JP2003005079A - 顕微鏡装置 - Google Patents
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Abstract
きる箱型の顕微鏡装置を提供する。 【解決手段】 顕微鏡の各要素が筐体(10a)内に収
容されてなる顕微鏡装置において、前記筐体には、移動
ステージ(11)の支持台(11a)のうち少なくとも
観察物を支持している部分を、その筐体の内外へ出入り
させるための出入口(10b)が形成され、少なくとも
前記支持台が前記筐体の内部に入るときに、前記出入口
における異物の有無を検出する検出手段(10g,10
f)を備える。したがって、支持台の引き込みの際に、
筐体の内部に異物が引き込まれる可能性があれば、それ
が事前に検知される。
Description
光学系、移動ステージなどを筐体内に収容してなる顕微
鏡装置(箱型の顕微鏡装置)に関する。
などの各要素を収容してなる箱型の顕微鏡装置が提案さ
れた。特開平8−271794号公報や特開平10−3
39845号公報に記載された顕微鏡装置などである。
箱型の顕微鏡装置は、対物レンズの切り替えやステージ
移動など、検鏡に関する駆動部を全て電動化し、また、
顕微鏡の光学系が形成する拡大画像を撮像素子などの画
像取得装置により電子化することで、操作者が各種操作
を全てコンピュータなどの制御装置上で行うことを可能
としている。
鏡の操作者は、これから観察しようとしている観察物
(多くの場合、試料の滴下されたプレパラートであ
る。)を設定する必要がある。観察物の設定とは、対物
レンズに正対する観察位置に、観察物を配置することで
ある。
置に操作者の手指を届かせることが困難なため、観察物
を筐体の外部から筐体の内部の観察位置にまで引き入れ
るための機構が必要となる。また、その機構を箱型の顕
微鏡装置に装備した場合には、駆動中の機構により操作
者の手指などの異物が誤って筐体の内部にまで引き込ま
れる可能性も生じるため、安全性を確保する工夫が必要
となる。
安全に行うことのできる箱型の顕微鏡装置を提供するこ
とを目的とする。
めの手段を、請求項毎に説明する。なお、以下では、括
弧内に、図面に示す要素との対応関係を表す符号を付
す。但し、この符号は、本発明を限定するものではな
い。
観察物(10A)を支持する支持台(11a)とその支
持台を移動させる機構(115)とからなる移動ステー
ジ(11)と、前記観察物の像を結像する結像光学系
(15,17)と、前記結像光学系により結像される前
記像を観察するための観察光学系(18)とが筐体(1
0a)内に収容されてなる顕微鏡装置において、前記筐
体には、前記機構により移動する前記支持台のうち少な
くとも前記観察物を支持している部分を、その筐体の内
外へ出入りさせるための出入口(10b)が形成され、
前記支持台が前記筐体の内部に入るときに、前記出入口
における異物の有無を検出する検出手段(10g,10
f)を備えたことを特徴とする。したがって、支持台の
引き込みの際に、筐体の内部に異物が引き込まれる可能
性があれば、それが事前に検知される。
に記載の顕微鏡装置において、前記検出手段は、前記出
入口の近傍に取り付けられた可撓性部材(10f)と、
その可撓性部材の変形に応じて状態の変化するスイッチ
(10g)とからなることを特徴とする。請求項3に記
載の顕微鏡装置は、観察物(10A)を支持する支持台
(10a)とその支持台を移動させる機構(115)と
からなる移動ステージ(11)と、前記観察物の像を結
像する結像光学系(15,17)と、前記結像光学系に
より結像される前記像を観察するための観察光学系(1
8)とが筐体(10a)内に収容されてなる顕微鏡装置
において、前記筐体には、前記機構により移動する前記
支持台のうち少なくとも前記観察物を支持している部分
を、その筐体の内外へ出入りさせるための出入口(10
b)が形成され、前記支持台には、前記観察物に対する
採光のための開口部(11b)と、その支持台が前記筐
体の内部に入るときにその開口部の縁部により異物を引
き込むことを防止する引き込み防止部(21d,31
d,41d)とが形成されていることを特徴とする。し
たがって、支持台の引き込みの際に、一緒に異物が引き
込まれることは回避される。
に記載の顕微鏡装置において、前記引き込み防止部は、
前記開口部を被覆する透過性部材(21d)からなるこ
とを特徴とする。請求項5に記載の顕微鏡装置は、請求
項3に記載の顕微鏡装置において、前記引き込み防止部
