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JP2003007081A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JP2003007081A
JP2003007081A JP2001191148A JP2001191148A JP2003007081A JP 2003007081 A JP2003007081 A JP 2003007081A JP 2001191148 A JP2001191148 A JP 2001191148A JP 2001191148 A JP2001191148 A JP 2001191148A JP 2003007081 A JP2003007081 A JP 2003007081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
fuse
program
electric
memory cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001191148A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Tanizaki
弘晃 谷崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Priority to JP2001191148A priority Critical patent/JP2003007081A/ja
Priority to US10/120,442 priority patent/US7050349B2/en
Publication of JP2003007081A publication Critical patent/JP2003007081A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
    • G11C29/785Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with redundancy programming schemes
    • G11C29/787Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with redundancy programming schemes using a fuse hierarchy

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム動作を短時間でかつ高信頼度に行
なうことが可能な半導体集積回路装置を提供する。 【解決手段】 プログラミング回路200は、不良アド
レスをウエハ工程中においてプログラミングするための
LTヒューズ読出回路210と、不良アドレスを電気的
にプログラミングするための電気ヒューズ回路220
と、電気ヒューズ回路220の使用の有無を記憶するた
めの電気ヒューズ回路230と、LTヒューズによるプ
ログラムデータと電気ヒューズによるプログラムデータ
とを受けて切換えて出力するための選択回路240と、
選択回路240の切換えを指定するための電気ヒューズ
回路250と、選択回路240の出力とアドレスバッフ
ァ20からの入力アドレスADD<n:0>とを比較す
る救済判定回路260とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メモリ回路等の
データを記憶させることが可能な半導体集積回路装置の
構成に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイナミック型ランダムアクセスメモリ
(以下、DRAMと呼ぶ)等のメモリ回路に不良が存在
する場合は、そのようなメモリ回路を搭載する半導体集
積回路装置を、そのままでは製品としての出荷を行なう
ことができない。しかしながら、一方で、不良のない製
品を作るためには歩留りが極端に悪化するという問題が
ある。
【0003】そこで、従来は、不良が発生しても余分な
メモリセルへ置換えることを可能なように、予め冗長メ
モリセルを設けておき、冗長救済置換を行なうことが一
般的である。
【0004】すなわち、メモリセルを行および列方向に
アレイ状に配置したメモリ回路においては、予備の複数
の行ライン、列ラインを備えている。欠陥によって不良
になったメモリセル、あるいはラインを予備のラインで
置換えて救済することで、ウェハ上の良品チップ率を向
上させることが可能となる。
【0005】この方式では、たとえば、ウェハ状態での
インラインテスト時に、不良アドレスは予めプログラム
しておき、チップに分離されアセンブリされた後の実使
用時には、入力される行アドレスおよび列アドレスを常
にモニタしておき、不良アドレスが入力されたことを検
知すると予備ラインと置換える構成とすることが必要で
ある。
【0006】このような内部回路の例としては、たとえ
ば、文献:Journal of Solid StateCircuit Vol.SC-18
(1983) pp.441-446に述べられているようにポリシリコ
ン配線、アルミ配線などをレーザで切断するヒューズ・
バンク−アドレス検出回路が広く用いられている。
【0007】図29は、従来のヒューズ・バンク−アド
レス検出回路9000の構成を説明するための回路図で
ある。
【0008】内部ノードn1と接地電位との間には、互
いに直列に接続に接続されたヒューズ素子F11とゲー
トに内部アドレス信号a1を受けるトランジスタT11
の組が設けられる。内部アドレス信号a1の反転信号で
ある内部アドレス信号/a1や他の内部アドレス信号a
2,/a2〜am,/amのそれぞれに対応しても、同
様なヒューズ素子F12〜Fm2のうちの1つとトラン
ジスタT12〜Tm2のうちの1つの組が、複数組設け
られている。
【0009】内部ノードn1には、信号RPにより活性
化されて、ノードn1のレベルをプリチャージするため
のプリチャージトランジスタTPが設けられる。
【0010】すなわち、予備ラインのデコーダ(以下、
予備デコーダと呼ぶ)には、互いに相補な内部アドレス
が、トランジスタT11〜Tm2のゲートに入力されて
いる。
【0011】ヒューズ素子F11〜Fm2のうち不良ア
ドレスに対応するヒューズ素子を、レーザで予め切断す
ることで、不良アドレスをプログラムする。入力アドレ
スとプログラムした不良アドレスが一致すると、不良ラ
インにつながる正規デコーダに、不活性化指示信号φD
Aを出力して、予備ラインと不良ラインとを置換するよ
うに動作する。
【0012】従来のヒューズ・バンク−アドレス検出回
路9000では、必要となる高価なレーザカッターの装
置コスト、ヒューズ切断の精度といった問題点が存在す
る。これらを解決するためには、従来、電気ヒューズで
あるアンチヒューズを用いた、アンチヒューズ・アドレ
ス検出回路9100が用いられる。
【0013】図30は、このようなアンチヒューズ・ア
ドレス検出回路9100の構成を説明するための回路図
である。
【0014】図30を参照して、アンチヒューズ・アド
レス検出回路9100は、内部ノードN1と入力ノード
が結合するインバータINV110と、インバータIN
V110の出力信号であるSOUT信号を入力として受
けるインバータINV120とを備える。インバータI
NV120は、電源電位Vccと接地電位との間に直列
に結合されるPチャネルMOSトランジスタPQ1およ
びNチャネルMOSトランジスタNQ1とを備える。ト
ランジスタPQ1およびトランジスタNQ1のゲート
は、ともに信号SOUTをゲートに受ける。インバータ
INV110とINV120とでラッチ回路が構成され
る。NチャネルMOSトランジスタNQ2は、内部ノー
ドN1と内部ノードN2との間に設けられ、トランジス
タNQ2のゲートは電源電位Vccを受けている。
【0015】また、ノードN2とプログラム信号Vpg
mとの間には、アンチヒューズ素子として動作する容量
素子AF1が接続される。
【0016】また、ノードN1と電源電位Vccとの間
には、PチャネルMOSトランジスタPQ3が設けら
れ、トランジスタPQ3のゲートには、プリチャージ信
号PGが与えられる。ノードN1と接地電位との間に
は、NチャネルMOSトランジスタNQ3が設けられ、
トランジスタNQ3のゲートには、信号SAが入力され
る。
【0017】図31、図32および図33は、図30に
示したアンチヒューズ・アドレス検出回路9100の動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【0018】まず、図31を参照して、ヒューズブロー
動作について説明する。時刻t1において、プログラム
信号PGを“L”レベルにし、トランジスタPQ3をオ
ン状態とする。これにより、インバータINV110と
トランジスタPQ1およびNQ1で構成されるラッチ回
路の初期化が行われる。このとき、ノードN1は“H”
レベルになる。
【0019】次に、時刻t2において、プログラム信号
信号PGを“L”レベルにし、その後、信号SAを
“H”レベルとする。これによって、ラッチ回路のN1
ノードが“L”レベルで保持された後に、信号SAを
“L”レベルとする。
【0020】次に、時刻t3で、信号Vpgmとして高
電圧VCCHを入力する。これにより、ノードN1は
“L”レベルであるために、トランジスタNQ2は導通
状態となり、ノードN2は“L”レベルになる。
【0021】ヒューズ素子AF1の両端子間には、プロ
グラム電位Vpgmの電位差が発生する。したがって、
高電圧が印加されたヒューズ素子AF1は、絶縁耐圧よ
り高い電圧である高電圧VCCHが印加されることにな
るため、絶縁破壊が起こり、短絡する。
【0022】時刻t4で短絡が起こると、ノードN1は
徐々に“H”レベルになる。インバータINV110の
論理しきい値を超えると、ラッチ回路の保持レベルは反
転する。ラッチ回路が反転し、ノードN1が、“H”レ
ベルになると、トランジスタNQ2は、そのゲートとノ
ードN1が等電位となって、トランジスタNQ2のゲー
トソース間電圧Vgsが0ボルトになることでオフ状態
となる。トランジスタNQ2が遮断状態となることによ
り、ヒューズ素子AF1がブローした後に、信号Vpg
mが与えられるノードから接地には電流が流れなくな
る。
【0023】ここで、ラッチ回路の保持レベルを反転す
るためにヒューズ抵抗をトランジスタNQ1のオン抵抗
と同程度にする必要がある。
【0024】次に、図32を参照して、ヒューズ素子A
