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JP2002312103A - 音によるキー入力の確認方法及び装置 - Google Patents

音によるキー入力の確認方法及び装置

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JP2002312103A
JP2002312103A JP2001109787A JP2001109787A JP2002312103A JP 2002312103 A JP2002312103 A JP 2002312103A JP 2001109787 A JP2001109787 A JP 2001109787A JP 2001109787 A JP2001109787 A JP 2001109787A JP 2002312103 A JP2002312103 A JP 2002312103A
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confirmation sound
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Takashi I
傑 易
Shinichiro Kawamuro
慎一郎 川室
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザがパスワードや番号入力を要する場
面、例えばATMの端末装置へのパスワード入力時に、
操作確認音のパターンで入力の正誤を確認できるととも
に、操作確認音からパスワードを推測不能な方法および
装置を提供する。 【解決手段】 ユーザが利用するATM等のコンピュー
タシステムに、予め操作確認音として任意の音を選び、
コンピュータシステムによって、操作確認音のパターン
とユーザのパスワード(又は口座番号等)とをマッピン
グする。ユーザからパスワードが正しく入力される場合
のみ、コンピュータシステムは、ユーザが選んだ操作確
認音のパターンを出力する。また、ユーザがコンピュー
タシステムに使用するICカードに、あらかじめ操作確認
音情報を記憶させておき、ICカードがコンピュータシス
テムで使用される際には、ICカードから読み取られたマ
ッピング情報に従って操作確認音が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音によるキー入
力の確認方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プッシュホンの電話機で電話番号を入力
する際のダイヤル音として、プッシュ音(DTMF音)
がするものがある。プッシュ音は、ダイヤルボタンの数
字を押す毎に発信される信号音がダイヤルボタンと1対
1の関係をもっている。ユーザがよく掛ける電話番号に
対して、何度もプッシュ音のパターンを繰り返し聞くこ
とによって、プッシュ音のパターンを覚えてしまうこと
がある。するとユーザは、ダイヤルキーを見なくても、
プッシュ音のパターンを聞くだけで、正確にダイヤルし
たか、否かを確認することができる様になる。特にユー
ザは、内線番号のように桁数の少ない番号であれば、プ
ッシュ音のパターンを記憶しやすく、入力時の確認に利
用することができる。
【0003】また、店頭でJ−Debitシステムを利
用して買い物をするとき、本人確認のためパスワードを
入力しなければならないが、ユーザにのみ入力キーを見
せ、入力キーを使用させるのが大変難しく、入力の際に
周りから盗み見される心配がある。そこで、パスワード
入力時に、入力キーを完全に見えない様にしておき、ユ
ーザが入力キーを押した時に発信するプッシュ音のみで
ユーザにパスワード入力を確認させる方法も考えられ
る。
【0004】また、視覚障害者が銀行や郵便局などのA
TM(Automated Teller Machine :現金自動預け払い
機)に、口座番号やパスワードを入力するとき、正確に
入力したか、否かを判断するには補助的に音で確認でき
ると便利である。
【0005】しかし、上記のプッシュ音がする方法を使
用すると、プッシュ音の音が周囲に漏れてしまい、パス
ワードを入力した際のプッシュ音を、近くにいる人や、
隠しマイクなどにより盗聴される恐れがありセキュリテ
ィ上問題がある。そこで、キー操作の確認音として、ダ
イヤルキーに対応しない別の信号音を出力する方法があ
る。例えば、このような方法は特開昭61−26743
2号公報等に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した様に、従来の
ユーザがダイヤルボタンの数字を押す毎に発信される信
