JP2003000536A - 電子内視鏡装置 - Google Patents
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Abstract
間周波数の変化に対応した擬似色素撒布処理を色画素信
号に施して最適な色コントラストを得る。 【解決手段】 スコープ10の先端に撮像センサ14を
設け、プロセッサ100はこの撮像センサ14から1フ
レーム分の赤色画素信号、緑色画素信号および青色画素
信号を順次読みだす。プロセッサ100の擬似色素撒布
処理回路130は、特定の画素の信号レベル値が周囲画
素の平均信号レベル値より低い場合には、赤色および緑
色画素信号の信号レベル値を低減して青色成分を強調す
る。システムコントロール回路150は操作パネル11
8により拡大ズーミングが行われている場合には、空間
周波数が低くなったと判断し、特定画素に対する周囲画
素の距離を離して適切なカラーバランス変更を行う。
Description
固体撮像素子を設け、体内器官等の被写体像に対応した
カラービデオ信号を生成し、カラービデオ信号に基づい
てモニタ装置の画面に被写体のカラー画像を再現する電
子内視鏡装置に関するものである。
生するものが主流であり、これに伴い、電子内視鏡装置
を用いる医療分野では、カラー画像再生に基づく新たな
医療検査法として色素内視鏡検査法等が開発されるに至
った。例えば、内視鏡診断の補助診断法として、胃内壁
や大腸内壁等に適当な色素溶液を撒布して粘膜壁上の微
妙な凹凸を強調して、その形態観察を行い易くするとい
う検査法が知られている。
赤橙系を呈し、その微妙な凹凸の形態観察を行いにくい
ものとなっている。このような場合には、赤橙系色に対
して明瞭な色コントラストを発揮する青色系の色素溶
液、例えばインジゴカルミン溶液がスコープの鉗子孔を
通して粘膜壁に撒布されると、その色素溶液は粘膜壁の
凹部に集まる傾向にあるのに対し、粘膜壁の凸部からは
排除される傾向にあり、このため粘膜壁面の微妙な凹凸
形態が色コントラストにより非常に観察し易くなる。
では、人体に無害でかつ安価な色素を用意しなければな
らず、また色素撒布のために検査時間が長くなり患者の
苦痛が増大する、あるいは一旦色素撒布を行った直後に
はその粘膜壁を元の状態で観察することができない等の
問題点がある。最近では特開2001−25025号に
示されるように、画像処理によってあたかも色素撒布し
たかのような色コントラストでカラー画像を再現しうる
電子内視鏡装置が考えられている。
その近接周囲8画素の平均信号レベル値とを比較し、特
定画素の信号レベル値が低い場合には被写体の対応部位
は周囲から窪んでいると判断して、赤色成分および緑色
成分を低減して青色成分を強調する擬似色素撒布処理を
行う。これにより、モニタ装置に再現されるカラー画像
は、あたかも青色系色素溶液を撒布したかのような色コ
ントラストを呈する。
は、画像の空間周波数については何も考慮されていな
い。即ち、凹部に対応する画素が特定された1画素のみ
であるとは限らず、ズーミングを行った場合や、解像度
の高い即ち画素数の多い撮像素子を用いた場合には複数
画素を占めることがある。即ち、1フレーム内での空間
周波数が相対的に低い場合には、その画像に疑似色素撒
布処理を施しても最適な色コントラストを得られず、結
果として検査に時間がかかって患者に苦痛を与えるとい
う問題がある。
鑑み、擬似色素撒布処理において1フレーム内の空間周
波数が変化しても最適な色コントラストを得られる電子
内視鏡装置を得ることを課題としている。
装置は、スコープの先端に設けた固体撮像素子から順次
読みだされる1フレーム分の複数の色画素信号に基づい
てビデオカラー信号を生成し、このビデオカラー信号に
基づいてモニタ装置の画面に再現カラー画像を表示する
電子内視鏡装置であって、1フレーム分の色画素信号の
うちの所定色画素信号における特定画素の信号レベル値
を、その特定画素の周囲画素の平均信号レベル値と比較
する比較手段と、特定画素に対する周囲画素を1フレー
ム内の空間周波数に応じて特定する周囲画素特定手段
と、比較手段によって特定画素の信号レベル値が周囲画
素の平均信号レベル値より小さいと判定された時に、特
定画素の信号レベル値を低減してビデオカラー信号のカ
ラーバランスを変更するカラーバランス変更手段とを備
えたことを最も主要な特徴とする。
固体撮像素子の画素数がそれぞれ異なるスコープを複数
個適用可能であった場合には、周囲画素特定手段が画素
数に応じて周囲画素を適宜選択する。
画像の像倍率を変更するズーム機構を備えている場合に
は、周囲画素特定手段がズーミングに応じて周囲画素を
適宜選択する。さらに具体的には周囲画素特定手段が、
ズーム機構により像倍率が拡大したときには1フレーム
内での空間周波数が低くなったと判定し、特定画素から
相対的に距離の離れた画素を周囲画素として特定する。
先端に供給する照明光の光量を調節する絞り機構を備え
ている場合には、周囲画素特定手段が絞り開度に応じて
適宜周囲画素を選択する。さらに具体的には周囲画素特
定手段が、絞り機構により絞り開度が拡大したときには
1フレーム内での空間周波数が低くなったと判定し、特
定画素から相対的に距離の離れた画素を周囲画素として
特定する。
分の色画素信号が、1フレーム分の赤色画素信号と、1
フレーム分の緑色画素信号と、1フレーム分の青色画素
信号とが含まれてもよく、これら色画素信号のうち2種
類の色画素信号がカラーバランス変更手段によって色信
号レベル値が低減される。
添付図面を参照して説明する。
実施形態を示すブロック図である。電子内視鏡装置は、
可撓管20を有するスコープ(電子スコープ)10と、
スコープ10に着脱自在な電子内視鏡用のプロセッサ1
00と、プロセッサ100に接続されるモニタ装置20
0とを備える。
ガイド部材12が可撓管先端部20aにまで挿通してお
り、光ガイド部材12の基端側はスコープ10のプロセ
ッサ100への装着時にプロセッサ100に設けられた
光源102に光学的に接続される。光源102は、例え
ばキセノンランプやハロゲンランプなどの白色光源ラン
プである。
り112が設けられ、この絞り112は図示しない絞り
