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JPH10290779A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

Info

Publication number
JPH10290779A
JPH10290779A JP9100550A JP10055097A JPH10290779A JP H10290779 A JPH10290779 A JP H10290779A JP 9100550 A JP9100550 A JP 9100550A JP 10055097 A JP10055097 A JP 10055097A JP H10290779 A JPH10290779 A JP H10290779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emphasis
luminance
contour
signal
frequency band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9100550A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Ono
渉 大野
Kotaro Ogasawara
弘太郎 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP9100550A priority Critical patent/JPH10290779A/ja
Publication of JPH10290779A publication Critical patent/JPH10290779A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Endoscopes (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の輝度に応じた最適な輪郭強調処理を行
う。 【解決手段】 R輪郭強調量及び強調周波数帯設定回路
32rは、R信号処理回路からのR原信号を入力し、遅
延回路41により遅延させたR原信号とを加算器42に
より加算することで、R原信号の輝度信号を抽出し、L
UT43により、輝度信号の輝度レベルに応じて強調周
波数帯を可変させる。すなわち、輝度レベルが高くなる
ほど強調周波数帯を下げるために調整データ△tを大き
くし、この調整データ△tをRエンハンスに出力するこ
とで、Rエンハンスが輝度レベルに応じた輪郭強調処理
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子内視鏡装置、更
に詳しくは輪郭強調の処理部分に特徴のある電子内視鏡
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡から映像信号を形成する手段とし
て、固体撮像素子を内視鏡先端部に配し、撮像素子の出
力から映像信号を形成する電子内視鏡と、内視鏡先端か
ら接眼部まで観察する為のファイバー束を通したファイ
バースコープの接眼部に着脱自在のカメラ(以後内視鏡
用外付けカメラと呼ぶ)を取付け、その出力信号から映
像信号を形成する内視鏡用外付けカメラの2種類の方法
が挙げられるが、従来両方式に於ける輪郭強調は、被写
体を撮像する事によって得た信号から赤,緑,青のRG
B色信号や輝度信号Y等の映像信号を形成し、その映像
信号各々に対して同じ周波数帯に同量の輪郭強調を行っ
ていた。又、本出願人により輪郭強調量を各映像信号に
対して独立に可変とする特願昭62−271195号が
出願されているが該出願に於いても強調する周波数帯は
一通りのみであった。
【0003】内視鏡に於ける被写体の内、特に詳しい観
察を要する主なものに種々の病変部、血管像及び着色液
によって通常とは異なる色相を持った器管内部等がある
が、これらの被写体に含まれる色成分は多岐にわたり、
又その特徴を最も良く現す色成分は各々異なる。従っ
て、従来のように全ての色信号の輪郭強調量を同一にし
たのでは、不必要な色成分まで強調されてしまい着目す
る色成分の変化が十分に確認できず、適切な診断効果が
得られないという問題点がある。また、内視鏡における
被写体を撮像した場合その映像信号の周波数帯域は数M
Hz の広さを持っている。従って、観察する部位により
その部位を特徴づける周波数も一通りではなく、様々で