F1のブローをしない場合の動作について説明する。
【0025】時刻t1において、信号PGを“L”レベ
ルにしラッチ回路を初期化する。時刻t2において、信
号PGを“H”レベルにする。これにより、ラッチ回路
のノードN1が“H”レベルに保持されることになる。
【0026】さらに、時刻t3において、信号Vpgm
として電源電圧Vccよりも高電圧である電圧VCCH
を印加する。
【0027】しかしながら、ノードN1は“H”レベル
であり、トランジスタNQ2のゲートには“H”レベル
(電源電位Vccのレベル)が入力されている。したが
って、トランジスタNQ2のソースゲート間電圧は0V
であって、トランジスタNQ2はオフ状態である。これ
により、ノードN2は、トランジスタNQ2のドレイン
に高電圧Vpgmを印加すると同時に、カップリングに
より電位Vpgmまで上昇する。これにより、ノードN
2と電圧Vpgm間の電圧もほぼ0ボルトとなりヒュー
ズ素子は絶縁破壊されない。
【0028】次に、図33を参照して、アンチヒューズ
・アドレス検出回路9100の読出動作について説明す
る。
【0029】まず、信号Vpgmと信号PGは、“H”
レベル(電源電圧Vccのレベル)にしておく。次に、
時刻t1から時刻t2の間に信号SAを“H”レベルに
してラッチ回路を初期化する。これに応じて、ノードN
1は“L”レベルとなる。
【0030】時刻t2で、信号SAが“L”レベルにな
ると、ヒューズブローをしていないときは、ノードN1
は“L”レベルの状態に保持される。
【0031】一方、ヒューズがブローされているとき
は、ノードN1の電位は、トランジスタNQ2が導通状
態であって、ヒューズ素子AF1が短絡しているため
に、“L”レベルから電位Vpgmと同じ電位まで上昇
する。このとき、ノードN1のレベルが、インバータI
NV110の論理しきい値を超えるとラッチが反転し
て、ノードN1のレベルは“H”レベルに保持される。
この2つのラッチ状態を用いて、アドレス判定、回路チ
ューニング等をプログラムすることができる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
レーザトリミングによるヒューズは、ウェハ状態でLS
Iの配線にレーザ光を当てることにより、配線をブロー
して不良アドレスをプログラムする。しかしながら、パ
ッケージ後に不良が発生した場合は、パッケージ内のL
SIチップにレーザ光を照射することができないため、
レーザトリミングヒューズ(以下、LTヒューズと呼
ぶ)では救済することができない。すなわち、このよう
な光学的に外部からヒューズに熱を加えることでヒュー
ズを切断する場合は、半導体集積回路をチップに分割し
てパッケージに格納した後にはトリミングできない。
【0033】一方、電気ヒューズは、容量にストレスを
かけて壊すことにより状態をプログラムするため、不良
アドレスをプログラムするのに時間が必要であり、時間
に対するコストが上昇する問題がある。さらに、電気ヒ
ューズをブローするには高電圧を印加する必要がある。
高い信頼性でブローするためには、電圧を高くする必要
があるが、あまり電圧を高くしすぎると、ヒューズ素子
以外のトランジスタに電圧がかかり、破壊されてほしく
ないゲートまでを壊してしまうおそれがある。このた
め、あまり高い電圧を印加することはできないという問
題がある。
【0034】すなわち、LTヒューズは、ウェハ状態で
レーザ光を用いて配線を切断し、不良アドレスをプログ
ラム化する。しかしながら、パッケージ後の不良が発生
すると従来のLTヒューズだけでは不良アドレスを救済
することができないという問題があった。
【0035】また、電気ヒューズだけでは容量にストレ
スをかけて破壊するというその構成のために、救済アド
レスをプログラムするのに時間が必要であり、プログラ
ミングの信頼性を維持しつつ、短時間化することが困難
であるという問題がある。
【0036】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、プログラム動
作を短時間でかつ高信頼度に行なうことが可能な半導体
集積回路装置を提供することである。
【0037】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体集
積回路装置は、プログラムデータを記憶し、記憶したプ
ログラムデータに対応するデータを出力する半導体集積
回路装置であって、光学的に切断可能な複数のヒューズ
素子と、複数のヒューズ素子に対応して設けられ、対応
するヒューズ素子が切断されている否かに応じて、出力
レベルを変化させる複数のヒューズ読出し回路と、外部
から電気信号を印加することで、プログラムデータを記
憶することが可能な電気プログラム回路と、プログラム
データに対応するデータとして、複数のヒューズ読出し
回路の出力および電気プログラム回路からの出力のいず
れを出力するかを不揮発的に設定可能な切換回路とを備
える。
【0038】請求項2記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、ヒュ
ーズ素子の各々の一方端は、所定の電位に放電可能であ
り、各複数のヒューズ読出し回路は、対応するヒューズ
素子の他方端をプリチャージするためのプリチャージ回
路と、対応するヒューズ素子の他方端の電位レベルに応
じて読出しデータを出力する第1の駆動回路とを含み、
電気プログラム回路は、電気的に導通状態および遮断状
態の一方の状態に不揮発的に設定可能な複数の電気ヒュ
ーズと、複数の電気ヒューズにそれぞれ対応し、かつ、
対応するヒューズ素子の他方端とそれぞれ結合して、プ
リチャージ回路によりプリチャージされる複数の内部ノ
ードと、電気ヒューズが切断されているか否かに応じ
て、複数の内部ノードの電位レベル変化させる第2の駆
動回路とを含む。
【0039】請求項3記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、電気
プログラム回路は、電気的に導通状態および遮断状態の
一方の状態に不揮発的に設定可能な複数の電気ヒューズ
と、プリチャージ回路と、複数の電気ヒューズにそれぞ
れ対応し、かつ、プリチャージ回路によりプリチャージ
される複数の内部ノードと、電気ヒューズが切断されて
いるか否かに応じて、複数の内部ノードの電位レベル変
化させる駆動回路と、複数の電気ヒューズにそれぞれ対
応し、電気ヒューズが導通状態である場合に、対応する
電気ヒューズへの電流供給を遮断するための遮断回路
と、電気ヒューズと遮断回路との間に設けられ、プログ
ラム処理中に遮断回路に印加される電圧を緩和するため
の電圧緩和回路とを含む。
【0040】請求項4記載の半導体集積回路装置は、プ
ログラムデータを記憶し、記憶したプログラムデータに
対応するデータを出力する半導体集積回路装置であっ
て、複数の第1のヒューズ素子を有し、外部から電気信
号を印加して複数の第1のヒューズ素子を切断すること
で、プログラムデータを記憶することが可能な第1のヒ
ューズプログラム回路と、複数の第2のヒューズ素子を
有し、外部から電気信号を印加して複数の第2のヒュー
ズ素子を切断することで、第1のヒューズプログラム回
路に記憶されたプログラムデータを書換え可能な第2の
ヒューズプログラム回路とを備える。
【0041】請求項5記載の半導体集積回路装置は、複
数のメモリセルアレイが行列状に配列されたメモリセル
アレイを備え、メモリセルアレイは、正規メモリセルア
レイと予備メモリセルアレイとを含み、アドレス信号に
応じて、正規メモリセルアレイ中のメモリセルを選択す
るための正規メモリセル選択回路と、予め記憶されたプ
ログラムデータとアドレス信号との比較結果に応じて、
正規メモリセルアレイ中のメモリセルに代えて予備メモ
リセル中のメモリセルを選択する予備メモリセル選択回
路と、プログラムデータを不揮発的に記憶するためのプ
ログラム回路とを備え、プログラム回路は、光学的に切
断可能な複数のヒューズ素子と、複数のヒューズ素子に
対応して設けられ、対応するヒューズ素子が切断されて
いる否かに応じて、出力レベルを変化させる複数のヒュ
ーズ読出し回路と、外部から電気信号を印加すること
で、プログラムデータを記憶することが可能な電気プロ
グラム回路と、プログラムデータとして、複数のヒュー
ズ読出し回路の出力および電気プログラム回路からの出
力のいずれを出力するかを不揮発的に設定可能な切換回
路とを含む。
【0042】請求項6記載の半導体集積回路装置は、請
求項5記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、切換
回路は、プログラム回路によるプログラムデータの記憶
処理が行なわれているか否かを不揮発的に記憶するプロ
グラム状態記憶回路を含み、プログラム状態記憶回路の
出力に応じて、プログラム回路の出力とアドレス信号と
の比較を行ない、予備メモリセル選択回路へ選択指示を
出力する比較回路をさらに備える。
【0043】請求項7記載の半導体集積回路装置は、請
求項5記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、半導
体集積回路装置は、アドレス信号を受けて、互いに相補
な内部アドレス信号を生成するアドレスバッファをさら
に備え、プログラム回路は、互いに相補な内部アドレス
信号に対応するプログラムデータを記憶し、プログラム
回路の出力とアドレスバッファの出力との比較を行な
い、予備メモリセル選択回路へ選択指示を出力する比較
回路をさらに備える。
【0044】請求項8記載の半導体集積回路装置は、請
求項5記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、ヒュ
ーズ素子の各々の一方端は、所定の電位に放電可能であ
り、各複数のヒューズ読出し回路は、対応するヒューズ
素子の他方端をプリチャージするためのプリチャージ回
路と、対応するヒューズ素子の他方端の電位レベルに応
じて読出しデータを出力する第1の駆動回路とを含み、
電気プログラム回路は、電気的に導通状態および遮断状
態の一方の状態に不揮発的に設定可能な複数の電気ヒュ
ーズと、複数の電気ヒューズにそれぞれ対応し、かつ、
対応するヒューズ素子の他方端とそれぞれ結合して、プ
リチャージ回路によりプリチャージされる複数の内部ノ
ードと、電気ヒューズが切断されているか否かに応じ
て、複数の内部ノードの電位レベル変化させる第2の駆
動回路とを含む。
【0045】請求項9記載の半導体集積回路装置は、請
求項5記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、電気
