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JP2002325183A - N色の印刷インキによる印刷に対して印刷カラープロファイルを決定する方法 - Google Patents

N色の印刷インキによる印刷に対して印刷カラープロファイルを決定する方法

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JP2002325183A
JP2002325183A JP2002056881A JP2002056881A JP2002325183A JP 2002325183 A JP2002325183 A JP 2002325183A JP 2002056881 A JP2002056881 A JP 2002056881A JP 2002056881 A JP2002056881 A JP 2002056881A JP 2002325183 A JP2002325183 A JP 2002325183A
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printing ink
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ink
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Heidelberger Druckmaschinen AG
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  • Image Processing (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新しい方法を提供して、高い再現品質を有す
る印刷カラープロファイルをN色の印刷インキのシステ
ムに対して決定できるようにすること。 【解決手段】 装置に依存しない表色系にて印刷可能な
色の色立体を構成するN色の印刷インキによる印刷に対
して印刷カラープロファイルを求める方法において、複
数の印刷インキからまたは複数の印刷インキの組み合わ
せから選択することによって、装置に依存しない表色系
における内部の基準曲線を定義し、印刷されかつ測色法
で測定される第1のテストフォームを形成することによ
って、内部の基準曲線と、色立体の包絡面との間で境界
面を定義し、ここでこの境界面によって色立体がカラー
セクタに分割され、このカラーセクタに対して、印刷さ
れかつ測色法で測定される第2のテストフォームを形成
し、この第2のテストフォームの測定値から印刷カラー
プロファイルを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子複製技術の領
域に関し、3色以上の有彩色の印刷インキによる印刷に
対して、一般的にはN色の印刷インキによる印刷に対し
てカラープロフィールを決定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複製技術においては、印刷ページに対し
て印刷版下が形成され、これは、印刷すべきすべての要
素、例えばテキスト、グラフィックおよび画像を含んで
いる。カラー印刷に対しては、印刷インキ毎に別個の印
刷版下が形成され、これには各インキで印刷されるすべ
ての要素が含まれる。標準的な4色刷りに対して印刷イ
ンキは、シアン、マゼンタ、黄および黒(CMYK)で
ある。印刷インキにしたがって別個になっている印刷版
下は、色分解版とも称される。この印刷版下は、通例、
ラスタ化されフィルムに感光され、このフィルムはつぎ
に、高次の版(印刷版、 印刷シリンダ)の印刷に対し
て印刷版を作成するために引き続き処理される。択一的
には印刷版下を専用のレコーダにおいて印刷版に直接感
光することも可能である。ディジタル式印刷機も存在
し、これは、色分解版フィルムまたは印刷版を作成する
中間ステップなしに印刷版下データを直接処理して印刷
物に変換する。
【0003】複製すべき印刷ページの印刷版下は、頁を
印刷データの形態で表しており、ここでこの印刷データ
によって、4色刷の場合に各ピクセルにおける印刷イン
キCYMKの印刷すべきパーセンテージが4つの印刷イ
ンキ値によって示される。例えば各印刷インキ値は、1
バイトで表され、すなわちこの値は0%と100%との
間で256段階に変化する。印刷インキ値0%は、この
印刷インキが印刷ページの相応する個所に印刷されない
ことを意味しており、または印刷インキ値100%は、
この印刷インキがフルトーン値、すなわち可能な最大の
割合で印刷されることを意味している。
【0004】例えば印刷すべき画像に対して印刷インキ
値を決定するためには、この画像をスキャナにおいて行
毎およびピクセル毎にビームによって走査する。ここで
はピクセル毎にまず1次の色、すなわち赤、緑、青(R
GB)に対するスキャナ色値が形成される。このスキャ
ナ色値は、カラー計算機において印刷インキ値CMYK
に直接変換することができる。しかしながら今日では中
間のステップにおいて第1に、このスキャナ色値を、装
置に依存しない色値、例えばLab表色系の色値に換算
することが多い。このLab表色系は、国際照明委員会
(CIE=Commission Internationale d'Eclairage)
によって標準化されたものであり、この表色系により色
はつぎのように表される、すなわち標準的な観察者がそ
の色を見る通りに表現されるのである。この中間ステッ
プを行うのは、スキャナ、カラーモニタ、カラープリン
タ、印刷機などの装置に依存する表色系から色をデカッ
プリングし、印刷すべき色を、装置に依存しない表色系
