JP2002248724A - カード基材用積層体及びこれを用いたカード - Google Patents
カード基材用積層体及びこれを用いたカードInfo
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Abstract
適正を有し、エンボス成形加工後のカールを減少させ、
廃棄焼却時に、塩素ガスが発生しないカード基材用積層
体及びこのカード基材用積層体を用いたカードを提供す
る。 【解決手段】2層以上の耐熱性ポリエステル系樹脂を主
体とするカード基材用積層体において、表面層シート3
と裏面層シート4の樹脂組成は同じであるが、裏面層シ
ートにステアリン酸メチルなどの滑剤や炭酸カルシウム
等の充填剤、フィラーを混合したシートを積層したカー
ド基材用積層体。
Description
カードやクレジットカード、IDカード(身分証明
書)、会員証、プリペイドカード等に用いられる情報記
録媒体に関するもので、さらに詳しくは、高温中で保存
する可能性のある車載用やコンピュータ等の家電製品内
で使用された場合でも変形せず、更には、これらが使用
後に廃棄された時により廃棄しやすいようにしたカード
に関するものである。
トカード、IDカード等の分野においては磁気記録媒体
が広く利用されており、その素材としては主にポリ塩化
ビニル(PVC)樹脂や塩化ビニル・酢酸ビニル共重合
体が用いられており、特にポリ塩化ビニル樹脂が一般的
である。ポリ塩化ビニル樹脂は物理的な機械特性や文字
部のエンボス適性などが優れており、カード素材として
は申し分なく最適な素材として現在も広く用いられてい
る。
塩化ビニル(PVC)基材にオフセット印刷、グラビア
印刷、スクリーン印刷等公知の印刷方法で印刷を施し、
その両面に透明性の高いPVCシート(オーバーシー
ト)を積層した後磁気テープを転写し、加熱プレス機で
熱融着によって一体化させ、所定サイズの金型で打ち抜
いてカード形状にする。熱転写タイプの磁気テープは転
写後にはカード表面より浮き出て段差を生じているが、
加熱プレス機での熱融着時には埋め込まれ、カード表面
と面一となる。
個人の持っている固有データを記録しておき、使用時に
は読みとることができる大事な役割を持つもので、も
し、この磁気テープがカード表面と面一になっていない
と、カードホルダーによる携帯や、リーダ/ライターに
よる繰り返し使用によりテープのエッジ部が破損、また
は欠損し使用不可能のカードとなってしまう恐れがあ
る。
カード表面の状態は、「磁気ストライプの周囲それぞれ
から、6.35mmの領域には磁気ストライプに対する情報の
正常な書き込み又は磁気ストライプに記録された情報の
正常な読み取りを損なう恐れのある表面不連続部を設け
ないこと。更に、2型においてはカードの下端から24mm
以上の範囲で0.05mm以上のとつ部を設けないこと。・・
・」とある。
点としては耐熱性の低いことがあげられる。一般的には
塩化ビニル樹脂は約60℃で軟化して変形するため、高
温域でのアプリケーション、例えば家電用、車載用など
には適していなかった。最近、磁気記録媒体はキャッシ
ュカードやクレジットカード、IDカード等の分野に留
まらず、接触式のICチップを埋め込んだ磁気ストライ
プ付きICカードやアンテナとICモジュールを組み込
んだ磁気ストライプ付き非接触ICカード、又はそれら
全てを持ち合わせたカードなど種々あり、アプリケーシ
ョンとしては、電子財布や定期券、テレホンカード、免
許証、車載カードなどがあげられ、こういったカードに
用いる素材には従来のカード以上に屈曲性、スクラッチ
強度、引っ張り強度などの強度や、保存特性、耐熱性、
耐薬品性等の耐性を含めた高い信頼性が求められてい
る。
性、経済性が優れる反面、使用後廃棄する際、特に焼却
時の塩化水素ガスを発生させ炉を傷めて寿命を縮めた
り、ダイオキシンとの関連性は明確にはなってはいない
ものの、この問題でドイツ、北欧などをはじめ各国で脱
PVCの動きが活発になってきており、国内でも建材分
野や産業資材分野ではその流れにある。
り、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリル樹脂等
のハロゲンを含まない熱可塑性樹脂があるが、これらの
樹脂は単体ではカード状にはなるが物性が塩化ビニル樹
脂とはかなり異なる為工夫が必要となってくる。
エチレンテレフタレートは、テレフタル酸とエチレング
リコールを重縮合してできるが、シート製造工程中での
延伸配向・熱固定によって結晶性が増したり、延伸の代