プログラム回路は、電気的に導通状態および遮断状態の
一方の状態に不揮発的に設定可能な複数の電気ヒューズ
と、プリチャージ回路と、複数の電気ヒューズにそれぞ
れ対応し、かつ、プリチャージ回路によりプリチャージ
される複数の内部ノードと、電気ヒューズが切断されて
いるか否かに応じて、複数の内部ノードの電位レベル変
化させる駆動回路と、複数の電気ヒューズにそれぞれ対
応し、電気ヒューズが導通状態である場合に、対応する
電気ヒューズをへの電流供給を遮断するための遮断回路
と、電気ヒューズと遮断回路との間に設けられ、プログ
ラム処理中に遮断回路に印加される電圧を緩和するため
の電圧緩和回路とを含む。
【0046】請求項10記載の半導体集積回路装置は、
複数のメモリセルアレイが行列状に配列されたメモリセ
ルアレイを備え、メモリセルアレイは、正規メモリセル
アレイと予備メモリセルアレイとを含み、アドレス信号
に応じて、正規メモリセルアレイ中のメモリセルを選択
するための正規メモリセル選択回路と、予め記憶された
プログラムデータとアドレス信号との比較結果に応じ
て、正規メモリセルアレイ中のメモリセルに代えて予備
メモリセル中のメモリセルを選択する予備メモリセル選
択回路と、プログラムデータを不揮発的に記憶するため
のプログラム回路とを備え、プログラム回路は、複数の
第1のヒューズ素子を有し、外部から電気信号を印加し
て複数の第1のヒューズ素子を切断することで、プログ
ラムデータを記憶することが可能な第1のヒューズプロ
グラム回路と、複数の第2のヒューズ素子を有し、外部
から電気信号を印加して複数の第2のヒューズ素子を切
断することで、第1のヒューズプログラム回路に記憶さ
れたプログラムデータを書換え可能な第2のヒューズプ
ログラム回路とを含む。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。
【0048】[実施の形態1]図1は、本発明のプログ
ラム回路を使用したDRAM1000の構成を示す概略
ブロック図である。
【0049】なお、以下の説明で明らかとなるように、
本発明に係るプログラム回路は、半導体チップ上にDR
AM1000のみが集積化されている場合だけでなく、
半導体チップ上にDRAMとロジック回路が集積化され
ている場合にも適用可能である。さらには、DRAMの
ようなメモリ回路の冗長救済に適用する場合だけでな
く、半導体チップ上に集積化される集積回路において、
ウェハ工程からアセンブリ工程終了後、製品出荷前まで
に、回路動作の指定等のために不揮発的にデータのプロ
グラミングを行なう必要がある製品に適用可能なもので
ある。
【0050】アドレスバッファ20は、アドレス信号入
力端子群10を介して、行および列アドレス信号を受け
取る。アドレスバッファ20は、アドレス信号A0〜A
nに基づいて、行アドレスを受け取ったときは、ロウ系
のプリデコード信号であるRA<0>〜RA<i>
(i:自然数)を発生する。また、アドレスバッファ2
0は、列アドレスを受け取ったときは、プリデコード信
号CA<0>〜CA<i>を発生する。
【0051】コマンドデコード回路22は、アドレスバ
ッファ20からの信号と、外部制御信号入力端子群12
を介して受け取るコマンド信号、たとえば、ロウアドレ
スストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ
信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE等を入力
し、DRAM各部の動作を制御するための内部制御信号
int.Comdを出力する。内部制御信号int.C
omdは、後に説明するようにプログラム回路の制御を
行なうための信号、たとえば、信号PG、信号prm
E、信号Vpgm、信号NRST等を含む。
【0052】クロック発生回路24は、コマンドデコー
ダ回路22からの信号に基づいて、DRAM1000各
部の動作の基準となるクロック信号int.CLKを発
生する。
【0053】メモリセルアレイ100は、図示省略して
いるが、行列状に配列された複数のメモリセルと、この
メモリセルの行に対応して設けられる複数のワード線
と、メモリセルの列に対応して設けられ、メモリセルへ
のデータの伝達またはメモリセルからのデータの読出し
を行なうための複数のビット線対とを備える。
【0054】また、このビット線対を介して読み出され
たメモリセルのデータは、センスアンプ帯50内に設け
られるセンスアンプにより増幅される。
【0055】さらに、メモリセルアレイ100は、正規
メモリセルアレイRMC内の欠陥メモリセルを置換して
救済するための予備メモリセル行SRと予備メモリセル
列SCとを備える。
【0056】ロウデコーダ30は、アドレスバッファ2
0から入力されたプリデコード信号RA<0>〜RA<
I>を受けて、ワード線の活性可信号とセンスアンプ活
性化信号を発生する。一方、コラムデコーダ40は、プ
リデコード信号CA<0>〜CA<i>と行系の制御信
号であるブロック選択信号とコラムバンク信号とに対し
て論理積演算を行なうことで、メモリセルの列(ビット
線対)を選択するための信号であって、かつ、内部電源
レベルへレベル変換された信号VACSLを発生する。
【0057】さらに、スペアロウデコーダ32は、アド
レスバッファ20からのプリデコード信号RA<0>〜
RA<i>を受けて、予めプログラムされた不良アドレ
スと一致する場合、ロウデコーダ30の行選択動作を禁
止して、代わりに予備メモリセル行SR内のメモリセル
行を選択する。同様に、スペアコラムデコーダ42は、
アドレスバッファ20からのプリデコード信号CA<0
>〜CA<i>を受けて、予めプログラムされた不良ア
ドレスと一致する場合、コラムデコーダ40の列選択動
作を禁止して、代わりに予備メモリセル列SC内のメモ
リセル列を選択する。
【0058】センスアンプ帯50は、ロウデコーダ30
で選択されたワード線と信号VACSLとで選択された
メモリセルへのアクセスを行なう。この選択されたメモ
リセルからの信号は、グローバルIO線GIOを通じ
て、メモリセルアレイ100の外部との間で読出あるい
は書込を行なうことが可能である。
【0059】GIO線ライトドライバ/リードアンプ帯
52は、グローバルIO線GIOにより伝達されたデー
タの読出を行なったり、グローバルIO線へデータを書
込む際に、グローバルIO線の電位レベルをドライブす
る。
【0060】また、GIO線ライトドライバ/リードア
ンプ帯52は、データ入出力回路54を介して、メモリ
セルアレイ100から読出したデータをDRAM100
0の外部に出力する。また、GIO線ライトドライバ/
リードアンプ帯52は、外部からデータ入出力端子群1
6に対して与えられたデータDQ<0:n>を、データ
入出力回路54を介して受け取り、このデータDQ<
0:n>に基づいて、GIO線の電位レベルを駆動す
る。
【0061】DRAM1000は、さらに、外部電源電
圧ext.Vddを受けて降圧し、内部電源電圧Vcc
を生成する内部降圧回路60を備える。
【0062】スペアロウデコーダ32およびスペアコラ
ムデコーダ42は、以下に説明するようなプログラム回
路を備えて、ウエハ工程中においてはLTヒューズをレ
ーザトリミングすることにより、また、アセンブリ後に
は、コマンドデコーダ22からの制御信号に応じて電気
ヒューズをプログラミングすることにより、不良アドレ
スを不揮発的に記憶するものとする。
【0063】つまり、LTヒューズと電気ヒューズの双
方を用いることとすると、ウェハ状態において対処可能
なプログラミングを行なう場合は、LTヒューズでアド
レスをプログラムし、パッケージ後に不良が出た場合
は、電気ヒューズで対処するということが可能である。
このような構成を用いれば、LTヒューズにより高速に
プログラムを行なうことが可能になり、かつ、電気ヒュ
ーズはパッケージ後にプログラムをすることも可能とな
る。このため、時間短縮とパッケージ後の歩留りの両方
を向上させることができる。
【0064】図2および図3は、LTヒューズと電気ヒ
ューズの双方を用いて、欠陥メモリセルの救済を行なう
処理を示す概念図である。
【0065】たとえば、メモリセルアレイ100におい
ては、行方向にワード線WLが2本、コラム方向に2本
のメモリセル列を救済可能なように予備メモリセル行と
予備メモリセル列が設けられているものとする。
【0066】図2においては、ウエハ工程でのテスト結
果に基づいて、LTヒューズでプログラミングすること
により、不良箇所を2スペアロウおよび2スペアコラム
で救済している。
【0067】図3は、このようなLTヒューズによる救
済後に、パッケージ後に1個のメモリセルが不良になっ
た場合を示す。
【0068】ここで、使用可能な予備のメモリセル行お
よび予備のメモリセル列が、ウエハ工程でのLTヒュー
ズによるプログラミングで置換のために使用されてい
る。このため、単純に、LTヒューズでのプログラミン
グに加えて、電気ヒューズによるプログラミングを行な
っただけでは、不良メモリセルの救済はできない。
【0069】しかしながら、LTヒューズのプログラム
結果をリセットし、電気ヒューズで再プログラムするこ
とが可能であれば、パッケージ後に出た不良を救済する
ことができる場合がある。
【0070】図3においては、このように図2で示した
LTヒューズのプログラム結果をリセットし、電気ヒュ
ーズにより新たに置換されるべきアドレスをプログラミ
ングしなおした場合に、2本の予備のメモリセル行およ
び2本の予備のメモリセル列で不良メモリセルを置換す
る場合を示す。
【0071】本発明のプログラミング回路では、LTヒ
ューズでプログラムし、ウェハ状態で救済したが、パッ
ケージ後に不良が発生すると救済が困難な場合があるの
で、LTヒューズでプログラムした結果をリセットし
て、電気ヒューズで再プログラムすることを可能とす
る。
【0072】図4は、このように、パッケージ後に電気
ヒューズで再プログラムできるプログラミング回路20
0の構成を示す概略ブロック図である。
【0073】このようなプログラミング回路200が、
スペアロウデコーダ32およびスペアコラムデコーダ4
2内に設けられている。
【0074】図4を参照して、プログラミング回路20
0は、不良アドレスをウエハ工程中においてプログラミ
ングするためのLTヒューズ読出回路210と、不良ア
ドレスを電気的にプログラミングするための電気ヒュー
ズ回路220と、電気ヒューズ回路220の使用の有無
を記憶するための電気ヒューズ回路230と、LTヒュ
ーズによるプログラムデータと電気ヒューズによるプロ
グラムデータとを受けて切換えて出力するための選択回
