JP2002319455A - シールドコネクタ - Google Patents
シールドコネクタInfo
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
- H01R9/03—Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
- H01R9/05—Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
- H01R9/0518—Connection to outer conductor by crimping or by crimping ferrule
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6591—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
- H01R13/65912—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members for shielded multiconductor cable
- H01R13/65914—Connection of shield to additional grounding conductors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01R13/65915—Twisted pair of conductors surrounded by shield
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シールドケーブルの端末部分が外導体シェル
若しくはシェルカバーによって遮蔽された構造を有する
シールドコネクタにおいて、誘電体ハウジング内に収容
した内導体端子と外導体シェル若しくはシェルカバーと
の接触・短絡を防止するシールドコネクタを提供するこ
と。 【解決手段】 シールドケーブル10の信号線12の端
末部に導通接続される内導体端子20を誘電体ハウジン
グ40内に収容し、該誘電体ハウジング40に外導体シ
ェル50を装着したものであって、前記誘電体ハウジン
グ40内の前記内導体端子20とケーブル信号線12と
の接続部の露出部位の側壁面44に前記内導体端子20
の浮き上がりを規制して前記外導体シェル50と内導体
端子20との短絡を防止するための短絡阻止片45が設
けられる。
若しくはシェルカバーによって遮蔽された構造を有する
シールドコネクタにおいて、誘電体ハウジング内に収容
した内導体端子と外導体シェル若しくはシェルカバーと
の接触・短絡を防止するシールドコネクタを提供するこ
と。 【解決手段】 シールドケーブル10の信号線12の端
末部に導通接続される内導体端子20を誘電体ハウジン
グ40内に収容し、該誘電体ハウジング40に外導体シ
ェル50を装着したものであって、前記誘電体ハウジン
グ40内の前記内導体端子20とケーブル信号線12と
の接続部の露出部位の側壁面44に前記内導体端子20
の浮き上がりを規制して前記外導体シェル50と内導体
端子20との短絡を防止するための短絡阻止片45が設
けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドコネクタ
に関し、更に詳しくは、シールドケーブルの信号線の端
末部を接続する内導体端子を、この内導体端子とケーブ
ル信号線との接続部が露出した状態で誘電体ハウジング
内に収容し、さらにこの誘電体ハウジングに外導体シェ
ルを装着してなるシールドコネクタに関するものであ
る。
に関し、更に詳しくは、シールドケーブルの信号線の端
末部を接続する内導体端子を、この内導体端子とケーブ
ル信号線との接続部が露出した状態で誘電体ハウジング
内に収容し、さらにこの誘電体ハウジングに外導体シェ
ルを装着してなるシールドコネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、シールドケーブルの端末部分を収
容するシールドコネクタは図9〜図11に示すようなも
のが開示されている。まず、シールドケーブル100
は、導体103とその周囲を覆う絶縁内被104とから
なる信号線103と、信号線の外周を覆う編組線106
及びさらにその周囲を被覆する絶縁外被108から構成
されており、このシールドケーブル100の端末部分の
絶縁外被108を剥いで、露出した編組線106を絶縁
外被108周面に折り返した状態で、ケーブル100の
端末部分をシールドコネクタ110へと接続する。
容するシールドコネクタは図9〜図11に示すようなも
のが開示されている。まず、シールドケーブル100
は、導体103とその周囲を覆う絶縁内被104とから
なる信号線103と、信号線の外周を覆う編組線106
及びさらにその周囲を被覆する絶縁外被108から構成
されており、このシールドケーブル100の端末部分の
絶縁外被108を剥いで、露出した編組線106を絶縁
外被108周面に折り返した状態で、ケーブル100の
端末部分をシールドコネクタ110へと接続する。
【0003】一方、シールドコネクタ110は、図10
に各構成部材について示すように、信号線102の導体
103と導通接続する内導体端子120と、この内導体
端子120を収容する樹脂製の誘電体ハウジング130
と、さらにこの誘電体ハウジング130の周囲を覆う金
属製の外導体シェル140から構成されている。
に各構成部材について示すように、信号線102の導体
103と導通接続する内導体端子120と、この内導体
端子120を収容する樹脂製の誘電体ハウジング130
と、さらにこの誘電体ハウジング130の周囲を覆う金
属製の外導体シェル140から構成されている。
【0004】このシールドコネクタ110の組み立て手
順は、図10に示すように、まず、内導体端子120を
誘電体ハウジング130に設けられた端子収容室132
に収容する。端子収容室132に収容された内導体端子
120は、図11に示すように、その上面に設けられた
可撓性係止片124が端子収容室132内に係止される
ことによって抜脱が防止される。また、端子収容室13
2の後方側は内導体端子120と信号線102との接続
部分の上面が露出した側壁面134となっている。
順は、図10に示すように、まず、内導体端子120を
誘電体ハウジング130に設けられた端子収容室132
に収容する。端子収容室132に収容された内導体端子
120は、図11に示すように、その上面に設けられた
可撓性係止片124が端子収容室132内に係止される
ことによって抜脱が防止される。また、端子収容室13
2の後方側は内導体端子120と信号線102との接続
部分の上面が露出した側壁面134となっている。
【0005】次に、内導体端子120を収容した誘電体
ハウジング130を外導体シェル140の前方に設けら
れた挿通口142に挿通させ、誘電体ハウジング130
の前方に形成されたフランジ136によって係止する。
この時、図11に示すように、外導体シェル140の底
面部に設けられた切り起こし片144が誘電体ハウジン
グ130の裏面側に設けられた係合窪み138に係合さ
れ、誘電体ハウジング130は引き抜き方向に対しても
係止される。
ハウジング130を外導体シェル140の前方に設けら
れた挿通口142に挿通させ、誘電体ハウジング130
の前方に形成されたフランジ136によって係止する。
この時、図11に示すように、外導体シェル140の底
面部に設けられた切り起こし片144が誘電体ハウジン
グ130の裏面側に設けられた係合窪み138に係合さ
れ、誘電体ハウジング130は引き抜き方向に対しても
係止される。
【0006】上記のように組み立てられたシールドコネ
クタ110に、シールドケーブル100の端末部を接続
する。具体的には、図9及び図11に示すように、シー
ルドケーブル100の露出した絶縁内被104の端末部
を接続端子120の後方の両側壁に対峙して設けられる
2組の圧接刃122a,122bに上方から挿入して圧
接させ、この圧接刃122a,122bにより信号線1
02の絶縁内被104が切り裂かれて内部の導体103
と内導体端子120が導通接続される。
クタ110に、シールドケーブル100の端末部を接続
する。具体的には、図9及び図11に示すように、シー
ルドケーブル100の露出した絶縁内被104の端末部
を接続端子120の後方の両側壁に対峙して設けられる
2組の圧接刃122a,122bに上方から挿入して圧
接させ、この圧接刃122a,122bにより信号線1
02の絶縁内被104が切り裂かれて内部の導体103
と内導体端子120が導通接続される。
【0007】次に、シールドケーブル100の端末接続
部分に金属製のシェルカバー150を装着することによ
り端末接続部分を電磁的に遮蔽する。この時、シェルカ
バー150の側面部に設けられた側部係合片152を、