において表して処理するためである。第2のステップで
はつぎに、通例、さらに色補正されかつ修正されたLa
b色値が印刷インキ値CMYKに変換される。
【0005】図1には、今日の作業工程にしたがった色
変換が示されており、ここでは、スキャナ色値RGB
が、補正されない色値Lab1と補正された色値Lab
2とを介して印刷インキ値CMYKに色変換される。各
装置の色値と、これに相応するLab色値との関係は、
有利にはカラープロファイルによって表される。これに
よればスキャナカラープロファイルによって、どのLa
b色がこのスキャナのどのRGB色値の組み合わせに対
応し得るかを示され、また印刷カラープロファイルによ
って、Lab色毎に対応するCMYK色値が示され、こ
こでこのCMYK値は、このLab色を印刷物において
得るために印刷すべき値である。カラープロファイルと
は、一般的に多次元の変換テーブルのことであり、この
変換テーブルは、生じ得るLab色値の少なくとも1つ
の部分集合に対して、対応する装置依存の色値を含んで
いる。ここでは中間の色値に対して、補間が行われる。
カラープロファイルのデータ形式は、ICC(Internat
ional Color Consortiumによって標準化されている。こ
のLab表色系を介するデカップリングにより、任意の
装置、例えば種々異なるスキャナまたは別の画像ソース
または種々異なる印刷方式などを単一の作業工程におい
て組み合わせて柔軟に交換することができる。その際に
種々異なる多くの装置依存表色系に起因して、プロセス
の終わりにどの色が出るのかという見通しが利かなくな
ってしまうことがない。複雑な単一の作業工程において
種々異なる装置にわたって色をコントロールすること
は、カラーマネージメント(Color Management)と称さ
れる。
【0006】標準色CYMKによる伝統的な4色刷で
は、利用できる印刷可能色の範囲は、スライドにおいて
知覚可能な色またはモニタにおける色に比べていくつか
の領域において格段に制限される。有彩色の標準印刷イ
ンキのシアン、マゼンタおよび黄のかわりに、シアン、
マゼンタおよび黄に対してさらに彩度に富む特殊なイン
キを使用すれば、この制限を確かに低減することが可能
であるが、包括的な解決には、3色以上の有彩色の印刷
インキによる印刷が必要である。
【0007】最も簡単なケースでは、例えば、標準色C
MYKに別の有彩色の印刷インキ、赤または緑などを付
け加えて、印刷可能な色の範囲を所定の領域において拡
げることができる。このようなケースは包装材印刷にお
いて発生し、これは、殊に強烈な製品色ないしはロゴ色
を再現しなければならない場合である。このような特殊
な色相を標準の印刷インキによって形成できるとして
も、相応する特殊インキによって、重ね合わされて印刷
される2つの標準印刷インキによる印刷プロセスの変動
に比してより高い安定性が得られる。複数の有彩色の色
相領域において、印刷される色の色範囲を広げたい場合
には、例えば7色によって印刷することができる。すな
わち標準色CMYKと別の3色の有彩色の印刷インキ、
すなわち赤、緑および青によって印刷することができ
る。
【0008】ドイツ特許明細書DE4417449C2
には、付加的な印刷インキに対して色分解版を形成する
簡単な方法が記載されており、ここでは標準印刷インキ
におけるこの付加的なインキの2次的な色相は省略さ
れ、ここでこれは関連する標準印刷インキから、相応の
絶対値を減算することによって行われる。欧州特許明細
書EP0131145B1には、7または8色の印刷イ
ンキによって動作する方法が記載されており、ここでは
印刷されるベタ領域は順次に印刷される。ここでは各画
像個所において4色までの印刷インキで印刷され、すな
わち一方では印刷インキ白および黒のベタ領域が、他方
では色相が隣り合う有彩色の印刷インキのベタ領域が印
刷される。印刷インキ値は、走査されたRGB色値か
ら、複数のRGB色値に共通である割合を段階的に減算
することによって得られる。欧州特許明細書EP073
5743A2には、走査したRGB色値から、7色の印
刷インキに対する色分解版を簡単な演算、例えば加算、
減算、最小および最大の関数によって計算する方法が記
載されており、ここではこの計算値は、簡単な1次元の
テーブル機能により、印刷プロセス特性に関して補正さ
れる。欧州特許明細書EP0586139A2には、7
色の印刷インキに対する色分解版を決定する方法が記載
されており、ここでは2つの3次元の変換テーブルが計
算され、ここで1つのテーブルは、走査したRGB色値
を4色の標準印刷インキCMYKに変換し、別の1つの
テーブルは、走査したRGB色値を付加的な印刷イン
キ、すなわち赤、緑、青に変換する。公知の方法はすべ
て、7色の印刷インキへの色分解に限定されており、こ
こでこの7つの有彩色の印刷インキは実質的に、一方で
は標準印刷インキ、すなわちシアン、マゼンタ、黄であ
り、他方ではその補色、すなわち赤、緑、青である。す
なわち有彩色の印刷インキの色相角は、色相環で均一に
分散される。公知の方法の一部は、十分な精度の色再現
を有しておらず、殊に、使用すべき印刷プロセスおよび
印刷機の色再現特性が計算に取り入れられない方法で
は、十分な精度の色再現を有していない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、新し
い方法を提供して、高い再現品質を有する印刷カラープ
ロファイルをN色の印刷インキのシステムに対して決定
できるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
り、装置に依存しない表色系にて印刷可能な色の色立体
を構成するN色の印刷インキによる印刷に対して印刷カ