号音がダイヤルボタンと1対1になっているDTMF音をキ
ー操作の確認音として出力すると、ATMやデビットカ
ードのパスワード入力の際に、パスワードと対応したプ
ッシュ音を、近くにいる人や隠しマイクなどにより盗聴
される恐れがあり、セキュリティ面で問題が発生する。
本発明は、上記の問題点を解決し、ユーザが音のパター
ンで入力の正誤を確認できるとともに、セキュリティを
保つ方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、取引に必要な情報を入力するための入
力装置を備えたコンピュータシステムにおいて、ユーザ
が、取引に必要な情報、例えばパスワードとして利用す
るキャラクタ等と対応する入力キーの操作確認音とを1
対1に関連付け処理(以後、マッピングと呼ぶ)を行う
マッピング装置を有し、マッピング装置によってマッピ
ングされた情報を保存するマッピング情報記憶装置を有
する。ここで、入力装置を用いてコンピュータシステム
ヘ例えばパスワードが入力されると、入力装置における
入力キーに対応する様にマッピング情報記憶手段に記録
されているマッピング情報を呼び出し、コンピュータシ
ステムから入力の操作確認音として出力させることによ
り、上記問題を解決している。この場合、マッピング情
報は、各々のユーザによって任意に設定できるので、入
力時のセキュリティを保つことができる。
【0008】また、本発明は、取引に必要な情報を入力
するための入力装置を備えたコンピュータシステムにお
いて、ユーザが入力装置を操作し、取引に必要な情報を
入力する際のキー入力と、操作確認音とを1対1にマッピ
ングした、マッピング情報をあらかじめ作製しておく。
また、あらかじめ作製しておいたマッピング情報をIC
(Integrated Circuit)カード等の記憶媒体に記憶し
保存しておく。また、記憶媒体には、取引に必要な情報
も記憶し保存しておく。コンピュータシステムヘ入力装
置を使って情報がキー入力された際に、コンピュータシ
ステムは、記憶媒体に記録されているマッピング情報を
呼び出す。コンピュータシステムは、マッピング情報に
基づいて、キー入力に対応する操作確認音を出力させる
ことにより、上記問題を解決している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1に、コンピュータシステム
の概要ブロック図を示す。
【0010】まず、第1の実施形態を説明する。ここで
は、本発明を利用したコンピュータシステムの例とし
て、ATMシステムを例に説明する。図1に示すATM
は、キーボード、タッチパネル等の入力装置11、ユー
ザへの指示案内や情報を表示するCRT等の表示装置1
2、キャッシュカードや通帳の情報を読み取るデータ読
取装置13、音源14、スピーカ15を有するATMの
端末装置1と、マッピング装置21、マッピング情報記
憶装置22を有し、端末装置1を制御する制御装置2
と、端末装置1と制御装置2との間を通信で結ぶ通信手
段3とから構成されている。また図1には示していない
が、ATMの端末装置1には、現金入出力装置等を備え
るものとする。またここで入力装置11への入力方法
は、キーボードの場合、キーボードのキーを押して入力
することになる。また、入力装置11をタッチパネルと
した場合は、入力に必要な情報をタッチパネルへその都
度表示する。キーへの入力は、接触または圧力を加えて
行うものとする。
【0011】始めに、パスワードと操作確認音の設定処
理を図2を用いて説明する。まず、ATMの端末装置1
は、ユーザからの入力待ちの状態である。次に、ユーザ
は、希望の処理を選択し、端末装置1の表示装置12の
指示に従い、キャッシュカード又は通帳を端末装置1の
データ読取装置13に挿入する。次に、端末装置1は、
ユーザから挿入されたキャッシュカードや通帳に記録さ
れている口座番号等の個人情報を、データ読取装置13
で読み取る(S11)。
【0012】次に、ATMシステムは、ユーザが初回利
用か、否かを判断する(S12)。ユーザが初回利用時
の場合ATMは、音パターン設定画面を表示装置12に
表示する(S13)。次に、ユーザは表示装置12の画
面の指示に従い、キー入力に対してユーザの希望する操
作確認音が端末装置1から出力されるように、希望する
音を選択する。このことにより、パスワードに対する操
作確認音の音パターンが設定される(S14)。しか
し、ユーザによっては、音パターンの設定を面倒と感
じ、音パターンの設定を必要としないユーザもいる。そ
のようなユーザに対応するために、入力装置11に、キ
ャンセルキーを設置し、キャンセルキーで何時でも、音
パターンの設定をキャンセルできるようにしておいても
よい(S131)。音パターンの設定をキャンセルした