ある。そこで、例えば特公平7−96011号公報にお
いて、輪郭強調する周波数帯及び輪郭強調量を選択的に
設定可能とすることによって被写体の着目する部分を適
切に観察できる内視鏡用ビデオプロセッサが提案されて
いる。この内視鏡用ビデオプロセッサは、輪郭強調制御
手段からの制御信号を受けて輪郭強調量設定手段は輪郭
強調量を変化して、この変化した輪郭強調量を輪郭強調
手段に出力し、強調周波数帯設定手段は周波数帯を変化
して、この変化した周波数帯を輪郭強調手段に出力し、
輪郭強調手段は輪郭強調量と周波数帯とによって映像信
号の輪郭強調を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
輪郭強調処理においては、画像の輝度に関してはなんら
考慮がなされていないために、例えば輪郭強調処理の際
に、画像中に高輝度部分が存在すると、画像強調量が輝
度に無関係であるため、必要以上に強調がかかることに
なり、画面がぎらつき、観察に不向きな画像となるとい
った問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、画像の輝度に応じた最適な輪郭強調処理を行う
ことのできる電子内視鏡装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子内視鏡装置
は、固体撮像素子により撮像された被写体画像に対して
輪郭強調処理を行う輪郭強調処理手段を備えた電子内視
鏡装置において、前記被写体画像の平均輝度を算出する
輝度算出手段と、前記平均輝度のレベルに応じて前記被
写体画像の輪郭強調量を変化させる強調量可変手段とを
備えて構成される。
【0007】本発明の電子内視鏡装置では、前記輝度算
出手段が前記被写体画像の平均輝度を算出し、前記強調
量可変手段が前記平均輝度のレベルに応じて前記被写体
画像の輪郭強調量を変化させることで、画像の輝度に応
じた最適な輪郭強調処理を行うことを可能とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0009】図1ないし図8は本発明の第1の実施の形
態に係わり、図1は電子内視鏡装置の構成を示す構成
図、図2は図1の電子内視鏡装置の要部の構成を示す構
成図、図3は図2のR輪郭強調量及び強調周波数帯設定
回路の構成を示す構成図、図4は図3のLUTの作用を
説明する説明図、図5は図2のRエンハンスの作用を説
明する第1の説明図、図6は図2のRエンハンスの作用
を説明する第2の説明図、図7は図2のRエンハンスの
作用を説明する第3の説明図、図8は図2のR信号処理
回路、G信号処理回路及びB信号処理回路でのホワイト
バランス処理を説明するフローチャート、図9は図2の
R信号処理回路、G信号処理回路及びB信号処理回路で
のホワイトバランス処理の変形例を説明するフローチャ
ートである。
【0010】図1に示すように、本実施の形態の電子内
視鏡装置1は、電子内視鏡2と、この電子内視鏡2に接
続された制御装置であるカメラコントロールユニット
(以下、CCUと記す)3と、電子内視鏡2によって得
られた内視鏡像を表示するCRTモニタ4とから構成さ
れている。
【0011】前記電子内視鏡2は、細長の挿入部5を有
し、この挿入部5の後部には太径の操作部6が連設され
ている。この操作部6の側部には後端部にコネクタ7が
設けられたユニバ−サルコ−ド8が延設されており、こ
のコネクタ7は前記CCU3に接続されている。また、
前記挿入部5には先端側より先端部9、湾曲部10、軟
性部11が順に連設されている。なお、湾曲部10は操
作部6に設けられた湾曲操作ノブ12によって上下左右
方向に湾曲自在にとなっている。
【0012】図2に示すように、電子内視鏡2は、細長
の挿入部5の先端側に結像用の対物レンズ20が収納さ
れ、この対物レンズ20の焦点面にドライブ回路21に
よって駆動される入射側にカラーモザイクフィルタを備
えた固体撮像素子22が配設されている。
【0013】固体撮像素子22で光電変換された撮像信
号は、プリアンプ23で増幅され、サンプルホールド回
路(S/H回路と略記)24で映像信号が抽出され、さ
らに、γ補正回路25でγ補正された後、A/D変換器
26でディジタル信号に変換される。このA/D変換器
26を経た映像信号は、RGBマトリックス回路27に
より入力され、このRGBマトリックス回路27から
R,G,Bの3原色信号を出力する。
【0014】RGBマトリックス回路27からのR,
G,Bの3原色信号は、R信号処理回路28r、G信号
