JP2002328277A - 光ケーブル - Google Patents
光ケーブルInfo
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- JP2002328277A JP2002328277A JP2001130012A JP2001130012A JP2002328277A JP 2002328277 A JP2002328277 A JP 2002328277A JP 2001130012 A JP2001130012 A JP 2001130012A JP 2001130012 A JP2001130012 A JP 2001130012A JP 2002328277 A JP2002328277 A JP 2002328277A
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- JP
- Japan
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- forming pipe
- sheath
- optical cable
- optical fiber
- optical
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4429—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
- G02B6/443—Protective covering
- G02B6/4431—Protective covering with provision in the protective covering, e.g. weak line, for gaining access to one or more fibres, e.g. for branching or tapping
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ファイバをラミネートテープの成形によっ
て得られたフォーミングパイプ内に収容し、この上にシ
ースを設け、シース内にテンションメンバとリップコー
ドを埋設した構造の光ケーブルの後分岐性を一層高め
る。 【解決手段】 光ファイバ心線積層体1を、複数枚のテ
ープの成形によって得られた分割可能なフォーミングパ
イプ12内に収容し、フォーミングパイプ12の合せ目
の近傍に、リップコード16、16を配し、フォーミン
グパイプ12上にシース14を設け、このシース14内
にテンションメンバ15、15とリップコード16、1
6を埋設し、シース14の外周部に、リップコード1
6、16の位置を示す表示部14a、14aを形成す
る。表示部14a、14aを、突条、溝あるいは印刷、
押出成形による表示とする。
て得られたフォーミングパイプ内に収容し、この上にシ
ースを設け、シース内にテンションメンバとリップコー
ドを埋設した構造の光ケーブルの後分岐性を一層高め
る。 【解決手段】 光ファイバ心線積層体1を、複数枚のテ
ープの成形によって得られた分割可能なフォーミングパ
イプ12内に収容し、フォーミングパイプ12の合せ目
の近傍に、リップコード16、16を配し、フォーミン
グパイプ12上にシース14を設け、このシース14内
にテンションメンバ15、15とリップコード16、1
6を埋設し、シース14の外周部に、リップコード1
6、16の位置を示す表示部14a、14aを形成す
る。表示部14a、14aを、突条、溝あるいは印刷、
押出成形による表示とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後分岐性を高めた
光ケーブルに関する。
光ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、図8に示すような構造の光ケーブ
ルが提案されている。図8において、符号1は光ファイ
バテープ心線を複数枚積層した光テープ心線積層体を示
す。この光テープ心線積層体1は、フォーミングパイプ
2内に完全に固定されずに空隙を介して収容されてい
る。このフォーミングパイプ2は、ポリエステル、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、繊維強化プラ
スチック(FRP)などの高剛性のプラスチックフィル
ムからなるテープをパイプ状に連続的に成形するパイプ
フォーミング法により、パイプ状に成形されたもので、
その長手方向の合わせ目は、接着用テープ3で接合され
ている。
ルが提案されている。図8において、符号1は光ファイ
バテープ心線を複数枚積層した光テープ心線積層体を示
す。この光テープ心線積層体1は、フォーミングパイプ
2内に完全に固定されずに空隙を介して収容されてい
る。このフォーミングパイプ2は、ポリエステル、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、繊維強化プラ
スチック(FRP)などの高剛性のプラスチックフィル
ムからなるテープをパイプ状に連続的に成形するパイプ
フォーミング法により、パイプ状に成形されたもので、
