JP2003020176A - エレベータ装置 - Google Patents
エレベータ装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/02—Guideways; Guides
- B66B7/023—Mounting means therefor
- B66B7/027—Mounting means therefor for mounting auxiliary devices
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
乗り籠に対応させることができ、昇降軌道に余分な曲げ
応力が作用するのを防止するようにしたエレベータ装置
を提供する。 【解決手段】 エレベータ装置10は、対向する昇降軌
道11a、11b間に昇降自在に取付けた乗り籠12を
ロープ14の中間部で吊り下げ支持し、ロープ14の一
端側を一方の昇降軌道11a側に固定し、他端側を他方
の昇降軌道11b側に設けたやぐらユニット15に引き
込みおよび繰り出しする。やぐらユニット15は、乗り
籠12から立ち上がるロープ14をガイドレールの対向
方向に対して直角方向に案内する第1シーブ16と、こ
の第1シーブで案内されたロープ14を移動する巻上げ
機構17と、を備える。第1シーブ16を、ロープ14
の案内方向に並設される第1サブシーブ16aと第2サ
ブシーブ16bとで構成する。
Description
し、さらに詳しくは、昇降路内における乗り籠の昇降軌
道の後方空間に、釣合い錘(カウンタウェイト)の昇降
軌道を有するエレベータ装置に関する。
100がある。このエレベータ装置100は、建物内に
上下方向に亘って形成された昇降路内で昇降を行う乗り
籠101と、この乗り籠101の昇降軌道の後方(図
中、矢印Yr方向)側に昇降軌道を持つ釣合い錘102
とを備えている。
(図9に示す矢印X方向)の両側に立設された対をなす
ガイドレール103、104の間に配置されている。そ
して、乗り籠101は、これらガイドレール103、1
04に沿って上下方向に案内されるようになっている。
また、乗り籠101の下部における幅方向両側には、そ
れぞれ下面シーブ105、106が設けられている。こ
の下面シーブ105、106にロープ107の中間部が
渡されることにより、乗り籠101の吊り上げが可能と
なっている。そして、ロープ107の一端部107A
は、一方のガイドレール104の上部に対して前後方向
(図9に示す矢印Yf、Yr方向)に沿うように一体に
設けられた梁部材108の前端部に固定されている。
側に設けられた枠体109に設けられた巻上機110の
下方にロープ107で吊り上げられている。なお、ロー
プ107の他端107Bは、図9に示すように、枠体側
の部材111に固定されている。すなわち、釣合い錘1
02は、固定された他端107Bと巻上機110との間
のロープ107を錘側シーブ102Aに通すことで吊り
上げられている。このため、釣合い錘102は、巻上機
110のロープ107の巻き取り、巻き戻しにより昇降
動作を行うようになっている。
るロープ107は、巻上機110と同一平面でロープ1
07の走行方向のみを変換させる横方向シーブ112
と、ロープ107の走行方向を縦方向(図9において矢
印Yr、Yf方向)に変換させる縦方向シーブ113と
を介して乗り籠101の下面シーブ105に至るように
なっている。また、下面シーブ105と縦方向シーブ1
13との間のロープ107は、垂直に立ち上がるように
なっている。このため、縦方向シーブ113の位置によ
り、下面シーブ105の位置が決定される。また、下面
シーブ105、106を通るロープ107は、図10に
示すように、乗り籠101の重心の真下(上面シーブを
用いた場合は重心の真上)を通るようにする必要があ
る。このため、ガイドレール104の上部から梁部材1
08のロープ固定位置までの長さは、乗り籠101の下
面シーブ105の位置に応じて決定される。
タ装置100では、ロープ107による乗り籠101の
吊り下げ位置は、上記したように、この乗り籠101の
バランスが取れた位置に設定することにより、ガイドレ
ール103、104へのこじりも少なく、安定して乗り
籠101を昇降させることができる。このため、エレベ
ータ装置を、図11に示すように、奥行き寸法などの異
なる乗り籠101に対応させる場合には、ロープ107
の吊り下げ位置が乗り籠101の奥行き方向、つまり、
ガイドレール103、104の対向方向に対して直角方
向に変化されてしまう。
ープ107を案内する縦方向シーブ(ガイドシーブ)1
13は単一であったため、乗り籠101の奥行き寸法に