処理回路28g、B信号処理回路28bで信号処理され
た後、Rエンハンス29r、Gエンハンス29g、Bエ
ンハンス29bにより後述するように輪郭強調処理が施
され、それぞれD/A変換器30r、30g、30bで
アナログ信号に変換されてR、G、B色信号となり、C
RTモニタ4に出力される。
【0015】なお、Rエンハンス29r、Gエンハンス
29g、Bエンハンス29bでの強調周波数帯は、それ
ぞれR輪郭強調量及び強調周波数帯設定回路32r、G
輪郭強調量及び周波数帯設定回路32g、B輪郭強調量
及び強調周波数設定回路32bによってR,G,Bそれ
ぞれ独立に設定され、輪郭強調量はR,G,B同一に設
定されるようになっている。
【0016】R輪郭強調量及び強調周波数帯設定回路3
2r、G輪郭強調量及び周波数帯設定回路32g、B輪
郭強調量及び強調周波数設定回路32bは同じ回路構成
であって、R輪郭強調量及び強調周波数帯設定回路32
rを例に説明すると、図3に示すように、R信号処理回
路28rからのR原信号を入力し、遅延回路41により
遅延させたR原信号とを加算器42により加算すること
で、R原信号の輝度信号を抽出し、ルックアップテーブ
ル(以下、LUTと記す)43により、図4に示すよう
に輝度信号の輝度レベルに応じて強調周波数帯を可変さ
せる。すなわち、輝度レベルが高くなるほど強調周波数
帯を下げるために調整データ△tを大きくし、この調整
データ△tをRエンハンス29rに出力することで、R
エンハンス29rが輝度レベルに応じた輪郭強調処理を
行う。
【0017】すなわち、Rエンハンス29rでは、図5
(a)に示すような入力信号は、調整データ△tにより
それぞれ同図(b),(c)に示すように遅延される。
同図(b)に代って2倍遅延された同図(c)に示され
る信号と同図(a)の入力信号とを加算して同図(d)
で示される信号を得、この信号を1/2反転して同図
(e)で示される出力信号を算出する。そして、この1
/2反転信号と同図(b)の出力信号とを加算すると、
同図(f)で示される輪郭強調成分が得られる。この輪
郭強調成分は、R輪郭強調量及び強調周波数帯設定回路
32rで信号レベル設定され、同図(b)の出力信号と
加算され、輪郭強調された同図(g)で示される出力信
号が得られる。
【0018】つまり、輝度レベルに応じた調整データ△
tをLUT43により算出し、この調整データ△tを用
いてRエンハンス29rが輪郭強調を行う、すなわち、
図6(a)に示すような輝度の画像信号より大きな輝度
レベルの図7(a)に示すような画像信号に対して、図
6(b)に示すような調整データ△tよりも大きな図7
(b)に示すような調整データ△t’によって輪郭強調
成分を得、図6(c)に示すような輪郭強調された出力
信号に対して、図7(b)の輪郭強調成分により図7
(c)に示すような輪郭強調された出力信号を得る。な
お、Gエンハンス29g、Bエンハンス29bも同様に
作用する。
【0019】このように本実施の形態では、高輝度領域
の存在する画像に対して輪郭強調を行っても、画像がぎ
らつくことがなく、最適な観察画像を表示することがで
きる。
【0020】ところで、R信号処理回路28r、G信号
処理回路28g及びB信号処理回路28bでは、ホワイ
トバランスの設定を行うが、従来、被写体の明るさ、色
調が不適切なためにホワイトバランスが設定できない場
合、最も白色に近い状態に設定していたが、この場合、
ホワイトバランスが設定できていないにも関わらず、設
定されたような画像を表示するため、実際の使用時に臓
器、血液等の被写体の色調が異なって表示されるといっ
た問題があった。
【0021】そこで、本実施の形態では、図8に示すよ
うに、R信号処理回路28r、G信号処理回路28g及
びB信号処理回路28bでは、ステップS1でホワイト
バランス動作を開始し、ステップS2で規定範囲内の白
色まで収束したかどうかを判定し、収束しないならばス
テップS3に進み、収束したならばステップS4に進
み、ステップS4でホワイトバランス動作を終了しホワ
イトバランス設定を終了する。ステップS3では、規定
範囲内の白色まで収束しないので、設定前(すなわち、
前回使用時)のホワイトバランス状態に設定を戻し、ス
テップS4に進む。
【0022】従って、規定範囲内の白色まで収束しない
場合、設定前(すなわち、前回使用時)のホワイトバラ
ンス状態に設定するので、少なくとも前回の設定値に設
定することができるため、実際の使用時に臓器、血液等