その長手方向の合わせ目は、接着用テープ3で接合され
ている。
【0003】このフォーミングパイプ2は、ポリエチレ
ン、可塑化ポリ塩化ビニルなどからなるシース4で被覆
されている。シース4の形成は通常の押出被覆法によっ
て行われる。さらに、シース4内には、鋼線、黄銅線な
どの金属線あるいは繊維強化プラスチックなどからなる
2本のテンションメンバ5、5と、プラスチック紐など
からなる2本のリップコード6、6とが埋設されてい
る。テンションメンバ5、5は、光テープ心線積層体1
を挟んで対称の位置に配置され、リップコード6、6は
2本のテンションメンバ5、5を結ぶ線に対して直交す
るように光テープ心線積層体1を挟んで対称の位置に配
置されている。
ン、可塑化ポリ塩化ビニルなどからなるシース4で被覆
されている。シース4の形成は通常の押出被覆法によっ
て行われる。さらに、シース4内には、鋼線、黄銅線な
どの金属線あるいは繊維強化プラスチックなどからなる
2本のテンションメンバ5、5と、プラスチック紐など
からなる2本のリップコード6、6とが埋設されてい
る。テンションメンバ5、5は、光テープ心線積層体1
を挟んで対称の位置に配置され、リップコード6、6は
2本のテンションメンバ5、5を結ぶ線に対して直交す
るように光テープ心線積層体1を挟んで対称の位置に配
置されている。
【0004】さらに、フォーミングパイプ2内には、光
テープ心線積層体1を支持してフォーミングパイプ2内
でこれを完全に固定せずに収容するための柔らかいホッ
トメルト接着剤などからなる間欠充填材(図示略)が光
ケーブルの長手方向に間欠的に充填されている。このよ
うな構造の光ケーブルにあっては、これを後分岐する際
に、両方のリップコード6、6を引張ってシース4を切
裂き、光ケーブルを二分割することになるが、この時、
フォーミングパイプ2がシース4に接着していることや
フォーミングパイプ2自体の切裂き強度が高いことによ
って、フォーミングパイプ2を分割することが困難であ
り、内部の光テープ心線積層体1を取り出すのに手間を
要し、後分岐性が必ずしも良好とは言えなかった。
テープ心線積層体1を支持してフォーミングパイプ2内
でこれを完全に固定せずに収容するための柔らかいホッ
トメルト接着剤などからなる間欠充填材(図示略)が光
ケーブルの長手方向に間欠的に充填されている。このよ
うな構造の光ケーブルにあっては、これを後分岐する際
に、両方のリップコード6、6を引張ってシース4を切
裂き、光ケーブルを二分割することになるが、この時、
フォーミングパイプ2がシース4に接着していることや
フォーミングパイプ2自体の切裂き強度が高いことによ
って、フォーミングパイプ2を分割することが困難であ
り、内部の光テープ心線積層体1を取り出すのに手間を
要し、後分岐性が必ずしも良好とは言えなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、図8に示す構造の光ケーブルの後分岐性を一
層高めることにある。
る課題は、図8に示す構造の光ケーブルの後分岐性を一
層高めることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は、光ファイバ
を、複数枚のテープの成形によって得られた分割可能な
フォーミングパイプ内に収容し、前記フォーミングパイ
プの合せ目の近傍に、リップコードを配し、前記フォー
ミングパイプ上にシースを設け、このシース内にテンシ
ョンメンバとリップコードを埋設し、前記シースの外周
部に、リップコードの位置を示す表示部が形成されてい
る光ケーブルによって解決できる。前記表示部は、突
条、溝あるいは印刷、押出成形による表示であることが
好ましい。前記フォーミングパイプ内に、その長手方向
に間欠的にホットメルト樹脂が充填されていることが好
ましい。前記フォーミングパイプの内面に緩衝材が設け
られていることが好ましい。前記緩衝材は、樹脂フィル
ムに不織布を貼り合わせ、この不織布に吸水パウダーを
付着せしめたものであることが好ましい。
を、複数枚のテープの成形によって得られた分割可能な
フォーミングパイプ内に収容し、前記フォーミングパイ
プの合せ目の近傍に、リップコードを配し、前記フォー
ミングパイプ上にシースを設け、このシース内にテンシ
ョンメンバとリップコードを埋設し、前記シースの外周
部に、リップコードの位置を示す表示部が形成されてい
る光ケーブルによって解決できる。前記表示部は、突
条、溝あるいは印刷、押出成形による表示であることが
好ましい。前記フォーミングパイプ内に、その長手方向
に間欠的にホットメルト樹脂が充填されていることが好
ましい。前記フォーミングパイプの内面に緩衝材が設け
られていることが好ましい。前記緩衝材は、樹脂フィル
ムに不織布を貼り合わせ、この不織布に吸水パウダーを
付着せしめたものであることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1は本発明の光ケーブルの第1の実施例を示すもので
ある。この例の光ケーブルは、光テープ心線積層体1
を、複数枚のテープの成形によって得られた半割り可能
なフォーミングパイプ12内に収容し、フォーミングパ
イプ12の合せ目の近傍にリップコード16、16が配
