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JP2002534105A - 屠殺動物を処理するための方法及び装置 - Google Patents

屠殺動物を処理するための方法及び装置

Info

Publication number
JP2002534105A
JP2002534105A JP2000593188A JP2000593188A JP2002534105A JP 2002534105 A JP2002534105 A JP 2002534105A JP 2000593188 A JP2000593188 A JP 2000593188A JP 2000593188 A JP2000593188 A JP 2000593188A JP 2002534105 A JP2002534105 A JP 2002534105A
Authority
JP
Japan
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conveyor
slaughtered animal
neck
animal
slaughtered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000593188A
Other languages
English (en)
Inventor
デン ニーウヴェラール アドリアヌス ヨセフェス ファン
ハール フランシスキュス コルネリス ヴィルヘルムス ファン
トーマス ヴィルヘルムス ヨセフュス スヘーフェルス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marel Poultry BV
Original Assignee
Stork PMT BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=19768482&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2002534105(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Stork PMT BV filed Critical Stork PMT BV
Publication of JP2002534105A publication Critical patent/JP2002534105A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
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    • A22B3/00Slaughtering or stunning
    • A22B3/005Slaughtering or stunning by means of gas
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    • A22C21/00Processing poultry
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 予め配置された屠殺動物(2)の頸部の血管(32、34)を開口するための方法及び装置において、血管は、少なくとも1つの切断手段(44)が頸部に頸部の一方の側から頸部の反対側へ動かされ血管が切断手段の通路に配置される結果として開口される。切断手段は長手方向に動かされるとともに鋭く傾斜した前側部を備えた細長いブレードである。血管が開口される前に、気管(28)と血管との間の間隔が開口領域において増加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の属する技術分野) 本発明は、家禽のような屠殺動物を処理するための方法及び装置に関する。
【0002】 この処理は、第一に、屠殺動物特に家禽の頸部の少なくとも1つの血管を機械
で開口することに関し、屠殺動物の頸部を配置し;かつ少なくとも1つの血管を
開口するステップを含む:
【0003】 (発明の背景) 畜牛、小型の家畜及び家禽のような動物を屠殺する際は、通例、動物が気絶さ
せられまたは屠殺された後に、1つまたはそれ以上の主な血管を開口し、これに
より血液を動物から流出させることができる。開口される血管は通常頸動脈であ
る。それは確実に動物から血液をできる限り十分に流出させるために突き刺し位
置が動物の身体の残りの大部分より低レベルに位置するように移動される。特定
の用語において、これは、通常、動物が少なくとも1つの脚部により特に家禽の
場合には少なくとも1つの後ろ脚により吊り下げられることを意味する。
【0004】 電気によりまたはガス雰囲気により気絶させた動物の場合、突き刺し後に心拍
動、筋肉反応及び心臓の動き(pump action)が血管にまだ存在している場合が
あり、これら全ての働きが屠殺動物の放血を促進する。血管開口前にすでに実質
的に死んでいる動物の場合、心拍動、筋肉反応、血管における心臓の動きが実質
的になく、この結果動物の身体への圧力の外部適用を除けば放血処理のために重
力を利用できるのみとなる。
【0005】 気絶させた動物の場合に、死んでいる動物の場合には(失われた身体上の機能
のために)さらに一層そうであるが、血管をできる限り十分に開口することが重
要である。本技術の現状では、家禽の頸部の血管を開口するために使用可能な種
々の装置を含まれる。
【0006】 ヨーロッパ特許第0,262,289号明細書は、脚で吊り下げられた家禽を
前進させる装置を説明している。家禽の頸部は2つの実質的にフォーク状の支持
部の間に固定され、支持部の突出部分はお互いの方を向けられている。家禽の頸
部が所定位置に固定されるとともに、対のブレードは実質的にU字状の凹所を設
けられており頸部の長手方向に対して横方向に頸部の前側に突き刺さされ、その
結果2つの頸動脈が開口される。U字状の凹所は、ブレードが家禽の頸部におい
て頸椎、食道または気管を損傷しないようにすることを目的としている。
【0007】 米国特許第4,354,296号明細書及び米国特許第5,425,668号
明細書は、頸部の側において回転ブレードにより及び家禽が脚で吊り下げられて
前進させられる装置により家禽の頸静脈を開口することを説明している。
【0008】 米国特許第4,392,273号明細書は、脚で吊り下げられ前進させられる
家禽の頭部が2つの平行な螺旋形の回転ガイドの間で捕捉され、該回転ガイドに
は互いの方を向き頸部の側の頸静脈を開口するためのブレードが出口側に設けら
れている装置を説明している。
【0009】 死んでいる動物が重力により放血されている最中に特に発生する問題は、回転
ブレードにより血管を開口する従来の方法を利用した場合に頸部の動脈に到達し
にくいことにより、もたらされる。動脈は、頸部の表面から比較的遠くに配置さ
れているが、屠殺動物の最適な放血を達成するためには静脈に加えて開口される
べきである。しかしながらこれは従来の手段により食道及び/または気管を切り
込まずまたは切断せずには不可能である。これは望ましくない場合があるが、そ
の理由は、屠殺動物の処理の後の段階において、特に気管および食道により形成
される屠殺動物の頭部及び胴体間の結合が損なわれないことが必要な場合がよく
あることであって、その結果これらの結合は頭部で引き出し可能となり、それら
に連結された種々の器官が屠殺動物の身体から引き出し可能となる。
【0010】 先行技術における別の問題は、(後ろ)脚で吊り下がった屠殺動物の頸部の血
管を開口することによりすぐに多量の血液が頸部から出てくることであり、この
血液は開口するために使用した装置をかなりの程度まで汚す。細菌感染などの汚
染の不利な結果を除去するために、装置を連続的、集中的に洗浄する必要がある
【0011】 (発明の概要) 本発明による方法の目的は、上述の欠点を低減または排除することであって、
このために、本方法は、少なくとも1つの切断手段を頸部の一方の側から頸部の
反対側へ頸部に動かすことにより血管が開口され、開口される少なくとも1つの
血管は切断手段の通路に配置されることを特徴とする。切断手段は、ブレードま
たは例えばウォータージェットとすることができる。特に、切断手段は鋭く傾斜
した前側部を備え実質的に細長いブレードであって、ブレードは実質的に長手方
向に移動され、開口される少なくとも1つの血管はブレードの傾斜側の通路に配
置される。ブレードは実質的に直線に沿い往復移動されるのが好ましい。本発明
による方法は、このように、(主な)頸静脈(V. jugularis)及びより深い頸動
脈(A. carotis)をブレードの単一の動きにより開口するすなわち切り込むまた
は切断する可能性を提供する。
【0012】 屠殺動物の頸部において血管を開口するために使用される装置が血液で汚れ過
ぎないようにするために、屠殺動物は血管開口前に特にガス雰囲気中で屠殺され
るのが好ましく、また、屠殺動物は、頭部が開口領域より高いレベルに配置され
るとともに胴体が開口領域より低い領域に配置されるように適切に配置される。
死んでいる屠殺動物については心拍動、筋肉反応及び血管における心臓の動きが
欠けているために、血管の血圧は開口部の場所において部分的には屠殺動物の位
置により低い。従って少量の血液のみが屠殺動物の身体の開口場所から出る。
【0013】 胴体が開口領域より高いレベルに配置されるように次に屠殺動物が配置された
場合、それは開口された血管から出る血液を集めるように完全に適合された場所
において起こり得るので、血管を開口するために使用された装置は比較的清浄な
ままである。ガス雰囲気中で屠殺された屠殺動物は比較的弛緩しておりこれが放
血を促進する。
【0014】 少なくとも1つの血管が開口される前に開口領域より高いレベルに屠殺動物の
胴体をすでに配置しておくことができるのは明らかである。さらに、胴体が開口
位置より低いレベルにある場合屠殺動物の頸部における血圧が比較的低いことの
利点は、屠殺動物が死んでいる場合だけでなく屠殺動物が生きている場合にも気
絶の前後を問わず利用されることにここで留意すべきである。
【0015】 少なくとも1つの血管が開口される前に気管と少なくとも1つの血管の間隔が
開口領域において増加される。開口領域において血管及び気管を移動させて離す
ことにより、切断手段が望ましくない方法で気管を損傷する危険性がなく切断手
段により血管が開口され得る間隔が生じる。従って、屠殺動物の頭部と胴体との
気管を介した結合は完全に損なわれないままである。
【0016】 少なくとも1つの血管が開口される前に食道と血管の間隔が開口領域において
増加された場合、食道は少なくとも1つの血管を開口する切断手段の作動領域の
外側に保持され得て、食道により形成された屠殺動物の胴体と頭部の間の結合は
全く損なわれないままとなる。
【0017】 血管と、気管及び適切な場合は食道との間に、間隔を置くことにより、血管は
切断手段にさらに接近可能となる:従って、頸部の横側に向けられた側からだけ
でなく頸部の前側に向けられた側からも開口可能となる。その上に、本発明によ
る方法を利用した場合頸動脈は切断手段にさらに接近可能となる。
【0018】 本発明による方法の好ましい実施形態において、気管と少なくとも1つの血管
との間の位置において特に食道と少なくとも1つの血管との間の位置において、
2つの隔離部材の端部が互いに接触するようになるまでまたは相互に少し間隔が
あくまで、頸部の2つの各側から頸部に端部を備えた隔離部材を差し込み、次に
頸部の長手方向に対して実質的に横方向に隔離部材と頸部の一部分を遠ざけるこ
とにより、気管及び適切な場合には食道と、血管との間の間隔が増加される。隔
離部材は開口領域において頸部を2つの部分にいわば特に前方部分と後方部分に
隔離する。当然、前記間隔は、所望の状態に適合されるとともに、隔離部材が頸
部(の一部)に対して移動された結果として、頸部(の一部)が隔離部材に対し
て移動された結果として、または隔離部材及び頸部(の一部)が遠ざけられた結
果として、達成可能である。第一の選択が好ましく、この場合特に隔離部材は頸
部に移動された後に頸部の前側に移動される。この場合、隔離部材は、気管また
は、気管及び食道を頸部の前側に運ぶが、操作は、前記器官の弾力性により少な
くとも1つの血管及び頸椎を含む頸部の残りの部分の位置をそれほど変更せずに
容易に可能である。開口される血管に対して食道または気管を移動させるために
、隔離部材の端部は食道または気管の後ろ側か食道または気管の上のいずれかに
係合させることができる。
【0019】 屠殺動物の頸部の少なくとも1つの血管に切り込むための装置は:屠殺動物の
頸部を配置するための頸部配置手段と;少なくとも1つの血管を開口するための
血管開口手段とを含み、また、血管開口手段は頸部の一方の側から頸部の他方の
側へ頸部を動くように適合された少なくとも1つの切断手段を含み、開口される
少なくとも1つの血管は切断手段の通路に配置されることを特徴とする。
【0020】 好ましい実施形態において、上に説明したように、隔離手段は切断が起こる領
域において気管と少なくとも1つの血管との間の間隔を増加させるために設けら
れている。
【0021】 好ましい実施形態において、隔離手段は、上述の隔離部材を含むのが好ましい
が、隔離部材が頸部に差し込まれる際に気管及び/または食道に損傷を与えない
