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JP2002158788A - 特定領域の監視情報供給システム - Google Patents

特定領域の監視情報供給システム

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Publication number
JP2002158788A
JP2002158788A JP2001106244A JP2001106244A JP2002158788A JP 2002158788 A JP2002158788 A JP 2002158788A JP 2001106244 A JP2001106244 A JP 2001106244A JP 2001106244 A JP2001106244 A JP 2001106244A JP 2002158788 A JP2002158788 A JP 2002158788A
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JP
Japan
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monitoring
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user
terminal
specific area
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001106244A
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English (en)
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Inventor
Tatsuo Matsunaga
龍雄 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DeNA Co Ltd
Ipex Co Ltd
Original Assignee
DeNA Co Ltd
Ipex Co Ltd
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Publication date
Application filed by DeNA Co Ltd, Ipex Co Ltd filed Critical DeNA Co Ltd
Priority to JP2001106244A priority Critical patent/JP2002158788A/ja
Publication of JP2002158788A publication Critical patent/JP2002158788A/ja
Publication of JP2002158788A5 publication Critical patent/JP2002158788A5/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定者以外の第三者が監視端末より監視情報
を入手することが不可能若しくは非常に困難な特定領域
の監視システムを提供すること。 【解決手段】 利用者が直接監視端末にアクセスして情
報を取得するシステムではなく、管理コンピュータが、
監視端末より送信されてくる監視情報を入手すると共
に、個々に登録された監視端末と、その監視端末の情報
を取得できる資格のある利用者とが記録された利用者デ
ータベースを利用して監視情報を供給するため、多数の
利用者に対する情報提供サービスが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を用いて
監視端末が設置された特定領域を、利用者が所有する電
話やパソコン等の情報端末を用いて、外出先からでも監
視することを可能とする特定領域の監視情報供給方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、家を留守にした場合、泥棒の
侵入や火気の始末を気にしなければならず、今日のよう
な治安情勢の悪化に伴い、ますますこのような心配は増
すばかりである。そのため、近年警備会社と契約を行う
ことにより、泥棒の侵入や火災等の発生を未然に防止す
る警備代行業務を行ってもらう個人宅、会社等が増加し
ている。
【0003】現状の警備システムとして、所定のセンサ
ー等を配備した家屋等に泥棒が侵入した場合、センサー
の反応による警備会社への通報で警備会社の警備員がそ
の家屋に急行するシステムがある。
【0004】しかし、このようなマンパワーを利用する
システムであっては、警備員の人件費が極めて高い割合
を占めるため、加入契約料が一般大衆にとって多大なも
のとなり、これ以上の急激な増加は望めないのが現状で
ある。
【0005】このため、通信回線(有線、無線を含む)
を利用して、必要な時、また心配になった時に限らず、
頻繁に断続的にでも特定領域である例えば自宅内の様子
を監視できるようにしたいといった要求がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来から存在している
いる通信回線を利用して個々の端末を結ぶ監視システム
を利用することも考えられるが、これら監視システムに
おいては、使用者が記監視端末に通信回線を介して監視
情報を入手するようになっているため、特定されている
以外の人間にとっても直接アクセスが可能になってしま
い、ハッキングするものはその場所を特定して認証をク
リヤーして情報の入手を試みることになる。このように
他人が監視領域の画像等の監視情報を入手することがで
きてしまうと、プライバシ−が保護されなくなってしま
うという問題があり、これら特定者以外の第三者が監視
端末より監視情報を入手することが不可能なシステムが
切望されていた。
【0007】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、特定者以外の第三者が監視端末より
監視情報を入手することが不可能若しくは非常に困難な
特定領域の監視システムを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特定領域の監視情報供給システムは、特定
の領域に設置された監視端末における監視情報を、利用
者の情報端末に供給する特定領域の監視情報供給システ
ムであって、管理コンピュータが、 1. 通信回線網を利用して管理コンピュータにアクセ
スしてくる利用者に対して、認証を実施し、この利用者
が予め登録されているか否かを確認するステップと、 2. この予めデータベースに登録されている利用者
と、予め登録された監視端末とを対応付ける検索するス
テップと、 3. 前記1.2.のステップの前時、同時、または後
時に、監視端末から通信回線網を介して送信されてくる
監視情報を受信するステップと、 4. 前記アクセスしてくる利用者と、監視端末から送
られてくる監視情報とを対応付ける処理を実施し、この
監視情報を、このアクセスしてきた利用者の情報端末に
対して閲覧許可を与えるか、もしくは閲覧可能な情報端
末へ通信回線網を利用して送信するステップと、を実施
するようになっていることを特徴としている。
【0009】上記目的を達成するために、本発明の特定
領域の監視情報供給システムは、特定の領域に設置され
た監視端末における監視情報を、利用者の情報端末に供
給する特定領域の監視情報供給システムであって、管理
コンピュータが、 1. 通信回線網を利用して管理コンピュータにアクセ
スしてくる利用者に対して、認証を実施し、この利用者
が予め登録されているか否かを確認するステップと、 2. この予めデータベースに登録されている利用者
と、予め登録された監視端末とを対応付ける検索するス
テップと、 3. 前記1.2.のステップの前時、同時、または
後時に、通信回線網を介してアクセスしてくる監視端末
からのインターネット接続要求を受け付けるステップ
と、 4. 前記アクセスしてくる利用者と、インターネット
接続要求してくる監視端末と、を対応付ける処理を実施
するステップと、 5. 前記アクセスしてきた利用者の情報端末と前記監
視端末とが互いにインターネットで通信可能になるよう
に連携を図るようにしたことを特徴としている。
【0010】上記目的を達成するために、本発明の特定
領域の監視情報供給システムは、前記1.2のステップ
の後時に、前記3のステップが実施される場合におい
て、前記1.2のステップの後、管理コンピュータは、
前記アクセスしてきた利用者の情報端末とのインターネ
ット接続を、所定時間維持しているようになっているこ
とが好ましい。
【0011】上記目的を達成するために、本発明の特定
領域の監視情報供給システムは、利用者の情報端末との
インターネット接続を維持している所定時間が、監視端
末から通信回線網を介して送信されてくる監視情報の受
信、または通信回線網を介してアクセスしてくる監視端
末からのインターネット接続要求の受信、までの予め設
定された時間であるなっていることが好ましい。
【0012】上記目的を達成するために、本発明の特定
領域の監視情報供給システムは、管理コンピュータは、
前記利用者の情報端末とのインターネット接続を維持し
ている時間内に、前記アクセスしてきた利用者の情報端
末に対して、前記2の検索ステップで抽出された監視端
末の電話番号に架電することを促す様にメッセージを送
るようになっているなっていることが好ましい。
【0013】上記目的を達成するために、本発明の特定
領域の監視情報供給システムは、前記アクセスしてきた
利用者の情報端末に対して、前記2の検索ステップで抽
出された監視端末の電話番号を架電情報として送信でき
るようになっているなっていることが好ましい。
【0014】上記目的を達成するために、本発明の特定
領域の監視情報供給システムは、前記管理コンピュータ
は、前記利用者に対して、前記監視端末側に行う発呼信
号回数を指示し、前記監視端末は、受信した発呼信号の
回数が所定回数にて中断した場合において、予め登録さ
れている前記中継サーバへの架電を実施するようになっ
ていることが好ましい。
【0015】上記目的を達成するために、本発明の特定
領域の監視情報供給システムは、前記監視端末は、前記
利用者の情報端末からの発呼信号の受信時において、該
発呼信号に乗調されてくる発呼者の電話番号情報の受信
を行う発呼者情報受信手段を具備し、該発呼者情報受信
手段にて受信した発呼者の電話番号情報が予め登録され
ている電話番号に一致した場合において、前記中継サー
バへの発呼を実施するようになっていることが好まし
い。
【0016】上記目的を達成するために、本発明の特定
領域の監視情報供給システムは、特定の領域に設置され
た監視端末における監視情報を、利用者の情報端末に供
給する特定領域の監視情報供給システムであって、管理
コンピュータが、 1.監視端末から通信回線網を介して送信されてくる監
視情報を受信するステップと、 2.監視端末から通信回線網を介して送信されてくる監
視情報が、どの監視端末からの監視情報であるかを確認
するステップと、 3.この監視情報を一時的に送信可能に蓄積するステッ
プと、 4.この監視情報と、予めデータベースに登録されてい
る利用者とを対応付ける検索するステップと、 5.対応する利用者が存在する場合に、この利用者に対
して送信情報がある旨の告知を実行するステップと、 6.通信回線網を利用して管理コンピュータにアクセス
してくる利用者に対して、認証を実施し、この利用者が
予め登録されているか否かを確認するステップと、7.
