力情報が記
載されていない場合であっても、自動的にデータテーブ
ルTに格納されている当該宛先装置の受信能力情報が更
新されることとなる。
【0052】一方、前記S102において、受信した電
子メールがエラーメールでないと判断したときは、図6
の電子メールM2に示したような、オリジナルメッセー
ジID欄22の中に先に送信した電子メールのメッセー
ジIDがあるか否かにより、先に送信した電子メールに
対する応答であるか否かを判断し(S110)、当該メ
ッセージIDが含まれる場合は、その電子メールの中に
受信能力情報19が含まれるか否かを判断する(S11
1)。受信能力情報が含まれる場合は、データテーブル
Tに格納されている受信能力情報と一致するか否かを判
断し(S112)、一致しない場合は、データテーブル
Tに格納されている受信能力情報を前記受信した電子メ
ールに記載されている受信能力情報に基づき更新し(S
113)、一致する場合はその更新を行わない。なお、
前記S112の判断ステップを設けたことによって、デ
ータテーブルTに格納されている受信能力情報と受信し
た電子メールに記載された受信能力情報が異なるときに
のみデータテーブルTに格納されている受信能力情報が
更新されるようになっているが、前記S112の判断ス
テップを省略して、常に、データテーブルTに格納され
ている受信能力情報を受信した電子メールに記載されて
いる受信能力情報に基づき更新されるようにしてもよ
い。
【0053】つぎに、メッセージIDから受信した電子
メールが送達確認メールであるか否かを判断し(S11
4)、送達確認メールでないときは、能力交換機能によ
る送信に係る電子メールであって、高品質画データを要
求するものであるとして、該電子メール記載されている
宛先装置の受信能力情報19に応じたフォーマットの高
品質画データをオリジナル画データから生成し(S11
5)、送達確認メールの返信を要求するメッセージ16
を含む電子メールにこの高品質画データ15Aを添付し
たものを生成して(S116)、前記受信側インターネ
ットファクシミリ装置1Bに送信する(S117)。
【0054】一方、前記S111において、受信能力情
報が記載されていない場合、前記S114において受信
した電子メールが送達確認メールであると判断した場合
は、履歴情報を更新する(S118)。
【0055】前記S110において、先に送信した電子
メールのメッセージIDが含まれないと判断した場合
は、受信した電子メールを、通常のインターネットファ
クシミリであるとして、画データの印刷、配信等の通常
の処理を行う(S119)。
【0056】前記S105、S109、S117におい
て送信した電子メールが前記受信側インターネットファ
クシミリ装置1Bによって受信されると、受信側インタ
ーネットファクシミリ装置1Bは、ROM4に記憶され
ている制御プログラム等に基づいてCPU2の発行する
命令により、図13のフローチャートに従って動作す
る。
【0057】すなわち、前記S105又はS117にお
いて送信側インターネットファクシミリ装置1Aにより
送信された電子メールを、受信側インターネットファク
シミリ装置1Bが受信した場合にあっては、受信した電
子メールは、図4(b)の電子メールに示したように、
送達確認メールの返信を要求するメッセージ16が記載
されると共に受信側インターネットファクシミリ装置1
Bから指定されたフォーマットに従って生成された高品
質画データが添付されたものであって、能力交換通知情
報17等を含まないものであるので、受信側インターネ
ットファクシミリ装置1Bが、その電子メールを受信す
ると(S51)、前記メッセージ16が記載されている
と判断し(S52)、能力交換通知情報17及びオリジ
ナル画データのフォーマット情報18が含まれないと判
断し(S54)、画データのフォーマットは解析可能な
ものであると判断して(S57)、画データの印刷、配
信等の処理を行うと共に、送達確認メールを送信側イン
ターネットファクシミリ装置1Aに返信する(S58、
S59)。
【0058】前記S109において送信側インターネッ
トファクシミリ装置1Aにより送信された電子メール
を、受信側インターネットファクシミリ装置1Bが受信
した場合にあっては、受信した電子メールは、図5の電
子メールに示したように、送達確認メールの返信を要求
するメッセージ16、能力交換通知情報17、オリジナ
ル画データのフォーマット情報18が記載されると共に
標準フォーマットの画データが添付されたものであるの
で、受信側インターネットファクシミリ装置1Bが、そ
の電子メールを受信すると(S51)、前記メッセージ
16が記載されていると判断し(S52)、能力交換通
知情報17及びオリジナル画データのフォーマット情報
18が含まれると判断し(S54)、前記した高品質画
データを要求する電子メールM2を生成して(S5
5)、送信側インターネットファクシミリ装置1Aに返
信する(S56)。
【0059】一方、送信側インターネットファクシミリ
装置1Aが、前記S59において受信側インターネット