ことを目的とした鈍端部を有する。このように屠殺動物の頸部の頸組織は隔離部
材により押し退けられ所望の位置で引き離されるだけである。
【0022】 隔離手段の良好で再現可能な動作を達成するために、頸部配置手段が本発明に
よる装置に屠殺動物の頸部を配置するために設けられるのが好ましい。頸部配置
手段は、頸部の少なくとも1つの端部の付近において作用し、特には屠殺動物の
頭部の下側の組織から第2頸椎に及ぶ領域において頸部に係合するのが好ましい
。頸部配置手段は頭部を支持するための頭支持部及び屠殺動物の肩部を支持する
ための肩支持部を含み得る。頭支持部は同時に屠殺動物を頭部で吊り下げるため
の頭部キャリヤーであるのが有利であって、この頭部キャリヤーは実質的にU字
状の運搬開口部を含み、それの横方向の寸法は屠殺動物の頭部の幅より小さいこ
とから屠殺動物が頭部キャリヤーから容易に吊り下げ可能となる。これは、気絶
させられたまたは死んでいる屠殺動物が供給されて面に横たわる場所においてご
くわずかの力で屠殺動物の胴体ではなく頭部のみを操作することにより達成でき
る。頭部キャリヤーがコンベヤーの一部を形成することが保証された場合、屠殺
動物は、前方へ向かって自動的に隔離手段及び血管開口手段に案内されそれらを
通過することができる。
【0023】 屠殺動物は、頭部で吊り下がっているが、頸部の血管が開口された後にできる
限り十分に放血させられるように、屠殺動物が吊り下がる箇所を頭部から脚部へ
変えることにより胴体を開口位置より高いレベルに移動させなければならない。
この目的のために、脚部配置手段と相互作用する従来のフックのような脚部キャ
リヤーに屠殺動物の少なくとも1つの脚または後ろ脚を配置するための脚部配置
手段を設けることが好都合である。
【0024】 好ましい実施形態において、脚部配置手段は、軸線の周りを傾斜可能であって
、少なくとも1つの脚の少なくとも一部分を実質的に垂直な位置から実質的に水
平な位置へ傾斜させるための支持部を含む。脚の前記部分は膝関節より下を伸び
るのが好ましく、家禽については特にすねである。脚部の水平な位置において、
後者は脚部キャリヤーの開口部を容易に移動させられ、その後脚部は脚部キャリ
ヤーに固定できるので屠殺動物は頭部で吊り下げる必要はもうなくなり、その結
果屠殺動物の胴体は血管が開口された場所より高いレベルに移動する。
【0025】 さらに好ましい実施形態において、傾斜可能な支持部はさらに屠殺動物の胸部
を支持するように適合されていることから、屠殺動物の少なくとも1つの脚の傾
斜はよりよく制御され得る。支持部には機械で制御されるグリッパーフィンガー
のような少なくとも1つの脚を確実に把持するためのグリッパー手段を設けるこ
とができる。
【0026】 脚部配置手段と脚部キャリヤーとの間の信頼性のある相互作用を保証するため
に、実質的に水平な平面に少なくとも1つの脚を配置するための1つまたはそれ
以上の止め部を設けることが好都合であって、それは脚部配置手段と相互作用す
るとともに屠殺動物に作用する。
【0027】 本発明の説明における処理は、気絶させられた及び死んでいる屠殺動物間に間
隔をあけること、気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物を方向付けること、
及び手動でまたは自動的に気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物を取り上げ
てフックから吊り下げることに関連している。
【0028】 本発明は図面に関連して以下にさらに詳細に説明されるだろう: (好ましい実施の形態) 種々の図面において、同一の構成要素または同様の機能を有する構成要素は、
同じ参照番号で示している。
【0029】 図1aは、人間(詳細には図示せず)の手4がそれをその頸部5で運んでいる
気絶させられたまたは死んでいる家禽2を図示している。家禽2の頸部5は、 フック10から家禽を頭部で吊り下げるためのフック10の凹所8へ矢印6の方
向に移動させられる。フック10は、固定されているかまたは、詳細には図示さ
れていないが好ましくはエンドレスコンベヤーの一部を形成可能であるとともに
、点線12により示した通路に沿い移動する。通路12は湾曲しているか直線か
のいずれかとすることができる。フック10は、通路12に沿い搬送されるばか
りでなく、通路12に平行に延びる軸線の周りを旋回させることもできる。
【0030】 図1bに図示したように、家禽2は、さらに、手4により、図示した点線14
の間に延びる面16に横たわる位置からフック10の凹所8へ移動可能である。
面16は、箱(crate)の基部または箱の仕切(compartment)とすることができ
るが、例えば、移動ベルトコンベヤーのベルトとすることもできる。
【0031】 図1cに図示したように、家禽がフック10から嘴を凹所8に向けてまたは凹
所から遠ざけて吊り下がるかどうかは、本発明による方法及び装置については概
ね重要でない。しかしながら、家禽の位置は、以下に図3aから3cを参照して
さらに詳細に説明されるであろう隔離部材のようなツールを配置することに関し
ては重要である。
【0032】 図1a及び1bに関して説明したように、家禽が頭部でフック10の凹所8に
吊り下げられた後、肩支持部18が、詳細には図示していない方法で家禽2のい
ずれかの側へ、図2aに図示したように家禽の頸部5へ向かって、矢印20の方
向に移動される。フック10が通路12に沿い移動する場合、肩支持部18は、
矢印20の方向へ移動するのに加えてフック10と同期して移動するだろう。肩
支持部18は、凹側部22が家禽2の肩の上方に配置されて、頸部5の領域にお
いて家禽2と接触するようになる。
【0033】 次に、図2bに図示したように、肩支持部18は矢印24の方向にフック10
から遠ざかって移動し、その動きの間、肩支持部18の側部22は家禽2の肩に
当接してそれらを下方に押し付けることになる。このように、家禽2の頸部5は
、その長手方向で見ると、頸部5に引っ張り応力がかかって再現的に所定位置へ
移動される。
【0034】 図3a、3b、3c及び3dは、家禽の頸部の断面を図示しており、脊柱26
、気管28、食道30、2つの動脈(A. carotis)32及び2つの(主)静脈(
V. jugularis)34を図示している。
【0035】 図3aに図示したように、アーム37及び鈍フック状端部38を有する隔離部
材36が、頸部5のいずれかの側に配置されている。肩支持部18と同様の方法
で、隔離部材36は、フック10と同期して移動し、詳細には図示していないが
図3b及び3cに関連してさらに説明されるだろう方法でさらに自律的な動きを
行うことができる。
【0036】 図3bは、隔離部材36が、隔離部材36の端部38が少し間隔を置いて配置
されるまで、頸部5に矢印40の方向へ移動した状態を図示している。端部38
は、それらが食道30と血管32及び34との間に位置するような頸部の場所へ
頸部5の相互に向き合った側から移動される。また、隔離部材36は概ね矢印4
0aにより示した方向に頸部に移動させることができる。
【0037】 図3cに図示したように、隔離部材36は、気管28及び食道30を移動して
血管32及び34から遠ざけるために、図3bに図示した位置から矢印42の方
向へ移動される。次に、細長いブレード44が頸部5を矢印46の方向に移動さ
れて、頸部5の重要な全血管32及び34が開口される。このために、ブレード
44には、鋭く傾斜した側部44a及び44bが設けられている。気管28及び
食道30は無傷のままとなる。
【0038】 隔離部材36はブレード44と同じ平面において作動及び移動させる必要はな
いことに留意すべきである。さらに、隔離部材36のアーム37は、図3aから
3cに図示したのとは異なる方向に延ばすことができる。
【0039】 食道30及び適切な場合には気管28が、血管32及び34の開口時に無傷の
ままであることが重要でない場合、または、食道30及び適切な場合には気管2
8が切り込まれることがさらに望ましい場合、隔離部材36は使用されずに、図
3dに図示したように適宜の幅のブレード44が使用される。
【0040】 図4a及び4bは、家禽2の頸部5に対する隔離部材36及びブレード44の
位置を図示している。フック10が通路12に沿い動いている場合、肩支持部1
8及び隔離部材36ばかりでなくブレード44も、それらの自律的な動きとは無
関係にフック10と同期して動くだろう。ブレード44の動きはピストンシリン
ダー装置48により生じる。
【0041】 さらに、図2a、2b、3aから3d、4a及び4bに図示した操作を行うた
めに、図4cに図示したように、家禽が脚でフック9から吊り下げられるのは明
らかである。この配置においても、図2bに対応する適宜のツールが、家禽の頸
部に張力を掛けて配置するように使用できるとともに、図3aから3d、4a及
び4bに図示したように切れ目を入れることができる。図4cに図示された事例
において、家禽は頸部の血管が開口された直後に放血されるだろう。
【0042】 図4a及び4bについて上述の方法で血管が開口された後、図5a、5b、5
c及び5cについて説明される方法で、家禽の胴体は開口位置よりも高いレベル
に移動される。この目的のために、図5aに図示したように、二重の脚支持部5
0が家禽2の脚52aに対して配置されている。脚支持部50は、フック10が
移動している場合フック10と同期してかつ通路12に平行に移動する。脚支持
部50は、支持部56においてピン54の周りを旋回可能な方法で装着されたア
ーム52に取り付けられている。ピストンシリンダー装置58は、ピストンロッ
ド60がピン62の位置においてアーム52に旋回可能に連結されており、支持
部56に対して実質的に固定位置に配置されている。
【0043】 図5bに図示したステージにおいて、脚支持部はピストンシリンダー装置58
の作動の結果として矢印60の方向に約90°上方に旋回されて、脚52aは実
質的に水平に脚支持部50の外側に突出する。前もって、二重フック68が、脚
52aがフック68により画定された開口部に突出するような方法で配置されて
いる。フック68は、例えばコンベヤーによりフック10と同期して通路64に
沿い移動可能である。
【0044】 図5cに図示したように、フック10は、次に矢印70の方向に傾斜され脚支
持部50が取り外され、その結果、脚52aがフック68の指定の凹所へ滑り込
んで、家禽2が図5dに図示した位置において吊り下がる。この位置において、
(依然存在する)肉体的機能及び重力により確実に家禽が放血される。
【0045】 図1a、1b、2a、2b、4a、4b、5a及び5bに図示したように、家
禽の嘴がフック10の方を向くことは必須ではなく、図1c及び4cに図示した
ように、嘴は、フック10から離れた方に向けさせることができるかまたは肩支
持部、隔離部材、ブレード及び脚支持部(の位置)が対応して適合されるさらな
る位置を採用することができる。
【0046】 図6a、6b及び6cは、家禽の頸部に施された切れ目より高いレベルに家禽
の胴体を移動させるための装置の一部を図示している。図6aに図示したように
、装置82は家禽2の方へ実質的に矢印80の方向に移動される。装置82は、
肩支持部86と連結された胸及び脚支持部84を含むとともに、ピン88の周り
で傾斜するような方法でアーム90に取り付けられている。支持部84は、アー
ム92がピン94の周りを旋回可能な方法で支持部84に接続され矢印96の方
向に移動されることにより傾斜される。このように家禽2は図6bに図示した位
置に移動される。
【0047】 図6bにおいて図示された家禽2の位置において、脚引き離し手段は、ピン9
4の周りで傾斜可能であるとともにピン98の周りを旋回可能な方法でアーム9
6に接続されているプレート100の形であって、アーム96が作動された結果
として家禽2の脚の間を矢印102の方向に移動されて、家禽2の脚を物理的に
相互に分ける。また、家禽2は、それの後側に、(詳細には図示していない)駆
動手段106により双方向矢印104の方向に伸縮可能な止め部108が配置さ
れた結果として、及び止め部112が(詳細には図示していない)駆動手段によ
り駆動され家禽2の前側で矢印110の方向に家禽2の胸部に押し付けられた結
果として、実質的に水平平面に配置されて、その結果、家禽2はある範囲内で変
化する家禽2の大きさに関わらず止め部108に押し付けられる。このようにし
て到達させた家禽2の位置において、2重フック114は、脚の一部がフック1
14により確定された開口部を突出するように矢印116の方向に移動される。
【0048】 図6cに図示したように、支持部84は次にピン88の周りで後ろに傾斜され
、同時にフック10が傾斜される。結果として、家禽2はフック114から脚で
吊り下がることになり、この位置において最適な放血が達成される。
【0049】 家禽2の頸部領域の血管は図6aに従って支持部84を配置するより前に起こ
る段階で開口されているかもしれないが、図6aまたは図6bにおいて図示した
家禽の位置において概ね起こり得る。
【0050】 図7aは、フック10から頭部で吊り下げられた家禽2を図示している。脚グ
リッパー装置122は、矢印120により示した方向から家禽2の脚の領域へ移
動される。脚グリッパー装置122は、アーム124のセットと、ピン126の
周りを回転可能で駆動装置128により所望の角度位置に移動可能であって、固