わりに結晶核剤を添加することで結晶性の高い、高強度
のシートができる。しかしながら、未延伸の状態やテレ
フタル酸とイソフタル酸を使った系では結晶性の低い低
結晶性シートができ、また、テレフタル酸とシクロヘキ
サンジメタノール及びエチレングリコールとの共重合体
から作られるシートも低結晶性のシートである。
レート系樹脂のシートの物性や磁気テープの埋め込み適
性は塩化ビニル樹脂に近い物性を持っているものの、こ
れを単体で用いた場合、エンボス成形加工後のカールが
非常に大きくなり、代替品としては難しいとされてい
た。
問題点に着目してなされたもので、発明が解決しようと
する課題は、耐熱性に優れ、且つ塩化ビニル樹脂に近い
加工適正を有し、エンボス成形加工後のカールを減少さ
せ、廃棄焼却時に、塩素ガスが発生しないカード基材用
積層体及びこのカード基材用積層体を用いたカードを提
供することである。
になされた請求項1に記載の発明は、2層以上の耐熱性
ポリエステル系樹脂を主体とするカード基材用積層体に
おいて、表面層シートと裏面層シートの樹脂組成は同じ
であるが、裏面層シートにステアリン酸メチルなどの滑
剤や炭酸カルシウム等の充填剤、フィラーを混合したシ
ートを積層したことを特徴とするカード基材用積層体で
ある。
シウム等の充填剤、フィラーを混合することで伸び率等
の物性を変えることができ、エンボス成形の加工適性が
向上する。
てなるポリエステル系樹脂シートに積層する表面層シー
ト及び裏面層シートが、結晶化度5%以下の熱可塑性樹
脂シートであることを特徴とする請求項1記載のカード
基材用積層体である。
以上における流動性が低下し、成形性が悪くなるため
に、結晶化度は5%以下であることが好ましい。
塑性樹脂シートが、軟化温度が70℃以上であることを
特徴とする請求項2記載のカード基材用積層体である。
り、歪みやカールを生じさせないためには、70℃以上
の軟化温度を有する樹脂を用いる必要である。
塑性樹脂シートが、テレフタル酸とシクロヘキサンジメ
タノールとの共重合体、テレフタル酸とシクロヘキサン
ジメタノール及びエチレングリコールとの共重合体、テ
レフタル酸とイソフタル酸及びエチレングリコールとの
共重合体、又はその共重合体とポリカーボネート、ポリ
アリレートとのアロイであることを特徴とする請求項
2、3のいずれか1項に記載のカード基材用積層体であ
る。
塑性樹脂シートがABS、AS、ポリスチレン、ポリア
クリルニトリル、ポリアクリル酸メチル、ポリメチルメ
タアクリレート、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコー
ル等の単体または混合物からなることを特徴とする請求
項2、3のカード基材用積層体である。
〜5のいずれか1項に記載のカード用積層体に、磁気記
録層やICモジュール等の情報を記録する機能を持たせた
ことを特徴とするカードである。
する。
配向結晶化してなる耐熱性、熱可塑性ポリエステル系樹
脂シートは、芳香族系の2塩基酸または2塩基酸エステ
ルとグリコールを出発原料として得られるポリマーで、
ジメチルテレフターレート及びエチレングリコールを溶
融重合により製造されたポリエチレンテレフタレート
(PET)が主に用いられ、これ以外にもテレフタル酸
とテトラメチレングリコールを重合したポリブチレンテ
レフタレート(PBT)や、2,6−ナフタリンジカルボ
ン酸とエチレングリコールからなるポリエチレン2、6
ナフタレート(PEN)やポリブチン2、6ナフタレー
ト(PBN)、テレフタル酸とシクロヘキサンジメタノ
ールから作られるポリシクロヘキサンテレフタレート
(PCT)など配向結晶化するものであればこれに限る
ものではない。
せずに、有機または無機の結晶核剤を添加したことで結
晶化したポリエステルシートを用いることもできる。
を上げないと熱融着せず、またその様な温度だと結晶が
崩れるため物性が極端に落ちる為、それらを積層する際
には高分子の接着剤、例えばポリエステル樹脂、ウレタ
ン樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂
等の樹脂を主成分とした接着剤を用いることが可能であ
る。
結晶化したポリエステル系樹脂シートの両面に、結晶化
度5%以下の低結晶性の樹脂シート層を積層するが、こ
の低結晶性樹脂シートとしては、テレフタル酸とシクロ
ヘキサンジメタノール及びエチレングリコールとの共重
合体、又はその共重合体とポリカーボネートとのアロイ
や、テレフタル酸とイソフタル酸及びエチレングリコー