調整回路によりその開度が調整され、これにより光ガイ
ド部材12に供給する照明光の光量が適宜調節される。
に面順次方式が採用されるので、絞り112のさらに光
ガイド部材12側には回転式のカラーフィルタ114が
設けられる。このカラーフィルタ114は円板状を呈
し、白色光に含まれる赤色光成分のみを透過する赤色フ
ィルタ、緑色光成分のみを透過する緑色フィルタおよび
青色光成分のみを透過する青色フィルタが円周方向に沿
って等間隔に配されている。各色フィルタの間は遮光領
域とされる。カラーフィルタ114は一定速度で回転さ
せられ、光源102から供給された白色照明光が、各色
フィルタを透過することによって赤色(R)照明光、緑
色(G)照明光および青色(B)照明光に順次変換され
る。
緑色照明光または青色照明光は集光レンズ116によっ
て光ガイド部材12の入射端面12aに集光させられ、
さらに光ガイド部材12によって可撓管先端部20aへ
導かれる。このようにカラーフィルタ114が一定速度
で回転することにより、可撓管先端部20aからは赤色
照明光、緑色照明光および青色照明光が一定時間だけ間
欠的に射出され、その前方に位置する被写体、例えば消
化器官の内壁Xが各色照明光により順次照明される。
ばCCDから成る撮像センサ14が設けられ、この撮像
センサ14は対物レンズ系16と組み合わされる。3色
照明光は被写体により反射され、対物レンズ系16によ
って撮像センサ14の受光面に結像される。各色照明光
により被写体が照明されている間は撮像センサ14によ
って各色の光学的被写体像が1フレーム分のアナログ電
気信号、即ちアナログ画素信号に光電変換され、その後
に続く遮光期間においてこのアナログ画素信号が撮像セ
ンサ14から読み出される。これにより、各色照明光に
対応したアナログ画素信号がそれぞれ1フレーム分だけ
順に読み出される。
ナログ画素信号は、プロセッサ100のCCDプロセス
回路120に順次入力され、ここで撮像センサ14の特
性やスコープ10の光学特性に応じた処理、例えばクラ
ンプ処理やサンプルホールド処理、ガンマ補正処理、ホ
ワイトバランス補正処理、輪郭強調処理および増幅処理
等が施される。CCDプロセス回路120で処理された
3色のアナログ画素信号はA/D変換器122に送ら
れ、そこで例えば8ビットのデジタル画素信号に変換さ
れて、次いでフレームメモリ124に書き込まれて一時
的に格納される。従ってこのフレームメモリ124には
赤色デジタル画素信号、緑色デジタル画素信号および青
色画素信号がそれぞれ1フレーム分だけ格納される。
は、撮像センサ14の受光面にマトリクス状に配された
多数個の画素のそれぞれについて例えば256階調で表
された信号レベル値である画素データを全画素数分だけ
集めたものであり、この信号レベル値には輝度情報と光
の3原色に関する色濃度情報とが含まれる。信号レベル
値が大きいほど輝度が高く(明るい)、色濃度が低い
(色が薄い)ことを示している。凹凸形状の被写体を撮
像した場合には、凹部は周囲より暗いため、その凹部に
相当する画素の信号レベル値は相対的に小さくなり、逆
に凸部に相当する画素の信号レベル値は相対的に大きく
なる。
た1フレーム分の赤色デジタル画素信号がm×nのマト
リクス状に配置された8ビット構成の赤色画素データa
11〜amnとして模式的に示され、各赤色画素データa11
〜amnはその該当赤色画素信号のレベル値を示す。図2
に示すように、フレームメモリ124からの個々の赤色
画素データの読み出しはライン読み出し方向および画素
読み出し方向に従って行われる。具体的には、第1ライ
ンに含まれる赤色画素データa11〜a1nが画素読み出し
方向に沿って一画素ずつ読み出され、第1ラインの全画
素データの読み出しが終了すると、第2ラインに含まれ
る赤色画素データa21〜a2nが画素読み出し方向に沿っ
て一画素ずつ読み出される。同様にして、第mラインま
での赤色画素データが読み出される。フレームメモリ1
24に格納された緑色デジタル画素信号および青色画素
信号についても同様である。
24の後段にはデマルチプレクサ128および擬似色素
撒布処理回路130を介して3つのフレームメモリ、即
ちR信号用メモリ140r、G信号用メモリ140gお
よびB信号用メモリ140bが接続される。デマルチプ
レクサ128は1つの入力端子INと2つの出力端子O
UT1およびOUT2とを備え、入力端子INに入力さ
れた画素データを、システムコントロール回路150か
らの選択信号に基づいて第1または第2出力端子OUT
1、OUT2のいずれか一方に振り分けて出力するスイ
ッチ機能を有する。デマルチプレクサ128の第1出力
端子OUT1は3つのメモリ140r、140g、14
0bに直接接続され、第2出力端子OUT2は擬似色素
撒布処理回路130を介して3つのメモリ140r、1
40g、140bに間接的に接続される。
は、あたかも青色系色素溶液を撒布したかの様に赤色、
緑色および青色のカラーバランスを変更する擬似色素撒
布モードと、そのようなカラーバランス変更を行わない
通常モードとのいずれか一方を選択可能であり、モード
選択はプロセッサ100の表面に設けられた操作パネル
118の1つであるモード切替スイッチ118a(図4
および図5参照)により設定される。電源を投入した直
後の初期状態では通常モードが自動的に選択される。
マルチプレクサ128において実線で示すように第1出
力端子OUT1が選択され、フレームメモリ124から
読み出された各色画素データはそのまま3つのメモリ1
40r、140g、140bにそれぞれ書き込まれる。
即ち、赤色画素データはR信号用メモリ140rに格納
され、緑色画素データはG信号用メモリ140gに、青
色画素データはB信号用メモリ140bにそれぞれ格納
される。
140gおよびB信号用メモリ140bに格納された3
色の画素データは、これらメモリ140r、140g、
140bから同時に読み出され、D/A変換器142に
よりアナログ信号に変換され、ビデオプロセス回路14
4に送られる。ビデオプロセス回路144はカラーエン
コーダを備え、ここで3色アナログ画素信号から輝度信