定プレート132及び、ピン134の周りを旋回可能であるとともに駆動手段1
28により同様に駆動される2つのグリッパーフィンガー136を含むグリッパ
ー130とを含む。脚グリッパー装置は、図7aに図示した位置から矢印138
の方向に家禽2の脚のすねがプレート132とグリッパーフィンガー136との
間に位置するまで移動される。図7bにより図示したように、グリッパーフィン
ガー136は、次に、家禽2の脚を確実に把持するように駆動装置128により
プレート132の方へ移動される。
【0051】 次に、家禽2の頭部による吊り下げは、例えばフック10を図6cに図示した
方法で旋回させることにより排除される。結果として、家禽2は、アーム124
の間に前方へ倒れ込むだろう。図7cに図示したように、実質的に同時に、グリ
ッパー130は、駆動装置128により矢印140の方向に約270°回転され
て、その結果、家禽2はほぼ水平方向に延びた脚及び脚のすねで吊り下がり自在
な状態となる。次に、脚グリッパー装置122は、矢印142の方に、脚がフッ
ク144により画定された開口部を突出するまで、移動される。図7dにより図
示したように、脚グリッパー装置122が矢印142の方向へ連続して動くと、
フック144の下において、脚がグリッパーフィンガー136により生じたクラ
ンプ締め付けから同時に解放されて、家禽2がフック144から吊り下がる。こ
の動きの間にグリッパー130は矢印140の方向と逆方向に約90°回転され
る。
【0052】 図8は、各ローラー156、158、160、162に装着され各矢印164
、166、168の方向に動いている3つのベルトコンベヤー150、152、
154を図示している。気絶または屠殺装置からの家禽170は、ベルトコンベ
ヤー150上を不規則な配置及び局所的密度で搬送される。ベルトコンベヤー1
50は必ずしもそうでなくてもよいが断続的に駆動されるのが好ましいことから
、単位時間あたり1つまたは少数の家禽170がベルトコンベヤー150からロ
ーラー156の位置で下のベルトコンベヤー152へ落下する。ベルトコンベヤ
ー150が断続的に駆動される場合、ベルトコンベヤー150が停止する時間間
隔は、ベルトコンベヤー152のベルトが半回転するのにかかる時間間隔とほぼ
等しいのが好ましい。これにより、家禽170が新たにベルトコンベヤー150
からベルトコンベヤー152に供給される前に、まず第一に、ベルトコンベヤー
152上の全ての家禽170が、ローラー160の領域においてベルトコンベヤ
ー154へ確実に排出される。ベルトコンベヤー154は、高所にあるベルトコ
ンベヤー152の速度より高くすることができる一定速度で走行するのが好まし
く、その目的は、家禽170間に間隔をあけることと、さらに家禽170aを図
8に図示した方向にある程度方向付けることである。
【0053】 ベルトコンベヤー152上において光線などのビーム161を放射するため
の放射線源159aを設けることができ、このビーム161は、ベルトコンベヤ
ー152上を搬送中の屠殺動物により遮られ得る。放射線レシーバー159bは
、点線165により象徴的に示したように制御装置163に連結されている。制
御装置163は、点線167により象徴的に示したようにベルトコンベヤー15
2に連結されている。制御装置163は、ビーム161に対する遮断がカプリン
グ165により検出されるとカプリング167により所定の時間ベルトコンベヤ
ー152の駆動を停止させ次にベルトコンベヤー152の駆動を再開し、駆動は
、ビーム161が遮断されていない状態からビーム161への次の遮断が発見さ
れるまで行われる。その結果、ベルトコンベヤー154上の家禽170は相互に
所定の最低限の間隔となるだろう。
【0054】 図8において、第4のベルトコンベヤー(図示せず)を、ベルトコンベヤー1
54から離れる方を向くベルトコンベヤー152の端に装着可能である。ベルト
コンベヤー152に対する第4のベルトコンベヤーの配置は、ベルトコンベヤー
152に対するベルトコンベヤー154の配置と同様とすることができる。この
ような状態において、ベルトコンベヤー152は、矢印166の方向及びその反
対の方向に制御された方法で駆動させることができる。前記反対の方向に駆動さ
れると、家禽は、ベルトコンベヤー152から第4のベルトコンベヤーへローラ
ー158の位置で落下する。
【0055】 図9はベルトコンベヤー180を図示しており、これのベルトの上で、家禽の
ような気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物を矢印182の方向に搬送する
ことができる。ベルトコンベヤーの上方に、ローラー190に装着され詳細には
図示していない方法で矢印192の方向に駆動されるエンドレスベルト188と
高くなった固定壁184、186とが存在する。次のベルトコンベヤー194は
、ベルトコンベヤー180の端部180aにおいて排出される屠殺動物を矢印1
96の方向に搬送するように適合されている。次のベルトコンベヤー198は、
ベルト面から一定の間隔で突出する壁200がそのベルトに設けられており、ベ
ルトコンベヤー194の端部194aにおいて排出される屠殺動物を矢印202
の方向に搬送するように適合されている。
【0056】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物は、ベルトコンベヤー180上にお
いて局所的に異なる密度で配置及び供給され、その後、利用可能な搬送空間は、
ベルト188の場所及び壁184の対向する部分において狭くなる。壁184と
186間の最低限の間隔は、一度に1つ限りの屠殺動物が壁184、186によ
り画定された通路を通過可能であるように選択される。ベルトコンベヤー194
の搬送速度は、ベルトコンベヤー180のそれより高くなるように選択されるの
が好ましく、その結果、ベルトコンベヤー194を通る屠殺動物は相互にある間
隔を置いて横たわる。ベルトコンベヤー198に排出される種々の屠殺動物は、
ベルトコンベヤー198の搬送速度により異なるが、壁200によりまたはそれ
らの間の1つまたはそれ以上のこのような仕切により画定された隣接する区画に
通過して行く。
【0057】 ベルト188の機能は、詰まりを防止すること及び、壁184、186により
画定された通路の場所及び上流において屠殺動物の流れを後押しすることである
【0058】 図10aは再度ベルトコンベヤー180を図示しており、その機能は図9につ
いての文脈において上で説明したものと同じである。壁184と186との間に
おいて通路を通りベルトコンベヤー180の端部180aで排出された屠殺動物
は、屠殺動物が矢印211の方向に搬送されるベルトコンベヤー210へ通過し
て行く。図10a及び10bにおいて図示したように、ベルトコンベヤー210
は、ローラー212a、212b及び212cに装着されており、ローラー21
2a及び212bの間の水平部分と、ローラー212b及び212cの間の下方
向傾斜部分と、ローラー212c及び212aの間の上方向傾斜部分とを含む。
ベルトコンベヤー210のベルトは、搬送方向211において見られるように前
方へ傾斜するフラップ214で覆われている。ローラー212c及び212aの
間の部分において、2つの連続したフラップ214間には1つの屠殺動物のため
の空間が1つのみ存在する。結果として、ベルトコンベヤー180によりベルト
コンベヤー210へ給送される各屠殺動物は、各ベルトコンベヤー180、21
0について好ましくは一定の搬送速度が適宜選択された場合に、ベルトコンベヤ
ー210の異なる一対の連続したフラップ214間を通過する。
【0059】 図11はベルトコンベヤー220を図示しており、これのベルトは矢印222
の方向に動いている。ベルトコンベヤー220の上方には、ローラー226に装
着されるとともに、詳細には図示していない方法でベルトが矢印230の方向に
動くように駆動されるエンドレスベルト228と同様、高くなった壁224が存
在する。ベルトコンベヤー220の上方において、さらに、ピン234の周りを
好ましくは一定の速度で矢印236の方向に回転するドラム232が存在する。
ドラム232は、その外周において、いくつかの、この場合4つのフラップ23
8を支持している。ベルトコンベヤー222に沿い搬送される屠殺動物は、該ベ
ルトコンベヤーの端部222aを通過した後ベルトコンベヤー198へ移動する
が、その構造及び機能は図9に関してすでに説明した。
【0060】 壁224の最上流部は、ベルト228とともに、ベルトコンベヤー220のベ
ルトへ不規則な局所的密度で任意に配置された屠殺動物のための通路を狭める。
その制限は、屠殺動物がベルト228と壁224の対向した部分との間の通路を
1つずつ通過でき次に回転ドラム232の2つの連続したフラップ238間の空
間へ通過して行けるように選択される。2つの連続したフラップ238と壁22
4の対向した部分との空間は、1つの屠殺動物のための空間のみが存在するよう
な寸法とされるのが好ましく、これにより壁224の下流の屠殺動物が相互に間
隔を置いてベルトコンベヤー198に排出される。フラップ238は屠殺動物に
損傷を与えないようにゴムから形成されるのが好ましい。
【0061】 図12a及び12bは、詳細には図示していない方法で矢印242の方向に好
ましくは一定の速度で駆動されるベルトを有するベルトコンベヤー240を図示
している。ベルトコンベヤー240の一つの端部240aが、詳細には図示して
いない方法で矢印248の方向にベルトが駆動されるベルトコンベヤー246の
上方の出口開口部244aを有するホッパー244の上方に配置されている。ベ
ルトコンベヤー198のベルト(図9)と同様に、ベルトコンベヤー246のベ
ルトには高くなった壁250がさらに設けられている。2つの連続した壁250
は1つのみの屠殺動物を収容可能な空間を画定しており、その結果ベルトコンベ
ヤー242により不規則に供給された屠殺動物が図12a及び12bに図示した
装置において間隔を置いて配置される。ホッパー244は、出口開口部244a
の場所において屠殺動物をホッパー244からベルトコンベヤー246へ排出す
るための切り抜き部252を備えている。
【0062】 図13は、ベルトコンベヤー260、262、264及び266を図示してお
り、これらのベルトは、各矢印268、270、272及び274により示した
方向に移動する。ベルトコンベヤー260の排出端部260には一方の側で開口
したホッパー276が存在し、それはここでベルトコンベヤー262の搬送方向
において見られるように分岐するとともにベルトコンベヤー264、266の上
方に少し間隔を置いて配置された高くなった壁278、280で終わる。ベルト
コンベヤー264及び266は傾斜して配置されるのが好ましく、この場合、ベ
ルトコンベヤー262に向いた側の各ベルトコンベヤー264、266のベルト
の上端の縁はベルトコンベヤー262のベルトの上端のレベルに配置されており
、各ベルトコンベヤー264、266のベルトの上端の反対側の縁はより高いレ
ベルに配置されている。このように、ベルトコンベヤー264、266のベルト
の面はそれらが隣接するホッパー276の側壁に実質的に平行に延びるようにで
きる。
【0063】 ベルトコンベヤー262の幅は、ベルトコンベヤー260によりホッパー27
6に排出された屠殺動物を順番に配置可能なようにできる。ベルトコンベヤー2
62を出る屠殺動物は、ベルトコンベヤー264、266のうち一方へまたはそ
れに対して移動するとともに、このコンベヤーにおいてまたはそれによりこれら
の屠殺動物をベルトコンベヤー262へ案内する壁278、280へ戻されて、
この結果、完全に全ての屠殺動物がベルトコンベヤー262により順番に排出さ
れる。矢印270の方向において見られるように壁278及び280はホッパー
276の方を向いた端部で屠殺動物が積み重なるのを防止するように相互にずれ
ている。
【0064】 例えば、図8から13において図示した方法のうち1つまたはそれらを組み合
わせて、屠殺動物間に間隔が置かれた後、屠殺動物はそれぞれそれらが所定の位
置または限定された数のうち1つの所定の位置となるようにできる限り方向付け
られて、その結果、それらは人間の介入なしに殆ど手間を掛けずにまたは自動化
された方法によってさえ別のキャリヤまたは処理装置へ搬送可能となる。屠殺動
物の方向付けが影響を受ける方法はいくつかの装置の実施形態に関連して以下に
説明されるだろう。
【0065】 図14はベルトコンベヤー290を図示しており、これのベルト上で屠殺動物
この場合は家禽が矢印294の方向に搬送されている。固定案内壁296、29
8はベルトコンベヤー290の移動ベルトの上方に配置されており、これらの壁
は矢印294の方向において見ると所定の幅へ狭くなる通路300を画定してい
る。図14に図示した装置によりベルトコンベヤー290のベルトにおいて順番
に横たわる家禽292を矢印294の方向に方向付けることができ、この結果、
これらの家禽292は通路300を出る際にそれらは頭292aまたは脚292
bを前方に向けてベルトコンベヤー290のベルトの縁に対して所定位置を取る
【0066】 図15は、とりわけローラー312に装着され詳細には図示していない方法で
矢印314の方向に駆動されるベルトコンベヤー310を図示している。ベルト
コンベヤー310の排出端部310aの下には水などの液体318で所定のレベ