置されている。フォーミングパイプ12上にはシース1
4が設けられ、このシース14内にテンションメンバ1
5、15とリップコード16、16が埋設され、シース
14の外周部には、リップコード16、16を挟んで対
称の位置に、リップコード16、16の位置を示す1対
の表示部14a、14aが形成されている。
図1は本発明の光ケーブルの第1の実施例を示すもので
ある。この例の光ケーブルは、光テープ心線積層体1
を、複数枚のテープの成形によって得られた半割り可能
なフォーミングパイプ12内に収容し、フォーミングパ
イプ12の合せ目の近傍にリップコード16、16が配
置されている。フォーミングパイプ12上にはシース1
4が設けられ、このシース14内にテンションメンバ1
5、15とリップコード16、16が埋設され、シース
14の外周部には、リップコード16、16を挟んで対
称の位置に、リップコード16、16の位置を示す1対
の表示部14a、14aが形成されている。
【0008】上記半割り可能なフォーミングパイプ12
は、若干細幅の高剛性のプラスチックフィルムからなる
テープを2枚、それぞれ断面形状が半円状になるように
連続的に成形し、これらを向かい合わせたものである。
そして、このフォーミングパイプ12の2つの合せ目
は、単に突き合わされているだけであり、従来の光ケー
ブルのように接着テープが用いられていない。これは、
後分岐の際に、フォーミングパイプ12を容易に2分割
できるようにするためである。フォーミングパイプ12
をなすテープとしては、2枚に限らず、3枚以上を用い
て円筒状のフォーミングパイプ12を形成し、3分割以
上に分割できるようにしてもよい。
は、若干細幅の高剛性のプラスチックフィルムからなる
テープを2枚、それぞれ断面形状が半円状になるように
連続的に成形し、これらを向かい合わせたものである。
そして、このフォーミングパイプ12の2つの合せ目
は、単に突き合わされているだけであり、従来の光ケー
ブルのように接着テープが用いられていない。これは、
後分岐の際に、フォーミングパイプ12を容易に2分割
できるようにするためである。フォーミングパイプ12
をなすテープとしては、2枚に限らず、3枚以上を用い
て円筒状のフォーミングパイプ12を形成し、3分割以
上に分割できるようにしてもよい。
【0009】また、シース14の外周部に形成された表
示部14a、14aは、リップコード16、16の位置
を示すために設けられたものであって、シース14の一
部が外方に膨出し、長手方向に連続した突条となってい
る。なお、本発明にあっては、表示部14a、14a
は、この例に示したような突条に形成されたものに限ら
ず、溝状に形成されたものでも、シース14の外周部に
印刷または押出成形などにより線状の表示部を描いたも
のであってもよい。シース14の外周部に表示部14a
を押出成形により設ける方法は、シース14の本体と異
なる色の着色顔料をシース14の本体と一緒に押出成形
し一体化する方法である。
示部14a、14aは、リップコード16、16の位置
を示すために設けられたものであって、シース14の一
部が外方に膨出し、長手方向に連続した突条となってい
る。なお、本発明にあっては、表示部14a、14a
は、この例に示したような突条に形成されたものに限ら
ず、溝状に形成されたものでも、シース14の外周部に
印刷または押出成形などにより線状の表示部を描いたも
のであってもよい。シース14の外周部に表示部14a
を押出成形により設ける方法は、シース14の本体と異
なる色の着色顔料をシース14の本体と一緒に押出成形
し一体化する方法である。
【0010】この例では、表示部14a、14aは、シ
ース14の他の部分の厚みよりも肉厚の突条となってい
る。このように表示部14a、14aを、シース14の
他の部分の厚みよりも肉厚とすれば、リップコード16
の外径を大きくした場合にも表示部14a、14aの機
械的強度の低下を防ぐことができるため、光ケーブルの
側圧特性、衝撃特性が良好に保たれる。
ース14の他の部分の厚みよりも肉厚の突条となってい
る。このように表示部14a、14aを、シース14の
他の部分の厚みよりも肉厚とすれば、リップコード16
の外径を大きくした場合にも表示部14a、14aの機
械的強度の低下を防ぐことができるため、光ケーブルの
側圧特性、衝撃特性が良好に保たれる。
【0011】このような光ケーブルにおいては、表示部
14a、14aにより、リップコード16、16の位置
が容易に確認できる。また、この表示部14a、14a
をニッパなどでつまんで、リップコード16、16を光
ケーブルから容易に取り出すことができる。そして、リ
ップコード16、16は、フォーミングパイプ12の合
せ目に接触するように配置されているから、リップコー
ド16を取り出して引っ張り出すことによって、シース
14に裂け目が生じ、かつフォーミングパイプ12の合
せ目が露出するため、後分岐を効率よく行うことができ
る。
14a、14aにより、リップコード16、16の位置
が容易に確認できる。また、この表示部14a、14a
をニッパなどでつまんで、リップコード16、16を光
ケーブルから容易に取り出すことができる。そして、リ
ップコード16、16は、フォーミングパイプ12の合