場合、ユーザは、音パターンの設定を行わず終了するこ
とになる。そのためユーザは、通常の操作確認音でパス
ワード入力をすることになる(S132)。ただし、ユ
ーザがいつでも音パターン設定を行えるように、音パタ
ーン設定キーを入力装置11に設置しておくのもよい。
ステップS12の判断で初回利用時ではないときは、A
TMシステムは、音パターンが設定されているか、否か
を判断する(S121)。ここで、ユーザが、すでに音
パターン設定を完了している場合は、端末装置1は、キ
ー入力に対してユーザが設定した操作確認音が出力され
るパスワード入力画面を表示する(S122)。またここ
で、前回ユーザが音パターン設定をキャンセルし、ま
だ、コンピュータシステムに音パターンが設定されてな
い場合には、表示装置12にキー入力に対して通常の操
作確認音が出力されるパスワード入力画面を表示する
(S132)。ただし、ユーザがいつでも音パターン設
定を行えるように、音パターン設定キーを入力装置11
に設置しておくのもよい。
【0013】ユーザは、ステップS14において表示装
置12に表示される指示に従って、パスワードのキー入
力時の操作確認音として、希望する音を選択し設定が完
了する。次に、ATMシステムは、マッピング装置21
において、ユーザがパスワード入力する際に発音するよ
うに設定した任意の音と、パスワード入力に使用される
キーに対してのマッピングを行う(S15)。またこの
とき、マッピング装置21は、パスワード以外のキー入
力に対応するために、パスワード入力時に使用するキー
以外のキーとユーザが設定した以外の音とのマッピング
も行う。次に、ATMの制御装置2は、マッピング情報
記憶装置22にマッピング情報を保存する(S16)。
マッピング情報は、顧客の識別番号、たとえば口座番号
等と共にマッピング情報記憶装置22へ保存される。そ
して、端末装置1は、音パターンの設定を終了する。
【0014】上記の様に音パターン設定を行うことで、
ATMシステムは、各ユーザのパスワード入力に対して
出力する操作確認音の音パターンの設定を行う事ができ
る。また、通常利用されている電子音たとえば複数の正
弦波を周波数変調した音以外にも、端末装置1にPCM
(パルス符号変換)音源LSI等を搭載させる事により、
PCM音源LSIに録音した楽器などの音を出力する様
にしても良い。
【0015】ここで、パスワードと操作確認音の例を挙
げる。例えば、あるユーザのパスワードが例えば987
6の4桁で構成される場合で、ユーザが設定した音のパ
ターンがミ、ミ、ソ、ラの音だった場合について説明す
る。この場合の音パターン設定例を図3に示す。図3に
おいて、(a)は、パスワード入力時、1桁目に入力さ
れる可能性のあるキーと、そのキーに対応付けられてい
る音との関係を示す。ユーザは、音パターン設定画面
で、パスワードの最初の桁の9にミの音を設定した。よ
って、図3(a)に示される通り、最初に入力される可
能性のキーの内9にはミの音が対応付けられていること
が分かる。またここで、間違ったキー入力の際には、特
定周波数のブザー音を出力して、ユーザに間違いを気付
かせてもよいがセキュリティ面で不安が残る。そこでパ
スワード入力時のパスワード以外のキーには、ユーザの
設定した以外の音がランダムに設定される。以下、パス
ワード入力の2から4桁目に入力される可能性のあるキ
ーと、そのキーに対応付けられている音との関係につい
て、図3(b)から(d)に示す。たとえば、実際の利
用時には、パスワード入力画面で、最初のキー入力が9
のとき端末装置1は、ミの音を出力する。このとき、間
違ったパスワードを入力した場合、すなわち9以外の数
字を入力した場合端末装置1は、ユーザが設定した以外
の音を出力する。
【0016】2番目に入力された数字が8のとき端末装
置1は、ミの音を出力する。このとき、間違ったパスワ
ードすなわち8以外を入力した場合端末装置1は、ユー
ザが設定した以外の音を出力する。また、パスワードの
最初に入力する桁の9を入力してもミの音は出力されな
い。
【0017】3番目に入力された数字が7のとき端末装
置1は、ソの音を出力する。このとき、間違ったパスワ
ードすなわち7以外を入力した場合端末装置1は、ユー
ザが設定した以外の音を出力する。また、パスワードの
最初に入力する桁の9を入力してもミの音は出力されな
い。また、パスワードの2番目に入力する桁の8を入力
してもミの音は出力されない。
【0018】4番目に入力された数字が6の時端末装置
1は、ラの音を出力する。このとき、間違ったパスワー
ドすなわち6以外を入力した場合端末装置1は、ユーザ
が設定した以外の音をランダムに設定した音を出力す
る。またパスワードの最初に入力する桁の9を入力して