ルまで満たされたタンク316があり、相対密度は本装置において処理される屠
殺動物の平均相対密度と少なくとも同じ程度である。
【0067】 タンク316には、タンク316内に配置される液体318のための送り装置
320及び出口322が設けられている。送り装置320からタンク316へ給
送される液体318の流速は、タンク316から出口322を通り排出される液
体318の流速と実質的に等しく、かつ液体318の矢印324の方向の適宜の
流れがタンクにおいて確立されるようなレベルに設定される。液体318の面の
付近において、2つのガイド326、328が、タンク316内の固定位置に詳
細には図示していない方法で配置されている。ガイド326、328は、通路3
30を画定しており、その幅は矢印324の方向に縮小している。ガイド326
、328の下流側において、ベルトコンベヤー332があり、その一方の端部は
ガイド326、328の下の液体318内に配置され、その反対の端部332a
はタンク316の外側に配置されている。ベルトコンベヤー332は、とりわけ
ローラー334に装着されているが、傾斜して配置され詳細には図示していない
方法で矢印336の方向に駆動される。
【0068】 ベルトコンベヤー310上に供給され相互に間隔を置いて配置された屠殺動物
338、この図面では家禽は、ベルトコンベヤー310の排出端部310aから
液体318へ落下して、その中で、それらは、液体中の優勢な流れにより矢印3
24の方向に沿い通路330へ向かって及びそれの中を運ばれる。屠殺動物33
8は、次に、ベルトコンベヤー332のベルトと接触するようになり、このよう
に矢印336の方向に沿い運ばれ、このコンベヤーの排出端部332aを経て排
出される。図面において図示した事例、すなわち、方向付けられている家禽の事
例において、家禽が、ベルトコンベヤー310の排出端部310aを出た直後に
受ける液体318の優勢な流れ及び家禽の解剖学的構造により、ガイド326、
328の間において、家禽の脚部が常に前方を向けられること及び家禽の胸部が
常に後方を向いていることが保証される。ガイド326、328により、家禽が
このように得た方向付けが失われることが防止され、この結果、ベルトコンベヤ
ー332の排出端部332aにおける家禽は、常に、一定の方向付けがされてい
るとともに、ベルトコンベヤー332のベルトの縁から所定の間隔を置いている
【0069】 図16は、詳細には図示していない方法で矢印342の方向に駆動されるベル
トコンベヤー340を図示している。固定マニピュレーター344a、344b
は連続的または断続的に動くベルトコンベヤー340のいずれかの側に配置され
ており、これらのマニピュレーターは、それぞれ、径方向に突出し好ましくは可
撓性のあるフィンガー354が配置されたドラム352にモーター350を連結
する機械トランスミッション348が装着されたカラム346を含む。ドラム3
52はモーター350により双方向矢印356により示した方向に可動である。
ドラム352はベルトコンベヤー340の上方に狭い間隔をあけて位置している
。双方向矢印356の方向におけるドラム352の動きは、同期させる、同時発
生させる、または同方向とする必要はないが、点線360により象徴的に表した
ように、データ処理システム358を利用した適宜の方法で各モーター350を
制御することにより生じられる。この制御は、ベルトコンベヤー340上の個々
の屠殺動物364の位置を測定する画像記録システム362から発するデータに
基づき行われる。ベルトコンベヤー340の搬送速度を考慮して、マニピュレー
タ344a、344bは、データ処理システム358により、フィンガー354
がマニピュレータ344a、344bの作動領域内に配置された屠殺動物364
を所望の方向へ動かすような方法で制御される。必要に応じて、全ての屠殺動物
が同じ方向へ動かされることが保証され得る。
【0070】 図17は、屠殺動物372図示した事例では家禽が間隔を置いて矢印374の
方向に搬送されるベルトコンベヤー370を図示している。ブローノズル376
は、それぞれ吹出開口部378を有しており、ベルトコンベヤー370の縁付近
の固定位置に配置されている。ブローノズル376はそれぞれ制御可能な方法で
双方向矢印380の方向に旋回可能であって、その目的は、随意間隔をおいて配
置された吹出開口部378から出る空気流をベルトコンベヤー370において必
要に応じて方向付けることである。図面において点線386により示したように
、圧縮空気が、それぞれがポンプ384に接続されたホース382を経てブロー
ノズル376へ給送される。ベルトコンベヤー370の上方に、ベルトコンベヤ
ー370に横たわる屠殺動物372の画像を撮るカメラ388が存在する。問題
の画像情報は点線392により象徴的に表したようにデータ処理システム390
へ送られる。データ処理システム390は、この情報を利用することにより画像
情報を分析して個々の屠殺動物の方向付けを導き、この方向付けに基づき、点線
394により表したように各ポンプ384及び/または別個の吹出開口部378
の流速を調節すると共に、点線396により表したようにブローノズル376の
旋回位置を調節する。この連続した制御は各別個の屠殺動物372に対して起こ
り、その目的は全ての屠殺動物372が吹出ノズル376を通過する間にそれら
に対しベルトコンベヤー370上における所定の方向付けを行うことである。
【0071】 図18は、屠殺動物402、この図では家禽が、相互に間隔を置きかつ不規則
な方向付けで矢印404の方向に搬送されるベルトコンベヤー400を図示して
いる。略して配置装置406と呼ぶ制御可能なグリッパー及び配置装置が、ベル
トコンベヤー400の隣の固定位置に配置されている。配置装置406は、垂直
軸線の周りを回転可能及び/またはベルトコンベヤー400に沿い配置可能なケ
ーシング408と、ピン412の周りを制御可能な方法で矢印414の方向に旋
回可能なアーム410と、ドライブ418によりピン420の周りを双方向矢印
422の方向に旋回可能なアーム416と、アーム416に接続されドライブ4
25により制御可能な方法でアーム416の長手方向軸線に平行な軸線の周りを
回転可能なグリッパー装置424とを含み、グリッパー装置424は、制御可能
なドライブ430により、屠殺動物402の脚部或いは、頸部または胴体などの
別の部分を確実に把持するように開閉可能な2つのグリッパー428を含む。
【0072】 ベルトコンベヤー400に沿い搬送される屠殺動物402の画像を撮るための
カメラ432が、ベルトコンベヤー400上方の固定位置に配置されている。こ
のようにして得られた画像情報は、点線436により象徴的に表したようにデー
タ処理システム434に送られる。データ処理システムにおいて、画像情報は、
配置装置406の上流のどこに各屠殺動物の脚部が配置されるかを確定するため
に利用される。適宜のデータがデータ処理システム434により確定されると、
点線438により表したようにこの情報に基づき、屠殺動物402の脚部を確実
に把持するように及びベルトコンベヤー400上において所定の方向付けを得る
ような方法で把持された屠殺動物を移動させるように、配置装置406が制御さ
れ、その後、屠殺動物は配置装置406により再度解放される。
【0073】 図19はベルトコンベヤー440を図示しており、この上で相互に間隔を置い
て横たわる屠殺動物442図示した事例では家禽が矢印444の方向に搬送され
ている。ホース450を介してポンプ(詳細には図示せず)の吸引側に連結され
た吸引ノズル448を有する吸引装置446が、ベルトコンベヤー440の隣の
固定位置に配置されている。吸引ノズル448は、ベルトコンベヤー440の上
方に一定の間隔を置いて配置されているとともに、アーム452により制御可能
な方法で矢印454の方向にベルトコンベヤー440の幅を往復可動である。カ
メラ456は、ベルトコンベヤー440に配置された屠殺動物442の画像を撮
るためのものであって、ベルトコンベヤー440の上方の固定位置に配置されて
いる。対応の画像情報が点線460により表したようにデータ処理システム45
8へ送られる。データ処理システム458は、カメラ456からの画像情報に基
づき各屠殺動物442の頭部の位置を測定して、この情報に基づき点線462に
より表したように、吸引ノズル448が屠殺動物442の頭部の上方に配置され
、頭部が吸引ノズル448に確実に吸引され、次に屠殺動物442がベルトコン
ベヤー440に対して所定の方向付けを取り入れるように頭部で移動されるよう
な方法で、吸引装置446を制御する。
【0074】 図19におけるように、図20に図示された設備は、矢印444の方向に動く
ベルトコンベヤー440と、屠殺動物442と、カメラ456と、データ処理シ
ステム458と、吸引装置470とを含む。吸引装置470は、詳細には図示し
ていない制御可能な方法で双方向矢印474の方向に回転可能であって、ホース
476を介してポンプ(詳細には図示せず)の吸引側に接続された吸引ノズル4
72を含む。吸引ノズル472は、ベルトコンベヤー440の上方に一定の間隔
を置いて配置されており、アーム478により、制御可能な方法で双方向矢印4
80の方向にベルトコンベヤー470の幅を往復可動である。
【0075】 図20において、カメラ456は、ベルトコンベヤー440上において、吸引
装置470の上流に配置された屠殺動物442の画像を得るために利用される。
問題の画像情報は点線482により象徴的に表したようにデータ処理システム4
58に送られる。データ処理システム458は、点線484により象徴的に表し
たように、画像情報に基づき屠殺動物442の位置及び方向付けを確定するよう
に;及びこの位置及び方向付けに基づき吸引装置470を制御するように、適合
される。この目的のために、吸引ノズル472がアーム478によりベルトコン
ベヤー440に配置された屠殺動物442の上方に配置され、屠殺動物442が
吸引ノズル472に確実に吸引されるとともに適切な場合は矢印474の方向に
回転され、屠殺動物442は吸引ノズル472から吸引を除去することにより所
定の位置及び所定の方向付けでベルトコンベヤー440に引き戻される。
【0076】 図20において、屠殺動物442は翼を有する家禽である。吸引装置470の
吸引ノズル472は、翼を吸引ノズル472に向けてベルトコンベヤー440上
に横たわる家禽442が1つのみ吸引装置470により取り上げられるような寸
法であるが、これは、吸引ノズル472が、この方向付けにおいてのみ、家禽4
42をベルトコンベヤー440から持ち上げるのに十分な力を生じるためである
。翼のない家禽と同様に1つまたは2つの翼を吸引ノズル472から離れた方に
向けてベルトコンベヤー440に横たわる家禽442、或いは屠殺動物またはあ
る重量または寸法を有するそれの一部分は、吸引装置470により捕えられない
だろう。このようにして吸引装置470は選択的に作動する。
【0077】 図21は、気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物が矢印492の方向に供
給されるベルトコンベヤー490を図示している。ベルトコンベヤー490は、
一方の端部494においてローラー496に装着されている。開口端部を設けら
れかつ詳細には図示していない方法で長手方向軸線500の周りを所定の速度で
回転可能なシリンダー498に端部494が突出している。ベルトコンベヤー4
90の端部494から見ると、シリンダー498の長手方向軸線500は下方に
傾斜している。とりわけローラー504に装着されているとともにベルトが矢印
506の方向に駆動されるベルトコンベヤー502の上方には、ベルトコンベヤ
ー490から遠いシリンダー498の端部が配置されている。
【0078】 ベルトコンベヤー490に沿い供給され次の屠殺動物から間隔を置いて配置さ
れた屠殺動物は、端部494において回転シリンダー498へ落下し、このシリ
ンダー内で回転して屠殺動物の長手方向軸線がシリンダー498の長手方向軸線
500に実質的に平行となるような位置を取るだろう。同時に、屠殺動物は、重
力によりシリンダー498の最下地点へ移動され、そこでシリンダー498によ
り引き起こされた方向付けでシリンダー498を出て、ベルトコンベヤー506
により運ばれるだろう。
【0079】 シリンダー498には、内壁に沿い、屠殺動物の幅の寸法と少なくとも等しい
ピッチを有し螺旋状で径方向内側に突出した壁499を設けることができ、その
結果、屠殺動物は、屠殺動物の長手方向軸線がシリンダー498の長手方向軸線
500に対して実質的に横断する方向に、シリンダー498を出るだろう。
【0080】 図22a及び22bは、とりわけローラー512に装着され、気絶させられた
または死んでいる屠殺動物が腹でまたは背中で横たわって矢印514の方向に供
給されるベルトコンベヤー510を図示しており、屠殺動物の(後)脚は矢印5
14の方向に及びその逆の方向に向けることができる。ベルトコンベヤー510
の一方の端部516には、とりわけローラー520に装着されベルトが矢印52
2の方向に駆動される次の狭いベルトコンベヤー518がある。ベルトコンベヤ
ー518のいずれかの側には、屠殺動物が他の位置でなく上記の位置において壁
524間を搬送可能なような間隔を相互においた互いに平行な壁524がある。
壁524はベルトコンベヤー510の上方で壁526に隣接しており、それはベ