号、色差信号、および色差信号を変調したクロマ信号が
生成され、さらに輝度信号とクロマ信号と同期信号とを
多重したNTSC方式のコンポジットビデオ信号などの
アナログカラービデオ信号が生成される。
00からモニタ装置200に出力される。モニタ装置2
00ではアナログカラービデオ信号に基づいて画面上に
カラーの被写体像が再現される。ここで再現されるカラ
ー画像は、白色光で照明した被写体を肉眼で見たときの
カラーバランスに極めて近いカラーバランスを有する。
等の外部入力装置300が接続され、この外部入力装置
300から入力された患者名や図示しないタイマ回路か
ら得られる診察日時等の文字情報はシステムコントロー
ル回路116により文字パターン信号に変換されてビデ
オプロセス回路に出力され、ここで3色画素データに付
加される。これにより、モニタ装置200の画面上には
光学的被写体像の再現カラー画像と共に文字情報が表示
される。
るときには、デマルチプレクサ128において破線で示
すように第2出力端子OUT2が選択され、擬似色素撒
布処理回路130においては、各画素について、その画
素とその周辺画素との間における後述の演算・比較処理
に基づいて、赤色画素データおよび緑色画素データのそ
れぞれ信号レベル値が共に低減される。その後、デマル
チプレクサ128において第1出力端子OUT1が選択
され、青色画素データについては何も処理されない、即
ち信号レベル値をそのまま変更されずにB信号用メモリ
140bに送られる。
は、凹部や窪み部について赤色および緑色成分が抑えら
れることによって青色成分が自ずと強調されることにな
り、モニタ装置200には擬似色素撒布処理された3色
画素データに基づいて青色成分が強調されたカラー画像
が表示される。特に、擬似色素撒布処理においては信号
レベル値が周囲画素の後述の平均信号レベル値より低い
画素はいっそう信号レベル値が小さくなるため、色コン
トラストが大きくなって、胃内壁や大腸内壁などの微妙
な凹凸が強調される。従って、あたかもインジゴカルミ
ン溶液等の赤橙色系に対して明瞭な色コントラストを発
揮する青色系の色素溶液を被写体に撒布したときに得ら
れるような映像が得られ、凹凸形態が容易に観察でき
る。
現カラー画像において擬似撒布した色素の濃度レベルを
手動で任意に調整できる。具体的には、後述する操作パ
ネル118により濃度レベルが設定されると、システム
コントロール回路150は設定された濃度レベルに応じ
て色素濃度を変更すべく、擬似色素撒布処理回路130
を制御する。
ッサ100の全動作を制御するマイクロコンピュータで
あり、中央演算処理ユニット(CPU)、種々のルーチ
ンを実行するためのプログラムやパラメータを格納する
読み出し専用メモリ(ROM)、データ等を一時的に格
納する書き込み/読み出し自在なメモリ(RAM)、入
出力インターフェース(I/O)を備える。
クロック発生回路(不図示)から得られる基本クロック
パルス及びシステムコントロール回路150からの制御
信号に基づいて種々の制御クロックパルスが生成され、
これら制御クロックパルスによりスコープ10およびプ
ロセッサ100の各回路が動作させられる。具体的に
は、撮像センサ14からのアナログ画素信号の読み出
し、CCDプロセス回路120の処理、A/D変換器1
22のサンプリング、フレームメモリ124に対する画
素データの書き込み/読み出し、デマルチプレクサ12
8の切替え、擬似色素撒布処理回路130における擬似
色素撒布処理等を制御する。なお、図の複雑化を避ける
ため、タイミングジェネレータ152と、D/A変換器
142およびビデオプロセス回路144との接続関係は
省略される。
なる複数のスコープ10、10’が装着可能である。図
1には便宜上単一のスコープ10のみを示している。ス
コープ10のCCD画素数をm×n(m:垂直方向の画
素数、n:水平方向の画素数)とすると、スコープ1
0’のCCD画素数はM×N(M>m,N>n)であ
る。即ち、スコープ10のCCD画素数は相対的に少な
く、スコープ10’のCCD画素数は相対的に多い。ス
コープ10にはこのCCD画素数のデータを格納するR
OM22が設けられており、スコープ10がプロセッサ
100に接続されると、システムコントロール回路15
0によりROM22内のCCD画素数データが読み出さ
れる。スコープ10’についても同様である。従って、
プロセッサ100では接続されたスコープ10または1
0’のCCD画素数が常に認識され、それぞれCCD画
素数に応じた信号処理が行われる。
備えており、操作パネル118の所定のスイッチを操作
すると、タイミングジェネレータ152からフレームメ
モリ124に対して出力される画素データの読み出しク
ロックパルスの周波数が変更され、モニタ装置200に
表示すべき再現カラー画像の像倍率を例えば1〜4倍の
間で変更される。この電子ズーム機能については従来公
知であり、詳細な説明は省略する。
体の外側壁面に取付けられ、ホワイトバランスや光量、
ズーミングなどを手動で調整するスイッチや、種々のモ
ードを設定するためのスイッチを複数個備えている。ま
た、その側方には電源回路154のON/OFFを切替
える主電源ボタン156が設けられる。電源回路154
は図示しない商用電源に接続され、主電源スイッチ15
6をONに切替えると、プロセッサ100の各回路や光
源102およびスコープ10へ給電され、プロセッサ1
00およびスコープ10は作動可能状態となる。
中心画素と定め、該中心画素とその周辺の48画素のそ
れぞれの信号レベル値に後述の空間周波数に基づく重み
付けを行って積和演算によって求めた値を中心画素の信
号レベル値とするいわゆる空間フィルタリング処理を行
い、各画素の信号レベル値を求める。
30の構成および作用について詳述する。図3は擬似色
素撒布処理回路130の回路構成を詳細に示すブロック
図である。擬似色素撒布処理回路130は、中心画素の
信号レベル値とその周辺画素の後述の平均信号レベル値
との差ΔRを算出する差データ算出回路132と、この
差データΔRを所定のクリップ値によりクリップするク
リップ回路134と、クリップ回路134の出力に濃度
係数kを乗算する係数器136と、係数器136の出力