この予めデータベースに登録されている利用者と、予め
登録された監視端末とを対応付ける検索するステップ
と、 8.利用者が前記監視情報を閲覧できる資格を有する利
用者である場合、前記監視情報をこの利用者の情報端末
に対して閲覧許可を与えるか、もしくは閲覧可能な情報
端末へ通信回線網を利用して送信するステップと、
9.続いて利用者からリアルに近い監視情報要求を受け
た場合、前記アクセスしてきた利用者の情報端末とのイ
ンターネット接続を維持した状態で、前記アクセスして
きた利用者の情報端末に対して、監視端末の電話番号に
架電することを促す様にメッセージを送るステップと、 10.この監視端末から得られるほぼリアルタイムの特
定領域の様子である監視情報を受信し、前記アクセスし
てくる利用者と、監視端末から送られてくる監視情報と
を対応付ける処理を実施するステップと、 11.この監視情報を、このアクセスしてきた利用者の
情報端末に対して閲覧許可を与えるか、もしくは閲覧可
能な情報端末へ通信回線網を利用して送信するステップ
と、を実施するようになっていることを特徴としてい
る。
【0017】上記目的を達成するために、本発明の特定
領域の監視情報供給システムは、前記監視情報が、前記
撮像装置によって取得された画像情報であり、この画像
情報の受信により、特定領域に何らかの変化が生じたも
のとして利用者に告知するようになっていることが好ま
しい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。
【0019】(実施例1)
【0020】まず、図1、図2は、本実施例の特定領域
の監視システムの構成を示すブロック図であり、図3
は、本実施例の特定領域の監視システムに用いた監視端
末を示す外観斜視図であり、図4は、前記本実施例にお
いて用いた監視端末の構成を示すブロック図であり、図
5は、本実施例において用いた管理コンピュータの構成
を示すブロック図であり、図6は、本実施例の管理コン
ピュータからの監視画像並びに音声を出力可能とされた
利用者が携帯する携帯電話を示す外観図である。
【0021】まず、本実施例の特定領域の監視システム
は、図1に示すように、登録している多数の利用者
(A.B.C...Z...)が個々に監視したい場
所、例えば自宅等の被監視領域(a.b.c...
z...)に設置される監視端末4(4a.4b.4
c...4z...)と、該監視端末4並びにサービス
利用者が所有する情報端末とにインターネットや電話網
からなる通信回線網5を介してデータ通信可能に接続さ
れたサービス提供者が所有する管理コンピュータ3と、
各利用者が個々に登録しているインターネットサービス
プロバイダー(ISP)である中継サーバ6、監視サー
ビスの利用者が操作するパソコン14やノートパソコン
15や携帯電話11等の情報端末と、から主に構成され
ている。また、監視端末のルータ2には監視センサー9
0が設けられ、この監視センサー90の異常検知によっ
て、自動的に通信回線を開き、監視情報を管理コンピュ
ータ3に送信できるようになっている。また、監視セン
サー90をルータ2に接続せず、監視ユニット1に接続
し、監視ユニット1の通信部からの指示でルータ2を介
して通信回線を開いてもよい。
【0022】また、本実施例に用いた監視端末4(4
a.4b.4c...4z...)は、図1に示すよう
に、主に通信回線網5を介してサービス提供者が所有す
る前記管理コンピュータ3との間において、該管理コン
ピュータ3からの発呼に基づく架電(コールバック)に
より通信回線を開き、双方にデータの送受信を実施する
通信装置であるル−タ2と、該ル−タ2に接続されて特
定領域の画像や音等の監視情報を収集する監視ユニット
1とから構成されている。また、この実施例では有線方
式を利用しているが、図2に示すように無線電話(PH
Sなどの通信装置)を用いることによって、前記同様に
発呼に基づく(コールバック)により通信回線を開くこ
ともできる。
【0023】この図1に示した本実施例において用いた
監視ユニット1は、図3に示すように、天井等に配置可
能な箱状の筐体50の下面に、透明なドーム状のカバー
68が形成されているとともに、該カバー68の内部に
は監視手段である監視用CCDカメラ55と、該監視用
CCDカメラ55の監視方向を左右上下に変更可能な方
向変更装置58が内在されているとともに、前記筐体5
0の側面からは、前記ル−タ2と接続される通信ケ−ブ
ル51が導出され、更に他の側面には、監視領域の音を
集音可能な集音マイク53が設けられている。
【0024】また、この監視ユニット1の筐体50内部
の構成は、図4に示すように、前記ル−タ2との間にお
いて所定の通信プロトコルであるIEEE802.3/
10baseTにて双方向のデ−タ通信を行う通信部7
1と、後述するMPU65が行う制御においてワ−クメ
モリとして使用されるとともに、後述するデジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)56にて圧縮された画像デ−
タ或いは音声デ−タを一時記憶するSRAM70と、前
記集音マイク53に接続されて入力音をデジタルデータ
に変換するA/DコンバータであるPCMコーデック5
2と、内部にレンズにて結像された画像をデジタルのデ
ータ列として出力可能な電荷結合素子(CCD)54を
内蔵する監視用CCDカメラ55と、前記PCMコーデ
ック52並びに電荷結合素子(CCD)54より出力さ
れた音声データ並びに画像データを所定の圧縮アルゴリ
ズム(MPEG,JPEG等の方式)にて圧縮処理する
デジタルシグナルプロセッサ(DSP)56や、前記監
視用CCDカメラ55の撮影方向の移動を行う方向変更
装置58や、パイロットランプ(LED)69の点灯す
るドライバ59や、これら各部に図4に示すように接続
され、各部の制御等の処理を実施するMPU65とから
から構成され、該MPU65内部には、該MPU65が
実施する前記監視用CCDカメラ55や方向変更装置5
8並びに集音マイク53等の監視手段並びに監視手段の
周辺デバイスの起動や停止等の制御内容が記述された制
御プログラム等が記憶された内部ROM66を有してい
る。尚、図4において白矢印は制御信号を示し、黒矢印
は主にデータ信号を示す。
【0025】また、本実施例の監視ユニット1には、電
力手段としての電池67が搭載されており、該電池にて
動作可能とされていて、該監視ユニット1を電力が得ら
れない場所にも容易に設置できるようになっているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これら電力を
コンセント等より得られる交流電流を所定の直流電流に
変換して使用するようにしても良い。
【0026】尚本実施例では、前記のようにDSP56
を用いて画像データ並びに音声データをMPEG等の方
式によりデータ圧縮して中継サーバ6や管理コンピュー
タ3側に送信しており、これらデータ圧縮を行うこと
は、伝送するデータ容量を小さくすることで伝送負荷を
低減できるとともに、前記管理コンピュータ3において
必要とされる通信容量を低減でき、回線コストを安価と
することが可能となることから好ましいが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
【0027】また、本実施例では、監視手段として、前
記監視用CCDカメラ55や集音マイク53を設けてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
監視手段として、例えば動物等が発する赤外線を感知可
能な赤外線センサーや、設置場所の雰囲気温度を測定可
能な温度監視センサーや(温度による火災監視センサー
を含む)、煙監視センサー等を用いるようにしても良
く、これら使用する監視手段は、監視目的に応じて適宜
に選択すれば良い。
【0028】尚、この監視ユニット1の設置場所として