ルとの共重合体、アクリルニトリル-ブタジエン-スチレ
ン共重合体樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリルニト
リル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリアクリル酸
メチル樹脂、ポリメチルメタアクリレート樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の単体またはこれら
の混合物などを用いることができる。
ートの両面に設けるが、片面のみであると、溶融積層し
たときに加熱収縮率が異なるためカールしてしまい、カ
ードしては使用できないものになってしまう。
ートや低結晶性ポリエステル樹脂には重量比で50%以
下好ましくは15%以下であれば、必要に応じて各種添
加剤やポリマー等の物質を添加してもよい。
は両面に磁気記録層を積層するが、従来から用いられて
いる熱転写タイプの磁気テープを転写したり、或いはカ
ード基材に直に磁気記録層を印刷する方法が用いられ
る。
加熱プレス機による溶融ラミネート方式が用いることが
できる。ラミネート方式は、印刷された基材の両面に透
明な保護シートを積層するが、その際両面の保護シート
の種類は異なっていてもよい。溶融ラミネート法は一回
り大きい鏡面板で挟み込み、その後加熱溶融プレスによ
りカード素材を一体化する方法である。
ムメッキした銅板、表面を研磨したステンレス板、表面
を研磨したアルミ板などを用いることができる。また、
基材への印刷は、従来の紙、プラスチックの場合と同じ
方法、すなわち、オフセット印刷法、スクリーン印刷
法、グラビア印刷法等の公知の印刷法で文字或いは絵柄
を印刷することができる。
ら剥がし、片刃またはオス-メスの金型による打ち抜き
でカード形状に打ち抜く。
サーにより浮き文字をエンボスし、その文字の上に熱転
写箔によりティッピングして色付けしたり、磁気ストラ
イプに磁気情報をエンコードしたり、場合によっては顔
写真やバーコード等を転写しカードを仕上げる。そし
て、文字、絵柄印刷層の摩耗等の耐性を向上させる目的
で保護層を設ける事もできる。
樹脂を用いていたため耐熱性は低く、耐熱性の高いポリ
カーボネートやポリアリレート等を混合した耐熱性のポ
リエステル系樹脂シートを単体で用いると、カード形状
になった後、エンボッサーにより浮き文字をエンボスす
るとカールが大きくなった。そこで本発明では、この耐
熱性のポリエステル系樹脂シートを主体として、複数枚
のシートを積層してカードを作る場合、表面と裏面のシ
ートに樹脂組成は全く同じで片方に添加剤を混合して物
性(引っ張り強度、主に伸び)を変えることにより、高
耐熱で、エンボス成型加工後のカールが小さくなること
を実験的に見いだした。
る。 (実施例1)図1(a)の構成断面図を示すように、厚
み0.3mmの延伸し配向結晶化してなるPETシート
(1)(三菱樹脂(株)製)に約20μmのアクリル系
接着剤層(2)を設け、このPETシート(1)に、表
面層シートとして0.15mmのPET−Gシート
(3)(三菱樹脂(株)製)、裏面層シートとして表面
層シートと同じPET−Gに添加剤として滑剤(ステア
リン酸メチル)を3%混合した厚み0.15mmのPE
T−Gシート(4)を積層させた。表面層シート及び裏
面層シートの表面に絵柄印刷層(5)をオフセット印刷
法、スクリーン印刷などにより施し、その後、表裏面に
磁気テープを転写した厚み0.1mmのPET/PCシ
ート(7)(三菱樹脂(株)製)を重ね、表面を平滑に
したステンレス板で挟み込み、120℃で20分間圧着
熱融着させて冷却固化させた後カード形状に打ち抜いて
カード化した。この後、エンボス成形加工しカールを測
定したところ、添加剤をいれていない比較例1のカード
に較べて小さくなった。
すように、裏面層シートに添加剤として滑剤(ステアリ
ン酸メチル)を3%混合しない、表面層シートと同一の
PET−Gシート(3)用いた以外は、上記の実施例1
と同様にカード化、エンボス成形加工しカールを測定し
たところ、添加剤を用いた実施例1のカードに較べて大
きくなった。
す。厚み0.6mmのPET―Gシート(11)(三菱
樹脂(株)製)に、表面の絵柄印刷層(12)をオフセ
ット印刷法、スクリーン印刷などにより施し、また裏面
の絵柄印刷層(12)を同様に印刷した。その後、表面
層シートに磁気テープ(13)を転写した厚み0.1m
mのPET/PCシート(14)(三菱樹脂(株))
を、裏面層シートに添加剤として滑剤(ステアリン酸メ
