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JP2002509296A - リアクティブな負荷のための駆動回路 - Google Patents

リアクティブな負荷のための駆動回路

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JP2002509296A
JP2002509296A JP2000510121A JP2000510121A JP2002509296A JP 2002509296 A JP2002509296 A JP 2002509296A JP 2000510121 A JP2000510121 A JP 2000510121A JP 2000510121 A JP2000510121 A JP 2000510121A JP 2002509296 A JP2002509296 A JP 2002509296A
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circuit
switch
output
capacitor
resonance
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JP2000510121A
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バウワーズ,ジヨン,エイチ.
ダツチヤ,アラン
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チエツクポイント システムズ, インコーポレーテツド
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    • G08B13/2465Aspects related to the EAS system, e.g. system components other than tags
    • G08B13/2468Antenna in system and the related signal processing
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 高効率の共振スイッチングドライバ回路(10)が、共振アンテナ(12)とドライバ回路(14)との間に結合された整合リアクタンス(16)を包含している。整合リアクタンスはドライバ回路からアンテナへの直並列インピーダンス整合を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明はリアクティブな負荷を駆動するための回路に関し、より詳細には、D
C電流を無線周波数(RF)でリアクティブな負荷における正弦波循環電流に変
換するための高効率の共振スイッチング回路に関する。本発明は例えば、電子的
物品監視(electronic article surveillance (EAS))システムの呼び掛け
機(interrogator)で使用されるようなリアクティブな(誘導性)ループアンテ
ナを駆動するために用いることができる。
【0002】
【発明の背景】
共振回路を備えた駆動回路は、DC電源からリアクティブな負荷へのエネルギ
ーの効率的な変換を可能にするために一般的に使用されている。図1は、無効( 誘導)負荷102(Ls)を駆動するための従来技術による駆動回路100を一
般化して示している。駆動回路100は、電流開閉素子(スイッチング素子)Q
sと、共振コンデンサ(Cs)と、損失エレメント(Ro)と、を包含しており
、損失エレメントはリアクティブな負荷Ls 102およびコンデンサCsの抵
抗と回路100に接続可能な付加的抵抗とに関係する電力損失を表わす。
【0003】 回路100の設計は、無効電力を誘導負荷(Ls)に対し送出するためではな
く無効電力を損失エレメント(Ro)に対し送出するために最適化されている。
したがって、回路100の効率の解析は一般に、損失エレメント(Ro)に与え
られる電力量に関連している。以下の議論は、この一般的な解析方法に関するも
のである。(付加的抵抗は、例えば共振帯域幅を増大させるため、LsとCsと
を包含する共振回路の一部とすることができる。)図2は、駆動回路100に関 する代表的な電圧および電流の波形102、104を示している。上側の波形1
04は、電流開閉素子Qsによって行なわれる電流のスイッチングの結果生じる
、電流開閉素子QsおよびコンデンサCsの両端における電圧(Vs)を示して
いる。下側の波形106はリアクティブな負荷Lsを流れる電流(Ils)を示
している。
【0004】 実現可能な最大効率でリアクティブな負荷のための駆動回路を動作させること
が望ましい。非効率な駆動回路は大きい電源を必要とする。また非効率な駆動回
路では相当の電力が熱として浪費されてしまうので、熱を放散させるために大型
のヒートシンクおよび/または冷却ファンが必要となる上に、しばしば信頼性も
低くなる。電流開閉素子Qsの特性が従来技術による駆動回路100の効率を決
定する。特に、電流が時間のオン/オフ関数ではなく時間の連続関数として変化
するようなモードであるリニアモードで開閉素子Qsが動作する時間の割合によ
って、従来技術による駆動回路100のいわゆる動作の級(class of operation
)が決定される。
【0005】 駆動回路100のようなリアクティブな負荷ドライバ回路では、電力変換効率
は、損失エレメントRoにより散逸される電力量(回路の抵抗損)として一般に
参照される。したがって、電力変換効率は、Roで散逸する電力を駆動回路10
0により消費される全電力(Roに与えられる電力と電流開閉素子Qsによって
散逸される電力との合計)で除した割合である。
【0006】 駆動回路100の一般に知られる動作の級はA級、B級およびC級である。A
級動作は、100%の時間、リニアモードでQsを動作させることを指している。 A級動作は、電流開閉素子Qsの両端で散逸する電力のために非常に非効率であ
る。この電力散逸は、Qsの動作のリニアモードの結果である、同時的な電流開