ファクシミリ装置1Bから送信された送達確認メールの
返信を受けると、再び、図14のフローチャートに従っ
て動作をする。すなわち、送達確認メールを受信し(S
101)、エラーメールではないと判断し(S10
2)、例えば図8に示した送達確認メールM4のよう
に、オリジナルメッセージID欄22に記載されたオリ
ジナルメッセージIDから先に送信した電子メールM3
等に対する応答であると判断して(S110)、データ
テーブルTに格納されている受信能力情報と該電子メー
ルに記載された受信能力情報が一致しない場合には、該
電子メールに記載された受信能力情報に基づきデータテ
ーブルTに格納されている受信能力情報を更新する(S
113)。そして、該電子メールを送達確認メールであ
ると判断して(S114)、履歴情報を更新する(S1
18)。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の(送信側)インターネッ
トファクシミリ装置は、内部に記憶する宛先情報に関連
付けてその宛先情報に係る宛先装置の受信能力情報を記
憶する受信能力記憶手段と、該手段により記憶された受
信能力情報に基づき画データを生成して電子メールにて
送信する手段と、該手段による画データの送信先となっ
た受信側インターネットファクシミリ装置からその画デ
ータのフォーマットが受信処理できないものである旨を
通知するエラーメールを受信した場合に、該エラーメー
ルに受信側インターネットファクシミリ装置の受信能力
情報が記載されていないとき、前記受信能力記憶手段に
より記憶されている当該宛先情報についての受信能力情
報を削除する手段と、を備えたものであるので、宛先装
置の代替等により、宛先装置の受信能力が前記受信能力
記憶手段により記憶されたものと異なっているときに自
動的に削除されるので、誤った受信能力情報を利用し続
けることを防止し、インターネットファクシミリ装置の
管理負担の軽減を図ることができる。
【0061】請求項2記載の(送信側)インターネット
ファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットフ
ァクシミリ装置において、前記エラーメールに前記受信
側インターネットファクシミリ装置の受信能力情報が記
載されているとき、前記受信能力記憶手段により記憶さ
れている当該宛先情報についての受信能力情報を前記エ
ラーメールに記載された受信能力情報に基づき更新する
手段をさらに備えたものであるので、請求項1記載のイ
ンターネットファクシミリ装置と同様の効果を有すると
共に、前記した場合には、受信能力情報が自動的に更新
され、オペレータによる受信能力情報の更新作業の負担
の軽減を図ることができる。
【0062】請求項3記載の(送信側)インターネット
ファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットフ
ァクシミリ装置において、前記エラーメールに前記受信
側インターネットファクシミリ装置の受信能力情報が記
載されていないとき、第1の電子メールを前記受信側イ
ンターネットファクシミリ装置に送信し、前記受信能力
記憶手段により記憶されている当該宛先情報についての
受信能力情報を、前記第1の電子メールの応答として受
信する第2の電子メールに記載された受信能力情報に基
づき更新する手段をさらに備えたものであるので、請求
項1記載のインターネットファクシミリ装置と同様の効
果を有すると共に、エラーメールに受信能力情報が記載
されていない場合であっても、能力交換機能を有する宛
先装置に対しては、自動的にその受信能力情報を取得し
て受信能力記憶手段により記憶されている当該宛先情報
についての受信能力情報を更新し、オペレータによる受
信能力情報の更新作業の負担の軽減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインターネットファ
クシミリ装置のハードウエア構成の一例を示したブロッ
ク図である。
【図2】宛先装置の受信能力情報等を宛先情報に関連付
けて格納したデータテーブルの一例を示した図である。
【図3】通信モードの説明図であって、送信側と受信側
インターネットファクシミリ装置間の通信手順を示した
シーケンス図である。
【図4】標準フォーマット(又は高品質)の画データが
添付された電子メールの一例を示した図である。
【図5】送達確認メールの返信を要求するメッセージ、
能力交換通知情報、オリジナル画データのフォーマット
情報を含む電子メールに標準フォーマットの画データが
添付された電子メールの一例を示した図である。
【図6】高品質画データを送信側インターネットファク
シミリ装置に要求する受信側インターネットファクシミ
リ装置が送信する電子メールの一例を示した図である。
【図7】受信側インターネットファクシミリ装置の要求
に応じて送信側インターネットファクシミリ装置が送信
する高品質画データが添付された電子メールの一例を示
した図である。
【図8】送信側インターネットファクシミリ装置の要求
に応じて受信側インターネットファクシミリ装置が送信