外導体シェル140の側面部に設けられた側部係合孔1
46に係合することによって、シェルカバー150が係
止・固定される。
部分に金属製のシェルカバー150を装着することによ
り端末接続部分を電磁的に遮蔽する。この時、シェルカ
バー150の側面部に設けられた側部係合片152を、
外導体シェル140の側面部に設けられた側部係合孔1
46に係合することによって、シェルカバー150が係
止・固定される。
【0008】最後に、外導体シェル140の後方に一体
に設けられた圧着バレル148L、148Rでシールド
ケーブル100の端末部分の折り返した編組線106と
共に絶縁外被108の周面をかしめてシールドケーブル
100の端末部分とシールドコネクタ110との接続工
程が終了する。
に設けられた圧着バレル148L、148Rでシールド
ケーブル100の端末部分の折り返した編組線106と
共に絶縁外被108の周面をかしめてシールドケーブル
100の端末部分とシールドコネクタ110との接続工
程が終了する。
【0009】また、シールドケーブル100の端末接続
部分を遮蔽する手段としては、上述のシェルカバーを用
いる代わりに、上方の開放部分が外導体シェルによって
完全に遮蔽されたシールドコネクタ構造も開示されてい
る。
部分を遮蔽する手段としては、上述のシェルカバーを用
いる代わりに、上方の開放部分が外導体シェルによって
完全に遮蔽されたシールドコネクタ構造も開示されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有するシールドコネクタ構造では、シールド
ケーブルの信号線の端末部を接続した内導体端子は、そ
の前方部は誘電体ハウジング内の端子室内に収容され係
止された状態であるが、ケーブル信号線との接続部は上
面が露出した状態にある。従って、側壁面に位置する接
続端子後方部は両側壁によって隣り合う接続端子同士の
接触は防止できるものの、上方向への移動に対する規制
は一切ないために、外部からの衝撃等により内導体端子
の後方部が浮き上がってその上方にケーブルの接続部を
電磁的に遮蔽するために設けられる金属製の外導体シェ
ル若しくはシェルカバーと接触し、導体と短絡するおそ
れがある。
うな構成を有するシールドコネクタ構造では、シールド
ケーブルの信号線の端末部を接続した内導体端子は、そ
の前方部は誘電体ハウジング内の端子室内に収容され係
止された状態であるが、ケーブル信号線との接続部は上
面が露出した状態にある。従って、側壁面に位置する接
続端子後方部は両側壁によって隣り合う接続端子同士の
接触は防止できるものの、上方向への移動に対する規制
は一切ないために、外部からの衝撃等により内導体端子
の後方部が浮き上がってその上方にケーブルの接続部を
電磁的に遮蔽するために設けられる金属製の外導体シェ
ル若しくはシェルカバーと接触し、導体と短絡するおそ
れがある。
【0011】また、例えば、この端末接続部分に外力が
負荷されてシールドカバー若しくは外導体シェルの上面
部に凹みが生じることにより、このシールドカバー若し
くは外導体シェルの上面部がその直下にある内導体端子
の後端部と接触し、その結果、シールドケーブルの導体
と外導体シェルが電気的に導通状態となり短絡するおそ
れがある。
負荷されてシールドカバー若しくは外導体シェルの上面
部に凹みが生じることにより、このシールドカバー若し
くは外導体シェルの上面部がその直下にある内導体端子
の後端部と接触し、その結果、シールドケーブルの導体
と外導体シェルが電気的に導通状態となり短絡するおそ
れがある。
【0012】また、内導体端子とシェルカバー若しくは
外導体シェルとの短絡を防ぐために、端子収容室内の内
導体端子とシールドカバー若しくは外導体シェルとの間
に樹脂材により作られた絶縁保護部材を介在させ、これ
により内導体端子と外導体シェル若しくはシェルカバー
とが接触しないような手段も採られているが、このよう
な方法では、外導体シェル内にこの絶縁保護部材を組み
付けるだけの容積が必要となり、その分だけシールドカ
バー若しくは外導体シェルの寸法を大きくしなければな
らず、シールドコネクタ全体の寸法が大きくなる上に、
部品点数も多くなり生産性等が悪くなるといった問題が
あった。
外導体シェルとの短絡を防ぐために、端子収容室内の内
導体端子とシールドカバー若しくは外導体シェルとの間
に樹脂材により作られた絶縁保護部材を介在させ、これ
により内導体端子と外導体シェル若しくはシェルカバー
とが接触しないような手段も採られているが、このよう
な方法では、外導体シェル内にこの絶縁保護部材を組み
付けるだけの容積が必要となり、その分だけシールドカ
バー若しくは外導体シェルの寸法を大きくしなければな
らず、シールドコネクタ全体の寸法が大きくなる上に、
部品点数も多くなり生産性等が悪くなるといった問題が
あった。
【0013】本発明の解決しようとする課題は、誘電体
ハウジングに収容された内導体端子の上方向への浮き上
がりを規制することによって、シールドケーブルの端末
部分とシールドコネクタとの接続部分の接触・短絡を防
止し、端末接続部分の接続信頼性の向上を図らんとする
ものである。
ハウジングに収容された内導体端子の上方向への浮き上
がりを規制することによって、シールドケーブルの端末
部分とシールドコネクタとの接続部分の接触・短絡を防
止し、端末接続部分の接続信頼性の向上を図らんとする
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明に係るシールドコネクタは、請求項1に記載の
ように、シールドケーブルの信号線の端末部に導通接続
される内導体端子を誘電体ハウジング内に収容し、該誘
電体ハウジングを外導体シェルに装着したものであっ
て、前記誘電体ハウジング内の前記内導体端子とケーブ
ル信号線との接続部の露出部位の側壁面に前記内導体端
子の浮き上がりを規制して前記外導体シェルと内導体端
子との短絡を防止するための短絡阻止片が設けられてい
ることを要旨とするものである。
に本発明に係るシールドコネクタは、請求項1に記載の
ように、シールドケーブルの信号線の端末部に導通接続
される内導体端子を誘電体ハウジング内に収容し、該誘
電体ハウジングを外導体シェルに装着したものであっ
て、前記誘電体ハウジング内の前記内導体端子とケーブ
ル信号線との接続部の露出部位の側壁面に前記内導体端
子の浮き上がりを規制して前記外導体シェルと内導体端
子との短絡を防止するための短絡阻止片が設けられてい
ることを要旨とするものである。
【0015】上記構成を有するシールドコネクタであれ
ば、誘電体ハウジング内の端子収容室に収容された内導
体端子は、端子収容室の側壁面の上端縁に設けられた短
絡阻止片によって、上方への移動(浮き上がり)が規制
された状態にある。従って、シールドケーブルの端末部
と内導体端子との接続部の上方が外導体シェルによって
遮蔽されたシールドコネクタにおいて、何らかの衝撃に
よって内導体端子の接続部分が浮き上がろうとしてもそ
の移動は阻止され、内導体端子と外導体シェルとが接触
し短絡することは回避される。
ば、誘電体ハウジング内の端子収容室に収容された内導
体端子は、端子収容室の側壁面の上端縁に設けられた短
絡阻止片によって、上方への移動(浮き上がり)が規制
された状態にある。従って、シールドケーブルの端末部
と内導体端子との接続部の上方が外導体シェルによって
遮蔽されたシールドコネクタにおいて、何らかの衝撃に
よって内導体端子の接続部分が浮き上がろうとしてもそ
の移動は阻止され、内導体端子と外導体シェルとが接触
し短絡することは回避される。
【0016】また、内導体端子と外導体シェルとの間に
両者の接触を防止するための絶縁保護部材等を介在させ
る必要がないため、シールドコネクタの小型化が図れる
と共に、コネクタ部材の部品点数及び作業工程を低減す
ることも可能となる。
両者の接触を防止するための絶縁保護部材等を介在させ
る必要がないため、シールドコネクタの小型化が図れる
と共に、コネクタ部材の部品点数及び作業工程を低減す
ることも可能となる。
【0017】また、このシールドコネクタは、請求項2
に記載のように、前記誘電体ハウジング内に収容した内
導体端子とケーブル信号線との接続部の露出部位にその
接続部を電磁的に遮蔽するためのシェルカバーが前記外
導体シェルに係合されることにより被着されるものであ
ってもよい。誘電体ハウジング内の内導体端子とケーブ
ル信号線との接続部の露出部位の上方が外導体シェルに
よって遮蔽されていない構造のものであっても、シェル
カバーを外導体シェルに係合して被着させることによ
り、この接続部が電磁的に遮蔽された構造となり、シー
ルドケーブルの端末部の接続信頼性が確保される。さら
にこの場合、側壁面に短絡阻止片が設けられているた
め、内導体端子とこのシェルカバーとが接触・短絡する
ことも回避される。
に記載のように、前記誘電体ハウジング内に収容した内
導体端子とケーブル信号線との接続部の露出部位にその