は、前記開口部から前記支持台の出入側端部までに至る
切り欠き部(31d)からなることを特徴とする。
に記載の顕微鏡装置において、前記引き込み防止部は、
前記開口部から前記支持台の出入側端部に向けて付与さ
れた外力に応じて、その開口部からその出入側端部まで
に至る前面部を開放する開放部(41d,41a)から
なることを特徴とする。
施形態について説明する。 <第1実施形態>図1、図2、図3、図4、図5、図
6、図7、図8、図9、図10を参照して本発明の第1
実施形態について説明する。
全体構成図、図2は、顕微鏡システム1を構成する顕微
鏡装置10の鳥瞰図、図3は、顕微鏡装置10の構成図
である。図1に示すように、顕微鏡システム1は、顕微
鏡装置10、ホストコンピュータ50、表示装置60、
キーボード70aやマウス70b等の入力装置70を備
えている。
鏡装置10の制御ボード、CPU、メモリ、及びハード
ディスク等の不揮発性の記憶部などが備えられる。この
ホストコンピュータ50には、例えばGUI(Graphica
l User Interface)などのユーザインタフェースが搭載
されており、操作者は、入力装置70を介して顕微鏡装
置10に対する各種の指示を与えることができる(以
下、GUIが搭載されたとする。)。
に、箱型の筐体10a内に各要素(符号11,17、1
5,14,16で示すものなど)を収納している。筐体
10a内において、移動ステージ11の支持台11a
(被検物試料10Aを支持する載物台)は、水平(以
下、XY平面とする。)に保たれる。ここで本実施形態
では、この支持台11aの水平面内の所定方向(以下、
X方向とする。)のストローク(最大移動量)は、十分
に長くとられる。その支持台11aのX方向の移動によ
って、被検物試料10Aを、通常の顕微鏡画像読み取り
領域E1(これが通常の観察位置である。)から筐体1
0aの外部へ向けて給送すること、及びその反対に、筐
体10aの外部から顕微鏡画像読み取り領域E1に向け
て給送することが可能である。
れた符号E2は、被検物試料10Aの全体画像を全体画
像読み取り光学系17c及び撮像部18により取得する
ための位置を表している。また、筐体10aにおいて、
支持台11aの給送路に当たる箇所には、その支持台1
1aが筐体10aの内外に出入りできるよう、開閉自在
の挿脱口10bが形成されている。
は、後述する図4、図8〜図10を参照のこと)、筐体
10aに形成された開口部10e、その開口部10eを
開閉自在に覆う蓋部10c、蓋部10cを開閉するため
の蝶番10d、筐体10aの内部側に貼付されたフレキ
シブル板10f、フレキシブル板10fの近傍に取り付
けられた異物センサ10gなどからなる。
は、支持台11aを筐体10aの内外へ出入りさせるの
に十分な大きさを有している。図4は、筐体10aの内
部から見た挿脱口10bの周辺の拡大図である(X−Z
平面で切断した断面図については、図8〜図10に示し
たとおりである。)。フレキシブル板10fには、筐体
10aに形成された開口部10eと略同型、かつ開口部
10eよりも若干小さい開口部10hが形成されてい
る。この開口部10hのサイズは、支持台11のZ−Y
平面での断面の大きさよりも若干大きく採られる。
hの中心を筐体10aの開口部10eの中心に合わせた
状態で、筐体10aの内側面に貼付されている。貼付箇
所は、フレキシブル板10fと筐体10aとが当接する
面全体とするのではなく、開口部10hからなるべく離
れた箇所(フレキシブル板10fの周縁部)とする。こ
れは、フレキシブル板10fに対し、後述する撓みの生
じ得る余裕を持たせるためである。
とも面に垂直な方向に可撓性を有している可撓性部材
(金属など)である。開口部10hの縁などに筐体10
aの外部から内部の方向への外力が与えられると、フレ
キシブル板10fには撓みが生じる。因みに、前記した
蓋部10c(図3、図8〜図10参照)は、このフレキ
シブル板10fに、蝶番10d(図3、図8〜図10参
照)を介して取り付けられる。また、蓋部10cとフレ
キシブル板10fとの間には、不図示の弾性部材(コイ
ルバネなど)が介在しており、蓋部10cは、その弾性
部材の弾性力によって開口部10eを閉じる方向に付勢
されている。
脱口10bには、このフレキシブル板10fの撓みを検
出する異物センサ10gが取り付けられる。異物センサ
10gは、メカスイッチセンサなどであり、(必要があ
ればL字板などを介して)筐体10a側に固定され、か
つ、その電気接点を、フレキシブル板10fが撓んだと