路240と、選択回路240の切換えを指定するための
電気ヒューズ回路250と、選択回路240の出力とア
ドレスバッファ20からの入力アドレスADD<n:0
>とを比較する救済判定回路260とを備える。
【0075】ここで、入力アドレスADD<n:0>と
は、プリデコード信号RA<0>〜RA<i>または、
プリデコード信号CA<0>〜CA<i>を意味するも
のとする。
【0076】救済判定回路260は、選択回路240か
らのプログラムアドレスと入力アドレスADD<n:0
>とを比較した結果に応じてMISS信号を出力する。
救済判定回路260は、プログラムアドレスと入力アド
レスが一致すれば、“H”レベルを出力し、冗長メモリ
に置換える処理を行なうことを指示する。
【0077】図5および図6は、LTヒューズ読出回路
210中において、プログラムアドレスの1ビット分に
対応する読出部分回路212の構成を示す回路図であ
る。
【0078】図5は、LTヒューズをブローしないとき
の回路であり、図6は、LTヒューズをブローしたとき
の回路の状態を示す。
【0079】図5を参照して、読出部分回路212は、
電源電位Vccと接地電位との間に直列に接続されるP
チャネルMOSトランジスタTP11、LTヒューズ素
子F11およびNチャネルMOSトランジスタTN11
とを備える。トランジスタTP11およびTN11のゲ
ートは、コマンドデコーダ回路22から出力される内部
制御信号NRSTを受ける。
【0080】読出部分回路212は、さらに、トランジ
スタTP11とLTヒューズ素子F11との接続ノード
N11と電源電位Vccとの間に接続されるPチャネル
MOSトランジスタTP12と、ノードN11の電位レ
ベルを反転して出力するインバータINV11と、イン
バータINV11の出力をさらに反転して信号PADD
_LTを出力するインバータINV12とを備える。ト
ランジスタTP12のゲートは、インバータINV11
の出力を受ける。
【0081】また、信号PADD_LTは、LTヒュー
ズ読出回路210から出力されるヒューズプログラムア
ドレスPADD_LT<n+1:0>のいずれか1ビッ
トの信号を表す。
【0082】図6においては、ヒューズ素子F11がレ
ーザによりブローされているので、ノードN11とトラ
ンジスタTN11とは、電気的に接続していない。
【0083】図7は、図5および図6に示したような2
つの状態における読出処理を説明するためのタイミング
チャートである。
【0084】図7を参照して、時刻t1において、信号
NRSTを“L”レベルにし、回路を初期化する。
【0085】続いて、時刻t2において、信号NRST
を“H”レベルにすると、ブローが行なわれていれば、
信号PADD_LTは“H”レベルが保持される。
【0086】また、ブローしていなければ、信号NRS
Tが”H”レベルになるのに応じて、トランジスタTN
11がオン状態となり、ノードN11を放電するので、
信号PADD_LTは、“L”状態になる。この2値を
用いてアドレスのプログラムを行なうことができる。
【0087】次に、図8は、電気ヒューズ部分回路30
0の構成を示す回路図である。図8に示した電気ヒュー
ズ回路は、図4に示した電気ヒューズ回路220、電気
ヒューズ回路230および電気ヒューズ回路250で用
いられる回路である。
【0088】図8を参照して、電気ヒューズ部分回路3
00は、コマンドデコーダ回路22からの内部制御信号
prmEとアドレスバッファ20からのアドレス信号A
DDとを受けるNAND回路NAG11と、NAND回
路NAG11の出力とコマンドデコーダ回路22からの
内部制御信号NRSTとを受けるNAND回路NAG1
2と、電源電位Vccと接地電位との間に直列に接続さ
れるPチャネルMOSトランジスタPQ30およびNチ
ャネルMOSトランジスタNQ30とを備える。トラン
ジスタPQ30のゲートは、コマンドデコーダ回路22
からのプリチャージ信号PGを受ける。トランジスタP
Q30とトランジスタNQ30との接続ノードをノード
N31と呼ぶことにする。
【0089】電気ヒューズ部分回路300は、さらに、
コマンドデコーダ回路22からのプログラム信号Vpg
mが与えられるノードとノードN31との間に直列に接
続されるアンチヒューズ素子として動作する容量素子A
F11とNチャネルMOSトランジスタNQ20とを備
える。トランジスタNQ20のゲートは、電源電位NQ
20を受ける。アンチヒューズ素子AF10とトランジ
スタNQ20の接続ノードをノードN20と呼ぶことに
する。
【0090】ここで、プログラム信号Vpgmは、たと
えば、外部電源電圧ext.Vddのレベルあるいはそ
れよりも高いレベルを有するものとする。このようなプ
ログラム信号Vpgmは、プログラム動作において、制
御信号入力端子群12の中のいずれかの端子を介して、
外部から与えることが可能である。
【0091】電気ヒューズ部分回路300は、さらに、
内部ノードN31と入力ノードが結合するインバータI
NV20と、インバータINV20の出力信号である/
SOUT信号を入力として受けるインバータINV21
とを備える。インバータINV21は、電源電位Vcc
と接地電位との間に直列に結合されるPチャネルMOS
トランジスタPQ10およびNチャネルMOSトランジ
スタNQ10とを備える。トランジスタPQ10および
トランジスタNQ10のゲートは、ともに信号/SOU
Tをゲートに受けるインバータINV21の出力ノード
は、ノードN31と結合する。インバータINV20と
INV21とでラッチ回路が構成される。
【0092】電気ヒューズ部分回路300は、さらに、
インバータINV20の出力を受けて、信号SOUTを
出力するインバータINV22を備える。
【0093】電気ヒューズ部分回路300が、電気ヒュ
ーズ回路220内で用いられる場合は、信号SOUT
は、電気ヒューズによりプログラミングされる不良アド
レスPADD_AN<n+1:0>のうち、第0〜第n
ビットの信号PADD_AN<n:0>いずれか1ビッ
トの信号を表す。
【0094】また、電気ヒューズ部分回路300が、電
気ヒューズ回路230内で用いられる場合は、信号SO
UTは、電気ヒューズによりプログラミングされる不良
アドレスPADD_AN<n+1:0>のうち、第(n
+1)ビット目の信号PADD_AN<n+1>を表
す。ここで、信号PADD_AN<n+1>は、電気ヒ
ューズによるプログラミングが行なわれているか否かを
示す信号である。これに対して、信号PADD_AN<
n:0>は、アドレスバッファ20からの内部アドレス
信号と比較されるべき信号である。
【0095】次に、電気ヒューズ部分回路300の動作
について説明する。図9および図10は、電気ヒューズ
部分回路300のブロー動作を説明するためのタイミン
グチャートである。図9は、電気ヒューズがブローされ
るときの手続きを示し、図10は、電気ヒューズがブロ
ーされないときの手続きを示す。
【0096】図9および図10を参照して、以下、ま
ず、ブロー動作について説明する。時刻t1において、
信号PGを“L”レベルにして電気ヒューズのラッチ回
路をリセットする。
【0097】次に、時刻t2において、信号pgmE信
号を“H”レベルにすることで電気ヒューズにプログラ
ムするアドレス信号ADDを入力する。
【0098】このとき、アドレス信号ADDが“H”レ
ベルであれば、ラッチ回路のノードN31は“L”レベ
ルを保持することになる。
【0099】また、アドレス信号ADDが“L”レベル
であれば、ラッチ回路のノードN31は“H”レベルを
保持することになる。
【0100】この状態で、時刻t3において、プログラ
ム電圧Vpgmとして高電圧を印加すると、図9に示す
ように、ノードN31が“L”レベルのときには、電気
ヒューズはブローされ容量が抵抗に変化する。
【0101】一方、図10に示すように、ノードN31
が“H”レベルであれば、トランジスタNQ20が遮断
状態であるので、電気ヒューズに負荷がかからず、電気
ヒューズはブローされない。
【0102】次に、図9を参照して、時刻t4におい
て、電気ヒューズがブローされていれば、プログラム電
圧Vpgmから電流が流れて、ノードN31は“H”レ
ベル(電圧Vccレベル)になる。このとき、トランジ
スタNQ20が遮断状態となり、以後は電流がカットさ
れる。
【0103】図11は、電気ヒューズ部分回路300の
読出動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0104】時刻t1において、信号NRSTを“L”
レベルとする。これにより、ノードN31が“L”レベ
ルとなった状態でラッチされる。
【0105】続いて、時刻t2で信号NRSTを“H”
レベルにすると、電気ヒューズ素子AF10がブローさ
れていなければノードN31は“L”レベルの状態を保
持する。
【0106】一方、電気ヒューズ素子AF10がブロー
されていれば、電気ヒューズ素子AF10は抵抗体に変
化している。したがって、時刻t2において信号NRS
Tが“H”レベルになると、プログラム電圧Vpgmが
“H”レベルであるために、ノードN31のレベルは、
“H”レベルへと変化する。これに応じて、時刻t3で
ラッチ回路が反転し、ノードN31が“H”レベルに固
定される。
【0107】このように、2つのラッチされた結果を救
済判定回路260で入力アドレスと比較することによ
り、冗長置換したいアドレスかどうかの判定を行なう。
【0108】[電気ヒューズ回路250の動作]次に、
LTヒューズのプログラムのアドレスで判定するか、電
気ヒューズのプログラムで判定するかを切換えるための
電気ヒューズ回路250の動作について説明する。
【0109】通常、電気ヒューズ回路250は、出力信
号SELを“L”レベルとして出力している。一方、ア
センブリ後に、新たな欠陥ビットが発見され、電気ヒュ
ーズ回路220および230によりアドレスのプログラ
ミングを行なう際には、外部制御信号およびアドレス信
号の組み合わせに基づいて、コマンドデコーダ回路22
から出力される信号PG,信号prmE、信号Vpg
m,信号NRSTおよびアドレス信号ADDの代わりに
受け取るコマンドデコーダ回路22からの信号Fuse
_SETより、プログラミングを行なう。これにより、
プログラミング後は、電気ヒューズ回路250は、出力
信号SELを“H”レベルとして出力している。
【0110】[選択回路240の構成]図12は、選択
回路240の構成を示す回路図である。
【0111】図12を参照して、選択回路240は、電
気ヒューズ回路250からの信号SELを受けて反転し
て出力するインバータINV30と、インバータINV