は、利用者が特に監視したいと望むエリヤの画像や、温
度、音、または煙の確認を実施できるための好適な場所
を選択すれば良く、本実施例のように障害物の少ない天
井等とし、監視方向を適宜に移動できるようにすること
で、より緻密な監視を実施できるようになることから好
ましい。
【0029】次いで、この監視ユニット1に接続される
とともに、前記通信回線網5(ISDN回線やインター
ネット網)に接続されて、中継サーバ6や管理コンピュ
−タ3側との間にてデ−タの送受信を行う通信装置であ
るル−タ2の構成は、図8に示すように、前記監視ユニ
ット1と前記IEEE802.3/10baseTにて
双方向のデ−タ通信を行う通信部80と、ISDN回線
を介してデジタルデ−タの送受を行うタ−ミナルアダプ
タ部81と、これら通信部80とタ−ミナルアダプタ部
81との双方に接続されて各部の制御を行うMPU82
と、から主に構成されており、該MPU82の内部に
は、登録電話番号として、利用者がインターネット使用
時に利用している中継サーバ(ISP)6の電話番号、
そして通信開始のトリガーとなる利用者の電話番号(こ
の電話番号の登録は秘匿性を向上する際に適宜行われ
る)、さらに利用者からの所定回数(例えば一回)の発
呼信号を受信した際に中継サーバ(ISP)6の電話番
号への架電を行うコ−ルバック処理の内容、および監視
センサー90および異常検出部兼コ−ルID検出部91
からの信号を受信した際の架電処理の内容、さらに架電
と共に中継サーバ(ISP)6に送信される個人認証用
のユーザ名、パスワードが記述された制御プログラムを
記憶する内部ROM83が設けられている。
【0030】なお中継サーバ(ISP)6の電話番号へ
の架電を行うコ−ルバック処理の内容、さらに架電と共
に中継サーバ(ISP)6に送信される個人認証用のユ
ーザ名、パスワードが記述された制御プログラムは、監
視端末の内部ROM66や通信部71に持たせることも
可能である。この監視端末の内部ROM66や通信部7
1には、管理コンピュータのアドレス、すなわちグロー
バルIPアドレスが記録されこのIPアドレスは、後述
する圧縮データの転送を行ってくれる中継サーバ6に送
出される。
【0031】なお、MPU82の内部には、登録電話番
号として、管理コンピュータの電話番号、そして通信開
始のトリガーとなる利用者の電話番号(この電話番号の
登録は秘匿性を向上する際に適宜行われる)、さらに利
用者からの所定回数(例えば一回)の発呼信号を受信し
た際に管理コンピュータの電話番号への架電を行うコ−
ルバック処理の内容が記述された制御プログラムを記憶
する内部ROM83を設ける様にすることもできる。こ
の場合、中継サーバ(ISP)6を介せず、管理コンピ
ュータの電話番号への架電を行うコ−ルバックとなり、
管理コンピュータと、監視情報との電話回線による直接
の送信となる。
【0032】なお、本実施例に用いた前記タ−ミナルア
ダプタ部81には、監視センサー90が例えば人の侵
入、火災、煙等を検知して送信されてくる信号を取り出
す異常検出部兼コ−ルID検出部91が設けられてい
て、ここから発呼指令を前記MPU82に対して出力す
るように構成されている。この監視センサー90は図7
のパッシブセンサーである。
【0033】次いで、これら監視ユニット1とル−タ2
とから構成される各監視端末4(4a.4b.4
c...4z...)からのデータ圧縮された画像(並
びに音データ)が中継サーバ6を介してインターネット
網で送信され、それを受信する前記管理コンピュータ3
の構成は、図5に示すように、コンピュ−タ内部にて比
較的高速にてデ−タの送受を行うデ−タバス30に、利
用者からの接続による認証処理のやり取り、さらには中
継サーバ6からインターネットを介して受信した画像
(並びに音)データを、通信回線基盤33を介して得ら
れる情報に基づきアクセスしてくる利用者の情報端末の
機種情報(携帯電話、PCなど)に対応させて画像フレ
ーム調整などを施してに送信するデータ転送処理を実施
可能な演算能力に優れた中央演算処理装置(CPU)3
1や、前記CPU31のワークメモリ等に使用されるR
AM32や、ディスプレイ等の表示装置34や、キーボ
ードやマウス等の入力装置36や、接続サービスの実施
履歴等の登録に使用される現在の時刻情報や任意の年月
日の曜日等のカレンダ−情報を出力可能なリアルタイム
クロック(RTC)37、前記監視端末を構成する各ル
−タ2や図2の実施例のPHS通信装置に対してリモー
トメインテナンス用に用いるデジタル通信回線(ISD
N)が接続可能とされた監視端末メンテ用通信回線基板
38と、利用者の情報端末である携帯電話11やパーソ
ナルコンピュータ等とのデータ通信を比較的高速にて実
施すると共に中継サーバ6からのデータを受信するイン
ターネット専用回線が接続された通信回線基板33と、
磁気ディスクや光磁気ディスクから成り、利用者を識別
可能な識別符号(ID)に対応付けて該利用者が監視し
たい場所に設置されている監視端末に付与されている電
話番号並びに監視端末側に振られたIPアドレスや所定
のIDとが登録された利用者データベース(DB)や、
前記データ転送処理内容が記述されたデータ転送プログ
ラム並びに前記利用者の情報端末に対するアナウンス情
報処理、検索処理プログラム等が記述された接続起動処
理プログラム等が記憶されている記憶装置35と、が接
続された比較的処理能力に優れたコンピュ−タとされて
いる。
【0034】尚、本実施例に用いた前記通信回線基板3
3からは、利用者が所持する情報端末である携帯電話1
1等からのアクセス時において、記憶装置35に登録さ
れたデジタルデ−タに基づき、該利用者へ利用者IDと
暗証番号との入力を促すガイダンスが送信されるように
なっている。なお携帯電話やPCが所有するID(グロ
ーバルIPアドレス、利用者ID)がアクセス信号に乗
調されて送られ、管理コンピュータ3へのアクセス時に
管理コンピュータ3がこのデータを受け取れるものであ
れば、利用者への負担をかけずにその利用者の権能やそ
の利用者に対応する監視端末を検索できることになる。
更に認証時に、利用者の声紋、指紋、等の身体的情報を
管理コンピュータが受けて本人を特定することもでき
る。また所定のガイダンスを、音声として発呼者である
利用者に送信することも出来、その場合、音声のデジタ
ルデ−タをアナログの音声に変換して送信可能なA/D
変換部(図示略)を設けるとよい。
【0035】また前記通信回線基板33には、発呼者の
電話番号デ−タを取り出す発呼者情報受信手段としての
コ−ルID検出部(図示略)を設けることもでき、発呼
者の電話番号デ−タを前記中央演算処理装置(CPU)
31に対して出力して利用者IDを確認することもでき
る。
【0036】また、本発明において利用者が使用する情
報端末としては、前記管理コンピュータ3にアクセスし
てデータ圧縮された画像データ並びに音データを受信
し、圧縮データを解凍して再生、出力可能なものであれ
ば良く、本実施例では図1、図2に示すように、パソコ
ン14や、ノートパソコン15並びに携帯電話11のい
ずれからでも利用者が前記管理コンピュータ3にアクセ
スして前記監視端末1からの画像データ並びに音データ
を入手して、監視を実施できるようになっており、本実
施例に用いた携帯電話11は、図6に示すように、監視
画像が表示可能な比較的大きな表示画面16を有し、前
記圧縮データの解凍処理を実施可能なマイコンを搭載し
ているものとされおり、イアホン端子口17にイアホン
を接続することで、画面を見ながら音も聞くことができ
るようになっている。
【0037】以下、本実施例の監視システムにおける監
視処理の流れについて、図7のフロー図に基づき説明す
ると、まず利用者Aは、外出先等において、監視端末1
が設置されている自宅の様子が不安になった場合に、例
えば自分が所持している携帯電話11から前記監視サー