接続部を電磁的に遮蔽するためのシェルカバーが前記外
導体シェルに係合されることにより被着されるものであ
ってもよい。誘電体ハウジング内の内導体端子とケーブ
ル信号線との接続部の露出部位の上方が外導体シェルに
よって遮蔽されていない構造のものであっても、シェル
カバーを外導体シェルに係合して被着させることによ
り、この接続部が電磁的に遮蔽された構造となり、シー
ルドケーブルの端末部の接続信頼性が確保される。さら
にこの場合、側壁面に短絡阻止片が設けられているた
め、内導体端子とこのシェルカバーとが接触・短絡する
ことも回避される。
【0018】また、このシールドコネクタを構成する誘
電体ハウジングに設けられる短絡阻止片は、請求項3に
記載のように、その隔壁の両サイドに装着される内導体
端子に係合されるよう断面が傘状形状となっていること
が望ましい。断面が傘状形状であれば、短絡阻止片の上
面部はテーパ状に形成されており、誘電体ハウジング内
に収容した内導体端子に上方から信号線を挿入・接続す
る際に、スムーズに作業を行うことができるのに加え
て、圧接刃が設けられている内導体端子を使用する場合
には、圧接の際に、この傘状形状の短絡阻止片によって
挿入する信号線の誘導性を向上させ、圧接刃と信号線と
の中心ずれを小さくすることができるので接続信頼性を
より向上させることが可能となる。
電体ハウジングに設けられる短絡阻止片は、請求項3に
記載のように、その隔壁の両サイドに装着される内導体
端子に係合されるよう断面が傘状形状となっていること
が望ましい。断面が傘状形状であれば、短絡阻止片の上
面部はテーパ状に形成されており、誘電体ハウジング内
に収容した内導体端子に上方から信号線を挿入・接続す
る際に、スムーズに作業を行うことができるのに加え
て、圧接刃が設けられている内導体端子を使用する場合
には、圧接の際に、この傘状形状の短絡阻止片によって
挿入する信号線の誘導性を向上させ、圧接刃と信号線と
の中心ずれを小さくすることができるので接続信頼性を
より向上させることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態に係
るシールドケーブルの端末処理構造を図面を参照して詳
細に説明する。
るシールドケーブルの端末処理構造を図面を参照して詳
細に説明する。
【0020】(実施例1)本実施例について図1〜図5
に基づいて説明する。本実施例に用いるシールドケーブ
ル10は、導体12aとこの導体12aの周りを覆う絶
縁内被12bで構成される2本の信号線12と複数の素
線を撚って構成された1本のドレイン線14を有し、こ
れらの信号線12及びドレイン線は一括して金属箔15
で被覆され、さらにこの金属箔15の外周が絶縁外被1
8で覆われた構造を有している。
に基づいて説明する。本実施例に用いるシールドケーブ
ル10は、導体12aとこの導体12aの周りを覆う絶
縁内被12bで構成される2本の信号線12と複数の素
線を撚って構成された1本のドレイン線14を有し、こ
れらの信号線12及びドレイン線は一括して金属箔15
で被覆され、さらにこの金属箔15の外周が絶縁外被1
8で覆われた構造を有している。
【0021】このシールドケーブル10の端末部分を、
図1に示すシールドコネクタ部材に接続する。このシー
ルドコネクタ部材は、シールドケーブル10の金属箔1
5及び絶縁外被18を皮剥ぎして露出した信号線12の
端末部を接続する内導体端子20と、同じく露出したド
レイン線14の端末部を接続するドレイン端子30と、
内導体端子20及びドレイン端子30を収容する誘電体
ハウジング40と、この誘電体ハウジング40の周囲を
覆う外導体シェル50とから構成される。以下に、各シ
ールドコネクタ部材の構成について説明する。
図1に示すシールドコネクタ部材に接続する。このシー
ルドコネクタ部材は、シールドケーブル10の金属箔1
5及び絶縁外被18を皮剥ぎして露出した信号線12の
端末部を接続する内導体端子20と、同じく露出したド
レイン線14の端末部を接続するドレイン端子30と、
内導体端子20及びドレイン端子30を収容する誘電体
ハウジング40と、この誘電体ハウジング40の周囲を
覆う外導体シェル50とから構成される。以下に、各シ
ールドコネクタ部材の構成について説明する。
【0022】まず、内導体端子20及びドレイン端子3
0の構成について説明する。内導体端子20は、図1に
示すように、前方部分に相手方コネクタの接続端子を挿
入接続するための端子挿入口22が設けられている。ま
た、後方部分の両側壁には、対峙する一対の圧接刃24
a,24bが2組ずつ設けられており、この圧接刃24
a,24bに信号線12の端末部分を圧接させる。具体
的には、圧接刃24a,24bに信号線12の端末部分
を圧接すると、信号線12の絶縁内被12bがこの圧接
刃24a、24bによって切り裂かれ、絶縁内被12b
の内側にある導体12aが圧接刃24a、24bと接触
し、信号線12と内導体端子20が電気的に導通接続さ
れるというものである。
0の構成について説明する。内導体端子20は、図1に
示すように、前方部分に相手方コネクタの接続端子を挿
入接続するための端子挿入口22が設けられている。ま
た、後方部分の両側壁には、対峙する一対の圧接刃24
a,24bが2組ずつ設けられており、この圧接刃24
a,24bに信号線12の端末部分を圧接させる。具体
的には、圧接刃24a,24bに信号線12の端末部分
を圧接すると、信号線12の絶縁内被12bがこの圧接
刃24a、24bによって切り裂かれ、絶縁内被12b
の内側にある導体12aが圧接刃24a、24bと接触
し、信号線12と内導体端子20が電気的に導通接続さ
れるというものである。
【0023】また、この圧接刃24a,24bのさらに
後方部分には圧接接続させた信号線12の端末部分を挟
圧保持するための信号線バレル26L、26Rが設けら
れている。一方、この内導体端子20の上面部には、図
5に示すように、誘電体ハウジング40の端子収容室4
2に収容した内導体端子20の脱落を防止するために、
この収容室内42で内導体端子20が係止されるよう
に、可撓性係止片28が設けられている。
後方部分には圧接接続させた信号線12の端末部分を挟
圧保持するための信号線バレル26L、26Rが設けら
れている。一方、この内導体端子20の上面部には、図
5に示すように、誘電体ハウジング40の端子収容室4
2に収容した内導体端子20の脱落を防止するために、
この収容室内42で内導体端子20が係止されるよう
に、可撓性係止片28が設けられている。
【0024】また、ドレイン端子30は、前方部分に相
手方コネクタ(図示しない)のドレイン端子を挿入接続
するための端子挿入口32が設けられている。一方、後
方部分はドレイン線14の端末部分を接続するための両
側壁面で形成されたドレイン線接続部34となってお
り、このドレイン線接続部34に溶接、ハンダ付けある
いあ圧接等でドレイン線14端末部を接続することによ
りドレイン線14はドレイン線端子30と導通状態とな
る。
手方コネクタ(図示しない)のドレイン端子を挿入接続
するための端子挿入口32が設けられている。一方、後
方部分はドレイン線14の端末部分を接続するための両
側壁面で形成されたドレイン線接続部34となってお
り、このドレイン線接続部34に溶接、ハンダ付けある
いあ圧接等でドレイン線14端末部を接続することによ
りドレイン線14はドレイン線端子30と導通状態とな
る。
【0025】次に、誘電体ハウジング40の構成につい
て説明する。この誘電体ハウジング40は、樹脂材料で
構成されたものであり、図1及び図2に拡大して示すよ
うに、内導体端子20を収容する端子収容室42とドレ
イン端子30を収容する端子収容室43が設けられ、ま
た、内導体端子20及びドレイン端子30のシールドケ
ーブル10の端末部との接続部分を収容する各端子収容
室42、43の後方側は上面のみが開放された側壁面4
4となっている。ここで、内導体端子20は誘電体ハウ
ジング40の両側位置にある端子収容室42へ、ドレイ
ン端子30はこのハウジング40の中央位置にある端子
収容室43へそれぞれ収容される。
て説明する。この誘電体ハウジング40は、樹脂材料で
構成されたものであり、図1及び図2に拡大して示すよ
うに、内導体端子20を収容する端子収容室42とドレ
イン端子30を収容する端子収容室43が設けられ、ま
た、内導体端子20及びドレイン端子30のシールドケ
ーブル10の端末部との接続部分を収容する各端子収容
室42、43の後方側は上面のみが開放された側壁面4
4となっている。ここで、内導体端子20は誘電体ハウ
ジング40の両側位置にある端子収容室42へ、ドレイ
ン端子30はこのハウジング40の中央位置にある端子
収容室43へそれぞれ収容される。
【0026】また、各端子収容室42、43の側壁面4
4の上端縁には収容した内導体端子20及びドレイン端
子30の上方への移動を規制するための短絡阻止片45