せ目に接触するように配置されているから、リップコー
ド16を取り出して引っ張り出すことによって、シース
14に裂け目が生じ、かつフォーミングパイプ12の合
せ目が露出するため、後分岐を効率よく行うことができ
る。
【0012】この例では、フォーミングパイプ12内に
収容される光ファイバとしては、光テープ心線積層体1
に限られず、1枚の光ファイバテープ心線でもよく、ま
た複数本の光ファイバ素線を集合した光ファイバ集合体
であってもよい。また、リップコード16、16の配置
位置をフォーミングパイプ12の合せ目の近傍とするこ
とは、必ずしも必要とされるものではないが、合せ目か
ら離れた位置に配すると、フォーミングパイプ12の分
割に手間がかかるので、近傍に配することが実用的であ
る。
収容される光ファイバとしては、光テープ心線積層体1
に限られず、1枚の光ファイバテープ心線でもよく、ま
た複数本の光ファイバ素線を集合した光ファイバ集合体
であってもよい。また、リップコード16、16の配置
位置をフォーミングパイプ12の合せ目の近傍とするこ
とは、必ずしも必要とされるものではないが、合せ目か
ら離れた位置に配すると、フォーミングパイプ12の分
割に手間がかかるので、近傍に配することが実用的であ
る。
【0013】図2は本発明の光ケーブルの第2の実施例
を示すもので、この例の光ケーブルは、フォーミングパ
イプ12内に断面形状が十字状のスペーサ17を配し、
このスペーサ17の溝に光ファイバが装填されたもの
で、スペーサ17の溝が一方向もしくはSZ方向に捩じ
られている。SZ方向に捩じるとは、金属素線を撚り合
せて撚線とする際に、周知のSZ撚りと同様に、溝を捩
じる方向がS方向とZ方向とを交互に繰り返すものを言
う。フォーミングパイプ12内に、スペーサ17を配す
ることにより、光ケーブル内の光ファイバの識別が容易
となる。また、スペーサ17はフォーミングパイプ12
内に配されているため、従来のスロット型光ケーブルに
用いられているスロットのように強固である必要がない
ため、低コストで製造可能である。また、スペーサ17
の形状としては、断面形状が十字状のものに限られず、
円柱状の合成樹脂製のロッドの外周面に1以上の溝を一
方向またはSZ方向に形成したスロットであってもよ
い。
を示すもので、この例の光ケーブルは、フォーミングパ
イプ12内に断面形状が十字状のスペーサ17を配し、
このスペーサ17の溝に光ファイバが装填されたもの
で、スペーサ17の溝が一方向もしくはSZ方向に捩じ
られている。SZ方向に捩じるとは、金属素線を撚り合
せて撚線とする際に、周知のSZ撚りと同様に、溝を捩
じる方向がS方向とZ方向とを交互に繰り返すものを言
う。フォーミングパイプ12内に、スペーサ17を配す
ることにより、光ケーブル内の光ファイバの識別が容易
となる。また、スペーサ17はフォーミングパイプ12
内に配されているため、従来のスロット型光ケーブルに
用いられているスロットのように強固である必要がない
ため、低コストで製造可能である。また、スペーサ17
の形状としては、断面形状が十字状のものに限られず、
円柱状の合成樹脂製のロッドの外周面に1以上の溝を一
方向またはSZ方向に形成したスロットであってもよ
い。
【0014】図3は本発明の光ケーブルの第3の実施例
を示すもので、この例の光ケーブルは、フォーミングパ
イプ12内に、光ファイバ18とメタル対心線20が収
容されている。メタル対心線20は、導体21に絶縁体
22を被覆してなるメタル心線23を2条、対撚りにし
たものである。導体21としては、例えば銅線、アルミ
線などが挙げられるが、通常銅線が好適に用いられる。
また、絶縁体22としては、例えばポリエチレン、ポリ
塩化ビニルなどが挙げられる、通常ポリエチレンが好適
に用いられる。また、メタル対心線20としては、4条
のメタル心線を撚り合わせたもの、2対以上のメタル対
心線からなるものなどを用いてもよい。光ファイバ18
としては、光ファイバ心線、光ファイバコード、光ファ
イバユニットなどが用いられる。
を示すもので、この例の光ケーブルは、フォーミングパ
イプ12内に、光ファイバ18とメタル対心線20が収
容されている。メタル対心線20は、導体21に絶縁体
22を被覆してなるメタル心線23を2条、対撚りにし
たものである。導体21としては、例えば銅線、アルミ
線などが挙げられるが、通常銅線が好適に用いられる。
また、絶縁体22としては、例えばポリエチレン、ポリ
塩化ビニルなどが挙げられる、通常ポリエチレンが好適
に用いられる。また、メタル対心線20としては、4条
のメタル心線を撚り合わせたもの、2対以上のメタル対
心線からなるものなどを用いてもよい。光ファイバ18
としては、光ファイバ心線、光ファイバコード、光ファ
イバユニットなどが用いられる。
【0015】図4は本発明の光ケーブルの第4の実施例
を示すもので、この例の光ケーブルは、断面形状が、円
形をフォーミングパイプ12の合せ目に対して垂直に押
し潰したような略長円形状となっており、フォーミング
パイプ12内に、光ファイバ18と同軸ケーブル24が
収容されている。この例においても、光ファイバ18と
しては、光ファイバ心線、光ファイバコード、光ファイ