きにのみONされるような位置に配置している(図8〜
図10参照)。
す出力は、コネクタ19(図3参照)を介してホストコ
ンピュータ50の制御ボードへと接続される。したがっ
て、フレキシブル板10fの撓みを示す信号が、ホスト
コンピュータ50によって検知される。なお、異物セン
サ10gの配置位置については、フレキシブル板10f
が撓んだときにのみOFFされるような位置であっても
よい。その場合には、ホストコンピュータ50は、異物
センサ10gがOFFされたことによって、フレキシブ
ル板10fの撓みを検知する。
の斜視図である。移動ステージ11の支持台11aに
は、被検物試料10Aに対する採光のための開口部11
bが形成される。この開口部11bを覆うようにして、
被検物試料10Aが載置される。なお、挿脱口10bに
形成された異物センサ10gとコネクタ19との間を電
気的に接続するための配線の経路は、図3では、光路を
横切っているかのごとく表されているが、実際には検鏡
の妨げとならないよう適切に選択される。
置60に表示する操作画面を示す図である。操作画面に
は、被検物試料10Aの画像72、74の他に、操作者
による各種の入力を受け付けるための画像も表示され
る。本実施形態では、この操作画面に、顕微鏡装置10
の筐体10aの内部にある支持台11aを外部に引き出
し、また、筐体10aの外部に引き出された支持台11
aを筐体10aの内部へ引き入れるための試料挿脱釦7
1が配置されている。
この試料挿脱釦71と同様の機能を有する釦として、筐
体10aの外側面における挿脱口10bの近傍に、リミ
ットスイッチなどの機械スイッチからなる試料挿脱釦7
8(図1、図2、図3参照)が設けられている。この試
料挿脱釦78の接続状態を示す出力は、コネクタ19
(図3参照)を介してホストコンピュータ50の制御ボ
ードへと接続される。
1が選択されるか、又は試料挿脱釦78が押下される
と、顕微鏡装置10内のアクチュエータ115(移動ス
テージ11を駆動するアクチュエータである。図2、図
3参照。)に指示を出すことにより、支持台11aが筐
体10aの内部にあるときには、その支持台11aを筐
体10aの外部に向けて移動させ、また、支持台11a
が筐体10aの外部にあるときには、その支持台11a
を支持台11aの内部に向けて移動させる。
脱釦71を選択するか、又は、筐体10aの外側面上の
試料挿脱釦78を押下することによって、支持台11a
を筐体10aの内外へ出入りさせることができる。図7
は、顕微鏡装置10の制御プログラムに基づいて動作す
るホストコンピュータ50の動作フローチャートであ
る。なお、この制御プログラムは、ホストコンピュータ
50に予めインストールされている。
の動作のうち、支持台11aの出し入れに関する処理の
みを記載した。実際には、ホストコンピュータ50は、
この処理の他に、操作画面(図6参照)上で操作者から
与えられる各種の指示に従って、顕微鏡装置10内の各
部を駆動し、検鏡に関する各種の処理を実行する(例え
ば、全体画像や詳細画像を取り込んで表示装置60に表
示したり、顕微鏡装置10の設定内容、すなわち、光源
ランプ16aの駆動電圧、減光フィルタ16bの減光
度、特殊フィルタ16cのフィルタ種類、視野絞り16
dの絞り径、開口絞り16eの絞り径、支持台11aの
X方向の位置及びY方向の位置及びZ方向の位置、観察
倍率などを変更したりする。)。
す処理について説明する。先ず、ステップS1が実行さ
れる前には、例えば図8に示すように、支持台11a
は、筐体10aの内部に位置しているとする。この状態
で、ホストコンピュータ50は、試料挿脱釦78が押さ
れた、又は試料挿脱釦71が選択されたことを認識する
と(ステップS1YES、又はステップS2YES)、支持台
11aをX方向に移動させて、例えば図9に示すよう
に、操作者が手指で被検物試料10Aを載置できるよう
な位置まで支持台11aを挿脱口10bの外部に突出さ
せる(ステップS3)。
は、試料挿脱釦71が選択されたことを認識すると(ス
テップS4YES、又はステップS5YES)、図10に示す
ように、ホストコンピュータ50は支持台11aをX方
向に移動させて筐体10aの内部へ収納し始める(ステ
ップS6)。ところで、このようにして支持台11aが
筐体10aの内部に引き込まれる際、仮に、被検物試料
10Aが載置されておらず、しかも、支持台11aに形
成された開口部11bに操作者の手指などの異物が掛け
られていた場合には、その異物が筐体10aの内部に一