ビス提供者が所有する管理コンピュータ3にインターネ
ットアクセスし、ガイダンスに従って自分の利用者ID
と暗証番号とを、携帯電話11を操作して入力する。な
お携帯電話やPCが所有するID(グローバルIPアド
レス、利用者ID)が、アクセス信号に乗調されて送ら
れ、管理コンピュータ3へのアクセス時に管理コンピュ
ータ3にこのデータが届けば、特別な認証処理は利用者
側には必要ない。
【0038】管理コンピュータ3側においては、利用者
Aの前記携帯電話11より送信されてきた利用者IDと
暗証番号とを、前記記憶装置35に記憶されている利用
者DBの登録データと比較し、比較が一致して正規利用
者と判断された場合において、該利用者DBを用いて検
索を行い、この利用者DBに利用者IDに対応付けて登
録されている監視端末の中でどの領域のものを見たいか
をメニューで知らせる。後述するが監視端末側からの自
己発信機能などで送られ、保存されている監視情報があ
る場合は、この保存情報のメニューも表示する。例えば
利用者Aに対応するものが監視端末4a、監視端末4z
である場合、監視端末4a、監視端末4z、更に保存情
報のメニューを表示する。適宜、配信履歴情報のメニュ
ーを表示することもできる。
【0039】ここで利用者がメニューを見て、特定の監
視端末を選択した場合、利用者DBの登録データから対
応する監視端末の電話番号を抽出し利用者側に送信し、
前記ル−タ2の電話番号(ISDN回線)を利用者へ知
らせてその電話への発呼を促す。その際、前記利用者に
対して、前記監視端末側に行う発呼信号回数を表示して
知らせるようにも出来る。指示利用者Aが監視端末4z
を選択すれば、その電話番号を知らせる。本システムで
は、管理コンピュータから利用者側に送信される電話番
号には発呼プログラムが搭載されており、利用者は、こ
の電話番号をクリックすることによって自動コール出来
るようになっている。
【0040】利用者はガイドに従い、表示された電話番
号にインターネット接続状態で、所定回数の発呼信号
(例えば呼びベル一回)を送出して発呼を中断する。こ
の間、管理コンピュータは、認証を終えた段階で、前記
アクセスしてきた利用者の情報端末とのインターネット
接続を、維持し続けている。この利用者の情報端末との
インターネット接続を維持している時間は、監視端末か
ら通信回線網を介して送信されてくる監視情報の受信、
または通信回線網を介してアクセスしてくる監視端末か
らのインターネット接続要求の受信、までの予め設定さ
れた時間である。このため利用者は、インターネットを
切らずに電話によるアクセス(架電作業)が出来、利用
者の使用利便性が格段に向上する。なお、後述するが、
一個のルータ機能を有する通信部に対して監視ユニット
が複数接続されていても良く、利用者の情報端末とのイ
ンターネット接続を維持している時間内に、利用者に対
してアクセス可能な監視ユニットの種類やメニューを表
示し、得たい情報の選択を促すようになっている。
【0041】利用者がメニューを見て、保存情報を選択
した場合、利用者のために保存されている保存情報を利
用者に対応付けて抽出し、利用者に送信する。 この情
報の送信後、アクセスしてきた利用者の情報端末とのイ
ンターネット接続を維持し続け、この利用者DBに利用
者IDに対応付けて登録されている監視端末の中でどの
領域のものを見たいかをメニューで知らせる処理に戻
る。
【0042】前記利用者の発呼について説明すると、通
信回線網5の交換機により、発呼者である利用者の電話
番号データが発呼信号に乗調されてル−タ2に送信され
る。この発呼信号の受信に基づき前記ル−タ2は、受信
した発呼信号の回数が予め登録された所定回数と一致す
る場合において、前記監視ユニット1に対して所定の起
動コマンドデ−タを送出し、且つ前記内部ROMに登録
されている中継サーバ6の電話番号に架電を実施すると
共に、登録された利用者のユーザ名とパスワードを送出
する。なお該発呼信号に乗調されてきた発信者電話番号
データを復調して前記MPU82の内部ROMに予め登
録されている利用者の電話番号と比較し、双方の電話番
号が一致か否かを検索しても良い。
【0043】前記監視端末4aのル−タ2の架電に基づ
く発呼信号で着呼した中継サーバ6においては、ユーザ
名とパスワードで個人の認証を確認すると、接続の開始
を許可する。この接続を確認後、所定の起動コマンドデ
−タの受信に基づき、前記監視ユニット1のMPU65
は、監視手段である監視用CCDカメラ55並びに集音
マイク53とともに、PCMコーデック52とデータ圧
縮処理を行う前記DSP56を起動するとともに、監視
端末の内部ROM66等に記録された管理コンピュータ
のアドレス、すなわちグローバルIPアドレスを、圧縮
データと共に圧縮データの送り先として中継サーバ6に
送出する。
【0044】より詳しくは、この着呼による通信回線の
接続は、前記ル−タ2により検出され、通信回線の接続
が完了した旨の所定のコマンドデ−タが前記監視ユニッ
ト1に送出される。この接続完了を受けて該監視ユニッ
ト1は、監視用CCDカメラ55により撮影された画像
データ、並びに前記集音マイク53により集音され前記
PCMコーデック52によりデジタル化された音データ
を、前記DSP56により所定のデータ圧縮方式である
MPEG等方式により圧縮データとし、該圧縮データが
前記通信部71よりル−タ2に送られ、該ル−タ2から
中継サーバ6に送られる
【0045】このように、本実施例においては前記起動
コマンドデータの受信により前記監視用CCDカメラ5
5等の監視手段の起動を実施するようにすることは、監
視ユニット1の消費電力を大幅に低減できるようになる
ことから好ましいが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、これら監視手段の電力消費が少ないものである
場合や、監視ユニット1の動作電力として十分な電力が
供給できる場合等においては、該監視ユニット1の監視
手段を常時動作状態おしておくようにしても良い。
【0046】中継サーバ6においては、一般のISP業
務として、インターネット網に向けて前記管理コンピュ
ータのアドレス、すなわちグローバルIPアドレスに、
圧縮データを転送する。管理コンピュ−タ3側の通信回
線基板33は、監視端末側から送信されるIPアドレス
や所定のIDを受け付け、監視端末側に振られたIPア
ドレスや所定のIDとが登録された利用者データベース
(DB)を利用して、前記CPU31で検索し、この送
信内容が正規の監視端末4aからのものであるか、つま
りは前記においてアクセスしてきた利用者が発呼を実施
した所定の監視端末4aからのコ−ルバックに基づく通
信なのかを送信されてくる監視情報と共に送られてくる
監視端末4aのID情報で認証を実施し、正規の監視端
末からのものである場合において受け付け、利用者デー
タベースを利用して対応するアクセス者(利用者A)を
再度検索し確認しておく。
【0047】この検索の後、この監視情報が、現在アク
セスをしてきており、認証が終え、接続維持されている
アクセス者に対応しているか否かを確認する。利用者デ
ータには存在するものの、そのものがアクセス中でない
場合には、一旦この監視情報を保存し、所定時間経過し
てもその監視情報に対応するアクセス者がないとき、検
索によって対応付けられた利用者にメールなどの方法で
監視情報を預かっている、若しくは何らかの異常が監視
端末の領域に発生した旨の告知をする。
【0048】メールなどで告知を受けた利用者は、前記
したように、認証を受けてアクセスしてきた利用者がメ
ニューを見て、保存情報を選択した場合、利用者のため
に保存されている保存情報を利用者に対応付けて抽出
し、利用者に送信する。この情報の送信後、アクセスし
てきた利用者の情報端末とのインターネット接続を維持
し続け、この利用者DBに利用者IDに対応付けて登録
されている監視端末の中でどの領域のものを見たいかを
