JP2003055714A - 非調質鋼鍛造加工品及びその製法、並びにそれを用いた内燃機関用コンロッド部品 - Google Patents
非調質鋼鍛造加工品及びその製法、並びにそれを用いた内燃機関用コンロッド部品Info
- Publication number
- JP2003055714A JP2003055714A JP2001241712A JP2001241712A JP2003055714A JP 2003055714 A JP2003055714 A JP 2003055714A JP 2001241712 A JP2001241712 A JP 2001241712A JP 2001241712 A JP2001241712 A JP 2001241712A JP 2003055714 A JP2003055714 A JP 2003055714A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- strength
- forged product
- forging
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Forging (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
などを行うことなく、高レベルの耐力や疲労強度が求め
られる部位のみを効率よく強化し、優れた耐力と疲労強
度を備えた非調質の鍛造加工品を安価に提供することの
できる方法を提供すること。 【解決手段】 鋼を熱間鍛造してフェライト・パーライ
ト組織を有する中間鍛造加工品を得、当該熱間鍛造後の
冷却過程におけるAr1点以下〜200℃の温度域で、
上記中間鍛造加工品における高耐力・高疲労強度が要求
される部位に、更なる鍛造加工を施す。
Description
造される、特に高耐力・高疲労強度が求められる非調質
鋼鍛造加工品とその製法、並びに該鍛造加工品を用いた
内燃機関用コンロッド部品に関するものである。
部品の如き多くの機械構造用部品は、コストダウンのた
め、焼入れ焼戻し処理に代えて、VやNbを添加した非
調質鋼を素材として使用し、これを熱間鍛造したのち制
御冷却等により冷却し、強度を付与してから使用に供さ
れている。非調質鋼は、熱間鍛造後の冷却に冷却設備を
必要とする場合が多い。
めるためVなどの元素を多量に添加した非調質鋼が使用
されているが、これらの元素は高価であるためコストが
高くなり、非調質化によるコスト低減の利点が有効に生
かせなくなるという問題があった。
高強度化を図るため、例えば特開平10−16854号
公報には、熱間加工後に冷間で歪みを与え、再度250
℃〜500℃に加熱して時効硬化させることで高強度を
得る方法も提案されている。また特開平9−31012
2号公報には、高価なV等を添加することなく調質材と
同等の強度を得るため、前記と同様に熱間加工後の冷間
加工によって歪みを与え、再加熱により時効処理する方
法を開示している。しかしながら何れにしても、冷間加
工後に再度、時効のための加熱を必要とするため、再加
熱設備が必要になるとか、エネルギー費用が嵩むなど、
非調質化によるコスト低減の利点が有効に活かせなくな
る。
ネルギー化やコストダウンを目的として温間鍛造に切り
換えられつつある。特に、温間鍛造品は熱間鍛造品より
も寸法精度が高いため、その後の切削加工代を低減でき
ると共に、熱エネルギーを節約できるという利点があ
る。また、熱間鍛造の場合はサイジングのための冷間加
工が必要であるのに対し、温間鍛造では寸法精度が向上
するためサイジング加工の省略も可能となる。但し性能
面に関しては、温間鍛造により強度と靱性を確保し得る
こと(特公昭53−5609号公報、特公昭53−19
968号公報、特公昭55−32767号公報など)は
知られているものの、いずれも冷間加工あるいは焼入れ
処理後に再加熱してから温間鍛造を行う工程を採用して
いるため、再加熱ラインの増設が必要となり、コストア
ップになることが避けられない。
情に着目してなされたものであって、その目的は、Vな
どの多量添加や新たな再加熱ライン増設などを行うこと
なく、高レベルの耐力や疲労強度が求められる部位のみ
を効率よく強化し、優れた耐力と疲労強度を備えた非調
質の鍛造加工品を安価に提供することのできる方法を提
供し、更には、耐力と疲労強度に優れた内燃機関用コン
ロッド部品を提供することにある。
のできた本発明に係る非調質鋼鍛造加工品の製法とは、
鋼を熱間鍛造してフェライト・パーライト組織を有する
中間鍛造加工品を得、当該熱間鍛造後の冷却過程におけ
るAr1点以下〜200℃の温度域で、上記中間鍛造加
工品における高耐力・高疲労強度が要求される部位に、
更なる鍛造加工を施すところに要旨を有している。