の被写体の色調が異なって表示されるといった問題を解
消することができる。
【0023】なお、図8において、ステップS3の後段
に、図9に示すステップS6の処理を追加してもよい。
すなわち、ステップS6では、所定の回数(n回)、ス
テップS1〜S6を繰り返すことで、前回設定値の近傍
でホワイトバランス設定を行いより正確なホワイトバラ
ンス状態に設定するようにしてもよい。
【0024】図10ないし図12は本発明の第2の実施
の形態に係わり、図10はR輪郭強調量及び強調周波数
帯設定回路の構成を示す構成図、図11は図10の第2
のLUTの作用を説明する説明図、図12は図10の第
2のLUTによるRエンハンスの作用を説明する説明図
である。
【0025】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0026】第1の実施の形態では、輝度レベルに応じ
て、強調周波数帯を可変させ輪郭強調を行っていたが、
本実施の形態では、これに加え、輪郭強調量を輝度レベ
ルに応じて可変させさらに最適な強調処理を可能とした
実施形態である。
【0027】すなわち、本実施の形態では、第1の実施
の形態と同様に、R輪郭強調量及び強調周波数帯設定回
路32r、G輪郭強調量及び周波数帯設定回路32g、
B輪郭強調量及び強調周波数設定回路32bは同じ回路
構成であって、R輪郭強調量及び強調周波数帯設定回路
32rを例に説明すると、図10に示すように、R信号
処理回路28rからのR原信号を入力し、遅延回路41
により遅延させたR原信号とを加算器42により加算す
ることで、R原信号の輝度信号を抽出し、LUT43に
より、図4に示したように輝度信号の輝度レベルに応じ
て強調周波数帯を可変させる。すなわち、輝度レベルが
高くなるほど強調周波数帯を下げるために調整データ△
tを大きくし、この調整データ△tをRエンハンス29
rに出力することで、Rエンハンス29rが輝度レベル
に応じた輪郭強調処理を行う。また、R原信号の輝度信
号は第2のLUT51にも入力されており、このLUT
51は、図11に示すように、輝度レベルが高くなるほ
ど強調量を小さくするため輝度レベルが高くなるほど小
さくしたエンハンス増幅量を算出し、調整データ△tと
共にエンハンス増幅量をRエンハンス29rに出力す
る。
【0028】そして、LUT43からの輝度レベルに応
じた調整データ△t、及びLUT51からの輝度レベル
に応じたエンハンス増幅量により、Rエンハンス29r
が輪郭強調を行う、すなわち、図6(a)に示した輝度
の画像信号より大きな輝度レベルの図12(a)に示す
ような画像信号に対して、図6(b)に示したような調
整データ△tよりも大きい調整データ△t’(図7
(b)参照)にエンハンス増幅量を乗算した強調レベル
の図12(b)に示すような輪郭強調成分を得、図6
(c)に示したような輪郭強調された出力信号に対し
て、図11の輪郭強調成分により図12(c)に示すよ
うな輪郭強調された出力信号を得る。
【0029】したがって、本実施の形態では、強調周波
数帯を輝度レベルに応じて可変とする第1の実施の形態
に加え、強調量も輝度レベルに応じて可変とすること
で、高輝度領域の存在する画像に対して輪郭強調を行っ
ても、画像がぎらつくことがなく、より最適な観察画像
を表示することができる。
【0030】[付記] (付記項1) 固体撮像素子により撮像された被写体画
像に対して輪郭強調処理を行う輪郭強調処理手段を備え
た電子内視鏡装置において、前記被写体画像の平均輝度
を算出する輝度算出手段(例えば、図3の遅延回路41
及び加算器42)と、前記平均輝度のレベルに応じて前
記被写体画像の輪郭強調周波数を変化させる周波数可変
手段(例えば、図3のLUT43)とを備えたことを特
徴とする電子内視鏡装置。
【0031】(付記項2) 前記周波数可変手段は、前
記平均輝度に対して前記被写体画像の各画素の輝度レベ
ルが高輝度であった場合に、前記輪郭強調周波数を下げ
ることを特徴とする付記項1に記載の電子内視鏡装置。
【0032】(付記項3) 前記平均輝度のレベルに応
じて前記被写体画像の輪郭強調量を変化させる強調量可
変手段(例えば、図10のLUT51)を備えたことを
特徴とする付記項1に電子内視鏡装置。
【0033】(付記項4) 前記平均輝度に対して前記
被写体画像の各画素の輝度レベルが高輝度であった場合
に、前記周波数可変手段が前記輪郭強調周波数を下げ
る、及び/または、前記強調量可変手段が前記輪郭強調
量を下げることを特徴とする付記項3に記載の電子内視
鏡装置。
