JP2002263109A - 外科用処置具 - Google Patents
外科用処置具Info
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Abstract
る操作範囲、最大首振り時の自由度の減少操作)を軽減
し、簡単な操作で複雑な動きを実現させる。 【解決手段】 制御部42は、ROM43に格納された
プログラムに従ってRAM44を作業領域としてアクチ
ュエータ41a,41b,41c,41dを駆動する駆
動部45を制御するCPU46からなり、CPU46に
対する制御指示が操作ハンドル4の外装面に設けられた
操作スイッチ47により行われるようになっている。制
御部42及び駆動部45にはバッテリからなる電源部4
8より電力が供給されるようになっている。
Description
部に設けられた操作部を操作し、先端部の回動及び開閉
して外科手術を行う外科用処置具に関する。
は、マスタースレーブ方式を用いたものがある。すなわ
ち、実際の作業環境に設置されたスレーブマニピュレー
タを動作させるために、スレーブマニピュレータに類似
した構造を有するマスターマニピュレータを操作者が直
接手で持って操作する方式である。
2000−12826号では、挿入部の向きを変えるこ
となく、ハンドルを回動させて処置部の向きを変えるこ
とができ、容易に組織を縫合、結紮するマニュアル式多
自由度鉗子が提案されている。
スレーブなどに代表される装置は、先端の鉗子多自由度
で操作させるために、大変大掛かりな装置になってしま
うといった問題がある。また、装置の可動範囲の限界位
置では、充分な先端自由度を生かせないといった問題が
ある。
は、鉗子先端の左右首振り角が大きいほど鉗子の開閉や
ねじり(先端回転)動作において術者の手元操作がやり
ずらいといった問題がある。また、紺子先端の動き、特
に左右首振り、前後首振り、先端開閉、ねじり(先端回
転)の動作を組み合わせて操作が必要な場合、前記のよ
うな動作が含まれてくると、非常に操作しづらいといっ
た問題がある。
であり、手元操作における物理的制約(重量、広すぎる
操作範囲、最大首振り時の自由度の減少操作)を軽減
し、簡単な操作で複雑な動きを実現させることのできる
外科用処置具を提供することを目的としている。
用処置具は、所定の駆動力を受けて所定の動作を行う先
端機能部と、前記先端機能部に所定の駆動力を付与する
駆動力付与手段と、前記先端機能部が行う前記複数種類
の動作パターンを記憶した記憶手段と、前記記憶手段に
記憶された前記複数種類の動作パターンのうち、所望の
動作バターンを選択して指示する動作パターン選択指示
手段と、前記動作パターン選択指示手段で選択指示され
た動作パターンに対応した動作パターンを前記記憶手段
から呼び出して前記駆動力付与手段による前記先端機能
部の駆動制御を行う機能部駆動制御手段とを備えて構成
される。
の駆動力を受けて所定の動作を行う先端機能部と、前記
先端機能部に所定の駆動力を付与する駆動力付与手段
と、前記駆動力付与手段の駆動力により前記先端機能部
が所定の動作を行うよう、前記駆動力付与手段を制御す
るための制御プログラムを記憶した記憶手段と、前記記
憶手段に記憶されたプログラムの実行を指示する指示手
段と、前記指示手段により前記動作プログラムの実行が
指示されたとき、前記プログラムを所定のパラメータで
実行し前記複数の駆動力付与手段の駆動制御を行う駆動
制御手段とを備えて構成される。
の駆動力を得て複数種類の動作を連続して行うことで所
定の動作パターンを実行する先端機能部と、前記先端機
能部が複数種類の動作を行う様、前記先端機能部に前記
複数の駆動力を付与する複数の駆動力付与手段と、前記
複数の駆動力付与手段からの駆動力により前記先端機能
部が所定の動作を行う様、前記駆動力付与手段を制御す
るための制御プログラムを記憶した記憶手段と、前記記
憶手段に記憶されたプログラムの実行を指示する指示手
段と、前記指示手段により前記動作プログラムの実行が