30の出力を受けて反転して出力するインバータINV
31と、LTヒューズ読出回路210からのプログラム
アドレス信号PADD_LT<n+1:0>を受け取っ
て、インバータINV30およびINV31の信号によ
り制御されて、電気ヒューズ回路250からの信号SE
Lが”L”では導通状態となり、信号SELが”H”で
は遮断状態となるゲート回路GT30と、電気ヒューズ
回路220および230からのプログラムアドレス信号
PADD_AN<n+1:0>を受け取って、インバー
タINV30およびINV31の信号により制御され
て、電気ヒューズ回路250からの信号SELが”H”
では導通状態となり、信号SELが”L”では遮断状態
となるゲート回路GT31とを備える。
【0112】ゲート回路GT30およびゲート回路31
からの出力が、プログラムアドレス信号PADD<n+
1:0>として、救済判定回路260に与えられる。
【0113】したがって、選択回路240は、通常は、
電気ヒューズ回路250が出力信号SELを“L”レベ
ルとして出力しているときは、LTヒューズによるプロ
グラムアドレスを救済判定回路260に出力している。
【0114】しかしながら、パッケージ後に不良が発生
し、アドレスを再プログラムする場合、電気ヒューズ回
路250の電気ヒューズをブローし、信号SELを
“H”レベルにする。これにより、選択回路240は、
電気ヒューズによるプログラムアドレスを救済判定回路
260に送るように切換えられる。
【0115】ここで、選択回路240から出力されるプ
ログラムアドレス信号PADD<n+1:0>のうち、
第(n+1)ビットの信号PADD<n+1>は、冗長
置換するためにLTヒューズまたは電気ヒューズをブロ
ーしたか、しないかを判断するための信号である。この
アドレス信号PADD<n+1>に対応するLTヒュー
ズまたは電気ヒューズをブローしなければ冗長置換は行
なわれない。
【0116】図13は、このような救済判定回路260
の構成を説明するための回路図である。
【0117】図13を参照して、救済判定回路260
は、アドレスバッファ20からの内部アドレス信号AD
D<0>〜ADD<n>を、それぞれ一方入力に受ける
排他的論理和回路262.0〜262.nを備える。排
他的論理和回路262.0〜262.nは、それぞれ他
方入力に選択回路240からのプログラムアドレス信号
PADD<0>〜PADD<n>(=PADD<n:0
>)を受けて、それぞれ排他的否定論理和演算の結果で
ある信号EXNOR<0>〜EXNOR<n>を出力す
る。
【0118】救済判定回路260は、さらに、選択回路
240からのプログラムアドレス信号PADD<n+1
>を受けて反転するインバータINV41と、インバー
タINV41の出力を反転するインバータINV42
と、インバータINV41の出力と信号EXNOR<0
>〜EXNOR<n>とを受けて、論理積演算の結果を
信号MISSとして出力するAND回路264とを備え
る。
【0119】したがって、AND回路264からの信号
MISSは、プログラムアドレス信号PADD<n+1
>が”H”であって、アドレスバッファ20からの内部
アドレス信号ADD<0>〜ADD<n>と選択回路2
40からのプログラムアドレス信号PADD<0>〜P
ADD<n>とが一致する場合は、”H”レベルとな
る。それ以外の場合は、信号MISSは”L”レベルと
なる。
【0120】図14は、LTヒューズブローの結果と救
済の結果との対応関係を示す図である。
【0121】ここで、LTヒューズをブローすると、L
Tヒューズ読出回路210中のブローされたビットに対
応する読出部分回路212には、“H”レベルが記憶さ
れる。また、ブローしていなければ、読出部分回路21
2には、“L”レベルのデータが記憶される。したがっ
て、読出部分回路212からは、この記憶したデータの
レベルに対応する読出しデータPADD_LTが出力さ
れる。
【0122】この読出部分回路212の2つの状態によ
りプログラムされたプログラムアドレスPADDと入力
アドレスADDとを比較する。
【0123】上述のとおり、プログラムアドレスPAD
Dと入力アドレスADDとが一致すれば、信号MISS
は、”H”レベルとなって予備メモリセル行または予備
メモリセル列により冗長救済が行なわれる。これに対し
て、一致しない場合は、信号MISSは”L”レベルと
なって冗長救済が行なわれず、正規のメモリセルアレイ
の行または列が選択される。
【0124】次に、図15は、電気ヒューズブローの結
果と救済の結果との対応関係を示す図である。
【0125】電気ヒューズの場合も、電気ヒューズをブ
ローしなければ、電気ヒューズ部分回路300には、
“L”レベルのデータが記憶される。また、ブローする
と、電気ヒューズ部分回路300には、“H”レベルの
データが記憶される。
【0126】したがって、電気ヒューズ部分回路300
からは、この記憶したデータのレベルに対応する読出し
データPADD_ANが出力される。他の動作は、LT
ヒューズの場合と同様である。
【0127】このような構成を用いることで、電気ヒュ
ーズの特徴であるパッケージ後の救済が可能である。
【0128】また、LTヒューズはウェハ上で高速にヒ
ューズブローすることができるので、製造時間の短縮が
可能となる。
【0129】以上2つの特徴により、歩留りの向上と製
造コストの低減が可能となる。また、LTヒューズで救
済した結果をリセットし、パッケージ後に出た不良を電
気ヒューズで改めて救済することが可能となるので、歩
留りを向上させることが可能である。
【0130】[実施の形態2]実施の形態1では、LT
ヒューズと電気ヒューズとは、互いに分離した回路中に
配置される構成となっていた。しかしながら、回路規模
を抑制するためには、電気ヒューズとLTヒューズを同
じラッチ回路でプリチャージして読出す構成とした方が
都合がよい。
【0131】図16は、このような実施の形態2のプロ
グラミング回路400の構成を説明するための概略ブロ
ック図である。
【0132】プログラミング回路400は、ハイブリッ
ドヒューズ回路410と、ハイブリッドヒューズ回路4
20と、電気ヒューズ回路430と、救済判定回路44
0とを備える。
【0133】実施の形態1と同様に、このようなプログ
ラミング回路400が、図1に示したDRAM1000
中のスペアロウデコーダ32およびスペアコラムデコー
ダ42内に設けられている。
【0134】ハイブリッドヒューズ回路410は、後に
説明するように、実施の形態1の図4に示したLTヒュ
ーズ読出回路210の機能とと電気ヒューズ回路220
の機能とを合わせた回路である。
【0135】ハイブリッドヒューズ回路420は、ヒュ
ーズ回路310の使用の有無を記憶するための回路であ
る。
【0136】電気ヒューズ回路430は、後に説明する
ように、ハイブリッドヒューズ回路410および420
中のLTヒューズの接続される放電トランジスタを制御
するための信号LT_RESETのレベルを記憶するた
めの回路である。電気ヒューズ回路430は、この信号
LT_RESETのレベルを記憶するために、実施の形
態1の図8に示した電気ヒューズ部分回路300を備え
ている。
【0137】ここでも、入力アドレスADD<n:0>
とは、アドレスバッファ20からのプリデコード信号R
A<0>〜RA<i>またはプリデコード信号CA<0
>〜CA<i>を意味するものとする。
【0138】救済判定回路440は、ハイブリッドヒュ
ーズ回路410からのプログラムアドレスと入力アドレ
スADD<n:0>とを比較した結果に応じて、MIS
S信号を出力する。救済判定回路440は、プログラム
アドレスと入力アドレスが一致すれば、“H”レベルを
出力し、冗長メモリに置換える処理を行なうことを指示
する。
【0139】図17は、ハイブリッドヒューズ回路41
0または420中のヒューズ部分回路450の構成を示
す回路図である。
【0140】図17に示したヒューズ部分回路450
は、実施の形態1の図8に示した電気ヒューズ部分回路
300に加えて、インバータINV20の出力ノードに
接続されるLTヒューズ回路452を備える。
【0141】LTヒューズ回路452は、インバータI
NV20の出力ノードと接地電位との間に直列に接続さ
れるチャネルMOSトランジスタNQ40およびLTヒ
ューズ素子F40とを備える。NチャネルMOSトラン
ジスタNQ40は、LT_REST信号をゲートに受け
る。
【0142】電気ヒューズ部分回路300の動作は実施
の形態1の動作と同様であるのでその説明は繰返さな
い。
【0143】ヒューズ部分回路450が、ハイブリッド
ヒューズ回路410で用いられる場合は、信号SOUT
は、LTヒューズF40または電気ヒューズAF10に
よりプログラミングされる不良アドレスPADD<n+
1:0>のうち、第0〜第nビットの信号PADD<
n:0>いずれか1ビットの信号を表す。
【0144】また、ヒューズ部分回路450が、ハイブ
リッドヒューズ回路420内で用いられる場合は、信号
SOUTは、LTヒューズF40または電気ヒューズA
F10によりプログラミングされる不良アドレスPAD
D<n+1:0>のうち、第(n+1)ビット目の信号
PADD<n+1>を表す。ここで、信号PADD<n
+1>は、LTヒューズF40または電気ヒューズAF
10によるプログラミングが行なわれているか否かを示
す信号である。
【0145】図18は、ヒューズ部分回路450の読出
動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0146】以下では、LTヒューズを使用するときの
動作について説明する。このときは、信号LT_RES
Tは“H”レベルとされる。
【0147】次に、時刻t1で信号NRSTを“L”レ
ベルにし、ラッチ回路を初期化する。このとき、ノード
N31のレベルは“L”レベルである。
【0148】次に、時刻t2で、信号NRSTを“H”
レベルレベルにすると、LTヒューズF40がブローさ
れていれば、ノードN31のレベルは“L”レベルに保
持される。
【0149】LTヒューズをブローしていなければ、L
TヒューズF40が導通しているので、時刻t2以後に
おいて、信号/SOUTは“L”レベル状態となり、ノ
ードN31は“H”レベルに保持される。
【0150】上述のとおり、電気ヒューズ回路430
は、LTヒューズF40でプログラムしたアドレスの代
わりに、電気ヒューズAF10でプログラムしたアドレ
スを使用するように切換えるものである。電気ヒューズ
AF10でプログラムしたアドレスを使用する場合は、
信号LT_RESTは”L”レベルとされる。
【0151】次に、ハイブリッドヒューズ回路420