する送達確認メールの一例を示した図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るインターネットファ
クシミリ装置が設置されたネットワーク環境の一例を示
したブロック図である。
【図10】送信側インターネットファクシミリ装置が画
データを送信するときの動作を示したフローチャートで
ある。
【図11】送信側インターネットファクシミリ装置が画
データを送信するときの動作を示したフローチャートで
ある。
【図12】通信モード選択画面の例を示した図である。
【図13】受信側インターネットファクシミリ装置が電
子メールを受信するときの動作を示したフローチャート
である。
【図14】送信側インターネットファクシミリ装置が電
子メールを受信するときの動作を示したフローチャート
である。
【図15】エラーメールの一例を示した図である。
【符号の説明】
T データテーブル M1 標準フォーマットとオリジナル画データのフォー
マット情報を含む電子メール M2 受信側インターネットファクシミリ装置の受信能
力が記載された電子メール M3 受信能力情報に基づき生成した画データを添付し
た電子メール M5 エラーメール 1A 送信側インターネットファクシミリ装置 1B 受信側インターネットファクシミリ装置 2 CPU 3 RAM 4 ROM 15 標準フォーマットの画データ 16 送達確認メールの返信を要求するメッセージ 17 能力交換通知情報 18 オリジナル画データのフォーマット情報 19 受信能力情報 21 メッセージID欄 22 オリジナルメッセージID欄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA29 AB38 AB42 AC38 AC58 AE02 AF14 BD09 5C075 AB90 BA08 CA08 CA90 CE07 CE14 CF01 FF90 5K101 KK01 KK02 LL00 NN18 NN21 PP03 RR19 VV07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準フォーマットの画データとオリジナ
    ル画データのフォーマット情報を含む第1の電子メール
    を生成して受信側インターネットファクシミリ装置へ送
    信し、第1の電子メールを受信した受信側インターネッ
    トファクシミリ装置から該装置の受信能力情報が記載さ
    れた第2の電子メールを受信した後、オリジナル画デー
    タから前記受信能力情報に基づき生成した画データを前
    記受信側インターネットファクシミリ装置へ第3の電子
    メールにて送信する能力交換機能を備えたインターネッ
    トファクシミリ装置において、 内部に記憶する宛先情報に関連付けてその宛先情報に係
    る宛先装置の受信能力情報を記憶する受信能力記憶手段
    と、該手段により記憶された受信能力情報に基づき画デ
    ータを生成して電子メールにて送信する手段と、該手段
    による画データの送信先となった受信側インターネット
    ファクシミリ装置からその画データのフォーマットが受
    信処理できないものである旨を通知するエラーメールを
    受信した場合に、該エラーメールに受信側インターネッ
    トファクシミリ装置の受信能力情報が記載されていない
    とき、前記受信能力記憶手段により記憶されている当該
    宛先情報についての受信能力情報を削除する手段と、を
    備えたことを特徴とするインターネットファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインターネットファクシ
    ミリ装置において、前記エラーメールに前記受信側イン
    ターネットファクシミリ装置の受信能力情報が記載され
    ているとき、前記受信能力記憶手段により記憶されてい
    る当該宛先情報についての受信能力情報を前記エラーメ
    ールに記載された受信能力情報に基づき更新する手段を
    さらに備えたことを特徴とするインターネットファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のインターネットファクシ
    ミリ装置において、前記エラーメールに前記受信側イン
    ターネットファクシミリ装置の受信能力情報が記載され
    ていないとき、第1の電子メールを前記受信側インター
    ネットファクシミリ装置に送信し、前記受信能力記憶手
    段により記憶されている当該宛先情報についての受信能
    力情報を、前記第1の電子メールの応答として受信する
    第2の電子メールに記載された受信能力情報に基づき更
    新する手段をさらに備えたことを特徴とするインターネ
    ットファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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