閉素子Qs両端の電圧およびQsを流れる電流によりもたらされる。従来技術に
よる駆動回路100のA級動作では、理論的な最大効率は25%である。
【0007】 回路100のB級動作は、約50%の時間、リニアモードで電流開閉素子Qsを
動作させることを指している。換言すると、開閉素子Qsは駆動波形の各サイク
ルのおよそ半分について線形的に動作するようになっている。従来技術による回
路100のB級動作に関する理論的な最大の電力変換効率は78.65%であるが、 実際に達成される効率はしばしば50%未満である。
【0008】 回路100のC級動作は、50%未満の時間、リニアモードで電流開閉素子Qs
を動作させることを指している。事実、回路100のC級動作では、電流開閉素
子Qsを主にオンオフスイッチとして動作させ、真の線形増幅用途には不適なも
のとすることも可能である。図2に示す導通時間の図はC級動作に関するもので
ある。従来技術による回路100のC級動作では、実際の用途で多くの場合40%
ないし80%の最大効率による動作が達成される。そのような効率ではなお、本発
明の目的は満たされない。
【0009】 図3は、CRTディスプレイ(テレビおよびモニタ)の水平偏向駆動回路とし
て一般に使用されている従来技術による「フライバック」駆動回路108を示し
ている。CRTの偏向駆動回路として使用される場合、駆動回路108は高圧変
圧器(Ls)と、電流開閉素子(Qs)と、共振コンデンサ(Cs)とを包含し
ている。また駆動回路108は、DC電流が偏向コイル(Lo)のインダクタン
スを流れ、CRTディスプレイの水平位置調整エラーを発生させるのを防止する
ため、大容量結合コンデンサ(Cc)を包含していてもよい。
【0010】 電流開閉素子Qsは厳密にオン/オフモードで動作するので、駆動回路108
は共振スイッチング駆動回路として特徴づけることができる。駆動回路108の
共振部は、共振コンデンサ(Cs)とともに偏向コイル(Lo)および高圧変圧
器(Ls)の並列組み合わせによって形成されている。水平偏向回路として動作
する場合、電流開閉素子Qsは掃引時間の間(周期全体の約80%)閉じられて、
平底の電圧波形が偏向コイル(Lo)の両端に印加される。(図3の波形Vsお
よびVoを参照のこと。)
【0011】 電流開閉素子Qsがオンになっている時間には、供給電圧(Vsp)がインダ
クタ(Ls)および(Lo)の両端に印加される。現状技術で周知のように、L
sおよびLoを流れる電流は、この時間の間、線形的に増大する。この線形的な
電流の増大は、時間の関数としてCRTの電子のある程度の線形偏向をもたらし
、それによりCRTのスクリーンに、ある程度均一に情報を分布させるという点
で望ましいものである。
【0012】 開閉素子Qsが、いわゆるフライバック時間(周期全体の約20%)の間、開
いているとき、インダクタLsおよびLoに蓄積されたエネルギーは共振によっ
て共振コンデンサ(Cs)に伝達される。この結果、コンデンサ(Cs)の両端
には高電圧の半正弦波信号が発生するが、そのピークは電源電圧(Vsp)より
も振幅がはるかに大きいものである。
【0013】 したがって、インダクタLsおよびLoの両端における電圧は、電流開閉素子
Qsが閉じられたときにそれらの両端に印加された電圧に較べて反対にされ、そ
れにより、それらを流れる電流が反転され、それによりコンデンサ(Cs)を放
電させてその蓄積されたエネルギーを再びインダクタLsおよびLoの組み合わ
せに伝達する。コンデンサ(Cs)のこの充電および放電は、フライバックとし
て知られており、正弦波状に行なわれ、その結果、駆動回路108の動作を表わ
す半正弦のフライバックパルスを生じる。
【0014】 フライバック駆動回路108は、DC電力をRF周波数の無効エネルギーへと
非常に効率的に変換する。電流開閉素子(Qs)が線形素子としてではなく、ス
イッチとして使用されるので、Qsに関係する電力損失を非常に低くすることが
できる。残念ながら、フライバック駆動回路108は、この回路が発生させる信
号の高調波成分のため、誘導性ループアンテナを駆動するには適していない。こ
れらの調波は輻射され、それにより、所期の輻射の周波数範囲を越える高レベル
の放出を生じさせるが、このような放出は、合衆国連邦通信委員会などの政府の
無線通信規制当局にとって容認不可能なものである。
【0015】 図4は、誘導性負荷(Lo)を駆動するための従来技術によるE級駆動回路1
10を示している。回路110は、電流開閉素子(Qs)と、スイッチコンデン
サ(Cs)と、DC給電インダクタ(Ls)と、共振コンデンサ(Co)と、出
力インダクタ(Lo)(誘導性ループアンテナであってもよい)と、損失エレメ
ント(Ro)とを含んでおり、損失エレメント(Ro)はLs、Cs、Co、L
oの抵抗と回路110に接続可能な付加的抵抗とに関連する電力損失を表わして
いる。(図1の回路100と同様、付加的な抵抗は、例えば共振帯域幅を増大さ
せるため、LoとCoとを具備する共振回路の一部としてもよい。)
【0016】 図5は、E級駆動回路110に関する電圧および電流の波形を示している。半
正弦フライバックパルス112は、スイッチコンデンサ(Cs)、出力インダク
タ(Lo)および共振コンデンサ(Co)により開閉素子Qsにおいて生成され
る。E級駆動回路110の顕著な特徴は、スイッチインダクタ(Ls)における
電流(Ils)のAC成分114が、スイッチインダクタ(Ls)を流れるDC
電流116よりもはるかに小さいということである。
【0017】 E級駆動回路110において、電流開閉素子Qsはスイッチとしてオンかオフ
のいずれかで動作する。オンのとき、電流開閉素子Qsは半正弦波の低電圧部分
を伝導するので、電力の散逸は最小となる。オフのとき、電流開閉素子Qsには
電流が流れないので、実質的に電力は散逸しない。E級駆動回路110において
、DC給電インダクタLsは出力インダクタLoに対して大きな値を有している
ので、回路110の共振動作には影響を与えない。
【0018】 出力インダクタLoおよび共振コンデンサCoの共振周波数は名目的に電流開