は、LTヒューズの組あるいは電気ヒューズの組を使用
したかしなかったかを、コマンドデコーダ回路22から
の信号Used_setに応じて記憶するためのプログ
ラム回路である。この回路の出力PADD<n+1>
は、信号LT_RESTで切換わり、LTヒューズおよ
び電気ヒューズのいずれも使用しなければ、常に“L”
レベル状態が保持される。
【0152】図19および図20は、ヒューズブローの
結果と救済結果の対応関係を示す図である。
【0153】図19は、LTヒューズF40を使用する
場合の救済結果の対応関係を示す図である。
【0154】まず、図19を参照して、LTヒューズF
40をブローすると、ノードN31のレベルとして
“L”レベルのデータが記憶される。また、LTヒュー
ズF40をブローしない場合は、ノードN31のレベル
として“H”レベルのデータが記憶される。
【0155】救済判定回路440は、この2つの状態に
基づいて出力されるプログラムアドレス信号PADDと
入力アドレスADDとを比較する。
【0156】図20は、LTヒューズF40を使用せ
ず、電気ヒューズFA10を使用する場合の救済結果の
対応関係を示す図である。
【0157】電気ヒューズの場合は、電気ヒューズFA
10をブローしなければ、ノードN31のレベルとして
“L”レベルのデータが記憶される。また、電気ヒュー
ズFA10をブローすると、ノードN31のレベルとし
て“H”レベルのデータが記憶されることになる。
【0158】このような構成とすることで実施の形態1
の構成の奏する効果に加えて、LTヒューズと電気ヒュ
ーズが同じプリチャージ回路を共有するので、回路素子
数を削減することができる。
【0159】[実施の形態3]図21は、実施の形態3
のプログラム回路500の構成を示す概略ブロック図で
ある。
【0160】実施の形態1と同様に、このようなプログ
ラミング回路500が、図1に示したDRAM1000
中のスペアロウデコーダ32およびスペアコラムデコー
ダ42内に設けられている。
【0161】ただし、実施の形態3においては、プログ
ラミング回路500は、アドレスバッファ20から、プ
リデコードの結果出力される互いに相補な内部行アドレ
ス信号RA<0>〜RA<n>(n:自然数)および/
RA<0>〜/RA<n>と、互いに相補な内部列アド
レス信号CA<0>〜CA<n>および/CA<0>〜
/CA<n>を受けて動作するものとする。
【0162】図21においては、内部行アドレス信号R
A<0>〜RA<n>および/RA<0>〜/RA<n
>、または、内部列アドレス信号CA<0>〜CA<n
>および/CA<0>〜/CA<n>を総称して、内部
アドレス信号ADD<n:0>および/ADD<n:0
>と表すことにする。また、プログラミング回路500
においては、プログラムアドレスPADD<n:0>お
よび/PADD<n:0>も同じように、以下に説明す
るように、LTヒューズ、あるいは電気ヒューズにより
プログラムする。
【0163】図21を参照して、プログラミング回路5
00は、不良アドレスPADD<n:0>_LTをウエ
ハ工程中においてプログラミングするためのLTヒュー
ズ読出回路510.1と、不良アドレス/PADD<
n:0>_LTをウエハ工程中においてプログラミング
するためのLTヒューズ読出回路510.2と、不良ア
ドレスPADD<n:0>_ANを電気的にプログラミ
ングするための電気ヒューズ回路520.1と、不良ア
ドレス/PADD<n:0>_ANを電気的にプログラ
ミングするための電気ヒューズ回路520.2と、LT
ヒューズによるプログラムデータと電気ヒューズによる
プログラムデータとを受けて切換えてプログラムアドレ
スPADD<n:0>および/PADD<n:0>とし
て出力するための選択回路540と、選択回路540の
切換えを指定するための電気ヒューズ回路550と、選
択回路540の出力とアドレスバッファ20からの入力
アドレスADD<n:0>および/ADD<n:0>と
を比較する救済判定回路560とを備える。
【0164】救済判定回路560は、選択回路540か
らのプログラムアドレスPADD<n:0>および/P
ADD<n:0>と入力アドレスADD<n:0>およ
び/ADD<n:0>とを比較した結果に応じてMIS
S信号を出力する。救済判定回路560は、プログラム
アドレスと入力アドレスが一致すれば、“H”レベルを
出力し、冗長メモリに置換える処理を行なうことを指示
する。
【0165】このように、プログラム回路500では、
プリデコードされたアドレス信号ADD<n:0>、/
ADD<n:0>を使用するため、実施の形態1の電気
ヒューズ回路230のようにヒューズによるプログラミ
ングの使用の有無を記憶するためのプログラム回路が不
用になる。
【0166】図22は、選択回路540の構成を示す回
路図である。図22を参照して、選択回路540は、電
気ヒューズ回路550からの信号SELを受けて反転し
て出力するインバータINV50と、インバータINV
50の出力を受けて反転して出力するインバータINV
51と、LTヒューズ読出回路510.1および51
0.2からのプログラムアドレス信号PADD_LT<
n:0>および/PADD_LT<n:0>を受け取っ
て、インバータINV50およびINV51の信号によ
り制御されて、電気ヒューズ回路550からの信号SE
Lが”L”では導通状態となり、信号SELが”H”で
は遮断状態となるゲート回路GT50と、電気ヒューズ
回路520.1および520.2からのプログラムアド
レス信号PADD_AN<n:0>および/PADD_
AN<n:0>を受け取って、インバータINV50お
よびINV51の信号により制御されて、電気ヒューズ
回路550からの信号SELが”H”では導通状態とな
り、信号SELが”L”では遮断状態となるゲート回路
GT51とを備える。
【0167】ゲート回路GT50およびゲート回路51
からの出力が、プログラムアドレス信号PADD<n:
0>および/PADD<n:0>として、救済判定回路
560に与えられる。
【0168】図23は、このような救済判定回路560
の構成を説明するための回路図である。
【0169】図23を参照して、救済判定回路560
は、アドレスバッファ20からの内部アドレス信号AD
D<0>〜ADD<n>(=ADD<n:0>)を、そ
れぞれ一方入力に受ける排他的論理和回路262.10
〜262.1nと、アドレスバッファ20からの内部ア
ドレス信号/ADD<0>〜/ADD<n>(=/AD
D<n:0>)を、それぞれ一方入力に受ける排他的論
理和回路262.20〜262.2nとを備える。
【0170】排他的論理和回路262.10〜262.
1nは、それぞれ他方入力に選択回路540からのプロ
グラムアドレス信号PADD<0>〜PADD<n>
(=PADD<n:0>)を受けて、それぞれ排他的否
定論理和演算の結果である信号EXNOR<0>〜EX
NOR<n>を出力する。
【0171】一方、排他的論理和回路262.20〜2
62.2nは、それぞれ他方入力に選択回路540から
のプログラムアドレス信号/PADD<0>〜/PAD
D<n>(=/PADD<n:0>)を受けて、それぞ
れ排他的否定論理和演算の結果である信号/EXNOR
<0>〜/EXNOR<n>を出力する。
【0172】救済判定回路260は、さらに、信号EX
NOR<0>〜EXNOR<n>を受けて、論理積演算
の結果を出力するAND回路564.1と、信号/EX
NOR<0>〜/EXNOR<n>を受けて、論理積演
算の結果を出力するAND回路564.2と、AND回
路564.1および564.2の出力を受けて論積演算
した結果を信号MISSとして出力するAND回路56
6とを備える。
【0173】したがって、AND回路566からの信号
MISSは、アドレスバッファ20からの内部アドレス
信号ADD<n:0>および/ADD<n:0>とプロ
グラムアドレスPADD<n:0>および/PADD<
n:0>とが一致する場合は、”H”レベルとなる。そ
れ以外の場合は、信号MISSは”L”レベルとなる。
【0174】以上のような構成でも実施の形態1のプロ
グラム回路200と同様の効果を奏することが可能であ
る。
【0175】[実施の形態4]図24は、実施の形態4
のプログラム回路600の構成を説明するための概略ブ
ロック図である。
【0176】実施の形態4のプログラム回路600は、
実施の形態3のプログラム回路500と同様に、アドレ
スバッファ20から、プリデコードの結果出力される互
いに相補な内部行アドレス信号RA<0>〜RA<n>
(n:自然数)および/RA<0>〜/RA<n>と、
互いに相補な内部列アドレス信号CA<0>〜CA<n
>および/CA<0>〜/CA<n>を受けて動作す
る。
【0177】ただし、実施の形態4のプログラム回路6
00では、プログラムアドレス信号PADD_AN<
n:0>および/PADD_AN<n:0>の記憶にあ
たり、図16に示した実施の形態2のプログラム回路4
00と同様に、LTヒューズと電気ヒューズとが同じプ
リチャージ回路を共有する構成を採用している。
【0178】すなわち、プログラム回路600は、ハイ
ブリッドヒューズ回路610と、ハイブリッドヒューズ
回路620と、電気ヒューズ回路430と、救済判定回
路560とを備える。
【0179】ハイブリッドヒューズ回路610および6
20は、ハイブリッドヒューズ回路410および420
の構成に加えて、相補な内部アドレス信号を記憶できる
だけの個数のヒューズ部分回路450が設けられている
ものとする。さらに、電気ヒューズ回路430は、実施
の形態2と同様の構成であり、救済判定回路560は実
施の形態3と同様の構成である。
【0180】以上のような構成とすることで、回路素子
数を削減しつつ、実施の形態3のプログラム回路500
と同様の効果を奏することが可能である。
【0181】[実施の形態5]図25は、実施の形態5
の電気ヒューズ部分回路700の構成を示す回路図であ
る。実施の形態5の電気ヒューズ部分回路700は、図
8に示した電気ヒューズ部分回路300の代わりに使用
することが可能である。
【0182】実施の形態5の電気ヒューズ部分回路70
0の構成が、図8に示した電気ヒューズ部分回路300
の構成と異なる点は、ノードN20と電気ヒューズAF
10との間にトランジスタNQ40が接続されているこ
とである。トランジスタNQ40のゲートは外部電源電
圧ext.Vddを受ける。外部電源電圧ext.Vd
dは、内部電源電圧Vccよりも高い電圧である。
【0183】言いかえると、電気ヒューズAF10とト
ランジスタNQ40との接続ノードN30とプログラム