バユニットなどが用いられる。
を示すもので、この例の光ケーブルは、断面形状が、円
形をフォーミングパイプ12の合せ目に対して垂直に押
し潰したような略長円形状となっており、フォーミング
パイプ12内に、光ファイバ18と同軸ケーブル24が
収容されている。この例においても、光ファイバ18と
しては、光ファイバ心線、光ファイバコード、光ファイ
バユニットなどが用いられる。
【0016】第3、第4の実施例に示したように、光フ
ァイバとメタル心線または同軸ケーブルを複合化するこ
とにより、建物内部に光ファイバを引き込んで敷設する
際に、他の通信線や電力線を同時に敷設することができ
るため、作業工程の効率が上がり、コストを低減するこ
とができる。
ァイバとメタル心線または同軸ケーブルを複合化するこ
とにより、建物内部に光ファイバを引き込んで敷設する
際に、他の通信線や電力線を同時に敷設することができ
るため、作業工程の効率が上がり、コストを低減するこ
とができる。
【0017】図5は本発明の光ケーブルの第5の実施例
を示すもので、この例の光ケーブルは、フォーミングパ
イプ12内に収容されている光ファイバテープ心線積層
体1の最外層がダミーテープ心線1b、1bとなってお
り、このダミーテープ心線1b、1bが吸水性を有して
いる。ダミーテープ心線1b、1bは光ファイバテープ
心線積層体1に積層されており、光ファイバテープ心線
積層体1の成形時に、一体に成形される。また、ダミー
テープ心線1b、1bの表面には、ポリアクリル酸塩系
樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリアクリルアミ
ド系樹脂、ポリオキシエチレン系樹脂などの吸水性樹脂
粉末が付着されて吸水性を示すようになっている。
を示すもので、この例の光ケーブルは、フォーミングパ
イプ12内に収容されている光ファイバテープ心線積層
体1の最外層がダミーテープ心線1b、1bとなってお
り、このダミーテープ心線1b、1bが吸水性を有して
いる。ダミーテープ心線1b、1bは光ファイバテープ
心線積層体1に積層されており、光ファイバテープ心線
積層体1の成形時に、一体に成形される。また、ダミー
テープ心線1b、1bの表面には、ポリアクリル酸塩系
樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリアクリルアミ
ド系樹脂、ポリオキシエチレン系樹脂などの吸水性樹脂
粉末が付着されて吸水性を示すようになっている。
【0018】このように光ファイバテープ心線積層体1
の最外層にダミーテープ1b、1bを設けることによ
り、光ファイバテープ心線積層体1の四隅に配された光
ファイバが、フォーミングパイプ12に当接することに
よって生じる伝送損失の増加を低減することができる。
また、ダミーテープ心線1b、1bが吸水加工されてい
るので、光ファイバの防水性能にも優れている。
の最外層にダミーテープ1b、1bを設けることによ
り、光ファイバテープ心線積層体1の四隅に配された光
ファイバが、フォーミングパイプ12に当接することに
よって生じる伝送損失の増加を低減することができる。
また、ダミーテープ心線1b、1bが吸水加工されてい
るので、光ファイバの防水性能にも優れている。
【0019】以上のような、第1〜第5の実施例に示し
た光ケーブルにあっては、フォーミングパイプ12内
に、図示しないがその長手方向に間欠的に柔らかいホッ
トメルト樹脂が充填されている。このように間欠的にホ
ットメルト樹脂を充填することにより、光ファイバなど
を部分的に支持してフォーミングパイプ12内でこれを
完全に固定せずに収容している。光ファイバなどを完全
に固定しないことで、光ケーブルを後分岐しやすくなっ
ている。
た光ケーブルにあっては、フォーミングパイプ12内
に、図示しないがその長手方向に間欠的に柔らかいホッ
トメルト樹脂が充填されている。このように間欠的にホ
ットメルト樹脂を充填することにより、光ファイバなど
を部分的に支持してフォーミングパイプ12内でこれを
完全に固定せずに収容している。光ファイバなどを完全
に固定しないことで、光ケーブルを後分岐しやすくなっ
ている。
【0020】図6は、本発明の光ケーブルの第6の実施
例および第7の実施例を示す断面図である。第6の実施
例では、フォーミングパイプ12内にヤーン25が充填
されており、このヤーン25は、ポリエチレン繊維、ポ
リプロピレン繊維などや、ポリアクリル酸塩系樹脂、ポ
リビニルアルコール系樹脂、ポリアクリルアミド系樹
脂、ポリオキシエチレン系樹脂などの吸水性樹脂を繊維
化、あるいは、これらの吸水材料を付着させたヤーンで
ある。したがって、この例の光ケーブルは防水性に優れ
ている。また、ヤーン25は光テープ心線積層体1を包
囲して、フォーミングパイプ12内における移動を拘束
することにより、外部からの力により光テープ心線積層
体1が破断することを防止している。このように、第1
〜第5の実施例のように間欠充填材を用いる替わりに、
ヤーン25を用いることにより、光ケーブルの製造が簡
便となり、生産コストも低減するばかりでなく、後分岐
性も向上する。
例および第7の実施例を示す断面図である。第6の実施