ラープロファイルを求める方法において、複数の印刷イ
ンキからまたは複数の印刷インキの組み合わせから選択
することによって、装置に依存しない表色系における内
部の基準曲線を定義し、印刷されかつ測色法で測定され
る第1のテストフォームを形成することによって、内部
の基準曲線と、色立体の包絡面との間で境界面を定義
し、ここでこの境界面によって色立体がカラーセクタに
分割され、このカラーセクタに対して、印刷されかつ測
色法で測定される第2のテストフォームを形成し、この
第2のテストフォームの測定値から印刷カラープロファ
イルを決定することによって解決される。
【0011】
【発明の実施の形態と利点】本発明の方法では有彩色の
印刷インキの色相角およびその数は、別の制限内で任意
である。この方法は、印刷インキの黒を含む印刷インキ
システムに対しても、有彩色の印刷インキを有する印刷
インキシステムに対しても適用可能である。本発明の有
利な発展形態は、従属請求項に記載されている。
【0012】本発明を以下、図1〜15に基づいて詳し
く説明する。
【0013】本発明の方法により、装置に依存しない色
(Lab)を、N色の印刷インキを有する印刷インキ表
色系の印刷インキ値に変換するための専用の印刷カラー
プロファイルを計算することができ、ここでこれはIC
C(International Color Consortium)に相応してリン
クプロファイル(Link-Profile)と称される。印刷イン
キ値から、装置に依存にしないLab色値への逆変換の
計算は、公知の簡単な方法によって容易に行うことがで
き、これによりこの印刷カラープロファイルは、広範囲
の装置プロファイルに補充される。従来の印刷カラープ
ロファイルと同様に、本発明にしたがって決定されたカ
ラープロファイルと、色範囲適合化のための手法(gamu
t mapping)とを組み合わせることができ、これによっ
て例えば透明陽画において得られた所定の色を、拡張さ
れた印刷インキシステムによったとしても、N色の印刷
インキから印刷できないようにすることが考慮される。
このような手法は、例えば特許明細書DE440922
6に記載されている。
【0014】印刷結果の典型的な観察者に対して、色の
知覚は、3次元の色空間によって表される。したがって
装置に依存しない標準化された表色系、例えばXYZま
たはLab表色系も同様に3次元である。3色以上の印
刷インキを使用する場合、所定の色を形成するために必
要な印刷インキの割合は、一義的に決定されない。一般
的には同じ色を形成する印刷インキ値の複数の組み合わ
せがある。しかしながら装置に依存しない所定のLab
色の、相応する印刷インキ値への割り当てを一義的に決
定するためには、付加的に制限を課す制限条件に注目し
なければならず、ここでこの制限条件は、印刷プロセス
の技術的な特徴から得られるものである。
【0015】これらの条件のうちの1つは、重ね合わさ
れて印刷される印刷インキの総インキ付着量(覆われる
面積の総和)を制限しなければならないことであり、例
えばオフセット印刷では340%に制限しんければなら
ない。その理由は、例えば、所要の乾燥時間および紙の
表面の制限されたインキ受容である。すなわち7色刷り
では700%までの総インキ付着量が理論的に可能では
あるが、インキ成分の和が所定の限界を上回る、7次元
の印刷インキ空間の領域は利用することができない。ま
た極めて高い総インキ付着量を伴う色は、不安定して、
すなわち高い繰り返し精度で印刷できないこともある。
【0016】印刷インキの黒が使用されかつこの黒が染
色性(farbstichig)でない場合、画像の無彩色(灰
色)の領域はすべて、有彩色の印刷インキがまったくな
くても印刷され得る。このことは、細かな網点を使用す
る際には良好な結果が得られるが、粗い網点ではこの網
点構造がこの領域においてはっきりと見えてしまうこと
になる。さらに黒によってのみ達成され得る視覚的な濃
さが十分でないことが多い。これに対して黒を使用する
ことにより、有彩色の印刷インキを使用する量が低減し
て印刷プロセスも安定する。したがって種々異なるイン
キ構成バリエーションを選択することが必要であり、こ
れによって制限条件に応じて、無彩色の内部領域が黒の
増減により構成されるようにする。
【0017】モアレ形成を回避すべき場合には、慣例の
ラスタを使用すると、限られた数のスクリーン角度しか
利用できず、ふつうは相異なる4つの角度しか利用でき
ない。したがって複数の印刷インキによって、同じスク
リーン角度を利用しなければならないことが多い。複数
のインキを同じスクリーン角度で重ね合わせて印刷する
ことは、多くの場合に再現性の悪い印刷結果に結びつい
てしまうため、このような事態は、せいぜいのところ小
さな網点において生じることが許される。
【0018】上記のような要求は、本発明の方法により
考慮され、ここでこれは、付加的に制限を課す相応の条
件を、色分解に対して決定することによって行われる。
この方法の実質的な特徴は、印刷可能な色の色立体全体
を、それぞれ個別に処理可能な部分立体に固有に分解す
ることである。ここでこの部分立体には、全体でN次元
の印刷インキ空間の固有の部分空間がそれぞれ相応す
る。この分解の基礎となるのは、印刷プロセスの選択し
た領域のおけるプロセス特性を求めることにある。これ
はまずテストフォームの第1のセットによって、つぎに
テストフォームの第2のセットによって行われ、ここで
これらは、決定すべき印刷プロセスによって印刷され、
その後、測色法で測定される。分解の手法およびこれか
ら得られるテストフォームの構造をまず、印刷インキの
黒による印刷プロセスについて説明する。
【0019】印刷インキの黒を、0%〜100%の種々