電圧Vpgmが与えられるノードとの間に電気ヒューズ
AF10が接続されている。
【0184】図26は、図25に示した電気ヒューズ部
分回路700のブロー動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【0185】時刻t1において、信号PGを“L”レベ
ルにし、トランジスタPQ30を導通状態とする。これ
により、インバータINV20とインバータINV21
とで構成されるラッチ回路が初期化される。このとき、
ノードN31は“H”レベルとなる。
【0186】次に、時刻t2で、信号PGを“L”レベ
ルとし、その後、NAND回路NAG12の出力信号S
Aを“H”レベルにする。これに応じて、ラッチ回路の
ノードN31は“L”レベルを保持する。ラッチ回路へ
のレベルの保持が終了すると、信号SAを“L”レベル
にする。
【0187】続いて、時刻t3で、プログラム電圧Vp
gmとして高電圧VCCHを入力する。これにより、ノ
ードN31は“L”レベルであるので、トランジスタN
Q20およびNQ40は導通状態になり、ノードN20
およびノードN30も“L”レベルになる。つまり、電
気ヒューズ素子AF10の両端間にはプログラム電圧V
pgmの電位差が発生する。
【0188】次に、高電圧が印加された電気ヒューズ素
子AF10は、耐圧より高い電圧である高電位VCCH
が印加されているため、絶縁破壊が起こって短絡する。
【0189】時刻t4で短絡が起こると、ノードN13
は徐々に“H”レベルへと変化し、インバータINV2
0の論理しきい値を超えると、ラッチ回路の保持するレ
ベルが反転する。
【0190】ラッチ回路の保持するレベルが反転し、ノ
ードN31が“H”レベルになると、トランジスタNQ
20は、ゲートとノードN31は等電位となるので、ト
ランジスタNQ20のゲートソース間電圧は0Vにな
る。このため、トランジスタNQ20が遮断状態とな
る。
【0191】トランジスタNQ40も、トランジスタN
Q20と同じように、ノードN20が外部電源電圧ex
t.Vddなると、ゲートソース間の電圧が0Vとなる
ため遮断状態となる。
【0192】両トランジスタNQ20およびNQ40が
遮断状態となることにより、電気ヒューズAF10がブ
ローした後に、プログラム電圧Vpgmが印加されるノ
ードから接地に向かって電流が流れることがなくなる。
【0193】このときの各トランジスタのゲートドレイ
ン間電圧Vgdは、トランジスタNQ40においては、
Vgd3=(Vpgm−ext.Vdd)となる。
【0194】一方、トランジスタNQ20では、Vgd
2=(ext.Vdd−Vcc)となり、分圧されるこ
とになる。
【0195】また、ラッチ回路の保持レベル、すなわち
ノードN31のレベルを反転するために、電気ヒューズ
AF10のオン抵抗(短絡状態での抵抗)をトランジス
タNQ10のオン抵抗と同程度にする必要がある。この
ラッチ回路の保持レベルの反転を確認するまでヒューズ
ブロー動作を続ければ、ヒューズブロー時の抵抗管理が
でき、品質の向上につながる。
【0196】また、トランジスタNQ20およびNQ4
0をノードN30とノードN31との間に挿入すること
により、図8の電気ヒューズ部分回路300に比べて、
トランジスタNQ20のゲート酸化膜にかかっていた電
圧を分散できるので、より高いプログラム電圧Vpgm
を印加することができ、安定したブロー動作を行なうこ
とができる。
【0197】[実施の形態6]図27は、実施の形態6
のDRAM1100の構成を説明するための概略ブロッ
ク図である。図1に示した実施の形態1のDRAM10
00の構成と異なる点は、外部電源電位ext.Vdd
を受けて、昇圧電位Vppを生成する昇圧回路62が設
けられている点である。その他の構成は、DRAM11
00と同様であるので、同一部分には同一符号を付して
その説明は繰り返さない。
【0198】図28は、実施の形態6の電気ヒューズ部
分回路800の構成を示す回路図であり、実施の形態5
の図25と対比される図である。
【0199】実施の形態6の電気ヒューズ部分回路80
0の構成が、実施の形態5の電気ヒューズ部分回路70
0の構成と異なる点は、トランジスタNQ40のゲート
に昇圧電位Vppが与えられている点である。その他の
点は、実施の形態5の電気ヒューズ部分回路700の構
成と同様であるので、同一部分には同一符号を付してそ
の説明は繰り返さない。
【0200】実施の形態6の電気ヒューズ部分回路80
0では、トランジスタNQ40のゲートに昇圧電位Vp
pが印加されているので、より高いプログラム電圧Vp
gmを印加することが可能である。
【0201】したがって、より高いプログラム電圧によ
り電気ヒューズAF10をブローできるために、より確
実にブローを行なうことができる。
【0202】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0203】
【発明の効果】請求項1および4記載の半導体集積回路
装置は、ウェハ状態ではヒューズ素子を用いてプログラ
ミングを行ない、パッケージ後には電気ヒューズを用い
て救プログラミングを行なうことができるので、ヒュー
ズ素子によるプログラミング後に生じた変化に対応して
プログラム情報の変更が可能である。このため、最終的
な歩留まりを向上させることができる。
【0204】請求項2記載の半導体集積回路装置は、請
求項1に記載の半導体集積回路装置の奏する効果に加え
て、回路規模の縮小を図ることが可能である。
【0205】請求項3記載の半導体集積回路装置は、請
求項1に記載の半導体集積回路装置の奏する効果に加え
て、電気ヒューズのブローを高信頼性で行なうことが可
能である。
【0206】請求項5〜7および10記載の半導体集積
回路装置は、ウェハ状態ではヒューズ素子を用いてプロ
グラミングを行なって不良の救済を行ない、パッケージ
後には電気ヒューズを用いて救済を行なう。これによ
り、効率よく歩留りの向上を図ることが可能となる。ま
た、ヒューズ素子で救済したものを再度電気ヒューズで
プログラムしなおすことが可能で、アセンブリ後であっ
ても、フレキシブルにプログラムを行なうことが可能で
ある。
【0207】請求項8記載の半導体集積回路装置は、請
求項5に記載の半導体集積回路装置の奏する効果に加え
て、回路規模の縮小を図ることが可能である。
【0208】請求項9記載の半導体集積回路装置は、請
求項5に記載の半導体集積回路装置の奏する効果に加え
て、電気ヒューズのブローを高信頼性で行なうことが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプログラム回路を使用したDRAM
1000の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 LTヒューズと電気ヒューズの双方を用い
て、欠陥メモリセルの救済を行なう処理を示す第1の概
念図である。
【図3】 LTヒューズと電気ヒューズの双方を用い
て、欠陥メモリセルの救済を行なう処理を示す第1の概
念図である。
【図4】 パッケージ後に電気ヒューズで再プログラム
できるプログラミング回路200の構成を示す概略ブロ
ック図である。
【図5】 読出部分回路212の構成を示す第1の回路
図である。
【図6】 読出部分回路212の構成を示す第1の回路
図である。
【図7】 図5および図6に示したような2つの状態に
おける読出処理を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図8】 電気ヒューズ部分回路300の構成を示す回
路図である。
【図9】 電気ヒューズ部分回路300のブロー動作を
説明するための第1のタイミングチャートである。
【図10】 電気ヒューズ部分回路300のブロー動作
を説明するための第2のタイミングチャートである。
【図11】 電気ヒューズ部分回路300の読出動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図12】 選択回路240の構成を示す回路図であ
る。
【図13】 救済判定回路260の構成を説明するため
の回路図である。
【図14】 LTヒューズブローの結果と救済の結果と
の対応関係を示す図である。
【図15】 電気ヒューズブローの結果と救済の結果と
の対応関係を示す図である。
【図16】 実施の形態2のプログラミング回路400
の構成を説明するための概略ブロック図である。
【図17】 ハイブリッドヒューズ回路410または4
20中のヒューズ部分回路450の構成を示す回路図で
ある。
【図18】 ヒューズ部分回路450の読出動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図19】 ヒューズブローの結果と救済結果の対応関
係を示す第1の図である。
【図20】 ヒューズブローの結果と救済結果の対応関
係を示す第1の図である。
【図21】 実施の形態3のプログラム回路500の構
成を示す概略ブロック図である。
【図22】 選択回路540の構成を示す回路図であ
る。
【図23】 救済判定回路560の構成を説明するため
の回路図である。
【図24】 実施の形態4のプログラム回路600の構
成を説明するための概略ブロック図である。
【図25】 実施の形態5の電気ヒューズ部分回路70
0の構成を示す回路図である。
【図26】 電気ヒューズ部分回路700のブロー動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図27】 実施の形態6のDRAM1100の構成を
説明するための概略ブロック図である。
【図28】 実施の形態6の電気ヒューズ部分回路80
0の構成を示す回路図であり、実施の形態5の図25と
対比される図である。
【図29】 従来のヒューズ・バンク−アドレス検出回
路9000の構成を説明するための回路図である。
【図30】 アンチヒューズ・アドレス検出回路910
0の構成を説明するための回路図である。
【図31】 アンチヒューズ・アドレス検出回路910
0の動作を説明するための第1のタイミングチャートで
ある。
【図32】 アンチヒューズ・アドレス検出回路910
0の動作を説明するための第2のタイミングチャートで
ある。
【図33】 アンチヒューズ・アドレス検出回路910
0の動作を説明するための第3のタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
10 アドレス信号入力端子群、12 外部制御信号入
力端子群、20 アドレスバッファ、22 コマンドデ
コード回路、24 クロック発生回路、30ロウデコー
ダ、32 スペアロウデコーダ、40 コラムデコー