従ってその径を変更する必要があり、図11に示すよう
な径寸法の大きな縦方向シーブ113Aを用いる必要が
あった。このため、図9に示したような従来のエレベー
タ装置では、乗り籠101の奥行き寸法などが変わる
と、縦方向シーブ113をはじめとする部品交換を余儀
なくされてコスト高になってしまうという問題点があっ
た。
し、乗り籠101の下面シーブ105の振り角を大きく
とると、反対側のガイドレール104上部の梁部材10
8に固定されるロープ107の一端107Aが、このガ
イドレール104から離れる方向になり、結果的にガイ
ドレール104にかかる梁部材108によるモーメント
が大きくなり、ガイドレール104にかかる曲げ応力が
大きくなる。
奥行き寸法の異なる乗り籠に容易に対応させることがで
き、ガイドレールに余分な曲げ応力がかかるのを防止す
るようにしたエレベータ装置を提供することを目的とす
る。
昇降路内の上部後側に設けられた枠体に、ロープを巻き
取り・繰り出しする巻上機が設けられると共に、前記昇
降路内の左右に対向するように立設されたガイドレール
間に昇降自在に取り付けられた乗り籠と、該乗り籠の昇
降軌道の背面側に昇降自在に取り付けられた釣合い錘
と、が前記ロープの巻き取り・繰り出しに応じて互いに
反対方向に移動し、前記ロープの一端側が一方の前記ガ
イドレールの上部側に固定され、且つ他端側が前記枠体
側に固定され、前記乗り籠が前記ロープの一端側のロー
プ中間部に吊り下げられ、前記釣合い錘が前記ロープの
他端側のロープ中間部に吊り下げられ、前記枠体側に、
前記乗り籠から立ち上がる前記ロープを前記ガイドレー
ルの対向方向に対して直角をなす方向に案内する第1シ
ーブと、該第1シーブで案内される前記ロープの走行方
向を前記巻上機の巻き取り方向へ変換させる第2シーブ
とを備えたエレベータ装置であって、前記第1シーブ
は、前記ロープの前記ガイドレールの対向方向に対して
直角をなす方向に沿って並設される複数のサブシーブで
なることを特徴とする。
なる乗り籠に対応させる場合に、第1シーブを構成する
複数のサブシーブとの間の取付け間隔を調整すること
で、対応することができる。
エレベータ装置において、前記第1シーブは、前記他方
のガイドレールと、前記枠体とを連結する主ビームに取
り付けられていることを特徴とするこの発明では、第1
シーブに掛かる荷重を、ガイドレールと枠体とで両端支
持された主ビームによって確実に支持することができ
る。
レベータ装置であって、前記第1シーブは、前記他方の
ガイドレールと前記枠体との間に前記主ビームと平行に
架け渡された副ビームに取り付けられていることを特徴
とする。
の強度を主ビームと副ビームとの両方によって高めるこ
とができ、それぞれのサブシーブに乗り籠の大きな荷重
が作用した場合にも、ガイドレールと枠体との間に発生
する圧縮応力に十分に対応させることができる。
レベータ装置において、前記第1シーブは、前記主ビー
ムに固定した補強板に取り付けられていることを特徴と
する。 この発明では、主ビームの強度を補強板によっ
て高めることができ、サブシーブに乗り籠の大きな荷重
が作用した場合にも、ガイドレールと枠体との間に発生
する圧縮応力に十分に対応させることができる。
項4のいずれかに記載されたエレベータ装置であって、
前記サブシーブ同士は、取り付け高さが相互に異なるこ
とを特徴とする。
掛けられるロープの間隔を、一対のシーブ径を併せた寸
法よりも小さい寸法に対応することができる。
レベータ装置であって、前記乗り籠側に配置されたサブ
シーブは、前記枠体側に配置されたサブシーブより低い
位置に取り付けられていることを特徴とする。
の距離を大きくとることができ、ロープのねじれによる
ロープ寿命を長くすることがきる。
レベータ装置であって、前記乗り籠側に配置されたサブ
シーブは、前記枠体側に配置されたサブシーブより高い
位置に取り付けられていることを特徴とする。
の距離を大きくとることができ、乗り籠の昇降路上方へ
の昇降行程を大きくとることができる。
エレベータ装置であって、前記第1シーブは、前記他方
のガイドレールと前記枠体との間に前記主ビームに対し
て筋交い状に架け渡される副ビームに取り付けられてい
ることを特徴とする。
れに筋交い状に架け渡された副ビームで補強することが
できるため、副ビームに取り付けられた第1ビームおよ
び第2ビームに乗り籠の大きな荷重が作用した場合に
も、主ビームおよび副ビーム全体の曲げ剛性を増大する
ことができる。
置の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
実施形態を示し、図1はエレベータ装置の全体構成を概