閉素子Qsのスイッチング周波数Foとなるように選択されている。これは、L
oとCoとを包含する共振回路によって、スイッチQsの両端に発生した半正弦
信号の調波を濾波して、除去し、それにより、インダクタLoからの放射信号出
力に、不要な調波がほとんど含まれないようにするためである。図5に示す信号
Vsの半正弦部分はCs、CoおよびLoの組合せの動作の結果である。
【0019】 E級ドライバ回路110の実施において、Cs、CoおよびLoの共振周波数
は動作周波数Foよりわずかに高くてもよい。これは、電流スイッチQsがオン
になる前に信号Vsを接地に戻すためである。これにより、スイッチングに関係
する電流スイッチQsからの電力損失は最小化される。実際の開閉素子Qsは、
デバイスキャパシタンスが大きく非線形のFETを具備していることから、われ
われは、E級ドライバ回路をループアンテナドライバとして使用するためにこれ
を実施することは不適当であると判断した。
【0020】 このデバイスキャパシタンスは、デバイス両端の電圧(Vs)が最小であると
きに最大となる。実際には、この大きく非線形のデバイスキャパシタンスは、F
ETがオフにされた直後の周期の間、回路の共振周波数を劇的に低くする。これ
により、回路がラッチされやすくなり、その結果、FETがオフにされた後、長
期間にわたり駆動電圧(Vs)が低く保たれるようになる。
【0021】 こうしてこのラッチ効果は、DC給電インダクタ(Ls)を流れる電流が増大
してFETの大きく非線形のキャパシタンスを十分に満たし、回路がこの状態か
ら十分に抜け出せるようになるまで、1周期を超えて持続することが可能である
。このため、E級ドライバ回路110の実施において、駆動信号サイクルは、ラ
ッチング(latching)により周期的に(分数調波信号が発生して)、あるいは無
作為に(無秩序な形態のノイズが発生して)スキップされることがある。したが
って、E級ドライバ回路110の実施は、ループアンテナなどのリアクティブな
負荷のドライバとして使用するには適していない。
【0022】 A級、B級、C級のドライバおよびフライバックドライバは、その回路の共振
がその動作をE級回路の共振よりもはるかに大きい程度まで規制するので、上記
のような問題に関して、より影響を受けにくい。図1のA級、B級およびC級の
駆動回路100および図3のフライバック駆動回路108のインダクタLsは、
E級駆動回路110のインダクタLsよりも相対的に値がはるかに小さい。
【0023】 Lsの値が相対的に小さいと、Lsを流れる電流の増大(電流スイッチQsが
導通しているときの、その両端の印加電圧と関係する)により、実際の切換機器
Qs(FETなど)の非線形キャパシタンスが十分迅速にチャージされるので、
前述したラッチングは生じない。
【0024】 しかし、これら(A、B、C)級の動作を利用する回路は非効率であるか、許
容不可能な調波を発生させるかのいずれかである。多くの異なる種類のドライバ
回路が利用可能であるにもかかわらず、過度のノイズまたは調波を発生させずに
リアクティブな負荷を効率的に駆動でき、かつ誘導性ループアンテナを駆動する
のに適したドライバ回路の必要性が依然として存在する。本発明は、そのような
必要性を満たすものである。
【0025】
【発明の簡単な概要、発明の開示】
簡潔に言うと、本発明は、誘導負荷または容量性負荷などのリアクティブな負
荷を高効率で駆動するための回路を包含する。その回路は、ドライバ回路と、コ
ンデンサかインダクタのいずれかである結合リアクタンスとを包含している。
【0026】 ドライバ回路はDC入力電流をRF出力電流に変換する。リアクタンスはドラ
イバ回路のRF出力と出力共振回路との間に直列に結合されている。出力共振回
路の1つの要素はリアクティブな負荷である。結合リアクタンスは、ドライバ回
路から出力共振回路への直並列インピーダンス整合を行なう。
【0027】 本発明の別の実施例は、リアクティブな負荷を高効率で駆動するための回路で
あって、ドライバ回路と、1つの要素がリアクティブな負荷である出力共振回路
と、コンデンサかインダクタのいずれかである結合リアクタンスとを有する回路
を包含している。ドライバ回路はDC入力電流をRF出力電流に変換する。出力
共振回路は、RF出力電流を受け取るための入力を備えている。結合リアクタン
スは、ドライバ回路から共振回路への直並列インピーダンス整合を行なうため、
ドライバ回路のRF電流出力と共振回路の入力との間に直列に結合されている。
【0028】 本発明のさらに別の実施例は、リアクティブな負荷を高効率で駆動するための
回路であって、電子電流スイッチを具備するドライバ回路と、RF出力電流を発
生させるように構成されたフライバックインダクタおよびフライバックコンデン
サと、1つの要素がリアクティブな負荷である出力共振回路と、コンデンサかイ
ンダクタのいずれかである結合リアクタンスとを有する回路を包含している。
【0029】 そのドライバ回路は、RF動作周波数でスイッチを周期的に開閉することによ
りRF出力電流を発生させるものであり、スイッチが閉じている期間はスイッチ
両端の電圧がゼロに近づき、スイッチが開いている期間は、フライバックインダ
クタおよびフライバックコンデンサの共振作用により半正弦波形が生じるように
なっている。
【0030】 その出力共振回路はRF出力電流を受け取るための入力を備えている。結合リ
アクタンスは、ドライバ回路から共振回路への直並列インピーダンス整合を行な
うため、ドライバ回路のRF電流出力と共振回路の入力との間に直列に接続され
ている。
【0031】 本発明の別の実施例は、呼びかけ信号を検出区域内に送信し、検出区域内の共
振タグの存在によって生じる外乱を検出することによって検出区域を監視するた
めの呼び掛け機を備える電子的物品監視システムを包含している。呼び掛け機は
、呼びかけ信号を送信するためのループアンテナと、アンテナの両端に接続され
た共振コンデンサと、結果として形成される共振回路を駆動するための回路とを
具備している。
【0032】 そのドライバ回路は、RF電流出力と、ドライバ回路のRF電流出力とアンテ
ナ共振回路との間に直列に接続された結合リアクタンスと、を備えている。イン