が長手方向に対して互いに対向して突設されている。こ
の短絡阻止片45は、端子収容室42,43に収容した
内導体端子20及びドレイン端子30の浮き上がりの防
止のために各端子が係合されるようにすると共に、シー
ルドケーブル10の信号線12及びドレイン線14の端
末部を上方から挿入・接続しやくするように上面部がテ
ーパ状となった断面が傘状形状を有するものとなってい
る。
4の上端縁には収容した内導体端子20及びドレイン端
子30の上方への移動を規制するための短絡阻止片45
が長手方向に対して互いに対向して突設されている。こ
の短絡阻止片45は、端子収容室42,43に収容した
内導体端子20及びドレイン端子30の浮き上がりの防
止のために各端子が係合されるようにすると共に、シー
ルドケーブル10の信号線12及びドレイン線14の端
末部を上方から挿入・接続しやくするように上面部がテ
ーパ状となった断面が傘状形状を有するものとなってい
る。
【0027】本実施例では、ドレイン端子の端子収容室
43の側壁面44にも短絡阻止片45が設けている。ド
レイン端子30は外導体シェル50と電気的に導通接続
させる必要があるため、本来短絡防止の手段を講じる必
要はないが、ドレイン端子30の移動によって信号線1
2の導体12aと外導体シェル50若しくはシェルカバ
ー60とが短絡する等の不要な弊害が生じないように設
けたものである。従って、ドレイン線専用の短絡阻止片
45が無い構造であっても構わない。
43の側壁面44にも短絡阻止片45が設けている。ド
レイン端子30は外導体シェル50と電気的に導通接続
させる必要があるため、本来短絡防止の手段を講じる必
要はないが、ドレイン端子30の移動によって信号線1
2の導体12aと外導体シェル50若しくはシェルカバ
ー60とが短絡する等の不要な弊害が生じないように設
けたものである。従って、ドレイン線専用の短絡阻止片
45が無い構造であっても構わない。
【0028】図3に内導体端子20及びドレイン端子3
0を各端子収容室44に収容した状態の後方図を示す。
各側壁面44の上端縁に設けられた短絡阻止片45の先
端部同士の幅L1は、内導体端子20及びドレイン端子
30の幅L2よりも狭く設定してあるので、内導体端子
20及びドレイン端子30の上方への移動が規制される
ことになる。また、短絡阻止片45のテーパ面の上端縁
間の幅L3は、上方より挿入・接続する信号線12及び
ドレイン線14の外径よりも広くなるように形成されて
いる。
0を各端子収容室44に収容した状態の後方図を示す。
各側壁面44の上端縁に設けられた短絡阻止片45の先
端部同士の幅L1は、内導体端子20及びドレイン端子
30の幅L2よりも狭く設定してあるので、内導体端子
20及びドレイン端子30の上方への移動が規制される
ことになる。また、短絡阻止片45のテーパ面の上端縁
間の幅L3は、上方より挿入・接続する信号線12及び
ドレイン線14の外径よりも広くなるように形成されて
いる。
【0029】また、ドレイン端子30を収容する端子収
容室43の上面は、図2に示すように、後述する外導体
シェル50の上面部52に設けられ、ドレイン端子14
の先端部分と弾性接触可能な接触片55を嵌合するため
に開放されている。一方、誘電体ハウジング40の前方
部には、相手側コネクタの接続端子を挿入し、端子収容
室42、43に収容される内導体端子20の端子挿入口
22及びドレイン端子30の端子挿入口32へと挿入接
続させるための挿入口46が設けられている。
容室43の上面は、図2に示すように、後述する外導体
シェル50の上面部52に設けられ、ドレイン端子14
の先端部分と弾性接触可能な接触片55を嵌合するため
に開放されている。一方、誘電体ハウジング40の前方
部には、相手側コネクタの接続端子を挿入し、端子収容
室42、43に収容される内導体端子20の端子挿入口
22及びドレイン端子30の端子挿入口32へと挿入接
続させるための挿入口46が設けられている。
【0030】また、これらの挿入口46が設けられた前
面部には、誘電体ハウジング40の外導体シェル50へ
の過度の挿通を規制するためのフランジ47が設けられ
ている。さらに、図1には示していないが、誘電体ハウ
ジング40の裏面側に外導体シェル50の底面部53に
設けられる切り起こし係止片56を係合するための係合
窪み48が設けられている(図5参照)。
面部には、誘電体ハウジング40の外導体シェル50へ
の過度の挿通を規制するためのフランジ47が設けられ
ている。さらに、図1には示していないが、誘電体ハウ
ジング40の裏面側に外導体シェル50の底面部53に
設けられる切り起こし係止片56を係合するための係合
窪み48が設けられている(図5参照)。
【0031】次に、外導体シェル50の構成について説
明する。外導体シェル50は、金属製のものであり、前
方に誘電体ハウジング40を挿通させるための挿通口5
1が設けられており、一方、後方部には、端末接続処理
を施したシールドケーブル10の周面をかしめて挾圧保
持するための対峙する一対の圧着バレル54L、54R
が設けられている。
明する。外導体シェル50は、金属製のものであり、前
方に誘電体ハウジング40を挿通させるための挿通口5
1が設けられており、一方、後方部には、端末接続処理
を施したシールドケーブル10の周面をかしめて挾圧保
持するための対峙する一対の圧着バレル54L、54R
が設けられている。
【0032】また、外導体シェル50の上面部52に
は、端子収容室43に収容されたドレイン端子30の上
面部と弾性接触させる接触片55が切り起こし形成され
ている。
は、端子収容室43に収容されたドレイン端子30の上
面部と弾性接触させる接触片55が切り起こし形成され
ている。
【0033】一方、外導体シェル50の底面部53に
は、誘電体ハウジング40の裏面側に設けられる係合窪
み48に係合して挿通させた誘電体ハウジング40を係
止させる切り起こし係止片56が後方に向けて形成され
ている。さらにまた、外導体シェル50の後方の側面部
には、図4及び図5に示すシェルカバー60の側面部に
設けられた側部係合片62を係合して、シェルカバー6
0を外導体シェル50に係止・固定するための矩形状の
側部係合孔57が設けられている。
は、誘電体ハウジング40の裏面側に設けられる係合窪
み48に係合して挿通させた誘電体ハウジング40を係
止させる切り起こし係止片56が後方に向けて形成され
ている。さらにまた、外導体シェル50の後方の側面部
には、図4及び図5に示すシェルカバー60の側面部に
設けられた側部係合片62を係合して、シェルカバー6
0を外導体シェル50に係止・固定するための矩形状の
側部係合孔57が設けられている。
【0034】次に、シールドケーブル10をコネクタ部
材に組み付ける工程について、図1,図4及び図5を用
いて具体的に説明する。図4は、図1に示したコネクタ
部材を組み立てたシールドコネクタにシールドケーブル
10の端末部分を接続する状態を示した斜視図であり、
図5は、図4に示したシールドケーブル10の端末接続
の工程を断面図で示したものである。
材に組み付ける工程について、図1,図4及び図5を用
いて具体的に説明する。図4は、図1に示したコネクタ
部材を組み立てたシールドコネクタにシールドケーブル
10の端末部分を接続する状態を示した斜視図であり、
図5は、図4に示したシールドケーブル10の端末接続
の工程を断面図で示したものである。
【0035】まず、図1に示すように、内導体端子20
を誘電体ハウジング40に設けられた端子収容室42に
挿入する。この内導体端子20の挿入が完了した時に、
図5に示すように、内導体端子20の上面部に設けられ
た可撓性係止片28が端子収容室42内に係止される。
また、誘電体ハウジング40の中央の端子収容室43に
はドレイン端子30を同様に挿入して収容する。
を誘電体ハウジング40に設けられた端子収容室42に
挿入する。この内導体端子20の挿入が完了した時に、
図5に示すように、内導体端子20の上面部に設けられ
た可撓性係止片28が端子収容室42内に係止される。
また、誘電体ハウジング40の中央の端子収容室43に
はドレイン端子30を同様に挿入して収容する。
【0036】次に、誘電体ハウジング40を外導体シェ
ル50の前方に設けられた挿通口51から挿通し、誘電
体ハウジング40の前面に設けられたフランジ47によ
って係止させ、ハウジング40のそれ以上の挿通が規制
される。これと同時に、外導体シェル50の底面部53
に形成された切り起こし係止片56が、誘電体ハウジン
グ40の裏面側に設けられた係合窪み48に係合され、
誘電体ハウジング40は外導体シェル50内に係止・固
定される。この状態では、誘電体ハウジング40は押し
込み方向、引張り方向いずれに対しても移動が規制され
ているので、外導体シェル50からの脱落が確実に防止
される。
ル50の前方に設けられた挿通口51から挿通し、誘電
体ハウジング40の前面に設けられたフランジ47によ