略的に示す斜視図、図2はエレベータ装置の要部を示す
水平断面図、図3はエレベータ装置の要部を示す斜視図
である。
は、図1に示すように、対向するガイドレール11a、
1b間に乗り籠12が昇降自在に取付けられている。こ
の乗り籠12は、吊下げシーブ(下面シーブ)13a、
13bを介してロープ14の中間部分に吊り下げられて
いる。このロープ14の一端14aは、一方のガイドレ
ール11aの上端部に固定された梁部材11cに固定さ
れている。また、ロープ14の他端14bは、他方のガ
イドレール11b側に設けたやぐらユニット15に引き
込みおよび繰り出しするようになっている。
ち上がるロープ14を前記ガイドレール11a、11b
の対向方向(図1中、矢印x方向)に対して直角方向
(図1中、矢印y方向)に案内する第1シーブ16と、
この第1シーブ16で案内されたロープ14の走行方向
を換えると共にロープ14を移動させる巻上げ機構17
と、を備えて構成される。
ト15の枠体15aの上端部間に跨って主ビーム18が
取付けられ、この主ビーム18に第1シーブ16が取り
付けられている。
て案内されて下方に向かうロープ14を周回して上方に
案内する第2シーブとしての補助シーブ19と、この補
助シーブ19によって立ち上がるロープ14を複数巻回
して下方に案内する薄形巻上機20と、この薄形巻上機
20から下りたロープ14にシーブ21aを介して吊り
下げられる釣合い錘としてのカウンタウエイト21と、
によって構成されている。そして、カウンタウエイト2
1を吊下げたロープ14の他端部14bは、図1に示す
ように、やぐらユニット17側に固定されている。
どの駆動装置により回転駆動されることにより、その回
転方向によってロープ14をたぐり寄せ、または繰り出
しを行って移動させることができ、このロープ14の移
動に伴ってカウンタウエイト21はウエイトガイドレー
ル22a、22bに沿って昇降される。このカウンタウ
エイト21の荷重は乗り籠12の荷重にバランスするよ
うに設定される。
うに、前記第1シーブ16をロープの14案内方向に並
設される第1サブシーブ16aと第2サブシーブ16b
とで構成してある。この場合、第1サブシーブ16aと
第2サブシーブ16bは互いに同じ高さとなるように、
それぞれ一対の軸受け板23、23で取り付けられてい
る。第1サブシーブ16aは、乗り籠12側に配置さ
れ、第2サブシーブ16bはやぐらユニット15の枠体
15a側にそれぞれ配置されている。なお、図2は、本
実施形態1のエレベータ装置10の平面図を示してい
る。同図に示す第1サブシーブ16a、第2サブシーブ
16bの間隔を調節するだけで、奥行き寸法の異なる乗
り籠102にも安定性を保持した状態で対処することが
できる。
タ装置10にあっては、薄形巻上げ機20を回転してロ
ープ14をたぐり寄せると、乗り籠12を吊り下げてい
るロープ14は第1サブシーブ16aと第2サブシーブ
16b間を通り、補助シーブ19に案内され、この補助
シーブ19から薄形巻上げ機20を経てカウンタウエイ
ト21のシーブ21aへと移動する。すると、カウンタ
ウエイト12は下降し、これとともに乗り籠12は上昇
する。また、これとは逆に薄形巻上げ機20を逆回転し
て乗り籠12側のロープ14を繰り出すと、ロープ14
は逆に移動してカウンタウエイト12が上昇しつつ乗り
籠12は下降する。
16を2つの第1サブシーブ16aと第2サブシーブ1
6bで構成したので、奥行き寸法が異なる乗り籠12に
対応させる場合に、第1シーブ16aと第2シーブ16
bとの間の取付け間隔L(図2参照)を調整すること
で、容易に対応させることができる。従って、第1シー
ブ16を交換するという無駄を無くし、乗り籠12のサ
イズ変更にも安価に対応させることができる。
2サブシーブ16bは、他方のガイドレール11bとや
ぐらユニット15の枠体15aとの間に跨って連結した
主ビーム18に取り付けられたことにより、第1サブシ
ーブ16aおよび第2サブシーブ16bに掛かる荷重を
確実に支持することができる。
ベータ装置の実施形態2を示している。尚、以下の各実
施形態において、上記した実施形態1と同一構成部分に
同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。
aの高さを第2サブシーブ16bの高さより高く設定し
ている点である。この実施形態2では、乗り籠12側に
配置した第1サブシーブ16aを、やぐらユニット15
の枠体15a側に配置した第2サブシーブ16bより高
位置に取り付けてある。すなわち、第1サブシーブ16
aは、主ビーム18に垂下するように設けられた短い軸
受け板23a、23aで軸支され、第2サブシーブ16