ましい化学成分は、質量%で、C:0.20〜0.60
%、Si:0.05〜1.50%、Mn:0.30〜
2.0%、Cr:1.5%以下、A1:0.001〜
0.06%、N:0.0030〜0.0300%を含
み、あるいは、更に他の元素として、V:0.010〜
0.50%および/またはB:0.0005〜0.00
50%を含有し、もしくは更に加えて、S:0.10%
以下(0%は含まない)、Pb:0.30%以下(0%
は含まない)、Bi:0.30%以下(0%は含まな
い)、Ca:0.01%以下(0%は含まない)よりな
る群から選ばれる少なくとも1種以上を含有するもので
あり、残部成分は、実質的にFeからなる鋼である。
得られたフェライト・パーライト組織を有する非調質鋼
鍛造加工品もその対象となり、該鍛造加工品は、自動車
などの内燃機関用コンロッド部品用として有効に活用で
きる。
術に指摘される問題点を解消すべく、特に製造面からの
コストダウンを期して、熱間鍛造後の余熱を利用した温
間鍛造に着目して鋭意研究を重ねた結果、熱間鍛造後の
冷却過程でAr1点以下の温間鍛造を行なえば、当該温
間鍛造部の耐力と疲労強度を効果的に高め得ることを見
出した。
を施すことにより、再加熱して温間鍛造する場合の様に
再加熱による軟化が起こらず、つまり本発明では、温間
鍛造を行うことにより結晶粒を微細化させると共に、加
工付与による転位密度を増大させ、時効強化効果をも相
乗させることによって、当該温間鍛造部位の耐力(耐力
比)および疲労強度を集中的に高めることに成功したも
のである。
る部位のみに温間鍛造加工を施し、例えば切削加工部は
非温間鍛造部として残すことによって切削部の硬さ上昇
を抑えることができ、切削加工性の低下も回避できる。
また、部品の必要部位にのみ温間鍛造を施すことで、部
品全体を温間鍛造する場合よりも鍛造用金型のサイズを
小型化でき、金型費用のコストダウンにもつながる。
な部位にのみ(又はそれとその周辺を含む部品の一部)
を温間鍛造する製法を提供するもので、具体的には、金
属組織が実質的にフェライト・パーライト組織である非
調質鋼からなる鍛造加工品において、高耐力または高疲
労強度が求められる部位を、熱間鍛造後の冷却過程で、
Ar1点以下〜200℃の温度域で鍛造加工するところ
に最大の特徴を有している。
ぞれの限定理由を明確にする。
められる成形部品において、特に高レベルの強度特性が
求められる部位についてのみ熱間加工後の冷却過程で、
Ar 1点以下〜200℃の温度域で温間加工が施され
る。
織をフェライト・パーライト組織と定めたのは、ベイナ
イトやマルテンサイト主体の金属組織では、フェライト
・パーライト組織よりも硬質となって切削性が低下する
からである。
鍛造)する理由は、まず第1に、熱間鍛造後の余熱を利
用することで、従来法の如く熱間鍛造後に一旦冷却して
から再加熱して温間鍛造する場合よりも省エネルギー化
が図れることであり、他の理由は、熱間鍛造後に再加熱
を行なうと、非温間鍛造部まで軟化されて強度(硬さ)
が低下し耐力や疲労強度が低下するからである。従って
こうした欠点を回避するには、熱間鍛造後の冷却過程で
温間鍛造加工を行なうことが極めて重要となる。
定めたのは、Ar1点を超える高温で加工すると、該加
工により付与した歪みがすぐに回復してしまい、加工部
の耐力を十分に高め得なくなるからである。従って本発
明では、熱間鍛造後の冷却過程で実施される温間鍛造
を、Ar1点以下のフェライト・パーライト温度域で行
なうことが必須となる。
温間鍛造加工することで転位が導入され集積するので、
加工部の強度や耐力を著しく高めることができる。なお
該加工時の温度の下限を200℃に定めたのは、200
℃以下の低温では鍛造用工具の寿命低下が著しくなるば
かりでなく、時効硬化が期待できなくからである。
後の冷却速度として、温間鍛造後200℃までの平均冷
却速度を4℃/秒以下にすることが望ましい。
れる部位にのみ適用されるもので、例えば自動車部品で
ある内燃機関用コンロッドのIセクション部や足廻り部
品のナックルスピンドルの軸部等が挙げられる。これら
は、部品の粗成形過程である熱間鍛造後の余熱を利用
し、Ar1点以下の温度域にまで降温した時点で、高強
度が求められる部位にのみ温間鍛造により加工歪みを与
えて転位を導入させるもので、付随的に仕上げ成形(サ
イジング)も行うことができる。
せるには、使用する鋼材として次に示す化学成分を満た
す鋼を用いることが望ましい。
強度不足となる。しかし0.60%を超えると、靱延性
が低下すると共に引張強度が過度に高くなり、切削性低
下を招く。Cのより好ましい含有量は0.40%以上、
0.50%以下である。
溶して耐力や疲労強度の向上にも有効に作用する元素で
あり、0.10%未満ではそれらの効果が有効に発揮さ
れない。しかし、多過ぎると切削性の低下や熱間鍛造後