緒に引き込まれて事故の起きる可能性がある。
おいては、被検物試料10Aを高精度に微小移動させる
必要があるために、支持台11aの重量は重くなる傾向
にあり、また、それを移動させるアクチュエータ115
のパワーも大きくなり、操作者が腕力により抵抗するこ
とができないほどである。したがって、例えば、操作者
の手指が引き込まれると、顕微鏡装置10を構成する各
部材から衝撃を受けて怪我をする可能性が高い。また、
同時に、顕微鏡装置10内の光学系や機構が故障する可
能性も高い。
以外の異物が掛かっていた場合にも、光学系や機構が故
障する可能性はある。そこで、ホストコンピュータ50
は、ステップS6における筐体10aの収納が開始され
ると、異物センサ10gの出力を監視し始める(ステッ
プS7)。そして、異物センサ10gがONされない限
りは、挿脱口10bに異物が存在しないとみなされ(ス
テップS7NO)、支持台11aはそのまま筐体10aの
内部に引き込まれる(ステップS8NO)。
aが被検物試料10Aを載置しないまま引き込まれ、支
持台11aの開口部11bに操作者の手指又は異物が掛
けられたままこの引き込みが続けられると、その手指又
は異物が挿脱口10bのフレキシブル板10fに当接す
ることとなるので、フレキシブル板10fが撓み、異物
センサ10gがONされる。
は、異物センサ10gがONされたことを検知し(ステ
ップS7YES)、即座に、例えば図9に示したような安
全な位置まで支持台11aを移動させ(ステップS
9)、その後は、ステップS4に戻り、再び操作者から
支持台11aを内部に引き込む指示がなされるまで待機
する。一方、異物センサ10gがOFFされたまま(ス
テップS7NO)支持台11aの全部が筐体10aの内部
にまで引き込まれたとき(ステップS8YES)には、ス
テップS1に戻り、再び操作者から支持台11aを外部
に引き出す指示がなされるまで待機する。
システム1では、顕微鏡装置10を構成する筐体10a
に挿脱口10bが形成され、かつ、その挿脱口10bに
は異物の有無を検出する異物センサ10gが取り付けら
れている。したがって、支持台11aが引き込まれる際
に、筐体10aの内部に異物が引き込まれる可能性があ
れば、それが事前に検知される。
持台11aの引き込みが停止し、しかも安全な位置にま
で支持台11aが移動する。したがって、支持台11a
の引き込みの際に事故の起きる危険性が回避され、しか
も、即座に操作者が異物を取り除くことが可能となる。
この結果、操作者は、顕微鏡装置10に対する被検物試
料10Aの設定を、安全に行うことができる。
ュータ50(ホストコンピュータ50にインストールさ
れる制御プログラム)を、次のように変更することも可
能である。すなわち、図7のステップS9における手順
を、支持台11aを停止させるものとすると共に、ステ
ップS9の次に実行されるステップを、ステップS1と
する。
で自動的に戻ることはないが、少なくとも停止するの
で、事故の起きる可能性は無くなる。また、停止しただ
けでは支持台11aに掛かっていた異物を取り除けなか
ったとしても、操作者が、続いて試料挿脱釦78又は試
料挿脱釦71を選択すれば、支持台11aを安全な位置
にまで戻すこともできるので問題はない。
としてメカスイッチセンサを用いているが、フレキシブ
ル板10fの撓みを検出できるのであれば、フォトイン
タラプタなど他のセンサを用いてもよい。また、本実施
形態で説明したフレキシブル板10fとしては、十分な
可撓性を有するのであれば、金属の他、ゴム、フィルム
などの如何なる材料からなる部材を使用してもよい。
付け箇所がフレキシブル板10fとされているが、筐体
10aの側としてもよい。その場合には、フレキシブル
板10fに要求される剛性は低くなるので、そのフレキ
シブル板10fの材料を選択する際の自由度が高まるこ
とは言うまでもない。また、本実施形態においては、顕
微鏡装置10を、異物センサ10gの出力に応じて、フ
レキシブル板10fの撓みが検出された場合に警告ブザ
ーの発音や警告灯の点灯などを行う構成とすることもで
きる。
3、図7、図11を参照して本発明の第2実施形態につ
いて説明する。ここでは、第1実施形態との相違点につ
いてのみ説明し、同一の部分については説明を省略す
る。
図2、図3に示した第1実施形態の顕微鏡システム1と
は異なり、異物センサ10g(第1実施形態では、顕微
鏡装置10の挿脱口10bに設けられていた。)が省か
れる。このため、本実施形態のホストコンピュータが実