もミの音は出力されない。また、パスワードの2番目に
入力する桁の8を入力してもミの音は出力されない。ま
た、パスワードの3番目に入力する桁の7を入力しても
ラの音は出力されない。
【0019】このように、マッピング装置21でマッピ
ングを行ない、各ユーザのマッピング情報として作製す
る。この作製したマッピング情報をマッピング情報記憶
装置22に保存する。パスワード入力時の操作キーと出
力される操作確認音が1対1の関係ではないため、他人
が音パターンを聞いても、パスワードを推測する事は難
しい。
【0020】次に、ATMの端末装置1にパスワードが
入力され、任意の操作確認音を出力する際のフローチャ
ートを図4に示す。まず、ATMの端末装置1は、挿入
されたキャッシュカード又は通帳から、ユーザの個人情
報たとえば口座番号等を読み取る(S21)。次に、AT
Mシステムは、個人情報に従ってマッピング情報記憶装
置22からマッピング情報を読み取る(S22)。次
に、端末装置1は、ユーザからのパスワード入力を受け
付ける(S23)。次に、端末装置1は、ユーザからの
パスワードのキー入力毎に、マッピング情報に基づいて
操作確認音を出力する(S24)。
【0021】ここで、操作確認音出力の際、ATMの端
末装置1内の処理フローチャートを図5に示す。まず、
端末装置1は、ユーザから入力されたパスワードが正確
か、否かを判断する(S31)。ここで、端末装置1は、
パスワードが正しい場合は、マッピング情報に基づいて
ユーザの設定した操作確認音を出力する(S32)。ま
た、端末装置1は、パスワードが正しくない場合は、マ
ッピング情報に基づき、ユーザの設定した操作確認音と
は異なる操作確認音を出力する(S33)。
【0022】このように、ATMの端末装置1へのパス
ワード入力を間違えた場合、操作確認音が正常な場合と
異なる。そのためユーザは、操作確認音を聞き分ける事
により、パスワード入力を間違えたことに気付くことが
できる。
【0023】次に本発明の第2の実施形態について説明
する。本発明を利用したコンピュータシステムの例とし
て、ATMシステムを例に説明する。図6に示すATM
システムは、キーボード、タッチパネル等の入力装置1
1、ユーザへの指示案内や情報を表示するCRT等の表示
装置12、記憶媒体4や通帳の情報を読み取るデータ読
取装置13、音源14、スピーカ15を有するATMの
端末装置1と、マッピング装置21を有し、端末装置1
を制御する制御装置2と、端末装置1と制御装置2との
間を通信で結ぶ通信手段3と、ICチップ41を実装し
た記憶媒体4とから構成されている。また図6には示し
ていないが、ATMの端末装置1には、現金入出力装置
等を備えるものとする。
【0024】本発明の第1の実施形態では、ユーザが、
パスワード入力キーに対して操作確認音を任意に設定し
てコンピュータシステムを利用していた。しかし、ユー
ザによっては、操作確認音を任意に設定する操作が面倒
に感じることもある。また、ユーザは、システム側にデ
ータを残す事によって、特に、データの保存や管理をす
る必要は無かった。つまり、システム管理者側にとって
は、ユーザが任意に操作確認音を決めるためのシステム
と任意に決められた操作確認音を保存、管理するシステ
ム等が必要であった。
【0025】第2の実施形態では、ATMシステムに利
用するキャッシュカードを、現在利用されている磁気カ
ードよりも多くのデータを保存することのできる、記憶
媒体4を利用する。記憶媒体4として例えば、プラスチ
ックカードにICチップ41を実装した、ICカード、
メモリースティック、スマートメディア等を用いる。
【0026】まず、キャッシュカードとして利用する記
憶媒体4として、本実施形態ではICカードを用いる。
このICカードに、操作確認音のマッピング情報を、予
め記憶させておく。このマッピング情報は、ICカード
毎に異なることは言うまでもない。
【0027】マッピング情報は、例えば0から9までの
10個の数字に対して、各々の数字に例えば2オクター
ブの音階の中から任意の1つを付与する場合、異なるパ
ターンが約2890億通りあるため、ほぼ無限に音源パ
ターン資源を利用できる。数字と操作確認音のマッピン
グの一例を下記に示す。下記でたとえば0→ファは、ユ
ーザから0の入力があった場合ファの音を出力する様に
マッピングを行うことを示す。また、ミhは、標準のミ
音に対して1オクターブ高い音階である。0→ファ、1
→ド、2→ミh、3→ラ、4→ドh、5→レh、6→
ミ、7→ソ、8→シ、9→ソh。
【0028】次に、操作確認音出力時の端末装置内の処
理フローチャートを図7に示す。まずATMの端末装置
1のデータ読取装置13にキャッシュカードを挿入す