って係止させ、ハウジング40のそれ以上の挿通が規制
される。これと同時に、外導体シェル50の底面部53
に形成された切り起こし係止片56が、誘電体ハウジン
グ40の裏面側に設けられた係合窪み48に係合され、
誘電体ハウジング40は外導体シェル50内に係止・固
定される。この状態では、誘電体ハウジング40は押し
込み方向、引張り方向いずれに対しても移動が規制され
ているので、外導体シェル50からの脱落が確実に防止
される。
【0037】また、この時、外導体シェル50の上面部
52に設けられた接触片55が誘電体ハウジング40の
端子収容室43に収容されたドレイン端子30の上面部
と接触し、外導体シェル50とドレイン線14が電気的
に導通状態となる。
52に設けられた接触片55が誘電体ハウジング40の
端子収容室43に収容されたドレイン端子30の上面部
と接触し、外導体シェル50とドレイン線14が電気的
に導通状態となる。
【0038】こうして組み立てられたコネクタ部材に、
図4及び図5に示すように、シールドケーブル10の端
末部分を接続する。前述のように、シールドケーブル1
0の端末部分の金属箔15及び絶縁外被18を剥いで、
信号線12及びドレイン線14を露出させ、露出した信
号線及びドレイン線を上方より、誘電体ハウジング40
の各端子収容室42,43内に収容した内導体端子20
及びドレイン端子30に挿入・接続させる。
図4及び図5に示すように、シールドケーブル10の端
末部分を接続する。前述のように、シールドケーブル1
0の端末部分の金属箔15及び絶縁外被18を剥いで、
信号線12及びドレイン線14を露出させ、露出した信
号線及びドレイン線を上方より、誘電体ハウジング40
の各端子収容室42,43内に収容した内導体端子20
及びドレイン端子30に挿入・接続させる。
【0039】具体的には、信号線12の端末部を内導体
端子20の後方に設けられた圧接刃24a、24bにそ
れぞれ圧接して、信号線12の導体12aと内導体端子
30とを電気的に導通させ、さらに内導体端子30の後
方に設けられた信号線バレル26L、26Rを絶縁内被
12bの周面に挾圧保持することにより信号線12と内
導体端子30との接続が完了する。一方、ドレイン線1
4は、その端末部をドレイン端子30の後方部に溶接、
ハンダ付けあるいは圧接等で接続させる。
端子20の後方に設けられた圧接刃24a、24bにそ
れぞれ圧接して、信号線12の導体12aと内導体端子
30とを電気的に導通させ、さらに内導体端子30の後
方に設けられた信号線バレル26L、26Rを絶縁内被
12bの周面に挾圧保持することにより信号線12と内
導体端子30との接続が完了する。一方、ドレイン線1
4は、その端末部をドレイン端子30の後方部に溶接、
ハンダ付けあるいは圧接等で接続させる。
【0040】次に、外導体シェル50の後方に一体に設
けられた圧着バレル54L、54Rによって、シールド
ケーブル10の絶縁外被18の周面をかしめて挾圧保持
する。
けられた圧着バレル54L、54Rによって、シールド
ケーブル10の絶縁外被18の周面をかしめて挾圧保持
する。
【0041】さらに、シールドケーブル10の端末部分
の上方に金属製のシェルカバー60を外導体シェル50
に係合して被着することによってシールドケーブル10
の端末接続部を電磁的に遮蔽する。この時、シェルカバ
ー60の側面部に設けられた側部係合片62を、外導体
シェル50の側面部に設けられた側部係合孔57に係合
することによって、シェルカバー60を係止・固定す
る。最終的には、組み立てた外導体シェル50を図示し
ないハウジングカバーで覆うことによってシールドコネ
クタが構成される。
の上方に金属製のシェルカバー60を外導体シェル50
に係合して被着することによってシールドケーブル10
の端末接続部を電磁的に遮蔽する。この時、シェルカバ
ー60の側面部に設けられた側部係合片62を、外導体
シェル50の側面部に設けられた側部係合孔57に係合
することによって、シェルカバー60を係止・固定す
る。最終的には、組み立てた外導体シェル50を図示し
ないハウジングカバーで覆うことによってシールドコネ
クタが構成される。
【0042】このような構成を有するシールドコネクタ
であれば、外部からの衝撃等によって内導体端子20が
上方へずれようとしても、誘電体ハウジング40の側壁
面44の上端縁に設けられた短絡阻止片45によってそ
の移動は阻止され、シールドケーブル10の端末接続部
を覆うシールドカバー60と接触することもない。
であれば、外部からの衝撃等によって内導体端子20が
上方へずれようとしても、誘電体ハウジング40の側壁
面44の上端縁に設けられた短絡阻止片45によってそ
の移動は阻止され、シールドケーブル10の端末接続部
を覆うシールドカバー60と接触することもない。
【0043】(実施例2)本実施例について図6〜図8
に基づいて説明する。まず、本実施例に用いるシールド
ケーブル10は、導体12aとその周りを覆う絶縁内被
12bで構成される2本の信号線12を有し、これらの
信号線の周りを編組線16で被覆され、さらにこの編組
線16の外周が絶縁外被18で覆われた構造を有してい
る。
に基づいて説明する。まず、本実施例に用いるシールド
ケーブル10は、導体12aとその周りを覆う絶縁内被
12bで構成される2本の信号線12を有し、これらの
信号線の周りを編組線16で被覆され、さらにこの編組
線16の外周が絶縁外被18で覆われた構造を有してい
る。
【0044】図6に示すコネクタ部材は、上記のシール
ドケーブル10の絶縁外被18を皮剥ぎして露出した編
組線16を絶縁外被18側に折り返すことによって露出
した信号線12を接続する内導体端子20と、この内導
体端子20を収容する誘電体ハウジング70と、この誘
電体ハウジング70と接続するシェル接続端子80と、
さらにこれらの部材の組立体Aを収容すると共にシール
ドケーブル10の端末部を遮蔽するための外導体シェル
90(図7参照)とから構成される。
ドケーブル10の絶縁外被18を皮剥ぎして露出した編
組線16を絶縁外被18側に折り返すことによって露出
した信号線12を接続する内導体端子20と、この内導
体端子20を収容する誘電体ハウジング70と、この誘
電体ハウジング70と接続するシェル接続端子80と、
さらにこれらの部材の組立体Aを収容すると共にシール
ドケーブル10の端末部を遮蔽するための外導体シェル
90(図7参照)とから構成される。
【0045】まず、内導体端子20の構成について説明
する。この内導体端子20は、樹脂材料で構成されたも
のであり、図6に示すように、前方部分に相手方コネク
タの接続端子を挿入接続するための端子挿入口22が設
けられている。一方、内導体端子20の後方部分の両側
壁には、対峙する一対の圧接刃24a,24bが2組ず
つ設けられており、この圧接刃24a,24bに信号線
12の端末部分を圧接して内導体端子20と導通接続さ
せる。
する。この内導体端子20は、樹脂材料で構成されたも
のであり、図6に示すように、前方部分に相手方コネク
タの接続端子を挿入接続するための端子挿入口22が設
けられている。一方、内導体端子20の後方部分の両側
壁には、対峙する一対の圧接刃24a,24bが2組ず
つ設けられており、この圧接刃24a,24bに信号線
12の端末部分を圧接して内導体端子20と導通接続さ
せる。
【0046】具体的には、圧接刃24a,24bに信号
線12の端末部分を圧接すると、信号線12の絶縁内被
12bがこの圧接刃24a、24bによって切り裂か
れ、絶縁内被12bの内側にある導体12aが圧接刃2
4a、24bと接触し、信号線12と内導体端子20が
導通接続されるというものである。また、この圧接刃2
4a,24bのさらに後方部分には圧接接続させた信号
線12の端末部分を挟圧保持するための信号線バレル2
6L、26Rが設けられている。
線12の端末部分を圧接すると、信号線12の絶縁内被
12bがこの圧接刃24a、24bによって切り裂か
れ、絶縁内被12bの内側にある導体12aが圧接刃2
4a、24bと接触し、信号線12と内導体端子20が
導通接続されるというものである。また、この圧接刃2
4a,24bのさらに後方部分には圧接接続させた信号
線12の端末部分を挟圧保持するための信号線バレル2
6L、26Rが設けられている。
【0047】次に、誘電体ハウジング70の構成につい
て説明する。この誘電体ハウジング70は、図6に示す
ように、内導体端子20を収容するための端子収容室7
2と上面が開放された側壁面74が設けられている。ま
た、各側壁面74の上端縁には収容した内導体端子20
の上方への移動を規制するための短絡阻止片75が長手
方向に対して互いに対向して突設されている。この短絡
阻止片75は、端子収容室72に収容した内導体端子2
0の浮き上がりの防止のために内導体端子が係合される
ようにすると共に、シールドケーブル10の信号線12
端末部を上方から挿入・接続しやくするように上面部が