指示されたとき、前記プログラムを所定のパラメータで
実行し、前記複数の駆動力付与手段の駆動制御を行う駆
動制御手段とを備えて構成される。
の実施の形態について述べる。
に係わり、図1は電動鉗子の外観を示す外観図、図2は
図1の操作ハンドル内の設けられた制御部の構成を示す
ブロック図、図3は図2の操作スイッチの構成を示す
図、図4は図1の処置部の先端を真っ直ぐにした状態の
側面図、図5は図4のA−A線断面を示す断面図、図6
は図1の電動鉗子の動きを説明する第1の図、図7は図
1の電動鉗子の動きを説明する第2の図、図8は図1の
電動鉗子の動きを説明する第3の図、図9は図1の電動
鉗子の動きを説明する第4の図、図10は図1の電動鉗
子の動きを説明する第5の図、図11は図1の電動鉗子
の動きを説明する第6の図、図12は図1の電動鉗子の
動きを説明する第7の図、図13は図1の電動鉗子の動
きを説明する第8の図、図14は図1の電動鉗子の動き
を説明する第9の図、図15は図1の電動鉗子の動作を
説明するための座標系を示す図、図16は図2のCPU
による電動鉗子の手動制御の処理の流れを示すフローチ
ャート、図17は図2のCPUによる電動鉗子の自動制
御の処理の流れを示す第1のフローチャート、図18は
図2のCPUによる電動鉗子の自動制御の処理の流れを
示す第2のフローチャート、図19 は図18の処理に
よる組織の縫合を説明する図、図20は図18の処理の
変形例の処理の流れを示すフローチャート、図21は図
2の制御部の変形例の構成を示すブロック図、図22は
図2の操作スイッチの変形例の構成を示す図である。
処置具である電動鉗子1は、体腔内に挿入される挿入部
2と、挿入部2の先端部に設けられた処置部3と、挿入
部2の基端部に設けられた操作ハンドル4とから構成さ
れている。
に、後述する第1ないし第3の駆動棒5,6,7を駆動
すると共に挿入部内を回転させる複数、例えば4つのモ
ータ及びエンコーダからなるアクチュエータ41a,4
1b,41c,41dが設けられ、これらアクチュエー
タ41a,41b,41c,41dを操作ハンドル4内
に設けられた制御部42により制御することで、処置部
3を左右、上下、開閉、長手軸方向に回転させることが
できるようになっている。
ログラムに従ってRAM44を作業領域として上記アク
チュエータ41a,41b,41c,41dを駆動する
駆動部45を制御するCPU46からなり、CPU46
に対する制御指示が操作ハンドル4の外装面に設けられ
た操作スイッチ47により行われるようになっている。
制御部42及び駆動部45にはバッテリからなる電源部
48より電力が供給されるようになっている。
処置部3の左方向への駆動を指示する「左」スイッチ4
7aと、処置部3の右方向への駆動を指示する「右」ス
イッチ47bと、処置部3の上方向への駆動を指示する
「上」スイッチ47cと、処置部3の下方向への駆動を
指示する「下」スイッチ47dと、処置部3への把持部
の開閉駆動を指示する「開」スイッチ47e及び「閉」
スイッチ47fと、処置部3の長手軸方向左回転を指示
する「左回転」スイッチ47hと、処置部3の長手軸方
向右回転を指示する「右回転」スイッチ47gと、後述
する種々の動作の選択実行を指示する「選択実行」スイ
ッチ47iとから構成されている。
パイプによって構成され、図4のA−A線断面図である
図5に示すように、この内部には細径棒から成る第1の
駆動棒5と第2の駆動棒6及び第3の駆動棒7が平行に
支持部材2aに支持され挿通されている。第1の駆動棒
5は挿入部2の軸心より上側に沿って配置され、第2と
第3の駆動棒6、7は挿入部2の軸心より下側で左右対
称的に配置され、且つ軸方向に独立して進退自在であ
る。
部2の先端部には、前方に向かって突出する剛性を有す
る支持部8が一体に設けられている。支持部8の先端部
には、すり割り8aが設けられ、このすり割り8aに
は、挿入部2の軸方向と直交するリンクピン9によって
左右方向に回勅する回動板10が連結されている。
する方向に第1のピン11が固定され、この第1のピン
11には、第1のジョー12の基端部は回動自在に支持
されている。第1のジョー12の基端部には、屈曲部1
2 aが設けられ、この屈曲部12aには、後述する手
段によって第2及び第3の駆動棒6、7が連結されるよ
うになっている。
ン13によって第2のジョー14が回動自在に連結され
ており、第1のジョー12と第2のジョー14は第2の
ピン13を支点として回動自在である。第2のジョー1
4の基端部には、第1の連結ピン15を介して第1の連
結部材16の一端が回動自在に連結され、第1の連結部
材16の他端は左右方向のピン17を介して第2の連結
部材18が連結されている。
ピン19を介して前記第1の駆動棒5の先端部に回動自
在に連結されている。また、前記第1のジョー12の屈
曲部1 2 aには、第3の連結ピン20を介して第3の
連結部材21が連結されている。
向に幅広であり、この基端側には第4の連結ピン22と
第5の連結ピン23が左右方向に設けられている。
2の駆動棒と連結され、第5の連結ピン23は、第3の
駆動棒7と連結されている。
ば、図6に示すように、第1の駆動棒5を後退させると
共に、第2及び第3の駆動棒6、7を同時に前進させる
と、第1と第2のジョー12、14が開き、第1及び第
2のジョー12、14は長手軸方向に平行となる。
1の連結部材16、第2の連結部材18を介して第2の
ジョー14の基端部を押すため、第2のジョー14は、
第1のピン11を支点として回動して第1と第2のジョ
ー12、14が閉じる。このとき第2及び第3の駆動棒
6、7を同時に前進させると、第1及び第2のジョー1
2、14は長手軸方向に平行となり、図4に示した状態
となる。
棒6、7を同時に後退させると、図7に示すように、第
3の連結部材21を介して第1のジョー12の基端部を
後方へ引くため、第1のジョー12が第1のピン11を
支点として回動し、第2のジョー14は、第1の連結ピ
ン15を支点として同方向に回動し、挿入部2の軸に対
して第1及び第2のジョー12、14をほぼ直角まで回
動させることができる。
させると、第1及び第2の連結部材16、18を介して
第2のジョー14の基端部が前方へ押されるため、第2
のジョー14は、図8に示すように、第2のピン13を
支点として回動し、第1と第2のジョー12、14が閉
じる。
棒6、7を同時に中間位置に位置させ、第1の駆動棒5
を後退させると、図9に示すように、第3の連結部材2
1を介して第1のジョー12の基端部を前方へ引くた
め、第1のジョー12が第1のピン11を支点として回
動し、第2のジョー14は、第1の連結ピン15を支点
として同方向に回動し、挿入部2の軸に対して第1及び
第2のジョー12、14をほぼ45度まで回動させるこ
とができる。このとき第1の駆動棒5を前進させると、
図10に示すように、第1及び第2の連結部材16、1
8を介して第2のジョー14の基端部が前方へ押される
ため、第2のジョー14は、第2のピン13を支点とし
て回動し、第1と第2のジョー12、14が閉じる。
駆動棒7を前進させると、リンクピン9を支点として回
動板10が左方向に回動するため、図11に示すよう
に、第1と第2のジョー12、14は、リンクピン9を
支点として左方向に回動する。第2の駆動ピン6を後退
させ、第3の駆動棒7を前進させると、リンクピン9を
支点として回動板10が左方向に回動するため、第1と
第2のジョー12、14は、リンクピン9を支点として
左方向に回動する。逆に、第2の駆動棒6を前進させ、
第3の駆動棒7を後退させると、リンクピン9を支点と
して回動板10が右方向に回動するため、第1と第2の
ジョー12、14は、リンクピン9を支点として右方向
に回動する。
状態で、アクチュエータ41dを駆動することにより、
図12あるいは図14に示すように挿入部2を長手軸方
向に回転させることができる。
態の作用について説明する。図15に示すように、処置
部3の駆動座標系(X、Y、Z、R、θ、A)を取ると
き、術者は操作スイッチ47を操作することで、処置部
3の姿勢を変更することができる(手動制御)。
イッチ47aあるいは「右」スイッチ47bが押される
と、ステップS1で「左」スイッチ47aの場合は−R
方向に処置部3を制御し、「右」スイッチ47bの場合
は+R方向に処置部3を制御する(図15参照)。
「下」スイッチ47dが押されると、ステップS2で
「上」スイッチ47cの場合は−A方向に処置部3を制
御し、「下」スイッチ47bの場合は+A方向に処置部
3を制御する(図15参照)。
は「右回転」スイッチ47hが押されると、ステップS
3で「左回転」スイッチ47gの場合は−θ方向に処置
部3を制御し、「右回転」スイッチ47hの場合は+θ
方向に処置部3を制御する(図15参照)。
は「閉」スイッチ47fが押されると、ステップS4で
「開」スイッチ47eの場合は開閉角を+方向に処置部
3を制御し、「閉」スイッチ47fの場合は開閉角を−
方向に処置部3を制御する。
PU46により複数のスイッチが同時にオンされた場合
には上記のステップS1ないしステップS4の処理が協
調され同時処理(あるいは平行処理)され、スムースな
動作協調により処置部3が制御される。
3に複数の動作プログラムが格納されており、CPU4
6は、処置部3の姿勢に基づき術者が選択した動作モー
ド(例えば組織を縫合する第1動作モード、組織を把持
する第2動作モード、組織を剥離する第3動作モード
等)に応じた操作を術者の1操作のみで行うことができ
る。
S11ないしステップS16において、動作モードの選
択を待つ。デフォルトではステップS11に示すよう
に、動作モードは第1動作モードとなっており、この状
態でステップS12で術者が「選択実行」スイッチ47
iをオンすると、ステップS13で動作モードが第2動
作モードになり、さらにこの状態でステップS14で術
者が「選択実行」スイッチ47iをオンすると、ステッ
プS15で動作モードが第2動作モードになり、ステッ
プS14で術者が「選択実行」スイッチ47iをオンす
る動作モードが第1動作モード戻る。
テップS17で術者が「選択実行」スイッチ47iを例
えば1秒以内に2回オン(ダブルクリック)すると、ス
テップS18で後述する選択された動作モードの処理を
実行(動作モード:自動制御)し、ステップS17「選
択実行」スイッチ47iがダブルクリックされない場合
には、ステップS19で上記図16で説明した姿勢変更
処理が術者の操作スイッチの47の各操作で可能とな
り、スムースな動作協調により処置部3が制御され、所
望の姿勢に変更ができる。
を、動作モードが組織を縫合する第1動作モードの場合
を例に説明する。
19の姿勢変更処理により処置部3を所望の姿勢に縫合
針を把持した状態として、ステップS18の動作モード
処理に移行する。
CPU46は、ステップS31で処置部3の現在の先端
姿勢を検知し、ステップS32で組織に対して先端角度
が0度かどうか判断し、0度の場合にはステップS33
で軸旋回協調動作制御を実行し処理を終了する。先端角
度が0度でない場合は、ステップS34で組織に対して
先端角度が90度かどうか判断し、90度の場合にはス
テップS35で第2の駆動棒6及び第3の駆動棒7の協
調動作制御を実行し処理を終了する。また、先端角度が
0度を越え90度未満の場合には、ステップS36で軸
旋回協調動作制御、第2の駆動棒6及び第3の駆動棒7
の協調動作制御を実行し処理を終了する。
り、図19(a)に示すように、第1の駆動棒5を後退
させ、第1と第2のジョー12、14を挿入部2の軸線
に対してほぼ直角に回動して下向きにした状態とし、ス
テップS35の処理により、第1と第2のジョー12、
14(図示せず)によって、糸付きの縫合針5Oを把持
した状態で組織51の切開部52の近傍に縫合針50を
位置して挿入部2の先端部を組織51方向へ押し下げる
と、図19(b)に示すように、縫合針5Oが組織51
に刺される。
1のジョー12の基端部が引かれるため、第1のジョー
12及び第2のジョー14は第1のピン11を支点とし
て前方に回動し、図19(c)に示すように、例えば4
5度回動させ縫合針50が切開部52を有する組織51
に刺され、さらには図19(d)に示すように、例えば
90度まで回動させ縫合針50の先端部が組織51の表
層から突出し、縫合針50の把持を離す。
47iを例えば1秒以内に2回オン(ダブルクリック)
するといった1回の操作を行うだけで、縫合針5Oの軸
線方向に第1と第2のジョー12、14を回動させるこ
とができ、縫合針5Oの結紮が容易且つ自動的に行うこ
とができる。
ー12、14を挿入部2の軸線方向に向けた状態におい
ても、又軸線に対してほぼ直角に下向きに回動変位させ
た状態においても、第1と第2のジョー12、14を回
動して開閉することができ、目的部位に確実にアプロー
チでき、また、縫合のみならず、組織51を把持した
り、剥離したりすることも容易且つ自動的に行うことが
できる。
イッチ47iを例えば1秒以内に2回オン(ダブルクリ
ック)するといった1回の操作を行うだけで、図19
(b)ないし図19(d)の一連の動作が先端姿勢に応
じて協調動作制御されるとしたが、これに限らず、術者
が「選択実行」スイッチ47iを例えば1秒以内に2回
オン(ダブルクリック)すると、図20に示すように、
CPU46は、ステップS41で処置部3の現在の先端
姿勢を検知し、ステップS42で「選択実行」スイッチ
47iがオンされると、ステップS43で現在の先端姿
勢に応じて図19(b)から図19(c)に示したよう
に45度回動させ縫合針50を切開部52を有する組織
51に刺し、さらに、ステップS44で「選択実行」ス
イッチ47iがオンされると、ステップS45で現在の
先端姿勢に応じて図19(d)に示したように、例えば
90度まで回動させ縫合針50の先端部が組織51の表
層から突出し、さらに、ステップS46で「選択実行」
スイッチ47iがオンされると、ステップS47で縫合
針50の把持を離すようにしてもよい。
4内に外部機器あるいはメモリカード等と通信可能な通
信I/F部100を設け、さらに制御部42内にプログ
ラム記憶部101を設けることで、通信I/F部100
を介して外部機器あるいはメモリカードに記憶した種々
の動作モードのプログラムをプログラム記憶部101に
ロードすることで、CPU46がこのプログラム記憶部
101にアクセスすることで、様々な動作に対応したス
ムースな協調動作を処置部3にさせることが可能とな
る。
うなジョイスティック110により構成してもよい。ま
た、音声認識手段を制御部42に設けることで音声によ
り操作を行うようにしてもよい。
端の自由度をアクチュエータ41a,41b,41c,
41dにより「4」としたが、2つのアクチュエータに
より処置部3の先端の自由度を「2」としても、十分操
作性を向上させることができるのは言うまでもない。
定の処置を行う外科用処置具において、少なくとも、前
記先端機能部を所定の第1の方向に偏向する第1の偏向
手段と、前記先端機能部を前記第1の方向とは異なる所
定の第2の方向に偏向する第2の偏向手段と、前記第1
の偏向手段を駆動して前記先端機能部を第1の方向に偏
向する第1の駆動手段と、前記第2の偏向手段を駆動し
て前記先端機能部を第2の方向に偏向する第2の駆動手
段と、前記第1、第2の駆動手段による前記先端機能部
の動作を所望の動作とする動作プログラムを記憶した記
憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記動作プログラ
ムの実行を指示する指示手段と、前記指示手段により前
記動作プログラムの実行が指示されたとき、前記動作プ
ログラムを所定のパラメータで実行し、前記複数の駆動
力付与手段の駆動制御を行う駆動制御手段とを有するこ
とを特徴とする外科用処置具。
知する姿勢検知手段と、前記姿勢検知手段で検知された
前記先端機能部の姿勢に応じて前記パラメータを設定す
るパラメータ設定手段と、をさらに有することを特徴と
する付記項1に記載の外科用処置具。
元操作における物理的制約(重量、広すぎる操作範囲、
最大首振り時の自由度の減少操作)を軽減し、簡単な操
作で複雑な動きを実現させることができるという効果が
ある。
示す外観図
成を示すブロック図
面図
系を示す図
理の流れを示すフローチャート
理の流れを示す第1のフローチャート
理の流れを示す第2のフローチャート
ローチャート
図
8)
の駆動力を受けて所定の動作を行う先端機能部と、前記
先端機能部に所定の駆動力を付与する駆動力付与手段
と、前記先端機能部が行う前記複数種類の動作パターン
を記憶した記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記
複数種類の動作パターンのうち、所望の動作パターンを
選択して指示する動作パターン選択指示手段と、前記動
作パターン選択指示手段で選択指示された動作パターン
に対応した動作パターンを前記記憶手段から呼び出して
前記駆動力付与手段による前記先端機能部の駆動制御を
行う機能部駆動制御手段とを備えて構成される。
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の駆動力を受けて所定の動作を行う
先端機能部と、 前記先端機能部に所定の駆動力を付与する駆動力付与手
段と、 前記先端機能部が行う前記複数種類の動作パターンを記
憶した記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記複数種類の動作パターン
のうち、所望の動作バターンを選択して指示する動作パ
ターン選択指示手段と、 前記動作パターン選択指示手段で選択指示された動作パ
ターンに対応した動作パターンを前記記憶手段から呼び
出して前記駆動力付与手段による前記先端機能部の駆動
制御を行う機能部駆動制御手段とを備えたことを特徴と
する外科用処置具。 - 【請求項2】 所定の駆動力を受けて所定の動作を行う
先端機能部と、 前記先端機能部に所定の駆動力を付与する駆動力付与手
段と、 前記駆動力付与手段の駆動力により前記先端機能部が所
定の動作を行うよう、 前記駆動力付与手段を制御するための制御プログラムを
記憶した記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたプログラムの実行を指示する
指示手段と、 前記指示手段により前記動作プログラムの実行が指示さ
れたとき、前記プログラムを所定のパラメータで実行し
前記複数の駆動力付与手段の駆動制御を行う駆動制御手
段とを備えたことを特徴とする外科用処置具。 - 【請求項3】 複数の駆動力を得て複数種類の動作を連
続して行うことで所定の動作パターンを実行する先端機
能部と、 前記先端機能部が複数種類の動作を行う様、前記先端機
能部に前記複数の駆動力を付与する複数の駆動力付与手
段と、 前記複数の駆動力付与手段からの駆動力により前記先端
機能部が所定の動作を行う様、前記駆動力付与手段を制
御するための制御プログラムを記憶した記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたプログラムの実行を指示する
指示手段と、 前記指示手段により前記動作プログラムの実行が指示さ
れたとき、前記プログラムを所定のパラメータで実行
し、前記複数の駆動力付与手段の駆動制御を行う駆動制
御手段とを備えたことを特徴とする外科用処置具。 - 【請求項4】 前記先端機能部の姿勢を検知する姿勢検
知手段と、 前記姿勢検知手段で検知された前記先端機能部の姿勢に
応じて前記パラメータを設定するパラメータ設定手段と
をさらに有することを特徴とする請求項2または3に記
載の外科用処置具。 - 【請求項5】 前記駆動力付与手段を手動制御する手動
制御手段を有することを特徴とする請求項1,2または
3に記載の外科用処置具。
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