を中心画素の信号レベル値に加算する加算器138とが
設けられる。
式に基づいて差データΔRが算出される。即ち、図2に
て示された1フレーム分の赤色デジタル画素信号におい
て、信号レベル値がa44となる画素を中心として7×7
のマトリクスで表される49画素の赤色画素データの信
号レベル値をそれぞれa11、a12、a13、・・・・、a
75、a76、a77とすると、それら信号レベル値にはそれ
ぞれシステムコントロール回路150により決定される
重み係数C0〜C9のいずれか1つが乗算されて、総和
が算出される。このとき、中心画素の信号レベル値a44
には常に重み係数C0=1が乗算され、周辺画素には0
または負で絶対値が1より小さい値である平均係数であ
る重み係数C1〜C9が乗算される。これにより、中心
画素の信号レベル値a44とその周辺画素の信号レベル値
の平均値との差データΔRが算出される。
設定されており、差データΔRの正負が判定される。差
データΔRがクリップ値0以上であった場合には出力値
は0となり、差データΔRがクリップ値0より小さい、
即ち負の値であった場合には入力値である差データΔR
がそのまま出力される。このように、差データ算出回路
132およびクリップ回路134は、特定画素の信号レ
ベル値を周囲画素の平均信号レベル値と比較する比較手
段としての機能を有する。
ΔRまたは0に濃度係数kが乗算される。濃度係数kは
操作パネル118の入力に応じてシステムコントロール
回路150により値が決定される可変係数であり、例え
ば0、20、40および80のいずれかの値をとる。従
って、係数器136の出力は、差データΔRと濃度係数
kとの積または0となる。
値a44と、係数器136の出力値とが入力され、両者の
和が出力される。加算器138からの出力、即ち擬似色
素撒布処理回路130から出力される信号レベル値A44
は以下の(2)式で表される。なお、ここでは1つの画
素について説明しているが、1フレーム分の全画素につ
いて同様の処理が施される。加算器138は各色信号レ
ベル値を変更するカラーバランス変更手段としての機能
を有する。
れているときには、擬似色素撒布処理回路130におい
ては、中心画素の信号レベル値が周辺画素の画素平均値
よりも低い場合(ΔR<0)には被写体の凹部に相当す
る箇所であると判断され、中心画素の信号レベル値は低
減されて出力される。一方、中心画素の信号レベル値が
周辺画素の画素平均値と同じまたは高い場合(ΔR≧
0)には被写体の平坦部または凸部に相当する箇所であ
ると判断され、中心画素の信号レベル値はなんら変更さ
れることなく出力される。このような擬似色素撒布処理
は、1フレーム分の赤色画素データおよび緑色画素デー
タに対して施される。
30に青色画素データは入力されないので、赤色画素デ
ータおよび緑色画素データの信号レベルが低減され、青
色画素データはなんら処理されることはない。即ち、凹
凸のある被写体を撮像すると、凹部に相当する画素は赤
色成分および緑色成分のレベルが低減され、結果として
青色成分のレベルが相対的に高められる。従って、擬似
色素撒布モードが選択されると、その再現カラー画像に
おいてはあたかも青色系色素溶液を撒布したかのような
様相を呈する。
ど、即ち当該画素に対応する箇所の窪み量が大きいほど
信号レベル値から減算されるべき値’k・|ΔR|’が
大きくなり、再現カラー画像における該当箇所の青色成
分がいっそう強調される。実際に青色色素溶液を撒布し
た場合には、凹部が深いほどそこに溜まる色素溶液の量
は多くなるので再現カラー画像においても青色濃度が濃
くなる。従って、本実施形態における擬似色素撒布処理
で得られる再現カラー画像は、色素溶液を実際に撒布し
た時に得られる再現カラー画像に極めて近いものとみな
せる。
aのOFF時即ち通常モード選択時には自動的に0に設
定され、モード切替スイッチ118aのON時即ち擬似
色素撒布モード選択時には操作パネル118により所定
の範囲内で任意の値に設定される。この濃度係数kを変
えるということは、実際に色素溶液を撒布する場合に置
き換えると、濃度の異なる何種類かの色素溶液を用いる
ことに相当する。即ち、操作パネル118を介して濃度
係数kを変えるという簡単な操作であたかも色素溶液の
濃度を変えて撒布したような効果が得られる。
簡単に変更するための構成について説明する。図4はプ
ロセッサ100の正面図であり、図5は操作パネル11
8上の特定のスイッチとシステムコントロール回路15
0等との関係を示すブロック図である。システムコント
ロール回路150は、CPU150a、ROM150
b、RAM150cおよびI/O150dがバス150
eにより接続される。
プ10の光ガイド部材12を取付けるための挿入口15
5と、スコープ10と電気的に接続するためのコネクタ
157と、主電源スイッチ156とが配される。
似色素撒布処理モードとを切替えるモード切替スイッチ
118aと、濃度レベルを調節するためのUPボタンス
イッチ118bおよびDOWNボタンスイッチ118c
とが設けられる。UPボタンスイッチ118bを押下す
る度ごとにレベル増大パルス信号がシステムコントロー
ル回路150に対して出力され、濃度レベルが段階的に
増大させられる。また、DOWNボタンスイッチ118
cを押下する度ごとにレベル減少パルス信号がシステム
コントロール回路150に対して出力され、濃度レベル
が段階的に減少させられる。
た再現カラー画像における色素の濃度レベルはUPボタ
ンスイッチ118bおよびDOWNボタンスイッチ11
8cの押下操作により調節される。これらスイッチ11
8bおよび118cの側方には、操作者が濃度レベルが
どの段階にあるのか認識するためのインジケータ118
dが設けられる。このインジケータ118dは上下方向
に並んだ4つの半透明の表示窓を有し、各表示窓には下
から順にレベル段階’0’、’+1’、’+2’およ
び’+3’の数字が隣接して付される。各表示窓の内側
には発光ダイオード118d0、118d1、118d
2および118d3が設けられ、これら発光ダイオード
はLED電源回路119から給電されて、設定された濃
度レベルに対応する発光ダイオードのみが点灯させら