ダクタは、ドライバ回路からアンテナ共振回路への直並列インピーダンス整合を
行なう。
【0033】 上記の概要、および以下で行なう本発明の好適な実施例の詳細な説明は、附属
の図面とともに読んだ場合に、より良く理解されよう。本発明を説明するため、
それら図面には、現時点で好適な実施例が示されている。しかしながら、本発明
は図示された厳密な構成および手段に限定されるものでないことが了解されるべ
きである。
【0034】
【発明の詳細な記述】
本明細書において、ある用語は単に便宜的に使用されているものであり、本発
明を限定するものとして解釈すべきでない。図面において、同じ参照符号は、い
くつかの図中で同じ要素を指示するために使用されている。
【0035】 図6は、リアクティブな負荷を駆動するために使用される、本発明による回路
10の略ブロック図を示している。図6に示す本発明の実施例には、少なくとも
インダクタとコンデンサとを具備する出力共振回路12が示されており、それら
インダクタおよびコンデンサの一方はリアクティブな負荷である。インダクタは
誘導性ループアンテナであってよい。リアクティブな負荷は誘導負荷かまたは容
量性負荷のいずれかを包含していてよい。図7Aは回路10および12のある好
適な実施の回路図を示している。
【0036】 図6を参照すると、回路10はドライバ回路14と、結合リアクタンスまたは
整合リアクタンス(Lm)16と、任意の結合コンデンサ(Cc)18とを包含
している。ドライバ回路14はDC供給電流(Vsp)をRF出力電流に変換す
る。整合リアクタンス(Lm)16はドライバ回路14のRF出力15と共振回
路12の入力との間に直列に結合されている。本発明によれば、整合リアクタン
ス16はコンデンサかまたはインダクタのいずれかを包含していてよい。
【0037】 整合リアクタンス(Lm)16はドライバ回路14の出力から共振回路12へ
の直並列インピーダンス整合を実行する。オプショナルな結合コンデンサ18が
、ドライバ回路14のRF出力15と整合リアクタンス(Lm)16との間に直
列に結合され、ドライバ回路14に関する平均DC電圧が出力共振回路12に出
現することを阻止している。
【0038】 図7Aを参照すると、回路10は、等価回路の形で示されているドライバ回路
14と、結合コンデンサ(Cc)18と、整合リアクタンス(Lm)16と、出
力共振回路12の一部分であるリアクティブな負荷CoまたはLoとを包含して
いる。ドライバ回路14は、開閉素子(Qs)と、スイッチインダクタ(Ls)
と、スイッチコンデンサ(Cs)とを含む、E級電力増幅器に関する一定の構成
要素を備えている。ドライバ回路14の共振器等価抵抗はRsとして表されてい
る。
【0039】 開閉素子(Qs)は好ましくはパワー金属酸化物半導体電界効果トランジスタ
(MOSFET)であるが、パワーバイポーラ接合トランジスタ(BJT)、絶
縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、MOS制御サイリスタ(MCT
)、または真空管などの適切な電子的開閉素子を具備していてもよい。
【0040】 図7Aはシングルエンド型構成として実施されたドライバ回路14を示してお
り、その能動素子は連続的に導通している。しかしながら、ドライバ回路14は
、図7B(すなわち、差動的な実施)に示すように、プッシュプル型構成として
実施してもよく、その場合、入力波形の負および正のサイクルを二者択一的に増
幅する少なくとも2つの能動素子が存在する。
【0041】 図7Bを参照すると、リアクティブな負荷12′を駆動するための回路10′
のプッシュプル型構成が示されている。回路10′は、等価回路の形で示されて
いるドライバ回路14′を包含しており、一対の結合コンデンサ(Cc)18′
と、一対の整合リアクタンス(Lm)16′と、出力共振回路12′の一部分で
あるリアクティブな負荷とを具備している。プッシュプル型構成によれば、ドラ
イバ回路14′は一対の開閉素子(Qs)と、一対のスイッチインダクタ(Ls
)と、一対のスイッチコンデンサ(Cs)とを具備している。
【0042】 ドライバ回路14′の等価出力抵抗は抵抗Rsとして表されている。当業者に
は了解されるように、プッシュプル型構成はシングルエンド型構成よりも電力変
換効率を高くし、かつ出力電流を大きくすることができる。またプッシュプル型
構成には、名目上相殺される偶数次調波成分などの他の利点もある。
【0043】 すなわち、ドライバ回路14からの半正弦フライバックスイッチ波形出力(以
下で図8に関して詳細に論じられる)は偶数次調波成分のみを発生させ、奇数調
波成分は発生させない。プッシュプル型構成では、偶数次調波成分が相互に実質
的に相殺し合うので、実質的に調波成分は発生しない。実際には、完全な半正弦
フライバック波形を発生させるのは困難なので、完全な相殺に近づくことが可能
なだけである。
【0044】 再び図7A(そして推論的に図7B)を参照すると、結合コンデンサ(Cc)
18はドライバ回路14に関係する平均DC電圧が出力共振回路12に出現する
のを阻止している。コンデンサ18の値は十分に大きいので、回路10の動作に
影響することはない。
【0045】 整合リアクタンス(Lm)16は、(抵抗(Rs)を有する)ドライバ回路1
4から(共振回路12の出力抵抗となる並列等価抵抗(Rp)を有する)負荷へ
の直列並列インピーダンス整合を実行する。ドライバ回路14の抵抗(Rs)は
出力抵抗ないし負荷抵抗(Rp)よりも小さいが共振回路12は無損失ではない
。したがって、所与の循環電流に対して一定量の電力が共振回路12に与えられ
なければならない。
【0046】 共振では、電力消費は並列等価抵抗Rpによって表わすことができるが、この
並列等価抵抗Rpは通常高すぎる(例えば、3ないし10キロオーム)ので、共振
回路12をドライバ回路14の出力に直接接続することはできない。もし、その
ような直接接続を行なうと、電力転送は非常に非効率になり不十分な電力しか転
送されないであろう。この高い抵抗をより低い抵抗(例えば、5ないし20オーム