の脱炭を増加させるので、1.50%以下に抑えるのが
よい。Siのより好ましい含有量は0.30%以上、
1.00%以下である。
り、0.30%未満ではそれらの作用が不足気味とな
り、一方、2.00%を超えて過度に含まれるとベイナ
イトが生成して切削性が低下する。Mnのより好ましい
含有量は0.50%以上、1.50%以下である。
隔を小さくして延性や耐力を向上し疲労強度を高める作
用を発揮する。しかし、1.5%を超えて過度に含有さ
せるとベイナイトが生成し、切削性を低下させる傾向が
生じてくる。Crのより好ましい含有量は0.15%以
上、1.0%以下である。
Nを形成し熱間加工時におけるオーステナイト粒の粗大
化を抑制し、組織微細化を促して耐力比の向上にも寄与
する。こうした作用は0.001%以上含有させること
によって有効に発揮されるが、多過ぎると酸化物系介在
物であるA12O3が増加して切削性低下を招くので、
0.06%以下に抑えることが望ましい。Alのより好
ましい含有量は0.016%以上、0.035%以下で
ある。
イト粒の粗大化を抑制して組織微細化を促す他、温間鍛
造後の時効硬化を促進して耐力比の向上に有効に作用す
る。こうした作用を有効に発揮させるには、Nを0.0
030%以上含有することが望ましいが、それらの作用
は0.0300%程度で飽和し、それ以上にN量が増え
ると熱間加工時に割れが発生し易くなるので、0.03
00%以下に抑えることが望ましい。Nのより好ましい
含有量は0.0040%以上、0.0150%以下であ
る。
に寄与する。こうした作用は0.010%以上含有させ
ることによって有効に発揮されるが、その作用は0.5
0%程度で飽和するので、それ以上の添加は経済的不利
益を招くだけである。Vのより好ましい含有量は0.0
5%以上、0.30%以下である。
焼入れ性向上成分として有用な元素であり、その作用は
0.0005%程度以上含有させることによって有効に
発揮される。しかしその効果は0.0050%程度で飽
和するので、それ以上の添加は経済的に全く無駄であ
る。Bのより好ましい含有量は0.0010%以上、
0.0020%以下である。
用があり、特に被削性が求められる場合には適量含有さ
せることが望ましい。しかし、多過ぎると熱間鍛造時に
割れを起こし易くなるので、0.10%以下、より好ま
しくは0.05%以下に抑えることが望ましい。
程度でその効果は飽和し、それ以上添加するのことは経
済的に無駄である。
30%程度でその効果は飽和するので、それ以上の添加
は経済的に無駄である。
01%程度でその効果は飽和するので、それ以上の添加
は経済的に無駄である。
学成分は上記の通りであり、該鋼材の残部成分は実質的
にFeであるが、この他、鍛造加工品に求められる要求
特性に応じて、靭性向上効果を有するTi,Nbなど、
強度向上効果を有するCu,Ni,Moなどを適量含有
させることも可能であり、また不可避的に混入してくる
O(酸素)なども前述した鍛造加工品の特徴を阻害しない
範囲で微量含まれていても構わない。
その製法に加えて、これらを採用することによって得る
ことのできる内燃機関用コンロッドを規定している。即
ち自動車用等として使用されるコンロッドにおいては、
内燃機関の出力や音振等の性能を高めるため軽量化が求
められており、そのためには素材の高強度化を図る必要
がある。一方で孔開け等の加工部位については、経済性
の観点から被削性が良好であることが要求されている。
と、軽量化のため強度が要求される連接部のみに温間加
工を施すことで高強度化を図ることができ、切削や研磨
等の機械加工を行う部位は非加工部として残せば被削性
が損なわれることもなく、高強度で且つ加工性にも優れ
た部品素材を得ることができるので極めて好都合であ
る。
作用効果を具体的に説明するが、本発明はもとより下記
実験例によって制限を受けるものではなく、前・後記の
趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施するこ
とも可能であり、それらは全て本発明の技術的範囲に包
含される。
験を実施した。尚、Ar1点とは、オーステナイト域が
存在し始める境界温度を言う。
鋼を真空炉により溶製し、鋳造後1250℃に加熱して
から熱間鍛造により直径20mmの丸棒に鍛伸した。該
熱間鍛造後の放冷過程で、各温度で所望のサイズ(断面
減少加工率)まで温間加工してから放冷した。この時の
加工温度は、赤外線温度計により表面部を測定した。
を作製して引張試験に供した。なお目標とする強度基準
は、TS:800MPa以上、耐力比(YP/TS):
0.85以上とした。結果を表2に示す。
る。
て満たす実施例であり、いずれも目標TS:800MP
a以上、耐力比(YP/TS):0.85以上を満足し
ている。また、No.6は実際のコンロッド部品に鍛造