テーパ状となった断面が傘状形状を有するものとなって
いる。
て説明する。この誘電体ハウジング70は、図6に示す
ように、内導体端子20を収容するための端子収容室7
2と上面が開放された側壁面74が設けられている。ま
た、各側壁面74の上端縁には収容した内導体端子20
の上方への移動を規制するための短絡阻止片75が長手
方向に対して互いに対向して突設されている。この短絡
阻止片75は、端子収容室72に収容した内導体端子2
0の浮き上がりの防止のために内導体端子が係合される
ようにすると共に、シールドケーブル10の信号線12
端末部を上方から挿入・接続しやくするように上面部が
テーパ状となった断面が傘状形状を有するものとなって
いる。
【0048】また、前方部には相手側コネクタの接続端
子を挿入し、端子収容室72に収容される内導体端子2
0の端子挿入口22へと挿入接続させるための挿入口7
6が設けられている。また、図6に破線で示すように、
誘電体ハウジング70の裏面側には、後述のシェル接続
端子80に設けられた嵌合窪み84に嵌合するための嵌
合凸部78が形成されている。
子を挿入し、端子収容室72に収容される内導体端子2
0の端子挿入口22へと挿入接続させるための挿入口7
6が設けられている。また、図6に破線で示すように、
誘電体ハウジング70の裏面側には、後述のシェル接続
端子80に設けられた嵌合窪み84に嵌合するための嵌
合凸部78が形成されている。
【0049】さらに、誘電体ハウジング70の裏面側に
は、図8において後述するように、外導体シェル90の
底面部分に設けられる第1切り起こし係止片94a及び
第2切り起こし係止片94bを係合するための係合窪み
79が設けられている。
は、図8において後述するように、外導体シェル90の
底面部分に設けられる第1切り起こし係止片94a及び
第2切り起こし係止片94bを係合するための係合窪み
79が設けられている。
【0050】次に、シェル接続端子80の構成について
説明する。このシェル接続端子80は、金属材料で構成
されており、シールドケーブルの編組線16と後述する
外導体シェルとを電気的に導通させるために両者の間に
介在させる部材である。このシェル接続端子80には接
続する誘電体ハウジング70の後端縁を当止するための
L字型の当止片82が切り起こし形成され、この当止片
82の切り起こしにより、後述する外導体シェル90に
設けられた第2切り起こし係止片94bを嵌合・係止す
るための係止孔83が形成されている。
説明する。このシェル接続端子80は、金属材料で構成
されており、シールドケーブルの編組線16と後述する
外導体シェルとを電気的に導通させるために両者の間に
介在させる部材である。このシェル接続端子80には接
続する誘電体ハウジング70の後端縁を当止するための
L字型の当止片82が切り起こし形成され、この当止片
82の切り起こしにより、後述する外導体シェル90に
設けられた第2切り起こし係止片94bを嵌合・係止す
るための係止孔83が形成されている。
【0051】また、前方には誘電体ハウジング70に形
成された嵌合凸部78を嵌合し、当止片82と共に誘電
体ハウジング70を位置決め固定するための手段となる
矩形状の嵌合孔84が設けられる。
成された嵌合凸部78を嵌合し、当止片82と共に誘電
体ハウジング70を位置決め固定するための手段となる
矩形状の嵌合孔84が設けられる。
【0052】また、シェル接続端子80の両側には、図
7に示すように、シェル接続端子80を外導体シェル9
0内に挿通する時に、外導体シェル90の後方の両側壁
面に形成された矩形状の切欠き92L、92Rに嵌合し
て、シェル接続端子80の挿通方向への移動を規制する
ための矩形状の側部係止片86L、86Rが設けられて
いる。
7に示すように、シェル接続端子80を外導体シェル9
0内に挿通する時に、外導体シェル90の後方の両側壁
面に形成された矩形状の切欠き92L、92Rに嵌合し
て、シェル接続端子80の挿通方向への移動を規制する
ための矩形状の側部係止片86L、86Rが設けられて
いる。
【0053】さらに、シェル接続端子80の後方部分に
は、信号線12を内導体端子14と接続させたシールド
ケーブル10の絶縁外被18の周面を挾圧保持する圧着
バレル88L、88Rがシェル接続端子80と一体に形
成されている。
は、信号線12を内導体端子14と接続させたシールド
ケーブル10の絶縁外被18の周面を挾圧保持する圧着
バレル88L、88Rがシェル接続端子80と一体に形
成されている。
【0054】これらのコネクタ部材のうち、まず内導体
端子20を誘電体ハウジング70の端子収容室72に収
容し、その後、誘電体ハウジング70の後端縁をシェル
接続端子80の当止片82に当止させると共に、誘電体
ハウジング70の裏面側に設けられた嵌合凸部78をシ
ェル接続端子80に設けられた嵌合孔84に嵌合して誘
電体ハウジング70はシェル接続端子80上に位置決め
固定される。こうして3つのコネクタ部材で組み立てら
れたものをここでは組立体Aと称する。
端子20を誘電体ハウジング70の端子収容室72に収
容し、その後、誘電体ハウジング70の後端縁をシェル
接続端子80の当止片82に当止させると共に、誘電体
ハウジング70の裏面側に設けられた嵌合凸部78をシ
ェル接続端子80に設けられた嵌合孔84に嵌合して誘
電体ハウジング70はシェル接続端子80上に位置決め
固定される。こうして3つのコネクタ部材で組み立てら
れたものをここでは組立体Aと称する。
【0055】この組立体Aを、図7に示すように、接続
するシールドケーブル10の端末部分を電磁的に遮蔽す
る外導体シェル90に挿通させる。この外導体シェル9
0は、後方部分(組立体Aの挿通端側)の両側壁にはシ
ェル接続端子80の側部係止片86R、86Lを嵌合当
止するための矩形状の切欠き92L、92Rが形成され
ている。
するシールドケーブル10の端末部分を電磁的に遮蔽す
る外導体シェル90に挿通させる。この外導体シェル9
0は、後方部分(組立体Aの挿通端側)の両側壁にはシ
ェル接続端子80の側部係止片86R、86Lを嵌合当
止するための矩形状の切欠き92L、92Rが形成され
ている。
【0056】また、この外導体シェル90の底面部分に
は、図8に示すように、組立体Aを外導体シェル90内
に挿通する時に、誘電体ハウジング70の裏面側に設け
られた係合窪み79に係合させて組立体Aを外導体シェ
ル90内に係止するための第1切り起こし係止片94a
及び第2切り起こし係止片94bが組立体Aの挿通側と
は反対方向に向けて設けられている。
は、図8に示すように、組立体Aを外導体シェル90内
に挿通する時に、誘電体ハウジング70の裏面側に設け
られた係合窪み79に係合させて組立体Aを外導体シェ
ル90内に係止するための第1切り起こし係止片94a
及び第2切り起こし係止片94bが組立体Aの挿通側と
は反対方向に向けて設けられている。
【0057】次に、具体的なシールドケーブル10の端
末処理工程について図7及び図8を用いて説明する。ま
ず、図7に示すように、前述した内導体端子20、誘電
体ハウジング70及びシェル接続端子80からなる組立
体Aを、外導体シェル90内に挿通する。この時、挿通
した組立体Aは、図8に示すように、誘電体ハウジング
70の裏面側に設けられた係合窪み79に外導体シェル
90の底面部分に形成された第1切り起こし係止片94
aが係合され、組立体Aが外導体シェル90内で仮係止
された状態となる。
末処理工程について図7及び図8を用いて説明する。ま
ず、図7に示すように、前述した内導体端子20、誘電
体ハウジング70及びシェル接続端子80からなる組立
体Aを、外導体シェル90内に挿通する。この時、挿通
した組立体Aは、図8に示すように、誘電体ハウジング
70の裏面側に設けられた係合窪み79に外導体シェル
90の底面部分に形成された第1切り起こし係止片94
aが係合され、組立体Aが外導体シェル90内で仮係止
された状態となる。
【0058】この仮係止状態で、端末部分の絶縁外被1
8を皮剥ぎして信号線12が露出したシールドケーブル
10を上方より組立体Aの端子接続部に挿入・接続す
る。具体的には、図7及び図8に示すように、露出した
信号線12を誘電体ハウジング70の端子収容室72内
に収容された内導体端子20の圧接刃24a、24bに
それぞれ圧接して、信号線12の導体12aと内導体端
子20とを導通接続させる。次いで、図7に示すよう
に、シェル接続端子80の後方に一体に設けられた圧着
バレル88L、88Rによって、シールドケーブル10
の端末部分の絶縁外被18の周面をかしめて挾圧保持す
る。
8を皮剥ぎして信号線12が露出したシールドケーブル
10を上方より組立体Aの端子接続部に挿入・接続す
る。具体的には、図7及び図8に示すように、露出した
信号線12を誘電体ハウジング70の端子収容室72内
に収容された内導体端子20の圧接刃24a、24bに
それぞれ圧接して、信号線12の導体12aと内導体端