れ、その他の発光ダイオードは消灯させられる。LED
電源回路119はシステムコントロール回路150によ
り制御される。
換え可能な不揮発性メモリ、例えばEEPROM160
が接続されており、このEEPROM160には濃度レ
ベルを決定する濃度係数kの数値が4個、例えば0(レ
ベル0)、20(レベル+1)、40(レベル+2)、
80(レベル+3)という数値データが格納されてい
る。電源が投入されると、システムコントロール回路1
50によりEEPROM160内のデータが読み出さ
れ、RAM150cに一時的に格納される。そして設定
された濃度レベルに対応する濃度係数kのデータが係数
器136(図3)に出力される。これにより色素濃度即
ち色コントラストの度合いが決定される。
値データは書き換え可能であり、例えば外部入力装置3
00の所定のキーを押下して書き換えモードを設定する
と、各レベルに対応する濃度係数kの値を任意に更新で
きる。
の構成をさらに詳細に示すブロック図である。差データ
算出回路132は6個の一ライン遅延回路D1、D2、
D3、D4、D5およびD6を備え、各一ライン遅延回
路の出力端子の後段にはそれぞれ6個の一画素遅延回路
が直列に接続される。
には一画素遅延回路DL10、DL11、DL12、D
L13、DL14およびDL15が順に接続される。第
2の一ライン遅延回路D2の入力端子は第1の一ライン
遅延回路D1の出力端子に接続され、その出力端子には
一画素遅延回路DL20、DL21、DL22、DL2
3、DL24およびDLが順次直列に接続される。以下
同様に、第3〜第6の一ライン遅延回路D3〜D6の入
力端子は、それぞれ一段前の一ライン遅延回路D2〜D
5の出力端子に接続される。第3の一ライン遅延回路D
3の出力端子には一画素遅延回路DL30、DL31、
DL32、DL33、DL34およびDL35が順次直
列に接続され、第4の一ライン遅延回路D4には一画素
遅延回路DL40、DL41、DL42、DL43、D
L44およびDL45が順次直列に接続され、第5の一
ライン遅延回路D5には一画素遅延回路DL50、DL
51、DL52、DL53、DL54およびDL55が
順次直列に接続され、第6の一ライン遅延回路D6には
一画素遅延回路DL60、DL61、DL62、DL6
3、DL64およびDL65が順次直列に接続される。
また、ディマルチプレクサ128の第2出力端子OUT
2には一ライン遅延回路を介さずに6個の一画素遅延回
路DL00、DL01、DL02、DL03、DL04
およびDL05が順次直列に接続される。
遅延回路D1〜D6に入力されると、その信号は1ライ
ン分の画素データの転送時間に相当する時間だけ遅れて
出力される。また、赤色または緑色画素データが、各一
画素遅延回路DL00〜DL65に入力されると、その
信号は1画素分の画素データの転送時間に相当する時間
だけ遅れて出力される。
1311、1312、1313、1314、1315、
1316、1317、1318および1319から構成
され、各一画素遅延回路からの出力は決まった組み合わ
せで加算され、それぞれ係数器に入力される。これら係
数器1310、1311、1312、1313、131
4、1315、1316、1317、1318および1
319にはシステムコントロール回路150の信号に基
づいて値が決定される重み係数C0〜C9が設定され、
入力画素データとそれぞれの重み係数との積を算出して
加算器133に出力する。各係数器1310、131
1、1312、1313、1314、1315、131
6、1317、1318および1319の入力画素デー
タは一画素の転送時間毎に画素読み出し順に更新され
る。
力が係数器1310に入力され、重み係数C0が掛け合
わされる。一画素遅延回路DL22、DL31、DL3
3およびDL42の出力が加算されて係数器1311に
入力され、重み係数C1が掛け合わされる。一画素遅延
回路DL21、DL23、DL41およびDL43の出
力が加算されて係数器1312に入力され、重み係数C
2が掛け合わされる。一画素遅延回路DL12、DL3
0、DL34およびDL52の出力が加算されて係数器
1313に入力され、重み係数C3が掛け合わされる。
20、DL24、DL40、DL44、DL51および
DL53の出力が加算されて係数器1314に入力さ
れ、重み係数C4が掛け合わされる。一画素遅延回路D
L10、DL14、DL50およびDL54の出力が加
算されて係数器1315に入力され、重み係数C5が掛
け合わされる。一画素遅延回路DL02、第3の一ライ
ン遅延回路D3、一画素遅延回路DL35およびDL6
2の出力が加算されて係数器1316に入力され、重み
係数C6が掛け合わされる。
第2の一ライン遅延回路D2、一画素遅延回路DL2
5、第4の一ライン遅延回路D4、一画素遅延回路DL
45、DL61およびDL63の出力が加算されて係数
器1317に入力され、重み係数C7が掛け合わされ
る。一画素遅延回路DL00およびDL04、第1の一
ライン遅延回路D1、一画素遅延回路DL15、第5の
一ライン遅延回路D5、一画素遅延回路DL55、DL
60およびDL64の出力が加算されて係数器1318
に入力され、重み係数C8が掛け合わされる。出力端子
OUT2、一画素遅延回路DL05、第6の一ライン遅
延回路D6および一画素遅延回路DL65の出力が加算
されて係数器1319に入力され、重み係数C9が掛け
合わされる。
を全て加算し、クリップ回路134に出力する。なお、
一画素遅延回路DL32の出力は係数器1310だけで
なく、加算器138にも入力される。
順序で赤色画素データa11〜amn(図2参照)が読み出
されると、ディマルチプレクサ128の出力端子OUT
2を介して差データ算出回路132に一画素ずつ入力さ
れる。例えば出力端子OUT2から赤色画素データa77
が入力された段階では、図7に示すように、係数器13
10には画素データa44が入力され、係数器1311に
は画素データa34、a 43、a45およびa54の総和が、係
数器1312には画素データa33、a35、a53およびa
55の総和が、係数器1313には画素データa24、