試作を行なったもので、同様に目標物性値を満足してい
る。
一つでも欠く比較鋼のNo.7〜10では、以下のこと
を確認できる。即ちNo.7,8は、加工温度が規定範
囲の上限であるAr1点の716℃を超えているため、
引張強度、耐力および耐力比が低い。No.9,10
は、加工温度が規定範囲の下限(200℃)未満である
ため、耐力および耐力比が低い。
し、鋳造後1250℃に加熱してから熱間鍛造により直
径20mmの丸棒に鍛伸した。該熱間加工後の放冷過程
で、Ar1点以下の600℃で直径18mm(加工率:
約20%)まで温間加工してから放冷した。これにより
JIS 14A号の引張試験片を作製し、引張試験に供
した。
鍛造加工を行った。まず、熱間鍛造で直径40mmの丸
棒に鍛伸し、その後1250℃に加熱してから直径25
mmに鍛伸し、放冷後ドリル寿命試験に供した。
径10mmのドリルを使用し、切削速度30m/mi
n、送り0.21mm/rev、無潤滑の条件にてドリ
ルが溶損するまでに切削できた合計長さを寿命とした。
また、物性目標基準は、TS:800MPa以上、耐力
比(YP/TS):0.85以上とした。結果を表3,
4に示す。
分の好ましい要件を全て満たすもので、TS:800M
Pa以上および耐力比(YP/TS):0.85以上の
目標物性値を満たしている。
22は、それぞれC,Mnが規定範囲を下回る為、強度
不足であり、目標物性であるTS≧800MPaを満た
しておらず、強度不足である。No.20は、Siが規
定範囲を下回る為、耐力比(YP/TS)が目標値であ
る0.85に満たない。No.19,21は、それぞれ
C,Siが規定範囲を超えており、ドリル寿命が短い。
No.23,25は、それぞれMn,Crが規定範囲を
超えているためベイナイト組織が発生しており、ドリル
寿命が極端に短い。
定範囲を超えており、熱間鍛造時に割れが発生した。N
o.26は、Alが規定範囲を超えており、酸化物系介
在物であるA12O3が多量生成したためかドリル寿命が
短い。No.27は、Nが規定範囲に満たないため、A
1N不足で結晶粒が粗大となり、且つ時効硬化が抑制さ
れたためか、耐力比が目標の0.85に達していない。
金属組織が実質的にフェライト・パーライト組織である
非調質鋼材からなる鍛造加工品において、高レベルの耐
力や疲労強度が要求される部位を、熱間鍛造後の冷却過
程で、Ar1点以下〜200℃の温度域で温間鍛造加工
を行うことにより、非調質のままで高レベルの耐力と疲
労強度を得ることができた。
Claims (6)
- 【請求項1】 鋼を熱間鍛造してフェライト・パーライ
ト組織を有する中間鍛造加工品を得、当該熱間鍛造後の
冷却過程におけるAr1点以下〜200℃の温度域で、
上記中間鍛造加工品における高耐力・高疲労強度が要求
される部位に、更なる鍛造加工を施すことを特徴とする
非調質鋼鍛造加工品の製法。 - 【請求項2】 上記鋼の化学成分が、質量%で、C:
0.20〜0.60%、Si:0.05〜1.50%、
Mn:0.30〜2.0%、Cr:1.5%以下、A
1:0.001〜0.06%、N:0.0030〜0.
0300%を含むものである請求項1に記載の製法。 - 【請求項3】 上記鋼が、更に他の元素として、V:
0.010〜0.50%および/またはB:0.000
5〜0.0050%を含有するものである請求項2に記
載の製法。 - 【請求項4】 上記鋼が、更に他の元素として、S:
0.10%以下(0%は含まない)、Pb:0.30%
以下(0%は含まない)、Bi:0.30%以下(0%
は含まない)、Ca:0.01%以下(0%は含まな
い)よりなる群から選ばれる少なくとも1種以上を含有
するものである請求項2または3に記載の製法。 - 【請求項5】 前記請求項1〜4のいずれかに記載の方
法により得たものであるフェライト・パーライト組織を
有する非調質鋼鍛造加工品。 - 【請求項6】 請求項5に記載の鍛造加工品を用いて得
たものである内燃機関用コンロッド部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001241712A JP5080708B2 (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 非調質鋼鍛造加工品及びその製法、並びにそれを用いた内燃機関用コンロッド部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001241712A JP5080708B2 (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 非調質鋼鍛造加工品及びその製法、並びにそれを用いた内燃機関用コンロッド部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003055714A true JP2003055714A (ja) | 2003-02-26 |