子20とを導通接続させる。次いで、図7に示すよう
に、シェル接続端子80の後方に一体に設けられた圧着
バレル88L、88Rによって、シールドケーブル10
の端末部分の絶縁外被18の周面をかしめて挾圧保持す
る。
【0059】上記の処理工程が終了後、仮係止状態から
さらに組立体Aを外導体シェル90内へと挿通させる
と、図7に示すシェル接続端子80に設けられた側部係
止片86L、86Rが、外導体シェル90後方の両側壁
面に形成された切欠き92L、92Rに嵌合当止され、
組立体Aのそれ以上の挿通が規制される。
さらに組立体Aを外導体シェル90内へと挿通させる
と、図7に示すシェル接続端子80に設けられた側部係
止片86L、86Rが、外導体シェル90後方の両側壁
面に形成された切欠き92L、92Rに嵌合当止され、
組立体Aのそれ以上の挿通が規制される。
【0060】また、これと同時に、図8に示すように、
誘電体ハウジング70の裏面側に設けられた係合窪み7
9に、外導体シェル90の底面部分に形成された第2切
り起こし係止片94bが係合され、さらにその後方で
は、シェル接続端子80の係止孔83に、第1切り起こ
し係止片94aが係合され、組立体Aが外導体シェル9
0内に本係止される。
誘電体ハウジング70の裏面側に設けられた係合窪み7
9に、外導体シェル90の底面部分に形成された第2切
り起こし係止片94bが係合され、さらにその後方で
は、シェル接続端子80の係止孔83に、第1切り起こ
し係止片94aが係合され、組立体Aが外導体シェル9
0内に本係止される。
【0061】この本係止では、各切り起こし係止片94
a、94bが組立体Aの挿通側とは反対方向に向けて形
成されているので、組立体A及びシールドケーブル10
の引き抜き方向への移動が規制される。すなわち、この
組立体A及びシールドケーブル10の端末部分は、押し
込み方向、引き抜き方向いずれに対しても移動が規制さ
れるので確実に外導体シェル90との接続状態が保持さ
れる。
a、94bが組立体Aの挿通側とは反対方向に向けて形
成されているので、組立体A及びシールドケーブル10
の引き抜き方向への移動が規制される。すなわち、この
組立体A及びシールドケーブル10の端末部分は、押し
込み方向、引き抜き方向いずれに対しても移動が規制さ
れるので確実に外導体シェル90との接続状態が保持さ
れる。
【0062】さらに、シールドケーブル10の端末接続
部分は、図8に示すように、外導体シェル90によって
完全に覆われた状態にある。従って、このシールドケー
ブル10の端末接続部分は電磁的に完全に遮蔽される。
部分は、図8に示すように、外導体シェル90によって
完全に覆われた状態にある。従って、このシールドケー
ブル10の端末接続部分は電磁的に完全に遮蔽される。
【0063】さらに、このような構成を有するシールド
コネクタであれば、外部からの衝撃等によって内導体端
子20が上方へずれようとしても、誘電体ハウジング7
0の側壁面74の上端縁に設けられた短絡阻止片75に
よってその移動は阻止され、シールドケーブル10の端
末接続部を覆う外導体シェル90の上面部52と接触す
ることもない。
コネクタであれば、外部からの衝撃等によって内導体端
子20が上方へずれようとしても、誘電体ハウジング7
0の側壁面74の上端縁に設けられた短絡阻止片75に
よってその移動は阻止され、シールドケーブル10の端
末接続部を覆う外導体シェル90の上面部52と接触す
ることもない。
【0064】本発明は、上記した実施の形態に何ら限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々の改変が可能である。例えば、上記実施例では、誘
電体ハウジングに収容した内導体端子及びドレイン端子
の上方への浮き上がりを防止するために設けた短絡阻止
片としては、上面部がテーパ状となった断面が傘状形状
のものを用いたが、この形状に限らず、半円状や矩形状
等その他の形状を有する短絡阻止片であってもよい。
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々の改変が可能である。例えば、上記実施例では、誘
電体ハウジングに収容した内導体端子及びドレイン端子
の上方への浮き上がりを防止するために設けた短絡阻止
片としては、上面部がテーパ状となった断面が傘状形状
のものを用いたが、この形状に限らず、半円状や矩形状
等その他の形状を有する短絡阻止片であってもよい。
【0065】また、上記実施例ではこの短絡阻止片は長
手方向に対して連続的に互いに対向して突設されている
ものを示したが、このような形状に限らず、内導体端子
の浮き上がりが防止できるものであれば断続的に形成さ
れているものであってもよいし、さらには、互いに対向
して突設されている必要はなく、片側のみにこの阻止片
が設けられているような構造のものであっても構わな
い。
手方向に対して連続的に互いに対向して突設されている
ものを示したが、このような形状に限らず、内導体端子
の浮き上がりが防止できるものであれば断続的に形成さ
れているものであってもよいし、さらには、互いに対向
して突設されている必要はなく、片側のみにこの阻止片
が設けられているような構造のものであっても構わな
い。
【0066】さらに、上記実施例では短絡阻止片を誘電
体ハウジングの側壁面の上端縁に設けたが、上端縁に限
らず、収容した内導体端子の浮き上がりを防止できるも
のであれば、側壁面上にこの短絡阻止片を設けることも
勿論可能である。
体ハウジングの側壁面の上端縁に設けたが、上端縁に限
らず、収容した内導体端子の浮き上がりを防止できるも
のであれば、側壁面上にこの短絡阻止片を設けることも
勿論可能である。
【0067】さらに上記実施例では、シールドケーブル
と内導体端子の接続部の上方が開放されたシールドコネ
クタにおいては、シェルカバーをその接続部上方に被着
する構造のものを示したが、このシェルカバーは必要に
応じて組み付ければよく、必ずしも被着させる必要はな
い。
と内導体端子の接続部の上方が開放されたシールドコネ
クタにおいては、シェルカバーをその接続部上方に被着
する構造のものを示したが、このシェルカバーは必要に
応じて組み付ければよく、必ずしも被着させる必要はな
い。
【0068】さらに、上記実施例では、シールドカバー
を有するシールドコネクタに接続するシールドケーブル
はドレイン線を有するものであり、一方、シールドケー
ブルの端末部分が外導体シェルに完全に覆われたシール
ドコネクタに関する説明では、編組線によって構成され
たシールドケーブルを用いて説明を行ったが、それぞれ
の実施例に用いるシールドケーブルとしては、ドレイン
線を有するものであってもよいし、あるいは編組線を有
するものであってもよい。
を有するシールドコネクタに接続するシールドケーブル
はドレイン線を有するものであり、一方、シールドケー
ブルの端末部分が外導体シェルに完全に覆われたシール
ドコネクタに関する説明では、編組線によって構成され
たシールドケーブルを用いて説明を行ったが、それぞれ
の実施例に用いるシールドケーブルとしては、ドレイン
線を有するものであってもよいし、あるいは編組線を有
するものであってもよい。
【0069】さらに、上記実施例では、シールドケーブ
ルの端末部を接続する内導体端子としては、その後方に
圧接刃が設けたものを用いたが、シールドケーブルと内
導体端子との接続方法はこれに限らず、例えば、信号線
の絶縁体を皮剥ぎし、露出した導体を内導体端子と溶接
あるいはハンダ付けなどによって接続する手法であって
も勿論構わない。
ルの端末部を接続する内導体端子としては、その後方に
圧接刃が設けたものを用いたが、シールドケーブルと内
導体端子との接続方法はこれに限らず、例えば、信号線
の絶縁体を皮剥ぎし、露出した導体を内導体端子と溶接
あるいはハンダ付けなどによって接続する手法であって
も勿論構わない。
【0070】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るシールドコネク
タによれば、内導体端子を収容する誘電体ハウジングの
端子収容室を構成する側壁面の上端縁に、端子収容室に
収容した内導体端子の上方への移動を規制するための短
絡阻止片が設けられているものであるので、シールドケ
ーブルの端末部と内導体端子との接続部の上方が外導体
シェルによって遮蔽された構造を有するシールドコネク
タにおいて、外部からの衝撃等によってこの端末接続部
分が上方へ浮き上がろうとしてもその移動は側壁面の上
端縁に設けられた短絡阻止片によって阻止され、内導体
端子と外導体シェルとが接触し短絡することを回避する
ことができる。
タによれば、内導体端子を収容する誘電体ハウジングの
端子収容室を構成する側壁面の上端縁に、端子収容室に
収容した内導体端子の上方への移動を規制するための短
絡阻止片が設けられているものであるので、シールドケ
ーブルの端末部と内導体端子との接続部の上方が外導体