メニューで知らせる処理に戻る。
【0049】上述の監視情報が送られてくるケースとし
て、監視センサー90であるパッシブセンサーが作動し
て何らかの異変で監視情報が送られてくる場合と、アク
セス者が前もって自宅などの監視端末に架電し、その後
管理コンピュータにアクセスする場合がある。後者の場
合を想定して前述した所定時間を待つのである。
【0050】利用者が接続維持されているものである場
合は、この監視端末4aから送信された画像並びに音を
含む圧縮データは、前記記憶装置35に一時記憶(蓄
積)されて、通信回線基盤33を介してアクセスしてき
た情報端末の機種情報(携帯電話、PCなど)を得ると
共に、この得られる情報に基づきアクセスしてくる利用
者(ここでは利用者A)の情報端末の機種情報(携帯電
話、PCなど)に対応させて画像フレーム調整などを施
し、更に、利用者の情報端末へ、前記一時記憶(蓄積)
された圧縮データが適宜なファイル形式、例えば携帯電
話にあってはC-HTML、パーソナルコンピュータに
あってはHTML等に変換されて送信される。
【0051】これら利用者の情報端末である携帯電話1
1へ送信された前記圧縮データを含む変換データは、適
宜に解凍されて画像データが表示画面16に表示される
とともに、音データがD/A変換されて前記イアホン端
子口17より出力される。
【0052】前記した監視センサー90について説明す
ると、例えば動物等が発する赤外線を感知可能な赤外線
センサーや、設置場所の雰囲気温度を測定可能な温度監
視センサーや(温度による火災監視センサーを含む)、
煙監視センサー等であり、これら使用する監視センサー
90は、監視目的に応じて適宜に選択すれば良い。
【0053】尚、この監視ユニット1や監視センサー9
0の設置場所としては、利用者が特に監視したいと望む
エリヤの画像や、温度、音、または煙の確認を実施でき
るための好適な場所を選択すれば良く、本実施例のよう
に障害物の少ない天井等とし、監視方向を適宜に移動で
きるようにすることで、より緻密な監視を実施できるよ
うになることから好ましい。
【0054】監視端末1側には監視センサー90が設置
されており、この監視センサー90が何らかの外部要因
としての異常を検知すると、この異常信号が異常検出部
兼コ−ルID検出部91に流れ、MPU82に対して発
呼信号が出力される。ここでMPU82には中継サーバ
の電話番号が登録されており、中継サーバに対して、ダ
イアルアップインターネット接続をするとともに監視ユ
ニット1で撮像や採音により得られたデータが圧縮デー
タとして自動的に管理コンピュータ3に送信される。こ
の実施例では、監視センサー90により異常が検出され
た際に撮像や採音装置が起動するようになっているが、
この撮像や採音装置は常時起動状態にあり、通信回線を
開くのみにしてもよい。もちろん通信回線が常時接続状
態(ADSL、専用回線、無線インターネット、CAT
Vなど)に有る場合には、撮像や採音装置から得られた
監視情報を例えばパケット通信により異常時のみに管理
コンピュータ3に送信することもできる。 (実施例2)
【0055】実施例2は、図1,2,3,4,6,8に
ついては実施例1と同じであり、利用者に監視端末から
のデータを一方的に送信するだけでなく利用者側から監
視端末に所定の指示を与えたり、監視端末と利用者の情
報端末双方の通信が可能なようになっていることが相違
する為、図5の処理内容が若干相違し、そのフローを図
9で説明する。
【0056】すなわち、監視ユニット1とル−タ2とか
ら構成される各監視端末4(4a.4b.4c...4
z...)を、中継サーバ6と管理コンピュータ3とを
介してインターネット網で各利用者の情報端末とリンク
し、各利用者の情報端末と各監視端末とを送受信可能に
する前記管理コンピュータ3の構成は、図5に示すよう
に、コンピュ−タ内部にて比較的高速にてデ−タの送受
を行うデ−タバス30に、利用者からの接続による認証
処理のやり取り、さらには中継サーバ6からインターネ
ットを介して受信した画像(並びに音)データを、通信
回線基盤33を介して得られる情報に基づきアクセスし
てくる利用者の情報端末の機種情報(携帯電話、PCな
ど)に対応させて画像フレーム調整などを施してに送信
するデータ転送処理を実施可能な演算能力に優れた中央
演算処理装置(CPU)31や、前記CPU31のワー
クメモリ等に使用されるRAM32や、ディスプレイ等
の表示装置34や、キーボードやマウス等の入力装置3
6や、接続サービスの実施履歴等の登録に使用される現
在の時刻情報や任意の年月日の曜日等のカレンダ−情報
を出力可能なリアルタイムクロック(RTC)37、前
記監視端末を構成する各ル−タ2や図2の実施例のPH
S通信装置に対してリモートメインテナンス用に用いる
デジタル通信回線(ISDN)が接続可能とされた監視
端末メンテ用通信回線基板38と、利用者の情報端末で
ある携帯電話11やパーソナルコンピュータ等とのデー
タ通信を比較的高速にて実施すると共に中継サーバ6か
らのデータを受信するインターネット専用回線が接続さ
れた通信回線基板33と、磁気ディスクや光磁気ディス
クから成り、利用者を識別可能な識別符号(ID)に対
応付けて該利用者が監視したい場所に設置されている監
視端末に付与されている電話番号並びに監視端末側に振
られたIPアドレスや所定のIDとが登録された利用者
データベース(DB)や、前記データ転送処理内容が記
述されたデータ転送プログラム並びに前記利用者の情報
端末に対するアナウンス情報処理、検索処理プログラム
等が記述された接続起動処理プログラム等が記憶されて
いる記憶装置35と、が接続された比較的処理能力に優
れたコンピュ−タとされている。
【0057】以下、本実施例の監視システムにおける監
視処理の流れについて、図9のフロー図に基づき説明す
ると、まず利用者Aは、外出先等において、監視端末1
が設置されている自宅の様子が不安になった場合に、例
えば自分が所持している携帯電話11から前記監視サー
ビス提供者が所有する管理コンピュータ3にインターネ
ットアクセスし、ガイダンスに従って自分の利用者ID
と暗証番号とを、携帯電話11を操作して入力する。な
お携帯電話やPCが所有するID(グローバルIPアド
レス、利用者ID)が、アクセス信号に乗調されて送ら
れ、管理コンピュータ3へのアクセス時に管理コンピュ
ータ3にこのデータが届けば、特別な認証処理は利用者
側には必要ない。
【0058】管理コンピュータ3側においては、利用者
Aの前記携帯電話11より送信されてきた利用者IDと
暗証番号とを、前記記憶装置35に記憶されている利用
者DBの登録データと比較し、比較が一致して正規利用
者と判断された場合において、該利用者DBを用いて検
索を行い、この利用者DBに利用者IDに対応付けて登
録されている監視端末、例えば利用者Aに対応するもの
が監視端末4aである場合、監視端末4aを構成する前
記ル−タ2の電話番号(ISDN回線)を利用者へ知ら
せ、発呼を促す。利用者はガイドに従い表示された電話
番号にインターネット接続状態で、所定回数の発呼信号
(例えば呼びベル一回)を送出して発呼を中断する。認
証を終えた段階で、管理コンピュータは、前記アクセス
してきた利用者の情報端末とのインターネット接続を、
維持し続けている。この利用者の情報端末とのインター
ネット接続を維持している時間は、監視端末から通信回
線網を介してアクセスしてくる監視端末からのインター
ネット接続要求の受信、までの予め設定された時間であ
る。なお、利用者Aに対応する監視端末が複数ある場合
は、利用者に対してアクセス可能な監視端末の種類等の
メニューを表示し、得たい情報のの選択を促すようにな
っている。
【0059】この際、該発呼に際して、通信回線網5の
交換機により、発呼者である利用者の電話番号データが
発呼信号に乗調されてル−タ2に送信される。
【0060】この発呼信号の受信に基づき前記ル−タ2