ルトコンベヤー510に沿い供給される屠殺動物を壁524間に案内するように
機能する。図22bにより特に図示されているように、前面で横たわる家禽52
8は、ベルトコンベヤー518により、家禽528の脚部がベルトコンベヤー5
18のいずれかの側に配置されるとともにベルトコンベヤー518に対して下方
に突出するような方法で、搬送される。この事は家禽528を脚部で吊すための
自動装置において活用され、例えばそのタイプのものはそれ自体ヨーロッパ特許
公開第0,145,077号明細書により公知である。背中で横たわる家禽の脚
部は、付随的に、ベルトコンベヤー518の上方に完全に配置されるので、自動
装置により把持するのには適当でない。
【0081】 図23は、とりわけローラー552に装着されベルトが矢印554の方向に動
くベルトコンベヤー550と、ベルトコンベヤー550上で脚とともに矢印55
4の方向に搬送中の屠殺動物556この場合は家禽とを図示している。この種の
方向付けは、例えば、図15に図示した装置において得られる。ローラー552
の付近のベルトコンベヤー550の端部には、軸線560の周りを詳細には図示
していない制御可能な方法で双方向矢印562の方向に図に示した持ち上げられ
た位置と旋回してベルトコンベヤー550から離れた位置との間を旋回可能な止
めブラケット558がある。持ち上げられた位置において、止めブラケット55
8はベルトコンベヤー550により屠殺動物556がさらに搬送されるのを妨げ
、その後に双方向矢印564の方向に可動であるとともに作動アーム568を介
して開閉可能なグリッパー570を有するアーム566が例えば屠殺動物556
を頸部で取り上げてそれをフック10に吊り下げることができる。屠殺動物55
6がアーム566によりベルトコンベヤー550から取り上げられると、止めブ
ラケット558は旋回して離れる。
【0082】 図24は、とりわけローラー582に装着されベルトが矢印584の方向に動
くベルトコンベヤー580を図示している。ベルトコンベヤー580は、例えば
図15に図示した装置を利用して、矢印586の方向に脚とともに方向付けられ
た屠殺動物586この場合は家禽を供給する。フック590は、ベルトコンベヤ
ー580の方へ手動でまたは自動的に屠殺動物586の供給と同期させられて矢
印588の方向に移動され、その動きの間に屠殺動物586の脚部がフック59
0の指定部分に移動する。フック590は次に矢印592の方向に持ち上げられ
、その結果、家禽が持ち上げられてベルトコンベヤー580から離れさらに処理
されるようにフック590から吊り下がる。
【0083】 図25は、とりわけローラー602に装着されベルトが矢印604の方向に動
くベルトコンベヤー600を図示している。ベルトコンベヤー600の一方の端
部606には2つの平行なベルトコンベヤー608、610が間隔をおいて配置
されており、これらの平行なベルトコンベヤーはローラー612、614及び6
16、618にそれぞれ装着されているとともにこれらのコンベヤーのベルトが
矢印620の方向に動くようにここに詳細には図示していない方法でともに同じ
速度で駆動される。
【0084】 一点鎖線622は、フック10がベルトコンベヤー608、610の下で矢印
624の方向に移動される実質的に水平な通路を示している。この場合、通路6
22はフック10の凹所8がベルトコンベヤー608、610の間のギャップの
下に一定の間隔をおいて配置されるような方法で選択され、またフック10の動
く速度は実質的にベルトコンベヤー608、610のベルトの動く速度に対応し
ている。
【0085】 コンベヤーベルト600に沿い供給された屠殺動物626は、矢印604の方
向にベルトコンベヤー600の中央に向かって収束する固定壁628により案内
される。ベルトコンベヤー600の端部606において、屠殺動物626の頭部
はベルトコンベヤー608、610間のギャップへ移動する。ただし、ギャップ
は屠殺動物626の胴体を通過させるには狭過ぎるので、胴体はベルトコンベヤ
ー608、610のベルトに載る。ベルトコンベヤー608、610間のギャッ
プの幅は矢印620の方向に狭くなって、屠殺動物626の頸部がローラー61
4、618の位置においてベルトコンベヤー608、610間で締め付けられる
のが好ましい。結果として、屠殺動物626はベルトコンベヤー608、610
の端部630を通過した後頸部で吊り下がり次に矢印632に沿い運ばれる。ベ
ルトコンベヤー618、610間のギャップの幅が再度広くなって、頸部がギャ
ップから解放されることを保証することにより、フック10は屠殺動物626を
通路622に沿い搬送しベルトコンベヤー608、610から運ぶための責任を
負うことができる。従って、図25に図示した装置は屠殺動物626を自動的に
フック10から頸部により吊り下げるために利用できる。
【0086】 図26は、詳細には図示していない方法で矢印642の方向に駆動されるベル
トコンベヤー640を図示している。湾曲した通路に沿い、フック644は矢印
646及び648の方向にベルトコンベヤー640の縁に沿いさらに上方へ案内
される。1名の人間650が、脚部がベルトコンベヤー640の縁に突出するよ
うな方法でベルトコンベヤー640に供給された屠殺動物652この場合は家禽
を方向付ける。適切な場合、ベルトコンベヤー640のベルトには(図26にお
いて点線で示した)高くなった壁654などを設けることができ、この場合、壁
の端部が屠殺動物652が相互に所定の間隔をあけて配置可能な凹所を画定して
いる。第2の人間656は屠殺動物の脚部をフック644へ移動し、その後屠殺
動物はフック644により運ばれる。屠殺動物652の脚部を差し込むことは、
ベルトコンベヤー642上に載ったままにすることができる屠殺動物652の胴
体を持ち上げる必要がなく、若干の労力しか必要としない。フック664が、図
に図示した人間656がいる場所において、ベルトコンベヤー640と同期して
動きそれと同時に屠殺動物の脚部がフックの開口部へ移動する間の上向きの動き
を受けた場合、フック664により、屠殺動物の脚部は人間656の介入なしに
把持可能である。
【0087】 図27はベルトコンベヤー660を図示しており、そのベルトは詳細には図示
していない方法で矢印662の方向に駆動される。ベルトコンベヤー660の隣
にいく人かの人間664aから664eがいる。ベルトコンベヤー660の上方
には、詳細には図示していないが矢印668の方向に動いているフックを運ぶオ
ーバーヘッドコンベヤー666の通路の一部がある。通路の部分が相互に交差す
る場所においてこれらの部分間のレベルは異なっている。フックがオーバーヘッ
ドコンベヤー666の通路に沿い動く速度は、ベルトコンベヤー660の搬送速
度と実質的に等しい。ベルトコンベヤー670を介して、気絶させられたまたは
死んでいる屠殺動物が、ベルトコンベヤー660に矢印671の方向に搬送され
る。人間664aから664eに有害な可能性があるガス混合物により屠殺動物
が気絶させられたまたは死んでいる場合、ベルトコンベヤー670には、ベルト
コンベヤー670の上方に配置され屠殺動物から漏出したガスが吸い出される開
口部672が備え付けられるのが好ましい。
【0088】 人間664aから664eがベルトコンベヤー660に供給された屠殺動物を
オーバーヘッドコンベヤー666の空のフックから吊り下げるが、この場合、原
則として、人間664dには全てのフックが利用可能であり、人間664cには
最少数のフックが利用可能であろう。人間664d及び664eに最大数の空の
フックを利用する権利が与えられると、屠殺動物が吊り下げられずかつそうなれ
ずにベルトコンベヤー660の端部660aに到達するのを防止できる。
【0089】 図28は、図27に図示したものと同様の装置を図示しているが、この場合オ
ーバーヘッドコンベヤー680はベルトコンベヤー660上においてまっすぐな
通路を延びている。オーバーヘッドコンベヤー680は矢印682の方向に動い
ている。このように、ベルトコンベヤー660には屠殺動物の「並行流(concur
rent flow)」がありまたオーバーヘッドコンベヤー680にはフックがあるの
で、この結果、人間664d及び664eが屠殺動物を吊り下げるための空のフ
ックを十分見つけることが特に難しい場合がある。この問題はオーバーヘッドコ
ンベヤー680の搬送方向682を逆にすることにより少なくとも部分的には克
服可能であり、その結果人間664aは常に空のフックをある程度利用可能とな
る。
【0090】 図29はベルトコンベヤーを図示しており、そのベルトは詳細には図示してい
ない方法で矢印688の方向に駆動される。狭いベルトコンベヤー690は、詳
細には図示していない方法で駆動されるが、ベルトコンベヤー688の隣にかつ
それに平行に配置されている。ベルトコンベヤー694を介して矢印696の方
向に供給される死んでいるまたは気絶させられた屠殺動物はベルトコンベヤー6
88へ移動するとともにそれらがこのベルト上で搬送されている間にベルトコン
ベヤー686の上方に配置されたオーバーヘッドコンベヤー698のフックから
吊り下げられて、フックが矢印700の方向に移動する。ベルトコンベヤー68
6及び690の上方に若干の間隔を置いて固定位置に配置された壁702は人間
704dにより吊り下げが全く速やかには行われない場合がある屠殺動物をベル
トコンベヤー686からベルトコンベヤー690へ案内し、その後問題の屠殺動
物は人間704c、704b及び704aに戻される。矢印692の方向におい
ては常に空のフックが多いので、人間704aから704cはなおベルトコンベ
ヤー690に沿い戻ってきた屠殺動物をオーバーヘッドコンベヤー698から吊
り下げることができる。
【0091】 図30はベルトコンベヤー710を図示しており、そのベルトは詳細には図示
していない方法で矢印712の方向に動いている。ベルトコンベヤー710の上
方に、フックが矢印716の方向に動いているオーバーヘッドコンベヤー714
がある。ベルトコンベヤー710の下流端には、詳細には図示していない方法で
双方向矢印726の方向のうち一方に環状プレート724がその間で回転される
2つの高くなった壁720、722を有する円形コンベヤー718がある。矢印
728の方向に動いているベルトコンベヤー730を介してベルトコンベヤー7
10へ移動したものの人間732aから732dの誰かによりベルトコンベヤー
710からオーバーヘッドコンベヤー714のフックに吊り下げられていない屠
殺動物は、バッファとして機能する円形コンベヤー718に到達する。屠殺動物
は、次になお人間732dにより円形コンベヤー718から取り上げられオーバ
ーヘッドコンベヤー714のフックから吊り下げ可能である。屠殺動物が円形コ
ンベヤーに到達するということは、単位時間ごとに供給される屠殺動物の数が多
すぎることを示している。従って、人間732dには例えばベルトコンベヤー7
30及び710の搬送速度を低減させることにより単位時間当たりに供給される
屠殺動物の数を減少させるための手段が与えられるのが好ましい。この点につい
て、屠殺動物の供給を自動調節することが考えられ、この場合、円形コンベヤー
718上の屠殺動物の存在を検出するための適宜の検出器が円形コンベヤー71
8に備え付けられる。検出器が円形コンベヤー718に屠殺動物がないことを検
出した場合、屠殺動物の供給は特定された最大数まで増加させることができる。
しかしながら、円形コンベヤー718上において屠殺動物の存在が検出されると
すぐに、屠殺動物の供給は好ましくは例にならって(in steps)低減される。
【0092】 図31はベルトコンベヤー740を図示しており、そのベルトは詳細には図示
していない方法で矢印742の方向に駆動される。いくつかの容器744aから
744dがベルトコンベヤー740の隣に低レベルで配置されており、これらの
容器の上方には、フックがオーバーヘッドコンベヤー746において矢印748
の方向に移動している。各容器744aから744dの向かい側のベルトコンベ
ヤー740の他方の側には、ベルトコンベヤー740上をそれの上方に少し間隔
を置いて横断方向に可動であるとともにピストンシリンダー装置756のロッド
754に取り付けられた直立プレート752を含む各エジェクター機構750a
から750eがある。エジェクター機構750aにおいて、実線はプレート75
2の始点を表し点線は排出位置を示す。
【0093】 エジェクター機構750aから750eは、ベルトコンベヤー740上に供給
された屠殺動物を各容器744aから744eに押すために利用され、そこから
、各人間758aから758eによりオーバーヘッドコンベヤー746のフック
から屠殺動物が吊り下げられる。容器744aから744eにはそれぞれ重量セ
ンサーなどの適宜のセンサーを設けることができ、その信号に基づき、対応のエ
ジェクター機構750aから750eが、ベルトコンベヤー740から屠殺動物
を突き出すために作動され、容器744aから744eの一定の充填レベル及び
/または容器744aから744eにおける屠殺動物の特定の好ましくは均一の
分配を維持する。
【0094】 図32は4つの容器760aから760dを図示しており、そこに人間762
aから762dが立っている。フック(詳細には図示せず)が矢印766の方向
に動くオーバーヘッドコンベヤー764が容器の上方で作動する。詳細には図示
していない手段により、ベルトコンベヤー768のベルトは矢印770の方向に