)に転換して開閉素子(Qs)の抵抗とその共振とをより一層整合させることが
望ましく、それにより共振回路12がリアクティブな負荷を駆動するのに十分な
電力を回路12に送ることができる。
【0047】 図8は、図7Aのドライバ回路14に関係する電圧および電流の波形を示して
いる。上側の波形20は入力スイッチング電圧波形(Vs)を示しており、下側
の波形22はスイッチインダクタ(Ls)を流れる電流(Ils)を示している
。入力スイッチング電圧波形20は半正弦波である。
【0048】 開閉素子(Qs)を通電、つまり閉とすると、波形20は動作周期のおよそ2
分の1の間、接地(0V)に低下する。スイッチインダクタ(Ls)は、その両
端における供給電圧(Vsp)が低下するにつれて、増大する電流により充電さ
れる。インダクタ(Ls)を流れる電流が増大するに従って、インダクタ(LS
)に蓄積されたエネルギーの量が増大する。
【0049】 開閉素子(Qs)を周期の他方の半分の間、通電を切る、つまりまたは開くと
、波形(Vs)は正弦波状にピーク電圧に上昇し、インダクタ(Ls)の蓄積さ
れた電流はスイッチコンデンサ(Cs)を充電しながら放電され、その結果、イ
ンダクタ(Ls)の蓄積されたエネルギーはコンデンサ(Cs)に移転する。こ
の時点でのピーク電圧は、インダクタ(Ls)に蓄積されたのと同じ量の、その
時点でコンデンサ(Cs)に蓄積されているエネルギーに正比例している。その
ピーク電圧は、逆電流のインダクタ(Ls)での流れをスタートさせる。波形(
Vs)が接地に戻るまで、その逆電流は正弦波状にコンデンサ(Cs)を放電さ
せる。
【0050】 本発明によれば、インダクタ(Ls)およびコンデンサ(Cs)の値の大きさ
は、このように形成された半正弦パルスが動作周期の4分の1ないし2分の1で
終了するようなものにしてある。波形のこの部分は、本明細書において「フライ
バックパルス」と呼ぶものであり、ある点で、上記で説明したCRT掃引回路の
波形に類似している。半正弦ないしフライバックパルスはある限定的な上昇速度
をもつものであり、それによって、電圧(Vs)が上昇している間に開閉素子(
Qs)をオフにする時間が与えられ、また開閉素子(Qs)におけるスイッチン
グ過渡損失が減少する。
【0051】 開閉素子(Qs)がオンのとき、開閉素子の両端における開閉素子を流れる電
流に関する電圧はほとんどあるいはまったく降下しない。したがって、電力はほ
とんど浪費されない。逆に、開閉素子(Qs)がオフのとき、その両端に電圧が
かかっている間、実際の電流は(容量性のものを除いて)開閉素子を流れない。
したがって、開閉素子(Qs)の両端に電圧降下があっても、電力はほとんど浪
費されない。
【0052】 理論的に、回路10は100%の効率をもつことが可能である。現実的には、開 閉素子(Qs)がオンからオフへ遷移するのに必要な有限時間に関係する損失と
ともに、開閉素子(Qs)の有限なオン抵抗の結果として損失が発生する。一般
的な効率はおよそ80ないし90%である。
【0053】 理想的には、スイッチ共振器のインダクタ(Ls)およびコンデンサ(Cs)
の値は、それらが負荷(出力共振回路12)によって減衰されるときに半正弦パ
ルスの終了時点でそれらの蓄積されたエネルギーのすべてを失う大きさにされる
。この状態は、スイッチ共振器の共振周波数(Fs)サイクルのおよそ4分の3
の間現れる。この好適実施例においては、スイッチインダクタ(Ls)およびス
イッチコンデンサ(Cs)は、回路10の動作周波数(Fo)の1ないし2倍の
スイッチ共振周波数(Fs)を発生させる。
【0054】 完全な半正弦フライバック波形に関し開閉素子(Qs)で見たピーク電圧は供
給電圧(Vsp)の約2.57倍である。これは、インダクタ(Ls)の両端の平均
電圧がゼロに等しくなければならないという事実によるものである。そのため、
波形のオンないし低い部分の電圧時間積はオフないし高い部分の電圧時間積に等
しくなければならない。
【0055】 フライバックパルスが真の半正弦ならば、達成されるピーク電圧は供給電圧(
Vsp)のΠ/2、すなわち約1.57倍だけ供給電圧(Vsp)を上回るであろう
。すなわち接地に対して供給電圧の約2.57倍となるであろう。スイッチ共振器の
固有周期1/Fsは動作周波数(Fo)の1サイクルよりも短いので、一般にピ
ーク電圧は、より高くなる。ピーク電圧は通常、供給電圧(Vsp)の3倍であ
る。
【0056】 図8の下の波形22によって示されるように、ドライバ回路14の顕著な特徴
は、インダクタ(Ls)における電流のAC成分がDC電流(Idc)よりも大
きいということである。インダクタ(Ls)における電流のAC成分が、電流(
Ils)を周期的に負にする。この負電流は理想的なドライバ回路14ではゼロ
に近い。また、インダクタ(Ls)における電流は正弦波状ではない。
【0057】 インダクタ(Ls)およびコンデンサ(Cs)のリアクタンスは、オンの場合
の開閉素子(Qs)の抵抗よりもはるかに大きい。スイッチ共振器のQは、開閉
素子(Qs)が導通しているとき1未満であり、開閉素子Qsが導通していない
ときは2以上である。
【0058】 上記ドライバ回路14と、ある従来技術によるE級増幅器との本質的な差異は
、ドライバ回路14が、上記で説明したE級増幅器のラッチング傾向を排除する
ためインダクタ(Ls)の値を相対的に小さく保つことにより、開閉素子(Qs
)で相対的に大きな共振電流を維持するということである。
【0059】 スイッチ共振器のQは、電流スイッチQsがオンのとき1よりも小さいので、 ドライバが発生させる波形は主としてスイッチによって決定される;それに対し
A、B、およびC級のドライバでは、波形は主として共振器により決定される。
この点で、ドライバ回路14は上記CRT掃引回路と同様であるものの、出力整
合回路(整合リアクタンス16)の付加という点で異なっている。だからスイッ
チ制御動作はきわめて効率的である。
【0060】 上記で検討したように、整合リアクタンス(Lm)16は、(アンテナ出力コ
ンデンサ(Co)と出力アンテナインダクタ(Lo)とを包含する共振アンテナ
である)出力共振回路12の並列等価抵抗を、ドライバ回路14の出力から正し