る。データ読取装置13は、挿入されたキャッシュカー
ドからユーザの個人情報たとえば口座番号等とマッピン
グ情報を読み取る(S41)。次に、端末装置1は、ユ
ーザからのパスワード入力を入力装置11によって受け
付ける(S42)。次に、端末装置1は、ユーザからの
パスワード入力を受け、キャッシュカードから読み取っ
たマッピング情報に基づいて、操作確認音を出力する
(S43)。
【0029】操作確認音を出力する際、ATMの端末装
置1内の処理は、第1の実施形態と同様に行う。まず端
末装置1は、ユーザからパスワード入力を受け、パスワ
ードが正確か、否かを判断する。ここで、端末装置1
は、パスワードが正しい場合は、ユーザの所持する記憶
媒体に保存されているマッピング情報に基づいて操作確
認音を出力し、パスワードが正しくない場合は、マッピ
ング情報に基づき操作確認音を出力する。
【0030】このように、ユーザがATMの端末装置1
ヘのパスワード入力を間違えた場合、操作確認音が正確
なパスワード入力の場合と異なる。そのためユーザは、
操作確認音を聞き分けることにより、パスワード入力を
間違えたことに気付くことができる。また、マッピング
情報を記憶媒体4に保存することにより、マッピング情
報の設定、登録、管理をコンピュータシステム上におい
て省力化できる。
【0031】また、上記実施形態では、コンピュータシ
ステムの例として、ATMシステムを説明したが、取引
に必要な情報を入力する手段を備えた他のコンピュータ
システムでもよい。例えば、携帯端末を用いてパスワー
ドを入力する手段を備えた、携帯電話サービスシステム
などでもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明は、コンピュ
ータシステムにパスワードや、取引に必要な情報の入力
を要する場面で、入力を間違えた場合、コンピュータシ
ステムの操作確認音が正常な場合と異なる。そのため、
ユーザは、パスワード入力を間違えたことに気付くこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における、コンピュー
タシステムの概要ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における、操作確認音
の設定処理のフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態における、音パターン
例の図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における、任意の操作
確認音を出力する際のフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態における、端末装置内
の処理フローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態における、コンピュー
タシステムの概要ブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における、端末装置内
の処理フローチャートである。
【符号の説明】
1. 端末装置 2. 制御装置 3. 通信手段 4. 記憶媒体 11. 入力装置 12. 表示装置 13. データ読取装置 14. 音源 15. スピーカ 21. マッピング装置 22. マッピング情報記憶装置 41. ICチップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA07 BA05 BB03 5B020 CC15 DD02 GG04 JJ07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置を備えたコンピュータシステム
    の操作確認音の出力方法において、 前記入力装置のキー入力に対して、任意の操作確認音と
    しての音パターンを設定する音パターン設定行程と、 前記音パターンに基づき、前記入力装置のキー入力に対
    応する操作確認音をマッピング情報として設定するマッ
    ピング工程と、 前記マッピング工程にて設定された前記マッピング情報
    を前記コンピュータシステムの記憶装置に記憶する記憶
    工程と、 前記記憶工程で前記記憶装置に記憶された前記マッピン
    グ情報を読み取る読取工程と、 前記入力装置より、情報をキー入力する毎に、当該キー
    に対応した、前記マッピング情報に基づいた操作確認音
    を、前記コンピュータシステムから出力する出力行程
    と、を含むことを特徴とするコンピュータシステムの操
    作確認音の出力方法。
  2. 【請求項2】パスワード入力装置を備えたコンピュータ