異なるパーセント値で印刷する場合、相応する色測定値
からLab表色系において、紙の白から純粋な黒まで経
過する曲線が得られる。
【0020】この曲線を以下では内部の基準曲線1と称
する。これは図2に例示されている。内部の基準曲線1
は、多くの印刷プロセスにおいてプロセス−色立体全体
の内部にあるが、一般的にはこの曲線はグレイ軸、すな
わちLab表色系のL軸上にはない。色立体の殊に簡単
な分解は、内部の基準曲線1のすべての点において有彩
色の印刷インキを使用してはならないと規定した場合に
得られる。この場合をまず説明する。無彩色が、黒およ
びいくつかの有彩色の印刷インキを重ね合わせて印刷す
ることによって形成される、より一般的かつ多くの実践
的な印刷プロセスに有利な場合は、後にこの特殊な場合
から導き出される。
【0021】黒と、個々の有彩色の印刷インキとからな
る種々異なる組み合わせによって、2次元の点集合が形
成され、この点集合は、Lab表色系において、プロセ
ス−色立体における境界面として大きく歪んだ正方形の
形態で表される。図3には例示的に印刷インキのマゼン
タに対して、相応する境界面2が示されている。これの
一方の側では内部の基準曲線1が境界線を成している。
Lab表色系における境界面2の位置および形状を数値
的に検出するために、印刷インキの黒およびマゼンタの
いくつかの離散値の組み合わせを有するテストフォーム
を印刷し、つぎにこれを測色法で測定する。
【0022】このようなテストフォーム3が図4に示さ
れている。これは、カラーフィールド4からなり、黒お
よびマゼンタに対するその印刷インキ値は対称に変化す
る。図4の例では、カラーフィールド4においてマゼン
タの割合は左から右に増加し、黒の割合は下から上に増
加する。テストフォーム3のフィールド4の色測定値に
より、この印刷インキの組み合わせに対して、相応する
点がLab表色系において得られる。この場合、カラー
フィールド4の印刷インキ値間ないしはそこで測定し
た、Lab表色系における点間の2次元の補間により、
黒および有彩色のこの印刷インキからなる2次元の部分
プロセスが十分な精度で記述される。実践的な目的に対
して、0%〜100%間の10%のステップ幅で十分な
精度が得られることが実証された。また0,10,2
0,24,70および100%の段階付けもこの目的に
有利である。
【0023】設けられているすべての有彩色の印刷イン
キに対して、カラーフィールド4を有する相応の2色の
テストフォーム3が、上記のように形成され、ここでこ
のカラーフィールドにおいて有彩色の各印刷インキと、
印刷インキの黒とが組み合わされる。さらに、別のテス
トフォームにおいてカラーフィールドがまとめられ、こ
れは、2つずつの有彩色のフルトーンインキから起こり
得るすべて色の組み合わせを含む。N−1色の有彩色の
印刷インキでは、この最後のテストフォームに対して
(N−1)×(N−2)/2個のフィールドが得られ
る。
【0024】つぎにこのN個のテストフォームの全体の
セットが有利には同時に印刷シートに印刷され、すべて
のテストフィールドが測色法で測定される。最初のN−
1個のテストフォームにより、1つずつの有彩色の印刷
インキと黒との間の2次元の部分プロセスが得られる。
このことからLab表色系において境界面2の集合が得
られ、これらはすべて内部の基準曲線1を共通に有す
る。説明のために図5では3つの境界面2が、有彩色の
印刷インキ、シアン、マゼンタおよび黄に対して概略的
に示されている。この実施例では印刷プロセス−色立体
は、3つの境界面2により3つのカラーセクタ5に分割
される。境界面2には有彩色の印刷インキと黒とから形
成された色が存在する。面間のカラーセクタ5には黒
と、有彩色の2色の印刷インキとから形成される色が存
在する。Lab表色系における2つの境界面2間のカラ
ーセクタ5には、より高次元の印刷プロセス−色空間の
3次元部分空間が相応する。ここでそれぞれ関与する3
つの印刷インキの色の割合は、0〜100%間で変化す
る。
【0025】図6には図5の例が、再度、a,b平面を
上から見て示されている。a,b平面におけるこの印刷
プロセス−色立体の最大の大きさは、フルトーンインキ
CMYと、フルトーン混合インキC+Y,M+Yおよび
C+Mとにより決定される。フルトーン混合インキのL
ab色値は、このテストフォームの測定値から得られ、
そのフィールドには、2つずつの有彩色のフルトーンイ
ンキの組み合わせが含まれている。
【0026】図7には別の例として、6つの有彩色の印
刷インキ、シアン、マゼンタ、黄、赤、緑、青を有する
7色印刷インキシステムが、a,b平面を上から見て概
略的に示されている。12角形の輪郭線は、有彩色の6
つのフルトーンインキと、それぞれ隣り合う印刷インキ
間の6つのフルトーン混合インキとから生じる。この例
では、6つのカラーセクタ5が境界面2の間に得られ
る。図7に示されているのは、色立体のカラーセクタ5
間の境界面2が、一般的には不均一な形をしており、
a,b平面への投影では通常、曲線または狭い曲面を生
じることである。
【0027】テストフォームの第1のセットの形成、印
刷および測定は、Lab表色系における印刷プロセス−
色りったの大きさおよび形状についての概観を得るため
に使用される。したがってさらに、カラーセクタ5間の
境界面2の形状および位置も決定される。テストフォー
ムの第1のセットの色測定値が得られた後、ユーザは、
例えば、図5,6および7に相応してコンピュータディ
スプレイに有利なソフトウェアによって形成されたグラ
フィックな表示に基づいて、印刷プロセス−色立体を種
々の見方から判定することができる。Lab表色系にお
ける相応の空間的な関係が受け入れられるか否かは、こ
のユーザの意図に大きく依存する。したがって、例え