い量の電力を得るのに必要な等価直列抵抗に変換する。整合リアクタンス(Lm
)がインダクタである場合、付加的な利益は、出力コンデンサ(Co)を備えた
二極低域フィルタが形成されるということである。
【0061】 これにより、ドライバ回路14が発生させる調波エネルギーが減少する。効率
的な回路は、回路がスイッチングを行なう本質により、有意な調波エネルギーを
自然に発生させる。このため、単一の周波数出力が望まれるほとんどの用途で、
この調波エネルギーを取り除き、それが出力に達することを防がねばならない。
【0062】 出力アンテナインダクタ(Lo)の値は、許容可能な寸法、放射パターンなど
、アンテナに関する既知の物理的な制約により一般に固定的である。 出力共振コンデンサ(Co)の値は、出力インダクタンス(Lo)を動作周波
数(Fo)で共振させるように選択されるものであり、また回路12が動作周波
数(Fo)に正確に同調するように調整可能であり、以下の式により決定するこ
とができる: Co=l/(4ΠFoLo) 。
【0063】 並列等価抵抗(Rp)は主として出力共振回路12のQoにより、また、はる
かに少ない程度で整合インダクタ16により決定され、以下の式により決定する
ことができる: Rp=QoXLo 但し式中 XLo=2ΠLoFo 。
【0064】 リアクティブな負荷、この場合にはLoに所定の電流を流すには、相応する電
圧Voを負荷の両端に発生させ、相応する電力Poをドライバ回路14から送出
しなければならない。必要な電力量は、共振回路12の損失に反比例する出力共
振回路12のQに依存している。所与の電流に対し: Vo=IoXLo;そして Po=Vo/Rp 但し、Poは駆動回路14により送出すべき電力であり、XLoは駆動されるリ
アクタンスのインピーダンスである。
【0065】 駆動抵抗(Rs)は、供給電圧(Vsp)に基づきドライバ回路14の出力に
伝達される電力量によって決定される。ドライバ回路14からの信号は通常、出
力の前に濾波して除かれるので、駆動信号の基本周波数成分だけが有効な電力を
伝達する。また、開閉素子(Qs)の波形は一般にその底が方形になっているの
で、駆動信号の基本周波数成分のピーク電圧は一般に供給電圧(Vsp)に等し
い。駆動信号の基本周波数成分のRMS電圧は以下の通りである: Rs=0.51/2Vsp つまり Vd=0.7071Vsp 。 さらに駆動抵抗(Rs)は以下の式により算出可能である: Rs=0.5Vsp/Po 。
【0066】 整合リアクタンス(Lm)の大きさは、動作周波数におけるそのリアクタンス
が所望の駆動抵抗(Rs)と出力共振回路12の等価並列抵抗(Rp)との幾何
平均となるようなものである。この条件において、並列抵抗(Rp)は、インダ
クタ(Lm)についての(Qm)値、それは動作周波数において測定された抵抗
に対するリアクタンスの比である、を生じさせる。また反射された直列抵抗(R
s)は同じ(Qm)を生じさせる。その関係は以下のように定義される: QmRs=Rp/Qm=Xlm; または Xlm=(RS Rp)1/2; かつ Lm=Xlm/(2ΠF
o) このようにして、リアクタンス(Lm)のこの値は決定されるものであり、この
値は出力に伝達される電力の平方根に反比例している。
【0067】 スイッチコンデンサ(Cs)の好適な最小値は、伝達された電力に関して予期
される駆動抵抗において約2のQを生じさせることによって、選択される。この
Q値によって、開閉素子(Qs)の共振エネルギーは開閉素子(Qs)の共振サ
イクルのおよそ4分の3のうちに完全に使用される。この周期の終了時点で、ス
イッチ波形のフライバック部分はちょうどゼロに戻っての次のスイッチオン時刻
への準備ができたところとなる。スイッチの共振は並列共振なので: Xcs ≦ Rs/2 ;かつ Cs = 1/(2ΠFsXcs)
【0068】 ここで、Xcsはスイッチコンデンサ(Cs)のインピーダンスである。実際
には、スイッチコンデンサ(Cs)の値の大きさは、開閉素子(Qs)の非線形
出力キャパシタンスの効果を最小にするようなものである。もしこれらの非線形
効果を処理しない場合、上記のような低調波および/または無秩序な振動を招く
可能性がある。(Cs)の好適な最大値は電流スイッチ(Qs)の最大キャパシ
タンスに等しい。これらの条件のもとで、スイッチコンデンサ(Cs)の値は多
くの場合、上記の減衰されたフライバック波形を発生させるのに必要なものより
も大きい。この結果、スイッチ共振器には、より高い電流が生じる。フライバッ
クパルスの終りに残された不減衰エネルギー(逆のIls)は、開閉素子(Qs
)に接地以下の波形を送って正弦波を持続しようとする。
【0069】 これは、通常開閉素子(Qs)に連携されているリバースダイオード(逆極性
のダイオード)(図示せず)によって、または開閉素子(Qs)自体のオン抵抗
において捕えられる。その結果、この蓄積された逆のスイッチインダクタ電流は
電源に向かって逆流し、こうして、蓄積された過剰なエネルギーは電源に戻され
る。スイッチコンデンサ(Cs)の値の大きさそれ自体には上限がない。しかし
ながら、過度に値の大きいコンデンサ(Cs)は、スイッチ共振器(Qs)を包
含する構成要素に関係する損失のため、不必要にエネルギーを浪費する。
【0070】 スイッチインダクタ(Ls)の値の大きさは、以下のように動作周波数の1な
いし2倍のスイッチ共振周波数を発生させるようなものである: Fo < Fs <(2Fo); かつ Ls = 1/(4ΠFsCs) 。 図9は、本発明での使用に適した呼び掛け機24の模式ブロック図である。呼
び掛け機24と共振タグ26とは、当該技術において周知の通り、誘導結合によ
って通信を行なう。呼び掛け機24は、送信機10″と、受信機28と、アンテ
ナアセンブリ12″と、データ処理制御回路30とを具備しており、それらは各
々、入力と出力とを有している。
【0071】 送信機10″の出力は、受信機28の第1の入力と、アンテナアセンブリ12
″の入力とに接続されている。アンテナアセンブリ12″の出力は受信機28の
第2の入力に接続されている。データ処理制御回路30の第1および第2の出力