チル)を3%混合させ樹脂組成は表面層シートと同じで
ある厚み0.1mmのPET/PCシート(15)を重
ね、表面を平滑にしたステンレス板で挟み込み、120
℃で20分間圧着熱融着させて冷却固化させた後カード
形状に打ち抜いてカード化した。この後、エンボス成形
加工しカールを測定したところ、添加剤をいれていない
比較例2のカードに較べて小さくなった。
添加しない表面層シートと同じ厚さ0.1mmのPET/
PCシートを用いた以外は、上記の実施例2と同様にカ
ード化、エンボス成形加工しカールを測定したところ、
添加剤を用いた実施例2のカードに較べて大きくなっ
た。
す。厚み0.3mmのPET―Gシート(三菱樹脂
(株)製)(21)と、それと樹脂組成は同じで添加剤
として滑剤(ステアリン酸メチル)を3%混合した厚み
0.3mmのPET−Gシート(22)を110℃で2
0分間圧着熱融着させて冷却固化させた。この積層シー
トの表面に絵柄印刷層(23)をオフセット印刷法、ス
クリーン印刷などにより施し、また裏面にも絵柄印刷層
(23)を同様に印刷した。その後、表裏面に磁気テー
プ(24)を転写した厚み0.1mmのPET/PCシ
ート(三菱樹脂(株)製)(25)を重ね、表面を平滑
にしたステンレス板で挟み込み、120℃で20分間圧
着熱融着させて冷却固化させた後カード形状に打ち抜い
てカード化した。この後、エンボス成形加工しカールを
測定したところ、添加剤をいれていない比較例3のカー
ドに較べて小さくなった。
ン酸メチル)を3%混合した厚み0.3mmのPET−
Gシート(22)の代わりに、滑剤を添加しない同じ厚
さ0.3mmのPET−Gシートを用いた以外は、上記の
実施例3と同様にカード化、エンボス成形加工しカール
を測定したところ、添加剤を用いた実施例3のカードに
較べて大きくなった。
す。厚み0.6mmのPET/PCシート(31)(三
菱樹脂(株)製)に、表面の絵柄印刷層(32)をオフ
セット印刷法、スクリーン印刷などにより施し、また裏
面にも絵柄印刷層(32)を同様に印刷した。その後、
裏面に添加剤として滑剤(ステアリン酸メチル)を3%
混合させ磁気テープ(33)を転写した厚み0.2mm
のPET/PCシート(34)を重ね、表面を平滑にし
たステンレス板で挟み込み、120℃で20分間圧着熱
融着させて冷却固化させた後カード形状に打ち抜いてカ
ード化した。この後、エンボス成形加工しカールを測定
したところ、添加剤をいれていない比較例4のカードに
較べて小さくなった。
ン酸メチル)を3%混合した厚み0.2mmのPET/
PCシート(34)の代わりに、滑剤を添加しない同じ
厚さ0.2mmのPET/PCシートを用いた以外は、上
記の実施例4と同様にカード化、エンボス成形加工しカ
ールを測定したところ、添加剤を用いた実施例4のカー
ドに較べて大きくなった。
す。実施例2におけるPET−Gシート(11)、PE
T/PCシート(14,15)(三菱樹脂(株)製)の
代わりに、同様の厚みの塩ビシート(三菱樹脂(株)
製)(41、44、45)を使用した以外は実施例1と
同様にカード化、エンボス成形加工しカールを測定した
ところ、約1.4mm(カードの厚さを含む)と計測さ
れた。
に、滑剤を添加しない比較例1、2、3、4は、滑剤を
添加したそれぞれの実施例に対して、カールが大きくな
っていることが判った。すなわち、滑剤を添加すること
で、カードはエンボス成形加工後のカールが非常に小さ
いものとなった。また、実施例1、2,3,4に示され
るカードは、要求される耐光性、耐薬品性、耐熱性など
は実使用上問題ないものであり、車載用カードとしては
申し分ないものであった。
エンボス成形加工後のカールは小さくなったが、コアに
塩ビを用いていて耐熱性を有していないため、高温とな
る室内等で使用する場合は変形が著しく使用に耐えない
という問題点を有している。更に、使用済み後、廃棄時
に焼却処理した場合、塩化ビニル樹脂を用いているた
め、塩化水素ガスが発生し炉を痛めたるという廃棄性に
劣るという問題を有している。
カードでは、エンボス成型加工後のカールが小さく、ま
たカード用基材に耐熱性のある樹脂を用いているので、
耐熱性が高く、例え真夏の車内にどんな形で置かれても
変形はせず、また、塩化ビニル樹脂を用いていないた
め、用済み後焼却したとしても極めて廃棄性に優れたカ
ードといえることができる。
ドでは、これまで基材にポリエステル系樹脂シートを単
体で用いたカード基材はこれまでエンボス後のカールが
大きいという問題があったが、本発明のカード基材用積