ば、印刷インキの緑、黄、オレンジ、赤およびマゼンタ
からなり、知覚可能な色の部分領域しか含まない、図8
のような色立体を有する印刷プロセスも、所定の色領域
だけが完全である画像および製品色を有する包装材印刷
にはまったく適切であることもあり得る。これに対して
任意の画像を有する通例の複製技術に対しては、このよ
うな色立体はまったく不適切である。
【0028】別のチェックは有利には適切なソフトウェ
アを用いて計算により行われる。すなわち例えば、有彩
色の印刷インキがLab表色系において最小間隔を互い
に有するか否か、およびすべてがこの色立体の包絡面に
あるか否かが検査される。これが要求されるのは、有彩
色の印刷インキが、この色立体の内部の深いところにあ
る別の印刷インキの組み合わせと同じ色値を有すること
を回避したいからである。このためにテストフォームの
第1セットにおけるはじめのN−1個のテストフォーム
の測定値から、Lab表色系における凸の包絡面が計算
される。このために有利な方法は、コンピュータグラフ
ィックについての文献に記載されている。
【0029】有彩色の印刷インキは、あらかじめ計算し
たa,b平面の凸の包絡面を用いて循環する順番に並べ
られる。これにより、どの印刷インキがそれぞれ、別の
どの印刷インキに隣り合うかが決定される。したがって
全体的にも印刷プロセス−色立体が個々のカラーセクタ
5に分解され、同時に各カラーセクタ5に使用すべき印
刷インキも決定される。この印刷プロセス−色立体の各
カラーセクタ5を、これまで考察した、無彩色に対して
印刷インキの黒だけが使用される最も簡単な場合におい
て、3色の印刷インキから形成することができる。すな
わち黒と、カラーセクタ5をそれぞれの面で境界付ける
2つの境界面2の有彩色の印刷インキとからカラーセク
タ5を形成できるのである。各カラーセクタ5にはそれ
ぞれ、全体でN次元の印刷プロセス−色空間の3次元の
部分空間が相応する。3つの印刷インキ成分を0〜10
0%の間で変化させることにより、このカラーセクタの
すべての点が達成される。
【0030】本発明の方法のつぎのステップではテスト
フォームの第2のセットが形成され、ここでカラーセク
タ5毎に1つのテストフォームが形成され、そのカラー
フィルドは、このカラーセクタに関連する3つの印刷イ
ンキの組み合わせを含む。図9は、例としてカラーセク
タ5に対するテストフォーム6を示しており、これは3
色の印刷インキ、黒、マゼンタおよび青を有する。テス
トフォーム6は、カラーフィールド7の複数のグループ
を含んでいる。各グループでは印刷インキのマゼンタお
よび青が段階的に変化し、印刷インキの黒は一定の印刷
インキ値を有する。グループ毎に印刷インキの黒が変化
する。テストフォーム6の第2のセットも同様に、決定
すべき印刷プロセスによって印刷され、カラーフィール
ド7が測色法で測定される。
【0031】これらの測定値から最終的に印刷カラープ
ロファイルが計算される。このカラープロファイルは実
質的に、入力側において3次元のテーブルであり、これ
は、規則的に段階付けられた、離散のLab色値のすべ
ての組み合わせに対して所属の印刷インキ値を含む。図
1のカラープロファイルを適用する際には、つぎにすべ
ての中間の値を補間によりテーブル−基点間で得ること
ができる。このテーブルの作成には、テーブル位置毎
に、すなわちLab表色系における基点毎に、所属のN
個の印刷インキ値に対するN個組を入力することが要求
される。
【0032】テストフォームの第2のセットからなるテ
ストフォーム6は、3次元の格子を印刷プロセス−色空
間の部分空間に写像する。実践的な理由からこれは通
例、5×5×5〜11×11×11の格子点の解像度を
有している。ここでは1点の格子位置により、その印刷
インキ成分が各部分空間において決定され、この点の座
標は、Lab表色系における所属の測定値である。有利
な補間手法によって、例えばスプライン関数によって、
点間の間隔がより小さい格子が形成される。有利な格子
は、例えば32×32×32の点を有する。
【0033】つぎにLab表色系において処理すべき基
点毎に、すなわち決定すべき印刷カラープロファイルの
テーブル位置毎にすべての格子点とのユークリッド距離
が、より細かく補間されたすべてのテストフォーム格子
において計算される。最小間隔を有する格子点が選択さ
れる。テストフォーム格子の解像度が制限されているた
めに有利であるのは、この格子点の周囲においてその隣
接点から、より細かく解像度を有する局所的な格子を補
間することであり、ここでこの局所的な格子は、印刷プ
ロセス−部分空間において例えば0.5%の格子点の間
隔を有する。このより細かな局所的な格子において、再
度、テーブル−基点のLab色値までのユークリッド距
離がすべて計算されて最小間隔を有する点が選択され
る。
【0034】求めた点に対してN個組が形成され、この
N個組に、相応するカラーセクタの対応する3つの印刷
インキ値が入力され、このカラーセクタに所属しない印
刷インキはゼロにセットされる。つぎにこのN個組は、
印刷カラープロファイルの目下処理しているテーブル位
置に入力される。このN個組がこの印刷カラープロファ
イルのすべてのLab−基点に対して入力されると、こ
の方法は終了する。
【0035】ここまでは、内部の基準曲線1のすべての
点に印刷インキの黒だけを使用する簡単な場合について
説明した。しかしながら印刷技術においては通例、無彩
色は、黒といくつかの有彩色の印刷インキとを重ね合わ
て印刷することによって形成される。それはこれによっ
て無彩色がより黒く再現され、また無彩色から有彩色へ
の平滑な移行が得られるからである。このような場合に
対して本発明の方法を相応に変更し、ここでこれは内部