駆動される。ベルトコンベヤー770の下流端の下には、制御可能な方法でピン
774の周りを双方向矢印776の方向に旋回可能な傾斜シュート772があり
、その最下端は所定の旋回位置において容器760aから760dのうちの1つ
に隣接する。
【0095】 シュート772の最下端において、制御された方法でアーム780により旋回
可能な方法によってピン782に取り付けられた高くなった壁778がある。こ
のように、壁778は、図示した位置においてベルトコンベヤー768から供給
される屠殺動物をブロックし、また上向きの旋回した位置において屠殺動物を容
器760aから760dのうちの1つに通過させることができる。
【0096】 図31について説明した方法と同様の方法で、図32の容器760aから76
0dには、さらに、信号を送ることができこれに基づき容器760aから760
dへの屠殺動物の供給が調節される重量センサーを設けることができる。
【0097】 図33は、2つの高くなった壁792、794を有しその間で環状プレート7
96がピン800の周りを矢印798の方向に回転される円形コンベヤー790
を図示している。高くなった壁792の上縁の上方にはベルトコンベヤー802
があり、そのベルトは矢印804の方向に動く。円形コンベヤー790の上方に
はオーバーヘッドコンベヤー806があり、そこでフック(詳細には図示せず)
が矢印808の方向に動いている。仕切り810はプレート796の上方におい
て壁792と794との間を延びている。
【0098】 ベルトコンベヤー802に供給された気絶させられたまたは死んでいる屠殺動
物は、ベルトコンベヤー802の下流端から円形コンベヤー790のプレート7
96へ落下し、こうして仕切り810によりブロックされるまで矢印798の方
向に高くなった壁792、794の間を搬送される。プレート796からオーバ
ーヘッドコンベヤー806のフックに屠殺動物を吊り下げる人間は、高くなった
壁792の後ろに立っている。
【0099】 プレート796の回転方向798が逆になれば、仕切り810は点線で示した
位置810aに移動させる必要がある。仕切り810または810aに配置され
た屠殺動物には優先的にオーバーヘッドコンベヤー806のフックから吊り下げ
る優先権を与えなければならないことは明らかであることから、通常の回転方向
798及び逆回転方向において、仕切り810または810aは屠殺動物が円形
コンベヤー790にとどまる期間が長くなるのを防ぐ。仕切り810aの場合、
フック及び屠殺動物が「逆流」して移動して仕切り810aの位置には空のフッ
クのみが配置され、これにより屠殺動物をその位置でさらに容易に吊り下げられ
る。
【0100】 図34は、高くなった壁822、824とピン830の周りを矢印828の方
向に回転する環状プレート826とを有する円形コンベヤー820を図示してい
る。ベルトコンベヤー832は、そのベルトが詳細には図示していない方法で矢
印834の方向に動かされるが、高くなった壁822の上縁の上方に配置されて
いる。円形コンベヤー820の上方には、フックが矢印838の方向に動いてい
るオーバーヘッドコンベヤー836がある。仕切り840は高くなった壁822
、824の間を円形コンベヤー820のプレート826の上方において延びてお
り、この仕切りはピン842の周りを点線で図示した位置に旋回可能である。ベ
ルトコンベヤー832を介してプレート826に供給された屠殺動物を取り上げ
て、オーバーヘッドコンベヤー836のフックから吊り下げる人間は、高くなっ
た壁822の後ろに立っている。
【0101】 円形コンベヤー820を実質的に完全に一周した後まだフックから吊り下げら
れていない屠殺動物は仕切り840と接触するが、該仕切りは、屠殺動物により
一定の圧力が掛けられるとこれらの屠殺動物を通過させることができるように旋
回して開く。同時に、仕切り840が旋回して開いたということにより、ベルト
コンベヤー832を介した屠殺動物の供給が短期間中断されるべきであるという
信号を導くことができ、その結果円形コンベヤー820の周りの人間には、屠殺
動物が仕切り840の通過を許された(その結果吊り下げ時の優先権が与えられ
る必要がある)こと及び屠殺動物が最初に円形コンベヤー820を1周している
ところであることが全く明らかとなるだろう。
【0102】 図35は、高くなった壁852、854及び856と、逆方向862及び86
4にそれぞれピン866の周りを回転される2つの環状プレート858、860
とを有する円形コンベヤー850を図示している。高くなった壁852の上縁の
上方にはベルトコンベヤー868があり、そのベルトは詳細には図示していない
方法で矢印870の方向に駆動される。仕切り876は高くなった壁852及び
856の間をプレート858、860の上方で延びている。仕切り878は高く
なった壁852及び854の間をプレート860の上方で延びている。円形コン
ベヤー850の上方にはフック(詳細には図示せず)が矢印874の方向に動い
ているオーバーヘッドコンベヤー872がある。ベルトコンベヤー868により
プレート858に供給される屠殺動物は、まだフックから吊り下げられていない
場合は、最初に高くなった壁854と856との間のプレート858の概ね1つ
の迂回路を搬送され、その後仕切り876によりプレート860へ案内されると
ともに高くなった壁852及び854間を仕切り878に搬送される。ここで、
それらにはその場所において人間によりオーバーヘッドコンベヤー872のフッ
クから吊り下げるための優先権が与えられるだろうし、またこのことを考慮する
とこの人間は無数の空のフックを利用可能である。
【0103】 図36は、高くなった壁882、884を有しその間で環状プレート886が
矢印888の方向にピン890の周りを回転される円形コンベヤー880を図示
している。高くなった壁892は高くなった壁884を高くなった壁882に接
続している。三角形のプレート894はプレート886の表面の固定位置に配置
されている。高くなった壁882及び892の上方にはベルトコンベヤー896
があり、そのベルトは詳細には図示していない方法で矢印898の方向に移動さ
れる。円形コンベヤーの上方には、フック(詳細には図示せず)が矢印902の
方向に動いているオーバーヘッドコンベヤー900がある。円形コンベヤー88
0にあってベルトコンベヤー896を介して供給された屠殺動物をオーバーヘッ
ドコンベヤー900から吊り下げる人間は、高くなった壁882の後ろに立って
いる。この場合、屠殺動物は、最初にプレート886に到達し、次にそれらがす
ぐに吊り下げられない場合は高くなった壁882及び892間をプレート894
に案内される前にプレート886の全迂回路をより多く通過する。その場所に配
された人間はこれらの屠殺動物をオーバーヘッドコンベヤー900のフックから
吊り下げる優先権を与えるだろうし、またこのことを考慮すればこの人間は無制
限の空のフックを自由に使える。
【0104】 所望の質の放血を達成するために及び気絶させられた屠殺動物が放血開始前に
目覚める危険性を考慮すると、屠殺動物は放血装置へ給送することができるよう
に気絶させられている一定の時間内吊り下げられることが重要である。死んでい
る屠殺動物の場合でも、望ましくない品質の低減を防止するためにある限定され
た時間内吊り下げる必要がある。従って、屠殺動物が吊り下げられる前にバッフ
ァストア(buffer store)に長くとどまりことがないまたはその必要がないよう
にすることが重要である。確実にこのようにできる適宜の方法が、図27及び続
く図面において図示したいくつかの装置において提示されている。
【0105】 この説明に対応した図面において、家禽に直接接触する構成要素のみが図示さ
れている。フレーム、アクチュエータなどの他の構成要素は、明瞭さのために省
略されたが、種々の場合において当業者により明らかな方法で設計され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 フックから家禽が吊り下がる様子の斜視図を示す。
【図1b】 フックから家禽を吊り下げる代替方法の斜視図を示す。
【図1c】 フックから家禽を吊り下げるさらに別の方法の斜視図を示す。
【図2a】 家禽の頸部が固定及び配置される様子を図示している。
【図2b】 家禽の頸部が固定及び配置される様子を図示している。
【図3a】 頸部の血管を開口するのに必要な種々の処理ステップを拡大して図示しており
、家禽の頭部の少し下の頸部の断面が図示されている。
【図3b】 頸部の血管を開口するのに必要な種々の処理ステップを拡大して図示しており
、家禽の頭部の少し下の頸部の断面が図示されている。
【図3c】 頸部の血管を開口するのに必要な種々の処理ステップを拡大して図示しており
、家禽の頭部の少し下の頸部の断面が図示されている。
【図3d】 家禽の頸部の血管を開口するのに必要な代替処理ステップをさらに拡大して図
示している。
【図4a】 図3aから3cに図示した方法のステップを行うためのツールの配置の斜視図
を示す。
【図4b】 図3aから3cに図示した方法のステップを行うためのツールの動きの斜視図
を示す。
【図4c】 代替位置にある家禽の頸部の血管を開口するためのツールの位置及び動きの斜
視図を示す。
【図5a】 家禽を頭部で吊り下がる位置から脚部で吊り下がる位置へ搬送するのに必要な
連続したステップの斜視図を示す。
【図5b】 家禽を頭部で吊り下がる位置から脚部で吊り下がる位置へ搬送するのに必要な
連続したステップの斜視図を示す。
【図5c】 家禽を頭部で吊り下がる位置から脚部で吊り下がる位置へ搬送するのに必要な
連続したステップの斜視図を示す。
【図5d】 家禽を頭部で吊り下がる位置から脚部で吊り下がる位置へ搬送するのに必要な
連続したステップの斜視図を示す。
【図6a】 家禽を頭部で吊り下がる位置から脚部で吊り下がる位置へ搬送するのに必要な
代替の連続したステップの斜視図を示す。
【図6b】 家禽を頭部で吊り下がる位置から脚部で吊り下がる位置へ搬送するのに必要な
代替の連続したステップの斜視図を示す。
【図6c】 家禽を頭部で吊り下がる位置から脚部で吊り下がる位置へ搬送するのに必要な
代替の連続したステップの斜視図を示す。
【図7a】 家禽を頭部で吊り下がる位置から脚部で吊り下がる位置へ搬送するのに必要な
さらなる連続したステップの斜視図を示す。
【図7b】 家禽を頭部で吊り下がる位置から脚部で吊り下がる位置へ搬送するのに必要な
さらなる連続したステップの斜視図を示す。
【図7c】 家禽を頭部で吊り下がる位置から脚部で吊り下がる位置へ搬送するのに必要な
さらなる連続したステップの斜視図を示す。
【図7d】 家禽を頭部で吊り下がる位置から脚部で吊り下がる位置へ搬送するのに必要な
さらなる連続したステップの斜視図を示す。
【図8】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物間に間隔をあけるための第1の装置
の斜視図を示す。
【図9】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物間の間隔をあけるための第2の装置
の概略平面図を示す。
【図10a】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物間の間隔をあけるための第3の装置
の平面図を概略形式で示す。
【図10b】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物間の間隔をあけるための第3の装置
の側面図を概略形式で示す。
【図11】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物間の間隔をあけるための第4の装置
の概略平面図を示す。
【図12a】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物間の間隔をあけるための第5の装置
の平面図を概略形式で示す。
【図12b】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物間の間隔をあけるための第5の装置
の正面図を概略の形で示す。
【図13】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物間の間隔をあけるための第6の装置
の概略平面図を示す。
【図14】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物を方向付けるための第1の装置の斜
視図を示す。
【図15】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物を方向付けるための第2の装置の斜
視図を示す。
【図16】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物を方向付けるための第3の装置の斜
視図を示す。
【図17】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物を方向付けるための第4の装置の斜
視図を示す。
【図18】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物を方向付けるための第5の装置の斜
視図を示す。
【図19】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物を方向付けるための第6の装置の斜