a42、a46およびa 64の総和が、係数器1314には画
素データa23、a25、a32、a36、a52、a 56、a63お
よびa65の総和が、係数器1315には画素データ
a22、a26、a62およびa66の総和が、係数器1316
には画素データa14、a41、a47およびa 74の総和が、
係数器1317には画素データa13、a15、a31、
a37、a51、a 57、a73およびa75の総和が、係数器1
318には画素データa12、a16、a21、a27、a61、
a67、a72およびa76の総和が、係数器1319には画
素データa11、a17、a71およびa77の総和がそれぞれ
入力されることになる。
れた49個の赤色画素データは、図2に示すような7×
7のマトリクスを構成することになり、係数器C0に入
力される赤色画素データは、C1〜C9に入力された赤
色画素データに囲まれる。言い換えると、C1〜C9に
入力された赤色画素データa11〜a43およびa45〜a 77
は、係数器C0に入力される赤色画素データa44に対す
る周辺画素データとなりうる。
を示す図である。中心画素データに乗算すべき重み係数
C0は常に固定値1に設定され、周辺画素データに乗算
すべき重み係数C1〜C9は0または絶対値が1より小
さい負の値に設定される。
再現カラー画像の空間周波数に応じて中心画素に対して
比較されるべき周辺画素の相対距離が変更できることで
ある。本実施形態においては、ズーミングや接続された
スコープ10(または10’)のCCD画素数の違いに
より同じ被写体を撮像しても、再現カラー画像の1フレ
ーム内の空間周波数に違いが生じる。具体的には、拡大
ズーミングを行うと、被写体の微少な凹部は拡大される
ため、粗い画像即ち、フレーム内での相関性が高い(空
間周波数の低い)画像となる。このとき、中心画素に対
して信号レベル値の大きく異なる周辺画素も離れるた
め、従来のように周辺8画素と比較すると、結果として
凹部の境界部分だけ青色成分が強調されて凹部の中心部
分は強調されないことになり、観察し難い画像となる。
これは、CCD画素数の相対的に多いスコープ10’か
らCCD画素数の相対的に少ないスコープ10に取り替
えた場合にも発生する現象である。ズーミングあるいは
スコープを取り替えただけで同一被写体であってもモニ
タ装置200での再現カラー画像の見え方は異なってし
まい、正確に診断できなくなるという問題がある。
数が低くなるにつれて中心画素から離れた周辺画素を比
較するように、重み係数C0〜C9を設定している。図
8に示すように本実施形態においてはレベル1〜8まで
8段階の組み合わせが用意され、これら8組の重み係数
データC0〜C9はシステムコントロール回路150の
ROM150bに格納される。空間周波数の最も高い画
像に適用されるレベル1の組み合わせの場合、重み係数
C0は1、重み係数C1は(−1/4)、その他の重み
係数C2〜C9は0に設定されており、相加平均される
べき周辺画素データは中心画素データa44から1ピクセ
ルだけ離れた4個の画素データa34、a 43、a45および
a54である。一方、空間周波数の最も低い画像に適用さ
れるレベル8の組み合わせの場合、重み係数C0は1で
変わらないが、重み係数C9が(−1/4)、その他の
重み係数C1〜C8が0に設定され、相加平均されるべ
き周辺画素データは中心画素データa44から4.24ピ
クセルだけ離れた4個の画素データa11、a17、a71お
よびa77となり、レベル1のときと比べて中心画素に対
する距離は約4倍である。
に振り分けている。まず、レベル1、3、5および7は
CCD画素数の少ないスコープ10を使用したときに適
用され、像倍率が1倍のときはレベル1が選択され、像
倍率2倍の時にはレベル3、像倍率3倍の時にはレベル
5、像倍率4倍の時にはレベル7が選択される。そし
て、レベル2、4、6および8はCCD画素数の多いス
コープ10’を使用したときに適用され、像倍率が1倍
のときはレベル2が選択され、像倍率2倍の時にはレベ
ル4、像倍率3倍の時にはレベル6、像倍率4倍の時に
はレベル8が選択される。このレベル(重み係数C0〜
C9の組み合わせ)の設定はシステムコントロール回路
150により行われ、システムコントロール回路150
はCCD画素数およびズーミングに応じて周囲画素の位
置を特定する周囲画素特定手段としての機能を有する。
には像倍率を調節するためのUPボタンスイッチ118
eおよびDOWNボタンスイッチ118fと、現在設定
されている像倍率を操作者に報知するためのインジケー
タ118gとが設けられる。これらUPボタンスイッチ
118e、DOWNボタンスイッチ118fおよびイン
ジケータ118gの構成は、前述した濃度レベル設定の
構成(UPボタンスイッチ118b、DOWNボタンス
イッチ118cおよびインジケータ118d)と同様で
ある。UPボタンスイッチ118eを押下する度ごとに
レベル増大パルス信号がシステムコントロール回路15
0に対して出力され、像倍率が段階的に増大させられ
る。また、DOWNボタンスイッチ118fを押下する
度ごとにレベル減少パルス信号がシステムコントロール
回路150に対して出力され、像倍率が段階的に減少さ
せられる。
た再現カラー画像のズーミングはUPボタンスイッチ1
18eおよびDOWNボタンスイッチ118fの押下操
作により調節され、側方に’×1’、’×2’、’×
3’および’×4’の数字が隣接して付されたインジケ
ータ118gにより像倍率が容易に視認される。なお、
外部入力装置300の特定のキーをズーミングに使用し
てもよい。
続されたスコープ10(または10’)のROM22か
ら読み出したCCD画素数と、UPボタンスイッチ11
8eおよびDOWNボタンスイッチ118fにより設定
された像倍率とに基づいて、いずれのレベルを選択する
かが決定され、決定されたレベルに対応する重み係数デ
ータC0〜C9が差データ算出回路132(図3)に出
力される。従って、操作者はズーミングを行うだけで、
最適な重み係数データC0〜C9が自動的に選択され、
ズーム前後あるいはスコープ取替え前後で疑似色素撒布
処理の係り具合が目視において変化せず、常に凹部と凸