ダ、42 スペアコラムデコーダ、50 センスアンプ
帯、52 GIO線ライトドライバ/リードアンプ帯、
54 データ入出力回路、60 内部降圧回路、100
メモリセルアレイ、SR 予備メモリセル行、SC
予備メモリセル列、GIO グローバルIO線、20
0,400,500,600 プログラム回路、30
0,700,800 電気ヒューズ部分回路、210
LTヒューズ読出回路、220,230,250 電気
ヒューズ回路、240,540 選択回路、410、4
20 ハイブリッドヒューズ回路、430 電気ヒュー
ズ回路、260、440,560 救済判定回路、10
00,1100 DRAM。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/04 H01L 27/04 V Fターム(参考) 5F038 AV03 AV16 DF11 DT14 DT17 EZ20 5F064 BB14 FF27 FF42 FF45 5L106 AA01 CC03 CC04 CC12 CC13 GG05 5M024 AA91 BB07 BB40 DD80 HH10 MM11 MM12 MM15 MM20 PP01 PP02 PP03 PP07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムデータを記憶し、記憶した前
    記プログラムデータに対応するデータを出力する半導体
    集積回路装置であって、 光学的に切断可能な複数のヒューズ素子と、 前記複数のヒューズ素子に対応して設けられ、対応する
    前記ヒューズ素子が切断されている否かに応じて、出力
    レベルを変化させる複数のヒューズ読出し回路と、 外部から電気信号を印加することで、前記プログラムデ
    ータを記憶することが可能な電気プログラム回路と、 前記プログラムデータに対応するデータとして、複数の
    ヒューズ読出し回路の出力および前記電気プログラム回
    路からの出力のいずれを出力するかを不揮発的に設定可
    能な切換回路とを備える、半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒューズ素子の各々の一方端は、所
    定の電位に放電可能であり、 各前記複数のヒューズ読出し回路は、 前記対応するヒューズ素子の他方端をプリチャージする
    ためのプリチャージ回路と、 前記対応するヒューズ素子の他方端の電位レベルに応じ
    て読出しデータを出力する第1の駆動回路とを含み、 前記電気プログラム回路は、 電気的に導通状態および遮断状態の一方の状態に不揮発
    的に設定可能な複数の電気ヒューズと、 前記複数の電気ヒューズにそれぞれ対応し、かつ、前記
    対応するヒューズ素子の他方端とそれぞれ結合して、前
    記プリチャージ回路によりプリチャージされる複数の内
    部ノードと、 前記電気ヒューズが切断されているか否かに応じて、前
    記複数の内部ノードの電位レベル変化させる第2の駆動
    回路とを含む、請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記電気プログラム回路は、 電気的に導通状態および遮断状態の一方の状態に不揮発
    的に設定可能な複数の電気ヒューズと、 プリチャージ回路と、 前記複数の電気ヒューズにそれぞれ対応し、かつ、前記
    プリチャージ回路によりプリチャージされる複数の内部
    ノードと、 前記電気ヒューズが切断されているか否かに応じて、前
    記複数の内部ノードの電位レベル変化させる駆動回路
    と、 前記複数の電気ヒューズにそれぞれ対応し、前記電気ヒ
    ューズが導通状態である場合に、対応する前記電気ヒュ
    ーズへの電流供給を遮断するための遮断回路と、 前記電気ヒューズと遮断回路との間に設けられ、プログ
    ラム処理中に前記遮断回路に印加される電圧を緩和する
    ための電圧緩和回路とを含む、請求項1記載の半導体集
    積回路。
  4. 【請求項4】 プログラムデータを記憶し、記憶した前
    記プログラムデータに対応するデータを出力する半導体
    集積回路装置であって、 複数の第1のヒューズ素子を有し、外部から電気信号を
    印加して前記複数の第1のヒューズ素子を切断すること
    で、前記プログラムデータを記憶することが可能な第1
    のヒューズプログラム回路と、 複数の第2のヒューズ素子を有し、外部から電気信号を
    印加して前記複数の第2のヒューズ素子を切断すること
    で、前記第1のヒューズプログラム回路に記憶された前
    記プログラムデータを書換え可能な第2のヒューズプロ
    グラム回路とを備える、半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 複数のメモリセルアレイが行列状に配列
    されたメモリセルアレイを備え、 前記メモリセルアレイは、 正規メモリセルアレイと予備メモリセルアレイとを含
    み、 アドレス信号に応じて、前記正規メモリセルアレイ中の
    メモリセルを選択するための正規メモリセル選択回路
    と、 予め記憶されたプログラムデータと前記アドレス信号と
    の比較結果に応じて、前記正規メモリセルアレイ中のメ
    モリセルに代えて前記予備メモリセル中のメモリセルを
    選択する予備メモリセル選択回路と、 前記プログラムデータを不揮発的に記憶するためのプロ
    グラム回路とを備え、 前記プログラム回路は、 光学的に切断可能な複数のヒューズ素子と、 前記複数のヒューズ素子に対応して設けられ、対応する
    前記ヒューズ素子が切断されている否かに応じて、出力
    レベルを変化させる複数のヒューズ読出し回路と、 外部から電気信号を印加することで、前記プログラムデ
    ータを記憶することが可能な電気プログラム回路と、 前記プログラムデータとして、複数のヒューズ読出し回
    路の出力および前記電気プログラム回路からの出力のい
    ずれを出力するかを不揮発的に設定可能な切換回路とを
    含む、半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記切換回路は、 前記プログラム回路によるプログラムデータの記憶処理
    が行なわれているか否かを不揮発的に記憶するプログラ
    ム状態記憶回路を含み、 前記プログラム状態記憶回路の出力に応じて、前記プロ
    グラム回路の出力と前記アドレス信号との比較を行な
    い、前記予備メモリセル選択回路へ選択指示を出力する
    比較回路をさらに備える、請求項5記載の半導体集積回
    路装置。
  7. 【請求項7】 前記半導体集積回路装置は、 前記アドレス信号を受けて、互いに相補な内部アドレス
    信号を生成するアドレスバッファをさらに備え、 前記プログラム回路は、前記互いに相補な内部アドレス
    信号に対応するプログラムデータを記憶し、 前記プログラム回路の出力と前記アドレスバッファの出
    力との比較を行ない、前記予備メモリセル選択回路へ選
    択指示を出力する比較回路をさらに備える、請求項5記
    載の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 前記ヒューズ素子の各々の一方端は、所
    定の電位に放電可能であり、 各前記複数のヒューズ読出し回路は、 前記対応するヒューズ素子の他方端をプリチャージする
    ためのプリチャージ回路と、 前記対応するヒューズ素子の他方端の電位レベルに応じ
    て読出しデータを出力する第1の駆動回路とを含み、 前記電気プログラム回路は、 電気的に導通状態および遮断状態の一方の状態に不揮発
    的に設定可能な複数の電気ヒューズと、 前記複数の電気ヒューズにそれぞれ対応し、かつ、前記
    対応するヒューズ素子の他方端とそれぞれ結合して、前
    記前記プリチャージ回路によりプリチャージされる複数
    の内部ノードと、 前記電気ヒューズが切断されているか否かに応じて、前
    記複数の内部ノードの電位レベル変化させる第2の駆動
    回路とを含む、請求項5記載の半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記電気プログラム回路は、 電気的に導通状態および遮断状態の一方の状態に不揮発
    的に設定可能な複数の電気ヒューズと、 プリチャージ回路と、 前記複数の電気ヒューズにそれぞれ対応し、かつ、前記
    前記プリチャージ回路によりプリチャージされる複数の
    内部ノードと、 前記電気ヒューズが切断されているか否かに応じて、前
    記複数の内部ノードの電位レベル変化させる駆動回路
    と、 前記複数の電気ヒューズにそれぞれ対応し、前記電気ヒ
    ューズが導通状態である場合に、対応する前記電気ヒュ
    ーズをへの電流供給を遮断するための遮断回路と、 前記電気ヒューズと遮断回路との間に設けられ、プログ
    ラム処理中に前記遮断回路に印加される電圧を緩和する
    ための電圧緩和回路とを含む、請求項5記載の半導体集
    積回路。
  10. 【請求項10】 複数のメモリセルアレイが行列状に配
    列されたメモリセルアレイを備え、 前記メモリセルアレイは、 正規メモリセルアレイと予備メモリセルアレイとを含
    み、 アドレス信号に応じて、前記正規メモリセルアレイ中の
    メモリセルを選択するための正規メモリセル選択回路
    と、 予め記憶されたプログラムデータと前記アドレス信号と
    の比較結果に応じて、前記正規メモリセルアレイ中のメ
    モリセルに代えて前記予備メモリセル中のメモリセルを
    選択する予備メモリセル選択回路と、 前記プログラムデータを不揮発的に記憶するためのプロ
    グラム回路とを備え、 前記プログラム回路は、 複数の第1のヒューズ素子を有し、外部から電気信号を
    印加して前記複数の第1のヒューズ素子を切断すること
    で、前記プログラムデータを記憶することが可能な第1
    のヒューズプログラム回路と、 複数の第2のヒューズ素子を有し、外部から電気信号を
    印加して前記複数の第2のヒューズ素子を切断すること
    で、前記第1のヒューズプログラム回路に記憶された前
    記プログラムデータを書換え可能な第2のヒューズプロ
    グラム回路とを含む、半導体集積回路装置。
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