JP5080708B2 JP5080708B2 (ja) | 2012-11-21 |
Family
ID=19072108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001241712A Expired - Fee Related JP5080708B2 (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 非調質鋼鍛造加工品及びその製法、並びにそれを用いた内燃機関用コンロッド部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5080708B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003155521A (ja) * | 2001-11-16 | 2003-05-30 | Aichi Steel Works Ltd | 高強度鍛造品の製造方法 |
JP2010180473A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Daido Steel Co Ltd | クラッキングコンロッド及びその製造方法 |
JP2011195858A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 直接切削用熱間圧延鋼材およびその製造方法 |
JP2012020298A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Nissan Motor Co Ltd | 鍛造品の製造方法 |
JP2013007087A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Daido Steel Co Ltd | 鍛造用鋼、並びに、鍛造品及びその製造方法 |
WO2013114553A1 (ja) | 2012-01-31 | 2013-08-08 | 日産自動車株式会社 | 鍛造品の製造方法 |
WO2013114723A1 (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-08 | 日産自動車株式会社 | 歯車の製造方法 |
CN103352170A (zh) * | 2013-07-05 | 2013-10-16 | 南车戚墅堰机车车辆工艺研究所有限公司 | 合金锻钢及其生产方法和应用 |
JP2014077200A (ja) * | 2013-12-04 | 2014-05-01 | Daido Steel Co Ltd | クラッキングコンロッド及びその製造方法 |
JP2017066477A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 新日鐵住金株式会社 | 冷間鍛造時効硬化鋼部品の製造方法 |
JP2017141487A (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | 国立大学法人島根大学 | アルファ鉄系材料、及び、アルファ鉄系材料の製造方法、並びに、アルファ鉄系材料の高強度化方法 |
EP3396002A4 (en) * | 2015-12-25 | 2019-08-14 | Nippon Steel Corporation | STEEL PART |
JPWO2022209637A1 (ja) * | 2021-04-02 | 2022-10-06 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5989720A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-24 | Mitsubishi Motors Corp | 硬化方法 |
JPS61166919A (ja) * | 1985-01-18 | 1986-07-28 | Nippon Steel Corp | 高靭性非調質温間鍛造品の製造方法 |
JPH01201423A (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-14 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 肌焼鋼強靭部品の製造方法 |
JPH0495607A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-03-27 | Toyota Motor Corp | コネクティングロッド |