は、送信機10″の入力および受信機28の第3の入力にそれぞれ接続されてい
る。さらに、受信機28の出力はデータ処理制御回路30の入力に接続されてい
る。
【0072】 この一般的な構成を有する呼び掛け機は、すべてウォルトン(Walton)に対し
付与された米国特許第3,752,960、3,816,708、4,223,830および4,580,041号に記
述されている回路を使用して作製することができる;これらの特許のすべてをそ
れらについて言及することによって本願にそっくりそのまま組み込む。しかしな
がら、送信機10″およびアンテナアセンブリ12″は、本明細書に記述した回
路10および出力共振回路12の特質および特性を備えている。すなわち、送信
機10″は本発明による駆動回路10であり、アンテナアセンブリ12″は本発
明による出力共振回路12の一部分である。呼び掛け機24は一対のペデスタル
構造による物理的な外観を有していてもよいが、呼び掛け機24の他の物理的表
現も本発明の範囲内にある。呼び掛け機24は、通常の共振タグか無線周波数識
別(RFID)タグのいずれかと対話するEASシステムで使用することが可能
である。
【0073】 その高い効率の故に上記の駆動回路10は、放熱が困難な表面実装部品を用い
た小型のプリント基板として実施される場合に特に有用である。本発明の駆動回
路は、調波を搬送周波数より約50デシベル小さく保ちながら約20Wの電力で13.5
メガヘルツにおける2000ボルトアンペアの循環するアンテナエネルギーを制御す
ることができる。このアンテナエネルギーの量は、6フィート(1.8288m)の通
路のための質問区域を、通路の各々の側に1基のアンテナを使用して形成するた
めに十分なものである。
【0074】 上記実施例に対し本発明の広範な概念から逸脱することなく変更をなしうるこ
とが、当業者には了解されるであろう。したがって、本発明は、開示された特定
の実施例に限定されるものではなく、附属する特許請求の範囲によって定義され
る通りの本発明の精神および範囲の内にある変型を包含するように意図されてい
るものと理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、リアクティブな負荷を駆動するための従来技術による駆動回路の
電気的回路図である;
【図2】は、図1の駆動回路に関係する電圧および電流の波形を示している;
【図3】は、従来技術によるフライバックドライバ回路の電気的回路図である
【図4】は、リアクティブな負荷を駆動するために使用される従来技術による
E級電力増幅器の電気的回路図である;
【図5】は、図4の回路に関係する電圧および電流の波形を示している;
【図6】は、リアクティブな負荷を駆動するために使用される、本発明による
回路の模式的な機能ブロック図である;
【図7A】は、シングルエンド型構成による図6の回路のある好適な実施の等
価電気回路図である;
【図7B】は、プッシュプル型構成による図7Aの回路の等価電気回路図であ
る;
【図8】は、図7Aの回路に関係する電圧および電流の波形を示している;
【図9】は、本発明での使用に適した呼び掛け機の模式的な機能ブロック図で
ある。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年3月8日(1999.3.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項29】 電子的物品監視システムにおいて、呼びかけ信号を検出区
域内に送信し、前記検出区域内の共振タグの存在によって生じる外乱を検出する
ことによって前記検出区域を監視するための呼び掛け機であって: 前記呼びかけ信号を送信するためのループアンテナと; 前記アンテナの両端に接続された共振コンデンサであって前記アンテナと前記
コンデンサとが共振回路を形成することを特徴とする共振コンデンサと; 前記共振回路を駆動するためのRF出力電流を有するドライバ回路であって、
前記ドライバ回路から前記共振回路への直並列インピーダンス整合を行なうため
前記ドライバ回路の前記RF出力電流と前記共振回路との間に直列に接続された
結合リアクタンスを包含し、1つだけスイッチを含むドライバ回路と;を具備す
る呼び掛け機。
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月17日(2000.2.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 ダツチヤ,アラン アメリカ合衆国,ニユージヤージー州,ウ エストデツドフアード,ウツドホロウ ド ライブ 1102 Fターム(参考) 5C084 AA03 AA09 BB27 CC35 DD07 EE07 GG01 GG07 GG71

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアクティブな負荷を高効率で駆動するための回路であって
    : DC入力電流をRF出力電流に変換するためのドライバ回路と; 前記リアクティブな負荷を含む出力共振回路と; 前記ドライバ回路のRF電流出力と前記出力共振回路の入力との間に直列に結
    合され、前記ドライバ回路から前記出力共振回路への直列並列インピーダンス整
    合を行なう結合リアクタンスと; を具備する回路。
  2. 【請求項2】 前記リアクティブな負荷が誘導負荷を含むことを特徴とする
    、請求項1の回路。
  3. 【請求項3】 前記リアクティブな負荷が容量性負荷を含むことを特徴とす
    る、請求項1の回路。
  4. 【請求項4】 前記結合リアクタンスがコンデンサを含むことを特徴とする
    、請求項1の回路。
  5. 【請求項5】 前記回路の動作周波数における前記コンデンサのインピーダ
    ンスが、前記ドライバ回路の所望の駆動抵抗と前記出力共振回路の等価並列抵抗
    との幾何平均であることを特徴とする、請求項4の回路。
  6. 【請求項6】 前記結合リアクタンスがインダクタを含むことを特徴とする
    、請求項1の回路。