例では、フォーミングパイプ12内にヤーン25が充填
されており、このヤーン25は、ポリエチレン繊維、ポ
リプロピレン繊維などや、ポリアクリル酸塩系樹脂、ポ
リビニルアルコール系樹脂、ポリアクリルアミド系樹
脂、ポリオキシエチレン系樹脂などの吸水性樹脂を繊維
化、あるいは、これらの吸水材料を付着させたヤーンで
ある。したがって、この例の光ケーブルは防水性に優れ
ている。また、ヤーン25は光テープ心線積層体1を包
囲して、フォーミングパイプ12内における移動を拘束
することにより、外部からの力により光テープ心線積層
体1が破断することを防止している。このように、第1
〜第5の実施例のように間欠充填材を用いる替わりに、
ヤーン25を用いることにより、光ケーブルの製造が簡
便となり、生産コストも低減するばかりでなく、後分岐
性も向上する。
【0021】また、第7の実施例では、フォーミングパ
イプ12の内面に緩衝層26が設けられ、光テープ心線
積層体1が緩衝層26で包囲されている。この例では、
図7に示すように、フォーミングパイプ12を構成する
テープとして、ラミネートフィルム27の上に、ポリエ
チレンテレフタレートなどからなる基材28を貼り合わ
せ、さらに、この基材28に緩衝層26をなす不織布を
貼り合わせ、この不織布に吸水パウダーを付着したもの
が用いられている。この緩衝層26は、繊維を毛羽立た
せて、柔らかく、緩衝効果が高くなっており、吸水性を
有している。なお、この例では、テープの構成を上記の
ようにしたが、基材のみ、基材に吸水パウダーを付着し
たもの、基材と緩衝層からなり緩衝層に吸水パウダーを
付着したもの、あるいは、これらの基材にラミネートフ
ィルムを貼り合わせたものでもよい。ラミネートフィル
ムを設けることにより、フォーミングパイプにシースを
被覆する際に、フォーミングパイプとシースが熱融着
し、密着する。
イプ12の内面に緩衝層26が設けられ、光テープ心線
積層体1が緩衝層26で包囲されている。この例では、
図7に示すように、フォーミングパイプ12を構成する
テープとして、ラミネートフィルム27の上に、ポリエ
チレンテレフタレートなどからなる基材28を貼り合わ
せ、さらに、この基材28に緩衝層26をなす不織布を
貼り合わせ、この不織布に吸水パウダーを付着したもの
が用いられている。この緩衝層26は、繊維を毛羽立た
せて、柔らかく、緩衝効果が高くなっており、吸水性を
有している。なお、この例では、テープの構成を上記の
ようにしたが、基材のみ、基材に吸水パウダーを付着し
たもの、基材と緩衝層からなり緩衝層に吸水パウダーを
付着したもの、あるいは、これらの基材にラミネートフ
ィルムを貼り合わせたものでもよい。ラミネートフィル
ムを設けることにより、フォーミングパイプにシースを
被覆する際に、フォーミングパイプとシースが熱融着
し、密着する。
【0022】このように、フォーミングパイプ12内の
光テープ心線積層体1を緩衝層26で拘束することによ
り、光テープ心線積層体1を緩く固定することが可能と
なり、後分岐性に優れた構造とすることができる。ま
た、ホットメルト樹脂などの間欠充填材を用いる必要が
なくなり、製造が容易で、コストの低減をすることがで
きる。また、緩衝層26を吸水性のもので構成すれば、
光ファイバの防水性能に優れたものとなる。なお、第6
および第7の実施例においては、フォーミングパイプ1
2内に収容される光ファイバとしては、光テープ心線積
層体1に限られず、1枚の光ファイバテープ心線でもよ
く、また複数本の光ファイバ素線を集合した光ファイバ
集合体であってもよい。ところで、第2〜第7の実施例
においても、図1に示した第1の実施例と同様に、シー
ス14の外周部に、表示部を設けてもよい。
光テープ心線積層体1を緩衝層26で拘束することによ
り、光テープ心線積層体1を緩く固定することが可能と
なり、後分岐性に優れた構造とすることができる。ま
た、ホットメルト樹脂などの間欠充填材を用いる必要が
なくなり、製造が容易で、コストの低減をすることがで
きる。また、緩衝層26を吸水性のもので構成すれば、
光ファイバの防水性能に優れたものとなる。なお、第6
および第7の実施例においては、フォーミングパイプ1
2内に収容される光ファイバとしては、光テープ心線積
層体1に限られず、1枚の光ファイバテープ心線でもよ
く、また複数本の光ファイバ素線を集合した光ファイバ
集合体であってもよい。ところで、第2〜第7の実施例
においても、図1に示した第1の実施例と同様に、シー
ス14の外周部に、表示部を設けてもよい。
【0023】また、上記フォーミングパイプ12として
は、ポリアクリル酸塩系樹脂、ポリビニルアルコール系
樹脂、ポリアクリルアミド系樹脂、ポリオキシエチレン
系樹脂などの吸水性樹脂粉末を付着した若干細幅で高剛
性のテープを複数枚用いて、円筒形になるように連続的
に成形したものを用いてもよい。このような吸水性のフ
ォーミングパイプ12を用いれば、従来、光ケーブルの
防水に用いられていた高価な吸水性ヤーンを用いる必要
がなくなり、低コストで防水性の光ケーブルを製造する
ことができる。
は、ポリアクリル酸塩系樹脂、ポリビニルアルコール系
樹脂、ポリアクリルアミド系樹脂、ポリオキシエチレン
系樹脂などの吸水性樹脂粉末を付着した若干細幅で高剛