の基準曲線1の色に対して印刷インキの黒だけを決定す
るのではなく、標準印刷インキCMYKの組み合わせを
決定することによって行う。無彩色を構成するために使
用されるこの標準印刷インキの相対的な割合は、有利に
はつぎのように選択される。すなわちこの割合は、これ
が伝統的な4色刷りによる経験に基づいて有利でありか
つ良好な結果に結びつくように選択されるのである。
【0036】図10は、無彩色におけるCMYKの相対
的な割合の例を示しており、ここではこの割合が、関数
8として輝度Lに依存してプロットされている。この構
成は技術用語「黒色構成(Schwarz-aufbau)」とも称さ
れる。白色(L=100)に対してすべてのCMYKの
割合は0である。L=50のグレイ値は、割合C=48
%,M=40%,Y=42%,K=12%から構成され
る。最後に黒色(L=0)は、割合C=85%,M=7
8%,Y=84%,K=95%を有する。このような黒
色構成に典型的であるのは、明るいグレイ値が、印刷イ
ンキの黒の割合をまったく含まないことである。
【0037】図11は、このような黒色構成に対して変
更されたテストフォーム3が示されており、このテスト
フォームによって、有彩色のマゼンタに対する境界面2
が決定される。図4の印刷インキK=黒の代わりに、カ
ラーフィールド4の垂直方向に、CYMKの組み合わせ
としての形式的な印刷インキK′が変化する。ここで第
1列におけるカラーフィールド4の構成は、図10の関
数8による黒色構成に相応する。すなわち左下のカラー
フィールドは、C=0%,M=0%,Y=0%,K=0
%の構成を有しており、また左上のカラーフィールド
は、C=85%,M=78%,Y=84%,K=95%
の構成を有する。最下行では有彩色の印刷インキのマゼ
ンタだけが変化しており、すなわち右下の印刷インキ
は、C=0%,M=100%,Y=0%,K=0%の構
成を有する。しかしながら残りのカラーフィールドにお
いて、左の列および最下行の相応するカラーフィールド
から割合が単純に重ね合わされるのではない。それはこ
のようにすれば、右上のカラーフィールドに対して、覆
われる面積の総和が大きくなり過ぎることにもなりかね
ないからである。このテストフォームのすべてのカラー
フィールドに対して、覆われる面積の総和を合理的な
値、例えば340%に制限するためには、この割合の値
を、右方向および上方向に減少する重み付け関数g
(M,K′)によってを決定する。このような重み付け関
数は、定性的に図12に示されている。この重み付け関
数g(M,K′)の精確な経過は重要ではなく、この重み
付け関数がこのテストフォーム3の右上コーナに向かっ
て減少するだけでよい。この重み付けがなければ、右上
のカラーフィールドに対して、364%の覆われる面積
の総和を有する、C=85%,M=100%,Y=84
%,K=95%の構成が得られることになる。例えばg
(M,K′)=0.9の重み付けファクタによって、右上
のカラーフィールドに対して、327%の覆われる面積
の総和を有するC=76%,M=90%,Y=75%,
K=86%が得られる。
【0038】内部の基準曲線1における従来の黒色構成
の代わりに、N色の印刷インキのうちのいくつかからな
る任意の別の組み合わせを選択することができ、例え
ば、印刷インキの黒なしに、印刷インキのシアン、マゼ
ンタ、黄だけを有する黒色構成を選択することができ
る。本発明の方法に対しては、選択した印刷インキの組
み合わせによって形成される内部の基準曲線1が、もっ
ぱら無彩色だけを表しかつLab表色系のL軸の近くで
経過することも不要である。内部の基準曲線1を、例え
ば印刷インキの赤、緑およびマゼンタによって定義する
ことも可能である。ここで重要であるのは、すべてのカ
ラーセクタ5に対して共通である内部の基準曲線1が得
られることだけである。しかしながら有利であるのは、
選択した印刷インキの組み合わせによって内部の基準曲
線1が得られ、ここでこれが印刷プロセス色立体におい
て比較的広範囲にわたって経過しかつ周縁部に接近して
経過しない場合である。
【0039】内部の基準曲線1における色が印刷インキ
の組み合わせから形成されるより一般的な場合にも、テ
ストフォーム6の第2のセットが形成され、ここでカラ
ーセクタ毎にテストフォーム6が形成され、そのカラー
フィールド7には、形式的な印刷インキK′と、有彩色
の2つの印刷インキF1およびF2との組み合わせが含
まれ、これらの印刷インキによってカラーセクタ5の境
界面2が定義される。ここでもこの形式的な印刷インキ
K′は、内部の基準曲線1に対して選択された印刷イン
キの組み合わせからなるため、実際には例えば6色の印
刷インキがテストフォーム6の形成に関与する。それに
も関わらず、各カラーセクタ5は、全体でN次元の印刷
インキ空間の1つずつの3次元部分空間に相応し、また
形式的な印刷インキと、実際の印刷インキとの間に一義
的な対応関係がある。
【0040】変更されたテストフォーム6にはここでも
カラーフィールド7の複数のグループを含んでいる(図
9参照)。各グループでは、カラーセクタ5の境界面2
を定義する有彩色の印刷インキF1およびF2が段階的
に変化し、また形式的な印刷インキK′は一定の印刷イ
ンキ値を有する。グループ毎にこの形式的な印刷インキ
K′は変化する。3色以上の実際の印刷インキがカラー
フィールド7の形成に関与するため、ここでもつぎのよ
うな危険がある。すなわちカラーフィールド7に対して
高いK′成分を有するこれらのグループの右上コーナに
おいて、覆われる面積の総和が大きくなり過ぎる危険が
あるのである。テストフォーム6のすべてのカラーフィ
ールド7に対して、覆われる面積の総和を合理的な値、
例えば340%に制限するため、図12に類似して割合