bは、主ビーム18に垂下するように設けられた長い軸
受け板23b、23bで軸支されている。
ーブ16aと第2サブシーブ16bとを上下方向でオー
バーラップさせることができるため、これら第1サブシ
ーブ16aと第2サブシーブ16bとに跨って周回する
ロープ14の間隔L1を、第1サブシーブ16aと第2
サブシーブ16bとのシーブ径を併せた寸法よりも小さ
い寸法に対応することができる。これによって、乗り籠
12の奥行き寸法の変化により幅広く対応させることが
できる。
ーブ16aと乗り籠12との間の距離を大きくとること
ができ、乗り籠12の昇降路上方への昇降行程をより大
きくとることができる。
上記した実施形態1と同様であるため、説明を省略す
る。
ベータ装置の実施形態3を示している。この実施形態3
の特徴は、第1サブシーブ16aの高さを第2サブシー
ブ16bの高さより低く設定した点である。
の枠体15a側に配置した第2サブシーブ16bを、乗
り籠12側に配置した第1サブシーブ16aより高位置
に取り付けてある。
形態2と同様に第1サブシーブ16aと第2サブシーブ
16bとを上下方向でオーバーラップさせることができ
る。このため、これら第1サブシーブ16aと第2サブ
シーブ16bとに跨って周回するロープ14の間隔を、
第1サブシーブ16aと第2サブシーブ16bとのシー
ブ径を併せた寸法よりも小さい寸法に対応させて、乗り
籠12の奥行き寸法の変化により幅広く対応させること
ができる。
と巻上げ機構17、つまり補助シーブ19との距離を大
きくとることができ、ロープ14のねじれに対するロー
プ寿命を長くすることがきる。
ベータ装置の実施形態4を示している。この実施形態4
は、第1サブシーブ16aと第2サブシーブ16bとが
同じ高さとなるように副ビーム24に設けたことを特徴
とする。
やぐらユニット15の枠体15aとの間に、主ビーム1
8の下方にこれと平行に副ビーム24を架け渡し、この
副ビーム24に第1サブシーブ16aおよび第2サブシ
ーブ16bを取り付けるようになっている。
1とやぐらユニット15の枠体15aとの間の強度を主
ビーム18と副ビーム24との両方によって高めること
ができ、第1サブシーブ16aおよび第2サブシーブ1
6bに乗り籠12の大きな荷重が作用した場合にも、ガ
イドレール11bとやぐらユニット15の枠体15aと
の間に発生する圧縮応力に十分に対応させることができ
る。これによって、乗り籠12の許容荷重をより増大し
て大型化を可能とする。
ベータ装置の実施形態5を示している。この実施形態5
は、斜めに架設した副ビーム25に、第1サブシーブ1
6aが第2サブシーブ16bより高くなるように設けら
れたことを特徴とする。
とやぐらユニット15の枠体15aとの間に、主ビーム
18に対して筋交い状に副ビーム25を架け渡し、この
副ビーム25に第1サブシーブ16aおよび第2サブシ
ーブ16bを取り付けるようになっている。
曲げ剛性を、これに筋交い状に架け渡された副ビーム2
5で補強することができるため、副ビーム25に取り付
けられた第1サブビーム16aおよび第2サブビーム1
6bに乗り籠12の大きな荷重が作用した場合にも、主
ビーム18および副ビーム25全体の曲げ剛性を大幅に
増大することができる。これによって、乗り籠12の許
容荷重をより増大して大型化を可能とする。
ベータ装置の実施形態6を示している。この実施形態6
は、鋼板26に第1サブシーブ16aと第2サブシーブ
16bとが同じ高さになるように設けられたことを特徴
とする。
としての一対の鋼板26を下方に突出するように取り付
け、この一対の鋼板26の下端部に第1サブシーブ16
aおよび第2サブシーブ16bを取り付けてある。
の強度を鋼板26によって高めることができ、この鋼板
26に取付けられた第1サブシーブ16aおよび第2サ
ブシーブ16bに乗り籠12の大きな荷重が作用した場
合にも、ガイドレール11bとやぐらユニット15の枠
体15aとの間に発生する圧縮応力に十分に対応させる
ことができる。これによって、乗り籠12の許容荷重を
より増大して大型化を可能とする。
の実施の形態の開示の一部をなす論述及び図面はこの発
明を限定するものであると理解すべきではない。この開
示から当業者には様々な代替実施の形態及び運用技術が
明らかとなろう。例えば、上記の本発明の実施形態で
は、第1シーブ16を2つのサブシーブで構成したが、
3つ以上のサブシーブを備える構成とすることも可能で
ある。
2を下面側に設けたシーブで吊り上げる構成としたが、
乗り籠102の上面側にシーブを設けても勿論よい。
明によれば、乗り籠から立ち上がるロープを昇降軌道の
対向方向に対して直角方向に案内するガイドシーブを、