は、受信した発呼信号の回数が予め登録された所定回数
と一致する場合において、前記監視ユニット1に対して
所定の起動コマンドデ−タを送出し、且つ前記内部RO
Mに登録されている中継サーバ6の電話番号に架電を実
施すると共に、登録された利用者のユーザ名とパスワー
ドを送出する。なお該発呼信号に乗調されてきた発信者
電話番号データを復調して前記MPU82の内部ROM
に予め登録されている利用者の電話番号と比較し、双方
の電話番号が一致するか否かを検索しても良い。
【0061】前記監視端末4aのル−タ2の架電に基づ
く発呼信号で着呼した中継サーバ6においては、ユーザ
名とパスワードで個人の認証を確認すると、接続の開始
を許可する。この接続を確認後、所定の起動コマンドデ
−タの受信に基づき、前記監視ユニット1のMPU65
は、監視手段である監視用CCDカメラ55並びに集音
マイク53とともに、PCMコーデック52とデータ圧
縮処理を行う前記DSP56を起動するとともに、監視
端末の内部ROM66等に記録された管理コンピュータ
のアドレス、すなわちグローバルIPアドレスを、圧縮
データと共に圧縮データの送り先として中継サーバ6に
送出する。
【0062】より詳しくは、この着呼による通信回線の
接続は、前記ル−タ2により検出され、通信回線の接続
が完了した旨の所定のコマンドデ−タが前記監視ユニッ
ト1に送出される。この接続完了を受けて該監視ユニッ
ト1は、監視用CCDカメラ55により撮影された画像
データ、並びに前記集音マイク53により集音され前記
PCMコーデック52によりデジタル化された音データ
を、前記DSP56により所定のデータ圧縮方式である
MPEG等方式により圧縮データとし、該圧縮データが
前記通信部71よりル−タ2に送られ、該ル−タ2から
中継サーバ6に送られる。
【0063】このように、本実施例においては前記起動
コマンドデータの受信により前記監視用CCDカメラ5
5等の監視手段の起動を実施するようにすることは、監
視ユニット1の消費電力を大幅に低減できるようになる
ことから好ましいが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、これら監視手段の電力消費が少ないものである
場合や、監視ユニット1の動作電力として十分な電力が
供給できる場合等においては、該監視ユニット1の監視
手段を常時動作状態おしておくようにしても良い。
【0064】中継サーバ6においては、一般のISP業
務として、インターネット網に向けて前記管理コンピュ
ータのアドレス、すなわちグローバルIPアドレスに、
圧縮データを転送する。管理コンピュ−タ3側の通信回
線基板33は、監視端末側から送信されるIPアドレス
や所定のIDを受け付け、監視端末側に振られたIPア
ドレスや所定のIDとが登録された利用者データベース
(DB)を利用して、前記CPU31で検索し、この送
信内容が正規の監視端末4aからのものであるか、つま
りは前記においてアクセスしてきた利用者が発呼を実施
した所定の監視端末4aからのコ−ルバックに基づく通
信なのかを送信されてくる監視情報と共に送られてくる
監視端末4aのID情報で認証を実施し、正規の監視端
末からのものである場合において受け付け、利用者デー
タベースを利用して対応するアクセス者(利用者A)を
再度検索し確認しておく。
【0065】この監視端末4aから送信された画像並び
に音を含む圧縮データは、前記記憶装置35に一時記憶
(蓄積)されて、通信回線基盤33を介してアクセスし
てきた情報端末の機種情報(携帯電話、PCなど)を得
ると共に、この得られる情報に基づきアクセスしてくる
利用者(ここでは利用者A)の情報端末の機種情報(携
帯電話、PCなど)に対応させて画像フレーム調整など
を施し、更に、利用者の情報端末へ、前記一時記憶(蓄
積)された圧縮データが適宜なファイル形式、例えば携
帯電話にあってはC-HTML、パーソナルコンピュー
タにあってはHTML等に変換されて送信される。この
実施例では始めから画像の転送を行っているが、管理コ
ンピュータにおいては、単にインターネットを介して接
続してきた監視端末を、利用者の情報端末である例えば
携帯電話11等に接続処理するだけでも良い。
【0066】この送信接続と相まって、管理コンピュー
タ3にあっては、中継サーバ6からインターネットを介
して接続してきた監視端末を、利用者の情報端末である
例えば携帯電話11等に接続処理し、監視端末と利用者
の情報端末からそれぞれ送信される所定のコマンドデー
タや画像(並びに音)データの送受信の仲介、接続を行
うデータ転送処理を行うようになっている。ここで管理
コンピュータ3は、両者の接続に関し操作に関するガイ
ダンスサービスを行う。例えばインターネット接続の許
容時間を利用者に与えた場合、その残り時間のガイド、
監視端末が接続不良になった場合のアナウンスなどを行
う。
【0067】これら利用者の情報端末である携帯電話1
1へ送信された前記圧縮データを含む変換データは、適
宜に解凍されて画像データが表示画面16に表示される
とともに、音データがD/A変換されて前記イアホン端
子口17より出力される様になっているが、インタ−ネ
ットで監視端末と接続された利用者Aは、撮影されてい
る監視方向を変えるために、携帯電話11に設けられて
いる十字キー等を操作すると、該操作データが前記管理
コンピュータ3と中継サーバ6を介して監視端末4aに
送信され、該送信に基づく方向変更装置58の制御指示
データが作成され、利用者が見たい方向に適宜に撮影方
向を上下左右に移動させることが可能とされている。ま
た監視端末のハードやソフトを拡張することでカメラの
ズーム作動、音声増幅、また利用者端末からの音声を監
視端末側からスピーカで流したりと、いろいろな機能追
加が出来る。
【0068】このように、監視端末は前記利用者からの
発呼信号の受信に基づいて予め登録されている前記中継
サーバの電話番号に逆に架電して通信回線を開くように
なるため、仮に第三者からの架電があってもこれら第三
者との通信回線が開かれることがないことから、特定者
以外の第三者が監視端末より監視情報を入手することを
不可能とするとともに、管理コンピュータを介して、そ
の取得した監視情報を、利用者の情報端末に供給するこ
とができる。
【0069】またこのシステムであると、利用者が直接
監視端末にアクセスして情報を取得するシステムではな
く、管理コンピュータが、監視端末より送信されてくる
監視情報を入手する(すなわち管理コンピュータにしか
情報は到達しない)と共に、個々に登録された監視端末
と、その監視端末の情報を取得できる資格のある利用者
とが記録された利用者データベースを利用して監視情報
を供給するため、特定者以外の第三者が監視端末より監
視情報を入手することを可能な限りなくし、多数の利用
者に対する情報提供サービスが可能となる。
【0070】すなわち、従来から存在しているいる通信
回線を利用して個々の端末を結ぶ監視システムを利用す
る監視システムにおいては、使用者が記監視端末に通信
回線を介して監視情報を入手するようになっているた
め、特定されている以外の人間にとっても直接アクセス
が可能になってしまい、ハッキングするものはその場所
を特定して認証をクリヤーして情報の入手を試みること
ができてしまい、他人が監視領域の画像等の監視情報を
入手する可能性を与えることになるが、本システムでは
監視端末の情報は常に管理コンピュータに送られ、管理
コンピュータを通してのみの情報提供システムであるた
め、管理コンピュータにハッキングしてもそこで取得し
た情報がどのような情報であるか判別が困難であり、ハ
ッカーによる特定位置の攻撃を防止できる。
【0071】受信した発呼信号が所定回数にて中断した
場合において、監視端末が前記中継サーバへの架電を実
施するようになるため、例えば間違い電話等によって前
記中継サーバへの架電が実施される不都合を可能な限り