視図を示す。
【図20】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物を方向付けるための第7の装置の斜
視図を示す。
【図21】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物を方向付けるための第8の装置の概
略側面図を示す。
【図22a】 方向付けられた家禽を前進させるための装置の平面図を概略形式で示す。
【図22b】 方向付けられた家禽を前進させるための装置の断面を概略形式で示す。
【図23】 グリップ装置を利用してコンベヤーから家禽が取り上げられる様子の斜視図を
示す。
【図24】 家禽の脚がコンベヤー上を前進させられながら方向付けられフックに移動され
る様子の斜視図を示す。
【図25】 コンベヤー上を前進中であるとともに方向付けられた家禽の頸部をフックに移
動させるための装置の概略斜視図を示す。
【図26】 ベルトコンベヤー上に配置された家禽が手でフックから吊り下げられる様子の
斜視図を示す。
【図27】 屠殺動物をフックから吊り下げるための第2の構成の概略平面図を示す。
【図28】 屠殺動物をフックから吊り下げるための第3の構成の概略平面図を示す。
【図29】 屠殺動物をフックから吊り下げるための第4の構成の概略平面図を示す。
【図30】 屠殺動物をフックから吊り下げるための第5の構成の概略平面図を示す。
【図31】 屠殺動物をフックから吊り下げるための第6の構成の概略平面図を示す。
【図32】 屠殺動物をフックから吊り下げるための第7の構成の概略平面図を示す。
【図33】 フックから屠殺動物を吊り下げるための円形コンベヤー形式の第1の構成の概
略平面図を示す。
【図34】 フックから屠殺動物を吊り下げるための円形コンベヤー形式の第2の構成の概
略平面図を示す。
【図35】 フックから屠殺動物を吊り下げるための円形コンベヤー形式の第3の構成の概
略平面図を示す。
【図36】 フックから屠殺動物を吊り下げるための円形コンベヤー形式の第4の構成の概
略平面図を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月6日(2001.2.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファン ハール フランシスキュス コル ネリス ヴィルヘルムス オランダ国 エンエル−5845 セーデー シント アントニス アマタストラート 7 (72)発明者 スヘーフェルス トーマス ヴィルヘルム ス ヨセフュス オランダ国 エンエル−5463 ハーアー フェヘール ヤン ファン ハーレンスト ラート 33

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屠殺動物特に家禽(2)の頸部の少なくとも1つの血管を機
    械で開口するための方法であって、 前記屠殺動物の頸部を配置するステップ;及び 前記少なくとも1つの血管(32、34)を開口するステップを含み: 前記少なくとも1つの血管は少なくとも1つの切断手段(44)を頸部に頸部
    の一方の側から頸部の反対側へ動かすことにより開口され、開口される前記少な
    くとも1つの血管(32、34)は前記切断手段(44)の通路に配置されるこ
    とを特徴とする前記屠殺動物の頸部の前記少なくとも1つの血管を開口するため
    の方法。
  2. 【請求項2】 前記切断手段は鋭く傾斜した前側部を備え実質的に細長いブ
    レード(44)であること及び、前記ブレード(44)は実質的にその長手方向
    に動かされ、開口される前記少なくとも1つの血管(32、34)は前記ブレー
    ドの前記傾斜側部の通路に配置されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ブレード(44)は実質的に直線に沿い往復移動される
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの頸静脈(34)及び少なくとも1つの頸動
    脈(32)が開口されることを特徴とする請求項1から3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの血管(32、34)が開口される前に
    、前記屠殺動物の胴体が前記開口領域より低いレベルに配置されることを特徴と
    する請求項1から4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記屠殺動物は頭部で吊り下げられることを特徴とする請求
    項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの血管(32、34)が開口された後に
    、前記屠殺動物の胴体が前記開口領域より高いレベルに配置されることを特徴と
    する請求項1から6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの血管(32、34)が開口された後に
    、前記屠殺動物の少なくとも1つの脚または後ろ脚がキャリヤーに連結されるこ
    と及び次に頭部による吊り下げが排除されることを特徴とする請求項6または7
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つの血管(32、34)が開口される前に
    、気管(28)と前記少なくとも1つの血管の間の間隔が前記開口領域において
    増加されることを特徴とする請求項1から8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも1つの血管(32、34)が開口される前
    に、食道(30)と前記少なくとも1つの血管の間の間隔がさらに前記開口領域
    において増加されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 気管(28)と前記少なくとも1つの血管との間の位置に
    おいて、特に食道(30)と前記少なくとも1つの血管との間の位置において、
    2つの隔離部材(36)の端部が互いに接触するようになるまでまたは相互に少
    し間隔があくまで、頸部の2つの各側から頸部に端部を備えた前記隔離部材(3
    6)を差し込み、次に頸部の長手方向に対して実質的に横方向に前記隔離部材と
    頸部の一部分を遠ざけることにより、前記間隔が増加されることを特徴とする請
    求項9または10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 頸部が定位置に固定されるとともに前記隔離部材(36)
    が頸部の一部に対して移動することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記隔離部材(36)が頸部に移動された後に頸部の前側
    または後側に移動されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記屠殺動物は前記少なくとも1つの血管(32、34)
    が開口される前に屠殺されることを特徴とする請求項1から13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記屠殺動物はガス雰囲気中で屠殺されることを特徴とす
    る請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 屠殺動物特に家禽(2)の頸部の少なくとも1つの血管(
    32、34)に切り込むための装置であって、 前記屠殺動物の頸部を配置するための頸部配置手段(10、18;86);及
    び 前記少なくとも1つの血管を開口するための血管開口手段(44、48)を含
    み: 前記血管開口手段は頸部の一方の側から頸部の他方の側に頸部の中を動くよう
    に適合された少なくとも1つの切断手段(44)を含み、開口される前記少なく
    とも1つの血管(32、34)は前記切断手段(44)の通路に配置されること
    を特徴とする屠殺動物の頸部の少なくとも1つの血管に切り込むための装置。
  17. 【請求項17】 前記切断手段は、鋭く傾斜した前側部を備え実質的に細長
    いブレード(44)であって、実質的に前記ブレードの長手方向に移動されるよ
    うに適合されていることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記ブレードは実質的に直線に沿い往復移動されるように
    適合されていることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記頸部配置手段は前記屠殺動物の頭部の下側から第2頸
    椎に及ぶ領域において頸部に係合することを特徴とする請求項16から18に記
    載の装置。
  20. 【請求項20】 前記屠殺動物を頭部で運ぶための頭部キャリヤーを特徴と
    する請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記頭部キャリヤー(10)は実質的にU字状の運搬開口
    部を含み、その横断寸法は前記屠畜の頭部の幅より狭いことを特徴とする請求項
    20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記頭部キャリヤー(10)はコンベヤーの一部を形成し
    、その通路(12)は屠殺動物が供給される場所から前記血管開口手段の場所ま
    で少なくとも延びていることを特徴とする請求項20または21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 隔離手段(36)であって、前記開口領域において気管(
    28)と前記少なくとも1つの血管(32、34)との間の間隔を増加させるた
    めの前記隔離手段を特徴とする請求項16から22に記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記隔離手段(36)は、前記開口領域において食道(3
    0)と前記少なくとも1つの血管(32、34)との間の間隔を増加させるよう
    に適合されていることを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】 2つの隔離部材(36)であって、端部を備えるとともに
    、開口位置から頸部へ前記屠殺動物の頸部の2つの側から、気管(28)及び食
    道(30)と前記少なくとも1つの血管(32、34)との間の場所において前
    記2つの隔離部材の端部が閉鎖位置で相互に接触するかまたは少し間隔を置いて
    配置されるまで、移動されるように適合されている前記隔離部材を前記隔離手段
    が含むことを特徴とする請求項23または24に記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記隔離部材(36)の端部は鈍いことを特徴とする請求
    項25に記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記隔離部材はその閉鎖位置において頸部の前側または後
    側に移動されるように適合されていることを特徴とする請求項25または26に
    記載の装置。
  28. 【請求項28】 脚部配置手段であって、該脚部配置手段と相互作用する脚
    支持部(9;68;114;144)に前記屠殺動物の少なくとも1つの脚また
    は後ろ脚を配置するための前記脚部配置手段を特徴とする請求項16から27に
    記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記脚部配置手段は、軸線の周りを傾斜可能であって、実
    質的に垂直な位置から実質的に水平な位置に前記少なくとも1つの脚の少なくと
    も一部分を傾斜させるための支持部(50、84)を含むことを特徴とする請求
    項28に記載の装置。
  30. 【請求項30】 前記脚の一部分は、膝関節より下に延びている部分である
    ことを特徴とする請求項29に記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記支持部(50;84)は、さらに前記屠殺動物の胸部
    を支持するように適合されていることを特徴とする請求項29または30に記載
    の装置。
  32. 【請求項32】 前記支持部(122)は前記少なくとも1つの脚を確実に
    把持するためのグリッパー手段(130)を備えていることを特徴とする請求項
    29または30に記載の装置。
  33. 【請求項33】 1つまたはそれ以上の止め部(86、108)であって、
    前記脚部配置手段と相互作用し前記少なくとも1つの脚を実質的に水平面に配置
    するための前記止め部を特徴とする請求項28から33に記載の装置。
  34. 【請求項34】 前記頸部配置手段は、頭部を支持するための頭支持部(1
    0)と前記屠殺動物の肩を支持するための肩支持部(18、86)とを含むこと
    を特徴とする請求項16から33に記載の装置。