  7. 【請求項7】 前記インダクタが、回路動作周波数におけるそのインピーダ
    ンスが前記ドライバ回路の所望の駆動抵抗と前記出力共振回路の等価並列抵抗と
    の幾何平均となるように選択されることを特徴とする、請求項1の回路。
  8. 【請求項8】 前記ドライバ回路が、スイッチと、スイッチコンデンサと、
    スイッチインダクタとを含むことを特徴とする、請求項1の回路。
  9. 【請求項9】 前記スイッチが非線形出力キャパシタンス(容量)を有して
    おり、前記スイッチコンデンサが、前記スイッチの前記非線形出力キャパシタン
    スの効果を最小にするように選択されることを特徴とする、請求項8の回路。
  10. 【請求項10】 前記スイッチコンデンサが、前記スイッチ出力キャパシタ
    ンスの最大値に等しいことを特徴とする、請求項9の回路。
  11. 【請求項11】 前記スイッチコンデンサが(1/(2ΠFsXcs))(
    式中、Xcs≦Rs/2、Fsは前記スイッチの共振周波数、Xcsは前記スイ
    ッチコンデンサのインピーダンス、Rsは前記ドライバ回路の直列出力抵抗)の
    値を有していることを特徴とする、請求項10の回路。
  12. 【請求項12】 前記スイッチインダクタおよびスイッチコンデンサが、前
    記回路の動作周波数の1ないし2倍のスイッチ共振周波数を発生させることを特
    徴とする、請求項10の回路。
  13. 【請求項13】 前記スイッチインダクタが(1/(4ΠFsCs))
    (式中、Fo<Fs<2Fo、 但し Fsは前記スイッチ共振周波数、Csは
    前記スイッチコンデンサの値、Foは前記回路の動作周波数)の値を有するよう
    に選択されることを特徴とする、請求項10の回路。
  14. 【請求項14】 前記スイッチの共振のQが、前記スイッチが閉じていると
    き1未満であり、前記スイッチが開いているとき2以上となるように、前記スイ
    ッチ、スイッチインダクタおよびスイッチコンデンサの値が選択されることを特
    徴とする、請求項10の回路。
  15. 【請求項15】 前記ドライバ回路と前記結合リアクタンスとの間に電気的
    に結合された結合コンデンサをさらに包含する、請求項1の回路。
  16. 【請求項16】 前記ドライバ回路がシングルエンド型構成を有しているこ
    とを特徴とする、請求項1の回路。
  17. 【請求項17】 前記ドライバ回路がプッシュプル型構成を有していること
    を特徴とする、請求項1の回路。
  18. 【請求項18】 前記リアクティブな負荷がループアンテナを包含すること
    を特徴とする、請求項1の回路。
  19. 【請求項19】 リアクティブな負荷を高効率で駆動するための回路であっ
    て: DC入力電流をRF出力電流に変換するためのドライバ回路と; 前記リアクティブな負荷と、前記RF出力電流を受け取るための入力とを包含
    する出力共振回路と; 前記ドライバ回路から前記共振回路への直並列インピーダンス整合を行なうた
    め、前記ドライバ回路と前記共振回路の前記入力との間に直列に電気的に結合さ
    れた結合リアクタンスと;を包含する回路。
  20. 【請求項20】 前記リアクティブな負荷がループアンテナを包含すること
    を特徴とする、請求項19の回路。
  21. 【請求項21】 前記出力共振回路が、並列に接続されたコンデンサとルー
    プアンテナとを包含することを特徴とする、請求項19の回路。
  22. 【請求項22】 前記ドライバ回路のRF出力と前記結合リアクタンスとの
    間に直列に接続された結合コンデンサを、 さらに包含する、請求項19の回路。
  23. 【請求項23】 前記結合リアクタンスがインダクタを包含することを特徴
    とする、請求項19の回路。
  24. 【請求項24】 前記結合リアクタンスがコンデンサを包含することを特徴
    とする、請求項19の回路。
  25. 【請求項25】 リアクティブな負荷を駆動するための回路であって: 電子電流スイッチと、スイッチインダクタと、スイッチコンデンサとを備えて
    おり、RF出力電流を発生させるように構成されたドライバ回路と; 前記リアクティブな負荷と、結合リアクタンスと、前記RF出力電流を受け取
    るための入力とを包含する出力共振回路と;を包含し、前記ドライバ回路が、R
    F動作周波数で前記スイッチを周期的に開閉することにより前記RF出力電流を
    発生させ、前記スイッチが閉じている期間は前記スイッチ両端の電圧がゼロに近
    づき、前記スイッチが開いている期間は、前記スイッチ両端の電圧が、前記スイ
    ッチインダクタと前記スイッチコンデンサとの共振作用により形成される半正弦
    波形を有するようになっていることを特徴とする回路。
  26. 【請求項26】 前記結合リアクタンスが、前記ドライバ回路から前記共振
    回路への直並列インピーダンス整合を行なうため、前記ドライバ回路の前記RF
    電流出力と前記共振回路の前記入力との間に直列に接続されていることを特徴と
    する、請求項25の回路。
  27. 【請求項27】 電子的物品監視システムにおいて、呼びかけ信号を検出区
    域内に送信し、前記検出区域内の共振タグの存在によって生じる外乱を検出する
    ことによって前記検出区域を監視するための呼び掛け機であって: 前記呼びかけ信号を送信するためのループアンテナと; 前記アンテナの両端に接続された共振コンデンサであって前記アンテナと前記
    コンデンサとが共振回路を形成することを特徴とする共振コンデンサと; 前記共振回路を駆動するためのRF電流出力を備えるドライバ回路であって、
    前記ドライバ回路から前記共振回路への直並列インピーダンス整合を行なうため
    前記ドライバ回路の前記RF電流出力と前記共振回路との間に直列に接続された
    結合リアクタンスを包含するドライバ回路と;を具備する呼び掛け機。
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