行する手順については、図7に示したような、異物セン
サ10gの出力に応じて実行される各ステップ(ステッ
プS7、S8、S9)が省かれる。
置される移動ステージの支持台は、図11に示すような
支持台21aとなる。図11は、本実施形態の支持台2
1aを説明する図である。図11(a)は、支持台21
aの斜視図、図11(b)は、図11(a)におけるV
−V’線により切断した断面図である。
形態の支持台11aと同様、採光のための開口部11b
が形成されているが、その開口部11bには、その開口
部11bを被覆する透明ガラス21dが填め込まれてい
る点において、第1実施形態の支持台11aとは異な
る。なお、支持台21aは、筐体10aから引き出され
たり引き込まれたりする際に誤って外れることのないよ
う、その透明ガラス21dを固定している。
れた部材21ahと、その開口部と略同様の開口部が形
成された部材21asとからなり、それらの部材21a
h、21asによって透明ガラス21dを両面から峡持
することで、その透明ガラス21dを固定する。このよ
うに、本実施形態の支持台21aは、その開口部11b
が透明ガラス21dにより覆われているので、被検物試
料10Aに対する採光の機能を果たしつつも、支持台2
1aが筐体10aの外部に引き出されているときに、操
作者の手指などの異物を掛けることは無い。
内部に引き込まれる際にも、異物がその筐体10aの内
部に一緒に引き込まれる危険は無くなる。なお、本実施
形態では、透明ガラス21dに代えて、透過性を有した
他の部材(プラスチックなど)を使用してもよい。この
部材は、少なくとも、顕微鏡装置に使用される照明光
を、十分な光量で被検物試料10Aに対し採光すること
ができるだけの特性を有していればよい。
本発明の第3実施形態について説明する。ここでは、第
2実施形態との相違点についてのみ説明し、同一の部分
については説明を省略する。本実施形態の顕微鏡装置に
配置される移動ステージの支持台は、図12に示すよう
な支持台31aである。
明する図である。本実施形態の支持台31aには、第2
実施形態の支持台21aと同様、採光のための開口部1
1bが形成されているが、その開口部11bに透明ガラ
ス21dが埋め込まれる代わりに、その開口部11bか
ら支持台31aの出入側端部(筐体10aの内部に在る
状態で最も挿脱口10bに近い側の端部である。)まで
に至る前面部が、切り欠かれている(切り欠き部31
d)。
のY方向の幅が、開口部11bのY方向の幅と同じであ
るような支持台31aを示した。このように、切り欠き
部31dが形成されていれば、支持台31aが筐体10
aの外部に引き出されているときに、操作者の手指など
の異物を開口部11bの周縁などに掛けたとしても、支
持台31aが筐体10aの内部に引き込まれる際には、
その異物を、切り欠き部31dを経由して筐体10aの
外部に逃がすことができる。
内部に引き込まれる際にも、異物がその筐体10aの内
部に一緒に引き込まれる危険は回避される。 <第4実施形態>次に、図13、図14を参照して本発
明の第4実施形態について説明する。ここでは、第2実
施形態との相違点についてのみ説明し、同一の部分につ
いては説明を省略する。
ステージの支持台は、図13、図14に示すような支持
台41aである。図13は、本実施形態の支持台41a
の構成を説明する図であり、図14は、本実施形態の動
作を説明する図である。本実施形態の支持台41aに
は、第2実施形態の支持台21aと同様、採光のための
開口部11bが形成されているが、その開口部11bに
透明ガラス21dが埋め込まれる代わりに、開口部11
bから前面部41eに向けて付与された外力に応じて、
その前面部41eを開放するような構造となっている。
うに、筐体10aの奥側の部分と出入側の部分とが別の
部材からなり、さらに、出入側の部分が、X方向に延び
る中心線によって2つの別の部材からなる(筐体10a
の奥側の部材を部材41ac、出入側の2つの部材を、
それぞれ部材41aL、部材41aRと称す。)。部材
41aL、41aRは、それぞれZ方向に回動軸を有し
た蝶番41dL、41dRを介して回動自在に部材41
acに取り付けられている。
が、それぞれ蝶番41dL、蝶番41dRの回動軸を中
心として回動すると、前面部41eが開放されたり、閉
鎖されたりする。また、蝶番41dL、蝶番41dRの
それぞれは、スプリング蝶番などからなり、全面部41
eを閉鎖する方向に、部材41aL、41aRのそれぞ
れを付勢している。