性のテープを複数枚用いて、円筒形になるように連続的
に成形したものを用いてもよい。このような吸水性のフ
ォーミングパイプ12を用いれば、従来、光ケーブルの
防水に用いられていた高価な吸水性ヤーンを用いる必要
がなくなり、低コストで防水性の光ケーブルを製造する
ことができる。
【0024】以上のような構造の光ケーブルにあって
は、後分岐の際、リップコード16、16を引張ってシ
ース14を切裂けば、フォーミングパイプ12のそれぞ
れが二分されたシース14に接着したまま分割されるこ
とになり、シース14とフォーミングパイプ12の分割
が同時に一挙に行われ、フォーミングパイプ12内の光
テープ心線積層体1を直ぐに取り出すことができる。ま
た、図8に示した従来の光ケーブルで用いられている接
着用テープ3が不用となるので、製造が簡便となり、生
産コストも低減する。
は、後分岐の際、リップコード16、16を引張ってシ
ース14を切裂けば、フォーミングパイプ12のそれぞ
れが二分されたシース14に接着したまま分割されるこ
とになり、シース14とフォーミングパイプ12の分割
が同時に一挙に行われ、フォーミングパイプ12内の光
テープ心線積層体1を直ぐに取り出すことができる。ま
た、図8に示した従来の光ケーブルで用いられている接
着用テープ3が不用となるので、製造が簡便となり、生
産コストも低減する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ケーブ
ルは、光ファイバを、複数枚のテープの成形によって得
られた分割可能なフォーミングパイプ内に収容し、前記
フォーミングパイプの合せ目の近傍に、リップコードを
配し、前記フォーミングパイプ上にシースを設け、この
シース内にテンションメンバとリップコードを埋設し、
前記シースの外周部に、リップコードの位置を示す表示
部が形成されているものであるから、フォーミングパイ
プの分割が容易で、簡単に内部の光ファイバを取り出す
ことができるため、後分岐を効率良く行うことができ
る。また、リップコードを引張ってシースを切裂けば、
フォーミングパイプとシースの分割を同時に一挙に行う
ことができる。前記表示部は、突条、溝あるいは印刷、
押出成形による表示であるから、リップコードの位置を
容易に確認できるため、この表示部をニッパなどでつま
むか、カッターなどによりシースを削り、リップコード
を光ケーブルから容易に取り出すことができる。
ルは、光ファイバを、複数枚のテープの成形によって得
られた分割可能なフォーミングパイプ内に収容し、前記
フォーミングパイプの合せ目の近傍に、リップコードを
配し、前記フォーミングパイプ上にシースを設け、この
シース内にテンションメンバとリップコードを埋設し、
前記シースの外周部に、リップコードの位置を示す表示
部が形成されているものであるから、フォーミングパイ
プの分割が容易で、簡単に内部の光ファイバを取り出す
ことができるため、後分岐を効率良く行うことができ
る。また、リップコードを引張ってシースを切裂けば、
フォーミングパイプとシースの分割を同時に一挙に行う
ことができる。前記表示部は、突条、溝あるいは印刷、
押出成形による表示であるから、リップコードの位置を
容易に確認できるため、この表示部をニッパなどでつま
むか、カッターなどによりシースを削り、リップコード
を光ケーブルから容易に取り出すことができる。
【0026】前記フォーミングパイプ内に、その長手方
向に間欠的にホットメルト樹脂が充填されているから、
光ファイバなどを部分的に支持し、フォーミングパイプ
内でこれを完全に固定せずに収容しているので、光ケー
ブルを後分岐しやすくできる。前記フォーミングパイプ
の内面に緩衝材が設けられているから、光ファイバを緩
く固定することができ、ホットメルト樹脂などの間欠充
填剤を用いる必要もないから、製造が容易で、後分岐性
に優れている。前記緩衝材は、樹脂フィルムに不織布を
貼り合わせ、この不織布に吸水パウダーを付着せしめた
ものであるから、防水性能に優れている。
向に間欠的にホットメルト樹脂が充填されているから、
光ファイバなどを部分的に支持し、フォーミングパイプ
内でこれを完全に固定せずに収容しているので、光ケー
ブルを後分岐しやすくできる。前記フォーミングパイプ
の内面に緩衝材が設けられているから、光ファイバを緩
く固定することができ、ホットメルト樹脂などの間欠充
填剤を用いる必要もないから、製造が容易で、後分岐性
に優れている。前記緩衝材は、樹脂フィルムに不織布を
貼り合わせ、この不織布に吸水パウダーを付着せしめた
ものであるから、防水性能に優れている。
【図1】 本発明の光ケーブル第1の実施例を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図2】 本発明の光ケーブル第2の実施例を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図3】 本発明の光ケーブル第3の実施例を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図4】 本発明の光ケーブル第4の実施例を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図5】 本発明の光ケーブル第5の実施例を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図6】 本発明の光ケーブル第6、第7の実施例を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図7】 本発明の光ケーブル第7の実施例で用いられ