    システムの操作確認音の出力方法において、 前記コンピュータシステムのパスワード入力のキー入力
    に対して、任意の操作確認音としての音パターンを設定
    する音パターン設定工程と、 前記音パターンに基づき、前記パスワード入力装置のキ
    ー入力に対応する操作確認音をマッピング情報として設
    定するマッピング工程と、 前記マッピング工程にて設定された前記マッピング情報
    を前記コンピュータシステムの記憶装置に記憶する記憶
    工程と、 前記記憶工程で前記記憶装置に記憶された前記マッピン
    グ情報を読み取る読取工程と、 前記入力装置より、パスワードをキー入力する毎に、前
    記マッピング情報に基づいた操作確認音を、前記コンピ
    ュータシステムから出力する出力工程と、を含むことを
    特徴とするコンピュータシステムの操作確認音の出力方
    法。
  3. 【請求項3】入力装置を備えたコンピュータシステムの
    操作確認音の出力装置において、 前記入力装置のキー入力に対して任意の操作確認音とし
    ての音パターンを設定する音パターン設定手段と、 前記音パターンに基づき、前記入力装置のキー入力に対
    応する操作確認音をマッピング情報として設定するマッ
    ピング手段と、 前記マッピング手段にて設定された前記マッピング情報
    を前記コンピュータシステムの記憶装置に記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段で前記記憶装置に記憶された前記マッピン
    グ情報を読み取る読取手段と、 前記入力装置のキーにより、情報がキー入力される毎
    に、前記マッピング情報に基づいた操作確認音を、前記
    コンピュータシステムから出力する出力手段と、を備え
    たことを特徴とするコンピュータシステムの操作確認音
    の出力装置。
  4. 【請求項4】パスワード入力装置を備えたコンピュータ
    システムの操作確認音の出力装置において、 前記パスワード入力装置のパスワード入力のキー入力に
    対して任意の操作確認音をとしての音パターンを設定す
    る音パターン設定手段と、 前記音パターンに基づき、前記パスワード入力装置のキ
    ーに対応する操作確認音をマッピング情報として設定す
    るマッピング手段と、 前記マッピング手段にて設定された前記マッピング情報
    を前記コンピュータシステムの記憶装置に記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段で前記記憶装置に記憶された前記マッピン
    グ情報を読み取る読取手段と、 前記入力装置のキーにより、パスワードがキー入力され
    る毎に、前記マッピング情報に基づいた操作確認音を、
    前記コンピュータシステムから出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とするコンピュータシステムの操作
    確認音の出力装置。
  5. 【請求項5】入力装置と、記憶媒体と接続する装置とを
    備えたコンピュータシステムの操作確認音の出力方法に
    おいて、 前記コンピュータシステムの前記操作確認音を設定する
    情報としてのマッピング情報を記憶した記憶媒体と、 前記記憶媒体と前記コンピュータシステムを接続し、前
    記コンピュータシステムが前記マッピング情報を読み取
    るデータ読取工程と、 前記入力装置へのキー入力を受けた際に、当該キー入力
    に対応した前記データ読取工程で読み取った当該マッピ
    ング情報に基づいた操作確認音を、前記コンピュータシ
    ステムから出力する出力工程と、を含むことを特徴とす
    るコンピュータシステムの操作確認音の出力方法。
  6. 【請求項6】入力装置と、記憶媒体と接続する装置とを
    備えたコンピュータシステムの操作確認音の出力装置に
    おいて、 前記コンピュータシステムの前記操作確認音を設定する
    情報としてのマッピング情報を記憶した記憶媒体と、 前記記憶媒体と前記コンピュータシステムを接続し、前
    記コンピュータシステムが前記マッピング情報を読み取
    るデータ読取手段と、 前記入力装置へのキー入力を受けた際に、当該キー入力
    に対応した前記データ読取手段で読み取った当該マッピ
    ング情報に基づいた操作確認音を、前記コンピュータシ
    ステムから出力する出力手段と、を備えたことを特徴と
    するコンピュータシステムの操作確認音の出力装置。
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