れなければ、図14(a)に示すように、前面部41e
は閉鎖された状態となる。そして、支持台41aが筐体
10aの外部に引き出されているときに、操作者の手指
などを開口部11bの周縁などに掛けたとすると、支持
台41aが筐体10aの内部に引き込まれる際には、そ
の手指によって開口部11bから前面部41eに向けて
力が付与される。
に示すように、その力に応じてその前面部41eを開放
するので、手指を筐体10aの外部に逃がすことができ
る。そして、手指を逃がした後は、前記したように付勢
されている部材41aLと部材41aRとが、図14
(c)に示すように前面部41eを閉鎖する。すなわ
ち、本実施形態によれば、支持台41aが筐体10aの
内部に引き込まれる際にも、手指などがその筐体10a
の内部に一緒に引き込まれて事故の起きる危険は回避さ
れる。
システムにおいては、第2実施形態〜第4実施形態の何
れかを組み合わせて適用することもできる。このように
組み合わせれば、安全性がより確実に確保される。
操作者が観察物の設定を安全に行うことのできる箱型の
顕微鏡装置が実現する。
である。
鳥瞰図である。
の拡大図である。
る。
する操作画面を示す図である。
作するホストコンピュータ50の動作フローチャートで
ある。
ある。
ある。
る図である。
11,117 アクチュエータ 126b,126c,126d,126e,125,1
21,127 位置センサ 17 光学系支持部 17a 高倍率の詳細画像観察光学系 17b 低倍率の詳細画像観察光学系 17c 全体画像読み取り光学系 18 撮像部 19 コネクタ E1 顕微鏡画像読み取り領域 E2 全体画像読み取り領域 71,78 試料挿脱釦 72 全体画像 73 カーソル 74 詳細画像 75,76 ラジオ釦 77 スライダ群 77a ランプ調整バー 77b 減光度調整バー 77d 視野絞り調整バー 77e 開口絞り調整バー 77x X位置調整バー 77y Y位置調整バー 77z 焦点調整バー 77f ズーム調整バー
Claims (6)
- 【請求項1】 観察物を支持する支持台とその支持台を
移動させる機構とからなる移動ステージと、 前記観察物の像を結像する結像光学系と、 前記結像光学系により結像される前記像を観察するため
の観察光学系とが筐体内に収容されてなる顕微鏡装置に
おいて、 前記筐体には、前記機構により移動する前記支持台のう
ち少なくとも前記観察物を支持している部分を、その筐
体の内外へ出入りさせるための出入口が形成され、 前記支持台が前記筐体の内部に入るときに、前記出入口
における異物の有無を検出する検出手段を備えたことを
特徴とする顕微鏡装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の顕微鏡装置において、 前記検出手段は、 前記出入口の近傍に取り付けられた可撓性部材と、その
可撓性部材の変形に応じて状態の変化するスイッチとか
らなることを特徴とする顕微鏡装置。 - 【請求項3】 観察物を支持する支持台とその支持台を
移動させる機構とからなる移動ステージと、 前記観察物の像を結像する結像光学系と、 前記結像光学系により結像される前記像を観察するため
の観察光学系とが筐体内に収容されてなる顕微鏡装置に
おいて、 前記筐体には、前記機構により移動する前記支持台のう
ち少なくとも前記観察物を支持している部分を、その筐
体の内外へ出入りさせるための出入口が形成され、 前記支持台には、前記観察物に対する採光のための開口
部と、その支持台が前記筐体の内部に入るときにその開
口部の縁部により異物を引き込むことを防止する引き込
み防止部とが形成されていることを特徴とする顕微鏡装
置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の顕微鏡装置において、 前記引き込み防止部は、 前記開口部を被覆する透過性部材からなることを特徴と
する顕微鏡装置。 - 【請求項5】 請求項3に記載の顕微鏡装置において、 前記引き込み防止部は、 前記開口部から前記支持台の出入側端部までに至る切り
欠き部からなることを特徴とする顕微鏡装置。 - 【請求項6】 請求項3に記載の顕微鏡装置において、 前記引き込み防止部は、 前記開口部から前記支持台の出入側端部に向けて付与さ
れた外力に応じて、その開口部からその出入側端部まで
に至る前面部を開放する開放部からなることを特徴とす
る顕微鏡装置。
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