ロープの案内方向に並設される一対のサブシーブとで構
成したことにより、奥行き寸法が異なる乗り籠に対応さ
せる場合に、サブシーブ同士の間の取付け間隔を調整す
ることで対応することができる。従って、第1シーブを
交換するという無駄を無くし、乗り籠のサイズ変更にも
容易に低コストで対応させることができる。
他方のガイドレールと枠体とを連結する主ビームに取り
付けたので、第1シーブにかかる荷重を、ガイドレール
と枠体とで両端支持された主ビームによって確実に支持
することができる。
と枠体との間の強度を主ビームと副ビームとの両方によ
って高めることができ、それぞれのサブシーブに乗り籠
の大きな荷重が作用した場合にも、ガイドレールと枠体
との間に発生する圧縮応力に十分に対応させることがで
き、耐久性を高める効果がある。
略的に示す全体構成の斜視図。
す要部の拡大斜視図。
す要部の拡大斜視図。
す要部の拡大斜視図。
す要部の拡大斜視図。
す要部の拡大斜視図。
す要部の拡大斜視図。
す斜視図。
Claims (8)
- 【請求項1】 昇降路内に設けられた枠体に、ロープを
巻き取り・繰り出しする巻上機が設けられると共に、 前記昇降路内に対向して立設されたガイドレール間に昇
降自在に取り付けられた乗り籠と、該乗り籠の昇降軌道
の背面側に昇降自在に取り付けられた釣合い錘と、が前
記ロープの巻き取り・繰り出しに応じて互いに反対方向
に移動し、 前記ロープの一端側が一方の前記ガイドレールの上部側
に固定され、且つ他端側が前記枠体側に固定され、 前記乗り籠が前記ロープの一端側のロープ中間部に吊り
下げられ、前記釣合い錘が前記ロープの他端側のロープ
中間部に吊り下げられ、 前記枠体側に、前記乗り籠から立ち上がる前記ロープを
前記ガイドレールの対向方向に対して直角をなす方向に
案内する第1シーブと、該第1シーブで案内される前記
ロープの走行方向を前記巻上機の巻き取り方向へ変換さ
せる第2シーブとを備えたエレベータ装置であって、 前記第1シーブは、前記ロープの前記ガイドレールの対
向方向に対して直角をなす方向に沿って並設される一対
のサブシーブを備えてなることを特徴とするエレベータ
装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のエレベータ装置であっ
て、 前記第1シーブは、前記他方のガイドレールと、前記枠
体とを連結する主ビームに取り付けられていることを特
徴とするエレベータ装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のエレベータ装置であっ
て、 前記第1シーブは、前記他方のガイドレールと前記枠体
との間に前記主ビームと平行に架け渡された副ビームに
取り付けられていることを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のエレベータ装置におい
て、 前記第1シーブは、前記主ビームに固定した補強板に取
り付けられていることを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
されたエレベータ装置であって、 前記サブシーブ同士は、取り付け高さが相互に異なるこ
とを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項6】 請求項5記載のエレベータ装置であっ
て、 前記乗り籠側に配置されたサブシーブは、前記枠体側に
配置されたサブシーブより低い位置に取り付けられてい
ることを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項7】 請求項5記載のエレベータ装置であっ
て、 前記乗り籠側に配置されたサブシーブは、前記枠体側に
配置されたサブシーブより高い位置に取り付けられてい
ることを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項8】 請求項7記載のエレベータ装置であっ
て、 前記第1シーブは、前記他方のガイドレールと前記枠体
との間に前記主ビームに対して筋交い状に架け渡される
副ビームに取り付けられていることを特徴とするエレベ
ータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001209540A Expired - Lifetime JP4825368B2 (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | エレベータ装置 |
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