部との間で色コントラストが明確な再現カラー画像が得
られる。結果として、検査時間が短縮され、患者の負担
が軽減される。
において実行される係数設定ルーチンを示すフローチャ
ートである。この係数設定ルーチンの実行はプロセッサ
100の主電源スイッチ156のONにより開始され
る。
替スイッチ118aのONにより疑似色素撒布モードが
設定されているか否かが判定され、モード切替スイッチ
118aがOFFである即ち通常モードが選択されてい
る場合にはステップS104において濃度係数kが0に
設定されてステップS102に戻る。モード切替スイッ
チ118aがONになって疑似色素撒布モードが設定さ
れるとステップS106に進み、ここで濃度係数kには
初期値例えば’20’が設定される。
いるスコープ10(または10’)のCCD画素数がm
×n画素より大きいか否かが判定され、大きければスコ
ープ10’が接続されているとみなされてステップS1
10に進み、ここで重み係数C0〜C9の値が初期値で
あるレベル2に設定される。即ち、図8に示すように重
み係数C0は1、C2は(−1/4)、その他C1およ
びC3〜C9は0に設定される。一方、ステップS10
8においてm×n画素より大きくない即ちスコープ10
が接続されていると判定されると、ステップS112に
おいて重み係数C0〜C9の値が初期値であるレベル3
に設定される。即ち、重み係数C0は1、C2およびC
3は(−1/8)、その他C1およびC4〜C9は0に
設定される。
ると、ステップS114が実行され、初期値として与え
られていたレベル2またはレベル3が、現在設定されて
いる像倍率に応じて更新される。例えば像倍率が4倍に
設定されていればレベル2はレベル8に更新され、レベ
ル3であればレベル7に更新される。そして係数器13
1には更新されたレベルの重み係数C0〜C9の値が新
たに設定される。
の程度を変更すべくUPボタンスイッチ118bまたは
DOWNボタンスイッチ118cが押下されたか否かが
判定され、どちらか一方でも押下されればステップS1
18において押されたスイッチに応じて濃度係数kが更
新され、両方とも押下されなければステップS118は
スキップされる。
行うべくUPボタンスイッチ118eまたはDOWNボ
タンスイッチ118fが押下されたか否かが判定され、
どちらか一方でも押下されればステップS122におい
て押されたスイッチに応じてレベル(重み係数C0〜C
9の組み合わせ)が更新され、両方とも押下されなけれ
ばステップS122はスキップされてステップS102
に戻る。
装置によると、電子ズームによる像倍率の変化、即ちフ
レーム内の空間周波数成分の変化に連動して重み係数C
0〜C9の組み合わせを変えているので、常に色コント
ラストの良好な観察し易い再現カラー画像を得ることが
できる。
2実施形態を示すブロック図である。第2実施形態の電
子内視鏡装置は、電子ズーム機能ではなく可変焦点レン
ズを設けた光学ズーム機能を有する点と、撮像方式が面
順次方式ではなく同時方式を採用している点で第1実施
形態と異なっているが、その他の構成は第1実施形態と
同様であり、同じ構成については同符号を付し、説明を
省略する。なお、図11においては図の複雑化を避ける
ためにタイミングジェネレータは省略される。
ーフィルタは設けられず、光源102から出射された白
色照明光はそのまま被写体Xに導かれる。撮像センサ5
14は補色チップフィルタが受光面上に配されたCCD
を備え、撮像センサ514から読み出されるアナログ画
素信号は補色信号である。アナログ画素信号はCCDプ
ロセス回路120を経てA/D変換器によってデジタル
画素信号に変換され、フレームメモリ124に順次1フ
レーム分だけ書き込まれる。フレームメモリ124から
読み出された補色信号であるデジタル画素信号はRGB
変換器525において原色の赤色デジタル画素信号、緑
色デジタル画素信号および青色デジタル画素信号に変換
され、それぞれ疑似色素撒布処理回路529、531お
よび遅延量調節器527に入力される。
531は第1実施形態の疑似色素撒布処理回路130と
同様の構成を有し、赤色デジタル画素信号および緑色デ
ジタル画素信号についてそれぞれ周囲画素の信号レベル
値の平均値より信号レベル値の低い画素についてのみ信
号レベル値を低減させる。遅延量調節器527は入力さ
れた青色デジタル画素信号に何も処理を施さず、疑似色
素撒布処理回路529および531における疑似色素撒
布処理に必要な時間だけ出力タイミングを遅らせる。従
って、疑似色素撒布処理回路529、531および遅延
量調節器527からは、同一画素の赤色デジタル画素信
号、緑色デジタル画素信号および青色デジタル画素信号
が同時にD/A変換器142に出力される。
能な可動レンズが包含され、この可動レンズを駆動する
ことにより焦点距離および像倍率が変更される。可撓管
20に一体的な把持部530にはズームレバー532が
設けられ、このズームレバー532はシステムコントロ
ール回路150に接続される。プロセッサ500には把
持部530に内蔵されたステッピングモータ534を駆
動制御するズーム制御回路536が設けられ、ステッピ
ングモータ534は適当な伝達機構により駆動力を可動
レンズに伝達し、これを光軸方向に沿って進退させる。
システムコントロール回路150はズームレバー532
からの信号を受けて、ステッピングモータ534の回転
量および回転方向を算出し、ズーム制御回路536に制
御信号を送り出す。ズーム制御回路536はシステムコ
ントロール回路150からの制御信号に基づいてステッ
ピングモータ534を駆動させる。
は、ステッピングモータ534の回転量および回転方向
を把握しており、これに対応した像倍率も容易に把握で
きる。システムコントロール回路150は像倍率に応じ
て2つの疑似色素撒布処理回路529、531に対して
出力すべき重み係数C0〜C9の組み合わせを選択す
る。
置においても、第1実施形態と同様、光学ズームによる
像倍率の変化、即ちフレーム内の空間周波数成分の変化
に連動して重み係数C0〜C9の組み合わせを変えてい
るので、常に色コントラストの良好な観察し易い再現カ