の値を、3次元の重み付け関数g(F1,F2,K′)に
よって決定し、これによりこの割合は、印刷インキF1
およびF2の比較的高い割合に対して、殊に形式的な印
刷インキK′に対して有利に減少する。ここでもこの重
み付け関数g(F1,F2,K′)の精確な経過は重要で
はない。この変更されたテストフォーム6の試し刷りお
よび測定の後、つぎに上記と同様に印刷カラープロファ
イルが3次元のテーブルの形態で決定される。この場合
に印刷プロセス色空間の部分空間における格子を補間す
るためには、つぎのことだけを注意すればよい。すなわ
ち変更されたテストフォーム6のカラーフィールド7に
おける印刷インキ組み合わせが、重み付け関数を適用し
たために均一の段階付けを有しないことだけを注意すれ
ばよい。
【0041】本発明の方法により同様に可能になるの
は、有彩色の2色の印刷インキがほぼ同じ色相角を有す
る特殊な場合に対して、有利な印刷カラープロファイル
が決定されることである。図13にはこれに対する例と
して、相異なる2つのオレンジインキOr1およびOr
2の境界面2がa,b平面を上から見て示されている。
ほぼ同じである2つの印刷インキによって印刷すること
が有意義になり得ることは図14に示されており、ここ
では2色の印刷インキの境界面2が、輝度(L)および
クロマ(クロマはL軸との間隔である)の座標で示され
ている。ここでは単純化して内部の基準曲線がL軸上に
あるとした。ここで明らかであるのは、2つの境界面2
の大部分が重なっているが、各境界面2において、それ
ぞれ別の境界面2に含まれていない特徴的な領域が存在
することである。このことが意味するのは、これら2つ
のオレンジインキのうちの1つだけで印刷することにな
れば、達成される色の範囲が制限されることである。
【0042】2つのフルトーンインキの組み合わせに対
する値は、テストフォームの第1のセットの最後のテス
トフォームから取り出すことができる。相応する点は図
14においてPで示されている。2つのオレンジの印刷
インキと、黒(ないしは内部の基準曲線上の色に対する
相応するインキの組み合わせ)とを組み合わせる場合、
図14の全体の色の範囲を、共通の新たな境界面2によ
って覆うことができ、ここでこの一部は印刷インキOr
1に対する境界面に、別の一部は印刷インキOr2に対
する境界面に、さらに別の一部はこれらの2つの境界面
の間にある。このためにテストフォーム3が図4の方式
にしたがって形成され、ここではカラーフィールド4が
3色の印刷インキから構成されて、いくつかのカラーフ
ィールド4には印刷インキOr1だけが段階付けられて
含まれ、別のカラーフィールド4には印刷インキOr2
だけが段階付けられて含まれ、さらに別のカラーフィー
ルド4には黒の印刷インキK′だけが段階付けられて含
まれ、また残りのカラーフィールド4にはこれらのイン
キのうちの2つまたは3つからなる種々異なる組み合わ
せが含まれるようにされる。テストフォーム3の水平軸
をFxで、垂直軸Fyで示すと、例えばつぎの関数によ
って、3色の印刷インキOr1,Or2およびK′の有
利な割合がカラーフィールド4において形成される。
【0043】 Or1 = Min(Fx,2×(100−Fy)) Or2 = Min(Fx×Fy/50,100) K′ = Min(Fy,2×(100−Fx)) 図15は、いくつかのカラーフィールド4に対して、こ
れら3つの印刷インキのどの組み合わせがこれらの関数
にしたがって形成されるかを示している。この特別な場
合に対してテストフォーム3を形成する関数は、別の境
界において変化可能である。ここで重要であるのは、形
成されるカラーフィールド4により、印刷インキOr1
およびOr2の共通の色の範囲が図14に相応して完全
に、また有利にはほぼ同じ段階付けで覆われることであ
る。
【0044】テストフォーム3を印刷して測定した後、
求めたLab色値により、印刷インキOr1およびOr
2に対して共通の境界面2が定義される。この共通の境
界面2によって区分される2つのカラーセクタ5に対し
てテストフォーム6を形成する際には、まずあたかも、
このテストフォームが、形式的なインキFxにより、こ
のセクタに関与する有彩色のうちに1つに対して構成さ
れるかのようにする。つぎにFxに対して例えば上記の
関数にしたがって、Or1およびOr2に対する相応の
値を使用する。
【0045】本発明の方法を説明するために、装置に依
存しない表色系としてLab表色系を使用した。この方
法はこの表色系に制限されることはなく、装置に依存し
ない別の表色系、例えばCIEXYZ表色系またはLu
v表色系に自然なやり方で適合させることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】走査した画像データからカラープロファイルを
用いて印刷データを形成する際の作業行程を示す図であ
る(従来技術)。
【図2】Lab表色系における内部の基準曲線を示す図
である。
【図3】Lab表色系における境界面を示す図である。
【図4】境界面を決定するためのテストフォームを示す
図である。
【図5】4色の標準印刷インキを有する印刷インキシス
テムに対する境界面をLab表色系において示す図であ
る。
【図6】4色の標準印刷インキを有する印刷インキシス
テムに対する境界面とカラーセクタとが、Lab表色系
においてa,b平面を上から見て示された図である。
【図7】7色の標準印刷インキを有する印刷インキシス
テムに対する境界面とカラーセクタとが、Lab表色系
においてa,b平面を上から見て示された図である。
【図8】5色の特殊インキを有する印刷インキシステム
に対する境界面およびカラーセクタとが、Lab表色系
においてa,b平面を上から見て示された図である。