回避できるとともに、これら所定回数を秘密とすること
でシステムのセキリティを高いものとすることができ
る。また前記利用者が実施する発呼時に前記監視端末側
がオフフックしないようにしておけば、前記利用者側に
対して電話料のかからないようにも処理できる。
【0072】発呼信号に乗調されてくる発呼者の電話番
号情報により発呼者が管理コンピュータ側であることを
確認できるようにしておけば、例えば間違い電話等によ
って前記中継サーバへの架電が実施される不都合を可能
な限り回避できる。
【0073】以上、本発明を図面により説明してきた
が、本発明はこれら実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっ
ても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0074】例えば、前記実施例では、前記監視端末4
を天井に設置可能な形状としているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、これら監視端末を壁掛け型と
したり、その他の設置場所に合わせた適宜な形状として
も良いことは言うまでもない。
【0075】また、前記実施例では、監視端末4を監視
ユニット1とル−タ2とから構成しているが、これらを
1つの筐体内部に収容して監視端末を構成するようにし
ても良い。
【0076】また、前記実施例では、ルータ2に1つの
監視端末1を接続しているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、同一のルータ2に複数の監視ユニット
1それぞれにアドレスを振り接続するようにしても良
い。さらに、電荷結合素子(CCD)54を内蔵する監
視用CCDカメラ55を一つの監視カメラユニットと
し、このような監視カメラユニットの複数にそれぞれア
ドレスを振り、ルータ2に接続された監視ユニット1
に、複数個の監視カメラユニット(1−1.1−2.1
−3.1−4等)を繋ぐようにして、それぞれの監視カ
メラユニット(1−1.1−2.1−3.1−4等)の
情報を選択的に監視ユニット1側へ与えるようにしても
よい。この場合ルータ2を介して複数個の監視カメラユ
ニットから得られる情報を全て一緒に管理コンピュータ
に送信し、これをメニュー画面で利用者に選択させると
通信回数によるコスト削減が出来る。
【0077】また、前記実施例では、ルータ2と監視ユ
ニット1を通信ケーブル51にて接続しているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、これらルータ2と
監視ユニット1とを無線通信、例えば無線LAN等によ
り接続するものであっても良い。ここで使用している
「接続」は、有線、無線による接続を全て含んでいる。
【0078】更に、実施例2にあっては、監視端末がそ
の接続時当初から中継サーバ側へ画像データ等を送信し
ているが、単純に、管理コンピュータにおいてアクセス
者と監視端末とのインターネット接続のみを実施し、接
続完了後、アクセス者が情報端末に命令して監視情報を
受け取るようにしても良い。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0080】(a)請求項1および2に記載の発明によ
れば、利用者が直接監視端末にアクセスして情報を取得
するシステムではなく、管理コンピュータが、監視端末
より送信されてくる監視情報を入手すると共に、個々に
登録された監視端末と、その監視端末の情報を取得でき
る資格のある利用者とが記録された利用者データベース
を利用して監視情報を供給するため、特定者以外の第三
者が監視端末より監視情報を入手することを可能な限り
なくすと共に、多数の利用者に対する情報提供サービス
が可能となる。
【0081】(b)請求項9に記載の発明によれば、何
らかの異常や信号の検知等で特定のエリアに設置された
監視端末が、その自己送信機能によって通信回線網を通
して監視情報を送ってくる。管理コンピュータはその監
視情報を一時的に閲覧可能もしくは送信可能に蓄積する
とともに、登録された多くの利用者の中から対応する利
用者を検索して選び出し、この利用者に対して送信情報
がある旨の告知を実行するようになっているため、認証
を経た正規の利用者は、管理コンピュータにアクセスす
るのみで必要な自分の前記監視情報を容易に閲覧できる
ことになる。さらにこの時点で認証が完了しているので
異常時などに得られた監視情報に加えて、告知の後所定
時間過ぎた現在のリアルに近い監視情報も続けて得られ
るため、監視情報としての情報量が多大なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における特定領域の監視システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例における特定領域の監視システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例において用いた監視ユニットを
示す外観斜視図である。
【図4】本発明の実施例において用いた監視端末の構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例において用いた管理コンピュー
タの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例において用いた利用者が携帯す
る情報端末としての携帯電話を示す外観図である。
【図7】本発明の実施例1の特定領域監視システムにお
ける監視処理の流れを示すフロー図である。
【図8】本発明の実施例において用い通信手段であるル
ータの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施例2の特定領域監視システムにお
ける監視処理の流れを示すフロー図である。
【符号の説明】
1 監視ユニット 2 ルータ(通信手段) 3 管理コンピュータ 4a 監視端末(監視領域a) 4b 監視端末(監視領域b) 4c 監視端末(監視領域c) 5 通信回線網 11 携帯電話 14 パソコン 15 ノートパソコン 16 表示画面 17 イアホン端子口 30 データバス 31 中央演算処理装置(CPU) 32 RAM 33 通信回線基板 34 表示装置 35 記憶装置 36 入力装置 37 リアルタイムクロック(RTC) 38 監視端末メンテ用通信回線基板 50 筐体 51 通信ケーブル 52 PCMコーデック 53 集音マイク 55 監視用CCDカメラ 56 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 58 方向変更装置 59 ドライバ 65 MPU 66 内部ROM 67 電池 68 カバー 69 パイロットランプ(LED) 70 SRAM 71 通信部 80 通信部 81 タ−ミナルアダプタ部 82 MPU 83 内部ROM 90 監視センサー 91 異常検出部兼コ−ルID検出部
フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA08 AA25 AA44 BB12 BB20 BB46 BB65 BB74 DD05 DD24 EE14 EE18 FF01 FF02 FF04 FF16 FF19 FF23 GG02 GG12 GG17 GG24 GG67 5K101 KK12 LL12 MM07 NN06 NN21 PP03 RR12 RR15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の領域に設置された監視端末におけ
    る監視情報を、利用者の情報端末に供給する特定領域の
    監視情報供給システムであって、管理コンピュータが、 1. 通信回線網を利用して管理コンピュータにアクセ