層体において、表面層シートと裏面層シートとの樹脂組
成を同一にし、裏面層シートのみに滑剤等を混合させる
ことで伸び率を大きくしたシートを使用することによ
り、積層後はカールが起きなく、エンボス成形加工後の
カールを減少させることが可能となる。また、耐熱性の
高い、使用後焼却された際に塩化水素の問題やダイオキ
シンの問題がない、廃棄処理を考慮したカードを提供で
きる。また、基材に非晶性のポリエチレンテレフタレー
ト系樹脂基材には耐熱性のあるポリカーボネートやポリ
アリレートなどを混合したポリエステル系樹脂シートを
用いることにより、高耐熱のカードを提供できる。
(a)は実施例1、(b)は比較例1の構成断面図であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】2層以上の耐熱性ポリエステル系樹脂を主
体とするカード基材用積層体において、 表面層シートと裏面層シートの樹脂組成は同じである
が、裏面層シートにステアリン酸メチルなどの滑剤や炭
酸カルシウム等の充填剤、フィラーを混合したシートを
積層したことを特徴とするカード基材用積層体。 - 【請求項2】結晶化ポリエステル系樹脂シートに積層す
る表面層シート及び裏面層シートが、結晶化度5%以下
の熱可塑性樹脂シートであることを特徴とする請求項1
記載のカード基材用積層体。 - 【請求項3】前記熱可塑性樹脂シートが、軟化温度が7
0℃以上であることを特徴とする請求項2記載のカード
基材用積層体。 - 【請求項4】前記熱可塑性樹脂シートが、テレフタル酸
とシクロヘキサンジメタノールとの共重合体、テレフタ
ル酸とシクロヘキサンジメタノール及びエチレングリコ
ールとの共重合体、テレフタル酸とイソフタル酸及びエ
チレングリコールとの共重合体、又はその共重合体とポ
リカーボネート、ポリアリレートとのアロイであること
を特徴とする請求項2、3のいずれか1項に記載のカー
ド基材用積層体。 - 【請求項5】前記熱可塑性樹脂シートがABS、AS、
ポリスチレン、ポリアクリルニトリル、ポリアクリル酸
メチル、ポリメチルメタアクリレート、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリビニルアルコール等の単体または混合物からな
ることを特徴とする請求項2、3のカード基材用積層
体。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載のカー
ド用積層体に、磁気記録層やICモジュール等の情報を記
録する機能を持たせたことを特徴とするカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001048017A JP2002248724A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | カード基材用積層体及びこれを用いたカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001048017A JP2002248724A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | カード基材用積層体及びこれを用いたカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002248724A true JP2002248724A (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18909348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001048017A Pending JP2002248724A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | カード基材用積層体及びこれを用いたカード |
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Country | Link |
---|---|
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2001
- 2001-02-23 JP JP2001048017A patent/JP2002248724A/ja active Pending
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