ラー画像を得ることができる。また第2実施形態におい
ては、赤色デジタル画素信号、緑色デジタル画素信号お
よび青色デジタル画素信号が同時に処理されるため、第
1実施形態の構成に比べて処理時間が短縮できるという
利点を有する。
3実施形態を示すブロック図である。第3実施形態の電
子内視鏡装置は、像倍率に応じて重み係数を変えるので
はなく、絞り開度に応じて重み係数を変えるという点で
第1実施形態と異なっているが、その他の構成は第1実
施形態と同様であり、同じ構成については同符号を付
し、説明を省略する。
る光量を調節するものであるから、可撓管先端部20a
と被写体Xとが離れていれば大量の光が必要なために絞
り開度は大きくなり、可撓管先端部20aが被写体Xに
近づけば光量は少なくて済むので絞り開度は小さくなる
という傾向がある。即ち絞り開度は可撓管先端部20a
から被写体Xまでの距離に略比例しているとみなせる。
第3実施形態ではこの点に注目し、絞り開度が小さいと
きには近景、即ち相対的に空間周波数の低い再現カラー
画像がモニタ装置200に表示されていると判断し、中
心画素から相対的に遠い周辺画素を比較すべくレベル7
あるいは8などの重み係数データの組み合わせを使用す
る。一方、絞り開度が大きいときには相対的に空間周波
数の高い再現カラー画像がモニタ装置200に表示され
ていると判断し、中心画素から相対的に近い周辺画素を
比較すべくレベル1あるいは2などの重み係数データC
0〜C9の組み合わせを使用する。
るステッピングモータ604と、このステッピングモー
タ604を駆動制御する絞り制御回路602とが設けら
れ、絞り制御回路602はシステムコントロール回路1
50の制御に基づいて動作する。システムコントロール
回路150はCCDプロセス回路120から出力された
画素信号に基づいて1フレーム分の平均輝度レベルを算
出し、この平均輝度レベルに基づいて絞り開度を定め、
絞り112を開閉させるのに必要なモータの回転量およ
び回転方向を算出する。従って、システムコントロール
回路150では絞り開度は常に把握されており、この絞
り開度に応じて最適な重み係数データC0〜C9の組み
合わせが選択される。
置においても、絞り開度の変化、即ち第1および第2実
施形態と同様にフレーム内の空間周波数成分の変化に連
動して重み係数C0〜C9の組み合わせを変えているの
で、常に色コントラストの良好な観察し易い再現カラー
画像を得ることができる。
装置は、再現カラー画像における空間周波数の違いに応
じて中心画素データから比較されるべき周辺画素データ
までの距離を自動的に調整するため、色コントラストの
良好な疑似色素撒布画像が得られ、診察時間が短くなっ
て患者の負担が軽減するという利点がある。
示すブロック図である。
べき赤色デジタル画素信号をマトリクス状に配列して示
す模式図である。
路の詳細ブロック図である。
トロール回路等との関係を示すブロック図である。
である。
の係数器と、これら係数器に入力された赤色デジタル画
素信号との関係を模式的に示すブロック図である。
わせを示す一覧表である。
数の組み合わせとの関係を示す表である。
いて実行される係数設定ルーチンを示すフローチャート
である。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 スコープの先端に設けた固体撮像素子か
ら順次読みだされる1フレーム分の複数の色画素信号に
基づいてビデオカラー信号を生成し、このビデオカラー
信号に基づいてモニタ装置の画面に再現カラー画像を表
示する電子内視鏡装置であって、 前記1フレーム分の複数の色画素信号のうちの所定色画
素信号における特定画素の信号レベル値を、その特定画
素の周囲画素の平均信号レベル値と比較する比較手段
と、 前記特定画素に対する前記周囲画素を1フレーム内の空
間周波数に応じて特定する周囲画素特定手段と、 前記比較手段によって前記特定画素の信号レベル値が前
記周囲画素の平均信号レベル値より小さいと判定された
時に、前記特定画素の信号レベル値を低減して前記ビデ
オカラー信号のカラーバランスを変更するカラーバラン
ス変更手段とを備えたことを特徴とする電子内視鏡装
置。 - 【請求項2】 前記固体撮像素子の画素数がそれぞれ異
なるスコープを複数個適用可能であって、前記周囲画素
特定手段が前記画素数に応じて周囲画素を適宜選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。 - 【請求項3】 前記再現カラー画像の像倍率を変更する
ズーム機構を備え、前記周囲画素特定手段がズーミング
に応じて周囲画素を適宜選択することを特徴とする請求
項1に記載の電子内視鏡装置。 - 【請求項4】 前記周囲画素特定手段が、前記ズーム機
構により像倍率が拡大したときには1フレーム内での空
間周波数が低くなったと判定し、前記特定画素から相対
的に距離の離れた画素を周囲画素として特定することを
特徴とする請求項3に記載の電子内視鏡装置。 - 【請求項5】 前記スコープの先端に供給する照明光の
光量を調節する絞り機構を備え、前記再現カラー画像の
像倍率を変更するズーム機構を備え、前記周囲画素特定
手段が絞り開度に応じて適宜周囲画素を選択することを
特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。 - 【請求項6】 前記周囲画素特定手段が、前記絞り機構
により絞り開度が拡大したときには1フレーム内での空
間周波数が低くなったと判定し、前記特定画素から相対
的に距離の離れた画素を周囲画素として特定することを
特徴とする請求項5に記載の電子内視鏡装置。 - 【請求項7】 前記1フレーム分の色画素信号が、1フ
レーム分の赤色画素信号と、1フレーム分の緑色画素信
号と、1フレーム分の青色画素信号とが含まれ、これら
色画素信号のうち2種類の色画素信号が前記カラーバラ
ンス変更手段によって色信号レベル値が低減されること
を特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
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