  35. 【請求項35】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物(170)の間
    または屠殺動物各部の間に間隔を置くための装置であって、 前記屠殺動物またはそれの各部を第1の方向に搬送するための第1のコンベヤ
    ー(150、152;180、194;220;240;262)を含み: 第2のコンベヤー(152、154;198;210;264、266)であ
    って、前記第1のベルトコンベヤーから通じており、前記屠殺動物またはそれの
    各部を第2の方向に搬送するための前記第2のコンベヤーを特徴とし、 前記第1の方向は前記第2の方向と異なる前記屠殺動物または屠殺動物各部の
    間に間隔を置くための装置。
  36. 【請求項36】 前記第1の方向と前記第2の方向との間の角度は少なくと
    も45°であって好ましくは90°であることを特徴とする請求項35に記載の
    装置。
  37. 【請求項37】 前記第2のコンベヤーは規則的な間隔で配置された壁(2
    00;214;250)を備えたコンベヤーベルトを含み、各壁の面は前記コン
    ベヤーベルトの面に対して少なくとも45°の角度で配置されていることを特徴
    とする請求項35または36に記載の装置。
  38. 【請求項38】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物(170)の間
    または屠殺動物各部の間に間隔を置くための装置であって: 排出端部を有し、前記屠殺動物またはそれの各部を第1の方向に搬送するため
    の第1のコンベヤー(150、152;180、194;220;240;26
    2)を含み: 前記屠殺動物またはそれの各部を搬送するための第2のコンベヤー(152、
    154;198;210;264、266)であって、該第2のコンベヤーの少
    なくとも一部分は前記第1のコンベヤーの排出端部の下において延び、前記第2
    のコンベヤーは規則的な間隔を置いて配置された壁(200;214;250)
    を設けられたコンベヤーベルトを含み、各壁の面は前記コンベヤーベルトの面に
    対して少なくとも45°の角度で配置された前記第2のコンベヤーを特徴とする
    前記屠殺動物または屠殺動物の各部の間に間隔を置くための装置。
  39. 【請求項39】 ガイド(296、298;326、328;526)のセ
    ットであって、該ガイドは前記第1のコンベヤーの上方に実質的に据え付けて配
    置されるとともに搬送方向において見ると狭くなる通路を画定し、その最小の幅
    は前記屠殺動物またはそれの各部の最小の幅の寸法に実質的に対応しているかま
    たはそれより若干大きい前記ガイドのセットを特徴とする請求項35から38に
    記載の装置。
  40. 【請求項40】 前記ガイドのうちの1つは、コンベヤーベルト(188;
    228)に沿い前記第1のコンベヤーにより起こる搬送方向と実質的に逆の方向
    (192;230)に駆動されるように適合された前記コンベヤーベルトを含む
    ことを特徴とする請求項39に記載の装置。
  41. 【請求項41】 気絶させられたまたは死んでいる屠殺動物または屠殺動物
    の各部を方向付けるための装置であって: 前記屠殺動物(292;338;364;372;402;442;528)
    またはそれの各部を搬送方向に搬送するためのコンベヤー(290;332;3
    40;370;400;440;502;514、518);及び 前記コンベヤー上で第1の方向付けの第1の位置から第2の位置及び/または
    第2の方向付けに前記屠殺動物またはそれの各部を搬送するための方向付け手段
    (296、298;318、326、328;344a、344b;376;4
    06;446;470;498;526)を含む前記屠殺動物または屠殺動物の
    各部を方向付けるための装置。
  42. 【請求項42】 前記方向付け手段は、ガイド(296、298;326、
    328;526)のセットであって、前記コンベヤーの上方に実質的に据え付け
    て配置されるとともに搬送方向において見ると狭くなる通路を画定し、その最小
    の幅が前記屠殺動物またはそれの各部の最小の幅の寸法に実質的に対応している
    かまたはそれより若干大きい前記ガイドのセットを含むことを特徴とする請求項
    41に記載の装置。
  43. 【請求項43】 前記方向付け手段は、水面付近に配置されているとともに
    搬送方向において見ると狭くなる通路を画定しその最小の幅が前記屠殺動物のま
    たはそれの各部の最小の幅の寸法に実質的に対応するかそれより若干大きいガイ
    ド(326、328)のセットを有する液体容器(316)を含み、前記液体容
    器には搬送方向の流れを生成するための手段が設けられ、及び前記屠殺動物また
    はそれの各部を前記ガイドの下流に沿い運ぶようにコンベヤー(332)が配置
    されていることを特徴とする請求項41または42に記載の装置。
  44. 【請求項44】 前記方向付け手段は、前記屠殺動物またはそれの各部に係
    合するように適合された少なくとも1つのマニピュレーター(344a、344
    b;376;406;446;470)を含み、さらに以下のもの: 画像処理システム(362;388;432;456)であって、前記コンベ
    ヤーの上方かつ前記少なくとも1つのマニピュレーターに対して上流に配置され
    、前記コンベヤー上に配置された前記屠殺動物またはその各部に関する画像情報
    を供給するための前記画像処理システム; 前記画像処理システム及び前記少なくとも1つのマニピュレーターに連結され
    たデータ処理システム(358;390;434;458)を備え、 前記データ処理システムは、前記画像情報に基づき、前記屠殺動物のまたはそ
    れの各部の前記第1の位置及び前記第1の方向付けを決定するように、及び前記
    第2の位置及び/または前記第2の方向付けに到達するように前記マニピュレー
    ターを制御するように適合されていることを特徴とする請求項41に記載の装置
  45. 【請求項45】 前記マニピュレーター(344a、344b)は、前記コ
    ンベヤーの上方に配置され軸線の周りを回転可能でありかつ前記軸線に対して実
    質的に径方向に突出したいくつかのフィンガー(354)を備えたドラム(35
    2)を含むことを特徴とする請求項44に記載の装置。
  46. 【請求項46】 前記マニピュレーターは、前記コンベヤーの上方に配置さ
    れ吹出開口部(378)を備えかつ軸線の周りを旋回可能なブローノズル(37
    6)を含むことを特徴とする請求項44に記載の装置。
  47. 【請求項47】 前記マニピュレーター(406)は、前記屠殺動物または
    それの各部を確実に把持するためのグリッパー装置(428)が1つの端部に設
    けられた少なくとも1つのアーム(410、416)を含むことを特徴とする請
    求項44に記載の装置。
  48. 【請求項48】 前記マニピュレーター(446)は、前記屠殺動物または
    それの各部を吸引するための吸引ノズル(448;472)を含むことを特徴と
    する請求項44に記載の装置。
  49. 【請求項49】 前記方向付け手段は長手方向軸線(500)の周りを回転
    可能な細長いシリンダー(498)を含むことを特徴とする請求項41に記載の
    装置。
  50. 【請求項50】 前記シリンダー(498)は内壁に螺旋状の高くなった壁
    (499)を備えることを特徴とする請求項49に記載の装置。
  51. 【請求項51】 屠殺動物をフックから吊り下げるための装置であって: 第1のコンベヤー(518)であって、これに平行にいずれかの側に間隔を置
    いてガイド(524)が配置された前記第1のコンベヤー;及び 第2のコンベヤーであって、前記第1のコンベヤー(518)の下においてか
    つそれに平行にフックを前進させて前記第1のコンベヤー上に配置された前記屠
    殺動物(528)の脚にフックを掛けるための前記第2のコンベヤーを含む前記
    屠殺動物をフックから吊り下げるための装置。
  52. 【請求項52】 屠殺動物をフックから吊り下げるための装置であって: 脚を有する前記屠殺動物(556)を搬送方向に搬送するための前記搬送方向
    を伴ったコンベヤー(550); 前記コンベヤー上方に配置され、前記屠殺動物をブロックするための止め部(
    558);及び 前記屠殺動物を確実に把持してフックから吊り下げるためのグリッパー装置(
    570)を含む前記屠殺動物をフックから吊り下げるための装置。
  53. 【請求項53】 屠殺動物をフックから吊り下げるための装置であって: 前記屠殺動物(586;652)を搬送するためのベルトコンベヤー(580
    ;640);及び 前記フック(590;644)を前記ベルトコンベヤーの縁側へ及び上方に前
    進させるためのコンベヤーを含む前記屠殺動物をフックから吊り下げるための装
    置。
  54. 【請求項54】 屠殺動物をフックから吊り下げるための装置であって: 2つのベルトコンベヤー(608、610)であって、該ベルトコンベヤー間
    においてギャップが形成されるような方法で相互に隣接しかつ間隔を置いて配置
    され実質的に平行で同期して駆動され、前記ギャップの幅は前記屠殺動物の最小
    の幅の寸法より小さくかつ前記ベルトコンベヤーの上側と下側における所定の長
    さに渡り前記屠殺動物の頭部より小さく、前記ベルトコンベヤー間に及びそれら
    の間で頭部を取り囲むように前記屠殺動物の頸部を案内するための前記ベルトコ
    ンベヤー;及び コンベヤーであって、フック(10)を前記ベルトコンベヤーの下側に沿い前
    進させ、これに、前記屠殺動物を頭部で吊り下げるように頸部を受け取るための
    前記ギャップのレベルにおいて少なくとも部分的に平行であるコンベヤーを含む
    前記屠殺動物をフックから吊り下げるための装置。
  55. 【請求項55】 屠殺動物またはそれの各部をフックから吊り下げるための
    装置であって: 前記屠殺動物またはそれの各部を搬送するための移動コンベヤー面; 前記コンベヤー面の上方に部分的に配置されたフックのためのオーバーヘッド
    コンベヤー(666)を含み: 前記オーバーヘッドコンベヤーの上流部分は前記コンベヤー面の下流部分の上
    方に配置され、また前記オーバーヘッドコンベヤーの下流部分は前記コンベヤー
    面の上流部分の上方に配置されていることを特徴とする前記屠殺動物またはそれ
    の各部をフックから吊り下げるための装置。
  56. 【請求項56】 屠殺動物またはそれの各部をフックから吊り下げるための
    装置であって: 前記屠殺動物またはそれの各部を搬送するための移動コンベヤー面; 前記コンベヤー面の上方に配置された前記フックのためのオーバーヘッドコン
    ベヤーを含み: 前記コンベヤー面の上方には、前記コンベヤー面を搬送される前記屠殺動物ま
    たはそれの各部をブロックするための壁(810、810a;840;878)
    があることを特徴とする前記屠殺動物またはそれの各部をフックから吊り下げる
    ための装置。
  57. 【請求項57】 前記コンベヤー面は環状ディスク(796;826)によ
    り形成されていることを特徴とする請求項55または56に記載の装置。
  58. 【請求項58】 前記壁(840)は移動可能であることを特徴とする請求
    項56または57に記載の装置。
  59. 【請求項59】 屠殺動物またはそれの各部をフックから吊り下げるための
    装置であって、 相互に向き合う側に横たわる側部を有し、前記屠殺動物またはそれの各部を搬
    送するためのコンベヤー面(740); 前記コンベヤー面の一方の側に沿い配置され、前記屠殺動物またはそれの各部
    を前記コンベヤー面から排出するためのいくつかのエジェクター(750aから
    750e); 前記コンベヤー面の他方の側に沿いエジェクターに向き合って配置され、前記
    コンベヤー面から排出された前記屠殺動物またはそれの各部を収集するためのい
    くつかのホルダー(744aから744e);及び 前記ホルダー上方に部分的に配置された前記フックのためのオーバーヘッドコ
    ンベヤー(746)を含む前記屠殺動物またはそれの各部をフックから吊り下げ
    るための装置。
  60. 【請求項60】 屠殺動物またはそれの各部をフックから吊り下げるための
    装置であって、 前記屠殺動物またはそれの各部のためのいくつかのホルダー(760aから7
    60d); 前記ホルダーの上方に部分的に配置されたオーバーヘッドコンベヤー(764
    );及び 前記屠殺動物またはそれの各部を搬送するためのコンベヤー面(772)を含
    み: 前記コンベヤー面は前記屠殺動物を所定のホルダーに排出するために移動可能
    な排出端部を有する前記屠殺動物またはそれの各部をフックから吊り下げるため
    の装置。
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