JPH05209220A (ja) * | 1992-01-29 | 1993-08-20 | Daido Steel Co Ltd | 鋼製部品の製造方法 |
-
2001
- 2001-08-09 JP JP2001241712A patent/JP5080708B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5989720A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-24 | Mitsubishi Motors Corp | 硬化方法 |
JPS61166919A (ja) * | 1985-01-18 | 1986-07-28 | Nippon Steel Corp | 高靭性非調質温間鍛造品の製造方法 |
JPH01201423A (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-14 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 肌焼鋼強靭部品の製造方法 |
JPH0495607A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-03-27 | Toyota Motor Corp | コネクティングロッド |
JPH05209220A (ja) * | 1992-01-29 | 1993-08-20 | Daido Steel Co Ltd | 鋼製部品の製造方法 |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003155521A (ja) * | 2001-11-16 | 2003-05-30 | Aichi Steel Works Ltd | 高強度鍛造品の製造方法 |
JP2010180473A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Daido Steel Co Ltd | クラッキングコンロッド及びその製造方法 |
JP2011195858A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 直接切削用熱間圧延鋼材およびその製造方法 |
JP2012020298A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Nissan Motor Co Ltd | 鍛造品の製造方法 |
JP2013007087A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Daido Steel Co Ltd | 鍛造用鋼、並びに、鍛造品及びその製造方法 |
US9738945B2 (en) | 2012-01-31 | 2017-08-22 | Nissan Motor Co., Ltd. | Process for producing forged product |
WO2013114723A1 (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-08 | 日産自動車株式会社 | 歯車の製造方法 |
EP2811039A4 (en) * | 2012-01-31 | 2016-01-20 | Nissan Motor | METHOD FOR PRODUCING A FORGING PIECE |
WO2013114553A1 (ja) | 2012-01-31 | 2013-08-08 | 日産自動車株式会社 | 鍛造品の製造方法 |
CN103352170A (zh) * | 2013-07-05 | 2013-10-16 | 南车戚墅堰机车车辆工艺研究所有限公司 | 合金锻钢及其生产方法和应用 |
JP2014077200A (ja) * | 2013-12-04 | 2014-05-01 | Daido Steel Co Ltd | クラッキングコンロッド及びその製造方法 |
JP2017066477A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 新日鐵住金株式会社 | 冷間鍛造時効硬化鋼部品の製造方法 |
EP3396002A4 (en) * | 2015-12-25 | 2019-08-14 | Nippon Steel Corporation | STEEL PART |
JP2017141487A (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | 国立大学法人島根大学 | アルファ鉄系材料、及び、アルファ鉄系材料の製造方法、並びに、アルファ鉄系材料の高強度化方法 |