【0034】(付記項5) 固体撮像素子により撮像さ
れた被写体画像に対して輪郭強調処理を行う輪郭強調処
理手段を備えた電子内視鏡装置において、前記被写体画
像の平均輝度を算出する輝度算出手段(例えば、図10
の遅延回路41及び加算器42)と、前記平均輝度のレ
ベルに応じて前記被写体画像の輪郭強調量を変化させる
強調量可変手段(例えば、図10のLUT51)とを備
えたことを特徴とする電子内視鏡装置。
【0035】(付記項6) 前記強調量可変手段は、前
記平均輝度に対して前記被写体画像の各画素の輝度レベ
ルが高輝度であった場合に、前記輪郭強調量を下げるこ
とを特徴とする付記項5に記載の電子内視鏡装置。
【0036】(付記項7)固体撮像素子により撮像され
た被写体画像に対してホワイトバランス処理を行うホワ
イトバランス処理手段を備えた電子内視鏡装置におい
て、前記ホワイトバランス処理手段は、ホワイトバラン
スが所定の規定値内の白色まで収束しない場合、ホワイ
トバランス処理以前のホワイトバランス状態に戻し、処
理を終了するを備えたことを特徴とする電子内視鏡装
置。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子内視鏡
装置によれば、輝度算出手段が被写体画像の平均輝度を
算出し、強調量可変手段が平均輝度のレベルに応じて被
写体画像の輪郭強調量を変化させるので、画像の輝度に
応じた最適な輪郭強調処理を行うことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子内視鏡装
置の構成を示す構成図
【図2】図1の電子内視鏡装置の要部の構成を示す構成
【図3】図2のR輪郭強調量及び強調周波数帯設定回路
の構成を示す構成図
【図4】図3のLUTの作用を説明する説明図
【図5】図2のRエンハンスの作用を説明する第1の説
明図
【図6】図2のRエンハンスの作用を説明する第2の説
明図
【図7】図2のRエンハンスの作用を説明する第3の説
明図
【図8】図2のR信号処理回路、G信号処理回路及びB
信号処理回路でのホワイトバランス処理を説明するフロ
ーチャート
【図9】図2のR信号処理回路、G信号処理回路及びB
信号処理回路でのホワイトバランス処理の変形例を説明
するフローチャート
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るR輪郭強調
量及び強調周波数帯設定回路の構成を示す構成図
【図11】図10の第2のLUTの作用を説明する説明
【図12】図10の第2のLUTによるRエンハンスの
作用を説明する説明図
【符号の説明】
1…電子内視鏡装置 2…電子内視鏡 3…CCU 4…CRTモニタ 5…挿入部 6…操作部 7…コネクタ 8…ユニバ−サルコ−ド 9…先端部 10…湾曲部 11…軟性部 12…湾曲操作ノブ 20…対物レンズ 21…ドライブ回路 22…固体撮像素子 23…プリアンプ 24…S/H回路 25…γ補正回路 26…A/D変換器 27…マトリックス回路 28r…R信号処理回路 28g…G信号処理回路 28b…B信号処理回路 29r…Rエンハンス 29g…Gエンハンス 29b…Bエンハンス 30r、30g、30b…D/A変換器 32r…R輪郭強調量及び強調周波数帯設定回路 32g…G輪郭強調量及び強調周波数帯設定回路 32b…B輪郭強調量及び強調周波数帯設定回路 41…遅延回路 42…加算器 43…LUT

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子により撮像された被写体画
    像に対して輪郭強調処理を行う輪郭強調処理手段を備え
    た電子内視鏡装置において、 前記被写体画像の平均輝度を算出する輝度算出手段と、 前記平均輝度のレベルに応じて前記被写体画像の輪郭強
    調量を変化させる強調量可変手段とを備えたことを特徴
    とする電子内視鏡装置。
JP9100550A 1997-04-17 1997-04-17 電子内視鏡装置 Withdrawn JPH10290779A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006311031A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Sanyo Electric Co Ltd 移動体用撮像装置
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