シェルによって遮蔽された構造を有するシールドコネク
タにおいて、外部からの衝撃等によってこの端末接続部
分が上方へ浮き上がろうとしてもその移動は側壁面の上
端縁に設けられた短絡阻止片によって阻止され、内導体
端子と外導体シェルとが接触し短絡することを回避する
ことができる。
【0071】また、シールドケーブルの端末部が外導体
シェル若しくはシールドカバーによって遮蔽された構造
のシールドコネクタの場合、通常、内導体端子と外導体
シェル若しくはシェルカバーとの間に両者の接触を防止
するための絶縁保護部材を介在させる必要があったが、
このような中間部材も不要であるため、シールドコネク
タの小型化が図れると共に、コネクタ部材の部品点数及
び作業工程を低減することができる。
シェル若しくはシールドカバーによって遮蔽された構造
のシールドコネクタの場合、通常、内導体端子と外導体
シェル若しくはシェルカバーとの間に両者の接触を防止
するための絶縁保護部材を介在させる必要があったが、
このような中間部材も不要であるため、シールドコネク
タの小型化が図れると共に、コネクタ部材の部品点数及
び作業工程を低減することができる。
【0072】また、本発明の請求項2に係るシールドコ
ネクタによれば、誘電体ハウジング内に収容した内導体
端子とケーブル信号線との接続部の露出部位にその接続
部を電磁的に遮蔽するためのシェルカバーが前記外導体
シェルに係合されることにより被着されるものであるの
で、誘電体ハウジング内の内導体端子とケーブル信号線
との接続部の露出部位の上方が外導体シェルによって遮
蔽されていない構造のものであっても、このシェルカバ
ーを外導体シェルに係合して被着させることにより、こ
の接続部が電磁的に遮蔽された構造となり、さらには、
側壁面に設けられた短絡阻止片により、誘電体ハウジン
グに収容した内導体端子が浮き上がりも阻止されるの
で、内導体端子とこのシェルカバーとが接触・短絡する
ことも回避されるのでシールドケーブルの端末部の接続
信頼性を向上させることができる。
ネクタによれば、誘電体ハウジング内に収容した内導体
端子とケーブル信号線との接続部の露出部位にその接続
部を電磁的に遮蔽するためのシェルカバーが前記外導体
シェルに係合されることにより被着されるものであるの
で、誘電体ハウジング内の内導体端子とケーブル信号線
との接続部の露出部位の上方が外導体シェルによって遮
蔽されていない構造のものであっても、このシェルカバ
ーを外導体シェルに係合して被着させることにより、こ
の接続部が電磁的に遮蔽された構造となり、さらには、
側壁面に設けられた短絡阻止片により、誘電体ハウジン
グに収容した内導体端子が浮き上がりも阻止されるの
で、内導体端子とこのシェルカバーとが接触・短絡する
ことも回避されるのでシールドケーブルの端末部の接続
信頼性を向上させることができる。
【0073】さらに、本発明の請求項3に係るシールド
コネクタによれば、誘電体ハウジングに設けられた短絡
阻止片は、その隔壁の両サイドに装着される内導体端子
に係合されるよう断面が傘状形状を有するものであるの
で、この誘電体ハウジング内に収容された内導体端子は
この短絡阻止片によって係合されるので浮き上がりが確
実に防止されケーブル端末の接続信頼性をより高いもの
にすることができると共に、ケーブル信号線の端末部を
接続する際に、ハウジング上方からの挿入・接続をスム
ーズに行え、シールドコネクタの組み立ての作業性、生
産性を向上させることができるのに加えて、圧接刃が設
けられている内導体端子を使用する場合には、圧接の際
にこの傘状形状の短絡阻止片によって挿入する信号線の
誘導性を向上させ、圧接刃と信号線との中心ずれを小さ
くすることができるので接続信頼性をより向上させるこ
とができる。
コネクタによれば、誘電体ハウジングに設けられた短絡
阻止片は、その隔壁の両サイドに装着される内導体端子
に係合されるよう断面が傘状形状を有するものであるの
で、この誘電体ハウジング内に収容された内導体端子は
この短絡阻止片によって係合されるので浮き上がりが確
実に防止されケーブル端末の接続信頼性をより高いもの
にすることができると共に、ケーブル信号線の端末部を
接続する際に、ハウジング上方からの挿入・接続をスム
ーズに行え、シールドコネクタの組み立ての作業性、生
産性を向上させることができるのに加えて、圧接刃が設
けられている内導体端子を使用する場合には、圧接の際
にこの傘状形状の短絡阻止片によって挿入する信号線の
誘導性を向上させ、圧接刃と信号線との中心ずれを小さ
くすることができるので接続信頼性をより向上させるこ
とができる。
【図1】本発明の実施例1に係るシールドコネクタにお
いて、シールドケーブルの端末部分を接続するコネクタ
部材の分解斜視図である。
いて、シールドケーブルの端末部分を接続するコネクタ
部材の分解斜視図である。
【図2】図1に示したコネクタ部材中の誘電体ハウジン
グの構造を示した斜視図である。
グの構造を示した斜視図である。
【図3】図2に示した誘電体ハウジングの後方図であ
る。
る。
【図4】コネクタ部材を組み立てて構成されたシールド
コネクタとシールドケーブルの端末部分との接続工程を
示した斜視図である。
コネクタとシールドケーブルの端末部分との接続工程を
示した斜視図である。
【図5】図4に示したシールドコネクタとシールドケー
ブルの端末部分との接続工程の断面図である。
ブルの端末部分との接続工程の断面図である。
【図6】本発明の実施例2に係るシールドコネクタにお
いて、シールドケーブルの端末部分を接続するコネクタ
部材の分解斜視図である。
いて、シールドケーブルの端末部分を接続するコネクタ
部材の分解斜視図である。
【図7】図6に示したコネクタ部材を組み立てて構成さ
れたシールドコネクタとシールドケーブルの端末部分と
の接続工程を示した斜視図である。
れたシールドコネクタとシールドケーブルの端末部分と
の接続工程を示した斜視図である。
【図8】図7に示したシールドコネクタとシールドケー
ブルの端末部分との接続工程の断面図である。
ブルの端末部分との接続工程の断面図である。
【図9】従来一般に用いられるシールドコネクタとシー
ルドケーブルの端末部との接続状態を示した斜視図であ
る。
ルドケーブルの端末部との接続状態を示した斜視図であ
る。
【図10】図9に示したシールドコネクタ部材の斜視図
である。
である。
【図11】図9に示した接続状態の断面図である。
10 シールドケーブル 12 信号線 14 ドレイン線 16 編組線 20 内導体端子 24a,24b 圧接刃 30 ドレイン端子 40、70 誘電体ハウジング 44、74 側壁面 45、75 短絡阻止片 50、90 外導体シェル 54L、54R、88L、88R 圧着バレル 60 シェルカバー 80 シェル接続端子 A 組立体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 近弘 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5E021 FA03 FA09 FA16 FB11 FC07 FC19 FC21 FC32 LA09 LA15
Claims (3)
- 【請求項1】 シールドケーブルの信号線の端末部に導
通接続される内導体端子を誘電体ハウジング内に収容
し、該誘電体ハウジングに外導体シェルを装着したもの
であって、前記誘電体ハウジング内の前記内導体端子と
ケーブル信号線との接続部の露出部位の側壁面に前記内
導体端子の浮き上がりを規制して前記外導体シェルと内
導体端子との短絡を防止するための短絡阻止片が設けら
れていることを特徴とするシールドコネクタ。 - 【請求項2】 前記誘電体ハウジング内に収容した内導
体端子とケーブル信号線との接続部の露出部位にその接
続部を電磁的に遮蔽するためのシェルカバーが前記外導
体シェルに係合されることにより被着されることを特徴
とする請求項1に記載のシールドコネクタ。 - 【請求項3】 前記短絡阻止片は、その隔壁の両サイド
に装着される内導体端子に係合されるよう断面が傘状形
状となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載
のシールドコネクタ。
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JP2001123795A JP2002319455A (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | シールドコネクタ |
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- 2002-04-22 US US10/126,521 patent/US20020155757A1/en not_active Abandoned
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