JPWO2022209637A1 (ja) * | 2021-04-02 | 2022-10-06 | ||
WO2022209637A1 (ja) * | 2021-04-02 | 2022-10-06 | 日産自動車株式会社 | クランクシャフト用非調質鋼及び該非調質鋼を用いたクランクシャフト |
JP7653508B2 (ja) | 2021-04-02 | 2025-03-28 | 日産自動車株式会社 | クランクシャフト用非調質鋼及び該非調質鋼を用いたクランクシャフト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5080708B2 (ja) | 2012-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5079788B2 (ja) | マルテンサイト型熱間鍛造用非調質鋼及び熱間鍛造非調質鋼部品 | |
JP2003055714A (ja) | 非調質鋼鍛造加工品及びその製法、並びにそれを用いた内燃機関用コンロッド部品 | |
JP4464864B2 (ja) | 耐結晶粒粗大化特性と冷間加工性に優れた軟化焼鈍の省略可能な肌焼用鋼 | |
JP4013969B2 (ja) | 疲労強度に優れた熱間鍛造品およびその製造方法並びに機械構造部品 | |
JP4983099B2 (ja) | 衝撃特性と疲労特性に優れた鋼軸部品とその製造方法 | |
JP4946328B2 (ja) | 時効硬化機械部品の製造方法 | |
JP4328924B2 (ja) | 高強度軸部品の製造方法 | |
JP3288563B2 (ja) | 被削性および耐焼割れ性に優れた機械構造用鋼材およびその製造方法 | |
JP5181621B2 (ja) | マルテンサイト型熱間鍛造用非調質鋼及び熱間鍛造非調質鋼部品 | |
JPH1129842A (ja) | フェライト・パーライト型非調質鋼 | |
JP2008240129A (ja) | 非調質鋼材 | |
JP3900690B2 (ja) | 時効硬化型高強度ベイナイト鋼およびその製造方法 | |
JPH09310146A (ja) | 高強度コンロッド用非調質鋼および高強度コンロッドの製造方法 | |
JP4448047B2 (ja) | 耐結晶粒粗大化特性と冷間加工性に優れ、軟化焼鈍の省略可能な肌焼用鋼 | |
JP2004183065A (ja) | 高強度高周波焼き入れ用鋼材及びその製造方法 | |
JP4255861B2 (ja) | 非調質コネクティングロッド及びその製造方法 | |
JP2003113419A (ja) | 非調質鋼熱間鍛造部品の製造方法およびその非調質鋼熱間鍛造部品 | |
JPH1129836A (ja) | 高周波焼入れ用機械構造用鋼 | |
JP2004124190A (ja) | ねじり特性に優れる高周波焼もどし鋼 | |
JP4488228B2 (ja) | 高周波焼入れ用鋼材 | |
JP3543581B2 (ja) | フェライト・パーライト型非調質鋼 | |
JP3398233B2 (ja) | 被削性、高周波焼入れ・焼もどし後の疲労強度特性に優れる機械構造用鋼および機械構造用部材の製造方法 | |
JP3748696B2 (ja) | 自動車用コネクティングロッドの製造方法 | |
JP7597271B2 (ja) | 熱間鍛造非調質鋼およびその製造方法 | |
JP3320958B2 (ja) | 被削性および耐焼割れ性に優れた機械構造用鋼材およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040805 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080730 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080811 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080811 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111025 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120828 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120831 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5080708 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |