JP2002256795A - 両方向掘削ビット - Google Patents
両方向掘削ビットInfo
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- JP2002256795A JP2002256795A JP2001057724A JP2001057724A JP2002256795A JP 2002256795 A JP2002256795 A JP 2002256795A JP 2001057724 A JP2001057724 A JP 2001057724A JP 2001057724 A JP2001057724 A JP 2001057724A JP 2002256795 A JP2002256795 A JP 2002256795A
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Abstract
提供。 【解決手段】 ブロック状を呈するビット本体2の長手
方向中央には、超硬合金からなる中央チップ3が備えら
れ、中央チップを分断する方向には、楔状突起6を有す
る破砕刃チップ7が備えられる。この破砕刃チップ7
は、正逆回転に伴う掘削に適合するものであり、ビット
本体2の長手方向では、一列状態で配置される場合また
は千鳥状に配置される場合がある。千鳥状配置の場合
は、傾斜面5の空きスペースに補助チップ9を設けるよ
うにすれば、傾斜面5の摩耗が防止できる。
Description
ルド掘削機などに取付けられる両方向掘削ビットに関
し、特に、ビット本体の傾斜面側でも破砕刃チップによ
って掘削作用が機能するようにしたものである。
例えば図17で示されるように、中央穿孔刃22を備えた
掘削機23のスポーク24に取り付けられる。そして、この
両方向掘削ビット21は、中央チップ25の両側に形成され
た傾斜面26の摩耗を防止するため、例えば実公昭7−550
号公報では、ビット本体の中央に設けられた第1の超硬
チップの両側斜面に、第2の超硬チップを備えるように
したものが開示されている。
た公報に開示された両方向掘削ビットは、第2の超硬チ
ップの存在によりビット本体の摩耗を防止できるが、掘
削現場では、より有効な掘削機能を有する両方向掘削ビ
ットの開発が要望されている。
本体の傾斜面に破砕刃チップが備えられることにより、
積極的に掘削作業に機能し得るようにしたものである。
みなされたもので、ブロック状をなすビット本体の長手
方向には、超硬合金からなる中央チップが備えられ、し
かもこの中央チップの両側には、傾斜面がそれぞれ設け
られるようになっている両方向掘削ビットを前提にして
改善したものである。
前記傾斜面には、中央チップを分断する方向で、少なく
とも楔状突起を突出させた超硬合金からなる破砕刃チッ
プが複数個備えられるようにしたものである。これは、
破砕刃チップによって地層にスリットを入れ、しかも砂
利等を破砕できる掘削作業を期待したものである。
角方向で分断し、かつビット本体の長手方向では一列状
態で配置されている場合、ビット本体の長手方向では千
鳥状態で配置されている場合に適用される。
の場合には、破砕刃チップの反対側にある傾斜面の空き
スペースには、摩耗防止用の補助チップが備えられるよ
うにしてもよい。
一実施例について、図を参照しながら説明する。
ト1を示したもので、ブロック状を呈する鋼製のビット
本体2には、超硬合金からなる中央チップ3が長手方向
中央に延びる取付け溝4内で分割された状態で備えられ
ている。
れた傾斜面5には、中央チップ3を分断する方向で、楔
状突起6を突出させるようにした同じく超硬合金からな
る破砕刃チップ7が取付け溝8内に備えられている。こ
の破砕刃チップ7は、図示の場合、中央チップ3を略直
角方向に分断し、かつビット本体2の長手方向で3個備
えられ、長手方向を基準にして一列状態に配置されてい
る。
面5に対して、同一平面で連続する傾斜面3aを有し、こ
の傾斜面3a, 5が掘削機23の正逆回転に伴う掘削上のす
くい面を形成する。
うに取付け溝4内に備えられ、通常ろう付けによって固
定される。この取付け溝4の形状については、図3では
平行側面を有する場合、また図4(a)では鈍角のV底面
を有する場合、図4(b)では直角のV底面の場合がそれ
ぞれ示されている。
ト1における変形例を示ししたもので、長手方向の一端
部には、一対の斜截面8を形成したものである。
掘削ビット1は、ビット本体2が、例えば図8で示され
るような掘削機23のスポーク24に溶接などによって取付
けられる。この場合、図8は、従来の技術で述べた図17
に示す掘削機23の一部を拡大した平面図で、スポーク24
には、本発明の両方向掘削ビット1を最外周側及びその
内側に取付けるようにしたものである。
す両方向掘削ビット1であって、4個からなる破砕刃チ
ップ7は、中央チップ3を直角方向で分断するととも
に、ビット本体2の長手方向では、千鳥状配置になって
いるものである。これは、破砕刃チップ7の配置に変化
を与えて、掘削作業を有効にする配慮である。
の実施例を示す両方向掘削ビット1であって、千鳥状に
配置された破砕チップ7の反対側にある傾斜面5の空き
スペースには、傾斜面5の摩耗を防止する補助チップ9
が備えられるようにしたものである。この場合、この補
助チップ9は、ビット本体2の傾斜面5に対して直接ろ
う付けしたものであり、しかも中央チップ3側にある端
部には、尖端部分10が形成されたものである。この尖端
部分10は、掘削屑の乗り越えによる排出を考慮したもの
である。
に沿って得られる断面図であって、図15に対応した変形
例を示したものである。そして、図16(a)は、補助チッ
プ9を受け入れるチップ座11を形成したもので、補助チ
ップ9の傾斜面9aが、ビット本体2の傾斜面5と同一平
面となるようにしたものである。また図16(b)は、ビッ
ト本体2の傾斜面5に形成されたチップ座11の傾斜を強
くしたものである。これも背面掘削による摩耗を防止す
る配慮である。
状突起6については、円弧状のものを例示したが、曲線
状、波形形状、多角形状など他の形状に変更できること
は勿論である。
本体2に備えられた中央チップ3の両側に形成された傾
斜面5には、中央チップ3を分断するようにした楔状突
起6を有する破砕刃チップ7が備えられるようにした両
方向掘削ビット1を提供するものである。
は、中央チップ3の掘削に加えてより有効な破砕刃チッ
プ7による掘削が期待できるものである。特に破砕刃チ
ップ7は、楔状突起6が地層に対してスリットを付加す
るように機能することから、この地層部分が緩んで中央
チップ3の掘削を有効に機能させる。このようなことか
ら、本発明の両方向掘削ビット1は、シールドなどの掘
削機において、掘削長を増加させ、またビット本体2の
傾斜面5に発生する背面摩耗も補助チップ9を備えるこ
とによって、より有効に防止できるという利点を有す
る。
図である。
(a)では鈍角V溝の場合、図4(b)では直角V溝の場合を
示したものである。
面図である。
態を示す一部平面図である。
面図である。
示す正面図である。
ある。
図16(a)では補助チップをビット本体の傾斜面と同一平
面上に位置させた場合、図16(b)では補助チップをビッ
ト本体の傾斜面よりも強い傾斜にした場合をそれぞれ示
したものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 ブロック状をなすビット本体の長手方向
には、超硬合金からなる中央チップが備えられ、しかも
この中央チップの両側には、傾斜面がそれぞれ設けられ
るようになっている両方向掘削ビットにおいて、 前記傾斜面には、中央チップを分断する方向で、楔状突
起を突出させた超硬合金からなる破砕刃チップが複数個
備えられるようにしたことを特徴とする両方向掘削ビッ
ト。 - 【請求項2】 前記破砕刃チップは、中央チップを略直
角方向で分断し、かつビット本体の長手方向では一列状
態で配置されている請求項1記載の両方向掘削ビット。 - 【請求項3】 前記破砕刃チップは、中央チップを略直
角方向で分断し、かつビット本体の長手方向では千鳥状
態で配置されている請求項1記載の両方向掘削ビット。 - 【請求項4】 千鳥状態で配置された破砕刃チップの反
対側にある傾斜面の空きスペースには、摩耗防止用の補
助チップが備えられるようにした請求項3記載の両方向
掘削ビット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001057724A JP4734735B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 両方向掘削ビット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001057724A JP4734735B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 両方向掘削ビット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002256795A true JP2002256795A (ja) | 2002-09-11 |
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Family
ID=18917557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001057724A Expired - Lifetime JP4734735B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 両方向掘削ビット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4734735B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH026795A (ja) * | 1988-06-21 | 1990-01-10 | Toshiba Corp | 原子力発電所の主蒸気隔離弁 |
JPH03128793A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-05-31 | Neil Pryde Ltd | 締具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07550Y2 (ja) * | 1988-06-29 | 1995-01-11 | 大豊建設株式会社 | 両方向切削ビット |
JPH03128793U (ja) * | 1990-04-10 | 1991-12-25 | ||
JP2560884Y2 (ja) * | 1991-12-16 | 1998-01-26 | 東芝タンガロイ株式会社 | カッタービット |
-
2001
- 2001-03-02 JP JP2001057724A patent/JP4734735B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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---|---|
JP4734735B2 (ja) | 2011-07-27 |
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