    スしてくる利用者に対して、認証を実施し、この利用者
    が予め登録されているか否かを確認するステップと、 2. この予めデータベースに登録されている利用者
    と、予め登録された監視端末とを対応付ける検索するス
    テップと、 3. 前記1.2.のステップの前時、同時、または後
    時に、監視端末から通信回線網を介して送信されてくる
    監視情報を受信するステップと、 4. 前記アクセスしてくる利用者と、監視端末から送
    られてくる監視情報とを対応付ける処理を実施し、この
    監視情報を、このアクセスしてきた利用者の情報端末に
    対して閲覧許可を与えるか、もしくは閲覧可能な情報端
    末へ通信回線網を利用して送信するステップと、を実施
    するようになっていることを特徴とする特定領域の監視
    情報供給システム。
  2. 【請求項2】 特定の領域に設置された監視端末におけ
    る監視情報を、利用者の情報端末に供給する特定領域の
    監視情報供給システムであって、管理コンピュータが、 1. 通信回線網を利用して管理コンピュータにアクセ
    スしてくる利用者に対して、認証を実施し、この利用者
    が予め登録されているか否かを確認するステップと、 2. この予めデータベースに登録されている利用者
    と、予め登録された監視端末とを対応付ける検索するス
    テップと、 3. 前記1.2.のステップの前時、同時、または後
    時に、通信回線網を介してアクセスしてくる監視端末か
    らのインターネット接続要求を受け付けるステップと、 4. 前記アクセスしてくる利用者と、インターネッ
    ト接続要求してくる監視端末と、を対応付ける処理を実
    施するステップと、 5. 前記アクセスしてきた利用者の情報端末と前記監
    視端末とが互いにインターネットで通信可能になるよう
    に連携を図るようにした特定領域の監視情報供給システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記1.2のステップの後時に、前記3の
    ステップが実施される場合において、前記1.2のステ
    ップの後、管理コンピュータは、前記アクセスしてきた
    利用者の情報端末とのインターネット接続を、所定時間
    維持しているようになっている請求項1または2に記載
    の特定領域の監視情報供給システム。
  4. 【請求項4】利用者の情報端末とのインターネット接続
    を維持している所定時間が、監視端末から通信回線網を
    介して送信されてくる監視情報の受信、または通信回線
    網を介してアクセスしてくる監視端末からのインターネ
    ット接続要求の受信、までの予め設定された時間である
    請求項3に記載の特定領域の監視情報供給システム。
  5. 【請求項5】管理コンピュータは、前記利用者の情報端
    末とのインターネット接続を維持している時間内に、前
    記アクセスしてきた利用者の情報端末に対して、前記2
    の検索ステップで抽出された監視端末の電話番号に架電
    することを促す様にメッセージを送るようになっている
    請求項3に記載の特定領域の監視情報供給システム。
  6. 【請求項6】前記アクセスしてきた利用者の情報端末に
    対して、前記2の検索ステップで抽出された監視端末の
    電話番号を架電情報として送信できるようになっている
    請求項5に記載の特定領域の監視情報供給システム。
  7. 【請求項7】前記管理コンピュータは、前記利用者に対
    して、前記監視端末側に行う発呼信号回数を指示し、前
    記監視端末は、受信した発呼信号の回数が所定回数にて
    中断した場合において、予め登録されている前記中継サ
    ーバへの架電を実施する請求項5または6に記載の特定
    領域の監視情報供給システム。
  8. 【請求項8】前記監視端末は、前記利用者の情報端末か
    らの発呼信号の受信時において、該発呼信号に乗調され
    てくる発呼者の電話番号情報の受信を行う発呼者情報受
    信手段を具備し、該発呼者情報受信手段にて受信した発
    呼者の電話番号情報が予め登録されている電話番号に一
    致した場合において、前記中継サーバへの発呼を実施す
    る請求項5,6または7に記載の特定領域の監視情報供
    給システム。
  9. 【請求項9】 特定の領域に設置された監視端末におけ
    る監視情報を、利用者の情報端末に供給する特定領域の
    監視情報供給システムであって、管理コンピュータが、 1.監視端末から通信回線網を介して送信されてくる監
    視情報を受信するステップと、 2.監視端末から通信回線網を介して送信されてくる監
    視情報が、どの監視端末からの監視情報であるかを確認
    するステップと、 3.この監視情報を一時的に送信可能に蓄積するステッ
    プと、 4.この監視情報と、予めデータベースに登録されてい
    る利用者とを対応付ける検索するステップと、 5.対応する利用者が存在する場合に、この利用者に対
    して送信情報がある旨の告知を実行するステップと、 6.通信回線網を利用して管理コンピュータにアクセス
    してくる利用者に対して、認証を実施し、この利用者が
    予め登録されているか否かを確認するステップと、 7.この予めデータベースに登録されている利用者と、
    予め登録された監視端末とを対応付ける検索するステッ
    プと、 8.利用者が前記監視情報を閲覧できる資格を有する利
    用者である場合、前記監視情報をこの利用者の情報端末
    に対して閲覧許可を与えるか、もしくは閲覧可能な情報
    端末へ通信回線網を利用して送信するステップと、
    9.続いて利用者からリアルに近い監視情報要求を受け
    た場合、前記アクセスしてきた利用者の情報端末とのイ
    ンターネット接続を維持した状態で、前記アクセスして
    きた利用者の情報端末に対して、監視端末の電話番号に
    架電することを促す様にメッセージを送るステップと、 10.この監視端末から得られるほぼリアルタイムの特
    定領域の様子である監視情報を受信し、前記アクセスし
    てくる利用者と、監視端末から送られてくる監視情報と
    を対応付ける処理を実施するステップと、 11.この監視情報を、このアクセスしてきた利用者の
    情報端末に対して閲覧許可を与えるか、もしくは閲覧可
    能な情報端末へ通信回線網を利用して送信するステップ
    と、を実施するようになっていることを特徴とする特定
    領域の監視情報供給システム。
  10. 【請求項10】 前記監視情報が、前記撮像装置によっ
    て取得された画像情報であり、この画像情報の受信によ
    り、特定領域に何らかの変化が生じたものとして利用者
    に告知するようになっている請求項9に記載の特定領域
    の監視情報供給システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004126880A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Nohmi Bosai Ltd 自動火災報知設備の遠隔監視システム
CN103810821A (zh) * 2014-01-21 2014-05-21 深圳辉锐天眼科技有限公司 一种报警分级管理系统
WO2014138039A3 (en) * 2013-03-04 2014-11-13 EarthCam, Inc. All weather camera system and methods for control thereof

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