るラミネートテープを示す概略断面図である。
るラミネートテープを示す概略断面図である。
【図8】 従来の光ケーブルを示す概略断面図である。
1・・・光ファイバテープ心線積層体、1b・・・ダミーテー
プ、12・・・フォーミングパイプ、14・・・シース、14
a・・・表示部、15・・・テンションメンバ、16・・・リッ
プコード、17・・・スペーサ、18・・・光ファイバ心線、
20・・・メタル対心線、21・・・導体、22・・・絶縁層、
23・・・メタル心線、24・・・同軸ケーブル、25・・・ヤ
ーン、26・・・緩衝層、27・・・ラミネートフィルム、2
8・・・基材
プ、12・・・フォーミングパイプ、14・・・シース、14
a・・・表示部、15・・・テンションメンバ、16・・・リッ
プコード、17・・・スペーサ、18・・・光ファイバ心線、
20・・・メタル対心線、21・・・導体、22・・・絶縁層、
23・・・メタル心線、24・・・同軸ケーブル、25・・・ヤ
ーン、26・・・緩衝層、27・・・ラミネートフィルム、2
8・・・基材
フロントページの続き (72)発明者 宮本 末広 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 保苅 和男 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H001 BB16 BB27 DD06 DD09 DD11 DD25 KK17
Claims (5)
- 【請求項1】 光ファイバを、複数枚のテープの成形に
よって得られた分割可能なフォーミングパイプ内に収容
し、前記フォーミングパイプの合せ目の近傍に、リップ
コードを配し、前記フォーミングパイプ上にシースを設
け、このシース内にテンションメンバとリップコードを
埋設し、前記シースの外周部に、リップコードの位置を
示す表示部が形成されていることを特徴とする光ケーブ
ル。 - 【請求項2】 前記表示部は、突条、溝あるいは印刷、
押出成形による表示であることを特徴とする請求項1記
載の光ケーブル。 - 【請求項3】 前記フォーミングパイプ内に、その長手
方向に間欠的にホットメルト樹脂が充填されていること
を特徴とする請求項1または2記載の光ケーブル。 - 【請求項4】 前記フォーミングパイプの内面に緩衝材
が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3の
いずれかに記載の光ケーブル。 - 【請求項5】 前記緩衝材は、樹脂フィルムに不織布を
貼り合わせ、この不織布に吸水パウダーを付着せしめた
ものであることを特徴とする請求項4記載の光ケーブ
ル。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001130012A JP2002328277A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 光ケーブル |
EP02396037A EP1255144B1 (en) | 2001-04-26 | 2002-03-22 | Dividable optical cable |
CNB021078580A CN1177241C (zh) | 2001-04-26 | 2002-03-25 | 光缆 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001130012A JP2002328277A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 光ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002328277A true JP2002328277A (ja) | 2002-11-15 |
Family
ID=18978456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001130012A Pending JP2002328277A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 光ケーブル |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6760522B2 (ja) |
EP (1) | EP1255144B1 (ja) |
JP (1) | JP2002328277A (ja) |
CN (1) | CN1177241C (ja) |
HK (1) | HK1050052B (ja) |
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