【図9】カラーセクタを決定するためのテストフォーム
を示す図である。
【図10】印刷インキCMYKによる黒色構成を示す図
である。
【図11】黒色構成にしたがって変更された、境界面を
決定するテストフォームを示す図である。
【図12】境界面を決定するテストフォームにおける印
刷インキの割合に対する重み付け関数を示す図である。
【図13】2色のオレンジ印刷インキが、Lab表色系
においてa,b平面を上から見て示された図である。
【図14】2色のオレンジ印刷インキが、Lab表色系
においてL,クロマ平面を上から見て示された図であ
る。
【図15】2色のオレンジ印刷インキに対する境界面を
決定するために変更されたテストフォームを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 内部の基準曲線 2 境界面 3,6 テストフォーム 4,7 カラーフィールド 5 カラーセクタ 8 関数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 ヘルムート ジーゲリッツ ドイツ連邦共和国 クロンスハーゲン コ パーパーラー アレー 18ツェー Fターム(参考) 2C262 AA24 AB12 BA01 BA09 BA20 BC01 BC10 BC19 FA13 5B057 AA11 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CE18 CH07 CH08 5C077 LL19 MM27 MP08 PP32 PP33 PP36 PP37 PQ12 PQ23 TT02 5C079 HB01 HB03 HB08 HB12 LB02 MA04 MA10 MA11 NA03 PA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置に依存しない表色系にて印刷可能な
    色の色立体を構成するN色の印刷インキによる印刷に対
    して印刷カラープロファイルを求める方法において、 複数の印刷インキからまたは複数の印刷インキの組み合
    わせから選択することによって、前記の装置に依存しな
    い表色系における内部の基準曲線(1)を定義し、 印刷されかつ測色法で測定される第1のテストフォーム
    (3)を形成することによって、前記の内部の基準曲線
    (1)と、色立体の包絡面との間で境界面(2)を定義
    し、ここで該境界面によって前記色立体がカラーセクタ
    (5)に分割され、 該カラーセクタ(5)に対して、印刷されかつ測色法で
    測定される第2のテストフォーム(6)を形成し、 該第2のテストフォーム(6)の測定値から印刷カラー
    プロファイルを決定することを特徴とする、 N色の印刷インキによる印刷に対して印刷カラープロフ
    ァイルを決定する方法。
  2. 【請求項2】 前記の内部の基準曲線(1)を印刷イン
    キの黒によって定義する、 請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記の内部の基準曲線(1)を印刷イン
    キの組み合わせによって定義する、 請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記の内部の基準曲線(1)は無彩色の
    領域にある、 請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記の第1のテストフォーム(3)は、
    内部の基準曲線(1)に対して選択される印刷インキお
    よび有彩色の印刷インキの割合が変化するカラーフィー
    ルド(4)を有している、 請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記の第1のテストフォーム(3)は、
    内部の基準曲線(1)に対して選択される印刷インキお
    よび有彩色の2つの印刷インキの割合が変化するカラー
    フィールド(4)を有しており、 該有彩色の2つの印刷インキの色相はほぼ等しい、 請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記の第2のテストフォーム(6)は、
    内部の基準曲線(1)に対して選択される印刷インキお
    よび有彩色の2つの印刷インキの割合が変化するカラー
    フィールド(7)を有している、 請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記の第2のテストフォーム(6)は、
    内部の基準曲線(1)に対して選択される印刷インキお
    よび有彩色の3つの印刷インキの割合が変化するカラー
    フィールド(7)を有しており、 該有彩色の3つの印刷インキのうちの2つは、ほぼ等し
    い色相を有する、 請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記の印刷カラープロファイルをテーブ
    ルの形態で表し、ここで該テーブルでは、装置に依存し
    ない所定の色値に、印刷インキの印刷インキ値が対応付
    けられており、 該印刷インキによって前記の所定の色を印刷する、 請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記の装置に依存しない表色系はLa
    b表色系である、 請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法。
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